判例タイムスの’05/11/15号 には 長井秀典判事(大津地裁刑事部.総括)により、
まさに、>1 事件についての 論文が掲載された。
長井判事としては、最高裁の 判決理由部分 については 全面的に賛成という立場で、
その角度から、イロイロと 補足してコメントを付されている。
(これに対して、神戸大学の宇藤崇・助教授からは、長井論文への 異見とも言えるコメント
が付されている。)
なお、この研究会に同席していた裁判官からは、最高裁判決の「主文」については 強い異論
が噴出したということだ。(同論文 脚注34 参照)