【医療】割り箸事件の刑事告訴

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「初診時、患児の意識レベルはどうたったのか」が、この問題を考える多くの方々の判断基準の一つ
になっていることは間違いないと思います。

当時の新聞記事の一部をテキストで保存していましたので転載します。
1999年7月14日付(朝刊)の毎日新聞
7月13日の記者会見で、院長は『最初に来院した時のぐったりした状態は、のどを突いたショックと
のみ込んだ血を吐いたことが重なったためと判断し、割りばしが頭蓋骨を貫通していたとは考え
なかった』と説明した。

1999年7月14日付(朝刊)読売新聞
病院長の記者会見によると、耳鼻咽喉科の医師が診察し、
1)「口を開けて」などの呼びかけに反応した
2)呼吸や瞳孔に変化が見られなかった
3)割り箸が頭蓋内まで刺さるとは考えられなかった
ことなどから、脳に異常はないと判断した。
その上で、傷口の手当をして化膿止めの薬などを処方し、『変化があったらいつでも連絡して』と伝え、
帰宅を指示した。(中略)
母親は「『帰って大丈夫ですか』と何度も尋ねたが、『大丈夫』と言われた」と話している。