1 :
ちちんぷいぷい:
死刑が十分抑止力になるのであれば、
あってもかまわないと思うが、
現在の状況ではどうでしょう?
さらにいえば、現在の法律を犯罪の抑止力たりうるのか。
様々な視点から、論じてもらいたいと思います。
2 :
_:02/03/01 14:38 ID:rlNGVkSV
どちらかというと、ニュース議論板向きだな。
3 :
ワン:02/03/01 14:47 ID:urDyTYv2
この手の議論は散々やったよ。
4 :
ちちんぷいぷい:02/03/01 14:50 ID:rpkixrxN
そうなの(゚д゚)
5 :
ちちんぷいぷい:02/03/01 14:51 ID:rpkixrxN
でどうなったの?
6 :
:02/03/01 14:56 ID:iNHmFcpM
一部に効果ありとなった。
7 :
ちちんぷいぷい:02/03/01 15:04 ID:rpkixrxN
”一部”にはあるだろうね。
8 :
無責任な名無しさん:02/03/01 15:11 ID:NrsgEWPw
中国の海賊、今まで襲った船の船員を海に投げ込んで殺してたりして
凶悪だったけど、政府がそいつらを見せしめで大量に死刑にしたら
海賊連中、船員を殺さなくなったって。
一年くらい前の話。
9 :
ちちんぷいぷい:02/03/01 15:19 ID:rpkixrxN
10 :
無責任な名無しさん:02/03/01 15:48 ID:PgM7Xeu5
無難だな。
11 :
無責任な名無しさん:02/03/01 15:51 ID:PgM7Xeu5
要は、ガンガン死刑にすれば、効くんだって。
ちまちま殺しちゃ駄目よ。
公開しなきゃ。意味ないよ。さらし者にすると言うこと。
12 :
無責任な名無しさん:02/03/01 15:51 ID:6RBnAxLe
日本ももっと犯罪者を死刑にすれば
抑止力は生まれる。
人を故意で殺したら,原則死刑。
飲酒運転で殺したら原則死刑。
これで解決。
13 :
:02/03/01 15:56 ID:iNHmFcpM
>人を故意で殺したら,原則死刑。
同意します。
過失致死はかわいそうだが、殺人は死刑。
14 :
ちちんぷいぷい:02/03/01 16:04 ID:rpkixrxN
>>11-12 それはわかるけど、
ただ、死ねば/殺せばけりがつくってのもどうかと思うよ?
っていうか、まず先に冤罪を生みまくってる原因の一つである、
弁護士不在の警察取り調べからなおさないとだめだろ。
容疑者のプライバシーを守る、という大義名分を盾に、
容疑者自身による取り調べの録音や録画も拒否してるしな。
不法な取り調べによる脅迫的に作った調書で起訴し、
一度起訴した手前検事側が少々無理でも有罪にしようとする。
こんな状態でほいほい重刑判決出されちゃたまらんぜ
16 :
実務家:02/03/01 16:18 ID:3PuxjwSz
15氏に同意。
重罰は適正手続を経てこそ許される。
その点日本の裁判所は、被告人が徹底否認して、
有罪認定に自信がない場合には、執行猶予を付けたりする。
おかしなもんだよ。
17 :
ちちんぷいぷい:02/03/01 16:19 ID:rpkixrxN
>>15-16 その点では、
冤罪が生まれた場合に、
検事や裁判官は責任をとるべきだよね。
18 :
無責任な名無しさん:02/03/01 17:33 ID:fgmxfbwZ
抑止力にならなくても
人を殺したら(過失除く)死刑が妥当
罪を償いきれるものではないし、償ったと自己満足されても
死者は還って来ない
19 :
ちちんぷいぷい:02/03/01 21:03 ID:rpkixrxN
ただ、死刑だけが抑止力たりえるとは思わんが...
他の方法もあると思う。
ついでにいえば、死刑にしても死者は還ってこない。
20 :
無責任な名無しさん:02/03/01 23:00 ID:T1kxtf32
>>19 死者も還って来ないけど、犯人も還って来ないなら
納得がいく
3月2日(土)名古屋弁護士会館5F名弁ホール(入場無料)
052−203−0725
「死刑でなければならないか?」
第1部
韓国死刑廃止運動協議会
会長 李 相赫 弁護士
第2部
菊田幸一
柳 重雄
坂上 香
あの菊田幸一がパネルディスカッションをするらしい。
22 :
無責任な名無しさん:02/03/01 23:24 ID:XwYxOSDs
キチガイには抑止力にはならんが、良心のひとかけらでも残っていたら
抑止力になる。こんな簡単なことになぜ屁理屈つけたがるの?
23 :
無責任な名無しさん:02/03/01 23:38 ID:1Iqqql9o
刑事訴訟法とかの刑事手続法さえ厳守されてれば刑法の規定がなんだろうと正義だ。手続き校正さえ守られていればよし。後は立法の問題。
24 :
無責任な名無しさん:02/03/01 23:59 ID:ZlM/ZxZA
>>20 それは「目には目を」ということだね。
>>22 死刑の抑止力は否定してないが...
死刑以外にも有効な方法があるのではないかと思ってね。
なぜ死刑がいいのか?って考えなければ短絡的になってしまうのでは?
貴方はどうして死刑が良いと考えるの?
抑止力のみ?
>>23 個人的な印象として「正義」って胡散臭いよね。
25 :
無責任な名無しさん:02/03/02 00:05 ID:Qh56CKhu
>>23 その手続きが守られていないから問題。「実務」とかいってお勉強とは違うのさ。最高裁や法律は官憲の保護者であって民衆は守っちゃくれない。死刑も奴らの武器であって抑止力でなく「使いたいもの」なのさ
>>24 >世の中に唯一絶対の「正義」がアルとスりゃあ、そりゃあ「力」だね。それが気に食わなけりゃ、自分でそれ以上になるこった。どんな手段でもな?
26 :
ちちんぷいぷい:02/03/02 00:12 ID:WawA+Xk1
>>25 それはそうだね。>正義
ま、唯一の正義はあるとか思わんが、
日本国の「正義」に従わんとあかんよね。一応は。
27 :
18.20:02/03/02 00:12 ID:e9NTn9bj
>>24 被害者の苦しみを考えると、「目には目を」の
同等刑には思えないけどね
殺されるほうにも理由があるって論調も出てきそうだけど
いっそ、「殺人許可申請」とかで、法律に触れないけど
殺したいほど酷い目にあってますから、死刑は減免してください。
(なんてねw)
28 :
無責任な名無しさん:02/03/02 00:18 ID:PgZcC97S
誰か知ってる人もいるとは思うんだがいっそ復讐法でも認めたらどうだ?もろにパクリだが。被告が認めたときに被害者(及びその代理人)に復讐を認める。もちろん正当防衛の行使は認めて一定期間生き残ったら無罪放免。そんかわり死刑廃止っと。
29 :
時々刑事弁護士:02/03/02 00:20 ID:szDueReA
1のテーマに戻れば、法定刑が抑止力になっていないのは明らか(radioactiveな連中を除いて)。
被告人は、まず法定刑を知らない(接見時に上限を教えると、揃って色を失う)。
したがって、例えば政府広報でやるとか「人を殺すと、死刑、無期・・・・」。
でもダメか。
そんなもんなのだろう。
30 :
さげねこ:02/03/02 00:29 ID:lfQWzVaM
意外に低調だにゃ〜
個人的には死刑は抑止力というより
自分のしたことに対する報い(応報刑)の見地だと思われ。
(がいしゅつなので簡単に論破されそうだが…)
人間の悪行というものには上限がない。
だから本当に人として許される限度を超えた悪質な犯罪行為には
死刑という刑罰をもって望むことも公平正義にかなう。愚直にそう考える。
それは手続きとか冤罪とかいう以前の問題と思う。
ああいいうテクニカルな死刑廃止論はなんか嫌だ。
被害者側の感情とか復讐を理由にした死刑賛成論も嫌い。
殺されるより酷い目にあっている被害者は沢山いるし
復讐なんて認めてたら治安は維持できないよ。
しかし犯罪の増加,治安の悪化で
死刑に関する世論も荒んできた感じもしますね。
31 :
ちちんぷいぷい:02/03/02 00:31 ID:WawA+Xk1
>>28 復讐法は認められないなぁ...
復讐は復讐を生むと思われ...
僕の考えでは、国家が代わりに復讐しているから
復讐が復讐を生むということがほとんどありえなくなっている
と思ってるんだけどね。
>>29 やはり僕の考えですけど、
法が抑止力にならないのは、
法にリスクを感じてないからだと思いますけど...
どうでしょう?
32 :
茶茶茶:02/03/02 00:33 ID:65qAAmC8
俺っちとしちゃ「死刑」そのものより実際のそれの運用の方が気になるんだがなぁ?誤判の可能性とその不可逆性による救済不能の問題。だから抑止力としての「行使」に問題がのこるっと
33 :
ちちんぷいぷい:02/03/02 00:37 ID:WawA+Xk1
>>32 死刑云々もそうだけど、実際、
冤罪事件となっても判事や検察官は被告人の失った時間と信頼は戻ってこない。
死刑も不可逆性だけど、誤審そのものが不可逆性をもっていると思う。
そして、それについての責任は重大だとも思う。
34 :
さげねこ:02/03/02 00:39 ID:lfQWzVaM
>>33に禿同
誤判の可能性があるから死刑は駄目って思っている
裁判官は今すぐ辞表を出すべきだね。
死刑判決に限らず取り返しのつかない判決なんていくらでもある。
むしろ取り返しのつく判決の方が圧倒的に少ないと思う。
そんな甘い考えで裁判官なんてよく勤まるよ。
もちろん,本当に与えられた証拠を精査して思い悩んだ末
結局死刑と判決したが違っていた…
…というのは殺された人には気の毒だけど悪質でも何でもないよ。
究極の選択なんだから。
でもそれを究極の選択だから排除しますというのは甘えだね。
35 :
ちちんぷいぷい:02/03/02 00:41 ID:WawA+Xk1
>>34 そのときに判事やら検察やらに責任をとらせる法はあるの?
あまり聞かないけど...
36 :
無責任な名無しさん:02/03/02 00:44 ID:tzbiYvKU
殺人者の裁判で「死刑」が出るのを被害者側が反対していた事がある。
結果、やはり「死刑判決」が出た。
これに世論の反論が殺到していた。
主に、被害者の遺族が死刑を望まないのに、死刑にするのは残念だ等。
しかし、これは「加害者」と「被害者の遺族」の2点しか見ていない思考。
いくら被害者の遺族が無期懲役にしてくれと言っても、
公共の利益を考えた場合、私的な意見を受け入れて判決を出すのは危険なのだ。
だから裁判官は、「望まぬ死刑」を言い渡したのだ。
37 :
23人間:02/03/02 00:47 ID:HGkqu/SN
>>34 ここ読んだ?
>>23刑事訴訟法とかの刑事手続法さえ厳守されてれば刑法の規定がなんだろうと正義だ。手続き校正さえ守られていればよし。後は立法の問題。
守られてる?守られてたら誤判やむなしともいえる。公正な手続き無しに結論が出されて、殺されている人間に「自業自得」といえるか?手続き校正さえ守られていればそのミスもやむなしともいえる。校正手続きを踏まないものを「不正義」というのさ。
38 :
法務省ですが:02/03/02 00:50 ID:Th3NUPmt
正直、誤判かもしれない事例では、大臣に執行指揮の上申をせずに、飼い殺し
にします。
39 :
さげねこ:02/03/02 00:52 ID:lfQWzVaM
>>34 非常に難しいけどありえない話ではない。
非常に難しいのは何故かというと誤判(あるいは誤認起訴)は
あくまで職務上の過失の問題だろ?
もともと誤判になるような事件ってプロも迷う究極の事件だから,
裁判官や検察官の職務執行を巷の重大悪質な犯罪行為と比較するのは気の毒だ。
>>37 ここでは死刑を支える立法事実を議論しているのではないの?
それに今の刑訴法が「校正手続」かどうかも立法の問題だろ?
40 :
茶茶茶:02/03/02 00:53 ID:9G3HpBJ2
>>35 ない。無いこと無いが運用できない。されていない。実質不可能。
>>36 激しく同意!刑法が規定するのは国と被告のみ。気に入らなければ法律変えろ・
刑事賠償法と国家賠償法の問題も有るぜよ。人の命は最大三千万。逸失利益がこれに加わるがこと国家賠償・刑事問題においてコレが認められたケースは無かったと記憶してるんだがどう?自分の勉強不足の可能性はかなり高いから自信ないけど。
41 :
23人間:02/03/02 00:59 ID:vR2RDptr
>>39 自分は現行の刑訴法が「条文どうり」運用されていさえスりゃいいのさ。「されていない」というのは立法でなく行政。運用上の問題。ま、判例までいきゃそっちの言うとうりなんだが、一般事実としては違う。
>>38 一応条文どうりに仕事するなら判決確定後六ヶ月以内に執行しなけりゃ公務員法違反にならんかね。もち、わかってていってんだけどね。あぁ、むなし。
42 :
さげねこ:02/03/02 01:03 ID:lfQWzVaM
>>23人間氏
今の刑訴法の運用が望ましくないからということで死刑に反対するのは
個人的には筋違いと思う。なら無期懲役にも罰金にも反対するべきだ。
>>40 刑事補償は今の10倍でもいいね。
制度自体は憲法が要求しているわけだから
あまりに金額が低いと憲法違反とかいう議論はでないのか?
43 :
無責任な名無しさん:02/03/02 01:06 ID:tzbiYvKU
さっきの続きだが、「嘆願書」と言うものがある。
すべて悪いと言うのではないが、
中には明らかに公共の利益を無視したものがあった。
ある少年達が徒党を組み、民家や事業所へ盗みに入っていたのだ。
その数、何十件にも及んだそうだ。
その少年の両親達が一軒一軒お金を返済して回り、最後は、
「息子達は反省しています。本来は真面目な子達で・・・(続く)」
その嘆願書の効果が認められ、少年達は執行猶予付き。
これが大人で嘆願書が付かなければ、初犯でも牢屋だろう。
こんな少年達が近くに居ると思うと、夜も恐くて眠れない人が多い。
逆に、「重罰にしろ!」と意見書を出したいくらいだ。
44 :
無責任な名無しさん:02/03/02 01:09 ID:tzbiYvKU
出したもん勝ちという感じがするんですけど、
実際どの程度「嘆願書」は効力を持っているのですか?
45 :
さげねこ:02/03/02 01:09 ID:lfQWzVaM
>>43 関係ないが多人数による減刑の嘆願署名は検察官が不同意にします。嗚呼。
46 :
ちちんぷいぷい:02/03/02 01:10 ID:WawA+Xk1
>>39 細かい話は良くわかんないんだけど...
>>40 実質不可能ならしようとする努力さえ無視されちゃうの?
それはおかしいね。
誤審は仕方が無いけど、ちゃんと責任をとる制度が欲しいね。
10-20年ム所にいれられて、冤罪でした。
10-20年争って、無罪でした。
殺されたヒトの親族は「人生を返して」的事を言うけど、
こういった人たちも、「10-20年を返して」っていうんじゃないかなぁ...
ま、それもどうかと思うけど、
それなりの責任はとって欲しいね。
〜〜賠償法ってのがちゃんと機能されてないしね。
>>41 ならば、役人はロボットでもできるね。
47 :
ちちんぷいぷい:02/03/02 01:12 ID:WawA+Xk1
>>45 ま、検察や警察官の話はよく聞く話だが、
そういったことにも責任とらさんとなぁ...
48 :
23人間:02/03/02 01:14 ID:4QoahyY+
>>42 ふん、当然官憲のするこたぁぜ〜んぶ反対さ。法治国家なら法に従え!ま、それがクリアされてりゃどのみちどう思おうと反論の「余裕」って奴すら残らない世界になってるさ…いろんな意味でな。
んであえて死刑についていうなら誰か云ってたが「不可逆性」だからだろうな。間違ってたとき時間も戻っては来ない。だから問題だ。だが、命有る限り自分の意志であがくことは出来る。死者にはそれすら許されない…
>>46 ロボットの方がましだぜ!
49 :
ちちんぷいぷい:02/03/02 01:20 ID:WawA+Xk1
>>48 じゃぁ、日本の民主主義の前提には法があるってわけだ。
そして、人権が侵害されても法に従えということでいいのかな?
ま、ロボットの件は極端だと思うけどね...
50 :
さげねこ:02/03/02 01:23 ID:lfQWzVaM
>>48 意地になって多少議論を混ぜっ返してるんだと思うが
基本的に言ってることは分かる。
ただ個人的には「不可逆性」を理由とする死刑廃止論は
生死だけを不可逆性に結びつけるところに短絡的なものを感じるから嫌いだ。
ここらは死刑廃止の方が優勢かとおもってたので意外な展開。
51 :
茶茶茶:02/03/02 01:23 ID:h94mnUem
>>42 法の番人たる最高裁が「ダメ」っていってるのにどーすればいいんですか?
大体国家賠償請求は国(及び公務員)に過失が無いと請求できないんですが判例だとなぜか(?)刑事については特に厳しく、明らかな誤判や捜査ミス、あるいは横暴違反があったとしても「過失」にはあたらず、請求自体認められていなかったと記憶してますが。
といいますか刑事において国家賠償請求が認められた例って具体的にどんなものがありますか?自分の調べた限りないです。(調査不足だったら教えてください。その可能性は高いので)
あと、憲法で定めているのは国家賠償請求であって刑事賠償は含まれていなっかたと思いますが?
52 :
ちちんぷいぷい:02/03/02 01:24 ID:WawA+Xk1
>>50 一応僕は、「不可逆性」だから死刑廃止ではないよ...
死刑ではリスクとは思えるヒトが少ないだろうから死刑は反対。
ってかんじかな?
53 :
ちちんぷいぷい:02/03/02 01:26 ID:WawA+Xk1
>>51 あの、色々詳しいのはいいんですが、
根本的なところでどうして、最高裁が絶対なのですか?
最高裁は絶対間違いを犯さないとは限らないでしょう?
54 :
23人間:02/03/02 01:32 ID:kLOQYo+q
>>49 「人権が侵害されても法に従え」
実際そうなってんだろ?公序良俗とか公共の福祉とか。ま、いいたいことは山ほど有るがコレについちゃ本筋から離れすぎるんで自粛。
>>50 正直、どう考えていいもんかね?自分としちゃ「悪法も法なり」で矛盾なき限り無条件に守るべきだと思うんだわ。気に入らなけりゃ立法でどうにかしろってな。理念についてはそれさえ守られていればいい。
55 :
さげねこ:02/03/02 01:33 ID:lfQWzVaM
>>51 結構あるよ。
警察>検察で,裁判官の刑事の誤判は記憶の限りではない。
(民事のはあったと思うけど…あやしい)
金額は雀の涙ですね。
あと,刑事補償は憲法40条だろ〜しっかりしろ。
>>52 ドライな合理主義者だね〜
56 :
茶茶茶:02/03/02 01:35 ID:MDd/hwWr
>>53 おっしゃるとうりで最高裁も間違いなく間違えるとは思うんですが、実際そのときどんな手が打てます?
>>54 他人の思想についてどうこう言いたくないですが、理念は持った方がいいと思います…
57 :
茶茶茶:02/03/02 01:38 ID:MDd/hwWr
>>55 あああ、ごめんなさい、ごめんなさい(汗)ありがとうございます。
でもやっぱり雀の涙なんですね(泣)
58 :
ちちんぷいぷい:02/03/02 01:39 ID:WawA+Xk1
>>55 どう受け止めればいいんだろ...
一応僕の考えを...
死刑が、ま、法なんだけど、
リスク足りえないのは、
それに対しての関心もあるかもしれないけど、
「死」というもの自体の関心が薄いからだと思う。
あくまでそれが現実になるまではね。
最近はよく「こんなことで死ぬとは思わなかった」
「こんな事件になるとは思わなかった」
ってよく聞くじゃない...
それからもわかるように、そういった「罪」には
現実感が伴わないんだと思う。
だからひところして「死刑」となっても、
どれくらいすれば死ぬのか、
又は、「死刑」という言葉自体に現実感が伴わないと思う。
なのに、死刑をしていたって
それほどの抑止力を発揮できるとは思えないんだ...
ま、それが僕の考えの一部なんだけど...
細かいところに突っ込まれたら死んじゃうかも...
専門家で無いから。
59 :
ちちんぷいぷい:02/03/02 01:42 ID:WawA+Xk1
>>56-57 えっと、僕自身はしがない一般市民なんで、
それほどのことはできないかもしれないですけど、
その事を問題視し、事あれば人に喋っていくって
ことで行動しようと思ってます。
その時になればいろいろな運動とか
やろうと思えばできるでしょうが...
今はこれで精一杯です。
これだけが僕の生活じゃないし...
60 :
さげねこ:02/03/02 01:44 ID:lfQWzVaM
>>56 明々白々なうっかり誤判は懲戒処分の対象になるって先例あったと思うぞ。
(自分で制定した最高裁規則の改正を忘れて裁判しちゃったという事案で当該小法廷の裁判官全員が処分されたと思うが…恥)
>>57 パターンとしては,
全面的な不当捜査みたいな感じじゃなくて
その一部が違法だったみたいな矮小な認定になる
↓
具体的な損害との因果関係が立たなくて慰謝料に落ちちゃう
という寒いケースが多い。
61 :
無責任な名無しさん:02/03/02 01:47 ID:jPdOG6+d
>>1 死刑反対の観念的な人権派でございと、まず自己紹介せい!
62 :
茶茶茶:02/03/02 01:51 ID:q4OZ5O3E
>>60 そういや、そうでしたね。うう、恥ずかしい…
>>61 その必要ないと思いますけど…どのみち自分の思想なんて議論の中で明らかになっていくものですし。
63 :
ちちんぷいぷい:02/03/02 01:55 ID:WawA+Xk1
>>61 スレ読んだら大体書いてあると思うけど?
僕のことは...
64 :
ちちんぷいぷい:02/03/02 01:56 ID:WawA+Xk1
65 :
さげねこ:02/03/02 02:04 ID:lfQWzVaM
個人的には
「刑罰の抑止力」というのは単純な刑の重さではなくて
刑事司法全体に対する信頼なんだと思う。
たとえば犯罪者は犯罪するときには「自分は捕まらない」と思うのが普通で,
その意味では検挙率が高ければ刑は軽くとも抑止効果は期待できる。
また犯罪抑止を考えれば更生に重点を置いた刑罰を科すべきだというのはもっともだし
もっと言えば防犯対策とか組織犯罪対策のような犯罪予防の方策の方が現実的だろう。
じゃあ死刑はなくすか…というとどうも踏み切れないのは
死刑が見合うぐらいの重大な犯罪って現にあると思うから。
漏れはユダヤ人じゃないが,極端な話,1000万人(もっとか?)を
ガス室送りにしたヒットラーとかは無期懲役にできんだろ。
いや一般市民の頭上に原爆を投下した奴とかも死刑に値すると思うが。
ネタじゃなくて。
66 :
23人間:02/03/02 02:05 ID:mJR4Y/vv
いや、正直議論を混ぜ返すようで悪いんだが、同僚の奴も死刑反対論者なんだがこいつが言うには「縁故関係の無い死者は損害賠償請求できない」から反対なんだそうだ。正直納得しかけたが、どうよ?
67 :
茶茶茶:02/03/02 02:09 ID:mJR4Y/vv
>>65 激しく同意!
ほんとの所、首都に毒ガスばら撒いた集団には破防法迷わず適用してよかったと思う。
国家反逆とか実際それをしなければならないと考えるものがあり、大きな要素となっているのは間違いない。
68 :
ちちんぷいぷい:02/03/02 02:14 ID:WawA+Xk1
>>65 原爆の話だと死刑というよりも生き地獄だね。
ま、人権派でないという理由はココにあるんだけどね。
それは本気で考えてるから。
あと、見せしめ的なことはアル意味必要だと思う。
それは、刑罰を科すところではなく、
広く捕まったらこういうとこに入れられるんだよ、
こういうことになるんだよと、
つかまった人の惨めさを、見せる必要があると思う。
死刑くらいだと一生生き地獄を味あわされるとかね。
ま、人権やら問題はあると思うが...
69 :
さげねこ:02/03/02 02:19 ID:lfQWzVaM
>>66 損害賠償請求ができるから死刑にしていいという訳ではないという理解です。
>>67 オウムにも裁判を受ける権利はある。
その意味で立証や手続きの問題はあるが,
あの犯罪行為には死刑を科すことが正義だと思いますし,
団体的な制裁を加えられても当然と思います。
眠いので落ちます…スマソ
70 :
茶茶茶:02/03/02 02:20 ID:lNgyJJ8n
>>68 マフィアや893のやり口ですな。少数でいいから「徹底的」にやる。残忍に**に***に。確かに組織論としてはこの上なく正しいんだけど、国家機構、権力がやることかといえば…反対したいなぁ。それを否定した所に現代社会なるものが有ると思ってたから。
71 :
ちちんぷいぷい:02/03/02 02:21 ID:WawA+Xk1
72 :
ちちんぷいぷい:02/03/02 02:24 ID:WawA+Xk1
>>70 ま、そこまで極端にはどうかわかんないけど、
実際、法律というものは抑止力と考えているので、
抑止力をある程度復活させなければならない。
ただ、ちょっと誤解されてるかもしれないけど、
刑務所での扱いとか生活をもっと見せていくべき。
って感じかな?
あとは、奉仕活動とか。
ま、漠然と言えばね。
73 :
ちちんぷいぷい:02/03/02 02:25 ID:WawA+Xk1
>>70続き
だからマフィアとかや○ザとかそこまでひどいことは、
ちょっと嫌だけど...
ということ。
74 :
( ○ ´ ー ` ○ ) はスバラシイ:02/03/02 02:27 ID:mZwZQ8RJ
なら再犯をしそうな奴は全部死刑って事で。
75 :
23人間:02/03/02 02:28 ID:CkRgpL0s
>>69 まっ、そりゃそうだな。
>>67の手続きも正当。そのうえでって話だな。規定があるんだから使えるものは使ってもいいさ。
しかし、一番怖いのは自分がマッポにでっち上げられて絞首台の上に立たされることだよな。流石に自分のことで想像すると…正義、手続きの公正が無いから怖いというより、純粋に間違われてしまう!と現状じゃ怯えちまうな。
ままぁこわいよぉ(ToT)え〜ん(。><)
76 :
ちちんぷいぷい:02/03/02 02:35 ID:WawA+Xk1
>>75 絞首刑までは逝かなくても...
痴漢やらなんやらの冤罪は日常的に起こりそうだからなぁ...
77 :
茶茶茶:02/03/02 02:38 ID:eSLVx5/i
>>74 公正も無いのに再犯の可能性をどうやって決めるんだ!大体量刑均衡の問題も有る。
>>72 それって「人でない」受刑囚の扱いの事?だったら同意見ですが。奉仕活動のくだりの意味が良くわかりませんけど。
>自分も落ちます…
78 :
ちちんぷいぷい:02/03/02 02:41 ID:WawA+Xk1
>>77 あぁ、ま、受刑囚の日常を見せていくってことで...
奉仕活動は、ある意味、福祉とか昔で言う3kのような仕事をさせる。
かんじかなぁ?
まぁ、細かくは考えてないけど...
おやすみなさい。
>>74 信号無視を二回したら死刑かぁ...
歩くのも命がけだね。
79 :
無責任な名無しさん:02/03/02 18:22 ID:XGoF01p2
(-_-) 誰も来ないんだもの…
(∩∩) だれか続きはじめようよ…
80 :
無責任な名無しさん:02/03/02 21:45 ID:WawA+Xk1
(-_-) 誰も来ないんだもの…
(∩∩) だれか続きはじめようよ…
81 :
鶏雑炊【一日目】:02/03/04 03:42 ID:2ZggnO1X
あげ
82 :
無責任な名無しさん:02/03/04 23:30 ID:2SXkP1KR
(-_-) 誰も来ないんだもの…
(∩∩) だれか続きはじめようよ…
83 :
鶏雑炊【二日目】:02/03/06 00:48 ID:Puicxa/h
あげてみよう。
84 :
茶茶茶:02/03/06 00:52 ID:K+ZbaQzz
>>83 期待に答えよう
>>1 確信犯に対しても衝動犯に対しても精神異常犯に対しても抑止力には成り得ない。
ちょっと話が変わるかもしれんがそもそも刑法自身の「意味」が定まってないし。
85 :
鶏雑炊【二日目】:02/03/06 02:06 ID:6AA92dkI
>>84 >刑法自身の「意味」が定まってないし。
どういうこと?
86 :
無責任な名無しさん:02/03/06 05:34 ID:hYqY1W7d
>>86 刑法は「犯罪は悪い」とも「犯罪をしちゃいけない」とも書いてない。
有るのは「コレをしたらこうなる」だけ。立法の理念が明確でない。
87 :
茶茶茶:02/03/16 22:40 ID:DmOHi86X
>>85 上記は86は85の誤り。しかし学生に教弁垂れてるみたいだな。
刑法自身に目的、意味が直接的記述が無い為応報刑論によるものか目的刑論によるものか、或いはそれ以前のものなのかを絶対的なものとして求めることが不可能であり、個人の主観的判断による、ということ。
基本だしょ?
88 :
:02/03/16 22:48 ID:KdSTfhF3
すいません、、質問です、、刑事学ってどういうことをするのでしょうか?
>>87 死刑のこととかでしょうか?刑法とか刑事訴訟法とかのこととちがうのでしょうか?
89 :
無責任な名無しさん:02/03/17 15:21 ID:1S1zsd7T
福田孝行はここまでやっても
この事件に関連して、明治大学法学部教授の菊田幸一が、テレビの生放送で、被害者遺族の本村さんにこういう暴言を吐きました。
「あんた、(犯人の)少年が死ねばそれで満足なのかよ!!」
「あんたの考えは間違っている!!」
「法律も知らないくせに!!」
あまりの暴言に、紳士録を見てこの男に批判の電話をした人がいました。そういう人からメールをいただきました。
そのときの菊田の暴言、
「法律や人権に無知な人を啓蒙してやっただけだ」
死刑さえ廃止されれば犯罪被害者はどうなってもいいのか?とさらに追及すると、
「うるせえな、馬鹿」(ガチャッ)
極悪非道のクソガキ犯罪者によって妻子の命を奪われた人に対して、なぐさめや励ましの言葉よりもえらそうに「啓蒙」だとは、この男には人間としての良心が欠如してしまっているようです。
それをテレビで満天下に晒して、恥じ入る心もないようです。
そういう人道をわきまえない傲慢さを追及されると、「うるせえな、馬鹿」の捨てゼリフで電話をガチャ切りです。
そうやって批判者をはねつけて、なにが「啓蒙」でしょうか。
学者としても失格です。
こんな男を教授にしているようでは、明治大学の見識も疑われます
明治大学関係者の方より情報提供をいただきました。
昨年、東京都新宿区で風俗営業ビルが火災にあうという事件がありましたが、それについて菊田はこういう発言をしたそうです。
「あれは放火なんて言われているけど、たとえ放火も死刑なんかにはなりませんよ。死んだ人間の数なんて問題じゃありません。
それに、死んだ奴なんて風俗嬢とか、クズみたいなのばかりなんでしょ」
なんの罪もない風俗嬢やその客よりも、凶悪犯罪者の命のほうが大事だとでも言うつもりでしょうか?おかしな野郎です。
この菊田という男は、こしゃくにも私のHPもテレビや新聞で非難していましたが、こんな人間としての心を失ってしまっている男がなにを言うか!!というものです。
こんなヤツがいっぱしに教壇で法律を語っているのですから、実に恐ろしい話です。
http://topia.yam.com/home/aoiryuyu/pages/yamaguchishikan.htm 山口県光市母子殺害屍姦事件
福田と菊田の個人情報あり
90 :
茶茶茶:02/03/17 17:25 ID:eMaE2EK6
コピペうざいなー
>>88 87は刑法のことです。順にたどっていって話の流れを把握してください。
刑事学?犯罪学のことか?それとも総括論か?よくわからん。他の人よろしく。
ちなみに刑法は狭義においては「ある行為を犯罪と認定してもよいか」「判断される刑罰(と其の量)」について考えるものだと自分は考えている。
犯罪学は「犯罪自身の解析」「それに基づく予防方」ってとこかな?
ガッコのセンセにでも聞いたら?
91 :
無責任な名無しさん:02/03/17 18:39 ID:kPceh5HZ
抑止力はないかもしれないが,犯罪被害者を納得させる手段にはなるし、
それは無視できない国民感情(刑法を国民が支持する上で)と思う。
刑事学(まあ犯罪学と同義かな)でどうして重要視されないのか解らない。
92 :
無責任な名無しさん:02/03/20 13:41 ID:6zjy6UWO
定期あげ
93 :
無責任な名無しさん:02/03/20 17:31 ID:YMbR3Xcw
自分の最愛の人を奪われた人間の気持ちになれよ。死刑は必要、大賛成。
94 :
茶茶茶:02/03/20 17:35 ID:fRaN4Yks
>>93 それ抑止力じゃない。復讐法の施行でも政治板とかで目指したらどうだ?
95 :
鶏雑炊:02/03/20 18:18 ID:I4LFGQ83
96 :
茶茶茶:02/03/20 18:21 ID:fRaN4Yks
97 :
鶏雑炊:02/03/20 18:26 ID:I4LFGQ83
>>96 はい。
大丈夫っすよ。
法は裁く為の道具であって、
良い悪いは関係ないと理解しましたが...
それでいいですか?
98 :
死刑に消極的賛成:02/03/20 18:46 ID:7/eqj3hW
死刑にもろ手を上げて賛成ではないが、死刑廃止には反対。
既出だが、死刑に相当する罪はある。
冤罪の話はまた別の議論だと思う。冤罪の可能性がある人間を死刑にする事自体がおかしい。
死刑は今より厳罰にし、ある程度公開とすれば今以上の犯罪抑止力の効果はあるだろう。
アメリカでも青少年に州刑務所を見学させた所、犯罪に対する考え方が変わった、という
記事を見た事がある。
以前死刑反対の本で、死刑囚が「国によって殺される。(絶対逃げられない殺人)
この世に死刑に値する罪があるのでしょうか?」と死刑廃止を唱えていたが、
殺人者がこれを言ったかと思うと、心底腹が立つ。
ちなみに1人で複数殺せば死刑だけど、大勢で1人をリンチで殺しても
何故死刑にならないのか?
(俺は大勢で1人を殺すのは、かなりの残虐性だと思うのだが)
99 :
茶茶茶:02/03/20 18:53 ID:fRaN4Yks
>>97 いや、もしかしたら良い悪いを考えて作ったのかもしれないが(というかそうだろうが)「条文」に記載が「ない」ということ。
ちょっと微妙か?ただ法は「裁くための道具であって良い悪いは関係ない」というのは正しいだろうね。
それを判断するのは実際に作る人間と使う人間だから。
ちなみに私見だけどこの国の死刑制度は江戸時代からの継承だと思う。
立法時に死刑が当然であったなら目的刑論に基づくものではなく、「社会秩序」に対する悪、というよりもっと原始的な応報的な意味合いが強かったのではないかと。
で、実際の当時の法解釈は立法と近代化の中で社会秩序観(制裁)を中心になされたと考えている。
抑止力論は昔から言われていたのかな?近年の死刑廃止論に対する対抗論に見えるんだけど。
100
101 :
鶏雑炊:02/03/20 22:24 ID:CJNdZ10H
>>99 私個人が考えるには、
死刑にしても、他の罰則にしても、
「社会」を乱すことによる罰則だと捉えてますので、
抑止力だと思ってるんですよ...
>>98 どうして死刑廃止に反対なのですか?
良かったらお教え願えませんか?
102 :
:02/03/20 22:35 ID:sVBqOwtY
103 :
鶏雑炊:02/03/20 22:38 ID:CJNdZ10H
104 :
無責任な名無しさん:02/03/21 08:05 ID:op8GFLg9
悪いことする奴がいちいち抑止力とか考えながら犯罪を犯すか???
抑止力なんて関係ないよ 悪いことをすれば罰せられる これ常識。
105 :
無責任な名無しさん:02/03/21 09:50 ID:Ae1UQ0wa
死刑のない少年犯罪が参考になるな。
死刑に絶対ならない,と友達に言って殺人事件起こしたのが2件はある。
106 :
:02/03/21 12:11 ID:8hhfapGk
>>104 では、何故犯罪者は弱そうな相手を選んで犯行に及ぶ傾向があるのでしょうか?
何故、証拠をなるべく残さないようにするのでしょうか?
それは、被害者による報復や、警察により捕まったり刑罰を受けるのを恐れるからです。
107 :
茶茶茶:02/03/21 17:16 ID:dNLTN9Xg
>>106 証拠に関しては正論。ただ
>>84みてくれ。弱そうな奴を狙うのはただ目的が達成しやすいからだと推測。
被害者報復は893(もどき含)相手でない限りは気にする必要は今のこの国ではないだろう。
108 :
無責任な名無しさん:02/03/21 17:26 ID:OgFdfidC
>>106 そんな奴は死刑になってもっともじゃん。だったら尚更 死刑反対論者糞食らえ。
山口母子殺人の犯人のガキにも死刑適用するべきだ。これ常識。
109 :
無責任な名無しさん:02/03/21 19:29 ID:r/MiveYR
110 :
:02/03/21 21:17 ID:i/sBF3/p
「死刑の抑止力がない」という者は、
「死刑の抑止力は無期懲役とあまり変わらない」といっているのか、
それとも「刑罰一般に抑止力がない」といっているのか。
前者なら、「どうせ抑止力が同じなら、冤罪だったときに助けられる
無期懲役の方が利点がある」という議論も成り立つだろうが、
後者なら、刑罰そのものを廃止するべきだということになるのか?
111 :
茶茶茶:02/03/21 21:25 ID:bcgVBkkt
>>110 自分は社会的応報論者。だから精神障害の犯罪も裁けるようにすべきだと考える。
また、飲酒、麻薬の類による心身喪失も「予測されうる事態に対する過失」責任により裁くべきだと。
よって自分の場合は前者の意見(ただ無期懲役ではなく終身禁固論だが)に近い。
ちなみに抑止力不能対象は
>>84に。
112 :
死刑に消極的賛成:02/03/25 14:23 ID:qlAwcrWn
>>101氏へ、死刑廃止に反対理由。上にも書いた通り「死刑に相当する罪はある」と考えているため。
「殺人に対して責任の取り様もないし、更正もありえない。更正しても被害者は帰ってこない。
死刑でも足りないくらいだが、事実上死刑以上の刑罰は存在しないため、死刑に消極的賛成」
となるかな?拷問刑とでもいうのがあれば別だが、それこそ人道的に問題があり、採用されると思えない。
ただやたらと死刑にする事には反対。
俺個人の考えでは「死刑とは核と同じで存在自体に意味があり、行使には特別意味はない。」
と考えている。と言う点では抑止力に近い考えかな?
やはり現在の法律(というより司法?)は、犯罪者に甘く、被害者にキビシイと言わざるえない。
>>111氏に賛成。
ちなみに誰でも「人を殺す」瞬間に正常であるとは思えない。
精神障害で「無罪」はおかしい。ただし「死刑」相当かどうかは犯罪による。
前にも書いたんだけど、何故「1人で大勢殺すと死刑」で「大勢で1人殺すと懲役刑」
程度なのか、誰か答えて欲しい。
どうしても理解できない。
113 :
恵美子:02/04/06 00:13 ID:2CEZGReZ
>112 さん むずかしい大きいもんだいですね、
共犯が多いと、彼等は、自分の罪を小さく。共犯者の責任を重く各自各々 自白して、犯罪の
責任を分割され、犯罪を単に手伝ったで、軽くなるのではありませんか?
ある先生が 共同正犯という言葉は飾り物?とか。よくわかりませんが。
(仮釈放なしの)終身刑については、死刑に代替する
刑罰としてしばしば議論されているところです。アメリカで
よく見かける、「懲役300年、仮釈放なし」というような
判決は、実際のところ、仮釈放なしの終身刑と同じでしょう。
この点、例えば、森下忠「刑事政策入門」成文堂27頁は、
「いわゆる終身刑は、ベッカリーアの『犯罪と刑罰』を初めとして、
幾多の学説や立法で支持された。文字どおりの終身刑は、受刑者を
しばしば絶望と肉体的疲弊の極に陥らせるために残虐であって、
恐らく「残虐な刑罰」(憲36条)に該当するであろう」としています。
無期懲役であっても、仮釈放制度と、これと結びついた累進処遇
制度とが、刑務所における規律維持にとって重要な要素であることは
明らかで、こうした「アメ」の要素が全くない終身刑受刑者に対する
規律維持は非常に困難となるでしょう。また、本来死刑に値するような
犯罪者を、国家が一生面倒を見てやるという財政的負担が何によって
正当化されるのかも疑問です。より根本的には、「無罪の可能性があるから、
一生牢屋に閉じこめておく」というのは背理でしょう。
結論として、仮釈放なしの終身刑には私は反対です。
「法律家ゴマのホームページ」より引用
http://village.infoweb.ne.jp/~fwgl6015/faq/faq011.htm
死刑あったほうがいい。
116 :
恵美子:02/04/16 00:30 ID:AbinWXEw
>114 さん、正論ですね。読めば読むほど、的を得ております。
特にーーー仮釈だけを楽しみに、昇級だけを楽しみに、規律を守る受刑者にとって、
仮釈放が無ければ、刑務所の中、4・6時中、無法地帯でしょうね。
117 :
しげる:02/04/16 03:00 ID:lPaAQXSW
死刑を廃止せよと叫ぶ人たちの最大の根拠はナチスと冤罪に
よる死刑だと思う。被害者の報復感情、一般予防効果を考えるとどう
考えても死刑は必要でしょ。問題は冤罪を生み出す刑事手続に
あると思う。
118 :
紫陽花 ◆SvAwkMl6 :02/04/16 03:49 ID:GDNZgQom
殺して報復感情が満たされるとは思いませんけどね・・・
119 :
紫陽花 ◆SvAwkMl6 :