セミナーの吉沢三枝は、いい講師ですか

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56起案放り出した
 今日は、平成11年に最終合格した54期修習生です。本日は後期最初の起案
(民裁)だったのですが、どうでもよくなりほっぽり出していま寮にもどって、
 なんとなく司試サイトを超久々に見たら、なんと懐かしの吉澤先生のスレッドが!
 個性の強い方なので、賛否両論ですね(また、スレッドの書き込みが多いのも、先生が
 多くの受講生を集めている証拠でしょう)。
 「先生をよく知らない人が、批判するのはどうか」というご意見が載っていましたが、
 確かにそのとおりですね。そこで、セミナーで先生のゼミをH8に受講し、その後一時期
 「井上法律事務所」での先生のゼミにも参加させて頂いて、先生に教わった者として、書き込みを
(そんなことしてねーで、真面目に起案やれって?)。
 まず、先生の指導のよいところはアーティクル等の体験記で何人かの方が毎年お書きになっているので、
 あまり巷にでない(お金を払う側が耳にできない)点を一つ。
 H10年のことですが、吉澤先生がとても高く評価していらした、Yさんという受験生の方が、再現答案を
(刑法)をお書きになり、先生に見せました。先生はその答案を、絶賛され事務所のゼミでも紹介され
 ました。「この人はとてもできる人で、必ず今年通るとおもいます。」とおっしゃっていました。
 結果は、Yさんは不合格・刑法の評価はGでした。このとき先生は、「自分の感覚が本試験の採点とずれているようだ」
 「もう、教えない方がいいのかも」といって、かなり元気がなかったのを覚えています。
 私は「先生の指導方針には共感できるし、得るものもたくさんある」とは思いましたが、やはり「本番の採点と一致していない
勉強を続けてもしょうがない」とドライに割り切り、そのごすぐにゼミへの参加は止めました。ちょっとやめ方が失礼にあたったらしく
そのごややきまずくなり、せんせいのところには挨拶にいけずじまいでしたが。
 結論:先生の指導は、たぶんにご自身の好みが反映されており、やや極端なところがあるのは事実ですが(上の実例からも分かる通り)
刑法の専門家であり、うまくバランスをとりながら自分の勉強に生かせれば、役に立つ面もあると思います。私は、私なりの決断で
「自分には合わない」として、切りましたが。
 それから、私も石丸先生の法職答練はうけましたが、私自身の感覚では、吉澤先生のいわれていることと
「だいたい同じ」とは思えませんでした。ただ、それは私が「他の方針で」という指針のもと、石丸先生の講座を
とったから、そうかんじたのかもしれません。
 私の知るところはこの程度です。それでは、今日は後期初回のクラス飲みですのでこの辺で。
皆さん、頑張ってください。