弁護士は大変!?

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1氏名黙秘
弁護士は大変、大変...。
と言われていますが、どう大変なんですか?
現役弁護士の人教えて下さい。
2氏名黙秘:2001/08/04(土) 05:46
大変だと思うヤツは大変だと言うし、
やりがいがあって、どうってことないと思う奴は大変とは思わない。
(少なくとも俺は)

まあ、一般民事をやっている人は、他人の人生に大きな影響を与える仕事なんだし、
企業法務の場合、その企業が何百億も訴訟で請求されるおそれがある場合とか、
結局は責任が大きいと思うから大変っていうんじゃない?

物理的なハードさは大変じゃないと思うよ?
徹夜とかだってするけど、忙しいヤツ(仕事が来るやつ)はどんな職業についても、寝る間もないほど忙しいでしょ?
3氏名黙秘:2001/08/04(土) 10:18
2さんとだいたい一緒ですが、やることは多いです。だから「大変」かもしれないけど、「大変」は必ずしも「辛い」ではない。
たとえば、自分の仕事以外に、弁護士会の委員会活動とかにかなり時間を投下しているけど、私の場合、ほとんど趣味に等しいから全然辛くない。
セクース好きな人が、激しく腰を動かすのが「大変だ」と言わないのと同じこと。
4氏名黙秘:2001/08/04(土) 17:35
弁護士は大変です。どの程度大変かというと、土、日に事務所に出てきて書面を起案しなければ仕事が終わらないくらい大変です。でも俺今仕事に飽きて2チャンネル見ちゃったりしてるんだよな。早く仕事に戻らなきゃ。
5氏名黙秘:2001/08/04(土) 19:29
>4
単に能率が悪いだけだろ。いくら稼いでるんだ。金に困ってるのか。
6氏名黙秘:2001/08/04(土) 19:32
>>4
無能発見!!
7氏名黙秘:2001/08/04(土) 19:47
>>4
もしかして、う○○○君?

頑張ってや!
8氏名黙秘:2001/08/04(土) 19:52
皆さん。
仕事内容、忙しさと同時に年収も書いてくれると
ありがたいんですが。
93:2001/08/04(土) 22:26
・登録して5年を超えました。
・「事務所からさっさと独立してバリバリ稼ぐ」という意思はありません。ボスが高齢化しているので、そっちのニーズともマッチしている模様。
・基本的に事務所から年間800万円くらい貰い、個人事件の収入は300〜400万円くらい。経費負担ゼロ。
・土日は事務所に出ていくのはやめてますが、家で書面書くことも多い。
・平日はついつい12時くらいまで仕事してしまいます。

>>4
 何でもかんでも言われるままに誠実に対処しようとしていませんか?
 昔は裁判所とか相手方から要求されたりすると、丁寧に応対することがいいと思ってましたが、最近はそういう考えを改めました。
108:2001/08/05(日) 03:13
>>9
丁寧な回答ありがとうございます。

早く受かりたい。
11氏名黙秘:2001/08/05(日) 06:13
うかろうな
12氏名黙秘:2001/08/05(日) 07:27
ごくろうさんです。 弁護士やってると人から恨まれたり、こわーい目(いろいろ)に
遭いませんか?
13氏名黙秘:2001/08/05(日) 09:59
人間というのは鬼です。
14氏名黙秘:2001/08/11(土) 16:55
>>12
 半キティガイの被告人の国選をやったときは辛かったです。
 国選だから簡単にやめさせてもらえない。
 被告人の言ってることめちゃくちゃだし、説得しても聞かないし、挙げ句の果てには、出たら殺すとか言われるし。
 弁護士会の刑弁委員会に相談しても、まぁなんとかがんばってくださいとか言ってるだけ。
 そのくせ、国選受任しないとガタガタいう。会員に押しつけるんなら、サポートもしろよ。

 あの件で、国選はうけないことに決めました。
15氏名黙秘:2001/08/11(土) 17:39
>>10-11
 単細胞ヴァカ発見!
16氏名黙秘:2001/08/11(土) 17:55
裁判官て準備書面いつまでに出せ出せうるさいけど、
判決平気で延期するでしょう。
弁護士は、不満たまりやすいよね。
検事も満期に追われてるし。
そういう意味で、裁判官よりは大変かな。
17氏名黙秘:2001/08/12(日) 08:49
>>16
だって,自分で次回期日OKしたんだから出すの当たり前でしょ。
しかも,実際,期日までに準備書面なんて出さないじゃん。
出しても,なんだこりゃという内容のも多いけど。
18マジレス:2001/08/12(日) 12:51
>>16
ごまかしといて、当日出すのがいいんじゃない。
かたちだけあやまっときゃいいんだからさ。
19弁護士:2001/08/12(日) 13:03
刑事弁護、大変じゃないよ。
鉄則。被疑者をあきらめさせる。否認させない。「ホントはやったんだろ」
捜査機関が握っている証拠を脚色して(でっち上げて)突き付ける。
着手金は必ず先払いさせる。(私選)世間の注目する事件は別。
保釈申請はダメもとということを覚悟させる。

これって手抜きデスかぁ〜?
ほとんどのセンセイはこんな感じでしょ?
だって、本気でやっても労多くして実少ないんだもん。
この国の刑事弁後って。
20マジレス:2001/08/12(日) 13:07
>>19
やややり過ぎかな?
でも、私も似たようなもんですが。
21氏名黙秘:2001/08/12(日) 13:09
>>19
マジであんた刑事やんのやめれ。
少数派かもしれないけどまともな連中で回していくほうが
大変でもよっぽどマシだ。
22氏名黙秘:2001/08/12(日) 13:13
>>21
ただでさえ金にならない仕事でばかばかしい・・・と思ってしまう自分を抑えて全力を尽くしてるのに、もっと増えたら19みたいなことをやっちゃうぞう。
23マジレス:2001/08/12(日) 13:14
>>21
19はやり過ぎだとしても、否認している被告人から
事情を聞くうちに、自然と否認をあきらめさせる流
れになることはないかい。

保釈も同様。

でも、あやまっときます。
ゴメンナサイ。
24氏名黙秘:2001/08/12(日) 14:01
>>16
判決の延期はしたことがない。
1週間の平均睡眠時間が1時間なんてこともあったけど。
まあ,刑事の左陪席なので,事情が違うけどね。
2521:2001/08/12(日) 14:48
>>23
否認は否認でやる。とりあえず被疑者・被告人の言うとおり
ありとあらゆることやって争っているウチに、彼らも気まずくなってくるみたい。
「実は・・・・。」ってほとんどのケースでなったなぁ。
弁護士からあきらめさせるような言動をするのはどうかと個人的には思っている。
保釈も同様。ムダと分かっていても何度もチャレンジしていると、被告人も悟る。
たしかに、この国の刑事弁護は必死にやろうと適当にやろうと結果はまず変わらない。
でも、そこで弁護士があきらめていたら結局何も変わらないと思う。
仮に、全ての勾留に弁護人が準抗告したらどうなるだろうか、って思うんですよね。
検察官は勾留蹴られたらほとんど必ず準抗告して来るんだから、弁護人も本来そうあるべき。
そしたら、さすがに裁判所の勾留実務も変わらざるを得ないと、そう思わんかい?
2624:2001/08/12(日) 16:11
>>25
それをやっても,弁護人の申立てが定型的になり,
それに対する裁判所の判断も定型的になるだけでは。

ちなみに,微妙な事件で勾留する場合は,
勾留質問で,被疑者に当番弁護士を依頼するよう強く働きかけたりする。
2721:2001/08/12(日) 16:45
>>26さん
少なくとも弁護人は定型的じゃない文章書くべきでしょ。
裁判所がどうかは知らんが。
たのむから微妙な事件で勾留せんといて。
それとも準抗したら通してくれるん?
やっぱ検事の準抗のほうがイヤなわけ? 本音のところ。
28名無しさん:2001/08/12(日) 16:52
勾留質問時の被疑者の依頼で駆けつける当番弁護士って、
「定型的な弁護」をやってしまう最たるもんじゃないかい?
2921:2001/08/12(日) 16:55
まぁもっともあんまり非定型的なこと書くのも単なるスタンドプレーだからなぁ。
そのへんのサジ加減をちゃんとせにゃいかんね。弁護人としては。
当番弁護士も資質はさまざまではなかろうか。実際のところ。
30氏名黙秘:2001/08/12(日) 16:56
yokuwakaranga?
31昔の合格者:2001/08/12(日) 19:52
19〜29までは、弁護士の仕事の中でも主たる業務ではない刑事弁護の話で
>>19氏のいかに手を抜くかということから始まっているので、受験生には
極めて分かりにくいと思うよ。
何しろ俺だって初めて実務修習に行って自白事件ばかりなのを見て
教科書と随分違うと思ったもんね。
ホントは、日本の刑事裁判が病んでいるのは、否認事件と自白事件を
ごっちゃにしてることに起因していると思うのだが、いかんせん
この実態はなかなか変わらない。

ところで、こういうスレは法曹板を作ってやるべきだと思うがいかがでしょうか。
3221:2001/08/12(日) 20:24
>こういうスレは法曹板を作ってやるべきだと思うがいかがでしょうか。
同意。法律相談板と司法試験板だからどちらかに来ちゃうんですよね。
いちおう、法律板は「会社・職業」ジャンルにあるからそっちでやるべきなんでしょうか。
ちなみに私、刑事弁護がけっこう「主たる業務」。鬱・・・・。
3326:2001/08/12(日) 22:37
>21=26=29=32 さん
もちろん却下することもありますよ。
経験上,検事準抗がイヤなのは原裁判官ではなく準抗告審ですね。
(執行停止の問題があるから,弁護人の準抗以上に速く処理しないといけない)
ちなみに,勾留却下しても検察官が準抗してこないことはありますよ。

>28 さん
これは土地柄もあるから。活発なところは活発です。

>31 さん
> 否認事件と自白事件をごっちゃにしてる
というのが分かるようで分からないです。
「法曹板」はおもしろそうですね。

すみません,「分かりにくさ」を増大させたかも。
3421:2001/08/12(日) 23:01
>>26=33さん
検事準抗告の件了解。よくわかった。
ほんまに弁護士会の行事として「全件準抗告」提案してみるかな。
昔で言う乙号支部とかはへたるんちゃうかな? 合議体組むのがそもそも困難だし。
あ、でもそういうところは事件数もそんなにないのか。
ともかく一度試して裁判所の度肝を抜いてみたいというのが俺の果てしなき夢。
>もちろん却下することもありますよ。
いや、それはよう分かってます。ええ判断いただいたこともあります。
率の問題・・・・。あとは裁判官による偏りがちょっとあるかな。
破産とかだとお気に入りの裁判官にあたるまで再面接するなんて裏技もあるんだけどなぁ。
>勾留却下しても検察官が準抗してこないことはありますよ。
それも分かってます。こちらも率の問題。
しかし準抗告しないくらいなら勾留請求すんなよなぁ。検事。どうよ?
3526:2001/08/13(月) 00:52
>>34
21さんのいる所には行きたくないな。
3631:2001/08/13(月) 12:12
>否認事件と自白事件をごっちゃにしてる、
というのは、アメリカとの比較を言っています。
有罪答弁をしてしまうと、trialには行きませんよね。

しかし、日本では、有罪答弁をしても検察官に立証させて
弁護側がパターンどおりの情状立証をして
判決という流れになっています。

そして、有罪率が99.9*X%だから、裁判官は否認事件があっても
無罪判決をだすのを躊躇して、弁護側に無罪の立証を求めてしまうのが
実状ではありませんか。これは刑事裁判の原則からすると逆でしょう。
だから、病んでいると昔々から批判されているのですが。

ここまで書かないと理解していただけませんか。
37ヘタレ弁護士(21=26=29=32 ):2001/08/13(月) 15:27
>>36さん
>弁護側に無罪の立証を求めてしまう
かなり同感。
状況証拠で事実認定する場合なんかは
「やったと考えて矛盾しない」
「やったと考えることが不可能ではない」
というような書きぶりで有罪に持ち込む判決多いですね。
東電OLの控訴審判決とか。
私の修習時代の刑裁教官も、
「そいつがやったというストーリーが他のあらゆるストーリーに較べて合理的なら、
それは合理的疑いを越えたと言ってよい」と豪語していたなぁ。
弁護側があらゆる可能性を排斥するか、
完全な無罪の証明をせにゃならんのかと思うと鬱になる。
38ヘタレ判事補(≠26):2001/08/13(月) 18:17
>>37さん
そうそう、「合理的な疑いを容れない」程度の証明というのは
この『合理的』の解釈次第でいくらでも甘くなることに、修習も
終わりになることになってようやく俺も気が付いた。
実務上も、民事と証明点はさほど違わないのでは無かろうか。
(逆に民事の方が証明点は高いという同僚もいるくらい。)
それでいて捜査能力の違いは検察側と弁護側で歴然とした違いが
あるから、鬱になるのもごもっともだと思う。
39氏名黙秘:2001/08/13(月) 18:32
上半身にも下半身にも休みがない・・・。
40ヘタレ弁護士:2001/08/13(月) 19:37
>>38さん
どうも・・・・。
裁判官の方にそう言っていただけると少しは気持ちも収まります。
サンクスです。
41氏名黙秘:2001/08/15(水) 19:43
弁護士の仕事のなかで刑事は必ずしも大きな比重を持たないけど、
弁護士どうし、或いは法曹どうしで仕事のあり方・裁判のあり方を
議論する場合、なぜか刑事事件が話題になりがちだから不思議あげ。
(えらい長い「あげ」文句でスマソ)
4236:2001/08/15(水) 20:23
弁護士が刑事事件を余りやらないのは、刑事事件をやっても面白くない
からなのだ。だって、そうでしょ。被告人の弁解として
それ相応のことを立証しても、37氏が書いたように裁判官が、

>「やったと考えて矛盾しない」
>「やったと考えることが不可能ではない」
>というような書きぶりで有罪に持ち込む判決多いですね。
>東電OLの控訴審判決とか。

>「そいつがやったというストーリーが他のあらゆるストーリーに較べて合理的なら、
>それは合理的疑いを越えたと言ってよい」と豪語していたなぁ。
>弁護側があらゆる可能性を排斥するか、
>完全な無罪の証明をせにゃならん、

というのが今の日本の刑事裁判の実態なのだ。
こんなのアホらしくてやってられない、というのが
弁護士の偽らざる本音なのだ。

だから、こんな不毛の刑事裁判で真っ向から検察と対峙して
無罪を勝ち取る人を私はマジで尊敬する。
43氏名黙秘:2001/08/19(日) 10:46
カトシンって、弁護士としての腕はどうなの?
44氏名黙秘:2001/08/19(日) 22:59
知りません。誰か御存知の人レスつけてください。
45氏名黙秘:2001/08/19(日) 23:07
>>43
「ごと師の事件簿」を読んでごらん
46氏名黙秘:2001/08/20(月) 10:52
「ごと師の事件簿」って出版社はどこですか。
47氏名黙秘
age