法的思考の探求の一条法樹について

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1あみ
早稲田経営出版から出ている、「法的思考の探求」っていう本の著者、
一条法樹さんについて、知ってることあったら教えてください。
なんか東大のひとで平成5年に司法一発合格したみたいですけど。
本名、中島さんっていうみたい。
そんで学生なのに企業経営してたとか?
どんな人?どんな企業経営してたの?
2名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/15(金) 00:36
俺、この人の本読んで
「司法試験なんて簡単だー、戦略だ−、1年だー、ベテラン馬鹿だー」
と思ってこの世界に足を踏み入れてしまいました。
でもこの人って灯台性でも特別なのね。
あー、あの時生協でこの本に出会いさえしなかったらなー(涙)。
3名無しさん:2000/09/15(金) 02:34
私もです。
4名無しさん:2000/09/15(金) 02:35
俺もです。
5名無しさん:2000/09/15(金) 02:41
結局この人のこの本での要点は何ですか?
教えて。
6名無しさん:2000/09/15(金) 02:42
>5
「俺は天才」です。
7名無しさん:2000/09/15(金) 02:51
あ、なるほど。
明快で分かりやすい。

じゃ、結局そこから得るものは皆無?
例のチンチンさんのHPに載ってる女の合格体験記みたいなものですか?
読者のために書いたというより、自分のためという感じなの?
8名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/15(金) 03:06
本番の再現答案とかのってます。
そこらへんの予備校の答案とはまるで体裁が違ってて、
オリジナリティ爆発です。
確かにこれ本当に書けたら凄いんだろうけど、一般人には絶対無理。
(でも私、初学者の頃このスタイルをまねて別の意味で
凄い答案を書いてました。)
「俺は天才です」臭は確かにそこかしこに漂ってますが、
実際天才なのは間違いないでしょう。
ただ、自分は勉強期間が短いせいで知識がなく、
現場思考を心掛けたということを強調したいがために
「本番では『部分的犯罪共同説』という学説名があってるか
どうか自信がなかった」などとのたまうのは
やりすぎだと思いました。
9名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/15(金) 04:10
どういう答案なの?
興味深いよ。
10名無しさん:2000/09/15(金) 13:59
実は一条氏は大学4年時に国Tにも受かっていたらしい。
自治省内定だったが、「大蔵に行けなかった」という理由で
司法試験に向かったとか。
ついでに、研修所ルートの情報では、やっぱりこの人、
相当上位での司試合格だったみたい。
11名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/15(金) 14:32
この人の司法試験の勉強法って、
Wセミナーの福田に影響されたんだよね。

天才同士、波長が合うってことか。
12名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/15(金) 16:10
私の司法試験現役合格作戦(年度不明)より(全文を記載。但し、本人写真及び
図は省略)

中島基至 受験1回(23歳) 東京大学

基本書を初めから読む人がいるが全くのムダ。過去問をバラバラ見て、疑
問を発見して解決するために読め!

★学生企業を経営していた私が受験を決意した理由
 東京大学法学部政治学科に在籍。もっとも法学部といえども本学科で法
律を学ぶ者(司法試験を目指すもの)は皆無であり、私も憲法を履修したの
みで後はもっぱら経営学、経済学、財政学を学んでいました。
 大学外では学生企業を経営していた面もあり、司法試験を受けるなど周
りの友人は思いもしなかったことでしょう。
 偶然、福田弁護士(東大経済学部出身)と友人となり、彼の一言で私の法
律に対するイメージが変わりました。
「司法試験は過去問のみで受かる。残りは推測すればすむ。1000時間で受かる」
 右の一言で私の頭には左の命題が光となりました。
「様々な知識。現象の中には必ず抽象化しうるものがあり、そこに隠された
一般的・普遍的公式が発見しうるはずである」
 この光は非常に強いものであり、2@`3日血がさわいだことを覚えています(
5月1日)。

私の勉強方法(理数学的アプローチ)
 8月23日に高田馬場へ引っ越し本格的に勉強を初めることにしました。し
かしながら法律に関するイメージが細かく、技術的・暗記的なものであったこ
ともあり、まず大きく戦略を立てようと思い合格体験記等を読みまくりました
(10月まで)。
 1カ月のうちに数千人の体験記をもとに左の戦略を立てました。

戦略1の解説
 戦略1は大きい枠組みですが、多くの人が作成している論点ブロックノート
を一切作成せず、極力考える作業を優先する方針です。
 すなわち、人間の理解の深さは、概念の比較、視点の量に比例し暗記ではな
いと考えます。よって講義の質.量がそのまま知識とならず、真の知識となるの
は、ナルホドと思った数に比例するということです。一言でいうと学力の向上は
発見の数に比例するということです。

 ▼STEP1 過去問の勉強(疑問の発見) 右発想から演繹される学習方法(STEP1)は、過去
1312 つづき1:2000/09/15(金) 16:16
をまず勉強し、それを頼りに様々な内容を推測し、疑問を発見しそれを基本
書等で解決することです。私は2月頃から過去問をパラパラ見て、疑問を発
見しそれを解決するために様々な本を読んだり、友人に質問したりしました。
 これに対し、学習を始める人々の中には基本書を初めから読む人がいます
が全くのムダです。意識し、疑問を感じない部分は全く頭に入らないと思い
ます。
 例えば、自分の用いている時計の絵を正確に書けといわれて描ける人はい
ないと思います。すなわち針の位置の関係のみに人の意識は関心をもつため、
他の細かいデザインは視界には入っても記憶のレベルまで入らないからです。
 私の受験時代、幸運であったことは、同じゼミの仲間である北陽一郎氏と
出会い、彼と個人的なゼミを二月から四月まで行ったことにより私の疑問が
すべて解決し、彼のポテンシャルの高さとの相乗効果によりレベルが上がっ
たことです。今から思うと法とは、憲法とは、と細かいレベルに立ち入らな
い非常に高いレベルのゼミであっと思います。

 ▼STEP2 知識の抽象化(ひらめき) 次に抽象化レベル(STEP2)の段落は、
これはひらめきです。私は机の上でうとうとしていた時に光がきました。必
ず抽象化しうるものがあります。おそらく私の創造の源は油絵を描くことに
あり、潜在意識がそこに結びつけたのだろうと思います。詳しくは紙面の都
合上ここでは述べられませんが、「Trees of 1aw」という本を出版予定で
す(早稲田経営出版)。私の方法論を知りたい方は参照して下さい。

 ▼STEP3 細かい知識を流し込む 最後にSTEP3ですが、法律論文を書くに
は、やはりかい判例の言い回し、定義等は正確に覚える必要があります。そ
こで択一合格後は抽象化した公式・イメージに知識を流し込みました(500時
間。いらない本はすてる)。
 直前の右作業は非常に大切であり、論文前の60日あまりは思いきり勉強しま
した。左眼が途中見えなく、かすみきってしまったのには驚きました。もっと
も、発想のレベルが重要なSTEP2までは、机にすわった時間はほとんどなくよ
く寝て、よく食べ、よく遊んでました(脳の合理的活用方法)。

私の勉強法の具体例

 右説明では非常にわかりにくいため、具体的にいかなることをやったかを説明します。

〈8〜11月〉合格体験記等、直接合格者と話したことも含めて数千人分の方法論
をインプットしました。しかし、驚いたことに非常に画一的であり大半の受験生
が効率の悪いブロッ
1412 つづき2:2000/09/15(金) 16:20
ブロックカードの作成、答練等同じことをしていることには疑問を感じました。

〈11〜1月〉実際に択一過去問、論文過去問を解いてみました。択一過去問60
問は20点から30点どれ、国語の問題が多いと感じました。また時間は一時間ほ
ど余ったため、スピードは十分であり後は知識を補充する方針をとりました。
 論文過去間は早稲田司法試験セミナー(以下Wセミナーと略す)の「論文ブリッ
ジ講座(羽広政男先生)」をWセミナーで受講しましたが、非常にすばらしい授業
でした。私は羽広政男先生によく質問しに行きましたが、いやな顔をせず、わ
かりやすく法の大枠を説明して下さったことは、私の知識の抽象化のために最
も役に立ちました。
 またこの授業で友人となった優秀な石原君との議論も、非常にレベルが高く楽
しかったです。またWセミナー論文答練会も申し込みましたが、結局理解してい
れば何でも書けることが2〜3回受けてわかりましたので、ほとんど受けません
でした。しかし、ペンに慣れるために同じペンで暇さえあれば落書きをしていました。

〈2〜4月〉私の疑問はとどまるところを知らず、前述北氏とのゼミで次々に解決
していきました。
 このゼミでは口述過去問・基本書の通読等を通じて疑問点をそのまさ言いあう
という形式でしたが、百選等もこの時期につぶしたことも判例に慣れるという意
味で良かったと思います。
 択一対策としては東大の友人である宮本君、松井さん、中大の荻野君等と一問
一答ゼミを組み択一受験六法をつぷしました。
 4月には、ほとんど暗記している状況でした。

● まとめ 私は、どの基本書、参考書を用いたかと言われると非常に困ります。
つまり、受験生が用いる大半の本には目を通したからです。しかし、通常の受験
生と異なるところは、自分が疑問に思うところ以外は読まなかったことです。す
なわち、知識は理解を伴って初めて身につくという前述発想からです。
 つまり本を読むという作業は、知識をそこから得ようとするのではなく、ナル
ホドという確認作業に用いたということです。
 もっとも判例百選は必修です。私も最後にいきついたところは判例百選・重版
であり、事案を離れた法律論は意味がないと思います。
 しかし、私が百選を本当に理解しえたのは3月以降だと思います。初学者であ
れば、深みにはまりますので、ある程度、メリハリがついて読めるようになって
からが良いと思います。そして、百選が楽しいと思えるレベルが合格者の大半の
レベルだと思われて結構です。
1512 つづき3:2000/09/15(金) 16:23
戦略2の解説

論文対策 論文で評価される部分は知識(ブロック)のレベルではありません。
よくブロックを集めれば受かると錯覚しノート作成に時間を費やす人がいま
すが、本末転倒です。インビジュアルの面、答案からにじみ出るイメージが
添削されるのです。
 よく予備校の答練の成績は良いが、本試験では良くないとか、十分書いた
つもりが評価されない等、様々な不思議なことが言われていますが、ここは
表には直接出てこない、つまりコンピュータでは添削できず、人間の感覚を
用いないと添削できないということです。
 私の絵の先生は、絵を見れば、その人の性格、人柄がわかると言います。
試験委員の先生も、答案の裏にある人格、すなわち平衡感覚、謙虚さ、若さ
(インビジュアルの側面)を添削するとおっしゃいます。私の今年の口述試験で
実感しました。そこで、私の知識の抽象化というのはインビジュアルの面を
ビジュアル化するということでしたが、みなさんも、意識を右の点に注意し
て答案を書いてみて下さい(前述の「Trees of 1aw」参照)。
 もっとも定義等の知識も必要ですので、図Aの知識レベルの勉強時期は直
前にズラして下さい。暗記レベルの勉強はそれ以外の時期ではムダです(暗記
は忘れるものだから)。

択一対策(図B) 知識は私は「択一受験六法」で十分だと思います。他の受験
生を見ていると、様々なものに手を出していますが、一冊の本に集約した方が
必ず身につくと思います。
 問題は、実践感覚です。択一試験を受けようとする人は大半知識は十分あ
る人達です。かつ一度合格する人は次の年も合格しやすいので、最初に受験す
る人は残り1000人弱の枠に入るしかなく、案外大変な試験だと思います。
 そこで私は左プランを提案します。すなわち、択一問題は本試験開始の午
後1時半から解かなければ意味がなく、模試を直前1日前まで受けつづけることです。
 右方法の効果として、1日のうち、集中できる時間のピークが1時半から
になり、最も頭の働く時に受けられるというメリットがあります。
 例えば、石原君(前述)は私と同様夜型ですが、朝と夜では点数が10点以上違
うと言っていました。また、他の効果として感覚がみがかれるということです(こ
れは凧のように20数回連続で答練を受けたことがない人にはわからないかもしれない)。
 例えば、150キロのスピードボールも毎日見続ければスローボールに見えるよ
うに、人間の感覚は相対的であり客観的に速いボールはない(カーブの後のストレ
ートは速く見える)。
1612 つづき4:2000/09/15(金) 16:26
 これを択一に応用すれば、20数回頭に圧力をかけていれば、必ず問題は易し
くなるし時間も早くなる。私の経験上では、右のように択一問題を1500問以上
解いた時に感覚がわかり、当初30点前後から50点以上に伸び、時間も一時間
少々楽に余るようになりました。

戦略3の解説

イメージ・感性・相対的理解の効能は、大脳生理学との関係でまだ解明されて
いない部分があります。しかしながら、私の経験則上、最大限効率を上げるに
は右3要素は不可欠であると思います。詳しくは、別紙に譲るとして図の説明
だけすると、土壌が砂であれば、雨のしずくは土に吸収され、残るは点の跡の
みになります。.量を増やしても同様であり、点の数は量に正比例します。しか
しながら、土壌の上に水というTOOLを用意すれば、かっ静かな環境(静かな
心)があれば一滴のしずくがむげんだいに波動となり、水面全体に行き届きます
。いかがでしょうか。

戦略4の解説

 常識(感性)からのアプローチです。上(α)から攻めると常識がかくれてしまう。
受験生の答案を今読んでみると右パターンが多い。もう一つの下(β)からのアプ
ローチをとると、非常に常識から見た問題文の不都合性が見えてくる。すなわ
ちαβ両視点を必ずもって下さい(βは素人の方がよくわかる)。さらにいうと法
律は解決の最終手段であり、社会の大半が常識(道徳)で動いているということで
す。受験生に法律相談をすればまず法律を出すでしょうが、実務家は「そんな
の法律の問題ではありません。常識で解決して下さい」という人が多いでしょう。

▼総括 問題を僭越ながら出させていただきます。'
「りんごの味を述べなさい」
知識・暗記型の人はりんごを数多く食べるでしょう。しかしながら、本書をここ
まで読んでいただいた方はお解かりになるでしょう。私の発想はりんごは食べな
い(もっとも最後に一口食べますが)。いちご、キウイ、パイナップルを食べます。
そして、そこからりんごの味を比較して論文を書くでしょう。すなわち、客観的
なりんごの味という存在はないのです。すべての人間は相対理解で決まるのです
。レモンの後に食べれぱあまく、ももの後に食べればすっぱいでしょう。
 以上、法律にもあてはまります。同じ法律でも存在という意味で共通しますが、
評価の面ではすべての人が各自の価値感に基づき異なる評価をしえます。
1712 つづき5:2000/09/15(金) 16:27
 これを択一に応用すれば、20数回頭に圧力をかけていれば、必ず問題は易し
くなるし時間も早くなる。私の経験上では、右のように択一問題を1500問以上
解いた時に感覚がわかり、当初30点前後から50点以上に伸び、時間も一時間
少々楽に余るようになりました。

戦略3の解説

イメージ・感性・相対的理解の効能は、大脳生理学との関係でまだ解明されて
いない部分があります。しかしながら、私の経験則上、最大限効率を上げるに
は右3要素は不可欠であると思います。詳しくは、別紙に譲るとして図の説明
だけすると、土壌が砂であれば、雨のしずくは土に吸収され、残るは点の跡の
みになります。.量を増やしても同様であり、点の数は量に正比例します。しか
しながら、土壌の上に水というTOOLを用意すれば、かっ静かな環境(静かな
心)があれば一滴のしずくがむげんだいに波動となり、水面全体に行き届きます
。いかがでしょうか。

戦略4の解説

 常識(感性)からのアプローチです。上(α)から攻めると常識がかくれてしまう。
受験生の答案を今読んでみると右パターンが多い。もう一つの下(β)からのアプ
ローチをとると、非常に常識から見た問題文の不都合性が見えてくる。すなわ
ちαβ両視点を必ずもって下さい(βは素人の方がよくわかる)。さらにいうと法
律は解決の最終手段であり、社会の大半が常識(道徳)で動いているということで
す。受験生に法律相談をすればまず法律を出すでしょうが、実務家は「そんな
の法律の問題ではありません。常識で解決して下さい」という人が多いでしょう。

▼総括 問題を僭越ながら出させていただきます。'
「りんごの味を述べなさい」
知識・暗記型の人はりんごを数多く食べるでしょう。しかしながら、本書をここ
まで読んでいただいた方はお解かりになるでしょう。私の発想はりんごは食べな
い(もっとも最後に一口食べますが)。いちご、キウイ、パイナップルを食べます。
そして、そこからりんごの味を比較して論文を書くでしょう。すなわち、客観的
なりんごの味という存在はないのです。すべての人間は相対理解で決まるのです
。レモンの後に食べれぱあまく、ももの後に食べればすっぱいでしょう。
 以上、法律にもあてはまります。同じ法律でも存在という意味で共通しますが、
評価の面ではすべての人が各自の価値感に基づき異なる評価をしえます。
18名無しさん:2000/09/15(金) 16:34
すばらしい。
この文章だけでもかなり頭いいってわかるね。
12さんご苦労様。

保存しておきます。
19名無しさん@お腹いっぱい:2000/09/15(金) 16:42
すばらしいが、
わかったつもりで
素人が手出すと
焼けどしそうだ・・・。
2012 つづき5:2000/09/15(金) 16:44
 答案は作品です。芸術品です。自らの個性を生かし、そのキャンパスに
おもいきり自分の世界を描いて下さい(唯心論的アプローチ)。
 今、受験界ではブロックカードを作成し、量をこなし、穴を埋める方法
が流行しています。そのため答案が画一化し、没個性的なものが増えてい
るそうです。そこで、いかに個性的な答案を書くかも短期合格秘訣です(某
司試委員談)。
 私の方法論を参考にし、方向性を最初に見極め、最短距離で合格する方
が多く出ることを期待します。最後まで読んでいただきありがとうござい
ました。

以上です。
23歳の学生の書いた文章とは思えません。やはり、天才なのでしょ
う。しかし、その方法論は凡人にはちんぷんかんぷんです。

P.S.17はまちがい(二重投稿しちまった・・・)
21塾生B:2000/09/15(金) 20:25
すっげ〜 コピーしました
22名無しさん:2000/09/15(金) 22:10
12さんの転載を読む限りでは
前年の10月か11月ごろに勉強を始めて
翌年合格ということになりますね・・。
し、信じられん。
天才ってこういう人なんですね。我々には真似するどころか
理解すら難しい・・。
23名無しさん:2000/09/15(金) 23:28
法的思考の探求もってるけど、
理解できんかった。
24名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/16(土) 00:19
天才みたいだけど天才でもまったくの一人で勉強して
合格できるわけじゃないんだな。
ゼミや予備校での友人、講師のつながりも重要ポイントだな。

>土壌が砂であれば、雨のしずくは土に吸収され、残るは点の跡のみに
なります。量を増やしても同様であり、点の数は量に正比例します。
しかしながら、土壌の上に水というツールを用意すれば、かつ静かな
環境(静かな心)があれば一滴のしずくが無限大に波動となり、
水面全体に行き届きます。

誰かこの部分を解説してくれないか?
考えて考えて考え抜いて脳を活性化しろってこと?
なんか一歩間違えば「脳内革命」みたいだな。
2524:2000/09/16(土) 00:21
脳内ネットワークみたいなものか?
26名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/16(土) 00:22
1のことから10を学べってことじゃないかな
10暗記しようとして1しか暗記できない人もいるからね
2724:2000/09/16(土) 00:27
>イメージ・感性・相対的理解の効能は、大脳生理学との関係で
まだ解明されていない部分があります。

たぶんここらへんがポイントだろうけど、
解明されない限り永久にベテラン受験生は減らないな。
解明されても一般人には応用できなきゃしょうがないな。
法律の勉強だけに当てはまることでもないな。
2824:2000/09/16(土) 00:35
しつこく書き込みをすると…
法律の勉強だけではなくいろんな教養を身につけることが
大事みたいだな。
この一条氏も法律だけでなくいろんな引き出しがある。
それが相対的理解につながる。
29塾生B:2000/09/16(土) 01:57
相対的につなげてみたいです・・・
30>28:2000/09/16(土) 02:00
たぶんそうだと思う。
水=バックグラウンド、教養(画才+疑問に思って理解した知識)
しずく=新たな知識
相対的理解=今まで理解してきた知識世界に、新たな知識をマッピングする。
なんとなく分るけど俺には出来ない。
3130:2000/09/16(土) 02:14
もうちょっと敷延すると
相対的理解とは、今まで得てきた知識が座標軸の代わりとなって、
新たな知識がの位置付けが容易になるってことなんでしょうね。

でも凡人は、今までの得てきた知識も揺れ動いてるからね。
たまに消えちゃうしね。
32名無しさん:2000/09/16(土) 02:22
>>28

同意。結局、そう思う。
なんだかんだ言って、やっぱ、この人スゲー知識あるんだと思う。
だって、俺、目がかすむほど勉強したことないぞ(爆。

そういえば、択一前、折る盛るさんが目が変だみたいなことを
掲示板で仰ってたが、やっぱそのくらい勉強しろってことじゃん?
井藤先生も赤い本にもそんなこと書いてあったなあ。
やっぱ、スゲー人って目がやられるくらいの努力をした人ジャン?
そのくらい努力して初めて独特の方法論の光明みたいなものが見えてくんのかな?

あんまり勉強してなかったら方法論に対する問題意識すら感じないのかもね。
俺かあ

でも、過去問から入ったって所からして無駄な知識は吸収しないぞって
感じがする。やっぱそういう点からして、先見の明があるというか、
頭がいいんだろうなあ。

で、この人、今何してるの?裁判官とか?
33名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/16(土) 02:31
>32
たしか裁判官やってるはず。
34名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/16(土) 02:44
まじっすか?

やっぱしなあ。この人、将来どうなるんだろ?
最高裁判事か?スゲー
35名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/16(土) 03:41
この人、1年で受かっただけじゃなくて
丙案なし時代に、上位で受かってるんだね。
しかも500人時代?
36名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/16(土) 10:58
有用すれっど認定します
37あみ:2000/09/18(月) 11:23
経営してた会社のほうは、どうなったの?
38名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/18(月) 19:58
>早稲田経営出版から出ている、「法的思考の探求」っていう本

すいません。この本は今どこで手に入りますか?
39名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/18(月) 21:39
一条法樹というペンネームもなかなかウィットがきいている。
法律は一条から大樹へと大きく連なる。
40名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/18(月) 22:40
>39
 俺もそう思う。一条は法の森(樹の集合体)につながり、法の森は
一条へと還元される。この人の本を今日、読んだけど、かなりイカしてる。
おもしろかったよ。
41名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/18(月) 22:43
 ちなみに、この本を読むと、既存の、いわゆる「論証」がダメかが
はっきりわかる。俺は大きな勘違いをしていた・・・。
42名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/18(月) 23:25
>38
渋谷のブックファーストで買いました。
43名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/18(月) 23:27
>ちなみに、この本を読むと、既存の、いわゆる「論証」がダメかが
>はっきりわかる。
あのー。本気でそう思ってらっしゃるのでしょうか?
わたしは、あの本書いた人はおそらく頭が良いのだろうとは
思いますが、本気で他人に何かを伝達しようとしているのか
はなはだ疑問に思うものです。
平たく言うと
「こいつ、ええかっこしいのアホちゃうか」
という感想しか持ち得ませんでした。
読む気が途中で失せる本。そういう本。
やたら他人の知らない高度な概念を持ってきてお利口さんぶったり
突然音符が出てきたり。
ブラフりたがるアホって高校生とかによくいるでしょう。
あんなかんじ。

いや、たぶん彼はかしこいのだと思うし。
見る人が見ればすごい本であるのかもしれませんが。

タイプが違うと言えばそれまでなのかもしれませんが、
たとえば、我妻栄のように、むずかしいことを誰にでもわかるように
やさしい言葉で伝える、そういう人の方が偉い。
そう思う。
44さとーこーじ:2000/09/18(月) 23:43
>43
>やさしい言葉で伝える、そういう人の方が偉い。
>そう思う。

君はローススクールに入れてあげないっっ!!


45名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/18(月) 23:47
抽象概念を具体化し、説明する才能と
試験を攻略する才能は別モンだと思う。
でも、一条はむずい
4643:2000/09/19(火) 00:10
>君はローススクールに入れてあげないっっ!!
はっはっは。まいりました。

しかしまあ自分の読解力を棚に上げてこんなこと言ってしまいますが、
あの読みにくい佐藤幸治を読んでも「だから、なに?」という
感想は出てこないんですよね。
でも一条の、たとえば21ページ以下とか。究極の自己満足大会
にしかなってないよ、という感想。
(こんなところ、真面目に読んでる人、いるの?)
もうごちそうさまってかんじ。
ちょっと勉強している東大生なら、あれくらい(書こうとすれば)書ける
人、いるよ。
「本書は西洋知と東洋知の調和と統合を目指し、限界を内包する思考の
最大限の活用を目指す」(17ページ)
らしいですね。たいそうなこった。

やたらに学者の言葉を引用されているけど、説明の不足が多い。
後半になってはじめて、ちょっと具体的な答案作成法とか出てきて
いるけれども、これも・・・なんせ説明が途中で止まってる。
(もうわかったね、次! なんですよねきっと)
私の印象としては、なにからなにまで中途半端な本。
著者がかしこいのは認めますよ。
ただ、本としては全くプラクティカルではない。
有用だとはとても思えない。
47名無しさん:2000/09/19(火) 00:16
で、結局、読んで役に立ったよって言う人はいないのかな?

お薦めする本ですか?
それとも、時間の無駄でしょうか?

教えて。迷ってます。本屋に行くの結構、面倒くさい地域にすんでるもので。
48はい、どうぞ:2000/09/19(火) 00:23
http://www.jbook.co.jp/product.asp?product=0001353100
http://www.w-seminar.co.jp/shoseki/book/72.html
一条法樹 著
法的思考の探求 
東大現役合格者による司法試験超短期合格のための思考方法「Trees&Tree」の構成とは何か。3Dを用いて司法試験攻略法を徹底分析。
49あみ:2000/09/19(火) 10:57
ていうか、会社は?
どうなった?
50名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/19(火) 11:32
40,41>42以降
 おいおい、あの本の自己満足部分なんてどうでもいいんだよ。さすがに
自分の書いた絵を載せたり、譜面を何ページも引用するはやりすぎ
だと思った。ただ、そういう自己満足的な部分を捨象して、要は彼は
なにを言いたいのかを読みとれば、それでいいんじゃない?
 なにが「言いたいこと」かは、第一章を読めばわかるので、とりあえず
よんでみたら?
51名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/19(火) 13:25
気に入らなきゃ買わなきゃいい。読まなきゃいい。
それだけのこと。
でも、6年前の(たかだか司法試験指南の)本がいまだ重版されている
ということはそれなりの価値があると認められたと解していいのでは?
52名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/20(水) 01:58
あげ
53名無しさん:2000/09/20(水) 02:34
>なにが「言いたいこと」かは、第一章を読めばわかるので、
>とりあえず よんでみたら?

書店に行くの大変なんで、要約して2,3語でいいのでポイントだけでも
教えてください。

54名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/20(水) 02:39
ひとことでいうと、抽象化せよってことだ。>53

ところで、「バランス感覚でとく刑訴」は
一条法樹さんは、なんか関係あんのかな?
55名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/20(水) 03:44
50です。
要するに、「相対的理解」と「イメージ化」だと思います。
56名無しさん:2000/09/20(水) 04:56
もっと分かりやすくかいつまんで具体的にお願いできないでしょうか?
57名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/20(水) 06:02
相対的理解とは、
具体的にいうと、
りんごの味を知るには、みかんの味を知って初めて
その違いがわかるってこと。比較して理解せよってこと。

58名無しさん:2000/09/20(水) 07:16
なるほどなるほど。
具体的には、それを意識・実践するには
どういう勉強法にしなさいとかあるのですか?
59名無しさん:2000/09/21(木) 06:44
age
60名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/21(木) 07:41
そひ
61名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/23(土) 23:21
条文まっぷを利用せよ>58
62名無しさん:2000/09/25(月) 05:36
なに?その条文マップって?
63名無しさん@お腹いっぱい。:2000/09/25(月) 06:26
ながぁはバカカップルをイジメテと神に頼んだのに、神のやり方を見て管理人に泣きついたっっっっっっ、みんな信じるな。誰も信じるな。ながぁを信じるな、管理人さん。仲がいいというだけで、悪を認めるの?、管理人がしっかりしなければ、身内だけの糞まみれ、管理人。真実を見つめろっ!、、管理人。独善家にはなるな!、管理人。正義の権力を行使しろ!管理人。一人の人間のエゴで何人の人が傷ついたと思う?、ながぁをサラセ!身内だからといってかばうなっ!!、ながぁをサラセながぁをサラセながぁをサラセながぁをサラセ!!!!!!!!!!
64名無しさん@お腹いっぱい。
この人の体験記に出てくる「北陽一郎」って、以前「ラップ憲法」をつくった人と同じ名前だけど、
同一人物かな。