民訴を超合理的にマスターする方法

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1名無しさん
を教えて下さい。
今年の論文で、民訴で落ちた、という状況を招かないレベルになるには、
どういう勉強をすればいいでしょうか?
基本書、テキスト、予備校の講座・テープ、具体的な勉強方法など
教えて下さい。
よろしくおねがいします。
2民訴Aだったよ:2000/04/05(水) 04:15
去年の民訴は薄っぺらい問題集でもやっていた範囲ではないのでしょうか?
(一部請求の是非や過失の弁論主義でしたよね・・・?)
ゆえに(何故にゆえに?)、思うに(何を思う?)、民訴は基本問題ではないかと・・・
であるならば(???)、ふつうの勉強方法で良いのかと・・・・・・
酔ってて失礼。
31:2000/04/06(木) 04:03
2さん、早速レス頂き、ありがとうございます。
民訴A、すごいですね。
基本問題とは、どれ位のレベルですか?
私は現在、予備校の基礎レベルの講座のテープを聴いています
(辰巳大阪校の民訴基礎マスターです)。
これを聴き終わった後、予想答練3年分潰そうと考えています。
これで、民訴で落ちないレベルになれますか?
一行問題に対応するには、基本書読まなきゃダメですか?
教えて下さい。
4名無しさん:2000/04/06(木) 07:06
辰巳大阪校の民訴基礎マスターが、何時間くらいのものなのか、どのくらいの深さなのか知りませんが、
それ+予想答錬程度では全く足りないと思いますよ。問題中心なら、200問位は、それが嫌なら、東大の伊藤眞
または、上徹くらいを読んでおく必要があると思います。でも、両者分量あるので他でもいいかも。
5>4:2000/04/06(木) 10:34
基本書は上田、副読本に高橋宏志がオススメです。
問題集は、いとう塾の問題研究をベースにして、
答練で補充していくのがベストでは?
問研は、塾生か合格者の友人にコピーさせてもらうといいでしょう。
6人間の屑:2000/04/06(木) 18:34
伊藤塾の民訴の問研って、以前、「評」で酷評されてませんでしたっけ?
個人的にも、あまり良い出来だとは思えません。
じゃあ、ほかに何かいいものがあるのかというと・・・なかなかないんですよね(笑)
7名無しさん:2000/04/06(木) 19:33
 改正前の民訴の教材だが、現在検事をやっている「葉玉」という
人のLECのレジュメがよく出来ていた。
 あれで改正点を補えば十分だろうが、果たして今持っている人が
いるだろうか。
8名無しさん:2000/04/06(木) 20:14
>2さんへ
一問目の債務不存在確認訴訟はどのように対応されたのでしょうか?
2さんに限らず、こうした基本書でもまとめた個所がない部分は
どう対策をたてたらよいのでしょうか?
9名無しさん:2000/04/06(木) 20:21
 我々が受験していたころは、1000位以内がAというのは、
総合も各科目も同じだったが、今は科目評価も2000位以内
がAなのだろうか。
 だとすれば、そこそこに知識をひけらかすだけで十分Aが取
れてしまうし、あまり評価に意味がないと思う。

 誰も対策を立てていなそうな問題は、みんな驚くほどできな
いから心配いらないと思う。知ってることで無難にまとめれば
十分。
10>8:2000/04/06(木) 23:56
すみません、2で大口をたたいた馬鹿者です。
あのときは本当に酔っぱらっていて、今思うと恥ずかしいことを
書いてしまったと後悔しています。
不快に感じた方もおられると思いますが、申し訳ありませんでした。

で、1問目についてですが、私はあまり民訴を勉強していたわけではなく、
「債務の(一部)不存在確認は一部存在確認とパラレルでいいんだろうなあ」
くらいにしか考えていませんでした。
でも1日目か2日目の試験終了後に門の外で(たぶん)LECの人が訴訟法の
予想問題のようなものを配っていて、それを読んで「じつは複雑だな・・・」
と思い直し、少し考えていました。
そして試験当日は「おっ、出てる出てる」と最初は喜んだのですが、前日の
疑問点が解消してなかったので、ほとんど現場思考で書くことになりました。
どのような対応、と言われても↑のとおりアップアップの状態でしたので、
今思い出そうにも思い出せません。お役に立てず申し訳ありません。
9の方もおっしゃっているように、現在のA評価はあまり価値がないので
わざわざ書くことではありませんでした。恥ずかしいです・・・
お騒がせしてすみませんでした。
111:2000/04/07(金) 05:04
皆さん、ありがとうございます。
参考になります。
やっぱり、基本書よまなきゃダメですか?
BかCにとどまればいいって感じなんですが、、、。

>4さんへ
講義時間は30時間、テキストはP&C方式新民事訴訟法です(笑
124:2000/04/07(金) 08:49
>基本書よまなきゃダメですか
駄目ということはないと思うのですが。自分も不合格者ゆえ偉そうなことはい
えません。

>講義時間は30時間、テキストはP&C方式新民事訴訟法です(笑

講義もP&cの入門講座なのですか?あの講座では、過去問も検討するらしいじゃないですか?
だとしたら、予想答錬3年分以外にも大量に問題こなすんですよね?
だったら、基本書要らないんじゃないですか?
よく知らないですけど。
131:2000/04/08(土) 04:22
>12さん、レスありがとうございます。
 P&Cの入門講座ではなく、井藤先生がつくったテキストを
 使用する、入門レベルの講座です。
 答案は検討しません。
 基礎的論点を潰していくという形式です。

 ところで、過去問検討は必須ですか?
 やるとしたら、どの位の範囲まで、やるべきなのでしょうか?
14>6:2000/04/08(土) 18:06
私は、伊藤塾の経営姿勢や、伊藤真のいんちきぶり(おめえ最初はマスプロ批判してたくせに、自分が超マスプロだろ等々)は非常に批判的な者ですが
伊藤塾の問研(前もどこかで言ったが名前がいやですな)の民訴は結構よく出来ていると思うのですが。
民訴の力がある程度ある人にはところどころ修正すれば、最適だと思いますよ
15人間の屑:2000/04/08(土) 18:26
良い問題集の条件はいろいろあるかと思います。
たとえば、網羅性、解答例の出来、値段・・・等です。

伊藤塾の問研は、論点は結構網羅していて良いと思います。
解答例は、14さんのおっしゃる通り、
> 民訴の力がある程度ある人にはところどころ修正すれば、最適
だと思います。
私が、6で、「あまり良い出来ではない」と評価したのは、この、「ところどころ修正」しなければ
使えないという点です。
決して、全然使い物にならないダメな問題集である、という評価ではありません。
結論を言うと、
「相対的には良い問題集であるが、メチャメチャ良いというものではない。また、講座
を受講してまで手に入れる価値はない」
という感じです。

決して、問研での学習を否定している訳ではありません。
友人などからコピーさせてもらえるのなら、最高の素材だと思います。


16基本書を:2000/04/09(日) 23:24
脇目も振らずに真剣に集中して、とにかく短期間で一冊読み上げるのが一番効果的だと思うけどなあ。それから後で、問題集や予備校テキストなんかもかじってみたらいいんですよ。そうすれば、ああこの部分は基本書のあの辺に載ってたなっていうのが見えてきて、また基本書を読み返すきっかけにもなる。特に民訴って科目はしっかりした教科書使って全体の体系を一気に勉強するのが一番近道だよ。考えながら読まなきゃいけないから小説に比べれば時間はかかるけど、それでも一月あれば1冊読みきるくらいできるでしょ。真剣に考えながら本を読めばそれだけで、少なくとも自身には繋がるし、うまくいけば結構得意科目に持っていけるもんだよ。
171:2000/04/10(月) 02:14
皆さん、レスありがとうございます。
>16さん
基本書のお話、参考になります。
おすすめの基本書は、ありますか?
また、読み込む際の注意点とかございましたら、
教えてください。
他にもアドバイスがございましたら、
よろしくお願いいたします。
18君たち何を言ってるのかね:2000/04/10(月) 05:09
下三法の一番合理的な勉強方は、条文の素読に決まってるでしょうが。
特に訴訟法は、そんなに細かい論点なんかいらない。
大まかな手続きの流れをつかむ事が何より大事。
基本書の熟読なんかその後のお話。
1916です:2000/04/10(月) 10:29
おいらは大学草書の民事訴訟法講義使ってました(今は「新」がつくよね)。あれの脚注も含めて、「考えながら」「短期間で一気に」熟読するの。一日数十頁しか読めないけど、それでも粘り強く集中するの。考え方がわかれば他のものを読んでも理解が進むし、暗記もしやすくなるからね。予備校や問題集みたいなのは論文試験の解答文の書き方を身につけるための手段程度と思って、まずは幹になる部分をしっかりと会得するほうがいいよ。とにかく短期間に集中して勉強することが大事なんじゃないかなあ、特に最初はね。試験対策用のいわゆる論点ってやつを意識するのは2回目に読むときからでもいいと思うね。1回集中して熟読すれば、2回目からは効率良くなって勉強も早くなるよ。どんな基本書でもそうだけど、最初に読み込むときには「定義部分」「問題提起部分」を色分けして読んでたね。2回目読むときには「問題提起部分」に対応する学説その他の考え方を意識して読むのよ、そうすれば自然と論点把握もできるから。「定義部分」は基本書開ける都度に見直せばいいです。
1回目に読むときにどれだけ集中して読み込めるかが、その科目を好きになれるかどうかの分かれ目だと思いますよ。好きになれば早いから。
18さんとはやり方ちがうみたいだけど、おいらは少なくともこのやり方でうまくいったよ。未だに民訴って結構好きだったりするもの(笑)
20伊藤塾に行く金銭的余裕が全くない者:2000/04/10(月) 12:07
問研というものはいろいろなところで聞くのですが、この問題集は、
民訴だと、何問くらいあるのですか?また、1問につき答案は
何通あるのでしょうか?さらに、授業を聞かなくても、読めるでしょうか
(解説は付いているのですか)?


>17
民訴の基本書は今の流行は伊藤眞(東大教授)みたいですよ。
旧訴訟物理論に立って書かれていますし。
辰巳の加藤先生の基本書解析講座でも使われているみたいです。
でも、チョッと、量が多すぎるような気がする。
上徹も同様。講義案(司法協会)も結構使われているみたいです。

21おれ:2000/04/10(月) 20:13
新堂の民訴を読んでるんだけど、論文の民訴はEとかGばっかり
だぜ。旧法時代は兼子や三ヶ月だったけど、論文に歯がたたなかった。
22人間の屑:2000/04/11(火) 09:00
>20
問研は、約70問です。解答例は、一問につき1通。(多分。違う可能性あります)
解答例の後に詳しい解説が付いていますので、基本書を読んでいる方なら授業を聞かなくても
勉強できまると思います。(解説つきなのでかなりブ厚いです)
ただ、講座受講生でないと入手できません。

問研は、その多くが過去問で構成されているます。ですから、お金がないのであれば、市販の
過去問集と問題集で代用可能なのではないでしょうか。
23名無しさん:2000/04/12(水) 01:26
伊藤眞の最先端の議論をカットして読むのが良いです<基本書

市販ならセミナーAプラスが薄くて良い<問題集
241:2000/04/12(水) 03:14
皆さん、レスありがとうございます。

>16・19さん、とっても参考になります。
 ありがとうございます。
 民訴はほとんど手付かずなのですが、択一後3週間ぐらいで、
 Cレベル以上の持っていきたいと考えています。
 そういう場合でも、有効ですか?

>18さん、私も条文は重視しようと考えていますが、
 いきなり素読する方が、効率いいんですか?

>21さん、新堂はやめておきますね。

>22さん、問研というのは、解答例の出来はいかがなのでしょうか?
 私は、基本書とかの理由付けをそのまま書くというのではなく、
 趣旨をしっかり書き、そこからアバウトな理由・規範を書く、という
 答案スタイルを採っています。
 趣旨から流すと言う感じの解答例のあるものを使いたいと
 考えています。

>23さん、レックの論文の森は、どうなのでしょうか?

 
25人間の屑:2000/04/12(水) 07:04
択一前なので、民訴のファイルを持ち出してきて、一問一問確認しているヒマが無いため、
記憶と独断で書かせて頂きますね。間違っていたら択一後にでも訂正します。
>趣旨をしっかり書き、そこからアバウトな理由・規範を書く、という 答案スタイルを
>採っています。
私も同様です。
前にも書きましたが、伊藤塾の問研の解答例は、ある程度修正して使用する必要がある
と思います。(だからといって、全く使い物にならない程悪いわけではありません。)
伊藤塾の他の科目の問研と同じような感じだと思います。
解答例は結構長めのものが多かったと記憶してます。
特に理由付け〜規範定立までの論述が長かったような。(←あいまいな記憶)
趣旨については、「趣旨に触れられていない」という事はなかったと思います。
ただ、趣旨から結論への流し方は各自の好みがあると思いますんで一概には言えないかと。
まぁ趣旨からの流し方程度なら、もし気に入らなくても簡単に自分流に修正できますけど。
「良くも無く、悪くも無く、他に決定的に良いものがないので、相対的には良い問題集」
って感じですか?

論文の森は、解答例は伊藤塾の問研と同じようなもんだったと記憶してます。
(・・・・たくさん修正するほどでもなかったかな?)
価格に対して問題数が多いのが良いですね。
伊藤塾の問研の代わりに使うのならコレと過去問集でいいのでは?
他に答練も受ける事になるでしょうし。。

民訴って、刑法などと違って、論文における視点や、構成、総論の書き方なんかがいろ
いろありうると思いますんで、解答例の良し悪しは各自の好みによって分かれると思い
ます。
テキトーな記憶で書いちゃってすいません。択一の勉強に戻ります。
2619っす:2000/04/12(水) 15:13
>択一後3週間ぐらいで、
>Cレベル以上の持っていきたいと考えています。
>そういう場合でも、有効ですか?
ここまで具体的に聞かれると、なんとも答えようがないです(笑)
でもね、私の場合、大学3年のころから受験勉強始めて(但し、その年は試験は受けず。だって、願書を1月には出してなきゃいけないでしょ。そんなこと知らなかったんだもん)、その年に民事訴訟法のゼミを選択したのよ。ところが、それまで全然勉強してなかったからゼミに全くついていけなかったわけ。秋頃には発表の順番も回ってくるしで、あせって、夏休みの間に図書館にこもって一月くらいかけて教科書熟読したんです。そうしたら、休み明けのゼミにもついていけるようになって、どんどん面白くなっちゃった。4年生になって初めて司法試験受けたけど、(結局、落っこちたけど)民訴はA評価でしたよ。自分の民訴の基礎部分はあの夏休みにあるなと今でも思ってます。教科書の選択は定評のあるものならばどれでもいいんだろうなとは思います。でも読んでて肌にあわないなと感じたら、無理せずに途中でもチェンジしたらいいです。所詮数百頁の範囲内なんですから、分厚いというだけで敬遠したりするんじゃなくって、読みごたえを感じれるかどうかで選んだほうがいいです。私の使った民事訴訟法講義なんて、横書きで文字数もつまってて最初はビビったけど、よくできた教科書だと思いますよ。

271:2000/04/13(木) 01:54
>25さん

レスありがとうございます。
問題集は、論文の森と過去門集を使うことにします。
お薦めの過去門集とかありますか?
私は、辰巳の過去門本とレックの徹底解析を持っているのですが、、、。

択一の勉強、頑張ってくださいね。

>26さん

いつも参考になります。感謝です。

伊藤先生か書記官研修所の本を読もうと思います。
また、何かアドバイスがございましたら、何卒よろしく
お願いしますね。
2826っす:2000/04/13(木) 13:11
伊藤先生の破産法は実務に入ってから読みました。第3版になって一気に読みやすくなったし、充実しましたね。民訴の教科書は読んでないので知りませんが、きっといいだろうと思います。
学者の世界はよくは知りませんが、なんとなく(特に)民訴は学者先生のレベルに差が激しいような気がしています。実体法についての理解の差が訴訟法その他の手続法についての議論の差に現れてるんでしょうね。もっとも、定評のある教科書を書いている先生方はほとんどハイレベルで圧倒されちゃいますけどね。伊藤先生って、一度ひょんなことから食事をご一緒させてもらったことがあるんですが、ざっくばらんな方のようで人柄的にも好きな先生です。
29名無しさん:2000/04/14(金) 00:59
age
301:2000/04/14(金) 01:27
>28さん

基本書は、伊藤先生の本に決めました!

31人間の屑:2000/04/14(金) 08:07
>お薦めの過去門集とかありますか?
過去問集については私は詳しくないんですよね。ごめんなさい。
ただ、過去問集の優秀さを決めるのは、解答例の出来だと思いますので、実際に本屋で
解答例を立ち読みしてから決めるのが良いと思います。
あとは、解説の詳しさ、フローチャートの有無などの違いがありますが、やはり一番の
ポイントは解答例の出来でしょう。(もちろん値段も重要です)
ただ、聞いた話では解答例を複数の人で作成して、それをあまりチェックせずに本に載
せている場合があるそうで、そのような本は、解答例の出来の差が問題によって大きい
ということになりそうです。
立ち読みする際は、複数の問題の解答例を見るようにしてください。
321:2000/04/15(土) 02:35
>31さん

アドバイスありがとうございます。
33age:2000/04/17(月) 02:53
age
34age:2000/04/18(火) 03:09
age
35すくいあげ:2000/07/03(月) 00:46
貴重なすれっどなので上げておきました。
まこつ批判は大賛成なんだけど、すれっどを
統一しようよ。
36名無しさん:2000/07/03(月) 06:52
1さんは民訴の基礎の講義を受けてるんですよね?
だったら、何も今基本書読まなくてもいいんじゃないですか?
そんな時間ないでしょう。
講義テープで体系と基礎を理解したらガンガン答案を潰していけば
いいと思いますよ。答案読んで意味がわからない所を基本書なりで
調べればいいんですから。
とにかく、民訴は暗記が多いですので(刑訴と比べると)、答案の中
でどんどん目に焼き付けていくしかないでしょう。
問題数は、できるだけですね。答練3年分じゃ少ないと思いますが。
37氏名黙秘
繰り返し〜繰り返し〜。