443 :
氏名黙秘:
刑法
乙は甲にA宅には金目にものがあることを話したところ、甲は乙に泥棒に入ることを誘い
ました。乙は断りましたが、Aへの恨みから、A宅の間取りを教え、Aが在宅していない時
間帯を見計らい、甲をA宅まで送ることにしました。甲はナイフを準備しました。甲は乙を
A宅に送り、甲は乙に対して、そのまま立ち去るように命じました。甲はA宅に入り、20
0万を見つけ、これを懐に入れましたが、Aの父Bに遭遇しました。甲はBから2万円を喝
取したところ、Bが逃げ出したので、追いかけました。Bは家を出たところで、転倒し、手
首を骨折しました。このとき、不安になって来た乙がA宅に戻ってきて、Bが倒れていると
ころを見つけました。乙はBの口を塞いだところ、Bは抵抗したので、乙はBを強打したと
ころ、Bはブロックの角に後頭部を強打しました。その日のうちに、乙は頭蓋骨を骨折し死
亡しました。甲は乙に100万円を分け前として渡しました。
444 :
氏名黙秘:2013/12/06(金) 20:03:42.44 ID:???
刑事訴訟法
警察は覚せい剤営利目的所持の犯罪事実でAマンション甲方に対する捜索差押令状の発布
を受けました。警部補Qらは甲方に赴き、チャイムを鳴らしましたが、ドアは開かれること
なく、「やばい。」などという男の声が聞こえてきました。そこで、Qはドアの右隣にある窓
を割って穴をあけ、その穴から手を入れて、ドアの錠を開きました。Qらは甲方に入り、甲
方内の各部屋に散っていきました。甲方内には3名いることが分かり、Qらはそれぞれを注
視できる位置につきました。それから、捜索差押令状を提示しましたが、この時点で、甲方
に入ってから3分が経過していました。この捜索の問題点を論じてください。
甲にはWという交際している女性がいましたが、Wは交通事故で死んでいました。しかし、
差し押さえられたWのノート(以下「本件ノート」といいます。)には、Wが甲方で覚せい
剤を見つけたところ、甲に「Y組の乙から覚せい剤50グラムを250万円で譲ってもらっ
た。うちの組は、これまで0.1グラム1万5000円で売ってきた」と言われたと記され
ていました。甲と覚せい剤を結び付けるものは、甲方で押収された覚せい剤とこのノートし
かありません。検察官は「Wが甲方で本件覚せい剤を発見して甲と会話した状況、本件覚せ
い剤を甲が乙から入手した状況及びX組が過去に覚せい剤を密売した際の売却価格」とい
う立証趣旨で本件ノートの証拠調べを請求しました。本件ノートには証拠能力があるでし
ょうか。