遺族が死刑へ最後のお願い「墓前に死刑を報告させて」
広島市中区江波の夫婦殺害事件の裁判員裁判で、遺族が証言台に立ち「両親の墓前に死刑を報告させてほしい」と改めて極刑を訴えました。
竹中誠司被告はおととし8月、中区江波二本松の住宅で、谷口忠男さんと妻の英子さんを盗み目的で殺害した罪に問われています。
27日の裁判では、竹中誠司被告が検察の取り調べで「逮捕後に今は言えないと話したが、怖くて思い出したくなかったから」と犯行を
認めるような供述をしていたことが分かりました。
また殺害された谷口忠男さんと英子さんの次男が、法廷で意見陳述し、「被告には死刑しか望まない。両親の墓前に死刑の報告を
させてほしい」と涙ながらに語りまいした。28日は検察が求刑する予定です。
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