新☆基本書スレッド 2010 第07版【第179刷】

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556氏名黙秘
渥美東洋先生が司法試験の論文試験を受けたときに、どの科目も1時間足らずで
終わって、会場(中央大学)から出てきてサークルの部室の先輩に
お茶を入れていた、でサークルの誰一人として司法試験を受けていることに
気づかなかったという逸話がありますね。


司法研修所で、渥美説でいうところのいわゆる緊急捜索差押の問題研究
で、当時は試験委員が渥美教授だったので、次々と修習生が渥美説で答
えた。どのクラスでもそうだったらしい。多くの検察教官はそのような
説を初めて聞き面食らった。検察教官室で、(ホントかどうかは知らな
いが)勉強会が開かれたという噂を聞いた。この中には刑事訴訟法の司
法試験委員も多くいたのだが…。また、刑事弁護の起案で、初めてみる
が筋の通った考え方を展開する答案を見たある刑事弁護の担当の弁護教
官は、これは誰かが主張している学説に違いないとわざわざ神田に行っ
て、かたっぱしから学者のい基本書を探したら渥美説だったと言ってい
た。そのころは渥美説が受験界を席巻していたころだったというのに…