刑法の勉強法■26

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299サイコパス
おっす、おらサイコパス!w もちろん元ヴェテ氏とは別人だ。

いやあ、こちらに迷惑かけて済まないね。このタイミングで俺が書き込むと、
余計紛糾しそうなんだが、この騒動は、俺が下記の書き込みに文句を付けたあ
たりから始まる。
http://s02.megalodon.jp/2008-0723-1850-07/academy6.2ch.net/test/read.cgi/philo/1214068154/
の、>>601
> 正当防衛が問題にされる場合には、構成要件に該当することが前提となります。
> つまり、正当防衛が問題になるということは、殺人は不正であると考える
> ことが前提になります。

また、同趣旨の>>707
> >>601に書いてある通りです。696に合わせてあえて別の言い方をするなら、正当
> 防衛が認められるには、 そこで問題になる殺人は、すべて不正と考えられてい
> なければなりません。正当防衛は刑法上の問題であり、刑法上は、すべての殺
> 人は不正と評価されます(殺人は殺人罪に必ず該当するので)。

俺は「構成要件に該当したからと言って当然に不正と評価されるわけではない、
違法性が推定されるだけだ。違法推定とは特別な事情が無い限り違法というに
過ぎないから、構成要件に該当しただけでは違法(不正)かどうかは判断でき
ない」つーたわけ。構成要件該当性の吟味では特別の事情の有無の判断は行わ
れないからね。

まあ、結果無価値の立場なんかからすると、死刑等についても、人の死やその
危険に対して一定の無価値的価値判断をすることは前提になっているかも知れ
んが、それを「不正」と表現しちゃうのはマズいだろうと。「死刑や正当防衛
も不正」はおかしいと。