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氏名黙秘:
1L学生X君の2ちゃんねるでのクラスメートに対する誹謗中傷について(報告と勧告)
個人の特定を形式的に防止する趣旨から一般的なヘボン式に基づくイニシャルに替えて刑事事件の被疑者を表す記号Xを用いることとする。
(日下部、楠等、Kusで始まる苗字の場合、Xが解読可能なイニシャルになる可能性があるが、このケースがそのような場合に当たるか否かについては問い合わせがあっても一切回答しない。)
=====事実の整理=====
6月3日、1L刑事実体法(担当:小田直樹教授)では欠席者なし。
10分以上遅刻した学生は2名、そのうち20分以上遅刻した学生はX1名(Xは9時20分頃に来室)。
一方、8時57分から59分にかけて神大法科大学院のメインスレッドに1Lの特定の学生に対する誹謗中傷が書き込まれた。
このことから、遅刻した学生がこの書き込みを行ったことが明白である。
最近、1L学生と思われる人物により、同級生や教官に対する対象を名指しで特定して、あるいは関係者には誰であるか分かるように工夫しての誹謗中傷が激増していたが、その大部分が今回書き込まれたものと文体が酷似しており、何れもX自身によるものである可能性が高い。
=====今後の対応=====
Xは現在、1Lクラス内のどのグループにも属していない。
自習棟を頻繁に利用しており、学習習慣には外形的問題はないが、2008年度1年次成績も原級留置処分となったことからGPA平均1.5未満と最底辺レベルであり、他の原級留置処分対象者と同様に成業の見込みは薄い。
また、授業での受け答えから判断して、的はずれな指摘を繰り返し、勉強会の機能を麻痺させる虞がある。
客観的に判断して、能力の点において共にグループ学習する上で有益な人材とは認めがたい。
次に人格については2ちゃんねるに誹謗中傷を投稿したその一点において限りなく陰湿な性格を有する学生であることが明白である。
以上から、グループ学習に著しい支障と混乱を来す虞があるため、被害の拡大により快適で効果的な学習環境が害されることを回避し、神大法科大学院全体のレベルを維持するために、各グループ構成員全員に合理的判断を期待したい。
具体的にはXを自身のグループに引き入れない、受け容れないことを強く要望する。
以上