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氏名黙秘:
慶応法科大学院問題漏洩事件にしてもそうだが、慶応関係者は、不祥事を批判されると、コンプと決め付け開き直る。
慶応はなぜそこまで思考停止しているのか?
それは慶応自らがコンプの塊りであるからだ。
入試の偏差値だけを見れば、東大や一橋に次ぐ大学であるように見える。
だが、その実態は、日東駒専にも引っかかりそうもない内部進学者や推薦で入ってきた者が少なくなく、一般入試で入ってきた者の中にも数学の基礎もできていない文系学生、国語力が全く無い理系学生などが多々含まれている。
おまけに、毎年数千人に登る通信生が塾生として入学してくる。
こうした事情から、一般入試―それも5教科が課される入試―で選抜された学生だけから成る東大・一橋に対する深刻なコンプレックスが、慶応関係者の自我に根深く形成されるものと思われる。
要するに、慶応関係者は、自らが張子の虎であることを意識するしないに拘わらず薄々感じ取っているのである。
そして、その屈辱感の裏返しとして、正当な批判に対して「コンプだ」と決め付ける精神構造が形成されていくわけである。
福沢諭吉を批判的に捉えることを封殺する校風などはカルト宗教を思わせるものがある。
慶応が抱える闇の深さは底知れぬものがあり、このような「大学」を一流大学と位置づける世間の風潮は、国家としての日本に少なからぬ損失を与えていると言っても過言ではないだろう。