551 :
氏名黙秘 :
2007/01/06(土) 23:37:57 ID:??? 日本人の処罰感情から理論を構築すると、 ・死刑容認 ・金儲けしている奴には違法推定がはたらく ・結果が重大なら有罪 ・行為が悪質なら有罪 ・逮捕されたら有罪 ・起訴した以上有罪 ・逮捕嫌疑と全く違う罪で有罪にしてもよい ということになる。
552 :
氏名黙秘 :2007/01/06(土) 23:45:57 ID:???
日本人に限らず一般庶民の処罰感情はそうだろ 被害者になりうると思っていても加害者になりうるとは考えないのだから が、551は理論とその前提になる事実認定とがごっちゃになってて論外 ここはニュー速ではありませんのでお引取り下さいとしか言いようがない
553 :
氏名黙秘 :2007/01/06(土) 23:53:28 ID:???
一般庶民の結んだ社会契約なんだから
>>551 でいいんじゃないだろうか
自分が加害者や被疑者になると思ってない点は動機の錯誤に過ぎない
554 :
氏名黙秘 :2007/01/07(日) 01:11:41 ID:???
なりあがり マスコミで目立つ 金を儲けている ネクタイしない やたら口がたつ グレーゾーンを利用 すると粉飾決算で特捜から逮捕される
555 :
氏名黙秘 :2007/01/07(日) 01:16:15 ID:???
一般庶民の攻撃性はすごいよな。逮捕された奴とか晒された奴とかに対して。 他人や国家を使って万人に対する闘争をしているわけだ
556 :
氏名黙秘 :2007/01/07(日) 01:26:51 ID:???
今で言うと秋山だねw すごい騒ぎになっとるw 俺も菊田ブログに書き込んだしw
557 :
氏名黙秘 :2007/01/07(日) 01:50:03 ID:???
直接関係ないけど、 交通機関の大事故があると、会社の社員を罵倒する手合い。 この間の尼崎の事故もそうだし、JAL123便の事故なんて、 搭乗員の家族が遺体確認に行ったら現場の乗客遺族どもに罵倒や暴行を受けた らしいね。さらには自宅にも嫌がらせ電話が絶えなかったらしい。 あの便には有名人も多く乗っており、それ以外の乗客も成長期の日本で 主導的な位置にいた人々なんだろうけど、まったく品位と思いやりのないことよ。 そういうゴミが500人死んだって事実には私は重みを感じないね。
558 :
氏名黙秘 :2007/01/07(日) 01:52:28 ID:???
何が言いたいかというと、正義面して厳罰だの天誅だの叫ぶ手合いは卑しいし、 罰せられる方にも一部の理はあるということね。刑法の謙抑主義というのも、 そういうことを踏まえた知恵ではないかな。牽強付会といわれればそれまでだけどね。
559 :
氏名黙秘 :2007/01/07(日) 02:13:07 ID:???
行き場のない勘定の処理の仕方がこの国の人は下手くそだよね 欧米とアジアの民族性の差なのかなぁ
560 :
氏名黙秘 :2007/01/07(日) 02:14:21 ID:???
561 :
氏名黙秘 :2007/01/07(日) 02:14:30 ID:???
子供が事故で死んだとか、取りあえず訴えるもんな。 悲しみを誰かにぶつけたいから言いがかり的訴訟を起こす。 そしてそのような行為が吊される。日本オワタ
562 :
氏名黙秘 :2007/01/07(日) 02:22:41 ID:???
魂の救済がされないということが大きいのかもね 外国なら信仰の力で加害者も許す 日本はむき出しの悲しみが救われぬまま他人までも巻き込んで彷徨う
563 :
氏名黙秘 :2007/01/07(日) 03:14:15 ID:???
西田は総論出版を後悔
564 :
氏名黙秘 :2007/01/07(日) 03:19:41 ID:???
565 :
氏名黙秘 :2007/01/07(日) 04:41:31 ID:???
ネタなら分かり易く頼む
566 :
氏名黙秘 :2007/01/07(日) 04:42:57 ID:???
567 :
氏名黙秘 :2007/01/07(日) 06:21:43 ID:???
まああれだ、問題はつまり、刑法各論の思考方法が入手できないってことだ
568 :
氏名黙秘 :2007/01/07(日) 07:58:11 ID:???
>>562 やっぱり国家神道と地縁的社会の復活が必要なんかねえ
569 :
氏名黙秘 :2007/01/07(日) 09:00:57 ID:???
信仰の力でテロ行為まで正当化するのもあるからそれはそれで問題 「応報」は刑法の目的の1つにもなるようなものだから訴訟という手段を 用いるのは近代社会においては理に適った行為 むしろ訴訟が少ない・訴訟の場で感情を発露することができないのが良くない ただ、無関係の第三者が当事者の一方に肩入れしたがるのは民族性かも
570 :
氏名黙秘 :2007/01/07(日) 10:14:07 ID:???
アメリカではマイケルジャクソンが有罪だと思うかどうか世論調査をしてたよ 世論で決める問題じゃねーだろ!と思った。
571 :
氏名黙秘 :2007/01/07(日) 13:59:04 ID:???
>>570 世論調査の意味がなんだか分かってないおばかさんですねw
572 :
氏名黙秘 :2007/01/07(日) 14:10:47 ID:???
日本の裁判所もマスコミ世論に弱いからな〜
573 :
氏名黙秘 :2007/01/07(日) 19:01:37 ID:???
伊東研祐って基本書出してないの?
574 :
氏名黙秘 :2007/01/08(月) 21:07:10 ID:???
そんな事より
>>1 よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
昨日、渋谷行ったんです。渋谷。
そしたらなんかイラン人がめちゃくちゃいっぱいで通れないんです。
で、よく見たらなんか片言で喋ってて、テレカあるよー、とか言ってるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、偽造ごときで普段使わないテレカなんか買ってんじゃねーよ、ボケが。
今どきテレカだよ、テレカ。
なんかビンラディンのそっくりさんとかもいるし。NTTに経済テロか。おめでてーな。
よーし捕まっても強制送還だけだぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、ルーズソックス(死語)やるからその道空けろと。
テレカ偽造ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
日本のヤクザといつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと通れたと思ったら、隣のイラン人が、やっぱホワイトカードなら有価証券偽造罪不成立だろ、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、一体説なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、やっぱ一体説だろ、だ。
お前は本当に大谷説と前田説の違いを理解しているのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、やっぱホワイトカードなら有価証券性がないって言いたいだけちゃうんかと。
ベテランの俺から言わせてもらえば今、受験生の間での最新流行はやっぱり、
曽根説、これだね。
時期部分が本質で可読性がないからテレカは有価証券ではない。これが通の選択。
曽根ってのは意味の無い少数説が多め。そん代わり妥当性が少なめ。これ。
で、それに行使の要件を狭めるのを合体。これ最強。
しかしこれをやると不逞外国人野放しという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前、1は、最高裁の判旨でも丸写ししてなさいってこった。
575 :
氏名黙秘 :2007/01/09(火) 00:20:47 ID:???
受けると思ったんだろうな
576 :
氏名黙秘 :2007/01/14(日) 18:09:08 ID:???
実務がっつりの基本書って何? 総論は総研 各論は?
577 :
氏名黙秘 :2007/01/14(日) 18:10:15 ID:???
川端をメインに使ってる奴いたら読み方教えてくれ 俺には難しすぎる
578 :
氏名黙秘 :2007/01/14(日) 21:54:49 ID:iOpYaJI1
川端は比較的読みやすいと思うのだが... 辞書的にたまに使うが、各説からの帰結が きちんと書いてあって重宝する。 ただ、やはり辞書的に使う本ではないか。
579 :
氏名黙秘 :2007/01/14(日) 21:59:26 ID:???
各論はなにを読むにしろ副読本として思考方法が絶対にいる 思考方法さえあればあとはなんでもよい 各論はそれほど無価値対立はないから悩まなくてよいのでは 俺は木村+思考方法でやってるけど(総論は総研+思考方法)
580 :
氏名黙秘 :2007/01/14(日) 22:04:27 ID:???
思考方法って一番新しいのでもう数年前でしょ?
581 :
氏名黙秘 :2007/01/14(日) 22:38:01 ID:???
582 :
氏名黙秘 :2007/01/14(日) 23:31:16 ID:???
各論は現在改定中。 もうすぐ出るよ。
583 :
氏名黙秘 :2007/01/15(月) 03:38:15 ID:???
呉ミ漁り業務
584 :
氏名黙秘 :2007/01/15(月) 03:56:56 ID:???
町野朔って最近なにやってんの?
585 :
氏名黙秘 :2007/01/17(水) 21:28:32 ID:???
離隔犯で例えば毒薬の到達時まで未遂を認めない見解は、 発送行為から到達するまでの間は行為後だけど予備(処罰規定があれば)ということになるのでしょうか
586 :
氏名黙秘 :2007/01/17(水) 22:03:07 ID:???
実行の着手を認めないのに「行為後」とな!?
587 :
氏名黙秘 :2007/01/17(水) 22:09:16 ID:???
>>586 あなたの「行為」と私が書いた「行為」の意義が異なるだけかと思いますが。
588 :
氏名黙秘 :2007/01/17(水) 23:00:32 ID:???
そうだよ。実行行為でもないのを行為扱いする必要ないじゃん、という話
589 :
氏名黙秘 :2007/01/17(水) 23:04:16 ID:???
じゃあこの例で何が実行行為なの?
590 :
氏名黙秘 :2007/01/17(水) 23:15:02 ID:???
規範的な話だから微妙な説明なんだけどねー 到達時に実行の着手が認められて初めて発送行為が実行行為になるわけ その例(到達前の段階)では刑法的に評価される実行行為なんてないのさ 予備に該当するなら別の話であるのはそのとおりだけども
591 :
氏名黙秘 :2007/01/17(水) 23:18:53 ID:???
実行行為は終わったが実行の着手は認められない期間というか部分があるということじゃないの
592 :
氏名黙秘 :2007/01/17(水) 23:25:46 ID:???
形式的には実行行為だけども(発送行為がある) 実質的には実行行為ではない(実行に着手していない) この場合実行行為ありとするのかなしとするのか
593 :
氏名黙秘 :2007/01/17(水) 23:29:03 ID:???
宅配便の人が届ける行為を実行行為と把握すれば。
594 :
氏名黙秘 :2007/01/18(木) 00:57:45 ID:9kRiBLJ6
木村光江「演習刑法」で 過失犯の共同正犯は新旧過失論で結論違っていたみたいな事欠いてあったけど、 なんなの、これ?勘違いじゃない?
595 :
氏名黙秘 :2007/01/18(木) 01:00:30 ID:???
連続ですみませんが、 前田雅英によれば 旧過失論では自動車社会に対応できず、範囲を狭めたのが新過失論であった。 ということは予見可能性を更に結果回避義務で絞ったということだ。 ならば、過失犯の共同正犯は(もし新旧で結論が異なるならば) 旧過失論が認め、新過失論が否定すべきかと思う。 しかし、木村によれば、逆だ。これについては詳しい説明は書いていない。 他の先生の基本書なら尚更だ。
596 :
氏名黙秘 :2007/01/18(木) 01:22:49 ID:???
>>595 そうとは限らないよ
旧過失論は予見を重視し、新過失論は基準行為違反を重視するとすると、
予見よりも、基準行為違反(の行為)の方が「共同した」といいやすいという面はあると思う
597 :
氏名黙秘 :2007/01/18(木) 19:33:52 ID:???
すんまそん 主観的違法要素の概念を客観的要素を超越する場合のみ認める見解って 何を具体例として念頭に置いてるんですか?
598 :
氏名黙秘 :2007/01/18(木) 19:37:42 ID:???
599 :
氏名黙秘 :2007/01/18(木) 20:10:53 ID:???
>>597 日本語が崩壊してるけど要するに主観的超過要素としての違法要素は認めるけど
故意過失は違法要素とは認めない見解のことかな?
一部の目的犯(通貨偽造罪など)における目的や領得罪における権利者排除意思
なんかがそうだね。未遂犯における既遂結果惹起行為意思も挙げる見解もある。
600 :
氏名黙秘 :2007/01/18(木) 20:47:25 ID:???
600
601 :
氏名黙秘 :2007/01/18(木) 22:41:53 ID:???
>>598 >>599 主観的要素が違法性の存否に関係する場合はあるが
それは主観的要素が客観的要素を超過している場合に限られるべきとする見解です。
だれの説かも分からないほど意味不明なんですが
一応刑法の争点の47頁にこの説を支持している解説者は
山本輝之という方のようです。
私は故意は構成要件の主観的要素と考えているのでこの見解がどうも理解できません。
主観的要素が客観的要素を超過する場合ってそもそもあるんでしょうか。
599さんが言われる一部の目的犯に限定するのではなく、目的犯なら全て上記に該当するというのならマダわかるのですが。
602 :
氏名黙秘 :2007/01/18(木) 22:53:18 ID:???
>>601 故意過失以外の主観的要素を構成要件が要求する場合は全て超過しているわけだよ
603 :
氏名黙秘 :2007/01/18(木) 23:00:44 ID:???
>>602 それだと目的犯全てと言うことにならないのでしょうか??
604 :
氏名黙秘 :2007/01/18(木) 23:02:43 ID:???
605 :
氏名黙秘 :2007/01/18(木) 23:54:54 ID:???
ですから、目的犯のすべてが主観的超過要素を持つ犯罪ってことになるのですか?
606 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 00:26:56 ID:???
>605 それに何の不満が?
607 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 00:45:08 ID:???
ぼくは 1)構成要件 2)故意・過失 3)実行行為 4)因果関係 の4分割にしても良いと思うけどね。ベーリングのは性に合わん。
608 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 01:39:48 ID:???
俺としては、 身分 行為 危険性 認識 目的 結果 社会心理的衝撃性 因果関係 相当性 再犯可能性 矯正可能性 この12段階で処理するべきだと思う(メガマック説)
609 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 02:01:29 ID:???
610 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 02:27:11 ID:c77CiaSQ
Aはかねてより、夫Xに多額の生命保険を、Xに内緒でかけていた。Aは不倫関係にあるBとの 仲が深まるにつれ、Xの存在が邪魔になり、Xを殺害して、保険金を騙し取れば、一石二鳥と思い、 Bに話を持ちかけた。Bは賛同し、X宅にAの了承を得て入り、Xを後方から襲い、クロロフォルム を嗅がせた。AとBは気絶していると思い、当初の意図であった溺死に見せかけるため、海にXを沈 めた。しかし、Xは溺死ではなくクロロフォルムによる、ショック死であった。A,Bの罪責は?
611 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 03:24:00 ID:???
612 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 07:00:09 ID:???
>>603 目的犯の目的には犯罪類型によって主観的要素もあれば客観的要素もあるんだよ。
613 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 07:22:57 ID:???
614 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 07:33:38 ID:OD7eEjyX
615 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 08:32:15 ID:???
616 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 08:32:29 ID:???
逆ウェーバー
617 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 08:54:25 ID:???
ドラフトウェーバー制 辻内
618 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 09:15:39 ID:???
早くウェーバー方式を導入してもらいたいもんだよ
619 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 10:04:02 ID:???
川端先生の書いた部分の用語で違法と不法の違いがわかりません どなたか川端説に近い勉強をしている方、お助けを……
620 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 13:10:26 ID:???
>>610 行為を一体として判断できないとすれば
1クロ嗅がせる行為
殺人の実行行為性あり(客観説)→故意なし(傷害の故意どまり)→錯誤により傷害の実行行為
次に結果(ショック死)との因果あり→因果関係の錯誤不要説、なお結果に対する予見可能性あり→傷害致死
2海に棄てる行為
死体遺棄罪の実行行為性あり→故意なし(殺人の故意)→錯誤→無罪
3 保険金をかける行為
詐欺の欺く行為なし。保険加入審査において欺いてるものにすぎず保険金請求をしたわけでないから→無罪
621 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 17:08:34 ID:???
622 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 17:17:37 ID:???
「刑法の命」最強!
623 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 18:36:01 ID:???
>>619 川端を押入れに仕舞ってしまいましたので、ものすごく乱暴にしか言えませんが、
1 違法性の本質論を語るとき、@違法判断の対象を客観的要素に限定するか、A違法判断
の対象に主観的要素をも取り入れるか、ということが主戦場です。
2 ところが、@の立場(この立場を物的不法論と称せられているわけです)から、Aの立場に対して、しばしば主観的違法性論であるとの批判が向けられてきた。
3 しかし、それは違う。従来の主観的違法性論は、法は命令規範であるという理解の下に、責任能力者だけが法の内容を理解しそれに違反することができるとする立場であり、いわば行為の主体を問題にする立場である。
我々が問題にしているのは、行為者を離れて、一般的に違法性を問題にしている。だから、違法判断の対象に主観をも取り入れる我々の立場も客観的違法性論といってよい。
ということが根本的な趣旨でしょう。その論述の過程で、議論を精緻にするために「法は命
令規範であるか評価規範であるか、それらはどのレベルで機能するのか」といったことを語
っているのではないでしょうか。
また、物的不法=結果無価値論と置き換えても大概は間違いではない。
ただし、人的不法の場合には、一元的行為無価値論の意味で使っていると思います。
質問の趣旨に相違していたらゴメンナサイ。
624 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 20:01:51 ID:???
>>613 当該構成要件が目的をTb要素とする趣旨から判断。
なお主観的要素としての目的にも違法要素と責任要素があるとする見解がある。
625 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 20:09:20 ID:???
A:姦通,殺人(共同正犯)
B:姦通,住居侵入,殺人(共同正犯)
>>620 行為を一体と評価できないような事例の場合には傷害致死と過失致死の包括一罪で
傷害致死の刑に処せられるんだろうね。
626 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 20:16:40 ID:???
>>619 違法:Rechtswidrigkeit
不法:Unrecht
ドイツ刑法学の用語法。不法は構成要件に該当する違法のこと。
627 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 20:50:37 ID:???
628 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 20:54:14 ID:???
>>627 旧住居権説が根拠でつ。姦通罪と併せてただのネタでつ。
そのころはまだ早過ぎた構成要件の実現の判例はなかっただろと言われればそのとおりなんでつが。
629 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 21:04:29 ID:???
630 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 21:05:27 ID:SBidf4c+
共同正犯 共同性犯
631 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 21:06:03 ID:SBidf4c+
共同正犯 共同性犯
632 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 22:00:09 ID:???
思考方法各論まだなの???
633 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 22:11:10 ID:???
>>623 >>626 どうもありがとうございました。少し理解に近づいた気がします。
まだまだ勉強不足なのでなんとかがんばって皆さんのような議論ができるようになりたいと思っています
634 :
氏名黙秘 :2007/01/19(金) 22:42:32 ID:???
635 :
氏名黙秘 :2007/01/20(土) 00:02:45 ID:???
>>629 それはヴェーバーの概括的故意の事例ね(言わば遅すぎた構成要件の実現)。
>>634 生きてる人を死んでると勘違いして海に放り込んで死なせたんだから過失致死ないし重過失致死だろ。
636 :
氏名黙秘 :2007/01/20(土) 00:06:43 ID:???
ああなんかむちゃくちゃ言ってる。 死んでる人を生きてると勘違いして海に放り込んだんだから犯罪にならん。 すまそ。
637 :
氏名黙秘 :2007/01/20(土) 00:29:26 ID:???
> 生きてる人を死んでると勘違いして海に放り込んで死なせたんだから過失致死ないし重過失致死だろ。
638 :
氏名黙秘 :2007/01/20(土) 00:56:12 ID:bruhd3oZ
a
639 :
氏名黙秘 :2007/01/20(土) 00:57:00 ID:???
> 生きてる人を死んでると勘違いして海に放り込んで死なせたんだから過失致死ないし重過失致死だろ。
640 :
氏名黙秘 :2007/01/20(土) 01:22:33 ID:???
641 :
氏名黙秘 :2007/01/20(土) 01:36:32 ID:???
> 生きてる人を死んでると勘違いして海に放り込んで死なせたんだから過失致死ないし重過失致死だろ。
642 :
氏名黙秘 :2007/01/20(土) 01:44:45 ID:???
? 間違ってるようには見えないけど?
643 :
氏名黙秘 :2007/01/20(土) 02:11:24 ID:???
前提に誤りがある
644 :
氏名黙秘 :2007/01/20(土) 02:38:12 ID:???
ああ。つうかもう訂正してるじゃん。
645 :
氏名黙秘 :2007/01/20(土) 03:55:55 ID:???
お前ら書き込む時は基本的立場を明示しる
646 :
氏名黙秘 :2007/01/20(土) 05:20:23 ID:???
尻派です。
647 :
氏名黙秘 :2007/01/20(土) 07:18:20 ID:???
648 :
氏名黙秘 :2007/01/20(土) 08:00:10 ID:???
スレ荒らしの意図を隠し「こんばんは」とスレに書き込み「お入り」と応えられて書き込んだ者には、どのような罪責が課せられますか?
649 :
氏名黙秘 :2007/01/20(土) 08:47:42 ID:???
スレの平穏も、スレ住人の常駐権も保護されていないのです
650 :
氏名黙秘 :2007/01/20(土) 15:42:38 ID:+1Bm7R1I
>>647 ありえないと言い切ることはできないけどなりそうな事例はちょっと思いつかないな。
651 :
氏名黙秘 :2007/01/20(土) 23:57:21 ID:b5pVXtMC
前田各論読んだら,不法領得の意思必要説になってた。
652 :
氏名黙秘 :2007/01/21(日) 00:56:33 ID:???
前言撤回ですかwwwwwwwwww
653 :
氏名黙秘 :2007/01/21(日) 01:15:25 ID:???
>>651 想定の範囲内
次は共同正犯も因果的共犯論を実質的に放棄して正犯意思重視でいきそうだな
654 :
氏名黙秘 :2007/01/21(日) 01:23:55 ID:???
655 :
氏名黙秘 :2007/01/21(日) 01:55:38 ID:???
昔から必要説だったぞ
656 :
氏名黙秘 :2007/01/21(日) 02:42:43 ID:???
不要説なんてありえねぇ
657 :
氏名黙秘 :2007/01/21(日) 02:50:07 ID:???
不要説もありうるぞ。結果無価値論で窃盗と毀棄の区別をつけようとすると一工夫必要になるし
658 :
氏名黙秘 :2007/01/22(月) 20:58:42 ID:ad0vKuk4
行為無価値の基本書で、 大塚先生か大谷先生かで迷ってるんですが、 大塚先生はちょっと古くて、大谷先生は論理の一貫性にかけるなどと言われますが、 どっちが無難ですか?
659 :
氏名黙秘 :2007/01/22(月) 21:01:03 ID:???
>>658 あなたがどのぐらい勉強が進んでいるかにもよるが、
無難なのは大塚だろう。古いだけにシンプルなエッセンス書になっている
大谷は新しい議論に対応するために、伝統説・反対説から始まって折衷説・折衷説B・折衷説C・BとCの混合説
みたいな説明になっていて初心者は挫折しやすい
660 :
氏名黙秘 :2007/01/22(月) 21:27:41 ID:???
でも、大塚先生って改訂の予定がしばらくないからね。 各論で佐久間先生ってどうなの? 何か難点があったりする?
661 :
氏名黙秘 :2007/01/22(月) 21:29:42 ID:ad0vKuk4
>>659 レスサンクスです!!
進み具合は、やっと基本的な勉強は終わったくらいです。
大塚先生の基本書を買います!
662 :
氏名黙秘 :2007/01/22(月) 21:30:14 ID:???
どうせ新しい論点は論文とか読まないといけないんだから基本書は好みでいいんじゃね?
663 :
氏名黙秘 :2007/01/22(月) 21:55:38 ID:???
何で、好き好んで、いまさら、大塚や大谷なんだ。 行為無価値なら、井田を使え。
664 :
氏名黙秘 :2007/01/22(月) 22:17:10 ID:???
井田って、各論がないんでしょう。 論点講義のじゃ、さすがに足りなかろうて
665 :
氏名黙秘 :2007/01/22(月) 22:22:06 ID:???
基本書だと言っているだろう 井田のあれは基本書というより論文集だ。 論文集として読んで有益という点なら同意
666 :
氏名黙秘 :2007/01/22(月) 22:53:09 ID:???
大谷のどこが論理一貫してないの? 指摘してるのを見たことないんだけど。
667 :
氏名黙秘 :2007/01/23(火) 01:18:29 ID:kpw4TsOD
着手時期について実質的行為説とりつつ、 間接正犯だと結果説をとるとこが一番有名じゃないか? 矛盾ではないのだろうが大谷だけの理屈は不安、というかんじか
668 :
氏名黙秘 :2007/01/23(火) 01:25:48 ID:???
大塚の基本書は、大塚の説に賛成か否かを問わず、判例の立場が非常に記憶に残りやすい本だと思う。 大塚が賛成してるにしろ、反対してるにしろ、判例の考え方が立ってる気がする。
669 :
氏名黙秘 :2007/01/23(火) 02:21:45 ID:???
行為無価値なら素直に総研使え。 井田なんて必要悪、大塚も判例で修正するならわざわざ読む意味無い。修正された総研があるからな。 プラスして行為無価値系は他説紹介が甘甘だから、前田なりを読んでどんな説があるか批判があるかを押さえとけば新旧択一でもかなり役立つと思われ。 各論は好きなの使え。総論が越えられたなら、どの本でも使っても初歩的な論理矛盾は起こさないだろうし。
670 :
氏名黙秘 :2007/01/23(火) 03:03:46 ID:W7slm4RT
なら、総論は「総研」+「思考方法」で良いのでは?
671 :
氏名黙秘 :2007/01/23(火) 05:53:13 ID:???
総研でサクッと判例ベースで書けば問題ない でも論理のつめが少し足りないのと規範化されてない部分があるのがね 例えば因果関係の行為後の介在事情。 判例は類型に従って紹介されてるが規範も論理も書いてない。 おれは判例で考慮されてる事情から逆算して規範作って対応してるけど… そこんとこみんなどうしてるんだい?行為後だけ前田とか大谷ぶち込んでるのかな…
672 :
氏名黙秘 :2007/01/23(火) 12:07:43 ID:???
どうもしてないよ あそこはシケタイでも最大の弱点、というよりもきちんと分析している学者が少ないのが問題か
673 :
氏名黙秘 :2007/01/23(火) 17:15:43 ID:???
そっか
674 :
氏名黙秘 :2007/01/23(火) 17:26:07 ID:???
>>671 >>672 >おれは判例で考慮されてる事情から逆算して規範作って対応してるけど…
そこんとこみんなどうしてるんだい?行為後だけ前田とか大谷ぶち込んでるのかな
>あそこはシケタイでも最大の弱点、というよりもきちんと分析している学者が少ないのが問題か
お前ら、やばいぞ!!
マジで。
675 :
氏名黙秘 :2007/01/23(火) 21:10:26 ID:???
>>666 大谷説によると、教唆犯の故意は、正犯をして犯罪を決意させて実行行為をさせることの認識があれば足り、
結果の予見はまでは不要である。したがって、この理屈からは、未遂で終わらせるつもりで教唆した場合、
正犯が未遂に終わった場合は未遂犯に対する教唆が成立するというのは正しいが、正犯が既遂になった場合
には既遂犯に対する教唆が成立するはずなのに、なぜか未遂犯に対する教唆しか成立しないという。
もっともこれは大谷特有の矛盾ではないんだけど。
676 :
氏名黙秘 :2007/01/23(火) 21:23:51 ID:???
しかも教唆犯の故意に関する上記前提には惹起説との矛盾もあるよね。
677 :
氏名黙秘 :2007/01/23(火) 23:08:57 ID:???
>>674 逆算して規範をつくるときに、西田総論が分析してる判例理論を援用するってのも
ひとつの手ではあるかなあ。キレイに書いてるよ。
もともと実務の人が言い出した分析だから、コンセンサスがまったくない独自の理解って
わけではない。答練でどう評価されるかは知らんけど。
総研説はいまだ「判例は条件説っぽいけど、相当因果関係説っぽくもあるねー」ぐらいの
スタンスじゃなかったっけ?
もしそうなら、行為時、行為後まとめて前田とか大谷にもっていくのが無難かもね。
もちろん行為後は前田三要件、行為時は折衷説とかいう意味不明なことはやめるべし。
678 :
氏名黙秘 :2007/01/23(火) 23:18:04 ID:???
>>677 総研ベースで因果関係のところで前田に乗りたいのは山々なんだけど、総研は不能犯で折衷説とってるからなあ…これは矛盾になりかねない
かといって大谷は行為後の介在事情では全く機能できない
そうなると逆算して規範定律なんだが…
とにかく西田情報サンクス。チェックしてみるよ
679 :
氏名黙秘 :2007/01/23(火) 23:24:38 ID:???
判例は条件説ではないっしょ。 人を撥ねて車の上から落として殺した事件あったやん
680 :
氏名黙秘 :2007/01/23(火) 23:43:49 ID:???
>>678 実行行為の持つ危険性の問題(実行行為-抽象的な結果)と、
因果関係(実行行為-実際に発生した結果)の問題は
純理論的には別問題であって矛盾は生じないと個人的には思うけどね。
ただ、たしかに、大谷先生みたいな考え方をとると矛盾ってことになりそうな気もするな。
西田はさらっと半ページくらいで書いてあるだけだけど、
新実例刑法総論には同旨でもうちょっと詳しい論考があるらしいので、よければそちらもどうぞ。
>>679 そうだね。
681 :
氏名黙秘 :2007/01/23(火) 23:45:18 ID:XXi3XNY7
少なくとも司法試験では、相当因果関係説で大丈夫。
682 :
氏名黙秘 :2007/01/23(火) 23:50:32 ID:kDDMQ2pG
山口青本の「危険の現実化」のことも思い出してあげてください…。
683 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 00:17:47 ID:???
「過失犯の非難の根拠は、行為者の『人格的・性格的欠陥』の中に認められる。・・・ 正確には、故意犯の『意思責任』の背景にも、この性格的・人格的非難可能性がある。 『犯罪事実』への認識がありながら行為に出るという行為者の『倫理的性格』あるいは 『法益への無関心』が非難され、この否定的判断を通じて犯罪の特別予防および一般予防が はかられるのである。」
684 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 00:39:20 ID:???
引用のルールを守れ! って怒られるぞ。
685 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 00:45:49 ID:???
683の独自の文章だったらすごいけどね
686 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 01:43:50 ID:???
>>683 は松宮の文章。
松宮は、結果無価値論だから、違法論では当然、倫理を持ち出さないが、
逆に責任論でバンバン倫理を語る。
687 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 12:30:22 ID:???
イエスとか法セミ解説とかで松宮を色眼鏡で見るようになってしまった
688 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 12:45:55 ID:???
責任論で倫理を語っても物的違法の範囲でならいいんじゃね 二元論の奴らは違法結果もないのに処罰しようとするからけしからん。地獄の火の中に投げ込む者たちだ。
689 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 16:51:00 ID:???
>>679 米軍のは
条件説でも説明できるけど?
他の事例だったら言ってくれ
>>688 物的不法だ。
概念を間違えないように
690 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 16:56:51 ID:???
>>689 >
>>688 > 物的不法だ。
> 概念を間違えないように
川端語だけが絶対だと思ってるらしいwww
691 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 17:00:07 ID:???
゙ヽ;\ .!.::::ヽ-;;,,___ ,r'''゙~....::::::::::::::::....~゙''ヽ、 r'"...::::::::::;;;::::::::::::::::::::::;;=;:゙';、 ,l゙:::::::::;;、゙゙~ ~゙''ヽ::::::::::::;'゙ ,, ゙'';;i; (⌒⌒) ,l::::::::::!'ヽr'''ー:;、 `';::::::i' r' ゙'イ :;i. \/ {:::::::::i _!;illi;, ゙i、 `i、:| ,i|l:、゙i il ____ ゙l::::::::゙i、{|iiiil} i ,-、.{iil} ,,i',;;li: / `!、:::::::ゞー-゙-ー゙ `-' ';;''゙゙ @ソ | \< @ 'i‐---‐''i^ .ノ < 処罰感情だけの行為無価値は氏んでね ;;i;-、,_ 'i;::::;.....;i'゙ ,,/,ノ | _,;-'~..:::::::..`''ー-"-ー'ヽ"゛ '゙i \
692 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 17:25:33 ID:???
馬鹿が貼り付いてるな
693 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 18:20:03 ID:???
694 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 18:23:46 ID:???
マジレすきぼん。 総論って、最新判例押さえるだけでいいよな。 逆に押さえてなかったら書けるわけない。基礎だけでは応用できないよな。
695 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 19:25:07 ID:???
>>694 というより、判例を下敷きにした規範を立てないと、判例を意識して出題された場合問題文で摘示された事情が生かしきれない恐れがある危険性があるってことだと思う
696 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 19:54:14 ID:???
ローの刑法で討論みたいのやらされるんだけど 細かい揚げ足取りみたいなことばかりやって対話にならない奴が一人いて困ってる。 言葉が厳密じゃないとか嬉々として指摘する。でも相手がそいつと違う体系ってだけだったりする。 それでいつも授業が止まってしまう。どうしたらいい?
697 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 19:55:24 ID:???
言葉は正確に使わないと議論にならないと思うが。
698 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 19:57:28 ID:???
いや、違うんだ。例えばだれかが「故意」と言った時、そのベテの体系と違うと切れ出すとか。
699 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 19:59:03 ID:???
>>696 気持ちよくわかるよ
とくに刑法は初学者同士で議論しても全く意味ないんだよな
700 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 20:00:40 ID:???
刑法に限らず、基本書、論文などに載っている理由、批判、反論を淡々と述べるだけということが結構あったり。
701 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 20:02:39 ID:???
互いに相手のとってる学説が分かってないと噛み合わないよな
702 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 20:03:54 ID:???
>>701 昔、前田説対大谷説で議論したけど
ぜんぜんかみ合わなかったw
それから何年かたってその理由がわかったw
703 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 20:09:30 ID:???
指導教授が何も言わないんならあきらめるしかない
704 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 20:16:58 ID:???
大阪高判の敵味方事例みたいなの出題されたら、みんなはどう書く?
705 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 20:58:16 ID:???
706 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 21:05:58 ID:???
知らないの?まああんな難しいのは出ないだろうから安心しな。
707 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 21:09:55 ID:???
大阪高判平成14・9・4 集団で喧嘩闘争していたところ、自分の兄の相手を攻撃しようとして 自動車を急後退させたら、相手は軽傷だったが兄は死亡してしまった。 自動車を急後退させたのは、兄を助け出して一緒に逃げようと思い 相手方を追い払うためだった。
708 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 21:20:06 ID:???
この事件を知らない学生はいない。しかし
>>704 のような引用をする学生もまた存在しない
709 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 22:05:54 ID:???
兄に対する罪跡なら 急迫不正の侵害なしで違法性認めて あとは護送防衛で責任故意阻却すればよいんじゃないの
710 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 22:58:59 ID:???
行為者および一般人に認識可能な事実=喧嘩闘争中という過密な集団の中で車を急後退させた ↓ 相手のみならず自分の兄をも轢いてしまう事が、一般人から見ても相当か ↓ 喧嘩中という混乱した状況の中で車を急後退させたら、その場に居た誰を轢いてもおかしくない ↓ 相当→因果関係肯定 こんなもんでえーんでないの?
711 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 23:02:30 ID:???
>>710 因果関係が一番の問題というわけではないのでは?
712 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 23:04:11 ID:???
兄を身体を護るために兄を殺してしまった場合も過剰避難に含まれるのかな
713 :
氏名黙秘 :2007/01/24(水) 23:04:29 ID:???
>>710 因果関係はあっさり肯定しないとまずいんじゃないの。
714 :
氏名黙秘 :2007/01/25(木) 00:20:23 ID:???
方法の錯誤は? 俺は具体的符合説とってるから、兄に対する確定的故意は否定して 未必の故意に持ってくかなぁ。 因果関係はないわけないだろw
715 :
氏名黙秘 :2007/01/25(木) 00:23:06 ID:???
誰か議論のたたき台として構成してみてよ
716 :
氏名黙秘 :2007/01/25(木) 00:51:29 ID:???
717 :
氏名黙秘 :2007/01/25(木) 00:55:57 ID:???
抽象的法定符号説にたって 兄に対する傷害致死の客観的・主観的構成要件充足 兄は侵害者でないので正当防衛成立しない・害の均衡ないので緊急避難成立しない 弟の認識からしても誤想防衛としての責任阻却なし 従って傷害致死成立 大阪高判は急迫不正の侵害にあたるとして相手への正当防衛&兄への誤想防衛を認めてるけど・・・
718 :
氏名黙秘 :2007/01/25(木) 09:03:15 ID:???
>>707 この判例やったな。ゼミで担当だった気がする。
この判例、正統防衛の結果が第三者に及んだ場合で最初に処理して(何説で処理したか忘れた、護送防衛だっけ?)
かつ
仮に上記処理をしなくとも、兄に対する故意がないとして、結局障害罪不成立だったよね?。
719 :
氏名黙秘 :2007/01/25(木) 09:31:22 ID:???
>>718 お前、ゼミで担当だった「気がする」って何よ!
しかも、理解してないぞ。
大丈夫かア
720 :
氏名黙秘 :2007/01/25(木) 09:34:05 ID:???
この判例、論点タイトルとしては 「正当防衛と第三者」とも「防衛効果のない正当防衛」ともいう。
721 :
氏名黙秘 :2007/01/25(木) 10:36:11 ID:???
>>719 718はどこがまちがってる?おおすじこんな感じじゃない?
722 :
氏名黙秘 :2007/01/25(木) 11:53:55 ID:???
>>721 純粋未収なオイラにおおすじを教えてほしい。
誤想防衛ってどういう構成?
723 :
氏名黙秘 :2007/01/25(木) 16:33:02 ID:???
724 :
氏名黙秘 :2007/01/25(木) 16:38:54 ID:???
安心をありがとう
725 :
氏名黙秘 :2007/01/25(木) 17:13:24 ID:???
>>707 兄については
業務上あるいは単なる過失致死
相手については
過剰防衛成立。傷害罪の科刑の範囲内で減免
以上。
誰か採点尾永井
726 :
氏名黙秘 :2007/01/25(木) 17:21:52 ID:???
>>725 正当防衛の意思を有していた点に付き言及がありません。再提出
727 :
氏名黙秘 :2007/01/26(金) 04:25:21 ID:???
刑法総論 刑法各論 安西温 著 河村博 補筆 ってどう?使える?
728 :
氏名黙秘 :2007/01/26(金) 13:15:42 ID:???
>>727 司法板で見たことがない著者だから答えられる奴は少ないと思う
729 :
氏名黙秘 :2007/01/26(金) 13:23:16 ID:???
使えるわけないだろが! 使えるならもっと著名になってる! 誰も知らんそんな三流役者
730 :
氏名黙秘 :2007/01/26(金) 13:52:37 ID:???
>>727 補筆しているのが検事だから実務系なんだと思う。読んだらレポよろ
731 :
氏名黙秘 :2007/01/26(金) 15:50:51 ID:???
知らない
732 :
氏名黙秘 :2007/01/26(金) 15:52:37 ID:???
>>727 警察官向けの実務書だろ?
司法試験用ではない
733 :
氏名黙秘 :2007/01/26(金) 16:00:03 ID:???
734 :
氏名黙秘 :2007/01/26(金) 16:12:52 ID:???
>安西温 著 >河村博 補筆 有名元検事が売りのうちのローでは参考書指定されてるよ。 刑法、刑訴ともに。
735 :
氏名黙秘 :2007/01/26(金) 16:14:26 ID:???
>>734 まさか土本刑訴法要義は指定されてないよなw
736 :
氏名黙秘 :2007/01/26(金) 16:57:45 ID:???
>>727 おお、それか。
総研とスタンスは似てるんだけど、若干とってる説は若干違って、
裁判例がちょっと多いかな。基本は団藤ベースかな。
著者の安西先生が亡くなってるから補筆が入ってるんだけど、
無理に文字数つめたのが丸わかりのところがある。
警察官向けだから司法には必要ないところの記述もあり。
因果関係のところで、客観的帰属論の記述なし。
本の表紙が激しくダサいw
俺は索引が無いから調べものするのに不便だから結局使うの止めた。
平易な文章で書いてあってわかりやすいから読んでみれば?
737 :
氏名黙秘 :2007/01/26(金) 17:47:41 ID:???
壮健
738 :
氏名黙秘 :2007/01/26(金) 18:40:22 ID:???
739 :
氏名黙秘 :2007/01/27(土) 10:38:20 ID:???
前田でおk
740 :
氏名黙秘 :2007/01/27(土) 11:03:10 ID:???
前田の理論を団藤みたいな体裁で書いてくれている本はないかな 東大出版の編集というか項目立てはどうもやりづらい。
741 :
氏名黙秘 :2007/01/27(土) 12:16:55 ID:???
>>740 前田は哲学的な視点を廃してるんだから無理だろ
742 :
氏名黙秘 :2007/01/27(土) 17:24:23 ID:???
>>740 他の科目の比喩でいうと、新堂民訴を
「大塚仁の古雅な文体で前田説を説明してくれる本のようなものだ」
と評価した人がいたな
743 :
氏名黙秘 :2007/01/27(土) 17:41:38 ID:???
>>742 そうそうそんな感じ!そんなのが欲しいんよ。新堂は読んでみます
744 :
氏名黙秘 :2007/01/27(土) 22:45:12 ID:???
団藤、大塚、平野、福田平くらいの世代の刑法学者は みんな文体が典雅というか格調が高いよね。 今は・・・前田みたいなダラダラ悪文とか、佐久間修みたいな ボキボキ悪文とか、悪文家が多い気がするなあ。
745 :
氏名黙秘 :2007/01/27(土) 22:47:31 ID:???
>>744 でも高尚な文章だからといって
その学者の見解がわかりやすいとは限らないからね
前田説は悪文だけれども前田説自体はすごくわかりやすい
746 :
氏名黙秘 :2007/01/27(土) 22:54:55 ID:???
>>745 同意。大谷が前田説で教科書を書けばよかったと思う
747 :
氏名黙秘 :2007/01/28(日) 02:38:52 ID:???
前田が読めない奴は体系的思考がまだできてないんだろうな。 はっきり言って論の流れも理由付けもかなり解りやすい部類の本だろ。
748 :
氏名黙秘 :2007/01/28(日) 02:41:26 ID:???
749 :
氏名黙秘 :2007/01/28(日) 02:48:05 ID:???
まあ低能のお前より幾分マシだ。
750 :
氏名黙秘 :2007/01/29(月) 23:50:28 ID:???
思考方法まだですか?
751 :
氏名黙秘 :2007/02/01(木) 00:09:30 ID:???
各論、秋に改訂でるとか言ってたのにな。もう春だw 初版も全然使えるんだけどさ。強姦とかの刑を気をつければ
752 :
氏名黙秘 :2007/02/01(木) 01:03:40 ID:???
授業開始までには出るんじゃないの
753 :
氏名黙秘 :2007/02/01(木) 03:12:56 ID:???
ちゃんと前田先生の改説に対応させんのか? 4版になって良い感じに改説したから対応してないと今頃の出版だと買う気なんて起こんないだろ。
754 :
氏名黙秘 :2007/02/01(木) 11:26:28 ID:???
755 :
氏名黙秘 :2007/02/01(木) 11:29:48 ID:???
756 :
氏名黙秘 :2007/02/01(木) 11:48:29 ID:???
757 :
氏名黙秘 :2007/02/01(木) 11:58:54 ID:???
>>755 読んでるなら解るし教える必要ないだろ。
758 :
氏名黙秘 :2007/02/01(木) 12:08:42 ID:???
前田説の修正部分は結果無価値で答案を書くスレでさんざん既出、話し合い済みなものを、これまた今頃するのか?
759 :
氏名黙秘 :2007/02/03(土) 09:57:06 ID:???
西田総論読んでみた。 スゲーいい!
760 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:03:56 ID:???
判例が明文にない過失の行正犯を処罰するのは罪刑法定主義にはんしないのでしょうか?
761 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:07:05 ID:???
何々先生の説とか言ってる時点で終わっとるなw 判例と通説をきちんと理解する、そういう読み方しないとなw 少なくても試験対策としては失敗する。 説にこだわりたいなら、普通の研究大学院にでも行った方がいい。
762 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:07:27 ID:???
>>745 だから、格調高い文章で、内容が現在のレベルのものっていってるでしょ
763 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:10:38 ID:???
>>761 違う。@判例はどういう事案でどういってどういう結論だったのか、
A通説はどういうスタンスなのか、B自説とする学説は@Aと同じなのか違うのか、
違うとすればどういう位置づけになるのか、ということ
である。
764 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:11:02 ID:???
>>761 ある意味はげどう。
著者の先生がどういう意見かは興味ないというか、
判例がどう考えいるか、それにたいして大勢の学説
はどう考えいるか、しか意識してないな。
少なくても新試はそれで十分。
765 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:12:21 ID:???
>>763 俺は通説=自説。
それで新試は合格した。
それより事実認定の方が大変だった。
766 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:15:40 ID:???
少なくても新試はそれで十分。 「少なくても」というのが非常に気になるんだが。
767 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:17:48 ID:???
>>766 旧試の択一で高得点を取るには少数説も知っておかないといけないから、
旧試では他説の勉強も必要ということ。
768 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:18:51 ID:???
刑法は旧試の奴の方が格段にできるな。
769 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:22:24 ID:???
>>768 「できる」という意味がわからない。
膨大な事件記録から事実を抽出して、判例の規範にあてはめて
ないし判例の理論を応用して規範を作りあてはめて、結論を出
す。これが法律家の仕事であり、これがきちんとできるのが
「できる」ということじゃないのか?
770 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:22:48 ID:???
771 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:23:57 ID:???
>>769 あのさぁ、新試の連中にできることが旧試の連中にできないとでも思ってるの?w
772 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:25:01 ID:???
ロー制度が出来て、新試験の問題を見ればわかるけど もう法理論頭でっかちの奴はいらない、という制度に 変わったんだよw 刑法で大事なのは、どんな事実で判例はどう処理をし その事実認定をきっちり学んでマスターする、という 方向に求められてるものも変わったんだと思う。
773 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:26:17 ID:???
>>772 アホだなお前
判例の処理だけ知っていればいいというのなら
新判例を生み出すことはできないじゃないか
774 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:27:20 ID:???
>>771 そりゃできるだろうw
ただ旧死の連中はもういなくなるからね。
質がどうこう言うけど、国策だから。
775 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:28:25 ID:???
>>773 判例の理論的根拠を学ぶのは当たり前の前提。
処理だけ知ってればなんてことはない。
776 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:29:23 ID:???
あのな。
>>769 >>772 の言ってること、よく分かるよ。
でな。それができないと思い込むのは間違いだっつうの。
法理論もできるし、君らの言うこともできる。
そういうこと。
新試合格者と話していて、分かったこと。
777 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:30:46 ID:???
>>772 一理ありかなw
根拠。
採点基準。
旧試験:学説の処理や論証に大きな配点があった。
新試験:学説や論証への配点はわずかで、事案に
多くの配点。
求められてるものが変わったというのはあると思う。
新
778 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:31:18 ID:???
つうか判例の射程距離くらい誰だってわかるよ 今や判例検索ツールはいっぱいあるわけだし
779 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:32:17 ID:???
780 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:32:29 ID:???
>>768 お前みたいなヴェテは知らんけど、若手は前田説だか何だか知らないで
旧試験に受かってますよ。
781 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:34:04 ID:???
刑法はシケタイだけ繰り返して受かるのが旧試だからねえ
782 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:36:20 ID:???
>>781 刑法に限らないけどねw
予備校本だけで受かった人なんて山のようにいる。
783 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:37:16 ID:???
なのに新は就職がないのなんでだろう〜
784 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:39:02 ID:???
>>781 新だって基本書と予備校本といいとこ取りの勉強。
試験なんだから効率のいい対策をしないといけないし。
有効な無駄なんて言ってる余裕はない。
785 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:40:50 ID:???
昨日、ローに行ってる奴に試験対策を聞いたら 判例潰しをやることに加えて、予備校本を回すこともちゃんと計画の中に入ってたぞ。
786 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:41:47 ID:???
787 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:45:50 ID:???
>>782 それが理想。
誰説が・・・って言い出すのは受験期間が長くなったから。
短期若手はぶっちゃけ「呉説」「千葉説」等々。。。
788 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:47:05 ID:???
789 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:48:46 ID:???
>>787 予備校の講師がどう言っていたか、というのを「○説」にしたんだよ。
伊藤塾でも呉とマコツで違うこと言ったりするし。
セミナーでも千葉と羽広で違うこと言ったりするから。
790 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:50:21 ID:???
>>787 ー788
予備校講師説ってことだろ?多分。
791 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:50:53 ID:???
792 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:51:35 ID:???
講師の名前で説を呼ぶことができる方が受験期間が長くかかってそうだけどw
793 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:52:19 ID:???
そうでもない
794 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:53:21 ID:???
旧試<新試というための理論武装だけはすごいなw
795 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:55:48 ID:???
スレタイに戻ると、結局刑法は予備校本で基礎を固め、 問題演習でそれを定着される、に尽きると思う。 いずれ予備試験が始まる。 予備試験通過組は新試験の勉強は予備校のみとなる可能性が高い。 でも結果としていい成績を出すと思う。 予備校つぶしで始まった制度が結局、自分たち(ロー)の無能さ を露呈されるのだろうな。
796 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:58:38 ID:???
授業は使えないから結局予備校で勉強してる
797 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:58:45 ID:???
>>795 確かに。
予備校だけで新試験受かった予備試験組の成績が良かったら、
ローの面目丸つぶれだね。
798 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 13:59:49 ID:???
どーせ予備試験ではパンデクテンについてのべよとかいう 予備校封じ問題を入れてるんだろw
799 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 14:00:45 ID:???
めちゃめちゃ基準厳しくするとかね 多分100人も受からせないだろう
800 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 14:00:51 ID:???
>>796 まあ授業にもよるけど、判例読み込みは新試験にも生きると思ってる。
どの事実が法的に問題になるのかの抽出能力は鍛えられると思う。
あとは予備校本で学んだ知識で淡々と処理すればいい。
801 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 14:01:04 ID:???
802 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 14:01:23 ID:???
>>798 予備試験経由でも対策を予備校だけに絞るとは限らん
基本書中心の猛者も多数いるから無意味
803 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 14:02:23 ID:???
>>802 「多数」?
そんなにいるとは思えないが。。。
804 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 14:03:27 ID:???
>>803 割合として多数ということ
予備試験経由の時点で多数とはいえないかもしれない
805 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 14:04:36 ID:???
ローで無意味(と勝手に思ってるのかもしれないが)な授業受けてる 人の気持ちもわからんでないが、予備校のカリキュラム見ると、 要件事実論とか事実認定論とか結構いけてる気がするから、予備校 だけでも受かるんじゃまいか>新試
806 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 14:09:02 ID:???
学者は教える巧さで教授になるわけじゃないから授業が使えないのは当然。 お布施を払ってるクラスメート達は良い授業だと思いこみたがってるけど 全免の俺は適当に流して予備校使ってるよ
807 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 14:56:29 ID:???
>>786 基本書を読むことは大事だと思う。
ただ、メリハリが大切。
最初から最後まで精読する意味は試験対策としてはあんまりない。
その意味では、まず予備校本で慣らしてから読むとメリハリをつけ
やすくていいのではないか。
808 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 15:16:36 ID:???
>>806 こういう風な人もいるけど、うちの教授はそんなに講義下手とは思えない。どっちかというとひどいのは実務化教員だな。
809 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 17:52:04 ID:???
810 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 17:54:10 ID:???
>>809 反すると思うよ。でも実務はそれで動いてるんだ。
罪刑法定主義なんて判例が一度破っちまえばもうどうしようもないんだよ。
811 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 18:00:35 ID:???
罪刑法定主義の観点から問題のある解釈なんて実は珍しくない。 ・共謀共同正犯(共同して実行したとは普通は言えない) ・暴行(間接正犯的な暴行とか音による暴行とかは普通は暴行って言わない) ・傷害(病気への感染は普通は傷害って言わない) ・窃盗(ひったくりは窃かに盗ってないけど窃盗) ・器物損壊(単なる隠匿とか食器への放尿とか動物を逃がすとかが損壊や傷害にあたるって変だよね) ・業務上過失致死傷(自動車の運転を業務と呼ぶのは変だよね) ・住居侵入(囲繞地も含む点はおかしいよね)
812 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 18:14:01 ID:???
現実の要請に対応しなきゃいけないんだから、藤木説が最強。
813 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 18:15:34 ID:???
>>812 それは正当に選挙された国会における代表者を通じてやってくれよ
814 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 19:11:43 ID:???
民主主義を盲信するヤツと話すのが一番面倒
815 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 22:47:37 ID:SAtGwUk/
>>811 そう考えると、一番優れているのは、関西結果無価値(中山、松宮、浅田)だな
不真正不作為犯も共謀共同正犯も認めない。
816 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 23:12:07 ID:???
刑事裁判で、被害者側の人間が法廷で意見を言えるようになるので、 ますます行為無価値的な学説(前田)とそれを抑制する学説が出てくるだろう。
817 :
氏名黙秘 :2007/02/04(日) 23:33:43 ID:???
>>815 彼らの説がそういう内容かどうかはともかく実務上採りようのない説には意味がないと思うが。
罪刑法定主義が一定の場合には相対化せざるを得ないことを正面から認めた上で、実務をリード
できる学説が求められていると言ってよいだろう。
前田説じゃ理論になってないからリードできないけどさ。
818 :
氏名黙秘 :2007/02/05(月) 14:09:01 ID:???
>>817 なぜ実務上とれないのかの論証がないよ。論理飛躍。0点。
820 :
氏名黙秘 :2007/02/05(月) 19:21:33 ID:???
質問です。 Aは不仲の隣家の子供X(2歳)が、危険な崖の上を歩いてるのを見ながら、 同人が転落して怪我をすればよいと思って放置したため、Xは崖下に転落して負傷した。 この場合障害罪の刑責は認められますか?
821 :
氏名黙秘 :2007/02/05(月) 20:08:16 ID:???
>>820 不作為による傷害罪の検討ですから作為義務についてあなたの立場を決めないと結論が出せません
822 :
氏名黙秘 :2007/02/05(月) 20:25:55 ID:???
>>821 レスありがとうございます。
判例(総研)の立場です。
823 :
氏名黙秘 :2007/02/05(月) 20:26:55 ID:???
>>822 判例は特定の理論に立脚しているとはいえないので
わかりっこない
824 :
氏名黙秘 :2007/02/05(月) 20:39:07 ID:???
>>822 総研なら、たった10ページなんだから読めよ
ある程度は類型化されてるだろ
事情が判然としない部分は場合分けでもすればいい
825 :
氏名黙秘 :2007/02/05(月) 20:58:28 ID:???
>>820 法令・契約・先行行為などに作為義務を求める一般的な立場の場合、
Aが子供Xを預かっていた、崖の安全管理者だった、子供Xを崖に連れて行ったなどの事情があれば
作為義務が認められる可能性があります。
逆に単に知り合いの子供が崖にいるのを見つけたというだけなら刑法上の作為義務違反は認められないでしょう。
826 :
氏名黙秘 :2007/02/05(月) 23:29:48 ID:???
>>810 ということは論証のとき
憲法31条の
れいがいといいきっていいんでしょうか
827 :
氏名黙秘 :2007/02/05(月) 23:32:20 ID:???
>>811 エットこれらは文言解釈の枠の中で目的論的解釈を行っていると思うのですが
過失という主観的構成要件要素がないのに過失犯として罰するのは刑法8条という例外の要件を充たさない限り許されないと思うのです。
828 :
氏名黙秘 :2007/02/05(月) 23:35:11 ID:???
>>826 いんや、罪刑法定主義には反しないことを論じないといけない。
既存の法曹はそれができない人を法曹には絶対にしてくれない。
829 :
氏名黙秘 :2007/02/05(月) 23:46:09 ID:???
松宮孝明「刑法総論講義」P256 問題なのは、実務が安易に共謀共同正犯を認めることである。たしかに、共同正犯は、 厳密な意味で、実行の着手後の行為の共同に限られる必要はない。とくに離隔犯の場合は、 原因行為の共同で足りよう。しかし、共謀のみで共同正犯を認めることは行き過ぎである。 それは、「共同して犯罪を実行した者」という刑法60条の文言に反する解釈である。 現行法の立法者の意思は、共同正犯を「実行共同正犯」、つまり犯罪の実行を分担した者に 限る趣旨であった。・・・(明治35年草案72条(共同正犯)について)共謀共同正犯を含む文言に せよという三好退蔵の修正案はまったく賛成を得られず、委員会では政府原案が圧倒的多数で 可決されたのである。これによれば、現行刑法が共謀共同正犯を含まない趣旨であったことは 疑う余地がない。
830 :
氏名黙秘 :2007/02/06(火) 00:01:04 ID:???
刑法的帰責−フィナリスムス・客観的帰属論・結果無価値論
小林 憲太郎=著A5判 上製 300ページ
定価:6090円(税込) 2007年2月下旬刊行予定
目次
第1部 刑法的帰責の基礎理論
第2部 刑法的帰責の応用理論
I 信頼の原則と結果回避可能性―交差点衝突事故に関する二つの最高裁判決の検討
II 被害者の自己保護義務と結果の帰責―危険の引き受けと被害者の素因を中心に
III いわゆる胎児性致死傷について
IV 追いつめられた被害者
V いわゆる「法益関係的錯誤」の意義と限界
VI いわゆる推定的同意について
VII 許された危険
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=R0245212
831 :
氏名黙秘 :2007/02/06(火) 02:17:14 ID:???
西田を読んでます 作為義務があるのにないと誤審したのが「事実の錯誤」だっていうんですが、 このときの「事実の錯誤」と、 「具体的事実の錯誤」とか「抽象的事実の錯誤」とかいうときの「事実の錯誤」と 同じ内容ですか。同じだとしたら、どっちなんですか。
832 :
氏名黙秘 :2007/02/06(火) 02:21:33 ID:???
>>831 同じ意味の事実の錯誤だが、
具体的事実の錯誤でも抽象的事実の錯誤でもない
833 :
氏名黙秘 :2007/02/06(火) 02:24:42 ID:???
>>832 たぶん、それでは質問者は理解できないと思うよ
834 :
氏名黙秘 :2007/02/06(火) 02:28:42 ID:???
835 :
831です :2007/02/06(火) 02:44:25 ID:???
>>832 レスありがとうございます
なるほど、その二つとは別の話なんですね。
事実の錯誤の項に、まったくそのことについてが書いていないので不思議でした(山口のにも?)。
いきなり事実の錯誤と違法性の錯誤の限界のところで天下り的に書いてあるだけでした。
では、じぶんなりの理解ですが、
38条2項を元に、事実の錯誤は故意を阻却する、ということになるのでしょうか。
(「重い罪」と定めているので、軽い罪の存在が示唆されているような機がしますが)
836 :
氏名黙秘 :2007/02/06(火) 03:11:33 ID:???
>>835 簡単に(厳密じゃなく)いうと
事実の認識面の錯誤と、認識した事実の評価面の錯誤に分けることができて、
評価を誤った場合は故意を阻却しないと38条3項に書いてある。←法律の錯誤
事実面の認識を誤った場合には、誤った事実をもとに行動してしまうのだから、故意に影響することを認める。これが事実の錯誤。
で、事実面の認識を誤った場合の中には、
1)誤って何の罪にもならないと思った場合
2)同じ構成要件内の事実を誤った場合=具体的事実の錯誤
3)認識した事実と実際の事実が別の構成要件にまたがる場合=抽象的事実の錯誤
が考えられる。
1は何の罪の認識もなく、2・3は何らかの罪の認識があるという違いがあるので教科書の別々の場所で出てくる。
だけど、どちらも故意に影響するという意味では「事実の錯誤」に含まれるということ。
837 :
831です :2007/02/06(火) 03:17:23 ID:???
>>836 ありがとうございます、わかりやすかったです。
838 :
836 :2007/02/06(火) 03:18:07 ID:???
ごめん。 1)は 誤ってなんらの罪になる事実も認識しなかった場合 に変えといて。 ちなみに 「自分の子が溺れていて容易に救助可能」という事実を認識して「だが助ける義理はない」と誤って評価したら法律の錯誤だよ。 そうではなく、「自分の子ではない子が溺れている」とか「救助が非常に困難」とか認識して、それを正しく「救助義務はない」と評価したなら これは事実の錯誤だから故意に影響する=事実の錯誤だ、っていうのが西田先生の仰りたいことだと思う
839 :
氏名黙秘 :2007/02/06(火) 03:39:25 ID:???
とりあえず旧の択一刑法やってみろ たぶんわかるから
840 :
氏名黙秘 :2007/02/06(火) 10:28:51 ID:???
>>831 作為義務そのものについての錯誤だな。
区別説とか統合説とかでしょ。
841 :
氏名黙秘 :2007/02/06(火) 20:33:42 ID:???
>>827 目的論的解釈によって過失犯の構成要件もあると解しているんだよ。
その条文の文言からは無理だろ!って点はどれも同じ。
842 :
氏名黙秘 :2007/02/06(火) 20:48:32 ID:???
過剰誤想防衛の行為無価値通説ベースでの処理の仕方を 詳しい方ご教示ねがえませんか。予備校の問題集がほとんど載せてないようです。 例えば傷害の客観的構成要件に該当するが、認識は正当防衛で、事実は誤想過剰防衛だった場合 どんな論筋になるのでしょう? まず客観面の構成要件該当性を指摘→誤想防衛の状況を指摘→故意責任の本質の論証 →故意阻却→では過失傷害?でも過剰な結果が発生しちゃってるけど? →制限故意説、違法性の意識の可能性があれば違法性あり→過剰防衛で任意的減免 みたいな感じでしょうか? 特に故意阻却以後の筋は、犯罪論体系の理解が不十分で よくまるでわからないのです。故意を阻却するのに過剰結果が発生すれば故意をとえるの でしょうか?? うーん池沼ですみませんが、勉強の進んだかたお手すきのときに ご教示ください。
843 :
氏名黙秘 :2007/02/06(火) 21:47:22 ID:???
おたずねの場合は「過失の誤想過剰防衛」の場合に該当します。 行為者の認識として正当防衛が成立する以上、制限故意説からは 故意犯は成立し得ません。 構成要件該当→(違法性阻却なし)→故意阻却→過失犯・刑の免除可否といった検討になると思われます。 違法性の意識の話をされていますが、関係ありません。 これは故意=犯罪事実の認識にかんして、どのように(「質」として)認識すればよいかというはなしであり、 誤想防衛や過剰防衛では、故意にかんしてどの「範囲」認識すればよいかということが問題となります。 制限故意説などは「質」と「範囲」の両方に関する議論なので混乱したのだと思います。
844 :
氏名黙秘 :2007/02/06(火) 22:03:29 ID:???
結論は傷害致死でよいのですね。 犯罪論体系を教えていただいたように理解するには書研を精読するので たりましょうか? 私の理解力にも問題があるのですが・・・
845 :
氏名黙秘 :2007/02/06(火) 22:39:21 ID:???
すいません。死んでないから過失傷害だ。 殺しちゃいかんw
846 :
氏名黙秘 :2007/02/06(火) 22:40:23 ID:???
>844 いえ、傷害致死すら成立せず、せいぜい重過失致死罪です。 >→故意阻却→では過失傷害?でも過剰な結果が発生しちゃってるけど? ここから先は故意犯の検討をしてはいけません。 正当防衛の成立について、防衛結果の大小は関係ないことにも注意(緊急避難と違います)。 書研やシケタイなど基本的テキストを読み進めながら、 択一問題(最近のは難しすぎるかもしれないので、 平成ヒトケタあたり、もしくは伊藤真セレクション)を 解いていけば自説の理解が固まると思います。
847 :
氏名黙秘 :2007/02/07(水) 00:09:50 ID:???
>正当防衛の成立について、防衛結果の大小は関係ないことにも注意(緊急避難と違います)。 著しく差異がある場合には関係があることにも注意(この点は緊急避難と似ているとも言えます。)
848 :
氏名黙秘 :2007/02/07(水) 00:14:37 ID:???
>>841 よるべき文言があるか無いかは大きな違いだと思うのですが。
しかも刑法8条が適用範囲を厳格に規定しているわけですし。
ここについてもっとふかーい議論なされていないのかな
849 :
氏名黙秘 :2007/02/07(水) 00:37:34 ID:???
>>848 どうもよく分かってないようだが判例は刑法8条が不適用だと言ってるわけじゃないよ。
明文はないが規定の目的からすれば「特別の規定」だと解釈できると言ってるだけ。
目的に照らして妥当な規範を追及し当該条文の文言から逸脱した解釈を行ってるわけだ。
俺はそういう判例の態度が必ずしも不当だとは思わないがこのへんはあまり議論されて
いないと思うよ。
850 :
氏名黙秘 :2007/02/07(水) 02:10:16 ID:???
行為無価値で総研や大塚ならわかるが、今だに大谷を読んでる奴って何なの? 版かえるごとに言ってることをかえる学者を使うなんてな・・・ 俺の周りはDQNご用達なんだけど。
851 :
氏名黙秘 :2007/02/07(水) 02:20:03 ID:???
現実に大谷で合格した人が相当数存在する以上おかしなことではない
852 :
氏名黙秘 :2007/02/07(水) 13:28:54 ID:???
大谷の諸々にわたるイミフな発言箇所は西田のキチ総論に匹敵する。
853 :
氏名黙秘 :2007/02/07(水) 15:11:29 ID:???
>>849 特別の規定の解釈から逸脱しているのであれば被告人の不利益に解釈するのはやはり許されないと思うのですが。
大正8年の判例が争点となりますね。
必ずしも明文の規定を必要としていない趣旨とするこの判例の意義が。
854 :
氏名黙秘 :2007/02/07(水) 16:45:22 ID:???
特別の規定の解釈から逸脱しているならアウトだろうよ そのメルクマールを明文に求めるか趣旨・目的に求めるかの違いで 判例は少なくとも前者ではないことを明らかにしている 刑法における目的論的解釈を否定するならともかく、そうでないなら ここで頑なに文言のみにこだわる必要はない
855 :
氏名黙秘 :2007/02/07(水) 17:17:58 ID:???
s
856 :
氏名黙秘 :2007/02/07(水) 18:23:45 ID:???
857 :
氏名黙秘 :2007/02/07(水) 18:35:09 ID:???
>>854 後者に求めるとしても明確性の原則に反するでしょう。
858 :
氏名黙秘 :2007/02/07(水) 18:48:21 ID:???
>>857 徳島市公安条例事件を考えれば反しないことになるだろうよ
そこでまた判例に反対するのもありだろうけど、そこまでいくと
方向性が違いすぎて何とも言えん
859 :
氏名黙秘 :2007/02/07(水) 18:56:19 ID:???
だから罪刑法定主義の再構成が必要なんだって。
860 :
氏名黙秘 :2007/02/07(水) 19:25:47 ID:???
861 :
氏名黙秘 :2007/02/08(木) 17:17:19 ID:???
判例実務+通説よりの刑法各論の基本書教えてください。 自分なりに調べましたが何が良いか分かりません。 西田でいいとか山口が良いとか行為無価値なら佐久間で良いとかいや松宮だとか・・・もう混乱してます。 とりあえず総論は総研、各論はシケタイ使ってますがシケタイは若干分量が多すぎて読み返す気がしません。
862 :
氏名黙秘 :2007/02/08(木) 17:20:00 ID:???
シケタイごときで分量が多いとは片腹痛い。
863 :
氏名黙秘 :2007/02/08(木) 17:23:53 ID:???
>>862 学説の対立が前程の科目だから多くて仕方ないのにね。
864 :
氏名黙秘 :2007/02/08(木) 17:46:33 ID:qCJuD2rD
865 :
氏名黙秘 :2007/02/08(木) 17:59:39 ID:???
866 :
氏名黙秘 :2007/02/08(木) 18:04:57 ID:???
867 :
氏名黙秘 :2007/02/08(木) 19:04:10 ID:???
西田は刑法各論の最高峰基本書!
868 :
氏名黙秘 :2007/02/08(木) 22:53:35 ID:???
>>861 大塚各論で決まり。
実務に行ってもそのまま使える。
869 :
氏名黙秘 :2007/02/08(木) 22:59:53 ID:87x5kTJy
前田買ってしまった。。。西田がいいのかよ〜最悪。。。行政法、塩野読みにくいから宇賀にしたよ。
870 :
氏名黙秘 :2007/02/08(木) 23:03:44 ID:XFaBYl/N
>>856 >>860 あれって過失の誤想過剰防衛の話だよね?
ってことは、違法性に関する事実の錯誤として責任故意を阻却して、過失犯成立。
狭義の誤想防衛との均衡から準用なし。
でいいんじゃなかたっけ?
871 :
氏名黙秘 :2007/02/08(木) 23:04:21 ID:???
別にどれでもいいよ。 俺は西田つかってるから,おすすめだけど,どれつかったら落ちるとか そんなんはないって。
872 :
氏名黙秘 :2007/02/08(木) 23:19:07 ID:zf2jwuaU
873 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 00:42:30 ID:???
質問です。 井田先生の論点講義(でしっけ?)がテキストに指定されてます。 入学前に通読する基本書を前田先生にしたいのですが、整合性などまったくないのでしょうか? 隠れ未収ですが、前田以外の基本書を知らないので、詳しい方教えていただけないでしょうか?
874 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 00:45:36 ID:???
基本概念と判例に気をつけて読めばよし。説が割れる所は反対説だと思ってよめばよし
875 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 00:48:55 ID:???
>>873 前田説は結果無価値のようだけど普通の結果無価値とは相当違う
できれば大塚仁「刑法入門」(有斐閣)を一回ししたいところ
876 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 01:26:35 ID:???
前田各論4版の誤植直ってますか?
877 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 14:32:53 ID:???
佐久間先生の各論ってどうでしょうか? 聞けば大塚先生の議論を最新のものにも対応させ、 網羅性もあり、かつ、最新の改正にも対応しているそうで。 問題がなければ購入したいと考えているのですが、どうでしょうか。 前田各論は、行為無価値の初学者には きついかなと思って遠慮しているのですが。
878 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 14:43:30 ID:???
>>877 団藤=大塚ラインのいわゆる予備校説なら買えばいいと思う
ただし
平野ら結果無価値の批判に対してほとんど反論していないのと
古典的論点についての解説が不足してるんじゃないかと思うことが気になる
879 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 16:53:26 ID:???
そういう論点漏れは、論点講義シリーズで補えばいいんじゃない? 俺はいつもそうしてるよ
880 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 18:59:56 ID:???
だから択一落ちなんだな。
881 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 20:40:36 ID:???
井田、佐久間、西田、山口は 法学板へ。 学者の自慰に付き合いたい人は板違いです。
882 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 20:43:25 ID:???
西田読んでる奴を見た。 みな択一落ちだった。
883 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 21:08:33 ID:???
そりゃそうだw 西田は試験に落ちるための本だからな
884 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 21:57:34 ID:???
山口の総論とか問題探究とか読んでると、夜中に笑ったり、 感動して思わず立ち上がって独り議論始めたり、 司法板で煽ってみたり、択一過去問見ながらこれ出典山口、 この肢は山口説ってニヤニヤしたり・・・楽しいよ。
885 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 21:58:39 ID:???
>>882-883 西田を大谷・前田・山口・井田とかに変えても何の違和感もないところが恐ろしい
886 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 21:59:25 ID:???
択一落ち乙
887 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 22:06:41 ID:???
井田と西田を使う奴は真のDQN 答練使えない、択一通らない、論証作りを一からやる、間違いに気付かないw
888 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 22:08:33 ID:???
>>887 ('A`)ハァ?
確かにその通りですorz
889 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 22:11:52 ID:???
・・・西田井田佐久間は2ちゃん特有のネタだからリアルでいたら引くよな
890 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 22:31:43 ID:???
じゃあ、何がいいんですか? 皆さん、店頭でよく見かける方ばかりじゃありませんか。 あまり昔のでは、とても法改正や議論に追いつかないし。
891 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 22:43:20 ID:???
やっぱりメジャーな大塚大谷前田じゃね? 井田や西田は直接教わってるとかじゃない限り やめておくのが無難だと思う。
892 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 22:48:08 ID:???
井田西田山口と迷走するも結局大塚に落ち着く人が多い気がする。
893 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 22:56:28 ID:???
西田とか井田とか誰が教えてくれんだ? 実際講義でもしてくれないかぎり不可能だろ。 自分で論証化に何年かかるやら。
894 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 23:01:22 ID:???
>>892 古い、判例と違うから×。一故意説とか共謀共同正犯否定とかありえねー。
修正するなら最初から総研で十分。
結果無価値なら前田、山口の2択。山口は辛うじてCでまとめノート作れる品。
895 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 23:02:24 ID:???
千葉援交のビデオで、先生相手に12歳で初体験やったっていってるが、これって強姦罪だよな まったく、教師ってろくでもないな
896 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 23:03:44 ID:???
Cブックの山口説は嘘ばっかり。
897 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 23:07:47 ID:???
そういや刑法に危険運転過失致死傷罪が新設されるかもしれないとか噂があるよな。 また基本書改版あるのかね。
898 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 23:24:21 ID:???
>>894 総論総研で各論大塚ってことだろ?
総研をメインにするとどうしても記述が足りなくなるから
別の本で補充をせざるをえない。そこで大塚か大谷で補充することになる。
899 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 23:46:09 ID:???
>>893 山口や西田や井田やその弟子の講義を受けれないような不幸な人たちは諦めたほうがいいだろうね。
900 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 23:54:34 ID:???
そんなやつらでも予備校漬けで受かるのがこの試験 だから間違ってる
901 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 23:54:47 ID:???
>>897 それアレだろ、車の場合だけなぜか過失致死じゃ軽すぎるとかマスコミと被害者様が騒ぎ立ててw
車に乗っただけで殺人未遂とか言いだしそうな勢いだよなw
902 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 23:57:19 ID:???
>>900 そろそろお前が間違いなんだと言うことに気付けよ
903 :
氏名黙秘 :2007/02/09(金) 23:57:26 ID:???
>>897 自動車運転過失致死傷な。
>>901 自動車の人身事故がいくらがんばっても大量に発生し続ける現状からは、厳罰化によって
より強い一般予防を図ろうとするのはそんなに変なことじゃないとは思うけどね。
904 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 00:00:30 ID:???
>>903 そんなこと言ってると車に乗ることが萎縮される。
車に乗って+がある以上、この程度の−は甘受すべきかと。
905 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 00:03:03 ID:???
>>900 自分が間違いと気ずき直す人→合格
自分が間違いだと認められない人→落ち続ける
906 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 00:14:40 ID:???
ここのスレ、馬鹿ばっかりだなww 西田・山口・井田を読め!! 論証できない奴は知能が低いだけだ!!
907 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 00:15:10 ID:???
西田各論っていいと思うけど
908 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 00:24:07 ID:???
>>904 別におよそ自動車に乗れなくなるわけじゃないじゃん。きちんと注意すれば済むこと。
注意しても自信がない香具師は乗るべきじゃない。
利益衡量自体は論証不可能だけど常識的な感覚からすれば多くの人はもっともだと思ってる
という点は事実なわけだ。
909 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 00:40:58 ID:???
910 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 00:48:52 ID:???
>>909 いやだねww
山口と井田を読むと、脳が研ぎ澄まされるぞォww
911 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 00:49:37 ID:???
問題探究読んだことないけど、読んだほうがいいのかな
912 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 00:56:04 ID:???
読みたくないなら読まなくていい
913 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 01:30:18 ID:???
今夜は色んなスレで低学歴が暴れてるからな・・
914 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 01:55:38 ID:???
>>913 よう。オッサン!
お前の同級生が暴れてるぞ。
何とかしろや。
915 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 02:52:48 ID:???
西田各論使ってる奴は西田説で論証してるわけじゃねーよwwww 勘違いすんな刑法オタク共wwwww
916 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 03:01:52 ID:???
>>915 おいおい。ここの馬鹿どもは刑法オタクじゃないだろう。
西田や山口を論証化するのが難しいオツムのサルだぜ。
ったくwww馬鹿がっwww
917 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 03:06:32 ID:???
基本書≠自分の論証 ってどんだけ効率悪いんだよw 基本書の説に納得してるのに、論証は別の説w 自分で論証化もできないなら使うなよ低能w
918 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 03:10:07 ID:???
>>917 どうせ論点を深めるためとか言いだすぞ。
使わない説で深めても使わないで終わるだけなのにな。
それでもきっと役に立つと思ってるみたいだから馬鹿は手に負えないよなあ。
919 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 03:11:29 ID:???
920 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 03:14:17 ID:???
所詮西田や山口じゃ個別化機能が無いから答案書けませんから。 無理矢理書いても所詮まがい物w そんなもの使えるかよ。
921 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 03:19:36 ID:???
でも論理性の欠けた猿は好んで使ってるようですよw
922 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 03:21:22 ID:???
だから落ち続けるヴェテ化するんだよな。
923 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 03:22:18 ID:???
お前ら、馬鹿か!! 俺は、山口でも前田でも大谷でも大塚でも答案が書ける。 所詮、お前らとは違う。 そもそも発想が貧弱すぎるなww お前らww
924 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 03:27:12 ID:???
>>923 プッ
結局1説に絞れねーへたれかよ。司法試験はどれだけ多く説を書けるかの試験じゃないから。無駄だったね
925 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 03:29:34 ID:???
>>924 あっほう。問題に応じて書き分ける場合があるんだよ!!
926 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 03:29:58 ID:???
927 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 04:44:21 ID:USFUHlSZ
ここで基本書がどーのと言ってる人たちは、もうとっくに合格して趣味で読んでるわけ? それともロー生で課題になってるとか? 択一・論文に基本書ほど深い理解は必要でないと思うんだけど。 特に論文なんかあーだこーだ言う前に実際書いた方が早いし。
928 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 08:20:23 ID:???
まああれこれと基本書に手を出すより一通でも多く答案構成した方がいいのは確か
929 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 09:15:53 ID:???
答練受けてると答案構成の時間はあるけど、論証構成してる暇が無いことに気付く。
930 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 10:14:04 ID:???
931 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 15:34:38 ID:???
>>929 そりゃそうだ。
基本書は体系的な理解のための使用の要素が強いから
答案のためには論証化しとかないとグダグダ文章になるのは至極当然。
あと時間の節約のためにもな。
932 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 18:26:20 ID:???
>>927 みたいな人は、旧試では一番ベテになりやすいタイプだったが、
新試ではそうでもないのかな?
933 :
氏名黙秘 :2007/02/10(土) 22:35:24 ID:???
択一ギリギリ受かるレベルで永遠に停滞するってパターンのベテねw
934 :
氏名黙秘 :2007/02/11(日) 00:05:09 ID:???
?
935 :
氏名黙秘 :2007/02/11(日) 01:21:03 ID:???
論文12回受けたとかいう真性池沼がいるらしいねw
936 :
氏名黙秘 :2007/02/11(日) 02:18:23 ID:???
そんなの結構普通にいたよ。
937 :
氏名黙秘 :2007/02/11(日) 03:00:03 ID:???
すごいな。 択一12連勝だろ。 基礎知識は完璧なんだろうね。
938 :
氏名黙秘 :2007/02/11(日) 03:03:52 ID:???
なのに基礎知識はそれほどでもない若手約1万人に抜かれていったわけですね・・・
939 :
氏名黙秘 :2007/02/11(日) 04:44:34 ID:???
基礎知識の質が悪いんじゃないかと思う。 覚えているだけで、深く理解していないというか。 択一になんなく受かった人の方が意外と長引きやすかったりする。 択一に早く合格したとか択一常勝という成功体験が方向性の是正を遅らせるのかも。
940 :
氏名黙秘 :2007/02/11(日) 07:42:18 ID:???
択一は確かに理解は不十分でも解けちゃうからなぁ
941 :
氏名黙秘 :2007/02/11(日) 09:53:20 ID:???
口述で何度も落ちる人はどうなんだろうね 口述3回目で受かった人とか論文も3連勝だったらしいけど、 論文と口述でそんなにも知識に差があるのだろうか
942 :
氏名黙秘 :2007/02/11(日) 10:55:00 ID:???
>>920 認識論と実体論を混同するとこういう勘違いが現れる。
943 :
氏名黙秘 :2007/02/11(日) 11:09:41 ID:???
944 :
氏名黙秘 :2007/02/11(日) 11:54:17 ID:???
口述を何度も落ちるのは, 人とのコミュニケーションが極端に苦手な人とか。
945 :
氏名黙秘 :2007/02/11(日) 12:13:21 ID:???
>>941 論文以上に異様な状況で使える知識がどれだけあるか、言い換えると、
どんな状況でも口に出せるほど定着した知識の質と量かな。それと運。
あの試験は異常。二度と受けたくないが、受けてよかった試験でもある。
946 :
氏名黙秘 :2007/02/11(日) 17:18:44 ID:???
>>941 ロースクールでやったが(相手は旧試験委員)、かなりきつかった。必要とされる知識の定着率(量ではなく質)がマークシート→論文→口述の順に上がっていく感じ。
たとえば、ある問題を出されて、答える。次にその説明のしかただと整合性を取れるか、微妙な問題が出たときに、口述だとあらかじめ問題読めないし
(論文ならあらかじめ全問題読める、たとえば平成15年の憲法の女子差別とか)、その瞬間きちんと考えて(覚えて)いないとあわてたりするする。
あわてると考えられなくなってあぼーん。
て感じだった。
l口述だったらもっと厳しいのでしょう。
947 :
氏名黙秘 :2007/02/11(日) 21:31:46 ID:???
ゼミで教授からされた問答は、質問自体は口述と同じくらいに厳しかったけど、 プレッシャーとか精神面は比較にならんね。 この質問に今すぐ答えられなければまた来年という恐怖。マジで恐ろしい。 それにゼミとかだと一応事前準備が可能な程度の範囲だしな。 あと体育館から発射台までの待機が辛い。 いつ執行されるか分からない死刑を待つ死刑囚の心理がなんとなく分かったw
948 :
氏名黙秘 :2007/02/11(日) 21:37:13 ID:???
>>947 そうかい?
でも、有名な試験委員と対論ができるってすばらしいと思わなかった?
おいらはマイナー大だったんで雑誌で見る有名な教授に会えたのがうれしかった
949 :
氏名黙秘 :2007/02/11(日) 21:51:52 ID:???
>>948 喉元過ぎれば、ね。
当時の口述スレでもそんな達観できた受験生がいた記憶はないが。
950 :
氏名黙秘 :2007/02/12(月) 20:19:34 ID:???
原田國男「量刑判断の実際」(立花書房) 読んでるんだけれども 量刑論においては 行為責任論は人格形成責任論を論破していないな
951 :
氏名黙秘 :2007/02/12(月) 21:16:48 ID:fEgDtgDL
佐久間の各論使ってる人いる?感想教えて欲しいんだけど
952 :
氏名黙秘 :2007/02/13(火) 23:14:59 ID:???
思考方法各論マダー?
953 :
氏名黙秘 :2007/02/13(火) 23:38:10 ID:???
帰ってくる・・・
954 :
氏名黙秘 :2007/02/13(火) 23:39:34 ID:???
横領と背任の区別を端的に述べよ。
955 :
氏名黙秘 :2007/02/13(火) 23:40:10 ID:???
横領になるなら背任にはならない。
956 :
氏名黙秘 :2007/02/13(火) 23:41:05 ID:???
957 :
氏名黙秘 :2007/02/13(火) 23:41:46 ID:???
昔の通説なら踰越と濫用だろ。
958 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 12:29:58 ID:???
実際のところ西田の総論はオーソドックスだよな
959 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 13:40:44 ID:???
うん。西田総論はゴミだと思うよ。
960 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 14:11:05 ID:???
961 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 14:52:51 ID:???
学説整理すんのに一番、いい書籍は干拓ですか? それとも予備校本(シケタイ)ですか? 体系理解が出来ていないから理解が進んでない自分がいます。
962 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 14:53:43 ID:???
>>961 今までに取り組んだ教材を書いてみてもらえるとアドバイスしやすい
963 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 14:54:49 ID:???
論点本
964 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 15:04:51 ID:???
前田
965 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 15:09:37 ID:???
学者の論文
966 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 17:16:14 ID:???
あくまで両罪が成立することを前提とした上で、 領得行為が横領。それ以外が背任。 で、その判断のための下位基準として、 自己の名義・計算=横領 他人の名義・計算=背任 ただし、他人の名義・計算でも、実質的に自己のためになしたと認められるならば、 それは領得行為だから、横領。
967 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 18:40:51 ID:???
>>961 です。
教材は柴田入門テキスト、C-BOOK、山口刑法総論、各論、択一過去問です。
宜しく御願い致します。
968 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 18:49:39 ID:???
>>967 とりあえず柴田と山口を捨てろ。
Cは論文用に残して、過去問を回し、あとは肢別と択六を用意して知識チェックしていけ。
969 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 18:50:48 ID:???
970 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 18:55:08 ID:???
学説整理はやっぱり山口だな 自説の展開の部分はスミで消せばおk
971 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 18:57:14 ID:???
西田総各だけでいいよ、西田毒自説だけ墨消し通説or判例採る
972 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 19:02:49 ID:???
>>968-971 さん、ありがとうございます。
山口教授の青本刑法も読みましたがすっきりまとまらなくて繋ぎ繋ぎの理解しか
していないのが過去問を解いて分かりました。
論理一貫していないと言うかバカと言うか
やはり学説整理及び理解していないと択一は愚か論文なんておこがましいですよね?
973 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 19:30:52 ID:???
択一にはいるが論文にはいらんぞ
974 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 21:18:06 ID:???
預金の占有を認めると財物の概念自体が変わる(西田)っていう意味がわかりません。 つまり「預金債権」が財物になるってことですか? 誰かわかりますか? こういう質問はここでOKですか?
975 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 21:27:33 ID:???
>>974 出典を示すか原文を適示しないと解答のしようがない
976 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 21:35:55 ID:???
ま、刑法・刑訴は前田でFAなんだけどね。論文はおろか択一のための知識もしっかりまとめられてるしな。
977 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 21:41:38 ID:???
刑法は判例集もあるしな
978 :
974 :2007/02/14(水) 21:44:20 ID:???
西田各論の横領罪の「占有」の記述です。 概略ですが、 Xが他人から預かった金銭を銀行に預金した後、それを不法領得の意思をもって 下ろした場合に、「銀行にある預金相当額の金銭」にXの占有を認める判例は、 下ろした時点で横領罪を成立させますが、 これについて、「預金による占有」を認めることは結局「預金の占有」を認めるものであって、 財物概念までも修正することになるのではないか、との批判を書かれています。 よく意味がわかりません。
979 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 21:56:21 ID:???
「預金による【銀行にある預金相当額の金銭の】占有」を認めることは結局 「預金【自体】の占有」を認めるものであって【横領の客体=預金となりかねないので】、 、【横領の客体=物=財物を前提とすると】財物概念までも修正することになるのではないか ってかんじ?
980 :
974 :2007/02/14(水) 21:59:34 ID:???
たしかに読解するとそうなるんだけど。。 誰が該当箇所読んで解説してくれないかなあ。
981 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 22:14:14 ID:???
盗んだ通帳でATMから金下ろしたら窃盗2つの併合罪?
982 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 22:17:36 ID:???
>>979 それで合ってる。
すると、利益窃盗だのが全部1項で処罰できることになるおそれがあることになる
983 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 22:31:02 ID:???
こいつら頭悪すぎ。 あきらかに司法試験受けられるレベルじゃないな。 記念受験者の集まりか。
984 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 22:32:57 ID:???
低学歴な実力主義者おつ
985 :
氏名黙秘 :2007/02/14(水) 23:37:53 ID:???
>>980 寝る前なんで、参考文献だけ紹介しとく。
図書館で探してみて。
「刑法と民法の対話」佐伯仁志・道垣内弘人著(有斐閣)「第2回 預金」
「新判例から見た刑法」山口厚(有斐閣)「第16章 誤振込と財産犯」
986 :
氏名黙秘 :2007/02/15(木) 00:17:23 ID:???
おまえらロー生&旧司組じゃないだろ? 落ちこぼれは 失 せ ろ 。
987 :
氏名黙秘 :2007/02/15(木) 00:48:21 ID:???
「預金による」金銭の占有ってのがポイント。 形式的な説明の上では「金銭の占有」ということで、 財物の占有という建前は崩してないように見える。 しかし、結局は、結論先取りで横領を認めるためのフィクションにすぎない。 結論ありきという批判を回避するには、 きちんと横領罪の構成要件に該当することを説明する必要がある。 しかし、「預金」というのは「預金債権」のことだが、預金債権による金銭の占有とは何か。 債権を有するというだけで法律上の支配を認めるわけにはいかないと考えると、 「財物」に預金債権が含まれると言う必要があるかもしれない。 「正当な払戻権限」を媒介として、法律上の支配を認めるとすれば、 次に、その「金銭」とは何なのかという問題がある。 金銭は銀行が保管しているが、抽象的に考えれば、常に持っているとは限らない。 銀行が預金額以下の金銭しか持ってないことも理論的にはありうる。 その場合、「金銭」といっても、それは抽象的な存在としての「金銭」の占有にすぎない。 そうなると、それはもはや「財物」(というより「物」)ではないと考えられる。 要するに、「財物」概念が拡張してると言いうる。
988 :
氏名黙秘 :
2007/02/15(木) 00:56:26 ID:??? >>978 前提として、銀行預金契約=消費寄託の民法的な解釈がある
預金者は債権を有しているにすぎないのだから、銀行にある
現金を占有していることにはならんだろ、と
そうすると、不法領得の意思を持って預金を下ろしたとしても
「預金債権」の横領で、利益横領だから不可罰になるはず
それを「預金による占有」を認めて横領罪で罰するということは
結局は財物概念を拡張して債権を含めるに等しいではないか
というのが批判の内容
それに対して判例・通説は「横領罪における占有とは何か」という
項目を立てて、横領罪における占有は認められるという
要するに、民法の概念を用いるか、刑法独自の概念を用いるか
という財産犯の解釈論ではお馴染みの対立なのではないか