予備校−答案練習会+高い学費+無駄な労力=ロー

このエントリーをはてなブックマークに追加
223氏名黙秘
 ロー生は、朝の8時から夜の10時〜11時ごろまで自習室でビッチリ勉強している。
 ただし、それは新司法試験対策というより、ローの授業の為の勉強だ。なぜそんなことをするかというと、新試験受験には、ローで所定の単位を貰わなければならないからだ。
 しかし、新司法試験の合格率、概要(サンプルだが)、ロースクールの授業の内実などが段々明らかになるにつれて、ロースクールの授業は必ずしも新試験対策にならないことがわかってきた。
 特に既修コースに言えるが、実務を想定したリーガル・クリニックや、試験と関係ない先端科目の授業に時間を取られ、学生達はロー入学までにしていた基礎的な法律の知識・理解を十分に復
習する時間が取れず、どうしても段々忘れていってしまう。
 
 教員達は授業のやり方についての勉強会も殆ど開かない。特に教授教員は、ロー生が新試験で8科目に対応しなければならないことなど完全に忘却し、無駄で膨大な資料や準備を要求する者
が後を絶たない。
 特に深刻なのが@新会社法A破産法 など、近年大改正のあった新試験科目。1回目の試験半年前なのに、教授教員からは何の対策もない。予備校任せである。あれだけ予備校を声高に批判
していたのに、対応能力では予備校に劣る。これぞローの実力なのである。国立上位でさえこれだから笑える。

 当然、私達学生はこうした現状に危機感を抱き、何とか 「 新試験の 」 合格に必要な法律の勉強をしたいと思っている。
 しかし、必要な単位を揃えなければ受験資格さえ与えてもらえない、しかもローのカリキュラムは相当きつい。

 つまり、ロー生は、「 新試験と無関係 」の授業の予習・復習に追われ時間・労力を割かれる一方、「 新試験のための 」対策はほとんどできない現状であるという、二律相反の状態にある。
 要するに、ロー生は、ロー多額の学費を払って、「 新試験のための 」勉強時間を妨害されている。
 それが、あの プレテスト で如実に顕在化したのであろう。

 現在ローに在籍する人も、これから入る人も、ローに入ってからは授業を無視し、ひたすら授業中は試験対策の内職をするなど、「自分のための勉強」である「新試験のための勉強」をするべき
であろう。先端科目とか、そんなのは合格後にやればよいのである。
224氏名黙秘:2005/11/03(木) 11:53:47 ID:???
 ロー名物とでもいえる「 レポート 」についても一言いいたい。
 レポートは新試験対策にならない。これは断言できる。
 なぜなら、レポートは@資料を見て書ける A時間無制限 B分量無制限 だからである。
 これに対し、試験で求められるのは@正確な知識 を A時間内に 表現することである。つまりレポートと試験とでは、その要請が相反するのだ。

 しかも、レポートは 対策にならない だけではなく、 有害 である。
 なぜなら、@資料を収集し A集めた膨大な資料を読んだ上で Bそれらを選別しなければならないからである。
 学生によっては、1つのレポート(A43枚程度)を書くのですら、2日も3日もパソコンルームにこもりっきりで、夜中までうんうん唸ってレポートを書い
ていたりする。先に書いた「朝の8時から夜の10時11時まで・・・」の実情は、こういうことなのである。
 資料収集のための費用と手間もバカにならない。ある学生のごときは、学校から無料支給される年間1000枚コピー可能なコピーカードを、わずか
2ヶ月で費消したうえ、1期目の夏休みのすべてを「 資料集め 」に費やし、その間にコピー代で2万円かかったという。

 まさに    時間 と 費用 とそして 紙資源の無駄遣い としか言いようがない。ロー制度は 環 境 破 壊 にも貢献していたのである。

 私の場合は、レポートみたいなくだらないものにはA41枚あたり50分以上は絶対にかけない。資料は読まない。答練と位置づけているからである。
もちろん評価は前出の資料たっぷり・時間たっぷりかけた人には劣る場合もあるが(そうでない場合もある)、失う時間・費用・労力に比べればどうと
いうことはない。学校の評価など、卒業のための必要最小限でいいのだ。

 結局のところ、ローは @新法にもろくすっぽ対応できない A答案練習会も開催する能力がない B学費だけは予備校の数倍徴収する C単位
認定のための   無  駄  なコストを払わされる  予備校ということになる。