【自分の頭】高橋宏志教授第参號機【自分の言葉】

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314氏名黙秘
>問題が悪いのだから、皆さんは試験官を採点するつもりで受験してほしい。

俺「まず、これ今年の論文試験の刑法の問題だけど見て」
俺「何か問題ある?」
試験委員「なかなかの出来だと・・・」
俺(少し笑って)「受験する立場から考えて何か問題ない?」
試験委員「特には・・・」
俺(ちょっと顔をしかめて)「分量が多いと思わない?」
試験委員「あ、ちょっと多いと思います」
俺「(首をかしげて)ちょっと?まあいいや。受験問題を作成する上で気をつけなければならないこと言ってみて」
試験委員「基本ができているかみれることと、その応用ができているかみれることと・・・それと、えーと・・・」
俺「それ以前の問題として、あるでしょ」
試験委員「あ、予備校に予想されないことです」
俺・副査(声をあげて笑って)「違うよ。さっき分量が多くないかって聞いたでしょ?」
試験委員「あ、制限時間内にとき終わる分量にすることです」
俺「そうでしょ。じゃあ、さっき見せた問題は、その要件を満たすかな?」
試験委員「満たすと思います」
俺(顔をしかめて)「どっちの問題も共犯だよ?登場人物が6人もいるのに、満たすと思うの?」
試験委員「あ、撤回します。満たさないと思います」
俺(少し笑って)「別に、撤回しなくていいんだよ。君の意見を聞いてるんだから」
試験委員(ばつが悪そうに)「いえ、制限時間内にとき終わる分量ではないと思います」
俺「ふーん、そう。では、最後の質問です。問題作成後に気をつけることあるけど、それ言ってみて。」
試験委員「さ、作成後ですか?す、すいません。分かりません」
俺「(困ったように)うーん。試験問題が漏洩しないことだよ。このへんは大事なとこだから、ちゃんと復習しといてね。質問は以上です」
試験委員「ありがとうございました」