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氏名黙秘:
「自分の頭で考え、自分の言葉で」はこういう文脈で出てきた言葉。小幡は上智ローの女性教授。
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【高橋(宏)】 前回もその種の論点は出ていたように思います。予備校でこそ体系的法学教育が
行われている、そして現在の司法試験教育もできないような大学が、次世代の法曹教育をできる
のかという切り口の批判だったと思うのですが。小幡先生からのステレオタイプ的な反論では、
前回の議論に対する反論になっていないと思いますが。
【小幡】 いや、そもそもその批判が的を射ていないということを申し上げているのです。
現在の司法試験のやり方、すなわち限定された試験科目について短い試験時間で一発勝負的
なテストをする。しかも大多数から少数を選ばなければならない。この様な試験制度の下で
予備校はより効率的に短期間で司法試験に合格させるスキルを提供しているのは、事実だと
思います。前回、それを皆さん、認めていらっしゃったのではないかと思います。
【高橋(宏)】 司法試験に合格するような学生は、大学の成績もいいのか、悪いのかと
いう質問が大学人以外から出ておりましたが、小幡先生の印象はどうでしょうか。
【小幡】 それは合格者を沢山出していらっしゃる大学についての高橋先生のぺーパーでよく
お答えが出されていると思いますが。
【高橋(宏)】 自分の頭で考え、自分の言葉で答えて下さいませんか。