――日本12大ロースクール――今後、実質的な選択肢はこの12校のみ!
東京・京都・大阪・名古屋・東北・九州・北海道・一橋・神戸・早稲田・慶應・中央
ロースクールはしょせん大学院である以上、学歴の一部です。
学部の偏差値序列がそうそう揺るぐことがないのと同様に、
ロースクールの序列も我々国民ひとりひとりの意識に刷り込まれている、
従来の学歴序列のパラダイムからかけ離れたものにはなり得ません。
医師国家試験が8〜9割の高い合格率を保証されているのと異なり、
低合格率ゆえに過酷な競争を強いられる新司法試験においては、
優秀な学生を集められる学校はますます沢山の合格者を輩出し、
そうでない学校はますます合格者が出なくなるという優勝劣敗の構図が固定化します。
競争力が低いロースクールに進学するということは、
最終学歴が無名校(もしくは廃校)で終わるという間接的なデメリットだけでなく、
質の低い学生しか集まらないため低レベルの教育環境しか享受できないという、
学習上の直接的なデメリットをも被ることになるのです。
今後ロースクールの受験を考えてらっしゃる方は、
上記の予想され得る事実を考慮に入れた上で受験校の選択を慎重に行ってください。