モンカ法務通説
・2010までにまともな法曹教育ができなかったらローを潰す
http://blog.livedoor.jp/datusara/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この「予備的な試験」に関しては今後も様々な議論がなされるものと思
われるが、法科大学院関係者は、平成22(2010)年頃からの「予備的な
試験」の内容が具体化するまでの今後数年間は言わば「猶予期間」であ
り、その間に法科大学院で行われる教育についての司法関係者や国民
の理解を十分得られるよう実績を示すとともに、社会人を含めておよそ
法曹を志す多様な人材が個々人の事情に応じて(時間的にも金銭的に
も)支障なく法科大学院で学ぶことのできる環境を整備しておく必要があ
ることを肝に銘じておくべきであろう。
仮にそのような法科大学院とならないならば、「予備的な試験」を経て
新司法試験を受験することがむしろ主流であるような制度にする方が国
民にとってより望ましい、とさえ言えるだろう。(後略)
文部科学省高等教育局大学課課長補佐 小山竜司
すなわち、法科大学院それ自体の数やその入学定員を、あらかじめ限
定したり、規制したりはしないという規制緩和の考え方が前者であり、他
方新司法試験の合格者数、及びその目標が設定されている以上、法科
大学院修了者の全体としての合格率は、当面、法科大学院の設置状況
によるにせよ、相当に低い割合に留まることもあり得ると予想されるとい
うことでもある。(中略)
文部科学省高等教育局審議官 清水潔