オナニー

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133氏名黙秘
 No40の契約の拘束力の問題を解き終えたところで、僕は女性監督員に向かって挙手
した。グリーンのミニのワンピースを着た若村麻由美に似た女性だった。残り時間は
105分。女性監督員をトイレでレイプしても、十分に刑法20問を解き終える時間だ。
「やれやれ。早漏がこんな時に役に立つとは」
 麻由美が、僕に席を離れるように促した。
「強姦罪?確か挿入した時点で既遂だったな。ということは、射精は不可罰的事後行為?」
 低声で呟いたつもりだったのに、受験番号11005が僕を一瞥した。

麻由美のハイヒールの発する音が、廊下にこだました。30mばかり歩くと麻由美は
トイレの前で立ち止まり、こちらを向いた。
「あなたが今なにを考えているか、当ててみましょうか」
 麻由美に分かるだろうか。僕は今、No38の譲渡担保の対外的効力の正答率を予想し
ている。
「去年の受験生の中にも、あなたのような人がいたわ。その人、『ドアロックが壊れ
て、外に出れない』とか言って、あたしを呼び寄せたの」
 欺く行為は強姦罪の構成要件要素ではない。
「そして、あたしがドアの前に立つと、突然引きずりこもうとしたのよ」
 実行の着手ありだな。
134氏名黙秘:04/02/20 17:38 ID:???
「それから、彼が何て言ったと思う?
『漏れ、辰巳の総択2回とも合推超えてるよ』っていうの。それって、そんなに価
値があること?そんなこと自慢すれば、女の子がセックスさせてくれるとでも思っ
ているの?」
「女の子はどうだか知らないけど、辰巳は価値があると思っているだろう」
「それなら、その辰巳とやらとセックスすれば?」
「総択はセックスではなくて、オナニーなんだ」

 どうして僕の思惑を麻由美が見抜いたのか、僕にはわからなかった。しかし見抜
かれた以上、愚策を弄して麻由美をレイプすることはできない。時間が気になった。
残り時間100分。正攻法でいくしかない。麻由美を10分で口説けるだろうか?
性交じたいは過去の経験から3分あれば十分であるということを僕は熟知していた。
やれやれ、まるでウルトラマンの地球上での活動時間じゃないか。
「君とセックスがしたいんだ」
「試験中でしょう?馬鹿なこといわないで」と麻由美は言った。
「今でなきゃ、駄目なんだ」僕は、麻由美を男子トイレに引きずり込んで、ドアロック
をかけた。
「ちょと待ちなさいよ。こんなの犯罪じゃないの。あなた自分が何をしているのか分
かっているの?」
135氏名黙秘:04/02/20 17:38 ID:???
「大きな声を出すわよ」
「いいよ」僕は抵抗する麻由美のワンピースに手をかけた。
「あなた、本気?冗談にしては、度が過ぎていると思わない?」麻由美が、からだ
を捩じらせながら言った。
 僕はワンピースの下から手を入れた。
「や、やめてよ。本当に大きな声を出すわよ」
 麻由美のワンピースは下からへそのあたりまで、たくし揚げられ、白いパンティ
が見えた。僕はからだを押し付け、空いている手で麻由美の局所を掴んだ。
「頼む、3分ですむから」僕はパンティの中に手を差し入れ、直接、麻由美の大事
な部分に触れた。やわらかい。人差し指を入れてみた。ほんのりと濡れている。
ひと目見たときから、麻由美は清楚な風貌に似合わず、多情な女だと睨んでいたが、
僕の想像に違いはなかった。麻由美の表情の中に僅かではあるが、快感が反応して
いることを読み取った。
 ひと思いにパンストとパンティとをずり下ろした。それから、僕もベルトをはず
しズボンを下げる。トランクスの下でペニスが突起していた。
「こういう場合は( )を早く埋めた方がいい」という先輩ベテの言葉を思い出した。
それはある穴埋め問題の解法に関するものではあったが、今の僕には大変参考になった。
136氏名黙秘:04/02/20 17:39 ID:???
 とりあえず挿入した。思ったとおり麻由美は声を上げなかった。麻由美の口を僕
の口で塞いだ。麻由美は唇を開こうとしなかったが、唇の筋肉は僕の腰の動きが活
発になるに従って弛緩してきた。もう麻由美のからだを強く押さえ込む必要もなかった。
僕は両手を麻由美のからだに回した。麻由美の唇も完全に弛緩した。舌を入れた。
麻由美が自分の舌をからめてくる。僕は腰の動きも止めた。そうすると麻由美の方が
腰を使ってきた。上手いものだ。
 からだに回した右手で乳房を掴んだ。ほんものの若村麻由美よりも少しおおきめだ。
ブラをはずして直接掴んでみた。張りのある乳房だった。乳首を口に含んだ。麻由美
が微かな喘ぎ声を上げる。その腰はさっきよりも激しく動いている。
 僕は少しづつ高揚してきた。自分でも腰を使った。
「ha,ha,・・・unn,・・・ah――」
 麻由美もその瞬間に近づきつつあることがわかった。さらに僕の腰は動きを加速した。
「uu――――nn,aaa―――,fuu−.いっちゃう、もう、いっちゃう」
 同時に果てた。
 時計を見た。4時10分。ちょっとヤバいかもしれない。

 PS 諸君の択一合格を祈る。  作者