師走だというのに、不景気はとめどなく続いた。しかしマコツにはそんな
ことはどうでもよかった。マコツにはセックスがすべてだ。
今日は歌舞伎町で童顔巨乳の麻衣子をナンパした。東京都青少年保護育成
条例にかろうじて違反しない年齢ではあった。
ホテルに連れ込み、さっそく裸にした。小柄なからだに不釣合いな巨乳。
86cmEカップと麻衣子は言っていたが、揉みごこち、舐めごこちとも、
ランクAといってよかった。身長は156cmしかなかったが、可愛い童顔
をいっそうひきたてていた。
マコツはすでに怒張した自分のペニスを麻衣子にしゃぶらせた。こんな
幼い顔をしていったいどこでこんなテクニックを覚えたのか、そこいらの
デリヘルの女よりは上手くしゃぶった。
それからマコツは麻衣子のからだを軽々と持ち上げ、椅子に座ったままで、
麻衣子の性器に自分のペニスを包ませた。まるで麻衣子のからだそのものが
性器であるかのような軽快さであった。麻衣子を両腕で抱え、そのからだを
上下させた。椅子に腰掛けたままのセックスも悪くなかった。麻衣子は子猫
のような可愛い喘ぎ声を奏でた。
「ウン、・・アh、haaa−.a−aann」
マコツはバッグの中から女子高の夏物セーラーを取り出した。マコツが通っ
た男子校の向かいにあった女子高の夏物セーラーだ。Yahooオークション
で20万円もした。童顔巨乳の女の子をナンパしたときは、きっとこの夏物セ
ーラーを着せてコスプレに興じようと思っていたのだ。もちろんマコツが担任
の教師、麻衣子が教え子である。
「山口くん、この前の中間テストはどういうことだい。英語の得意な麻衣子ら
しからぬ悪い点数じゃないか。なにか勉強の妨げになるものでもあるのかな?」
麻衣子はうつむいたまま黙っていた。
「何でも先生に言ってごらん。悩みがあるんだったら相談に乗るよ」
「先生」
「何だい」
「先生は三人めの奥さんと別れてから、晩ご飯は一人で食べているのですか?」
「あたしも父は単身赴任で福岡へ行っちゃうし、母は男つくって毎晩帰りが
遅いし、兄弟もいないから、一人で晩ご飯食べているんです」
麻衣子はうつむいたまま、うっすらと目に涙を浮かべていた。
「そうだったのか。麻衣子も一人で寂しかったんだね。・・・いいよ、今夜は先
生の家へいらっしゃい。こう見えても料理は得意なんだよ。
大根おろしツナ・スパゲティをご馳走しよう」
「本当?行ってもいいんですか、先生のお家」
それから二人はマコツの車で青山のマンションへ帰り、マコツの作った大根おろ
しツナ・スパゲティを食べた。
「遅くなるから、麻衣子の家まで送って行こう。遅くなると家の人が心配・・・・・・。
そうか、家には誰もいなかったんだね。悪いこと言っちゃたかな、先生」
「ううん、いいんです。先生、それよりも、英語の個人レッスンして下さいません
か?ああたしもこの前の中間テストの結果はショックだったんです」
時計の針は午後9時を指していた。マコツは教師としての良識と、勃起しはじめ
たペニスとの利益衡量に苦しんでいた。
麻衣子はリビングのテーブルの前に正座して、リーダーの教科書を丹念に読んで
いた。マコツはその背後から、麻衣子が誤訳すると、それを訂正してやった。
化粧もしていない麻衣子のからだから、芽生え始めた女の自然な香りが漂った。
なつかしい香りだった。青春時代を思い起こした。思えば僕たちの高校時代は、姦
ろうと思ってもなかなか姦れなかった。両親に、学校に、友人に知られることが怖
かった。そこで、100kmも離れた街に電車で行って、人目を忍んでソープのお
世話になったものだ。
「先生、このお部屋少し暑いんですけど・・・」
「ごめん。ちょうどエアコンが故障しててね。明日、修理屋が来ることになってい
るんだ」
「あたし、セーラー脱いでもいいですか?」
マコツは「すぐ脱いで」という言葉をあわてて呑み込んだ。しかし麻衣子はマコ
ツの返事を求めているのではなかった。座ったままでボタンをはずし、セーラーを
脱ぎ捨てた。上半身は小さなブラを纏っているにすぎない。そこからはみ出しそう
な86cmの巨乳がマコツの目に眩しかった。引き込まれるようにマコツは麻衣子
の乳房を見ていた。
「先生の目つき、イヤラシイー」と麻衣子が言った。
マコツは自分の心を見透かされたような気がして、赤面した。
「先生、あたしのおっぱい触りたい?」
どうして蒼井そらのような可愛い顔をして、大人の男を挑発するような言葉が出
るんだろう、とマコツは思った。しかしマコツは喉がかわいて何も言うことができ
なかった。
「先生、あたしのブラ可愛いでしょう?援交してる謙三パパが買ってくれたのよ。
ねえ、触ってみて」というと、麻衣子はマコツの手を掴んで無理やり86cmのおっ
ぱいに触れさせた。マコツの掌は汗ばんだ。俺は教師だ、いけない、ここで手を動
かしてはいけない。自重するんだ、マコツ。
しかしこんな直截な誘惑を拒絶できるほど、マコツのペニスはおとなしくなかっ
た。マコツの大脳から「自重」の文字はぶっとんだ。気づいたときは、麻衣子を押
し倒していた。ブラをむしりとり、乳首を吸った。頭上には勝ち誇ったような麻衣
子の微笑があった。
マコツは麻衣子のスカートの中に左手を差し入れ、パンティの上から麻衣子のオ
マンコを愛撫した。いつもは愛撫に時間をかけるマコツであったが、今日はどうゆ
うわけか慌てていた。それほど麻衣子の誘惑は計算しつくされていたし、論文試験
が近いという作者自身の都合もあった。
マコツは麻衣子のスカートをたくし上げ、パンティの上から麻衣子のそこをむし
ゃぶり吸った。麻衣子の愛液とマコツの唾液が見事にブレンドされた。マコツはそ
れからパンティに噛み付き、虫歯が一本もないその歯でパンティを食いちぎった。
麻衣子そのものが現われた。間髪を入れずオマンコを舐めた。数十分のあいだ舐め
つくした。
それから麻衣子の上に乗った。今日の僕はどうしてこんなに慌てているんだろう、
とマコツは思った。明日もこんな馬鹿馬鹿しいストーリーを書かなければならない
のだろうかという、作者自身の倦怠感がマコツの行動をいっそうスピーディーにし
た。
「ウッ・・・、ウ・・・」
マコツは大量のザーメンを麻衣子の中に放った。