◆柳澤憲の論文<合格>特訓講座 PART3◆

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363氏名黙秘
546 :涼子 ◆RYouKCxbys :02/11/07 11:20 ID:???
こんにちは。坂井先生の本はなーんとなく気になるのでしょうか?

確かに初学者向きではないと思う。わたしは最初はリーガルマインドで勉強しましたが、
もうひとつ分かりませんでした。ところが、ひょんなことから、手形訴訟の要件事実について
簡単なお話を伺う機会があって、とてもクリアな理解を得られたので、思い切って基本書の
変更をしたわけです。前田入門をベースに坂井先生の「手形法小切手法の理解」で補うという
形です。

ここで言っておきますが、論文では通説で何の問題もありません。どの説でなければならない、
ということは絶対にないと思います。説によっては多少のメリットがあるかも、というくらい
でしかないでしょうし、多少のメリットがあっても、合否にはあんまり関係ないと思います。

坂井先生の本で、自分なりの理解ができたことと、それまでぼんやりとしか分かっていなかった
16条1項や69条のイメージができて、今年の商法2で役に立ったことがよかったですけど、
なにもこれは坂井先生の本でなければいけないってことはないでしょう。ですから、人によっては
「手形法小切手法の理解」が「結局使わなかった本」になるかもよw

547 :岩崎信者 :02/11/08 02:41 ID:p9AF3VMz
坂井センセと言えば『約束手形金請求訴訟における要件事実とその立証』はすごく役立ちましたね。
当方、創造説で前田本を読んだりしてたんだけど、論文直前にこの本を読んだらいままでの理論上の疑問が氷解したというか。
この本は140pくらいのえらいちゃっちいやつなんだけど、その『手形小切手法の理解』はもうちと一般向けなのかしら。

ちなみに『要件事実』には契約説にしたがった場合の要件事実も書いてあるみたいなので、通説の人にも使えるかも。(わからん)