1 :
1:
2 :
氏名黙秘:03/04/02 01:49 ID:???
ほう。
3 :
氏名黙秘:03/04/02 01:51 ID:???
論文で出たら合憲とします。
4 :
氏名黙秘:03/04/02 01:52 ID:???
論文で出たら違憲とします。
5 :
氏名黙秘:03/04/02 01:56 ID:???
論文に出ません
======終了======
6 :
氏名黙秘:03/04/02 01:57 ID:???
個人的には、合理的な差別だと思うが。
7 :
氏名黙秘:03/04/02 01:58 ID:???
裁判官になったら違憲とします。
8 :
氏名黙秘:03/04/02 01:59 ID:???
>>7は一生合格しません
======終了======
9 :
氏名黙秘:03/04/02 02:02 ID:???
「合格者ですが何か?」のヨカーン!!
10 :
氏名黙秘:03/04/02 02:18 ID:???
合理的差別じゃないだろ。前から思ってた。
もうちょいしたら判例変更すると思うよ。
まあ、俺には関係ないけど
11 :
氏名黙秘:03/04/02 02:26 ID:???
そもそも法律婚尊重主義ってのが胡散臭い。
不倫や浮気はけしからん!みたいな空気がプンプン。
裁判官なんて全然モテなくてお見合い結婚が多いんだろうな。
まあ、俺に関係ないけど
何度云われれば!!
_
| |へヘヘ
<\ .| |〃/./>
<ミヾ\ ∧∧ | 丿 ヽ/ヽ>
<_ミミヽ (,,#゚Д゚)|__//ノヽヽ> バッコン!!
|__二二/ こつ匸二二☆彡
〜′ / ( ´∀`)
∪ ∪ ( )
"""""""
13 :
氏名黙秘:03/04/02 02:41 ID:???
親が法律婚してないペナルティを子供に課すな!!
14 :
氏名黙秘:03/04/02 02:44 ID:???
>>13 親が不倫してよそに子供作ったせいで
法律婚による子供の取り分が減る点についてはどうなの?
親が不倫したペナルティを子供に課すな!!
ってことにもならない?
15 :
氏名黙秘:03/04/02 02:50 ID:???
16 :
正義公平:03/04/02 02:57 ID:hflUcz4M
合憲
差別?
何をいっているの!
17 :
氏名黙秘:03/04/02 03:12 ID:b/OWzPlX
>>14 生まれ持った運命を、人は一生背負っていかなくてはならないと考えたら、
生まれ持った運命は、内容はどんなもんであれ、みんな持っているんだから、
こういう解釈を前提とすれば、平等原則違反ということにもならないだろう
結論としては、不倫の結果として生まれた子供であっても、
それはもはやしょうがないということになるわな
そんなこといったら、韓国で生まれれば差別を受けずにすんだ日本生まれの韓国人や、
自分が悪いわけでもないのに、親がDQNであるがゆえに子供のころから苦しんだ人間、
田舎で、先祖がひどいことやったばっかりに、末代まであれこれ言われる子孫はどうなるのかね?
18 :
氏名黙秘:03/04/02 03:59 ID:m9sXJM5K
>>15 「合理的な差別」という用語は正しいよ。判決文でも使うはず。ただ、「差別」というと
一般に「不合理な差別」を指すことが多いので、「合理的な差別」を「区別」と言い換える
ことは多い。
>>17 生まれ持った運命を法的に差別的に決定してよいのか?それでは答えになっていないよ。
相続制度の本旨と法律婚主義、任意規定であること、目的と効果の関連性、さまざまなこと
を視野に入れて論じなければならんだろ。
19 :
氏名黙秘:03/04/02 04:10 ID:???
>>18 最近択一の勉強に忙しくて、全くといっていいほどこういう問題は考えていないから、
論理破綻があったらスマソ
俺が考えたのは、「法に反しない」=「道徳の問題」ということで、
何らかの法に反しないのであれば、そのような解釈も成り立ちうるのでは、ということ。
>>18は、「生まれ持った運命を法的に差別的に決定してよいのか」と指摘するが、
それは良心や倫理感からの指摘ではないのか?
俺は単純に、「法に反しないのであればいいんじゃねーの?」なだけなんだが。
自分では、自分の考えが、浅はかというより、
正面からの応答でない(卑怯?)というのは十二分にわかっているんだがね、
なにぶん芦別と過去問つぶしに忙しくて、考えてるひまがない。
すまんね
20 :
氏名黙秘:03/04/02 04:30 ID:???
21 :
氏名黙秘:03/04/02 05:08 ID:???
法律婚の尊重って面に関しては、嫁さんの取り分が
半分と多いのだから、十分に保護されると思う。
あとは、嫁が相続財産に寄与した分はできるだけ広く
考慮して、嫁さんに行くように柔軟に運用してやると。
逆に、夫が自分の親から貰った遺産のように、嫁が何の
貢献もしていない財産については、私生児にも同じように
分配するのがかえって自然だと思うよ。
自分の子孫なんだから。
22 :
氏名黙秘:03/04/02 05:19 ID:???
もう一つ。
嫡出子は、自分の相続分のほかに、母親の相続分も母親の
死を条件に受け継ぐことも多い。
これらを考えると、遺言のない場合まで法律で嫡出子を
保護する合理性は薄いのではないだろうか。
23 :
氏名黙秘:03/04/02 05:58 ID:???
嫡出子は同居しているが、非嫡出子は同居していない、的なイメージを持って
法律を作ったんじゃないかな。家庭と別に愛人と婚外子を作った想定で。
親から見た関係の深さで法定相続分を決めるとしたら、さほど不合理でもない
と俺は思う。法律が描くイメージと実像が違うというなら遺言書けばいいし。
24 :
氏名黙秘:03/04/02 06:16 ID:???
>>23の理屈で言うと、長男は家をつぐから相続分が他の子の倍だとか、
女子は嫁に出るから相続分は半分になるという立法も許されそう。
しかし、そんなことにまで法が介入する方が良いのかと言えば、
かなり疑問だよね。
むしろ、法律がこういう区分けをするのは、一定のメッセージを
含んでいるのではないかな。
この場合、不倫された上にお金まで持っていかれるのでは、嫁さんや
その子が踏んだり蹴ったりだから、愛人側に何らかのペナルティーを
課そうという発想があるようにと思う。
法律は余分なメッセージを発しない方がよいというのが俺の考え。
社会に与えるインパクトが大きすぎるからね。
むしろ、関係の深い子に多くの財産を与えたい父親が遺言で
嫡出子を優遇すればよいのではないだろうか。
25 :
つうか:03/04/02 06:34 ID:???
非嫡出子は相続分ゼロでいいんじゃネーノ!
26 :
氏名黙秘:03/04/02 08:55 ID:GfUQNO5D
こいつをはらませたら、生まれた子供は相続分2分の1カー
などと思いながら愛人とセクースするのは既婚ヴェテだけ。
非摘出子は不倫の結果に過ぎないのであって、その相続分を
二分の一にすることが法律婚を尊重することにつながるとは思えない。
27 :
1:03/04/02 09:25 ID:???
長年連れ沿った愛人の子供ならまだしも、たとえ行きずりで一発やっただけの子供にも相続権があるという理屈はどうしても納得できない。
漏れは
>>23の考えに近いが、親子関係の実質をもって判断すべきだと思う。
たとえば同居している非嫡出子とまったく親子関係の断絶した嫡出子を比較した場合、両者を同等に扱う余地もあるかもしれないが、そもそも社会的な親子関係が存在しない(たとえば親が存在すら知らない)ような非嫡出子は相続から除外して欲しい。
28 :
氏名黙秘:03/04/02 09:58 ID:WgKzW/Fd
>>26 未婚でも将来結婚しなければ準正されない結果非嫡出子だろう。
できちゃった婚を促進することで法律婚を尊重することに繋がる。
不倫ばかりを想定して法律婚の尊重を言ってるわけではないと思う。
もっとも、実際にこうして揉めるのは不倫ネタばかりだけどね。
29 :
氏名黙秘:03/04/02 10:11 ID:???
相続権は国家から与えられるものなのかい?
国家が誕生する前に相続という習慣はあったはず。
それならば、あまりに実質的な基準を立てて介入し過ぎるのは、
よほどの理由がない限り法の本質に反する。
宗教内部の紛争と同じで、国家は家庭生活に介入しないのが賢明なんだよ。
一発やった男や家族の立場に立つか、自分のルーツや寄る辺がない
私生児の立場に立つか、そういうどちらに味方すべきかの問題ではなく、
一切介入せずに形式的に判断するべき。
30 :
氏名黙秘:03/04/02 10:14 ID:???
不倫は許せん!とか、産まれてきた子供が可愛そう、みたいな
感情論ではなく、法理論に則ったクールな議論を求む。
31 :
氏名黙秘:03/04/02 10:17 ID:GfUQNO5D
>>28 非摘出子同士であれば相続分は同じ。
要するに、一度は婚姻が介入しなければこの問題は生じない。
>>27 フランスでは身分も時効で取得できるらしい。(身分法の教授の授業中の
話)
ある程度永続した事実を尊重するという時効の趣旨は身分法にも当てはまる
のではないかと思った。
32 :
氏名黙秘:03/04/02 10:22 ID:KDp3I5az
そもそも相続制度自体、廃止すればいいんじゃねーの?
タナボタみたいなもんなんだから。
33 :
氏名黙秘:03/04/02 10:26 ID:???
>>29 社会の習慣に任せるだけでは声の大きい者・力の大きいものが勝って妥当な結論が導かれない可能性が高いから国家が介入するんじゃないのか?
市民社会生活を安定させるために国家が相続について何らかの基準を設けることは必要だと思うが。
34 :
氏名黙秘:03/04/02 10:26 ID:???
法律的な議論はしないが、一般論として・・・
非嫡出子を差別するのはかわいそうではある
しかし自分に異母兄弟がいたことが発覚したのち、オヤジが死亡
相続分がそいつと同額??
それはイヤ(゚Д゚)だ。
というのが普通の国民感情ではないか?
総論賛成各論反対という。
自分の半分とは言え相続できるということにさえ怒りを感じるのでは?
35 :
氏名黙秘:03/04/02 10:30 ID:???
>>33 んなことはないだろう。
まともな家庭で癒されている親父なら、過ちが有ったとしても、
ちゃんと家庭を守るために遺言を書くはずだ。
相続するのは親父の財産なんでしょ。
いわば、残された家族は恵んでもらう立場だろう。
親父にその意思がないのなら仕方がない。
36 :
氏名黙秘:03/04/02 10:34 ID:???
非嫡出子・嫡出子じゃなくてこういう区分けはどうかな?
1.法律上の親子
2.内縁の妻の子
3.内縁関係すらない男女間に生まれた子
で、1・2は平等に扱うが3は相続権なしという案。
37 :
氏名黙秘:03/04/02 10:37 ID:???
>>35 >まともな家庭で癒されている親父なら、過ちが有ったとしても、
>ちゃんと家庭を守るために遺言を書くはずだ。
そもそも法的に有効な遺言を書く親がどれだけいると思ってるんだ?
余りにも現実を知らなさすぎる・・・
38 :
氏名黙秘:03/04/02 10:39 ID:???
要するに、どうでも良いと思ってるってことだろ。
それなら、原則通り平等でいいじゃん。
39 :
氏名黙秘:03/04/02 10:41 ID:???
あのな。嫡出子と非嫡出子の相続格差や非嫡出子に相続権があること自体知らない人間だってたくさんいるんだ。
相続法に関する正しい知識があることを前提にした遺言や意思表示をもとに相続の取り分を決めるなんてナンセンス極まりない。
40 :
氏名黙秘:03/04/02 10:43 ID:???
「前提にした」→「前提にして」
41 :
氏名黙秘:03/04/02 10:45 ID:KDp3I5az
まあ、社会的慣習とか抵抗感みたいなものも実際に法改正が
なされたり違憲判決が出れば薄まっていくんだろうな。
ある種の諦念とともに。
俺的には、結婚して子供が産まれて半年後に若くして夫が事故死。
で、妻が子連れのまま再婚。
両親には一切相続権がないってのも悲しいパターンだと思う。
42 :
氏名黙秘:03/04/02 10:46 ID:KDp3I5az
特に、夫名義で夫の両親が不動産を買っていたりしたケースとかね。
43 :
氏名黙秘:03/04/02 10:56 ID:???
商売をやってるような普通のおっさんでも、よそで子供を
作ったら養育費やら認知やら相続やら、面倒なことになる
ぐらいのことは大抵は知ってるよ。
特に多少成りとも財産を残すような人なら、税務とか
そういうことに関しては、案外知ってるって。
44 :
氏名黙秘:03/04/02 10:57 ID:GfUQNO5D
41>>
前段 金が絡んだ問題であり、非摘子に対する社会の認識と、
相続分の問題は同列に解することはできない。違憲判決が出れ
ばむしろ非摘出子に対する社会の反感は強まるかもしれない。
後段 スレ違い
45 :
氏名黙秘:03/04/02 10:58 ID:???
「商売をやってるような普通のおっさん」
この手の人を普通のおっさんとはいわない。
46 :
氏名黙秘:03/04/02 11:00 ID:???
社会の反感ってよりもあなた個人の反感でしょ。
違憲判決が出れば、家庭を防衛するための知恵として
遺言を書かせようとか、そういうノウハウが口コミで
広がると思う。
47 :
氏名黙秘:03/04/02 11:03 ID:???
>>46 個人の反感が寄り集まると社会の反感になるわけですが。
48 :
氏名黙秘:03/04/02 11:03 ID:???
その反感を理性で押さえようと言う人もいるわけで。
みなが感情的になるとは限らない。
49 :
氏名黙秘:03/04/02 11:06 ID:KDp3I5az
つーか、よそで子供を作るような親父自体が少数派だから、
ほとんどの人にとっては人ごとに過ぎないと思われw
50 :
氏名黙秘:03/04/02 11:08 ID:???
理屈の上ではたしかにそうだが、そういう人間が多数派とも思えない。
少なくとも、違憲判決が下されたところで自民党は絶対に法改正に応じないだろう。
刑法200条問題の二の舞だよ。
51 :
44:03/04/02 11:11 ID:GfUQNO5D
46>>
隠し子がいたらそれまで一緒に生活をしていた実子と同じだけ相続される
という認識が、違憲判決と共に広まったら非摘出子への反感は強まるのではないか、
という一つの可能性を書いただけ。
さらに、遺言を書かせようという動きが広まるというのも一つの可能性としてありますね。
しかし、遺言を書いても遺留分が残るから、少なくとも現行と同じだけは非摘出子に行く
ことになるのか・・・。
52 :
氏名黙秘:03/04/02 11:15 ID:???
違憲判決支持派だが、俺も感情的には合憲としたいんだよ。
特に、相続財産が持ち家しかなくて、非嫡出子への相続分を
捻出するために、住み慣れた家を出て行かざるを得ないという
ケースなんて悲惨過ぎる。
まして違憲判決が出たら、財産をよこせと言いやすい風潮が
産まれるだろうしね。
だからこそ、お父さんたちには家庭を防衛するために遺言を
書こうという風潮が広まって欲しい。
53 :
氏名黙秘:03/04/02 11:21 ID:???
魔骨が言ってたよ、『重婚に事実婚は入りません』って。
『ここマークしておいてください』とも言ってたな。
やっぱ自分の得意な分野は力が入るね、重婚如きにエライ時間つかってたもん。
54 :
44:03/04/02 11:23 ID:GfUQNO5D
50>>
二の舞という表現がよくわからない。
刑法200条の場合と同様に扱われるなら、実務上違憲判決が出れば非摘出子の相続分
は摘出子と同等に扱われる事になる。
ただ、一方当事者が検察官ではない分運用の定着が遅れ、
法改正につながることは刑法200条より遅くなるかもしれないが。
55 :
氏名黙秘:03/04/02 11:39 ID:???
>>54 >実務上違憲判決が出れば非摘出子の相続分は摘出子と同等に扱われる事になる。
必ずしもそうはならないと思われ。
法改正がなされなかった場合、違憲判決後も900条を根拠とした訴えは可能なわけだし、現に敗訴覚悟で訴訟を起こす人間は出てくるだろう。
違憲判決によって空文化するとは限らない分、むしろ刑法200条のときよりタチが悪いかもしれないな。
56 :
氏名黙秘:03/04/02 11:39 ID:GfUQNO5D
52>>
漏れも憲法解釈(答案とか)としては違憲のほうがすっきりするが、現実を考えると
合憲としたい。
違憲問題をパスして現実に適合させるためには、血縁より事実を尊重する
ような法改正がなされる他ないのかもと思う。
57 :
氏名黙秘:03/04/02 11:43 ID:KDp3I5az
実際には数十年にわたって妻や子と同居せずに、内縁の妻や子と
一緒に暮らしている男もいるわけで。
そういうケースで、前者の相続分が後者の半分になるというのも
なんだか抵抗あるのだが…
58 :
44:03/04/02 11:43 ID:GfUQNO5D
55>>
タチが悪い>その辺を一方当事者が検察官ではない(法解釈の統一が図れない)
という点ににじませてみますた。
3対2などで判決が分かれているうちは訴えはなくならないでしょうね。
59 :
氏名黙秘:03/04/02 12:29 ID:???
>>57 そうだね。
やはり非嫡出子・嫡出子という形式で判断すること自体に無理があると思うよ。
法の規定が多少複雑になっても実質で判断するようなシステムにするべきだろうね。
60 :
氏名黙秘:03/04/02 12:53 ID:???
>>59 「別居状態にあった場合には」とか
「非嫡出子の生活を支えていた場合には」というような
実質的価値判断が必要なシステムにすると
立証活動が複雑になるし法的安定性を害する。
俺は違憲に1票。
61 :
氏名黙秘:03/04/02 13:01 ID:???
>>60 しかし900条を違憲とした上で実質を判断しないとなると、あらゆる子供が子供であるだけで平等に扱われるという不平等が生じてしまうわけだが。
別にそんなにややこしい場合分けをしなくても、「被相続人が非嫡出子の出生を認識していなかった場合」を除外するだけで十分なんだけどな。
62 :
氏名黙秘:03/04/02 16:39 ID:???
福島瑞穂の意見が聞きたいね。
63 :
氏名黙秘:03/04/02 19:34 ID:opoVnbl5
法律婚って、そこまでして守るものかは疑問だな。
父親が死んだときに、子供はもういい中年だろうよ。
自立して稼いでいて当然の年齢。
思春期の若者じゃあるまいし。
むしろ、父親の血を受けた人間が自分たち以外にも
存在していて、父の歴史を体感し、寛容になれる世代に
なっているはず。
64 :
氏名黙秘:03/04/02 19:43 ID:???
>>61 子供が本当の子供であるだけで平等に扱われない方が、かえって不平等だと思います。
65 :
氏名黙秘:03/04/02 19:52 ID:???
66 :
氏名黙秘:03/04/02 19:53 ID:???
あくまで事実婚と比べて法律婚を尊重してるんでしょ?
子供が全員非嫡出子なら相続分は一緒なわけだし。
67 :
提言:03/04/02 21:00 ID:???
まさしく「親の因果が子に報い」ってやつで極めて違憲の疑いが濃い。
他に法律婚を保護できるオルタナティブな制度はないのか?
68 :
氏名黙秘:03/04/02 21:32 ID:???
妻の寄与分をもっと柔軟に認めてやればいいのでは?
あと、名義は夫になっている財産、特に婚姻中のローンで購入した不動産は、
実質判断で夫婦の共有財産にしてやるとかね。
そうすれば、夫がプライベートで専有する財産は少なくなる。
そのプライベートな部分を、平等な立場で分配しても問題は
少なかろう。
格差を設けていること自体は、法律論として合憲という筋に
もっていくのは極めて無理があると思われ。
69 :
氏名黙秘:03/04/02 21:35 ID:???
しかし、まあ、男女のセックスのツケを処理する裁判所の気持ちを想像したら・・・
70 :
氏名黙秘:03/04/02 21:36 ID:???
>>68 だなあ。ここでも法的安定性VS具体的妥当性かあ。
71 :
氏名黙秘:03/04/02 21:50 ID:???
そうそう。
妻の内助の功とか貢献度を、相続の際にちゃんと反映させてやれば、
子は平等にしてもそんなにむごい結果にはならないと思うんだよね。
嫡出子は、妻の相続分をいずれは相続するから保護されるし。
ある部分では妻の地位を軽視する保守的な解釈、別な部分では、
非嫡出子の立場を重視するリベラルな解釈をと、ちぐはぐな態度を
取ったりすると妥当性がなくなるわけで。
72 :
氏名黙秘:03/04/03 00:19 ID:???
結論が出たとこで、このスレ終了な。
73 :
氏名黙秘:03/04/03 14:27 ID:???
>>64 平等に扱われるべきでない子は(嫡出・非嫡出に関係なく)存在する。
74 :
氏名黙秘:03/04/03 14:49 ID:???
もともと格差の是正が叫ばれたのは、実質的に嫡出子と変わらないくらい深い親子の絆がある非嫡出子が可哀想だという理由からじゃなかったか?
そういうケースを考慮すると確かに何らかの形で格差は是正されるべきなんだろうが、だからといって親子の絆がない非嫡出子まで一緒に保護しようとするのはおかしいよ。
75 :
氏名黙秘:03/04/03 14:55 ID:???
非相続人である父親の立場からすれば、同じわが子なのに世話を
してなれなくて不憫に思うってのが普通だと思うのだ。
格差が設けられたそもそもの理由は、妻が夫とともに築き上げた財産を
夫がよそで作った子になんで渡さなければ行けないの?って妻の立場への
配慮からでしょ。
父親と絆の深い子なら、只でさえ教育費やらなんやらで散々出費させて
いるのが普通なんだから、父親と血のつながった子に財産が行くのを
あれこれいう資格はないと思うのだ。
76 :
氏名黙秘:03/04/03 15:05 ID:???
親子の絆がある非嫡出子を保護すべきという考えに異論はない。
しかし社会的に親子でない(絆がない)のに、遺伝学的に親子というだけで当然に財産が相続されるとすれば、それは何ゆえ?
77 :
氏名黙秘:03/04/03 15:12 ID:???
自分が作った子供は、他の人間と養子縁組しない限り、遺伝的な
父親が他にいない状態になるわけだからね。
父親からの相続の機会は一回しかないわけだよね。
だから、遺伝学的な父親に責任を負わせるのが妥当でしょう。
また、社会的な絆を作らなかったのは、むしろ父親の無責任で
あって、子供にデメリットを負わせるべきではない。
>>76の理屈だと認知とか養育費などの責任すらも放棄できることになるね。
78 :
訂正:03/04/03 15:14 ID:???
自分が作った子供は、遺伝的な父親が他にいない状態になるわけだからね。
他の人間と養子縁組しない限り、父親からの相続の機会は一回しかないわけだよね。
だから、遺伝学的な父親に責任を負わせるのが妥当でしょう。
また、社会的な絆を作らなかったのは、むしろ父親の無責任で
あって、子供にデメリットを負わせるべきではない。
>>76の理屈だと認知とか養育費などの責任すらも放棄できることになるね。
79 :
氏名黙秘:03/04/03 15:27 ID:???
>>78 少なくとも認知や養育費の支払いがあれば、最低限の親子の絆はあると思われ。
生前に父親が子の存在すら知らず、また認知や養育費支払いの要求もなかった非嫡出子に対して、それでも相続権を認めるのはおかしいと思う。
80 :
氏名黙秘:03/04/03 15:30 ID:???
>生前に父親が子の存在すら知らず
これは嫡出子にもありうるよ。
81 :
氏名黙秘:03/04/03 15:35 ID:???
78ではない
それを言うなら、嫡出子でも親子の絆がない場合はどうなるのよ
法定相続はある種の「割り切り」の上に成り立つが
非嫡出子の場合「割り切らない」のは不自然だろう
ただ、大概このケースで問題になるのは
金持ちゆえよそで子どもを作った男の後始末だからなあ
子どもに罪は無いと思われ
82 :
氏名黙秘:03/04/03 15:36 ID:???
>>80 そうだね。
でも非嫡出子と違って法律上当然に親子だと認められるよ。
83 :
氏名黙秘:03/04/03 15:37 ID:???
>>81 その場合、子の相続権をなくすか制限する必要があると思うが。
84 :
氏名黙秘:03/04/03 15:46 ID:???
非嫡出子も死後認知で法律上親子だと認められるわけだが。
85 :
氏名黙秘:03/04/04 00:42 ID:ALEAy5Cv
とりあえず、今の規定は「よくないから変えるべき」というのと「違憲だ」というのは別の話だから区別して考えろよ。
国会の裁量の範囲内かそうでないかという点が問題だろ。
86 :
氏名黙秘:03/04/04 01:14 ID:???
>>85 違憲(14条違反)だからよくないという議論をしているのですがなにか?
87 :
氏名黙秘:03/04/04 01:17 ID:F7QT1Rts
ベテの独り言であるが一言。
司法試験を志した一つの動機が、かつての大法廷判決に対する
(究極的には感情的な)反発。出生による差別というものは、
婚姻家族の感情あるいは社会全体の婚姻秩序よりはるかに重大である。
俺も法曹の一人として、何らかの形で規範の形成にコミットしたい、と。
しかし、オッサンになり、働いたり、結婚したりして、感情が変化してきた。
人間苦境を跳ね返してナンボ、そして、きっとそれはできるはずだ、と。
一応違憲説に一票だが、俺は保守化したのか、より理想主義化したのか?
88 :
84:03/04/04 01:19 ID:???
違憲とすると、判決前になされた(裁判上または裁判外の)遺産分割の
効力が争われるという事態が生ずるな。
これをどう解決すべきか。大法廷の違憲少数意見に記述があったような
なかったような(ウロオボエ)
88は誤記。84さんではありません。スンません
90 :
氏名黙秘:03/04/04 01:22 ID:???
俺は、法律を習う前は合憲の筋の方を自然だと考えたな。
勉強するにしたがって、合憲説は法理論として無理があると
思い始めている。
85の言うとおり、ここで嫡出子保護に立つ側の論理も、
立法論の域を出ないしね。
解釈論としての説得性に乏しい。
91 :
氏名黙秘:03/04/04 01:22 ID:???
ふざけんな
違憲に決まってるだろ!!
どのへんが合理的差別なんだよ?
92 :
氏名黙秘:03/04/04 01:25 ID:???
あえて合憲にする理由と言うのは、家庭の財産は夫婦で頑張って
築き上げてきたものなのに、夫名義になっていることが多いと
いうことだよ。
だから、妻の寄与分を増やしてやれば良いだけのこと。
そうすれば、合憲で構わないと思う。
本来は夫個人の財産を、どう分配しようが、妻や嫡出子が
口を出すべきことではないと思う。
93 :
氏名黙秘:03/04/04 01:27 ID:???
要するに、実質的には妻の財産なのに、夫名義だということで、
妻とは何の縁もない子供のところに行っちまうのが問題なんだ。
これは、妻としてはがっくり来ることでしょ。
94 :
氏名黙秘:03/04/04 01:29 ID:???
そうすれば、合憲で構わないと思う。
→そうすれば、違憲で構わないと思う。
に訂正。
95 :
氏名黙秘:03/04/04 01:32 ID:???
>>90 法解釈をしても違憲のそしりをまぬかれないため、
解釈の域を越えた議論がなされていると思われ。
血縁を重視=非摘出子も子である=平等権害する
事実を考慮=非摘出子は親と生活していない=合理的差別
というように判断基準を変え、妥当な結論+合憲の結論を考
えていると思われ
96 :
氏名黙秘:03/04/04 01:33 ID:???
女が金を持つようになったら嫡出だとかって別にどうでもよくなんのにね。
97 :
氏名黙秘:03/04/04 01:36 ID:???
事実を考慮する解釈ってのは、相続法の体系を無視するから無理だよ。
内縁の妻に相続権がないでしょ。
養子縁組が無効なら、相続関係も生じないでしょ。
生き別れた嫡出子にも相続権があるでしょ。
相続法が相続関係を徹底的に親子関係をベースで構築しているのに、
事実を重視するわけには行かないじゃん。
唐突過ぎる。
98 :
氏名黙秘:03/04/04 01:36 ID:???
>>95 親と生活してないからこそ金くらいやるべきなんだよ
99 :
氏名黙秘:03/04/04 01:38 ID:???
実体験をしたヤシいるんか?
俺も98に同感。
一緒に暮らしていないから情がわかないと思う男もいるだろうけど、
逆に何の面倒も見てやれなかったから可愛そうだという父親だって
多いはず。
嫡出子は教育もしたし金も出して十分甘やかせたから、せめて
愛人の子には遺産ぐらいは残してやろうと言うのは、それほど
不自然な発想ではない。
>>97 実質的な親子関係を伴わない非嫡出子と親との関係なんぞ親子であって親子でないというのは言い過ぎか?
半分ネタで半分本気。
102 :
87:03/04/04 01:41 ID:???
「家庭の財産は夫婦で頑張って築き上げてきたものなのに、
夫名義になっていることが多い」との点から佐藤道夫先生は、
違憲説を批判しておられました(朝日文庫「検事調書の余白U」)。
かなり厳しく、違憲説は人権派をきどるようだがリアリズムがない
という感じで(大意)。
私はこういう一般の人が読むもので、寄与分の話を書かないのは
いかがなものかとオモタ。
でも実務的には寄与分構成は厳しいのかなー?
>>101 言い過ぎって言うか不愉快
君は誰の立場になって物を書いてるんだ?
>>100 それはそうだが逆に愛人の子に財産を遺したくない場合だってあると思うぞ。
>>101 言いすぎ。
それだけ親になるって子とは、重い責任を負うってことじゃない?
そういう自覚のない男は子供を作ってはいけないと言いたいぐらい。
内縁の妻に相続権がないこと
結婚するかしないかは当事者の意思で決定することができる。
愛人に相続権を認めることは法律婚の尊重に反する。
非摘出子の相続分が少ないこと
非摘出子に生まれたことは本人にはどうすることもできない事情である。
必ずしも法律婚の尊重につながらない。
したがって、内縁の妻に相続権がないことは合理的であるといえ、
非摘出子の相続権が二分の一であることと同列に論ずべきではない。
107 :
98:03/04/04 01:44 ID:???
>>104 それは遺言でそう指定すればいいだけの話
最初から法律で区別しようってのが平等権侵害
98と102は説得力があるなあ。
104の論法はどう見ても苦しい。
株主代表訴訟で訴えられた取締役が、自分は名目だけで取締役の
自覚はなかったから責任を負いたくないって言っているのに等しい。
>>103 落ち着け。
漏れはあくまでも実質のない親子関係は相続から排除すべきであると言っているだけで、実質が伴っていれば非嫡出子でも嫡出子と同等の相続権を認めるべきだと思ってる。
つまり生前親が愛情すら感じていなかったような非嫡出子だけは排除すべきだと。そんなに不愉快な話ではないと思うが。
110 :
98:03/04/04 01:52 ID:???
説得力あるのは当たり前
俺は裁判直前までいったからな
当然、等分にさせた
相続ってのは、愛情からの恩恵ではなく親としての義務とか一種の
生活保障って面があるのはわかるかな?
非嫡出子を相続から排除したら、その分国家が厚く社会保障をしないと
バランスが取れないでしょう。
なるほどなあ…
98のカキコからは、親の心情をリアルに感じたよ。
113 :
98:03/04/04 01:58 ID:???
>>109 もう一度考えてみてくれ
何故愛情すら感じないような子供を作った父ではなくて、
愛情すらかけてもらえなかった子供が不利益を受けるのか?
非嫡出子を差別して一体何のメリットがある?
114 :
98:03/04/04 02:01 ID:???
ああ、103もおれね
>>113 ない。全く。
女が財産を持ち社会的地位も男と同様に持てる社会になればよい。
女からすれば自分の腹痛めて生んだ子には変わりないからね。
116 :
98:03/04/04 02:08 ID:???
そうだろ?
妻には必ず半分行くのだから妻の保護は関係ない
残った半分を子供同士で分けるのに何故差別しなければならないのかが全然理解できない
問題なのは、妻に子供がいなかったようなケースかな。
妻と夫2人で汗水たらして商売をして、夫の死後に
非嫡出子の存在が判明したって場合。
こういう場合は、ちょっと妻が可愛そうな気もする。
やはり妻の寄与分はもう少し認めてやる必要があるんじゃないかな。
118 :
115:03/04/04 02:12 ID:???
実は俺は相続制度なんぞ原則として不用と思ってるが。
ただ、分けるなら分けるで差別するのはいかがなものかと思うわけさ。
>>113 たとえば、母親が父親に妊娠を知られたら中絶を迫られるだろうと思い、ひそかに子供を生み、その後も父親に知られないように子を育てたとする。
このような場合、そのような出生には母親の悪意が介在しているから、父親にだけ責めを負わせるのはおかしい。
また、母親は子の存在を隠したことで父親による認知・養育の機会すら奪ったことになる。
それを父親が死んだ後にだけちゃっかり嫡出子と同額の財産をかっさらおうという虫のいい話が起こるのを封じる必要がある。
確かに、嫡出子を非嫡出子よりもことさらに保護する必要は薄いだろうけどね。
さんざん親に出費させておいて、相続でも特権を主張するなんて、ずうずうしすぎるw
121 :
115:03/04/04 02:16 ID:???
そもそも財産は自分で作るものでしょ。
それをええ大人が親の財産を期待するって・・・ねぇ?
なんかなさけなくね?
122 :
98:03/04/04 02:17 ID:???
>>119 だからさ、愛人と子供を同じに考える発想が間違ってるぞ
どのみち愛人には一銭も入らないだろ
それに同額の相続認めても父に責めを負わせる事にはならないと思うぞ
>>118 それは同感
相続という制度がある以上平等に扱うべき
すまん。
悪く言うつもりはないが、
>>119の感覚にはついていけない…
中絶を迫る機会を保障する必要がそもそもないんだが。
それに、不倫って、男の方が、妻とは上手く行っていないから別れるつもりだとか、
結婚してないとか、男の方にだいぶ落ち度があるケースが多いよ。
124 :
115:03/04/04 02:20 ID:???
だいたいよぅ、金もねーくせによぅ、イッチョ前に不倫なんかしてんじゃねーよ。
って話だ。
少なくとも、男を保護する必要は薄いな。
嫡出子の虫のいい相続期待権についても同様。
問題は、非嫡出子と妻との利益調整だけだと思うんだよ。
この双方は、まったく落ち度がないだけに。
126 :
98:03/04/04 02:27 ID:???
親子の実質がないのに相続のいいときだけ形式を持ち出して権利を主張するのはずうずうしいと思われ。
嫡出子だろうが非嫡出子だろうがな。
>>126 それを判断するのは裁判所。現段階では違憲と判断されたわけではない。
さらに残念なことに、違憲判決が下されたとしても立法府が改正に応じる可能性は薄い。
したがって現実には、格差の是非は事例の性質によってその都度判断されることになる。
合憲だろう。法律婚の子供からすれば親が不倫かなんかでつくったガキと対等な
相続の割合だったらやりきれん。どちらも保護する必要はあるが、やはりちゃん
とした夫婦から生まれた子供をより保護するのが倫理なんじゃないのか?
不貞行為をしなければ生まれてこない子供なわけだし。ガイシュツだったらスマソ
逆に散々親に金を出させている嫡出子が、ずうずうしくもまだ
遺産を親にたかるのも変だと思うぞ。
131 :
氏名黙秘:03/04/04 03:36 ID:5uK9n53g
無限ループになってきたな。
合憲派は言い方は悪いが、マザコンっぽい感じがするよ。
親の財産を既得権益みたいにアテにしていて、みっともない。
違憲派の方が大人に見える。
132 :
氏名黙秘:03/04/04 03:36 ID:ilZCF/ZB
>>130 その考え方でいくと、非嫡出子の相続も同様にずうずうしいと言えるね。
いえません。
>>133 非嫡出子が平等を超えて、それ以上の相続を望んだとしたら、ずうずうしいだろうね。
>>131 本当に大人なら、98みたいに「漏れにも既得権益よこせやゴルア!!」
と言ったりしないはずだがなw
妻と違って子は、父親の財産の増加に何の貢献もしてないわけでしょ。
それなら、子同士は平等でいいじゃない。
父が遺言を書いたり、妻が文句を言うのなら理解できるがね。
むしろ、嫡出子が高等教育を受けたりしたら、その分を相続分から
減殺すべきだな。
139 :
98:03/04/04 04:18 ID:???
俺はかねよこせって言ってる訳じゃないぞ
既得権益とかそんなのはどうでもいいんだよ
ついでに言うなら大人とか子供とかもどうでもいい
子供なら平等にしろっていってるんだ
差別されるいわれがないだろ?
何故平等にしろというのがずうずうしいのだろう?
ここには色々な考えを持った人間がいるのは当然だ
だけどそれはその個々人が相続のときに遺言で実現すれば良い話
それを法律でもってあらかじめ差別するのは14条違反だろ?っていってるの
平等にするのがずうずうしいと言ってるのは、約一名だと思うが。
それにしても
>>129のカキコはむごいな。
匿名掲示板の宿命とは言え、こういう問題とは程遠いところにいる
俺にとっても結構ショックだった。
>>132 のリンクの
本人の努力ではどうにもならない
本人の責任から生じたわけでもない
生まれながらに有する要素で
差別的な扱いをするというのは、
絶対にあってはならないというのが
本来の日本国憲法の精神の筈。
だというのに、司法権を掌る最高峰にいる
最高裁判所の裁判官がこういう合理性のない制度を
改善する方向性さえ全く示さないというのは
お寒い現状ですな。
こんなんで、よくもまあ先進国を名乗れるもんだと思う。
に激しく同意。98さんと似た考え方だね。
98改めました
なんだか匿名では信憑性がないような気がするので
おっしゃるとおり132の日記は俺が書いてる
142の文章はそれを読んだ人の感想
俺の相続はもう終わってるのであんな嫌な気分は味わう事はない
しかし、これからも多くの人たちがあの気持ちを味わうのかと思うとぞっとする
俺はまだ司試にすら受かってないヒヨッ子だがこの条文だけは本当におかしいと思う
まあ、俺が2ちゃんでほえたところで何が変わるわけでもないだろうが、
この話については自分を偽りたくないのであえてコテハンにしてみた
すまん
トリップつけるの失敗した
145 :
132:03/04/04 05:21 ID:???
>>143 やっぱり貴方の文章でしたか。
こういう体験をしている司試受験生なんて
そうそういるわけでもないでしょうから
そうではないかなと思いました。
毎日の日記、非常に楽しみに拝読致しています。
司法試験の現役の受験生でありながら
当該問題を当事者としての立場から既に
身をもって経験されている
春爛漫さんの意見はやはり説得力があります。
司法試験合格レベルの法律の知識があって
この問題に正面から対峙した人は
日本史上においても数えるくらいしかいないでしょうから、
尚更とても貴重な意見だと思います。
無責任なことを書いている人は
所詮、他人事だとしか思っていないのでしょうね。
それにしてもそういう人は想像力の欠如が著しいですね。
嫡出子で生まれた人は何が起ころうと非嫡出子の立場に
なることはあり得ないのだから
自分の身に置き換えることができないという程度の想像力しか
持ち合わせていないのでしょうかね。
そういう人は法曹には向いていないと思います。
悲しいかな、最高裁判事にもあてはまってしまいますが。
146 :
132:03/04/04 06:04 ID:???
春爛漫さんの以上の経歴を踏まえて3月29日の日記を読むと
感慨深く、襟を正す思いを禁じ得ません。
http://usjma.cool.ne.jp/calendar/cdiaryz.cgi?MyDiari-cal=2003=3=29=14n4Xmo6okxCo (直リン申し訳ありません。ですが多くの人に読んで戴きたい文章でしたので。)
嫡出子として生まれ両親共に健在で特に金銭で苦労することもなく
特にありがたみを感じるでもなく教育や愛情を受けて
のうのうと暮らしてきた受験生の自分の身を恥ずかしく思います。
真剣に日々闘っている貴方の姿勢には頭が下がる思いです。
春爛漫さんのような方こそ報われるべきです。
貴方は将来、かような不合理な諸制度を覆すくらいの
立派な法曹になることを確信しております。
そして真の愛情にも恵まれることでしょう。
貴方のような人間を現代日本の法曹界は必要としています。
本年の合格を心よりお祈り申し上げます。
そして法曹界での活躍を蔭ながら応援させて戴きたく存じます。
法定相続分というのは、被相続人が財産の分け方について最終意思を示さなかった
場合における実質的な推定規定だと思う。制定時は嫡出子と庶出子という家意識を
反映した区別が、被相続人の意思だと推定してもさほどおかしくはなかっただろう
けれど、現在では妥当性を欠いているのではないかと思う。
最高裁にできるのは、当該条項を違憲無効とできるだけ。
それをできるのにしないという点をとらえての非難はなるほどその通りだけれど、
個人的には、この問題は最高裁よりも立法府に問題があるように思っている。
与党の議員さん、身分法の改正にはものすごく消極的。
まぁ、その議員を選んだのは誰だっていうと国民だっていうのが辛いところだけれど。
>>147は、ちゃんと法理論になってるね。
どちらを保護すべきかって問題が生の価値判断だとすれば、
それを趣旨から論証していて説得的だ。
司法試験板にふさわしいカキコ。
>>1のリンクを見たら裁判官出身の人が反対意見を出しているんだね。
このような問題は学者・弁護士出身の人が違憲として、裁判官・検察官・
行政官出身の人が合憲としそうなので少し意外だった。
スレ育ったなあ。いや良スレだわ
>春爛漫 ◆qbNb6Ma0MY 氏
なんだかねー。私、初心に帰る思いですわ。元気が出ました。
>132 氏
いい人っすねー
漏れは嫡出子で父親を同じくする非嫡出子が存在する可能性を抱えているが、相続格差は改正してもかまわないと思う。
ただし、
>>117のようなケースのことを考えてできれば母親の取り分を2/3くらいに増やしてほしいとは思うが。
非嫡出子についていえば、葬式に顔を出しさえしなければ金ならくれてやるって感じだな。
よその家族の葬式に、家族でもない香具師が身内ヅラしてやってくるのだけは勘弁。
まあ非嫡出子がどうしても親父の葬式をしたければ、嫡出子の家族とは別口でやってくださいってこった。
>>153 仲良くしろとは言わないが、そりゃ了見が狭すぎやしないあか?
線香の1つでもあげさせたっていいんじゃないの?
生まれてきた子供には罪はないぜ。
フランスみたいに事実婚であっても何の不都合性も差別も
ないような社会が本来の先進国のあるべき姿なんだろうな。
出生率の低下だとかは先進国病みたいなもので
必然性のある現象だろうし。
大体、国が法律婚の尊重云々を押し付けるような制度が、
21世紀も引き継がれるだなんて胸糞悪い。
法律婚を尊重するために非嫡出子を差別するなんて
全く論理にも適っていない。空念仏に過ぎないぞ。
156 :
153:03/04/04 14:35 ID:???
春爛漫に質問しておこう。
あなたが望む非嫡出子と嫡出子の平等は、あくまでも相続の話に限定されたものなのか、それとも対社会的に非嫡出子が嫡出子と対等に振舞うことまでも含んでいるのか?
前者を望むのは一向に構わないだが、非嫡出子の身で後者までも望むのはそれこそずうずうしいということだけは言っておく。
157 :
153:03/04/04 14:39 ID:???
>>155 こっちの身にもなってくれ。非嫡出子や愛人と同席するのがどんなに嫌か。
弔いがしたければ別口でやればいいのであって、こっちが開いた葬式に敢えて同席させる必要はないね。
>>155 このスレ読んでて思ったのだが、「先進国としてどうとか」とか
「あるべき姿」とか、そんなもんないと思うんだが。
ドイツと違うからアメリカと違うからフランスと違うから遅れている
…んな言葉からは何も出てきはしない。日本には日本の社会と制度があっていい。
漏れも非嫡出子の相続分については不合理な差別だと思う。
しかしそれは遅れているとか進んでいるといった根拠薄弱な理由付けではなく、
あくまでも平等違反という点に求めるべきだと考えている。
本当、日本って、変な国だと思う。
愛人作ったりする男は
「甲斐性がある」だのなんだので
勲章みたいに言われたりして
実際問題として責められないことも多い。
その反面、
何の罪もない非嫡出子の相続分に差別を設けて
それを改善もせず合憲だとする。
責められるべきは
愛人を作って子供を産ませるような
(避妊もしていないんだろうな)
父親の側だというのは明々白々。
非難の矛先が間違っている。
結果的に不当な扱いを受けるのは
何の罪もない非嫡出子の方だなんて
これを不合理な差別と言わずして
何が憲法14条の平等原則か。
こういう父親はせめて
真っ当に子供の相続分を平等にする旨の遺書くらい
残しておくべきだ。
責任を負わせるべき者の責任を追及しない
日本の悪しき面の典型例。
こんな状況が続く限り
無責任な人間が増えるのも無理はない。
>>158 この手の議論では「文化的でない」というフレーズもよく出てくるな
そんなに毛唐マンセーなら移住でもしろってんだ
161 :
155:03/04/04 15:03 ID:???
>>158 オレの文章の趣旨は
読めばわかると思ってくれたんだけど、
フランスと違うから遅れてるとかそんな表層的なことではないよ。
平等原則に反するような不合理な差別を与える社会は
先進国としてのあるべき姿ではないという趣旨だよ。
日本には日本なりの制度や風習があるべきなのは当然。
ただ、非嫡出子を相続分に関して差別する法律制度は、
どう考えたって不合理だから改善すべきが
本来の進むべき姿だと言いたかったわけだ。
しかし、本当に裁判ってのは生身の人間同士がぶつかり合う場なんだな。
>>153の気持ちも、
>>98の気持ちも、胸に突き刺さってくるよ。
どちらがどうとか、そういうことは当事者ではない俺には言えないな…
163 :
氏名黙秘:03/04/05 01:45 ID:SE1HYfto
法曹を目指す諸君
こんな不合理が許されていいのか!!
「法律婚の尊重」を立法目的とするのを是としたとしても、
法律婚を選択し無かった決定者たる親に対する不利益付加ではなく、
決定に参加していない非嫡出子への不利益付加であるのは、
手段として合理的関連性がないと思う。
>>164 それなら、親が不倫したという不利益を嫡出子に付加するのはいいのか?
以下、議論は
>>1に戻る・・・
166 :
164:03/04/05 02:20 ID:???
>>165 1君の理屈はなんか妙だ、上手く説明できないけど。
2先の書き込みの趣旨は、法律婚をさせる消極的インセンティブ
を与える対象の選択を間違えているんじゃないかな、ということです。
167 :
氏名黙秘:03/04/05 02:25 ID:SE1HYfto
>>165 それはいいだろう。
その程度の不利益以上のものを
非嫡出子だって受けてきたんだから。
貴方には兄弟姉妹が実はまだいましたということを
後から知ることによる不利益なんて大したことないだろ。
少なくとも「不合理な差別」なんて、どこにもないぞ。
168 :
164:03/04/05 02:25 ID:???
書いてるうちに
「法律婚の尊重」ってなんなんだろうって思えてきた。
>>168 そもそも法律婚なんて国が押し付けてるだけのことで
尊重すべきものかどうか甚だ疑わしいぜ。
もしも事実婚の方が多数派を占める社会があったとしたら
誰がどのような不利益を受けるか考えてみればわかるだろ。
別に事実婚が多いから不特定多数相手の性交渉の多くなされる
不健全な社会になるという必然なんてないだろう。
法律婚の尊重だなんてもてない奴のひがみすら背後に感じるぞ。
そもそももてない奴は法律婚だってできない社会になっていくかもしれないし
もてる奴は今の法律制度だってよろしくやってるんだぜ。
事実婚を多いに認める社会は少なくとも今みたいに
生まれながらの要素で人を差別するようなことには
ならないんだぜ。
170 :
氏名黙秘:03/04/05 02:42 ID:cvbAcdfO
俺は違憲派だが、
>>167や
>>169では合憲派を説得するのは難しいと思う。
不倫と言うのは、妻のプライドとか誇りをずたずたにするわけだからね。
やはり嫡出子にも不利益はあるよ。
だから、事実婚の相手や非嫡出子に良い感情を持たないのは自然なこと。
これは確かに私怨に過ぎないかもしれないが、ごく自然な感情。
ただ、それを法で保護するべきかはやはり別問題。
近代法は個人を単位として権利義務を考えているわけでしょ。
非嫡出子に落ち度がないのは確かなんだから、差別するのは
法理論に明らかに反している。
妻の寄与分を考慮に入れたり、不倫相手に損害賠償を
請求したりすることでバランスを取るしかないと思う。
171 :
氏名黙秘:03/04/05 02:52 ID:cvbAcdfO
不倫ってのは、嫡出子を含めて家族にとってはものすごく大きな不利益。
食えなくなるのが分かっても離婚したり家庭崩壊に至る場合だってあるのだから。
ただ、その不利益を非嫡出子に帰するのが間違いだと言いたいわけ。
人間の苦しみを計りに掛けて、こちらの方が上だとか断定する権利は誰にもない。
だからこそ、個人責任などの原則に戻って判断するしかないのだろう。
その当たりが、当事者以外が出来る限界だと思うのよ。
下級審の裁判官は当事者でなく最高裁の方向を見ながら
裁判をし、最高裁の裁判官は政府与党の方向を見ながら裁判を
していると痛感する問題点だ。
ここで違憲だと主張する人間でも、将来裁判官になれば福島判事
のように冷遇されるのがわかってても信念を貫き通して
違憲判決を下すのだろうか。
他人の相続という名の不労所得より、高学歴司法試験合格者たる
俺様の処遇のほうが大事だと考え、言行不一致する人間が大半だろう。
ノブレスオブリージなる言葉はアングロサクソンが生み出した
虚言であり、見知らぬ他人の相続分より自分の子供を進学校に通わせる
ほうが大事なのである。
女房子供を養う責任のある主という立場は、往々にして
悪を必要悪として肯定するのに都合がよいものだからね。
案外、政府与党が
非嫡出子の相続分に関する民法改正を
行なわないのは、2世・3世・4世議員が
多いからなのかもしれないな。
自分達の親父が
愛人たくさん作っているのを知ってて
自分の相続分が減らされたら
たまったもんじゃないって思って
渋っているんじゃないかとさえ勘繰りたくもなる。
一般庶民とは懸け離れた
政治家一家のドロドロの家庭事情が
何の落度もない人間を泣かせているのだろう。
174 :
164:03/04/05 03:37 ID:???
(念のため漏れは立法目的から疑問をもっています。)
「法律婚」とはなんぞや?
で、岩波「法律婚主義」=事実上夫婦の関係にあっても、
法律に定める手続(市区町村長への届出)をしなければ
有効な婚姻と認めない主義。
とすると「法律婚」=事実婚のうち法定の手続きに従ったもの、となる
・・・法律の手続きに従ったか否かが事実婚と婚姻生活実体そのものに有意差を
生じさせるものではない、と言う事になりませんか。
(手続きに従ったか否か、それ自体は中立的なものですよね)
合憲派の方々の主張には、次のような図式が現れているように思います。
法律婚=(少なくとも旧来的な意味で)社会的に模範的とされる婚姻生活実態
↑
ここが本当に"="で結ばれるのか、実は疑問であって、
(社会統計的な事実認識ではないと言う意味で)規範的に見たときに
合憲派の方が守ろうとしている婚姻生活実体と法律婚はズレている
のでは無いでしょうか?
もう少し平明に書いてくれると有りがたい。
現実には法律上の体裁だけしかない仮面夫婦が多い、と言いたいんじゃない?
>>174 ずれまくってるさ。
主婦売春の実態や人妻風俗なんか
DQN多発地域だけの問題じゃないぜ。
法律婚というベールに覆われていたって
その内実はピンキリなんだよな。
俺は
>>147支持かな。相続人の利益を最初に持ち出すとぐちゃぐちゃになる。
たしかに
>>147が法解釈としては最もスマートだね。
これを書いた人は良い答案を書くんだろうな…
日本は戸籍制度を完備させて国民を把握(管理・支配?)するから、
戸籍からは外れる事実婚や非嫡出子については消極的なんだと思う。
>>153 社会的に対等ってどうゆうことだ?
俺は別に優越感も劣等感も持ってないぞ
また社会的に非嫡出子が劣るという認識もないと思われるが・・・
もし君が嫡出子たる自分と非嫡出子を対等ではないと思ってるとしたらその根拠はあの条文だけだろ?
あの条文がそういった勘違いを呼び起こすからとっとと違憲にしたほうがいいと俺は言ってるんだけどな
まあ、感情的なことは色々あるだろう
少し法律論を離れさせてもらえるなら葬式についてひとつ書いておきたい
153のような感情は普通だろうな
俺も親父の葬式には呼ばれはしたが別室で一人だけで見送ったよ
向こうの親族には何しに来たんだ?って顔された
けどな、親父の葬式だぜ?
ただ、親父を送りたいだけなんだ
いがみ合うつもりなんて毛頭ないんだぜ
別にやれって本気でいってるのか?
それは、あまりにも狭量ってもんだぜ?
内心はどう思ってもいいが外形は普通に接するのが礼儀だと思うぞ
153よ
もし君が親父の葬式をやるような事があるなら良く考えてみてくれ
怒りは誰に対して向けるのが筋かを
春爛漫は、父親に対する愛情はあったんだな。
俺は両親が離婚して片親になったが、父親に対する愛情なんて全然ないな。
どこで死のうが、はっきり言って関心すらない。
そういう意味では、春爛漫がうらやましいよ。
183 :
氏名黙秘:03/04/05 04:28 ID:SE1HYfto
皆、一度きりの人生を生きているんだ。
先祖代々、生命の誕生から脈々と続いてきた
自分の命を誰だって愛おしく感じるだろうよ。
個人の尊厳を掲げる日本国憲法を勉強している者が
この規定に疑問を感じないわけはないだろう。
天皇の問題や自衛隊の問題にも割り切れない部分はあるが
この問題は民法900条4号の
「嫡出でない子の相続分は、嫡出である子の相続分の二分の一とし」
の部分を削除すれば済む話。
現行相続部分が制定されたのは
日本国憲法の時代だぜ。
こんな規定、違憲に決まっておろうが。
>>181 「社会的に対等」という表現については説明を加える必要があると思ってた。
漏れが問題にしているのは主に血縁が絡む人間関係においての振る舞いについてだであって、別に社会にあらゆる場面において非嫡出子が差別されるべきだとは思っていない。
たとえば嫡出子やその母親、親戚(とくに母方の)などに対して、父親との血のつながりを根拠にしてさも自分が「家族の一員」であるかのような主張をするべきではないということ。
葬式なんかは典型例だな。
「よその家族の者ですがそちらの家族の葬式に参加してもいいでしょうか?」というならともかく、「漏れだって家族の一員だから参加できるのは当然だ!」などと主張するのはやめてもらいたい。
当たり前だろう?非嫡出子は父親の子ではあってもこちら側の家族の一員ではないのだから。
葬式をやりたければ別口で、というのは無論本気だ。
いくら血の繋がりがあるとはいえ、よその家族が主催する葬式に無条件に参加できると思ったら大間違いだ。
「親父を見送りたいだけ」というなら、別口でも何ら問題はないだろう。
それとも、非嫡出子は嫡出子側の家族が主催する葬式でないと父親のことを満足に見送れないとでもいうのかい?そんなことはないと思うがね。
「外形は普通に」なんていうが、漏れには自分の家族が主催する葬式で赤の他人である愛人やその子供と同席するのが普通だとはとても思えない。
まあ、漏れは逆のケースが起こることも覚悟しているがな。
つまりは親父が愛人の家で死んで、向こうの仕切りで葬式が開かれる可能性だ。
そのとき、向こうの家族が開いた葬式に押しかけて「漏れにも参列させろ」なんてことを言うつもりはない。当たり前だ。よその家の葬式なんだからな。
その代わり、こっちはこっちでやらせてもらう。
185 :
153:03/04/05 07:08 ID:???
>>184は漏れが書いた文章です。多分、言わなくてもわかると思うけど。
春爛漫氏は一度、愛人や非嫡出子と葬式で同席する妻や嫡出子の苦痛にも思いを巡らせてみてください。
非嫡出子が自分の思うように父親を弔いたいという理由でそのような苦痛を強制することはできないはずです。
左翼だらけの憲法学者の圧力に負けず、よく合憲判決を出してくれた。
憲法学者の意見に従ってたら、日本の家族制度は崩壊するだろう。
自衛隊の問題もそうだが、実態に合わない押し付け欠陥憲法と現実のバランスを
よく保ってくれてるな最高裁は。
自衛隊は合憲でないと困るが、この問題で合憲にする必要性は薄いと思う。
全ての問題点を左翼っぽく、あるいは右翼っぽく統一するのは思考停止の証拠。
>>186 家族制度は崩壊するだろうって、法典論争じゃあるまいに。
法典論争当時の家族制度は今の法律からは姿を消しているし、
田舎や旧家なら格別、今どき家族の制度なんてどこまで残っていると言えるのやら。
そうした現状から見ると、家族制度に拘泥する方が滑稽に見える。
家制度は消えて行って当然だし、この規定も違憲である疑いが強いが、
だからといって家族とか家庭そのものを消えていく運命であると断ずる
のは極端。
やっぱり家族は素晴らしいものだと思う。
それから、不倫は良くないことかもしれないが、子供がこの世に誕生すると
いうことは、素晴らしいことだ。
家族制度を守るためとはいえ、不倫で産まれた子供は祝福すべきではないと
いうメッセージを法律が発するのは断じて間違っている。
むしろ、この規定のせいで、本来、安らぎの場である家族という存在
そのものが抑圧的で胡散臭くみえてしまい逆効果。
190 :
氏名黙秘:03/04/05 10:17 ID:hvP+wAOZ
この問題と待婚期間はどっちでもいいな。
夫婦別姓は絶対反対だが。
いやだから、賛成なんだよ。
192の意味不明な切り返し、ワロタ
>>184 それが狭量だと思うのだが、まあ、これは個人の感情の問題なので仕方がないな
葬式含む冠婚葬祭を家の問題ととるか個人の問題ととるかにもかかわるしな
俺は個人の問題である点を重視するので葬式をあっちこっちでやるのはナンセンスだと思ってる
何度も書くがこれらは感情の問題なので水掛け論になるのは仕方がない
法的には違憲という意見が大勢を占めているようなのであとは個々の事案で相続人のそれぞれが冷静な対応をしてくれることを望む
結局、自分は当事者じゃないからなんていう理由で
真剣にこの問題を考えられない奴は、
法曹目指すのなんて、やめちまえ!
197 :
153:03/04/05 16:06 ID:???
>>195 葬式を個人の問題だと考えるとしても、1箇所でやらなければならないということには必ずしもならないと思うのだが。しかも同席するのが嫌だという気持ちを我慢してまで。
相手が非嫡出子だろうが赤の他人だろうが主催者には特定の人間の出席を断る権利があるわけだしさ。
君は相手方のそういう種類の気持ちを理解する心を持ち合わせていないようだからもういいけどね。
ただ、自分に非がないことを楯に、相手方の気持ちを踏みにじることまで正当化しようとするのはそれこそ無神経で狭量な振る舞いじゃないかな?
>>153 非嫡出子は生まれてからずっと肩身の狭い思いをしてきているんだぜ、
葬式の日くらい、寛大な面を見せてあげたってよろしかろうに。
それすら認めないのはやっぱり狭量なのは
どちらかといわれたら…
>>196 当事者の立場に立って改正反対ですが何か?
200 :
196:03/04/05 18:20 ID:???
>>199 それならそれでいいんだよ。
少なくとも
この問題について考えているんだから。
一番良くないのは思考停止の奴さ。
マニュアル通りにしか動けない自分の考えのない奴。
最高裁の判断だから絶対に逆らえないみたいな奴は
何で法曹を目指すのかね。地位が目的なんだろうかね。
社会科学の基本は懐疑の精神。
それを失ったら、理想も糞もなくなりそうだ。
201 :
153:03/04/05 19:05 ID:???
>>198 非嫡出子=生まれてからずっと肩身が狭いね・・・・・・
ステレオタイプな考え方だね。
どういう意味で言ってるのか知らないが、父親が愛人やその子供と暮らしてる嫡出子だっているんだぞ。
漏れの母親なんて親父の仕事仲間に「あんた誰?」て言われたこともある。
愛人の子だから肩身が狭いと無条件に思うのは狭視野的だよ。
202 :
198:03/04/05 19:31 ID:???
確かに非嫡出子とその実父との間の生活形態には、
様々なものがあるだろう。
嫡出子であったって、実父との関係が疎遠だったり、
実父から虐待を受けていたりなんていうケースだって
たくさんあるのは知っている。
だがな、別にステレオタイプな見方しかしていないわけでは
ないぜ。
春爛漫さんのホームページを読んでみれば
少なくとも貴方の考え方も少しは変わるかもしれない。
変わらないにしても逆の立場の人間の境遇に
少しは思いを馳せることがあるかもしれない。
何を偉そうにと思われるだけだったら
それはそれまでのこと。
少なくとも春爛漫さんのケースは貴方の想像を絶するものだよ。
実父も母も若くして失っているんだ。
それも2年連続立て続けに。
択一試験の前日が葬式だったなんて経験を経ている
人間の心の叫びは少なくとも俺の心には
鋭く突き刺さったままの状態にある。
貴方も当事者の立場だから責めることはできないが
もっともっと大勢の人がこの問題を真剣に考える必要があるだろう。
今の最高裁判事の多数派が高等文官試験司法科に合格した頃は
まだ明治憲法の時代だったから今回の合憲判決は
ある意味致し方ないとしても違憲になるのは時間の問題だろう。
日本国憲法を試験科目とした現行司法試験に合格した
最高裁判事が多数派になった曉には…
という希望を俺は捨てない。
>>197 葬式っていうのは主役は亡くなった人だろ?
だったら亡くなった人の気持ちを一番に考えようぜ
そりゃ喪主の気持ちも大切だがそこはぐっとガマンするのが喪主の務めだと思うぞ
喪主の一存で弔う人間を選べるっていうのはどうかと思うがな
あんまり”俺が、俺が”っていってると折角いいこと言っても説得力がなくなるぞ
>>202 俺、そこまで書いたっけ(笑)?
いや、俺の経歴は確かにその通りなんだけどさ
俺の書き込み随分法律論と離れてきてるな
スマン
204 :
198:03/04/06 01:08 ID:???
>>203 ヤフーの司法試験掲示板にそのようなことが書かれてありました。
出過ぎた真似でしたら本当に申し訳御座いません。
>>204 いやいや
そこまで読んで貰ってたとは恐縮です
出すぎたなんてとんでもないです
こちらこそ気分を害されていたらスイマセンでした
一般論としては受け入れるべきなのだろうが、少なくともここで153に寛容になるように説くのは酷な気がする。
>>206 それでいいのでしょう
理屈ではわかっていてもどうしようもない感情というのはあるものです
ただ、その感情が一般的なものではないことは理解していて欲しいと思います
事実上の差別が現存していることは、
百歩譲って認めるにしても
私法の頂点であり試験科目であり最重要法律の1つである
民法という法律が差別事項を設けて
法律的に弱者を差別しているという構図は
許されるべきものではないだろうな。
御意
210 :
合憲説のB君:03/04/08 10:06 ID:u7m0u8Cl
でも君の考え方は、配偶者の重婚的内縁配偶者への損害賠償が事実上行使されないことを
看過しているのではないかな。また
>>88が指摘した問題も未解決だよ。
211 :
氏名黙秘:03/04/08 10:12 ID:QvhoSnfJ
↑(・∀・)イイ!
212 :
妙に仕切りたがるC君:03/04/08 11:26 ID:D15YosWG
まだまだ議論は残っているね。
違憲説の説得力は春爛漫(98)氏の一連の書き込みから明らかだと思う。
合憲説の「法律婚保護」という理由付けが抽象的なものにならないためには、
>>210の指摘する法律婚配偶者の不利益を具体的に考える必要があるね。
法律婚配偶者の「女の意地」または「家の恥」という心情を単なる感情利益に
過ぎないかというと割り切れないものは残るよ。
(この時期なのが悔やまれる。受験生は夏まで忙しいので閑な…もとい悠々自適な
実務家のスレ保守キボンヌ)
>>212のあたりが落しどころとしては、落ちつきが良いだろうな。
法律婚配偶者による損害賠償請求については、時効になるまでに行使
しなかったのだから、失効してもやむをえない気がする。
むしろ、配偶者の家事によって夫の財産形成に貢献した分を、寄与分と
して相続財産から除外するという構成が公平だと思うのだが。
>>213 不倫についての損害賠償請求って時効あるの?
何年?
難しいね。
配偶者が不倫を知ってから3年?
それとも、継続的な不法行為だからその都度時効がくるのかな。
判例とかちゃんと調べる気力が無い…
極端な話、たとえば30年前の不倫を今知ったとして、それを根拠に損害賠償請求したり離婚訴訟を起こしたりできるのかな?
不法行為には20年という除斤期間があるでしょう。
だから全ての請求は無理。
>>216 それは行為時から20年の除斥期間にかかってるぞ。
択一前だぞ、大丈夫か?
219 :
氏名黙秘:03/04/08 14:11 ID:B1k3PrFP
>また
>>88が指摘した問題も未解決だよ。
これは相当の難問か?とりあえず、将来効判決を肯定しる
法律婚→A出生→離婚(子は相手のところへ)→別な相手と結婚→B出生 の場合のAは嫡出子
事実婚→C出生→別居(子は相手のところへ)→別な相手と結婚→D出生 の場合のCは非嫡出子
(・・・で、あってるよね? 違ってたらすみません)
二つの場合で、法律上区別されるほどの違いがあるのかな?
別に、既婚者が愛人のところで作る子だけが非嫡出子じゃないわけで・・・
222 :
教授:03/04/10 01:22 ID:???
私には法律上の妻との間に生まれた太郎と、愛人との間に生まれた次郎の
二人の息子がいるのだが、私が死んだ場合、太郎と次郎は法律上どのように
あつかわれますか?
223 :
学生:03/04/10 01:24 ID:???
非嫡出子である次郎の法定相続分は嫡出子である太郎の半分になります。
224 :
教授:03/04/10 01:25 ID:???
よく勉強してますね。ではその様な差異を設ける事は法の下の平等を
定めた憲法に反するのではないですか?
225 :
学生:03/04/10 01:29 ID:???
反しないと思います。
では、次は私から質問させて下さい。
太郎さんは法律婚で5人の子供(ABCDE)を設け、次郎さんは事実婚で1人の子供(F)を設けたとします。
教授が死んだ時点で太郎さんと次郎さんが既に死亡していた場合、教授の財産が1200万円あったとして、AからFはいくら相続できますか?
226 :
学生:03/04/10 01:31 ID:???
教授!もしかして分からないのですか?
憲法学者でも民法くらい分かりますよね?
227 :
教授:03/04/10 01:36 ID:???
まあそれはさて置き。
先ほどの民法900条4号但書が憲法14条1項に反しないかの理由を述べて下さい。
228 :
教授:03/04/10 01:38 ID:???
なんですかその言い方は!単位あげませんよ。
229 :
228:03/04/10 01:39 ID:???
スマソ。続けてください。
230 :
氏名黙秘:03/04/10 01:40 ID:aefnSf49
おいおい、気が早いな。口述スレにはまだ早いぞ。
教授は氏にますた。
232 :
学生A:03/04/10 02:08 ID:???
教授が氏んで、なけなしの遺産を太郎が800万円、次郎が400万円
それぞれ相続したわけだけど、次郎が、民法900条は違憲であり、
その下でなされた本件遺産相続の無効を訴え裁判を起こしたよ。
この次郎の主張が認められた場合の処理について、B君はどう考えるんだい?
233 :
学生A:03/04/10 02:09 ID:???
ちなみに僕はもう寝るから、後はB君たちに任せたよ。
おやすみ。
234 :
氏名黙秘:03/04/10 02:11 ID:/Z+DY2m0
デューク東郷に電話
______
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氏名黙秘:03/04/13 05:38 ID:JOn4h0ta
良スレなので
あげておきまーす。
241 :
高収入:03/04/13 05:38 ID:KsUudrmq
242 :
山崎渉:03/04/17 09:56 ID:???
(^^)
243 :
山崎渉:03/04/20 05:05 ID:???
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
意見でもいーけん
245 :
氏名黙秘:03/04/21 14:27 ID:6lRRcMxZ
保全ね
agtoku
247 :
氏名黙秘:03/05/19 10:17 ID:+glQEixD
春爛漫さん
択一合格おめでとうー!あげ
248 :
山崎渉:03/05/22 00:41 ID:???
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
249 :
山崎渉:03/05/28 15:56 ID:???
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
250 :
当事者:03/06/21 04:33 ID:???
また最高裁で「合憲」とでた・・・
ちなみに漏れは非嫡出で生まれた。
法律に疎いので誰か教えてもらいたいのだが、非嫡出子の出生自体を民法で
禁止することはできないものか?
非嫡出という立場の存在が先にありきで、何度もモメる気がしてきた。
外国で存在するからって、日本にいなきゃいけないってものでもない。
それでなくても国内でマイルドな差別はけっこうあるし。
自分は悪くないと思っても、本妻や嫡出異母姉に怒鳴り込まれると
何も言えない。
もう疲れたよ・・・
>>250 > 法律に疎いので誰か教えてもらいたいのだが、非嫡出子の出生自体を民法で
> 禁止することはできないものか?
どういうこと?堕胎しろってことか?
違憲になるのは時間の問題だな。
253 :
氏名黙秘:03/06/21 21:56 ID:L8MDZawt
非嫡出子についての下らん法律を合憲とするのは まさに多数決の横暴
一夫一妻制と共に廃止すべきと思う
嫡出・非嫡出の違いはわずかに2倍
親が資産家の場合と貧乏人の違いは無限大
後者のほうがずっと違憲だと思う
後者を言わずに前者の違憲性を言うのは論理矛盾
>>251 堕胎は殺人だと非難する人もいるが、漏れの立場で言えば
それも仕方ないと思う。
一夫一妻の日本で、婚外女性との間で子供ができるのは
普通ありえないことなので、子供が利益を損ねるのでなく
父・母それぞれが法の裁きを受けるべきではないだろうか。
多分、現在までのところ非嫡出になるとわかって産む親は
今後民法が改正されるなど、淡い期待を抱いているのか
もしくは深い考え無しで産んでいるのではないか?
何十年も何件も、相続や戸籍記載の裁判では「合憲」。
別に父親の遺産が欲しくてこんなカキコをしているのではなく
民法900条の存在が「お前はどんな人生を選んでも結局は半人前」と
言われているようで、小学校の社会科で相続金額の計算を
習ったときから目障りだった。
嫡出子と非嫡出子の相続格差は合憲・最高裁
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20030620AT1G2001020062003.html 婚姻届を出していない男女間の子「非嫡出子」の相続分を、法律上の夫婦の子「嫡出子」の
2分の1とする民法の規定が憲法に反するかどうかが争われた訴訟の上告審で、最高裁第二小法廷
(福田博裁判長)は20日、1995年の最高裁大法廷判例を踏襲し、合憲と判断、上告を棄却した。
ただし5人の裁判官のうち2人が「違憲」とする反対意見を述べた。
同様の訴訟では今年3月にも、第一、第二の各小法廷で、それぞれ2人の裁判官が「違憲」と
する反対意見を述べ、第一小法廷ではほかに1人の裁判官が「極めて違憲の疑いが濃い」との
補足意見を述べている。
今回、第二小法廷では前回と同じ梶谷玄、滝井繁男の両裁判官が再び「違憲」との判断を示した。
一夫一婦制は確かに違憲だ
全員の合意があれば多夫多妻でも
誰の自由も侵害していないからね
俺は、「非嫡出子が利益を害されて50%しかもらえない」のではなく
「非嫡出子は本来もらえなくても仕方が無いのに50%ももらえる」のだと
思っているが。
「(子への)相続は、血のつながりがあれば当然に生じるべきもの」だという
前提に立つなら、違憲説になじみやすいし
そういう前提に立たないのなら(たとえば「相続は、本来は婚姻に伴って生じるものだ」とか)
合憲説になじみやすい
・・・・という気がする
相続を子供の権利と構成することは難しい
子供は何らその財産形成に寄与していないから
だから違憲説も説得力が薄い
本来は家業・イエの維持保全だったが
いまさらそういう理由は納得されにくい
そこで死者の意思(擬制)を持ち出すことになるのだが
これは千差万別だから社会的合意点を証明しにくい
相続は要するに棚ボタだという点に着目すれば
そもそも相続制度自体が不合理という理論も成り立つ
まあ時効制度みたいなものだ
だから文句在るなら遺言書でどうにでもなるだろが。
絶対半分しかもらえないと世間の馬鹿はおもってんじゃねーの。
遺言をする人は増えてきたとはいえ、まだまだ少ない。
制度を知らないために遺言をしても無効になったり、
遺留分のごたごたを残したりする場合もある。
法は家庭に入らずとはいうものの、相続だけはおもっきり入っちゃうからねぇ。
みんなが制度を知らないことにはもめ事はなくならないかと。
ま、遺言書もろくに書けない、アホな男を好きになった女とその子供が悪いのよ。
知り合いのじい様は妾衆の孫のことまできちんと遺言してるらしいよ。
税金対策もね。
財産は50%しかもらえないとしても
逆に債務も50%しか相続しないで済むんだから
別にいいじゃん・・・とも言えるな
笑う相続人
・・・一度はなってみたい
>>264 それを読んで思ったんだが、よくある違憲訴訟の事案とは反対の例も
想定しうるね
例:30億円の債務を有する甲が、遺言をしないまま死亡。
嫡出子の乙と被嫡出子の丙がいた。
乙が20億の債務を、丙が10億の債務を相続した。
で、乙は被嫡出子の丙の相続した債務が自分の1/2なのは
不平等であり、民法900条は違憲だとして訴訟を・・・・
267 :
266:03/06/22 21:42 ID:???
×被嫡出子→〇非嫡出子でした
>>266 そういう場合は、
限定承認は相続人全員の同意が要るから面倒にしても、
放棄しちゃえばいいんじゃないかと。
269 :
266:03/06/22 21:48 ID:???
>>268 まあ、あえていえば、
「債務を負うことには異存はないので放棄はしなかったが
その債務は嫡出子も非嫡出子も平等に負うべきだ」
というふうに乙が主張することは、考えられなくもないですがw
270 :
つーか:03/06/22 21:59 ID:???
「憲法のいう法の下の平等には反しない」としても
相続格差を設けること自体が「妥当」である
という積極的な根拠もないと思う
違憲であろうとなかろうと、改正したほうがいい
どっちにしろ根拠がないなら
「現状維持」しかないだろ
平等にする方が妥当という理由もないんだから
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
本試験で出ると思ったら出なかったね。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
5「−6じょ「−を6
子供が差別されるのが嫌なら親がちゃんとしろってことですね。