医師で今月から司法試験の勉強を始めた者ですが
この本は間違いなく使えると感じています。
殊に私のように知識ゼロの者のインプット用として。
医師国家試験も似たような構成の本が出回っていて
多くの医学生が普通に使っています。
受験のプロがあつまる旧帝大レベル(必ずしも真の意味で
「頭がよい」とは限らない)の中で、
特に優秀でもないが比較的要領かましの効く医学生は
これだけで国家試験を通します。
またそういう学生は勉強の手順として
@臨床問題(おおざっぱに言えば司法試験の「論文問題」)
→A一般問題(おおざっぱに言えば択一)
→B一般書(要領かましは柴田氏のもののような通俗本、或いは真面目な学生は
本格的な基本書)
といった一見オーソドックスとは反対の手順で勉強します。膨大な量を限られた時間で
こなす知恵です。(私の場合は時間が無くてBは省いたが何とか現役合格です。)
その中でも特に優秀な者。例えば在学中に米国の医師国家試験に通ってしまう、
通るだけでなく米国医学生の基準でも高得点を取ってしまうような者の中には
問題と同時に解答をざーーっと流し読み×何回か超高速で回す・・・このような
正にP&C(という名を知ってか知らずか)を意識的に実践しています。(私ではないですが)
というわけで、私はまだ始めたばかりですが
@パラダイムとかで先に論文 + A井藤本で択一インプット
→それからB入門レベルインプット
という策略を考えて実行に取りかかっています。
もちろん適宜アレンジを加えることになると思います。
素人が余計なことを言ってすいません。