●36歳、受験界の歴史を語るベテですが、何か?

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32535歳独身 ◆rC3OxWVw
【基本書中心主義について―1―】

 司法試験の勉強を通じて学んだ大きな教訓は
「改革は緩やかに」ということだ。
 壁にぶつかって、次の一歩を踏み出そうとする時、
別列車を発車させてはいけない。
 リスクが大きすぎる。
 現在のやり方、今までやってきたことを土台にして、
緩やかに修正を行うべきだった。いま、そう思う。

 予備校学習が飽きてきたせいかもしれない。
あるいは、多少知識が付いて生意気になり始めていた
のかもしれない。
 「これでは足りない」と思った次の一歩に基本書精読を
選んだことは結果的には失敗だった。
 いやむしろ「失敗するようなやり方をした」と言ったほうが
正確かもしれない。
 
(続く)