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35歳独身 ◆rC3OxWVw :
【基本書中心主義について―1―】
司法試験の勉強を通じて学んだ大きな教訓は
「改革は緩やかに」ということだ。
壁にぶつかって、次の一歩を踏み出そうとする時、
別列車を発車させてはいけない。
リスクが大きすぎる。
現在のやり方、今までやってきたことを土台にして、
緩やかに修正を行うべきだった。いま、そう思う。
予備校学習が飽きてきたせいかもしれない。
あるいは、多少知識が付いて生意気になり始めていた
のかもしれない。
「これでは足りない」と思った次の一歩に基本書精読を
選んだことは結果的には失敗だった。
いやむしろ「失敗するようなやり方をした」と言ったほうが
正確かもしれない。
(続く)