●36歳、受験界の歴史を語るベテですが、何か?

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21435歳独身 ◆rC3OxWVw
【論点ブロックカードについて―28―】

 「規範定立が長いんじゃないの?」
という突っ込みが入らないのでもう少し続けよう。

 みなさんは「○×△の法則」という言葉を耳にしたことが
あるだろうか?
 ある試験委員が学生にうっかり口走ったという論文答案
の採点法だ。 出所不明の根も葉もない噂なのだが、興味
深い内容なので紹介する。

 「○×△の法則」とは、論文試験の答案の採点法が「○×△」
ということだ。
 すなわち、答案を採点するやり方として、最初からいきなり点数
を付けてしまうのではなく、一瞬ザッと眺めてみて(直感的に?)
答案用紙の右上に○とか×を付けていくらしい。
つまり、採点作業の第一歩は、○答案、×答案、△答案の
3つに大雑把に「仕分け」をすることらしい。

(続く)
21535歳独身 ◆rC3OxWVw :02/02/19 09:14 ID:RG4rYvPS
【論点ブロックカードについて―29―】

 最初は×答案を決める。
白紙を含む23点以下のいわゆる不合格答案だ。
 次に○答案。ホームランを含む26点以上の優秀答案だ。
最後に残るのが△答案。 
24点とか25点などの合否ライン上にあると思われる答案だ。
つまり、最初に全体の答案の上下を決め、
「今年はこのレベルか…」などと、おおよその平均を把握するらしい。

 こうして、一通り仕分けを済ませてから具体的な点数を入れていく。
最も試験委員を悩ませるのが△答案らしいが、
全体的には、最後までしっかり読まない答案がけっこう多いらしい。
 この噂を真に受けるとすると、
「論証の出来不出来なんて合否を左右しないんじゃないの?」
とも考えられる。
  
(続く)