2001年論文試験・憲法第2問 ver.2

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145氏名黙秘:01/10/27 01:08
結局、76条3項でも、事件性でもいいんだね。
俺は76条3項なんてせこい条文は無視した。
146氏名黙秘:01/10/29 09:25
憲法はAでした。
147氏名黙秘:01/10/29 16:22
下級裁判所の違憲審査権に一言も触れなかったけどAだった。
結局、なんでもアリなのかな?
148氏名黙秘:01/10/29 17:00
僕は二重の基準について詳しく論じて合格でした。
149氏名黙秘:01/10/29 17:11
おれは統治行為について詳しく論じて合格でした。
150氏名黙秘:01/10/29 17:35
おれは実質的意味の立法について詳しく論じて合格でした。
151氏名黙秘:01/10/29 17:46
おれは、まんこのマークを書いたけど合格でした。
152氏名黙秘:01/10/29 18:33
>>148-151
おまえら全員択一落ち。
153氏名黙秘:01/11/05 02:40
  
154氏名黙秘
《課題》戦争を知らない世代の若者として、あなたは「戦争責任」についてどう考える
か、八〇〇字以内で述べなさい。
《私の解答例》
 今年は第二次大戦終結の記念式典が多く、戦争を知らない私も「戦後五〇年」をいや
でも意識させられる。同時に、私はヨーロッパでは敗戦国も過去の歴史を記念している
ことを思い出す。例えば一〇年前、ドイツのヴァイツゼッカー大統領が敗戦記念日に行
なった演説『荒れ野の四〇年』は有名であり、本にもなった。大統領はドイツ人が敗戦
の日を記念するのは、そこに民族としての意義を見出すからだと述べている。それは、
ユダヤ人虐殺を「故意に無視した罪」を各人が反省し、若い世代が前世代と助け合って
過去の責任を負い、過去を直視することで二度と罪を犯さないよう現状認識を鋭くする
ためであるという。
 ヴァイツゼッカー大統領の演説は「戦争を知らない私たち若い世代も戦争責任の問題
を受け継いでいかなければならない」という考え方を示している。これに対して、「過
去の世代には確かに戦争責任があるが、私たちの世代は別である」とか「戦争はいつの
時代も歴史の必然であるから、個人には責任はない」という考え方もある。私は、日本
では後者の意見が多いと感じる。正確に言うと、民衆は戦争の犠牲者・被害者であり、
戦争責任は当時の指導者にあるという「被害者意識」である。
 そうであるからこそ、私は「個人としての自覚に基づく責任」を負う側に立ちたい。
なぜなら、戦前も含めて、現代の世界は空間的・時間的に連続性をもつ「ボーダーレス」
なあり方をしているからだ。例えば、日常のあらゆる経済活動が、途上国の貧困や世界
的な環境問題と関わっていることを私たちは知っている。軍事的な問題に限らず、私た
ちが他の国の人々や次の世代に対して影響を及ぼすことを「知っている」以上、そこに
はナチズム下の市民と同じ責任が生じるのである。戦争責任の自覚は、こうして「一人
一人の現在」に対する自覚につながると私は考える。