今、改めて∀ガンダムをふりかえるPART-4

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611通常の名無しさんの3倍
十数年後、ソシエに良く似た10才位の少女がハイム家の玄関から飛び出しロランの運転する車に乗り込んだ。
「ねぇロラン、ロランってソシエお母さまをフッてキエルおば様と駆け落ちしたって本当?」
「誰から聞いたんですそんなこと?逆ですよお嬢様私が振られてんです。何しろソシエお嬢様はおもてになりましたからね。」
「じゃぁロランが結婚しないのは病気で亡くなったキエルおば様が好きだったから?」
「いえいえ、私はキエルさまの病気の面倒を見させてもらっただけですよ、それに私みたいな呑気ものにお嫁に来てくれるような物好きな人いませんしね。」
「ふーん、でも一人ぼっちじゃ寂しいでしょ。私が結婚してあげようか?」
「ふふふ、お嬢様にはこんな年寄りとちがってあなたのお父様のような素敵な恋人が出来ますよ。」
「あーあ、私も振られちゃった、ロランってハイム家の女の敵ね」
ロランは幸せだった。