ハーレムマスター!ジュドー!!!

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15ハマーン
寝なければ体は持たない。だが怒りと悲しみは私を蝕む。
こんな時は自ら体を慰めるしか方法を知らない。
着衣のまま股間に指を滑らす。冷え切った秘所を丹念に指でもみほぐす。
次第に熱を帯び湿り気を帯びてくる。
指も秘所も十分に粘液で覆われる頃を見計らって綺麗に切りそろえたつめ先で包皮をずらす。
人差し指の腹でクリトリスをなでつけると、しびれる感覚が全身を支配する。
中指はそのまま、秘裂に滑り込ませる。ゆっくりとかきまぜる。
「はぅ、うう」
果てるとともに、なんともいえない虚脱感と罪悪感を覚える。
一人寝の夜は何年続いただろう。自慰のあとの虚脱感は何回味わっただろう。
もういやだ。たった一人でわたしはここまで来た。
だけど、誰か私を助けて欲しい。頼ってくれ、頼らせてくれ。
そして私を愛してくれ。
枕の湿り気をほほに感じながら私はわずかにまどろんだ。