Z金髪プリンセス

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「っっっっっ」
 ドロシーは瞳に涙を滲ませ、指を噛んでその永遠ともつかない吐き気と悪寒の終わりを待った。
 彼女は時折シーブックに向けて懇願するような視線を向けるが、
シーブックはただ淡々とアナルパールを引きぬくだけでドロシーの思いなど気にも止め無かった。
『あうっ・・出る・・・出ちゃうよシーブック!』
 菊座が限界まで広げられるとポンッ!弾けた音が教室に響いて紐に繋がれた白いボール玉達が次々と引きずり出されて行った。
アナルパールにはドロシーの茶色い便が所々付着しており異臭を放っていた、彼女は大便も漏らしてしまったのではないかと錯覚した。
「きゃぅぅ!」
 ドロシーが悪寒と吐き気と便後の開放感に似た快感に喘ぎを上げると、シーブックは慌てて通話口を手で塞いだ。
そしてドロシーの耳に顔を近づけると「声を上げるな」と言ってキスマークだらけの尻を叩いた。
『痛っ!・・・・お尻から、あんなの引っ張り出されたら誰だって声を上げるわよ・・・』
 ドロシーは言い返そうとしたが、そんな事をした所で、どうせまた自分の臀部が叩かれるだけと判り切っていたので止めた。
 自分の白磁の臀部にシーブックの唇が吸いついてキスマークを付けられるのなら一向に構わない。
しかし叩かれて赤々とした痣を付けられるのは、親を怒らせて怯え切っている子供の自分を思い起こしてしまい嫌だった。
「ああ・・・うん・・・うん・・お前だけじゃないって・・・ちゃんと優しくしてくれるさ・・・」
 シーブックはチャックを下ろすと既に濡れそぼり、ぬらぬらとテカッているドロシーの秘穴にペニスをあてがった。
彼女が首を回して期待に潤ませた視線をシーブックに送る。
『早く、早く入れてよシーブック』
 シーブックの腰が動き、ついに媚肉を割って亀頭が挿入された。
ドロシーは歓喜の喘ぎを上げたかったが声を殺して、彼の全てが自分の中に感じられる時を今か今かと待ちわびた。
しかし、シーブックは亀頭を浅く挿入したまま、吸いついて来る肉壁を円を描く様にぐちゅぐちゅとを掻き乱すと、
それっきり腰の動きを止めてしまった。
『わかったよシーブック』
 ドロシーは直ぐに彼の意図した事が判った。自分で尻を振れというのだ。
 ドロシーはとりあえずシーブックを中に全部納めたい欲求を満たす為、足を少しを後ろにずらすと、
その肉付きの良い臀部をシーブックの腰に密着させた。
彼のもしゃもしゃとした陰毛がお尻をくすぐり、少しむず痒かったが、
彼女は赤い斑点だらけの尻を密着させたままユルユルと丸を描く様に腰を使い始めた。
「・・・んん・・はぁぁん・・・んく・・・・んっく・・・・」
 ドロシーはなるたけシーブックの電話の邪魔をにならないよう喘ぎを押し殺し、
腰を激しく揺すって尻を叩きつけ、肉壁を肉傘で引っ掻きまわしたい衝動を抑えて、
初心な女が恥じらうように慎重に腰を彼に擦り付けた。
 可笑しな話しだと思う。
 何故なら彼は自分の恋人を買う人間を集める為に電話をかけているのだ。
そんな電話の会話の妨げに成らないよう自分は必死で欲求と戦っている。馬鹿な話しだ。
『でも・・・シーブック・・・アタシも辛いけど・・・・アンタはもっと辛いんだよね?・・・そうなんだよね?』
 ドロシーはシーブックに語りかけてるつもりだったが、それは自分に言い聞かせている事に他ならなかった。
 彼女は受話器の向こうの自分を抱くさまを思い描いているに違いない男に淫音を聞かれないよう、
ゆっくりと慎重に火照ってピンクに染まった臀部を振り始めた。
『うっ・・・・・ドロシー・・・・・』
 シーブックは自分の肉棒を貪欲に貪る名器にクラリと来た。素晴らしい。こんこんと湧きあがる枯れる事の無い愛液、
肉棒に絡みついて男の射精感をひきりなしに刺激し続ける柔肉、そして何より何百回と突き入れても一向に緩まない締りの良さ。
ドロシーの秘穴は完璧だった。
  ドロシーがグリーンアイを潤ませじっとシーブックを見つめる。喘ぎを漏らさないように唇を食いしばっている為だろう、
「フーフー」という荒い息遣いがすらっとした鼻から漏れていた。
 その時、シーブックは思惟にドロシーの雌としての想いが走ったような感覚を憶えた。
『突いてシーブック!気持ち良い!もっと気持ち良くなりたいの!シーブックを感じさせたい!イキたい!イキたいよぉ!!』
 ドロシーの想いが脳内直接響く、シーブックは何がなんだか判らなかった。一瞬彼女に本気になったのかと考えたが直ぐに否定した。
セシリーを思うと胸が高鳴るがドロシーを抱いていても、それまでの女と同じように胸の高鳴りは無い。
 シーブックは自分のNTとしての片鱗に気付いていなかった。NTはパイロット素養の高い人間だと考えていたからである。
「わかったよ。うるさいったら・・・たく」
 シーブックは思惟に直接響く声をドロシーが耐え切れなくなって声を上げ始めたのだと解釈した。
 彼は電話を切るとそれをポケットにしまい、彼女の中から肉棒を引き抜いた。
そしてきょとんとしているドロシーを自分の方に向かせると、左腕を彼女の股にさし込んでプリプリとした右腿を持ち上げ、
再び最高の名器に挿入してピストン運動を開始した。
「んはああう!!」
 ドロシーはシーブックの突然の行動に途惑いはしたものの、直ぐに獣じみた嬌声を発して押し殺していた雌の欲求を爆発させた。
 彼女は腰を狂ったように振り乱し、シーブックの首に両手をがっちり固めて、唇に貪りついて、ざらざらとした舌を吸った。
 腰を打ちつけあうたびにズッチュズッチュという淫音が教室響き、
その淫音と教室でしているという背徳感が彼等のボルテージを否応無しに上昇させる。
 シーブックは両手に首に回し、うっとりとした瞳で自分を覗き込んで
舌に吸いついてるドロシーの口内にありったけの唾液を流し込んだ。
 ドロシーは自分の豊満な巨乳をシーブックの胸に擦りつけて喜びを表現し、口内に流し込まれた唾液を何日間も砂漠を流浪して
ようやくオアシスに辿りついた旅人のようにゴクんゴクんと喉を鳴らして飲み干した。
「ぷぁっ!あああ・・ふぁ・・駄目・・シーブック・・・もう駄目なのよ・・・・あ、きぁ!来ちゃう、来るのォ!」
「ああ!俺も・・もうもちそうに無い・・・くっ!・・・・ピルちゃんと飲んでるよな?」
「うんっ!・・はぁぁ・・・大丈夫だから・・・ちゃんと飲んでるから・・・良いわ・・・いっぱい出しても平気よ」
 シーブックはドロシーを壁に寄りかからせ右足を肩に抱えると、激しく突き上げ媚肉を蹂躙した。
突き上げられるたびにドロシーは鼻にかかった甘い喘ぎを上げ、絶頂が近い事を彼に伝えた。
「んぁぁぁ!・・・・シーブック!シーブック!!」
 ドロシーが吠え、シーブックが担いでいる脚がヒクヒクと痙攣をすると
今まで経験した事の無い激しい絶頂の渦に飲み込まれて行った。
「ドロシーーー!!」
 シーブックはドロシーの柔肉がキュッとすぼまるのを感じた。睾丸が縮み、
肉棒がドクンと脈打つと大量のザーメンがドロシーの子宮奥まで吐き出された。
「あっつぅ・・・」
 絶頂の余韻に浸っているドロシーが唇から涎を垂らして呆けた顔でつぶやく。
 シーブックがペニスを抜くとドロシーは床にへたり込み体育座りをした。
ひんやりとした感触が火照ったお尻に気持ち良かった。
 暫くするとザーメンで満たされた膣から、
トロトロとドロシーの愛液とシーブックの精子が混ざった液体が逆流して教室の床に広がった。
 ドロシーはぼんやりと「ああ、明日の掃除当番は自分だったな」と思った。