Z金髪プリンセス

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ドンッタタドンッタタドンッタッタ
太鼓林が山に響く
広間で燃える炎を取り囲む若い男女が輪を作り、手を上げ、足を踏み鳴らし、声を揃える
それらを見下ろす大きな白い神像の前の高台に一組の男女がいた
白い髪の毛を肩口まで伸ばした、褐色の肌の少年は
小物入れの蓋を開け、酷くうろたえていた
「ひ、蛭ゥ?うわわわわ!?」
中を見て、危うく取り落としそうになる
「そうよ、早く付けちゃってよロラン、私恥ずかしいんだから」
少年に背を向けて、背中をはだけさせた少女が答える
ボブショートの栗色の髪の毛を手でかき揚げ
背中を晒す為に、脱ぎかけた衣服が落ちぬよう片手で押さえている
「で、でもソシエお嬢様・・・・」
少年は蛭のあまりのグロテスクさと、華奢な少女を見比べ躊躇する
い、いくら儀式でも女性の肌にこんな物を・・・!
正直な気持ち、ムーンレイスの彼には、この地球に住む蛮族について
理解できない事が一つ増えた瞬間であった
しかし、再度、自分が仕えるお嬢様に促されては、嫌々ながら従うしかない
だが、君の悪さを堪えて一匹を摘み上げようと手を伸ばした時
思ったよりすばしこく動き回る蛭を捕らえそこね、その弾みで小物入れごと取り落としてしまう
「あー!何してるのよロラン?」
「す、すいませんお嬢様! 今拾いますから」
「あ、ロラン?ここに一匹いるわよ」
そう言ってソシエは蛭を摘み上げ、ロランに手渡す
「すみません、後は僕がやりますから・・・・」
「そう・・・?早くしてね」
言われるまでも無く、ロランは手際良く蛭を拾い集めた
が、少し数が足り無い
儀式からして後2〜3匹はいるはずなんだけどなぁ・・・・?
少年は不思議に思い周囲を見回すが、それらしきものは見られない
・・・・?
少年は、その時自分の股間の辺りに妙な感触を覚え
自分の股間を隠すようになっている、首から下げた金魚の玩具を退かしてみた
・・・・・少年のアソコに3匹ほど蛭が張りついて、血を吸っていた
「〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
少年は声にならない悲鳴を上げた
22通常の名無しさんの3倍:2001/06/25(月) 16:04
おい黒石翁!サイトは放置か!?
?・・・・・
後ろを向いていたソシエが不審に思い、ロランの方に振りかえる
そこには、自分自身の股間に手を伸ばし、飛びはね、悶える少年の姿があった
そのおぞましさに、少女は2〜3歩下がる
「・・・・・?なにしてるの」
少年は答えず、只、左手でしごくようにして自分の一物を持ち
あまつさえ、右手で何かを引っ張るようにしては
ひぃぃぃぃい! だの いやだぁぁぁぁ! だのとうめいている
その様子を見て、さらに少年と距離を置くソシエ
コツン、と背中に梯子が当たる
・・・・・・
いそいそと梯子を降り出すソシエ
「ひ、ひいてないで助けてください、取れないんですよ、コレ!」
「・・・・・・はぁ?」
ようやくとロランから声がかかり、ソシエは梯子を降りるのをやめ
改めてロランの前に立つ
?・・・・・・・
恐る恐る、だが、一目見るなり理解して
ソシエは悪戦苦闘するロランを指差して笑い始める
「あははははは!・・・・」
「わ、笑ってないで助けてくださいよ、これどうやっても取れないんですよー」
「・・・・・あははははははは!」
しかし、少女はそっぽを向き、おなかを抱えて笑い続けていた
少年は少女の助力を諦め、無理やり力で蛭を引っこ抜こうとした
「いたっ・・・・いたたぁ・・・・・・ふぅ」
ようやくと一匹はがれる、妙な感覚がアソコに残るが仕方が無い
同じように二匹目を引っこぬく、が
「・・・あははは・・・バカロラン・・・?・・・ムリに引き抜いちゃだめよ?・・・あはは」
地面に突っ伏すようにして笑いを堪えながら、ソシエから声がかかる
その引きつった声に、ロランの動きが止まる
「へ?」
「ムリに・・・・抜くと・・・あは・・・蛭の歯が・・中に残って・・・・取り返しが・・・つかなくなるからね?」
あっさりと、しかし何やら重要な事を言うソシエ
・・・・・・・・・・・ええええええ!!??
それを聞いて、少年は先程よりも2オクターブ高い悲鳴を上げた
「どっどっどうやって取るんですか!? これ!」
思いっきり狼狽してロランは聞き返す
漸く笑いを堪えて、ソシエは手近な松明を指差す
「燃え差しで焼き殺すのよ・・・・ぷぷ」
まだ肩が震えていたりする
慌てて、ロランは細い燃えカスの枝を取り
股間で血を吸って膨れた蛭に向けて押し付ける
「あちっあちち・・・・」
さすがにロランも熱い
じゅぅ・・・・
嫌な音を立てて蛭が落ちる
が、問題は終わっていない
ソシエの指摘した通り、何やら蛭の付いていた辺りに異物感が残る
「お嬢様・・・・蛭の歯が残るとどうなるんですか?・・・」
「・・・ええとね、そこが炎症になったり、病気を併発したりするらしいわね」
・・・・・・・・・・・・・いやだぁぁぁあ!
ロランは心底、悲鳴を上げる
「と、取れないんですか!?歯って?」
最早、ここに至って、ロランの焦りは極限まで高まる
「えーとね、口で吸い出すと良いらしいわよ」
ソシエがそう述べるや否や、口を開け、自分で吸おうと体を前に屈めるロラン
もちろん、届く訳がない
・・・・・・・・・?
ロランの珍妙な行為を見て、ソシエがいぶかしむ
・・・・・・・・・!
「あはははは、あはあはあは〜!!」
それが何を意味するか理解して、再度笑いに沈むソシエ
「あはあははっはははあはは・・・・はぁはぁ・・・・・あはははははは〜!」
「ううう、うぐううう、ううう届かないよお!・・・・」
全裸で自らの股間に首を伸ばすロランと、脇で笑い堪えるソシエ
神像の前は地獄絵図さながらであった
・・・・はぁ・・・・はぁ?
しばらく笑い続けたソシエは、やけにロランが静かになっているのに気付いた
見ると、へたり込んだ格好で、あきらめたのかポロポロ泣いている
「・・・・うぅ、病気なんて・・・うぅ」
本気で泣く、ロラン・セアック
まぁ、多感なお年頃にこの仕打ちは酷い
その様に、少しロランが可哀想に思えてきたソシエは慰める
「あああ、ほらほら、泣かないで?ロラン、ね?」
「うぅぅ、すみません、お嬢さん・・・・でも、でも・・・・・うぅぅぅぅ」
情けない事に、自分のナニを握ったままロランは泣き続ける
「・・・・ううぅぅ・・・・ひっく・・・・・」
「ほらぁ、すぐに薬つければきっと大丈夫だよ、ね?」
何時になくやさしいソシエ、顔は引きつっているが
「今日・・・は成人のお祭り・・・・だからぁ・・・・下におりれませんよ〜」
「頼めばおろしてもらえるわよ」
「それだと、みなさんに申し訳がたちませんよぉ・・・・うぅぅぅ」
意外と変な事を気にするロラン
恐らく、みなにこの事を知られたくないと言うのも有るであろうが
「・・・・・・・うぅぅぅ」
・・・・・・・・・・・・・・・・
ロランはまだ泣いている
「うぅぅぅ・・・・・」
「・・・ねぇ、ロラン?・・・・」
「ぅうぅぅ・・・なんですか?・・・・ひっく」
ソシエは意を決してこう言った
「・・・・・私が吸ってあげてもいいよ?」
それを聞いて、ロランが顔を上げる
涙でグシャグシャになった顔に疑問の色が灯っている
「・・・は?」
聞き返されると、結構はずかしい
「だからぁ、可哀想なロランの・・・・」
言葉に出そうとして、ソシエはちょっと躊躇する
「あー、コホン・・・だからぁ、ソコ吸ってあげようか?」
「だっだだ、駄目ですよ! お嬢さんにそんな事させる訳には・・・・!」
勿論ロランも、ソシエも、その事がどう言う行為に相当するのかわかっていた
だが、ソシエは
ソシエは、そんなにロランが嫌いでは無かった
むしろ、常日頃キエルと仲良くしている所を見ると、ムカッとしてしまう
そのくらいの嫉妬を妬くぐらいの深い好意を抱いていた
弱みにかこつけて、好意も示せるし、恩も売れる
良い事ずくめ!っと、即踏んで、ソシエはロランを助けてあげる事にしたのだ
が、やはり気恥ずかしく、すこし照れてしまう
「でも、ロラン、そこが腫れたら困るでしょう?」
照れながらも、視線をそらさず、ロランに顔を近づけるソシエ
目が悪戯っぽく、トロンとしている
「見ないでください!・・・・・それは・・・困りますけど・・・でも」
「でも?」
「お嬢さんにそんな事をさせる訳には・・・・・・」
同じ事を言うロランにソシエはちょっと口をとがらせ
「私は・・・・・ロランが好きなの!」
「え?」
・・・・・・かぷ!
一瞬の隙を突き、ソシエは、ロランのを咥えてしまう
「お!?お嬢様!? い、いけませんそんな事!・・・汚な・・・!!」
「うふひゃいはえ、いひひゃほ?」
「あっくぅー!? しゃ、喋らないでください!」
「あえは?」
「はあわ!?」
「?」
悶えるロランに構わず、ソシエは蛭の歯跡を探る事にした
・・・・あった!
亀頭近くに一つ跡が有る
ソシエは正面からそれを吸う事にした
「ああぁぁぁぁぁっくぅ!?」
ロランはモロに尿道を吸われ、さらに自分の限界のオクターブの悲鳴を上げた
既にロランのは立派に硬直している
が、ソシエはそんな事は気にもかけず、どんどん吸った
・・・・・ずずー、ぱぁ ずずー、ぱぁ
何度も息継ぎをして吸うが、中々歯が出てこない
ロランは吸われるたびに悲鳴のような声をあげる
「んー、へへほおひはぁ?」
「ああぅ!!」
ちゅぽ
ソシエは口を離し、握ったまましばらく思案する
「はぁぁ・・・ソシエお嬢さん! もうこんな・・・・!」
亀頭の上側に歯型は有るので吸う方向を変えてみた
上から被せる様に口を使い
はむ
ついでに傷跡の歯を探る為、舌でそこらを舐めまわしてみる
「もうこんな・・・ああーう!?」
「あっは!、ほれへ? ほーし!」
ずずっ ぐりぐり ずずずっ ぐりぐり
「あっひぃぃぃぃー!?・・・やめ、やめぇぇぇぇええ!」
「ロラあ、うふはい!」
「そんなぁぁぁ・・・うくっ」
「ほれは!」
ソシエは口を離して、小さなかけらのようなモノを、ぷっと吐き出した
間違い無く、蛭の歯だ
ソシエは一息突く暇もあればこそ、ぼうっとしているロランを立たせると
次の傷跡の為、更に深く咥えた
ロランのが、ソシエの喉に当たる
「う?うぐ、んん・・・」
「・・・・ぅぅうう、はぁあ!?」
さすがに正面から吸えず、ソシエは口を離し、下側の根元近くの傷跡を直接吸う
「あぁぁぁ! き、きもちいぃ・・・・・ふわぁぁぁ!」
裏筋をモロに舐められ、思わずロランは腰を引いてしまう
「ん〜、ちゅぷはぁ!」
さらに欠片を取り、吐き出す
しかし、前斜めの方に刺さったのが上手く取れず
ソシエは顔を斜めにあてがい、根もとの方から先端へずらしながら吸ってみる
ずずうっずっずずず〜
ロランがまた悲鳴をあげる
何度かやるが、上手くいかない
ソシエは軽く歯を使ってみる事にし、そおっとあてがい、微妙にすりあげてみる
「ああっく、あああっくぅ〜〜〜〜!?」
まだ上手くいかない
ソシエはやはり角度が悪いのだ、と思い
先端から、全て咥え、唇を限界まで伸ばしてみた
・・・・ギリギリ届く
「まっへへへ、ロラぁ、ひはほるはら」
「はぁぁ! だから・・・咥えて喋らないでくだはぁぁぁぁい!?」
喉の奥まで咥え、吸い、時たま離し、また奥まで咥える
喉にロランのがあたり、時たま吐きそうになり、涙がこみあげるが
ソシエはそれでも続けた
「ふあ、ふあぁぁ、鼻で息をしないでください〜!」
ロランが(以下略)
ずぅぅぅぅ、ぷはぁ・・・・・・・・・
ずぅぅぅぅ、ぷはぁ ずぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・
何度も何度も吸い続けるが取れない
と、その時突然、ロランがソシエの頭を掴み、強引に口から引き抜く
「ちょっと・・・!何するのよロラン!?まだ終・・・」
「も、もう我慢がぁぁあ!ふあああああ!!!」
びゅく!びゅくぅぅ!!
それは、ロランの白濁したそれはソシエの頬と言わず、顎と言わず、唇と言わず
ソシエの顔全てにほとばしった
「あ、やだ!うえぇぇ、んく、うぷ!?」
「・・・・ほぅ・・・・」
「・・・・あ・・・」
熱いものを顔中にかけられ、ソシエはしばし呆然としてしまう
・・・・・はぁぁぁぁぁ
大きく、悦に浸ったため息を付き、ロランは、はっと気付く
「ああああ! すいませんソシエお嬢さん!?」
・・・・・・・・・・・
ソシエは顔中、ロランのをかけられ、デコレーションケーキのように固まって動かない
「すいません、今拭きますから!?」
ソシエの顔を伝って、ドロリと精液が滴り落ちる
「お、お嬢さん?」
「・・・・・・・・・・」
「お嬢さ〜ん?」
「・・・・ノ・・・ン・・・」
漸く、何事かソシエは反応を見せる
何か口でブツブツ言ってるのだ
「?」
ロランは聞き取る為、ソシエに顔を近づける
それは、声は小さいが、確実にこう聞こえた
「・・・・コノ、バカロラン・・・」
ぎょっとして、ロランは顔をはなす、がもう手遅れだった
ソシエの瞳に力が戻っていたのだ、そう、主に憤怒の・・・・!
「こんの、馬鹿ロランんんんんん!!!」
ソシエ、渾身のフルスィングだった
至近距離で思いっきり張り倒され、ロランの意識は遠くに飛んだ・・・・・・

その後、得体の知れない髭の機械人形の前で素っ裸で目を覚ましたロランは
ちゃんと自分のアソコから、最後の欠片まで抜かれているのを確認して
ちょっとだけソシエに感謝した

ちなみにグエンは死んだ