Z金髪プリンセス

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173名無しさん@お腹いっぱい。
バスクはベッドの上の二人に向かってローションをぶっ掛けた。
フォウとロザミアは全身を濡らした。髪も顔も濡らした。
ローションを掛けられた瞬間、寒気が走った。まだ温めたものではなく、とても冷たかった。
「まずはお互いに体を暖めて、それからお前達の初夜と行こうか」
ジャミトフはブランデーを用意し、二人の強化人間によるレクリエーションを期待した。
ベッド上の二人はともにローションで濡れた顔を合わせるが
そこには相手に対する不快感しか表情に浮かんでこない。
「さっさと始めろ、フォウ!」
バスクの激しい檄が飛んだ。
フォウはこのレクリエーションにおいてはタチ役を命じられている。
まだ、あのおぞましきディルドーは付けていないが、それまで自分がリードして進めなければいけない。
フォウは、まだ自分を四番目と呼んだロザミアを許していない。
けれども始めなければ自分の記憶は取り戻せない。
フォウはゆっくりとロザミアに対して手を伸ばし始めた。
しかし、その瞬間、ロザミアはフォウの顔に向かって唾を吐いた。
唾を吐いたロザミアは、いかにも汚らわしい物でも見るようにフォウを見下した。
174名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 16:17 ID:???
フォウはロザミアの首を絞めたい衝動に駆られたが、なんとか自制した。
もし、互いに一度でも相手に手を出せば約束は破棄すると、バスクが強く言い聞かされていたからだ。
フォウは顔に掛けられた唾を拭いながら
(どうにでも思え、記憶を取り戻せるならなんだってしてやる!)
と覚悟を決め、ロザミアに体に向かって飛びこんだ。
フォウは荒々しくロザミアに唇を押し付けた。
押しつけられた瞬間、ロザミアは首を振りフォウの唇を外そうとするが
フォウの押し付けるキスの圧力はとても強く、ロザミアの唇を逃さなかった。
フォウのキスはなんの情緒もない、呼吸を塞ぐ様なキスである。
そしてフォウは両足でロザミアの胴を挟み、ロザミアの両手首を押さえつけては
まったく身動きをとらせない状態にした。
キスはそのままロザミアが息苦しくなるまで続く。
いくら心肺機能を高められた強化人間と言えども、キスをしている相手も強化人間でありその条件は一緒である。
そして苦しくなったロザミアが少しでも空気を求めようと、キスされたままの口を開こうとした時だった。
ロザミアの口内にフォウから大量の唾液が流し込まれた。
空気を吸うどころではなくなったロザミアはとっさに流し込まれたフォウの唾液を飲みこんだ。
その時、フォウはロザミアから唇を離した。
息をつくロザミアはフォウを見ると、フォウはロザミアに勝ち誇った笑みを見せている。さきほどの唾をかけられた事の仕返しであった。
175名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 16:18 ID:???
精神的余裕が生まれたフォウはロザミアに全身を密着させ、頬を軽くする合わせ、耳を舐め、舌でくすぐった。
「ううぅ……」
ロザミアはうめいた
フォウの舌はロザミアの尖った顎を舐め、首筋をはって序々に下りゆく
フォウはロザミアの首筋から肩にかけてキスの雨を降らし、やがてその下、乳房に達した時
フォウは片手でロザミアの乳房を揉みながら、もう片方の乳房の乳首を唇を固くして吸い上げた。
「はぁ……」
ロザミアの全身が例え様もない快美に包まれた。
「フフッ」
その声にさらに満足げになったフォウは、さらにロザミアの乳房を執拗に責め回した。
「うぅぅぅ……」
ロザミアの声にさらなる昂ぶりを感じたフォウは、ロザミアの胸から唇を離し
ロザミアを抱きしめ、ローションの滑りと体全体をつかって、ゆっくりとロザミアの全身に刺激を与えた。
二人とも太陽が当たる外よりも圧倒的に白い建物の中で過ごしてきた。
二人の白い体がおしあいへしあいをする度に、ローションのてかりが淫靡な光を放つ
176名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 16:18 ID:???
フォウは完全に自分のペースである事を悟った。
脳裏ではロザミアが絶頂に達するイメージが明確に思い浮かび
あのいびつなディルドーを使う前にロザミアをイカせる事が出来ると思った。
フォウはグッと体を押し曲げ、体を百八十度回転させるとシックスナインの態勢をとった。
ロザミアの秘所はローションのせいにより濡れていて、肉芽が濃い恥毛の海より浮かび上がっていた。
フォウはその肉芽に小鳥がついばむようなキスを浴びせた。
「あああ!」
ロザミアの声が一段と高くなった。
ロザミアはフォウに対する敵愾心が弱まっていた。フォウの実に優しい愛撫が全身を包み始め甘美な陶酔感がロザミアの理性を低下させていく。
(もう少し、もう少しで私は記憶を取り戻せる。そうすれば私は自由だ!)
フォウは丁寧にロザミアの肉芽を重点的に舐めつつ、心の中で焦燥感を生じらせていた。
(だっ、だめ、このままでは私はこの女に……)
電気が走り抜けそうな快感の中、ロザミアは自分の危機感を感じたその時、一つの映像が脳裏で浮かんだ。
その映像はあるアジアの繁華街だった。その繁華街でフォウは一人の青年と歩き笑みを浮かべている。
その青年の顔は見えないがフォウの肩を抱いて歩いていく。
ロザミアはその光景に対して強く心の中で叫んだ。
(お兄ちゃん!)
ロザミアは意識の深層下でフォウと一緒にいた青年に自らの『お兄ちゃん』をダブらせた。
(このままではお兄ちゃんに会えない、お兄ちゃんをこいつに取られる!)
ロザミアは気を張り全身にまとわりついていた陶酔感を振り払っては強く理性を取り戻した。
そして、目の前にあるフォウの無毛の秘所に向かって首を起こしてはフォウの肉裂に顔を埋めた。
177名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 16:19 ID:???
「はぁん!」
ロザミアの舌が今までの逆襲とばかりにフォウの無毛の秘所へ襲いかかった。
無毛となったフォウの秘所敏感過ぎるほど敏感になっていて、ロザミアの舌触りすらも分かるほどだった。
「ハァハァ……」
フォウの昂ぶりようはロザミアの比ではなかった。すぐ登りつめようとしていた。
しかし、必死で理性を振り絞り、ロザミアの恥毛に覆われた肉裂を責めた。
ロザミアはフォウの肉裂を責めつつほんのすぐ上にフォウの肛門を見つけた。
皺もなく小さなくぼみがあるだけのフォウの肛門、ロザミアは迷わずその肛門を舐めた。
もうロザミアには汚物感もフォウ自身への敵愾心もすべてかなぐり捨てた。
あるのはフォウをイカせて『お兄ちゃん』と会う事でその為ならなんだってする!
「あああっ!」
フォウはまったく予知せぬロザミアの責めに大きく喘いだ。
だが、負けじとフォウもロザミアの肛門を探し当てると舌を伸ばした
「あああああっ」

「フフッ、ワシのアイディアは素晴らしい物じゃろ、のうバスク?」
「はっ、しかし、凄い物ですなぁ」
絡み合うフォウとロザミアの二人はまさに相手をイカせる事しかない、まさに獣
むせ返るような牝の匂いが部屋内を覆いつくそうとしていた。
「バスクよ、そろそろ」
「はい、。分かりました」
178名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 16:20 ID:???
シックスナインの態勢から二人は離された。
フォウとロザミアは互いに荒れた息を整えつつも二人の間に置かれた
特殊な下着から視線は離れなかった。
下着型双頭ディルドーであり、片方は十五cm近くの長さ、もう片方は十cm未満の長さをした物である。
「さっさと着ろ、フォウ、約束はいいのか!」
バスクの脅しがフォウを駆り立たせる。
フォウはゆっくりとディルドーを手に取った。
見るのでさえ目を背けたくなる、いびつな形をした無機質な物体に全身に嫌悪感が走り体が震えた。
しかし、ここまで来た以上、退くわけにはいかない。
あともう少し、もう少しで記憶が戻ってくるのだ。
フォウはその下着型双頭ディルドーに両足を通し、大型の張り型を自分自身にあてがっては一気にはきあげた。
「あっ、あああああ!」
悲鳴に近い声とともにフォウはうずくまり、バスクが駆け寄る。
「イッたのか? フォウ=ムラサメ」
バスクは顔を伏せていたフォウの髪を掴み無理やり顔を上げようとすると
フォウは無言でバスクの手を振り払い顔をあげた。
フォウの顔は鋭く引き締まっていた。女性的雰囲気が完全に消し去った感すら感じられバスクはそんなフォウに思わず圧倒された。
そしてそんなフォウは自分の相手であるロザミアに顔を向けた。
179名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 16:20 ID:???
スレンダーで、さきほどまで必死に愛撫をして艶かしかったフォウの裸体に兇々しい男根がはえている。
そしてフォウはまるで男にでもなったように表情を豹変しロザミアを見つめている。
(もう怖いものはなくなった)
フォウはずっと恐怖に思っていた大型ディルドーを自ら体の中で受け止めた事に恐怖を克服し、精神が強気になっていた。
その気配を敏感に感じたロザミアはフォウに圧倒された。
(犯してやる! 犯してやる! 犯してやる!…………)
フォウがロザミアを貫くイメージが強烈にロザミアへ届いた。
ロザミアはそのイメージの恐怖に吹き飛ばされ、フォウから離れようとした
しかし、後ろを振り返ったロザミアの腰をフォウはがっしりと両手で捕まえた。
「イッ、イヤ、イヤ!………………」
ロザミアは自分の臀部が引っ張られ肉裂に固いゴムの感触を感じた時
目を閉じてシーツを握り締めた。
「イヤアアア!…………」
ロザミアは強く、奥深くまでフォウに突き上げられた瞬間、絶叫した。
「ハァハァハァハァ…………」
フォウはロザミアを貫いた事にたまらないほど興奮した。
そしてもっともっとロザミアをメチャクチャにして
もっともっと大きな声を出させたい。加虐心が異常なまでに高まった。
しかし、抽送運動を開始した時、フォウは焦った。うまく腰を振れなかった。
180名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 16:21 ID:???
もっともっと大きな声を出させたい。加虐心が異常なまでに高まった。
しかし、抽送運動を開始した時、フォウは焦った。うまく腰を振れなかった。
「うっ、うっ!」
ロザミアは確かに反応はするものの、その声はあくまで耐えている声だった。
フォウはその耐えを突き破り、ロザミアの獣のような喘ぎ声が聞きたかった。
「フフッ、こうするのじゃよ」
「えっ!?」
フォウの後ろにジャミトフがいた。
ジャミトフはフォウの細い腰に手を当てて密着し、グイグイ自らの腰を前後させた。
「ああああああっ!」
ロザミアの声がフォウの望む獣の声に変わった
ジャミトフはフォウの腰から手を離すと、フォウはすでにコツをつかみ、ジャミトフの教えた腰使いでロザミアを犯す。
ロザミアの中のディルドーはフォウの物より小さくとも正確に自分の奥深く子宮口を強く突き上げた。
(どうしたら……)
もう心臓が破裂しそうなほど鼓動し眩暈がした。その時、抽送が止まった。
「ハァハァ……」
フォウはロザミアに挿入していたディルドーを引きぬきロザミアを仰向けにさせた。
最後は正上位でロザミアをイクところを見たかったからだ。
(イカせてやる!)
フォウは強く思惟を飛ばしてはロザミアにディルドーをあてがう
181名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 16:22 ID:???
フォウは強く思惟を飛ばしてはロザミアにディルドーをあてがう。
(ダッ、ダメっ!!!)
挿入された瞬間、ロザミアは秘所に力をこめた、その時
ロザミアの膣壁は強烈に収縮し、フォウの抽送運動を止めた。
「ああああッ!」
フォウが絶叫した。
ディルドーを止められた事に自分の中に入っているディルドーに衝撃が返されたからである。
(そっ、そうだ、フォウも私と同じ物が入っている!)
同じ物と言ってもディルドーの大きさはフォウの方が大きく、ロザミアの一撃は難なくフォウの子宮に届いた。
(カッ、カミーユ)
意識が朦朧とするなか、フォウはその名前をふと思い浮かべた。
(カミーユ? それがお兄ちゃん)
ロザミアはふとさきほどフォウの脳裏で垣間見た青年の事を思い出した。
(ロザミア……)
(私はもうすぐお兄ちゃんに会いに行く! 会いに行く!)
(ダメだ!)
二人は思惟が交錯するなか互いを強く抱きしめあい。痩身創意の捨て身の攻めに入った。
部屋はもうすでに蒸せ返るような牝の匂いが充満し、その中でフォウとロザミアの体は汗まみれであった。
その中で漏れる声はロザミア、フォウ、ロザミア、フォウ、ロザミア、フォウと互いに、交互に一連のリズムをとる様に発しあい、ついにそのリズムが途切れた時だった。
「あっ!」「イッイッ……」「イキ……」「イクゥ…………」
二人は腹の底からしぼり出すような呻き声を漏らしあった後、同時に部屋いっぱいに絶叫した。