セイラが結婚しない理由を考察しよう

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1セイラフェチ
セックスよりもオナニーが好きだから。
2通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 00:26
オトコ嫌い
3通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 00:28
不法入国者だから
4大豪院邪偽:2001/08/02(木) 00:28
兄に操を捧げてい……い、い、いってれぼ!!(爆死)
5通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 00:30
かねもちだから。
全部しゃあの金。
6通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 00:30
>>4
疲れてるのか?
もう寝ろ。
7通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 00:30
>>5
金と結婚って関係あるの?
8通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 00:30
アムロがすごすぎた
9通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 00:31
ブラコンだからじゃない?
10  :2001/08/02(木) 00:35
アムロで懲りた
11通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 00:36
ブラジャーコンプレックス
12通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 00:36
実はふたなり
13通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 00:38
セーラ=クルー
鳴海大造の依頼で神恭一郎の父が設計した船
しかし、度重なる悪事に耐えかねた恭一郎により
その名前の由来であった鳴海聖良(セーラ)と共に
恭一郎によって抹殺される
14通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 00:41
マジレスをするなら

セイラのファンも多い事から、結婚とゆうオチはあんまりなので
「永遠のマドンナ」として、結婚をさせない(結婚しない)んじゃ
ないのかね。
15通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 00:47
>>7
男はかねづる。
16通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 00:49
ニュータイプで人の心が読めて、人間不信になったとか。
17通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 00:50
幼くして父親を殺され、唯一の肉親であった兄とも生き別れ、ようやく再会した
ときには敵方の人間になっていた・・・。
これじゃあ、無意識のうちに人間不信にもなるでしょう。
だから、結婚できないでいるんじゃないの?
18通常の名無しさんの3倍 :2001/08/02(木) 00:56
インドに旅行に行ってたから
19通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 01:03
オトコの方が寄って来ないんぢゃ無いの?
20通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 01:50
 アムロを待っていた・・・・・・とかさ。
21通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 01:53
ジョディ・フォスターとおんなじ理由。
22通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 01:53
>>20
なんか良いね。それって。
23通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 01:55
セイラ「私の永遠の人..............................................マチルダさん。私が上手に出来なくて................」
24通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 02:09
ホワイトベースの準レギュラー級で結婚してないのは、
カツレツキッカを除くとアムロ、セイラ、カイだけか。
25通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 02:11
インドへ行って世の無常を悟ったから
26ぺけぺけ:2001/08/03(金) 21:57
セイラは医者を目指していた。
しかし戦争に巻き込まれ、本来「人の命を救う」ハズの立場の自分が、
(戦争とはいえ)多くの人の命を奪ってしまった・・・。
その罪悪感からではなかろうか?。
27通常の名無しさんの3倍:2001/08/03(金) 22:00
ハゲに愛されたから。
28通常の名無しさんの3倍:2001/08/03(金) 22:04
セイラは株でもうけているというのは、どこからの情報だっけか?
29通常の名無しさんの3倍:2001/08/03(金) 22:06
>>26
そうだったのか。
償いのために、彼女らしいな。
でも彼女はその後医者として活躍してほしいな。
30ぺけぺけ:2001/08/03(金) 22:12
>>27
・・・ハゲ?、誰だっけ?
>>28
「ZZガンダム」です。
ミライからの手紙を届けにブライトの元を訪れた時にブライトがそう
言ってた。
31通常の名無しさんの3倍:2001/08/03(金) 22:13
結婚しないのではなく、結婚できない。
何故なら、結婚する男はシャアを「お兄さん」と呼ばなくてはならない為。
32通常の名無しさんの3倍:2001/08/03(金) 22:27
ダイクンの血筋を絶やしてしまいたいのだよ、金髪さんはさ。
33通常の名無しさんの3倍:2001/08/03(金) 23:07
>>32

そうかも、いいねそれ。
34通常の名無しさんの3倍:2001/08/03(金) 23:55
>>21
やっぱりリィナはやられちゃってたか。
35通常の名無しさんの3倍:2001/08/03(金) 23:57
あの性格じゃぁねぇ
36通常の名無しさんの3倍:2001/08/03(金) 23:58
アムロ、同じ金髪さんなら、ベルじゃなくセイラとくっついて欲しかった。
まぁシャアを「お兄さん」と呼ぶかどうかは知らんが…
37通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 00:05
>>30
御大将のことだと思われ
38通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 00:06
実はアムロの子供産んでたから結婚しなかったとか(藁
39通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 00:12
幼児期にランバラルにいたずらされた後遺症でPTSDになり
手紙をポンッと置いただけで恐怖を感じる。
あと結婚すると週四日ゴルフができなくなるから。
40通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 00:14
やっぱ「軟弱者」ばっかだったんじゃねぇの?
41通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 00:14
しかもそれは嘘で、たんなるわがままの、きちがいという富の的キャラということに
42通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 00:20
>>39
セイラ・ミリ?
43通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 00:52
 実は、チベットにセイラの会社のライバル企業があって、シャアに資金援助
するかわりに、フィフス・ルナ落としで潰してもらってたりして?
44通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 00:55
シャア(キャスバル)と近親相姦play実施中
45通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 00:59
小説版ガンダム読んで思ったんだが、セイラって兄(シャア)と肉体関係
にあったように思えるな。
46さまぁ〜ず三村:2001/08/04(土) 01:21
ブラコンかよっ!
47通常の名無しさんの3倍 :2001/08/04(土) 01:23
>>45
ど、どこから!?
48通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 13:26
セイラさんに関してはハゲの都合は影響しているような。
明確な根拠(証拠)はないんだけど、富野監督と井上遥
って何かあったんじゃないかな。

現実的な関係として不倫関係にはなかったかもしれないけど
少なくとも富野の側にプラトニック・ラブはあったのでは。
小説版のセイラさんの男あしらいの態度には井上遥のキャラが
混入している感じがするし。

しかも、その後ハゲは戸田恵子に大きく心を動かされたと思われ
(当時の戸田さん美しいからね)2人の関係はより複雑になった
・・・と勝手に推測してるんだけど。
49通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 13:34
>ホワイトベースの準レギュラー級で結婚してないのは、
>カツレツキッカを除くとアムロ、セイラ、カイだけか。

いや、三人ともキッパリ主役級だと思いますが。
ていうか、アムロは主役(藁。
50名無しさん:2001/08/04(土) 13:37
実はチンコある。
51通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 13:38
富野は下品大魔王だよ! プラトニックなんてとてもとても!
52通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 13:49
>>51
酷いらしいですよね。現場以外でも下ネタ連発で。
レストランとかで打ち合わせしてても、放送禁止用語を大声で言うとか……
53ていうか:2001/08/04(土) 14:34
半陰陽だけどね
54名無しさん23:2001/08/04(土) 14:42
無毛症
55通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 14:46
セイラ、マチルダ、フォウ、プル、そしてGとWのあれがガシャポンででるけど
どっか画像ない?
56通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 15:15
>>52
逆シャアの北爪への駄目出しで
「こんなブサイクなクェスのオマンコ、僕は舐めないよ!」
と言い放ったのは有名ですな。
57通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 15:49
>>56
あぁ、それ知ってる。クェスのオマンコ、舐めたいか?!って怒ったとかいう…
オマんコ発言はしょっちゅうらしいね(汗)
>>45
シャア&セイラの関係は「肉体関係のない近親相姦」だとあったような…
58通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 20:53
たくさんの男とセックスしたいからに決まってる
結婚したらやり難いでしょ?
59通常の名無しさんの3倍:2001/08/05(日) 05:03
>>48
声優のケツ触るのが癖だったトミノ監督に「触れるもんなら触れ!」
って啖呵切ったんだよな井上遥。おっとこまえですねぇ。
60大豪院 邪偽:2001/08/05(日) 05:33
>>59
 なるほど、だからCCAでセイラが出ない事を監督が「セイラさんの役の人は僕をいじめるので出ません」等という妙な言い訳をしていたんですな。納得。

 ……というかこのセクハラ魔人を逮捕しないのか!?
61通常の名無しさんの3倍:2001/08/05(日) 05:59
いちばんはティファでしょ?
62通常の名無しさんの3倍:2001/08/05(日) 08:01
>>60
そうだったんだ…はじめて聞いた…
何かすごいな…とみーのは…
63通常の名無しさんの3倍:2001/08/05(日) 09:45
>>60
セクハラ…20年前だから噂ぐらいでとどまってたけど、
今だったら即暴露されて大騒ぎになっただろうな。
声優さん達は、よく耐えたなぁ…
64通常の名無しさんの3倍:2001/08/05(日) 09:51
>>60
ロマンアルバムの声優との対談で「フラウ・ボウは時々お尻を触らせてくれれば良い」と
言っていたが、あれは鵜飼るみ子に「尻を触らせろ」と言うことか!?
65大豪院 邪偽:2001/08/05(日) 09:57
とにかくヤらせろ
66通常の名無しさんの3倍:2001/08/05(日) 10:47
>>64
典型的セクハラジジィ丸出しだな…
67通常の名無しさんの3倍:2001/08/05(日) 10:55
セクハラは∀のときもやってたんだろうか・・
まさかね!エロハゲもいい大人だし・・
68通常の名無しさんの3倍:2001/08/05(日) 11:07
年とったらますますお盛んになりそうだが…→とみの
69通常の名無しさんの3倍:2001/08/05(日) 11:26
もうセクハラだけが老後の生き甲斐になったりして。
70通常の名無しさんの3倍:2001/08/05(日) 11:45
なんだ、富野さんってやっぱり見たまんまの人やね。
アミニズムに興味もったりって、要は本能主義なんだよね。

若いうちに成功した男性はみんなそうなっちゃう傾向ってあると
思うし。でも、そういうセクハラおやじじゃないと、作品中での
女性はあんな風に描けないと思う。渡辺淳一とにたような理由ですね。
フロイトとか好きそう>富野さん。
71じじい1st世代:2001/08/05(日) 11:46
庵野も声優さんに手を出そうと企んで自爆してたらしいから
富野みたいなのも別段不思議ではないかもしれやんけど。

ただ、声優さん(女性陣)から見たら、あんな変人やだろうなぁ
72通常の名無しさんの3倍:2001/08/05(日) 19:20
声優さんだけでなく、その他のスタッフ達はどう思ってたんだろう?
73通常の名無しさんの3倍:2001/08/05(日) 23:19
逆シャアではセイラはでていなかったよね?
意外とその当時に結婚していたりね。
74通常の名無しさんの3倍:2001/08/06(月) 00:57
って優香、何時の間にか『セクハラ親父トミー』スレになてるYO
75通常の名無しさんの3倍:2001/08/06(月) 01:01
セイラさん、ZZ以降結婚したかもよ?
76通常の名無しさんの3倍:2001/08/06(月) 03:14
ただベルチルのシャアの台詞から、この頃は生きてるし地球にいるんだよね。
77通常の名無しさんの3倍:2001/08/06(月) 04:20
>>70
 そーいう人だから某漫画マンガに思いっきり描かれる。
78んさし夢名:2001/08/06(月) 04:29
うげぇ、もう富野は引退していいよ。
79通常の名無しさんの3倍:2001/08/06(月) 07:13
引退はさせんだろう。(番台その他もろもろ)
80セイラ:2001/08/06(月) 07:28
ブライトと不倫中デース。
81通常の名無しさんの3倍:2001/08/06(月) 09:14
ミライと略奪結婚したうえ、エマリーといい…やるな、ブライト!
82通常の名無しさんの3倍:2001/08/06(月) 17:14
>>77
Jのことか?
8377:2001/08/06(月) 17:21
>>82
 はい、そうです。CM・Jです。
あの漫画、最近つまらなくなってきたけど、あれがピッタリ
落ち目だったな・・・。
84通常の名無しさんの3倍:2001/08/06(月) 17:31
エマリーのラビアンローズにブライトのホワイトベースを入れたい。
85通常の名無しさんの3倍:2001/08/06(月) 17:32
>>84
それってエマリーのオカズネタだろ
86通常の名無しさんの3倍:2001/08/09(木) 02:59
セイラさんの恋愛話しもみたかったなあ
87通常の名無しさんの3倍:2001/08/09(木) 19:48
最近、セイラ役の井○ 遥さんと一字違いの井○ 遥なるグラビアアイドルが
新聞、週刊誌上を賑わしている。
おかげで「井○ 遥、セクシーショット」なんて記事を見ると「えっ?、あの
井○ 遥さんが?!」ともんどりうつ今日この頃・・・。
88通常の名無しさんの3倍:2001/08/09(木) 21:11
>>87
あぁーっ!それ自分も(藁
字が似てるから、しょっちゅうビビる…
89通常の名無しさんの3倍:2001/08/10(金) 19:55
>>88
を〜、貴方様もそうですか・・・、自分だけじゃなかったんだ(笑)。
しかし紛らわしい名前ですよねー、当の本人が悪いワケじゃ無いですが。
90釣り天井:2001/08/10(金) 19:58
セイラさんは情人が2人いる。小説より。
91通常の名無しさんの3倍:2001/08/10(金) 20:02
レズビアンだからだよ。
しかも、モテモテで30人くらいの彼女&愛人がいるんだよ。
92通常の名無しさんの3倍:2001/08/12(日) 02:25
>>86
いっそのこと、シャアとセイラさんの恋愛話がいい。
93 :2001/08/12(日) 02:48
>>1
ああ、自慰がこんなにも凄いなんて。
とか言ってたもんな
94通常の名無しさんの3倍:2001/08/12(日) 02:51
あんがいスゴイ性癖なのかもよ。
生まれがよいゆえに汚れたい願望が強くスカトロプレイを
こよなく愛するセイラ・・・
95通常の名無しさんの3倍:2001/08/12(日) 17:04
>>92
あれは恋愛みたいなもの。
男と女はいってるよね。
96通常の名無しさんの3倍:2001/08/12(日) 20:43
>>95
Zでもシャアの部屋にアルテイシアの写真があったし、
ベルチルでも、シャアはアルテイシアの写真が入ったロケットを
持ってたし、何だかとってももどかしい。
くっついちゃえばいいのにさ。
97通常の名無しさんの3倍:2001/08/12(日) 22:36
やらないけど、「心の恋人」みたいな?
Zや逆シャア時代に再会すればよかったのにな。
子供の頃には戻れないし、アムロもシャアも戦うことしか
できないから、セイラはかわいそうだけど。
Zの「とらわれたミライ」が「とらわれたセイラ」だったら
おもしろかったぞ。
ベルトーチカは嫉妬しまくりだし。
あれ?あの時ってシャアは行動一緒にしてた?
98通常の名無しさんの3倍:2001/08/12(日) 23:10
>>97
その話見たい!
でも残念ながらシャアはいないよ。
アウドムラが香港に来る前ににアイダホ土産抱えて宇宙に帰っちゃったからね。
99通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 00:28
>>96
ララァではなく、アルテイシアというところがミソですな。
100通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 01:16
>>98
シャア、セイラ、アムロ、ベルトーチカ、カミーユが
顔あわせたらおもしろいね。
アムロはベルの手前、セイラになかなか近寄れない。
シャアは恋人をいたわるようにセイラを気遣って、
セイラも甘えるのかな。
カミーユはべルが嫌なので、セイラになついちゃったり。
セイラの登場でハヤトまで嬉しそうなので、ベルの不満
爆発!
101通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 02:04
トミノはスカルファックするのかな?

トミノ「お家へかえりたいよぅ」
102通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 14:47
シャア×セイラの小説とか、誰か書いてない?
103通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 15:31
>>102
同人には腐るほど有ると思われ。
104 :2001/08/13(月) 17:08
エロアニメに出ちゃったからな >セイラ役
105通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 21:15
>>93
二回ワラタ
106通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 21:21
ファンとしては楽しーけどさあ、Zの設定でセイラさん出すのは
作劇的には難しいよね。

まず、シャアがより一層迫力なくなっちゃうし、悪いことや
みっともないことできない(そんなのはシャアじゃない!)

それに、同じブリッジにアムロとシャアとセイラさん居たら
絶対カミーユは脇役な存在感になっちゃうし。
恋愛話の有無にかかわらず、ベルが嫉妬するのは間違いないし。
107通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 00:23
ベルトーチカなんてムシ、ムシ。
108通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 00:36
セイラさんがベルを説教するシーンは必然だな(藁。

アムロにからんでる所を「皆の見てる前で、およしなさい」とか
咎めだてられて「アムロ、何よこの女!!」と逆切れするベル。

その様子を遠目から、無関心を装いつつ人百倍の関心を持って
眺めているシャア。サングラスの下では眼球が通常の(略)

後日、「アムロ、あの女性のことどう思ってるの?」とセイラさん
に聞かれて狼狽するアムロ。こんなシーン1stにもあったなあ(藁
109通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 08:11
>>108
アムロと仲良くするセイラさんにシャアが嫉妬したりしたら、
もっと面白い。
小説でも、シャアとセイラが抱き合ったシーンでは、アムロはすでに
逝ってしまっていたからなあ。
110通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 12:26
(アムロとセイラさんが)恋愛関係じゃなくてもやきもき
しそうだ>シャア。

やっぱりねー、セイラさんが登場した時点でラブコメ路線化
は避けられん。どんなご大層な話を持ってきても台無し(藁。
111通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 13:29
いっそのこと、アムロ×セイラのラブコメ路線で一本作ってほしいな。
112通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 14:54
さようならベルトーチカ
113通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 18:50
セイラさんは「触らぬ神に・・・」でベルを刺激しないよう
ほっとくんじゃない。
アムロには「かわいいヒトじゃない。お似合いよ」ぐらい言って。
でも逆上のベルは「あなた、アムロと寝たのっ!?」なんてつかみ
かかってカミーユに「やめろ!オマエみっともないんだよ!」と
止められる。
泣き喚くベルはアムロに連行され
カミーユ「セイラさん、大丈夫ですか。あの女最低だ」
セイラ「恋をしてるのよ。うらやましいわ」
最後まで余裕のセイラさん。
114通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 19:24
そのままアムロとベルトーチカは激しいセックス。
燃えるベルトーチカ。

騎乗位かな。やっぱり。
115通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 20:42
>>113
この展開が一番彼ららしい展開かな。
結局兄さん一筋で誰も好きにならないんだろうな、セイラさん…。

畜生、通常の3倍責任取れ馬鹿兄!
116通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 22:08
>>113
そのセイラさんと愉快な仲間たちのやりとりをちゃっかり見ていたシャア。
シャアに気づき、歩みよってきたセイラさんに
「・・・アルテイシア、お前、アムロと・・・」
「え?」
「いや、何でもない・・・」
含みを残し、立ち去るシャア。(ラブコメ突入中)
117通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 22:19
>>116
「私だって寂しいときくらい、あるのよ」
立ち去るシャアにそっとつぶやくセイラ。
118通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 22:32
くうっ、なんかいいねぇ…
119通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 22:47
>>113
光景が目に浮かぶよ・・・。
カミーユがそれっぽくてイイね!
120通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 23:25
>>117
「セイラさん・・あの、お疲れじゃありませんか?」
大人の女性の扱いに戸惑うカミーユ。

ごめん続けさせて!>ALL
121通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 23:49
「セイラさ〜ん」
走り戻ってくるアムロ。
「先ほどはすみませんでした」
セイラはふっ・・と微笑みながら
「かわいいヒトじゃない。お似合いよ」
122通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 00:35
目前には夜景が広がるホテルのバーで。

「今日はみっともないところを見せてしまって・・」
アムロには7年間の空白があった。軍による
7年もの軟禁生活。
セイラもそれは承知していた。しかし今、
目の前で少年のようにはにかむ彼を見て、
ほっと安堵している。
彼はきちんと過去と決別をしたんだわ。
それに比べて自分は・・?
123通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 00:38
「少しくらい、妬いてくれるかと思ったのに・・・」
余裕なセイラさんに不満げなアムロ。
「どうせ、シャアがいるからでしょ?」
「そうなんですか?」
つっこむカミーユ。遠い目をするセイラさん。
124通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 00:42
「セイラを知らないか?」
カミーユをつかまえて尋ねたシャアに
「さっき、アムロさんと出かけてましたよ」
サングラスの下で絶句するシャア。
125通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 01:02
ひとりボーっとしているセイラ。
セイラ「痛・・・」
ベルにつかまれたところがミミズバレになっていることに気付く。

シャア「薬をぬっておいたほうがいい」なんと薬箱もって登場
セイラ「兄さん・・・(びっくり)ありがとう。見てたなら、来てくれ
ればよかったのに」
シャア「ご婦人の扱いは苦手だ。怖いしな」
セイラ「ふふ、赤い彗星にも怖いものがあったのね」
シャア「いじめるなよ、アルティシア」
セイラ「・・・兄さんには恋人はいないの?」
シャア「む、・・・からかうのはやめなさい」
ふふふ、と笑うセイラ

シャア「アルティシア、あれだな、ベルトーチカもあのような
状態だし、しばらくアムロ君には近寄らないほうがいいな」
セイラ「兄さん・・・心配なの?」
シャア「だからやめなさいと言っている」

ラブコメだ!
126通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 01:12
セイラ「どうしようかしら」
シャア「なんだ?」
セイラ「アムロに食事に誘われてるの」
サングラスの下で絶句するシャア。

セイラ「兄さんも一緒にくる?」
いたずらっぽく兄を見上げるセイラ。

>>125素敵だ!
127125:2001/08/15(水) 01:23
ごめん、前後した
ほんとは121のあと
>>126
フォローサンクス!
128通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 01:53
使い古されたマンコって真っ黒になるの?
129通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 02:15
>>126
そしてシャアは敵に寝返る。
その後、シャアとアムロの戦いになり、セイラはララァ・スンと同じ道をたどり、
アムロが「人ってやつは・・・」と苦悩する。
130通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 02:39
一人がいいから
131通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 02:58
逆シャアでシャアとの決戦前に、アムロは地球にいるセイラを訪ねる。
そして一夜を共にし、セイラはアムロの子供を身ごもるのさ。
未婚の母なのね。
だから独身。
132通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 04:15
 ア・バオア・クーでシャアと別れる所からセイラさん、なんか隙だらけ。あの後、心の置き所をどうしたんだろうね。もしかして、アムロに求めたりなんかしてたりして・・・。
133通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 08:47
>>126
「これ以上からうと、本気で怒るぞ」
あくまで冷静を装おうとするシャアに、セイラはうつむきながらポツリ。
「・・・心配、じゃないの?・・・いいの? アムロと・・・」
シャア、再び絶句する。
134通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 08:51
>>121-125
ブラボー!

ところで、シャアとセイラが実の兄妹というのは
劇中ではどれぐらい知られているんだろう?
直接聞いたブライトとアムロは間違いなく、おそらくミライも知ってるだろうけど、
他に口外しないだろうから、他の連中はカイもハヤトも知らないんじゃないかね。
135通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 09:08
>>134
「じゃあ、その後連邦も叩くかい、セイラさん?」
と、カイが皮肉交じりに言ってるので劇場版では知られていたんじゃないかな?
少なくともカイはシャアからの金塊を回収した時に、セイラ宛の手紙の存在を
知っているから、こんなところでこんな方法で荷物を送れるのはジオンしかいない
と、気が付いたのではないか。
136通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 11:06
>>134
「やめなさい、兄さん!やめなさい、アムロ!
二人が戦うことなんてないのよ・・・戦争だからって二人が!」
アムロが知ったのは↑このタイミングでは?

それとも
「ああーっ!!兄さん、私よ、わからないの!?」
かなあ。ララァが死んで落ち込むアムロに告白したのかなあ。

そういえば、ララァの死はアムロにとって相当ショックだったはず
なのに、あんまりそこらへんは描かれてないよね。
でもZではミライさんもララァとアムロの関係は知ってたし。
137134:2001/08/15(水) 11:09
>>135
「連邦も叩くかい、セイラさん?」は微妙なところです。
劇場版ではテキサスコロニーの話はどうなってましたっけ?
劇場版は細部を覚えていないので、TV版で考えてみます。
カイは差出人不明で宛先が「セイラ・マス」の手紙(公表できない関係なので、
封筒に「シャア・アズナブル」とも「キャスバル・ダイクン」とも書けるはずがないし、
受取人を「アルテイシア・ダイクン様へ」とも書けないでしょう。どうでしたっけ)と金塊は
直接見て知ったでしょう。135さんの言う通り、状況的に送り人はジオン関係者と
まではカイは推測できると思います。しかし、それでシャアとセイラが実の兄妹で
その小隊は10年前のジオン・ダイクン逝去とともに行方のわからなくなった
彼の遺児、キャスバルとアルテイシアとまではわからないでしょう。
テキサスコロニーの時点でそこまで知っているのは2人の会話を盗み聞きした
ブライトだけでしょう。手紙の中身も艦長権限で検閲したブライトしか知らないはずですし。
カイにわかるのはジオン軍の関係者にセイラ・マスを知っているのがいるということ、
すなわちセイラがジオン軍のスパイという疑惑です。ブライトが口止めしたのは
そのことだと考えます。

でもセイラがスパイなら、改めてミハルを送りこむ必要性が薄くなります。
それを怪しんで戦後にセイラの素性を洗い直したかもしれません。
その結果、カイはΖの時点では気づいていたかも知れませんね。
138通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 11:17
ランチで脱出中、ブライトが「ジオンの忘れ形見のセイラなら
わかるんじゃないのか」と堂々と言ってるけど、他の皆は「?」
って感じだったのだろうか。
大変な状況だから特別なリアクションがなかったのか、前から
知ってたからなのか。
139134:2001/08/15(水) 11:21
>>136
アムロ:ア・バオア・クーでの決闘、あるいはララァとの戦いの後で知る
ブライト:テキサスコロニーでの会話の盗聴、手紙の検閲で知る
ミライ:ジャブローでセイラとジオン士官(シャアとまで知っているかどうか)の接触を目撃。
事実関係はブライトから聞いたか、NTの感覚で悟ったのでしょう。ララァのことは
NTの感覚での認識だけだと思います。ミライはシャアと直接接したことはないはずだけど、
逆シャアで「シャアは純粋よ」と断言してますね。すごいな。

フラウはララァのことは知りませんが、セイラがシャアの妹だとも知らないでしょう。
知ってたらΖで「まだセイラさんのこと好きなんでしょ」なんて聞けないのでは。
140通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 11:28
>>139
1年戦争終わったとき、WBのクルーは一躍時の人になったでしょ。
当然セイラの素性も暴かれた?のでは。
それだと、軍は抜けても一番の要注意人物だな。
ジオンの娘でシャアの妹。逆シャアの時なんてやばいな。
そうか、だから結婚が難しいんだ!
141134:2001/08/15(水) 11:33
>>138
セイラにだけ回線を繋いで言っているのでは?
宇宙空間は真空ですから、回線を切っていれば音漏れしようが聞こえないはずです。
142通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 12:59
>>141
WBの他のクルーがセイラの素性を知っていたら
士気にかかわりそうな気がしますよね。

ブライトはミライのことは信用してるだろうから
固く口止めしてから相談→ミライ納得。
カイは薄々感じていて、
アムロはララアとの戦いの後で偶然?

セイラ「赤い彗星を、シャア・アズナブルを
殺してくれて?アムロ」とか。
143通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 13:30
じゃあ、WB沈むまではほとんどの人は知らなかった
ということですね。
カイは勘が良さそうだけど、あれこれ詮索しそうにはないし。

宇宙にあがってからセイラとアムロってなんか急接近したような
雰囲気があるけど、ララァとの戦いの後、できたかもね。
アムロはララァ、セイラは兄のことをどうしたいのか整理しないと
最後の決戦はきついような気が。
あの場にいたのは、ララァ、シャア、セイラ、アムロの4人だし。

セイラがアムロの部屋を訪問
セイラ「今日の、あの人・・・」
から始まり、アムロの話しを聞いて
セイラ「アムロに話さなければならないことが」
でシャアが自分の兄であることを打ち明ける。
アムロ「セイラさんはどうしたいんです?」

あ、なんか、ありそう。
そうじゃないと、びっくりだよ。アムロとシャアの決闘の時
いきなりセイラが入ってきて「兄さん!」じゃあ。
144通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 13:37
>>140
セイラの正体を連邦政府・軍がつかんでいたら、
1年戦争の後のほとぼりが冷めた頃に謀殺するだろ。
政治的な危険度で言えばアムロなんか比にならないから軟禁じゃ済まんな。
145通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 14:03
>>144
そう!危険人物なんだよね。
Ζではよく退役できてたなーと感心するよ。

だから、事情を知っている人間は誰も
セイラの秘密を口外しませんでした。
というのが自然では?
146通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 14:09
しかしシャア×アムロ×セイラの関係に
突っ込むと小説版とかぶりますな。
147 :2001/08/15(水) 14:19
アムロとセイラがくっつくと政治的にほんとに危険極まりないカップル誕生だな。
148通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 14:30
シャアさえも脅かすカリスマ性があるかも。
149通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 14:37
>>148
だからこそシャアはセイラとアムロの仲を
通常の・・(以下自粛)
150通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 14:44
>>149
アムロに義兄さん呼ばわりされるか、アムロを敵に回すか。究極の選択だな。
151通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 14:51
逆シャアの時のセイラは、どっちにつくのか?
あんた達にはつきあってらんないわよ、かな。
152通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 15:09
>>151
無差別殺人には反対だろうから基本的に
アムロだろうけど、逆シャアでも参戦して
欲しかったなぁ。
自宅でメソメソしてるだけだったら、

・・そんなセイラさん嫌いです。
153通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 15:16
一年戦争のゴタゴタ時とは違うから、あえてセイラが
自分に敵対してきたら、シャアは悲しいな。
胸のペンダントの幼い日のアルティシアだけが味方・・・。
154通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 17:17
>>134
小説「密会」ではアムロはア・バオア・クーでの
シャアとセイラの会話で二人が兄弟であることを
初めて知ったように書かれてますね。
155通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 22:12
あら?
ラブコメ終了しちゃったの?
156通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 22:13
>>154
セイラさんなんて嫌いだ?
157通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 22:26
ラブコメ再開して欲しいなー。

作家さん集合〜
158通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 22:51
以外と言い寄ってくる男が
少ないのでは
159通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 22:56
>>158
どちらかというと1stではTV版より小説の方が
キュートな感じがしたな。年齢は高く設定されてたけど。

ラブコメは別スレたてたほうがいいかも?
せっかく面白かったし。
160通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 23:22
今新規でスレ立てるのもどうかと・・

>>159
小説の方は男のあしらいが上手そうだね。
1stはヘタに近寄っても相手にしてくれそうに
ないから敬遠してしまうかも。
161通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 23:37
スレッガーもセイラを寝取ってやる、なんて意気込んでた。
162通常の名無しさんの3倍:2001/08/15(水) 23:50
>>161
そんなシーンもあったねぇ。
しかしまぁ、小説の方は一種のパラレルだから。
163通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 00:00
ホンコンシティにて。

鬱ダー
「通信文を送れ。アウドムラの連中に揺さぶりをかける」

ハヤト
「アムロ、クワトロ大尉(何故か居る)、スードリからこんな通信が!」
シャア
「どういう内容かね」
ハヤト
『アウドムラの諸君に告ぐ。我々は元WBクルーのセイラ・マス嬢の身柄を預かっている。
 24時間以内に武装を解除して降伏せよ。従わない場合、人質の命は保証しない』
アムロ・シャア
「!!!」 
164再開だから:2001/08/16(木) 00:18
「おろかな真似をするものね・・」
鬱ダーの一人を捕まえ、セイラは真正面から
見据える。

鬱ダー
「我々は紳士であることをモットーとしている。
婦女子に危害を加えるつもりはない。交渉が完了
するまで大人しくしていてもらおう」
165通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 00:31
カミーユ「え、誰です?」
ハヤト「セイラ・マスだよ。1年戦争を一緒に戦ったホワイトベースのクルー」
アムロ「そして・・・クワトロ大尉の妹だ」
ベル「妹!?」
カミーユ「なんですって?大尉の・・!?」
シャア「・・・」
166通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 00:57
シャア
『アルティシア、何故ホンコンシティなどにいるのだ!!
いや、これから私が通常のさ(以下自主規制)で
お前を救い出してみせるぞ!』
167通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 06:11

セイラ「馬鹿な・・・まさかアウドムラが降伏すると本気で思って
いるの。元WBの乗組員一人にどれほど人質としての価値があって?
あなた方、恥をさらすだけよ。」

鬱ダー「セイラ殿。あなた程の方がご自分を見くびってはいけない。
まあ見ていたまえ・・・あなたに死なれたくないと思っている人は、
意外と多いとはずだ。さて、そろそろデッキに出てもらいますよ。
向こうのブリッジからよく見えるようにね。ああ、風が強いので
飛ばされないようにどこかに繋いでおく必要があるかな」

セイラ「・・・紳士が聞いてあきれるわ」

睨むセイラ、きれいだ。
168通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 13:52
この後誰がセイラを助けるの?
169通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 14:36
アムロ「貴方はエゥーゴにとって大事な人間だろう。一人で行くなんて死にに行くようなものだ」
シャア「君がバックアップしてくれるんだろう?なら心配することはない」

T兵士1「アウドムラからボートが出ました」
鬱ダー「何人だ?」
T兵士1「一人です」
鬱ダー「ほお、大した度胸だな」

アウドムラの使いと名乗る男は、若いやり手の企業幹部という雰囲気を漂わせていた。
戦争をビジネス同然に扱う、交渉人(ネゴシエーター)なのだろう。
鬱ダー「黄五鴻(ウォン・ウーフォン)?カラバの人間か」
黄五鴻「はい」
セイラ「(兄さん…?)」
黄五鴻の正体に気づいていたのはセイラだけだった。

(注)「黄五鴻」はシャアがホンコンでの活動用に作った偽名と考えてください。
170通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 15:13
黄五鴻「人質の無事を確認したい。少し話をさせてくれ
   交渉はそれからだ」
鬱ダー「よかろう。人質をここへ」
セイラ「兄さん・・」
黄五鴻(シャア)「しっ。奴らの隙を見て脱出する。
    手を縛られていても走れるな?」
セイラ「はい。兄さん」
シャア「いい子だ。アルテイシア。いくぞっ!!」
171通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 15:23
そのころアウドムラでは
アムロ「無茶だ!セイラさんを危険にさらす気か!!
    俺も出る!!」
ベル「アムロ!!」

シャアは鬱ダーをちぎっては投げ、ちぎっては投げボートへ
進んでゆく。鬱ダーの銃身がシャアを狙う!
セイラ「危ない!兄さん」
その時セイラの足が華麗に舞った。
腕を軸に逆立ちをしたような状態でセイラの足甲が
鬱ダーの銃身を蹴り上げた!!

ベル「今のは・・?」
ハヤト「あ、あれは・・・」
カミーユ「カポエラだ!凄いなー俺初めて見た」

その間にもセイラは華麗な足さばきで
鬱ダーを一人、また一人となぎ倒していた。

>>169
ごめん。はしゃぎすぎた。
172通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 15:53
セイラ救出後に、>>113 に戻るってこと?
173通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 16:32
ベル「アムロっ待って!待ってよ!なんであなたまで出るの!?
どんな罠があるかもしれないのよ?」
アムロ「何を言ってるんだ!このままだとクワトロ大尉まで危ない!」
ベル「あの人は馬鹿よ!人質を殺すなんてはったりだわ。こんな交渉
成功するわけないじゃない!」
カミーユ「奴らはやりますよ・・・僕も行きます」
ハヤト「よし、カミーユ、アムロ、まかせたぞ!」大盛り上がり

ベル『やったからどうだってゆーのよっこいつら馬っ鹿じゃない?
女一人のためにアウドムラを危険にさらすなんてっ大尉もアホ?』
↑実はかなり正論のベル
174通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 16:41
アウドムラで男連中が盛り上がっていたその時だった。
「アルテイシア、しっかりつかまっているんだぞ!」
「え?! きゃっ」
シャアはセイラをお姫さまだっこし、腰に隠していたバーニアをふかせ、
宙にとんだ。
175通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 18:04
スードリで怪しいサングラスの男黄五鴻がインチキ臭い広東語を
交えて4カ国語麻雀を披露しているその頃。

カミーユ「来ましたね、アムロ大尉。4時方向に反応が5つです」
アムロ「クワトロ大尉が読んだ通りだな。人質を取ったのは単なる時間稼ぎだ。
最初からアウドムラを潰す気だから交渉する気なんてないんだ」

アウドムラに潜行するアクアジム小隊。
兵士「隊長、前方にMS!ガンダムmkIIと赤い奴(リックディアス)の2機です」
隊長「なめられたものだ。水中戦ではこのアクアジムの方が上だと教えてやれ!」

数分後。
カミーユ「さすがはアムロ大尉ですね」
アムロ「カミーユも初めての水中戦で良くやったさ」
スードリの別働隊のアクアジム隊は全滅した。
176通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 22:18
>>174
お姫様抱っこage!
177通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 23:00
フラフラとアウドムラにたどりついたシャアは
セイラを抱きかかえたまま、その場に座りこんだ。
シャア「大丈夫か? ケガはないか?」
セイラ「平気よ」
シャア「・・・久しぶりだな。元気そうで安心したよ」
シャアはセイラの頬に触れた。セイラは小さく微笑む。
「大尉、セイラさんの縄をほどいてやるほうが先なんじゃないですか?」
いつの間にか側に立っていたアムロが、不機嫌そうに2人を見下ろしていた。
178通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 23:31
ハヤト「クワトロ大尉、ブレックス准将から通信が」
シャア「ふむ、仕方ないな。アムロ、解いてやってくれないか
アルテイシアすぐ戻る、ここで待っていてくれ」


>>113に戻れそうかな?
179通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 00:13
アムロ「無事で何よりです」
見詰め合うセイラとアムロ。
昔から綺麗な人だった。けれど今は
十代の頃と違い、神経質な体の固さがとれ
しなやかな肉体を持つ大人の女性へと変貌した
セイラがそこにいた。

ハヤト「凄いなぁセイラさん。いつの間に
カポエラなんて習得したんですか?」
セイラ「最近習いはじめたのよ。体を動かすって
いいことと思わなくて?ハヤト」
カミーユ「動きの切れがよくて綺麗でした。
クワトロ大尉にこんな素敵な妹さんがいたなんて意外だな」

セイラを中心に盛り上がる男たち。
一人残されたベルには面白くない展開である。


カポエラから頭が離れなくなっちゃった。スマソ!
180通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 00:24
>>178
ほそぼそと夜な夜な集うラブコメ隊。
もう一息で >>113 !!
181通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 00:31
セイラ「アムロ、元気だった?」
アムロ「・・・セイラさんこそ」
再び見つめあう2人に、ハヤトは気をきかせ早々に退散。
182通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 01:30
だんだんベルが好きなってきちゃった・・・。いや、元々好きなんだけど。
183通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 02:03
同窓会の雰囲気に居づらくなったベルトーチカは、
一人でホンコンの市街地へ憂さ晴らしに出かけることにした。(赤チャイナドレス着用)
エレカのエンジンをかけようとすると、窓を叩く人影がいる。
謎の女「すみません、市街地に行きたいんですけど、乗せて行ってもらえませんか?」
ベルトーチカより少し年下に見える、どこか浮世離れした雰囲気をまとった少女だった。
ベル「好きにすれば」
ベルトーチカの機嫌は悪かったが、断りはしなかった。
グチを言う相手が欲しかったのかもしれない。
少女は助手席に座ると、ふと後ろにいる男女の方を見て聞いた。
謎の少女「あの人達知り合い?」
ベル「知らないわよ、同窓会ごっこをしてる男女のことなんて」
184通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 02:08
そう言えば、セイラはサイド7で初めてシャアに会ったとき、
シャアのカポエラ技(?)で拳銃吹っ飛ばされたんじゃなかったっけ。
「ああ、私もカポエラをやっていれば、いつかキャスバル兄さんと会えるかも」
と、思いこんでその後修行に励んだあげく...

関係ないか。スマソ
185通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 08:14
>>184
私も兄さんのようになりたいという思い込み・・?(ワ
熱い女性だ!
>>183
いいのか?ベル!アムロほっといて!
それでいいのか?
186通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 12:41
ここ、セイラさんのスレじゃないんですか?
何で、ベルトーチカの話?
187通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 12:52
>>186
今部分的にラブコメ進行中で、
ベルはコメディーの要素として
大事な登場人物なのです。
188通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 13:10
セイラ「ふるえているの?アムロ」
アムロ「セイラさんこそ、ふるえてますよ」

          今は昔の話。
189通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 14:19
>>188
小説版のアレ?(未読スンマソ)
190通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 15:37
>>189
ごめん。だだの妄想。
今妄想爆裂ファイヤー中で、アムロが
誰と付き合おうが結婚しようがいいけど、
初めての時はセイラさんがいいなー、と。

アラシみたいなレスのつけ方ですみませんでした。
191通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 21:59
初めての女性と再会するアムロ。
あの時のセイラさんの肌の暖かさを思い出す。
耳元で感じた彼女の息遣いを思い出す。

セイラ「アムロ?」
思わずセイラを抱きしめたい衝動に駆られ、体を固くする。
アムロ「・・大変だったでしょう。少し休んだほうがいい。
服も濡れてるし、そのままじゃ体に悪い。ベルトーチカに
案内させますよ。・・・あれ、ベルトーチカは?」

カミーユ「さあ、さっきでかけたみたいですよ」
アムロ「カミーユ。セイラさん、紹介するよ。カミーユ・ビダン
若きエース・パイロットだ」
カミーユ「からかわないでください」
セイラ「セイラ・マスです。よろしく。助けてくれてありがとう」
カミーユ「そんな・・僕は何も・・クワトロ大尉とアムロさんの
おかげです」

なんて綺麗な人なんだ。少し寂しげな蒼い瞳をみていると、
わけもなくドキドキしてしまう。
男達が先ほどのセイラ救出に大盛り上がりするわけだ、と
納得するカミーユであった。
192通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 22:46
>>191
このアムロ、超イイカンジだ。
193通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 22:56
>>192
ハゲシク!同意!
こんなの読みたかったんだよー。
194通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 23:04
>>193
禿同意!やはり自前の妄想より他人の作品で読むとええのう(藁
195通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 01:15
アムロ「カミーユ、悪いがセイラさんに何か着るものを用意
してあげてくれ。俺はロビーにいるから」
カミーユ「?いいですよ。行きましょう、セイラさん」

こんな素敵な人と一緒にいられるなら、大歓迎だ。
カミーユ「シャワーを浴びたほうがいいですね。部屋に案内
しますよ。着替えは後で持っていきます」
セイラ「ありがとう、カミーユ」
初めて名前を呼ばれ、また鼓動が早くなる。
セイラの濡れた髪から甘い香りがする。
いい匂いだな・・・。

一年戦争でアムロさんと一緒にWBに乗っていたのか。
セイラさんとアムロさんって、どういう関係だったんだろう。
あの女ったらし、まさかこのヒトに・・・。
カミーユは先ほどのアムロのぎこちない様子を思い返す。
なんだかおもしろくないカミーユだった。
196通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 01:15
>>191
アムロ「・・・でも、クワトロ大尉もあんなやさしい目するんだな」
(シャアはセイラ救出劇でサングラスを紛失していた)
セイラ「え? ・・・そうかしら」
言葉とは裏腹に、淋しげに視線を落とすセイラ。苦笑するアムロ。
アムロ「変わってないですね、セイラさん」
セイラ「・・・それ、どういう意味?」
アムロ「いや、別に・・・」
セイラ「そういうアムロはどうなの?」
アムロ「僕ですか?」
一瞬、ベルトーチカのことが頭をよぎり、アムロは意味もなくセイラに対して
後ろめたい気分になる。
197通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 01:18
>>195-196
ebiがとまったせいで、かさなったな。
198通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 01:18

ロビーのソファから一人外を眺めているアムロ。
セイラさん・・・。何年振りだろう。
久しぶりに再会したセイラの、聡明な美しさが変わっていない
ことをアムロは嬉しく思う。
いや、大人の女性としての魅力が増していて、以前とは全然違う。
「そうだよな・・・もう子供じゃないんだ」
あの夜の彼女の若い、しなやかな肢体が脳裏から離れない。
そうだ、ずっと忘れたことはなかった・・・。
今、彼女を抱きしめたらどうなるのだろう。
自分も、もう子供ではない・・・。
「何を考えているんだ、俺は」

シャア「アムロ」
アムロ「はっ・・・クワトロ大尉」
シャア「アルティシア・・いや、セイラは?」
アムロ「ああ、着替えをしていると思う。カミーユに頼んだ」
シャア「そうか」隣に座るシャア。
なんだかシャアの横顔が、いつになく緊張しているようにも思える。
幼い頃に生き別れた兄妹。
彼らこそ何年ぶりの再会なんだろう。
ア・バオア・クーでの3人を思い出す。
不思議なめぐりあわせだ、と思うアムロ。
199通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 01:21
>>197
2時間待って、いっせい書き込みってかんじ。
200通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 01:22
セイラ「カミーユ、あなたはアムロと同じニュータイプなのね」
とセイラさん。

cgi復活おめでとう。
続きを望む。
201通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 01:22
191→196→195→198??
202通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 01:27
>>201
ebiが復活したので・・・
それだけでもよかったと。
203200:2001/08/18(土) 01:32
サゲサゲ
>>200は無視で話の進行を願います。
204通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 01:45
ベルは?
205通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 01:49
>>200
ベルのことはね、>>183さんに
尋ねてみるといいよ!
206通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 02:01
うおおおおぉぉぉおお!
スマソ!205は
>>204へのレスなのですー。
207通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 02:06
ホンコンシティの飲み屋で飲んだくれてるベル。
豚足をつまみに紹興酒をあおる。
208通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 02:47
倉庫をあさるカミーユ。
ハヤト「おい、何やってるんだ?カミーユ」
カミーユ「あ、ああ、服を探しているんですよ。セイラさんが
着られるような」
ハヤト「作業服だったら、そっちの棚に入ってるぞ」
カミーユ「あの人に、そんなもの着せるわけにはいかないでしょ」
ハヤト「はは、大層なことだな。ベルトーチカだったら何か
もってるんじゃないのか」
カミーユ「こんな時に限っていないんですよ、アイツ。まったく」
ハヤト「やれやれ・・・」
209通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 03:28
ベルトーチカは夜になっても戻らない。
セイラのようにティターンズに誘拐されるのを心配し、アムロが探しに出た。
自転車で雑然としたホンコンシティを走っていると、
自転車の女「すみません、お急ぎですか?」
アムロ「いや、別に急いではいませんが。…ルオ商会の方から?」
自転車の女「はい。ご用命の件ですが、○○地区の××飯店です」
アムロ「そうですか、ありがとう」

ルオ商会からの情報の場所で、アムロは悪酔いしているベルを見つけた。
ベル「(゚∀゚)アーヒャヒャヒャ」<笑い上戸
給仕「お客さん(汗)、お迎えが来たアルよ。帰ってクソして寝るヨロシ」
ベル「あ、アムロ、迎えに来てくれたのね!(゚∀゚)アーヒャヒャヒャ」
アムロ「君がいないと困るからね」<深い意味は無い
ベル「そう、当然よね!(゚∀゚)アーヒャヒャヒャ」<なんか自分に都合良く拡大解釈
アムロ「それはそうと、エレカまで歩けるかい」
アムロは手を差し出した。ベルは差し出された手をつかんだが、
ベル「だめね。やっぱり飲み過ぎたみたい」
アムロはやれやれといった顔をして彼女をエレカまで背負う。

アムロ達を乗せたエレカを回収すると、アウドムラはすぐに離陸した。
湾内でのアウドムラとスードリの戦闘で面子を潰されたホンコン当局が、
両機の即日退去を命じていたのだ。

ベルと一緒に飲んでエレカの荷台で熟睡していたフォウが目覚めた時、
アウドムラは既に雲の上を飛んでいた。
フォウ「あ、頭が痛い…!」
フォウの初めての二日酔いだった。
210182:2001/08/18(土) 04:04
放置プレイされる、もとい放置されるベルをもっときぼーん
211通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 12:25
カミーユがなかなか服を持ってきてくれないので
バスタオル1枚でプルプル震えるセイラ
212通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 12:31
カミーユ「仕方ないな、ベルトーチカが起きるまで俺の服を
着ててもらおうかな」
カミーユはバスルームの奥に声をかける。
「セイラさん、しばらくこれ着ててもらえますか?」
セイラ「ありがとう。どうぞお構いなく・・くっしゅん!」


放置されてたのはセイラだったのか!(ワラ
213通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 13:06
カミーユが部屋の外で待っていると、着替えたセイラが出てきた。
カミーユ「あ、セイラさん」
彼のスリムパンツは意外とセイラの体にぴったり合い、男性物の為
少し余裕のあるシャツの胸元から見える女性の柔らかさが
なんだかとても色っぽい。
カミーユは感心する。
何を着ても素敵なんだなあ。

セイラ「カミーユ」
カミーユ「・・は、はい?」
セイラ「薬もらえるかしら?濡れた服を着てたせいか、ちょっと
風邪っぽいの」

ほんとは放置されてたからなんだけど
214通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 15:01
セイラの美しい横顔を見ていると、何故か落ち着かず、何かを
しゃべらないといけない気分になる。
カミーユ「クワトロ大尉とは・・随分会っていなかったんですか」
セイラ「・・クワトロ大尉っていうのね、今は。」
カミーユ「えっ」
セイラ「ふふ、色々な名前を持っているのよ、あの人。
キャスバル、エドワウ、シャア・・・私にとってはいつまでも
キャスバル兄さんなんだけど・・もう、そうじゃないのよね」
カミーユ「セイラさん」
俺はまた余計なことを言ってしまったと後悔する。

セイラ「カミーユ、あなたはどうして戦っているの?」
カミーユ「えっ・・・わかりません、そんなこと・・」
何故そんなことを聞くのか。
セイラ「・・ごめんなさい、気を悪くしないでね。カミーユ、
あなた、兄さんやアムロと同じ感じがするの。でもね、あの二人
とは違う。あの二人はもう戦いから逃れられないのよ」
セイラにみつめられる。
彼女の深い悲しみを感じる。
セイラ「あなた、戦ってはいけないような気がする。戦わないで
新しい世界をつくっていける人だと思うわ」
カミーユ「いつも戦争が新しい世界をつくっていくんじゃないんですか」
セイラ「人は変わっていくのでしょう。あなたにはその力があるのでは
なくて」
いつのまにかセイラの吐息が顔にかかるほど近づいている。
甘い香りに頭がしびれそうだ。
カミーユ「か、かいかぶりです。・・僕は、僕にはよくわからないけど
宇宙にはファもいるし、皆戦っているし・・ブライト艦長だって、エマ
中尉だって・・だから、やめることなんて・・」
いつのまにか自分のことを僕と呼んでしまっている。
俺はこんな子供みたいな言い方しかできないのか。
セイラはふっと寂しげな微笑を浮かべ、目をそらした。
セイラ「いいのよ、ごめんなさいね。変なこと言って」
彼女を喜ばせるために、軍をぬけると言ってしまいたい。
セイラはまたカミーユに向きなおり、手で彼の頬をさわる。
セイラ「でもね・・カミーユ、あなたには似合わない。
無理だけはしないでね」
215通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 16:26
カミーユ「アムロさんとベルトーチカって恋人同士なんですよ」
セイラ「・・・そうなの?」
思わずチクるカミーユ。
216通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 16:42
カミーユ「あ、大尉・・・」
セイラ「・・・・・」
シャアが部屋に入ってきた。
シャア「相手をさせて悪かったな、カミーユ」
その時、セイラがくしゅんとくしゃみをひとつ。
シャア「風邪か?」
シャアはセイラのおでこに手をのばした。前髪をかきわけ自分のおでこを
セイラのおでこにくっつける。
シャア「・・・熱はないな」
セイラ「大丈夫だと思うけど」
そんな2人に息をのむカミーユ。
217通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 16:54
>>215
チクるカミーユかわいい。
218通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 17:13
ベルの世話から解放され、セイラの姿を探すアムロ。
ドアの横の壁にカミーユが憮然とした表情でよりかかっている。
アムロ「カミーユ、なにしてんだ?セイラさんは?」
カミーユは無言で部屋の中をチラ、と見て合図する。
その視線をたどると・・・
アムロ「!」

セイラとシャアが並んでソファに腰掛けているが、
なんとセイラがシャアに寄りかかって寝息をたてている。
カミーユ「さっき飲んだ風邪薬がきいちゃったみたいで・・」
シャアはそんなセイラの寝顔を眺めながら、時折愛しそうに
彼女の顔にかかった髪をかきあげたりしているのだ。

カミーユ「見てられませんよ。まるで恋人同士みたいで・・
アムロさん?」
ぷるぷる震えるアムロの肩。
219通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 19:33
素敵だ・・・続きを・・・もっと続きを!
220通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 19:37
>>219
同意!さっきから何度リロードしたことか・・・
221通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 21:41
カミーユ「あ、アムロさん?」
アムロ「クワトロ大尉!」
つかつかと近づくアムロ。
シャア「し!アルティシアが寝ている」
見ればわかる!と意味もなく叱咤したくなるのをこらえて
アムロ「クワトロ大尉・・こんなところで寝ていたら、セイラ
さんが風邪をひいてしまう」
すかさず自分も反対側のセイラの隣りに座り、彼女の肩に手を置く。
アムロ「俺が彼女を部屋まで運ぶ・・いいですね。シャア!」
ぐぐっとシャアに顔を近づけ低くすごむアムロ。
な、なんなのだ、この異様なプレッシャーは?
びびるシャア。
シャア「い、いや、それには及ばんよ。私が運ぼう」
お姫様だっこは自分の特権だとばかりセイラを抱きかかえようと
するシャア。
アムロ「シャア!そう言えばハヤトが呼んでた。行かなくていいのか!」
兄妹のくせにいやらしいんだよ!セイラさんを離せ!
シャア「なにを!そう言うおまえはベルトーチカはどうした!」
よくわからんが、こいつに渡すわけにはいかん!
もみ合う二人。
カミーユ「な、な、なにやってんだ・・?あの二人」

お約束のように目覚めるセイラ。
セイラ「う、ううーん、あら、アムロどうしたの?
いやだ、私寝てたのね」
シャア・アムロ「!!」
カミーユ「疲れてたんですよ。もう休んだほうがいい。
部屋に行きましょう」
セイラ「ありがとう、カミーユ。兄さん、アムロ、ちょっと
休ませてもらうわ。失礼」
カミーユ「さっきの服、もうクリーニング終わってますよ。
後でもってきますね」
セイラ「悪いわね」
談笑しながら行ってしまうセイラとカミーユ。
残されるシャアとアムロ。
ああ、お姫様だっこが・・・。
222通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 22:46
漁夫の利カミーユ・・・イイ!
223通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 23:16
カミーユ「あの・・・」
セイラ「何?」
カミーユ「さっきクワトロ大尉と恋人同士みたいでしたよ」
セイラ「そう? ・・・でも、好きよ、やさしいキャスバル兄さん」
少女のようにはにかんで微笑むセイラ。
224通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 23:26
シャア「アムロ!どうしてカミーユに行かせた!
ガンダムシリーズは主人公の少年が年上のお姉さまに
可愛がられる傾向にあるというのに!
お前には何故それが分からん!」
アムロ「シスコンのあなたにどうこう言われたくはないな。シャア!」

部屋(誰のだろう?)へと向かうセイラとカミーユ
セイラ「・・!、カミーユ、嫌な感じがするのちょっと
戻りましょう」
カミーユ「はぁ・・・」
あの残された二人のところに戻るのはちょっと鬱な
カミーユであった。

・・・コメディなんだかパロディなんだか・・。
225通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 23:52
>>223
セイラ「私と兄、おかしいと思ったでしょ。カミーユ」
早足で戻りながらセイラはカミーユに話し掛ける。
セイラ「クワトロってどんな人?」
カミーユ「どんなって言われても・・」
(正直に話したらこの人を傷つけてしまいそうだしなー)
セイラ「兄はね、私といると一生懸命子供時代の良い
兄さんに戻ろうとするの。もう子供じゃないのにね」
カミーユ「・・俺、兄弟いないからよく分からないな・・」
セイラ「アムロもアムロだわ。もう昔とは違うのに・・・」

ベルのことを言っているのかな?だとしたら自分は余計な
ことをしたのか、それともこの女性が万が一にも傷つかない
よう予防できたのか、判断しかねるカミーユだった。
226通常の名無しさんの3倍:2001/08/19(日) 00:19
セイラ「ベルトーチカのそばにいてあげなくてもいいの? アムロ」
部屋の入り口に立ったセイラはアムロを見つめる。
え?、と一瞬意味を理解できないアムロ。が、すぐにセイラのとなりに立つ
カミーユをきっとにらんだ。こいつしゃべったな!
口笛を吹きながら視線を泳がすカミーユ。
227通常の名無しさんの3倍:2001/08/19(日) 00:40
その頃ベルとフォウは仲良く熟睡中。
今へたに起こしたら二日酔いで大変なことに
なりそうだ。
228通常の名無しさんの3倍:2001/08/19(日) 01:33
うーん、どうなっちゃうんだ?
229通常の名無しさんの3倍:2001/08/19(日) 12:58
シャア「行こう、アルテイシア」
セイラ「でも・・・」
シャアはセイラの腰に腕を回す。部屋に残されるアムロを気にしつつも
キャスバル兄さんには逆らえないセイラ。
シャア「ホンコンシティで食事くらいできればよかった」
セイラ「そうね」
(本当はそれどころじゃなかった)と微笑みつつ、セイラもシャアの腰を抱く。
カミーユ「ほんと、見てらんないよ、あの2人・・・ アムロさん?」
再び、部屋の中でひとりぷるぷる震えるアムロ。
230通常の名無しさんの3倍:2001/08/19(日) 13:10
セイラ「ベルトチーカって女性・・・」
シャア「ん?」
セイラ「アムロの恋人って・・・本当?」
シャア「気になるのか?」
セイラ「そういう訳じゃないけど・・・」
シャア「・・・・・・」
不機嫌オーラをはっし始めたシャアに少し慌てるセイラ。
セイラ「ごめんなさい、ヘンなこと聞いて」
231通常の名無しさんの3倍:2001/08/19(日) 14:20
一年戦争時代、アムロとアルティシアの間に何か
あったのか???
今もアルティシアはアムロが好きなのか!?
232通常の名無しさんの3倍:2001/08/19(日) 15:40
>>231
ナニかあった場合とそうでなかった場合を想定して、
ナニかあった方が妄想の域が広がるような気がします。
あくまで個人的な意見ですが。

しかしここのアムロは男前だのぅ!
233通常の名無しさんの3倍:2001/08/19(日) 17:33
>>231
>>132>>143あたりがアムロ×セイラのはじまりかと。

ところで一度ageたいんだけど、タイミングが・・
234通常の名無しさんの3倍:2001/08/19(日) 18:03
>>198
>自分も、もう子供ではない・・・。
なんかHだ。
235通常の名無しさんの3倍:2001/08/19(日) 23:43
>>230
シャア「なぁアルテイシア、私のところに来ないか・・・?」
セイラ「・・?・・どういうこと・・・?」
シャア「エゥーゴに賛同して欲しいということではない。
私の手に届くところにいて欲しいのだよ」
セイラはうつむきながら、少女時代から変わらぬその金髪に
手を当てる。
セイラ「兄さん。それは・・できません」

勝手なものだ。一年戦争の時、兄の消息を知るために
連邦軍に身を投じた自分には艦を降りろといい、今自分に
また戦火の下に戻れという。兄の傍らにいれば戦争に
巻き込まれるのは間違いないだろう。
セイラ「兄さんがキャスバル=ダイクンという名を捨てた
ように、私ももう昔のアルテイシアではないのです」

コメディじゃなくなってきちゃった・・・?
236通常の名無しさんの3倍:2001/08/20(月) 00:01
セイラさんとシャアはイチャイチャさせときたいんですけどねえ。
ラブコメ的には。
237通常の名無しさんの3倍:2001/08/20(月) 00:37
寂しいなシャア。
永遠の片思いみたい。
セイラもだけど。
238通常の名無しさんの3倍:2001/08/20(月) 00:44
>>236そうですね。失礼しました。じゃあ、

シャア「そうだな。アルテイシアに戦争は似合わない。
こうしてゆっくり話せるのももう何年ぶりだろうな」
シャアは優しくセイラの頬に触れる。優しい兄さんの手。
セイラは瞳を閉じて兄の大きな手の平を確かめる。

>>116さんの
>「・・・アルテイシア、お前、アムロと・・・」
>「え?」
>「いや、何でもない・・・」

シャア「今日はもう遅い。私の部屋に泊まりなさい。
疲れただろう」
セイラ「そうね、ちょっとミライのところに遊びに来た
だけなのに、色々あったわね。っしゅん!」
「でも兄さんとこうしてまた会えたんですもの。嬉しいわ」
シャアと楽しそうに腕を組むセイラ。二人士官室へと向かって行く。

アムロは相変わらずプルプル震えたままなのか?!
それともカミーユに八つ当たりして修正されてしまうのか?!
ラブコメ再開お願いします〜。
239通常の名無しさんの3倍:2001/08/20(月) 00:54
>>235
いやあ、無理やりコメディにしなくても。
シリアス、いいよ。せつないじゃん。
240通常の名無しさんの3倍:2001/08/20(月) 02:30
ベルトーチカは不安だった。
一年戦争でアムロと一緒に戦っていたホワイトベースの乗組員、
セイラ・マスがこのアウドムラに乗っているからだ。
ベルトーチカとてアムロが過去に出会った人々全員に嫉妬して
まわっているわけではない。
セイラ・マスは女性の目から見ても、ため息が出るほどの
美人なのだ。
今日、アムロにセイラを紹介された時のことを思い出す。
自分はひどい二日酔いでコンディションは最悪。
セイラが微笑みながら手を差し出してきた時は、まるで嘲笑され
ているような屈辱を感じた。
一年戦争では、アムロと共にパイロットとして優秀な戦績を残し
ているとのこと。当時15歳と17歳という子供だが、戦争という
極限状態でお互いを求め合っても不思議ではない。
いや、過去はどうであれ、ベルトーチカを焦らせているのは・・

アムロ「ベルトーチカ・・悪いが今日は疲れてるから
自分の部屋で寝てくれないか」
なによ、なによ!あの女が来てから、まるで私との接触を避けてる
みたいだわ!なんでなのよっ!(飲んだくれてつぶれたから??)
それでも、ここでアムロと喧嘩をして、ますます自分を追い詰める
ことだけは避けたいベルトーチカは、半ベソで部屋をでていく。
241通常の名無しさんの3倍:2001/08/20(月) 02:30

アムロ・・寝ているかしら。
こんな時間にアムロを訪問するのが非常識だということは
わかっているが、日中はゆっくり話をできそうにもない。
アウドムラに長居をするつもりのないセイラは、降りる前にアムロと
きちんと話がしたかった。
もう会うこともないかもしれない、という気持ちがセイラにはある。
セイラ「はっ!」
アムロの部屋に近づこうとした途端、そのドアが開き、中から
ベルトーチカが出てきた。
ベル「!・・なに?アムロに何か用!?」
ドアを閉め、あきらかに不機嫌な顔でベルトーチカがくってかかる。
うかつだったわ。来るべきではなかった、とセイラは後悔する。
セイラ「・・部屋に戻るところよ。ベルトーチカさん」
ベルトーチカは立ち尽くすセイラの姿を上から下まで睨み、歪んだ笑みをつくる。
ベル「彼、今寝てるわよ。あなた、何を期待して来たのか知らないけど、
今まで彼は私を抱いていたのよ。何度も抱かれたわ。
……私達愛し合ってるのよ!あなたが入る余地はないのよ!」
声高に叫ぶベルトーチカは涙目だ。
セイラ「邪魔をするつもりはないわ…」
行こうとするセイラの腕をつかみ
ベル「嘘よ!こんな時間に部屋の前にいるなんておかしいじゃない!」
セイラ「離しなさい・・彼とはなんでもないわ」
手を振り払い、足早に立ち去ろうとするセイラ。
ベル「迷惑なのよ!私達は命がけで戦ってるのよ!銃も持たず、傍観者を
気取ってる人なんて、ここにいる資格なんてないのよ!
アムロに近寄らないで!」
泣き崩れるベルトーチカの騒ぎに、何事かと出てくる人の気配を背中で
感じながら、セイラは小走りにその場を去る。
セイラは泣きたい気分になった。
242通常の名無しさんの3倍:2001/08/20(月) 03:59
ところで。
ハヤト「ミス・フォウ、不愉快な思いをさせるだろうが、貴方の身元が照会できるまで
しばらくこの部屋に待っていてもらいたい。必要なものがあれば用意させる」
フォウ「……」

ハヤトは身元不明の密航者と思われる少女の扱いに困惑していた。
フォウと名乗るこの少女はアムロとベルが使ったエレカの荷台に
隠れていたようなのだが、密航者なのか、それとも単なる不幸な酔っ払いなのか。
あるいは連邦軍かティターンズのスパイの可能性も否定は出来ない。
とりあえず船室の一つに監視をつけて軟禁しているが、アムロ、ベルからも証言を
取って調べる必要がある。……二人ともそれどころではなさそうだが。
243通常の名無しさんの3倍:2001/08/20(月) 07:40
アルティシアが部屋に戻ってきた。
さっき出て行ったばかりなのに、随分早い。
アムロのところに行ったのではなかったのか・・。
シャアは寝たふりをしながら、ほっと胸をなでおろす。

アルティシアが重いため息をつく。
セイラ「……」
シャア「?」
セイラ「……」
ど、ど、どうしたアルティシア!泣いているのか!?
いったいどうしたんだ?
ええーい、起きて問いただしたほうがいいのか?
知らないふりをしていたほうがいいのか?
むぅ、どうしたら……ララア、教えてくれっ!
244通常の名無しさんの3倍:2001/08/20(月) 11:36
>>243
ナイスなシャアだ(藁
245通常の名無しさんの3倍:2001/08/20(月) 15:55
>>241
セイラが可哀想すぎ
246通常の名無しさんの3倍:2001/08/20(月) 16:09
>>245
ベルも
247通常の名無しさんの3倍:2001/08/20(月) 16:30
いいや、ベルにはジェラシーがお似合いです。

完全に部外者のハヤトは、流石大人って感じ(w
248通常の名無しさんの3倍:2001/08/20(月) 17:00
ハヤト的にはアムロがセイラさんやベルトーチカに
気がいってるというのは、なんとなくホッとするのでは。
フラウは自分と一緒になってよかったとか?
249通常の名無しさんの3倍:2001/08/20(月) 21:41
飲みながら、「オマエもそろそろ落ちつけ」なんて
アムロに言いながら、ちょっと優越感にひたったり。
250通常の名無しさんの3倍:2001/08/20(月) 22:22
>>243
シャアの腕枕で眠るアルテイシアなんてあり?
251通常の名無しさんの3倍:2001/08/20(月) 23:29
>>250
絵にはなるけど・・・。
252通常の名無しさんの3倍:2001/08/20(月) 23:43
カミーユは寝返りをうつ。

なんだよ、さっきの騒ぎは・・ベルトーチカの声だったな。
まったくあの女はいつもギャーギャーうるさいんだよ。
アムロさんもよくあんな女と付き合ってるよな。
化粧も濃いしさ、どこがいいんだ。
まあ、ここにはあいつぐらいしか女いないし、手っ取り早い
からなんだろう。あーあ、いやらしいんだよ。
セイラさんの方が、断然素敵だ。アムロさんはセイラさんに
近づきたがってたけど、ほんと勝手だよな。
ハヤトさんの奥さんにもちょっかいを出したことがあるっていうし。
しょうがないなあ、あの人も。
あんな人がアーガマにいたら、大変だ。
明日はセイラさんに艦内を案内してあげよう・・。

すっかりフォウどころではないカミーユ。
253通常の名無しさんの3倍:2001/08/21(火) 01:41
ちょっと待てカミーユ、おまえが一番女ったらしだろうが。
254通常の名無しさんの3倍:2001/08/21(火) 02:26
>>253
たしかに
255通常の名無しさんの3倍:2001/08/21(火) 03:17
ベルトーチカをなだめるのに時間がかかってしまった。

自分の部屋のすぐ前で泣き崩れるベルと走り去るセイラを見た。
本当はすぐにでも追って行きたかった。
しかし今自分はベルに対して責任がある。こんなに過去を
追うなんて、またベルを泣かすことになるかもしれない。
けれど、じっとしてもいられなかった。
セイラの居場所を知らないアムロはカミーユの部屋へと
向かった。
256通常の名無しさんの3倍:2001/08/21(火) 03:22
明日の楽しい予定を想像しながら眠るカミーユ。

ドンドン!
乱暴なノックで起こされた。ドアを見てみるとアムロだ。
アムロ「セイラさんはどこにいる?!」
カミーユ「どこって、クワトロ大尉の部屋ですよ?」
アムロ「なんだって!!」

血相を変えてシャアの部屋へ向かうアムロ。
成り行きでカミーユもついて行ってしまった。

カミーユ「なんなんだよこの人たち!」
257通常の名無しさんの3倍:2001/08/21(火) 08:09
>>256
長い夜になりそう・・・
258通常の名無しさんの3倍:2001/08/21(火) 11:20
シャアの部屋のドアをノックするアムロ。

アムロ「セイラさん!開けてください!セイラさん!」
カミーユ「アムロさん!迷惑ですよ。夜中なのに・・・」
アムロの肩をつかんで制止するカミーユ。
その手を乱暴に振り払い
アムロ「邪魔をするなっ!・・セイラさん!」
カミーユ「まったく・・」

ガチャ

ゆっくり開くドア。
アムロ・カミーユ「!」
鬼の形相で仁王立ちしているシャアがそこにいた。
259まーたん激萌え:2001/08/21(火) 13:43
ズリネタ希望
260見本:2001/08/21(火) 21:58
>>258
落ち着けアムロ
261通常の名無しさんの3倍:2001/08/21(火) 23:22
ベルトーチカの言っていたことは正しいかもしれない。
アムロと話す・・・? いったい今更何を?
どれくらい時間がたっただろうか。
セイラ「ほんと、傍観者ね・・・」
ポツリつぶやいたセイラは、自分の為にソファで眠るシャアの
わきにしゃがみこむ。
セイラ「・・・どうしたの? 兄さん、眠れないの?」
シャア「あ、ああ・・・ 何だか寝苦しいな」
(バレてたのか・・・)
わざとらしく、寝返りをうつシャア。
その時、
「セイラさん、セイラさん!」
ドンドンドン!と壊れんばかりにドアをたたく音。
2人は顔を見合わせる。
「・・・アムロ?」
262通常の名無しさんの3倍:2001/08/21(火) 23:30
シャアの部屋の前。
シャア「今は、何時だ?」
アムロ「セイラさんに話が・・・」
シャア「いいから今は何時だっ?!」
263通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 00:55
アムロ「・・・0時54分・・・」

バタンッ

鼻先で閉められてしまう。
264通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 01:00
ところでシャアって何着て寝てるんだろう?
265通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 02:08
これでいいのだろうか・・・?
こんな偶然でもなければ兄ともアムロとも再会できなかった。
兄との別れは永遠を覚悟するほどの諦めがあった。それなのに
今兄は身近にいる。アムロも近くにいる。
もう二度とこんなチャンスはないかもしれない。
過去に決別しなければ私に未来はないのかもしれない・・。
セイラは思いつめる。

セイラ「アムロとは何でもないのよ!話をするだけです。
・・・兄さん。行かせて下さい・・・・」


シリアスだぁ〜。
266通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 02:18
シャア「あの男だけは駄目だ!」
セイラ「兄さん、・・・アムロに頼る女性がいることは知っています。
でも今彼と話をしなければ私の中の戦争は終わらないのです。
行かせてください・・!」
涙を貯めてシャアを見つめるセイラ。

記憶の中の妹はいつも泣いていた。
自分を置いて行かないでくれ、と泣きながら追いかけてきていた。
それが今は行かせてくれと泣いている。
シャアは心に嫉妬を感じた。

シャア「アルテイシア。私はお前に傷ついて欲しくないのだよ・・」
267ゆうぞう:2001/08/22(水) 13:23
ぼ〜くのぉ、いーもぉとよぉ〜〜♪
268通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 15:24
>>266
>それが今は行かせてくれと泣いている。
うう、イイ!
269通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 18:17
雲いきが・・。
アムロとセイラの恋愛はもうないのか?
270通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 18:27
それはイヤだ!
男前のアムロがぜひ読みたい。
271通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 18:33

ベルにはしばらく寝ていてもらいましょう。
272通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 19:31
>彼と話をしなければ私の中の戦争は終わらない
泣けるねえ.
でも、終わらせちゃうのか!?セイラさん.
アムロのことも、シャアのことも.
273通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 21:23
>>264
シャアは確実にブリーフ派だね。
274通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 21:59
上半身裸にブリーフかも。
でもセイラがいるから一応ズボンははいてるかな。
ドアが開いたら上半身裸のシャアが立ってるなんて
妙な圧力があるような気がする。
275通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 22:37
>>274
上半身裸のシャア・・・色っぽくない?
セイラさん直視できるのかなあ。
276通常の名無しさんの3倍:2001/08/22(水) 23:24
>>275
ムキムキだもんねー。
それはどきどきだな。
やっぱりシャツぐらい着ろ!シャア!
277通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 01:37
>>266
アムロ「ふざけるな!!俺はセイラさんと話がしたいだけだ!」

セイラ「兄さん。ごめんなさい!!」

シャアのみぞおちにセイラの拳がヒットした。
セイラ「すぐ戻ります。心配しないで・・」

当身を食らわせられたシャア。意識が遠のく。
シャア「・・アルテイシア・・強くなりすぎだぞ・・」

シリアスの後はやりずらいのぅ!って266は私だ・・・。鬱。
278通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 01:44

シャアにもしばらく寝ていてもらいましょう。
279通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 01:46
それではこれから念願のアムロ×セイラですね!!
280通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 01:53
ガチャ

アムロ「セイラ・・」
セイラ「大丈夫・・行きましょう」
アムロ「ああ」
同時にうなずくアムロとカミーユ。
カミーユ行く気まんまん。
281通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 02:35
>>280
そうか、まだオマエがいたか、カミーユ
282通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 12:19
この話のカミーユ、妙に可愛い・・・
283通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 17:23
ホンマモン(藁)のカミーユもこれくらいかわいければ、
Ζ好きになれたのにな・・・。
284通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 18:40
かわいいカミーユと男前のアムロ
大人なハヤトと色っぽいシャアか・・
理想的だな。
285通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 19:40
アムロとセイラの後を、カミーユはてくてくついてくる。
アムロ「カミーユ」
カミーユ「はい?」
アムロ「俺とセイラは話しがあるから・・」
カミーユ「あ、おかまいなく」
アムロ「おかまいなくって・・」
カミーユ「俺はアムロさんの悪い癖がでないよう、監視してる
だけですから」にこにこ。
アムロ「悪い癖っ・・オマエな・・」
顔を見合わせるアムロとセイラ。

アムロ『セイラ、いいか・・・』
セイラ『えっ』
アムロがそっとセイラの手を握る。
カミーユ「そこ!何をこそこそ・・あっ!!」
アムロ「それっ!」
セイラの手を引き、ダッシュするアムロ。
カミーユ「わあっ待てっ!」
慌てて追いかけるが、通路の途中のドアを閉められてしまい、
それを開けたときには遠くてバタバタという二人の足音が
聞こえるだけ。
カミーユ「こらー!待ちなさい!」


なんだか少女漫画みたい。ハズカチイ
286通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 21:13
デモ何気に呼び捨てなのね、アムロタン
「セイラ」の一言にドキドキ
287通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 21:56
人目を避けて手に手をとって逃げ込む先は、お約束の
人気のない、モビルスーツデッキ(?)でしょう。
288通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 22:56
(たしか”セイラ”って呼び捨てにしたな、俺は)
言ってから気づくアムロ。
手を引いて走っているセイラの横顔を盗み見る。

(アムロ、ageまーす!)
289通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 22:57
290通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 23:07
>>289
このスレは、未体験率も独り身率も低そうだゾ(w
291通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 23:53
走る二人。
セイラがふと横を見て、アムロと目があう。
ニコッと微笑むセイラ。
アムロの心臓が高鳴る。
292通常の名無しさんの3倍:2001/08/24(金) 00:04
あーあ、とうとう2人きりになっちゃったよ・・・
ここはセイラ×アムロ派のために、シャア派は黙っていることにします・・・
「さっき呼び捨てしたでしょ、アムロ。」
そう言うと、急にどぎまぎし始める。
さっきはあんなに大胆に私の手を握り締めたのに・・・

「声が大きいですよ。整備班の人だっているかもしれないのに・・・」
そう?なら何故ここに連れて来たの?
ひんやりとした空気が、誰もいない事を示すこのMSデッキ。
必要以上に声が大きく聞こえるのは、
そのせいだと思うけど・・・
違くて?

・・・嘘、本当は私にも同じように
アムロの声が大きく聞こえる
解かってる、何でそんな風に
お互いが思うのか・・・
294通常の名無しさんの3倍:2001/08/24(金) 02:11
頼む、カミーユ。しばらく出てこないでくれ。
295通常の名無しさんの3倍:2001/08/24(金) 19:49
>>292
ちなみにシャア派の人はシャア×セイラでの展開を望んでいるのでしょうか(藁。
あと、さすがにこのスレにはアムロ×フラウ派はいないね。
ベル派は居るみたいだが。
296ベル派:2001/08/24(金) 20:02
でも、放置されるベル抜群!
297通常の名無しさんの3倍:2001/08/24(金) 20:11
>>296
いや、楽しいならいいんだが。
いいのか、それで(藁。
298通常の名無しさんの3倍:2001/08/24(金) 21:36
>>297
ここは一応セイラスレなのでベルはどちらでも
いいのではないでしょうか。
>>295
シャア×セイラはちょっと度の過ぎる
仲良し程度が幸せに感じるのは私だけでしょうか?
個人的にはアムロ×セイラだからそう思うのかな?
299通常の名無しさんの3倍:2001/08/24(金) 21:47
シャアはひたすらシスコン兄ちゃんでいいです。
妹の行動に一喜一憂している忙しい人で。
300通常の名無しさんの3倍:2001/08/24(金) 21:56
ああ〜作家さん、早く続きを・・・(他力本願)
301通常の名無しさんの3倍:2001/08/24(金) 21:58
>>293
>ひんやりとした空気が、誰もいない事を示すこのMSデッキ
そこはかとなく大人な雰囲気が・・(はぁと
302通常の名無しさんの3倍:2001/08/24(金) 22:43
>>295
>>298
この後は、シャア×セイラを爆発させますから−。
逆シャアのナナイあたりをひっぱりだして、セイラさんに嫉妬させるとか。
アムロ×セイラのなりゆきを見守りつつ、膨らむ妄想・・・
(シャア×セイラ派、集まれ−!!)
303通常の名無しさんの3倍:2001/08/24(金) 22:52
>>302
おお!次回作の構想が!!

早く深夜になれー。
304通常の名無しさんの3倍:2001/08/24(金) 23:03
ところで男性でシャア×セイラ派っているのかね?

>>298
>シャア×セイラはちょっと度の過ぎる
>仲良し程度が幸せに感じるのは私だけでしょうか?

同意。
なんつうか、セイラさんには清潔な恋(藁)をして欲しいのよ。
別に乱れてもらうのはいいんだが。

我ながら何を言ってんだか(爆。

あと、一度くらい幸せな恋もしてみて欲しいね。
兄さんへの思いも、小説でのアムロとの関係も、別れを通して
セイラさんが自立するための通過点であって、ある意味孤独な
恋でしょ。大人になったセイラさんには幸せになってもらいたい。
305通常の名無しさんの3倍:2001/08/25(土) 00:36
>>304
私は女性なのですが、一言。
彼女は元祖『綺麗なお姉さんは好きですか』(byソシエ)と
自分の中では認識してるみたいです。
昔よくあった陵辱系はあれはキャラ萌えとは違います。

ここはif系だということにして、マターリ参加願います。
306通常の名無しさんの3倍:2001/08/25(土) 00:50
>>293
こんなに近くにいちゃいけない
自分を制止できなくなる・・
人の気配のしないMSデッキ。
普段ここは活気に満ちている。

それが今は無機質なMSに囲まれ
この世に二人しかいないみたいだ。
アムロはセイラを自分へ引き寄せた。

「静かに・・セイラ・・さん」
307304:2001/08/25(土) 01:14
>>305
>ここはif系だということにして、マターリ参加願います。
うん???
荒らしてるっぽく感じられたということ?
308305:2001/08/25(土) 01:24
>>305
違う。ごめんなさい。
セイラのことは自分の中で百万語うずまいてるけど
スレの進行が気になって語れなかった。言葉足らずでした。
許してチョンマゲ。
309305:2001/08/25(土) 01:26
サゲサゲサゲサゲ
308は>>304へのレスです・・・
310一方その頃・・・:2001/08/25(土) 01:31
 完全に二人を見逃してしまった俺は、急な虚しさに包まれ始めた。何だって俺が、金髪さんを巡る大人のやり取りに右往左往しなきゃならないのさ・・・。そう考えたら急に眠くなってきた、一体今何時だろう。

「・・・あたた、頭いた。」

 自分の部屋に戻る途中で、ベルと遭遇した。洗面所から出てきた所を見ると、戻したか何かしてたんだろうか。それにしても気持悪くなるんだったら、お酒なんか飲まなきゃいいのに。大人のやる事は、良く解らない事が多いヨナ。

「いってなーちくしょ!・・・・あたたたた。あ、カミーユ!やだ、こんなとこ見ない、・・・イタタ、」

 全く何やってんだか、この北欧女は。同じ金髪さんでもこうも違うんだから。こういう所を見ると、アムロさんはこの女の何処が・・・。ま、どっちもどっちだよな。

「・・・ところで何で貴方起きてるの、イタタ。・・・アムロは寝たの?」

 はいはい、そんなになってまでもアムロさんアムロさんですか。アムロさんなら貴方より数倍素敵な金髪さんと一緒に・・・

「ぬわにぃい〜!ふっざけんじゃぬわぃわよ、あの阿婆擦れ!!何処!何処よ!!」

 おいおい、ちょっと待て〜〜!何処へいったか言ってないのに、あいつどうすんだ。ベル!ベル!待ってたら。くそっ、これじゃ何時まで立っても寝れやしない。これだから大人って奴は!・・・、って俺は何で追い掛けてんだ。

「出てこいや、パツキン!!そっちがその気なら、タイマンだ!タイマン!どこにいるんじゃ〜!!」

 あの馬鹿、アンタも金髪だろう。それに何時だと思ってんだ!早く止めな・・・、今夜は寝れるんだろうか?
311通常の名無しさんの3倍:2001/08/25(土) 02:30
薄暗いMSデッキ。
目が慣れなくて、お互いの表情がよく見えない。
ふとセイラは自分がアムロを見上げていることに気付いた。
あれから7年も経ったのね。
アムロと自分の身長差が増えたことで、時の経過を認識する。
あの戦争は辛かった、と今更ながら思う。
仮にも父の名を掲げる軍隊を相手に、しかもたった一人の兄を敵に
まわして戦う。セイラが戦いに身を投じたのは、生き延びるため
だけではなかった。
子供だった自分が、よく耐えたと思うのだ。
一人じゃなかったから・・・。セイラにはわかっている。
高ぶった神経、疲れきった体・・混乱の中で、自分たちの変化を
当然のことのように受け止め、不思議とも思わなかった。
兄を再び失い、向かえた終戦。
つかみかけた人類への希望も、虚脱感とともに色を失っていった
ような気がする。
殺し合いは終わった。しかし、この喪失感はなんだ?
恋をしても、どうしても相手には理解してもらえないことがある。
あの時宇宙で、同じ空間を共有したものにしかわかるわけがないのだ、
とセイラは最近思う。
それは、決して喜ばしいことではないわ。
セイラはアムロの瞳の奥をうかがう。
312通常の名無しさんの3倍:2001/08/25(土) 05:55
上げます
313通常の名無しさんの3倍:2001/08/25(土) 13:49
みんな愛があるな。
314通常の名無しさんの3倍:2001/08/25(土) 14:55
アムロ「セイラさん・・話ってなんだったんです」
もっとスマートな言い方はないのか、とアムロは心の中で舌打ちする。
セイラ「え・・・ああ、特別な話があったわけじゃないのよ。
ただ、私もすぐここを降りるつもりだし、アムロとゆっくり話ができる
チャンスなんて、もう二度とないかもしれないでしょ。だから・・」
こんな近くで微笑むセイラさんをまた見られるなんて・・アムロは
幸せを感じる。

セイラ「でも、ごめんなさいね。私の軽はずみな行動で、ベルトーチカさん
を傷つけてしまったわ・・」
アムロ「ベルトーチカは・・彼女は神経質になってるだけなんです。
セイラさんが謝ることじゃない」
セイラ「そんなことないわ。夜中に恋人を訪問する女がいたら、ああなるのは
当然よ」
恋人・・言いながらセイラは一瞬心が痛んだような気がした。

セイラ「ベルトーチカさんと・・長くつきあっているの?」
アムロ「い、いや、彼女とはまだそんなに・・この間会ったばかりで・・」
セイラ「そう。じゃあ、今はお互いに夢中なのね」
アムロ「そんなこと・・」

馬鹿ね、こんな話がしたいわけじゃないのに。
気まずい空気が流れ、セイラは自分を呪う。
315通常の名無しさんの3倍:2001/08/25(土) 14:56
ああッ、キスまでの長い距離・・・(悶
316通常の名無しさんの3倍:2001/08/25(土) 17:49
アムロ「セイラさんこそ、恋人が心配してるんじゃないですか」
セイラはアムロの顔を一瞬みつめ、目をそらしながらつぶやく。
セイラ「・・そうね、心配しているかもね」
それを聞くとアムロは、カッと頭に血がのぼった。
そうか、恋人がいるんだ。そうだよな、こんな素敵な人をほっておく男は
いない。セイラさんを独占しているヤツがいる・・想像すると辛い。
セイラ「・・アムロ、私ね」

ベル「アムローっ!アムロ出てきなさい!!」
カミーユ「ちょっと、ちょっとアンタちゃんと歩けてないよ!」

アムロはいきなりのベルトーチカ達の登場に、はっとしてセイラの肩を抱き、
暗がりに引き入れる。自然とセイラを胸に抱くような形になった。

ベル「うるさーい!カミーユあんた邪魔なのよ」
カミーユ「うるさいのはそっちだろう!あんまり迷惑かけるなよ。
皆寝てるんだからさ!ほら、部屋はあっちだよ、ほら、ちゃんと歩けよ・・」

声が遠ざかる。
セイラは後ろめたさを感じながらも、ほっと小さなため息をついた。
セイラ「・・行ったみたいよ、アムロ?・・あっ」
アムロ「・・セイラ・・」
アムロはセイラをぎゅっと抱きしめる。
アムロ「会いたかった」
317通常の名無しさんの3倍:2001/08/26(日) 03:08
続きを読みたいが2CHが消える。
318通常の名無しさんの3倍:2001/08/26(日) 03:22
こ、ここでおしまいですか?
319通常の名無しさんの3倍:2001/08/26(日) 04:07
UNIX板住人の活躍次第、がんばってくれ。
>>317
それは困ーる!!
別の場所に避難してでもやってくれ〜
昨夜の私
『閉鎖〜!?まだちうもしてないのにーー!!』
というものでした。悶々。
>>320
避難場所確保しておいたほうがいいのかもね。
もう大丈夫かなあ。

カミーユ「おい!そっちじゃないよ、どこ行くのっ!そこはアムロさんの・・」
ベル「アムロ〜!アムロ、開けて〜」ドンドン
カミーユ「バカ、よせって・・今いないよ、あの人は」
ベル「アムロ〜。なんでよー。あんな女どこがいいのよぉ」
カミーユ「おい、泣くなよ。みっともない」
ベル「なによっ!カミーユ、あんた子供のくせに・・」
カミーユ「あなたみたいな大人にはウンザリですよ。ほら、立って。部屋まで
送りますよ」
重いよ。しっかり立てよ。うわ、抱きつくなよ、酒くさい。勘弁してくれ〜。
ベル「アムロ・・アムロ、私どうしたらいいの・・?」
なんだよ、まるで親に捨てられた子供みたいだ。
どうしたらこんなに甘えられるんだ?

ずるずるとベルを引きずりながら、真夜中の廊下を歩くカミーユ。
こんなベルをかわいいとは思わないが、ちょっと羨ましく思うのだった。
雑談系って閉鎖になるんでしょ?
次の集合場所はどこ−?
まだ、シャア×セイラを爆発させてないんですけど!!
アムロXセイラもまだだし。
326旧イデオンスレ住民:01/08/26 15:56
昔、うちのスレが酷い荒らしにあったことがあって、それで
JBBSに避難用スレッドを持ってるんですが、もしもの時は
ここに新スレ立てましょうか?(その時は、ついでに
アムロ×セイラとシャア×セイラスレを分けた方がいいか?)

皆さんの意見もきぼーん。
>>326
アムロ×セイラとシャア×セイラは分けない派です。
みんな対立してないし、根付くところはセイラさんだし。
・・・っていうか、なんてのん気な意見だ。それどころじゃなかったですね。
閉鎖する場合って、猶予期間なんてもらえるのかな?
この2chの雰囲気が好きなんですが、
>>326さんがよろしければ避難場所は確保しておいた方が
いいかと思います。
もちろん作家さんたちみなさんも移動して下さることを前提でね。
のんびりネタ書いてる場合じゃなさそう・・
猶予期間もさることながら、事前の閉鎖通知は欲しいところですね。
そうじゃないと対応できん。

あとは、作家さん達にとりあえずアムロ×セイラだけでも完結?
してもらうことを祈るばかり(またも他力本願)。
>>316
僕は待ってたんだ・・・ こんなにもセイラさんのことを・・・
誰かの足音が近づき、そして遠ざかっていった。
身じろぎひとつしないアムロとセイラの間にも、時間は確かに流れていた。
332通常の名無しさんの3倍:01/08/26 20:14 ID:yX6UY11M
アムロの腕に抱きしめられて、セイラはため息をついた。
成長して逞しくなったアムロの胸は、心地よかった。
以前のような心細さはない。自然と肌と肌があうような安心感がある。
自分と同類の人種にめぐりあったような・・。
探していたのは、これだったのかもしれない。

セイラ「アムロ・・」
アムロの瞳を覗くと、その輝きから、彼も自分と同じように感じている
ことがわかる。
アムロの指先がセイラの頬に触れる。
アムロ「ずっと待っていた・・」
唇が重なる瞬間、アムロがつぶやくのを聞き、セイラも心の中で
私も待っていた、と思う。
333通常の名無しさんの3倍:01/08/26 21:00 ID:WuqE.sQw
ところで、もしも突然ここが閉鎖になったりしたら、
15チャンネルあたりに一度集まって移民先を考えてみては?
(あくまで、待ち合わせ場所)
他のシャア専用@の住人の動向を観察しつつ。
それか、他にどこかテキトーな場所あるかなあ?
334通常の名無しさんの3倍:01/08/26 21:31 ID:o.whQY8Y
>>333
いいですよ。みなさん15ちゃんねる(通称「苺」)はご存じですよね?
335通常の名無しさんの3倍:01/08/26 21:53 ID:D2Udq3to
了解です。
それより今進行しているアムロ×セイラを2chで
すっきりさせましょうよ。せっかく今イイトコロなんだから!
336通常の名無しさんの3倍:01/08/27 00:03 ID:dav/k212
7年前のあの日、別れ際のセイラの切なげな瞳・・・
−アムロ「・・・セイラさん、地球に降りるんですね」
−セイラ「ええ、もう軍に残る必要もないから」
−寂しさいっぱいにつぶやくセイラ。
−セイラ「元気でね。アムロ」
−アムロ「は、はい、セイラさんこそ・・・ あ、あの・・・」
−セイラ「何?」
−アムロ「・・・いえ、お元気で」
−セイラ「ありがとう」
また会えますか? という言葉をのみこんだアムロ。
なぜなら、その彼女の寂しさの向かっている先は、自分ではなかったから。
セイラとのキスの途中、
お互いに時間が必要なんだ、そう自分に言い聞かせたのを思い出すアムロ。
僕はまだ少年なんだからと・・・


(本当はコメディ派なんだけど)
337通常の名無しさんの3倍:01/08/27 00:40 ID:7xNX4htU

アムロ、キスが上手くなった・・妙なところに感心している自分に
気付き、少し恥ずかしくなったセイラは、アムロの首に腕を巻きつける。
それが一層アムロを興奮させ、より激しくセイラの唇を求めるのだ。

セイラは男と女としてアムロと向き合っていることに、大きな喜びを
感じた。しかし、自分の中の空洞を埋めてくれる人物がアムロだという
ことは、同時にセイラを絶望させる。

アムロは戦いから逃れられないから・・・。
兄さんと同じように。
338通常の名無しさんの3倍:01/08/27 02:06 ID:Bj/qdPTA
(いいえ、あの頃も気づいていたわ。本当は・・・)

絶望に近い極限状態の中で、触れ合って見ただけ。
そんな風に誤魔化していたから、アムロがもう一歩深く立ち入ることを
やんわりと拒む雰囲気が、あの頃の自分にはあった。

あの時アムロに、アムロが見せる人の未来の輝きにすがったのは自分の
方だったのに。
それは兄に対峙する自分を正当化するためでもあった。
そのことへの後ろめたさが、あの頃の自分を一層臆病にしたのだ。

けれど、今はもういい。今だけは――
兄さんも、ベルトーチカもない。ただ2人の夜・・・
339通常の名無しさんの3倍:01/08/27 12:49 ID:.g6LOc8g
翌朝の皆の様子を想像するとコワイ・・・
340通常の名無しさんの3倍:01/08/27 12:57 ID:0ay16hd.
>>339
言えてます(藁。
やはりセイラさん下船か、2人で逃避行か。
それとも堂々と居座ってコメディ転向か(藁。

ああ、昼間は進まないと判りつつもついついリロード。
341通常の名無しさんの3倍:01/08/27 14:02 ID:Nv4q3Px6
たった一日だけでいいからアウドムラの乗組員が
何も知らない日が欲しい。
こっそりデートしたっていいじゃない。
と考えてしまう私は厨房。

昨夜はひろゆきご降臨で眠れませんでした。
342その頃、ハヤトは・・・:01/08/27 15:59 ID:llAMr0QM
真夜中の廊下、よたつきながらベルトーチカを連れて行くカミーユ。
二人を遠目に見つつ苦笑する。送り狼の心配はしていない。
ハヤト「あれで頼りになるからな。」
呟いて、もう一つの頭痛の種に向かう。

当番兵「か、艦長!?」
その狼狽えように大体を察して直ぐにドアを開けると、明かりの消えた部屋に散乱する
ビールの空き缶。
ハヤト「反省室に行け!」(慌てて走り去る当番兵)
女性の看護兵を呼ぶか一瞬迷い、腹を据えドアを開けたまま室内に入ると、洗面所から呻き声。
フォウ「う゛〜、き゛も゛ち゛わ゛る゛い゛〜」
便器に寄りかかるフォウを後ろから抱きかかえ、彼女が抵抗する前にビールで膨れた
胃袋に両手を当て力を込めて押し上げた。
ゲロゲロゲロ(お食事中の方ごめんなさい)
ハヤト「洟かんで、うがいして、口の周り拭いて、水飲んで」

2本目のミネラルウォーターを飲み干してしみじみと言う。
フォウ「こんなに気持ちよく吐いたの初めて」(失笑するハヤト)
二人はベッドに並んで腰掛けている。そっとフォウはハヤトに寄り掛かる。
フォウ「女の子の扱い、慣れてるのね」
ハヤト「君より少し年下の娘がいるからね」
フォウ「若そうなのに」
ハヤト「若いさ。義理の娘だよ」
フォウ(悪戯に流し目で見て)「変な気にならない?」
ハヤト(きっぱりと)「大人は子どもにそんな事をしてはいけない!」
一片の迷いも無い単純明快にホッとして、悲しくなる。
フォウ「わたしには、何も無いの・・・」
ハヤト「あるさ。思い出はあるんだよ」
瞬間、怒りに駆られキッとハヤトを睨む。
フォウ(何も知らないくせに!!)
しかし、肩を抱かれ大きな掌にゆっくりと一定の間隔で優しく叩かれている内に怒りが
治まってゆく。
ハヤト「こうすると、お母さんのお腹の中にいた時の、お母さんの心臓の音を思い出す
    そうだ。私は子守唄が苦手でね、こうして子ども達を寝かしつけたんだ」
フォウは、俯いてハヤトの肩にもたれかかる。
ハヤトはフォウが眠るまで、そうしていた。
   
343通常の名無しさんの3倍:01/08/27 16:39 ID:hd3kTiHs
ハヤト・・・立派すぎる。
ま、Z本編でも立派だたわけだが。
344通常の名無しさんの3倍:01/08/27 17:08 ID:uvn/4.mU
あげとくか
345通常の名無しさんの3倍:01/08/27 17:17 ID:ZzKKmBQ6
このスレのカミーユは、ちょっと生意気な歳相応の少年っぽくて好きだ。
346通常の名無しさんの3倍:01/08/27 19:45 ID:Nv4q3Px6
>>338
>>342
抱きしめた腕の中のセイラは記憶の中の
彼女よりも小さくなったように感じられた。

自分の背が伸びたのだ。
時間の経過を感じるアムロ。

この人の全てが欲しい。
今の自分になら手に入れられるのかもしれない。
思わず腕に力が篭る。


----うーん。。。どう進むのだろう。。。?
347通常の名無しさんの3倍:01/08/27 20:23 ID:dav/k212
シャアを登場させて邪魔しちゃだめ?
348通常の名無しさんの3倍:01/08/27 20:37 ID:C5P04Bcg
>>347
まだ駄目!!!
349通常の名無しさんの3倍:01/08/28 01:13 ID:sG4nfRmU
おう、翌朝になってると思ったら、いってしまうのか
350通常の名無しさんの3倍:01/08/28 02:24 ID:xqouXrRc
>>349
----------そして明くる朝、セイラは艦を降りた・・

って続けたらクレームが来そうな予感が。
私もイヤだし。
351通常の名無しさんの3倍:01/08/28 09:21 ID:UsCZe//Y
定期上げ
352通常の名無しさんの3倍:01/08/28 18:10 ID:LYnIG45E

セイラ「あ、アムロ・・・」
ようやく離れたアムロの唇が、セイラの首筋をなぞる。
セイラは力が抜けていくのを感じた。
背中にまわされた手が、彼女の肉体を確認するように動く。

アムロ「セイラ・・」
セイラ「アムロ・・だめよ・・」
アムロの手がセイラの胸にのびたとき、セイラは彼の手を制止する。
セイラの瞳をのぞくアムロ。
セイラは彼の眼差しに、頭が痺れるような感覚を味わう。
そのまま、また唇をふさがれた。
全身が熱くなる。
もう、彼の愛撫を抗うことはできなかった。
353通常の名無しさんの3倍:01/08/28 20:26 ID:EjvjJ7Vo
ま、ま、マジで−?!
今度は昼ドラな展開になっちゃった。
354通常の名無しさんの3倍:01/08/28 20:53 ID:5u3fX0hY
いやー、本当に面白いな〜、ここ。
この先もドキドキ。
355通常の名無しさんの3倍:01/08/28 23:32 ID:CN0F72UM
とっくに意識がもどったが、セイラを探しに行くわけにもいかず
悶々と眠れぬ夜をすごすシャア
356通常の名無しさんの3倍:01/08/29 00:12 ID:K5bnBb0g
シャア「アルテイシア・・・!!」
MSデッキにシャアの声が響く。じっとしていられず、
とうとう部屋を飛び出したシャア。
セイラ「・・・兄さん?」
どこからか聞こえてきたシャアの声に、思わずアムロを突き放すセイラ。

(まさに、逆襲のシャア・・・)
357通常の名無しさんの3倍:01/08/29 01:03 ID:fDgPrEp6
うわー、とうとうがまんできなくなったか
シャアxセイラ派・・・
けっこうがんばったけど
358通常の名無しさんの3倍:01/08/29 01:53 ID:.3iH2wiE
まぁまぁ。
CCA版があるならアムロ×セイラ派も逆襲しましょう。
なにしろこちらは近親相姦ではないのだから。
359通常の名無しさんの3倍:01/08/29 02:32 ID:QOLm3dks
そ、そういう問題なのか?(藁
360 :01/09/12 20:56
お帰り待ちあげ
こっちの展開が懐かしい・・・・(嬉泣
362360:01/09/12 21:01
こっちでやり直さねえ?日を改めた辺りから。判ってない奴が増え過ぎだよ、あっちは。(辛口スマン)
賛成。
ラブコメの面白さが、無くなってしまった気がしてました。
人の作ったストーリー飛ばしちゃうんだー。へー。と
思いながら傍観してました。
(辛口トークOKだったら、暴れるよ!もお!!)

でも元の人たち戻って来てくれるかな?
364ベル派な人:01/09/12 21:34
 取合えず、いい所までコピペして職人待ちしません?

 ・・・本当は言う前に自分で実行したいんだけど、自己PCが改行毎に一行空くマッキントッシュなんで・・・。
ログあります。
コピペするのは構いませんが、どこまで?
 うーん、アムロがベルと寝る前ぐらいとか。どうしたって最後の一線を超える事の出来ない「シャア×セイラ」に対して、いいハンデだったんですよね。アムロに対するベルの存在って。

 寝ちゃったら、最早ラブコメではない訳で・・・。うーん、独善的な物言いかなぁ。
独断と偏見できぼ〜んを出せば、セイラとカミーユのデートのところまで。
あの頃までは毎晩スレの進行が楽しみだった。
>>366に同意
368366:01/09/12 23:35
他の元スレ住人さんの意見も伺いたい所ですね。

>>365さん、>>367さん一両日待ってみましょうか?
>>363
戻ってきたよ−。
みなさん、やっぱあっちのスレでストレスたまってたんだ。

>>368
百式見上げて、兄さん趣味かわったの? ってところまでは、まだまだこっちの
雰囲気あったと思うけどな。
あのセリフかわいいから残したいな−。
あっこんなとこに・・

もうZは終焉に向かっていたのでは?
あのままだったら(途中フォウ乱入があってもなくても)
セイラとシャアは一時の兄妹愛マターリ
うかつにもベルと寝てしまったダメアムロは面目まるつぶれで
入っていけず、とうとうセイラ下船でアムロ未練タラタラ。
きれいなお姉さんを見るだけで幸せになってしまうウッ・・いや、
カミーユが「素敵な人だった・・」としみじみ。

そして物語はCCA、もしくは一年戦争の終戦直後へ-----

とかね。(わかってないヤツは来るなって言われちゃう?)
はあー、むこうをうっちゃってしきりなおすのもナア・・
234-236で自分が滑りまくったせいか、
あちらに人がいなくなってしまいました・・・(泣

こっちは相変わらずの雰囲気なのでマターリ感を重視するなら
あちらが好ましいと思うのですが・・・・

なんとか話を続けて終盤に持っていきたいと思っても、
ストーリーがぶつぶつ切れててどこから続けていいのか
自分には検討がつきません(号泣
またほそぼそと始めましょう
>>372
そうだね−。とりあえず話を完結させようか−。
とにかく、セイラさんとからめないキャラを話の全面に押し出していくのは
やめよ。(こっちのメンバは分かってると思うけど)
避難所の方では、ストーリーが再開したみたいだけど、
みんな戻ったのかな?
おーい、誰かいますかーい?
>374
まだ早いかもよん。違う意味で復活の兆し。
キョウは、もういいんですけど・・・
思いきってこっちで新作はじめる?
嵐の余波を受けるのは正直勘弁して欲しい。

なんであんなにあのスレに固執するんだろう??
セイラが書きたい訳ではないようなのに。
379通常の名無しさんの3倍:01/09/16 02:32
>377
それもいいかも・・・
>378
ホントニ。
せっかく楽しかったセイラ@Zだったので、あのまま立ち消え
では後味悪いと、皆がんばってエンディングまで持って行こうと
してるのに・・にゃぜ?
アゲテシマッタ!
ホントゴメン
ageたらやばいでしょー!!
>>379
勘違いフォウ萌えがいる限り、あっちの話はエンディングにたどりつかない。
自分たちでラブコメできないもんだから、
セイラさんのラブコメに割り込んできた!!
ムリに続けてみました。
このままラストへ持ち込めませんか?

ところでラストはセイラの下船。と考えていましたが、
それでいいのかな?
結構前からいたような気がする・・フォウ萌えで
設定萌え・・なのかな。
>383
いいと思いマス
フォウ萌えするのは自由だよ、でも場所がちがぁぁぁーーうッ。と
何度か言ってみた。しかしスルーされてる。
シャアxセイラ派、アムロxセイラ派どころじゃ
なくなっちゃった感じ。
でもどうにかエンディングをむかえられそう?
セイラ@Zが終わると、こんなこともなくなるかも。
作家さんまだ起きてたら、続きをお願いします・・。
もうループでエンドレスでメビウスの輪はいやだ・・・。
終わらせてください。
本家のフォウスレが荒らされてるとかレスがついてた(w
フォウ萌え、尻尾をだしたなって、おかしかった。

>>387
1年戦争直後をやりたい。登場人物が限られてくるからさ。
シャアxセイラ、アムロxセイラに専念できる。
390通常の名無しさんの3倍:01/09/16 03:35
>389
・・・・セイラスレの中の本家の話だとしたらそれは私・・。
なんとか誘導できないかと無い頭使ってみたの。
嵐被害で気の毒とも思ったし。

>1年戦争直後をやりたい。登場人物が限られてくるからさ。

導入部をア・バオア・クーからやりましょうよ♪
シャア、アムロ、セイラの関係が濃厚だし♪♪♪
浮かれてageてしまった・・・・・。
他スレ揚げてくる。
1年戦争賛成ー
若返るのね
>>390
ごめんね・・・
フォウだのキョウだの、もううんざりしてて・・・。
こっちの板やばくない?
削除人が全然動いてくれてないみたい。
また閉鎖って噂が・・
なんかすごいことになってるなあ
こっちの板。
1年戦争だと、ラブコメというよりシリアスよりの
予感。それも好きだけど。
アムロ×セイラはシリアスでも、その他ホワイトベースのみんなが
コメディをやってくれそう。
399通常の名無しさんの3倍:01/09/17 23:09
なんにせよ、こっちの板はやばそうなので
避難所で続行かな
@アクシズ、ななな、なんだか嫌な予感が。
一体どーなってしまうの。逆襲!?
はいれないよ
>>401
元謎の避難所はシャア専用@アクシズとなり下のURLに移転しました
シャア専用@アクシズ@みにふろ
http://www.miniflo.com/bbs/shar/
403401:01/09/21 23:48
>>402
サンクス 行けたよ
そこに行ったと思ったんだけど調子悪かったのかな
>>403
鯖がアメリア西海岸だそうで今の時期はね・・・
それにしても避難所の801発言はなんだったんだろう?
>>405
みんなつっこまなかったみたいだけどね。
エンディングに向けてそれどころじゃなかった?
つっこんだらまたエンディングへの道が遠くなったかも・・・
じつを言うと、Z、見てなかった。
アムロとシャアが再会するくらいのところまでは、小説で読んだけど。
避難所に移ってから、知らない登場人物がいっぱい出てきて、
Zのつっこんだ話とかも出てきて、正直、
もうついて行けなくなるかもってハラハラドキドキだった。
エンディングまでつきあえて、ホントよかった。
409通常の名無しさんの3倍:01/09/23 18:39
age
避難所異動してたとは知らなかったよ。避難所も本家も進展しててビクーリ。

しかし実際の話、避難所で新しいメンバーはそんなに増えたのかな?
話の進展とともに意見が合いにくくなってきた、ということでは。
最初の方はストーリーなんて在ってないようなものだったから
非常に参加も簡単だったんだけどさ(藁。
(ただし、自分は他力本願)

最後の801発言は、シャア×セイラネタ(近親相姦?)に言った
つもり、とかか?801の意味を勘違っているとか。

誰の何に対して言ったのかを明言してくれないと、分からん事が
多いんですが・・・実は、フォウ萌え、設定萌えの人も完全には
自力で特定できないんだけど。
後味悪いな。
避難所が最悪だったのは分かるけど、
何であんなカンジ悪いレスつけるのか分からない。
>>411
ごめん、どれにレス?
>>412
すみません。
避難所での >>305 についてのレスでした。
ここに書くときって、どうも独り言っぽくなってしまう・・・
なんかこう、後半は「疑心暗鬼と誤解」で仲違い?していったような・・・
本家の前半ほど面白くなくなったのは事実だけど、本質的には誰も
荒らしてなかったという気がしてるんだが。

終わりの方は、ちょっとそれぞれピリピリしてたというか、売り言葉に
買い言葉っぽくなってしまったね。

結果として直接酷い言葉を言われてしまった人がいると思うけど、
なかったことにするってどう?無理か(藁。

うまくハンドリングできない時期もあったけど、また盛り上がるかも
しんないし。

ア・バオア・クー〜脱出直後の話も是非読みたいが、それが終わったら
テキサスの攻防〜光る宇宙前後の話も是非!!<気が早すぎ
みんなこのスレが好きだったってことは(既に過去形?)
伝わってくるんですけどねぇ。
「やおい発言」の人も荒らし意図ないんじゃないかなあ。

多分、職人さんだと思うので、もし荒らし目的じゃなくて
特定の理由でネタの描きにくさを感じてるんであれば、
逆に真意をきちんと聞きたい気もする。ヤブヘビか?
「やおい発言」以来、何のリアクションもないみたい。
もう、する気もないのかな?
あれ、誤爆のように見えて、そうじゃないんだよな。
ややこしい。
もしも、シャア×セイラのことを言っているとするならば、
ちょっと厳しいご意見だ。
近親系=やおいか。んんん…

まあ、ラブコメのコメの方に比重がかかってるなら笑えて良かったけど。
ラブの方に片寄ると、「ごめん、パスっ。」って気にもなったし…。

うーん…。何だったんだろう?
ラブ好き、コメ好き、そのゴチャゴチャ加減がよかったような。
私的にはラブ好きだった。

思うようにできなかった、という悔しい思いは次回作で発散して
いただきましょう!
セイラさん好きの集まりじゃないですかー。
一時は立ち消えになりそうになったけど、どうにか最後までこれたし。
次回作、ア・バオア・クーからとなってるんだけど、
どうせやるなら、テキサス攻防からでもあまり変わらないのでは?
>>422
そうおもいます
シャア×セイラは、セイラさんの側の気持ちはラブ(的なもの)と
考えてもいいんでは。しかもかなり少女漫画チックな(藁。
ただ、それを受けるシャアが「白馬の王子様的キャラ」を振られてると萎える。
あまりスマートでもロマンチックでもない男だと思うんだよね。>シャア

あと、逆シャアでセイラさんがブラコン全開だったら、それも萎えそう。
自分にとってセイラさんは憧れのお姉さんだから「30過ぎてもブラコン、独身」
の痛いキャラになって欲しくないんですよ(藁。
ナナイとかクェスごときに嫉妬するセイラさんて嫌じゃー(爆。
ア・バオア・クー案を出した職人さんは、ララァ×シャアを
描きたくないのでその辺からのスタートで、って言ってなかったっけ。

その制約はないものとして考えると、アムロ×セイラの関係変化の
スタート自体は「どうしたらもっと強くなれるかしら」「セイラ
さん、おかしいですよ」の会話が交わされたあたりですよねえ。
>>424
同じ意見!! ア・バオア・クーで、
シャア「お前ももう大人だろ」
に対して、
セイラ「生き延びたって兄さんが・・・」
だもんね。
それに、30過ぎたセイラさんってムズカシイ。
その年齢設定なら、わざわざ逆シャアにしなくても
セイラさんの日常考察ってテーマの方が面白い。
今、注目されてる映画みたいなカンジで。

>>425
その辺りから、アムロとセイラが一線を超えるって
妄想ストーリーが過去ログにあった。
>>425
ア・バオア・クー編の提案者です。

なぜシャア×ララァを書きたくないのかというと、
別にシャアがララァとベタベタするのが嫌という訳ではなく、
何だかセイラさんが可哀相で・・・ っていう親心(?)。
あんなに兄さんのことで頭が一杯だったのに、
当のシャアはララァと、許せん!! っていう具合でした。
だから、せめてララァ没後からと・・・ セイラさん第一主義(?ワ。

でも、すでにひとりの意見ではなさそうなので、
もし始めるとするなら、スタート地点にはこだわりません。
盛り上がりそうな設定で行きましょ。
>>427
はー、なるほど。
でも、根拠はないんだけど(藁)、セイラさんってシャアが誰を
愛しているかについては意外と眼中にないような気がする。
「シャアがどんな野心に心を奪われているか」には嫉妬のような
ものを抱くような気がするが。何でかな?
429427:01/09/24 21:37
>>428
全然根拠なしなんだよね(ワ。
でも、当時まだ事情をのみこめない子供だったからな。
セイラさん可哀相という怒りのホコサキがシャアとララァに向いて、
今も向っきぱなし。
430426:01/09/24 22:27
>セイラ「生き延びたって兄さんが・・・」だもんね

セイラさんのシャアへの感情ってしいて言えばラブに相似しているんだけど、
突き詰めていくと妄想だったり、シャアを鍵として起こるヒステリー症状
という部分があるから、時に常軌を逸した精神状態になってるよね。

あと、セイラさんのシャアに対する感情の「激しすぎる部分」は、むしろ
真の愛情からは遠い部分のような気がします。
想い出の中の兄さんを対象にした、恋に恋する錯覚愛だからブレーキが
上手く効かない、てな感じでは。
>>427
>だから、せめてララァ没後からと・・・ セイラさん第一主義(?ワ。

個人的に賛成ー。
本編でも、その後ってワーっと駆け足でラストまで行ったような
気がしてた。
ララァを殺しちゃった後、どんな気持ちでアムロはWBに戻ったのかなあ
とか、その時一緒に戻ったセイラは何か感じたのかなあ、とか妄想しちゃうね。
あとはベルのようなキャラがかなり立って、コメディを独りで出来そうな
人がいればバンバンザイッス。
うーん、コメディね・・・。
ブライトさん?
ララァも決して嫌いじゃないんだけどね。
誠実ないい子じゃないか、というのは大人になってから
見返した時の感想です。

コメディ部は子供たちが何かやってくれそう。
ちょっといい雰囲気になったところに
わぁーーーーーって走ってきてムード形無し。とか。
ラブ苦手な人には、次回作は厳しい?
「震えているの?」でしょ。
直接的な表現が出るかどうかは?だけど。
ああーーーーーーーーーっ!
昔あった「セイラさん専用サイドストーリー」思い出した!!
誰か知らない?
知ってるー。
ロムってた。何気にハァハァしながら読んでた私は♀。
あれ読んでから、アムロxセイラがアリになった。
それ以前は、えー、違うだろって感じだったんだけどさ。

おっと関係ないね。スンマセン
>>435
ごめん、あのスレ立てました(^^;
立てたと言っても、別名のセイラさんネタお下劣スレから分離
させただけなんだが。

ラブNGっていうのは、シャア×セイラの交流が恋人っぽく
甘ーくなりすぎるのはNGって話では。

あのスレの作家さん来てたりするかな?ストーリー構成も
さることながら、文章が上手い人だったんだよね。
>438
あの時の作家さんの招集必死だったね。
過去ログ探してきちゃったよ。

●セイラさん専用●サイド・ストーリー
http://ebi.2ch.net/shar/kako/983/983032913.html

今回はラブといっても、あからさまな描写は
あまりなさそうな予感があるんだけどどうでしょう?
440438:01/09/25 12:47
うへー、過去の恥が(苦藁。

でも、メインの作家さんを呼ぶ住人の声はホントに必死だった。
日にちが空いてもみんな粘り強く待っててさ。

ところで、このスレ住人は最近女性ばっかなんでしょか?
男いるかー?
441ベル派な人:01/09/25 14:30
いるよーん。
セイラ好きって女性率高いのかな?
という私も女・・・。801なんかには全然興味がないけど、
女臭さを感じた人がいて、あの発言になったのか・・?
443格闘派:01/09/25 21:09
あれ?点呼中?私も女です。ついでに439。

801には興味ありません。アムロ×セイラですが、
1stのシャアはいい男なので、これからが楽しみ。
444432:01/09/26 00:17
男。漏れの中では、セイラさんは若い頃のシャアの幻影に恋してる
感じって見てます。アムロとは・・・小説版が納得する感じかな、私の
中では。
445438:01/09/26 01:29
スマソ、男一人だったら淋しいかもって思っただけで、強制点呼じゃないです(汗。

御大が当初予定していたセイラさん像は小説版のキャラに近いかも。
TVでは、バンダイに合体シーンを強要されたせいで半ば偶発的にGアーマーの
パイロットになったため、セイラさんは予定より自立した強い女性になったと思う。
(アムロの方も、TV版のラストの方が小説版より大人で男前だが。)

でも、そもそもセイラさんの設定や扱いって他キャラに比べても二転三転してる。
最初期の企画メモではWBを途中で裏切る話があったり。アムロがセイラさんに
惚れるが本物ではない、という設定もあった。打ち切りがなければ、またそれとは
ちょっと違う感じでアムロと接近する(傷をなめあう系の恋)予定だったし。
安彦ガンダムのセイラさんは強いぞー。
そんな彼女が兄さんのことで弱い面を見せたりしたら
ぐーっときちゃうな。
>>445 WBを裏切るセイラさん?
おお、それはお話をさらっていってしまうでしょう。
妄想暴走中
447438=435@自己レス:01/09/26 14:25
>セイラさんの設定や扱いって他キャラに比べても二転三転してる。
後で手元の資料見たらこれはちょっと間違ってた。放映が開始以降の
変転は確かに多いんだが、初期企画からの変転はみんな凄かった。
一番笑ったのはアムロの名前がテムロ・アムロだったことか(藁。

>>446
あーっ、エース出てるの忘れてた!思い出させてくれてサンクス。

>WBを裏切るセイラさん?お話をさらっていってしまうでしょう。
身分がばれて、リュー・ウォーラー(リュウの前身?)と逃避行、
ってなってるんですけど。

>そんな彼女が兄さんのことで弱い面を見せたりしたらぐーっときちゃうな。
打ち切りまでのTV版のストーリーでは、まさにアムロがセイラさんの
そんな部分に惹かれる、という展開になっていた。
>>447
それ、ちょっと良すぎ。
いやぁ、やっぱり安彦さんのセイラさんいいなぁ。
由緒正しき委員長タイプですね。チョット恐いけど。

ところでどこから始めるか決まったっけ?
エース読んだ。セイラさんますます強くなっている・・・

第一クールの頃は、アムロやフラウやカイの子供グループと
ブライトさんやセイラさんやミライさんの大人グループという
見え方をしていたのを何だか思い出したな。

物語のスタートは、テキサスの攻防前後からかもうちょい前からか、
という話になってますが。
書きだしっぺの方の都合で決めても良いとは思うけど。
誰か気軽にはじめてくれないかなー。
>>447
それにしてもすごい資料をお持ちですね。
セイラxアムロじゃ当たり前すぎて萌えられん
やっぱりセイラはシャアとラブ米してるのが一番だと思う
454447:01/09/28 21:50
>セイラxアムロじゃ当たり前すぎて
うーむ、放映当時には考えられなかったコメントだ・・・

それはさておき、持っている資料はそんなに大したものではないよ。
・初期企画資料→「ガンダムの現場から」に掲載のもの
・打ち切り前のストーリープロット→「記録全集」に掲載のもの

あと、アニメック増刊「ガンダム大辞典」に各クール終了時に
「これからの展開はどうなるか」インタビューが載ってるんだけど、
これがまた、実際の放映内容と違っていて面白い。
それに何故か上記2資料との内容の重複が少ない。

でも、富野監督はアニメックの取材に対しては、よく確信犯的に
嘘を話していたらしいが(藁。
>>453
お!!
シャア派発見!! うれしいな−♪
>>453
そう考えると、セイラ@Zはとてもいい舞台だったわけだ。
1年戦争だとテキサスコロニーでラブコメか!?ううむ。
小説版に納得いく私はセイラさんがブラコンなのは解るけど、
シャアがシスコンとは到底思えないんです。煽りじゃなくマジで。
ただそうあった場合はそれで楽しみますよ。
>>457
確かに・・・本気でシスコンだったら、テキサスコロニーで再会した
とき、無茶でもセイラをさらうよね。
「兄さんは今は大変だからそこまで無理できないけど、金塊を残してやる
から自分でWBを降りろ」だもんね。
大切に思ってるのはわかるけど。

セイラは「昔のキャスバル兄さんじゃないなら、差し違えてもいいし
いっそ死んでくれたら」・・・ブラコンなのか、マジでうざいと思ってるのか。
シャアは小説読む限りシスコンだと思うけどね
セイラも自分の理想の兄さんじゃないなら死んでくれていいと
アムロにシャアを殺してくれとは言ってみるものの、本心というわけではないし
ただ、若い頃のシャアはアルテイシアへの愛と自らの野望が鬩ぎ合っていて、
野望に生きた人なんだと思う。
だからこそ、二次創作的な物は、シャアxセイラが萌えるのであって・・・
いや、シャアはシスコンではないと思う。
もちろんただ一人の肉親として大事に思っているし、普通の兄妹より
愛情も深いだろうけど、悲しいかな、野望>アルテイシアへの愛だと
思うんですよ。きっぱりと。

ジャブローで再会して以降はシャアもかなり心を痛めていたとは思うけど、
何せララァが死んでも自分の野望を抑えられない人だからねえ。
お笑いとして「シスコンのラブコメ兄さん」で遊ぶのは好きだけど本編も
シスコンのシャアは受け入れられないな〜

「シャアを殺してくれ」っていうのは半分本気というか、それで死んだら
死んでくれたで諦めがつく・・・って感じでは。愛ゆえに出た言葉と思う。
ただ、愛とは別の理性的なところで「この男(シャア)の考え方には共感
できない」と感じてもいるでしょうが。
うーん。

そろそろ第二部始めるとっかかりが欲しくて
(シャア専@アクシズの方でね)TV版のテキサスの攻防から
見直してるんだけど、この辺りからどんどんどんどん話が
濃くなってくるんだよね。

とりあえず、「再開シャアとセイラ」の金塊渡された辺りから
オープニングにすればラブコメできるスキがあるかなーと
考えてるんですけどいかがでしょう?
>>461
いいんじゃないか?
もし、もう少し過去も書きたい場合は回想シーンでという手がある。

個人的な希望としては、TVの「フラウ・ボウの事どう思ってるの?」
っていう会話の部分、どこかで入れて欲しいな。>作家の皆さん
あれ、艶っぽい感じに聞こえるのよね(妄想か?)。
1stであれば、悲しすぎない範囲でフラウにも活躍してほしいし。
金塊なんて言い出したもののすっかり他力本願にすがりたい今日この頃

この頃のフラウ・ボウは(・∀・)イイ!!
アムロからハヤトへシフトしつつあるんだけど、
好きだった男の子のことはやっぱり心配で面倒見ちゃう、みたいな。
1stの女性陣は大人だなー。
>>453
>>459
もはや、このスレでシャア×セイラは無理なものと思われ。
残念だけどさ。(別スレでやりたいなー)
でも、1stでの醍醐味は、ひたすらシャアを想うセイラさんの姿。
アムロはその淋しさをまぎらわす相手かな。
「何でいつもシャアのことばっかり!!」
なんて、嫉妬してセイラさんに詰め寄るアムロ。
そんな苛々するアムロの姿に思わずフラウが一言。
「セイラさん、本当にアムロのこと好きなんですか?」

やっぱこれだ(自我自賛)。
>>464
いいなぁ。
このままムコウにコピペして続けたら駄目かなぁ?
>もはや、このスレでシャア×セイラは無理なものと思われ。

え、何で?
まあ内容によってはクレーム付きそうだが・・・
>>466
そのクレーム付きそうな内容こそ、
シャア派一番の萌えシチュエーションだったりして。
シャア派の中でも意見が分かれていそうではある。
ラブコメなら付かず離れずで行けばいいと
でも、漫画でもコミックスが5、6巻あたりまでなら許せるが、
それ以上長引くとマンネリしてきて大抵面白くないな
つかず離れずで最終話直前まで引っ張った話と言えば「めぞん一刻」。
この設定使うか?(藁

シャア=三鷹さんってことで(爆。
セイラさんは響子さんよりカナーリ厳しめな管理人さん。
うう、いいっすね。
いいっすよ、シャアxセイラ爆発しても。いいっす・・
(やべ、また酔ってる?)
はじめちゃうよー・・・・・

ってもう人いなさそうだけど。
>>461
そう、そのあたりからかなり濃いというか、重いんだよね。
正確にはスレッガー死んだあたりから。ズーンと。

>>472
あーっ、はじめてください。でないと、酔った勢いでお気楽にできる
とこからだらだらはじめてしまいそう。やばい。
お願いします。
>酔った勢いでお気楽にできる
とこからだらだらはじめてしまいそう。やばい。

>>473
そのほうがみなさんやりやすいかも。
とりあえず始めるといっても、再開シャアとセイラの
キャスバルからアルテイシアへの手紙をコピペしようと
思ってただけなので。
>>474間違えた
  ×再開
  ○再会
       でしたね。再開って・・そら再開したいけどさ(自己ツッコミ)
えー、書いたけど、ここからじゃあ、どうだろうと
書きこめなかった(しらふの時は)ものなので。
うーん。
スレッガーぎりぎり生きてるし。
再開後からのほうがスタート地点としては適切かも。
(だんだん酔いが冷めてきたらしい)
>>476あ、間違えた。
こちらも再会・・です。
うーん。一応どの辺りからってのは決まってたみたいだけど
書きやすいところから入るのが一番かと思いますよん。

スレッガーいいねぇ。アニメでは唯一セイラさんのことを
金髪さんって呼んでたなー。
>>478
金髪さん・・マジっすか?
話しそれるけど、スレッガー、ほんとはミライはタイプじゃなかったのでは・・
と思うことがある。
それはそれで罪深いけどさー。
>>479
女好きなスレッガーさんがセイラさんにちょっかいかける時に
そう呼んだだけー。
やっぱり始まりはお約束のセリフでこのヒト。

セイラの部屋を出たブライト。どっと疲れが襲ってくる。
ブライト「差出人の名は?」
セイラ「シャア・アズナブル・・・ 赤い彗星です」
先ほどのセイラの言葉が頭の中でグルグル回り、疲れに追い討ちをかける。
これで悩みの種がまたひとつ増えたというものだ。
ブライト「何やってんの、セイラ・・・」 (お疲れバージョン)

ブライトさん、(祝)ラブコメ初登場。
>481
うっ・・・・・
グルグルグル...キュウ!ゴロゴロゴロ..........
いかん。トイレ!トイレはどこだ?!

過敏性大腸症候群なブライト。本当はストレスには弱かった・・・。
セイラの部屋のトイレを借りるのは男が廃る。
人気のない格納庫のトイレまでやっとの想いでたどりついた。
「あぁ〜何やってんの。オレ・・・・ミライにまた正露丸もらわなきゃ・・」

胃薬と下痢止めが手放せないブライトがここに居た。
>>481,482
コメディブライト、いいじゃないですか。
向こうにコピペしてスタートしてもいいですか?
ブライト「オレは大人だから、3錠、と・・・」
ミライからもらった正露丸を飲むブライト。
>>483
昨夜コピペするかどうか、ちょっと迷ったんですよ。
(準備はしてみた)こっちで始めてもいいかなーって。

こっちの方がどうしてここから開始になったのか経過が
分かるし、何しろ本家だし・・・。
皆さんどう考えていらっしゃるのでしょう?
486通常の名無しさんの3倍:01/09/30 20:28
  
>>485
向こうのほうがマターリできるかなっていうのはあるけど。
でもこっちで始まったので、このままでいいんじゃない?
やばくなったらアクシズに避難してもいいし。

ブライトさんか!やはり。
>>484

正露丸を飲み下すブライトを眺めながら、ミライは小さくため息をついた。
ミライ(今度はなにかしら、ブライト・・ほんと、胃腸弱いんだから)
飲み終わった後、ブライトは手を口にかざし、2、3回ハーッと息を吐き、
口臭確認をし正露丸臭さに苦い顔をする。
ミライ(戦況も大詰めだし、大変なのはわかるけど・・・こんな時、あの人
だったら・・・馬鹿ね、ミライ。彼は昨日、戻ってこなかったじゃない・・
死んでしまったじゃないの・・)
ミライはブライトに背中を向け、ヨロヨロと部屋を出た。

そんな様子を物陰からみつめる瞳が6つ。カツ、レツ、キッカである。


祝!第2部開始!続いてくれたらうれしい
ミライの後ろ姿を見送るブライト。その頼りなげなミライを後ろから
抱きしめようかと手を伸ばしたところで子供たちと目があった。

キッカ「何してるのー?」
キッカの横にはレツとカツがうっしっしと笑っている。
ブライトは顔を真っ赤にしながら
「人の部屋を覗くんじゃない!ブリッジの掃除は終わったのか!」
ついつい子供たちに八つ当たりしてしまった。
「なんだよー。ブライトのばかー!!」

はぁ・・・・・。子供に八つ当たりするなんて大人気ない。

正露丸3錠では足りそうにないブライトだった。
490その頃セイラは:01/10/01 20:29
先の約束を果たされんことを切に願う
あの優しきアルテイシア・ソム・ダイクンへ
キャスバル・レム・ダイクンより愛をこめて

-------------------キャスバル兄さん
セイラ、いやアルテイシアは物心ついたころから
いつもいつも兄の背中に向かってこう叫んでいた
ような気がする。兄の姿があった時も無かった時も。
もう呼べないのか。キャスバル兄さん-----------

セイラはベットに臥して泣き崩れた。
セイラが人から受ける形容詞は冷静、聡明、落ち着いた、等と
17歳という年齢からするとかなり大人びたものばかりだった。
けれど本当の自分はこんなにも弱い。
兄が自分から決別を遂げたことで、心細く、拠りどころのない
孤児のようになった自分を感じていた。
おお、始まりましたね!
カイは、子供達がブーブー文句を言いながらロビーに入ってくるのを
見て声をかける。
カイ「よう、なんだおまえら。フラウにでも叱られたか」
キッカ「違うのヨゥ!」
レツ「ブライトだよ」
カツ「機嫌悪いの」
キッカ「正露丸飲んで、ハアーッとかしちゃってさ。あれじゃミライだって
あきれちゃうワヨ」
カイ「・・・へぇー、そうかい」
シャアのザンジバルの中。

ララァ「・・・・・・・・」
今、大佐の心の中にいるのは?
肉親? いえ、これは・・・ 恋人かしら?
ララァはテキサスコロニーから戻って、ほとんど口をきかないシャアの横顔を
見つめる。
どちらにしても、大佐にとって大切な女性であることは間違いない・・・
周りに気づかれないよう、細心の注意を払う。
ララァ「木馬にはどなたが?」
シャア「!? ・・・何か分かるのか?」
ララァ「いえ、何も・・・ でも、大佐の心がひどく沈んでいることは、分かります」
シャア「ほう・・・ しかし、ララァには関係のない話だよ」
ララァ「・・・・・・・・」
やんわりとしかし完全にこの話題を拒絶されたララァ。
・・・でも、本当に私に関係のない話なのかしら?
私はその大佐の大切な誰かと、大佐の前で戦ってもいいのかしら・・・?
アムロはベッドに潜りこむと、今日のテキサスコロニーでの出来事について考え
ようとしたが、あまりの疲労にそれも長くは続かなかった。
眠りに落ちる直前、アムロはすすり泣きを聞いたような気がした。

 ミライさん?・・・セイラさん?

声を押し殺して誰かが泣いている。・・悲しいな、とアムロは急激に薄れていく
意識のなか思った。
>>493
TVではその描写はあまりなかったが、ララァがそれを
感じなかったわけはないよなあ、よく考えると。
>>495
確か「密会」にはあったね。
>495TVだと

「ララァ、私にも悲しいことがあるのだよ。聞かないでくれ」

で流されるのね。冷たい男だ。
アムロの部屋の前に人影。フラウである。
フラウ「アムロ?・・・アムロ起きてる?」
返事はない。
開かないドアをしばらく見つめていたが、フラウはあきらめて歩き出した。

フラウ「こっちよ、ハロ」
ハロがフラウの部屋とは違う方に転がって行ってしまった。
フラウは立ち止まる。
少し考えて、彼女はハロの後をついていく。

フラウ「ハロ、ハヤトの包帯でも替えてあげようか・・・行こう」
ララ・・ラ・ラ・・・・ラ・ラ・・
アムロは不思議な音で目を覚ました。脳に直接響いてくるような共振。

「すごく疲れてるのに・・おかしいな」

寝なおそうとしても目がさえてしまって寝付けない。しかたない、と
諦めて部屋の外にでるとカイに会った。

「なんだよっ。アムロ。もう寝たんじゃないのか」
「寝てたんですけどね・・・・何か飲み物でも取ってこようかと思って」
「・・・・そりゃいいや。ちょっと来いや」

その頃ブライトは、
金塊の入ったケースを拾ったカイに口止めをしておくのを忘れていたことに
気が付いた。艦内に無用の混乱を招くような真似はできない。
ブライトは慌ててトイレットペーパーを巻き上げた。
うう、フラウ(・∀・)イイ!!

>話しそれるけど、スレッガー、ほんとはミライはタイプじゃ
>なかったのでは・・

残念ながらそうだと思う。マイナスの意味ばかりじゃなくて、
自分(スレッガー)とは釣り合いが取れない、長年の女経験
から鑑みて付き合ってみても早晩上手くいかなくなる、と言った
自主規制の部分含み「タイプじゃない」って事では。

回想シーンの中でスレッガーも活躍するかなあ。
いかん、Zの話以上に欲張りそうになってきた。
>498
フラウ(・∀・)イイ!! ね!
こんなカンジ?
ttp://www.ne.jp/asahi/sh/g-explanation/illust11.html
ttp://www.ne.jp/asahi/sh/g-explanation/illust17.html

ついでに
ttp://www.ne.jp/asahi/sh/g-explanation/illust7.html
直リンは貼れないけど。
>>500
>Zの話以上に欲張りそうになってきた
わかる!

>>501
なつかしい!
>>497
あー、何かこの台詞をきっかけにシャアとララァの恋に関する
記憶(感触)がすごく蘇ってきたよ。

最初(サイド6の頃)は、シャアのそれまでの所行からして
ララァを利用する目的で懇意になっているのかと思った。
その後も、多くを語らないシャアの気持ちを測りかねたが
語らないのではなくて語れなかったのでは、と今は思う。

ウブでもないだろうが、器用に女と遊べるタイプでもなかった
ということか。まんまとガルマを殺しても出世して復帰するとか
消防当時はやたら要領のいい男に見えてたんだが。
アムロのほうが、女ったらし?
少年の頃はウブだけど、女を知った後はけっこう
誘い上手、甘え上手だったりして。
たらしかどうかは判らないけど、恋愛って「気を遣うタイプ」
と「気を遣わせるタイプ」に分かれるじゃないですか。
アムロは、案外後者のタイプのような。

あとシャアは数をこなしても恋が上手くならない感じがする。<根拠無し
「女から惚れられて、女から捨てられる」恋を繰り返しそうな気が(藁。
シャアは理想で言えば別れ上手なイメージ。
あまり女に自分を見せないで、別れ際にはどーんと
ダイアモンドでもプレゼントしそうな・・。おまけに
ダイアモンドで納得しそうな女ばっかり選びそうな
玄人さんと遊ぶのが上手と言うか・・・(実際は・・・・??)

アムロはその逆で、素人さんと最初は燃え上がって
本気の恋愛を展開するんだけど、すぐ他へ興味が移りそう。
そのあげく、切った張ったの恋愛沙汰にしそう。
別れ上手なシャアと別れ下手なアムロで対象的なイメージがあります。

あくまで妄想ですけど。
シャアは女の事など如何でも良いと考えてるよ。彼は己の野望や
野心のためだけに動いている。セイラさんは唯一の肉親なのだから
其れは別物。
アムロにしたって結局はシャアとの決着をどこかで望んでいる。
ベルの言葉どうり子供じみた存在だよ、だけど其れがカコイイんだよ。
1stとZと逆シャアで、2人とも微妙に人格造形が違うから
どこに重点を置くかによっても意見が分かれるかもね。

別れ上手、別れ下手でいえば、2人とも別れ下手のような気がする。
というのは、2人とも滅多に本気で惚れることはない癖に、そんなに
好きでもない女とちょくちょく付き合ってしまいそうだから。

しかも、格好良く振ったり誠意を尽くせるほど、冷たくも優しくもなれない。
違いと言えば、シャアは女が「そう言う人だと思ったわ」と言って去ってくれ
アムロは「そんな人とは思わなかった!」ともめ事がもう1ラウンドありそう。
シャアは女の子と寝る時も無口。
女の子がイキそうになると「イッてもいいのだぞ」
アムロは「すごいよ」とか相手の名前を呼んだりしそう。
女の子がイクときは「一緒にいこう」だな。

スマソ
510コピペ:01/10/06 18:01
 高校生を卒業する頃、部活の後輩に告白された。顔はイマイチだがパイオツが見事だし、取り立てて好きな女も当時いなかったので付き合う事にした。

 コクったのはお前、という立場を利用しまくって主導権を握りまくリの俺。会ってと言われても、勿体ぶる俺。ただじゃ会わない、会ってやってるという印象を与え続け、「時間を割いてくれてありがとう。」との言葉に満足する鬼畜な俺。

 付き合い始めると後輩はどんどんキレイになっていった。そんな後輩に満足しながら、溺れる事が怖くて素直になれなかった当時の俺。

 そして破綻。ノーマークだった新入部員に後輩が告られておじゃん。「今突然言われてもと思ったけど、同時に必要とされるのがこんなに嬉しいとは思わなかった。」そうな。なるほど、カッコ付けてるとロクな事がないと言う訳か。

 そんな過去を話すと「あんたらしい。」と豪快に笑い飛ばす肝っ玉のデカイ嫁が貰えた今、遠い昔話だけど。最近1st〜CCAを見直して、つくづく思った。俺にはシャアを笑えない。
何気に500レス超えてる。
すごいなー。
ところでお話はどうなったんだー?
>>499
続きが気になるのですが
514499:01/10/10 13:16
私も気になります。
俺も気になる。
作家さんは今どこのスレに〜(って何となくどこにいるか判るが)
セイラは金塊の入ったトランクをクローゼットにしまった。
『そんな・・ばかな!』
先程のブライトの驚愕の表情。
シャアとの関係を問い詰めず、部屋を出ていってしまった。
そりゃ驚くわよね、とセイラはため息をつく。
ブライトはなんと思っただろう。私のことをスパイだと思ったかしら。
・・・どうでもいいわ。
疲れてしまった。

セイラは服を脱ぎ、ベッドにもぐりこみ、毛布にくるまった。
耳の奥で、風の音と馬が駆けていく蹄の音が蘇る。
セイラはふと、ホワイトベースに居られなくなるかな、思った。
今夜はまともに眠れそうにない。
まともに眠れそうにないのはシャアも同じだった。
なぜ、軍などに身を投じている? アルテイシアが戦う必要などないというのに!
無理にでも連れ去ればよかったか・・・
しかし連れ去ったところで、自分には妹をみている時間などない。
何度も同じ問いかけをしては、その度に同じ答えにたどりつくシャアだった。
ずーっと疑問があった。ララァが死んだ時、アムロに止めを刺されそうな
シャアを目の前で見た時のセイラさんの気持ちが、やっとこのスレで分かり
そうな気が。
519499:01/10/12 16:28
あっ!!続きだ!!ウレシイ。

今の私の疑問は、どうしてセイラさんはガンダムに
乗り込んだんだっけ?というもの。
今晩のアニマックスがまさにその回なんだけど、
忘れてるんだよね。
かちゅで読めなくなった。
test/read.cgi/
ちょっと気になるのでageます。
アムロ「カイさんも眠れないんですか」
カイ「まあな。ほら」
カイはアムロにコーヒーを渡した。
アムロ「あ、ありがとうございます・・・(なんだかカイさんとこうやって
話すのってはじめてじゃないかな。ヘンな感じだ)」
コーヒーに口をつけるところを見られて、居心地の悪いアムロ。
カイ「アムロ・・・おまえさ、セイラさんどう思う?」
アムロ「アヂーッ!
・・な、なんです急に!!火傷するじゃないですか!」
また人をからかうつもりかとカイを振り返ると、彼は深刻な表情で
カップの中のコーヒーをみつめている。はっとするアムロ。
アムロ「!・・どうって・・・その・・・きれいだし、勇敢だし、聡明だし、
す、素敵な女性だと・・思います、が。(な、なんで僕が赤くなるんだ?)」
カイがきょとんとアムロを見る。
アムロ「ぼ、僕なんて子供ですけど・・・カイさんは同い年なんでしょ?
よっぽど可能性はあるんじゃないでしょうか」
カイ「・・・・・・・」(←口をあけている)
アムロ「カイさん?」
カイ「・・・・いいよ、もう。そうなのね、アムロ。おまえがそう感じるんなら
なあー。下衆な考えはやめなさいってことか」
アムロ「は?・・あ、どこに」カイはすたすたと歩いていってしまう。
カイ「いいの、いいの。急に眠くなったよ。おまえも早く寝ろよ。
・・・あー、それから、アムロ、おまえは連邦のエースパイロットなんだからさあー
セイラさんだってイチコロじゃない?がんばれよ」
アムロ「へーっ?えっ?カイさん、な、なにを・・カイさん!」
あれーっ、カイはチクらないんだ。(予想外れた)
どう展開するのかなあ(ワクワク。
誰か早くブライトさんをトイレから出してあげて・・(泣
>>521
カイ「うわっ!!」
部屋に戻ろうとするカイの目の前に、いきなりセイラが現れる。
寝付けずに部屋を出てきたセイラ。
セイラ「なに?」
カイ「いや・・・」
アムロ「カイさーん!! 待って下さいよー!」
そしてどこからかアムロの声が響いてくる。
カイは口が堅い
アムロ「カイさん!あ、セイラさん」
鉢合わせる三人。
アムロ「あれ、セイラさん目が赤いですよ・・・寝不足ですか」
セイラ「えっ・・・」
カイ「アムロ、野暮だぜ。おまえがそんなだから悪い男に泣かされちゃうんだよ。
なあ、セイラさん」
アムロ「え、なんです?」
セイラ「カイ君・・・。 悪くない男なんているの?」
カイ「ひょっ。大人っぽいのね。心配無用ってことか」
ニヤリと笑ってカイは行ってしまう。
アムロ「なんなんです?」
セイラ「…さあ」
曖昧に微笑み、目をそらすセイラを不思議そうに眺めるアムロだった。
昔、セイラとカイは結構いい感じだと思ってた。
>>527
そういう説あったな。
TV本編そのものからはあまりそう感じなかったが、恋愛ドラマだったら
「いい感じになる黄金パターン」かも。

平手打ちの後、5話ぐらいで恋が芽生えて1クールで完結(藁。
休憩?
最初の山場にさしかかって職人さんが思案中なのかなあ。
アムロとセイラが距離を縮めるきっかけになる場面だからね。

うーむ、ここで一気にいくか、とりあえずお話を聞くorセイラさん
の様子が心に引っかかる位にとどめるか、確かに迷う・・・
セイラはアムロの視線をさけるように、顔をそむけた。
その仕草がぎこちなかったので、アムロは彼女の目が赤いのは、
ひょっとしたら泣いていたからなのか、とようやく思いつく。

「アムロ、あなた寝ている時間でしょ。どうしたの」
アムロが口を開く前に、セイラが床をけって後ろに飛び、アムロと距離を
とりながら話し掛けた。しかし、あまり広い廊下ではないので、セイラは壁に
軽くぶつかり止る。
アムロは、セイラのゆれる髪の毛をぼんやり眺めた。
なんて頼りないんだ・・・。
昼間とは違うセイラの一面を見て、アムロは先ほど眠りに落ちる瞬間に感じた
せつなさを思い出していた。
ブライト〜
背中を向けたまま、不意に、セイラがつぶやく。
「アムロ、私・・・どうしたら・・・」
細く、かすれたような声で、よく聞き取ることができない。
「・・・どうしたら、もっと、強くなれるかしら?・・・」
それは、この所セイラが繰り返し口にしていた台詞だった。

何故、今また、急にそんなことを言い出すのか。

「セイラさん?一体、どう・・・」
反問しようとしてその背中に近づいたアムロは、思わず息を飲んだ。
セイラの肩が、息が、儚く小刻みに震えていた。

セイラさんが、泣いている。

アムロは戸惑う。セイラはいつも冷静で、およそ心の揺れを他人に
見せない。心を開いていない、というのでもないが、仲間に対しても
心の奥底や本音の部分を決してさらけ出さないという印象があった。

そのセイラが、目の前で、こんなにも無防備な姿を見せている。
アムロは、何故かその姿を、あまり人に見せてはならないものの
ように感じた。

「・・・セイラさん、部屋に戻りましょう。僕、送ります。」
アムロ自身、どうしていいか分からないぐらい気が動転していたが
精一杯の勇気で切り出した。
泣くなーセイラさん
アムロ動揺
セイラが軽く頷いたようだった。
アムロの言葉に促されるように歩き始めるが、その足取りは
弱々しく、おぼつかない。
そんなセイラのすぐ後を、アムロもゆっくりとついてゆく。

倒れそうなセイラを支えてはやりたいが、その泣き顔を見たり、
ゆらりと漂う細い躰体に直接触れてはいけないような気がして、
ただ、見守るしかなかった。
セイラの部屋までのほんの短い距離が、やけに長く感じる。
536その頃、カイ:01/10/21 02:00
「あー、すっかり夜更かししちまったな・・・あン?」
カイの部屋の前には、ブツブツ言いながらぐるぐる回っている
ブライトの姿があった。
眉間に深く皺を寄せたブライトの苦渋の表情に、カイはピンと来る。

「よォ、ブライトさん。どったの?こんな時間に」
不意打ちを食らい、ブライトは準備していた台詞が吹き飛んでしまった。
「い、いやカイ、あのな・・・さっきの・・・」
「・・・ブライトさん。セイラさんなら大丈夫よ、きっと。」
カイは、しどろもどろになるブライトの言葉を遮るように言った。

「俺はさ、こんな戦争、早くかたつけたいだけなのよね。
自分が生き残る事だけで精一杯だし、人様の込み入った事情に
関わってる余裕はないっていうか・・・みんなのことはブライト
さんに任せてるからさ。それで、いいんだろ?ブライトさん」
何かを確認するように、カイの眼差しが一瞬、真剣になる。

「あ、ああ、もちろんだ」
「・・・そうこなくっちゃね。あてにしているよ、ブライトさん」
カイはブライトの肩を軽く叩くと、部屋の中に消えていった。

(俺の取り越し苦労か・・・)
一連の鮮やかな動きに、暫くポカンとしていたブライトだが、
ほどなく冷静さを取り戻した。

取りあえず、もう一度きちんとセイラと話をしよう。
全て、それからだ。
ミライがくれた正露丸がきいたのか、胃痛も和らいできたし
なんとか落ち着いて眠れそうだ・・・そう思うブライトだった。

「でも、明日も胃が痛いふりしてミライに甘えようっと(はぁと」
この件をブライトはミライに相談しなかったのかな
しないか。
ミライも自分のことでいっぱいいっぱいで、実際ブライトも
それどころじゃなかったとか。
部屋の前でセイラが振りむいた。
涙のあとはない。
セイラ「アムロ、ありがとう。・・あなたもちゃんと寝なさい」
少しばつが悪そうに微笑むセイラ。
アムロ「おやすみなさい、セイラさん」

アムロに背を向け部屋のドアを開けると、暗い部屋の隅にぼんやりとベッドが見える。
セイラは、あの冷たいベッドに一人で寝ることに言いようのない寂しさを覚え、
一瞬、動きが止まってしまった。

アムロ「・・・?」
セイラ「・・おやすみなさい」
セイラは振り返らずに小さくつぶやき、部屋の中に入り、後ろ手でドアを閉めた。
ところで北爪かなんかのイラストで、アムロとセイラが
ガンダムの足元でキスしてるのがあるってほんと?
>>539
あるらしいよ。もともとはアニメージュの付録だったと聞いた。
ゲーセンのガチャポンに入っていることもあったらしいが。
小説版のどこかのシーンをモチーフにしていて、絵の出来は良いとのこと。

全部伝聞でスマソ。是非見てみたいと思っているが、見たことはない。
541539:01/10/21 22:56
>>540
サンキュー絵の出来がいいって聞くと、
見てみたいと思いますね
543540:01/10/21 23:42
>>542
うーん、どうかな?
2人が直立した状態のだと聞いたような記憶が・・・

もし、今言ってる北爪のものと違うとしたら542は542で新発掘だな。
北爪の商業スピリッツ(藁)からして「全仕事」みたいな画集が出れば
絶対掲載されると思って待ってるんだけど。

またお布施かよ(藁。>俺
ガンダムの影で立ってキスしてるって
聞いたような。
542のもいい感じだけどね。

でも安彦ガンダムではセイラxアムロは期待できない・・。
>でも安彦ガンダムではセイラxアムロは期待できない

言えてる。でも、もしフラウとくっつけたらちと捏造が過ぎるよな。
それと、セイラさんのブラコン度の扱いについても若干の不安が。
シャアとの再会シーンなかったしね。
スレ違いか。

描いてるうちに、思い入れがでてくることを祈る・・・
シャアxセイラは描いてもらわないとね!

シャアだ!赤い彗星が来る!
アムロは?やられたのか?
セイラはどうした?何故攻撃しないのだ!
うわーっやられる!

セイラ「ブライト、ごめんなさい」

ブライト「!!」

ブライトは汗だくになって目が覚めた。
夢だったのか・・・ああ、嫌な夢だ・・・。
くそ、せっかく難しいことは考えないようにしてたのに!

それでも自分が2時間ほど寝ていたことがわかったブライトは
起きあがり、モニターでブリッジの様子を確認した。
軍服に袖を通し身支度を整えていると、胃に軽い痛みを覚え、
「今日も生き延びられるかなぁ・・・」と弱気になってしまうのだった。
>>546
安彦御大さあ、エキセントリックなのが嫌いとか言ってるし、
「ヒステリーに近いブラコンの女性」っていう設定自体に
共感できないんじゃないかと。

私はシャア派ではないんだが、それでもセイラさんの生い立ち
からして、ファザコン=ブラコンという心性を持ってるのは
自然だと思うし、彼女の成長ストーリーを描くためには必要だ
とも思うんだが・・・って安彦御大に言わなきゃしゃあないか(藁
>>542
ありがとう!!

安彦先生、ほのめかす程度でいいから
アムロ×セイラっぽいエピソード入れてくれないかな。
>>549
そういうエピソード入れると思うんだけどなあ。
少なくとも、セイラに感心を持つアムロ、ぐらいは。
人間ドラマを中心に描くって言ってるし、なんてったって
宿敵シャアの妹であるセイラを無視するはずないと・・・
551通常の名無しさんの3倍:01/10/22 21:01
続けて
なぜ上げる?!
セイラは枕を抱いて寝るのかな

あそこでアムロを部屋に誘っていたら、今ごろどうなってた
かしら、なんて思いながら?
554通常の名無しさんの3倍:01/10/24 00:32
昔読んだことがある富野のインタビューで「セイラはストーリーの中の花なんですよ」
というのがあり、セイラはあまり重要視していないみたいなことを言っていましたが
映画が出来る前かな?でも監督はセイラさんのこと好きだったんですね。
>>554
アニメックのインタビューでも「メインの話とは一切関係のない話
なんですよ。シャアとセイラの話は。(中略)あくまでもアムロに
とってはしょせん一人の仲間であり、一人の敵であったということ
でしかありません」と言ってます。

でも、このインタビューを受けている79年7月は、ちょうど30話以降
の構想(打切り前の案)ができていた頃で、実際にはセイラとアムロ
が接近する話を書いているわけです。監督は。

監督は時々わざと嘘を言う(相手を試す意味もある)らしいんですが
中でもセイラさんに対する想いは分かりにくいですね。「セイラさん
そのものには案外思い入れがないんだけど井上さんは好きだった」と
いう話な気も(藁。

ちなみにララアについては「アムロの一番の敵になる。そして一番の
友人になる人物が出現します」と説明してます。(この表現は自分が
実際の映像から印象とかなり近い。)当時から「初恋」という言葉も
併用してますが、ララアとの事はいわゆる男女の情愛ではくくれない
ニュアンスで表現したかったということだろうと思います。
556通常の名無しさんの3倍:01/10/24 02:43
懐かしい、富野の日記みたいなのがあったよね。双子の赤ちゃんが生まれ
たって描かれてあったような気がする。髪がダックテールでした。
557通常の名無しさんの3倍:01/10/24 03:04
セイラタン…
(;´д`)ハァハァ
サゲ進行でしょ。上げないでくれ。
冷たく閉ざされた扉の前で、アムロはしばし立ち尽くしていた。
何かを期待してついて来た訳ではない。
だが、部屋に入る直前の凍り付いたような気配が、崩れ落ちそうな
後ろ姿の残像が、アムロの胸を叩く。

この後、セイラさんはまた一人泣くのだろうか。
その事を思うとアムロはやるせなかった。
しかし、自分に何が出来るというのだ・・・?
優しくしてあげて
うわーん、続きないよー。
Zの時と違って慎重になっちゃう?
それにしても連日飲みすぎだー。
最近セイラ描きもはじめてしまった・・・。
諦めて踵を返しかけたその時、再び扉が開いた。
「あ、あの」
咄嗟には言葉が出てこないアムロに、セイラが先に口を開く。
「私なら大丈夫・・・コーヒーでも、飲んでいく?」
軽く腕を開いて入室を促すと、セイラは部屋の奥へ消えた。

「・・・!・・・」
予想外の出来事に一瞬躊躇したアムロだったが、おずおずと
部屋の中へ足を進めた。
「失礼・・・します」

「適当に座っていて頂戴」
適当にと言われても、事務用のスチールチェアかベッドに
腰掛けるしかない。アムロはなるべく音を立てないように
気遣いながら冷たいスチールチェアに座った。
シンとした室内。自分の鼓動や息づかいさえ響き渡ってしまい
そうに思えて、アムロの緊張は高まる。
微かにお湯が沸く音が聞こえてきた。
そして部屋に拡がる芳香。硬直していたアムロの五感が、一瞬緩む。

気がつくと、コーヒーを手にしたセイラが眼前に立っていた。
「どうぞ」
「す、すみません・・・アツッ・・」
間が持たなくて、反射的に口を付けてしまったのだ。
ふと、今夜一度目の火傷の時、カイとのやりとりを思い出し、余計に
顔が紅潮してしまう。

セイラがクスッと笑った。
「引き留めてごめんなさい・・・でも、貴方、あのままずっと
ああして居そうな気がしたから・・・」
扉の前で逡巡する自分の姿はモニター越しに見られていたのだろう。
アムロはますます恥ずかしさで一杯になった。

でも、今夜初めてセイラさんが笑った。
その事だけで自分のみっともなさへの言い訳がつく気もした。
自分で書いてて若干疑問ではあったのですが、各居室には
ビジネスホテルにあるような湯沸かし器があるということに
しといてください(苦笑。
とりとめのない話をして、どの位時間が経ったのだろう。
目の前で凛とした美しさを放っているセイラを見ていると
先刻の涙が幻のように思えてくる。

思えば、今までこんな間近にセイラを眺めた事があっただろうか。
数ヶ月間命を共にしてきたパートナーであるセイラの事を、自分は
驚くほど知らなかった。

知ろうとするゆとりさえなかったのかもしれない。
毎日が精一杯で、たった一人の幼馴染みを気遣うことさえ忘れがちな
自分なのだから・・・

「アムロ・・・ちょっと、聞いてもいいかしら」
「はい?」
慎重さを含んだ問いかけの言葉に、アムロはひとり思いから醒める。
「あなた、地球でお母さんと会ったでしょう?その・・・どんなだった
かなと、思って」
「どんな、って・・・」
「そうね・・・お母さんは、アムロが知っている昔のままだった?
それとも、変わって感じたりしたのかしら・・・」
セイラの言葉は珍しく歯切れが悪く、質問の真意を測りかねたアムロは
返答に詰まった。それだけではない。あの日の、いや、幼い頃からの
苦い思い、いつも自分を一番には愛してくれなかった母への屈折した
気持ちは、到底一言で言い表せるものではなかったからだ。

「あ・・・私、何だか立ち入ったことを聞いてしまって」
知らず知らずのうちに怖い顔をしていたのだろう。セイラが少し怯えた
ような表情でこちらを見ている。

「いえ・・・僕の方こそ、すみません。あの、母さん、母とは幼い頃から
離れてたから、想い出らしい想い出ってないんです。家族って言ったって、
ずっと一緒にいなければ他人みたいなものですよ。母には僕の事は判らない
と思うし、僕だって・・・地球で会ってみてはっきり感じたんです。もう
母には別の暮らしがあるんだな、って。多分、母とは家族には戻れな・・・」

「・・・!?」
平静を取り戻していたセイラの顔が見る見る曇り、アムロの最後の言葉を聞くか
聞かないかのうちに、その瞳から大粒の涙がこぼれたのだ。
セイラは顔を両手で覆い、崩れるようにベッドに座り込んでしまった。
ああっ!!気になるところでとまってる!!
つ・・続きを・・
「セイラさん!?気分でも・・・!?」
アムロは思わず椅子から立ち上がリ、駆け寄る。
セイラの体が自分の方へ、フワリと倒れ込んだようだった。

家族には戻れない。
アムロのその言葉はセイラの胸に深く突き刺さり、繰り返し心に
響きわたる。

兄さんは、もうあの頃のキャスバル兄さんじゃない。
本当は、兄がジオン軍へと渡った時に、離れ行く2人の運命を
受け止めるべきだったのだ。遅くとも、赤い彗星としてサイド7で、
ジャブローで再会したあの時に・・・
そう気づきつつ、昔の兄の面影にすがり、別離を先送りしてきたのだ。
自分自身が。

アムロの胸に躰全体を埋めるようにしてセイラは震えていた。
そんなセイラをようやく抱き止めながら、アムロは彼女を覆って
いる哀しみの深さに、あらためて驚く。
「ご、ごめんなさい。私・・・私・・・」
セイラはアムロの胸を押し、顔を上げた。必死で気丈に振る舞おう
としているが、それとは裏腹に、すがるような眼差しが痛々しい。

泣き濡れた瞳に吸い込まれるように唇を重ねた。
その冷たく蒼ざめた唇を、暖めるかのように・・・
  n
ヽ(凸)ノ
  [Y]
  / ヽ

ミンナコナイカラ�カキススメタヨ。
ホカノ�ショクニンサン�ドコイッタンダヨ ウァァン!!
ロムラーはいます!!
>>569
ここでやめないで〜。
恒例の寸止め感が・・・・・・・。
ここにもいます〜。
>恒例の寸止め感が
ワロタ。
しかも前回は寸止めのまま話終了だし。
573569:01/10/29 01:05
あ〜スンマソ。
あんまり一人で書くのもなんだなあと思って、寸止めポイント(藁)で
待ちつつ進行してたんだが。

続きはまだ書いてないんで、書き込みが止まるようなら続き書きます。
この先はどの程度丁寧な描写が期待されてるんだろうか。
お話的にはこのまま朝まで飛んで、回想シーンで描写があるとかでも
ダイジョブと思うんですが、それだとみんな怒るよね(藁。
・・・・怒っちゃうかもしれませんですよ?
カナーリ期待してるですよ?
セイラさんったら、ボロボロ。
そんなセイラさんを押し倒すようなことはしない!
>>575
そ、それは誰に向かって言ってるの?
この場合、セイラさんが押し倒すんだろう、多分(本当か?)。
押し倒そうが押し倒されようが、この弱ってる状態は
セイラが可哀想だよ。

ここは一つアムロくんの漢を見たいところですネ!!
でも現実的に15,6歳だからなぁ>アフロ
目の前ですごく良い女が弱ってたら・・・
セイラは自分の中で、強く、張りつめていた気持ちが、フッと
切れてしまったように感じていた。
温もりを確かめるように、何度もアムロの唇を求める。
優しく甘える。そう、アムロに、甘えて、いる・・・

嗚咽が止み、再び静寂が訪れた。指に絡んでは解ける金色の髪が
アムロにはスローモーションのように見えている。
そして唇から体中に拡がる痺れるような感覚。

目の前にいるセイラが自分を求めてくる。そう感じる。
その甘い陶酔感が、入れ替わり立ち上る激しい衝動にも似た感覚が
ないまぜになり、アムロは軽い目眩を覚えた。

おずおずと指先が背中に伸びていき、どちらからともなくより深く
引き寄せ合う。相手の体を懐深く抱き込みながら、巻き込まれる
ようにベッドに倒れ込んだ。

先ほどまで2人の間に挟まっていた悲しみを、重なり合う溜息が
静かに覆い隠していく―――

倒れ込んだ瞬間、セイラの柔らかい膨らみが、アムロの体を優しい
圧迫感で押し返した。
「あぁ・・・」
アムロは息を吐きながら、セイラの体に強くしがみつく。
目を閉じ、セイラの右肩に顔を埋めて身を固くしている姿は、昂ぶる
衝動のうねりを、必死で押し返しているように見えた。

嘘でいい。好きだと言って、自分の全てをさらってくれて構わなかった。
しかし、そんな欺瞞とは対照的なアムロの実直な反応は、セイラの心の
芯をほんのりと暖める。

ふと、アムロが問いかけるような眼差しで見つめている。何か
許可を求めているようにも思えた。この先の、2人について・・・。




アカン・・・無限ループだ。拒否にせよ続行にせよ、この次を書いた
職人さんの内容を「この日の夜」に関する結末にするということでどう?
うぅ〜ん。寸止め。
読者でいる悦びを知ってしまうと、季刊雑誌の連載を
待つのも辛くなくなるです。待つのも悦びに変わるのが
ファンの恐いところかもしれません。

私はおちゃらけるのが好きで、セイラに格闘技させたり
ブライトを過敏性大腸症候群にしてみたりしたけど、
こんな風にうっとりできる秘密の話がずっと読みたかった。

できれば続きを・・というのは我儘でしょうか?

ヽ(`Д´)ノ デモ ワガママイイタイヨウ!! ツ、ツヅキヲ.......
うわー、瞬きも忘れてしまいました。
この無限ループ、いいですねえ。
でもこの二人、この先まだ山場があるような気がするのですが。
ララアの死や、シャアとの対決、ホワイトベースの最後・・・。
ううん、どのタイミングが一番いいのか。
あ、もちろん、職人さんにおまかせします。
583580:01/11/02 23:00
>>582
>ララアの死や、シャアとの対決、ホワイトベースの最後・・・。
>ううん、どのタイミングが一番いいのか。

個人的にはどこでもOKな気がする。
ただ、この段階で「2人の秘密」に相当する出来事は何か作って
おきたかったんだけど、それについては既に達成できたと思う。
よって、この続きは「アリ」でも「ナシ」でもお任せ、なんだが。
そうそう、秘密。
いい響きだなあ。
アムロはセイラの頬に残った涙の跡に気付いた。
そこに張り付いた金色の髪の毛を、優しく指でどけると、
セイラの表情が、また悲しそうに歪んだような気がした。

アムロ「セイラさん・・・なにがあったんです?」

アムロの瞳を直視することができなくなったセイラは、一瞬視線を
泳がせ、横の壁に移す。

セイラ「・・・ごめんなさい・・・」
アムロ「・・謝らないでください、そんな・・」

セイラは目を伏せたまま、ゆっくりと体を離した。
586ちょっとおセンチに:01/11/06 17:50
シャアは短い夢を見た。幼い頃の夢。

『兄さん待ってーーー』
まだ少年の頃、初めての馬を与えられた。よく走るいい馬だった。
乗馬技術の上達は早い方だったと思う。
馬での遠乗りは楽しいものだった。数少ない地球での思い出だ。

もっと早く、もっと遠くへと気持ちが急く自分の後を妹はいつも
ついて来た。自分には馬を与えられたが、アルテイシアには
幼いゆえポニーを与えられた。
サラブレットとポニーでは走る速度が全く違う。それでも妹は
優しい性質のポニーに乗ってついて来た。

思い切り駆けた後、妹を待つために木陰で馬を休めた。
アルテイシアは自分の姿を認めると、満面の笑みを浮かべて
近づいてくる。ポニーを駆けらせるのに必死だろうに・・・。
アルテイシアは木馬を降りてくれるだろうか---------
妹の性質はよく知っている。
幼い頃のように自分を追ってくるのではないか。

戦闘中の不安要素は少なければ少ないほど望ましい。
シャアは自分のためにアルテイシアが木馬を降りてくれるのを
願った。



最近シャアの存在が薄かったからさっ・・・・・。
ウラマレル?

>>585
「私 シャアを....撃つわ」
「・・?この間も言いましたけど、あなたには、それはまだ無理です。
 無茶しないで下さい。」
アムロはもう一度甘美な想いを味わいたくてセイラを引き寄せようとする。
「こんな戦争はもう終わらせましょう。ね、アムロ、シャアを倒せばいいのよ」

セイラは何も無い壁を強く見つめながら独り言のようにアムロに語る。
「赤い彗星のジオンに対する執念をつぶせばいいのよ・・」
アムロは自分がセイラを引き寄せた以上の力で、セイラが自分を押し戻すのを
感じた。

「・・この戦争はシャアだけが敵ではありません。
 このところセイラさんはずっとおかしい。何か僕らが知らないことを
 知っているみたいだ」
セイラは身体を固まらせた。
今、この時までこの腕の中に彼女はいたのに。
セイラさんはずるい。何か隠してる。

セイラを抱きしめる少し前からアムロの頭の中は真っ白だ。
ただ本能のおもむくままに従っていた。
けれど今は違う。自分とセイラの距離がはっきりと分かる。

あんなに震えて僕にすがって来たのに。
自分の不用意な一言でセイラは固い、元の彼女に戻ってしまった。
何か大きなモノに気を取られているセイラを許せないと思う。
僕にだって気を取られているモノはある。でもセイラのそれは
許せない。

「シャアを倒す・・・」
セイラはつぶやく。語尾に含まれているものをアムロが知るよしもない。
だったらシャアを倒そう。それが自分にとっても一番いい。
そしてきっとあの子のためにも--------。
590通常の名無しさんの3倍:01/11/07 00:53
あげ
591職人A:01/11/07 00:56
>>586-587
これはこれで、いいんでない?
40話あたりまでのシャアの出し方には苦慮していたのですよ。

普通にしてれば出番はないし、かと言ってアルテイシアに
気を取られ過ぎるシャアでは1stのストーリーに整合しない。
まあ、光る宇宙前後までいけば、自然とシャアも大活躍になる
のでお待ちあれ(って自分が書くか分からんけど)。

それにしても、最近また皆さんが書いてくれて嬉しい限り。
そろそろフラウも出てこないかな〜、とリクエストしてみる。
この頃って、フラウはある程度アフロと距離置くようになる時期ですね。
>>592
そう。テレビだと、割と「気が付いたら距離が離れてた」
っていう描写だよね。
アムロの側からするとそんな感じかもしれないけど、
フラウ側からすると、もっと葛藤とか寂しさがあったはず。
なんかいい感じだ。
宇宙世紀0079年12月26日---WB艦内某所、乗組員カツ、レツ、キッカ密談中・・・

レツ「最近さあー、ハヤト兄ちゃんとフラウ姉ちゃんって怪しくないか?」
キッカ「ええー、そうかナ」
カツ「怪しい、怪しい。ハヤトが怪我してから、ベッタリだもん」
キッカ「できてるの?アムロは?」
レツ「そこなんだよ!アムロは最近サ、難しい顔してるしサ」
カツ「フラウともあまりしゃべらないヨ」
キッカ「ふぅ〜ん。わかった!他に好きな人がいるんだ!」
カツ・レツ「シイィーッ!」
ブリッジからアムロが流れてきて、3人の横を通りすぎた。
物陰からアムロを観察する子供達。
すると、続いてセイラがアムロを追うようにブリッジから出てきた。

セイラ「アムロ!待って」
アムロ「セイラさん」
セイラ「途中まで、いいでしょ」
一緒にエレベーターに乗り込む二人。

・・・3人の秘密会議は白熱することに。
いいねえ〜おマセさん達(藁。
スマソ、ところで12月26日は、話数でいうとドコなんでしょ?
>596
38話〜39話?
ttp://www.aa.alpha-net.ne.jp/fezard/nenpyou5.htm
598596:01/11/08 01:01
>>597
うへ〜・・・詳しい。597さんサンクス!

しかし、それにしても最後の一週間は無茶苦茶濃密なのね・・・
ジャブロー出発からソロモン攻略戦まではそれなりに間があるというのに。
わけわかんないうちに終戦ですよ。
プシュン!・・・
セイラがアムロの傍らに身を滑り込ませるのとほぼ同時に
ドアが閉まった。その無機質な空間に、2人きり閉ざされる。

できる限り平静を装いたかったのだが、今朝セイラと顔を
合わせた瞬間、心臓が口から飛び出してしまいそうになった。
耳たぶまで赤くなっているのが、周りにも判ったのではないか
と思う。

しかし、ブリッジでの短いブリーフィングの間、セイラの態度
には何らいつもと変わった様子はなかった。
自分が穿ち過ぎているのかもしれないが、まるで「昨夜の事は
なかった事なのだ」と言われているようで、いたたまれない
感じがした。

だから、逃げるようにブリッジを後にした自分をセイラが追って
きた時、正直「何故来るのか」と思った。

アムロは、チラと目線だけでセイラを窺う。端正な、冷たくさえ
感じられる程に整ったその横顔、「静謐」という言葉が相応しい
その佇まい・・・それだけで、どことなく気後れをしてしまう。

セイラさんにしてみれば、今こうしてエレベーターに乗り込んで
来たことも、何の意味もないのかもしれない。
アムロは、何だか自分だけが空回りをしているように思えた。
急に、セイラがアムロの方を向き、ニコリと微笑った。
重苦しい沈黙を破り、静かに語りかける。
「アムロ、怒っていて?昨日の事・・・」

「怒るだなんて・・・ぼ、僕の方こそ・・・セイラさん、
嫌だったんじゃないかって・・・」
我ながら支離滅裂な事を言っている---アムロは毅然と振る舞う
ことができない自分に、臍を噛む。

「謝らないで、アムロ。あの・・・私ね、WBの皆もそうだと思う
けれど、貴方をとても頼りにしているのよ・・・」
「・・・?・・・はい・・・」
「それで、昨日はアムロに甘え過ぎてしまったと思うのだけれど、
あんな事で、貴方と気まずくなりたくないと思って、それで・・・」

「そんな・・・僕、気にしてませんから。だから、その・・・もし
困っていることがあるなら・・・僕に出来ることがあったら、何でも
言って下さい。力になれるかどうか、判りませんけど・・・」

「あんな事」と言われてしまった事を本当は寂しく思ったが、
ぎりぎり背伸びをしてそう告げた。男の見栄でもあった。
アムロのその言葉に、セイラもホッとした様子を見せた。
「ありがとう、アムロ。そうさせて貰うわ。本当に・・・」
セイラの掌がそっとアムロの肘の辺りに触れたようだった。
再び、エレベーターの扉が開く。

じゃあ、私、ブライトとミーティングがあるから、そんなような
事を言って、セイラは慌ただしくエレベーターから降りていった。
グリップに掴まり、急速に遠ざかるセイラの後ろ姿を見送りながら、
アムロはひとり取り残される。

突然に自分の胸をかき乱し、甘え、遠ざけ、そして今また、半ば
一方的に関係の修復を告げて、去っていく------
2人の関係(と言えるものがあるかどうか判らないが)の主導権を
完全にセイラに握られている感じがして、釈然としない気分が残る。

だが、今のアムロにはそれを受け入れるしかなかった。
自分はまだ、経験も、何のバックグラウンドも持たない子供なのだ。
そんな事を思い知らされたような気がした。
ナニかができる(?)期間が限定されてるだけに
今後の展開から目が離せませんね。

次の山場はララァの死後でしょうか?
>次の山場はララァの死後でしょうか?

そういう事なんだろうと思う、多分。あるいはもう少し早めるか・・・
ア・バオア・クーの前にはそういう関係になってるんじゃないか
と思うけど、どう?

でも、難しいんだよね〜ララァが間に挟まることで、2人はより
一層、愛や恋だけが理由で寝るのではなくなってくる。
とはいえ、セイラさんがただ同情で献身するような話にはしたくない。

それだとちょっと安いし、何より「ララァの代わり何だったら別に
寝てくれなくていいよ、アムロ!そんなら俺が寝る!」と思うし(爆。
何か、某スレの「変態仮面」みたいになってきた(藁。

あと、シャアの話も少し書こうかなと思うが(今のところ案無し)、
ララァがらみになっちゃうとやだよねえ?>シャア派の人
>604
ララァがシャアと密接な関係があるのは、
もうどうしようもないっこって。

逆シャアの悪霊化したララァはどうかと思うけど、
ファーストのララァは重要なキーパーソンです。うん。
アムロのララァに対する感情は、恋愛じゃないと解釈して
いたのだが。
だからララァの代わりって感じにはならないと思ってたけど、
どうなんだ?
607通常の名無しさんの3倍:01/11/09 23:15
>606

同感。

アムロはララァとの出会いで「ニュータイプの可能性」と感じると共に
「ニュータイプは現状で人殺しの道具でしかない。」ということを感じて
しまったのではないかと・・・・・
608sage:01/11/09 23:15
sage
もしララァの死の前にセイラとアムロにそういうことが
あったとしたら、アムロ、きついね。
シャアと関係したであろうララァは、女性としてシャア側につくけど
アムロと関係したセイラは、兄しか見えないって・・・。
>606
その判断がなかなか難しい。御大はあの二人についてセックスを超えた
繋がりを持ったと語ってるんだよね。
更にZにおいてカミーユとハマーンの関係、共感しかけた二人の間で
全てを見られ恥を知れと拒否したハマーン。
等を見ると恋愛に限りなく近いがそうではないのだろうと思う。
同性愛を否定していないので勘違いしないで欲しいが、同性同士での
ニュータイプの共感が有れば解り易かったかな?
611604:01/11/10 00:42
>アムロのララァに対する感情は、恋愛じゃないと解釈して
>いたのだが。

基本的には自分もそうだと思っている。1st制作当時は御大は
恋愛よりも「親友」という言葉を多用していたように記憶している。
(同時に、初恋と言ったりもしているが)

ニュータイプに関しては、作品毎に御大の考えが混迷しているので
(そんなに突き詰めて決めてなかったので当然か)、1stのフィルム
を見た皆の実感に近いところで考えていっても良いかとも。

あと、恋愛は独占欲を伴い、ある意味恋人同士で閉鎖しているが、
ニュータイプの共感は最終的には開放系なのだろうと思う。
また、セックスはまやかしの一体感であるが、ニュータイプの共感は
完全な他我同一感を得ることが出来るということか。

ただ、みんなと一つになったら誰もいないのと同じ・・・という話も
ありましたなあ(藁。

>シャアと関係したであろうララァは、女性としてシャア側につくけど
>アムロと関係したセイラは、兄しか見えないって・・・。

シャアとララァは(愛の真贋はさておき)お互いに恋愛関係を自認して
いるけれど、アムロとセイラは(寝たとしても)あの時点では恋愛未満
だろうからなあ。

セイラは人を愛さない(愛せない)方向へブレーキかけてるし、アムロは
まだ「恋愛って何?」(ということにこだわってる)状態。
この件に関しては、シャアとララァに比べてアムロとセイラは(2人とも)
子供なんだと思う。自分の態度を自分で決め切れていない。
アムロの方は、決めさせてもらえていない、とも言うが・・・
612604=611:01/11/10 00:45
って、アムロとセイラの話を正史のように語ってる俺って・・・
(イタイガンヲタのスレにノミネートされそうだ。)
>シャアとララァに比べてアムロとセイラは(2人とも)
>子供なんだと思う。自分の態度を自分で決め切れていない。
>アムロの方は、決めさせてもらえていない、とも言うが・・・

だからこそここは二人して大人の階段のぼるのです!
その過程で色々悩んでもらうのはよろしい事かと・・。

でもコメディも読みたい。
コメディは一年戦争直後の「WBの愉快な仲間達〜寄宿舎生活遍」で全開しまっせー
615:01/11/10 02:17
age
アムロ、セイラが連れ立って去った後

キッカ「お姉ちゃん、フラれちゃったのかナァ・・」
レツ「そんなことないよ!最近姉ちゃんはハヤトと
仲良かったじゃないか」
カツ「でも、ハヤトよりアムロ兄ちゃんの方が・・・」
ハロ「ハロハロハロハロ........」

「何やってるの?あんたたち」
フラウが突然顔を出した。
「いらっしゃいよ。タムラさんがあんたたちにおやつを
こしらえてくれたのよ。ホットケーキだって」
子供たちは先を争うようにフラウボウにまとわりつく。
最近になって通信士を務めるようになったフラウは
慣れない仕事に戸惑っていた。彼女の様子を
身近に見ていた三人は我儘をしてフラウを困らせてはいけない、
と子供心に感じていた。しかしまた、寂しさも感じていた。

激戦の続く中、子供たちとあれこれと子供らの世話を焼く
フラウボウの存在は家庭を忘れたホワイトベースクルーの心を
和ませるものでもあった。



軽い気持ちで始めたら長くなったので分けました。
「それよりあんた達、あんな所でなにコソコソ話してたの?
イタズラなら、駄目よ。こんな時に・・・」
レツが、キッカが叫ぶ。
「イタズラなんかじゃないやい!」
「しょうよ!イタズラなんかじゃ、ないもん!お姉ちゃんの
こと心配してたんだもん」

「あたしの・・・?何で・・・」
「だって、だって・・・さっきだってアムロ兄ちゃんとセイラ
さんが2人で行っちゃって、それで、それで・・・」
「アムロが?セイラさんと・・・?」
今朝のブリーフィングの時、セイラさんに対するアムロの態度が
ぎくしゃくしていたのを、フッと思い出す。

「バカッ、言うなよッ!」
一瞬フラウの顔が曇るのを見て取ったカツが、キッカの頭を
慌ててこづく。
「ウアアアーン!ワァーン!!」
火がついたように泣き出すキッカ。フラウは我に返る。
「もうっ、やめなさい。こんな事でつまんない喧嘩して・・・」
フラウは努めて明るい笑顔を作ると、3人を抱きしめた。
「今、とっても大変な時だから、パイロットの人たちはいろんな
お話があるのよ。お姉ちゃんも毎日頑張ってるの。
だから、あんた達は変な心配しなくていいのよ?ね、判った?」

優しく抱かれた胸の中で、3人はあたたかな、優しい香りに包まれる。
フラウが明るく、優しく振る舞うほど、カツは何故か涙が出そうだった。
でも、泣いちゃいけないんだ。僕が、僕が・・・
フラウの片腕の端っこに掴まり、ギュッと涙をこらえる。

「ほーら、ホットケーキお待たせ〜みんなには内緒だよ」
ふわりと甘いバニラの香りが立ち上るプレートを抱え、厨房から
タムラさんが出てきた。グズグズしていた三人の顔がパッと輝く。
「うわーい!!」「いい匂ーい。オイシそう!」「いただきまーす」
言うが早いか、すっかりホットケーキに夢中になってしまった。

(ホラ、今のうち。行っていいよ)
タムラさんが目配せする。
「じゃあ、いい子にしてるのよ。あたしそろそろブリッジに戻るから」
フラウは名残惜しそうに、テーブルを後にした。
(ありがとう、タムラさん・・・それにカツ、レツ、キッカも・・・)
「まずかったな・・・」セイラは昨夜の自分の行動を反省する。
感情を隠すこともせず、アムロの胸に自分をあずけてしまった。
アムロ・・・あんな少年に、と考えた後、セイラはすぐに、
でも、子供じゃないのね、と思いなおす。
ホワイトベースの艦長、ブライトにも頼ることができなかった自分が
アムロには甘えてしまう。あの子なら自分のことをわかってくれると
期待しているのか・・・。
アムロなら、決着をつけてくれると期待しているのか。
兄を想う苦しみを、何らかの形で終わらせてくれると。

セイラは、昨夜のアムロの唇の感触が蘇ってくるのを感じ、
後悔とせつなさが混じったような、小さなため息をついた。
シャリア・ブルはでてくるのか?
622通常の名無しさんの3倍:01/11/14 19:53
続きを期待!
救済age
ログ見りゃ解るだろうけどsage進行ですんでageんでよろしい。
sage進行でもレスがあればdat逝きに
ならないんでしたっけ?
自分も時々ageておきたくなる時があります。
レスがついてれば大丈夫だったと思うが。
>625
一応確認しておきたかったので。
ありがとうございます。

さぁて、続きはどうなるのかな〜。
シャアやララァがでてきて、セイラさんまでこんなじゃ
アムロの中でフラウはとんでしまうな。
ちょっと思ったんですけど、次の山場は
ララァ死後より、光る宇宙直前の方が、
シャア+ララァとアムロ+セイラという形で
あの戦闘シーンが映えるんじゃないかなーと。。

でももちろん職人さんにお任せです。
>>628
実は俺もチョットそう思っていた。
でもねー、他の職人さんの意向はララァ死後かなあと思ったり。
決めない方が面白いとも言うが、ある程度皆の(多数派の)
萌え展開(笑)で進めた方が筆が乗るだろうし。
・・・!・・・・
突然、今まで感じたことのない頭重感がセイラを襲った。
(な、何・・・?)
得体の知れない悪感の正体を探り当てようと五感を研ぎ
澄ますが、漠として掴み所がない。

第一戦闘配置を告げる警報がけたたましく鳴り始め、
セイラの集中は、そこで途切れた。
「私事にかまけている暇はない、ということね・・・」
雑念を振り切るようにして、セイラはデッキへと急いだ。

(一体、何だと言うのだ!?今度の敵は・・・)
全く敵影がないというのに、次々と起こる爆発。
ミライは何か特別なものを感知している様子だが、自分には
さっぱり見当もつかない。その事が、さらにブライトの
焦燥感をつのらせる。

モニターをめぐらすと、出撃直前のセイラの姿が映っていた。
「セイラ、君を信じちゃあいるが、戦いに私情は持ち込むなよ」
「ブライトさん、・・・私の今までの行動は、嘘ではなくてよ」
セイラを送り出しながら、ブライトは自分は狭量な人間であると
感じていた。

「元ジオンの女。シャアの妹。信じられなくなるのが当然よね」
やはりブライトとも、もう一度きちんと話をしておかなくては、
と改めて思う。
天を仰ぎ、一瞬目を閉じる。瞬間、通常の認識を跳躍した知覚が
セイラの脳内に閃く。直後、マゼランを光が貫き、ブリッジが
吹き飛ぶ。

セイラの心身は、反射的に戦闘体勢へと順応した。
その自らの新しい知覚を自覚することもなく・・・
「おいしかったねー!」「うん!」「また作ってくれるかな」
三人は、すっかり上機嫌で食堂を出てきた。

「あ、キッカ!」
呼び声の方向を振り向くと、ハヤトが傷口をかばうようにして
起きあがろうとしている。
「ひゃあーッッ!!」「でたー!!!」
先ほどまでの秘密会議の中心人物に急に声を掛けられ、三人は
悪戯の現場を押さえられてしまった時のように、慌てふためいた。

「で、出たって・・・ひどいな。僕のノーマルスーツ、持って
きてくれないか?」
「ええ?サンマロさんに怒られるよ。」
レツが見ても、とてもハヤトが完全に回復しているとは思え
なかった。それに、これでハヤト兄ちゃんまで何かあったら、
お姉ちゃんは・・・
「大丈夫。もう大丈夫だよ」

ハヤトがあまり言うので、しぶしぶノーマルスーツを取りに
行くことにした。三人の、秘密会議と心配の種は尽きない。
632再び、戦場で:01/11/17 14:07
ラ、ラ・・・、ラ、ラ・・・
「呼んでいる!?」
何が?アムロは自問する。でも、この感じ・・・・
確かに、呼んでいる・・・僕を?何故?
そして、光が、確かな映像にまとまることのないイメージの
奔流が、アムロの知覚へと押し寄せる。恐れは、ない。

「フ・・・!」
あ、何かが・・・直接脳に響いてくるような・・・心の中に
反響する、これは・・・誰?それとも、私の、想い・・・・

「ララァ、疲れたか?」
大佐の声だ。

いけない、頑張らなくては。
大佐は今、心が揺れていらっしゃる。何か、こう、迷いのような
・・・その迷いが、戦場で大佐を殺してしまうかもしれない。
私が戦わなくては。大佐をお守りするのは私。
そして、こうして大佐をお守りする事だけが、それまで何の価値
もなかった私の人生に意味を与えてくれる。命の、重みをくれる。
「いや、今日はやめておこう。戦果は充分上がっている。
一度休んだ方がいい。」
ターンするゲルググに、エルメス、そしてリックドムが従った。
シャアは心のどこかでホッとしている自分に気づいていた。
正直なところ、まだ、あまり直接敵と接触したくはなかった。

時間が欲しい。
木馬を降りるのに十分な金塊を渡してはいる。だが、すでに前線
に配備されているアルテイシアがすぐに木馬を降りられるという
保証はない。

本当は、一日や二日待ったところで、接触を避けてみたところで
事態は変わらない。今さら、一人木馬を去るようなアルテイシア
ではないとも知っている。
所詮は気休め、自己満足なのだ。

(休んだ方がいいのは私か・・・)
シャアは自身の感傷に苦笑する。ただ、この想いも、やがてすぐに
戦火に紛れ、忘れてしまうのだろう。
一方で、ララァの示す力によって、心深く芽生えた新しい野心を
激しくかき立てられてもいる。
ララァのこの力は、シャアが展望している世界のありようを確実に
裏付けてくれるように感じる。
そんな、今の自分・・・

肉眼では確認できないと知りつつ、彼方、先刻ララァが仕掛けた
輝きの向こうを振り向き、しばし凝視する。
ただ見えるのは、際限なく広がる漆黒の世界のみ・・・
(木馬を降りてくれよ、アルテイシア)
届かぬ祈りは虚空を彷徨う。
戦争も大詰めで、いろいろ大変なシャア。

>>629
光る宇宙直前ですか。
考えてみると、金塊をもらってセイラはシャアの「降りてほしい」
という気持ちが十分わかってると思うんだけど、チラとも下船を考えなかった
んだろうか。
アムロと関係することによって、なおさらWBにとどまることに
なる・・・とか。
セイラがブライトに自分の素性をあかすのは、いつだっけ?
金塊の差出人をブライトに聞かれた時じゃなかったかな。
>>635
その時はシャアからもらったって言うだけで、自分のことは
話さなかったのでは?
あとでブライトを自室へ呼び出して「兄は鬼子です!」うるうる
・・それってララァが死んでから?
>636
ララァの亡くなる前です。
テレビでは『エルメスのララァ』の一つ前。

ちなみにテレビ版エルメスのララァでは、アムロと
セイラのちょっとしたツーショットが楽しめます。
二人の力関係が如実にでてます。
セイラさんはやっぱり聡明な女性だった・・・・!!
>>637
え、どんなシーン?
>>638
もうすぐ書くから待っててNE!
このシーン、すんごい書きたかったんだよねー
>>639
はやく読みたいー
数時間前。ギレンは木製帰りの男、シャリア・ブルを謁見していた。

ギレンがシャリア・ブルに手渡したフラナガン機関からの報告
ファイル、その表題には「シャリア・ブルに関するニュータイプ
の発生形態」とあった。
自分がニュータイプ?・・・訝るシャリア・ブルの感知したギレン
の意思は、彼を戦慄させた。

「・・・!キリシア殿のもとへ行けと?」
「ほう・・・言わぬ先からよく判ったな」
この自分の知覚、直観を閉じてしまえることができたら、そう
呪うシャリアに、追い打ちをかけるようにギレンが念を押す。
「私がなぜ、君をキシリアのもとにやるか判るか?」

ほんの数分の謁見であったろうに、シャリア・ブルの心身は
消耗し、疲弊していた。汗で背中がぐっしょりと濡れ、アンダー
スーツが冷たくはりついている。

ニュータイプ、と言っても、この戦時下にあってはザビ家の覇権
争いの道具にすぎない。それは、まだいい。

ギレンの心の奥底を流れる思惟。キシリアへ向けられているそれは
政敵への競争心というよりも、むしろ、どす黒い憎しみに近いもの
ではなかったか。その闇が、シャリア・ブルに、どこまでも重く
のしかかって来るのだ。

---家族に、連絡をしなくては。
脈絡なく、そんな想いが急に心に降り立った。
それが、この異動によって当分ジオンには帰れまい、という合理的な
判断によるものなのか、それとももっと別の予感によるものなのか。
その時のシャリア・ブルには、判らなかった。
ブライトは一人、休憩室の片隅にいた。
「出来もしないことを出来ると信じている兄を思うと
差し違えてもいいって」
「兄は鬼子です」
先ほどのセイラの台詞と、思い詰めた表情が幾重にも
重なり、フラッシュバックする。

吹っ切れているというのとは違うが、先日話した時よりも
セイラは、一つ心を決めてきていたようだった。
だからこそ、出自を含めて、包み隠さず自分に話してくれた
のだろうと思う。だが、しかし。

セイラがジオンの娘である。
それは、シャアがセイラの兄であるのと同じくらい、いや
それ以上に衝撃的な事実だった。

詳しい内容は覚えていないが、ジオン・ダイクンの家族は
病死したのではなかったか。
もっとも、自分が目にしたのはジオン公国の公式発表を
もとに連邦の通信社が流した記事であろうから、それは
全く事務的なニュース記事だったろうと思う。
病死した筈の兄妹が生きている。しかも、偽名まで取得して。

セイラ達が地球に亡命した経緯までは聞いていない。
(というより、それ以上聞くことができなかった。)
だが、ジオンに戻れない何からの事情があると推察する
のには充分すぎる情報だ。そう考えれば、セイラが今さら
ジオンの為に我々を裏切るとも考えにくい。

でも、だから何なのだ。
ブライトは苛立たしげに手にしたチューブの無機質な
吸い口に口を付けた。味気ない苦みが口内に広がった。
「ブライト、ここに居たの?」
セイラと話に行く---そう言ったきり、時間になっても
戻らぬブライトを心配し、ミライが探しに来たのだ。
ああ、なんだか読んでる自分が緊迫してくる(w
ここの職人さん達マンセ−!セイラファンのオイラとしてはドキドキもんっす!
キャスバル兄さんもアムロもララァも好きなんで、この辺りは切ないっす!
今後の話、期待してます!(ageられないけど)
すっかりROM専門になってしまった。
早く続きをぉ・・・・・
ブライトの打ち明け話は、ミライの予測を遙かに越えるもの
だった。
(このところ、しょっちゅう胃痛になるはずね)
ミライに話してもなお、ブライトの心は一向に晴れた様子が
なく、終始苦渋の表情を浮かべている。

「でも、水くさいわ・・・ブライト。どうしてもっと早く
話してくれなかったの。」
ミライはわざと拗ねたような、おどけた笑顔を作ってみせる。
「それとも、私では頼りにならない?」

「い、いや。セイラの個人的な話でもあったし・・・」
ミライのつぶらな瞳にのぞき込まれブライトはつい素の部分で
反応してしまう。艦長として背伸びしている自分なぞお見通し
で、ミライから見れば滑稽なものなのであろう。
(この女性には敵わないな。)
そして、ブライトはそのことが嬉しくもある。

「その、な・・・サイド6からこっち、君も心労が重なっている
だろう?君に余計な心配をかけずに済めばその方が・・・少しは
俺も、格好つけたかったと言うか、さ・・・」
ブライトは少しはにかみながら、笑ってくれて構わんよ、とも
付け加えた。

自分のために秘密の重みに一人で耐えていたと(それも正露丸を
毎日飲みながら)、少し照れながら告げるブライト。
無理して格好つけて、あの時自分をスレッガーの元へ向かわせて
くれたブライト・・・その気持ちをミライは初めて、愛しいな、
と思った。
「あのね、ブライト」
ミライはカウンターの上で固く指を組んでいるブライトの両手を
包み込むような気持ちで、自分の右手を重ねる。
「セイラはきっと大丈夫。信じていいと思うわ。こんな・・・
私の気持ちでは、なんの保証にもならないかしら?」

ブライトは優しく微笑むミライを見返す。この若さにして、この
女性の包容力はどうしたことだろう。ブライトはいつも感心をする。
そして、彼女の全てを信じて良いと思わせる、重ねられた掌の暖かさ。
テキサス以来のブライトの猜疑が、卑しく、取るに足らない考えで
あるかのようにさえ、思えてくる。

「戦っている時、あなたが迷っていたら・・・私達、みんな、
生き残れないわ。そうでしょう?ブライト」
「あ、ああ・・・そうだな・・・」
ブライトは、ミライの感じる気持ちを、この温もりが伝える確かな
安心感を、信じてみようと思う。
「ブリッジに戻りましょう。皆が、あなたを待っているわ」

ブリッジへ戻るブライトには、ミライと談笑するゆとりが戻って
いた。ブライトの表情が明るくなっているのを見て、ミライも
また安堵する。
「ね、ブライト。これは後でセイラにも相談しなければいけない
のだけれど」
「うん?」
「もし、私達、生き残って帰ることが出来たら・・あの金塊、チビ
ちゃん達や、同じような子供達のために使うのって、どうかしら?
WBの皆で分けると言ったって、分けたら分けたで事情を説明
しなければならなくなるし・・・」
「名案だ。セイラもきっと、賛成してくれるだろう」

もし生き残ったら。そんな仮定がふと信じられる。
ひととき、幸せな会話を交わす2人だった。
うおっ!!こんな所でも愛が。
ザンジバルでは、エルメスのサ,イコミュの調整が急ぎ
行われていた。
その慌ただしさの中、月基地からピックアップされた
ブラウ・ブロとともにシャリア・ブルとシムス中尉が
到着した。

「シムス・ババロス中尉、シャリア・ブル大尉、只今
到着いたしました!」
「ごくろう、シャアだ。こちらがエルメスのパイロット
ララァ・スン少尉」
シャアもシャアと共に敬礼で迎える。無重力で裾がひら
めきたつワンピースが、その姿といかにも不釣り合いだ。

「なるほど・・・大佐・・・この少女、いやララァ少尉
からは何かを感じます。そう、力のようなものを・・・」
「で、大尉は私からは何を感じるのかね?」
シャリア・ブルの鋭敏な知覚に、すかさずシャアが切り返す。

「いや・・・私は大佐のような方が好きです。お心は大きく
お持ちいただけると」
シャリア・ブルはすっと顔を上げ、シャアをまっすぐに
見つめながら続けた。
「ジオンのために素晴らしい事だと思われますな」

「・・・良い忠告として受け取っておこう。私は、また
友人が増えたようだ」
そう応えると、シャアはシャリア・ブルに右手を差し出した。
いかにも洗練された仕草で受け返す、この若き将校と固く握手
を交わしながら、シャリア・ブルは(やはり自分のこの能力は
自分を幸福にしそうにない)とつくづく思うのだった。
発進するブラウ・ブロを見送っていたララァがシャアを
振り向き訊ねた。
「なぜ、大尉だけおやりになるのです?」
「律儀すぎるのだな。ブラウ・ブロのテストをしたいと
言って聞かなかった・・・」
「そうでしょうか?」

シャリア・ブルは、到着前にララァが心配していたような
人物ではなかった。少なくとも、人となりという意味では
充分信頼がおける人物であると言っていい。
ただ、その鋭すぎる洞察力を大佐は好まないのではないか。
この頃の大佐は、以前にも増して、心の深い部分を他人に
見せたがらない。そう、それは自分にも。
そしてその事が、自分を疑い深くさせていた。

ひょっとしたら、自分は今でもあまり幸福な女ではないの
かもしれない・・・ふと、ララァはそんなことを思う。
大佐の道具であっても構わない。これ以上、何も望まない。
そう決めて、ここまでついて来た筈であった。
けれど、大佐と近く触れ合う喜びを知ってしまってからは、
幸せという光を見てしまってからは逆に、その裏側に張り
付いている影が、より強く、色濃く際立つのだ。

私はずっと変わらず孤独であるというの・・・?
考えを突き詰めて行くほど、自分の洞察が辿り着く答えに
ララァは言いしれぬ淋しさを覚える。

「不服か?私は、エルメスを完全にララァに合うように
調整してもらわぬ限り、ララァを出撃はさせん」
ララァはシャアを見上げ、その言葉の中に、仮面の奧の瞳に、
必死で真実を見つけようとする。
だが、答えが見つかる前に、そこから目を逸らしてしまう
のもまた、自分の方なのだ。
ララァはシャアから視線を外し、見るともなくぼうと遠くを
見やった。深いエメラルドグリーンの瞳に映る瞬きは星々の
輝きか、それとも、遥か出会う、予感の光・・・
651通常の名無しさんの3倍:01/11/24 01:03
age
652職人:01/11/24 01:21
上がると晒されてるような気がするのは俺の被害妄想か。そうなのかッ!
>652
ずばり気のせいでゴザイマス。
レスがついていても時々足切りで下位のスレッドが
倉庫逝きというのはある、らしい・・。少なくても他板は。

で、シャア専はどうかというと、よく分かんない。
倉庫行ってみても理解できなかったから誰か教えて欲しいんだけど、
あれは450以上のスレが立ったら350まで減らすつー意味なの?
んー、知らないうちにルール変わってたりするからねえ。
誰か最新情報詳しい人いない?
あげても荒らされなければ・・・。
続きが気になる
657通常の名無しさんの3倍:01/11/29 22:57

摺醴霾醴髏蠶蠶鸛躔か                    ベ∃壮鎧醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
勺儲靄靄醴醴醴蠶體酌偵Auru山∴          ベヨ迢鋸醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
∃儲霾ヲ露繍蠶髏騾臥猶鬱h  ご笵此∴        ∃f謳廱躔騾蔑薺薺體髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶
ヨ儲諸隴躇醴蠶歎勺尓俎赴  f蠶蠶蠢レ      ∴f醴蠶鬪扠川ジ⊇氾衒鑵醴蠶蠶蠶蠶蠶
ヨ鐘諸薩讒蠢欟厂  ベ状抃  傭蠶蠶髏厂      .ヨ繍蠶蠶臥べ泣澁価価櫑蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
f罐諸醴蠶蠶歎      マシ‥…ヲ冖        .∴瀦醴蠶襲jJ鶴門門攤蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
加罐讒蠶蠶欟厂        ヘ              ∴f醴醴蠶甑欄鬮°f蠢蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
溷霾醴蠶蠶勸                        ∴ヨ繍醴蠶蠶鬮狡圷し醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
醴蠶蠶蠶蠶髟                        ベ湖醴醴蠶蠶蠶庇⊇⊇體髏髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶欟                          f繍蠶蠶蠶蠶蠶曲三三巛憫髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶歉                  澁畄_迢艪蠶蠶蠶蠶蠶蠶甜川⊇川川衍捫軆髏髏蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶髟                コ醴蠶奴繍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶齡辷シジ⊇川介堀醴醴蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶鬮か                .ベ苛ザベ繍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶醯己に⊇三介f繙醴蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶髏鬮シ                        尽慵蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶自辷三沿滋鐘醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶醴勸                            氾隅髏蠶蠶蠶蠶蠶靦鉱琺雄躍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶醴訃                      ∴∴∴沿滋溷醴髏蠶髏髏韲譴躇醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶髟              _山辷ムf蠡舐鑓躍醯罎體體體驩讎櫑蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶a            f躍蠶蠶J蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶醯註珀雄醴醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶廴          f醴蠶欟閇憊體醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶靦錐讒醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶欟シ          禰蠶蠶蠢螽螽f醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶躍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶監シ          ∵ヴ門夢曠髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶a                ∴シ∃愬嚶髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶診            ベ沿u旦以迢u讒醴髏曠醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶髏蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶甑シ            .げ隅艪蠶蠶蠶蠶蠶蠢J蠶髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶鬮ヒ               ベ状隅髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠢テ∴              ベ川捍軆髏蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶ルシ              ∴∃氾据醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠢此            ∴⊇以f繙醴蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶ル∠∴  .∴∴∠ヨ旦滋躍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
蠶蠶蠶蠶蠶蠶醢山ム沿当u錙躍蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶蠶
ホカンsage
シャア応援
つーづーきっ つーづーきっ
心より職人さんをお待ち申してますsage
めっちゃ書きたかったシーンとは?気になるー
ごめーん、今週忙しくて・・・(ていうか、来週半ばまで忙しい)
また頑張るから!待って。あるいは誰か書いて。
やっぱもう年末でみんな急がしんだな。
664663:01/12/01 02:28
リアル小房並みに間違えた。急がし←忙しいだよ。鬱だ死のう。
ホカンsage
ホカーン!
ララァとシャアはいつ男女の仲になってしまうんだ?
シャリア・ブルが死んでから?だよね。
いや、もうなってます。
というか、なってる前提で書いてる。

サイド6の前にはもうそういう仲だったはず。
今気付いたんだけど、職人さんでコミケで出品される方がいるのでは?
それで忙しいと。
セイラたん創作に飢えてきた・・・ネットで探しても見当たらぬ。
職人さんがお休みの間に、誰かおすすめ知ってたら教えてくれませぬか
671通常の名無しさんの3倍:01/12/05 22:04
続き期待 保全age
週末は書こうと思う・・・
その「めっちゃ書きたかったシーン」待ちですな。
それは拝読しないと、どうにも次には・・・。
ふと思い浮かんだのだが、
ジオン・ダイクンがあのまま初代首相として生き永らえていたならば
アルテイシアはいずれ兄キャスバルの友人ガルマと結婚したのだろうか…
親の決めた許嫁、くらいの展開はあったかも。
それがガルマならまだしもギレンかドズルが候補だったら・・・・(鬱)
キシリアはやっぱキャスバル坊やがいいのかな。
「キャスバル坊やと結婚させてくれないならライフルぶっぱなして
 父上とお兄様を殺して私も死ぬわ。」
なんてのたまうのだろうか。
677通常の名無しさんの3倍:01/12/09 21:45
どへえー、ギレンはちょっとォーー!!
でも、ジオン国民的には盛り上がるだろうねえ。
ガルマとセイラだったら。
そーゆーこともあったかもね。
親の決めた・・・というなら、ギレンがありそう。
セイラ、ピーンチ。
やっぱりシャアとギレンは水面下で対立するような。
679674:01/12/09 22:09
>>677
>>677
まあお互い宰相(国防相?)の令息と首相令嬢でおまけに美男美女ですしね。
セイラの性格も首相令嬢のまま育っていたならば、
ミライやイセリナみたいな感じで今より幾分箱入り娘っぽくなっていたのかな?
ガルマの方は公王の子息→宰相の子息となっても
元々がおっとりした好青年だから多分殆ど変わり無いような…
そのif...が某スレで学園ラブコメ展開されているのでは・・・
681通常の名無しさんの3倍:01/12/09 22:33
>>677
確かに状況的には、ダイクン派とザビ派の宥和の為に、ガルマとアルテイシアの
政略的許婚ってありそうですね。
そして、ガルマとアルテイシアの結婚なら、ジオン国民は盛大に祝福しそうです。
そしてガルマは、イセリナの例から言って、金髪美人のアルテイシアになら熱烈
な恋に落ちそうです。
>>680
某スレとたぶってないヒトはだぶってないんだね。
(当たり前だけど)
683☆位置業:01/12/09 23:47
でも結局穏健派のダイクン派は、弾圧されると思います。
その中で、ダイクン派の指導者的存在はテロ格好の標的
なるだろう。
もちろんギレンが裏で暗躍するだろう。
684通常の名無しさんの3倍:01/12/10 22:12
>>683
対立するダイクン派とザビ派、その中でも、お互い愛し合うガルマ
とアルテイシア。
「ロミオとジュリエット」ばりの、劇的なラブストーリーが作れそ
うなシチュエーションですね。
その時、シャア(キャスバル)はどうする?
妹との許されない恋を選ぶか?世継ぎとしてダイクン派を選ぶか?
妹を取れば並々ならぬ愛の逃避行が繰り広げられていきそうですが。
キャスバル・アルテイシア・ガルマ、愛憎入り乱れる泥沼の三角関係。
一方は、道ならぬ兄と妹の近親愛。
もう一方は、ダイクン家とザビ家、対立する両家の間での愛。
共にままならない二人の男を、同時に愛してしまった、アルテイシアの
苦悩とその愛の行方は如何に?
687679:01/12/11 15:22
>>684
…こうしてみるとガルマの運命だけはホントに変わらんなぁ(^^;)

>>685-686
キャスバルとアルテイシアはヤパーリシスコン・ブラコン兄妹のままなのか…
ついでにキャスバルとガルマが友達以上に親密(*^_^*)な関係だったら
ラブ・トライアングルは更にややこしいコトに(爆
>687
キャスバル&アルテイシア=肉体関係のない近親相姦(byトミーノ御大)

シャア&ガルマ=モーホー関係(by安彦による初期設定。御大の猛反対により没となった)

本編での設定でさえこうだからなぁ…
689687:01/12/11 17:30
>>688
………………(´Д`;)………………
690通常の名無しさんの3倍:01/12/11 22:56
キャスバル・アルテイシア・ガルマ(妄想ネタ)
シャア・ララァ・アムロ
シャア・セイラ・アムロ(小説ネタ)
アムロ・フラウ・ハヤト
ブライト・ミライ・スレッガー
こうして見ると1stは、三角関係が花盛りです。
兄・アムロ 弟・ハヤト
兄・スレッガー 弟・ブライト

以上、1stで契った穴兄弟
692☆位置業:01/12/11 23:15
>>684〜686
そうですね。こんな展開はどうですか?
シャアは、結局ダイクンの跡を継ぎ指導者にそれにより
ギレンとの政治闘争は泥沼化していく。
それにより、シャアはアルテンシアの身を案じ他のコロニー
への移住を勧める。
ザビ家では、デギン公がギレンの暴走を恐れガルマを使い
イセリナとの政略結婚を勧める。
ガルマは、結局父に押し切られイセリナと結婚する事に・・・
結婚式当日ガルマとイセリナは、ギレンの手の者によりダイクン派装い
暗殺される。
セイラは、復讐を誓いサイド7に移住そこで運命の出会いが・・・・・・・
って優香、政治闘争が有ったからダイクンは暗殺された訳でしょ。
ザビ家がダイクンを暗殺しないのに主導権争いをするって事はないでしょ。
この様な事が起こり得る状況は、ザビ家がダイクンを完全に支えた時で
あり内紛などありえないと思うが。某スレのように。
694通常の名無しさんの3倍:01/12/13 00:28
>>693
ギレンは、野心を持っていてダイクンを始めとする一派を
邪魔と考えてるだろ原作でもダイクンが暗殺されると
ザビ家に政治体制が移っていたろ。
あれがザビ家の陰謀でなくてもダイクンと親交の篤い
ザビ家に自然に権力が集中していくだろ。
ageるな。
696689:01/12/13 10:36
>>692
ガルマとイセリナ、まるでJ.F.ケネディとジャクリーンの様…(;_;)
>>696
直接の引用ではないけど、そういうイメージをいろいろ下敷きにしてるかも。
イセリナのとうちゃんとか、昔のハリウッド映画の「アメリカのガンコ親父」
(すごーく良くいえばハンフリー・ボガードの役みたいな)感じもあるし。
>>697
エッシェンバッハ氏 as ボギーはホメ過ぎザンス(w
ガルマは先頃亡くなったケネディJr.のイメージ。
ヤパーリ飛行機事故で……(TДT)
「こ、これは・・・すごい!敵のパイロットは、こちらの位置と
地球の一直線を読めるのか!?」
シャリア・ブルはアムロの力に驚嘆していた。
(木馬のパイロット、ニュータイプとは聞いていたが・・・)

輝く地急光の中からやがて浮かび上がるガンダムの機影、
と同時に、ブラウ・ブロに迫り来るビーム!
ブラウ・ブロは素早く跳ねるような動きで身をかわす。

「なに!?」
アムロはスコープから顔を外し、敵が回避した事を確認する。
と、間髪入れずに、四方から打ち込まれる光条。
「違うぞ!さっきとは!」

目まぐるしく回避運動を続けながら、ライフルを構える。
「下かァー!!」
打ち込んだその方向から、戻り来るビームをアムロは間一発
よけたものの、シールドを失った。

「チィーっ!」
ガンダムを急上昇させるべく、アムロは限界までレバーを引く。
アムロの感応に一呼吸遅れる感じで、激しく噴き出すロケットノズル。
「くっ!やはりガンダムの反応が鈍い!」
アムロは、今までに経験したことのない、焦りを感じた。
「すごいモビルスーツとパイロットだ。あのパイロットこそ、真の
ニュータイプに違いない。そうでなければ、このブラウ・ブロの
オール・レンジ攻撃を避けられるわけがない!」
それは、恐怖と言うよりは素直な感嘆の気持ちだった。
シャリア・ブルには、自分を追いつめる存在である筈のガンダムの
パイロットに、親近感とでもいうべき感情が芽生えていた。

モビルスーツ乗りの戦いは孤独だ。
暗く、冷たいコクピットの中に、この世界の全てから隔絶される。
ミノフスキー粒子の干渉下、雑音の中で微かに聞こえる通信音だけが
生命ある世界との唯一のつながり・・・

そうして隔てられた孤独の中で、眼前の敵に対する正体のない恐怖
だけが増幅していくのだ。生身の、人間的な交感の絶たれた戦いの中では
対峙している敵は時に機械のように、時には悪魔のようにも感じられたが、
本当は、それは自分の心の見せる幻にすぎない。

しかし、この戦いの中、シャリア・ブルはアムロ・レイという人間の
何たるかを、戦うほどに近く感じるのだ。
判り合っている、と言ってもよい。
それは、兵器としてのサイコミュの、致命的な欠陥であるのかも
しれなかった。
シャリア・ブルは目の前の敵に、人類が託すべき『希望』、を見る。
そして、自分のそういう感じ方を止めることができないのだった。
そんなシャリア・ブルの内省も瞬きの一秒、舷側に散る爆発に
よって引き戻される。

その爆発を仕掛けたのは、追って出たガンキャノン、ガンタンク、
Gファイターだった。
さらに来る数条のビームの間隙を縫い、ブラウ・ブロはジグサグ
に回避する。

そのブラウ・ブロ本体の動きを追っていた三機に、全くの別方向
から攻撃が襲いかかり、ビームはガンタンクをかすめて過ぎた。
「に、二機か三機のモビルアーマーがいるのか!?」
「うわーーーっ!」
「カ、カイ!ど、どこから・・・!?」
狼狽するセイラ、ハヤト、カイ。

「退がれ!この敵は違うんだ!」
三人に後退を促しつつ、360度、全方向に感覚を張り巡らす。
もはやアムロの戦闘能力は、他のクルーとは次元が違うものだった。
「くっ!ガンダムの反応が!遅い?」
必死でガンダムを繰るアムロの左に流れ込むブラウ・ブロの機影。
が、アムロは右を閃き、急上昇してトラップをかわす。
「あのパイロットは反対からの攻撃も読んだ!?」
「どういうことだ!敵は、一機のモビル・アーマーの筈だ!」
上下に左右に、入れ替わり立ち替わり、二機の動きが、飛び交う
思惟が、目にも留まらぬ速さで激しく交錯する。

しかし、雑念を閉じたその一瞬に、アムロには見えた。
虚空を、撃つ!
「シムス中尉!逃げろ!」
「え!?」
シャリア・ブルがアムロの思念を閃き返した時には、ブラウ・ブロ
にビームが迫っていた。
ビーム砲をかわしつつ急下降したガンダムは、ブラウ・ブロの側面
に滑り込むやライフルを撃ち、瞬時に離脱。ビームはブラウ・ブロ
に直撃した。

(これで、良かったのだ、これで・・・大佐、頼みます・・・そして
連邦のパイロットよ、導いてくれ・・・人・・を・・・新し、い・・)
爆発の中でシャリア・ブルの思念は途絶えた。
後悔は、無かった。
こんなにシャリア・ブルの話を書くつもりはなかったのに、
戦闘シーンを書いていたら興奮してきて長くなってしまった・・・(鬱
TV版の資料って手元にないから、なつかしい。
アムロがパイロットとして尋常ではない強さを持ち始めた表現だったよ。
対シャリア・ブル戦は。
セイラさんはー?
>706
兄さんと次号予告にいるよ。
続きを・・・
セイラさーん
資料ないと、ここらへんは書くに書けないなあ
職人さん待ち
711 :01/12/27 04:20
test
712通常の名無しさんの3倍:01/12/28 17:29
カイはセイラのことは好きではなかったのか?
713通常の名無しさんの3倍:01/12/28 17:30
シャアはカイに「お義兄さん」なんて呼ばれたくないと思う。
>>712
カイが好きなのはミハルでしょう。
それにブラコンのセイラ場合、兄を超える相手じゃなきゃ
好きになる事はないんじゃないかな。
小説版ではアムロとの恋愛体験が、セイラのシャア離れお
よび自立へと繋がったからね。
そうですな。
スタート時点で一番好きなのは兄さんで、ここが出発点だから
「兄を超える要素がある人」でないと付き合う対象にならない。
んで、容姿や性格の優劣は案外相対化しにくい。
好みというフィルターによって「結局兄さんが一番」と結論
づけられてしまったり。

その点アムロであれば、ニュータイプ能力という、明らかに
兄より優れている点を見いだせる。(見いだしやすい。)
でも、一旦兄離れ(自立)が終了すれば「兄より優れた人」という
条件は外れるので、色んな人と恋愛する可能性が出てくると思う。
716通常の名無しさんの3倍:01/12/29 14:20
>>713
小説版だとシャアはカイのことほめててね、
最後の方で、、
717通常の名無しさんの3倍:01/12/29 15:35
>>715
小説版では「私も、アルテイシアでなくなっている」と「あの男は、私の男
を殺した男」という富野節全開の部分で、セイラの兄離れは達成されたと思
うから。
そして「セイラは一人で自在に泳げるのだ」という部分で、アムロにも束縛
されない、セイラの新しい人生を予感させる終わり方になってるからね。
>>716
そうそうカイもNTだからね。
カイは後半、かっこよかったしなあ
720通常の名無しさんの3倍:02/01/01 21:48
映画版3では事実上、チームリーダーじゃなかった?
メカマンからも人気あったみたいだし、

最終回の『勝となればここを逃げ出しても良かろう』ってのが
一番ぐっときた。ああ、そうだよな彼らもともと民間人だもんなぁって
感じで、、

リアルタイムにみてたころ、カイとセイラが
(ミハルは別にして)エピソードとまでといかないまでも
感じのいい演出が多かったから、いい距離感で仲がいいのかなぁと思ったね、
『軟弱者!!』という有名なシーンは別格として
みんながフラミンゴの群をみて喜んでいるときにセイラだけが
(自分が綺麗だといったせいもあるけど、)カイに気遣ってたのが
印象的。(今、思えば仲間なんだから当たり前のことなんだけどさ)
721通常の名無しさんの3倍:02/01/01 22:03
セイラの相手はデスラーしかいない!!
ギレンとかね
>>721-722
セイラ「ガ━━━━━━━(゚Д゚;)━━━━━━━ン!!!
    に…兄さん、あたしやっぱり医者になります…(泣」
続きはあ〜・・・いつもながら他力本願
待ってる〜
725通常の名無しさんの3倍:02/01/09 01:03
保全age
小説ないと下がるの、はやー
他力でスマソですが・・・・
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沈んでいくぅ・・・・
だーかーらー、どうしても書きたかったシーンを!
ララァとシャアの関係も気になるな。
職人さーん。
久しぶりに覗いてみたら止まってますねー。
続きは
>>702からという事になるのかな?
またまた他力本願だけど、そろそろやばいだろう。
小説の続き期待age
>>702
「今、すぐエルメスで出れば、ガンダムを倒せます」
「戦いは危険を冒してはならん。少なくとも、ソロモンに
いるガンダムは危険だ」
シャアはやんわりとララァの若い性急さを諫める。
「それに・・・シャリア・ブルの事も考えてやるんだ。
彼は、ギレン様とキシリア様の間で器用に立ち回れぬ
自分を知っていた不幸な男だ。いさぎよく、死なせて
やれただけでも、彼にとって・・・」
「大佐!大佐はそこまで?」

シャアは身を乗り出すララァを見つめ返し、少し言い淀み
ながら、言葉を続けた。
「ニュータイプは万能ではない。戦争の生み出した、人類の
悲しい変種かも知れんのだ」
「そんな!・・・そんなことを!」
シャアの心深くが判らない。そんな不安に心揺れるララァに
とって、それは酷く衝撃的な言葉だった。
そもそもララァにとっての正義は、その拠り所となるのは
シャアだけであった。

自分がかつて身を置いていた地獄としての日常。
愛する人を護るための、その人が信じる世界を実現するため
のハザード。
そんな風に自分の過去と現在を虚構化して、必死に日々を
戦い抜いているのだ。

ララァは沈黙するシャアの背中に必死で語りかける。
大佐!何故いつものように私を導いては下さらないの?
恐怖や痛みを忘れるくらい、大佐の語る理想に、未来に、
心酔わせて欲しいのに・・・そうでないと、私・・・
大佐、答えて・・・
一方、ホワイトベースでは深刻な事態に陥っていた。
心配されていたガンダムの操縦系のひずみが現実の
ものとなった。
つまり、アムロの発達し始めた反射神経に、ガンダム
のシステムがついていけなくなったのである。
直ちにガンダムの動力系の整備が始められたが、それで、
解決のつく問題とは言えなかった。

ほどなく、ホワイトベースは、ソロモンの技術本部へ
向かえとの指示を受ける。
電磁工学の新鋭、モスク・ハン博士とそのスタッフにより
ガンダムにマグネット・コーティングが試されることが
決定されたのだ。
ついに!!
来た来た〜!!!! age
待ってました!
いよいよ
最近セイラSSに飢えてたので、こんなの探し出してしまった。

ttp://www.d1.dion.ne.jp/~tota/gundam/sayla2.htm

ちょっとキャラ違うかな。有名なサイトだよね。
745通常の名無しさんの3倍:02/01/24 16:55
セイラー!
746通常の名無しさんの3倍:02/01/28 16:16
セイラはレズだった!
なんでや
TVシリーズまた見たくなった
そして待ちつづける・・・・
はい
751通常の名無しさんの3倍
さっきキミたちのセイラで抜きました。ドピュってね。