1 :
宮崎駿:
宮崎駿になり損ねた富野について
関係ないけど宮崎駿が監督でガンダムの続編作ったらどうなんだろう?
素直に楽しめる、薄い作品になるでしょう。
>>2 空を飛ぶ兵器には、全て「巨大なプロペラ」が付いています。
「ミノフスキークラフト」は青く光る石で代用。
>>4 ついでに主役級の女の子はロリ顔巨乳。
老兵はやたらヒゲが爆発してる。声は有名俳優(渋め)
・・・そして、MSはやたらと手が長い・・・(鬱
登場するMSは全て鋳造装甲orリベット打ちで。
ターンAって最初宮崎っぽいって思ったのは僕だけかな?
宮崎より富野がオモロイと思うのはガンヲタだから?
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/16(月) 14:52 ID:4nQd.8j2
宮崎はもう終わっただろ。
ナウシカの失敗をもののけでとりかえそうとしたけど結局失敗。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/16(月) 14:54 ID:/kJgh4Bw
>>8オマエダケダダヨ!
>>1富野は宮崎になりそこねたのかナ?
富野は万人に受け入れられるガンダムを目指してるかー?
違うでしょ、比較するのおかしいだろー
「○○より○○の方が・・・」と決め付けたがるのが
ガンヲタの悪いクセです。
13 :
:2001/07/16(月) 14:57 ID:???
./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ
/⌒/ ヽ
/ / 从从从从从从 |
| | / ⌒ ⌒ | |
| | | / (・ ) (・ )| |
| (6| | = , , = | |
|ノ|ノ|ノノ| | | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | -─ ./| | < どうなんだろ?
||||\. ⌒/ |||| \_________
/  ̄ ̄ ̄ ̄\
ブスだな〜
∀が成功したトミノのほうが
もののけを失敗した宮崎より上。
声優の育成能力は
富野>>>>>>>>>>>>>>>>>宮崎
テメエのおパンチュ好きを悟られまいと、カボチャおパンチュに逃げる宮崎は
潔くないと思いまーす。
その点ハゲは己の欲望に正直でーす。
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/16(月) 16:21 ID:7GWmKzdU
サルでも描ける富野アニメの法則
1、主人公はハーレム状態
2、話のスケールが巨大すぎて破綻
3、みんな死ぬ
ハーレム???破綻???
3、みんな死ぬ
イイ奴は死んだ奴だけさ。フッ
宮崎アニメファン→好感度
富野アニメファン(ここではガンダム)→きしょい
という世間の認識
宮崎駿も才能のある監督だとは思う。
作品は良く言えば優等生的、悪く言えばおためごかし。
ああいう作風で一般受けするのは簡単。
別に富野が意識して選んだ訳じゃないが、ああいうフィールド
で世間的な評価を受けるのは大変な事だと思う。
富野はどっちかというと高畑勲になり損ねたんだろう。
まあいずれにしても、
世間的には富野は所詮最初のガンダムだけの人だし、
オモチャとタイアップしなくてもヒットする映画が作れる宮崎とじゃ
比較対象にもならんよ。
それに作家コンプレックス丸出しの富野では
アニメ屋として自信満々の宮崎には死んでも勝てない。
60過ぎてロリペド趣味丸出しな宮崎もどうかとは思うがね。
>>25 反論出来ない富野信者が泣きながら書いております
>>26 悔しかったからってそういう厨房な反応はやめようや。なあ。
いまどきオマエモナーに(プッにゲラゲラか……。
>>29悔しかったからってそういう厨房な反応はやめようや。なあ。
>>24 んじゃマトモに反論。
たしかに宮崎は売れてはいるがその中で面白いものって言うとなにがある?
だいたいオモチャとタイアップしなくてもなんて言葉が出てくる時点で
宮崎をひいきしすぎ。
映画を作る宮崎とタイアップさせたTVアニメを作るとみのの
違いを全然わかってない。
それと宮崎って自信満々か?
比較する人物間違ってるし、「成り損ね」って言葉の使い方そのものがおかしいな。
俺は信者じゃねーけどな。
33 :
宮崎おもんない:2001/07/16(月) 19:02 ID:GZLOaYJM
そゆこと
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/16(月) 19:12 ID:Pp99I5Pk
おれはどっちも好きだ。ついでに出崎も好きだ。
終わりにするか続けるか・・・宮崎信者!
36 :
宮崎死んじゃ:2001/07/16(月) 19:29 ID:QNxitbS2
ツヅケーヨウ
宮崎アニメは初期の湖南、ナウ鹿がいい。
ラプタあたりから面白くなくなってきた。
それとは対照的に世間一般での人気はどんどん
上がって、いつのまにか声優に有名俳優なんぞが
なるようになっていった。
人気先走りなだけで中身が全然伴わない。
まあ、幼児向けの吐吐露くらいはいいけどね。
なんで対決させたがるんだ・・・?
38 :
宮崎死んじゃ:2001/07/16(月) 19:33 ID:QNxitbS2
だいたい、一人の人間がずっと創作活動を
つづけると、作品の質は下がっていくのが
一般的。宮崎もその王道を行ってると思う。
登みのもなんかそんな感じだったが、ターンエーで
新機軸を開拓した、というかんじはする。
あれでとみのを見直したよ。
徳間と日テレの戦略に乗せられてるだけで
宮崎アニメと言うか、ジブリのアニメの大半は一般向けの内容ではないし面白くないし。
面白くないだけならいいのだが、
ごく一般の人間はあれが面白いアニメだと思ってるので
ほかのアニメを見ない、どうにかしてくれ。
>>39 映画板の人間もコワイ。ちょっと宮崎批判をすると
もんのすごくムキになる。
あげくのはてが「アニオタにはこの高尚な作品の
良さが…」って。
あそこの人間がどれくらい一般人か映画オタかは
知らんが、宮崎アニメは絶対に面白い!という
思想(?)はかなり浸透しているものと思われ。
トミノ:
作品の質はともかく、クリエイターとしての姿勢は好きになれんなぁ…
フラウじゃないが
「私、ガンダムを作るわ。
自分のしたことに自惚れられない人なんて嫌いよ。」と言いたい。
サムー
宮崎がやってることはアニメじゃなくても出来る気がするが
富野がやってることはアニメじゃないと出来ない気がする。
44 :
:2001/07/16(月) 20:18 ID:???
あのさー、この二人とオナニスターの押井や庵野を同じラインで語るってのはどうなの?
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/16(月) 20:44 ID:.Q.D2aCo
>>41トミノはCG否定してる。
アニメだからこそ出来るものがあるって言ってたよ。
アニメにこだわる姿勢は嫌いじゃないけどな。
>>47それアイキャッチだろ?
レベルの低いツッコみはいらねんだよ。
50 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/16(月) 21:18 ID:u/km2mq6
>>46 でもトミノってアニメ嫌いだよな。実写コンプレックスの塊。
>>43 宮崎アニメの動きを実写やCGで再現するのは難しいだろう。
富野メカの殺陣ももちろん同様。
>>46-47
逆シャアのコロニー描写でもCG利用してる。
別に技法の一つとして否定はしてないんでねーの?
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/16(月) 21:33 ID:c6RnDbiE
>>48 CG処理された部分多かったよ、∀。
アイキャッチだけじゃない。
3D=CGとか思ってない?
>>48 OP、ED、サブタイトル、ザックトレーガー、ミスルトゥ、スモーのIFシールド、月光蝶。
見て解かる物でざっと頭に浮かんだ分だけでこれだけある。
きっとエフェクト関係とかの細かな部分ではもっと使ってるとは思うけど・・・。
でも上手く融合してて違和感無かったけどね。
ていうかセル手塗りのアニメなんて今無いっしょ。
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/16(月) 21:39 ID:A7YvnFkM
>セル手塗りのアニメなんて今無いっしょ。
反論したいが、思い付かん(;´Д`)アンパンマンやにんたまさえデジタル彩色だもんなぁ。
去年はコレクターユイがあったが。
サザエさんが最後の砦?
アイキャッチって何?
>>54 嫌だなあ。最新CG技術を駆使したサザエさん。
>>55 CM前後に入る、地球がヒゲに変わる「♪パー パパラーパパラー」ってヤツ
モーションキャプチャーサザエさん。
アニメの事は詳しくないからよく分からない。
デジタル彩色って何?
一般的に知名度はかなり差がある
でも高畑もそんなに有名じゃないな
ガンダムは誰でも知ってるし、作品の知名度では負けないよ
原作に矢立肇の表記はやめてほしい
>>61 あれって誰?ずっと気になってたんだけど。
>>62 サンライズ企画部の方々・・・・・・・・だったと思う。
例えるなら宮崎さんはRX−78ガンダム、富野さんはジオングだと思う。
ガンヲタの駄目な所であったな、なんでもガンダムに例えるの(藁
ガンヲタという言葉はよく聞くけど、ジブヲタって聞いたことがない。あるの?
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/16(月) 23:39 ID:vA6rJxJY
富野が、宮崎に負けているとは、思えない。
69 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/16(月) 23:39 ID:EU5ezf2A
矢立肇はサンライズ企画部全体のペンネームです。個人名じゃないよ。
70 :
64:2001/07/16(月) 23:44 ID:???
すみません。理由書きます。パッと出てきた事でうまくまとまんなかったので・・・。
「RX−78ガンダムな宮崎さん」
汎用性が高い。受け入れてくれるファンのターゲットが広いという事もあるし、
色々と作っているという事もある。
「ジオングな富野さん」
局地戦用(パーフェクト・ジオングでないから)である。富野さん自身、いつも
失敗したとか言ってるし、作品ごとに色々と考えが変わっているようだし
(根本は不変と思われるが)、そういうわけで、永遠の未完成。
・・・・・・そして両者ともに脱出機能がある(これはなんとなくだが)事かな。
71 :
64:2001/07/16(月) 23:55 ID:???
おっと
>>70で書き忘れ。
「ジオングは決してガンダムに劣るMSではない。」
そういやラピュタってガンダムへの当て付けだろ?
宇宙に浮かぶ島、人型兵器、止めにシータの「人は大地を離れては
生きていけないのよ!」のセリフ。
まあとりあえず、
富野は宮崎に対抗意識バリバリ。
宮崎は富野など眼中になし。
ってとこだろうな。
実力的にはともかく、社会的地位も知名度も比較にはならない。
監督としては、ガンダムなんかからはとっとと足を洗うべきだったんじゃないかな。
富野って、宮崎みたいな知名度に餓えてる人なの?
そうは見えないけど。
屈折してるトミヤン萌へぇ〜
77 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/17(火) 00:40 ID:wo9ld966
>>72 ブレンはもののけへの当てつけだけどな(苦藁
まぁ作品的にはブレンのがずっと上だがなー
むしろ、宮崎や庵野へ対する捻れた憎悪こそがハゲの真髄だろ!
そのマイナスの力があるからこそ、ブレンやヒゲが創られている。ハゲカッコ良すぎ。
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 00:54 ID:wpvzbloc
>>79 少なくとも、いろんな媒体においても互いのことを意識した
発言は聞いたことがないのは確か。>宮崎&トミノ
>>82 だよね。
どうして宮崎が?ってオモタ。
いいじゃん、違うジャンルの世界観があって
どちらも自分は好きだよ。
84 :
ドズる:2001/07/17(火) 00:57 ID:g1HpEZIk
確かオウムの時、インタビューに応えない宮崎、押井は卑怯だって言ってたな。
このハゲは活字では生きない才能を持っている。
88 :
:2001/07/17(火) 01:03 ID:???
カイ
>>85 俺的には、トミノはオウムの時マスコミにいいように利用
されただけだと思ってる。それ以来、ヒゲで見直すまで
徹底的に馬鹿にしてたよ。
>>87 かといって舌足らず、ってのもちょっと違うんだよね。
自分用に書いたメモみたいな文章。
富野はF91について例によって例のごとくグチグチ語ってたとき、
宮崎について意識している発言をしてたよ。
>>91 富野さん自身、そうなる事くらいある程度分かっていたのでは?
覚悟の上で出てったのだと思う。
宮崎に関してなら安彦も色々とあるな
(運もあるだろうが)
富野は人材発見が上手い。
宮崎は永野護クラスを見出すことは出来たか?
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 02:50 ID:HF2DxmKg
>>96 いや、富野はかなり意識的に人材発掘を行ってるよ。
ファースト当時の出版物を読むと、伺い知れる。
庵野の談によると、宮崎は人材発掘には熱心じゃないようだね。
てゆーか、手足しかいらないみたい。
ましてや育成には全く興味がないだろう。
だから富野の方が良い奴とは言い切れないが、富野の方が人間が
好きなんじゃないか。
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 02:52 ID:EmQcVAMo
あきまんをガンダムに起用したのはエラいと思う。
99 :
:2001/07/17(火) 04:09 ID:KJ/gU.m2
富野信者だが、ミヤザキの作品を見るたびに、
天才だ…という言葉が勝手に口をついてくる。
オウムの時、富野を誉めたのは大塚英志
他にもいたかもしれない
>富野はどういうポストの人なの?
オフィスアイの社長
富野が死んだらニュースで取り上げられるかな?
>>102微妙だよな・・
宮崎が取り上げられる事が分かってるだけにハガユイナ。
1st世代が年を取って偉くなったら、変わるかも。
>>104 その頃にはハゲはこの世に居ないと思われ(藁
>>102 ガンダムのネームバリュー考えれば有り得ない事ではないと思う。
トミノ・安彦・大河原は報道されるだろう。
107 :
_:2001/07/17(火) 12:54 ID:YwIhHN9U
富野喜幸の凄いところは、「イデオン発動篇」を作ったあともずっと第一線で
活躍しつづけたことだ。
庵野は、ヘタレなエヴァゲ劇場版を作ってから、いよいよだめになった感じ。
庵野の才能はairで尽きたと思ってる
押井はいつ尽きたんだろ?
宮崎と富野はエンターテイナーと言って良いが
押井と庵野は口が裂けても言えないよな
・・・結局・・観客より自分が喜ぶものを作るオナニスト・・・・。
>>108 庵野はairで「のうみそ爆裂」してしまったと
俺は思う。
てゆーかガイナックス自体airで爆裂しただろ?
・・・・フリクリやカレカノねぇ?
>>110あのラストはあれでよいんだ、と思い込みたい漏れに
それ以上聞かせんでくれ;;
当時は好きになれなかったがいまさらはまっている最中なんだー。次は「涙」
>押井と庵野は口が裂けても言えないよな
>・・・結局・・観客より自分が喜ぶものを作るオナニスト・・・・。
激しく同意!もちっとねぇ
>>106そう信じて疑わない所がファースト信者の痛い所なんだよなぁ・・・
ワイドショーじゃなくてニュースに流れるかどうかだよ?
116 :
:2001/07/17(火) 14:15 ID:tgLL5QKo
流れるんじゃない?
>>115 塩沢兼人も小さい扱いながら一応報道されたのだから
全く報道されないと言う事はないと思う。大河原さんは難しいと思うが(;´Д`)
>>116 民放のニュースでなら間違いなく流すな。
「ガンダム」も一応社会現象にまでなったし。
NHKじゃキビシイかもしれんが。
流れないだろうな。
宮崎は確定で流れるけどなぁ・・
流れてくれたら嬉しいの?>死亡ニュース
ガンダム=社会現象
いつの話だよ・・
つーか、社会現象がまだ近いという理由で庵野は流れそうだよな・・
凄惨な死に方をすれば宮崎よりも大きい扱いで流してもえるよ(藁
・・・狂信的なファンがやったらやだな。
して、庵の、惜しいはどうだろ。
ニュースもワイドショーも大して変わらないと思われ。
NHKはアンノを流さなかったら薄情すぎだと思う。
「富野さんは社会現象にもなったアニメ映画、機動戦士ガンダムの監督として知られ、
若者たちを中心に絶大な支持を受けていました。ご冥福をお祈りします。
では次です。新潟県の畜産研究センターでは…」
126 :
暑い・・:2001/07/17(火) 14:44 ID:BztXOsiM
ナウシカやラピュタはいくらあの瞬間に輝かしくとも、
それ以上には成り得ない。時間の涙ってやつだな。
ガンダムには、一応、未来があるってことで。
そういやジブリって宮崎が死んだらどうなんだ?
アイツ後継者もシリーズものも生んでないでしょ?
宮崎は映画館に居る間は感動するんだけど、出ると「ん?本当に面白かったか?」って感じ。
富野は見てる瞬間は「ヲイ!」っておもうんだけど
・・・・いや、「ヲイ!」って思ったところはいつまでもそのままか;;
ハサウェイとか。
129 :
な:2001/07/17(火) 14:55 ID:???
ハイジぐらいの頃まではお互いに似たような仕事をしていたのに、
どうしてこうまで扱いが違うようになってしまったんだろう。
屈折した欲望と
あけすけな欲望
宮崎も富野もアニメ作ってなきゃ鼻にも引っ掛けられない点では同じ。
ただ富野はその現実を受け入れられずにコンプレックスに溺れてる。
宮崎は自分の現実を受け入れて大衆に向かって全力で媚びを売ることが出来る。
何を言っても結局は商業アニメ作家なのだから
まずはより多くの客を振り向かせてなんぼだということを
富野がイデオン以来忘れてしまったために明暗が分かれた。
バックのおかげじゃねーの?
>>126 ガンダムに未来があるっても富野とはもう関係無さそうだしなあ。
それに庵野英明がエヴァンゲリオンを途中で投げずにやり通してたら
ガンダムは間違いなく終息して未来なんかなかったと思うし。
ちょうどガンダムがヤマトの息の根を事実上止めたのと同じで。
でもエヴァはシリーズじゃないからなぁ・・・
135 :
_:2001/07/17(火) 15:39 ID:???
エヴァは25、26話がアレだったからあそこまで評価されたのだと思う。
ああいう形で広げた風呂敷を投げずに畳むことは不可能だし、アレで正解なのだろう。
個人的には劇場版は無用。
何にしろあの最終2話は禁じ手だよな。
>>135 違うだろ。明らかに25、26話で評価下げたじゃん。
評価されてたのはそれ以前の回でしょ。
誰もあんな自己啓発セミナーを賞賛していなかったよ。
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 15:46 ID:sJA1mJcA
ウウン・・・Vガンの辺りから宮崎志向が見られる。特にキャラクターの絵が・・・ターンAにおいては、完全にそれになりかかっていたし、「世界名作劇場」も入っていた。
>>137 もちろん誰も賞賛はしてないだろうけど。
あの終わりかたにしたから、エヴァンゲリオンが謎の多い作品として話題になったわけだ。
>>140 終わる前から謎の多い作品として話題になってなかった?
エヴァの終わり方は、続きがすごく気になった。
143 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 15:52 ID:Ce.MRuqo
>>133 ガンダムの未来とエヴァの顛末ってあんまり関係ないのでは。
ヤマトの時みたいにファン層もかぶってないし、ムーブメントの盛衰に
連続性がないと思う。
そもそも庵野が(ガンダムの)アンチテーゼとして作っていないし。
うまく言えないが、ガンダムはまさにヤマトの後継機種として発表された
けど、エヴァってこう、もっと独自のスタンスというか、我が道を行く、
っていうか・・・自ら同じ土俵に乗らない感じなんだよね。
そこがエヴァの魅力のような気がするし。
一方で、怒るかもしんないけど(いや、怒ると思うが)エヴァのサービス
(消費用商品)としての提供のされ方は「もっと成功したマクロス」の
ような印象。ヒァー、スマソ。
トミノは高畑勲に影響されてたし、
昔は名劇やコナンで各話演出やってたから
そっち方向の指向性は元々あっただろう。
ただ持ち前のコンプレックスが邪魔して
それを素直に出す度量が今までなかっただけで。Zの時期にターンエーを作れる境地に達していればねえ。
人間は、見たモノ・経験したコトの全てに影響されるよ。(排除の選択肢も含めて)
おれは、おもしろければOK。
つまらなかったら見ない。
>>141 つうか正直に言うと、俺、エヴァをリアルタイムで見たのは25、26だけなんだよね。
最初見たときは、総集編かと思ったけど、結局あの2話が一番インパクトあったね。
もう富野監督も劇場専用になれば?
サンライズもGセイバーなんかに金掛けないで、監督に投資しろよ。
ジブリが日テレならサンライズはフジ(テレ朝×)にガンガンバックアップしてもらってさ。
成る程!エヴァはマクロスから派生したのか!
感動した!!(爆)
>>146 >結局あの2話が一番インパクトあったね。
当たり前だ
うえ〜ん、EVA板に迷いこんじゃった〜
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Λ_Λ
( ´Д⊂ヽ シャアセンドコ?
⊂ ノ
人 Y
し (_)
ターンAの普段の生活しているシーンはいいね。
また富野嘉幸に名作劇場作ってほしい。
152 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 16:04 ID:7lIxiaec
>>138 同意です。
ウッソとシャクティは、明らかに「コナン」や「ラピュタ」の影響を
受けていると思われるキャラ設定だったし、主人公が宇宙では無くて
地上を生活の場として選択し、自然と共生してる点なんかも宮崎風味
を感じますね。
そもそも宮崎と富野を比較すること自体間違ってる気がするのは俺だけ?
別に宮崎を意識したわけじゃねぇよ。
「世界名作劇場的なものも作ってみたい」って言ってただけ。
ラピュタとVガンを混同するなんて頭おかしいよ。
Vガンは嫌いな部類だがこの意見だけは認められないね。
>>152 宮崎の「大人が喜ぶ良い子像」に対するアンチテーゼは感じるが
影響と言うのは変な気がするなぁ。
>地上を生活の場として選択し、自然と共生してる点なんかも宮崎風味
>を感じますね。
ハァ?バカジャネーノ?
こんな生活風景ぐらいで宮崎を意識してるって?
ガンヲタ(っつーかV信者)も度を越えると電波が入るのか?(藁
オレは富野に宮崎みたくなって欲しくないよ。
宮崎モノはどうも良い子すぎていまいち。
でさー。結局あいつら仲良いの?
とりあえず金曜ロードショーでガンダム
>とりあえず金曜ロードショーでガンダム
タッチを取り込んだぐらいだから、意外とありえるかも。
>159
ふと思った。
噂の∀の総集編ってG-セーバーをやった特番放送枠って可能性も・・・。
おれは両方の作品を観て精神の安定を図る
この二人を越えたと言える新人がいないのが
業界の衰退を暗示しているんだよなー
>164
80年代に業界入りしたバブリーな世代が後進を育てようとしなかったからかな。
物語る能力が欠落しだしたのもこの世代の作家の共通点。
演出能力が高い人は多いけどねー。
>>156 オレは確実にV信者だが、宮崎風味とか思いたくもねぇですわい。
あてつけってのはわからんでもないけど・・
>>165 激しく同意。
まっとーなアニメ作家が全然育ってねぇ。
去年「トライゼノン」見たときは「あぁ……終わったな」って感じた。
最近のアニメはキャラと演出に走りすぎ。
もっと物語で魅せようって作家はいないもんかね。
(おかげで去年はクウガに走ってしまいました)
>クウガ
折れは「のりものスタジオ」にはまってるよ。物語と関係ないけど(w
見れるアニメは無いものか・・・少なくともTVでは皆無と思われ。
富野の新作TVで見てぇなぁ。
クウガもどうよ・・・鬱
トミヤンはたまに作品作りを失敗するから、
テンションが続く様に短めのスパンで作品
作りをして欲しいなっと。
<a href="../test/read.cgi?bbs=shar&key=995258148&st=170&to=170&nofirst=true" target="_blank">
>>170 </a>
あんまり短いとホラ、闇夜の・・・・~(°°;)))オロオロ(((;°°)~
↑
ミスた、スマソ
ギルスはイイ!
最近アニメ見る気も起きん。
いいかげん∀でなくてもいいからガンダム放送してくれ!(地方)
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 18:21 ID:djHu6wl.
俺は宮崎アニメ全部好き。宮崎アニメはねえ実は日本の差別問題とか
の昔からの容貌をわかりづらく伝えてくれているんだよ。
サンカとか。もののけ姫なんかまんまでしょ。ドキっとするでしょ。
余裕でハンセン病出してきたでしょ。
176 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 18:29 ID:gUqCt9u.
今日の新聞に宮崎監督の発言が載ってた
「20代30代のスタッフと話していても途方にくれることがある。アニメは衰退して行くと思っている」
どうよ?
てゆうかもう衰退してるし。
トミノサンも感じてるだろうし。
宮崎の映画は説教くさくなってからダメになったと思われ。
富野作品が良いのは、本人は説教のつもりやってても
いつもエキサイトしすぎてテーマの焦点が微妙にずれるところが
作品の奥行きを醸し出しててナイス。
全くタイプの違う作家だよね。
どっちが良い悪いという訳ではなく、いろんな作家がいて良い。
折れは富野アニメ全部好きだよ(ガーゼィも含む(笑
天才 富野、宮崎
秀才 庵野、押井
頑張りや 今川
勘違い 黒田洋介 米たによしとも 大張
>>176 それは宮崎の脳みそが腐れてきてるんだと思ってる。
って言い方悪いか、要するに年取ったから、と言うのも大きいでしょ。
この前NHKでも同様の発言をしてたけど、そのあとに
「スタッフに『青大将が落ちてきた感じで作画して』と指示したら、
見た事がないから分からないと言われて愕然とした」と言ってました。
ここで問題なのは若手スタッフの無知ではなく、
東京育ちの若者が青大将を見た事がない、と想像出来ない事だと思う。
最新作では現代の子供をリアルに描いたとか何とか言っていたが
今の子供たちの「リアル」は、千尋をリアルに感じられるんだろうか?
デジモンテイマーズの方がよほどリアルだ。
・・・・マジレスカコワルイ(;´Д`)
富野の趣味はドローイング@SM画
>>180 同意だよ。あと、あのぐらいの年齢の女の子は
あんなにかわいらしくない。もっと底意地が
悪い(映画でどうなってるか知らんけど)。
バカな人間の前ではかわいらしく
演じる事すらできる。
「ガールフレンド」たちにダマされてるの事に
気付いてない(想像力がなくなってしまった)
おめでたいパヤパヤ…。
なんか話が面白い方向になってきた気がする。(スレ違いかもしれないが)
185 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 19:48 ID:Mfa3dx12
逆説的だけど、アニメが嫌い(特に好きじゃない)だから富野の
(作品の)良さは生まれた。
映画好きが作る映画、アニメ好きが作るアニメは新鮮味がない。
表現が縮小再生産(以前の作品の矮小化)になりがちだし。
いい意味で多方面に気が散ってる方が面白いものを作れると思う。
おい、ちょっと富野や宮崎を批判してる「だけ」の奴!
作品にとって大事な事は「自分が何を思うことが出来たか」だと俺は思う。
それを作者がどうこう言ったって意味無いのでは?
>>185 いい事言うね。
特に富野はそういう湾曲した情念をモノ作りに昇華するタイプの作家だよね。
一回くらい富野の実写を見てみたい気もするが。
まあダメな作品になる事は想像に難くないけど(笑
まとめられないもんね、あの人。結局TVに収まる。
でもそこが良い!
188 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 20:02 ID:g0BC7aCk
宮崎は「今の60歳前後の典型的な左翼」の人と思う。
あの時代(1950〜60年代)の若者の典型、と言ってもよいくらい、
ああいう思想の人はたくさんいた。
(具体的には「工業文明の否定」「社会主義・革命礼賛」
「いわさきちひろが好き(天使としての子供)」等。)
そういう意味では、富野は異端というか、その対極。
当時の日本(の若者)が心酔していた「革命」に対して、非常に
醒めた目線を向けていた。
その部分だけで見ると、富野の方が知性を感じる(藁。
宮崎は「昭和30年代のミーハー君」なんだと思うよ。
平成の今見るから「社会派」と思われたりするけれども。
>>180 俺がTVでその場面(竜が落ちる場面を青大将に例えて説明してる)を見た時
は愕然とはしてなかった気がする。
俺の記憶ではスタッフが見た事無いと言ったのではなく、宮崎から見た事ある
か聞いた後、やはり見た事無いか、という感じだったような…。
その後、スタッフに犬を飼った事のある人がいるか聞いて、結局ひとりしかい
なくてがっかりはしてたけど。
とみのたんの しんさくが みたい。
>>183 >あのぐらいの年齢の女の子はあんなにかわいらしくない。
>もっと底意地が悪い
底意地が悪いのは他人に対してだったり表面的なことでは?
たぶんだけど、自問自答していく姿を描いてるから純粋な描写
になってるんじゃないかな。
宮崎批判派が多いみたいだけど、宮崎駿は一般向けに
作らなければならないという変なプレッシャーを受けてると思う。
「雑想ノート」をみると、このおっさんがおそろしくミリタリーマニアなのがわかる。
このおっさんが有名になる前に、ミリタリーロボット物を描いて欲しかったなぁ。
でも、やっぱりブタが主人公。
>>189 そうだっけ?
直前にアニメ板で似たような批判のやり取りをしたので
「またいってるよ(゚д゚)ウザー」って思っちゃったから、そう聞こえたのかも。
まぁとにかく、宮崎は自分知っている常識が正しいと思いすぎ。
富野に比べて世間を疑わなすぎ。
>「昭和30年代のミーハー君」
いいたとえだ、まさにそう思う。
>>188 激しく同意。
富野は右翼的(?)な所というか、分かりやすく言っちゃえば大人気ない所があって
それがあの人の作品に潤いを与えてると思う。
そういう大人気無さが宮崎作品でフォローされないような部分を救ってくれるんだよね。
上に両方見てバランス取るって言う人がいたけど、それってある意味正しい見かたのような気が。
195 :
189:2001/07/17(火) 20:27 ID:???
>>193 >宮崎は自分知っている常識が正しいと思いすぎ。
俺もそう思うけど、全く逆の矛盾した意見を言う事があるから
何かを言いきってる時は具体的な人や事柄が頭に浮かんでるん
じゃないかな。
そういえば富野さんがポケモンもどきの子供向けの企画やるって言う噂があったんだが
どこへ行ったんだろう・・・。
ミュウツーの逆襲でコピーもオリジナルも総あぼんする、
もしくはサトシが生きかえらない、とか、そういうのになるのかな(藁
メカ物じゃない富野見たいよなー。
うん、今のお子さん達の頭をハンマーで後ろからどつくよーな
ドギツイ作品を一発お願いしたい(藁。
それじゃエヴァだよ。(ワラ
エヴァといえば富野たんは一方的に庵野秀明を意識しまくってるらしい。
か・わ・い・い ・ ひ・と<富野小説的描写(w
201 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 21:19 ID:mcTn54lM
宮崎アニメを見て育った子供→現実の厳しさに対しての耐性が弱い。
困った事が起きても大人が何とかしてくれると考えがち。
富野アニメを見て育った子供→少々の事では動じない(人間爆弾、コロニー落とし、毒ガス、
ギロチン・・・) 。現実の厳しさに対処しやすい。
過剰に大人を当てにしない。
>>200 そんなことないんじゃないのか?
エヴァ以降のブレン、ターンエーにエヴァを意識している節はないが?
それに与太話かもしれんが庵野はVに影響されてエヴァをつくった聞いたぞ?
>>200 いつの話しだよ(藁
今は見限ってるだろ。歯牙にも掛けてないよ。
それに一方的に意識し続けてるのは庵野だろ(w
>>201 現実の厳しさに晒された人が息抜きに見る→宮崎アニメ
現実を避けて生きてる人間が刺激を求めて見る→富野アニメ
反感買うかね。でも俺自身の経験ではそう。
206 :
188:2001/07/17(火) 21:33 ID:5qzy1zls
>「雑想ノート」をみると、このおっさんがおそろしく
>ミリタリーマニアなのがわかる。
これも非常に想像しやすい話だなあ(納得)。
宮崎・富野くらいの年の学生運動家に何度か取材したことがあるんだけど、
その学生運動家が言うには、
「当時の学生運動(革命運動)が失敗に終わったのは、社会主義革命を謳い
ながら、その組織は天皇制を模し、その活動は(暴)力を背景にした軍事国家
を模していた。そのため、都会の知識層から順に運動に絶望し、お題目を唱えて
暴れたいだけの田舎者が残った。やがて運動は内部から瓦解した・・・」
結局、戦後の民主主義教育の中で、幼少期の軍国主義的教育への内的な心酔を
抑圧して育ったので、「軍国主義的社会主義革命」に皆が熱狂したのだろう、と
いうような事も言っていた。
富野は多分、当時の学生運動のそういう側面をいち早く見抜いて白けていたし、
宮崎も心のどこかでそれ(思想の分裂)に気づいている。
個人的には「ジオン軍=富野の醒めた革命イメージ」「漫画版ナウシカの性格的
二面性=宮崎の思想的自己分裂」を表象しているんではないかと思ってるんだけど。
207 :
201:2001/07/17(火) 21:38 ID:mcTn54lM
>>205 いや、俺は子供限定で話をしているんだけど・・・。
現実生活の息抜きを子供向けアニメに求める大人なんて反吐が出るよ。
だから宮崎ファンは嫌い。
ま、富野アニメが子供向けとは口が裂けても言わんよ(藁。
でもどっちか選べと言われたら、俺は間違いなく富野アニメを自分の子供に
見せるけどな。
208 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 21:41 ID:gp7Ic8FQ
>>205 どちらかと言うと、自意識過剰で人付き合いの下手な奴の方が、富野
アニメにハマりそうな気がする。
結論。富野ヲタ、宮崎ヲタ共に社会不適合者。OK?
庵野ヲタモナ
>>205 >現実を避けて生きてる人間が刺激を求めて見る→富野アニメ
そうか?
富野の作品内での主義主張は生っぽいと思うけどなぁ。
キャラクターの情念とかさ。
なんか知らんうちにすごい重厚な話になってるし。
どうでもいいが
>>266は「取材」って、あんた本職は社会派ジャーナリスト?(笑
いや煽りじゃなくて、俺もそのあたりの世代の、今から見ると最初から勝てるわけの
ない「闘争」ってやつをもっと知りたいと思っててね。なるほど、頭は共産主義だ
けど体は戦中の教育をまだまだ引きずってたってことか。ちょっとわかったような気がした。
>>202 そうかな?ブレンパワードって嫌味な位エヴァ(もしくはイデ?)のアンチテーゼな作品だと思うのって俺だけ?
ちなみにあの頃は割とそこら中でエヴァがけしからんと言うような富野発言があったらしいです。
>>204 確かに今となっては古い話。完全復活だもんね富野さん
>>205 人間生きてたらどっちの気持ちも持ち合わせるしね。僕もそういう風に見えます。
>>206 そうか、あの時代の学生運動の根底は軍国主義の置き土産かぁ・・・。
オモロイ。
206の富野論ききたいage
216 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/17(火) 22:10 ID:bwYKo08A
>>214 正確には
エヴァ(もう死にたい)<もののけ(生きろ)<ブレン(頼まれなくても生きてやる)
というアンチテーゼの相関図が成り立っております。
エヴァ(もう死にたい)<もののけ(生きろ)<ブレン(頼まれなくても生きてやる)
<酢プリ癌(戦って氏ね)
(゚д゚)無限ループじゃねーか!
>>214 そ〜かなあ。なんかイデオンとかΖって、人間の業とかで、現実的にに物を
伝えてた感じがする。だから理想とのギャップがあったけど、
ブレンや∀は、こうすれば良いんだというのをストレートに見せてくれたんだと思う。
だから、名作劇場だとか何だとかいわれはするが、受け入れやすいんだと思う。
表現手段が変わっただけで、むしろΖとかCCAとかより、なんも意識してなかったと思う。
作品がひとつ世に生み出されるまでの過程を思うに、
他人の作品のアンチテーゼで自作を生み出している
ってーのはハゲシク萎えちゃうな〜
しかもその筋では一角の人物達が…
222 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 22:33 ID:HnuQTFkM
しかしもののけの「生きろ」って
それはナディアじゃんかと思った(藁
エヴァへのアンチテーゼがナディアと重なる偶然がなんとなく皮肉。
>>220 僕の受け取り方は、
イデやエヴァっていうのは死(っていうか終わり?)を見据えた人の心が描かれていて
ブレンやターンエーっていうのは死(終わり)よりも今の瞬間を大事にする人の心が描かれてるんだと思いました。
芸術や作品っていうのは人に新しい切り口の生き方や解釈の鍵を提供するものだと僕は思う。
萎えると言われてもそういう意味では作家は今の時代を知らなければいけない訳で
観客も気になるしライバルも気になるでしょう。
もちろんそれとは異なったスタンスの作家もいますよね。
ただ少なくとも富野さんと宮崎さんは前者のタイプの作家だと思う。
まぁ受け取り方は人それぞれです。
>ZとかCCAとか・・・
CCAって何の略?
どれもアンチテーゼっつーか只の当てつけの様な気が・・・(苦藁
昔、自分がテーマにした事なら気にするでしょ。
作品そのものとかそういう事ではなく。
228 :
220:2001/07/17(火) 23:13 ID:???
>>223 ブレンや∀は今を生きるっていうのが強く出ていますが、
それは「死」があるからこその「生」だと思います。
ブレンではネリーが残された自分の短い「生」の向こうに「死」
があることを実感しながらも、より充実した生を送っていた。
∀では、ディアナ様は死ぬために地球に下りてきたが、
それは「生」の喜びを感じるための「死」だったと思います。
「何故人間は今を大事にできるのか?それは死があるからだろう。」
そんな事を∀やブレンでは語られてたと思います。
似たようなものとしては、昔ジャンプで連載してた「ダイの大冒険」
36巻の「閃光のように」でポップというキャラがもの凄く良いこと
言っております。
ま、何だかんだいって僕はそんな境地に一生かけてもたっせるかどうか分かりませんけど。
>>228 もちろん生の前提には死がありますよね。
さっき書いた「死よりも今を、」というのは、要は目線の方向というか、
目標としての意味です。
言葉足らずでスマソ
>目標
↑
これもなんか違うな(^^;
向いてる方向・・・かな?
まぁいいや
そういう言葉の定義でうじゃうじゃいうのは香ばしいので勘弁。
他人はきみの言葉をそんなにじっくり読まんよ。
233 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 23:30 ID:501J27Ts
そういえば二人が対談したことってある?
ミヤザキが一方的にトミノを嫌ってる(逃げてた?)ように見えるのですが…
オシイは気に入ってたのに何故トミノをあんなに無視するのか?
ミヤザキはトミノになにか個人的な恨みでもあるのか?
>>233 宮崎さんは批判されるのが怖いんじゃない?
庵野や押井はへタレだからマンセーしか言えないけど富野はしっかり批判しそうだし。
仕事は結構一緒にしてるよね。
名作シリーズとか
ハイジなんかクララが歩く重要な回を任されてたし昔は交友ありそうなんだけどなぁ
237 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 23:39 ID:N6NCJerM
昔のアニメックのインタビューでバヤバヤが「宇宙なんて誰も行った事ないんだから
ちゃんと描ける訳ないんですよ」とか言ってたね。思わず「お前腐海行った事あるんかい!」
ってツッ込んだ思い出が。トミノカントクはOUTで「俺は日芸なのに宮崎さんは学習院出てる。
だから負けられない」とか学歴コンプレックス丸出し(藁)の発言が。ただこのゲーハーは
インタビューアーの喜びそうな事を口からでまかせでも言っちゃう癖があるからな。
>>233 トミノが、じゃ無くてガンダムが嫌いなんだろうな。「あんなオイルの臭いのしないロボット」
とか悪態付いてたらしい。
(・∀・)二人とも大人気無い!
内心二人ともそれぞれの状況を羨ましがってたりしてナー
宮崎=社会的地位はあるが自分の好きな物を作って無そう
富野=自分の好きなものを作ってるが社会的地位はイマイチ
240 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 23:46 ID:6BTgn6cU
>>234 面と向かって批判するのはちと大人気ないんじゃないか?
しかもトミノはそういうことやりかねない人だし。(w
押井も庵野も活字では結構宮崎について言いたいこと
いってるし、それが業界人としてのマナーとして定着してる
のでは?
241 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 23:46 ID:N6NCJerM
>>238 大人気無いのがクリエイターの必要条件なのかも。
「神様」手塚治虫も大層大人気無い方だったそうな。
ただ単に大人気無い奴もいっぱいいるんだろーけどね。
レスが付きすぎていて、過去ログ読む気もせんが、
つーか、トミノとミヤザキって前々違うもんじゃん。
トミノは口では宮崎を作家として認め、自分を作家失格と卑下、宮崎
は好きなことをやって客が入って羨ましい。しかし、作家資質を持たな
いクリエイターの代表として、僕は論理的、チームワーク的な話作りを
して客を呼ばなければならない、などなど宮崎を取り上げて色々話し
ているが、宮崎は富野にまったく興味ないと思う。
あと、富野は、宮崎さんロリコンは駄目だ、とも言っていたな
手塚治虫で思い出したけど、ハゲって無視プロ出身だから
歯に衣着せない宮崎の手塚批判に怒り心頭って事は・・・
ねえかな、ハゲだし。
>>240 Vガンの頃ニュータイプか何かの雑誌で押井守と対談したとき押井の事
面と向かってぼろくそ言ってたよ<富野さん(笑
>宮崎は富野にまったく興味ないと思う。
それはないだろ。
ポーズはとってるけどな。
246 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/17(火) 23:53 ID:HnuQTFkM
ブレンの時、
「あなたの絵、大嫌いなんですがお願いします」とか言ったらしいね、いのまたに。
>>245 同意。
少なくともガンダムとイデオンの頃はハヤオの方がヤキモキしてたと思われ
この前ジブリの前通ったらトミーと宮さんがジブリ前の道路で取っ組み合いの喧嘩
しててまじびびった。最初はハヤオが優勢だったけど、トミーが太陽拳使った所で
勝負有ったね、宮さんぼっこぼこ。
でもそれよりビビッタのが、電柱の影に高畑がいんのよ、それでどっちが勝つか
じーっと見てんの!アレにはマジビビッタ、走って逃げたよ俺。
>>234 押井は宮崎のことを平気で文句言っているよ。
ナウシカとか作ったときなんかは文句言いまくり。
お前は漫画映画とか云って流けど、それは逃げだろ!
アニメーションだろうがちゃんとした映画できんだボケェ!
と、云うような内容をでナウシカのパンフに書いています(藁
他にもジブリのことをクレムリンだ! とかさ。
最近も後継が育たないのは宮さんがほっぽっているから、とか文句言いまくり。
作品に対して何か言わないのは、迂闊なことは喋れない、か興味がないだけ、駄と思う。
庵野に対しては馬鹿だ馬鹿だと言いまくりだったからね。
富野に対してはなにも言っていないけどさ。
俺的には富野VS押井と言う討論が見たいんだけどな(藁
片やエキセントリックに喚き、片やぼそぼそと喋る(藁
駄目だ(藁
250 :
240:2001/07/17(火) 23:56 ID:6BTgn6cU
>>244 そ、そうか・・・。(汗
やはりそういうお人なのねん、トミノさんって。
この二人の作品に対するテーマ性より、ゴシップを語っていたほうが
楽しいと思うのはボクだけですか?
つか、これくらいエキセントリックな業界人が少なくなってきたせいなのか?
>>248 誰かこの状況を最後まで見届けた人はいないか?
報告きぼーん
>>244 まじで!? 読みてぇ!(藁
どうでも良いが押井はガンダム嫌いだったようなことを思い出した。
多分宮崎みたいな事が理由だと思う。
あんな非効率的なものは存在しない!っていう。
やつも戦車ヲタだからなぁ(藁
パトレイバーの企画の時に激しく主張していたンだっけかな。
宮さんと押井さんはつるんで企画考えたりと公私共に割と仲が
良かったと記憶。
富野さんは仕事だけの付き合いなんだろうなぁ。
みんな・・・の中の一部の人。ハゲ、ハゲ言うな。
いくらなんでも失礼でしょう。太陽拳も同じだ。
ツーカ、宮崎と押井は実質的な師弟関係、いや、親子関係と言ってもいいほど、
親密な関係じゃん。今更なにいってんだ?
元々、アニメには批評が存在しないという共通認識を持っていた両氏が、お互
いの作品を批評しあって、アニメ界に批評を根づかせようとして色々言い合っ
ているだけだよ。この二人は。大体、宮崎の別荘に押井が泊りがけで遊びに行
ったり、新作を押井が宮崎に見せに行ったりするくらい仲がいいんだから。
最近は、庵野も唯一ナウシカコネで宮崎に取り入ろうとしているらしいが。
>>248 その少し離れた場所ではウルトラマンの真似をした庵野が
乱入しようか悩んでタンじゃねーの?
俺はどっちにつけば良いんだ!って。
その頃押井は犬の腹を撫でていたと思われ。
>手塚治虫で思い出したけど、ハゲって無視プロ出身だから
>歯に衣着せない宮崎の手塚批判に怒り心頭って事は・・・
>ねえかな、ハゲだし。
んなわけねぇだろ。
手塚が死ぬまでは、虫プロ出身者の中で、最も手塚をボロクソに
言っていたのはトミノなんだからよ。手塚は漫画の天才であって、
アニメを作る才能はない。他の優秀なスタッフによって、なんとか虫
プロはなり立っているとまで言っていたんだからよ。ま、実際そのとうり
らしかったけど。
>>252 同意。
上の世代はエキセントリックな業界人っていっぱい居ますよね。
大昔、金田伊功が飲み会で皿にう○こした事があるとか聞いたんだが(笑
宮崎はエヴァのラストに切れたんだけど
庵野のおべんちゃらによって陥落した情けない人です
なんでアレを許すかね宮崎?
>パトレイバーの企画の時に激しく主張していたンだっけかな。
つーか、押井はパトレイバーのイングラムもキライなんだけど
>>212,215
長文&スレ違いだが、富野&宮崎の生きた「学生運動の時代」について・・・
若者は自分の行動指針を「すぐ上の世代へのアンチテーゼ」の中に
見いだす傾向があり、すぐ上の世代を否定して乗り越えていくことで
アイデンティティを確立していくものとされてます。
宮崎=富野世代のすぐ上の世代は「現実に戦争に行っている人達」
なので軍国主義(前時代的帝国主義)を否定する方向に行くんですが
どんな下らない思想に基づくモノだったとしても、向こうは命がけの
経験をしてきてるわけです。
しかも、宮崎=富野世代の理屈(思想)は、立派そうに見えても結局
欧米からの輸入品に過ぎない。どこかが軽い。端から見ると、この世代の
上の世代に対する批判には「厨房の煽りにすぎない」という滑稽さが有り、
そのことはこの世代の知識層の大変なコンプレックスになっている。
多くの学生が高校や大学まで通える程度には日本は復興してましたから、
「結局、食うには困らず、命は保証された上でのお祭りじゃないか」という
冷静なまなざしを向けられることが凄く怖かったはずです。
このコンプレックスは、しばしば「運動の過激化」の引き金になって
いると思われます。革命の成功ということより、運動(体験)の激しさ
そのものが目指されていたのではないか。
>手塚が死ぬまでは、虫プロ出身者の中で、最も手塚をボロクソに
>言っていたのはトミノなんだからよ。手塚は漫画の天才であって、
>アニメを作る才能はない。他の優秀なスタッフによって、なんとか虫
>プロはなり立っているとまで言っていたんだからよ。ま、実際そのとうり
>らしかったけど。
トミノの事だから「『神』を批判して良いのは俺だけだ」くらいの事は思ってそうだけどな(苦藁
手塚「僕の原作と前々違うじゃない。これじゃプロレスみたいだよ」
>>260 ああ、それ聞いたことあるな。
なんか物凄く怒っていて、印象に残ったんだ。
また、もう一つのポイントは、当時の大学での学生運動の主要メンバーに
貧乏人はいないということです。むしろ、大変な資産家揃いです。
(その豊かさも、屈折した自尊心とコンプレックスの原因となった模様。)
おそらく、疎開中も食うには困らず、しかも空襲の経験もなかった場合、
彼らにとって戦争とは「単なる一大イベント体験」だったでしょう。
実際、「一致団結して勝利を目指す高揚感」と「特別な対象(天皇)の
ために命を投げ出すと考える陶酔感」は大変なものだったようです。
(逆襲のシャアでのアムロの台詞「エリートのやる革命は云々」というのは
こうした事実にも基づいているのではないかと思っているのですが、一度
富野監督本人に聞いてみたいものです。)
当時のこうした状況ついては、吉本隆明も時々言及していますが、疎開先
での軍事演習や、軍事演習のついでにした悪戯(皆で畑の野菜泥棒)は
大変楽しい思い出(体験)だった、と回想しています。
新聞での架空の戦勝情報など含めて、楽しい戦争ごっこだったのでは
ないでしょうか。我々が、ガンダムやバルキリーの戦闘シーンに萌えるのと
さして変わらないものだったのでは。いや、現実の銃器を触れる可能性が
開かれていただけに、より深い欲望を抱いていたかもしれません。
で、話は迂回しましたが・・・
とにかく「大義名分(思想)」は輸入して間に合わせたものの、自分たちで
自発的に考えたことではないので、その思想を実現するための行動指針や
実行組織に対するアイディアがない。
体感レベルでは、民主主義も良く分かってないんです。
結局、自分たちの身体に馴染んでいる「天皇制」を用いた「戦争ごっこ」
になってしまった。一番笑ったのは、学生運動にも派閥があり「その中で最大
派閥になること」が、当局(警察・公安他)に対して勝利することよりも優先
されていた嫌いがあるという事実です。
そして、派閥争いに勝利するために対抗勢力の幹部を拉致し、時の権力者や
暴力団との人脈をバックにちらつかせながら脅し、傘下におさめていったりも
した。「目的のために手段を選ばず」という程の自覚はなく、無邪気にやって
いたようです。
しかし、一定の知性がある人であれば、「不相応なオモチャ(武器)と規模で
行われてる、子供の喧嘩(誰がお山の大将になるか)に過ぎない」ということに
気づいて、そのうち飽きてくる。
当局に押さえ込まれるまでもなく内的には崩壊しており、「実力行使による弾圧
で運動が終了した」というよりは、当局による弾圧を「引き際のタイミング」と
して利用した・・・というところでしょう。
<終わった。しかし殆ど荒らしだな(藁。逝きます。>
小林よしのりが匿名で参加されています(w
ゴシップやネタと同列に
>>265のような濃い話が同列に語られるこのスレは
(・∀・)イイ!
>>270 宮崎駿は傾倒する戦車のプラモを家の庭で燃やしたそうだな(藁
でも結局戦車は好きで。
富野はどうなんだろうなぁ。
宮崎は共同体とかそう言うのを描くけど、富野はあんまりしていないよな。
富野と聞くとどうしても認識論とか、コミュニケーション論を思い浮かべるのだが。
それはやはり60年代に流行ったヒッピーとかの思想なのかな?
LSDによる覚醒論は70年代だっけ?
>>265、
>>269 なるほどね。それもまた、別の形での戦争の後遺症か……。
前から、ガンダム前後のロボットアニメが、妙に戦争をカッコよく描いてる
から、気になってたんだ。それも、あきれるほど表層的に。それでいて、
同時に平和や共存を語ったりする。
思えばあの時代の人ってのは、戦争への憧れと、敗戦による戦争の否定とが
両方が同時に存在してたわけなんだな。戦闘の描写が異様なまでにロマン
チックだったのは、自分が体験したわけではなく、子供のころ聞かされた
お話がベースになってたからか、というところか。
276 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/18(水) 00:22 ID:KBsjMPsM
ガンヲタにもいろんな人が居るんだな。勉強になるよ。
ここ真面目に語ってるのに流れるの早いね。大人が多いんだね。
>>275 それをせせら笑ったのが押井守のパトレイバー2ですか!?
なんて事を連想してしまった押井信者の俺逝って良し!
>>270実体験を伴わない理論武装で自分を巨大に見せようとする彼等の背伸びが
現実には無い巨大ロボットに乗り込んで、激しく思想を語りながら戦争する物語とダブって見えてきますね。
ガンダムって戦争物だったのか…初めて知ったよ。
281 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/18(水) 00:36 ID:KBsjMPsM
>>279 他になんだと・・・ロボットもん?(わら
>その中で派閥が・・・
って言うのも富野臭いっすね〜。
ガンダムのストーリーが割とストレートな構造として見れます。
オモロイ
>>265>>269>>270
なんとなくだが、Ζとかって、そういう自分のコンプレックス
無理に取っ払おうとした作品に見えてきた。
でもブレンや∀のスッとした感じはある意味そういう物も全部
受け入れてという感じがあるように思える。自分がコンプレックス
取っ払おうとした事も含めて。
全肯定とはそういう意味もあったのかも・・・?
※あくまで推測だが・・・。
どう見てもロボット物だと思うが…>ガンダム
>>284 すいません、子供の頃から変形、合体、キメ台詞があってこそのロボットものだと思っておりましたので
なんかロボット物と思えなかったです。
ZZは「あーガンダムもロボット物になっちゃったかー」と思いつつ塾で1回しか見れなかったな。
>>244の押井、富野対談。
イングラムとビクトリータイプが握手してるイヤ〜ンなイラストが。
確か劇パト2の、人の介在が希薄な戦争の描写をこき下ろしてたのが印象的だった。
富野さんが一方的に喋ってたはず。
だいぶ昔の事ではっきりとは覚えてないけどね(^^;
誰かバックナンバー持ってないかなぁ?
私が物心ついたときには既にガンダムは大流行してましたので、ロボット物=ガンダムという感じでした。
そもそも戦争物というにはあまりにも無理があるのでは?
スターシップトゥルパーズを戦争物と呼べるのならそうかもしれません。
(・∀・)?青春モノ?
富野が意識していたのは、マジンガーZなのでは。
いや、だからロボット物というのは、戦争には憧れているけど正面からそう言えない
あの世代の隠れ蓑だったのではないかと思った。
スターシップはみてないから良く分かりませんが、人類同士ではないような。
私も物心着いた頃には大流行してました、で、「ガンダムを他のロボット物と一緒にするな」みたいな風潮があったような気が。
そのせいかも知れません。戦争をテーマにしたロボット物と言うところですか(違うような気もしつつ;;)
パワードスーツのないスターシップトゥルーパーズよりも
ボトムズあたりの方が戦争物っぽい。
エンターテイメント性を前面に出した戦争物というのは成り立つんでしょうか?
ガンダムは例えるならばそういう感じだと思うんですが、この二つは相容れないような気がするんですが…
スターシップトゥルーパーズも似たような感じだとは思います。
ただこちらは戦争相手が宇宙人(つーか虫)ですが、そういう意味では似た方向性かと。
私的にはガンダムは「戦争」を描いた作品ではなく「人」を描いた作品なのですが。
>>289 >富野が意識していたのは、マジンガーZなのでは。
富野よりも周囲のファン・マスコミの方が意識していた気がする。
「ロボットが必殺技を叫ばない!?」とかって。
前から、ガンダム前後のロボットアニメが、妙に戦争をカッコよく描いてる
から、気になってたんだ。それも、あきれるほど表層的に。それでいて、
同時に平和や共存を語ったりする。
思えばあの時代の人ってのは、戦争への憧れと、敗戦による戦争の否定とが
両方が同時に存在してたわけなんだな。戦闘の描写が異様なまでにロマン
チックだったのは、自分が体験したわけではなく、子供のころ聞かされた
お話がベースになってたからか、というところか。
------------------------------
アホか?ただ単にオモチャを売る為にやっていることだよ。
206もそうだが、なんで批評家気取りは、自説を主張する為、作品を平気で曲解
しますか
ガンダムはヤマトに追い着け!追い越せ!の心意気で作られたと
大昔のスタッフインタビューに載ってた記憶があるな〜
297 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/18(水) 01:19 ID:UgzdrWXw
>>270 何かそれって、Zガンダムと言う作品を連想させるお話しですね。
シャア、シロッコ、ハマーンが、それぞれに地球連邦(当局)の在り方に対して
批判を抱き、それを変革する為の意志を持ちながら、変革後におけるお互いの
異の部分に拘り、対立抗争して自滅的な状態に陥る点が良く似ていると思う。
そして、地球連邦(当局)だけは、いつのまにかエゥーゴなんかを吸収した上で
以前として腐敗堕落した存在のまま維持し続けていますからね。
>確か劇パト2の、人の介在が希薄な戦争の描写をこき下ろしてたのが印象的だった。
これは宮崎駿も言っていたね。
で、それに対して押井守は世代が違うから仕方がないみたいなことを言っていたね。
>アホか?ただ単にオモチャを売る為にやっていることだよ。
冷笑家気取りもイタいよ。
>>296 でも「ヤマトは越えられたけどコナンは越えられなかった」
みたいな発言もありましたね。
でも方向性が全く違うし、越えようがない気がするが…
「戦争」という概念を一番良く描けているという意味では
ターンエーガンダムが実は一番良く出来ている気がする。
>>300 あったね。
ザブングルとかやっては見たものの・・・。
俺まだちゃんと見てないんだよね。
(・∀・)ミタイ!
おまえは「戦争」を知っているのか
きみは生き延びることが出来るか?
俺は戦争状況を描いたという意味ではパト2がもっとも優れていると思うからな。
所詮戦争を知らない世代だし。
リアルな戦争を、と言われても想像がつかない。
残念だけどね。
あのさー、誰も戦争のリアルさなんて論じてないんだけど?
308 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/18(水) 01:29 ID:zHbIv//I
おもちゃ売るためなんだったら、アムロが必殺技叫んでるつーの。
ターンエーは戦争状態がどのようにして発生するかという課程の描写においてはガンダム作品の中で一番良いと思う。
ZやZZなんかは何故戦ってるのかも良くわからんかったからなぁ。
パト2=戦術
∀ =戦争
民族同士の誤解を描いたという点で
「戦争」の本質を突いてると思われ。
>>293 >エンターテイメント性を前面に出した戦争物というのは成り立つんでしょうか?
っていうか、アメリカ人とかは娯楽戦争物しか作れません。
むしろ素直に「イエーイ!敵をやっつけたぜ!」という感じの戦争物を作れない日本人の方がヘンです
>おもちゃ売るためなんだったら、アムロが必殺技叫んでるつーの。
アムロいきまーすって叫んでるじゃん
>「戦争」の本質
は、流石に言い過ぎ。
314 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/18(水) 01:32 ID:zHbIv//I
それは、どんな技なんだ?
まぁ本当の戦争なんてアニメで描ききれるわけも無し、
なんらかのカリカチュアが入るのは当然至極。
このスレの為、ひいてはスレ住人の精神衛生の為、
戦争論についてはあんまり真剣に考えない方が良いと思われ。
パト2の戦争については、「紅のメタルスーツ」
∀の戦争については、「ある朝、セカイ死んでいた」
(両方とも評論本)に書かれていたと思う
>>310 なるほど。∀は納得できるなぁ。
でもおりが頭悪いのかも知れないがパト2の戦術がよくわからん。
パト2は状況を描いただけだと思ったから。
日本における戦争という状態。
コアチェンジドッキングゴーとかは叫んでたような気はするが>アムロ
宮崎さんてさあ、あんまり戦争は描かないよね。
なんか戦後って感じ。
ゴタゴタしてて、事後処理とか多くて。
つーか、そもそも「富野も宮崎も実際には戦争を体験してない世代だから、
その裏返しが作品になってるんじゃないか?」って話をしてたのに、
なんで戦争のリアルさの話になってるんだ?
>>323 高畑がそう評してるね。
「宮さんは、戦車、戦闘機の大好きな反戦主義者です」ってね。
>>324 話は生ものだからこうなるのも仕方がないと思われ。
327 :
206:2001/07/18(水) 01:42 ID:???
それなりに読み物になったようで良かった(逝くと言った癖に・・・)。
厳密に言うと、自分が取材した人は富野・宮崎より、数歳下の学生運動後期の人となる。
運動や組織の腐り方が特に激しい世代で、思想的にも数年単位で変節があるよう
なんだが、自分もまだその違いを書き分けられる程には詳しくない。
とにかくも、日本が起こした戦争や、同世代の人の起こした革命の姿によって、富野は
「アイデンティティ・クライシスの埋め合わせとしての闘争」という着想(モチーフ)を
得たのではなかろうか。
昔、高千穂遥が「ガンダムの舞台が戦争である理由を感じない」という批判をしていたが、
今述べたような仮説に立てば、「何らかの戦いの姿を通して物語を進める」という必然性
が、富野の側にはあったと言える。
>富野と聞くとどうしても認識論とか、コミュニケーション論を思い浮かべるのだが。
>それはやはり60年代に流行ったヒッピーとかの思想なのかな?
恐らく、マルクスの著書を介して紹介された哲学者、ヘーゲルの影響があるように思う。
「ある命題(A)に対しては、必ずそれに対立する命題(B)があるが、このAとB
の対立は、対立をより高い次元で総合することによって解決する(対立する双方から
一部を取って取捨し、より高い次元で総合する)」というような思想を掲げたのがヘーゲル。
ヘーゲルによると、人間の意識は<感覚>から出発し、そこから物を捉える<知覚>
に進み、普遍性でとらえる<悟性>を経て、<自己意識>に到着する。
で、対立と総合を繰り返しながら、自己意識→理性→精神→宗教→絶対知まで行っちゃう(藁。
非常に雑ぱくで不正確に説明してしまったが、この「対立を総合(克服)してより高い知(認識)
の世界に到達する」という考え方は、ララアとアムロのエピソードを想起させる。
>この「対立を総合(克服)してより高い知(認識)
>の世界に到達する」という考え方は、ララアとアムロのエピソードを想起させる。
「対立」の意味が微妙に違うと思われ。
強引すぎるね
つーか、あの世代って哲学書引用しながらケンカするのがなんかイヤ。
あの時代の映画って、なんか知らんがすぐコップ持ち出してきて「この
コップが実在するのわー」とか講義始めるし。
Zとかでも哲学語りながら戦争してるけど、そういうのとはまたちょっと
違うんだよなあ。なんつーかほんと、借りてきた知識って感じ。
>>327 >「対立を総合(克服)してより高い知(認識・・・・
「2001年宇宙の旅」とか「攻殻機動隊」もそういうテーマですよね。
富野さんはずいぶん「2001年」には心酔してらっしゃったようで。
押井映画の中でも「攻殻」は恋愛をモチーフに上記の流れでテクノロジー(文化)と人間の融和を
洒脱に描いた快作ですよね。
周りの友人に説明しても言葉が足りないせいか中々理解してもらえない(^^;
おっとスレ違い。逝ってきます。
アホばっかりだ
334 :
206:2001/07/18(水) 02:01 ID:???
>Zとかでも哲学語りながら戦争してるけど、そういうのとはまたちょっと
>違うんだよなあ。なんつーかほんと、借りてきた知識って感じ。
もし、マルクスの著作(あの世代の文学青年は一度は読んでいるでしょう)
でヘーゲルの思想を知っていたのだとしたら、本当にその通りで、実は
マルクスが紹介した内容はびみょーに間違ってる(藁)んです。
自論をフォローするために、無理矢理引いてきただけだからね、マルクス
自体が。私自身は哲学科出身ですが(ヘーゲルは詳しくないが)、
それだけの理由であの世代の人々から哲学談義を持ちかけられます。
解釈論になると話がかみ合わなくなるし、作品及び富野、宮崎から乖離しすぎると
思うのだが。
まあ、だいぶ前から脱線し放題だっだけどさ
ガーゼィの翼って有罪?
宮崎作品でこれわ!って失敗作ってある?
あったら見てみたい。
>ガーゼィの翼って有罪?
情状酌量。
>>336 もののけ姫
マンガ版のナウシカのラストで映画版を否定してみせたのに
また同じことをやっててどうするか。
>>339 もののけ姫は、むしろ太陽の王子ホルスの大冒険を否定した作品
でしょう。
気になってたんだけど、「ワンワン忠臣蔵」ってどういう理由で訴えられてたの?
詳しい人いる?
>>339 もののけかぁ。富野の失敗に比べればまだまだだな(笑
もっとガツーンと来るヤツないの?
>342
高畑の失敗ならガツーンと…
>>343 ひょっとして・・・アレかなぁ・・・ドキドキ(w
>>341 たくさん犬が出てくると著作権侵害。101匹わんちゃんの
346 :
342:2001/07/18(水) 02:49 ID:???
>>344 多分同じモノを考えてるのだろうなぁ…
と言うかみんな想像つくだろ? アレは。
上のレス間違い。そして板違い。
鬱。逝く。
>個人的には「ジオン軍=富野の醒めた革命イメージ」「漫画版ナウシカの性格的
>二面性=宮崎の思想的自己分裂」を表象しているんではないかと思ってるんだけど。
遅レスだが、事実、学生運動に末端ながら参加した経験がジオン軍の描写に役立ったと、富野のエッセー集
「∀の癒し」に書かれている。もっとも、トミノはあまり学生運動には乗気ではなく、ある時、学生運動の連中に
絡まれた時も、日大の先輩の山本監督(トゥナイト)に助けられたという逸話も残している。関係ないけど、それ
以来、富野は山本のことを尊敬しているということだ。
349 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/18(水) 04:00 ID:WTRU5W36
酷評通信のひと?
350 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/18(水) 04:14 ID:1M.T.OLQ
なんで宮崎ってプロレタリア映画しか
取れないんだ。悔しかったらカラマーゾフの兄弟あたりの
現代版をネットバブルで儲け逃げして隠居した投資銀行家
あたり(ゴールドマンの株式公開で大もうけ逃げ
のパートナーでもよし)をフョードルカラマーゾフにでもして映画化してみろ。
舞台はニューヨークから車で30分のニュージャージーあたりで
どうだ。イヴァン(ペンシルバニア大学教授なんてどうだ?)
が弟の罪を晴らすために運転手にぶっ飛ばさせるトロイカ(
三輪馬車)はポルシェ996ターボだ。自分で運転しないんだぞ。
運転手に「もっとぶっ飛ばせ!」とかいってインターステート
を時速180マイルでぶっ飛ばさせろ!
え、どうだ、貴様には絶対に出来ないだろう。
富野ならできそう。
俺、台本書こうかな。
>>350 そりゃ共産主義に傾倒してる宮崎にゃできねえよな(苦藁
>>351 責任の一端は高畑勲にもあるけどな。
つーか影響されすぎ。コナンとか。
思想なんてどうでもいいよ。
キャラクター、メカ含めビジュアルイメージを自前で構築できて
パッと見のイメージが監督の名前に直結する宮崎と
メカのラフくらいは自前でやれても後はスタッフ次第で
ヲタでないとトミノ物・非トミノ物の区別が出来ないトミノと。
開き直ってブタやデブを主人公に出来る宮崎と
多分にええかっこしい・奇麗好きの所があるトミノと。
大抵の奴にとっちゃそんなくらいの違いだろ。
>>350 「鳥山明に餓狼伝を描け」と言うくらい不毛
やべぇ、疲れて寝てた間に凄いことになってる。(笑)
356 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/18(水) 11:08 ID:Uy/M0jTQ
宮崎にしても富野にしても日本の若いアニヲタやアニメ関係者のことを
悪くばかり言っているのが目に付くがそんな若者達を自分たちを
大量発生させた元凶であることをどう思っているのか?
そんなに自分達のアニメを夢中になってる人間を毛嫌いしなければならないのならば
何故あんな作家性の強いアニメをいくつも作ったのか?
より作家性の強いものに影響されてしまうのが若者でしょう
もし日本のアニメ界にコナンやガンダムがなければアニヲタは存在しなかった筈
本来アニメから卒業する世代をアニメから離れられなくさせたのが宮崎と富野である
そんな影響されやすい若者の感情をもてあそぶだけもてあそんで今になって言い逃ればかり
二人が「今の若者たちは…」なんて語っても全然説得力がない
ルーカスやスピルバーグはハリウッドを幼稚化させた元凶だと言われても
けして言い逃れしないし悪いことだとも思ってない
だから偉大だし尊敬されてるんです
二人が若者を悪く言う時は作家の言葉としてではなく、
老人の小言くらいに受け止めといたほうが吉
富野「あのようなアニメ(えば)が自分の作品の影響で作られたと言う事については
責任があると思う、(あんな気持ち悪いアニメを作るような感性を与えてしまって)申し訳ないとしか言えない」(うろ覚え
宮崎「自然のよさを子供たちに伝えたくてトトロを作ったのに、
トトロのビデオばかり見ていて外で遊ばない子供が出来てしまった」(これはなんかちがうか
まぁそれなりにジレンマはあるようです。
>ルーカスやスピルバーグはハリウッドを幼稚化させた元凶だと言われても
>けして言い逃れしないし悪いことだとも思ってない
単にお馬鹿さんなのでは、と思ってしまったが;;
ルーカスはともかくスピリバーグって尊敬されてるってイメージないけど、向こうじゃそうなのかな。
>>358 宮崎「自然のよさを子供たちに伝えたくてトトロを作ったのに、 >
トトロのビデオばかり見ていて外で遊ばない子供が出来てしまった」>
その記事は読んだな。(違う記事だったらスマソ)
アニメージュで数年前だったけど。
トトロが大ブームになった頃、ある母親から手紙が来た。
「家の子供にはトトロだけしか見せない。他のアニメは一切見せていない。」とゆう
お褒めの感想手紙だったのだが、宮崎は残念だったそうだ。
「子供達自身、に良いものか悪いものかを判断してほしい。
そのためには、もっといろんな作品を見てもらいたい。」とのコメントだった。
気になるのは
富野「あのようなアニメ(えば)が自分の作品の影響で作られたと言う事については >
責任があると思う、(あんな気持ち悪いアニメを作るような感性を与えてしまって)申し訳ないとしか言えない」>
の、( )の部分は(エヴァ)は分かるとしても、気持ち悪い作品という言い方は
エヴァファンにはちょっとまずいかもよ。自分エヴァファンじゃないけど心配。
その記事にそう書いてあったなら仕方ないけど・・・。
>>359 気持ち悪いと言う表現は、自分の感想ではなく富野の言葉の中に合ったのです。
気持ち悪い、ではなかったかもしれませんが、そのような意味の事を。
タイミング的にはシト新生が公開される頃だったかな。立ち読みなのであまり自信はないですが;;
私はえば、割と好きです。
>>353 宮崎に限っては、思想抜きで考えられないだろうね。
制作活動=思想の発現形態、みたいなもんでしょう。
若い世代には想像つかないメンタリティだけど。
>>356 宮崎も悪く言ってるんだ。
富野に関して言えば、自分が「現実の体験を元に作劇するタイプ」だから、
「視聴したアニメ作品を引き出しとして創作するタイプ」の類型的な表現
技巧が許せないんでしょう。
多分、「メガネッ娘」とか、超絶的に許せないだろうな(爆。
マクロスやエヴァなんかは、視聴後の二次的な消費(同人市場での再消費)
のしやすさも視野に入れた作品作りをしてるでしょう。意図的にキャラに
萌えやすい要素を入れておいたり、とか。
そういう(一般視聴者は食いつかない)内輪向きのサービスの良さも嫌いなのかも。
庵野本人も「自分達の世代にはTVしかなかった」ということを認めているけど、
自分はエヴァに関しては評価できると思う。単なる引用ではなくて、本人の
オリジナル作品として昇華していると感じるが。
宮崎は「子供を食い物にした商売が多過ぎる。
もっとアニメやマンガ・ゲームは減らすべき」
とか言ってたそうな。
んじゃせめてジブリのキャラクターグッズ出させるな。
作品はともかく、グッズ販売は「食い物」商売への
明らかな加担では?
せいぜい自分の大好きな子供を食い物にして
悩んでいればいい。
364 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/18(水) 13:19 ID:fBd/yrtc
>>359 私も見ました。富野のその発言。数カ所(数誌)で言ってる気がする。
でもね、嫌いなんだけど、すごーく気になってると思われ。
富野って、逆シャアあたりまでは「コンテンポラリーな若者の心の病み」
を一貫してテーマに据えていたでしょ。でも「体験派」だから、だんだん
現実の若者が判らなくなって来てたんじゃないかと思う。
カミーユやロザミィやクエスといったキャラ設定は、発想としてはいい
ところを突いてたんだけど、もう一つリアルに作り込めなかった。
結局富野のキャラは、心の闇を解消(発散)すべく「もがく」でしょう。
でも、新しい若者の病みのポイントは、心の病み(問題自体)から「逃走
(もしくは否認)する」ということだった。エヴァではその辺をスパーン
と描かれてしまって、ちょっとはショックがあったと思う。
話はそれるが、1stが発表された頃、高千穂遥と光瀬龍がものすごく1stの
事を酷評してるんだけど、そのあまりの言葉使いの酷さに「ひょっとして
僻んでる?」と思ったのは私だけ?
365 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/18(水) 13:25 ID:qXSIQOO2
>>365 だから富野は富野なりにV作ったり
∀作ったり色々してるじゃん。
>>364 タカチホはガンダム企画時に参考図書としてサンライズに貸した
私物の「宇宙の戦士」を返してもらえなかった事を根に持っておるのじゃ
>>364 その富野のもがく姿勢が
作品の奇妙な魅力になってるんだよな。
宮崎もたまにはテーマを変えて作れば良いのに。
それができないのが宮崎の限界か?
368 :
じじい1st世代:2001/07/18(水) 13:33 ID:BMosgRpQ
>宮崎もたまにはテーマを変えて作れば良いのに。
>それができないのが宮崎の限界か?
すまんがの〜「宮崎」は「富野」の間違いでは?
いや言いたいことはわかるんだが、富野を元に宮崎を評価する
ってのは天に唾するようなもんだと思うが……
>>367 それをやって一般層が離れてしまう事を恐れているんだろうね。
プロデューサーも許さないだろうし。結局生ぬるいファミリー向けアニメしか作れない。
それならとことんファミリー向けの他愛もない作品にしてくれればいいと思うんだが
”説教”を入れずにはいられないところがダメなんだと思う。
耳を澄ませば伴映のオンユアマークはちゃんと作ったら毒のある、いい感じの作品になりそうだけど。
短いからそう思えるだけだろうが;;
>天に唾するようなもんだと思うが……
宮崎信者発見!(゚∀゚)
つーか富野は宮崎と同世代なんだし、
あらゆる面で天と地の差があるところはないと思うけど?
説教自体が「テーマ」なのかもしれない>宮崎
語り尽くせぬ宮崎のテーマ(説教)…。
富野がエヴァのことを悪く言ったのは、自分に理解できない人間が描かれていたからだろ。
そして更にそれが受けてしまった。
その事に苛立っているのだと思う。
アムロは当時画期的だったけど、シンジもまた画期的な主人公だった訳でしょ。
それを認めることが出来ないんだろ。それは正しくないと思っているから。
冨野的にはあれを認めたら終わりなんだよな。
反対に宮崎はまだ冷静でこうなるのも仕方がないなぁ、と思っているから
庵野に自分のこと全部見せちゃったね、っていっている。
まあ、富野はその大人気なさが、全ての原動力だからいいんだけさ。
373 :
364:2001/07/18(水) 13:44 ID:fEHBKOps
>>367 >その富野のもがく姿勢が
>作品の奇妙な魅力になってるんだよな。
そうなんですよね。
あと、「今の(10代の)若者」にこだわらず、「自分の知ってる
時代の若者」とか「中年(老人)」を素材にしてバンバン作っちゃっても
いいような気がするんですが。
Z以降の「シャアの駄目大人っぷり」は良く描けていると思うんです。
あと、心の病みの描き方の匙加減を間違っているような・・・
「病院送りクラスキャラ」連発なので、落ち着いて視聴できないというか。
「境界例」ぐらいで止めておかないと(藁。
374 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/07/18(水) 13:45 ID:me9w/ji.
>>369 オンユアマークは「ナウシカ」への葬儀だかのために作ったとか云っていたな。
あれで初めてナウシカと決別できたとか云っていた。(実際はもののけがあるじゃねーかってかんじだが)
>富野がエヴァのことを悪く言ったのは、
>自分に理解できない人間が描かれていたからだろ。
同意。
さらに、「そんなキショイ奴ばっかりいるはずねえー、非現実的!!」
と思ってる気がするんだけど、受けたということは、富野が思って
いるよりそういう奴(エヴァのキャラみたいな精神性の奴)は
たくさんいる(はず)。
>>362 いや、受け手の側がいちいち宮崎アニメに思想を感じてるのかというのが疑問。
ナウシカなんかは生態系がどうたらってあるけど、それは付け足しみたいなもんで
普通はメーヴェの浮遊感が気持ちいいとか巨神兵のビームが気持ちいいとか
そっちの方しか見てないでしょ。
ついでに宮崎アニメに説教臭を感じる人は富野のディベート合戦をどう思ってるんだろう。
>ついでに宮崎アニメに説教臭を感じる人は富野のディベート合戦をどう思ってるんだろう。
それは富野が「正しい」考え方として押し付けてくるものではないから、いいと思われ。
かえって「どう間違っているか」視聴者に考えさせるもののような。
>>376 富野は新しいものを持ち出して来たり
それに対抗するものを出してきたりしてるけど、
宮崎は昔からずっと同じ事しか言ってないから。
ディベート合戦燃え
380 :
362:2001/07/18(水) 14:11 ID:???
>>376 >受け手の側がいちいち宮崎アニメに思想を感じてるのかというのが疑問。
感じてない人が大半だと思いますよ。
少なくとも、私も10代の時にはそんなことは感じなかった。
ただ、宮崎にとって「そうした視聴者の感じ方」の方をベースに
して(思想を切り離して)制作活動を行う、というのはあり得ない
だろうなあ、と思われるという事です。
視聴者にとってどうでも良くても、宮崎にとっては最重要なんだろうと。
宮崎の世代は、言ってみれば「世代の半分くらいが一つの事(思想)のオタ」
という異様な状況です。
我々がアニメを捨てないのと同じように(いやそれ以上に)、宮崎もまた
外からの要請で思想を捨てることはないと思います。
>>377 >富野が「正しい」考え方として押し付けてくるものではない
そのとーり。そこがまた空虚感を増してよいです。
>>375 居るはず、っていうか確実に沢山居たんだよな。
>>376 よく言われるので、宮崎がラピュタで真に書きたいのは文明がどうのではなく、
「ははは!人がまるで虫けらのようだ!」の方って奴だね。
で、その二律背反を見て楽しむのが真の楽しみ方だったんだろうけど、
ある時期から説教だけにシフトしちゃったんだよね。
もののけ何かもろにそう。だからつまらない。
昔の宮崎アニメが面白かったのはその捻れが見られたからでしょ。
魔女の宅急便なんて凄いことになっている(藁
こないだの実況スレは凄いことになっていた(藁
パンチラパンチラ! キキたんハァハァ(藁
>ついでに宮崎アニメに説教臭を感じる人は富野のディベート合戦をどう思ってるんだろう。
宮崎の場合。
「エコじじいがまたなんか言っているYO!」
富野の場合
「イェーイ!富野と言ったらこの訳のわからん罵りあいでしょう!」
素朴な疑問。
宮崎って毒のある作品作れないの?
もののけが限界?
>>384 宮崎は自分の理想を作品にするので、毒とは無関係な作品になるのです。
資質の違いだよ。
宮崎に毒のある作品を求めるのは、富野にエヴァ作れっていっている様なもん。
>>384 "毒"に不可欠な「業の深い大人の女」が描けないからなあ・・・
描きたくもないだろうし。
>>386 宮崎には、モンスリー、クシャナ、エボシは描けても、レコア、クェス、カテジ
ナのような女性キャラは描けないでしょう。
これはもう、宮崎と富野の資質というか女性観の違いとしか言えないのでは。
>>388 誇張はされているけど、富野の描く女の業はリアリティがあります。
逆に、男性である富野監督がそれをそこまで直視できるのは、結構不思議・・・
アニヲタじゃなくても、もう少し宮崎監督寄りに逃避する向きが多いというのに。
>>388 私もそう思います。
て言うか、実際の女性は両面持ち合わせていますが。
きっと、宮崎サンは女性では苦労してないんでしょうね。
>>391 宮崎さんは、エスコートヒーロー願望の持ち主だそうですから、女性
の持つ業の部分には目を向けないんでしょうね。
それに「赤毛のアン」を降りた理由も、端的に言えばアンが嫌いだか
らで、自分が好きになれない女性を描く事は出来ない人なんでしょう。
>「赤毛のアン」を降りた理由も、端的に言えばアンが嫌いだからで、
ムチャムチャ端的な例ですね(藁。
まあ、アンは同性から見てもかなりしんどい(業が深い)キャラですから。
小学生の頃に本で読んだときは何も感じなかったけど、最近CATVで
再放送を見て、かなり引きました(藁。
アスカやクエスより、アンの方が相当ドキュソだと感じたが・・・
ドキュソをかける度。
高畑>富野>>>>>>>>>>>>>>>>>>宮崎
>>384 宮崎さんが本気で、手加減無しに毒のある物を作ったらえらいことになるよ。
発表できないよそんなもん。みんなあの人が抱える業の深さを舐め過ぎだ。
つーか俺的に“飛ばなくなった”宮崎作品にはクソほどの価値も無い。
テメエの作品の最大の魅力をソデにしてどーすんだっつーの。
>>395 あー、これは一理あるかも・・・本人の業は半端なく深いよね、多分。
そういう意味では資質はあるのか。
でも、本人の毒を作品に昇華する回路ができてないからなあ。
その回路を作るとか、毒のある作品を作る努力をするとも思えないし・・・
実質的に、今後とも毒のある作品を見ることはできないだろうなあ。
千と千里なんたらでは飛んでるらしいじゃん
399 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/19(木) 00:32
宮崎は大好きなドイツ戦車アニメでも作れよ
東部戦線あたりいいんじゃねーの(藁
400 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/20(金) 00:21
>>372 シンヂ君って綺麗なお姉さんがやらしてくれる、って言ってのに体育座りでいじけてるもんなぁ。
トミノ監督にしてみりゃやりたい盛りの中坊が鼻先に人参ぶら下げても走らないのは信じられないだろう。
>>399 趣味で作った「紅の豚」はOLさんとか若いお母さんとかからソッポ向かれたからな。
俺は加藤登紀子のしゃがれ声を除けば一番好きなんだが。
でも露助が敵役のアニメとか高畑が血相変えて反対しそうでイイ!! (・∀・)
401 :
じじい1st世代:2001/07/20(金) 00:38
言っとくけど、あっし宮崎信者じゃないぞ。あと、もののけ姫は大嫌いだ。
>つーか富野は宮崎と同世代なんだし、
>あらゆる面で天と地の差があるところはないと思うけど?
同世代であることと本人達の才能とは関係ないと思うが……
それと富野と宮崎とはほとんどあらゆる面で天地の差があると思うが……
……う〜ん、この考え方、間違ってるか?
いや、トリトンやらザンボット3とかガンダムまでは、それほど差があった
とは感じてなかったけど、ダンバイン&エルガイム以降は富野の脚本演出構成
すべてにおいて比較対象にもならない位レベル低下してると思う。
俺はガンダムは大好きだが……
やはり宮崎駿の演出力って言うのは尋常な者じゃない。
もっとも最近はそれがかなり空回りしまくっているが
コナンやカリオストロ、ナウシカあたりの無理矢理な演出力というのはいまだに見ていて凄いと思う。
アニメーションという物を分かり切っているとしか思えないような絵作りをする。
その点富野は残念ながら一枚落ちると思う。
もっとも富野はそれだけじゃない怨念を感じさせてくれるから、面白いんだけど。
やはり演出力という点にのみ絞ると、ちょっと力が落ちるんではないかと思う。
403 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/20(金) 00:59
>>395 同意。
才能の源泉って、ある意味業に有るんじゃないかって最近思う。
俺は宮崎アニメって業を裏返してもはみ出してくるくらい
業の深い作品だと思うけどね。
404 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/20(金) 01:01
>>403 やっぱり、キキたんの無意味なパンチラにそれはあるのですか!?
宮崎のロリコン趣味が目につくな。
でも、やっぱ天才って性的にもどっかずれてんのかな?
407 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/20(金) 01:15
富野さんは映画やるならもうちっと情報量少なくした方が良いんだろうね。
>>406 性的にずれてない人間って?
俺は、もちろんズレまくってるから、天才?
言うなって。皆が観ている。
ともかく、キキパンツマンセー!!
なんかすっきりしたな・・
>>401 えーと、つっこみいれた本人です。
>>402さんの言うとおり、ある面においては宮崎は圧倒的に上だと思います。
実力の差に大きな開きがある、と言うのも(不満ながら)やや同意ですが
「天に唾する」という言い方には
「じべたの富野は天を敬わなければならない」という前提があるように見えてしまいました。
すくなくとも富野が「まいりました」と言わなければならないほど差がついているわけでもないと思います。
今年初めてコナンをみて、あまり楽しめなかった若造の意見ですから、偏っているのでしょうけど。
411 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/20(金) 01:18
富野は女に対してトラウマでもあるのか?
宮崎のアニメはゲームにならん!
ガンダムゲームが復活しつつある今、これはかなり強みだと思う。
アニメでは負けたって事か?ガンダムは・・
>>412 トルメキア国王になって、やっかいな身内と、風の谷の住人を排除しつつ
腐海の脅威をもうち砕き、世界統一を目指すシミュレーションゲームなんてどうよ?
勿論、他の立場のバージョンもある。
クシャナとかナウシカとか。
あとはラピュタ世界で、伝えられた謎の伝説を追い求めて冒険するアドベンチャー。
空賊の縄張りや、軍の脅威、それら困難をうち砕き伝説を追い求める。
勿論パズーシナリオもあり。
魔女の宅急便やトトロは、リモココロン見たいなゲームで一つよろしく。
紅の豚は空戦ゲーム。ありがちだけどナー。
耳をすませばは(駿のじゃないけど)ギャルゲー?
>>413 アニメそのものも大事だけど、すそ野の広がりはもっと大事。
ゲーム性ならディズニーにだって勝てるって。
まさかとは思うけど、映画至上主義者は勘弁ね。
ま、連続物の方が多い富野と、単体の作品が多い宮崎じゃ正確な評価は出し辛いかもね。
宮崎の連続物は、ルパンにホームズにコナンに、あとなにがあるかな?
富野の単体物は……
触れない方が良いかな。
>>415 そうなると富野だけの功績じゃなくなると思うけどナー。
アニメーションはアニメーションで独立した評価を出さないと、あんまり意味がないような。
>>414 それがいかに難しいことか・・
俺にはわかる、つもり。
今までどれだけのキャラゲーが涙を観たか、
星の数とはこのことよ・・
個人的にはラピュタのアクションRPGはやってみたいが。
ロボ対パズー、考えただけでもスリルが有るね。
やっぱメーカーは任天堂だろな。かなりスレ違いスマソ・・
う〜ん、2人の演出力には特に圧倒的な差があるとは思わないな。
というか、2人の目指している表現の指向性が違いすぎて、比較
しにくいというのが正確か。
あ、でもアニメーション作家としては宮崎が上って事になるのかな。
宮崎は「動画」としてどんな演出を行うか、をちゃんと意識してるけど、
富野の場合は「人間に芝居付けるのと同じ様な感覚で」やってるから。
「動画」ならではのダイナミズムとか、切れの良さは意外とない。>富野
作劇力とかキャラ作り関しては、自分は富野の方を押すかなあ。
10代の頃は、クラリスとかラナちゃん好きだったけど、年取ってから見ると
可愛いけどちょっとペラペラだなあーって思う部分もある。
(感情)表現や、ドラマ展開のありようもかなりワンパターンだし。>宮崎
>>401 >ダンバイン&エルガイム以降
Z以降の富野は、意識的に人に任せてるからねー。それまでの作品とは
制作状況が違う。ま、監督できてないわけだから言い訳にはならないが。
ただ、宮崎も案外駄作は多いと思う。それぞれ口当たりのよい仕上がりに
なってるから目立たないだけで。
「ラピュタ」とか「魔女の宅急便」とかは、新しい切り口とか創作、一つも
出てこないじゃない。「流行作家は作らにゃならぬ」という側面はあるにしろ。
420 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/20(金) 01:43
>>417 でも今のガンダムの地位もガンプラのお蔭だしなぁ。
>>417 確かにゲームはアニメとは別物だけど、関わりなくはない。
アニメの評価と個人の評価はまた別の事だし。
>>414 面白そう、と思って脳内でシミュレートしてみた。
…つまんねぇよクソゲー。
ゲームでは、あの「わくわくした感じ」(これが宮崎作品の一番の魅力だよな?)がそがれる。
現実的に、かなりなまぬるい、子供向け作品として作られるだろうからよけいダメそう。
ヲタ向けに濃く作ってくれるとは思えないし、できたとしても上記の理由でダメな感じ。
>あ、でもアニメーション作家としては宮崎が上って事になるのかな。
まあ、これは仕方がないよね、宮崎駿はアニメーターだから。
宮崎駿の凄いところは、何でもない作品を何でもなく仕上げることにあるんだよ。
口当たりの良い作品を作ることがどれだけ難しいか……
オーソドックスな演出や設定で、観客を飽きさせないと言うのが一番難しい。
優れた演出家だからといって、独創的な演出をする必然性は全くないわけ。
それが薄っぺらく感じてしまっても、それはラーメン屋に豚カツを求めるような物。
ちょいと、違うんだよね。
富野は全体的にキャラ造形なんかに力を入れているから、やはり良い物が出来るんだよね。
宮崎で富野のようなイメージでキャラに力が入ったのはムスカぐらいだろうしね。
俺の富野のイメージは、シーンは面白いけど、ストーリーの人ではないと思うんだよね。
シーンとシークエンス、そこは抜群に面白いけど、全体的に見るとどこかいびつ。
映画に置いて情報量が多すぎると言うのは、まさにそれのせいだと思うんだよね。
シーンに力を入れすぎる余り、どこか不完全になってしまう。
そんな感じ。
>>422 それ以前に駿が許可しないけどな(藁
ていうかわくわくした感じというのはゲームの演出能力の問題であって、
なにげに君の妄想力が足りないだけだと思うぞ。
妄想力は無限だYO!
425 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/20(金) 01:58
>>423 宮崎アニメのストーリーって全然面白くないと思うけど
見せ方とかはうまいのかもしれんが。
>>425 ストーリーが面白くなくても、見せてしまうのが凄いんだよ。
その見せ方が演出力。
>>424 いや、妄想を形にするのって大変だよ・・マジで。
試しに漫画でも小説でも書いてみれ。
鏡よりもつらい現実か。それとも414が大金持ちになるか。
428 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/20(金) 02:07
人がウジャウジャしてる所描くの上手いね宮崎さん。
まぁコレをガンダムに生かせるかって言えばNOだけど。
ところで殺陣だったら富野の圧勝じゃない?
429 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/20(金) 02:09
>>426 俺は、見せ方がどんなに良くてもストーリーがクソだから全然面白くないんだけど。
面白いって先入観で見て面白いって言ってる人は結構な数いると思うんだけど。
422を読んでいてなんとなく思ったが、419の自分の分析は
あまり客観性がないな(藁。
単なる自分の味の好みの問題、を書いただけの気がしてきた。
結局、作品の出来不出来という次元でなく、自分にとっては
宮崎作品の殆どが「ぬるい」と感じるというだけのことだな。
「ショートケーキとトムヤンクンはどちらが美味いのか」という
比較のようなものだったかも。自分にとって。
宮崎作品にわくわくしないとか、嫌いと言うことではないっす。
ちなみに一番好きなのはカリオストロ、次が漫画のナウシカ。
コナンとハイジと豚が同率三位だが、ちょっと二位とは離れる。
>>427 いえいえ、妄想するだけならただなのれす。
なにもその先に形にしろ等と私は言っておりません。
形にしそれをアウトプットする難しさは私もよーく知っております。
なにもそこまで求めてなど。
>>428 いやいや、コロニーが落ちたりMSから逃げまどう群衆などで生かせるでしょう。
ストーリーの面白い・面白くないは作品のジャンルがからんでくるので不毛と思われ。
433 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/20(金) 02:13
宮崎の小便くさいキャラではぬけません
>>432 作品を作る以上、面白いストーリーの作れない
ジャンルを選んだと言うような言い訳は出来ないと思うんだが。
>>429 うーん、それはもはや好みの問題のような。
見せ方が上手い、と感じるのならそれは演出能力があるという証拠ですよ。
最近のジブリのヒットは先入観は多大にあると思いますが。
>>430 宮崎は本当に、年をとったよな、、
なんか430観てふとおもった。
>>434 観せたいジャンルにとって最適なストーリーを構築するのが先で、
「面白かったかどうか」については見る側が判断すべきではないでしょうか?
>>437 作るんなら面白い物を作るろうと努力するのが
クリエーターの最低限の義務なんじゃない。
>>423 同意できるところもあるけど、自分が「薄っぺらく」感じるのは
「独創性」の有無とかそういう話じゃなくて、ラナもクラリスも
「人形(機械)ぽい」から。
小さい頃は、童話のキャラ造形でも満足(感情移入)できても、大人
になるとなあ。「ああ、それは絵本の中のお話だよね」という感じの
距離感が出来てしまうよね。
逆に423の言うところの「オーソドックスな演出」にどこか失敗してる
んじゃないかと。ハイジやクララはもっと感情が生き生きしてるし。
>口当たりの良い作品を作ることがどれだけ難しいか……
>オーソドックスな演出や設定で、観客を飽きさせないと言うのが一番難しい。
これはその通り。最後まで話に集中させるだけでも大変なこと。
でも、オーソドックスというより「まんま、ハイジの焼き直し」
演出を延々と見せられている気がするんだよねー。
普通、作家本人が飽きるんじゃないかと思うんだけど。
でも、それだけ何回も食べても口当たりがいいんだから、大した
発明品の定番料理であるとも言えるが。
>>438 たしかにそうですね。
ただ作る側が視聴者を選択できない以上、自分の観せたい事を優先せざるをえと思います。
「面白かったか?」は個人に特化しすぎて、議論の対象にするには不適当と思います。
>>439 >ラナもクラリスも「人形(機械)ぽい」から。
これはもう宮崎駿が彼の理想の人形を描いているだけですから。
それについて人形っぽいと感じるのは、ある意味仕方がないかと。
まあ、富野になれてしまったら、宮崎の味じゃあ薄いんでしょうなー。
演出はパターンが同じでも、僕なんかは感心してしまうんですが。
何だかんだ言って、上手いんで。
ストーリーは解体して解説するのは良いだろうけど、
それが面白いかどうか、となると個人の主観の問題だからなぁ。
中にはガンダムの話なんて全く面白くない奴もいるだろうし、
カリオストロの話が面白くない奴もいる。
不毛だな。
>>442 富野のシナリオや宮崎のシナリオの傾向を解体すると、
今までスレで語られてきた両人の背景がより深く感じられて面白いですね。
>>443 そう「2人の優劣を出すという事自体は不毛」というのが
スレ全体としての空気の筈なのに、意外にもこの不毛な比較
作業を通して、両者に対する理解が深まっている感じがする
んですよね(藁。
比較作業をするためには、ある程度冷静に両者を見つめないといけないからねー。
富野の得意なところと宮崎の得意なところ。
逆に苦手なところ。
他にも色々。
こういう作業はやはり面白い(藁
446 :
見ろよ、赤い彗星が泣いてるぜ:2001/07/20(金) 06:10
西暦2001年、宇宙世紀0079年の7月20日。ダイイチスタヂオ共和政府が誕生する。
ヂブリ帝国との人口比は1億2千万対105万、であり、全人類の114分の1だけが、
なおリアルロボットの旗をかかげている。
ミヤザキ朝ヂブリ帝国は、なお全宇宙の完全な統一を成しえない。ヨシー・トミノの
急逝が、その促進と遅延と、いずれに貢献するか、予測しえる者は生者のうちに存在し
なかった。
447 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/20(金) 07:09
宮崎はロリコン、
トミノはショタコン。
448 :
通常の名無しさんの3倍 :2001/07/20(金) 09:14
>>447 カイザーの人為、幼女を好む・・・か。
パズーとミネバ様をトレードせよと!
>>447 富野はマザコンだろう。
富野作品の母親キャラや母性型キャラの描かれ方に、富野の母性に対する屈折し
た思いが感じられる。
450 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/20(金) 10:33
宮崎は天才、押井は秀才、富野は狂人。
…このセリフを言い出した奴って誰なんだろう。
>>449 アムロの女の趣味って富野の思いの反映なんだろうか。
>>416 同意ですね。
富野作品と宮崎作品を比較する場合、映画とTVシリーズは分けて考える必要
があると思います。
富野の場合、映画でもTVシリーズと同じような作り方で、どうも詰め込みす
ぎの印象がありますね。
特に登場キャラたちの描写がその心理的な部分も含めて、量的にも質的にも描
き込み過ぎてると思います。
そして逆シャアもF91も、詰め込みすぎて消化不良に陥った部分を、力技で
ねじ伏せたと言う感想を持ちました。
452 :
名無しさん:2001/07/20(金) 11:04
坂本ちゃんは富野に似ている
453 :
通常の名無しさんの3倍 :2001/07/20(金) 11:07
久しぶりにシャア専にきたら
富野の顔があってビックリしたよ。
富野に許可はとったのか?
富野:作家(総体的な物語は面白いが細かい部分にツッコミどころ多し)
宮崎:演出家(見せ場をちゃんと見せられるが全体的にエンターテイメント色が強い)
でイイんじゃねーの?
456 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/20(金) 21:20
457 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/20(金) 21:24
>見せ場をちゃんと見せられるが全体的にエンターテイメント色が強い
スマン、ちょと意味判らないんだけど説明お願いします。
458 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/20(金) 21:25
ガンダム?馬鹿じゃネーノ
>>457 あんまりハゲしく思想とか哲学をがなり散らすキャラがいないって意味でしょう。
…って、それはエンターテイメントは低級と言ってるのに等しいぞ、455。
宮崎作品の、有名俳優・女優が声アテってのが勘弁して欲しいです。
やっぱし、画面でプロな人たちなんだから姿が被さってしまうよ・・・
で、もしハゲのキャラに有名所がアテたとしたら・・・どうなるんでしょうなぁ。
カテジーみたいな個性キツめのとかなら相殺か?!
声優の使い方
富野>>>>>>>>>>>>>>>>>>∞>>>宮崎駿
>>449 母親の前に女なんだよね。
姫姉さまのような絶対的なキャラを描かないとこが
富野作品のアクの強さかと。
464 :
:2001/07/21(土) 07:28
昔から気になってるんだけど、富野って
ハイジ、三千里、コナン、赤毛のアン....と高畑=宮崎ラインの代表作に
いずれも絵コンテで参加してるよね?
富野全仕事のインタビューを読んでも、そこら辺のことがあまりにも
語られていないのが不思議なんですが。やっぱり本人は
語りたくないんでしょうか? 少なくとも仕事上のやりとりは
いろいろあったと思うのですが。
そんなことないだろ。大事な所のコンテを切ってるし。
ただコンテを切るだけの人なんで、あまり語ることがないのでは。
でもこの二人とはあんまり仲良くないみたい。
>>449 確かにマザコンぽい。でも、本人の母子関係自体はそんなには
荒れてないような気がするんだけど、どう?
ガンダムの初期企画書なんかを読むと、富野は「女性が母としての
本姓を取り戻すことで、男も子供も、ひいては社会も健全化する」
というよな考えを持っている気がする。
それで、その反例としての「病んだ母子像」をいろいろ描くわけだ
けれども、「ここがいけない。けど直すと良くなる。」という逆説的
な女性への(やや過剰な)期待感を強く感じる。
女性への夢や希望を捨ててないわけですよ。
それで、マザコンとしてはまだ軽症の部類に入るかな、と。
467 :
:2001/07/21(土) 18:17
高畑・宮崎は優等生ぽい(作品の内容じゃなくて仕事振りが)。
富野の欠点は欠点が多いことだと思う。
>>468 まあまあ、おちつけ、ハゲーノ
それより、人を批判する前に自分の意見を書け。
人ではなく書かれた事を批判しろ。
それだと、単なる煽りだぞ。
>>464 富野は赤毛のアンで高畑に勝てねー、と思ったらしいね。
俺にはこの演出は出来ない、と。
>>466 富野は男が本質的にマザコンであることを自覚していて
勿論自分に当てはまることも自覚していて、わざとそう言うモチーフを描いているような気がする。
屈折した形ででるのは、富野がひねくれ物なのか、ただ嫌悪しているからなのか良く分かん無いけどね。
まあ、何かもやもやした物があったんだろうけど。
>>469ハゲって言う奴がハゲだ!
こんな感じでいいか?(゚Д゚)
472 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/21(土) 21:10
君は生き延びることができるか
↓
死にたい
↓
生きろ
↓
頼まれなくても生きてやる
っていう系譜でOK?
>>470 富野は結局、マザコンという事への抵抗って少ないんですよ。
どうせマザコンなんだから、主導権含めて女性に渡しちまえ、って感じで。
だから、いわばマザコンというより、マザーマンセー。
富野が嫌悪しているのは、463の言う「母親より女」であったり、「母の愛
という欺瞞の元に行われるエゴ」に対して。屈折した形で出てるのは、母に
対するのではなくて、女に対するコンプレックスのせいでは。
本当のマザコン(藁)っていうのは、自分がマザコンであることを隠蔽
したがったり、母親の強い影響力から必至で逃れようとしているのに
失敗しているという、噴悶の中にいる人だと思う。
だから、強度のマザコンの場合は、「そもそも母性が持っている訳の
分からなさ、気持ち悪さ」そのものを描く(批判する)と思うんですよ。
そういう意味で、作品を見る限りでは庵野なんかが真性ではないかな。
>富野は赤毛のアンで高畑に勝てねー、と思ったらしいね。
>俺にはこの演出は出来ない、と。
それ、自分で言ってたの?だとしたら、昔は謙虚な所があったもんだ(藁。
実際に勝てる勝ててないの評価は別として、宮崎って「俺は誰々には負ける」
ってことは、部分的にでも言わなさそう。
470じゃないけど
>富野は赤毛のアンで高畑に勝てねー、と思ったらしいね。
>俺にはこの演出は出来ない、と。
このごろいってたことだよ。黒沢明以上ってね。高畑に負けたんじゃなくて、これでも
原作あってのアニメって言われたから、原作ものはやめたらしい。
>>474 宮崎は高畑に最初にあったときに勝てねー、と思ったらしいけど。
だからこそマンセー(藁
演出に関してはどう思っているかしらんけどね。
テレビで宮崎の特集やってるぞ
ニッカー(絵の具製造工場)の特集だったね>TBS
479 :
:2001/07/21(土) 23:54
富野=福本伸行ってのはダメ?ガンダムもカイジもなんかネタにしやすいし(藁
そしたら宮崎は誰がいいかな…
480 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/22(日) 00:05
何いってんの?
482 :
479:2001/07/22(日) 00:20
>>481 たしかに荒木でもいいんだけど、情念で福本かなと(藁
アクが強い作品はネタにしやすいね。
483 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/22(日) 00:29
すると宮崎は鳥山明あたりか?
484 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/22(日) 00:46
>>485 いよいよ氏にかけの場合は、日経新聞の「私の履歴書」が始まるので、
まだまだ余裕はありそう。
487 :
サンライズ:2001/07/22(日) 04:34
「一般向け」=宮崎という図式が定着してるようだが、「トリトン」「ザンボット3」
「ダイターン3」等を見れぱ、富野も「一般的」な作品を作れることは分かるはず。
「ガンダム」のような作品が特大ヒットとなってしまった事がある意味富野の
作家としての人生を狂わせたと言っていいかも。でも結局本人が選んだ道なんだろうし、
宮崎>富野という一般的な評価にも本人は不満はないんじゃない?
まあ、どのみち両者ともクリエイターとしてのピークはとうに越してるということに
疑いは無かろうが・・・・
488 :
サンライズ:2001/07/22(日) 04:52
487だけど文章の配列ミスって読みにくくなっちゃた。ゴメン。
489 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/22(日) 09:25
トミノ監督は作家と言うよりプロデューサーとしての手腕が良かったんじゃ
ないのかな。
能力を持っている人達を上手く取りまとめることで作品を作り上げるとでも言うのかな。
逆に「エル○イム」以降若手を登用したが引き出す能力の無い彼らに代わって
自分が全てをせざるを得なくなって作品作りが散漫になってしまった気がする。
だから「作家」である宮崎氏とその土俵で並べるのはちょっと苦かもしれない。
>>489 富野の制作スタイルと最近の顛末(藁)は確かにそんな感じだよね。
個人的には、富野>>>>>>>>>>>>>>>>>>>宮崎って
だったんだけど、ここでいろいろ話していて「冷静に考えると宮崎
はやっぱり力量(技量)あるかも」と思ってきた。
でも、やっぱり心を動かされるのは富野。
表現や物語構成は結局未熟だったのかもしれないけど、作品の熱とか
魂に突き動かされる。技術点と芸術点は別ってか(藁。
491 :
:2001/07/22(日) 10:20
「とみの喜幸」という名前を高畑・宮崎アニメのクレジットで
見かける度に、複雑な気持ちになってしまうのは漏れだけか?
492 :
489:2001/07/22(日) 10:25
>>490 どうもありがとうございます。
>表現や物語構成は結局未熟だったのかもしれないけど、作品の熱とか
>魂に突き動かされる。技術点と芸術点は別ってか(藁。
そうそう!
「ザブングル」まで辺りなら、「みんなで良い物を作ろう!」と言うやる気
みたいな物をトミノ監督はもちろん、シナリオや作画などからも感じられて
何と言うか「作品に勢いが有った」気がする。
スタッフ皆のモチベーションが作品に出ていたと言っても良いかも。
自分的には
「トミノ作品=心躍る作品」
「宮崎作品=心に響く作品」
かな・・・・?
あくまで、上手くトミノ監督の力が作用しているならですが。
493 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/22(日) 12:19
宮崎と富野を同じ土俵で比べるのは無理があるんじゃない?
宮崎駿になり損ねたのは安彦だと思われ。
と話を変えてみるYo。
>宮崎駿になり損ねたのは安彦だと思われ。
う、その指摘は鋭い。でも、ゲーハーと比べてみるのが楽しいの(はぁと
./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ
/⌒/ ヽ
/ / 从从从从从从 |
| | / ⌒ ⌒ | |
| | | / (・ ) (・ )| |
| (6| | = , , = | |
|ノ|ノ|ノノ| | | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | -─ ./| | < 実は私もガンヲタ
||||\. ⌒/ |||| \_________
/  ̄ ̄ ̄ ̄\
496 :
じじい1st世代:2001/07/22(日) 18:39
>宮崎と富野を同じ土俵で比べるのは無理があるんじゃない?
>宮崎駿になり損ねたのは安彦だと思われ。
これに同意。安彦良和が監督した作品は絵は奇麗だけど、肝心の話と演出が
実にもっさりしていて、正直苦手。ガンダムエースのマンガもそういう感じ
だし(笑)
497 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/22(日) 22:01
>496
安彦の演出、「クラッシャージョウ」と「ゴーグ」はもっさりって事なかったけど
散漫だったね。 上手くつながってない感じ。
エースの漫画は、実は結構燃えた。 特にRX-78-01が登場するあたり。
安彦と宮崎はどっちもアニメーター出身だけど、どこら辺まで自分でチェック
するんだろう? 安彦の現役時代って第一原画描いて、後は作監作業まで
ノーチェック?タイムシートまでいじったりはしないでしょ?
宮崎は原画チェックの段階で駄目だと自分で描いちゃうしタイミングシートも
弄るんだってね
演出意図に沿わす為だったら宮崎の方が徹底してる感じ。
敵作るけど。
>>497 でも、エースの巻末の記事でさ「安彦も凄くフルコミットするタイプ」
みたいな事が書いてなかった?
原画チェックとアニメートチェックは勿論、レイアウトシートなんかも
描く、とかなんとか。
499 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/22(日) 23:33
お、その部分読んでないな・・・。 読んでおく>498
安彦は画面を美しく保つ為のチェック、宮崎は全てをコントロールするための
チェックって印象があるな。 誤解かもしれないけど。
500 :
サンライズ:2001/07/22(日) 23:58
ゲッチュー ゲッチュー!!
>>496 その辺の顛末は漫画板の安彦スレで語られてるよ。
>>474 攻殻機動隊を見て、
「この分野では絶対こいつと張り合わないようにしよう。勝てるわけない」
とか言ってたような。
>>502 謙虚っつーか、勝てない勝負は挑まないのかな
弱気なのか強気なのか(藁
常に勝者でいたいのか?
504 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/23(月) 20:15
ager
宮崎は他人のキャラデザを使わないのでどうも馴染めない。
あの絵は大人になったら卒業するアニメの画という感じを受ける。
>>502-503
攻殻でも宮はもう一度言ってたのかもしれないけど、
パト2ですでに「この分野では〜」って言ってた。
それ読んだ時、ちょと驚いたからよく覚えてる。
「自分がかなわない、って認める事もあるんだ…」と。
(その相手が目の前にいて、しかもそれを口に出す、と
いう点で驚いた)
>>505 アダルトな絵柄じゃないけど、変な癖の無い最大公約数的な絵でしょ。
クセありまくりのオタ向けアニメの絵柄より遥かに一般向け。
またそれが強みでもあり。
>>507 一般向けではあるが(オタ向けアニメの絵柄のように、
特定の「萌え記号」はそんなに混入でいていない)
癖のある絵ではあると思う。
最初(厨房当時)、絵が下手なんかと思ってた(藁。
スマソ、宮崎。
509 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 02:14
あの絵柄自体は当時のあっち系列の人は殆ど同じ絵を描いていたのでは?
小田部さんとか大塚さんとか、大昔から連綿とつながるアニメートしやすい
絵という事になっていると思われ
まあ、よくよく版権物とか見てみると今の各人の絵柄は違うけどね。
それでもおおむね一緒でしょ
510 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 02:25
キャラ&メカデザを次々変える富野に対して
宮崎は保守的だな。
511 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 02:29
保守な宮崎に対して
ドカドカと新人とか異業種の人使いたがるよね。なんか落ち着かない
人だなーとつくづく思う。>富野カントク
512 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 02:33
>>510 肝の部分を全部自分の能力だけでまかなえるからだと思われ
513 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 02:58
>>512 むしろイメージが変わるのがいやなんじゃないかな?
あの絵を見ると興味がない人でも宮崎アニメだってわかるじゃん。
514 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 05:39
>>513 うう、今日もこんな時間か。
つーか、たぶん他人の才能をよっぽどの事が無いと認めないんじゃないの?
コントロール下に置ける物は全部自分でやりたいんだよ。俺がやればもっと良くなる筈だ。 とか、
演出的にはあと三コマ後で爆発して欲しいとか言い始めて、自分で手を入れちゃう。
作業量的にキツクなっちゃうけどね。作業を楽にするためにキャラの顔を統一するために若い作
画監督は立ててるし。
メカデザインは演出と密接に関わった部分なので、自分でやっちゃうとか言ってたような気がする。
>大昔のアニメックあたりで。
それに高畑の作品も同じような絵柄って事を考えると、あの絵柄自体がアニメーター個人の癖を
消すために相当良く練り込まれたキャラなのでは無いかと思われ(もう宮崎以前からね。)
おっちゃん達には、あの絵柄=ジブリじゃなくて、あの絵柄=名作シリーズのなれの果てだな。
もっと前に東映長編漫画映画なのかもしれないけど、さすがにその世代では無いので、わからん。
515 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 05:57
この二人、作劇の方法がそもそも違うよね。
キャラクターを動かしてストーリーを動かすタイプ(富野)とストーリーに服従するキャラクター(宮崎)
テレビで52本作るの人と、二時間で完結する物作る人の差かな?
でも、コナンでもエグイ個性の人物って居ない。 富野のキャラの屈折に比べると、宮崎のキャラはシンプルだよ。
516 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 09:45
>>515 宮崎の場合、キャラは物語を描く為の記号だと割りきってるんじゃないの。
富野の場合は、キャラ自体に入れ込んじゃう部分があると思う。
だからアムロやシャアなんかを、TV、映画、小説といった違うメディア
で描き続けられるんだと思うよ。
517 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 12:22
本人に常識のない宮崎は、作品ではわりとまともな人を描く。
本人は極めて常識人の富のは、作品中でブッdだエキセントリックキャラを描く。
その辺が面白い、と鈴木敏夫が言っていた。
しかし、ナウシカ以降の宮崎は出涸らしにしか見えんけどな。
なんで世間の評価があんなに高いんだろう?
ジプリになってからの作品てほとんど過去に作った作品の焼き直し
じゃない?
宮崎の描く少女キャラがイヤ。いかにも「おっさんの考えた正しい少女」って感じで。
今の現実の女の子と差がありすぎ。
519 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 12:42
>>518 >しかし、ナウシカ以降の宮崎は出涸らしにしか見えんけどな。
まったくもって同意。
ほんと、出涸らしだよね。
ナウシカはものすごい名作だと思うし、好きだったが
それ以降はぜんぜん面白いとは思わん。
おれも何で世間の評価があんなに高いのか疑問だよ。
ネームバリューと宣伝のおかげかな。
しかも作品の質に反して年々高くなっていっているような。
520 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 12:50
そのナウシカが漫画版なら、まあ同意かな? 映画はダイジェストだなあ。
宮崎作劇能力高いから、別に普通の怨念こもってない映画としてならトトロから豚までは見られるよ。
521 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 13:09
逆に富野は映画監督としては、あまり上手くないって事なのかな。
逆シャアやF91も、映画として名作と呼べるレベルではないと
思うしね。
522 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 13:11
富野はガンダムよりイデオン
>>520 君の意見にだいたい同意。
>なんで世間の評価があんなに高いんだろう?
>ジプリになってからの作品てほとんど過去に作った作品の焼き直し
ちょっとうがった見方をすると・・・
メディアの世界って、30代中盤〜40代前半あたりが一番発言力
(社内権力&意見を世間に発表するチャンス)を持ってるんです。
宮崎は同年代の価値観(もの凄く雑ぱくに言えば共産主義とか)を
ストレートに代表しているから、同年代のメディア連中(記者とか
広告屋とか)の支持を得ていたと思いますよ。
一旦、評価が定着してしまえば、結構「長いものに巻かれとく」記者も
多いし「社会派名作路線」を誉めとくのって、記事的には安牌なんです。
それに、もともと「少年少女向け」と思われていますから、「子供騙し」
とか「所詮アニメ」みたいな偏見のある批評を、あらかじめカットできる
のは大きい。
524 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 13:55
>521
うん富野の劇場作品は富野の映画を見に行くと思わないと、滅茶苦茶疲れるよね。
そのてん宮崎は普通の映画として、十分見られる。
たとえば逆シャアで戦闘シーンが何回あったかってはっきり言える人居る?
なんかもう、延々と戦闘シーンがつながってる印象でしょ? それも殆ど同じシチュエーションで。
これ劇場で見るのは結構辛いよ。
ただ、得られる満足度は、富野映画だ、台詞芝居だ、と思って見ると、満足できる場合もあるだろ
うね。
525 :
520:2001/07/25(水) 14:10
>>523 >一旦、評価が定着してしまえば、結構「長いものに巻かれとく」記者も
>多いし「社会派名作路線」を誉めとくのって、記事的には安牌なんです。
この評価自体に宮崎自体が居心地悪くなってきたのが「もののけ」なんだと思う。
トトロから豚まで続く怨念ほとんど無い一連の映画達で確定した地位と原作ナウシカ
あたりで発揮されてる怨念とで、怨念の方が本当の自分で有ることに気が付いたので
は? もののけが異常に説教になって、おまけにまとまって無くて、ドロドロなのは、そ
の辺が理由だと思う。 俺は、だからもののけは嫌いじゃない。
で、話しは変るが、どろどろした人間の群像劇は富野が上手いね。 わかりにくいけど。
>>521 富野は「まずテレビ版があって・・・」とか「ロボット物で・・・」
みたいな要請(枠組み)の中でしか映画作ってないから、もう少し
フリー企画で作らせてみないと正確な評価はできないと思う。
でも予感として、フリー企画にしてもあんまり変わんないかもしんない(藁。
富野って、同じ設定を使って異様にたくさんの物語パターンを思いつくじゃない。
ストーリーメモとか見てると、樹形図(順列組み合わせ)がいっぱいあるしさ。
「時間がねえー!」「金がねえー!」「打ち切られたー!」みたいなやむを得ない
強制的な状況にならないと、枝葉をスパスパ切っていく手腕(富野の火事場の
馬鹿力)が発揮されないのかも(藁。
逆に、逆境に追い込まれたときの富野の思いきり、思いつきといった即興性には
ある主の才能を感じる。富野は「ライブ派」で宮崎は「レコーディング派」?
保守的とか言うワリには
「俳優としては大御所でも声優としてはド素人」
を良く使うよな。
あれが作品の質を下げてるってのに気付かないのかね?
528 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 15:48
>>527 ラピュタの初井言枝と寺田農は違和感無いぞ。 それ以降はちょい役しか無いと。
むしろ高畑がおもひでぽろぽろで柳葉を使ったときに呆れた。
まあ、ムックの編集するときにインタビュー先に困らないようにという徳間向けの配慮では?
あ、もしかしてもののけ?アレは駄目なのも居たかな。
でも田中裕子とかは上手かったじゃん。 西村雅彦は時の人使うのねーと思った。
>>527 でも世間一般には俳優>>>>>>声優だからなぁ。
演技がうまいかどうかってより、知名度の方が興行的には良さそう。
530 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 17:06
>>526 >富野って、同じ設定を使って異様にたくさんの物語パターンを思いつくじゃない。
>ストーリーメモとか見てると、樹形図(順列組み合わせ)がいっぱいあるしさ。
その設定や人間関係を、物語を構築しく上で、十分に上手く生かしきれてない
場合があると思う。
それで結局は物語の終盤に、大量の人員整理という荒技に走ってしまう事もあ
るし。
>>528 >西村雅彦は時の人使うのねーと思った。
>>529 >知名度の方が興行的には良さそう。
そこがやらしいんだよ宮崎は。
532 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 17:52
宮崎の絵は名作劇場テイストが強いが、ソシエたんも名劇キャラぽい。
533 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 17:54
∀ガンダム、そんな名劇っぽいかな?
ソシエお嬢さんとかはモダンな感じがするんだが・・・。
534 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 17:57
でも今回萌えを入れてくるとは思わなんだ。
535 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 18:09
ロランあたりは名劇とモダンと萌えが入り混じってる感じが。
>>530 >その設定や人間関係を、物語を構築しく上で、十分に上手く生かしきれてない
>場合があると思う。
>それで結局は物語の終盤に、大量の人員整理という荒技に走ってしまう事もあ
>るし。
基本的には生かし切れない(まとめられない)人(藁)なんだと思う。
発想マシーンというか一種のノイローゼだなー。
欲張り(貧乏性)で「思いついたことは全部作品化したい」という質
のようにも思われるし。
1stが上手くまとまったのは、周りのスタッフの協力もあるけど、
比較的世界観をまとめやすい話だからでは。二国間戦争の話でしょ。
ダンバインとかは「だから、つまり、バイストンウェルって何よ?」
っていう世界設定自体をスタッフも飲み込めてなかった気がする。
そういう意味で、監督作品としての代表作は522の言う通りイデオン
なのかもしれない。ガンダムほど、メインスタッフが(監督業務に
相当する部分を)サポートしていないと思うし、複雑な世界設定の
話を最後までまとめあげてる。
イデオンも最終的に大量の人員整理をするけど、あれは当初の予定
通りだしね。「ガンダムでは非常になりきれない自分の限界を感じた
(富野談)」という結果に対する作家としての挑戦でもあったし。
537 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 20:07
>>531 石田ゆり子が声やってるらしいじゃん、見にいこ見にいこなんて奴居ないよ。
興行的には大した意味無いと思う。
有名俳優のおかげで作品にハクが付いたとか言うんならまだしも。
本人に常識のない宮崎は、作品ではわりとまともな人を描く。
本人は極めて常識人の富のは、作品中でブッdだエキセントリックキャラを描く。
その辺が面白い、と鈴木宗男が言っていた。
539 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/25(水) 20:57
富野も若手の役者を使ったりしてるけど、殆どが劇団所属(又は上がり)なんだよね。
台詞の抑揚とか、声で演技がちゃんと出来る人を選んで使ってる。
テレビタレントなんかを使っちゃってる宮崎は、その辺考えてるのかなあ?
性格俳優の演技なんか、アニメの画面にゃ見えてきませんぜダンナ(苦藁
宮崎のテレビタレントを西友に使うのはやめろっ!
マジ西友が仕事減るだろ!
最近低迷してる西友ぎょーかい(ワラ
>>539 トミノの場合は声優に対する演技指導をかなりやっているみたい。
>でも田中裕子とかは上手かったじゃん。
しかし彼女より上手い声優は確かに存在するのだ。
ムスカみたいに、重石として上手く使えればいいのだが、
ああも全体に意味無く俳優を使っちゃあなぁ。
駿は声優が嫌いだそうだが、現在の俳優で真に俳優足りている奴なんてな……
その点富野はこれでもかと育成をしてくれるから、良い監督だよな。
元が下手くそでも鍛えられる。
富野が使って良くなった声優って言うのは沢山居るだろうね。
まあ、そこはもう資質の違いなんだろうな。
どちらかというと富野は監督じゃなくてプロデューサーなんだろうね。
543 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/26(木) 12:25
>>542 上手い声優も一杯いるかもしれないが、毎回同じタイプの人、この場合は榊原良子になったりして
他の役の印象が強いのもまずかろう。
2時間の映画のアフレコにどれくらい掛かるか判らんが、数日の事であろう。
おそらく、その間に富野みたいに52週かけて育てるというのは出来ないと思う。
これも発表媒体の差からくる物だろう。
富野=プロデューサーは同意
おもちゃを売らなきゃいけないロボットアニメでガンダムとかザンボット作っちゃう人なんで
濃い作家性が同居してるとは思うけどね。
544 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/26(木) 12:30
あのイデオンをあそこまでおもしろくかっこよくしたのは凄いとおもった。
おもちゃは売れなかったらしいけど。
545 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/26(木) 12:31
ファミリー劇場の番組でもいってたけどトミノって声優嫌いなんだね
546 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/26(木) 12:43
>>544 俺はあのボタン1つでタンクから飛行機へ変形するの好きだった。
学研だったけ?
イデオンのおもちゃ展開が失敗したのは
1.リアルだか何だか解らない敵メカ造形
いや、好きなんだけどね、バッフクランのメカは。
ガンダムの後だっただけにインパクト強すぎ。
2.アオシマの勉強不足
スケール統一されてないプラモデルでは遊び様が無い。
が、原因だと思うんだが。(富野が悪いわけではない)
話の脱線ついでに便乗して聞きたいんだけど、
いまイデオンってビデオとか出てる?
むかーし見たような記憶はあるんだけど、
ほとんど覚えていないんでちゃんと見てみたい。
レンタル屋とか見てみてもないのよね。
>>548 近所のツタヤには無いなあ。
劇場版「接触、発動篇」だけ。 TVシリーズ全部と発動編を続けて見るのが通!らしい。
見たいんだけど、無いんだよな。
ガンダム好きの友人に、
「富野由悠季って知ってる?」「知らない。」
「宮崎駿は?」「知ってる。」
これが現実なのかも・・・
552 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/26(木) 15:57
うちの近所のツタヤは、TV・映画版両方あった。
数件レンタルを回ったら見つかると思う。
我が射程範囲では、2/4で置いてある。
>TVシリーズ全部と発動編を続けて見るのが通!
これお薦め。
キッズでTVシリーズみて発動篇借りて見たけど
ガンダムよりもおもしろかった…なんかすごかった
全話を通してのテンションとか、全体のストーリー構成のバランスは
ガンダムの方が良いんだけど、それを補って余りあるパワーがある。>イデオン
イデオンの方が面白く作る(魅力を感じる話に仕上げる)のが相当
難しい話だと思うしね。
自分はガンダムの方が好きなのちと悔しいが、あの作品が富野監督
の最高の仕事でしょう。
ガンダムの方が好きだと感じているのは、登場人物の(結果的に)
非常に生々しい存在感と色気と、それに対する好感による所が大きい。
でもそれって、半分は安彦さんの絵の力だから「富野の物語力単独」
ではイデオンの方がパワー出してんじゃないかなあ。
555 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/26(木) 18:17
>>547 一応1/600の統一スケールシリーズあるんですけど・・・
LD、DVDはタキ・コーポレーションというところから出てました。
TV、映画版共。
557 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/26(木) 18:26
ホワイトベースもお互いの仲が悪いと思った。
でも、ソロシップに比べたらまだましだった。
558 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/26(木) 18:32
ソロシップはすごいね。
でもそのぶん38話と発動篇のコスモとカーシャみたいな
ちょっとしたところでなごむ。
559 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/26(木) 18:35
イデオンは富野にとってのデビルマン(漫画板)だからなあ・・・。
560 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/26(木) 18:40
シロッコがソロシップを見て、
「生の感情をむき出しにしている俗人どもめ!!」
、と言うでしょう。
>>559 自分も同意見。でも同じ意見の人に会ったのは君が初めて。
二作とも「これが、神(世界)か」と思わせる感覚に肉薄
してると思う。
パクリとか言われるエヴァは「一貫して、(個)人のありよう
について問うたドラマ」であると思うので、イデオンとは
そんなに似てないと思うんだけど。だって、エヴァにとっては
神や世界がどんな存在であるかは、実は物語を全く左右しない。
デビルマンとイデオンも、一見すると人の業を描いてるんだけど、
でもそれを描けば描くほど、「神(世界)とは何か」という問が
胸に去来するんだよなあ。
♪聞こえるかー聞こえるだろー
はるかなー
と・ど・ろ・きーーー♪♪
スペースラナウェイ!!
>>562 昔、轟ってやつがその歌でいじめられてた。
565 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/26(木) 20:56
ウチの親戚が、宮崎駿のよーになりたいと言ってマンガ書いてる。
これが富野のよーになりたいと言っていたら、どーなっただろうか…
566 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/26(木) 21:10
そいやエヴァのキャラもちょっと名劇の顔つきが入っている気が。
監督宮崎とアニメーター宮崎とでは評価を分けたほうがいいのかねえ。
同様に監督富野、プロデューサー富野、絵コンテ描き富野と。
>>554 うん、同意見
イデオンぐらい突き抜けたのは前にも後にもこれだけだからね。
568 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/26(木) 21:18
>>566 >監督宮崎とアニメーター宮崎とでは評価を分けたほうがいいのかねえ。
>同様に監督富野、プロデューサー富野、絵コンテ描き富野と。
これさあ、おのおの演出の手法に関わる重要なスキルだから分離しない方がいいよ。
アニメーター宮崎無くしては今の演出は出来ないし、プロデュース能力の無い富野も考えられない。
むしろこの違いがこのスレの疑問の解答の一つかもしれんし。
569 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/26(木) 21:24
小説家富野と漫画家宮崎…あ、これ反則だ。
571 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/26(木) 21:53
名作劇場で、とみの喜幸が絵コンテの回は、他のコンテマンとは明らかに違っていた。
言葉では、言いあらわせないが、やはり、名絵コンテマンだと思う。
あと、赤毛のアンのあと、富野が、名作劇場の監督をやるという話が、
あったらしいが、カンダムのため、実現しなかったらしい。もし実現
していれば、日本のアニメ史も、かなり違ったものになったと思われる。
イデオンスレが立つ勢いだな。
>>571 >あと、赤毛のアンのあと、富野が、名作劇場の監督をやるという話が、
>あったらしいが、カンダムのため、実現しなかったらしい。
なんか運命を感じるエピソードだなあ。
富野は確かに絵コンテ(画面設計)は上手い。
「動きの面白さ」みたいなものは計算してないけど「複数人数の芝居」
を一つの画面で同時進行させていく技量は凄い。
物語の主人公は例えばアムロなんだけど、ハヤトはハヤトの、カイはカイ
の人生の主人公であって、それぞれの主体的意識で生きてる、という
ようなことを感じさせるコンテの設計(展開)。
574 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/26(木) 23:51
宮崎駿は模倣できるが、富野由悠季は模倣できない。
575 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/27(金) 00:03
トミノ作品はガンダムとダンバインしか見たこと無いんですけど
イデオンって見といたほうがいいですか?
576 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/27(金) 00:04
模倣しようとして失敗するのが最近多いな。黒田洋介とか。
577 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/27(金) 00:04
>>575 あのノリが好きなら一見の価値あり。富野路線の集大成なので。
>>575 奴の髪型の破壊力を確認するために一度だけ見る必要がある、二度はない。
579 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/27(金) 00:09
イデオンはいいよ。序盤は見ててつらいけど、後半まで行くと
凄い面白い。劇場版についてだが、TVを接触編で済ます事はできない。
ガンダムT、U、Vは面白いけど、接触編はどうもね・・・。
でも、新カットとか、音楽はいいので、TVも発動編も見た後見るといいと思う。
580 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/27(金) 00:10
>>575 ちょっと恥ずかしいのですけど、定番として、
TV版1-38 &映画版発動編 をお勧めしときます。
581 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/27(金) 00:10
コスモのアフロも劇中でかなり生かされてるとおもう。
割れたヘルメットから覗いてたり、ルゥに触られたり(w
582 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/27(金) 00:15
コスモ「よーお待たせ」
ベス「コスモ! お前まだ…」
ベス「本番まで間が無いんだぞ! メルヘンでパーマかけてこい!」
コスモ「へーい」
583 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/27(金) 00:16
イデオン近所のツタヤにはないんだよなあ…。
見たいんだけど、DVDプレイヤーもないし。
でも何故か記録全集の1巻と映画のパンフレットは持ってる(笑)
584 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/27(金) 00:23
イデオンのTV版レンタルで置いてるの見たことなかったんで
キッズでやってくれてたすかった。おもしろかったよ。
585 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/27(金) 00:41
>>577 むしろ富野はザンボット、ガンダム、イデオン、ターンAガンダムだけ見れば幸福なまま卒業できる。
いや、ザブングルも好きだけどね。 煩悩多くて駄目だな。
586 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/27(金) 00:48
ダイターン好きなんだけど…
587 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/27(金) 00:59
ダイターンは認めとけ。トッポか?トッポが遺憾のか?
588 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/27(金) 01:04
もう少しつっこむならダンバイン、Z、Vあたりを見とけば良いかと。
このあたりは良いとこと悪いとこが顕著だから。
>>586-588
じゃあ、ダイターンを入れる代わり(?)にザブングルも入閣
あ、そうだ、逆シャアも入るかな?
592 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/27(金) 23:11
富野は表の顔は「皆殺しの富野」で裏の顔はマターリかな?本当は後者だと思うんだが
594 :
サンライズ:2001/07/28(土) 00:43
ダイターン3が未だにビデオ化されていない理由が未だに分からん。
富野ならではのカラーがあって、それでいて「一般向け」といえる
わかりやすさがあって、ガンダム以降のようなベタベタしたところ
もないし、ある意味富野の最高傑作だと思うんだけどな。 個人的
に一番好きなのはザンボット3だけど、この2作まだまだガンダムの
影に隠れて損をしてると思う。元祖不健全アニメとも言えるアレが
世間はそんなにいいのだろうか?
>>594 ザンボットは20年目のザンボットとかで、その後の評価の波に乗ってると思われ。
ダイターンはその不健全アニメじゃないのが致命傷になっているような。
もっと不健全だったら一連の作品として、再評価されてたのでは?
597 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/28(土) 01:31
>>594 マジンガーとかといっしょくたにされて
「スーパーロボット」(なかば蔑称)だと思われてるのがいけないんでは。
スパロボと略されるとさらに蔑称感ありますなあ。語感的に。
うーむ、ダイターンのように一話完結系の奴って扱いが難しいのかな.
たとえばガンダムやザンボット3のように連続した流れがある作品の場合、
1話から最後までとりあえず見なきゃならんが、一話完結系はキーになる
話だけでいいじゃないの?となってしまうのでは.
そういう意味ではマジンガーZのような人気と知名度のある作品があまり
レンタルにおかれていないのは"別に全部見なくても"という意識があるの
かも。
ただ、今CSでダイターン3をやっていて一応予約録画してみているが私個
人としては、今見ると”ふーん"と思うくらいで、富野の最高傑作とはあまり
思えない(そこそこ面白いロボットアニメ、といった感じ)。
これは幼少時にダイターンを見ていなかったからかもしれないかな?
でも、同様に最近見たイデオン(これもリアルタイム時は見ていなかった)
は正直、「すげー」と思った.
私的にはダイターンは次代につながる意欲的な実験作、といったとこかな.
そこに嵌ればいいけど一般客にはとっつきわるい......かも。
600 :
サンライズ:2001/07/28(土) 03:59
>595
知ってるけど、LD持ってない人間にどうしろっちゅーのよー。テープも出せ
よな、テープも(トミノ節)。
>596
「20年目のザンボット3」は俺も買った(初版)。 ソレを差し引いてもまだまだ
俺は不満なんだよー ザンボットムーンアタアッーク!!(ドラえもんふうに)
関係ないけど、エヴァ全盛期にあんな本を出した太田出版に拍手!!(俺が出版
社の社長だったら、売り上げ的な不安を考えたら絶対に出さん)
601 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/28(土) 04:26
>600
では、何か盛り上げるようなアクションをしてみれ。
具体的には、このスレでイデオンが盛り上がって独立スレが
立ったことだし、そっちを狙ってみると良いかも。
ダイターンの存在は富野が宮崎よりも異常に器用に作風を
使い分けられることを示しては居ると思う。 ザブングルも含めて。
一応スレとつなげといたよ>600
602 :
サンライズ:2001/07/28(土) 04:26
500に続いて600ゲット記念に連レス(?)
>599
うーむ、やっぱり子供の時にリアルタイムで見たのと、大人になって
からある程度評価の固まった(いい意味でも悪い意味でもね)作品
を見るのってどうしても受け取り方が違ってくるかもね。
僕がイデオン見てた時は小学5年だったけどストーリーは難しかっ
たというより「もうどうでもいい」みたいな感じで見てた。
ゲッターロボみたいな合体ロボアニメとして単純に見てました。
映画版はもう「子供の首が吹っ飛ぶ」と「カーシャのおっぱいが
見れた」という印象しかなかった。今見返すと599さん同様「すげ
ー」と思う反面「アニメでここまでやっちゃうわけ?」という感想
を持たざるを得なかった。いい年してアニメが大好きな人間として
言ってるつもりだが。
ちなみに私はルパンの「カリ城」をアニメ云々を抜きにしても
映画史上に残る傑作だと思っており、「もののけ姫」を傑作だなん
て絶対認めない人間です。
603 :
サンライズ:2001/07/28(土) 04:35
またまた連レスうざったがらないでね(笑)
>601
>「ダイターンの存在は・・・・居ると思う」
それと同じような意味のこと以前487でレスしました。是非見て
下さい。 いやそん時全然反応がなかったもんで寂しくて・・・
604 :
601:2001/07/28(土) 04:55
>602
でも、もののけって宮崎製イデオンだと思うよ。
今更ながら>523が良いこと言ったなあ。 みんな宣伝やら、マスコミの宮崎ブランドって記事で、
首やら腕が吹っ飛ぶ映画を子供と一緒に見に行ってるんだもんな。(藁
605 :
サンライズ:2001/07/28(土) 05:54
>604
私に言わせりゃ「もののけ姫」はエンタテイメント(この場合は活劇と言っても
いい)的要素があまりにもショボイ! 言ってみればだからイカンのだ「ものの
け姫」は。
イデオンの「発動編」は「子供の・・・」とか「カーシャの・・・」てな部分
もそうなんだけど、全編がクライマックスとでもいうべき、圧倒的な戦闘シー
ンの連続に小学5年だった当時ブッとんだ記憶がある。 602に補足しとこう、
イデオンは今はもちろん当時もいろんな意味でインパクトのある作品だった。
「もののけ姫」は自分にとっては何も残らん作品だった。
606 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/28(土) 09:02
業界では、ガンダムよりダイターンを評価している人は結構いる。
607 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/28(土) 11:17
608 :
トカゲ1号:2001/07/28(土) 11:27
目的は同じだと思うけど、経緯は全く正反対だ。
それを比べて優劣なんて付ける事がおかしい。
それにしても、
ララア、アムロとシャア、カミーユ、ハマーン、
クエスとハサウェイ(マフティ)、微妙だがシロッコ、
他に大勢人間が殺されても、
行きついた先が何とナノマシーンの暴走で、
世界が崩壊して1000年前まで文明が逆戻り・・・。
おいおい・・・、
これじゃあ、ニュータイプが命懸けた意味無いジャン!
609 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/28(土) 11:32
>605
もののけ姫が何も残らなかった理由は戦闘シーンがショボイから?
なんか他の理由有るのでは?
発動編の戦闘シーンは削除された話数分をくっつけた感じで、もうちょっと
構成し直してくれーって感じ。 でも、そんな欠点を補ってあまりある、人物
描写の厚さとか、業の深い状態とか、作家のエネルギーとか、そのあげくの
あの結末なので、名作になってると思う。
>607
アッガイ(その他)モビルスーツ を探したのは俺だけ?
>>608 意味は無いだろう。
>>600 LDプレイヤーは3万円ぐらいで買えるぞ。
ソフトは基本的に投売り(ザンボットの新古BOXが1万円とかである)なので、
それなりにお得だ。
>>608 何についてのレスなのかはっきりしない。
何の目的と経緯の話し?
犠牲者たくさんなのにターンA世界になっちゃうのは意味無い?
たぶん命賭けた連中は自分の生きてる時代に不満があって
行動してるんだと思うぞ。
>>604 イデオンはねー、「作品としての良し悪し」の評価以前に、
「生理的な好き嫌い」が凄く分かれる作品だと思う。
ありていに言えば「もう、とにかくあの肌合いが嫌い!」と
感じる人がかなり出るタイプの作品で、間口は狭い。
だから、作品評価の第一の柱を「エンターテイメント性」に
置くのであれば、イデオンのように客を拒む要素がある作品
の評価は低くならざるを得ないでしょう。
ただ、生理的にイデオンを視聴することに耐えうる人にとっては
やはり大変な名作だろうと思います。
思うに、サンライズさんは「明るく楽しい」感じが好きで、
そうでないものは嫌い、という感じ方の傾向がある方では。
614 :
サンライズ:2001/07/28(土) 16:34
>612
>「生理的にイデオンを・・・名作だろうと思います。」
生理的には耐えられても「なんだこりゃ?」で終わる人も結構いると思う。
「もののけ姫」とはまた違った意味で難解(ある意味宗教的)な作品だし。
>「思うに・・・という感じ方の傾向があるのでは。」
ハイ、そうゆう部分がかなりあるのは認めます。 ちなみに僕「インディペ
ンデンス デイ」みたいな映画大好きなの(笑)。
>609
>「もののけが・・・理由有るのでは?」
そう言われれば確かにそう、ただ僕が宮崎に求めたのは基本的にエンタテイメ
ントってな意味で。 「もののけ姫」は僕みたいな客に蹴りをいれるため
に作られたモノなのだろうということは今なら考えられるが、やっぱりアレ
は作品として成功してるとは僕には思えない。今さらの「もののけ」批判・・・
我ながらダサイ・・・
つうかもののけは作劇的に完全に失敗している作品。
今までは物語的に破綻が来ても、力業でカタルシスを与えて、
物語を成立させていたのが、完全に失敗している。
宮崎のもがきっぷり、ダメっぷりを鑑賞するには良い作品かもしれんが、
それだけで、作品的に凄い作品ではない。
だから映画ヲタはこぞってダメ出しをするわけだ。
それに同じ様なテーマでは漫画版ナウシカが存在するわけだし、
しかもそちらの方がはるかに面白いと来たら、もうどうしようもありませんな。
もののけは他にも問題があったしね。声とか。
616 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/28(土) 17:50
富野さんもねえ…ヒデキとか谷村とか使うからなあ。
あれはもう間口が広い狭い云々をぶっちぎってる。
617 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/29(日) 00:33
宮崎が富野を意識したかどうかは知らないが、人の業を映像化しようとして
し切れなかった作品が「もののけ姫」だと俺は考えてる。
ホントはもっと禍禍しい(それこそイデオンみたいな)ラストを期待してたのに。
エボシの片腕だけで免罪かよ!と思った俺は歪んだハゲ信者でしょうか?(藁
つーか日テレちゃんの横槍でも入ったかねぇ・・・。
618 :
本物の604:2001/07/29(日) 01:29
>>617 うん、もののけは、人の業を描こうとして失敗しているとは思う。
で、演出家がもがいて歪になった作品にその演出家の本性の一端が
垣間見られるような気がするので、俺はもののけが嫌いじゃない。
詰めが甘い部分は宮崎がこっから先には行きたくないと思ったから、
行かなかったって事だと思うから、それが宮崎の限界だったってこと
だと思う。
この分野ではやっても仕方がないから、止めようとかかわいいこと
思う人だったら、富野が居るここの分野には打って出ちゃいけなかっ
たのに気付くべきだね。
>>612 俺もリアル焼亡(高学年)の時に、イデオンが生理的に駄目で、それを
契機にアニメから一時期卒業してた。
でも、大きくなって見てみると、これが、良いんだわ。 不思議なもんだ。
あの濃い湖川作画とか、大好きになってたよ。
カレーでいうなら
宮崎が中辛で、富野が辛口って感じ?
ちなみに漏れは甘口派(ハチミツマンセー
622 :
:2001/07/30(月) 22:08
∀でのMSが両手を広げて飛ぶのってなんかラピュタっぽいな。
623 :
通常の名無しさんの3倍:2001/07/31(火) 16:57
富野にはユートピア思想への幻想が、未だに残っている気がする。
もしくは、現世を超越すた彼岸の世界に対する願望のようなものがね。
それに対して宮崎の場合、漫画版ナウシカにおいて、ユートピア思想や彼岸
の世界の持つ幻想を完全に否定したんじゃないかな。
ナウシカが墓所で新人類の卵を破壊したのは、富野的ニュータイプ論の否定
だと思うし、全てをお互いに分かり合える人間たちなんて、ヴ王に言わせれ
ば「そんなものは人間とはいえん」と言える存在だと思います。
624 :
サンライズ:2001/08/01(水) 01:32
このスレやや失速気味かな? で、急に話は変わるけど、ここに来てる人の
中で「千と千尋の神隠し」見た人いませんかー? 感想聞きたーい。ここの人達
の感想がね。ちなみに僕の予想は「思ったほど悪くはない」がいいとこだと思う。
>>624 ここで聞くより映画板の方が良くないか?
スレ立ちまくっているぞー。
ここで書いてる人も多分向こうで書いてると思うが。
626 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/01(水) 02:02
ここ的な視点での感想が聞きたいんだろ。
俺も聞きたい。 ガキ共を掻き分けて見てきた勇者は居ないか?
さぁ・・・宮崎駿はラピュタまでで、その後はもうどうでもいい監督になってるから、見てない
628 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/01(水) 02:59
俺は宮崎はルパムで嫌になったけどな。
630 :
:2001/08/01(水) 18:09
ZZとラピュタは同時期。
つまり宮崎の名が高まっているころに富野が失敗作を連発していたことになる。
>>630 そうか、その当時はアリオンの頃でもあったね。
だからZの作画が安彦から北爪になったのか。
632 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/01(水) 18:28
俺はラピュタ見て以来、宮崎には期待しなくなったな・・
当時、兄めーじゅで連載してた漫画ナウシカの連載を
中断してまでラピュタ作っていたので、どんなスバラシイ
ものができるのかと思っていたところが、結果がアレだったので
萎え萎えだった。
俺としてはナウシカまでだ。更に言えばアニメはコナンだけで
十分だ。あとは漫画ナウシカとシュナの旅だけでいい。
・・と、怪気炎を吐いてみる・・
>632
ラピュタは面白かったと思うんですがね。ストーリーの起承転結が、はっきりしていてうまい。画面の見せ方も凄い。良い意味でハリウッド的。
僕は、富野は『天才』で宮崎は『職人』だと思っています。上の方で誰かが言っていたけれど、宮崎は真似られるかもしれないが、富野は真似られないのでは。宮崎は『技術』で、富野は『感性』で作品を作るから。
634 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/01(水) 21:58
宮崎 勤になりそこねた富野について
635 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/01(水) 22:12
富野ヲタ痛すぎ
636 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/01(水) 22:20
宮崎ヲタは致命傷
今日はやけに暑いねえ。
638 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/01(水) 22:29
今日はトミに暑いねー
639 :
サンライズ:2001/08/01(水) 23:00
>>633 ラピュタはエンタテイメントという意味では後半の失速ぶりが致命的。前半
から中盤にかけて見どころが集中してるだけに余計それが目立つ。また後半に
出てくる「自然と人間」的な部分も「とってつけたような」感じがする。
水準ははるかにクリアした作品だと思うが、コナン、カリ城、ナウシカを見た
人なら「物足りない」って人もいると思います。ラピュタってある意味焼き直し
的な作品だしね(わー評論家みたい)。
で、624での僕のお願いを聞いてくれる人はまだいないんでしょーか?
625さんの言うとおり他の板逝くしかないのかな?
>>639 みんなガンヲタだから見てねーんじゃねーの?
ちなみに俺もまだ見てない。
千尋は見たがここで感想は書きたくない。
642 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 00:48
643 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 00:49
>>638 アンタそれ暑すぎるよ!
洒落にならないよ!
人死ぬよ!
>>633 それはストーリー上だけでの話だろ。
アニメーションはそれだけじゃない。
それを考えるなら、宮崎が職人なんて発想はでてこないよ。
宮崎ほど自分の感覚だけでやっている人間はいないよ。
脚本も書かない位なんだから。
それに対して富野はかなりの部分で理詰めで作ろうとしている。
でもその理詰めは理詰めと言うほど理詰めじゃなくて、
そのいびつさが変な執着を産み出しているんだけど。
富野は職人にも天才にもなりきれない偉大なる凡人だと思うんだけどな。
凡人だからこそ、あのパワーが生まれると思うんだけど。
645 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 00:57
アニメ板でジブリ宮崎派と高畑派が陰惨な内ゲバを繰り返してるねぇ。
昔のOUTで「名作劇場ファンは単語を政治用語に置き換えればそのまま
過激派で通用する」てな事を書いてあったが本当にそのまんまだね(w
ガンオタで良かった。
646 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 00:59
宮崎が職人というのはアニメーターとしての話ね。
647 :
サンライズ:2001/08/02(木) 01:13
>641
どーしてー?というかそれ自体が答えなのかな?「作品の出来」とい
う意味での。
>>644 >脚本も書かない位なんだから
へ?宮崎って脚本書かないっけ?
648 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/02(木) 01:19
>>647 だって、千尋についての話は映画板で充分話してきたもん。
ここでまで言うのメンドイ。
スマン・・・・上げてしまった。逝ってくる。
>>647 宮崎は直にコンテを描いてしまう猛者なのだ。 ストーリーテラーの媒体としてコンテを使う人なのね。
でも富野もコンテマンだよね。 なぜこの人は中間に脚本家を置きますか? ガンダムの松崎氏みたいに
その人独自のスキルを取り入れるため?
>>647 クレジットでは脚本という形であるけれど、簡単なシノプシスを作ったらそれだけで、
コンテを書きながら台詞も同時に作ってしまう。
脚本というワンクッションが宮崎には邪魔に感じられるらしい。
カリオストロの時も、脚本は書いて貰いますけど、ほとんどいじることになりますよ、
とか云うぐらいだったらしいし。
ナウシカの時も伊藤和典が脚本を書く予定だったが、結局使われなくて宮崎が自分でやってしまった。
まあ、普通は脚本があった方がコンテは描きやすいよな。
それが邪魔だって言うんだから、相当に変な奴だよ宮崎は。
富野は「奇才」が一番似合うと思われ。
>>639 >ラピュタはエンタテイメントという意味では後半の失速ぶりが致命的。前半
>から中盤にかけて見どころが集中してるだけに余計それが目立つ。また後半に
>出てくる「自然と人間」的な部分も「とってつけたような」感じがする。
致命的とまでは言いませんが、確かにそう思います。
カリオストロあたりと比べれば落ちるけれど、充分面白いと思います。
僕は、ですが。物足りない人も結構いるようですね。
『千と千尋』はそのうち見に行きます。
>>644 失礼。
>>633は作品から受ける印象の話でした。
最後の一文は撤回します。
>>652 オー!ブラボー!!
それイイ!
654 :
サンライズ:2001/08/03(金) 03:27
仕方がないのでアニメ板の「千と千尋の神隠し」スレ見てきました。
そこで僕が受けた印象は「結構いい作品みたいだな」って感じ、はっきり否定
する人はほとんどいなかったような気がする。その反面「大傑作!」と言う人も
いなかったような気がしたな。 ある程度予想はしたてけど「雰囲気モノ」って
感じみたいですね。 トトロみたいなものを想像すればいいのかな?
僕にとっては「ビデオになったら300円で見てみようかな」ってなぐらいの感じ
しかないですね。カリ城やナウシカに感動した人間にとっては今さら違う趣の
「けっこういい作品(大傑作とは言えない・・・と思う)」をあえて見たいとは
思わないってトコかな。 あまり期待しない方が見て感動できる可能性高くなる
でしょ? 期待しすぎておもいっきり裏切られた経験があるし(笑)。
言い換えれば僕にとって今の宮崎氏はその程度のクリエイターってことかも(富
野も同じだが)・・・ 勿論巷のアニメと比較する気なんてないけどね。
良かったら御意見お待ちしております。
655 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/03(金) 04:19
富野が「もののけ姫」公開時にどこかの新聞で批判記事を
書いていたような気がするけど、その時の文章がもう一回
読みたいなあ。「線と千浩」はトミノの眼にはどう鬱ったのだろうか?
656 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/03(金) 06:39
657 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/03(金) 09:30
地球光 総集編
月光蝶 ギンガナム絶好調でR編 になるのか。
658 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/03(金) 14:04
富野、頼む。千と千尋についても語ってくれ!
--------------------------------------------
「『エヴァンゲリオン』と『もののけ姫』の二作品はアニメが三十年間
やってきたことの総決算をした、という気がしています。しかもその総決算は
悪い結果で終わってしまったというのが私の印象です。
娯楽作品の基本は楽しませることにあるはずです。なのに『もののけ姫』で
言えば、なぜ環境問題が出てくるのか、なぜインテリの言葉を作品に張り
付けるのか。確かに映像としてはきれいな部分があって良くやってるな
という感じがしますが、娯楽作品としては評価できません」
659 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/03(金) 16:00
660 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/03(金) 16:40
>>656 逝ってきたけど、ヒゲの絵が、なんか
”踏み切り戦士シャダーン”みたいな
パチモンていすと満載に見えてしまうのだが………
>>658 サンクス。できればソースもきぼーんぬ。
661 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/03(金) 17:13
>>658 でも富野作品も、純粋に娯楽作品として楽しめる作品は少ないと思われ。(藁
>>661 でも、ザブングルは娯楽として見ていたな。
愉快な話だった。気持ち良いキャラのおかげで。
663 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 01:21
>>658 朝日かキネマか?
日付か号数だけでも教えて
664 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 05:32
>>658 日経産業新聞1998年1月23日(金)3頁より
デジタル時代を語る■7 映像制作者、基本に立ち返れ
アニメ演出家 富野由悠季氏
665 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/04(土) 05:38
>なぜインテリの言葉を作品に張り付けるのか。
トミノ節全開。素晴らしい。
666 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/05(日) 06:38
>>644 ありがとう
朝日じゃなく日経か。図書館で見るか
しかし、何故に日経なのだろうか
667 :
sage:2001/08/05(日) 06:44
>娯楽作品の基本は楽しませることにあるはずです。なのに『もののけ姫』で
>言えば、なぜ環境問題が出てくるのか、なぜインテリの言葉を作品に張り
>付けるのか。確かに映像としてはきれいな部分があって良くやってるな
>という感じがしますが、娯楽作品としては評価できません
どうしよう…。自覚がなかったんだ、この人…。私はガンダムって富野のライフワーク
哲学作品だと思ってた…。娯楽だったんだ………。
うああ、私がどうしようだよ!!下げ進行にしたつもりが…。すまそ。
>>667 富野が娯楽作品として作ってなかったら
ロボットなんて出さないよ。
富野に自分が娯楽作品を作ってないという自覚はあるのでは?
その批評は一般向けを強調してる宮崎への皮肉じゃないかな?
>ロボットなんて出さないよ。
ガンダムって…いったい…。
672 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/05(日) 11:10
>>671 失敗した娯楽作品。クローバーのあれ、子供に受けなかったでしょ。
673 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/05(日) 11:21
劇場版∀GUNDAMはダメだろうな…これで決定的だな……
となるとやっぱりイデオンきぼん。既出すぎるのでさげ。
675 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/05(日) 19:09
676 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/05(日) 20:19
富野版「火の鳥」みたいな感じでイデオン作りつづければいいのになあ。
>>676 火の鳥は場面を変えることに意味があったけど
イデオンはあんまり意味ないと思うが。
構想だけなら「リング・オブ・イデオン」というのがあるんだが…
680 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/08(水) 12:42
>>679 ∀の企画名「環(リング・オブ)ガンダム」と同じ発想?
681 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/08(水) 13:01
682 :
エル・フィノ萌え:2001/08/08(水) 13:08
富野のライフワークは一応バイストンウェルの話なんだけどね。
ダンバイン、リーンの翼などなど・・・
683 :
御大語る!!:2001/08/08(水) 13:54
記者 「他のホームページで、何か連載を、されていますか?」
富野氏 「していません。
インターネットは、いろんな人が入ってくるわけでしょ。
老若男女、どういう趣向の人が読み手なのか分からないものには、書きにくいですね。
相手が見えた時に初めて、こういう事を書こう、というのが出てくるからです。」
記者 「インターネットは利用していますか?
ホームページも様々なものがありますがどう思いますか?」
富野氏 「ホームページは、もう暫く見る気がしないんだよね。
いろんな事をやっているように見えているけれども、結局公に向けてものをしゃべれない人が、
実を言うと一生懸命愚痴話をしているんじゃないのかなと予想してしまって……。
もちろん、試行錯誤の時代は何やってもいいのだけど、痴話話に走りすぎている量というのが気になります。
もう少し整理していくことは必要なんじゃないかな。
それは、匿名性がある分、同人誌より、媒体としてたちが悪いという部分がありますから。
同人誌の場合は匿名性を取得しきれない部分があります。
手垢が付く。 証拠が残る。 犯人が見付かる可能性があるのです。
インターネットの表現の仕方には大問題があって、手垢が付かないんです。
文字一つでもワープロ化した字で露出していく。
手描きの絵なら手垢がついて見えるじゃないかって言うかもしれないけれどコンピュータに取り込んだ時点で、手垢の部分が消える。
それに気がついたんです。
僕はMacのマウスで初めて絵を描いた人間かもしれないんですよ?十数年前に。
684 :
御大語る!!:2001/08/08(水) 13:55
あの描いた瞬間に「こりゃだめだ」と思ったのが、手垢が残らない。面白くないということだった。
CGに現れている絵の質感だって、アーティストが違っているというけれども、どこまで違っているんだよ、グラディーション同じじゃないかというところに魅力を感じないんです。
そういう抵抗感があります。
コンピュータを媒体として表現されているもの。
今言われているデジタルというものと違う意味のデジタル化していったときに、手垢が消える。
その部分が持っている匿名性が厭なんですね。
インターネット上で売られている
ポルノ写真も見たけど、いやだなぁって思った。
デジタル的な質感に距離があるなぁ、って。
見慣れていないせいでしょうねぇ。
記号化している部分があって、においが見えてこない。
女の子が大胆なポーズをしていても、その顔の意味があんまり見えてこないと言うのが、とっても危険だなと感じます。
表現媒体としてこなれていないって気がするのです。
こなれが見えてきて、手垢がつくということが見えてこないと、インターネットで流れている情報は、本当の意味での情報にならないし、本当の意味のお楽しみにならないんじゃないかな、って感じてます。
まさに情報、インフォメーションではあっても、まだ作品ではないと感じます。
カタログであってもそれ以上のものではないですね。
作品というのはにおいがある。手垢がつく。
それが見えてこないと、インターネットはどんなに発達しても突破できないだろうというのが技術論的に見えています。
媒体として感情移入しきれない。
でも、高速で走り始めたコンピュータ、インターネットを認めている部分があります。
685 :
御大語る!!:2001/08/08(水) 13:55
逆に言うと手垢がつかない綺麗っぽく見せてくれるという技術は便利ですよね。
そのツールとしての特異性、有効性は認めますが、それ以上の感情移入は出来ないものですね。
CGそのものが持っているクオリティに関心がありません。
例えば、新しく開発されたテレビゲームの映像をみせてもらったときに何が変わったかわからないんです。
映像というのはこの程度を最低再現してくれなければ使いもんにならないんだからこれが技術革新だというなら、「おまえら遅れているな」と言うしかないんです。
そういう発言に抵抗感をもってしまうという、今のテクノロジー主導というか、テクノロジストたちが表現の世界に入っているというのには傲慢を感じてしまいます。
だから皆さんにホームページで言っておきたい事があるんです。
この数年顕著な事が芸能の世界にあります。
ライブコンサート、ディナーショーにカップルが結構行くんです。
演劇とダンスがかなり流行っている。
インフォメーションばっかり氾濫していったときにそうじゃないところに行きたがる若い人たちがいっぱいいる、って事です。
情報しか知らない人は是非一度街に出て欲しい。
ライブを観て欲しいですね。
そこにはびっくりするくらい観客がいるんです。
ダンスと演劇はかなり活気を呈しています。
赤坂や帝劇等のミュージカルが何故ロングランしているかというとリピーターが多いんです。
686 :
御大語る!!:2001/08/08(水) 13:56
間違いなくインフォメーションに飽きてる客だということです。
それを忘れては困りますね。
いまだにアナログのオーディオファンが離れないって言うのは何なんだと考えれば、人間の耳ってそんなに悪くないのよね、ってことです。
CDがいいなんて思っているなんて大間違いで、あれは便利だから使っているだけの事です。
ほんとの音聞きたいヤツはノイズが入っていてもLPの方がいい音ってのはあるんだよね。
人間には聞き分ける能力があるからなんですよ。
一握りの技術者の判断に満足してしまうほど、人間には、簡単に整理される部分はないんだよと声を大にして言いたいですね。」
記者 「どうしても"情報、情報"と言われている中で仕事をしていますので、とても参考になります。」
富野氏 「インフォメーションで仕事ができるというのは、カタログですから、ビジネスと理工科系にとって便利なだけです。
コンピュータ技術者、航空宇宙関係者に、いわゆるアイドル系のファンが多い。
その心理はとてもよく分ります。
あまりにもテクノロジーの所にどーんと行っちゃっている感性を埋めようと思っているからなんです。
下世話な所に触ってなかったら、人間分解しますよ。
そうやって、バランス取ろうとしているんです。
早い時期に山岳部が出来たのが、慶応、早稲田、東大。
最先端の西洋技術を取り入れようとする意識を持てば持つほどストレスが溜まる。
一回り上の人たちのステイタスはワンダーフォーゲル、ボート部というのがありました。
そういうところで感性のバランスを取ろうとしていたんです。
今の時代が不幸なのは、キーボードかアイドル系かっていう部分しかないように見える処ですね。
それはさびしいんじゃないかというのがちょっとあるんだけどね
687 :
御大語る!!:2001/08/08(水) 13:58
記者 「今後のインターネットに期待することはどんなことですか?」
富野氏 「地球規模のスポーツイベントがあったときに、日本の代表がインターナショナルなフィールドに立っているという事で、ものすごく盛り上がるよね。
地球上の一つの国として自分の国を意識し、他の国を意識する瞬間なのです。
インターナショナルって場が見えてきた。地球が見えてくる。
海外旅行にいくと好きでなかった日章旗が好きになる。
何かあったらあそこにいけばいいというランドマークになる。
そういうところで感性の違いや、時代性の違いというものを今後いいかたちで鍛えていくという時代になってきたと思ってます。
そのときにインターネットという情報を提供している部分でそれはできるでしょうね。
と思うからインターネットを全否定はしません。
けど、情報がすべてではないんです。
情報でビジネスが出来るほど人間ていうのは甘くは出来ていない。
という部分だけはお互い気を付けましょう。」
記者 「情報を発信する側の課題でもありますし、また、受ける立場になった時、情報に翻弄されないように気を付けたいですね。
今日はありがとうございました。」
要するに「地球がもたんときが来ているのだ。」ということを言いたいわけだ。
688 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/08(水) 14:00
鋭いのか鈍いのか・・・・・・。
689 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/08(水) 14:02
「機械に頼るな!目で探せ!」
690 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/09(木) 00:55
コピペうざいよ
691 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/09(木) 01:39
age
>>680-681
10年くらい前にイデオンのLDの解説書で御大がちょこっと触れてる。
「10年たって(新しいラストシーンの描き方を含めた)新しい劇場版以後の
『イデオン』の話が固まってくれば、あるいは、新しい『イデオン』ができるかもしれない」
「イデオンで始まったことは、イデオンで終了させるべきではないか、と
いう理想があります。故に、再度、イデオンのテーマを世に問うならば、「リング・
オブ・イデオン」という形であろうという発想を抱いたのは、映画版イデオンの
仕事が終了した頃であったかと記憶しております」
太田出版「イデオンという伝説」(97年刊行)のインタビューでもまだ未練はある様子。
インタビュアー:以前、LDの解説書で、10年後にもう一度『イデオン』を作りたいという
お話をなさっているんですが、それが『ブレンパワード』に含まれていると。
富野:それは当然含まれていますし、“リング・オブ・イデオン”という続編の
ようなものがあるとして、そこにつながってくると思う。でも、単に作品論じゃなくて
我々の歴史、アニメの歴史というのを認知したときには、“リング・オブ”という形の
作品の連鎖は、悔しいけど『ガンダム』に関してしかないだろうなということを、
去年決めました。というのが、ひょっとしたら、来年の“リング・オブ・ガンダム”
になるのかもしれません。じゃあ『イデオン』はどうするんだといったときに、それとは
別の話で、『イデオン』を最終的にイデそのものとして提供するような作品が作れたら
いいなと思う。すごいこといってるね(笑)。
長文なんでsage。
すまん、「イデオンという伝説」は98年刊行だった。
694 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/09(木) 03:21
正直、今イデオンをやるのは不可能だと思う。
ブレン見た後だとそう思う。
>>692 感謝。
にしても「『イデオン』を最終的にイデそのものとして提供するような作品」って何だろう。
アニメ界に因果地平をもたらそうとでも言うんだろうか?
696 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/09(木) 03:38
千と千尋
なんか単純すぎる見方になるけど・・・
宮崎作品の単語掲げているモンてなんかある?
いや、ことわかりやすい所で音系で言っても「ゲルググ」とか「シャア専用」とかそんなヤツらがいてるけど
宮崎作品のは聞いたコトないよ。
ちなみにオレの知り合いは、「カクのフユ」とかいう名前でやってます。
逆シャア大好きなヤツやからね。
トップページの画像見た(この間はモナーとかのAAだったのに)
ここやっぱ富野板でもあったんだね。
トップページの画像見た(この間はモナーとかのAAだったのに)
ここやっぱ富野板でもあったんだね。
トミノは村田のおかげでここまでこれたんだナー
ん?
いやね、富野作品の単語とか使ってるヤツって色んな業界にいてるでしょ?
でも、宮崎作品の単語ってそないに見かけないやないですか。
その違いってのもあるんやなぁ・・ってコトです。
703 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/11(土) 03:05
>>702 多摩丘陵あたりの市民団体でジブリ系使ってるの見るよ。
704 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/11(土) 04:45
>>702 トミノはセリフそのもので表現して
宮崎は行間で語ってるような気がする。
705 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/11(土) 04:57
>>704 俺は逆に感じるな。
トミノの台詞は、ダミーですね。見せかけですよ。
706 :
704:2001/08/11(土) 05:21
>>705 うーん、、、
もちろん二人ともプロの監督なんだから、作品そのものがダミーでもあります。
(企画通してスポンサーと予算を取らにゃいかんし、売らなきゃならないし)
この場面が、ってのははっきり言えないんだけど、
宮崎は声なき声でナレーション入れてるような感じがあります。
トミノはセリフの音としての響きみたいなのが上手いというか
前面に出ているような感じです。
707 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/12(日) 03:04
>>706=
>>706 俺の感覚では・・・
宮崎演出:絵での演技の密度が濃い(モブシーンとか、その他大勢の描写など)
トミノ演出:台詞や言い回しに異様にこだわる(ガヤの台詞が妙にリアルだったりとか)
708 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/12(日) 03:16
トミノって、「いけません」ってよく使うよね。インタヴューとかで。
709 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/12(日) 04:41
本当の富野ファンは、母を訪ねて三千里やハイジやコナンや赤毛のアンも
見なくてはいけないのかな? ∀を見ながらふとそう思った。
というか三千里では富野絵コンテの回って異常に多い。
あと、あらいぐまラスカルは、絵コンテ・とみの、作画・宮崎駿つー回も
あるなあ、富野の絵コンテを見ながら宮崎が作画ってオソロシイな(藁
710 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/12(日) 04:46
富野ファソ=ゼット厨?
711 :
女:2001/08/12(日) 14:16
富野が宮崎より優れているところは、いい大人になって
ロリコンのダメ人間を大量生産するような作品を作らな
かったこと。
名作劇場の頃は明らかに子供をターゲットにしてたけど、
宮崎本人が望んだか否かは別として、やたらマスコミに持ち
上げられ、いい気になった挙句、「豚」あたりからは完全
に倒錯したノスタルジーおやじになってしまった。
自分がハイジで育った世代なので、ハイジを作った同じ
人間が、「大人になっても僕のように小さい女の子を愛して
いいんだよー」とかいうメッセージを未だに送りつづけている
のに嫌悪感を感じる。劇中には少女が少年や成人男性にかしず
くようなシーンばかり。…はっきりいって、宮崎作品には、
本来マイナーな領域でのみ許容されるべき反社会性(左すぎ)や
異常性愛嗜好がある。
一方富野は、あくまでも青年期以降の人間のカラミ(ファンタジ
ーもあるが、子供向けではないね)を題材にしている…少なく
とも80年代いっぱいはね。そこから飛び出てないのが残念と
いえば残念。
712 :
男:2001/08/12(日) 15:36
>>711 魔女の宅急便についてはどう思うの? 別にかしずいたりはしてないでしょ?
自分に出来る事をしようという姿勢が感じ取れて、女性映画としてはどうだか
わからんが、人間として好ましく思うんだが。
713 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/12(日) 15:49
>>711 「かしずく」が「つっかかる」なら同意。
宮崎が描く少女は、だんだん少年化ないし両性化しているように思える。
そんな宮崎の少女像を押し付けられているような拒絶感はあるなあ。
ちなみに俺、男だけど。
714 :
713:2001/08/12(日) 15:58
>>711 何となくだけど、
宮崎はアニメの枠から出ようとしていて、
トミノはアニメの枠内を埋めようとしている。
そんな気がする。
だから宮崎の作品に反社会性があるのは確信犯だと思う。
715 :
女:2001/08/12(日) 16:15
>>712 レスどうもです。魔女宅ですか…。
宮崎が何かに、
“少女漫画家を目指す夢見がち少女が都会へやってくる。
そんな少女が目の当たりにする現実”
のようなイメージだといってましたね。少女の無知と良心
でしょうか。かわいらしいので、子供向けにはいいと思い
ます。実際にアメリカでビデオ発売されたときも、PTAの
評判は良かった。人間の優しさが描かれていますからね。
風景がまるでサンフランシスコだし、魔女が出てくるので、
小学生がハロウィーンにお菓子食べながら見るビデオの定番
になってますよ(笑)。
しかし、輸出されるずっと前、実際に日本で公開された当時
の観客層がどうだったかというと、女子大生やOLなんですよ
ね。
日本の社会では、キキの精神発達レベルがそのまま20ぐらい
の女性のものだった…。これはある意味面白い比較だと思い
ます。
ご質問への直接の答えとしては、「男性にかしずくシーンは
ない」だと思います。ただ、あれを大人の女性が見て共感す
る、というのはセクシュアリティの表現としてはどうなんで
しょうか?私の考えが偏っているといわれるかもしれません
が、個人的にはそのような幼児性は健全でないと思います。
716 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/12(日) 16:52
>>715 712さんではありませんが、
日本でも米国でも、社会的に一人前とみなされるのは18歳ぐらい
からです。宮崎自身も言っていたと思うのですが、キキはそれぐら
いの少女と女性の挟間にいる女の子を描いたものです。
これは女の子だからというものではなくて、たぶん主人公を18歳
の少年と男性の狭間に置き換えても同じ事でしょう。
また、魔女宅を見た女子大生やOLはキキと精紳発達レベルが同じ
なんじゃなくて「ちょっと前の自分」を写していたんじゃないで
しょうか?
「ああ、2年前は自分もこうだったな」という感じで。
ところが米国ではそれぐらいの年齢では、そもそもアニメはあまり
見ないでしょう。アニメは完全に子供向けということになってます
から。
BGMも別物になっちゃってるし仕方ないのかもしれませんが、
小学生が見ても本来の内容を理解できないんじゃないかと思います。
残念ながら。
717 :
女:2001/08/12(日) 17:20
>> 716
「アニメは子供向けじゃないんだ!」なんて、20年前のアニメヲタクがいい
そうなセリフですね。…すみません、茶化しているわけではありませんし、
良いものは老若男女問わず受け入れられるという言い方も真だと思います。
>また、魔女宅を見た女子大生やOLはキキと精紳発達レベルが同じ
>なんじゃなくて「ちょっと前の自分」を写していたんじゃないで
>しょうか?
その一種の「退行現象」を宮崎が確信犯的に狙っているところが、私には
醜悪に感じられるのです。その傾向が「思ひでぽろぽろ」などの駄作で助長
されているではありませんか?
しかも主人公はローティーンの魔女でどこか知らない街が主人公…メルヘン
調の作品が嫌いだといってしまえばそれまでなのですが、この設定のどこが
「ハイティーン以上向け」なんでしょうか。人間に抽象思考があるとしても、
あまりにも非現実的で幼児的な世界だと思います。
>小学生が見ても本来の内容を理解できないんじゃないかと思います。
>残念ながら。
小学生は小学生なりの理解力でもって作品を捉えるので、
「人に親切にしよう」「感謝の気持ちを忘れないようにしよう」
「動物を可愛がろう」「ひとりでなんでもできるように頑張ろう」
「落ち込んだときにもくじけず頑張ろう」
という道徳的なメッセージが伝わればそれでいいのではないでしょうか。
魔女宅に関しては、「比較的宮崎の政治的な思想や性的な倒錯がみられない、
良心的な子供向けの作品」という感想しか持ってないのでこれ以上コメントは
できません。
レスどうもです。
718 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/12(日) 17:22
馬鹿にマジレスしても時間の無駄だよみんな。
719 :
女:2001/08/12(日) 17:27
>>718 やっぱ、そうか。反省。
それにしても、宮崎作品みたいなのを支持するオトナって
よく分からんのですよ。トトロぐらいなら子供に見せても
いい。
720 :
712:2001/08/12(日) 17:52
>>717 おもひで・・の監督は高畑勲ですので、宮崎の評価にはいっこも関係無いか
と思われ。
魔女の宅急便の肝って 自分とそれを取り巻く社会(またはいかにして
社会性は鍛えられていくか)として見ているので、別にセクシャリティな
部分を多く感じたりはしないですね。 変?
宮崎側が主人公にどっちの性を選ぼうと、主題に普遍性が見いだせる以上
、それは基本的に作劇上の問題で、主題とはあんまり関係無いと思うです。
男も初めて社会に出る時は緊張するし、落ち込むし、考えますよ。
女性のそれと、本質的に違うかどうかは、僕には判りませんがね。
この場合、お話の構造的に女性の主人公のパターンで精神的な解放を
描いたという意味しか無いんじゃないのかね?
そこに自分の居場所を見つけました。 めでたしめでたしってことなのでは?
無理矢理にこじつけるなら
男でも変わらないところをわざわざ女にしたところがロリコン。
722 :
女:2001/08/12(日) 18:13
>>720 おお、レスを下さったのですね。では反論でもなんでもなく、
補足説明のみ。
>魔女の宅急便の肝って 自分とそれを取り巻く社会(またはいかにして
>社会性は鍛えられていくか)として見ているので、別にセクシャリティな
>部分を多く感じたりはしないですね。 変?
そのとおりだと思います。
・子供向けの設定&セクシュアリティの欠落(or歪んだ女性観)
・「社会への適応」というハイティーン向けのテーマ、
この二つのバランスの悪いところが個人的に受け入れられない部分です。
女性の心理社会面の発達を描く作品で、12歳の女の子の世界を描きながら、
18歳にアピールするというのはどうかと言いたかっただけです。セクシュ
アリティの表現云々は私の主観ですので、そう思わない方がいらっしゃるのも
わかります。宮崎的女の子観は、あまりにも押し付けがましく感じます。
「いつまでもロー〜ミドルティーンの君でいてね」みたいな。
おもひで…に関しては完全に誤解でした。ご指摘ありがとう。訂正します。
とゆうわけで、終わり。
>>722 >おもひで…に関しては完全に誤解でした。ご指摘ありがとう。訂正します。
おいおい、これで済ますんかい・・・
ちゃんとした作家の区別が付いてない人が作家論をぶつなんてことはしない
方がいいよ。
ここは作家のスレでしょ?
724 :
女:2001/08/12(日) 19:12
批判は甘んじて受けます。長い間共同制作かと思っていました。
テレビで一度しかみたことありませんでしたし。テーマ的に、
またマーケテイング戦略的に非常に類似していると感じたので
思い込んでいたようですね。
ロリについての批判が始まった途端に宮崎氏の擁護発言が急に
勢いを増したような気がするのは気のせいか?
富野派も何故かダンマリだし。
やはり所詮アニオタは…
>>725 そうよねー
なぜメカフェティ設定マニアのガンオタが増えてしまったことに対して
批判が集中しないんでしょうねえ?富野カントク。
不思議よねー。
>>726 メカフェチはガンダム以前から居たから‥別に富野が居なくても変わらない。
模型って兵器物多いでしょ。
うん、メカフェチもガンダム以前からあった。 同時にロリコンも別に宮崎じゃ無いと思うんだが、
世間の人は未だにクラリスハアハアなの? キューブリックはロリコンの教祖じゃないの?
ロリコン=宮崎っていう図式は全く無いとは流石に思わないけど、世のロリコン男を宮崎が作り
出してるってのは一寸暴論だと思う。 流行りの絵柄と違うしなあ。
何故男が順調に大人の女を愛するように成長しないかを考えてみた方がいいんでないの?
>711
729 :
コナンって誰の物?:2001/08/13(月) 02:17
君は生き延びることができるか
↓
死にたい
↓
生きろ
↓
頼まれなくても生きてやる
↓
ハイハーバーから髭のMS出土
↓
月面にインダストリア出現
730 :
女:2001/08/13(月) 02:51
>>728=712
>ロリコン=宮崎っていう図式は全く無いとは流石に思わないけど、世の
>ロリコン男を宮崎が作り 出してるってのは一寸暴論だと思う。 流行り
>の絵柄と違うしなあ。
確かに私のステートメントに対するエビデンスは得られないでしょう。社会
現象と個人の心理との相関は変数が多すぎて語れないことが多いのは承知し
ています。このスレッドでそこまでの厳密さを求められても困るのですが。
しかし、逆に可能性がないわけではない。「ロリータ」まで遡るべきなのか
私は疑問ですが、少なくともコナンやカリオストロあたりから、アニメファン
の異常な少女キャラ偏愛の盛り上がりがあったことは、あの時代を体験した
ものとしていえると思うし、実際に他のアニメ作品の中でもステレオタイプ化
されてきたように思います。
上のレスでも書きましたが、宮崎作品の悪いところは、一見「良心的」で
あり、「道徳的」なイメージを持っているにもかかわらず、こと少女の心理的
表現や異性との関わりに関しては、宮崎の嗜好が色濃くでており、個人的には
道徳的と呼べないところがある、ということです。それが好きな人はよいので
しょうが、自分にとっては「うまみのある猛毒」ですね。特に男の子には、
宮崎作品に出てくる少女のイメージで異性を見て欲しくないですね。
世の中のロリコン男を宮崎が作り出しているわけでもないと思うが、
社会的精神的にバックアップしている部分はあるのではと思う。
富野からはロリのかほりはあんまりしなくて、
大女とかSMとかばっかだなあ。
それから、左ってと反社会性ってのをイコールで結ぶのはどうかと思われ。
733 :
女:2001/08/13(月) 02:58
>何故男が順調に大人の女を愛するように成長しないかを考えてみた方が
>いいんでないの?
上のように私が考えているということで、アニメ作品にしろ何にしろ、
子世代に見せるものは慎重に選択したいと思います。
宮崎作品が「ロリコンアニメ」と叩かれることはよくあると思うのですが、
それ以上に、マスコミのプロパガンダが浸透していることに危機感すら
覚えてしまう、という一意見として捉えていただければ嬉しく思います。
疲れたので寝ます。
734 :
女:2001/08/13(月) 03:03
>>732 それは732さんのもつ政治的イデオロギーに拠るところであって、
良し悪しの問題ではないと思います。
私はやや右よりなので、プロレタリアばかり登場させる宮崎には
時代遅れ感しか感じないし、地域共同体のイメージも異なるんです。
735 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 03:10
ガンダムを宮崎プロヂューズにして
736 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 03:11
>>728 宮崎が描く少女って大抵の場合、絵は少女でも中身は大人の女か青年だよな。
行動だけ見てると、ほとんど完成された人間だよ。
例えば豚のメカニックだって、武装した飛行艇の整備を一人でやってる。
やってる事は20台後半の機付長資格をもった整備員自衛官の仕事だよ。
キキは12歳の顔をした18歳だと宮崎本人が言ってるし。
ナウシカももののけもカリオストロも同様。年齢不相応。
千と千尋は見てないからわかんない。在米なもんで。
まあ
>>721さんの言うように、
まずは少女の皮をかぶせちゃうのが宮崎の宮崎たる所以だけどさ。
宮崎の趣向なのか手法なのかは横に置いといて (藁
737 :
女:2001/08/13(月) 03:17
目が冴えて眠れない…
最初は「アニメ製作者は制約があって、主人公を低年齢に設定
しないとやってけないんだな」とか、「子供向けのいい作品を
作りたいのだな」と思っていた。
ところが、名声が上がり、映画制作基金が手に入るようになっ
た後も変わりなし。
…「なんだ、ただのロリコンじゃないか」!ということに。
うまみのある猛毒とは上手い表現だ。
自分も宮崎作品からそんな感じの気持ち悪さを感じていた。
その点富野監督は正反対だな。
まずいが栄養たっぷりの食品かい?
740 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 03:22
>>735 ラムダ・ガンダムかい (藁
まあ構成を豚風でいくのかラピュタ風でいくのか、どっちにしろ
空飛んでる絵は奇麗そうだ。
>>734 微妙に高畑との混同が残っているのではと思いつつも、
まあいいやとおもわれ。
ガンダムは陸戦兵器ですよ!ブライトさん
>733
あなたの思うようにお子さんを育てられたら良いと思います。
具体的にどの作品のどの表現がどういう風にねじ曲がった
宮崎の嗜好が出ているのかを明示されると話しが転がりや
すいと思われ
あ、あと、あんたが>718に対して>719のような発言をする人
間だってのは加味して発言するからそのつもりでね。
>731
うん、精神的にバックアップしてるかもしれないね。
でも世間は既にその段階を過ぎてもっと病的な方向に進行し
ているから、宮崎からの効果の程は微々たるもんでしょ。
744 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 03:31
>>742 巨神ガンダムが大量発生したギャロップを焼き払う物語。
最後は腐ってしまう。
745 :
女:2001/08/13(月) 03:53
>>743 >具体的にどの作品のどの表現がどういう風にねじ曲がった 宮崎の嗜好が
>出ているのかを明示されると話しが転がりやすいと思われ
悪いけれど、そこまで議論するつもりはありません。設定や、セリフ
回し、少年役の女性のとり扱い方など、かなり細部にわたりますし、
私は712さん程詳細に見ていない。ましてやビデオなども手元にない。
さらに、私のプライベートな部分であるともいえる、セクシュアリティ
に関する細かい価値観を、恐らく批判されるためだけに記述する意味は
ないと思うのです。作品の批判はいいと思いますが、個人の価値観に関
する攻撃は勘弁して頂きたいと思います。
私の他の書き込みに対しても、細かくチェックしておられるようなので。
746 :
女:2001/08/13(月) 04:00
ところで719に対して随分根に持っておられるようですが、それは
誤解。私は718が、私のことを「馬○」といったと思ったのですが、
何か?
細部のろんぴょー機本。
>>743 >731
うん、精神的にバックアップしてるかもしれないね。
でも世間は既にその段階を過ぎてもっと病的な方向に進行し
ているから、宮崎からの効果の程は微々たるもんでしょ
社会が認証しているってすごいっすよ。
>>745 各論を穿り返すつもりはこっちにも有りませんよ。
ただ、あなたがちゃんと作品を見て感想を言ってるようには見えなかっ
たもので、聞いてみました。
漠然とした印象だけできちんとした区別も付かずに断罪するかのように
作家を切るのは、非常に幼稚だし、宮崎評価派=馬鹿と決めつける態度
は分別のある大人のすべき事では無いと思うがいかがか。
ていうかおもいでぽろぽろを宮崎作品と認識している時点で、
回線切て首吊れ逝ってよしだろう。
>>746 うう、どんな読解力なんだよ?
750は俺じゃないぞ。
753 :
716=736:2001/08/13(月) 07:08
>>752 だから宮崎って、ロリじゃなくて追憶型の監督だと思うんだ。
「ぼく大きくなったらパイロットになるんだ」
子供は大きくなった自分を想像しても、夢の中の自分の顔は幼い今の顔。
その夢を大きくなってから思い出すと、なぜかその夢は大人の論理を
わきまえちゃってる。大人の自分が子供の自分の浅い考えの隙間を埋め
ちゃってるから。
宮崎はそれを綺麗にまとめて絵にする。
観客は自分も子供の頃の夢に同じ補正をしているから、矛盾よりも
共感をしてしまう。その補正をまだ持っていない本当の子供には
理解できないと思う。
そういう意味では女さんの言うようにノスタルジーを売りにしている。
たぶん女さんの言うノスタルジーとは違う意味だけど。
トミノはというと、「どうだ!カコイイだろ!」
いい意味でオモチャで遊ぶ子供の感覚だと思う。宮崎みたく醒めてない。
754 :
女:2001/08/13(月) 12:15
>>749 漠然とした印象…ですか。
「漠然と」というより、より抽象度の高い、哲学的なレベルでの違和感
であると理解して頂ければと思います。宮崎の女性観と「子供向けの体裁
で、理想の女性を描く」という作品づくりの姿勢に対する批判、それが
社会で殆ど指摘されることなく未だに「善」として取り扱われている風潮
が私は理解できないといっているのです。
「ホルス」「コナン」に始まり、同じような少女の出て来る作品を繰り返
し見て育ちました。私もナウシカあたりまではひとつひとつの作品が大好
きでそれこそ何度もみたものです。
しかし自分が成長してゆくにつれ、作品の世界の女の子に違和感を持つよ
うになった。逆境にある女の子が健気に微笑んでみせるとか、突然感情が
盛り上がって泣く。勇気のある少年が登場して、「守ってやる」態度をとり、
いい年をした男性が一斉に少女を性対象として扱いデレデレする…
そこに描かれているのは献身的で、衝動的で、素直で、一部の大人から性の
対象とされている完璧な少女ではないでしょうか。
ひとつひとつの作品について、とありますが、多少の設定の差はあっても
上に書いた点について、宮崎作品は普遍性を持っていると思います。
他の方が指摘しておられるような、ヒロインの設定年齢と演技の差が、私
の違和感をよく説明していると思います。あるシーンでは物語を進行するのに
必要なだけの堪能な言語表現を有する少女が、ある時はお料理が上手な普
通の女の子。そして闘うシーンでは滅法強いのに、闘いが終わるとヒーロ
ーにしなだれがかったり。男性にとって実に都合のよいように七変化でき
る。
断罪…そうですねえ。「ヒロインに実年齢とはかけ離れた演技をさせ、
あまつさえ大人の性の対象とするようなシーンを入れている」
という点においてのみ、宮崎は批判されるべきだと強く思います。観る
側のセンシティビティの問題ですので、そう思わない人はそれで結構です。
私にとっては、彼の折角の素晴らしい演出も、「信じられない非道特性」
というノイズによって帳消しになってしまうのです。
幼稚… ですか。もう一度繰り返しますが、これは価値観のレベルの議論
だと私は思っておりますので、私が「子供向け作品の提供者が配慮すべき
道徳観」と、712さんのそれとが異なっている限り、議論は平行線です。
価値観レベルの議論は、共通理解や意思決定に至らなければならない状況
(政策決定などね)でなければ、「相手を打ち負かす」ために行うべきでは
ありません。
自分の持つ価値観から、作品の製作者の姿勢を批判することは1つのあり
方だと思いますし、宮崎作品を支持しない人間を「バ○」だとはいった
覚えはないんですが、712さんがご自分のことを特に批判されているように
受け取られたのならば、私の表現がまずかったのかもしれません。その点
については気をつけたいと思います。
755 :
女:2001/08/13(月) 12:15
あ、長すぎ
>>753 >宮崎はそれを綺麗にまとめて絵にする。
>観客は自分も子供の頃の夢に同じ補正をしているから、矛盾よりも
>共感をしてしまう。その補正をまだ持っていない本当の子供には
>理解できないと思う。
だから実は宮崎は本当の子供向け作品ってあんまり一杯作ってない。
実は大人がノスタルジーに浸りながら現代社会にぶつぶつ文句言う為
の作品を作っている。
富野はロボットアニメのフォーマットを使って自分の描きたい物描いて
る。 過去の不幸な出来事のせいでガンダムって名前の作品しか作れ
なくなって、守らなきゃならない縛りが一つ増えた。
それでもターンAは佳作。
富野の方の評価も納得出来るです。>753
>>754 あんたが高畑の作品と宮崎の作品をこっちゃにしてるから一つ一つの作品という
言葉を使ったのです。 近所のツタヤにでも行って、ちゃんと違う作家だと言うこと
を見てから出直して来なさい。
つーかちゃんとフィルムを見ての感想しか受け付けない。
ぼんやり見て、こう思うんですけどって態度は改めなさい。
宮崎と高畑見比べてテーマが似てる共同製作かもと、本気で思ってるならおまえ
は映画見るて偉そうに語る資格なんて無い。
アトランティスでも見てろ。
758 :
宮村:2001/08/13(月) 13:11
気持ち悪い。。。
>>712 ∀は名作だゴルァ!!
お前こそ宇宙忍者ゴームズでも見てろ!ムッシュムラムラ!
>>759 うるせえ名作ってのはイデオンの為に有る言葉だ
おまえこそカワイイ魔女ジニーでも見てろ!
あ、イマイチかも、ご免・・・。>759
俺には∀のあの人形みたいな魂の感じられない無機質的な絵が好きになれない。
762 :
女:2001/08/13(月) 13:58
>>712 どれだけその作品を深く観ているか?正しく捉えてるかどうか?
観る人によって、また文脈によってそれは異なると思うのですが…
要は、お互い気になるところと、気にならないところが全く一致
しないということで、価値観の相違にほかなりませんね。異文化の
人間と接するときにはよくあることです。よって了解しました。
イデオンは名作だというのには同意です。
>>762 違う、誤解に基づいて導き出された結論を偉そうにひけらかすな
と言っているのだ。
おまえの意見は真剣に拝聴するに値しない。>女
764 :
女:2001/08/13(月) 14:19
ひとつの誤解は訂正し、改めて作品の製作者リストをネットで
確認し、754の書き込みでは配慮したつもりだったのですが。
全体的に観たときの作者の評価は、個々の作品の評価とは異なる
ということにも留意していただければと思います。
>>764 宮崎の作品と高畑の作品が同じに見えるあなたの感性こそが
疑われているのにまだ気付かないのですか?
既に個々の作品がどうこうという話しはしてないです。
作品を見て違いが判らないのに、ネットでスタッフリストを確認
して両者の違いが判ったと考える時点で駄目駄目です。
アトランティスの公開を今からワクワクして待ってなさい。
この話しは、これで終わり。
>>754 >いい年をした男性が一斉に少女を性対象として扱いデレデレする…
この部分、ラピュタのドーラ一家の男衆の事を言ってるんだったら、確かに異常だし
気持ち悪いのは認める。 母親の支配が行き届いた気色悪い世界を子供向け冒険
活劇の体裁の作品で描くのは確かに気持ちのいいもんでは無いな。
しかし、それが元で社会のロリコン男が増えると考えるのは、電波入ってると思うが。
767 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 15:38
>>735 デビルガンダムことアルティメットガンダムの目的は王蟲と一緒
768 :
女:2001/08/13(月) 15:42
>>712 あんまり粘着になっても仕方ないし、私も終わりにするよ。
「712さんが、私の感性を疑っている」ということですね。
とっくにその点には気づいています。ですから、少なくとも間違いに
関しては訂正し、陳謝した。もう一度作品について調べ、思い出して
記述を再度試みた。
が、内容の整合性に関しては修正がある程度可能としても、両者の基盤
となる作品観が違う。という問題が生じたわけですね。
ところが、感性云々に対しては712さんがそう感じておられるにすぎ
ないし、(それこそ実際にどの部分を捉えて宮崎と高畑が違う/同じだ
とかいうことになってしまいます)、私は重要視しない部分と割り切
っていたので、「価値観の違いであるので終了」と締めくくったわけ
です。
すっかり揚げ足とりのレスになってしまいましたが、私は自分が完全
でないことも認めているし、他の方の主張にもオープンです。今回は、
宮崎氏の性嗜好についての私の批判的な感想を述べ、他の方の意見を
聞いてみたかった。同時期に書き込んでおられる方に対して、2人称を
使っての反論や、中傷は行っていません。むしろ興味深く、ありがたか
ったです。
712さんのみが、それを「偉そうだ」「駄目だ」などといってこられた
のではないですか。私にはそちらの方が欺瞞的な態度を見せておられる
ように感じましたが。
批判的な指摘や議論はウェルカムですが、全く感性や価値観が異なる
相手に対しては、ある程度の許容を見せたり、相手のいわんとすること
をつかもうとする努力をしていただきたい。精一杯の嫌味としていわ
せていただくと、イデオンを評価する人間が、なんと異なる視点や価値観
を持つものに拒絶的なことか。
アトランティス云々については意味不明。明らかに悪意のこめられた
コメントには反応しません。
では長いあいだお付き合いどうもありがとう。私も大急ぎで作業
に戻らなければ!というわけで、重ね重ね長文&タイプミススマソ。
本当に終わり。
769 :
女:2001/08/13(月) 15:48
>>766=712
んもう、断定はできないが、可能性はあるっていってるじゃあ
ないですか。私ちゃんと730の書き込みを読んでね。子供が見る
ものなのに、ああいう表現が容認されているところがおかしい
と思うの。
770 :
女:2001/08/13(月) 15:50
ぎょ、あわてて書くとホントにワケワカやな。では、しつれいっ
まあ、女氏は監督名のクレジットをもう一度確認して
全部見直すことをお勧めするよ。
>>769 つーか、変なフィルター通さずに作品の本質を見ろよ。
そうすれば宮崎=単なるエンターティナー 高畑=大悪人の図式が
見られて面白いのに。
イデオン好きなんだろ?
まぁ宮崎の思想は高畑によって形作られたようなもんだから、
パっとみ区別つかないのはしゃあないだろ。
高畑ほど悪人でもひねくれてもいないからツッコミどころが多い
穴だらけの論理なだけ。
>726
どっちもどっちなんだが、
ガンプラ・メカヲタク → 商業ベースにのっかった。商品を改造。
ロリ → 異常性愛心理 or 主義。勝手に盛り上がった。自ら人形を作成。
又は
ガンプラ・メカヲタク → 兵器マニアへの進化が一部見られるが、99.9%
の人間は実際に人殺ししないだろう。自分も危険
を伴うし。
ロリ → 相手は弱者。
よってガンプラヲタクは0.1Ωぐらいロリよりまし。
ガンプラ・メカヲタク → 市場原理
ロリ → 痴情原理
>>773 でも本質的に宮崎は浅くて明るくて無邪気で純朴だけど、高畑の腹って真っ黒じゃん。
劇場出るときの感覚なんか両極端だし。
富野は不思議なんだよなあ・・・ なんだろう。 別に中間てわけじゃない。
高畑は確信犯で客を暗黒鬱状態にして帰そうとしてる。
宮崎はそれでは自分が気持ち悪いので、楽しませてしまう。
富野は本音は高畑と同じだけど「映画」というものに拘ってるから
そこまで客を裏切らない。
でも∀の映画はほのぼのつーか「普通に」楽しませてくれるんじゃないかと
期待してる。
>>777 高畑と宮崎は同意。
富野は単純に自分の妄想を娯楽作品として分かち合おうとしている。
ある意味NT願望を抱えていると思われ。
>>777-778
宮崎と高畑禿同。
確かに富野が自分の作品を娯楽だと思っているなら、そ
れはかなり観客を選ぶ娯楽だ。
∀はTVシリーズのバランス感覚でやってくれると良いな。
もう1stの再来なんて望んでないから、気楽にやって欲し
い。
780 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 17:16
富野は、あまのじゃく。
ガンダム作っていながら『ガンダム?馬鹿じゃネーノ』
>>780 最高傑作はイデオンだわ、市場からはガンダム以外相手にされてないわで
ひねくれていると思われ。
次の作品のバネにしろ〜>富野
782 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 17:31
せんとちひろって面白い?
>>782 さぁ?まだ観に逝ってないな。
¥1000以上払うのも勿体無いし、ビデオになるのは日テレで放映される後だろうし(一年後か)。
>>782 ガキ共が捌けてから見に行くつもり。
嗜好の近い奴の評判は良いな。
高畑もミヤパヤもお腹はクロイでしょうね。マックロ。
高畑は上手過ぎ、やり過ぎ、描き過ぎ。
ミヤパヤは自分の持ち味・長所を分かってない。
カリ城後干されてナウシカ描いてるうちに
妙に考え込むようになったのが残念。
トトロ・ホタル同時上映で、自分が描いた
嘘っぱちな子供(声も含め)が浮き彫りに(⇔節子)
なったのもショックを受けたと思う。
(主役級の素人声優への道は実はここだったのでは?)
楽しめる・楽しませる事が誰より上手い人間なのに、
生きるとは?なんて描き出した。
(しかも人間のキレイな部分のみを描く信条を持つ作家が!
無理なんだってば…)
トミーはガンダムが当たり過ぎた気の毒な演出家。
(ガンダムの呪縛…)
>>780 そう。天邪鬼というか、富野は自己矛盾をかかえてると思う。
色々な制約や横槍がはいって中途半端になった自分の作品に
嫌悪感を持っていると同時に誇りも持っている。
スニーカー文庫の1st2巻の解説でオタキングもそんな事を言ってるよね。
それが富野の妄想(キレイに言えばストーリーメイキング)の原動力なのかも。
>>785 今までの要約ありがとう。 でも、読みにくいぞ!
あれ? >>が使えないの?ここ。
>>788 ああ、いや、みなさん振幅はあれど、ほぼ785のような意見を持ってる
し、ここで語られてるよって事ね。
791 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/13(月) 18:16
しかし、言葉は乱暴なところもあったけど「女」さんは妙に
叩かれてしまったというか、変な論戦になったね。
「女」さんも真面目に各論を返していたので、話がだんだん
混戦していったけど、最初の書き込みは結構まっとうだった
ようにも思う。
「高畑」と「宮崎」の混同はこの人の主張の肝ではなかった
気がするし、極左=反社会性のあたりの議論も誤解されてる
感じがした。
超亀レスだが、「魔女の宅急便」はモラトリアム映画と思う。
中途半端な(一人前でない)自分に苛立つけれど、それを
上手く昇華できるほど大人でない(幼稚な)主人公の物語。
「ああ、なんか上手く行かない私の毎日」と重ねて見たり
する女子大生やOLさんもいるかもね。大人の女性はあまり
感情移入して見ないような気がする。女はあんまり心の
センチメンタル・ジャーニーせんからな。
>>792 その叩いちゃった本人ですが、確かに
>>766に書いた通り
全てに反発するわけでなく納得出来る意見も書いてたね。
これに関しては申し訳ない。>763の”おまえの意見は真剣
に拝聴するに値しない。>女 ”てのは言い過ぎだった。
撤回します。 ごめん。
ただ一回マスコミの取り上げた記事を通して宮崎を見てい
る印象が強くて、作品本意で話しをしている様子が無い事
が気になった。 だって本気で最近の宮崎が子供向けの
作品を作ってるなんて言ってるのは今やマスコミだけでしょ?
かしずく少女なんて最近の宮崎に見られない。本当に近作
までちゃんと見てるならなぜその疑問が?
腕や首が飛ぶ映画をジブリブランドだからと子供に見せてい
る親と結局同じ感触が女さんの意見から感じられたのも一因
です。
個人的にはトトロ以降の迷走して苦しんでる宮崎駿が好き
なのもあるかもしれない。
作品主体で見てくれない人間が>719のような事を言うのは
聞き捨てならないと思ってしまったのも昨晩レス合戦になっ
てしまった一因です。
気分を害された人が居るなら、申し訳ない。
ああ、俺ももう一回推敲すれば良かった・・・・ 風呂入ってきます。
風呂から出てきました(藁。
>>793 いや、気分を害した訳じゃないんだけど(^^;
この「女」さんはね、突き詰めていくと非常に生理的な部分で
宮崎に対する嫌悪を抱いたのではないかという気がするのね。
この嫌悪感の元になった作品は、厳密に言えば2〜3作品で、
それをもって宮崎の全体像を断ずるような言い方は、必然的に
物議を醸してしまったとは思う。
が、その論説の「粗さ」ではなくて、「女」さんの感覚的な
部分の話を引き出しても面白かったかも・・・と思っただけ。
「宮崎が描いているのは架空の女性像」ということに関して、観念的
には男女問わずコンセンサスがとれているでしょ?でも、女性の
「こんな女はいねー」と感じてる感じ方は、男性のそれと次元が違う
だろうから、その辺の感覚的な領域に踏み込むのも一興だったかなと。
俺が富野にひかれるのは、アンビバレンツに自覚的なところかな。
駿は結局、天才アニメーターでしか無いと思う。
作家性みたいのは高畑の入れ知恵?みたいな気がする。
長風呂なんすよ。(ワラ
>>795 最初に魔女の宅急便の話しを持ち出した時には
その女さんの感覚的な部分の話しに持っていこう
と思ってわざわざ出したんだけどね。
失敗失敗。
漏れが女さんが嫌ってるだろうと思った作品は、コナン。
ラナ(だっけ?)とダイス船長が真っ先に思いあたった。
ラナも時々がんばるけど、基本的にコナンがラナを助けるって図式だし。
それがジェンダー論的にカンに触ったのではと思ってる。
>>798 あとラピュタはたぶん大嫌いな筈。 たぶん2時間の拷問(ワラ
あとはカリ城なんだろうねえ、きっと。
つか読み返したら俺も駄目駄目。
そろそろ寝なきゃ・・・
しかし、アトランティスとはうまい所を突きましたね。
>>712 ほんと、女さん、まだこのスレ見ているんなら、
アトランティスみてみるといいと思います。
>>800 元ネタ アトランティス=ナディア=ラピュタ だったら
やっぱり2時間の拷問のような気がする(ワラ
802 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/14(火) 23:23
千と千尋ミターヨ
宮崎はもののけの毒気は嘘みたいに消えてて、娯楽作路線復活。
レイトショーとか、オールナイト探して、大人のみなさんも劇場に足
を運びましょう。 でもメインターゲットは女の子供ダーヨ。
富野にも浴びるような予算で新作を作らせてあげたい・・・
宮崎はアニメ業界の事をどう思ってるんだろうか。
それともジブリさえ良けりゃ良いのか?
>>803 考えてジブリを作ったんじゃないかな。
アニメ業界はこのままじゃイカン!と。
でもそのジブリが業績はともかく
スタッフの育成という点でいま一つなのが
辛いとこ…。
(細田(だっけ)を引っ張ってきて監督って…。
監督はれるヤツはジブリ内にいないんだね(w))
たまにはアゲたほうがいいのかな…。
何かマズイのかな…。
807 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 01:45
100億突破age
637 名前:517 投稿日:2001/08/16(木) 01:40
>>633 でもそれ、某富野系スレッドで都合のいい女過ぎ!って怒ってる女の人が居て、
あんまりヒステリーだから酷い目に遭わせちゃった。
だそうです。
809 :
:2001/08/16(木) 11:38
宮崎はセリフをネタにされることが少ないなあ。その点は富野と正反対。
(絵は物凄く真似されているのに)
カリ城の最後のあたりとラピュタの「人がゴミのようだ」くらいか。
810 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 12:11
>804
逆に富野は若手発掘上手いよね
811 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 14:05
トミーや高畑や押井と違って
(まぁ絵が描ける描けないもあるが)
宮崎って結局自分がやっちゃったり
直しちゃったりするんだろ?
そら育たんて(w
子供に料理させる時に、包丁は危ないから、
その切り方は上手くないから、って
親が手を出し続けていたら
いつまでたっても上達しないのと同じ(?)。
失敗が許されないジブリってのも足かせかも
しれんが、単に宮崎の性格だろうな、
手出し足だし口出しは。
高畑がメインのジブリならもしかしたら
何とかなったんじゃないかな、と
思うんだけどね(たられば、だけど)。
812 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/16(木) 14:16
宮崎が逝ったらディズニーの如く
ブランドイメージで糞作品乱発するのかね?
>>812 ジブリーランドでも作るかい?
トトロのトランポリンとかあったら漏れも逝きたいかも…
>>811 富野、絵描けるよ。最近仕事でやらないだけ。
818 :
囃し屋。:2001/08/17(金) 05:44
アレ?
ここって
議論が成立してるよ!!!
お前等ってレベルが同じなんだ?
感動した〜
マジに、俺は今、
感動にうち震えている
感動したぞォ〜 ッ!!!
>>815 トミーランド(ミニカーじゃないほう)ではザ・ライドが全機種林立。
夏はスイカ割りの観客参加イベント。
付け髭がお土産屋さんで売ってる。
>>816 そうなんですか…。トミーさんスマソ。
(絵が描ける描けないは演出力に関係ないと
思ってるけど、間違ってた事への謝罪です。
あと816さん訂正感謝です)
>>820 斧谷稔という名を使ってる。シャアのように名を変えて仕事するのだよ、富野は。
ファーストで安彦がブッ倒れた時には御大自ら原画を描いてたという話も。
823 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/17(金) 17:37
>>822 ザンボット各メカの発進シーンは富野作画らしいぞ。
原画か?動画か? ちなみに富野作漫画もなんかに収録されてたな。
だから僕は・・か?イデオンライナーノートには無かった。
絵が描けるというか、御大が絵コンテ切ると明らかに動きの艶が違うよね。
825 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/18(土) 22:41
千と千尋は面白かったのか?
826 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/19(日) 00:53
井草明夫名義で作監してた<富野
ただ、富野たんは自分の絵を「描けるというレベルでしかない」と認識しているので
めったに出てこない。
>>824 そう?ワシには∀あたりになるとアニメというよりテレビ漫画って感じで
二世代くらい前のセンスに見えるんだけど。
あと∀だと富野以外が絵コンテの回だと何故かゴールドスモーが
黄色では無くゴールドに見える作画になっていたのが不思議だったなぁ(藁
829 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/19(日) 09:45
同じく富野氏のコンテ良いと思う。
クレジット見ずに見ても、間というかテンポが違う感じ。
∀の夜中の夜明けとかすぐ解った。
830 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/19(日) 10:37
イデオンでも富野コンテの戦闘シーンは、アングルとかこってる。
ワシもイデオンとか昔のはホント良かったと思うけど、Vガンと∀になると
さすがに時代遅れな感じを受けてしまうんだよね、個人的に。
モチロン今でも良い所もあると思うけど。
832 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/20(月) 01:57
>>831 すまん、最近古いアニメばっかり見てるのでよくわからんのだ。
最新の戦闘シーンて、マクロス糸引きミサイルから、大きく変化しているのか?
∀は良かったと思う。 Vはめぐりあい宇宙以降ガンダムの戦闘シーンは進化
してない印象を受けた。(Z以降なのかね?)
イデオンをみてると、もう糸引きミサイルの気持ちよい動きも完成してるね。
これは富野コンテ+板野サーカスの成果かな?
マクロスになると、カメラも空中飛ぶようになってさらに気持ちよくなるが、イデ
オンの大きさでアレは無理だな。 あ、訂正、発動篇ではガンドロワの周りをイ
デオンがウンカの如く飛び回るカットがあった。
古いものが必ずしも悪いとはならない気が・・・
834 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/20(月) 02:18
>>828 たとえば現在のセンスの代表的な作品はどんなのがあります?
現在のセンスの代表的な作品…デジモン映画の細田守とかウテナの幾原邦彦
あたりになるのかねぇ?あとエヴァとか
まあ自分は最近の富野作品の演出が古いとは思わんが。
836 :
のほほん名無しさん:2001/08/20(月) 16:15
▼それでも富野さんはプロの監督―――プロデューサーT氏の証言
富野監督がロケットとか、生理的願望とか、おっしゃっていますので、一般の方は性格破綻者だと思われるかもしれませんが、プロデューサーの立場から言わせて頂ければ、富野さんはプロの監督です。
一口に監督業といっても、それをやっている人が何を優先しているかを僕らは見ます。商売って事を解ってやっているのか、どうかもです。
創った作品に満足するということにしても、自分は天才だと思っている、大したものじゃないのに面白いと思って創っている人間がいっぱいいるわけです。
要するに、「商売であって、実績があって、この人には"監督"が許される」っていう人と、「勘違いしているだけで"監督"が許されないっていう人」がいます。
富野監督は、性格破綻者ではありません。
>>833 基本的には同意。でも良いとも限らない。
最近の富野が損をしているのは、作品として問題ありであったとしても
確実に結果を出した作品を批判しておきながら、富野の作品自体は
出来の良し悪しは別にしても結果を出せていないという
「おまえ口だけじゃん」と言われかねない所のような気が。
838 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/21(火) 02:25
>>837 ごめん、具体的な作品名で言ってくれ、思いつかない。
839 :
どっかからのコピペかしらんが:2001/08/21(火) 02:44
プロデューサーT氏=富岡か?
>>838 もののけ姫とかエヴァでしょ、多分。
でブレンパワードも∀も特に大ヒットした訳じゃないし。
ヒットを飛ばせない奴はヒット作を批判すんなってこと?
837のレスは「そう言われかねない所が損」って事で
富野氏よりの意見だと思う。
843 :
838:2001/08/21(火) 03:14
844 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/21(火) 11:36
なんでしょうか?おまんこって
845 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/21(火) 13:32
846 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 03:46
>>845 おいおい早速突っ込まれてるよ(藁
富野のインタビューはいつも曲がった方向で楽しみなのだが
やっぱり余計な事を言わない方が評価上がったりするんじゃないかと
言う気もするなぁ。
パヤオにはホントに黙っていて欲しいけど、個人的に。
>>846 わかるけど、自虐でも他虐でもないトミーって
きっと魅力ダウンだよ。
あと、何を言いだすかわかっちゃうトミーとか
何を言ってるのかわかっちゃうトミーとかもね。
848 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 04:35
富野死んだら評価上がる気がするんだよな。
生きてる間は余計な事言い続けるだけだし。
宮崎ってその辺巧いから雑誌によって言うこと変えてんだよね。
だからその差なんじゃないかな。
スタンスが作る作品にも表れてる気がする。
849 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 04:45
>>848 て、いうかアニメ誌以外が富野に話しを聞きに行くことは、稀なんじゃないのか?宮崎と比べて。
850 :
848>845:2001/08/23(木) 05:03
そうなんだよね。本当に富野って人は宮崎に比べてその辺の立ち回りが下手っていうか不器用…
やっぱりパトロン持って会社立ち上げて、若い者にあたり散らしてる奴は強いよ…
カリスマ性みたいな所で語っても宮崎と比べたら富野凡人だしさ。
所詮思想の前じゃ思い込み宗教は弱いんだなぁ…と思ったり。
自分的には富野の逝ってるとこ好きなんだけどね。
851 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 07:41
ブレンパワードと∀以降の富野は好きだ。面白いと思います。
富野アニメを面白いと思ったのってイデオンのTVシリーズ以来か。
待たせてくれましたね。富野。これも「もののけ姫」のおかげか.....
やっぱり仮想敵がいると頑張る人なんですね。
852 :
富野 由悠季:2001/08/23(木) 11:17
と言っても、オンエアの一本しか見れなかったです。それ以上は見れたもんじゃない。
エヴァが、僕みたいな年代とか、僕みたいな感覚を持つ人間から見たときに、
あのキャラクターは生きてるキャラクターではない!って断言できる。
だって、生気がないじゃないですか。みんな病人じゃないですか。死んでますよ。
生きた子どもが、身をよじって「イヤーン、プリンプリン」ですか?
でもセックスにしたって生きてるから出来ることでしょ?
その境界線を判ってない奴らが作ってるっていう意味で、人の見る物ではない。
要するに、ビデオとかインターネット上のオマンコ見てセンズリかいてるだけで
セックスに極度に興味を持てないって言うことと、さっきいった「死ぬこと」が
実感出来ないって言うことが一緒になった感性の人々の存在っていうのは
・・・困っちゃうんだよなぁ。たまには本気でセンズリかけって言いたいね。
最後の一言で惚れました。一生ついていきます。
853 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 12:51
>>851 ガンダムの時も、ヤマトをつぶせ! でもコナンにはかすりもしなかったね、くやしい。
ってやってたらしいからねえ。
854 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 14:16
ザブングルの時は「未来少年コナンをコピーすることから始めています」
とこかで言っていたね。
っていうか、コナンには「とみの喜幸」で参加していたではないですか。
ダイターン3をやりながらコナンの絵コンテも描いていたということか!?
絶対実現しないだろうけど、富野-宮崎対談って誰か企画しないでしょうかね?
昔はあれほど「一緒に仕事をしていた」二人なのにね。
855 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 14:27
>>854 いや、持ち時間一杯すれ違い続ける会話きいてみてえええええ
あげく宮崎がテーブルけっ飛ばしながら退出したりして・・・
トミーは肩をすぼめて見せると・・・
856 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 15:16
富野の作品見てると自分が不幸になるんじゃないかと思う。
富野だけじゃないが
858 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 18:42
見方の違いかな・・・
反面教師に出来ると思うけど。
ただブレンは違うね。
最近、富野氏ってほんと外国人(欧米)っぽいと結構思う。
主義や思想、漠然としたことの議論をよくするっていうのが
作風としてよく言われるけど、
これって外国人の考え方っぽいんだよね(極端な表現だけど)
「とりあえず言ってみる」のが向こうでは当たり前らしいから。
個人的にも溜め込むよりその方が(・∀・)と思ったり。
フランス辺りで生まれてたら地位的には良かったかも。
富野センセの発言集とかってないのかな?
雑誌のインタビューとかホントに面白いけど、
全ては把握し切れん。
ラポートから「富野語録」
アニメック本誌、ラポート別冊に収録されていた
インタビューの再録がメイン。
対象作品はザンボットからブレンまで。
キネマ旬報社から「ガンダムの現場から」
それ以外の雑誌等でのインタビューその他がメイン。
ただし対象作品はファーストガンダムのみ。
と言うのが出てる。
発言集と呼べる物はこのあたりでしょう。
>>861 なら読み終えたら感想でも聞かせてくれ(w
863 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 23:51
>>852 当時アンチエヴァだったワシは富野のコメントを見て大きく頷いたもんだよ。
って遠い目をするほどは昔でもないか。
でもこの後作品を発表しなかった方が説得力があったりしたら嫌だなぁ。
いや、むしろこの頃はVガンハズした後動きの無かった時期だから
作品発表した今の方が説得力あるかな?
864 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/23(木) 23:57
でもブレンくらいからいきいきと作品作りしてないか?
>>863 そうなん?
あのネットでオマンコ見てうんぬんとかいう奴?
俺はあのコメントはいくらなんでも・・・と思ったけど。
>>865 さすがに富野本人も言い過ぎたと思ったらしくて、その後は
「庵野くんをあんな風にしてしまってごめんなさい」みたいな
それはそれでヒデェ事も言っていたけどね(藁
まぁとにかく当時はアンチだったんでワシ個人的にあのくらいボロクソに
言ってくれていたのが良かったって事で。
今は全然そんな事も無いけど。
少なくとも庵野は富野教信者だから、
御大にそんなこと言われたらマジ壊れちゃいそう(w
エヴァの第1話でシンジがエヴァに乗る必然性がどうしても出ずに
ガンダムの1話を何十回も見直したが、
結局「ガンダムを超えられない」ってなったらしいね。
869 :
通常の名無しさんの3倍:2001/08/25(土) 00:28
ブレン以降、週刊誌なんかで富野監督が取り上げられる事が何度かある。
870 :
通常の名無しさんの3倍:01/08/27 01:15 ID:aR.q7E4Q
>>869 まぁ取材とかする方がファーストガンダム世代だったりするからでしょうね。
871 :
通常の名無しさんの3倍:01/08/27 15:46 ID:/BzsUJd6
富野の少女キャラの描き方は、宮崎よりはリアリティを感じるんだけど、
アムロとララァの関係とかカミーユとフォウとかの関係の描き方なんかは
高畑監督作品である「ホルス」のホルスとヒルダの関係の描写の影響を受
けてると思います。
ただ、その関係がハッピーエンドで終わらないところが、富野御大将の持
ち味だとは思いますけどね。
あのアムロとララァの絡みは富野作品の中で
もっともエロい描写です。
嫉妬に狂うヘタレ男のシャアも特筆物です。
富野曰く
「アレは、アムロとララァのベッドシーンと
そこに乱入してくる嫉妬に狂った亭主なんですよ」
873 :
通常の名無しさんの3倍:01/08/28 19:34 ID:TxEfiAKA
富野は「∀が20年後に作られるアニメ作品のガイドになる」って言ってる
みたいだけどどうなんでしょ実際の所?
まぁ20年後じゃ富野も生きていない可能性も十分あるし、生きてても
まぁ現役で働いている訳じゃ無さそうなんで適当な事いったんだとしても
逃げられるけど。それとも20年後も現役でいる気なのか?
874 :
通常の名無しさんの3倍:01/08/28 19:42 ID:tDeajiS.
>>873 宮崎がしおらしく(笑)また引退ネタで受けを狙ってるのに、富のは20年後を見てるって・・・。
いいけど、別に。
たぶん20年後もこの二人の妖怪対決は見られそうな気がする。
875 :
通常の名無しさんの3倍:01/08/28 20:17 ID:6q/kUfxI
漫画版ナウシカとザブングルって物語の背景がそっくりだよね。
宮崎監督が真似をしたわけではないだろうけど(多分、ザブングル知らないのでは)、
彼が90年代半ばにして受け入れた世界観を冨野監督は10年以上前に通過済みだった
事実はもっと評価されるべきではないかと思う。
あと、宮崎監督と冨野監督は意外に似たもの同士なのでは。
たまーにTVにでる両氏の発言を比較すると、驚くほど似たような事を言ってる。
こんなこと考えているとキチガイになります。
宮崎も冨野もキチガイです。
877 :
通常の名無しさんの3倍:01/08/28 22:34 ID:6u8iCIsw
∀の32話を見ていたら、宮崎アニメっぽかったですよ。
矢は飛んでくるし、突然もののけ姫が始まったのかと思いました(藁
あげてみる
879 :
通常の名無しさんの3倍:01/09/12 19:12
去年さ、CSのアニマックスで『日本のアニメベスト100』って
企画をやったのね。それの一位がガンダムになって、
富野がゲストとして登場したのよ。
で、インタビューとかされて、いつもの通り自虐的なコメントを
してたんだけどさ、ずっと顔がにこやかだったんだよね。
もう、何を言ってても「嬉しくてたまらない」ってのが
隠しきれてないのよ。
何て言うか、60のジジイがガキっぽいなぁと思ったのと同時に、
良い意味でこういう子供っぽい所を持っているからこそ、
今だに∀みたいなのが作れるんだなって納得もした。
オレが個人的に、宮崎アニメは鼻につくのに、
富野アニメは素直に見れるって所があるのは、宮崎が完全に大人の立場
(実際に大人かどうかは疑問だが)で、オレらの上から説教たれてるのに対して
富野は(本人は大人の立場だと思ってるんだろうけど)
上記のような子供っぽさのせいで、結果的にオレらと同じ目線で
苦言を言っている形になるからかなと最近思う。
880 :
通常の名無しさんの3倍:01/09/12 19:15
>>879 うん、個人的に宮崎は説教たれるのに一生懸命な感じがする。
富野は「ねえ、あなたもそう思うでしょ? ねえ」という同意を求める
声が聞こえてくるような気がする。
881 :
通常の名無しさんの3倍:01/09/12 19:48
富野は思春期とコンプレックスを引きずってるからね。
「∀の癒し」の西城秀樹のレコーディングエピソード
が個人的に好きなんだけど(w
882 :
通常の名無しさんの3倍:01/09/14 03:24
>>877 確かに、アデスカの民は宮崎アニメっぽいな。
俺はトミノのことをよく知らないが、
レス読んでたら、トミノは「今」を知らないんじゃない?
(数々の発言が真意なら)
近いうちトミノは賞味期限切れになる予感。
>>882 どうかな・・・元々富野と駿で名作劇場とかやってたんでしょ。
実は富野自身の本質はそっち方面なのかもよ。