1 :
38のファン:
某スレッドからの派生スレ。セイラさんのオリジナル・ストーリーを
載していきます。一応、恋愛モノ限定です(藁
元スレとの差別化を図るため、以下のようなガイドラインを設けます。
●15禁、18禁の内容が含まれることがありますが、陵辱系、単なる
ハメまくりストーリーを禁止します。
●TV版でのキャラクター造形を生かしたストーリーを希望します。
特に、セイラさんのキャラを歪曲しないよう願います。
●キャラ同士が愛し合う(惹かれ合う)必然性が感じられる物語で
あれば大拍手!です。(何も出ませんが)
以下、まず前スレでの模範投稿(?)を再録します(もちろん、続きの
執筆熱烈希望です!)。
他の皆さんの投稿も大募集中ですが、執筆者を区別したいので執筆者は
コテハン(捨てハン、数字で可)で書き込み願います。
以下、まず前スレでの模範投稿(?)を再録します(もちろん、続きの
執筆熱烈希望です!)。
他の皆さんの投稿も大募集中ですが、執筆者を区別したいので執筆者は
コテハン(捨てハン、数字で可)で書き込み願います。
放送当時声優妄想篇 エピソード1
〔セイラ役の井上さんによれば、多分、当時声優陣は、こんな妄想を
言っていたのではないかな〕
セイラは、焦っていた。
Gファイターのパイロットとしての責任の重さと、自分の技術の未
熟さを。
僅かな就寝までの自由時間でさえ、操縦技術向上のためには貴重で
あった。
「アムロ、Gファイターのコックピットまでつきあってくれる。」
部屋へ戻ろうとするアムロを呼び止め、もう一度Gファイターの操縦
法を確認する。
何度、教えてもらってもうまくいかない。
「いいですか、セイラさん。もう一度、次はうまくいきますよ。」
アムロとしても、セイラの操縦技術の向上は、ガンダムの強化に繋
がるため、自然と熱が入る。
傍から見れば、2人に特別な感情はないためか、聡明な姉に、弟が
ゲームを教えている趣がある。
フラウ・ボウでさえ、
「大変ね、アムロ。セイラさん、がんばってください」
と声をかけていく。
4 :
38:2001/02/25(日) 01:44
小一時間も、過ぎたろうか。整備士がコックピットのメンテナンスを告げにきた。
まだ、習得したい技術はあるのだが、不承不承ながらセイラは、コックピットを出た。
「ありがとう、アムロ。私は、まだまだね。」
「いえ、そんなことはないでよ。すぐに、慣れますよ。
それより、セイラさん…」
「なあに、アムロ。」
セイラは、美しい金髪をかき上げ聞きなおす。
「やっぱり…いいです。じゃ、おやすみなさい。」
アムロは、手をあげて部屋へ戻っていった。
どうしたのかしら、あの子。セイラは、自分の部屋に戻ってもアムロの言いよどんだ言葉が気にかかる。パイロットスーツを脱ごうと、一旦はジッパーに手をかけたが、アムロの投げた言葉が、セイラの心の水面に波紋となり広がっていく。
数分後、セイラはアムロの部屋のドアをノックしていた。
「はい、だれです」とアムロは、ランニングシャツとトランクス、つまり下着のままドアを開けた。
「きゃっ」
セイラの驚きの小さな悲鳴に、アムロは、慌ててドアを閉めた。
「すみません、今何か着ます。待っていてください」
物々しい音がドア越しに伝わってくる。一生懸命服を着ているのだろう。ドスン、何かが倒れた音がする。
あの子転んだわと、セイラは呟いた。音が止み、ドアが開いた。
5 :
38:2001/02/25(日) 01:45
制服姿のアムロが左腕をさすりながら出てきた。
「急にごめんなさいね、中、入っていい。」
一瞬ためらったアムロではあったが、立ち話もできないと判断し、
「どうぞ」と招き入れた。
「寝ていたの、アムロ」
セイラは、部屋に備え付けられている円椅子腰掛けた。
「いえ、シャワーを浴びていたところでした」
アムロも、小さなテーブルの対面に腰掛けた。セイラは、足を組み、ひざを軽く抱えた。ああ、美しいなと、今更ながらアムロ感嘆する。しかし、それ以上の欲望は、湧いてこない。
「で、僕に何か用ですか」
「ええ。さっき私に何か言うことがあったのかなと思ったものだから」
沈黙が続いた。
「思い出せない? 別れるとき言おうとした言葉よ」
「セイラさん。やっぱり、気にかかりましたか」
6 :
38:2001/02/25(日) 01:46
しばらくセイラの顔を凝視したあと、視線を落とした。
「セイラさんは、目標確認後の動作がすこし遅れるんです」
嘘、嘘をついている、セイラは確信した。決して、顔を見ず話すアムロへの感触は心よいものではなかった。
この子の嘘に付き合ってみようかしら、悪戯心が起きた。
「どこが、遅れるの、教えていただけて」
少しけんのある言い方であるが、アムロは気にも留めずに頷く。
「ちょっと待っていてください」
てきぱきとセイラの周りでアムロが動き出す。
モニター、コンピューターなどを手際よく配置し、壁の絵画をはずして、コックピットの区割りとする。又、本、シーツなど部屋中のものを総動員して、擬似的なGファイターのコックピットを瞬く間に作り上げた。
「では、いいですか。始めますよ、セイラさん」
7 :
38:2001/02/25(日) 01:47
確かにアムロの言うとおり、目標発見した後、攻撃までに間ができる。
「ここです。このタイミング」
無造作にアムロは、セイラに密着し、手を握り、操縦技術をレクチャーする。
モニターに、仮想の敵としてザク、グフ、ドムなど現れては消えていく。
「ザク、グフへの対応は、流石です。しかし、ドムクラスになると、少し。
大丈夫ですよ。未熟でもGファイターの性能ならば十分カバーしてくれます」
「未熟で悪かったわね。」
ふと、セイラは気づいた。アムロが動くたびに、石鹸の香りが漂う。自分匂いが気になりだした。
「私、シャワー浴びようかしら。」
「えっ」
アムロは、顔を赤面する。セイラは自分の迂闊さ舌打ちをした。
「違うのよ、私まだ、パイロットスーツのままだし、今日汗をかいたから」
はにかみながら、言い訳するセイラに、なぜかアムロは女性を感じた。
「そんな、気になりませんよ。い、いえ、いい香りがします」
「…、ありがとう、アムロ。私、もう帰るわ」
アムロとの自分との距離が、不用意に近づくことに忌避したのだ。
「では、最後におさらいをしましょう」
アムロも、努めて事務的な口調で対処する。
8 :
38:2001/02/25(日) 01:50
モニターに、敵が浮かんで消えていく。最初に較べると格段に撃墜力がアップしている。
技術アップを喜ぶセイラを見ながら、アムロは戸惑っていた。セイラに対しての気持ちが整理できないのだ。
美しい人であったセイラが、自分の中で美しい女性に変化してきている。マチルダに対する慕情とも、フラウに対する安心感とも違う何かに明確な答えはなかった。
また、セイラも同じ気持ちでいた。耳元で話すアムロの声になぜか不快感を感じず、耳に、首筋にあたるアムロの息を快く思う自分に戸惑っていた。
「あっ」
セイラは叫んだ。
モニターに、赤いザク、そう赤い彗星のシャア、セイラの兄キャスパル・レム・ダイクンが現れた。
「どうしたんです。ああ、これはシャアです、赤い彗星…」
「アムロ、あなた本当は違うことが言いたかったのではなくて」
自分の動揺を隠すため、いきなり話を蒸しかえす。
セイラの激昂とも言える激しさに、つい本音をアムロは吐露した。
「セイラさん、時々、ぼうと考え事をしていますね。戦闘のときも、していましたね。
そんなことでは、生き延びる事なんかできませんよ」
アムロの指摘は正鵠を射ていた。いつもシャアのことを考えていたのだ。セイラは判然と自分の焦りの理由もわかった。Gファイターのパイロットとしての責任の重さと、自分の技術の未熟さだけではない。兄を、シャアを、復讐を、止めることができない自分にあせっていたのだ
9 :
38:2001/02/25(日) 01:51
「ただ、疲れているだけよ。オーバーワーク、そうオーバーワークなの」
語尾を強く言い放つと、セイラは、立ち上がった。
「今日付き合ってくれて、ありがとう」
ドアに向かって歩き出したとたん、床においてあった壁の絵画に躓き、転びそうになる。慌ててアムロが抱きとめた。
意図するわけではなかったが、アムロの両腕に抱かれた形となる。
言葉もなく、〔お互いの瞳に映る自分に、自分の所在見出していた。〕2人はその体勢で温もりをたしかめ合う。
時が流れた。アムロのぬくもりに、セイラの緊張の糸が弾けた。
セイラはそっと目を閉じた。アムロも目を閉じる。セイラの甘い体臭がアムロの鼻腔をくすぐる。
目を開く。アムロはほっとした。美しい笑みをセイラの中に見出すことが出来たからだ。
口付けをかわしたのか、かわさなかっのか。瞬時なのか、それとも十分といえる程の時間だったのか。2人には、判断が出来なかった。
「私、シャワー浴びてもいい。」
アムロは、もう一度口付けをする事で答えた。
ぎこちない口付けであったが、セイラはそっと口を開き軽く舌先で、アムロの唇をなぞって行く。唇から思いもよらない快感が、全身に拡がって行く。
アムロが、愛撫に応えようと口を開いたとき、セイラは急に唇を離した。
「脱がしてくれる」
「……は…い」
余りの興奮のため、アムロは声が出せなかった。興奮は手にも伝わったのか、振るえて脱がすことが出来ない。
「もういいわ」
セイラはシャワー室へ消えて行った。
男のために、服を脱いでいる。それも、アムロ、あの少年のために。
シャワー室にある鏡は、下着姿のセイラを映していた。
あんたも好きねぇ・・・(呆れ
11 :
38:2001/02/25(日) 01:53
「なぜ、こんなことに」
セイラの自問は、こころの中で幾度となく浮かび、消えて行く。
脱ぎ捨てたブラジャーに、セイラの秘所を守っていた白布が重なった。
着痩せするタイプであるセイラの裸体は、あまりに美しく、豊かであった。
〔セイラの体型は、映画板準拠、15禁ならここまでが限度だろ、18禁ならじっくりと書くとこだな。〕
外で待たされているアムロは、惨めであった。
ただ、佇んでいるだけであった。
〔ここで爪を噛むシーンを挿入したいが、小説板と重なるので却下。でも、
あの設定だけは使うぞ〕
期待、好奇心、恐れが、童貞特有の潔癖感と葛藤していた。
シャワーの音がもれてきた。
もともと、女の体を2次元的な視覚でしか知らないアムロにとって、セイラの肢体に
思いを馳せる事は出来ない。
ホワイト・ベースは、戦艦である。居住区のスペースは僅かで、比例して
生活物資も最低限しか配備されていない。
当然一回に使える湯量も限りがある。
「もうすぐ、セイラさんが出でくる」
アムロは、慌てて周囲を片付け始めた。
シャワーの音が止み、ドライヤーの音がする。
童貞のアムロには、なぜセイラが髪を洗ったのか理解出来ない。
12 :
38:2001/02/25(日) 01:56
セイラはベッドに腰掛けた。
アムロが、意を決し、歩み寄る。
「制服ぐらい脱ぎなさい、アムロ」
「えっ、でも、ぼくが裸になると、セイラさんびっくりしませんか。
さっきみたいに」
セイラは、一瞬虚に包まれた。あまりにも、愚直な言葉にセイラは、
笑い出した。
春風にゆれる鈴の音のような笑い方をする。
この人は、こんな笑い方をするのか。
アムロはセイラの笑顔を始めて見た自分に気がついた。
場が和む。アムロを見るセイラの眼差しがやさしくなる。
「大丈夫よ。
いらっしゃいアムロ、教えて上げる」
ひんやりとしたベッドに腰をかけ、アムロを見上げる。
これは本当に現実なのかしら、とセイラは心の中で問いかけてみる。
薄闇の中、バスタオル1枚の自分を、同じように夢をみているような眼差しで見下ろす少年。
アムロがセイラの隣に腰をかけた時、彼女は一瞬「ベッドに横たわったほうがよいのだろうか」と考えたが、彼にまかせてみることにした。
肩に触れた瞬間の指先の冷たさを避けるように、彼の胸に体をあずけてみる。お互いの体温を求め抱きあい、唇を合わせる。
アムロの激しい胸の鼓動をセイラが意識したとき、彼女はベッドにあお向けに押し倒されていた。
シーツの冷たい感触が心地よい。首筋にアムロの唇を感じ、視界に入った天井をぼう、と見ながら、セイラはもう1度、これは本当に現実なの、と自分に問いかけていた。
「セイラさん・・・」
アムロが体を離し、苦しげに彼女の名前を呼んだとき、セイラははっきりと自分の求めているものがわかったような気がした。
無言でアムロの手をひき、ベッドへ招き入れる。
彼の首に両腕をまきつけ、自分から口づけをし、舌をからめる。お互いのため息と唾液を交じり合わせ、その唇で耳を愛撫し、はじめて少年の名前を呼んでみる。
すでに彼女の体を包んでいたタオルははだけ、アムロの腕の下に美しい肢体を横たわらせていた。
13 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/25(日) 06:25
アホかお前
14 :
1:2001/02/25(日) 11:14
用途が狭いスレなのでひっそりsage進行中ですので、気に入らない
皆さんは優しく放置してね(見逃してね)。
15 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/25(日) 11:46
>>陵辱系、単なる
ハメまくりストーリーを禁止します。
うっ・・・・・・・・難しい・・・・・
16 :
1:2001/02/25(日) 12:53
>>15 私を含む”セイラさん真性”の場合、「聡明で気高く年上の」
セイラさんに優しく誘われたい!という願望の方も多いのでは
ないかと思うのですが、「やりすぎで萎え」って感じのエロスレ
が殆どなので、自分(および同好の信者さん)の狭〜い嗜好を
追求するワガママスレを立ててみました(藁
38さんのは長編なんですが、短編も当然OKなので、15さんも
まずは短編、どうでしょ?
ライターさんへの要望(といってもまだ38さんしかいない)
なんかも書き込んで下さい♪
38です。
スレ立てていただきありがとうございます。
がんばって書かせていただきます。(人格が変わっているぞ)
すまんが、今から書くので少し待ってくれ。
38です。
1さんに敬意を払い、ひとつネタを。
1stの小説版の2巻。
例のシーンだが、「アムロの右手いっぱいにゆるやかな山が(間違っていたらすまん)」
右手ではなく、左手じゃないとおかしい。
アムロの左横にセイラはいることになっているが、右横じゃないと
後の描写と合わない。
だれか、指摘すると思っていたんだが、20年間誰も気づかなかったのか。
ちなみに、小説版はこんなのばっか。探すと出てくる、出てくる。
みんな、考証してくれ。
>20年間誰も気づかなかったのか。
みんな「山」のことばっかりに意識が集中して読んでるからな(藁
20 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/26(月) 02:35
当スレ、視聴率100%。
あ、よーやく。まってました。
ほんとに待ってたよ、38…
これからも待つぞ!
エロネタだってOKなんでしょ?
ちゃんと成立すれば。
セイラの場合、演じてた井上瑤さん自体が、アムロとセイラはやって
たと発言をしてるくらいだから、アムロとセイラのエロネタなら全然
問題ないでしょう。
それに小説版では、富野氏自身がアムロとセイラがエロシーンを描い
てるしね。
セイラとアムロは、まあ、なんとか・・・。
でも、スレッガーとミライってどーも想像できん。
38だけど、俺の拙い文章を載せてくれてありがとう。礼を言う。
しかし、すまんが文が抜けている。>12から書かせてもらうぞ。
前の文には、誰も突っ込んでくれなかったが、少し当時の
パロが入っていたので削除した。ちなみに、>12の文章の半分は
引継ぎさんの文。引継ぎさんが、ここに来ていない以上中途半端に
続きを書くと失礼なので、引継ぎさんの文は、はずして書く。
「アムロ、いる?」
不意にセイラがドア越しに声をかけて来た。
「はっ、はい。いっ、います。」
アムロは大声で応える。
「しっ、静かに。外にきこえるわ」
「あっ、すみません」
「明かり消してくれる」
「えっ…」
セイラを見られないという不満が口から出そうになったが、
やっとの思いで飲み込む。
「はい、消しました」
非常灯に切り替わるため、闇に包まれることはないのだか、
惜しいという気持ちに変わりはない。
シャワー室の明かりを消す音がする。
セイラが出てきた。
薄闇にセイラの白い肢体が、浮かび上がる。
体にはバスタオルが巻きつけられている。
それでも、セイラのすばらしいプロポーションを隠すことは出来ない。
アムロは、美しい白いシルエットにしばし見とれた。
セイラはベッドに腰掛けた。
アムロが、意を決し、歩み寄る。
「制服ぐらい脱ぎなさい、アムロ」
「えっ、でも、ぼくが裸になると、セイラさんびっくりしませんか。
さっきみたいに」
セイラは、一瞬虚に包まれた。あまりにも、愚直な言葉にセイラは、
笑い出した。
春風にゆれる鈴の音のような笑い方をする。
この人は、こんな笑い方をするのか。
アムロはセイラの笑顔を始めて見た自分に気がついた。
場が和む。アムロを見るセイラの眼差しがやさしくなる。
「大丈夫よ、アムロ」
すまない。
上げてしまった。
どうする?といってもどうしようもないか。
しばらくたってから、またくる。
本当にスミマセンでした。
セイラは、バスタオルをそっとはずした。
美しい裸体が、アムロの瞳に映る。
始めて見る女のからだ。セイラさんの全て。
アムロの興奮は極に達していた。
染み、いや、ほくろ一つさえない完璧な肉体を目の前にして
アムロはひるんだ。
「なにをしているの、女性に恥をかかすものではないわ」
返事もせずにアムロは脱ぎだした。
上着を脱ぎ、ズボンのベルトに手をかけたとたん、後ろをむく。
どうしたのと、尋ねる前にセイラは理解した。
見られたくないのだわ、屹立する欲望を、と。
下着のまま、アムロはセイラの横に座る。
言葉はなく、気まずい雰囲気が二人の間を漂う。
アムロは、セイラの胸から視線をはずさない。いや、はずせないのだ。
今まで、雑誌やモニターで見てきた胸よりも、美しく、いや、麗しいというべきか、
ゆるやかな斜面は僅かに上を向き、先端にある淡い桜色した突起はあくまで小さく扇情的であった。
セイラはアムロと唇を重ねる。
セイラの口から馥郁と甘い香りが流れる。
舌が絡みつく。
恍惚とするアムロの手をとり、胸に導く。
「硬い」
素直な感想であった。隆起をそっと握ると、弾力として撥ね返って来る。
これだけ豊かな乳房もセイラの若さを収めるには小さいのかも知れない。
「もっと、やさしく。そう、そうよ」
セイラの息が熱くなってくる。
「あ…、あっ、あん…」
セイラの切ないうめき声に、
「どうしました、大丈夫ですか」
と、アムロは馬鹿な気使いを見せる。
「いいのよ、アムロ。続けて」
ふと、セイラは気づいた。この子、このままでは、ずっと胸を
揉み続けるだけかもしれない。
セイラは、アムロの手をはずし横たわった。
胸に顔を埋めようとするアムロを制止する。
「まだ、まだ早いのよ、
落ちついて。
まず、下着を脱ぎなさい。
そして、口付けで、上から、わかるアムロ」
アムロに身を委ね、全てをさらけ出しているセイラに対し、
今更アムロは、下着を脱ぐことに躊躇わなかった。
しかし、裸身となったアムロをセイラは見ないように
目を閉じて気遣う。
アムロは、額に口づけをした。口づけは、セイラの顔の全てに及ぶ。
「そう、やさしく、次は首筋へ…」
セイラのレクチャーにアムロは的確に応えていく。
「次は、…判るわね」
セイラの乳房は、重力に負けることなく、その美しさを保っていた。
右手で十分に感触を楽しむ。
アムロは、セイラの胸に顔を埋めた。
乳首をそっと含む。
「先を、そっとやさしく、ああっ…」
小さな乳首を吸い、舌先で転がす。
「くっ、くうぅ、アムロ…、ア、ム、…」
嗚咽が、セイラの朱唇から漏れ出す。
アムロはかわるがわる左右の乳首を口に含み、丹念に愛撫する。
「赤ちゃんみたい」
セイラは思い出した。アムロと母親の決別のときを。
私の胸で失ったなにかを取り戻そうとしているのかもしれない。
いとおしさが湧いてくる。アムロの頭を抱きかかえた。
アムロはセイラの胸に顔を埋めたまま抱きしめる。
美、女性が持つ全ての美がアムロの両腕の中にある。
それは、華奢で豊かで高貴、そして女性の全てを教えてくれる
美しい年上の人。
「セイラ…さん」
アムロは、唇をセイラの脇腹に移す。
セイラが、そっとアムロの右手を自分の一番敏感なところに導く。
アムロは、顔を上げた。
セイラと目が合う。
「分からないの」
アムロは黙って頷く。
まさか、自分がこの少年に手ほどきする事となろうとは、
セイラにとってほんの2、3時間前では考えられなかったことだった。
この子の始めての女性になるなんて。
「あっ、そっ、そ…れ、…やさしく、そこ、」
切ない吐息のレクチャーは続く。
アムロは唇を求める。アムロの舌が形のいいセイラの唇に割って入ってくる。
アムロの舌を十分にセイラは楽しんだ。
アムロに女を喜ばせる技巧はない。ただ、一途な情熱がセイラの女としての本能を、
乳白色の肌を熱くする。
二人の熱い息づかいだけが、部屋の中に響いていく。
38だけど、やっぱりもう少しさがったら書き込む。
もし、続きを引き継ぐなら、俺はかまわないから。
34 :
1:2001/03/01(木) 19:29
>>26 38さん、文が抜けてしまってすみません。慌てて作業したもので(藁
それから引き継ぐ方が出てきたとしても38さんの文章も最後まで読みたいです。
(しつこくて申し訳ない。)
でも、引継さん(または新作を発表するライターさん)自体は大歓迎です。
あと、38さんの作品に対する感想はこのシリーズ(?)の完結後に
まとめて書こうかと思っています。途中で書くと意識しちゃうかも
しれんし。
ところで、このスレの人々が皆、息をひそめて読んでいるような
気がするのは気のせい?自分だけ?(藁
期待
37 :
36:2001/03/02(金) 00:29
続きを早くプリーズ!
39 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/02(金) 01:14
>>1 おまっ、マジすげぇーョ!!!こんなスレたてるなんてさ。
できねえよ凡人の俺にはさ。まじキレテルョ。
エッジ効いてるよおまっ!きっとお前は盗んだバイクで走るんだろうな。
俺には出来ねェョ!!! うまく言えねぇけどこのスゴさってなんだろう?
「北斗の拳」でいう闘気?「聖闘士星矢」でいう小宇宙?
「頭文字D」でいうオーラ?「セーラームーン」でいうエナジー?
「Zガンダム」でいう最終回のアレ?「Vガンダム」でいう最終回のアレ?
「ドラゴンボール」でいうかめはめ波?「ジャイアントロボ」でいうビッグバンパンチ?
「るろうに剣心」でいう天賭ける龍の閃き?「Gガンダム」でいうハイパーモード?
「マクロス7」でいうアニマスピリチア?お母さんって呼んでいいデスカ。
ていうか俺さー、実はここ1週間ずうっとみんなが楽しめる楽しいスレッド
を立てようって考えていたんだよね。
毎日毎日ひたすら考えていてさあ、でも全然思い付かないんだよね。
やっぱり俺の才能じゃ、そういう楽しいスレッド立てるのって無理なんだろうなあって、
あきらめたとこなんだよ。
それなのにさ、今ここ見たら、どうよ。こんな面白いスレッドが立ってるじゃない。
ホントびっくりしたよね。マジ、え、ホント、こんな面白いスレッド立てられる奴
がいたのかよーって、マジで驚いたよ。すごいね、あんたマジですごいよ。最高だよ。
どうやったらこんな面白いスレッドを思いつくんだろう。感心しちゃうよ。
俺じゃ絶対無理だよ。不可能だよ。あんた天才だよ。すごすぎるよ。
ホント才能がスレッドの題名にあふれ出てるよ。並じゃないよ。とび抜けた才能だよ。
こんな才能の持ち主がどうして2chなんかにいるのか不思議になっちゃたよ。
ホント、俺あんたに惚れたよ。あんたの立てるスレッドをもっと見てみたいよ。
もっといっぱい立ててよ。この板をあんたのスレッドで埋め尽くしてくれよ。
そしたら、ここも盛り上がるよ。きっとあんたの立てたスレッドを見に世界中の人たちが
やってくるよ。インド人もやってくるよ。中国人だって見に来るよ。アメリカ人だって、
ホント世界中の人たちがここに集まってくるよ。みんなあんたの立てたスレッドに驚嘆する
よ。
ニッポン人にもこんなすごい奴がいるのかってみんな感心するよ。
ここって、10行小説の所よりはネタスレとしてましだと思うんだがな。
38だけど、さがらんな。
ところで1さん、もう意識して書いてるよ。
鬼畜、陵辱系がキライな人〔主に俺かな〕の要望には、応えたいから。
多分、いい意味で応えられると思う。
ちなみに、上の文章はキチンとサイドストーリーになるし。
いけね、書き込んじゃった。
それから、1さんに。
シリーズ完結、つまり5パターン書けということだと思うんだけど、
4つまでは書いたよ。感想は、このスレを立てて頂いただけで充分です。
様子みて、書き込んでいきたい。
でも、18禁は、ちょっとエロすぎる。
セイラの性格とかを分析しながら書いているから、破綻はないけど。
1パターンは、サイドストーリーにならない。
>36
削除依頼が、出てるということは、俺の文がいけないんだな。
1さんに迷惑をかけることになるから、俺の文だけ削除して欲しい。
とにかく、18禁は自主規制した方が迷惑をかけずに済みそうだな。
ところで、みんな、文章、つまり内容はこんな感じでいいのかな。
もっと、詳細に書いてもいいし、簡単にしてもいいぞ。
某スレッドの時の意見をまとめて、書いている。
それから、某スレッドの71の続き書いてもいいかな。
ジュブナイルだけど、一応15禁にもできるようにする予定。
43 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/03(土) 13:59
・・・なんだかんだ言って、必ず期待して開いてしまう。
44 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/03(土) 16:44
期待なんかするか妄想ブタ野郎
45 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/04(日) 00:23
期待しまくりage
46 :
1:2001/03/05(月) 12:49
>>42 >削除依頼が、出てるということは、俺の文がいけないんだな。
>1さんに迷惑をかけることになるから、俺の文だけ削除して欲しい。
>とにかく、18禁は自主規制した方が迷惑をかけずに済みそうだな。
2chは「エロ禁止」というガイドラインがあるので、それに基づいて
削除依頼が出る可能性があるということについてはスレを立てた時点で
折り込み済みですので私のことは気にしないで下さい。
これは私的なガイドライン解釈に過ぎませんが、こういう板ではエロ禁止
位に言っておかないと、板そのものが「単なるエロ板」になってしまう
危険性があるために設けているもののような気がします。ネタになって
ない「エロオンリーを禁止」する意味もあると思います。
あと、「セクシャルな要素が含まれる」と一言で言っても、その中にはAV
もあれば、Vシネマもあれば、愛のコリーダもある。フランス書院もあれば、
谷崎潤一郎もある。
「妥当でない」と感じるスレについて削除依頼を出せることは、住民の
重要な権利の一つなので、削除依頼を提出する個々人の感じ方をとやかく
言うつもりはありません。
ただ、「削除依頼が出た」という事実によって、スレの価値が変化するとは
考えていませんし、私自身はこのスレは立派なネタスレだと思っています。
ファースト時代の二人の人格(諸設定)が38さんなりの解釈で租借、昇華
されており、小説の形態をとってはいますが、一種の考察文といえます。
47 :
1:2001/03/05(月) 12:59
>>42 >それから、某スレッドの71の続き書いてもいいかな。
>ジュブナイルだけど、一応15禁にもできるようにする予定。
是非、書いて下さい!というか、実はこの話(本編に関連した
アムロとフラウの話ですよね?)も出来が良いので再録しようか
と思ったのですが、いきなり大量のコピペでスレを立てるのも
なんだなあと思い、自粛したのです。
セイラさんの話が一応の完結(?)をしてから書いていただける
と有り難いです(読みやすさの意味で)。
ただ、38さんの都合ではじめていただいても構いません。
その場合、「続き以前」の部分を再録してもらった方がいいかな…
セイラさんの話を先に書いていただける場合は、完結後、私が
自動的に(?)71の続き以前の再録作業をします。
48 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/06(火) 22:20
はっきり言ってつまらないです。逝ってください
>>48 つまらないならわざわざ101以下から探してageないでください(藁
50 :
48:2001/03/07(水) 01:53
前スレからやって来ました。そんなに下がってんならageなきゃ良かった。スンマソ。氏んできます。
51 :
1:2001/03/10(土) 21:18
38さん、来ないなあ
さがしたよ
38だけど、やっと下がった。待っていると長かった。
では、続き。
セイラのしなやかな指がアムロの欲望をやさしく掴む。
「うっ」
不覚にもアムロがうめき声を出した。
一瞬見つめあう。
セイラは笑みを浮かべ、静かに身体を開いていく。
セイラに導かれるまま、アムロはぬくもりの中に埋没して行く。
「くっ、うっ、あたた、かい…」
アムロが始めて味わう女性の感触である。
セイラのぬくもりに完全に包まれたとき、アムロは、本能に、欲望に
そして、美しい裸体に対して、男として行動を起こした。
セイラの半開した唇からは、いつもの冷たい言葉とは逆の熱いあえぎ声が漏れ出す。
四肢がアムロに絡みつく。
高貴で、気高く美しい人が、いま自分の腕の中で悶えている。
やはり、それでも高貴で美しいままであることがアムロはうれしかった。
セイラの乳房の感触を楽しみながら、首筋から耳へ舌を這わせる。
セイラの甘い体臭が、鼻腔に充満する。
ベッドのきしむ音と、セイラのあえぎ声、そして揺れる金髪の中でアムロは
少年の日々に別れを告げた。
けだるい疲れと満足感、そして開放感の中にアムロがいた。
想像とはあまりにかけ離れたすばらしい世界であった。
そっとセイラは起き上がった。
「帰るわ」
アムロは背中を抱きしめた、うなじに舌を這わす。
「あ…っ」
「セイラさん、まだ、まだそばにいて、…ください」
アムロは、両手でセイラの胸の重みを確かめる。
「はなしなさい、
いや、やめなさいっ、アムロ」
アムロの手を払いのけるセイラの手に力はなく、声は小さい。
アムロは、白亜の大理石のようなセイラの肌に、そして、アムロの欲望を
飲み込んだ柔らかな場所に、唇を押しつける。
「だめ、そこは、」
欲望の波がセイラの理性をさらっていった。
「あっ…、あっあっあぁ、んう、やめ、…や…、め…、」
ついにセイラの口から「やめて」の声がでることはなかった。
一時間後、セイラはアムロの部屋から出てきた。
「ふぅ」一息つく。
少年の欲望を何度も受け止めた肢体に余力はなかった。
ただ一抹の寂寥感が、セイラ身体に広がって行く。
垂れた前髪をかき上げる。
視線を、感じた。
セイラの碧い瞳に少女が映った。
フラウ、フラウ・ボウ。
身体が凍てつく。
フラウは視線があったとたん、走り去って行く。
小さくなるフラウの背中に声をかける。
「まって、違うの」
どこが、違うのセイラ。もう一人の自分が問いかけてきた。
アムロはあなたによって、男になり、あなたは、抗うことなく
アムロの全てを受け入れたのよ。
後悔はしていない。そう、後悔はしていない。
なぜ、アムロに抱かれたの。
セイラは分かっていた。
ただ、一時でも、ぬくもりの中で、「全てを忘れたかった」だけだと。
セイラは、アムロと決別した。全てが語られる事のない思い出になった。
次の日、セイラの態度はよそよそしかった。
につづく。昨日の事を、口に出してもセイラの視線は冷たく、無視された。
アムロの直感は、判断した。
なにも、なかったんだと。そう、セイラとの一夜は夢になったんだと。
あまりにも儚い終焉であった。
なぜ…だろう。
思考の迷宮にはまり込んだとき、フラウが声をかけて来た。
「アムロ、後から部屋へ行くけどいい」
某スレッドの>59
いけね、きれた。某スレッドの>59へつづく。
遅くなってすみませんでした。15禁、シャワー浴びた=「セイラさんの手ほどき」
なるべく要望に沿った形で書きました、つもりかな。本当はもっとあっさり
短くしようかと思いましたが、スレを立てていただいた1さんに敬意を表して。
努力はしたということで、意に沿わなかったら笑って許して下さい。
18禁は、要望が、もしあればということで〔まっ、流石に無いだろうけど〕
文体が違っている? 1さんに対しては、ですます調でないと失礼だろ。
71の続きが書きたいのは、誰も気づかないのかな。1stのTVのアムロとララァの会話が破綻しているので、辻褄をあわせたいから。
38だけど、55は変なところに 「へつづく 」があるな。
すまない。
死ね、妄想ブタオタ
59 :
1:2001/03/13(火) 18:10
38さん、どうもありがとう!
>努力はしたということで、意に沿わなかったら笑って許して下さい。
いや、100%自分の意に沿った通りに書いてもらっても面白くないので(藁
他の人(書く人)個人の創作と解釈込みの物語が面白いのであって。
それに、セイラさんファンは15禁くらいが好きな向きも多いと思う。
>1stのTVのアムロとララァの会話が破綻している
どこのこと?「あなたには守るべきものが何もない」のくだりのことかな?
とりあえず、71以前の再録活動するね。
「きのう、セイラさん、来てたんでしょう?」
部屋に訪ねてきてからしばらく一言も口をきかなかったフラウが最初に発した言葉だった。
アムロは彼女の意図を計りかねた。そういえば、今日見かけた彼女の様子はどことはなしに
いつもと違っていたような気がした。
「いったいどうしたっていうんだ、フラウ・ボウ。セイラさんがどうしたって・・・」「!」
アムロが彼女に掛けた問いかけの言葉は、彼女の突然のくちづけによってさえぎられた。
「んん、んむ・・・」
一瞬何が起こったのか理解できずに呆然とするアムロの両頬を押さえて、フラウは更に強く
口を押し付てきた。やがて生暖かいものが彼の口中に割りこんできたかと思うと、それは彼の
舌を捕まえ、ぬめぬめと絡み付いてきた。アムロにとってはキスさえ初めての経験であったが
そんなことよりも、今こうしている相手が、他の誰でもないフラウ・ボウであることが彼を
激しく混乱させていた。そして彼女の唐突な行為が与える驚きの中で、自分の口に押し当て
られるフラウの唇の柔らかな感触だけが、確かな現実をアムロに感じさせた。
アムロが驚くことは、フラウにはじゅうぶんわかっていた。自分でもどうすれば良いのか見当
さえついていなかった。ただ昨日、セイラがアムロの部屋に入るのを見かけた時から、今までも
感じていた不安が彼女の胸の中で大きく成長し始めていた。そしてアムロが自分の手の届かない
どこか遠くへ行ってしまうのではないかという思いが心を支配した時、彼女はいてもたってもい
られなくなったのだ。
「フ、フラウ・・・」
アムロが口を開こうとする。しかし彼女はそれを許さず、彼の後ろに腕をまわし、身体を彼の
方に預けるようにして、背後のベッドに倒れこんだ。
「セイラさんじゃなきゃ、ダメ?私じゃダメなの?」
ベッドの上にふたりで並ぶように倒れたまま、フラウはアムロの胸元に顔を寄せ、小さな声で呟いた。
質問の意味さえわからないまま、アムロは彼女の顔を覗き込むように見た。いつの間にか、彼女の
頬は涙で濡れていた。
「私、セイラさんみたいに美人じゃないし、頭だって良くない。あの人に比べたら、自分なんてまだ
まだ子供だって思う。でも・・・でも・・・アムロ、私のこと嫌い?」
一言一言をつむぎ出すように喋るフラウの様子はいつもの元気溢れる彼女の印象とはかけ離れており、
そんな彼女を見ているうちに、アムロは彼女が今どんな想いで自分にすがってきたのかを全て理解した。
ベッドの上に起き上がり膝を折って座ったまま、フラウは自ら制服を脱ぎ始めた。ファスナーを下ろす
指がかすかに震えて止まらない。上着を取ると、飾り気のないブラに包まれたふたつの膨らみが顔を
のぞかせ、続いてホックを外すと、締め付けから開放された乳房がぷるんと震えてあらわになった。
その頂には薄桃色にも似た綺麗な色の乳首がツンと上を向いている。
自分が今大変な事をしていると自覚ながらも、フラウはもはやその行為を続けるしかなかった。そして
ついに、彼女は身に着けていた最後の下着をゆっくりと片足ずつ抜き、その身から取り去った。
今、アムロの目の前にいるのは、すでに彼が知っているフラウ・ボウではなかった。おせっかいで、
そばかすが似合う元気な女の子だったフラウは、アムロの知らないうちに、いつの間にか一人の女性に
成長しようとしていた。一糸纏わぬ姿の彼女は、いつか夢の中で彼が初めて精を放った時に見た女性に
似ているような気がした。
どうして良いかわからず彼女から目をそらそうとするが、視線は自然と彼女の方へと戻ってしまう。柔ら
かそうなそれでいて弾力のありそうな胸、健康的ではちきれんばかりの長い足、程よく肉付いて丸みを
帯びた腰。そして髪よりも濃い色をたたえた秘所の茂み。年頃の男にとっては、余りに刺激的な光景で
あった。
しかし身体の一部を強烈に支配する欲情に押し流されそうになったアムロの中には、なぜかその対極に
位置する感情が同時に、理性とはまた違った覚めた意識とでも言うべきものが芽生えてきていた。
俯いたまま裸身をさらしている恥ずかしさに耐えられず、思い切ってアムロに視線を向けた時、彼女は
自分を見つめるアムロの目が哀しみを湛えているのに気付いた。
「ダメだ、フラウ。こんなことしちゃいけない。こんなこと、しちゃいけないんだ」
予想をしていなかったわけではない。しかし拒絶が現実になるのは、彼女にとっては予想よりもはるかに
辛いことだった。
ふと気がつくと、アムロが彼女の制服を取り上げて、彼女を覆うように彼女の肩に掛けていた。
「僕とセイラさんは何でもないんだ。フラウが考えているような、そんなことなんてないんだよ」
アムロが繰り返す言葉が本当かどうか、今のフラウにはわからなかった。しかし今は彼女はその言葉を
信じるしかなかった。信じて、また明日からはいつも通りの元気なフラウ・ボウに戻る、それしかないと
彼女はすでに知っていた・・・
66 :
通常の名無しさんの3倍:2001/04/15(日) 04:13
誰か続きを…。
読みてeeeee
セイラxギレン
68 :
通常の名無しさんの3倍:2001/05/07(月) 03:49
age
あげんなよ
70 :
通常の名無しさんの3倍:
sage(藁)