1 :
通常の名無しさんの3倍:
いよいよ明日に迫った地球帰還作戦に先駆けて、私の愛機「スモー」を
ゴージャスなゴールデンタイプにしてみた。
全身金メッキに覆われた姿は、まさに親衛隊長機にふさわしい。
これだからエースはやめられんな。
一般兵どもがそんなスモーを見てなにやらささやきあっていたが、
きっと私のセンスの良さを褒め称えていたのだろう。
ふっ。悔しかったらお前らも一戦闘でマヒローを三機落とすくらいのことは
やってのけることだ。
もっとも、私のセンスは真似できないだろうがな。
2 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/08(木) 02:15
お気に入りの星柄パジャマを着てベッドに入るが、眠れん。
私としたことが緊張しているのか。らしくないなハリー・・・・
どうしても寝付けないので荷物の再点検をすることにした。
地球は雨とかいうものが降るらしいから、雨具・・・よし。
任務中に腹が減るといけないから、弁当・・・・よし。
弁当だけで足りなくなってはいけないから、おやつ・・・よし。
ん? バナナはおやつに入るのだったか?
・・・・まあいい。私はエースだから多少のわがままは許されるだろう。
あとはディアナ様親衛隊グッズ(ハッピ、メガホン、ハチマキの三点セット)と・・・
入隊時に先輩に買わされたこれは、一体いつ使うのだろう?
まあ私のハイブロウなセンスにぴったり合うからいいか。
3 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/08(木) 02:45
終わり
4 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/08(木) 06:43
いよいよ今夜地球帰還作戦開始。
降下地は交渉が出来そうなイングレッサ領だ。
とりあえずスモーをひたすら磨いて光沢を出そう。
そういえば先に降下して地球の軍隊を牽制する任務は泣き虫ポゥに決まったらしい。
ポゥの緊張をほぐすため背後から忍び寄り胸を揉んでやった。
「なにするんだ貴様! 」と泣きながら怒ってきた。
「何って?緊張をほぐしてやってんだよ。」と答えると、
「フィル大尉に言ってやるー!」と泣きながら去っていった。
まったくあんな団子っ鼻の何処がいいんだ?
5 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/08(木) 11:05
無事地球に降下できたはいいが、なにやら不穏な空気。
なんでも先行隊のフィルたちがノックスで大暴れしたらしい。
何考えてんだあのゴリラ。戦うなって言われただろが。
おかげで地球でハイキングという私の計画が台無しだ。
泣き虫の方はといえば、ウォドムを壊されて泣いていた。
白ヒゲのモビルスーツ? 地球にモビルスーツなんていたのか?
とりあえずケツを撫でまわして励ましてやると、涙ぐみながら
給湯室に駆け込んでいった。
なんであんなのが軍人やってるんだろうと真剣に思った。
6 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/08(木) 11:44
先行隊と合流、ノックス襲撃についてフィル大尉を問い詰める。
しかしあの戦闘バカは「野蛮人どもが襲ってきたから応戦したまでだ」の
一点張り。
「ハァ? 野蛮人? 自分の顔見てからそういうセリフ吐け(藁」と
言ってやろうと思ったが、さすがに上官にそれはまずいと思いやめる。
宮仕えのつらいところだ。
代わりにポゥに向かってその憂さをぶちまけると、泣きながら
腕をぐるぐる振り回して殴りかかってきた。
おおこれが噂の、などと思いつつも、殴られるのは嫌なので
本気パンチで応戦する。
白目をむいて気絶してしまったが、正当防衛なので大丈夫だ。
しかしフィルにちくられるのはまずいので、素っ裸にした姿を
デジカメで撮っておくことにした。
これでもうあの女は私に逆らえん。
おもしろいぞ
頑張りや
>>1の主治医です。
この度、このようなスレッドを>>1が立てるに至ったことは、
主治医として、大変残念な事であり、また、治療の効果が
まだまだ現れていないことを証明しているため、そろそろ
最終的な決断を下す必要があるようです。
みなさんお聞きになったことがあるかもしれませんが、
必ずしも心の病は、特殊な病気ではなく、誰もがそうなる
可能性があります。しかし、だからといって、これ以上、
>>1を放置することは、例えば何の関係もない人を傷つけたり、
逆に1自身の将来にとり、名から図示も良いことではありません。
そこで、私は、>>1の両親、臨床心理士などとも相談して、
>>1をしばらくの間、ネットの出来る環境から離して、
濃密な人間関係の中で治療をすることにしました。
>>1にとっては、納得がいかないことかもしれませんが、私も、
医師免許をかけて、>>1を徹底して直すことに致しました。
どうかみなさん!>>1が戻ってきましたら、このような人を悲しませる
スレではなく、みんなに感動を届ける以上の人間になっていると思いますので、
暖かく見守ってやってください。
9 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/08(木) 16:14
今日はノックスで地球側の代表と交渉だが、それどころではない。
麗しのディアナ・ソレル陛下にクリソツの女がいたのだ。
なんでも秘書官だということだが、それにしても似ている。
今度軍の闇市で購入したディアナ様の礼服でコスプレしてもらおう。
などと考えていると、ふと気が付けばアジ大佐が死んでいる。
どうやら地球側のじじいがアジ大佐を殺してしまったらしい。
なにやら置き去りにされた気がしたので、交渉団のリーダーらしき黒人に
「老人の亡骸で代償が支払われたと思うなよ」とかっこよく吐き捨ててやる。
ふっ。キマったぜハリー。
10 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/08(木) 18:44
アジ大佐が死んだおかげで事後処理が大変だ。
フィルはあの面のとおりの馬鹿なのでもちろん事務作業などできない。
書類の山に埋もれて鬱になりかけたが、運良く泣き虫が通りかかった。
「後はよろしく頼むポゥ中尉」とデジカメをちらつかせて頼むと、
快く引き受けてくれた。
自分の分の仕事もあるのに、ポゥはいい奴だ。
お礼に今度奴のヌード写真集を売りさばいて得た小金で
地球キーホルダーでも買ってやろう。
11 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/08(木) 23:22
もうすぐディアナ・ソレル陛下の御座する旗艦ソレイユが地球に降下してくる。
敬愛する女王陛下の御前に轡を並べるにあたって、我が愛機スモーの汚れが気になる。
どうも地球に降下する時に雨に濡れたのがいけなかったらしい……
う〜ん困った。
やはり汚れの目立たない銀色のままの方が良かったかな?
お!ちょうど良いと所にポウ中尉が……お〜い!!
…………
よし、ポウ中尉が洗車(洗モビルスーツ?)とワックスがけをやってくれる事になった。
おーおー、泣きながら雑巾片手に頑張っているなぁ(笑
……後三十分で仕上げておいてくれよ、ポウ中尉。
12 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/08(木) 23:27
ポウ萌え〜
もっと虐めてあげてくれ
13 :
ディアナ:2001/02/08(木) 23:53
ジェリド・メサスレッドに続く名スレになるよう努力を惜しまぬ様
頑張って下さい。
よしなに。
14 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/09(金) 00:06
ついにディアナ様がご帰還なされた。
ソレイユから降りてこられるときの神々しさ・・・さすがはディアナ様であらせられる。
私も取って置きの三点グッズで出迎えようとしたが、親衛隊員に
泣いて止められてしまった。
ふむ。やはり親衛隊長といえども抜け駆けはまずいな。隊の風紀にも関わる。
しょうがないのでいつもの服装でお出迎えすることにした。ちっ。
それにしてもディアナ様が私のゴールドスモーを見たときにもらした
「あら、百式」というつぶやきが気になって仕方がない。
移動中にお眠りになったときの「わたくしはWは認めません・・・」という
寝言も謎だ。
一体黒歴史にはどのようなことが記録されているのだろう。
15 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/09(金) 00:08
ディアナ陛下のソレイユが着陸されようとしている・
む!?髭のモビルスーツがソレイユの前に出ようとしているではないか!!
いかんいかん。
てりゃーーー!!
と、私も慌てて髭のモビルスーツの横にスモーを跳ばせた。
親衛隊隊長らしく堂々と腰に手を当ててコクピットから立ち上がったりなんかして。
もしここで狙撃されたりしたらと考えなくも無いがカッコをつけるにも命がけなのだよ。
おお、アレに見えるは我が敬愛する女王陛下。
さりげなく髭のモビルスーツを制するように腕を挙げたりして。
私ってカッコイー!!
……あ!そういえばポウ中尉がアルマイヤーの廊下に立たされていたな。
せっかく捕らえた地球側の捕虜を自機のヴォドムの手首ごと持ってかれたとか(笑
両手と頭の上に水の入ったバケツを載せられ、
「私は何度もヴォドムを壊した馬鹿女です」と泣きべそかきながら千回復唱していたな。
この出迎え式が終わった後にまだやってるかどうか見に行ってこよう。
16 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/09(金) 00:11
17 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/09(金) 00:20
整備員室の前を通りかかったら、なにやら整備兵たちが楽しげに談笑している。
そば耳を立ててみると、どうやらポゥのウォドムがよく壊れるのは
奴らが手を抜いているかららしい。
なんて奴らだ・・・・私も話の中に混じることにする。
私の提案で、今度奴のウォドムのディスプレイをすべてガラス窓に
変えることになった。
余った液晶は私のゴールドスモーをよりゴージャスにするために使わせてもらう。
「なあに心配するなポゥ中尉。メインカメラがやられただけだ」
このセリフを聞いたときにポゥが泣くかどうかで賭けをしようと思ったが、
満場一致で「泣く」に決定したため、お流れになってしまった。そりゃそうだな。
18 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/09(金) 00:59
ディアナ様がボストニア城にお入りになる。
我々親衛隊は無論護衛として周囲の警戒にあたっている。
クソ!ミランの奴、チャッカリとディアナ陛下の隣に座りやがって。
親衛隊はこういう場合損だよな……MSに乗って遠巻きに警護しなきゃいけないんだからな。
あ、こら!あの黒人、なれなれしくディアナ様に近寄りやがって!!
む……街中を市民がバリケードを張っているぞ?!
……………
しまったディアナ陛下を見失ってしまった?
ヤバイヤバイ、減俸モンだぞ!!いや……そんなことより陛下の御身になにかあったら……
何、髭のモビルスーツか!?
私のスモーと格闘戦をやる気か……面白い!!
とりゃーーーー!!!?
え?ミラン……ディアナ陛下も!!
って、おあぁああ
いかん、しりもちをついてしまった……
嗚呼、ディアナ陛下に笑われている……欝だ……
………
そういえば出迎え式の後、ポウ中尉の様子を見に行ったらまだ立たされていたな。
どうやら全ての将校がディアナ陛下に挨拶に行ってしまった為、忘れられていたらしい。
水の入ったバケツの重みに耐えかねてプルプル震えているポウ中尉を廊下の曲がり角から生暖かく見守ってやっていると、
向こうからフィル少佐が来た。
フィルがポウ中尉の頭の上のバケツを取ってやるとポウ中尉は涙ぐみながら礼を言っていた。
心温まる光景に胸が熱くなった私はこっそり後ろから忍び寄ってポウ中尉に膝カックンをお見舞いしてあげた。
予想に違わずバランスを崩したポウ中尉は廊下に派手に水をぶちまけてしまった。
勿論ポウ中尉自身もずぶ濡れだ。
ん?何でしょうか、フィル少佐殿。
私は別に何もしておりませんよ。
ポウ中尉が勝手に転んだだけですってば。
何か言おうとするポウ中尉の耳元で一言「デジカメ」とささやく私。
その一言でポウ中尉は瞳をウルウルさせ黙ってしまった。
私は後ろ手に持っていた雑巾の入った袋をポウ中尉に手渡す。
ちょうど良い機会だからアルマイヤー中の雑巾がけをお願いしますよ、ポウ中尉。
我が女王陛下は綺麗好きですから(笑
19 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/09(金) 01:49
ディアナ陛下の立案で地球・月合同のダンスパーティーをやることになった。
なるほど。これで膠着状態の交渉もスムーズにいくというわけか。
さすがはディアナ様。目の付け所が我らとは一味違う・・・
しかし気になるのは、なぜかポゥ中尉が浮き足立っているということだ。
聞けばソレイユ中を駆けずり回ってドレスを捜しているという。
まさか出る気かあの女・・・七三分けのくせに。
地球と月の関係をこれ以上悪化させるわけにはいかないので、
私が特別に編集した「ポゥ・エイジの珍プレー好プレー百選」を
大々的に報道することにする。
これでいくら奴でも恥ずかしくて当分外を出歩くことはできまい。
いいことしたあとは気分が良い。
ダンスパーティーに付けていくサングラスの品定めでもするか。
20 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/09(金) 01:55
むしろ「女将校恥辱のソレイユ」って感じで砂
21 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/09(金) 02:03
>>20 いやいや、これからローラ・ローラが出てくるので更なる展開が・・・ハァハァ(´Д`)
22 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/09(金) 07:57
>>14 >「あら、百式」「わたくしはWは認めません・・・」
笑ったよ。なんか微笑ましいよ
23 :
18.5:2001/02/09(金) 08:37
私がディアナ様をボストニア城まで護衛している間、独断でマウンテン・サイクルの偵察に行っていた
ポウ中尉が泣きながら戻ってきた。
しかも今度はヴォドムの両手を壊してきたという。
整備兵達にこれ見よがしに罵られたポウ中尉は泣きながらハンガーから出て行く。
……あ、転んだ。
フィル少佐が慌てて後を追う。
なんだ、いたのか(笑
聞けば髭のモビルスーツにまたやられたとか。
奴はイガイガ付きの鉄球を振り回して攻撃して来たらしいが、そんな原始的な武器にやられるとは情けない。
しかし、地球側のモビルスーツの脅威に憂慮した私は女王陛下に事の顛末をご報告する事にした。
ディアナ陛下……かくかくしかじか……
………
謁見の間にポウ中尉が呼び出された。
ディアナ様の厳しい顔にポウ中尉はもはや半泣状態だ。
え?ディアナ陛下に何って言ったかって?
私はただポウ中尉が下手糞な操縦で大切なヴォドムを壊しまくっているとお話しただけだ。
女王陛下の暖かくも情け深い言葉に、恥かしさと己の不甲斐無さにボロボロ涙をこぼすポウ中尉。
こういうのはただの上官に頭ごなしに怒られるより効くんだよな(笑
24 :
18.5:2001/02/09(金) 08:40
>ディアナ様の厳しい顔に
”ディアナ陛下の御尊顔を前に”に訂正させてください。
25 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/09(金) 09:17
地球・月合同のダンスパーティーは中々に楽しかった。
しかしディアナ様の暗殺未遂事件には肝を冷やした。
全く……
別れた妻のアマンダと行ったダンパ以来、こういう晴れやかな舞台はご無沙汰だったので
少々舞い上がっていたようだ。
それにしてもローラ・ローラと言うあの女性……中々に美しかったな。
ああいう野性的な女性には惹かれるものがある……
ハッ!いかんいかん、私はディアナ陛下の剣であり盾であるのだぞ。
他所の女性に心を動かされている場合ではないのだ。
のぼせあがった頭を冷やすべくテラスに出た。
む?……曲者!?
いや、違った。
そういえばもう少し彩りが欲しいというディアナ陛下の命により、ポウ中尉に緑色の全身タイツを穿かせ
テラスに立たせておいたのだった……全身に豆電球をつけて。
我ながら良いアイデアだった。
おかげでパーティーがより賑やかしくなったのだからな(笑
まぁ、そう泣くな、ポウ中尉。
コレもディアナ・カウンターの仕官の立派な任務だぞ(ププ
26 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/09(金) 17:26
今日は念願のハイキングの日だ。
このためだけに地球に下りたといっても過言ではあるまい。
青い空、白い雲・・・ふっ、私としたことが少々浮ついているようだ。
いかんいかん・・・・
ん?
なぜこんなところにワッド隊が・・・
しかも乗っているのは泣き虫七三女だ。
あの女とうとうウォドムを降ろされたのか。まあ当然だが。
追いかけているのは・・・むぅ。白ヒゲだと?
と、いうことはつまりあそこにはローラたんが・・・ハァハァ(´Д`)
こんなことをしている場合ではない!
トレードマークのサングラスをきらめかせ、ワッド隊の前に割ってはいることに。
ポーズもばっちり決まった。ニクいぜハリー。
どさくさに紛れてローラたんの連絡先を聞き出すことにも成功した。
ディアナ様に見も心もささげた私ではあるが、まあつまみ食い程度なら構わんだろう。
27 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/09(金) 21:21
生暖かくとか鬱とかハァハァとか使うなんて、
ハリー・オードは2ちゃんねらなのか?
ここはポゥ中尉を泣かせろスレのようだ……。
28 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/09(金) 23:53
地球に下りてから厄介続きだったディアナ・カウンターに更に頭痛の種が増えた。
コレン・ナンダー軍曹だ。
奇声は上げる。喋るのにいちいち変なポーズを取る……立派な変態だな。
地球帰還作戦の恩赦とはいえアグリッパは何を考えているのだ?
まぁコレン軍曹は遊撃隊として上手く使えばミリシャへの牽制として使えるだろう。
フッ……馬鹿と鋏は使いよう……というところか。
ロラン・セアックも何かの役に立つだろう。
さすが私、我ながら良い考えだな。
時折自分の才能が恐ろしくなってしまうよ。
お!コレン軍曹。
まぁ、こちらにきたまえ。いい話があるのだ。
…………という訳だ。良い話だろう?
む!噂をすれば影。ちょうどいいところに……コレン軍曹、アレがポウ中尉だ。
さぁ行ってきたまえ。
…………
ハハ!
コレン軍曹がポウ中尉に後ろから抱き付いたぞ。
そのままポウ中尉のオパーイをもみしだきつつ、
自分の腰をポウ中尉の尻に擦り付けている。
う〜ん面白い。
コレン軍曹もよほど溜まっていたんだろうなぁ(笑
まぁひさしぶりのシャバだから仕方ない。
兵士の不満を解消するのも仕官の勤めだ。
頑張れよ、ポウ中尉。
あ…ポウ中尉が泣き出した(ププ。
さぁ
29 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/10(土) 01:00
今日も愛機ゴールドスモーをぴかぴかに磨き上げようと思い
格納庫に足を伸ばすと、左肩にでっかく「百」の文字が入れられていた。
驚きのあまりサングラスにヒビが入った。
おい整備兵! これはどういうことだ!?
・・・・・ディアナ様の命令だと?
ええい、誰がクワトロだ! 私はハリー・オード中尉だ!
今すぐ元に戻せ! これは百式ではなくスモーだと言っているだろう!
次の日格納庫に確認しに行くと、今度は両肩に「相模」の文字が・・・
そういうことじゃない・・・・あまつさえ字が違う・・・・
鬱だ・・・・
30 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/10(土) 02:14
たまにはハリーも泣きage
31 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/10(土) 04:10
ちょっとイっちゃってるディアナ様が良いなぁ
ジェリドスレの強化人間みたいで
32 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/10(土) 20:50
ダンスパーティー以来、どうも周りから視線を感じる。
どうやらダンスパーティーの時の私の服装のことが話題になっているらしい。
まあ私のファッションセンスが抜きんでているのは今に始まったことではないから、
彼らが噂をしたくなるのも当然なのかもな。
しかし気になるのは時折聞こえる「いてまえ打線」「猛虎爆発」という言葉だ。
一体何のことだ?
33 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/10(土) 21:05
各地のミリシャに送った偵察部隊からの報告を元に、御前会議をすることになった。
私とて親衛隊長。自分のゴールドスモーばかり磨いているわけではないのだよ。
御前会議ではミラン執政官を始め、アホ面のフィルや七三のポゥも
いつになく真面目な顔をして報告を聞いている。
イングレッサの丸いモビルスーツにルジャーナのモビルスーツ部隊か。
戦力的には大したことはなさそうだが、勢いづかれるのは厄介だな・・・
と、突然ディアナ様が立ち上がり鼻息も荒く
「ザク! ザクですわっ!」と叫び始めた。
何事かと思いディスプレイを見ればルジャーナが発掘したモノアイのモビルスーツが映っている。
「MSー06のこれは・・・J? ああ、なんと勇壮なザクマシンガン・・・」
うっとり語るディアナ様のお顔は、すでにイっている。
一方丸いモビルスーツのほうへの反応は冷淡で、
「AMX−109? わたくしはファースト以外認めませんっ!」
とのことだ。
ディアナ様・・・一体なにが・・・・?
34 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/10(土) 23:34
今日、突然ディアナ陛下がヴィシニティーまで視察にいかれると仰リ始めた。
我が敬愛する主君ながら時折見せるこの突拍子の無さには頭が痛い…ハァ……
恐らくあのグエン卿の提案なのだろうが……全く……
今日は珍しく予定がないのでノンビリ出来そうだったのになぁ。
しかしグエン卿の私設秘書、キエル・ハイム嬢は本当にディアナ陛下に良く似ているな。
まぁ気品という点ではディアナ様の足元にも及ばないが、あの胸元や腰付きはディアナ陛下より
女を感じさせる……う〜ん。
おっと、飛行船が動き始めた。
親衛隊各機!360度監視を怠るな!!
お!!ディアナ様が飛行船のキャビンの窓からこちらを見ている。
お任せください!
蟻一匹陛下には近づかせませんよ。
う〜んやはりディアナ様は地球の娘とは比べ物にならない美しさだな。
よもやあのキエル嬢と服を交換して入れ替わったとしても私にはすぐ判るというものだな。
35 :
足並み揃ってないが、まあいいか:2001/02/11(日) 00:08
先日の陛下の奇態の原因が判明した。
どうやらディアナ様は旧世紀に宇宙移民者をいじめ抜いた
伝説のモビルスーツ・・・・「ガンダム」が痛く気に入ってしまったらしい。
まあ陛下とて趣味の一つや二つあっても不思議はないのだが、
その尋常でない執着振りにはほとほと困り果てている。
なにしろ「ガンダム」の「ガン」の文字をつぶやいただけですっとんでくるのだ。
以前下士官が男子トイレの中で小用を足しつつ「がんもどきが食べたいなあ」と
つぶやいたら個室からディアナ様が出てきたという報告を持ってきた。
彼はその場で闇に消えてもらったが、さすがにこのままでは兵の士気に関わる。
うーむ、なんとかならんものか・・・
・・・しかしキエル嬢とビシニティ視察に出かけられて以来、少しはその癖がやんだようだ。
まあ今は良いとして、将来的な対策も考えなくてならんな。
36 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/11(日) 22:22
>>35 ディアナ様は∀を観たくて、入れ替わったのか!?
どーでもいーけどMSフェチディアナ様萌え〜
37 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/12(月) 02:35
コレン軍曹を見てつくづく思うのだが、ディアナカウンターは深刻な
人材不足なのではあるまいか?
優秀な軍人とディアナ様は評価なされていたが、失礼ながら私には
とてもそうは見えん。ただの変態だ。
フィルは見たまんまの馬鹿だし、ポゥは軍人というか幼稚園児だし・・・
まともなのは故・アジ大佐と私くらいのものだ。
というようなことをディアナ様に進言したら、非常に疑わしい目つきで見られた。
件の視察からこっち、どうも様子が変だ、
コレン軍曹がガンダムガンダムと叫んでもなんの反応もお示しにならない。
ううむ、なにか怪しい・・・
38 :
ディアナ・ソレル:2001/02/12(月) 03:02
どさくさにまぐれてキエルさんと入れ替わることに成功。
これで心置きなくガンダムを見ることができるというものです。
ああ、MS−06やRX−78をナマで見ることができるなんて・・・
ムーンレィスの悲願にかこつけて地球に降りてきて本当に良かった・・・
ロランとかいう帰還民がガンダムのパイロットらしく、
彼の主人を装ってガンダムを見せてもらうことにします。
それで、どれですかロラン? 憧れのRX78は?
見たところ不細工なお髭のモビルスーツしかないようですけど・・・
へ・・・・・・?
これが・・・・・・・・・・・?
い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
わたくしのガンダムがーーーーーーーーーー!!
39 :
ディアナ・ソレル:2001/02/12(月) 08:47
先日、リリ・ボルジャーノのおっしゃるお方と出会いました。
リリさまはとても歯に衣着せぬお方で、ガ……おひげのMSを見るなり
「まあ! おおきいのに不細工!!」
…………彼女とはいいお友達になれそうです。
40 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/12(月) 18:49
う〜ん………
ビシニティへの視察を済まされた後、どうもディアナ様の様子がおかしいような気がする。
他の人間は気づいていないようだが、ディアナ陛下の親衛隊であり、
ディアナカウンター随一のディアナマニアである私の眼は誤魔化せないぞ。
どれ、一つカマをかけて見るか。
失礼致します、ディアナ様。
実はお耳に入れたいことが………
……さて、本物のディアナ様なら私の予想どうりのリアクションをおこしてくださる筈なのだが……
41 :
ポゥ・エイジ:2001/02/12(月) 19:26
ウォドムの調整をしに格納庫に出向く。
あそこの整備兵は揃いも揃ってセクハラ親父だからあまり行きたくはないが、これも仕事だ。
格納庫に入ると、私のウォドムが全身緑色にペイントされていた。
それだけならまだしも、腕が取られている。
また整備兵の嫌がらせかと思い泣きそうになったが、どうやら
ディアナ様からの命令らしい。命令書もちゃんと届いていた。
なになに・・・「MA−08 ビグ・ザム改修命令書」?
「パイロットは戦闘中定期的に以下のセリフを叫ぶこと・・・
やらせはせん! やらせはせんぞぉ!!」
ハリーや整備兵はまだしも、ディアナ様まで私を・・・
その日は部屋に入って一日中枕を泣き濡らした。
42 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/13(火) 00:59
コレン軍曹がノックスで暴れているらしい。
一瞬止めるべきなのではと思ったが、あんな変態に関わって私の
ゴールドスモーが穢れては大変だ。見てみぬ振りをしよう。
と、全身緑色にペイントされたポゥのウォドムが動き出した。
「ポゥ中尉、出る! や、やらせはせんぞ!」
・・・・なに言ってるんだあいつは。ついにおかしくなったのか?
などと思い見ていると、突然緑ウォドムがソレイユに向かって走り出した。
よくよく見れば関節が逆についている。緑ウォドムはソレイユに激突して止まったが、
それを見て整備兵たちが腹を抱えて爆笑していた。あいつらの仕業か・・・
ふと整備兵がこちらを見て気まずそうな顔をしたので親指を立ててやると、ほっとした表情になった。
私はなんと寛容なのだ。
ポゥはその日ソレイユが完璧に修繕されるまで整備兵たちにこき使われていた。
そろそろ首吊るな、あいつ。
43 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/13(火) 14:59
ふむ……やはり本物のディアナ陛下のようだな。
ポウのウォドムをへんてこな色に塗り替え、あまつさえ妙な台詞まで叫ばせるとは(笑
あれも禁断の黒歴史の一つなのだろう。
しかしディアナ様の言う黒歴史とはいったいなんなのだ?
気になって夜も眠れない。
さて、念のためにもう一度ディアナ様が本物かどうか試してみよう。
新しく制定された軍規と偽って、ソレイユを小破させたポウ中尉を処罰していただこう。
百叩きがいいかな。
本物のディアナ陛下ならそんな野蛮な事は出来ないだろう。
44 :
キエル@ディアナ:2001/02/13(火) 15:33
>>43 ふぅ……
ディアナ様は何時になったら戻ってらっしゃるのでしょう?
いつ入れ替わったのがバレてしまうか、気が気ではありません。
幸いディアナ様が書いてくださった虎の巻があるのでもう暫くは大丈夫だと思うのですが。
「MA−08 ビグ・ザム改修命令書」っていったいなんだったんでしょう……適当に使ってしまいましたが。
……あら?誰か来たみたい。
…………
ハリー中尉か。
苦しゅうない、申せ。
ふむ……新しい軍規とな。
分かった、よしなに。
45 :
アジ大佐:2001/02/13(火) 16:39
アジです。
地球に降下したとたん、やられちゃいました。
いや〜失敗失敗。てへ。
私がいなくなったと思って、みんな好き勝手にやってるようですね。
なに?「MA−08 ビグ・ザム改修命令書」?
作るならガンタンクにせんかい、ガンタンクに。
デアナさま、あのタンクはよいものですぞよ。
46 :
ブルーノ:2001/02/13(火) 17:43
あぁ、全く嫌になるなぁ。
よりによって、何であんな基地外軍曹の下で働かなきゃなんねえんだろ。
そりゃ、俺等は下層階級出身のドキュソだけどさ、だからって、上司く
らい選ばせろっての。
おまけにMSは何処で発掘されたかわかんねえような旧式だし、氏ね!と
言われてるようなもんだぜ。
スモーとまでは言わないから、せめてウォドムに乗せろっての。
あの泣き虫の馬鹿女よりはイケると思うんだけどな〜。
47 :
アジ大佐:2001/02/13(火) 18:20
こんばんわ、アジです。
おやおや、上のドキュソが何か言ってますよ。
なになに、「上司を選びたい」と、
ふんふんそれで、「俺のほうがポゥより使える」とは・・・。
思い上がったドキュソめがぁぁぁぁああああああ。
ポゥたんをばかにするなぁーーーーーーーーーーーー!!!!!
そんなお前は、あれだ、あれ、左遷だ、サ・セ・ン。
お前なんか、色黒金髪のホモのところに異動じゃい。
結論 デアナさま、あんまりオナニーしすぎると馬鹿になるぞよ。
48 :
キエル・ハイム:2001/02/14(水) 02:27
ディアナ様を演じるのも、我ながら板についてきました。
このまま女王として振舞うのも悪くないかも・・・なーんてね。
あら? このスイッチは一体・・・?
・・・・えいっ(ぽち)
きゃっ! ほ、本棚が動いた!? 本棚の裏に隠し扉が・・・
「ディアナのシークレットルーム 立ち入ったものは冷凍刑です よしなに」
・・・・私は今ディアナですから構いませんよね。ちょっとだけ・・・
・・・なんでしょう、この機械人形の模型の山は・・・・・
しかもこの超精巧なジオラマの数々は一体・・・・・
ディアナ様、一刻も早く戻ってきてください。
私の名誉のためにも・・・
49 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/14(水) 20:03
誰か月にいるギムとかメリーベルとかも書いてくれ
50 :
ゼノア:2001/02/14(水) 20:59
ディアナカウンターには、まともな人間は一人も居ないようだ。
早く月に帰りたい・・・。
51 :
メリーベル・ガジット:2001/02/14(水) 21:43
ギムの命令で山を掘っていたら、金色のモビルスーツが出てきた。
ハリーのアレを思い出してゲラゲラ笑っていたら、ギムに鼻で笑われた。バカにしやがって。鬱だ。
乗ってみろと言われたので試してみた。立ったまま乗るのか…。ちょっとフカしてみたらGでサドルがケツに食いこむ。
いたい。痔になりそうだ。鬱だ。
お茶の時間、アスピーテに戻ったらスエッソンのデブがあたしのケーキ食い散らかしていた。泣く。鬱だ。
ゲンガナムに買い出しに行ったらパンダと呼ばれた。鬱だ。
物乞いに戻りたい…。
52 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/14(水) 22:46
53 :
ギム・ギンガナム:2001/02/14(水) 23:27
ディアナが地球に行ってからこっち、心置きなくサバゲーができるというものだ。
まったくあの女、自分はガンオタの癖に人の趣味は野蛮だのなんだのと
イチャモンをつけるから笑わせる。
アグリッパはアグリッパでムーンレィスに闘争本能はいらんとぬかす。オカマのくせに・・・
にしても、そろそろ我が軍にも新しいモビルスーツがほしいところだ。
マヒロー同士ではいつまでたっても決着がつかん。
そういえばパンダが金色のモビルスーツを発掘したとか言ってたな。
ちょっくら寄ってみるか。
今日も絶好調である。
54 :
キエル・ハイム:2001/02/14(水) 23:44
今日も今日とて女王の公務……といえば聞こえはいいけど要するに書類整理なんです。
帰還民の陳情も聞かなければいけないし、頭の悪いディアナ・カウンターのお団子頭仕官も
抑えなければいけないし……もうウンザリ。
きっとディアナ様はこれが嫌で私に押し付けて逃げ出したんだわ。
でも、私にも楽しみが出来ました。
ディアナ様が御自分の隠し部屋に秘蔵なされた大量の黒歴史の資料が結構面白いんです。
今、はまっているのは「濃爆おたく先生」という本。
ウフフ……なんだか良く分からないけど面白い!
このどむ・れでぃーとか言うこすぷれ?というもの
……やってみようかしら。
私に似合うといいんだけれど……
55 :
ヤン・シッキネン:2001/02/14(水) 23:55
>>46のブルーノさんへ
いやー、あなたの気持ち、よくわかりますよぉ。
いえ、私は、間違ってもドキュソではないんですが(藁
私の上司も、これがまたヒドい奴でして、何かにつけ、私を虐める
んですよ。
まったく、自分はデブのくせして・・・。
どうです?私の代わりにギンガナム軍に入ってみては?
あなたなら、あのデブの相手も上手く務まるでしょう?
え?あなたの上司は、あのコレン・ナンダー??
やっぱ、やーめた。
コレンなんかに関わってたら命が幾つあっても足りんわ!
むやみに人を殺さない分、あのデブの方がマシです。
56 :
メリーベル・ガジット:2001/02/15(木) 22:48
この前発掘したMSの慣らし運転をしていたら、ギムが来た。
やはり御大将たるもの専用のMSでなくてはな、とほざいてあたしを押しのけ
MSに乗り込み、全力でエンジンを回した。あたしが掘り出したんだからあたしのモノなのに。
鬱入っていたら3分ぐらいでギムが降りてきた。股間をおさえて苦しそうだった。
ざまあみろ。男のギムなんかじゃこいつは使えないよ。
慣らしが済んだのでシャワーを浴びて着替えようとしたら、イヤーカバーの替わりに巻貝が二つついていた。
仕返しのつもりか、ギム。
・・・涙が出た。
57 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/15(木) 22:51
メリーベル萌え〜
でも、最近ハリーが出番ないな
58 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/15(木) 23:32
どうも最近ディアナ・カウンター全体の士気が落ちてきているようだ。
まぁ、無理もない。
ミリシャは相変わらず鬱陶しいし、本国からの補給も途絶えがちだ。
和平交渉の進展もはかばかしくないしな。
こんな状態で元気なのは筋肉馬鹿のコレン軍曹ぐらいなものだ。
そこでこの私が将兵の士気向上のために面白いイベントを考えたのだ。
その名は「スパンキング・マッチ」
これは旧世紀からこの地球に伝わる伝統芸能で、二人の勇者が互いに手に持った幅広の革ベルトで
相手の尻を叩きまくるという至ってシンプルなものだ。
もちろん出場選手はポウ中尉だ。
もう一人は…まぁ、コレン軍曹でいいか。
ポウ中尉がズボンをひん剥かれて、泣きながらスパンキングされるのを見れば
将兵達の鬱憤も晴れるというものだろう。
59 :
アグリッパ・メンテナー:2001/02/16(金) 02:35
ディアナ牽制の為にコレン・ナンダーを解凍して地球に送ったのだが、あ奴だけではまだ不安だ。
おお、そうだ。冷凍刑を受けている者を片っ端から送り込む事にしよう。
野蛮な星には野蛮な者がお似合いだ。
という訳で冬の宮殿の最深部にやって来た。
流石の私でも気味の悪さに背筋が震える。ここには宇宙世紀からの冬眠者も保管されているのだ。
んん、なになに?
プル・イレブンからプル・トゥエンティ…。
宇宙世紀時代にはこの様な少女まで兵士として使われていたのか。なんと野蛮な。ハァハァ
この者達は私個人が厳重に管理しておこう。ハァハァ
60 :
ミラン執政官:2001/02/16(金) 18:57
ええい、仕事がたまりにたまっておちおち休息もできん。
なぜディアナカウンターの士官はそろいもそろって役立たずばかりなのだ。
フィルはアホだしポゥは泣き虫だし、ハリーは自分のモビルスーツ磨くことしか頭にないし
コレンは変態だしアジ大佐は死んだし・・・・
しかし最近になってディアナ様が仕事をなさってくれるようになった。
昔は一日中部屋にこもってガンプラをお作りになっていたものだが、
ついに女王陛下としての使命に目覚めたのだろうか。喜ばしいことだ。
ディアナ様、失礼いたします。この書類にハンコを・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
失礼いたしました。
やはり疲れているのか・・・・ディアナ様がドムに見えた。
ふう。少し休むか・・・・
61 :
ハリー・オード:2001/02/16(金) 23:33
先日開催した「スパンキング・マッチ」は大盛況だった。
コレン軍曹にリング上で押さえつけられ、なまっちろい尻を真っ赤に腫れ上がるまで
叩かれたポウ中尉の泣き顔にはなんかこう……くるものがあったな(笑
食料調達資金獲得のためにアメリア大陸を巡業してみようか……
あ、ディアナ陛下……なんですか?そのお召し物は……
どむ・れでぃー?はぁ……そうですか。
マウンテンサイクルから黒い重モビルスーツが発掘されたらドムと名付ければよいのですね。
了解しました、発掘隊に伝えておきます。
62 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/17(土) 22:15
ドムレディーキエル萌え〜
なんか萌えるキャラ多いね、このスレ
63 :
ギム・ギンガナム:2001/02/18(日) 01:59
今日のサバゲーは編隊訓練を兼ねたものにしてみた。
今回の陣はかなり自信があった。・・・名づけて「三身一体の陣」!
三機で編隊を組み、敵の注意が先頭機に向いているところへ先頭の陰に隠れていた2機が
敵に向かい攻撃を仕掛けるというものである。我ながら冴えている…。
戦闘開始直後、小生たちの部隊は早速「三身一体の陣」を仕掛けた。先頭はもちろん小生である。
…標的は先行しているスエッソン!貴様が昨日小生のゲンガナム大福をくすねた事は知っているぞ!!
スエッソンに対し陣は一直線に向かっていく。
フフン、奴はきっとビクついていたに違いあるまい。食べ物の恨みは恐ろしいのである。
しかし、奴は偶然にも小生の機体を踏み越え、それに驚く陰の2機に次々とペイント弾を浴びせていった。
よりによって小生を踏み台にしただと!
調子にのったデブが一言、
「御大将、そんな子供ダマシ、素人のガキにも通用しませんぜえ」、・・・。
とりあえずコックピットに実弾を5発ほどくれてやった。変な頭のくせに小生を小馬鹿にするからだ。
今日も絶好調である。
64 :
味大佐:2001/02/18(日) 10:10
わしは地球に降りる日を心待ちにしていた。
この日を思えばこそ、スキャンダラスな交際も週に3度に控え、
大佐まで上り詰めたのだ。
きっと地球についたら、私は素晴らしい活躍の日々を送るのだろう。
ミラン?ハリー?山男?笑わせるなよ。
真のヒーローはこの私なのだ。円熟味のある老い加減に
若いギャルもタジタジよ。
はあ、待ち遠しいな。はやく地球に下りたい。
65 :
ギンガナム艦隊隊員:2001/02/18(日) 14:18
以前山を発掘中「追伸2」と書かれた長方形の黒い箱が
黒歴史以前の記憶媒体{銀の皿}と共に大量に発掘された
これを作動させたディアナ様を始めとする首脳陣は黒歴史に順ずる物
としてこれを封印
黒歴史ということで数枚の銀の皿と追伸2はディアナ様の元に残された
地球帰還作戦に持っていった事を考えると相当重大で危険な秘密だろう
ただ御大将はそれが気に入らなかったらしい
御大将の命令により再び山を調査中 銀の皿と共に今度は「渦巻き模様」
の白い箱が発掘された
今度は御大将自らが作動させるらしい
一体 どんな秘密が?・・・・
66 :
メリーベル・ガジット:2001/02/18(日) 16:24
今日もパンダパンダと馬鹿にされる。鬱だ。
大体この頭の鈴はなんなんだろう。ギムに頼み倒されたから
渋々つけているものの、客観的に見て少し遅れている人みたいだ。
挙句の果てにスエッソンに「リンリンちゃん」とあだ名をつけられ、
それがあっという間にギンガナム軍に広まった。ちくしょう。
・・・にしても最近なにやら視線を感じる。なんだろう?
何食わぬ顔で後ろを振り返ると、ミドガルドが優しげな目つきで
あたしを見ていた。
・・・・・まさか仲間だと思われている?
少し泣いた。
67 :
艦隊隊員 2:2001/02/18(日) 17:57
>>65 渦巻きに関しては『明らかな敗北』を意味するという事が
判明している。
御大将がなぜ、そんなものにこだわるのかが理解できない。
気になるのは、最近大将は頻繁に『横須賀♪横須賀♪』と
はしゃいでいることだ。
68 :
グエン・ラインフォード:2001/02/18(日) 22:30
ノックスを焼け出された私は今、ボルジャーノン候の所に身を寄せている。
はぁ……鬱だ
ボルジャーノン候の息女リリ嬢「私はこんなところで終わる人間じゃありませんよ」と
強がって見てもこの虚しさは癒されない。
嗚呼ローラ……こんな私を慰めてくれ……
69 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/18(日) 22:56
70 :
味大佐:2001/02/19(月) 06:48
地球にはかつて、「味皇」「味将軍」と名乗る人々がいたとか。
私の先祖にあたる可能性もある。
個人的に大変興味深いことだ。
地球に降下したら調査してみよう。
71 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/19(月) 07:58
72 :
メリーベル:2001/02/19(月) 10:44
なんか最近、眉毛が二股に分かれてきた……。
73 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/19(月) 22:08
ロラン出てこんね
74 :
ハリー・オード:2001/02/19(月) 22:41
昨日の出撃からコレンの姿を見かけない。
まさか本当にアメリア巡業の話を真に受けてしまったんだろうか?
そういえばポゥ中尉も見ていないな・・・。
少々心配になったので仕掛けた隠しカメラでポゥの部屋を写してみた。
モニターにはバスタオル一枚まいたポゥの姿が…。なんだいるではないか。
と思っていたら見覚えのある団子頭がこれまたバスタオル一枚まいた姿でいた。
フィルの顔、ホントのゴリラみたいに息巻いてら。相当たまってんな、こりゃ。
これ以上見てるのも野暮だな。とりあえず録画して今度映写会でも開こう。
兵たちの士気をあげるのも我々仕官の務めなのですよ、ご両人。
75 :
ロラン・セアック:2001/02/20(火) 00:45
今日は破壊されたノックスの町を練り歩いた。
さいわいショッピングセンターは破壊されておらず、前からほしかった
シャネルのハイヒールをゲットできた。
もちろんお代はグエン様持ちだ。
腕を組んで甘えた声でお願いすれば、「店ごと買ってやるぞローラハァハァ」なんて
二つ返事で承諾してくれる。ちょろいちょろい。
でも最近グエン様の僕に対する態度が段々馴れ馴れしくなってきた。
この前なんか露骨に「今夜は帰さないよローラハァハァ」なんて言われたし・・・・
やはりそろそろ潮時だろうか。
今度のブルガリの新色を買ってもらったら、ホワイトドールを手土産に
ディアナカウンターに投降しよっと。
76 :
通常の名無しさんの3倍 :2001/02/20(火) 07:45
77 :
ミハエル大佐:2001/02/21(水) 04:01
グエン殿ッ!!!!
自分とは遊びだったのでありますかッ!!!!!?
>>76 そお?
女物を欲しがるところなんか萌えるじゃないか。
79 :
ディアナ・ソレル:2001/02/21(水) 20:35
今日は素晴らしいものを発見いたしました。
そう、あの幻のMS-05・・・・いわゆる「旧ザク」です。
ルジャーナのスエサイド部隊隊長、ギャバン・グーニーさんの
愛機で、今日頼みに頼んで見せてもらいました。
これが史上初のモビスルーツ・・・ロマンを感じますわ。
にしても、なぜこれが隊長機なのでしょうか?
ギャバンさんはよほど腕に自信があるのでしょう。
そういえば、今日ソシエさんに詰め寄られました。
なんでも「姉さまはあたしからすべてを奪わないと気がすまないの!?」とかなんとか・・・
一体何のことでしょう?
80 :
ロラン・セアック:2001/02/22(木) 00:29
今日はフランと今年の春のパリコレについて話し込んだ。
フランは今年は無地のワンピがイチオシだということだが、
僕としてはノースリーブも捨てがたいところだ。
背中がぱっくり開いているやつは、カタログを見て可愛いと思った。
フランもそれには同意してくれたが、ノックスクロニクルから出る給料だけで
ジョゼフさんも養っていかなくちゃいけないから、贅沢はできないらしい。
とりあえず、グエン様の懐からくすねたカードをあげることにした。
いいんだよ、フラン。月時代からの友達じゃないか。
僕にできることだったら、やれるだけのことはするよ。
そういえば、楽しくおしゃべりする僕とフランを木陰からソシエお嬢さんが羨ましげに見ていた。
ソシエお嬢さんも誘ったけれど、目に涙をためながら
「お幸せに、ロランっ!」と叫んで走っていってしまった。
なんだったんだろう?
81 :
ギャバン・グーニー:2001/02/22(木) 11:07
久々のオフだが特にすることもないのでボルジャーノンの
ワックスがけをする。いつ見ても惚れ惚れする機体だ。
キエルさんは「旧作」とか言っていたが何のことだろう?
・・・スエサイド部隊にすら内緒だが俺はこいつをひそかに
「グレイトギャバン号」と呼んでいる。
我が家に伝わる伝承によるとご先祖は月より遥か向こうから
降りてきてこの大地に移り住んだらしい。いつか俺は愛機と
ともに星の海へと向かうつもりだ。
だから俺はウィル・ゲィムの気持ちがよく分かる。奴は今日も
発掘作業に追われているらしい。がんばれ。
今日はいい風が吹く。世界はこんなに輝いている。
82 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/22(木) 11:19
81のギャバン、ほのぼのかっこイイぜ。こういうのキボーンだ。
83 :
後に発見された、ギャバンの手記:2001/02/22(木) 22:42
俺の自慢のグレイト・ギャバンだが、最近密かな悩みがある。
いまいち出力が上がらなくて、演習での隊列からも遅れ気味だ。
発掘されたばかりで、慣らし運転と言う奴が不足しているのか?。
先日の模擬格闘でも、部下のボルジャーノンにロックアップで不覚を取った。
普段の立ち回りは俺自身の腕でカバーし、何とかごまかしているんだが…、
何かもっともらしい理由をつけて、グレイト・ギャバン2号機を調達したい。
84 :
メシェー・クン:2001/02/22(木) 22:58
ぶっちゃけた話ソシエの家ってお金持ちじゃん。あたし達には
あんまり縁のない世界で暮らしてきたからだと思ってたのよ。
あのちょっと…いや、結構エキセントリックな性格って。
父さんのこともあるからあたしも「はいはい」ってな感じで調子
合わせてたけどさすがに最近はアレ過ぎてついていけないわ…。
だって、勝てるわけないじゃん。あんなボールみたいので、
スモーに。白ヒゲみたいにビームの一つも出せるかと思ったら
全部実弾だし。絶対赤メガネとか指さして笑ってるって。
あたしだっていずれはムコ取って家業継がなきゃいけないのに
あれで死んだら笑えないわよ。あーあ、早く飽きてくれないかなあ。
85 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/22(木) 23:33
86 :
メリーベル・ガジット:2001/02/23(金) 07:25
月面からまた新しいMSを発掘した。
慣らしをしたが、ずんぐりむっくりした体型のワリには結構イイ感じの運動性だ。
とりあえず名前を付けなきゃいけないんで、ギムに相談しに行った。
ギムは腕組んで考えまくった後、「ズサン」と名付けた。
そういえば「ズサ」とか「ギガン」とか呟いてたなあ。
87 :
ジョゼフ・ヨット:2001/02/23(金) 22:29
俺たちが発掘したカプルもボルジャーノンとやらもいつの間にか
ミリシャで戦争の道具になっちまった。
…ま、いいけどね。俺たちは発掘さえできれば。頼むから宇宙人
なんぞに負けないでくれよ。さて、仕事仕事。
シドじいさん、昨日見つけた機械人形どうする?この黒い奴。
別に急いで動かす必要もない?そりゃそうだ。どうせあいつらが
持ってくだけだもんな。…あれ?ハイムのお嬢さん。何か?
え、ちょ、ちょっと、どうしたんですか。落ち着いて下さいよ。
?こいつを譲ってくれって?なんです、「ドム」って。はい?
まだあるはずだ?最低でもあと二機?そんな、そう簡単に
見つかるわけ……あ。
88 :
ソシエ・ハイム:2001/02/23(金) 22:47
姉さまが急に呼び出すから何事かと行ってみると、メシェーもいた。
?なにこれ。新しい機械人形?え、乗ってみろ?だってあたしには
カプルがあるし…はいはい、分かりました。
三機の十字目玉は壁を正面にして縦一列にきちんと整列した。…
姉さまいつから機械人形に乗れるようになったの?
…壁に向かって走るの?これ何のおまじない?ジェット…何?
姉さまの説明はよく分からないけど、とにかく走ればいいのね。
それじゃあ、さん、はいっ。
…何て言うか、加速がダンチだった。あたしの機械人形は壁に
めり込んであたしも卒倒したんだけど、姉さまはあたしに構わず
「オルテガになんて言い訳を…」
と慌てふためくだけだったと言う。
失礼な姉貴だ。
89 :
フラン・ドール:2001/02/24(土) 00:00
立ち上る煙。焼け落ちた民家。主に見捨てられたオートモービル。泣きながら母親を探す子供・・・。
ノックスにディアナカウンターのMSが初めて現れてから早1ヶ月。
今や私が撮る写真は、こんな光景ばかり。
ミリシャはムーンレイスとの技術力の差を理解しようとせず、いたずらに戦線を広げる。
一方のディアナカウンターも、本国からの補給が上手くいってないのか
民間人からの略奪をもしてると言うし・・・。
何でこんな事になっちゃったんだろう。
これがディアナ様が望んだ事なんだろうか・・・。
ロランは髭の生えた白いMSに乗って、かつての同胞と戦ってるし
キースは、ミリシャにもディアナカウンターにも見境無くパンを売ってるらしい。
かくいう私だって、他人様の不幸をネタにお給料貰ってんだから、二人の事言えないか、はは。
さて、フィルムも残り少ないし、そろそろ社に戻らないと。
あ・・・自転車のタイヤ・・・パンクしてる・・・。
90 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/24(土) 00:06
>87
>88
ワラタのでage
91 :
メシェー・クン:2001/02/24(土) 01:56
ソシエが壁に激突して大騒ぎになってたけどこれは確かに
ちょっとしたものだと思う。キエルさん曰く「どむ」だっけ?
これってひょっとしてルジャーナミリシャの奴よりすごいかも
知れない。そう思うとなんかワクワクして、エイムズを呼び出して
模擬戦をしようと持ちかけた。血の気が多いので二つ返事で
乗ってきた。早速力比べをする。圧勝。
500メートル競争をする。完勝。
装備合戦をする。ジャイアントバズーカすっげー。
しまいにはエイムズ泣き出しちゃってあたしはなだめるのに
一苦労だった。何やってんだか。
勿体無いけど男の面子とかのために「どむ」を埋める事にした。
ギャバンには内緒だ。男って、厄介ね。
このスレ最近の一番のお気に入り。ちゃんと本編のエピソードを踏まえた上で
ギャグ、シリアス、マターリのバランスが取れているので楽しいです。
職人さん、のんびりと頑張ってね。感想なのでsage。
93 :
ウィル・ゲィム:2001/02/24(土) 05:15
今夜は満月だ。月光はいい。昼間の作業の疲れが癒されていく。
月明かりを頼りに庭を散歩していると、大きな影が足元に落ち
ていた。よく見ると、それは人型をしている。小山のような人影。
「ギャバン隊長」
ボルジャーノンの掌に、彼は佇んでいた。月を背に、少し微笑む。
それから俺は巨人にもたれて一人でまくし立てた。ご先祖のこと、
月姫のこと、夢のこと。そして、俺のこと。
分かっちゃいるんだ。皆が俺のことをどう思っているか。陰で
笑われてるのも知ってる。でも、それでも、俺は。
急にボルジャーノンの手が動きギャバンさんは天に両手を広げた。
「行こうぜ、星の海へ」
たったそれだけの言葉に、不覚にも俺は涙ぐんでしまった。気づかれ
まいとしたが、鼻をすする音が思いのほか辺りに響いた。
ギャバンさんはずっと夜空を見つめている。月は今日も美しい。
94 :
ロラン・セアック:2001/02/24(土) 05:32
今日はメシェーとキエルお嬢さんと一緒にランチをした。
その時に今注目の芸能人についておしゃべりをした。
やっぱり流行の芸能人のファッションもチェックしないとだよね。
今年もあゆとモー娘はくるかなあ、とかいろいろ話題は出たものの、
「やっぱり今一番話題なのはディアナ様だよね」
「そうかも。月の女王様って、ムーンレイスのアイドルだもんね」
などと話していたら、キエルお嬢さんが「そんな…」と顔を赤らめていた。
何でお嬢さんが照れるんです?
「でもあのヒトのファッションだけはマネしたくないよね」
「同感。あんなカッコで街歩いたらコスプレイヤーと間違われちゃうよ(笑)」
「個性強すぎー(爆笑)」
と言ったらキエルお嬢様にひっぱたかれた。何でお嬢さんが怒るの?
その様子をやっぱり木陰から見ていたソシエお嬢さんが「ばかロランッ!」
と頬を膨らませながらギャバンさんのいる方へいってしまった。
みんな、戦争で怒りっぽくなってるのかな?
95 :
ソシエ・ハイム:2001/02/24(土) 12:59
バカ姉さまの妙なまじないで倒れてから数日後のこと、また
マウンテンサイクルから新しい機械人形が見つかったらしい。
「とても変わったフォルムでした。黄色くて、丸くて」
ロランが林檎をむきつつ話をしていると姉さまの顔がみるみる
紅潮して、ロランの手を取って出て行ってしまった。待ってよ、
仲間外れなんてずるい。
…やっぱ最近姉さまが変だ。車中でもずっと呪文のように
「ザクレロ、ザクレロ」と呟いている。正直怖かった。あ、着いた。
…うわぁ、これが…何て言うか、黄色くて、丸いわね。
「…Zはギリギリ許容範囲ですが。木星人は好きになれませんわ」
姉さまはしきりに「塩」だの「ジロ」だの言っていたが辺りの人に
シドじいさんが帰ってくる前に埋めなさい、と命じた。
折角の戦力を…。「嫌いなものは嫌いですもの」
失礼な姉貴だ。
96 :
ソシエ・ハイム:2001/02/24(土) 14:35
またもやマウンテンサイクルから何かが見つかった。でも今度のは機械人形じゃない。
ただの黒い箱だ。ジョゼフさんもシドじいさんも首をかしげている。
あ、お姉さま。これなんだか知ってる?
え? サイコロ? ふーん、なんだかそのまんまな名前ね・・・・
・・・・なに? この紫の髪のかつらは?
「今日からこれをかぶって生活なさい。それからロランのことはお兄ちゃんと呼ぶこと」
・・・な、なにそれ!? お兄ちゃんって、ま、まさか・・・
ちょ、ちょっと気が早すぎるんじゃないかな、姉さま・・・
「なにが早いものですか。手術などあとから受ければいいのです」
手術・・・そんな・・・もうそこまで・・・
ハイム家の長女ができちゃった婚なんて、世間様に顔向けできないわ・・・
97 :
ロラン・セアック:2001/02/24(土) 14:53
フィフスアベニューのチョコレートが手に入ったので午後ティーを楽しんでいると、
キエルお嬢さんがやってきて青い髪のかつらを手渡された。なんですかこれ?
「今日からをこれをかぶって生活なさい。それから女みたいと言われたら誰であろうと殴ること」
・・・・なんですかそれ? あ、ちょっと・・・?
キエルお嬢さん、いったいどうしちゃったんだろう。
などとぼんやり考えていると、突然黒い箱がこっちに向かって突撃してくるのが見えた。
紅茶を吹いた。そ、空飛んでる!!
「ロラン! よくも姉さまを傷物にしてくれたわね!!」
ディアナカウンターが攻めてきたのかと思ったら、ソシエお嬢さんだった。
な、なんのことですか傷物って・・・あ・・・あーあ・・・
結局コントロールしきれなかったらしく、黒い箱はふらふら飛び回ったあと海に墜落した。
なんなんだろう、あの姉妹は。
98 :
ジョゼフ・ヨット:2001/02/24(土) 15:59
・・・なんか黒歴史ってわけわかんねえな。
沈没するサイコロを眺めつつ思った。
あ、ソシエさんが出てきた。
あ、沈んだ。なんだ泳げないのか。
おいおい、指さして笑ってる場合じゃないだろ、ロラン。
99 :
ハリー・オード:2001/02/24(土) 18:06
最近出番が少ない・・・鬱だ。
それはそれとして、ミリシャの動きが活発になってきたようだ。
マウンテンサイクルの発掘に全力を注いでいるらしい。
これ以上戦力を蓄えられては何かと厄介だ。聞けば奴ら空を飛ぶ
黒い箱を見つけ出したとのこと。侮れんな・・・
ディアナ様にそのことを報告したら、こちらも負けずに発掘せよとのことだ。
「ディアナカウンターの魂を形にしたような機体を発見してください」
なにか良くわからぬが、早速掘り出しに行くか。
100 :
ゼノア:2001/02/24(土) 22:27
ディアナ様からの勅命でマウンテンサイクルの発掘作業中、奇妙な物を発掘した。
直径3メートルほどの赤い球体。
どうやら、MSのコックピット兼用脱出ポッドか何からしい。
中の状態がどうなっているのか調べる為ハッチらしき部分に近づくと
中から何か聞こえてきた。
『ララァ、私を導いてくれ!』
『まだだ、まだ終わらんよ!』
埋めろ!早く埋めてしまえ!
ああ、早く月へ帰りたい・・・。
102 :
ハリー・オード:2001/02/24(土) 22:58
ゴールドスモーにつるはしを持たせ、マウンテンサイクルを掘りつづける。
と、つるはしのさきに何かが当たる感触。
いそいそと掘り出してみれば案の定、モビルアーマーだった。
素晴らしい・・・まさしくディアナカウンターの精神を形にしたような機体だ。
黄色く塗装されたボディに笑い顔のペインティング、極めつけは
斬新なスタイルのこのシックルアーム・・・・
このハリー・オードの厳格なセンスに照らし合わせてみても最高の一語に尽きる。
早速持って帰ろう。
ソレイユへの帰還途中、ポゥに鉢合わせた。どうやらやつはかなり焦っている様子だ。
このところの失態続きではそれもそうだな。
そういえばあいつにはかなり世話になっている。私はもともとディアナ様の信頼も篤いことだし・・・
思い切ってポゥにモビルアーマー発見の手柄を譲ることにする。
ポゥは大喜びでシートにくるまれたモビルアーマーを持っていった。
いいことしたあとは気持ちが良い。
ここ最高!
職人の皆さんご苦労様です。
104 :
ポゥ・エイジ:2001/02/25(日) 01:22
ハリーから譲ってもらったモビルアーマーディアナ様にお見せしたところ、
「あら素敵な機体。ではあなたの乗る分は今後それでいいですね」
とのお言葉を賜ってしまった。鬱だ・・・・
ビグザムは嫌だがこれはそれ以上に嫌だ。大体これ宇宙用じゃないのか?
こんなんでどうやって前に進めというんだろう・・・・
愛しのフィル少佐に相談したところ、
「ん? ああタイヤつければきっと大丈夫だ、マイハニー」
といわれた。
早速整備兵にタイヤをつけるように頼むと、快く引き受けてくれた。
次の日格納庫を見てみると、見事に八つのタイヤが脇についていた。
しかしこれは、どうみてもトラックのほうがマシに見える。
しかも背中に「ポゥ・エイジ専用ザクレロ」とでっかくペイントされている。
ザクレロって言うのかこれ・・・なんか死にたくなってきた・・・
105 :
ジョゼフ・ヨット:2001/02/25(日) 06:21
確かにこの山には色んな機械人形が埋まっているがこれは別格だ。
いまだ発掘中だが頭部だけで白ヒゲ6体分はあり、紫色のペイントと
いかつい金色の角。まるで悪魔のようなその風貌に思わず震えが来る。
だが。俺は思った。この巨人を操ることが出来たら、それこそ俺は
領主だろうが国王の座だろうがいつでも手に入れられる。
クックク。武者震いがするぜ…。
…もしもし。フランか。すまん、今日は帰れそうにない。晩飯?
食えるわけないだろ。お隣りにでもおすそ分けしてこいよ。
?今日、ビーフシチュー?マジ?…あ、ああ、待って。あのさ、
明日の昼までには絶対帰るから、俺の分とっといて。そう、大体
3杯ぐらい。あ、あと飯の前にフロ入るから、それも頼むわ。んじゃ。
…よーっし、やる気出たあっ!!
106 :
ギム・ギンガナム:2001/02/25(日) 08:42
ふふふふふふふ。
武士であるこの私に最も相応しい機体が発掘された。
遙か昔の武士が身に着けた鎧をまとったその名もズバリ「武者ガンダム」
これからはこの武者ガンダムが私の愛機である。
107 :
メリーベル:2001/02/25(日) 08:48
発掘されてた武者ガンダムを見たギムは一目で気に入ったの様だ。
「これぞもののふに相応しい!」とか叫んじゃってさ
あんなのどう見たって誰かが冗談で作ったにきまってるじゃないか。
二頭身ししかないのにどこがいいんだか?
妙なMS発掘大会になってる…
109 :
メシェー・クン:2001/02/25(日) 15:04
はーい、こちらミリシャ…なんだジョゼフさんか。え?また新しいのが
いくつか見つかったって?このところ多いわね。自分たちで埋めてんじゃ
ないの?…あはは、冗談じょうだん。そこまでヒマなわけないわよね。
あたしにくれんの?ソシエの分も?ありがとー。最近カプルの調子が
悪くって。あっ、ソシエ。今からマウンテンサイクルに行かない?
ジョゼフさんが新しい機械人形くれるって。
「何で?あたしたちにはカプルがあるじゃない」
…ちょっと待ってよ。「たち」って、含むあたしなわけ?ホントは
分かってんでしょ?カプルじゃもう勝てないって。あたしたち戦場
に出ても失笑買ってるだけなのよ?なのに…
はあ…、言うだけ野暮なんだろうなあ。はいはい。あたしとあんたは
一蓮托生。頑張りますよ、この丸いので。
110 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/25(日) 16:58
111 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/25(日) 17:12
112 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/25(日) 17:50
113 :
ハリー・オード:2001/02/25(日) 17:56
マウンテンサイクルの発掘を続けていたところ、またもや素晴らしいものを発見した。
といっても今度のはMAやMSではない。それらの機体を記録したデータリストだ。
素晴らしい。黒歴史時代にはこんなすばらしい機体が存在したのか。
ハンブラビ、アッシマー、ガブスレイ、ジ・O・・・・
この「ハプティマス・シロッコ」というメカニックは相当な才能の持ち主に違いない。
これらの機体の前には私のゴールドスモーもかすんで見える。
そして、そんな機体がまだこのマウンテンサイクルのどこかに・・・
俄然やる気が出てきた。
このデータをディアナ様に提出して、より発掘に力を入れてくださるよう
進言しよう。
114 :
ポゥ・エイジ:2001/02/25(日) 18:45
今思えばあれはハリーの新しい手口だったのかも知れない。うかつだった・・・。
でもせっかくディアナ様から賜った機体だ、せめて飽きていただくまで乗ることにした。
でも・・・このデザイン・・・どう見ても慣れないな・・・。
涙が出そうだったが気を奮いおこしてコックピットに乗り込む。さて、まずは慣らしだ。
私がスロットを上げると同時に「ザクレロ」は八つのタイヤをゴロゴロと鈍く回し始めた。
ザクレロが進む様を整備兵達はゲラゲラ笑いながら見ていた。・・・拍手までされている・・・。
また泣きそうになったがこらえた。いつまでも泣き虫だったらフィル様にきらわれちゃうもん。
しかしこの機体は進むのが遅い。これならミリシャのオンボロ装甲車のほうがまだマシだ。
そもそも宇宙用を無理や・・・あっ!
…気を失っていたらしい。気がつくと坑道の中に私はいた。発掘隊め!そこら中掘りまくるからだ!
しかし落下のショックでザクレロは大破していた。…ラッキーだっ!もう乗らなくてすむ・・・。
そう思っていたら私の目にナノスキンに包まれた物体が飛び込んできた。
MSか、ホントよく見つかるな・・・、!?
・・・両サイドに見えるカマの様な物体が・・・。
・・・鬱だ、もう私はコイツから逃げれないのか・・・。
・・・溜め込んでいたものが目からとめどなく溢れた。
115 :
フラン・ドール:2001/02/25(日) 19:40
ディアナカウンター側のマウンテンサイクルに、潜入取材に行った時
奇妙な機体を発見した。
丸くて黄色い本体に、大きな複眼と口。
脇から伸びる手のような物の先は一対のカマ状。
それが八つのタイヤでマウンテンサイクルを疾走(と、言うほど早くないか)してる。
それにしても、不細工な機体ねぇ。
背中の部分には大きな文字で「ポゥ・エイジ専用ザクレロ」だって。
ポゥって人も気の毒ね、はは。
折角だから、1枚撮らさせて貰おうかな、って・・・
ズズーーーン・・・
あ・・・穴に落ちた・・・。
116 :
フィル大尉:2001/02/25(日) 21:10
もはや地球上の土地の確保よりも
マウンテンサイクルの発見、及びその発掘が最優先される様になった。
各地で黒歴史のMSが発見されている、
そしてその一つが 今 目の前にある。
かなりの旧型だ。装軌駆動 両肩に大口径のキャノン砲、
両腕はミサイルランチャーで構成されたそれはあまりに不恰好であり、
また現在は使用されてない口径の実弾を使用しており、
そして何よりも劣化が激しいことから使用を見送られた・・・。
こんなもの つかいもんにならん!! そう思っていた。
しかし しかし何故!! 見る度に 血が 血が騒ぐのだ!!?。
118 :
名無しさん:2001/02/25(日) 22:19
>117
それにしちゃでかすぎない?
頭部だけで∀6台分って…(‐;
今、放送だとどの辺りだろ。
ウィル・ゲイムがまだ生きてるから12話辺りかな?
120 :
ソシエ・ハイム:2001/02/25(日) 22:31
今日もまたマウンテンサイクルから新しい機械人形が発掘された。
しかし今回のは一味違う。なんせロランの白ヒゲと同じような格好の機械人形なのだ。
違うのはヒゲが生えてなくて、そのかわりに背中に翼が生えているくらいのものだけど、
こっちのほうがずっとかっこいい。
きーめた。あたし今日からこれに乗ろーっと。
・・・・ねっ、姉さま? どうしたの? いま凄く怖い顔してたけど・・・
なんでもない? そう、ならいいんだけど・・・
え? ロストマウンテン? あそこの山を越えて2kmくらい行った先にあるけど、
なんでそんなこと・・・あ、ちょっと姉さま・・・
・・・・・行っちゃった。変なの。
次の日起きてみると、昨日の機械人形の見つかったマウンテンサイクルが
丸ごと消えてなくなっていた。
ジョゼフさんの話では、昨夜あのあたりがまるで昼間のように明るく光っていたという。
あーあ、またカプルか・・・
121 :
その後のジョゼフ・ヨット:2001/02/25(日) 22:32
頭部しか出てこなかった…。お、おおおおお…
123 :
ギャバン・グーニー:2001/02/26(月) 02:18
ここ数日になって、遂にグレイト・ギャバン号の限界が見えて来た。
連日の訓練で、部下達も次第に機械人形の操縦に長けて来たために、
俺の技術でも調子の悪さをかばい切れなくなって来ている。
んでも、発掘された機械人形の中で、一機だけデザインが違うから、
これはきっと隊長機に違いない!って主張したのも俺だしな…。
今更、乗ってみたら性能が悪かった…なんて言えないだろ、やっぱ。
普通のボルジャーノンを赤く塗って角でも付けときゃ良かったか…。
124 :
ロラン・セアック:2001/02/26(月) 02:47
その日の夜はなんだか寝つけなくて、ベッドで本を読んでいると窓を
叩く音がした。…ソシエお嬢さん。どうしたんです?こんな時間に。
?眠れないから散歩につき合え?はい、いいですよ。おともします。
今夜は星が綺麗ですね。…あっ、大丈夫ですか?足元、危ないですよ。
…お嬢さん。分かりました。じゃあ、このまま。
暫く僕らは手をつないで夜道を歩き、不意にお嬢さんが言った。
「ロランはディアナのこと好きなんでしょう?」
絡めた手に少し力がこもる。心なしか声が震えたようだ。…ソシエ、
僕らムーンレイスにとってディアナ様は特別なんです。好きとか嫌いとか
そんな次元ではないんですよ。…お嬢さん?
お嬢さんはうつむいて、黙り込んでしまった。その姿はあまりに儚く
思わず僕も手を握り返した。星はただ静かに瞬いている。
ディアナ様、地球から見上げる月も、とても美しいですよ。
126 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/26(月) 03:30
127 :
ギム・ギンガナム:2001/02/26(月) 18:45
この武者ガンダムすごいよ!
・・・おっと失敬。小生としたことがつい舞い上がってしまった。
しかし凄いものは凄いのである。コクピットが頭部にあってしかも
2頭身のため体育座りで乗らなければいけないのは玉にキズだが
格好いいので気にしない。
先日も演習でもマヒローを軽く捻ってやりスエッソン機は特にペイント弾
で頭部にアグリッパの似顔絵を描いてやった。「御大将のやることか!」
と吠えているが小生が一番偉いので気にしない。
気分がいいので更に発掘作業を急がせる。明日はどんなMSが出てくる
だろう。とても楽しみだ。
128 :
スエッソン:2001/02/26(月) 21:28
御大将には悪いがこちらとしてもこのまま引き下がる気は無い。
と いう訳でマウンテンサイクルを発掘中である。
おお、早速出てきたか・・・ なっ何!! 御大将のと同じ面構え!!
力の限りを尽くし掘り出してみた所 一体だけで無くまだまだ埋まっている
様だ。 しかも二頭身じゃない これはいけるか?
文字が書いてある 何々 GーSAVIV・・・・
読もうとしたその時 背後より凄まじい殺気を感じた
振り返るとそこには怒りと悲しみに満ち満ちた巨大な影が!
「許サヌッ・・ 認メヌッッ・・・ ソコノ者!!!
今スグソノMSノ存在ヲ消スノデス サモナクバ・・・・」
ササさささもなくば?? なななんでしょ「御前ヲ代ワリニ・・・」
そこから先はよく覚えていない 必死だった俺は埋まっていたMSを
全力を尽くして破壊し 果ては軍の記録まで消去していた・・・
ただそのとき「よしなに・・」と聞こえた気がする ・・まさかなあ
129 :
ディアナ・ソレル:2001/02/26(月) 21:55
ふう、これでよし、と。
ロランのおヒゲをちょっと失敬して、どうにかこの忌まわしい機体に
核を取り付けることに成功しました。
・・・しかし、これは少しやりすぎでしょうか。
月の女王ともあろうものが、わざわざモビルスーツひとつのために
禁断の兵器を使うなど、果たして許されるのでしょうか?
ああ、わたくしは一体どうすれば・・・ん? Wガンダムからなにか聞こえます・・・
「教えてくれ! 俺はあと何人殺せばいい!?」
次の日マウンテンサイクルが消し飛んだと聞いて、わたくしの心は
今までにないほど晴れ晴れとしました。
ああ、いいお天気! 今日はきっとなにかいいことがありますわ!
130 :
キエル@ディアナ:2001/02/26(月) 22:06
はあ〜……。
ミリシャとディアナカウンターの小競り合いはなかなか収まりません。
最近はディアナカウンターも私の命令をなかなか聞こうとしないし。
やはり私にはディアナ様のようなカリスマが足りないんでしょうね。
でも、最近は皆が皆マウンテンサイクルから新しい機械人形を掘り出す事に熱中しているようですから
静かなんですけどね。
私は私でディアナ様のお考えに少しでも近づけるよう、今日も黒歴史の文献を
調べています。
最近読んでいるのは「G−1 GRANDPRIX」と言う本です。
私のお気に入りはララア・スンと言う女性です。
今度コスプレしてみようかしら。
ウフフ……ハリーの驚く顔が目に浮かびます。
でも、どうすれば肌を黒くできるのかしら?
131 :
ハリー・オード:2001/02/26(月) 23:32
ポゥが落ちた坑道からMAが見つかった件でディアナ様にお伺いしてみる事にした。
本来なら発見したポゥがお伺いするべきなのだが、部屋に閉じこもって
「ザクレロ、カマ付きはイヤだ、イヤだ・・・」とブツブツつぶやいている始末だ。
これだからデザインのわからん奴は困る。せっかく譲ってやったのに。
しかし見つかったMAはザクレロではなかったのだ。どうやら可変MAの様だ。
この前ディアナ様に献上したデータベースの控えにもそれらしいのが見つからない。
「バウンドドック」というものにも似ているのだが・・・。
しかし変形時はザクレロにも見えない事はない、カマ持ってるし。
とにかく扱いが難しそうだ、ここはディアナ様にお聞きするのが一番だ。
・・・失礼します、ディアナ様・・・!?
ど、どうなされたのですか?そのお姿は?・・・しかもその御髪、まるでボンボり…、
あ、失礼しました!・・・で今度は一体?
はあ、「ららぁ・すん」ですか、これはこれは・・・
・・・ええ、お肌を黒くなされるのでしたらば紫外線照射室がございますが。
しかしお言葉ながらお肌を黒くされる事はあまりどうかと・・・
?用件ですか?あ、また改めて参ります。…失礼しました。
あまりにも驚いてしまったので用件を言い出せなかった。
・・・しかし何故だろう、この胸の高鳴りは?妙に懐かしく暖かく・・・
まるで私を更に導いてくださるようなあのお姿・・・。
嗚呼、お肌を焼かれない方が、なんて言うんじゃなかったか・・・
132 :
ジョゼフ・ヨット:2001/02/26(月) 23:53
それにしてもこれは、きれいに吹っ飛んだな。
んー? ああ、わかってるよフラン。これ以上は近づかないよ。
なんか毒があるんだろ? ほら、そういうお前こそもっと下がってろ。
なんせ、お前は大事な身体なんだからな。
あーあ、それにしてももったいないなぁ。
ここにはたくさん埋まってそうだったんだけどな・・・
このまえの機械人形は頭だけだから役に立たないし・・・はあ・・・
・・・専業主夫も悪くないかな・・・・
ん?
今なんか聞こえたような・・・俺は死なないとか何とか・・・
・・・・気のせいか。帰ろ・・・・
>>124 こういうのを時々挟むと何かいいね。マターリ感アップ、まさに∀っぽい。
いいぞ!
134 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/27(火) 21:23
そのうちカテジナさんが発掘されそうだな(w
135 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/27(火) 21:29
>>134 それはディアナスレで出たから恐らく出ないだろな。
出たらかなり強烈な事になってる可能性大。
137 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/28(水) 12:30
age
138 :
ベルレーヌ:2001/02/28(水) 14:16
ダンスパーティー以来、すっかりキースがお菓子作りにハマって
しまった。確かにあれはいい出来だったと思うわよ。最後であんな
事がなければ皆さんに楽しんでいただけたのに…
でも、もういいじゃない。あたしたちだってお父さんの分までパンを
焼いて頑張らなきゃいけない時なんだから。…で、まあ結局何が
言いたいかって聞かれると…。お菓子の味見を全部あたしに回すのは
やめて欲しいのよ。だって、おいしいけど一日に二度も三度も…あ。
「お嬢さん、新作が出来ましたよ。前回より生クリーム2割増しにして
より舌触りを滑らかにしてみたんです」
いい加減その『お嬢さん』っての止めてよ。他人行儀なんだから。…今は
ちょっと、その、あの…
…どうしよう、また増えちゃった…
139 :
通常の名無しさんの3倍:2001/02/28(水) 23:08
age
140 :
ギャバン・グーニ−:2001/02/28(水) 23:54
ウィル・ゲイムの墓に来た。
今日はどうしても、あいつに伝えないといけない事が有ったからだ。
ウィル、飛んだぜ、お前の船が。
あの遺跡が、空を飛んだんだぜ。
もっとも、すぐに不時着しちまったけどな、はははは。
・・・すまなかったな、夢を奪っちまって。
お前を殺した事を、許してくれとは言わん。
どうせ近い内に、向こうで会うことになるだろうから
愚痴はその時に聞いてやるよ。
スエサイドの名が示す通り、俺は特攻しか能が無い男だからな。
だがこれだけは約束する。
見届けてやる・・・。
お前の代わりに、お前の船で、あの星の海を・・・。
そして俺は、あいつの好きだった酒を呷り
残りを奴の墓標にかけてやる。
その時、一陣の風が月に向かって疾った。
俺にはそれが、ウィルの夢そのものに見えたんだ。
またなウィル、次に会う時は、あの星の海で・・・。
141 :
テテス・ハレ:2001/03/01(木) 01:02
しかし、ウィルもあっけないもんだったね。
やっぱ夢ばっかみているお子様はダメってことかね。
最初に酒場で会った時に夢語ってるウィル見て思わずついていっちゃったけどさ。
・・・はあ、アタシとしたことが任務忘れてさ、もしかしたら
別の生き方ができるんじゃないかって夢みちゃったよ。…あの女の顔みるまでは。
…さてと、それじゃ任務の方に移るかねえ、ロリのアグリッパの言いなりはシャクだけど。
今のアタシにはお空の夢より足元に転がってる名誉市民のチャンス、だからね。
それにしても・・・あのロランって子・・・これからは要チェックね、フフ。
今度こそはオトナの女の魅力でオトしてみせるわ。
・・・やっぱお子様に弱いのね、アタシ。
142 :
キース・レジェ:2001/03/01(木) 09:49
最近ベルレーヌお嬢さんがよそよそしいのでロランに相談する事に
したんだけど…何でソシエさんとメシェーさんもいるわけ?
「面白そうだもん、えへへぇ」えへへじゃないっての。
「アンタがなんか悪さしたんじゃないの?」勘弁してよ、ソシエさん。
それまでじっと話を聞いていたロランが突然立ち上がった。
「悩むことなんかないさ、キース。お前はこんなに美味いパンが
焼けるじゃないか」
…そうか!そうだよな。俺にはパンが焼けるんだ。ありがとう、ロラン。
…出来ました、お嬢さん。北アメリア風ジャンボカスタードアップルパイ。
従来の製品よりざっと3倍の糖分アップに成功した…
…なあ、ロラン。お前、女の子に平手打ちされた事あるか?…そっか。
お前も苦労してんなあ……
店に帰ると空っぽの皿と『さっきはごめん』という張り紙があった。
しばらく口もきいてくれなかったけど、良しとしよう。
143 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/02(金) 01:46
なんか∀のネタって股〜梨するね
144 :
メリーベル・ガジット:2001/03/03(土) 19:08
最近、前にもましてミドガルド(
>>66参照)がウザイ。
未だにリンリンちゃん呼ばわりされてるだけならまだいい。
この前もトイレから出てきた時に目の前に立っていてタオルを差し出してきたし、
お風呂に入った後もいつも着替えをすり替えられている。
その着替えにはいつも手紙が添えられている。
「今日もリンリンちゃんにお洋服を作ってきたよ。
似合うといいな。着てね♪」
今日のは赤いシマシマで襟元にはフリルのような襟巻き、後ろについていたタグには
「クイダオレちゃん」と書いてある。一体何を参考に作ったんだ・・・。
当然捨てる。しかし鬱だ。そろそろ身の危険を感じる・・・。
今日も何も仕掛けられていない事を確認して寝る。
もういやだ、こんな生活・・・。
145 :
ハリー・オード:2001/03/04(日) 00:45
ロランにバイクを持っていかれた、
そこで新しい愛車を探しにディーラー・ロスト山にいく
なになに新型自転車か・・・。
3人乗りで色はレッドのみか、エンブレムが気に食わんが気に入った。
おやじっ!ゴールドはメーカーオプションでもないのか
146 :
ミラン執政官:2001/03/04(日) 02:01
まずいことになった。
ディアナさまのお召し物が明日にも足りなくなる。
クリーニングの過程で相当数行方不明で補充も追いつかん!
ハリー!なにを企んでおる!!
147 :
ソシエ・ハイム:2001/03/04(日) 09:59
メシェーはあたしのお友達。代々続く飛行機乗りの家系の子。
今日も休暇を利用して自分の飛行機で空へと舞い上がる。
一緒に行こうと誘われたが、今日はいいと断って、あたしは草原で
彼女のフライトを見守る。
…メシェー。本当はあたし、あんたに伝えたいことがあってここへ来たの。
普段からずっと一緒で、こう、なんていうか改まると言いにくいことって
あるじゃない?だからこの時を、ずっと待ってたの。
あたしは胸いっぱいに空気を吸い込んで、どこまでも続く青空に向かって叫んだ。
「墜ちろ、カトンボ!!」
…今言っとかないと、一生後悔すると思ったから。昨日読んだ冒険小説に出てくる
木星人の総大将のセリフなんだけどね。なんか、ヒップヘビーにぴったりだと思ったの。
…そんな本気で泣かなくてもいいじゃない。…ごめんね。
148 :
ギャバン・グーニー:2001/03/05(月) 00:13
ディアナ・カウンターとの小競り合いで、とうとう俺のグレイトギャバンが
オシャカになっちまった。ちょうど一機ボルジャーノンが余ってたから
拝借することにする。
でもな。やっぱり隊長機だからワンポイントで目立つ工夫がいるよな。
・・・あっ!!そうだ、色を変えよう。なるべくかっちょいい色で。
・・・よし、決めた。やっぱりシルバーだ。メタリック塗装でキメるぜ。
おお、素晴らしい。最高だ。太陽を浴びてより輝きを増す機体。こいつの名は
「銀狼のギャバン号」だ。ますます頑張るぜ。あ、キエルさん。
「あら、これはシン・マツナガ機のカラーリング。ギャバンさんも渋い趣味を
していらっしゃいますのね。見直しましたわ」
?シン・・・なんですって?
その日から何故か皆俺のことをマツナガ隊長と呼ぶようになった。はて?
>>148 銀のギャバンには、ぜひドッゴーラを掘り出してもらって
その頭に乗って
「♪倒せダブルマ〜ン、砕けモンスタ〜〜」
と、歌って頂こう
150 :
ディアナ・ソレル:2001/03/05(月) 00:58
最近ではMS発掘熱も収まり、わたくしも少々食傷気味。
こうなってくるとディアナカウンターでは一体どうなっているかが心配になってきます。
キエルさんはうまくやってくれているでしょうか?
それにわたくしのガンプラたちは無事でしょうか・・・
と、そんな折、グエン殿とわたくしのもとに招待状が届きました。
これは・・・・サンベルト共和国独立宣言!?
ミラン・・・早まりましたね。これは一刻も早く戻らなくては・・・
にしてもこの文面。一体誰が起草したのでしょう。気になります。
「今、我々は一人の英雄を失った」というのはアジ大佐のことでしょうか?
英雄というには無理があるような気もしますけど、これを書いたものは
なかなかのセンスの持ち主と見ました。一度お会いしたいものです。
151 :
キエル・ハイム:2001/03/05(月) 02:15
ミラン執政官からサンベルト共和国建設のことを聞かされ、
ついでに演説の草案も私が作ることになりました。はあ。
なんとか招待状の文面はできましたが、演説もこれと同じようなのでいいんのでしょうか?
とりあえず黒歴史からそれらしいのをいくつかパクってみましょう。
まず・・・・
「顧みろ! 今回の事件は、武力による抑圧を夢想した一部の過激主義者が招いたのだ!」
・・・偉そうな上にフィルたちの反感を受けますね。ボツ。
「アメリア大陸各領主、ならびにディアナカウンターの戦士に告ぐ。わたくしはディアナ・ソレル。
いわゆる、サンベルト地区と呼ばれる牧草地帯の所有権が偽りのものであることは
誰の目にも明らかである」
・・・完璧に喧嘩売ってます。ボツ。
「私はかつて、キエル・ハイムという名で呼ばれたこともある女だ」
・・・・言うまでもなくボツです。
演説というのは難しいものですね・・・・
152 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/05(月) 05:00
うまいなーage
153 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/06(火) 12:01
ageee
154 :
名無しさん:2001/03/07(水) 23:12
実はW肯定派だったキエルと意見対立するディアナ様キボン
リリーナ語録を駆使するキエルとか
156 :
ギム・ギンガナム:2001/03/07(水) 23:31
最近サバゲーにもマンネリ気味だ。
武者ガンダムは強いには強いのだが、強すぎておもしろくない。
スエッソンをいいようにおちょくれるのにもそろそろ飽きてきた。
実戦がしたいものだなあ。そのために何千年も鍛えているというのになあ。
戦争起きないかなぁ・・・・早く戦争になーれ。
なんつったりして・・・
気付いたときには小生は薄暗い部屋に一人で倒れていた。
後頭部がずきずきと痛む。後ろから一撃?
しかしなんの気配も感じなかった・・・一体・・・・
小生が倒れていた付近の床に「W」という文字があり、その上に
巨大な×印がつけられていた。
157 :
グエン・ラインフォード:2001/03/09(金) 03:30
ああ…気持ちいい。古い書物に書いてあったのだが、バスタブを野外に
持ち出して湯船につかるのがこんなに良いとは思わなかった。
「閣下。例の独立宣言に関する処置なのですが…」
「ああ…。ミラン執政官殿には少し休憩をとって頂こう…」
「かしこまりました。次のバスタイムには薔薇のエッセンスを
用意いたします」
「頼む」
秘書が去ると、私は頭と足先を出して身体を湯に浮かべた。
…何だ?足の間に何か…金色の…藻?
ブクブクブクブク…それは、突然水中から伸び上がり…
「ひ、ひああああああ…」
…気がついたら私は素っ裸で倒れていた。後で鏡を見たら、私の眉毛が
綺麗にそり落とされていた。泣いた。
・・・1st以外は認めない神出鬼没の女王ディアナ・ソレル・・・
恐るべし。
159 :
ハリー・オード:2001/03/10(土) 01:54
先週からディアナ陛下が部屋にこもられて何かなさっているようだ。
こんなこともあろうかとディアナ様のお部屋に盗聴器をしかけておいたので、
私だけは中の様子を探ることが出来る。まあ親衛隊長の特権だな。
はじめの数日はなにやら演説の内容をご考察なさっていたようだが、
後半になって明らかに様相が変わってきた。
「ヒイロたん・・・・・・ハァハァハァ」
ヒイロたん? なんのことだ?
「ハァハァハ・・・・あら? これは・・・?」
しばらくの沈黙の後、突然音声が止んだ。ちっ、バレたか。
次の日ポゥが軍法会議に掛けられることが決定した。
保険として盗聴器に奴の指紋を貼り付けておいてよかった。
160 :
テテス・ハレ:2001/03/10(土) 17:08
ウィル・ゲィムが死んでからこっち隠遁生活を続けながらディアナ暗殺
を画策していたが、ついにそのチャンスをつかんだ。
私が得た情報によるとディアナは近頃供も連れずに一人で外を出歩いて
いるらしい。全く、女王失格だね。しかし、私にとっては千載一遇の好機。
今度こそ、私はあの鼻持ちならない女王を暗殺して名誉市民として月に…
!来た。本当に一人だ。ようし、もっと近寄って…
「お父様!明日は私のお誕生日ですのよ!」
おわっ!びっくりしたあ!きゅ、急に振り向くなよ。誕生日?
「…と、普通の子ならここでぐれてしまうところでしょうけど」
…何言ってんの?この人何言ってんのー!?
「私はローラの顔を知っている。だから私は…ロランに殺される!!」
……。
「ロラーン!早く私を殺しにいらっしゃーい!」
…あ、もしもし、アグリッパ?私、しばらく休みもらうから。理由?…怖いんだよ!!
161 :
ロラン・セアック:2001/03/10(土) 22:36
ミリシャとディアナカウンターは今日も激しい戦闘を繰り返している。
同じ星を起源としても歩んだ歴史が違うだけでこうまで反発しあうものなんだろうか…
こんな事が本当にディアナ様の望まれた事なのか?
僕はホワイトドールのコクピットから身を乗り出しこう叫んでしまった
「戦っちゃいけないんだ、僕達は!!」
…今日のキエルお嬢様は妙に不機嫌で僕とは口も聞いてくれない、夕べのお食事の味付けに失敗した所為かな?
ソシエお嬢様は美味しいって云ってくださったのだけど…
ていうか、ディアナ様も一応はW全部観てるよな、この反応は。
163 :
メリーベル・ガジット:2001/03/11(日) 00:28
マウンテンサイクルから掘り出されたターンXのナラシ運転はあたしがすることになっている。
男は当然のごとくみんなやりたがらない。あたしもお尻が痛いからあんまり乗り気じゃないけど、
ギムに直々に命じられたんだから仕方ない。
それに、もしかしたらこれがあたしの機体になるかもしれないんだし、
色々試しておいて損はないだろう。
えーと、これがブースターで、これが・・・うわっ!
へえ・・・分離かぁ。すごいじゃん、このモビルスーツ。
で、これは・・・うわっ。腕が火ぃ吹いた。なになに? シャイニン・・・?
「Gか・・・・」
・・・・・・・・今なんか聞こえたような。整備兵、なんか言った?
・・・言って、ない、よね、うん。そうだね、ごめ
「Gはガンダムじゃないから、まあよしとしましょう・・・よしなに」
ギム、これあんたにあげるわ。え? いや、別に何にもないよ。うん。ホント。
164 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/11(日) 01:43
メシェー「ねえねえ、ソシエ聞いた? 最近この辺で、出るんだってよ」
ソシエ「で、出るって何が」
メシェー「妖怪金糸蜘蛛」
ソシエ「なにそれ、変なのー」
メシェー「あのね、なんかよくわからないんだけど、「自爆」とか「ウイング」とか
そんな感じの言葉に反応して現れるんだってさ。そんであとには金色の糸をのこしてくの」
ソシエ「ば、バッカじゃないの? そんなの嘘に決まってるじゃない」
メシェー「でも実際にミリシャで被害にあってる人いるよ。この前もミハエル大佐が
書類整理終わって「任務完了」ってつぶやいた途端に襲われたらしいし」
ソシエ「・・・・・・・・・・・」
メシェー「へっへー。金糸蜘蛛に襲われない呪文、教えてあげよっか? ロラン特製のアップルパイとひきかえで」
ソシエ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ソシエ「カテジナカテジナカテジナ・・・本当かなあ、これ・・・カテジナカテジナ・・・」
165 :
名無しさん:2001/03/11(日) 13:38
>96、97
遅レスで悪いんだけど、そっちなら箱の色は紫じゃ無いのか?
「あなたが―――蜘蛛だったのですね」
167 :
堂島大佐専用ザク:2001/03/11(日) 15:51
>166
「それが―――金糸蜘蛛の理ですもの」
・・・ここの住人でこのネタわかる人ってどれだけいるの?
168 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/11(日) 16:00
>>167 ナッツーは押しも押されぬベストセラー作家なんで、
知らない奴の方が少ないんじゃなかろうか?
169 :
>167:2001/03/11(日) 23:44
このスレのあのお方は首締めたくらいじゃ全く死にそうにないけどな。
170 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/11(日) 23:57
171 :
コレン・ナンダー:2001/03/12(月) 00:10
あの時 俺がガンダムに負けたのは
俺の中に眠る数々の英霊達を鎮め切れなかったからなのだろうか?
「おのれ!! 連邦の白い悪魔めッ!!」 何だ連邦って?
「・・ったっ助けてください! 少佐ーッ」 すまん 俺 曹長
「ああっ!! 体が熱いんだよ!!」 そりゃ大変だ ところであんた誰?
勝手に奇態を演じていたり ひどい時には記憶が跳んだりする
これではあの連邦の白いヤツには勝てん! {だからなんだ連邦って?}
馬鹿者ッ 修行が足りん!! だからお前は弱いのだ!!
頭の中の何かが命じるまま 俺は修行を開始した・・・
172 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/12(月) 00:17
>>165 ティターンズ色というのが念頭にあったもんで・・・
173 :
ロングライダー・ムロン:2001/03/12(月) 01:09
姐さんのアイアンホースのバッヂが何者かに取られてしまったのネ
姐さんもうカンカン
「どこのどいつだ!!わたしの大事なエンブレムをとっちまった奴は!」
姐さん、大事な羽マークを変なマークに変えられてしっまたのネ
イヤーン!姐さんオレじゃないっすヨ
え?髪の毛?俺じゃないっすよ〜
>>173 ってEpisodes読んでないとわからんな
175 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/12(月) 05:20
このスレええワ〜
>>171 コレンは扱いにくいから避けてたのに…
やるな、ブライト。
177 :
ロラン・セアック:2001/03/12(月) 11:22
「いいよー、ロラーン。サーベルの出力落として…そうそう。…わっ!!」
岩の窪みに満たされた水にビームサーベルを浸すと水は一瞬で沸騰した。
こんにちは、ロランです。昨日ソシエお嬢さんたちにウィルゲム発掘現場で
温泉に入った話(テテスさんと一緒、ってとこは内緒です)をするとお嬢さんは
急にお風呂に入りたいと言い出しました。戦場で、そんな…と説得しましたが
ソシエお嬢さんはホワイトドールを叩いて「これがあるじゃない」と言いました。
「ロラン、じゃああたしたち先に入るからねー。覗いたりしたら絶交よ」
「かわいそー。ロラーン、あたしは別に構わないよー、エヘヘ」
「メシェーッ!」
お嬢さんたちの楽しそうな声が僕の背中に覆いかぶさる。ホワイトドールの肩に乗って
僕は空を見ていた。こいつは、確かに恐ろしい兵器だ。それは否定しちゃいけない。
だけど、どんな武器でも結局は使い方次第なんだ。偶然だけど今僕はこいつを
操っている。そうなってしまった。だったら僕は僕のやり方を通す。ホワイトドールを
平和のために使う方法が何かあるはずだ。
「…外伝は、ねえ。どうにも扱いづらいものね。08も一応あの時代のものだけど…」
…は?キ、キエルお嬢さん?何でここに…
「まあいいわ。見逃してあげます。よしなに」
え?…えー!?ぼ、僕、何かいけないことをしてしまったんですか?
178 :
コレン・ナンダー:2001/03/12(月) 21:39
修行を始めてどの位経ったんだろうか。
軍務を離れたお陰か、最近は俺の中の別人が現れることも無く
順調に修行をこなしている。 こんなに静かな気分になったのは久しぶりだ。
最近とても嬉しい事があった 記憶がほんのちょっとだけだが戻ったのだ。
それは俺が冷凍刑に処される寸前のものだった
以前より{頭の中の別人}に悩まされていた俺は その解決法を黒歴史に
見出そうとしていた そしてその為にディアナ様のシークレットルームに
侵入した そこで俺の見た物は・・・ 数多くの{ガンダム}関連の書籍
それよりも多くのMSの模型 そして更に奥深くには・・・ うう・・
・・黒歴史にすら・・載っていない・・うおお・・で・・伝説の・遺物・・
プらも・・シュミレー・・・ぐああ 頭が アタマが割れそうだッ!
はあ はあ 駄目だこれ以上思い出せん・・・ ハッ!! 殺気!!
早くこの場を去らねば テヤッ!!
179 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/12(月) 23:12
180 :
ロラン・セアック:2001/03/12(月) 23:32
「まだそっちの方に肉あったろ。全部回せよ。今日中に食っちまおうぜ」
こんばんは、ロランです。今夜はグエン様が前線の兵士のねぎらいにと送って下さった
大量の肉と野菜でバーベキューです。おりしも今夜は満月。熱いお肉を頬張りつつ、
何故かウキウキしてるのです。と、後ろで何か怒鳴り声が聞こえました。
何ごとかと行ってみるとそこにはミハエル大佐、それに見事なブロンドの
がっちりした男女を先頭にした不思議な衣装をした人たちが睨み合っていました。
「ちょっとぐらいいいじゃないの。タダで混ぜてもらおうってわけじゃないんだからさ」
「貴様らムーンレイスだろう。我々が大人しくしているうちに、行った行った」
「レット隊の月団子と月の酒よ?そう滅多に飲めるもんじゃないぜ、ネ、姐さん」
「しつこいぞ!」
僕がどうしてよいかおろおろしていると人垣をかき分けて前に進み出た人影。
…ギャバンさん。
「…な、なんだよ」
「ムーンレイスはお引取り願いたいんだがな。…ま、しかし、これだけの大人数で
酒が足りなくなってきたんだ。その月の酒とやらを分けてくれるんなら、いいぜ」
「ヒュゥ!話が分かるじゃん」
「な、何を勝手な…大体酒ならまだ馬車に…もがもがっ」
エイムズさんが大佐を抱きすくめて、連れて行ってしまいました。さあ、仕切り直しです。
「大昔の乾杯はこうやって、腕を絡めてやってたんだぜ」
「腕相撲みたいだな…プハッ、つ、月の酒は効くな」
どっと笑いが起こる。ギャバンさんはもうフラフラだ。金髪の男の人は何ともないようだ。
「不甲斐ないねェ。負けたらもう一杯だよ」
「く、くく、く…だ、ダメだあっ」
あの女の人とエイムズさんの力くらべ。エイムズさんが子供扱いです。
…まるで夢のような光景です。こうして皆が身を寄せ合って夜の闇を過ごしている。
この光景が世界中に広がれば、争いなんて…?ソシエお嬢さん。…はい、お嬢さん。
いい具合に、焼けてますよ。…どうしたんです?
「あの人たち、ムーンレイスなんでしょう?」
僕たちよりもはるか昔のご先祖様がムーンレイスだそうです。…ソシエ。
「…分かってるわよ。みんな楽しそうなんだもん…あたし一人、我慢するわよ」
ありがとうございます。偉いですよ、お嬢さん。
「…ロランのくせに…」
お嬢さんはそっと肩を寄せて来た。僕は少しどきどきしながら、
焚き火をじっと見つめた。明日もきっと、いい天気です。
>>177 08モチーフのほのぼのマターリと思わせて、オチをああするとは巧いね。
>>180 こういう交流話も実に∀らしくて良いぞ。うむ、いい感じのバランスだ。
182 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/13(火) 22:18
なぜか僕は今、キエルお嬢さんと一緒にロストマウンテンにいる。
この付近に蔓延する「大地を腐らせる毒」の話をシド爺さんから聞いたキエルお嬢さんが、
どうしても行こうと言って聞かなかったからだ。
「大地を腐らせる毒」って、もしかして放射能のことじゃないだろうか?
じゃあ、ここらへんに埋まってるのは、やっぱり・・・・
背筋が冷たくなってきた僕を尻目に、キエルお嬢さんはなにやら
サイとかリスとかメルヘンなことをつぶやいている。
キエルお嬢さんも案外子供っぽいところがあったんだなぁ。なんか意外。
ねえキエルお嬢さん、もう帰りましょうよ。日も傾いてきましたし・・・
「・・・・そうですね、よく考えてみたら0083は後付けですもの。カトキのデザインは
好みですけれど、やっぱり認めるわけには行きませんわ」
・・・はあ。とりあえず帰りましょう。
184 :
ハリー・オード:2001/03/14(水) 19:59
ディアナ様がようやく式典の演説の原稿を書き終えたとの事なので
原稿を受け取りに伺った。はて?式典の件ならミランが進めているので
あいつに預けてくださればいいものを…なぜだろう?
答えはディアナ様の書斎ですぐに出た。
ディアナ様から原稿を受け取る時、一緒に金髪のかつらと眼まで覆い被さる
ヘルメットを頂いた。
「ハリー中尉、これからあなたはこれを被り『ゼクス・マーキス』と名乗りなさい。
そして私は中尉を『お兄様』と呼びます。これは命令です。」
…またディアナ様のお戯れ事が始まった。これで二度目・・・
前の時は白の宮殿で・・・
「ハリー中尉、これからあなたはこれを被り『シャア・アズナブル』と名乗りなさい。
そして私は中尉を『キャスバル兄さん』と呼びます。よしなに。」
少々鬱入ったが、ディアナ様からの最も信頼厚い私以外にこの役はできまい。
頑張るぞ、ハリー。・・・。
・・・やはり何か引っ掛かるな…。なんだろうこのモヤモヤは…。
185 :
ハリー、もといゼクス・マーキス:2001/03/14(水) 22:25
とりあえず演説内容を読み返してみる・・・・・
「しずまれよしずまれ・・・」
ん?う〜ん・・・黒歴史から引用したのだろうか?とはいえディアナ様はすごく期待した目つきで私を見ていたし・・・
原稿はミランに渡して私は発声練習を。あのときセリフも練習しなさいと原稿を渡されたのだ。
「私の愛機は・・・十分はやいさ!」
う〜ん・・・ダメだな。私に似合うエレガント・・・?
なんだ!?この身体の奥底からわき出てくる感覚は!
186 :
ディアナ・ソレル:2001/03/15(木) 14:07
…いいですね、ジョン。あなたは最強。あなたはエース。誉れ高きあの
「赤い彗星」なのです。
「…俺はエース…俺は最強…俺は…赤い…」
…そう。一度の戦闘で5隻の戦艦を沈めた勇者。さあ、このマスクを
かぶって身も心もシャア・アズナブルとなるのです。
「…俺は…シャア…俺は神を見た…」
…なんか違う物が混ざったような気もしますが…まあいいでしょう。
それでは私が手を叩くとあなたは覚醒し新たな道を歩むのです。
…それでは、よしなに。
「…ここは…アルテイシア!…いい女になったな…」
大成功。さあ、早速あそこに5機のウォドムがいます。腕の見せ所ですよ。
「…冗談ではない!」
この日のために赤くカラーリングして角飾りをつけたザクに乗り込んでシャアは
出撃しました。
シャアザクが近くの森でウォドムにボコにされているのをギャバンさんが
みつけたそうです。無残なシャアザクを見ていると何故か「シャアが来る」という
言葉が頭から離れませんでした。
…やっぱり「三日で出来る催眠術」なんて本が本物なら誰も催眠術師にお金なんて払いませんわね。
「ジョーン!畜生、誰がジョンにこんな事を…」
ごめんなさい、それ私。
187 :
ホレス:2001/03/15(木) 19:48
ほっほっほっほっほ
やはりこちら側に来て正解のようですね。
ディアナカウンターで制限がかかっていた研究も、こちらでは誰も何の邪魔の
しようが有りませんからね。
ほっほっほっほっほ
おや? 負傷者ですか? 私も何か手伝いましょう いえいえナノ工学というのは
医療にも適応できるのです、さあその実験材・・げふんげふん
さあ患者を早くこちらへ。
追伸
貴方に教えていただいた焼きプリンはとても美味しいです。
月で冷凍刑になってしまった教授、 ココはとても良い所ですよ。
ほっほっほっほっほっほっほ
188 :
ギャバン・グーニー:2001/03/16(金) 06:51
ロストマウンテンでまた新しい機械人形が
発掘されたと言うので見にきた。
蒼い、とにかく蒼い。頭が何か取ってつけた様に
不自然ではあるが、胸部のミサイルと言い、なかなかカッコいい!!
ニックネームをつけるとしたら「ブルーなんとか」がイイだろう。
なんと言っても蒼いからな!!
しかしこいつは俺の様な燃える漢よりも、もっとこう寡黙でクールな
やつの方が似合うだろうな。あと宿敵としてキチガイじみたような奴が
いたら完璧だな。
そういえばさっきからキエルさんがコイツを見つめながら
「EXAMは・・・どうしたものでしょう?」とかなんとか
言っているがどうしたんだ?
なんかこのスレマンネリ化してきたね。どのキャラも毎回同じ
ような内容だ・・・・職人さん頑張ってくれ!
そろそろ核爆発しようよ
191 :
メリーベル・ガジット:2001/03/16(金) 23:45
最近とみにミドガルドからのストーキング行為が激しくなってきている。
軍務の帰りに待ち伏せに会うのはしょっちゅうで、手紙は毎日五十通送られてくる。
もちろん全部血文字だ。最初のころは中身を読んでから捨てていたのだが、
一ヶ月くらい前の「僕たちは前世で選ばれた光の戦士で〜」のくだりを見て
吐いて以来目を通さずにシュレッダーにかけるようになった。
ここ一週間ほどは手紙の変わりにあたしの押印以外全て書き込まれた
婚姻届が送られてくるようになった。
極めつけは今日送られてきたこの白ジャムだ・・・・
手紙が同封されている。「最近顔色悪いよ? これ食べて元気になってね♪ Byみどがるど」
鬱だ・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうだ。
三日後、ミドガルドの地球行きが決定した。ギムも甘い。冷凍刑でちょうどいいのに。
ちなみにギムは食中毒で病院送りになっている。
これでようやく落ち着いて生活できるというものだ。一件落着。
ファースト信者(w としてのアイデンティティが
揺さぶられるディアナ様に期待age
しようかと思ったが、一応sageとこう。
職人さん、細く長く頑張ってくれぃ。
193 :
ハリー・オード:2001/03/17(土) 14:14
いよいよ今日は建国宣言の日。朝から緊張してトイレの回数も増えてしまう。
いかんな、ハリー。私の任務はディアナ様をお守りすること。そして原稿を壇上に届け
このヘルメットをかぶって『ゼクス』とやらを演じること。落ち着け落ち着け…?
これはディアナ様。先ほどミラン殿とともにおられたのでは?
…は?原稿を修正した?あとはわたくし一人でやるのでこれを?はあ、分かりました。
こちらの原稿を届けます。はい、それではのちほど。
…よく分からんが、『ゼクス』はしなくてよくなったらしい。少し残念だ。
時間だ。ディアナ様の麗しいお姿がホログラフに映る。我々は固唾を飲んだ。
「皆様、ディアナ・ソレルです。ええ…!?…え、その…ええと…
つ、月の都市ゲンガナムは、密閉型とオープン型をつなぎ合わせて建造された、
極めて不安定なものである。それも、過去の黒歴史で生まれたムーンレイスのために
急遽建造されたものだからだ。しかも地球連邦政府がムーンレイスに対して行った
施策はここまでで、入れ物さえ造ればよしとして、彼らは地球に引きこもり、
我々に地球を開放することをしなかったのである。
私の部下アジ大佐が、月の民すなわちムーンレイスの移民権を地球に要求した時
アジ大佐はイングレッサに暗殺された。そしてそのイングレッサ領主は武装団体を作り、
ディアナカウンターに挑んだのである。
その結果は諸君らの知っているとおり、ダンスパーティーの失敗に終わった。それはいい。
しかしその結果、アメリア領主達は増長し、イングレッサの内部は腐敗し、ミリシャのような
反平和主義運動を生み、黒歴史の残党を騙るコレンの跳梁ともなった。
…これが、ムーンレイスを生んだ黒歴史である」
「私、みんな知っていたな」
「お姉さま、そんな細かい嘘つかないでよ」
ふと見ると、キエル・ハイムがいた。
「ここに至って私は、人類が今後、絶対に戦争を繰り返さないようにすべきだと
確信したのである。それが、ムーンレイスを地球に降ろす作戦の真の目的である。
これによって、地球圏の戦争の源である地球に居続ける人々と同居する!
諸君!自らの道を拓くため、ムーンレイスのための領土を手に入れるために、後一息、
諸君らの力を私に貸していていただきたい。
…そして私は、宇宙世紀の時代に召されるであろう!」
………あ、ディアナ様、お疲れ様でした。あのう、おそれながら申し上げますが。
…確かに兵士の士気は高まりましたが、建国宣言とは少し毛色が違ったような…?
あと宇宙世紀とは一体何のことですか?
…はあ、分かりました。それではこれにて。
ソレイユのテラスから片づけの始まった会場を見下ろした。何故かかなりへこんで
いらっしゃるディアナ様と対照的にキエル嬢がつやつやしている。一体何があったのだ?
194 :
ソシエ・ハイム:2001/03/18(日) 15:06
ダストブローの建国宣言もよく分からないうちにうやむやになってしまった。
お姉さまは「私以上に私の心を語って下さいましたわ」と含み笑いをしていた。
最近なんかお姉さまが余計に怖い。
まあそれはそれとして今日は白ヒゲの操縦をロランに教えてもらっている。と言っても
ロランにも分かっていないことが多いらしく基本動作と武器の扱いぐらいしか教わることはなかった。
「あ、シドさんが呼んでる。お嬢さん、それじゃ後は復習でもなさってて下さい」
は〜い。・・・さてと。じゃあさっきのビームサーベルのページを・・・?
何これ?シート・・・うわあっ!
突然背中のほうで起動音がして座席がぐにゅぐにゅと動き始めた。な、なによこれ。
背中にこぶみたいのが当たって・・・あ・・・なんか・・・気持ちいい・・・
全身をほぐされて、体中のこりがとれていく。ふはぁ・・・
「お嬢さん、起きてください。ご飯の時間ですよ」
ロランの声であたしは目が覚めた。シートはいつの間にか止まっている。
・・・明日も来ようっと。
ロランの聖痕はマッサージ機の跡だったのか…
黒歴史の謎がまた明かされる…(藁
196 :
ロラン・セアック:2001/03/18(日) 18:36
どうやらマウンテンサイクルでまた変な機械人形が発掘されたみたいです。
今度は白ヒゲに似ている人形なんですが・・・灰色だったんで粘土かと思ったらしく、あちこちつるはしで削った後があるみたいです。
そのことをキエルお嬢様に話したら
「G−3ですわ!!!」
と叫びながら館を飛び出していってしまった・・・傷だらけで動かないらしいのに。
ボクも追いかけていったんですが、現場に着いたらもうそのG−3とか言うのは無かったんです。
あっという間に修理して消えたらしいんです。キエル様は変だなぁ。
197 :
ソシエ・ハイム:2001/03/19(月) 04:08
ロラーン、あたし、上手になったでしょー!
…ふふん。この天才パイロットソシエちゃんにかかればヒゲだろうが何だって
乗りこなしてみせるわよ。でも相変わらずこのノートはわけ分かんないなあ。
なんで文字が次々に…?モニターに文字が。…寒冷地仕様?つまり、寒い所で
動かせるってこと?あっ、それ面白そう。それじゃあ『YES』っと。
…?、別に何もかわりばえ…うひゃあっ!て、て、手先が!なんか生暖かいっ!
うわっ、気持ち悪っ!は、早く切り替えを…あ。
…足元がぽかぽかする…あー、こりゃいいわぁ…肩も。手先も、ちょっと慣れてきたし。
あんまり気持ちよかったのでついついまた居眠りをぶっこいてしまった。
ホワイトドールの中って、結構リラックスできる空間なのね。
追伸:暖かさの調節は目盛りを回すことで可能になる。冷え性のあたしには
中ぐらいがちょうどいい。満足。
>>198 ガンダム3号機じゃないですか?灰色だし。
>>199 ああ、そのまんまG-3でいいのか。
ディアナはG-3と勘違いしたけど実は違う物だったというネタ
だと思ったんだが。
201 :
ギャバン・グーニー:2001/03/19(月) 19:06
建国宣言時の奇襲作戦で、スモータイプを一機撃破。なかなかの戦果だ。
あちらさんも、まさか我が部隊の隊長機(旧グレートギャバン号)を囮に使うとは
思ってなかっただろう。
あの機体も性能の限界が頭打ちになってて、乗り換えのいい機会だったし
我が部隊の作戦勝ち、と云ったところだな、はっはっはっは。
ところがリリ様に戦果報告をした際に、一緒に居たキエル嬢に
日傘で血が出るほど殴られた。
その時「旧ザクの価値も解からぬ愚か者」とか何とか叫んでた様な…。
ソシエ、俺おまえさんの家族と
上手くやっていく自信が無くなっちまったよ…。
202 :
ロラン・セアック:2001/03/19(月) 21:48
何があったか分からないけどキエル様がものすごい目つきで徘徊している。
「旧ザク・・・旧ザク・・・・」
と目を血走らせている。ギャバンさんを殴り倒したらしいし・・・
慰めるためにマウンテンサイクルで新しい機械人形が出てきましたよといってあげた。
新しい人形は丸くて頭に大砲がついてるみたいです。それだけ言うと追いつけないほどのスピードで飛び出していきました。
その日の夕方マウンテンサイクルで巨大な球を転がしているキエル様を見かけたらしいです。
203 :
ソシエ・ハイム:2001/03/20(火) 00:03
ギャロップの操縦のためにラダラムおじさんが前線に来た。会うなり、
「やあソシエちゃん。相変わらず絶壁だな。ちゃんといいもん食べてるか?」
そこら中で失笑が起こった。大仏ホレスも笑いを噛み殺している。…
翌日、あたしとメシェーはカプルで偵察に出た。森林を歩いていると左右に何かの
気配がした。メシェーは気づいてないようだ。…5、6機はいる。あたしは叫んだ。
メシェー、前方に敵影発見。あたしが援護するから切り込んで。
「前方だね、オッケー」
メシェーのカプルが一気に森を抜ける。それに合わせて左右の気配も飛び出した。
不意を突かれたメシェーはウァッドに取り囲まれて集中砲火を浴びていた。
慌てふためく様子が開きっぱなしの回線から流れてきたが「はかったなソシエ」
の一言を最後に音声が途絶えた。…君はいい友人だったが君のお父上がいけないのだよ。
…?ね、姉さま、いつからいらしたの?…はい、降ります。ああ、また説教か。
そう思った瞬間あたしはきつく抱きしめられ、震える声で
「あなたは、鬼子です」
…あたし今褒められてるの?怒られてるの?どっち?
204 :
ギム・ギンガナム:2001/03/20(火) 00:31
ディアナが地球に降りて大分経つ。最初の頃は何とも思わなかったが
やはりいなくなってみると何か物足りない。…ん、これはまた懐かしい
ものを。ディアナの髪飾り。以前地球に降りてからどのくらいになるかな。
帰って来た時ディアナはすっかり憔悴し、千年女王の面影などどこにも
なかった。…辛い恋をしてきたらしい。
小生とて木の股から生まれたわけではない。ふさぎ込んだディアナを小生は
できるだけ優しく抱きしめた。今でもこの手に残る、髪の感触。
どれくらいそうしていたかは忘れたが小生から身体を離したディアナはもう
女王の顔に戻っていた。そして、この髪飾りを手渡したのだ。
…ディアナ。志すものの違いから対立してしまった我々だが本当は、今でも…
…!!な、なんだメリーベル。部屋に入る時はノックぐらいせんか!
な、何。小生が泣いていただと。バカを言え。さっきものすごい欠伸が出たから
そう見えるだけだ!ええい、よくもぬかしたな。運河人以下の貴様を今日まで
飼ってやった恩を忘れてぇっ!!
205 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/20(火) 00:54
いま、俺の中でこのスレほど面白いスレはない。
そういえばロランにディアナが正体を告げるのどうする?
それともこの状態にしとく?
っていうか、建国宣言したってことは、
もうロランは知ってんだよね。たしか。
大分歴史自体が書き直されてる気が…
個人的にはロランが知ることで次の展開が生まれると思う。
209 :
ロラン・セアック:2001/03/21(水) 00:52
「ボルジャーノンしかないだろうが。こればっかりはいくらソシエでも
譲れんぜ」
「何よ。カプルに決まってんでしょう?あの子、水の中だって潜れるのよ。
ねー、メシェー…あ、入院中だったか。ね、お姉さま」
「…でもギャバンさん。ボルジャーノンだったらククルス・ドアンになって
しまうような…いえ、なんでもありませんわ」
「俺はフラットを推すぜ。発掘にはちょうどいいんだよ、アレ。
地下水だって掘り当てられるし。ま、何でもいいけど」
…わざわざ発掘のためだけに持っていくんですか?ジョゼフさん。
「ロランはどーなんだよ。やっぱ白ヒゲか?一番頼りがいは
ありそうだけどな」
「あたしのカプルだってばー」
「俺のボルジャーノン!」
…そうですね。この前知ったんですけどホワイトドールって口から熱風
が出て、ドライヤー代わりになるんです。これって寝ぐせとか直すのに
便利じゃないですか?「…」「…」「…便利ね」「…便利だわ」
こんにちは、ロランです。僕の何気ない一言で、『もし一つだけ無人島
に機械人形を持っていけるなら何がいい?』討論はお開きになりました。
でも、ホワイトドールのメンテナンスをしながら思ったんですが無人島
に行くんだから寝ぐせなんて気になりませんよね。
ヒゲが物干し竿になる、ぐらいにしとけば良かったかなあ。
210 :
ロラン・セアック:2001/03/21(水) 22:40
マウンテンサイクルから、また黒歴史の遺産が発掘されました。
今度はホバー走行で、MSも乗せられて修理も出来る大きくて黄色い乗り物です。
何でもホワイトドールを乗せて前線基地にするとかで、僕が艦長をする事になっちゃいました。
それでホレスさんやラダラムさん達と、この乗り物の名前を決める事になったんですが…。
ラダラム「何て名前にする?ヘビ…」
??「ギャロップです!」
うわっ!キエルお嬢様いつの間に?!
キエル「この乗り物の名前はギャロップに決定致します。それとラダラムさん
ザ…いえボルジャーノンを三機、その内一機は青い塗装にしてこの車両に
積み込んでくださいまし。皆さんよろしいですわね?」
…余りの迫力に、その場に居た誰もが首を縦に振る事しか出来ませんでした。
去り際にお嬢様が呟いた「ザクとは違いますのよ、ザクとは…」って
一体なんだったんだろう…?
211 :
ハリー・オード:2001/03/21(水) 23:27
特命と云う事で、ディアナ様からお呼びがかかった。
先の建国宣言以来何故かすっかり元気が無くなってしまっていた様だが、どうやら
立ち直って頂けたらしい。原因は今だ不明だが、元気になられたのは何よりだ。
失礼します、ハリー・オード中尉入ります!
ディアナ様、特命というのは?…はあ、親衛隊機改修計画、ですか?
で、これが計画書と、ふむふむスモーを5タイプに改修…翼を付けて変形…
黒ずくめにマントと鎌…全身にミサイルポッド…格闘戦専用で2本のサーベル…
腕がヘビの様に伸びて先から炎…
ディ、ディアナ様、失礼ですがこれはちょっと…え?あとパイロットに美少年を
5人用意しろ?あの、ディアナ様?え?これは命令です?はっ承知致しました!
…どうにも釈然としないまま部屋を後にする。扉の前で溜息をついてると、中から声が。
「ディアナ様、このキエル・ハイム、転んでも只では起きませんわよ。
わたくしの反撃は、これから始まるのです、ふふ、うふふふふふ……」
なんだと?なんと言った?今、キエル・ハイムと言ったのか?!
212 :
ディアナ・ソレル:2001/03/21(水) 23:52
ソレイユに仕掛けておいた盗聴機の受信記録から、とんでもない事を聞いてしまいました。
事もあろうにキエルさんが親衛隊機を改修して、あの忌まわしき五機を再現しようというのです。
建国宣言の原稿を書き換えさせた事がよほど頭に来たとはいえ、このディアナ・ソレルに
真っ向から歯向かおうとは良い度胸ですわ、キエルさん。
ロラーン!ロランは居ますか?!
ああロラン、たった今からギャロップは進路をソレイユに変更致します。これは命令です。
危険ですって?それが何だと云うのですか!
このディアナ・ソレル、是が非でもソレイユに“還ら”なければならないのです!!
さあキエルさん、首を洗って待っていて下さいまし。
あらロラン、どうしたのですそんなに驚いて?え?ディアナ様?
……あらやだわたくしったら。
213 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/22(木) 01:13
>>210 >「ザクとは違いますのよ、ザクとは…」
お約束だが言い方がハマってて良い(笑)
214 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/22(木) 01:30
緊迫の展開応援あげ。
それにしても最初の頃の小悪魔ローラたんは何処へいったのだろう?
可愛かったのにハァハァ(;´Д`)
215 :
ギャバン・グーニー:2001/03/22(木) 01:34
ひょんなことからイングレッサミリシャの白ヒゲと力比べをすることになった。
ジョンやエイムズ、それにソシエの手前強がってみたものの、俺の
ボルジャーノンはかなり弱いし、まあ多分無理だよな・・・かっこいい負け方ないかな・・・
などと思っていたところ、案外あっさりと勝ってしまった。マジ?
「さすがですね隊長!」「やっぱりギャバン隊長は無敵だ!」「すごいですわバーニィさん!」
褒め称えるジョンやエイムズの間に、なぜかキエル嬢も混じっていた。
バーニィ? 誰? と尋ねる間もなく、キエル嬢は走り去っていった。なんなんだ一体?
その日の晩イングレッサミリシャ(正確にはキエル嬢)に夕食に誘われた俺は、
ハンバーグをご馳走してもらった。
なんかキエル嬢が俺のことをじっと見ていたのであまり食は進まなかった。
てーかあの人怖いよ・・・俺だけかな?
216 :
ハリー・オード:2001/03/22(木) 20:52
とりあえず五機の改修は終了。パイロットも何とかそろえられた。
勿論その一人は私なのだが。それをディアナ様に見せると、
「顔が違う!機体の顔が違いますわ!」
と言いつつ部屋に戻っていかれてしまった・・・そして数分後、何やら本を持って
「こういう顔にしなさい!コレはガンダムなのです!スモーじゃナンセンスですわ!」
と言われてしまった。確かにこのボディにスモーの顔は似合わないな。
しかしディアナ様、去り際にこんな事を・・・
「決戦の時は近いですわ・・・ディアナ!叩きつぶしてあげます!」
などと嘆いていた。ディアナ様・・・一体どうなされたのですか?
ハリー=ヒイロ ミラン=カトル
ポゥ=トロワ フィル=デュオ コレン=五飛
218 :
ミドガルド:2001/03/22(木) 23:23
地球に左遷(とば)されて、とあるパン工場で働き始めてから早や2週間ほどしたある日。
アグリッパの命令だかで、ディアナ・ソレル暗殺の命が下された。
ついてはそれを伝えに来たテテスとかいう下賎の女を側近として使え、との事。
あのクソオカマ摂政め、なにも解かっておらん。
あんなバケパイのアバズレ女など遣されてもこれっぽっちも萌えないっつーの。
はあ…リンリンたん(メリーベル)今なにしてるのかなあ…。
そうだ、今度私がキース親方に提案したアニマルパンを、リンリンたんに贈ってあげよっと。
勿論、白ジャム付きで。
219 :
ロラン・セアック:2001/03/22(木) 23:47
ソシエお嬢さんとメシェーさんとディア・・・キエルお嬢さんが三人でおやつにしていたのだけれど、
ふとしたことから「誰がこの中でいちばん魅力的か」というような話題になった。
「あら、そんなのあたしに決まってるじゃない。この胸さえあればどんな男だってイチコロよ!」
「はぁ? アンタなに言ってんの? 今の時代はあたしみたいなボーイッシュなタイプがいちばんウケるのよ」
「二人とも落ち着いて。冷静になって考えれば、わたくしの清楚さにかなうわけないと気付くはずです」
三人の目は自然と僕に向けられた。うーん・・・・
あの、ちょっと待っててくださいね?
ルージュは薄く引いて・・・アイシャドウも控えめに・・・できた。どうですか?
「・・・きれい」「・・・・・・・・・きれいね」「負けた・・・」
三人は一様にショックを受けたような表情になり、この話はお開きになってしまった。
はあ・・・・美しいって罪だなぁ・・・・
220 :
ギャバン・グーニー:2001/03/23(金) 16:46
ソレイユまでまだかかりそうなのでグレイトギャバン二世をならしてみようと格納庫へいく・・・
すると何故か蒼くなったグレイトギャバン二世があった。なんか電磁ムチみたいなのが付いてるし。
とりあえずならしてみる。
・・・・・すごい機動性だ・・・はきそう・・・だが・・・ギャバン号とはとうてい出力が違う。しかし一体誰が?
221 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/24(土) 17:02
職人さん期待age
222 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/25(日) 05:20
223 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/26(月) 02:48
224 :
ソシエ・ハイム:2001/03/27(火) 15:35
相手の衣服を繕ったら、それは求愛の証。…そんなの初めて聞いた
けど、ギャバンは大真面目にあたしの帽子を直してくれている。
…ごめんね、ギャバン。やっぱりあたし…
次の日、あたしはロランのズボンをこっそり持ち出していた。夕べ
膝のところが破けたのを見たからだ。…糸、よし。針、よし。じゃあ
始めるわよ。…すかっ。…すかっ。
…まず針穴に糸が通らないってのはさすがに問題かしら。
「ソシエお嬢さん、こんなところで…あっ、僕のズボン。もしかして
繕って下さってたんですか?」
ん、ま、まあ、ね。
「嬉しいなあ。でもいいですよ。あとは僕がやりますから」
そう言ってロランはあっという間に修繕を終えてしまった。…ロラン
悪いけどこの上着もやっといてくれない?
「?いいですよ。少し待ってて下さい」
…そうよね。本当にいい女ってのは求愛するよりされる側でないとね。
225 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/27(火) 15:45
+ + キラキラ γ ‐‐- 、
ノノノ从 ミi
ヽ(´ー`)ノ + ステキ! (´冖`*) |
.i__i O~∀~O´
| |〜〜 ムヾヾ ゝ
◎ ̄ ̄◎ ころころ〜 (__(_)
226 :
そしえ・はいむ3ちゃい:2001/03/27(火) 18:22
であなかうんたーがきたらぐぅぱんちでたたかうの。
227 :
キエル・ハイム:2001/03/28(水) 00:40
待ちに待ったこの日がやってきました。わたくしのガンダム5機の御披露目の日です。
ウイングタイプはハリーが泣いて懇願した為ゴールドの塗装なのが悔やまれますが、その他の機体は概ね理想通り。
それにしてもこうしてソレイユの前に並べると、何とも頼もしい姿。これで反撃体制は整いましたわ。
そこへ土煙を上げながらこちらへ疾走する黄色い大型車両が。お髭のホワイトドールも見えますわ。
…来ましたわねディアナ様。しかし時、既に遅しですわ。殺せるモノなら早く殺しにいらっしゃーい!
さあ行きなさい、わたくしのガンダム達!!ファーストにしがみつく老人に新戦記の鉄槌を!!
…あら、何も仕掛けずに行ってしまったわ?あのディアナ様が恐れをなして逃げるとも…。
ちゅど〜〜〜〜ん!!!×5
な、何が起こったのです?!ああ、わたくしのW達が次々と爆発を!!
「5機のコックピットのスイッチを全て自爆スイッチに変えさせて頂きましたわ。
言った筈ですよキエル・ハイム…わたくしはWは認めない、と。」
見上げると、ソレイユのブリッジの上に人影が。あああ、あれは、ディアナ様!!
すると先程のホワイトドールは囮?!ああ、燃える…わたくしの…わたくしのガンダムが…
「主義には反しますが言わせていただきましょう。ソレイユよ。わたくしは帰還(かえ)ってきた!!」
228 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/29(木) 12:19
age.
229 :
通常の名無しさんの3倍:2001/03/29(木) 18:57
ageます。
よしなに。
月光長age.
231 :
ディアナ・ソレル:2001/03/31(土) 22:36
ソレイユ奇襲は成功し、あの忌まわしい破壊しましたわ。
現在はソレイユとのいざこざは沈静し、マウンテンサイクルで機械人形の発掘にいそしんでますわ。
それにしても一年戦争時の機体は塵ほども出てこないですわ。出てくるのは忌まわしい人形だけですわ。
私はあのウイ・・・・名前を口にするのすら汚らわしい!あんな五体を作ったキエルはもうすぐクビですね。
ディアナ様が壊れてしまわれた
233 :
キエル・ハイム:2001/04/01(日) 16:19
…どうしましょう。わたくし、とんでもない事をしてしまいましたわ。
いくら黒歴史に魅せられたとは言え、よりによってディアナ様を
敵に回してしまうなんて。…徹底抗戦…駄目。こちらのデータを逆手に
取ってあんな仕掛けが打てる手合いですのよ。わたくしの手には
負えませんわ。…ハリー中尉をここへ。
…なんです?やけにひどい怪我ですのね。ああ、確かWは他の機体の
倍以上の火薬がセットされていたんでしたっけ。お気の毒様。
…そうです、あなたの思っている通り。わたくしとディアナ様はあの日、
『ガンダムをナマで見たい』というディアナ様のワガマ…いえ、お願い
が元で入れ替わったのです。
…ハリー中尉。今すぐディアナ様の元へ行ってくださいまし。この事態を
収めるにはまた入れ替わるよりほかありませんわ。
…ええ、確かにお怒りでしょう。そこで、これを…ランバ・ラルとラル隊の
限定版ブロマイドです。わざわざ月から取り寄せましたの。ディアナ様、
人前ではシャアファンを装っていらっしゃるけど、本当はおじさま好きなん
ですの。…ええ、ライブラリから。
…ハリー中尉。早く戻ってきて下さい。今のわたくしにはあなた以外頼れる者が
いないのですから。(他は皆入院中)
234 :
ハリー・オード:2001/04/04(水) 23:18
全くツイていない。先日のモビルスーツ爆破の怪我も癒えぬのに、
キエル嬢のディアナ様に命じられて、キングスレーの谷まで出張だ。
体もボロボロなので内心嫌がっていると、「そういえば中尉のスモーは
まだ修理中でありましたな。……この際ザクレロに機種転換するというのは
いかがでありましょう?」などと脅すので仕方なく出発した。
修理中だったスモーの方は、損傷の軽かったフレームに予備の装甲板をつける
作業はほぼ完了していたが、塗装はまだ下塗りの赤い色が剥き出しでみっともない。
……だがこれはこれでいいような気がしてきた。
谷に着いたが、考えて見たら本物のディアナ様もかなり濃いお方であるし、
この調子の悪い体にはかなり負担になりそうだ。
折角ドキュソだらけのディアナカウンターから離れることができたのだから
この際ディアナ様を探すのはもう少し後にしてしばらく自主休暇にするか。
235 :
ハリー・オード:2001/04/05(木) 13:03
ムーンレィスの難民に紛れて、谷の発掘現場へ潜入した。
身分を技術者と詐称して現場をうろうろしていたところ、ミリシャの
スエサイド部隊とかいうパイロット連中に声をかけられた。
隊長らしき男が、私のサングラスを見るなり「いい眼鏡をしているな」と
言ってきたので意気投合してしばらく話していたが、ミリシャに入隊
しないかと誘われた時、立場も忘れてうっかりミリシャの正義に異議を
となえるようなことを言ってしまった。
これはまずい事を言ったかと思ったが、相手は逆に笑みを浮かべて、
「気に入ったぞ兄ちゃん、それだけはっきりものを言うとはな」ときた。
ミリシャにも度量の大きな者がいるようだが、この妙な感覚はなんだろうか?
236 :
ハリー・オード:2001/04/05(木) 15:55
まさか、恋?
ハリーはザクレロを気に入ってたんじゃなかったか?
ガーソ
過去レスチェック甘かった……逝ってきます
どうも最近、妙なサングラスの男がいると聞いたのでまさかと思っていましたが、
ハリーがいつのまにこんな所に?
聞けばソレイユに私を連れ戻すために来たとか。嫌です!私はここに留まって
発掘を……え?ブロマイド?
そ、それを今すぐ渡すのですハリー!ああ……すばらしいですわ、どこでこれを?
いえっ!私はこんなものでは騙されません!私は1年戦争の機体を揃えるまで、ここを
離れる訳にはいかないのです!
すごすごと帰っていくハリーを見送りながら誓いました。せめてザクレロだけでも
発掘できれば、その時は喜んで戻りましょう、と。
はっ!あのスモーの色は……真紅!?
ハリーもなかなか分って来たようですね。私が帰還した暁には大尉へ昇進させることに
致しましょう。
そういえば、ハリーを見送る少し前、ウォドムが来たとかビームがどうとか、外が少し
騒がしかったようですが、ブロマイドを眺めるのに忙しくてよく判りませんでした。
何かあったのでしょうか?
240 :
ロラン・セアック:2001/04/07(土) 07:11
マウンテンサイクルからなんだかすごく無茶なのが出てきたそうです。
出てきた途端稼働して数人の作業員を焼いた(生存)らしいです。
ウォドムに似て居るんですけど・・・どうなんでしょうか?
242 :
キース・レジェ:2001/04/07(土) 23:39
最初は何が起こっているのか分からなかった。白ヒゲの頭がバレーボールのように跳ね、
胴体がその下で踊っていた。その珍妙な様子に思わず紅茶を吹き出したりもしたが
後からロランに話を聞くと頭部修理中にディアナカウンターと遭遇したらしい。
ソシエさんの無鉄砲ぶりを愚痴っていたが俺はその半分も聞いてやしなかった。
…そう、俺の頭の中にあるインスピレーションがわき上がっていたからだ。
…出来た。キース特製ホワイトドールパン。白ヒゲの頭部をモチーフにしたデザインと
舌でとろけるやわらかクリーム。工場につまみ食いに来ていたスエサイド部隊も絶賛だ。
「こりゃいい。ボルジャーノンでも作ってくれよ」
…また後でね。あっ、ベルレーヌお嬢さん。見て下さいよこれ、絶対売れますよ。
「…あのねキース。忙しいからそういうのは後でやってくれない?」
え、だ、だって白ヒゲですよ?中身はクリームの。お子様中心にヒットしますって。
「あなたも工場長なんだから遊びはほどほどにしてね。そんなの物好きが冷やかしに買ってくだけよ」
…いやっ、売れます!俺の職人生命を賭けてもいい!こいつは俺の最高傑作だ!
「…じゃあこのノックスで一週間以内に二百個さばいてみて。お話はそれからにしましょ?」
よーし、言いましたね。二百個ぐらい一週間といわず三日で完売ですよ。
…こうして後にフランの勧めで(自費)出版した自叙伝『パン屋馬鹿一代』の一節
『キースの不思議な旅』として知られる行商は幕を開けた。
見てろよ、この白ヒゲパンでアメリアパン業界をシメてやる。
243 :
キース・レジェ:2001/04/07(土) 23:41
いきなり街頭で売りに出すのはなんなのでひとまずロラン達でリサーチする。
評判は上々で全部で10個売れた。
「ロラーン、新しい顔よーっ。アハハ、お上手っ」
…なんかフリスビーみたいな使われ方をしているがまあいい。今は売ること
だけを考えろ。
その後もまあ適当には売れた。ただ、今日の予定個数である30個にはわずかに
届かない。欲を言えばもう少しスタートダッシュを決めたかったが…
?誰かいる。お坊さん…そうだ、最近この辺をよくうろうろしてる人だ。いつも
何かを作ってる。…あ、こっち見てる。え?パンですか。あ、はい、どうぞ。
このまま持って帰ってもしょうがないですしね。…あの、何か…
!!ひゃあっ!!お、俺が何したってんですか!え?ガン…?あっ、駄目です、
そっちは売り物…ああああっ!!
…俺の旅は早速座礁した。
244 :
ロラン・セアック:2001/04/08(日) 09:54
キースのパンをシド爺さんに届けたところ、
「コレだ!」
と叫ばれホワイトドールの所へ真っ直ぐ向かっていってしまいました。
数日間は気にも留めなかったのですが、テストと言うことで乗ってみたら、
「赤いボタンを押すのじゃ!」
と言われ押してみると驚きです。ヒゲからビームが出たんです。
それも赤い奴。山が少し溶けましたからね。パニックです。
勿論そんな武装はいらないんで文句を言いに行ったら、
「年寄りの遊び心なのに・・・ロラン、あんたは慈悲がないの。」
と言われてしまった。そのまま押し通すほど僕は気が強くない。
結局ヒゲの部分からビームが出るようになってしまった。
技術はすごいけどなんだか・・・
シド自慰はスパロボヲタなのか…
246 :
通常の名無しさんの3倍:2001/04/10(火) 01:30
age.
247 :
通常の名無しさんの3倍:2001/04/12(木) 03:16
もしかして「赤ヒゲ」になってたり(藁
248 :
通常の名無しさんの3倍:2001/04/14(土) 01:02
そろそろ新作きぼ〜ん。
249 :
ロラン・セアック:2001/04/17(火) 02:29
やめてくださいコレンさん!それは違いますよ!
お久しぶりです、ロランです。
今日はギャロップで通り掛かった町でお祭りをやっていたのでみんなで寄り道です。
町の人が作ったいろいろなハリボテが川を流れて行くのをディアナ様と眺めていたんですけど
ホワイトドールに良く似たハリボテが流れてきたと思ったら、突然出てきたコレンさんが
暴れ出してもう大変な騒ぎになっちゃいました。
これは本物のガンダムじゃありません!ただのハリボテです!
そういえばあのハリボテ、ホワイトドールとはちょっと違うような。
それに、背中に羽根みたいなものが……。
ああっ!ディ、ディアナ様まで!お二人とも一体どうされちゃったんですか〜!
250 :
ディアナ・ソレル:2001/04/17(火) 18:55
ええい忌々しい五体のリーダー格が!叩きつぶしてくれる!
「ちくしょー、このガンダムが!」
良いですわコレン、もっとおやりなさい!
「おらおらおらぁ!!!」
「や、止めて下さいよお二人とも!」
お黙りロラン!わたくしはここでコイツをたたき壊さなければ気が気でなくなるのです!
おおおりゃぁぁぁああああああああ!!!跡形もなくなりましたわ。コレン、よくやりました。
251 :
通常の名無しさんの3倍:2001/04/21(土) 01:40
ageときます
252 :
ギャバン・グーニー:2001/04/21(土) 20:58
ソシエへドレスのプレゼントをする為、ルジャーナの仕立て屋に行く事に。
しかし如何せん俺にはその辺のセンスは皆無なので、ヒゲのパイロットのロラン・セアックに
ドレスの見立てをして貰う為に同行してもらった。
元々ハイム家の使用人だった彼ならソシエの趣味なども知っているだろう。
早速店に入ると、女性用の服やら下着やらに圧倒される俺を尻目に、最新の春物とか今年の新色とか
ロランは何故か妙にはしゃいでいる。
途中、店員にお綺麗な彼女ですねと言われる。ちちち違うっつーの!
おいロラン!浮かれてないで早いとこ決めてくれ!
俺がそう言うとロランは何故かブー垂れながらも、一着の白いドレスを俺に見せた。
ほう、これはなかなか。それでこそ見込んで連れて来た甲斐があったと云うものだ。
しかし服だけ見てもイマイチイメージがなぁ。やはり誰かに着てもらわないと…。
なに?試しに僕が着ましょうか、だと?はっはっは、おいおい冗談だろロラン…
と俺が言うが早いか、ロランはサッサと試着室へ。こらロラン!お前さん一応は男だろ?!
数分後、試着室のカーテンがサッと開くと俺は、いやそこに居た者みんなが声を失った。
…イイ。
うぎゃああ!計算した筈なのに省略がぁ!!
逝ッテキマス・・・
>252
・・・イイ。
だから逝かなくてもヨシ
255 :
通常の名無しさんの3倍:2001/04/22(日) 23:55
age
256 :
ギャバン・グーニー “夜明け”前日・・・:2001/04/23(月) 02:01
ふう、これで良し、っと。
我がスエサイド部隊は、その名称からも解かる通り突撃や特攻が信条だ。
そう云った隊の性質上、出撃前には遺書を書くのが決まりになっている。
まあ遺書といっても両親や恩師、隊の仲間や戦死していった友人などへの感謝の言葉と
ちょっとした決意表明と云った簡単な代物だが、俺はコイツが嫌いだ。
別に死ぬのが怖いとかそんなんじゃなく、単純に面倒臭いからだ。
しかしそんな俺が、今日はそれとは別にソシエ宛てにもう一通分筆を振るう事にした。
その行為に深い意味は無い。強いて言えばソシエは俺にとってそれ程の存在って事だ。
まあ今回の作戦は新しいマウンテンサイクルの探索。あちらさんの陣営に近いとはいえ
危険度は低いし、勿論死ぬつもりは毛頭無い。
別に舐めてかかってる訳じゃなく、むしろ守るべき存在ってやつができて気が引き締まる
ってモンだ。はっはっは、我ながら少し恥ずかしいな。
おっともうこんな時間か。俺は遺書ともう一通を手に部屋を出る。
ソシエ、この作戦が終わったら式の日取りを相談しような。
257 :
通常の名無しさんの3倍:2001/04/23(月) 04:50
>>256 うう、できればifとしてギャバンには死んで欲しくない・・・。
ifじゃない。
259 :
通常の名無しさんの3倍:2001/04/24(火) 00:00
地味に伸びてるので期待age
テテスも氏んでないしifでもOKでは
261 :
ゼノア:2001/04/24(火) 16:35
最近は発掘作業に忙しく、ロクに出番も無かった私だが、
ついに再び歴史の表舞台に返り咲く時が来た。
見よこれを! 黒歴史時代の遺産を発見した! ふはははは!
この功績により、私は少佐に昇進、更に親衛隊に抜擢されるであろう。
無能なフィルめ、いつまでもデカい面はさせんよ!
などと浮かれていたが、よくよく調べてみたら、
なんと、発見物はあの恐るべき核兵器であるらしい。
うぐぐぐ、たまの出番だと思えばこれだ。
こんな物を無知蒙昧な地球人に渡すわけにはいかないし、
さりとてソレイユに持って帰ってフィルを喜ばすのも癪だな。
仕方がない、テキトーに埋め戻しておくか…
と、穴を掘り始めたところへ、ミリシャのMSが乱入してきた。
ああっ、このバカ者どもが! 危険だから来るなとあれほど言ったのに!
やはり無知蒙昧な野蛮人に道理は通じんか。
仕方あるまい、この際だから何ゆえ核が禁忌とされるのか、
このゼノアが野蛮人にも分かりやすく教えてくれよう。
ああ、ミリシャのパイロット、ちょっと降りてきなさい。
名前は? ギャバン・グーニー?
それではギャバン君、そこに座りたまえ。
いいかね、核兵器の恐ろしさとは………
262 :
sage:2001/04/24(火) 18:54
>>262 正座させられて説教されてるギャバン隊長、ダサかっこいい。
>>262 sage間違えてしかも自爆のオレ、単純にカッコ悪い。
荒らしじゃないんだ、分かってよ、エマ中尉・・・
264 :
ギャバン・グーニー:2001/04/25(水) 12:26
あー…全く、一体いつまで続ける気なんだこのオッサンは。
いい加減足が痺れて感覚が無くなってきたぜ。
しかも、いつの間にやらフィルとか言うヤツへの愚痴になってるし…
うむ、しかし気持ちはわかるぞ。無能な上官を持つと苦労するのは、
月も地球も変わらんのだな。おお、オレって理解あるじゃないか。
いや、問題はそういう事じゃない。
スエサイド部隊の隊長が、ムーンレィスに説教食らってるなんて知れたら、
あのこまっしゃくれたリリ嬢に何を言われるか分からん。
ソシエとの結婚も間近なのだから、しっかりしなくては。
よおし…おい、ムーンレィス! このオレ様を誰だと思っている!
…って、おいオッサン!?
むう…気絶しているだけのようだが、背後から音も無く一撃で…見事な腕前だ。
こんな場所で誰にやられたってんだ?
『はーっはっはっ! この核弾頭は頂いていく! ジオン再興の為に!』
な、なんだアイツは!? 妙な軍服だが…ジオン? 聞いた事ないぞ?
しかし…なんて偉そうなんだ。見たとこ手練の軍人だが、
あの妙な自信はそれだけじゃないよなあ。
ふう、どうして次から次へと変なのが出るんだ。さすがは禁断の地だぜ。
『星の屑最終決戦で地球に落ち延びてからどれほどの時が過ぎたか…
その間、私は片時も栄光あるジオンへの忠節を忘れた事はない!
そして今! 我が前に再び核の炎はもたらされた!
この全てを焼き尽くす力を以って、呪わしき連邦に正義の鉄槌を下す!』
や、やばい…こういう手合いが一番やばいんだ。オレの勘がそう言っている。
だが、隊長として、みすみす貴重な遺跡を持ち去られるわけにはいかん!
おい貴様、ちょっと待て!
『む…むむ……おおっ!』
うわあっ、やっぱ怖いぜ! 危うしギャバン・グーニー!
【後編に続く】
265 :
ギャバン・グーニー:2001/04/25(水) 12:30
うわあっ、やっぱ怖いぜ! 危うしギャバン・グーニー!
『なんと…なんという感動か! このような場所にも忠義の徒がいたとは!』
へ…?
『06か…。素晴らしく良い整備がしてある。山奥に隠れ住みながら、
いつかある決起を待ち侘びつつ、長き雌伏の時を過ごしてきたのだな!
君こそ真なるジオン軍人! 将兵の鑑として語り継がれるべき存在だ!』
し、知らんわ! とにかく、お前をこのまま行かせるわけには行かないんだよ!
『無論だ。君ほどの男、私が捨て置くと思うのか?
その06ともども、同志として存分の働きをしてもらうぞ。
ちょうど、核弾頭をどうやって運ぶか思案していた所だしな』
そぉじゃねえ!
…駄目だ、コイツには何を言っても無駄のようだ。
もう放っておこう。グレイトギャバンで逃げるに限る。
…よし、姿が見えなくなったな。今の内にこっそり操縦席へ…
『…ふむ、少し操縦系が異なるのか。だが既に理解した。世は全て事も無し』
て、てめえいつの間に……降りろよ!
『ふっ、心配せずとも良い。MSは私の手足も同然。
ましてや06の操縦など目を閉じていても可能。
君の愛機も見事に操って見せよう!』
いや、だから違うんだって…
『それに、もうすぐこの一帯は核爆発によって消し飛ぶ。
私がさっき一発取り出してタイマーをセットしたからな。
秘密の地下坑道を通って脱出するには、
地の利に明るい私が操縦した方が良かろう』
ここらを吹き飛ばすだって!? 正気かよ!
『貴重な核弾頭ではあるが、この一撃は我が決意の表明であると同時に、
連邦への宣戦布告なのだ。なに、まだ核弾頭は残っている。作戦に支障は無い。
さあ行くぞ、まず手始めにジャブローを灰燼に帰してくれる!』
も、もうイヤだ。出してくれ! オレは降りる! ハッチを開けろ!
オレはソシエと添い遂げるんだ! ソシエ…ソシエーーーーーッ!
266 :
通常の名無しさんの3倍:2001/04/25(水) 13:19
どうなるんだろう・・・
あえてギガンティック出そうと思ってたのに…(;´Д`)
268 :
通常の名無しさんの3倍:2001/04/26(木) 09:57
なんつーか、
面白いんだけどのりはウィングとかで沢山出版されてたと思うけど、
ギャグ系パロディのアンソロジー本だよな。
269 :
通常の名無しさんの3倍:2001/04/26(木) 10:21
まあそれを∀でやるのがポインツでしょう。
書き手が途中で入れ替わったりするし。
読むだけならあまり違いは感じないかもしれないけど…。
271 :
アルマイヤー整備員:2001/04/27(金) 11:40
先の大爆発を調査していた哨戒部隊が、ミリシャのMSを捕獲してきた。
何かに追われるようにして、山の中から出てきたらしい。
パイロットは余程恐ろしい目に遭ったのだろう、
一時的な錯乱状態に陥っているそうだ。
とりあえず医務室に運ばれたようだが…
MSと捕虜の扱いを皆で相談した結果、
ポゥ中尉とフィル少佐には内緒にしておく事にした。
せっかく手に入れたミリシャのカッコいいMSを、
簡単に廃棄などされてたまるものか。
ところでポゥ中尉だが、スモーで白ヒゲと遭遇したそうな。
ウォドムに比べて構造が複雑かつ部品の高価なスモーを
壊されなかったのは良かったが、すぐに撤退を余儀なくされたのは
機体の調子が悪かったからだと、ネチネチ文句を言われた。
…我々のせいにするとはいい度胸だ。
今度、メットの裏にガムを仕込んでくれる。
272 :
アルマイヤー兵士:2001/04/27(金) 15:18
ミリシャの、彼らがボルジャーノンと呼んでいるMSの造形が良い。
肩のスパイク… 露出した動力パイプ… 頭部の曲線…
以前にパイロット向けの資料を見た時から、心惹かれるものを感じていたのだが、
こうして実物を目の当たりにするのは、また格別の感動だ。
映像ではどうしても分からなかった足首の関節も、間近で観察できて満足だ。
早速、廃棄されたMSの部品をレーザー加工して、精密模型を作ってみた。
意外にもこれが大好評で、欲しがる者が後を絶たない。
しかも、密かに地球人の間にも広まりつつあるらしい。
なんでも金属ならではの重厚さと、足裏まで再現したディテールが、
地球の模型には無いものとして高く評価されているとか…
マニアってのは、どこも変わらないんだな。
最近では注文に製作が追い付かず、俺の方も寝不足気味だ。
まあ、ポゥ中尉のおかげで材料には困らないんだけど、
兵士としてちょっと疑問に思わないでもない。
273 :
リリ・ボルジャーノ:2001/04/28(土) 14:57
ミハエル大佐が何やら木箱の中身を眺めてニヤニヤしていましたので、
ちょっと悪戯心を起こして後ろから覗いてみますと、
箱の中にはボルジャーノンのお人形さんが入っていました。
いい歳をして玩具ですの? と聞きましたら、
「いや、これは、その…大変良く出来ているので、つい…」
と言い訳をなさっておいででした。
ふふ、殿方はいくつになっても子供ですのね。
でも、あのボルジャーノン人形は、本当に良い品物でした。
細かい所まできちんと作られており、運転席の扉まで開くんです。
鉄製で手に持てばずっしりと重く、とても頑丈そうでした。
私も一つ持ち歩いて、グエン様と喧嘩した時など
思いっきり投げ付けてやるといいかも知れませんね。
さて、グエン様はどこにいらっしゃるのでしょう。
ああ、いたいた。こんな所で何を…あら、それはボルジャーノン人形ですね。
勿論知っておりますわ。こう見えても流行には敏感ですのよ。
…あら、何をそんなに慌てていらっしゃるの?
大丈夫ですわ。私は殿方の趣味には寛容ですのよ。
むしろ、グエン様にもそんな子供心が残っていると分かって、
なんだか可愛く思えるくらい。
あ、いえ、邪魔は致しませんことよ。
たまには童心に返るのも悪い事ではありませんわ。
それではグエン様、また後日。
274 :
グエン・ラインフォード:2001/04/28(土) 14:58
いやはや、焦ったな。リリ嬢ときたら急に入ってくるのだから。
何やら誤解されてしまったようだが、私は別に遊んでいた訳ではない。
巷で密かに流行している、ボルジャーノンの模型を調べていたのだ。
…ふうむ、これはまた凄いな。指まで動くのか。
惜しいな、マシンガンがあれば、もっとポーズが決まるのだが…
付いていなかったかな?
ああ、いかんいかん、つい遊んでしまった。
ミハエル大佐が夢中になるのも分かる。素晴らしい出来栄えだ。
金属をこれほど微細に加工できる技術は、月のものに間違いないな。
なるほど、こういう形で自然に交流が始まる事もあるのか。
上手くすれば、加工機械ごと地球側に亡命させられるかも…
よし、諜報員を接触させ、それとなく打診してみるか。
それにしても、これだけの物が作れるのならば、
普通の人形を作るにしてもさぞかし見事な物が…
ふふふふふふ…ロー…おっと危ない。
どこで誰が聞いているか分からないからな。
275 :
ロラン・セアック:2001/04/29(日) 14:36
「ソシエお嬢さん、・・・サンドイッチ作ってきましたけど・・・」
「・・・ありがとう、その辺に置いといて」
この丘から見る風景はきれいだけど、ソシエお嬢さんは今日もどこか上の空です。
こんにちは、ロランです。今日はギャロップで偵察がてらピクニックです。
あの事があってからみんな気分が沈みがちなので・・・。
そう、あの核爆発からもう随分と時間が経ったのだけれども、
・・・ギャバンさんはまだ帰ってきません。
エイムズさん達の話によると中心部でディアナカウンターに捕まって…
やはりあれじゃ助かりそうにないですよね・・・。
いろいろ考えたのですがお嬢さんにかける言葉が見つかりません。
なんだか重い空気が二人の間に流れていました・・・。
あ、キエルお嬢さん・・・。
「・・・ソシエさん、遥か昔自ら好んで自爆するパイロットがいました。
でも彼らは次の日には何事もなかったように戦っていました・・。
大丈夫ですよ、ギャバンさんはあれくらいでソシエさんの前から
いなくなる様な人じゃないはずです。そうでしょう・・・ソシエ」
そういってキエルお嬢さんはまたギャロップの方へ戻っていきました。
??ソシエお嬢さん、どうなさいました?
「アハハ、だって姉様の顔なんだか面白くって!頬っぺたとか
鼻の辺りとかゴムみたいにひくひくしながら話してるんだもん」
・・・確かにキエルお嬢さん、なんだか無理して話してた様な・・・
でもソシエお嬢さんの笑顔、なんだか久しぶりに見ました。
ありがとうございます・・・ディアナ様。
276 :
通常の名無しさんの3倍:2001/04/30(月) 17:47
277 :
通常の名無しさんの3倍 :2001/05/10(木) 06:01
ageとく。
職人さん、頼むからifはやめてくれ。
だらだらとつまらなくなって行ったドズルスレの悪夢を思い出す。
279 :
通常の名無しさんの3倍:2001/06/01(金) 14:53
280 :
ソシエ・ハイム:2001/06/01(金) 22:42
ただいまロラン、メシェーと哨戒任務中。
「お〜い待ってくれよう〜」あら?向こうの方からなんか走ってきた。抜けるように青いペイントだけど…あれって小型の機械人形じゃない?
「僕ゼノえも〜ん。未来から来たアルマジロ型ロボットなんだ。」
な、何いってるのよ。あなたどこからどう見てもディアナカウンターの機械人形じゃない。
「さっそくキミタチにお願いなんだけど、ある物を処分して欲しいんだ。」
ちょっと!人の話し聞きなさいよ!って、あれ?機械人形がお腹の辺りをゴソゴソしてる…。
ぱらららっぱら〜♪「ち〜きゅ〜う〜は〜か〜い〜ば〜く〜だ〜ん〜」
ちょ、ちょっと何よ今のファンファーレは?!ていうか…地球破壊爆弾?!なによそれ?!
「これをキミタチの手でどこか山奥か深い海の底に捨てて欲しいんだ。」
あなたいきなり出て来て何勝手なこと言ってるのよ。失礼な機械人形だ!あら、ロランどうしたの?顔が真っ青よ?
「お、お嬢さん、これ、か、核弾頭ですよ!」
核弾頭って…まさかあの日の爆発の?!
「それじゃ頼んだよ〜、の○太ク〜ン」
あ、逃げた。ちょ、ちょっとこんな危ない物を置いて逃げるなー!
…ていうか“○び太”って、誰??
久々なのに空省略スマソ
鬱だ…