1 :
いいですね:
「ジャリジャリジャリジャリ..」
混濁したシャア専用意識の中で、シャア専用目覚し時計がおかしな音を立てている。
シャアは二日酔いであった。つまりシャア専用二日酔いだ。昨日、イセリナの誕生パーティとやらで、
ガルマに駆り出され、その後はガルマと側近を交えて2次会3次会と飲み歩き、帰宅は早朝4時であった。
シャア専用午前様だ。手を伸ばしてシャア専用目覚しを切ったシャアはピンク色のシャア専用羽毛布団を
はねのけて起き上がる。頭がツンと痛い。気分も悪い。シャアは壁に作り付けのシャア専用薬棚から
シャア専用バッファリンとシャア専用大正胃腸薬A〈顆粒〉を取り出すと、それを同時に飲んだ。
言うまでもないが効能は通常の3倍である。ちょっと気分が良くなったような気になったシャアは
ベッド脇のシャア専用内線電話でシャア専用メイドにブランデーを注文する。シャア専用迎え酒だ。
2 :
ブランデーは:1999/12/01(水) 14:50
シャア専用ナポレオンだった。アルコール度数は通常の3倍だ。
3 :
初代シャア専用作家:1999/12/01(水) 23:43
シャアはシャア専用ナポレオンを通常の3倍の時間をかけてその
芳醇な香りと味を楽しんだ。
シャアはシャア専用テレビのスイッチを入れ、シャア専用やじう
まワイドのシャア専用やじおくんとうまこちゃんの星占いをチェ
ックする。今日のシャアはあと一つでパーフェクトというまあま
あの運勢だった。健康運のやじおくんマークが4つだった。
「まあまあというわけか…」
4 :
U代目シャー専用作家:1999/12/02(木) 18:31
しかし、シャアの体内ではある変化が起こり始めていた。
通常の3倍のアルコール度数のブランデー(すなわち、純エチルアルコール)
がシャア専用胃、シャア専用十二指腸から吸収され、シャア専用血液の
アルコール濃度は激増した。
次々と送り込まれてくるアルコールをシャア専用肝臓は通常の3倍の早さで
シャア専用アセトアルデヒドに分解していった。
シャア専用アセトアルデヒドは通常の3倍の毒性をもつ。
たちまち、シャアは顔面紅潮、頭痛、吐き気、めまいに襲われた。
傾ぐ視界に「バランサーがくるったのか?」と意味不明のことを
つぶやくと、シャアはその場に昏倒した。
シャアの異変に気付いたシャア専用メイドはすぐにシャア専用救急車を
手配した。真紅の救急車が通常の3倍の速さで街を疾走する。
サイレンの音量も通常の3倍だった。
後方からは地元消防団のポンプ車が続いた。どうやらシャア専用救急車を
消防車と見間違えたようである。
5 :
わい:1999/12/02(木) 18:59
ポンプ車を後ろに従えたシャア専用救急車が、シャア専用緊急病院に
担ぎ込まれたのは3分後だった。救急車の通常の3倍のスピードに加えて、
街の信号機を全てシャア専用、つまり赤にしたからだ。
連れて行かれた病棟にはシャア専用ジョージ・クルーニーが待っていた。
6 :
1・2・3!:1999/12/08(水) 18:19
シャア専用ジョージ・クルーニーは
赤の手術衣を身にまとい,あごのワレかたは
通常の3倍である.
7 :
>6:1999/12/08(水) 20:20
不覚ながらきみのねたはおもしろさ3倍だ
8 :
>6:1999/12/08(水) 22:52
しかし妙な日本語ゆえガックリ度も通常の3倍だ
9 :
>2:1999/12/09(木) 16:28
ふつうのブランデーが40パーセントとして、120パーセントの酒?
どないやねん。
10 :
名無しさん:1999/12/09(木) 16:51
チェイサーがスピリタスなのであろう。
11 :
名無しさん:1999/12/09(木) 23:57
シャアは焦りを感じていた。
シャア専用ジョージ・クルーニーのあごのワレかたがどうしてもわからないのだ。
通常はアゴは2つにわれているから、これが3倍、すなわち6つにわれているのであろうか。
それともわれめが通常の3倍、すなわち3つあり、あごとしては4つにわれているのか...。
ニュータイプは人の革新、認識力や洞察力の飛躍的な拡大であるとはいわれているが、
それはいわゆる超能力の類ではまったくない。
故に、シャアにはジョージ・クルーニー用手術マスクをすかして、
シャア専用ジョージ・クルーニーのあごをみることはできなかった。
「はがゆいな...」
シャアの焦りは、自分がニュータイプとしてアムロより劣っているのではないか、
というところから来ていた。
12 :
はい:1999/12/13(月) 10:02
とにもかくにもシャア専用救命スタッフによって事無きを得たシャア。シャア専用赤パジャマに身を包み
病室のベッドで横になっていると、ドアにノックが。ノックは9回だった。シャア専用エチケットを
わきまえた者の様だ。ジオンの関係者か?
「どうぞ」
とシャアが言うと同時にドアの向うからガルマが現れた。
「どうした、“赤い彗星”が病院送りかい?」
「いや面目ない。その呼び名も返上しなくてはね。夕べの騒ぎすぎが祟ったかな?」
恥ずかしいのでシャア専用ブランデーの件は伏せておくシャア。
「ところで尋ねたのは他でもない夕べの事なんだが...」
とガルマ。ポケットから紫の表紙のガルマ専用メモ帳を取り出して開く。
「君は憶えてないかも知れないが、夕べはかなり派手にやってしまってね。飲み代は無論だが、
2次会のクラブでテーブルを2、3個ぶち壊した上、カウンターに椅子を投げ込んでメチャクチャに。
3次会のバーでは壁を一つぶち抜いた上、帰り際にドアを蹴破って壊してしまってね。そんな訳で
かなりの額の請求が来ている。私が払っても良いが、こういうのはケジメを付けないとね」
ガルマはガルマ専用メモに目をやって、
「端数はいいとして...150万というところだ。勿論、君専用だから実額は450万って事だね」
シャアはガルマの台詞を聞くか聞かぬかの内に、速やかにシャア専用眠りの世界へと逃げ込んだ...
13 :
わい:2000/01/05(水) 20:51
「まあ取りあえずは私が立て替えておくがね」
ガルマのその一言でシャアは直ちに現実の世界へと戻ってきた。通常の3倍速でだ。
「持つべきものは友、というわけだな」
急に気分が良くなったシャアは、ベッドの上で上体を起こすと、ピンク色に赤のトリムの付いた
シャア専用パジャマを脱ぎ始めた。
「どれ、いつまでもこんな所にいる訳にもいかん。退院といくか」
用意してあったシャア専用制服に着替え終えたシャアはシャア専用病室を後にした。
「じゃあ私はこれで失礼するよ、約束があるのでね」
真っ赤なドアが眩しい病院のシャア専用出入り口の前でガルマはそう言って迎えの車で去っていった。
一人になったシャアはふと空腹を憶えた。そういえば今日はまだシャア専用ブランデーしか口にしていない。
「遅めの朝食といくか...」
そう呟いてシャアは街の方へ歩きはじめる。シャア専用駅前通りで適当に店を見つけるつもりだった。
14 :
名無しさん:2000/01/05(水) 21:13
その途中でシャアは力尽きて死んだ。
15 :
それは:2000/01/06(木) 04:13
幻だった。
16 :
名無しさん:2000/01/06(木) 04:17
だがその時!!
17 :
シャアは!:2000/01/06(木) 04:28
突然手淫にふけってしまった!!!
18 :
はい:2000/01/07(金) 14:52
「ふうっ」
久しぶりにシャア専用亀頭からシャア専用スペルマを爆発させたシャアは、
満足の表情でシャア専用公衆便所の大のドアを開いて出た。すると小便器の前に
二人ほど用を足していた。シャア専用ワンマンプレイに熱く燃えていて気付かなかったのだ。
シャアは内心ギクリとするが、素知らぬ顔で外に出た。だがひょっとするとあの二人に
通常の3倍カン高いシャア専用アノ時の声を聞かれてしまったかも知れない。大体からして
一般人がシャア専用公衆便所に入ってる事からして間違っているのだ....
憤りを感じるシャアだったが、済んでしまった事はしょうがない。それより今は飯だ。
再びシャア専用駅前通りに歩き始めたシャアだった。
19 :
だが、その行く手に:2000/01/07(金) 15:44
立ちふさがる影があった。
20 :
a:2000/01/11(火) 18:14
ge
21 :
さらに:2000/01/11(火) 18:27
上げる者もあった。
22 :
2代目シャア専用作家:2000/01/11(火) 18:54
「ガルマ! どうした」
そこにはさきほど別れたガルマが立っていた。
「シャア、実は急に金が必要になってな。悪いんだが、さっき立て替えた450万
今日中に払ってくれないかな。」
申し訳なさそうに髪をいじりながらガルマが言った。
あまりの話にシャアは通常の3倍血圧が低下し、ぶったおれそうになったが
ぐっとこらえると通常の3倍さわやかな笑顔で答えた。
「なんだ、そんなことか。心配するな。ガルマ。夜にでも君の家に返しにいくよ。」
「...さて、どうするか。」
ガルマが帰ったあと、シャアはわれに返り思案した。
通常の3倍の給料をもらっているものの、通常の3倍生活も派手なため、
シャアに余分な金はなかったのである。
シャアは迷うことなくシャア専用サラ金へと入っていった。
シャア専用無人契約機でカードを作ると、すぐに限度額いっぱいの
150万を借りた。シャア専用なので限度額も通常の3倍なのである。
ただし、金利も通常の3倍であるため注意しなければならない。
「これでは足りんな。」そう言うと、シャアはさらに別のサラ金会社に
行って同様に限度額いっぱいまで借りた。
3社目で450万になるはずだったのだが、どういうわけか3社目が
30万までしか貸してくれなかったので、最後にシャア専用闇金融から
借りることにした。シャア専用闇金融の金利はシャア専用ゆえ
10日で30%の暴利である。しかも、通常の3倍もの凶悪な取り立てを
するので有名であった。
これが、後に地球圏の経済に多大な損害を与えた
「赤い金融戦役」の序章であることをこのとき知る者はいなかった。
23 :
strcat:2000/01/11(火) 20:20
現金を手にしたシャアであったが、
「このままこれを全部ガルマに払ってしまっては首が回らなくなるのは
必至だが。さて、どうするか。」
あたりを見回すと、シャア専用証券会社が目にはいった。
「デリバティブ(金融派生商品)か。」
目を妖しく光らせるとシャアは通常の3倍の速度でシャア専用証券会社の
シャア専用窓口へ行き、言った。
「デリバティブ(金融派生商品)をひとつたのむ。」
「はい?」
「大盛りでな。」
「はい??」
後に兜町を震撼させる「金融派生戦役」の始まりである。
24 :
その頃:2000/01/12(水) 06:30
シャア専用アムロは
25 :
はい:2000/01/12(水) 14:20
その頃シャア専用アムロは地球にいた。シャア専用ゆえ、常にシャアの周囲に引き寄せられる運命にある、という訳でなく、
単にWBがジャブローに入港したためだ。今日一日は休養日という事で街に出ていた。アムロがまず向かったのは
電気街だった。狭い通りの両脇に軒を並べた怪しげなジャンク屋を物色して回る。メカマニアであるアムロは、
WBの皆には内緒で独自の計画を目論んでいた。「ガンダム アムロ専用化計画」、名付けて「プロジェクトA」だった。
アムロ独自の性能アップ用チューンと、アムロ以外を受け付けないセキュリティコードシステムを搭載して、ガンダムを
名実共にアムロ専用にしてしまおうというものである。他人にガンダムを操縦されて壊されでもしたらかなわないからだ。
すでにかなりのパーツを買い込んでるアムロ。今度は隣の通りを見ようか、と思い表通りに出た。ふと目をやった向かいの
真っ赤な証券会社のビルの入り口のガラス越しに、金髪の男が誰かと押し問答しているのが目に映った。
「...まさかね」
そう呟いてアムロは次のジャンク通りに歩いていった。
26 :
名無しさん:2000/02/27(日) 15:08
通常の3倍遅れであげ
あめぞう(仮)のシャア専用に移植されて続いてますよ。
こっちじゃラチあかないから。
28 :
クワトロ専用:2000/06/06(火) 09:24
まだだ! まだ終わらんよ!!
29 :
名無しさん:2000/06/18(日) 16:44
amezoは逝ってよし。
30 :
アインスティヒ王:2000/06/18(日) 16:48
amezo灰かは邪魔。
31 :
名無しさん:2000/06/22(木) 00:26
あげ
32 :
通常の名無しさんの3倍:2000/10/31(火) 17:46
フム
やたらに懐かしいスレッドだが、続ければいいのか?
34 :
通常の名無しさんの3倍:2000/11/02(木) 20:38
どうなっているのだ、これは!
35 :
通常の名無しさんの3倍:2000/11/07(火) 20:56
>25の続ききぼん
だからあめぞうのシャア専用で続いてるってば。
37 :
通常の名無しさんの3倍:2000/11/08(水) 12:58
あめぞうのシャア専用って?
>37
おいおい、真性がいるぞ