機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-214
それから、何がなんだか分からず戸惑っているキラを、後ろから抱き込んで
シンに犯させるまでに時間はかからなかった。
だって、そういう約束でシンを呼んだんだしね…
「…あすら…何っ………ふ…ぅッ……ン…」
震える身体を宥めるように、先程シンとも交わしたキスをキラと交わした。
嫌がるキラの顎を強引にこちらに向けて、逃げる舌を絡めとり強く吸う。
途端、キラの身体からはがくりと力が抜けた。
ぺしゃりと地べたに座り込んでしまったキラの正面に立ったシンは
下肢を隠すベルトを顔色を変えず事務的に外していく。
「っっ!!…ゃっ…やめて…!…アスラン!」
「ん…?なぁに」
必死にアスランに懇願しても、当のアスランはそれを解せないといった態度で
いつもと変わらずキラの耳元を甘く溶かす。
シンの腕は止まることを知らず、キラの足の間に体を割り込ませ
恐怖に震えるキラの自身にきゅっと手を合わせた。