新人職人がSSを書いてみる 24ページ目

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352通常の名無しさんの3倍
モロデリカ「貴方、大変よ!」
ダブルサイズベッドでモロデリカと眠っていたミツであったが突然のモロデリカの声で目が覚める
ミツ「全くどうしたんだモロデリカ」
モロデリカ「敵襲よ 10万隻の大艦隊よ」
そんな馬鹿な
このアルテミスが不落の要塞というのはザフトも知っているはず
どんなに数を揃えてもこの要塞の防壁を突破するなど不可能なのだから
モロデリカ「よく聞いて貴方、ザフトは宇宙要塞ボアズをこのアルテミスの眼と鼻の先までワープさせたのよ」
ミツ「なんだと?!」
ミツはこうしてはおられまいと寝巻きのまま司令室へ向かった
ミツ「戦況はどうなっている?!シゲイ参謀!」
このアルテミスには二人の参謀がいる シゲリチェフとチバイである
チバイはまじめで堅く規律にうるさいこのアルテミスのまとめ役であり
シゲリチェフはその対照的で穏やかで大柄のお人好し
この二人のバランスが見事によく二人を足して割れば丁度いいとミツから何度もからかわれている
チバイ「敵10万に対し我が方は2万足らず 数の上では絶望的ですな
そしてあのボアズハーケンを受け続けていればいくらアルテミスの傘とて…」
ミツ「うむ…籠城しても勝てぬか ならば」
チバイ「まさか提督?!」
ミツ「全艦で攻勢に出る 旗艦には私が乗員する」
チバイ「いえ、司令官自ら戦場に赴くことはないでしょう」
ミツ「チバイ…私はねぇ、安全な場所から部下に死んで来いと送り出し自分はのうのうと生き続けている人間は嫌いなんだ」
チバイ「出すぎた真似をして申し訳ございません」
ミツ「いや、いい 要塞の方の指揮はお前に託す」

ミツがシャトルで旗艦ルシフェルに乗艦したことで艦隊の士気は一気に高まった
ミツ「ザムザザーを全面に展開、敵のビームを防げ、ダークダガ−隊はミラージュコロイドで敵戦艦に辿り着いて艦首を潰せ」
劣勢だったはずの連合艦隊は一変し押し始めた