太陽の錬金勇者 第二話 「スタートデイズ」
6年前 ウィントリス王国の東に位置する小さな自然豊かな田舎村グリンブール、そこのとある家
アイリ「こら〜床に落書きしちゃダメでしょ〜」
モリーゾ「落書きじゃないよ見てて」
モリーゾが錬成陣に手をかざすと木のライオンが出来る
モリーゾ「やっちゃダメなの?・・・シンクも出来るよ・・・」
アイリ「凄いわ二人とも!流石は倒産の息子ね!この力を人の役に立てるように頑張ってね♪」
モリーゾ シンク「うん!」
モリーゾ(しかし母さんは次の年に病に倒れ死んでしまった)
アイリの墓前でいるエルロン兄弟
シンク「母さん・・・こんな時お父さんがいれば・・・」
モリーゾ「あいつのことは言うな!あいつは家族を捨てた・・・そのせいで母さんは・・・」
そこにミルヒオーレ・F・ウィントリスが現れる彼女はおじである王の考えで幼い時に自然のところでいさせるようにしたのでこの田舎町で暮らしている
ミルヒ「死んだ人はね、その人に流された涙の数だけ天国で幸せになれるんだよ・・・でもこれ以上なくとモリーゾ様もシンク様も悲しくなるから泣かないでください」
モリーゾ「うん・・・ごめん」
ミルヒ「晩御飯出来ました、食べに帰りましょう」
ウィントリス家の別荘そこでモリーゾ、シンク、ミルヒとミルヒの世話係のメイドのアメリアがご飯を食べてる
モリーゾ「何だよ!今日も魚かよ!ステーキ出せ!王族だろ!」
アメリア「馬鹿なこと言うな!この生意気ガキ!」
モリーゾ「うるせーヘタレ耳女!」
いつも二人がケンカしてる横であきれながら食べているシンクとミルヒであった
モリーゾ(両親を失った俺達を幼馴染であったミルヒが引き取ってくれて彼女の家の別荘でそれから暮らした、不自由もない楽しい生活だった)
モリーゾとシンクが研究、ダルシアンの下で錬金術を訓練しているシーンが映る
モリーゾ(そしてその時俺達は錬金術で母さんを蘇らせようって考えていた、そして先生の下で錬金術を学んだ、何カ月もかかったけどようやく人体の構造と人体錬成を理解した・・・つもりだった)
数か月後
モリーゾとシンクが家の中で人を構成する水、土、骨を集めて混ぜている
モリーゾ「後は陣を書いて俺達の血を・・・」
シンク「うん・・・」
準部が整む
モリーゾ「いくぞ!」二人が錬成を行うが何やら怪しい手が現れる
シンク「兄さんおかしいよこれ!」モリーゾ「まさか?リバウンド!?うっあっ足がああああああああ!」
モリーゾの右足が消える
シンク「にいさあああああああああああン!」
シンクが消える
何やら白い空間にたどり着いたモリーゾ
モリーゾ「ここは?俺何してたんだ!?」
『やあ』
モリーゾ「誰だ!?」
『俺は真理、お前が見たいものを見せてやろう」
モリーゾの背後の扉が開かれる
もりーぞ「うわああああああああああああ」
モリーゾ(あたまがどうにかなりそうだった、いろんな情報が入ってきた、でも分かったんだ・・・)
モリーゾの目の前に微笑みを浮かべるアイリが現れる
モリーゾ「母さん・・・」
『どうだった?代償は頂くぞ、バカな錬金勇者』
真理に右足が現れると同時にモリーゾの右足が無くなる
モリーゾ「うわああああああああああああああああああああああ」
数日後 錬金勇者試験
大勢の観客が見守る中モリーゾの目の前の台座にデュランダルがいる
見張り「始めろ」
モリーゾ「行くぜええええ!」
モリーゾが錬成陣なしに剣を地面から錬成する
周りの奴らが騒ぐ
モリーゾはそのまま剣をデュランダルに向ける
モリーゾ「こういうこともありえるからこの試験改めた方がいいよ」
デュランダル「そうだろうな・・・面白い少年だまあ頑張りたまえ〜」
彼が去って行った直後モリーゾの剣が砕ける
モリーゾ「い、いつのまに〜?」
そのころ故郷グリンブール
ミルヒ「ねえ、シンク様モリーゾ様大丈夫でしょうか?」
シンク「兄さんなら大丈夫だよきっと錬金勇者になってくれるよ」
ミルヒ「うん、そうだけど・・・私この町を出て姫になることが正式に決まったの」
シンク「それじゃ姫様とはもう会えないの?そんな・・・」
ミルヒ「そんなことはないと思うけど、モリーゾ様に伝えて・・・またいつかみんなでご飯をたべましょうって・・・」
数日後東司令部
リオン「君は合格した・・・皮肉な二つなつきでな」
モリーゾ「二つ名?」
リオン「『太陽の錬金勇者』だそうだ・・・元に戻る手掛かりが見つかると良いな」
モリーゾ「いいねえその輝きの象徴の重い名・・・背負ってやるぜ!」
現在
シンク「兄さん起きて着いたよ」
モリーゾ「ここか・・・今度こそ見つけてやるぜ賢者の石!!!」
EDで終了