ブルーコスモスの集うスレ 第60輪目

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99通常の名無しさんの3倍
■地球連合軍に所属するコーディネイター兵士達
地球軍に所属するコーディネイター兵士は一般的なナチュラルの兵士よりも、地球に対する郷土愛や愛国心がきわめて強く、
ナチュラルに対する人種差別をコーディネイターの総意であるかのように振る舞うプラントに強い敵対心を持ち、高い士気を維持していたという。
当初、地球連合軍上層部は反コーディネイター感情から、彼らコーディネイター兵士達を生還率の低い前線に送ったり、捨石同然の囮として利用するなど、
極めて劣悪な環境に置く行為を行ったとされる。
しかし、過酷な環境に置かれながらも高い戦果を挙げ、ザフト軍を駆逐していく事に奮起する地球軍コーディネイター兵士の活躍に、
地球連合軍総司令部の将校達は自己批判を行い、コーディネイター兵士達に対する扱いは重大な誤りであったと認めた。
大西洋連邦大統領は、彼らコーディネイター兵士達を、かつて第2次世界大戦で活躍した米軍日系人部隊に例えて、
「諸君らはザフトだけでなく、偏見とも戦った」と称え、地球連合名誉勲章を全てのコーディネイター兵士達に贈った。

■地球連合軍の戦術論
基本的に地球軍は宇宙においてはMAと艦船による複合運用であった。
しかし、MSが台頭し始めると直ちに、MSとMAによるハイ・ローミックス運用が行われた。
MAと艦船の大火力で敵陣に制圧射撃を加え、これを潜り抜けてきた敵機をMSが近接戦闘で撃破するというものである。
これは、MS至上主義に陥り、MAと艦隊運用を軽視しているザフトとは非常に相反していると言え、
極めて豊富な兵器群を有している。
地球上における戦闘においては、降下してくる敵MS部隊をリニアガン・タンク、リニア自走砲、対空誘導弾、イージス艦の対空ビームシステムとスタンダードミサイル、
スピアヘッド戦闘機による迎撃など、陸海空軍が極めて綿密な連携を取りつつ、持ちうる全ての対空火力を可能な限り動員して、飽和攻撃を行う。
万が一地上に降下された場合、待ち伏せしているリニアガン・タンクや対MS迫撃砲、兵員による対MS携帯ロケットランチャーなどの一斉射撃で包囲殲滅する事が主戦術となっている。
基本的に物量を活かした事が伺えるものの、犠牲を強いる無理な正面攻撃よりは、兵器群それぞれの個性を最大限発揮させる事に重点を置いている。
宇宙世紀シリーズにおける地球連邦軍に見られる「大きい物は良い事だ」、「質より量」、「常に物量による正面攻撃」という戦術理論よりも一線を画していると言える。