もしも、CCAアムロが種・種死の世界にいたら49

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1通常の名無しさんの3倍
次スレは>>950を踏んだ方か480KBからお願いします。
スレは、基本的にsage進行です。

もしも、CCAアムロが種・種死の世界にいたら48
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/shar/1281402419/
【考察】CCAアムロin種・種死【雑談】part21
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/shar/1278076546/

過去スレはまとめサイトを参照してください
【まとめ】http://ifcca.x0.com/seed/index.html
【Wiki(ウィキ)】http://arte.wikiwiki.jp/
2通常の名無しさんの3倍:2010/08/27(金) 22:20:15 ID:???
>>1
乙でした!これでいつ投下があっても大丈夫!
3通常の名無しさんの3倍:2010/08/27(金) 22:24:41 ID:???
>>1
4通常の名無しさんの3倍:2010/08/27(金) 23:05:03 ID:???
>>1乙です
5通常の名無しさんの3倍:2010/08/28(土) 05:26:34 ID:???
>>1
イケメンで強い!嫌いじゃないわ!嫌いじゃないわ!
6通常の名無しさんの3倍:2010/08/28(土) 07:54:32 ID:???
風都に帰れ
7通常の名無しさんの3倍:2010/08/28(土) 09:20:08 ID:???
>>1乙であります!!
8通常の名無しさんの3倍:2010/08/28(土) 21:40:33 ID:???
>>1
スレ立て乙です・
9通常の名無しさんの3倍:2010/08/29(日) 13:50:02 ID:???
>>1
乙です。
そろそろ作者諸氏の投稿あるかな〜。
10通常の名無しさんの3倍:2010/08/30(月) 17:42:10 ID:???
wikiの機動戦士ガンダムSEED bloomは37話以降無し?
続きが気になって仕方がないんだが
11通常の名無しさんの3倍:2010/08/30(月) 19:56:45 ID:???
残念なことにな
12通常の名無しさんの3倍:2010/08/30(月) 21:10:26 ID:???
仮面ライダーエターなるの仕業だ
13通常の名無しさんの3倍:2010/08/30(月) 21:56:26 ID:???
遺憾なことだ
14通常の名無しさんの3倍:2010/08/30(月) 23:48:23 ID:???
>>12
違うわ秘密結社SEEDの仕業だ!
15通常の名無しさんの3倍:2010/08/31(火) 00:16:24 ID:???
>>12
>>14
どうでもいいしエターなってねーよ!
16通常の名無しさんの3倍:2010/09/01(水) 18:48:48 ID:???
保守開始した方が良いのかな。
17通常の名無しさんの3倍:2010/09/01(水) 21:56:14 ID:???
せめて生存報告でもあれば
18通常の名無しさんの3倍:2010/09/01(水) 22:59:23 ID:???
まだ結構規制の影響もあるしな
19通常の名無しさんの3倍:2010/09/02(木) 00:00:56 ID:???
>>18
結構解除されたんじゃね?
20通常の名無しさんの3倍:2010/09/02(木) 01:21:41 ID:???
もともとこんぐらいゆっくりだべ。

クレクレする前に自分で何か作る努力もしてみようぜ。
21787 ◆7fKQwZckPA :2010/09/02(木) 15:08:08 ID:???
久しぶりなのでトリップが出てるか不安ですが、生存報告を。
のん兵衛先生を待ってる方、すいません787です。
採用試験が間近なのでまだ投下のめどは立ちませんが、
九月後半ごろには再開予定であります。(・ω・)ノシ
22通常の名無しさんの3倍:2010/09/02(木) 15:58:15 ID:???
楽しみに待ってますよ!
23通常の名無しさんの3倍:2010/09/02(木) 16:44:38 ID:???
いっそ機体はおろか肉体さえもなく、精神体だけでアムロがCEに来たら。
24通常の名無しさんの3倍:2010/09/02(木) 17:17:58 ID:???
>>23
ストライクに取り憑いたのがあった。
25通常の名無しさんの3倍:2010/09/02(木) 21:56:10 ID:???
たしかνのパーツをストライクに組み込んだよな。
26通常の名無しさんの3倍:2010/09/03(金) 10:54:24 ID:???
ママちゃん期待してる奴なんていないだろwww
27通常の名無しさんの3倍:2010/09/03(金) 11:52:12 ID:???
>>26
だまってママのおっぱい吸ってろヌケサク
28通常の名無しさんの3倍:2010/09/03(金) 18:01:31 ID:???
>>26若さゆえのネタ滑りも解せぬとは、相当重力に魂ひかれとるな、あんた。
29通常の名無しさんの3倍:2010/09/03(金) 21:30:02 ID:???
>>26
いい加減にしたら如何でしょうか?
草生やしてふざけたことぬかすな。
30通常の名無しさんの3倍:2010/09/03(金) 22:12:30 ID:???
紳士と自称しながら多少の煽りで感情的になるなど…
これでは人に品性を求めるなど絶望的だ
やはりスレはより良く導かれなければならん
自治をする絶対者が必要だ
31通常の名無しさんの3倍:2010/09/03(金) 22:21:41 ID:???
人にけちを付けたり、馬鹿にするときだけはレスが進むなあ
32通常の名無しさんの3倍:2010/09/03(金) 22:30:55 ID:???
>>31
実際の所、彼らは人を馬鹿にしてるわけでもケチを付けてるわけでもないんだよ。
自分の正しさを確信してそれを前面に押し出して主張してるだけなんだよ。
そりゃ口が(この場合は指か?)も回るってもんさね。











あ、キリッって付け忘れてた、キリッ!
33通常の名無しさんの3倍:2010/09/03(金) 22:35:30 ID:???
>>30
それがお前とでもいうのか?
34通常の名無しさんの3倍:2010/09/04(土) 04:05:45 ID:???
>>30
はいはいすごいすごい。
自分じゃSSを書けないもしくは書いても評価されない妬みで書いているあなたはどうなんでしょうね〜?
35通常の名無しさんの3倍:2010/09/04(土) 04:29:02 ID:???
>>34
君はパプテマス・シロッコという男を知ってるか?
36通常の名無しさんの3倍:2010/09/04(土) 05:26:11 ID:???
作者たちには及びもせぬが
せめて作りたや 何がしか
http://ifcca.x0.com/seed/joyful/img/155.jpg
37通常の名無しさんの3倍:2010/09/04(土) 05:34:55 ID:???
>>36
隣にいるのはAAですか?
38通常の名無しさんの3倍:2010/09/04(土) 05:37:45 ID:???
>>37
クラップかラーカイラムじゃないか?下にフィンあるし。
何にしても素晴らしい出来だ。
39通常の名無しさんの3倍:2010/09/04(土) 08:45:51 ID:???
>>36
投下乙です。凄い出来…
前々スレでサラミスの画像上げてくれた絵師さんでしょうか?
40通常の名無しさんの3倍:2010/09/04(土) 09:40:55 ID:???
>>36
乙です。
凄いな〜。普通に設定本とかに載っていそうなレベルです。

>>37
多分ラーカイラム。
41通常の名無しさんの3倍:2010/09/04(土) 10:05:26 ID:???
>>36
おお!乙!
シールドがUC連邦軍仕様ではなくCEオーブ軍と共通の仕様なのですな。なかなか凝っていますな。
ところでサラミス改ってグリプス戦役仕様、第二次ネオジオン戦役、ザンスカール戦役仕様で微妙に違うみたいなんですが、
書き分けられる絵師さんはおいでるのでしょうか。
42通常の名無しさんの3倍:2010/09/04(土) 11:18:56 ID:???
トリコサラミス改って新鮮な感じ
これならガウンランドがいても違和感無いな
4336:2010/09/04(土) 11:54:54 ID:???
過大なお言葉、有難うございます。呑ん兵衛氏のロンデニオン製サラミス&ジムUを作ろうと頑張ってはいるのですが
どうにも作業が遅々として進まない上にスレが停滞気味なので、おつまみにでもなればと思い。
みなさん其々のイメージがあるとは思いますが、ひとつの解釈ということでどうか。

>>41
今しがた逆襲のシャアとF91を確認してきましたが、どちらもグリプス戦役と目立った違いは無いようでした。
ザンスカール戦役ではビームシールドとミノフスキークラフトを増設しているようですが
映像からの差異はわからなかったように思います(カイラム級ジャンヌ・ダルク同様に)。
44通常の名無しさんの3倍:2010/09/04(土) 14:23:16 ID:???
ギアリング級がまだ現役みたいな感じだよな、サラミス。
45通常の名無しさんの3倍:2010/09/04(土) 15:12:41 ID:???
>>43
マイナーバージョンUPですからねぇ
46通常の名無しさんの3倍:2010/09/04(土) 17:00:27 ID:???
そういえば台湾のギアリング全館体液したね
CCAと関係ないけど。
47通常の名無しさんの3倍:2010/09/04(土) 18:00:46 ID:???
>>36
乙でした。ジムがいいですねえ〜今度はストライカーパック付のが見てみたいですね。
あとサラミスの銃座がイーゲルシュテルンの連装になっていましたがAAと同じ単装のほうが個人的にはいいとおもいました。
48通常の名無しさんの3倍:2010/09/04(土) 18:43:59 ID:???
イーゲルシュテルンが載りました。
http://ifcca.x0.com/seed/joyful/img/156.jpg
49通常の名無しさんの3倍:2010/09/04(土) 19:08:33 ID:???
なんかイーゲルシュテルンがでかいような気が……こんなもん?
ソードブレイカーにキャナルが趣味で買って付けてた対空砲座みたいだw
50通常の名無しさんの3倍:2010/09/04(土) 19:12:33 ID:???
1/1700の模型をノギスで測って測定しました。
75mmガトリング砲ですし、こんなもんかと。
多分オットーメララ127mm砲塔より大きくなるでしょう。
51通常の名無しさんの3倍:2010/09/04(土) 19:13:08 ID:???
>>48
外に放熱フィンを付けるなら船体下部のは要らない気が?
52通常の名無しさんの3倍:2010/09/04(土) 22:37:56 ID:???
週末の投下がありますように。
53通常の名無しさんの3倍:2010/09/05(日) 03:41:11 ID:???
そういえばと今更ながらに思ったがカナードが自分から名乗ってるから、
クルーゼがその辺まで明かさなくてもEEFに照会すれば身元が割れるんだよな。
まあ主人公を張るならこのくらいの苦難は真正面から乗り越えて見せなきゃいかんか?
54通常の名無しさんの3倍:2010/09/05(日) 16:51:50 ID:???
ヤマト夫妻もいるし、戦争を終わらせるために自分が何をするか考えてるから、
今のキラにとっちゃそんなに深刻な苦難でもないだろう。
55通常の名無しさんの3倍:2010/09/05(日) 17:09:08 ID:NFQb4Adt
>>53
カナードがちゃんと名乗る前に撤退してるからキラには因縁が伝わってないだろうなあ。
クルーゼがバラシタあとに気になって照会するってパターンだろうな。
そういえばバスターってどうなったんだろうね?トールが乗るかと思ってたけど、乗ってなかったし、ディアッカがきた時渡したかといえば、極秘訪問だから渡したら後で問題になる
からそれもなさそうだしなあ
56通常の名無しさんの3倍:2010/09/05(日) 18:05:59 ID:???
>>55
パーティで狂うぜが、カチコミせずに平和裏にいってたら
引渡し書類交換して現物と…の流れだったんでね?

読み返してみたら
最初出島でブライトたち人間のみ、
みたいだったし
57通常の名無しさんの3倍:2010/09/05(日) 19:03:08 ID:???
>>56
それは、プラント製のドレットノートとフリーダムの話でしょ。
バスターは連合製をプラントが奪ったんだから、プラントに返すもんじゃないだろう
返却するとしたら連合の方じゃないか?現に交渉の際にブリッツとバスター話にも出てなかったしね。
58通常の名無しさんの3倍:2010/09/05(日) 19:29:15 ID:???
おそらくバスターを死蔵するのは勿体ないんじゃない?と言うことなんじゃないかと。
59通常の名無しさんの3倍:2010/09/05(日) 19:43:34 ID:???
>>58
折角奪い返したものを死蔵するのが勿体ないからって奪った相手に返すなんてとんだお人よしだな。
60通常の名無しさんの3倍:2010/09/05(日) 19:54:42 ID:???
>>58
それならEEFに引き渡すでしょ。
一応連合からEEFは分裂した組織とも言えなくは無いし、開発国の大西洋連邦から離反した英国もいるからそちら方面でも主張できる。
61通常の名無しさんの3倍:2010/09/05(日) 21:29:55 ID:???
英国確かに主張できるな
62通常の名無しさんの3倍:2010/09/05(日) 21:42:12 ID:???
AAと水上艦船とかの扱いをみるとすでにロンデニオンに譲渡みたいな感じで話は付いてる感じではあるけどな。
63通常の名無しさんの3倍:2010/09/06(月) 00:28:51 ID:???
途中でもいから投下ないかな。
64通常の名無しさんの3倍:2010/09/06(月) 00:35:24 ID:???
今は待つしかない。
65通常の名無しさんの3倍:2010/09/06(月) 16:54:01 ID:???
98氏の読んでて気になったんだけど、仮にνガンダムの場合機体内部の
HDD(でいいのか?)に収められてる情報ってどんくらいあるの?

機体情報に関しても図面まで入ってるとは思えないしなぁ
66通常の名無しさんの3倍:2010/09/06(月) 17:20:07 ID:???
各種パラメータは当然あるが、普通なら設計図や配電図は無い
そういうのはνならチェーンの携帯端末とかにあって整備の時に機体につなげてデータ吸ってチェックとかアストナージさんが図面見ながらレンチふるうもん

スペック表や武器リスト、自己診断プログラムは有るだろうけどそれで詳細がわかるなら意味ないし
67通常の名無しさんの3倍:2010/09/06(月) 18:49:49 ID:???
>>65
記録媒体はおそらくssdみたいなものかと思われる。
hddでは衝撃とかの関係で機動兵器にはちょっと駄目じゃないかな?
68通常の名無しさんの3倍:2010/09/06(月) 20:19:12 ID:???
>>66
地形データとか宙域データはネットワークで入れてんのか?
ああでもミノ粉あるから駄目か。

たいがいのクロス物はそこんとこグレーだけど、実際はデータ吸い出し用のプラグとかから作らにゃ無理なんだろうな
69通常の名無しさんの3倍:2010/09/06(月) 21:11:21 ID:???
>>66
アムロの頭の中にあると思う(マジ)
70通常の名無しさんの3倍:2010/09/06(月) 21:40:06 ID:???
>>69
アムロの立場はコンセプトデザインとテスパイみたいなもんで
まともに考えたら自分で図面引くなんてことはないだろ
71通常の名無しさんの3倍:2010/09/06(月) 23:15:12 ID:???
アムロはA-10開発におけるルーデルみたいなもんではないかと
72通常の名無しさんの3倍:2010/09/06(月) 23:18:59 ID:???
>>71
ルーデル厨デター軍事板へいけ!
73通常の名無しさんの3倍:2010/09/06(月) 23:25:03 ID:???
νって開発期間短縮と生産コスト削減のためにサイコミュ関連やジェネレーターとかの特注パーツ以外は
量産が始まったジェガンあたりの信頼性のある部品を流用してるんでなかったっけ?
74通常の名無しさんの3倍:2010/09/06(月) 23:44:32 ID:???
>>70
アニメージュ板で自分で図面を引いてReZを作っていたアムロさん

チェーンの書いた設計図のかなりの部分はアムロの構想していた設計図というやりとりもあるわけで
設計図を引いてつくるぐらいの能力はあるぽいとおもうけど
75通常の名無しさんの3倍:2010/09/07(火) 00:02:05 ID:???
>>74
1stの時点で機械いじりでサイドじゃ有名だったんだから図面ぐらい当然引けるだろ。
76通常の名無しさんの3倍:2010/09/07(火) 00:35:13 ID:???
>>75
要求スペック出すついでに概略図程度ならいいけどちゃんとした図面引いてる時間なんてなくね?
77通常の名無しさんの3倍:2010/09/07(火) 00:38:00 ID:???
>>76
やりとり当時
時間があれば自分で図面を引く気満々でしたけど
チェーンが完成させてきたので引かなかっただけで
ReZはマジで自分で作ってやがったし
フレームをどこかからぱちったのか規格品流用したのかはしらないけど
78通常の名無しさんの3倍:2010/09/07(火) 02:04:45 ID:???
>>72
いや、ただの例えのつもりだったんだが、気に触ってしまったようだな。すまなかった。
79通常の名無しさんの3倍:2010/09/07(火) 13:00:05 ID:???
デュエルのレールバズーカって、リニアキャノンの部類?
80通常の名無しさんの3倍:2010/09/07(火) 18:44:20 ID:???
真面目に考察するとパーツを組み合わせた設計図は書けるけど、
個別のパーツ製造のための図面は書けないレベルじゃないかと。

個人で融合炉から武装まで一から設計するのは流石に無理だろうし。
流用するパーツを指定して、存在しない物は発注かけて……
だからCEで造るのは無理じゃないかなあ。
81通常の名無しさんの3倍:2010/09/07(火) 19:52:55 ID:???
>>79
「砲身内で弾を電磁加速させるリニアキャノンとしての機能も持つ」

1/100金枠の組説より。
82通常の名無しさんの3倍:2010/09/07(火) 20:30:33 ID:???
>>80
 >パーツを組み合わせた設計図は書けるけど
 ……それって設計図じゃなくて、仕様書って言いませんか?
 もっともメカとその働きを理解していないと、仕様書すら書けないのも事実だが
 でないと「ぼくのかんがえたさいk(略)」になるが
83通常の名無しさんの3倍:2010/09/07(火) 21:15:34 ID:???
>>82
規格品に応じた設計図はかけるけど。新規の規格は作れないが正しいと思う。
でないとZフレームからReZなんて作れないし

84通常の名無しさんの3倍:2010/09/08(水) 01:14:06 ID:???
まあ機械オタクのアムロが軟禁中とかにMSの設計を勉強していても不思議ではない
ただ基本は理解していても最新鋭の技術もあるし全てを設計するのは難しいから
開発スタッフと協議しながら進めていく形だとは思うが
特にνの時はシャアの捜索とかで時間もなかったと思うし
85通常の名無しさんの3倍:2010/09/08(水) 01:55:36 ID:???
カエルの子はカエルなんだろうね。
アムロの父親、テム・レイはガンダムの開発者だからね。
86通常の名無しさんの3倍:2010/09/08(水) 02:03:27 ID:???
アムロはキットから作ってるのであって
部品を旋盤から造るレベルでないとおも
87通常の名無しさんの3倍:2010/09/08(水) 07:01:40 ID:???
そらそうだろう
88通常の名無しさんの3倍:2010/09/08(水) 07:54:53 ID:???
ガチ技術者もやれるパイロットはパプティマス様だけ
89通常の名無しさんの3倍:2010/09/08(水) 10:41:02 ID:???
非接触で人間の脳波を読み取り、伸びる手足で階段の昇り降りもでき、自己判断で武装した兵士に体当たりを敢行する。
そんなハロのAIは市販のものとは思えないんだけどアムロが自力で作ったんだとしたら相当なもんだと思う。
90通常の名無しさんの3倍:2010/09/08(水) 10:51:26 ID:???
実はあの中には人が入っていてな
91通常の名無しさんの3倍:2010/09/08(水) 11:54:59 ID:???
特にコンピューター関係に強いのかな?
まあありえない前提では有るが、アムロとカミーユとシロッコが組んでMS作ったら凄いのが出来上がりそうだなw
92通常の名無しさんの3倍:2010/09/08(水) 14:05:36 ID:???
>>91
パプティマス「私だけで十分だが」
93通常の名無しさんの3倍:2010/09/08(水) 14:09:19 ID:???
何かシロッコさんのはコンセプトが偏ってるという気がしないでもない
94通常の名無しさんの3倍:2010/09/08(水) 14:46:44 ID:???
シロッコさん制作の機体はチーム組んで運用するのを
前提にしてるとかいうのをどこかで読んだ気がする
95通常の名無しさんの3倍:2010/09/08(水) 15:05:42 ID:???
>>94
種でたとえると三馬鹿とか機体みたいなもん?
96通常の名無しさんの3倍:2010/09/08(水) 15:11:06 ID:???
>>94
ああ、確かにハンブラビなんかはそうだ

あとシロッコの考案した機体って全て宇宙用じゃね?
……というかシロッコはZで地球に降りた事ないよな?

初登場時に地球に近づきすぎて重力に囚われたくないみたいな事言ってたが
木星圏での生活で何かトラウマでも出来たのかしれん
97通常の名無しさんの3倍:2010/09/08(水) 15:38:29 ID:???
>>95
うろ覚えだがそんなもん
ジ・Oが近接戦+エース封じ担当
パラスアテネが遠距離での支援と火力担当、とかなんとか書いてあったかな
熊さんとメッサーラは忘れた
98通常の名無しさんの3倍:2010/09/08(水) 17:20:01 ID:???
熊さんは電子戦担当じゃなかったっけ?
ドラグナーのD−3みたいな。
それにしちゃ戦闘力もでかいけどな。
強襲偵察とか得意な機体だったと思う。
99通常の名無しさんの3倍:2010/09/08(水) 17:37:43 ID:???
まあこれでも食らって落ち着こうぜ

ttp://moepic3.moe-ren.net/gazo/netaren/files/netaren81802.jpg
100通常の名無しさんの3倍:2010/09/08(水) 19:14:11 ID:???
なにこれエロイ
101通常の名無しさんの3倍:2010/09/08(水) 20:35:35 ID:???
>>99
※このあとスイカバーはスタッフの皆さんでおいしくいただきました。
102通常の名無しさんの3倍:2010/09/09(木) 23:00:24 ID:???
>>98
サマーンは偵察機ね。
シロッコ作のMSって初期型Gと被るのがあるな。
イージス=メッサーラ
パラスアテネ=バスター
ボリノークサマーン=ブリッツ
やはり運用が同じだと似るのかな?
103通常の名無しさんの3倍:2010/09/09(木) 23:14:48 ID:???
あれ、メッサーラだけは木星圏での足にするためのMSでそれ以降のジュピトリス製とはちと違うんじゃ
104通常の名無しさんの3倍:2010/09/10(金) 00:59:17 ID:???
>>103
別にジュピトリス製じゃなくてシロッコ作っていってるんだから問題ないでしょ。
あとメッサーラだってジュピトリス製には違いないし
105通常の名無しさんの3倍:2010/09/10(金) 01:48:45 ID:???
並みのMSを凌駕する性能持ってるけど、本来は戦闘用じゃないんじゃない?
他のMSとの連携なんて考えられてないみたいだし
106通常の名無しさんの3倍:2010/09/10(金) 10:06:25 ID:???
木星圏で運用するためのとにかく推力重視な機体のようだしね

ところでwikiでZのティターンズMSを調べてみると
バイアランがシロッコ設計かもとか、その機動性重視のコンセプトは後のνに引き継がれたという説もある
とか書かれてたw
(確かに優れた機体であるが、流石に強引すぎるような気が……)
107通常の名無しさんの3倍:2010/09/10(金) 17:01:14 ID:???
滞空時間延ばすために武装が内蔵式のメガ粒子砲とサーベルだけのバイアランと
オーソドックスな基本重視の汎用型+ファンネル運用能力のνじゃいくらなんでも無茶な説としか……
バイアランは好きな機体だがそれは流石にないでしょ
108通常の名無しさんの3倍:2010/09/10(金) 17:31:31 ID:???
>>106
νに引き継がれたとかいうのは確かに強引過ぎですね。
自分にはむしろ、当時ではほとんど使用されていない様子のバズーカを含んだ武装、
可変機構や内蔵武装などを取り入れなかったことなどから、ファーストガンダムを強く意識しているとしか思えないです。
アムロも関わってますしね。
109通常の名無しさんの3倍:2010/09/10(金) 18:30:53 ID:???
wikiはわりと出鱈目な事ばっか書いてるぞ
好き勝手に編集できるからやりたい放題だ
参考にはなっても、本気にしちゃ駄目だ
110通常の名無しさんの3倍:2010/09/10(金) 18:43:27 ID:???
当てになるのは身長体重とかの機体スペックの数値表ぐらいだな。
111通常の名無しさんの3倍:2010/09/10(金) 22:05:26 ID:???
その数値すら当てにならないことが稀によくあるw
112通常の名無しさんの3倍:2010/09/10(金) 23:12:06 ID:???
ガンタンクとヒルドルブの射程がダンチだったりな
113通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 00:44:20 ID:???
>>112
そいつは自走砲と戦車主砲をいっしょしてるんじゃ
114通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 13:56:35 ID:???
まあなんだ、ガンダムの世界はどう見ても砲弾質量が異常に軽いとしか思えないから。
ザメルなんか68センチ砲積んでるのに全備重量僅か121トンだし。
現実の砲弾重量は46センチ砲弾で1.5トン、51センチ砲弾で2トン、68センチ砲ともなれば確実に3トン以上、下手すりゃ4トン超えるだろう。
それを発射する装薬だって1トン以上になりかねないんだからな。
ボールやガンタンクの120ミリ低反動キャノンも砲身サイズから見たらあり得ない口径(小さすぎる)な訳で。
まあ、ガンダムシリーズの場合実弾兵装、ことに初期作品のそれは明らかに物理法則捻じ曲げてるんじゃないかってレベルのものが多いから、突っ込むだけ野暮だとは思うけどさ……。
115通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 14:45:56 ID:???
UC世界はリニア系とかの電磁加速兵器はほとんどないな。
核融合炉が主動力ならもっと活用出来ると思うんだけどな
116通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 14:59:40 ID:???
つ陸戦用ジム
最終的にはわざわざエネルギー消費して実弾飛ばすなら
ビーム使った方がいいという結論になったんじゃなかったっけ?
117通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 15:22:09 ID:???
バズーカとか弾頭ぶっ放すのはリニア式の方が弾速稼げると思うんだけどな。
途中で弾頭の方でも点火すればさらに加速できるし。
118通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 15:24:45 ID:???
>>115
カタパルトや、艦内の手摺りとして、リニアは大活躍ですぜ?
119通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 15:27:51 ID:???
>>117
光の速さのビームには敵わないんじゃね?
120通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 15:29:14 ID:???
>>119
無反動砲とかに比べたらって、意味じゃね。
121通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 15:32:00 ID:???
リックディアスのクレイバズーカ辺りはリニア式だったような気が
122通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 15:55:53 ID:???
実弾を使用した兵器ってビーム兵器に比べて
戦闘中の補給時に時間かかりそうな気がするんだけどどうなんだろう
123通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 16:11:24 ID:???
マニピュレータでマガジン(Eパック)チェンジするんだから手持ち式に関してはそう変わらんだろう
内装式の機体は機体次第としか
124通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 16:17:12 ID:???
威力とかの方に目が行き勝ちだけど、現代兵器とかでも威力より利便性やコストの方が重要だからじゃないかな?
実体弾よりビームの方がコスト的には良いことは間違いないしね。
125通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 16:48:56 ID:???
この週末は投下がきそうな予感がする。
もしきたら俺ニュータイプ
126通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 17:26:59 ID:???
核バズーカなんかはリニア式でなかったかな?
127通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 17:48:07 ID:???
よくわからんとりあえずソースくれ
128通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 18:05:50 ID:???
弾頭にブースターが付いてる普通のバズーカーだよ。アトミックは
129通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 18:36:34 ID:???
実弾兵装のメリット>弾頭部に炸薬を詰め込める。
          つまり命中しなくても爆発する事で相手に損害を与えられる可能性がある(究極系が核弾頭)。
デメリット>弾速が遅く、命中までの時間が長いため命中精度に劣る。
      強固な装甲相手には効果が薄い。

ビーム兵器のメリット>弾速が早く、命中精度が高い。
デメリット>直撃しても光学直系分の穴を開けるだけなので、途中に爆発を引き起こすものがないとあまり大きな損害は与えられない
      基本的に至近弾の意味がなく、直撃させないと大きな損害を与えられない。

実弾とビーム兵器の得失差ってこんな感じかね?
130通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 18:49:57 ID:???
ビームは曲げたり反射させたりはできても、ミサイルみたいに誘導は無理ってのもある。
131通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 19:46:43 ID:???
>>129
実は、ガンダムのビーム兵器は、メガ粒子砲なので弾速が速いとも言い切れない
マシンガンとかの弾のが確実に速い

メガ粒子砲はビームの周囲にメガ粒子の粉が散るので、掠めただけでもMSが穴だらけになることがある
132通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 20:39:20 ID:???
グリプス戦役以降のMSは普通にビームコートしてあるっぽいけど、
ビームが掠めた時の損害を小さくする程度の効果しか無いんだろうな
133通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 20:54:29 ID:???
>>132
現実世界の防弾チョッキ、ボディアーマーと同じで
死亡を重症に
重症を軽傷に
軽傷を無傷に
軽減するだけでもやる意味があるんだろうね
MSもパイロットも基本高価値だから
134通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 21:14:37 ID:???
>>131
いやさすがにメガ粒子砲と比べたらマシンガンあたりは圧倒的に遅いよ
メガ粒子砲は大気圏内だと拡散が早いって問題点があるが
135通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 21:22:50 ID:???
っうかF91やVの時代には近接火器以外の主兵装としての実弾兵器がほぼ無いとこをみるとこのころの時代には完全に
廃れたと考えてよくないかな?
136通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 22:01:25 ID:???
F90のDとか、V2のライフルはランチャーつきじゃなかったっけ?
あとショットランサーとか。
137通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 22:08:58 ID:???
>>136
ショットランサーって実弾兵器か?格闘兵器の一種だと思うのだけど?
138通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 22:12:13 ID:???
>>137
質量兵器ではあるね。
なんで地上でもショットランサーつかっていたのか疑問だけど
>>136
キャノンとか一応実弾だったねぇ>F-90D
一応ロトとかもいたし。完全に廃れてはないけど廃れ気味ってのが正しそう
139通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 22:37:07 ID:???
>>137
いや、ショットランサーって機銃付いてなかった?
オマケに槍部分の射出機能とかもあった様な記憶があるんだが……
140通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 22:42:53 ID:???
>>139
あったはず、60mmX4だか2だかが。ベルガ系が4門でとデナン系のが2門だっけ
141通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 23:07:11 ID:???
接近兵装以外だからナチュラルに除外してたけど>機銃
っていうか大砲とか以外の武装
142通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 23:17:09 ID:???
Gキャノンのマシンキャノンも実弾だし
ヘキサとかもガドリング砲を使ってたな
F91らへんから完全にコロニーや環境への配慮としてマシンガンを使っているな
143通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 23:26:12 ID:???
>>142
MSの小型化で防御重量が減ったから実弾でも十分なダメージが
与えられるようになったとかいうのをどこかで読んだような
144通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 23:46:40 ID:???
なんつーか皮肉な話だよな
もう装甲でビーム防ぐとか無理→じゃあ装甲とか薄くていいよね→実弾で抜けるからそっち持たせたほうがよくね
の流れ
145通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 23:53:34 ID:???
Vの時代の実弾兵装なら一応こんなのまであるな、一応公式
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1141530.jpg
146通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 23:56:06 ID:???
話ぶったぎって悪いが、ここのオフスレ覗いてきたんだけど、まとめサイトの管理人さんがのん兵衛氏から絵をもらった
って書いてるけど、いつアップされるのかな?早くみたいな、、そうすれば、この飢餓感も少しは解消されるだろうから。
147通常の名無しさんの3倍:2010/09/11(土) 23:58:49 ID:???
>>145
これを実弾兵器にするとなんでもそういう風になって区別がつかんぞ
148通常の名無しさんの3倍:2010/09/12(日) 00:09:09 ID:???
>>147
MSハンドブックだっけ?のメガスピアジャベリンか……
確か「撃ち出す」っていう話だけどどうなのエロい人
149通常の名無しさんの3倍:2010/09/12(日) 00:27:59 ID:???
>>148
真面目に考えるんだったら対艦ミサイル的な使い道しかなさそうだけど
対MS用だったらその重量とスペースで実弾砲にしたほうがまだまし?
150通常の名無しさんの3倍:2010/09/12(日) 01:00:49 ID:???
>>149
カートリッジ式のヴェスバーでええやん。
151通常の名無しさんの3倍:2010/09/12(日) 02:27:20 ID:???
投下はまだか
152通常の名無しさんの3倍:2010/09/12(日) 02:54:27 ID:???
良い子にしていればきっとくるさ
153通常の名無しさんの3倍:2010/09/12(日) 02:57:05 ID:???
>>135
>>145
MS小型化と同時にビームシールド技術が隆盛
以降、近接格闘がMS戦闘のメインになった……設定だったような
実はあの時期以降はビームさえ決定打にならない
高出力の奴は別として
154通常の名無しさんの3倍:2010/09/12(日) 02:57:10 ID:???
>>151
とうかは過ぎ去ったでしょう
155通常の名無しさんの3倍:2010/09/12(日) 10:08:43 ID:???
Vの小説で掠めたメガ粒子で装甲が細かい穴だらけでスポンジみたいになっちゃってるみたいな描写があったような
156通常の名無しさんの3倍:2010/09/12(日) 15:37:29 ID:???
閃光のハサウェイにもあったと思う。
157通常の名無しさんの3倍:2010/09/12(日) 17:13:25 ID:???
>>153
ビームシールドが全周囲防御じゃないのが救いだよなぁ
158通常の名無しさんの3倍:2010/09/12(日) 18:40:59 ID:???
>>154
我々の希望の光たる灯火はまだ輝かないなあ
159通常の名無しさんの3倍:2010/09/12(日) 20:06:05 ID:???
小説版F91のシーブックの親父の死因も、飛び散ったメガ粒子だったな
160通常の名無しさんの3倍:2010/09/12(日) 20:43:18 ID:???
>155
それ、小説版「機動戦士ガンダム」時代からそーいう表現あったと思う。
「見えない穴」という感じだったと記憶してるが。
161通常の名無しさんの3倍:2010/09/12(日) 21:20:56 ID:???
投下はおろか生存報告もなく、あるのは雑談(しかもスレ違い)のみ
このスレも御終いだな。
162通常の名無しさんの3倍:2010/09/12(日) 21:26:32 ID:???
気の早い奴だなあ。
163通常の名無しさんの3倍:2010/09/12(日) 22:13:12 ID:???
>>162
そんなことあるわけないじゃなくて、気が早いレベルなんだ。
164通常の名無しさんの3倍:2010/09/12(日) 23:44:29 ID:???
のん兵衛先生〜せめて近況だけでも
165通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 00:39:19 ID:???
(前回から一月も経ってないのにもう飢えてるだって……?そんなことがあるのか?!)
166通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 00:54:44 ID:???
>>165
餓え過ぎて餓死者が出てる状況だかんな
167通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 01:18:25 ID:???
自治厨だけ残ればいいさ
168通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 02:48:21 ID:???
>>164
こういう奴本当キモイな
169通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 10:30:59 ID:???
こういうのをクレクレウザいと言うんだろうな
170通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 10:51:05 ID:???
やれやれ、たかが1か月も持たずに飢えはじめるとは情けない
171通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 14:49:13 ID:???
ぶっちゃけ雑談のが楽しい
172通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 14:57:41 ID:???
↑雑談する友達も居ないのかよ
173通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 15:12:16 ID:???
BS11で、Vガン、ついこの前(二・三週間前だったか?)一話だったのに
いきなり来週最終回…、なんでまた?

それからシャクテイとかって子、なんか嫌われているみたいだけど
これもまたなんで?
174通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 15:56:31 ID:???
>>173
彼女が良かれと思って起こした行動が裏目に出て死人が出るということがあってだな、死神とか言われてたっけ
175通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 16:08:30 ID:???
母娘揃って傍迷惑な人達だったなw
176通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 16:49:23 ID:???
>>173
シャクティがウッソ母と共に捉えられてたモトラッド艦から脱出する際、
完全な善意から見かけたクロノクルを説得に行く→みんなで逃げ遅れ、ウッソ母死亡。
母の首が入ったヘルメットを抱えたウッソが「……母です」はトラウマシーン。

終盤、自らサイコミュ要塞エンジェルハイロゥのコアになる。
「人々から争いを無くすため」祈り、結果、サイコウェーブで人々を幼児退行させる。
数千人のサイキッカー(NTみたいなもん)と同調した思念波は都市一つを瞬く間に壊滅させた。
勿論これも善意からの行動である。なお、この要塞攻略の際にシュラク隊の女性パイロットは一人除いて皆死んだ。
177通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 17:43:41 ID:???
さすが黒富野だ、徹底的だな。
178通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 18:12:12 ID:???
善意の加害者の方が悪意の加害者よりも手に負えないですな。
179通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 22:20:57 ID:???
ラクスとどっちがタチ悪いかな?
同じ平和を祈る者どうしで
180通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 22:27:28 ID:???
善意の者を最悪の加害者に仕立て上げる富野が最悪に決まってる。
次点は電波を善意と抜かす負債ね。
181通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 22:49:09 ID:???
>>180
お前馬鹿だなあ
原作者の比較してどうする
182通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 23:06:51 ID:???
シャクティは子供の頃本気で嫌いだった
183通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 23:09:48 ID:???
ラクスは大人になった今本気で嫌いだな。
184通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 23:12:30 ID:???
>>170
何時もの事だろ。逆に一月持った思った方が良いかも。何時もは一週間位で持たなくなる。
185通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 23:47:43 ID:???
>>179
ラクスが平和を望んでるってのはいくらなんでも無理があるだろう
変な邪推入れなくても、表舞台で動けるだけの地位とかありながら地下組織を率いてひたすら戦力増強してた女ですぜ?
地球なりプラントなりがガチでヤバイ時はスルーだし
186通常の名無しさんの3倍:2010/09/13(月) 23:59:53 ID:???
平和を求めたのはむしろシンの方で
ラクスたちは自由を求めたんじゃなかったっけ?
187通常の名無しさんの3倍:2010/09/14(火) 00:04:07 ID:???
公式には平和を求めた歌姫ってことになってるからねえ
188通常の名無しさんの3倍:2010/09/14(火) 00:35:12 ID:???
>>183
たかがアニメのキャラに本気とか
まだ大人になり足りないんじゃね?
189通常の名無しさんの3倍:2010/09/14(火) 00:47:50 ID:???
それは住人全員にいえること。
この世界には大人なんていない。俺もお前も子供なんだ。
190通常の名無しさんの3倍:2010/09/14(火) 00:49:02 ID:???
>>183はもしかして赤い人?
191通常の名無しさんの3倍:2010/09/14(火) 01:18:10 ID:???
分かっていました、大人をやりゃあいいんでしょう?分かったフリをしてさ
192通常の名無しさんの3倍:2010/09/14(火) 04:10:56 ID:???
>>173
G・セレクションだっけ
何話かだけのつまみぐい放送だから

黒富野はすげーよな
以前アニメ雑誌かなんかで見た病気の御大が放った危険球って表現には納得したw
193通常の名無しさんの3倍:2010/09/14(火) 10:54:41 ID:???
>>178
地獄への道は善意で舗装されている、というやつか
194通常の名無しさんの3倍:2010/09/14(火) 18:49:53 ID:???
>>179
どっちがタチ悪いかは何とも言えんが、
シャクティは言ってみれば一線を越えられ無かったラクスなのかも試練。
195通常の名無しさんの3倍:2010/09/14(火) 19:25:59 ID:???
オデロさんを殺したシャクティは絶対に許さない
196通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 10:13:54 ID:???
>>176
自分の行動で招いた結果が最悪になった事を
そのシャクティってのは知ってるの?

知らないまんま物語が終わったんならそれはそれでスゲエわ
197通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 10:33:23 ID:???
其処まで酷いとは知らなかった気も。
知ってたらまともな感覚では生きていられないだろうし7.
198通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 12:07:20 ID:???
最終回後、シャクティは絶対ウッソとヤってるんだろうな
199通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 13:38:39 ID:???
シャクティって劇中じゃ10歳だっけ?
御禿は酷い奴だなw
200通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 17:29:59 ID:???
>>196
モトラッド艦からの脱出の時にウッソ母が死んだのが自分のせい、とは思っているかも知れないが
エンジェルハイロゥの効果が人を緩慢に殺すことだとは知らない。

>>199
もうちょい上だった気がする。ウッソが14だから。
201通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 17:32:51 ID:???
>>195
オデロを殺したのはカテジナだろ。
それよりも、親衛隊がビームサーベルで殺しあった時、
シャクティが「愛し合う人たちが殺し合うなんて!」と驚愕するわけだが、
お前が捕虜解放してザンスに帰りたいとか抜かしたからや!と当時テレビに向かってツッコミ入れずにはいられなかった。
202通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 17:46:49 ID:???
>>201
シャクティの洗脳ウェーブで混乱した隙をカテジナに突かれたんだよ
いわば二人の共同作業って奴だ
203通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 18:43:14 ID:???
見事に共同正犯が成立するわな。
シャクティも結果論としてはオデル殺害の責任がある。
204通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 19:14:12 ID:???
ある意味、UC史上最悪のヒロインだからねえ、シャクティ
スパロボとかでも、シャクティのせいで人が死ぬ所だけはなぜか再現されてるし・・・
205通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 19:42:40 ID:???
しかしシャクティはウッソにやりたいことをやり尽くされていると聞く
頭の中が思考放棄しやすい状態にあるかも

だからこそのサイキッカーの才能で常にトランス状態とかで責任能力がないとかいわれかねない
206通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 19:49:55 ID:???
おまいらが馬鹿にしまくってるシャクティだが、あの子は連方式を小学生でこなすウッソと
競争できるほど頭がいいぞ。

・・・カルルマンの教育はどうなるんだろうか。
207通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 20:07:34 ID:???
>>206
マーベットさんがよろしくやってくれる
208通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 20:13:16 ID:???
>>296
別に馬鹿にしている訳ではない
不憫だ、と言っているだけだ
209通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 20:29:19 ID:???
>>296に不憫な子がいると聞いて
210通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 22:02:28 ID:???
>>206
そこまで頭いい=聡明(侮蔑と皮肉 、なら
「〜したら、最悪こうなる、とかのKY危険予知等くらい考えられるだろ?

「善意の白痴・天然・バカ娘ヒロイン」より、もっと始末悪いわ…
天然善意のバカ一直線行動も「…ああ、このバカ黒ンボ娘、義務教育終了してねーから
こんなバカ行動かよ…」と思ってたが・・・、下手に「頭いい(笑」なんて設定って聞いたら
尚更憎たらしく思うわ
211通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 22:43:41 ID:???
知識があるのと
頭が良い
は微妙に違うからなぁ
212通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 22:46:38 ID:???
なんだ投下があったのかと思ってきてみれば、スレ違いと誤爆だったか
っうか考察スレの方もだけど、Vガン厨が常駐してるようだけど、なんで専用スレで話さないの?
書き込みが薄っぺら過ぎて追い出されたからなのか?
213通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 22:56:00 ID:???
>>211
いいや、全然違わない
「白痴の特殊学級(笑 な奴」が「知識がある」と言う高尚なものを
体得できると思うのかね?
214通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 23:41:35 ID:???
シャクティは意図してそういうキャラにされたフシがあるからまあいいんじゃね
劇中でもまたシャクティの病気が出たとか言われちゃってたし
215通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 23:45:37 ID:???
>>213
旧軍のエリートとかさ
典型的な勉強の出来る馬鹿やん

種のプラントの連中もそっちの香りが
216通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 23:50:41 ID:???
シャクティはまさしく(御禿に)呪われし姫君か…
ラクスの方は(負債の祝福に)呪われし姫君だな。
217通常の名無しさんの3倍:2010/09/15(水) 23:54:30 ID:???
>>215
あっちに関しちゃ、単に上層部にダメ人間が集中した上に日本人の気質が未だに江戸時代だったのが原因だから
218通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 00:14:44 ID:???
>>217
それと子供のころから幼年学校に入って陸軍士官学校、陸大まで世間に触れず人生の大半を軍の中で過ごしてることも
原因だけどな。
219通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 00:51:39 ID:???
>>213
御禿曰く、シャクティは戦争という異常な環境にごく普通の感性のまま紛れ込んでしまったのが罪
オデロあたりは子供が子供が戦争に自分から突っ込んだのが罪、だとかどっかで言ってたような
220通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 01:05:43 ID:???
女子供を戦争に巻き込んだリガ・ミリティアが一番罪深く思えてきたんだが?
221通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 01:12:49 ID:???
>>220
女子供を矢面に立たせていたザンスカールの方がひどくねぇ?
222通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 01:18:55 ID:???
>>220
だからジーさんたちはあれだけ話を盛り上げながらもノリだけで戦略レベル的には無意味な特攻で全滅らすぃ
223通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 01:21:08 ID:???
>>213
鳩山と管は聡明?頭いい?あーしたらこーなるって解る人ですか?
ガッコは東大卒らしいけど
224通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 01:26:05 ID:???
>>222
まてまて
じいさん達はリーンホースjrを特攻はさせていたけどある程度被弾してからたいかんさせてからだった記憶があるが
225通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 01:30:15 ID:???
>>224
あー、リーンホースjrに残ったじいさんたちは、ね。
226通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 02:18:29 ID:???
Vは意図して酷い話にキャラにシチュエーションだからな
病気で且つ色々やけっぱちな時期の御大だから凄まじいw
伊達に黒富野とは言われてない
227通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 03:55:55 ID:???
だからこそVに限らず、黒富野は生々しく、生半可なドラマよりも面白いんだよな
良くも悪くも御大は容赦ねぇ。Vなんか東京じゃ夕方五時だぜw
228通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 04:47:11 ID:???
>>222 >>225
でもじいさんたちのリーンホースjrの特攻は結果的には艦隊を全滅させてるわけで無駄でも無いのか

そういう論法だとウッソパパの艦の特攻も戦果を上げてるんだが
……やってる事はどっちも同じだよって御大の皮肉なのか
229通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 10:30:16 ID:???
それでもまだシャクティのほうが紫豚よりマシな気がするぜ
230通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 12:27:29 ID:???
男女関係のそういうのが苦手なら紫豚のが嫌でもわかるっちゃわかるけど
単純なウザさではシャクティは期間が長い分イライラさせられっぱなしでマジ辛い
231通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 13:25:48 ID:???
いや紫豚さんは最初っから地味にウザキャラだよ
232通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 15:14:35 ID:???
…なんか、こういう世界こそ
飲兵衛先生みたいにアムロ&ロンドベルが転移して…
つーか「失われし〜」のVガン世界版のクロスSSが見てみたいね、正直、種より酷いと思ったのは俺だけ?w

まぁ、モビルスーツ性能はVガン時代が凄いのは判るけど、そこら辺は
「ロンドベルのパイロット」が、「リガミリティアのMSに乗り換える」とか
「エンジン(核融合炉)」「装甲材交換」とか「シールド→ビームシールド装着」とか…

Vガン世界のパイロット錬度ってどんな感じだったかな?

更に、仮にVガン開始時にアムロと愉快なロンドベルが転移した…と過程して
アムロ達も加えたパイの錬度(この場合アムロ達はV時代の機種転換の感覚は「V時代のを会得した」と 過程して…)
233通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 15:16:54 ID:???
>>232
シュラク隊のお姉さん達が最後まで生き残るんならいいなw
んで全員ご懐妊と
234通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 15:17:13 ID:???
>>232
一部のエリート及びエース級パイロット以外は一年戦争機の連邦軍パイロットよりはまし程度
235通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 15:24:34 ID:???
>>232
そもそもの問題は動かない連邦政府とミリシャにすぎないリガミリティアの能力だからなぁ
236通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 15:31:16 ID:???
なら、ロンドベルとアムロが来たら結構面白くなりそうだ
Vガンとフィンファンネルの組み合わせ…というのも見てみたかった…

余りの連携の悪さのポカーンなロンドベルの面々w
237通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 15:45:46 ID:???
御禿作品だと物量に踏みつぶされるフラグな気がするんだがなぁ
238通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 17:06:20 ID:???

リガミリティアって別に素人ゲリラ集団じゃ無いぞ
ウッソとその仲間が単独行動しがちなだけで……
他は地球連邦の部隊単位での合流とかあったはず
異常なのは単独行動やりきる力の有るウッソ一味
239通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 17:57:16 ID:???
スレ違いどころか、板違いってどうよお前ら
240通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 18:01:43 ID:???
>種より酷い
当たり前だろ
精神状態ヤバい時期の上に
書いてる人間の地力が違う

メタ的な事抜かせば
曲がりなりにも一つの機関として150年以上の統治を続けた連邦が
限界にきてる時の話だからね
なんかもう色々いっぱいいっぱいな感じなんだろう
241通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 18:18:44 ID:???
だいたい一年戦争以後あれだけ内乱があったのに150年以上も崩壊することなく統一政府だった連邦がマジヤバイ
むしろVで驚いたのが中央政府が月面に遷都されているんだよな
242通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 18:35:38 ID:???
味方のお爺さんたち:君はスペシャルだ!是非とも我々のMSに乗ってくれ!→最後の最後で戦後の責任果たそうとせずに特攻
敵のイカついおじさん:子供が戦争するもんじゃない、みんなおかしくなっちまう→手榴弾自殺
243通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 18:56:31 ID:???
>>242
最後に残ってた爺さん達に戦後をどうこうする能力なんて無いぞ
出来る人は随分前にギロチンで殺されちまってる
244通常の名無しさんの3倍:2010/09/16(木) 23:05:46 ID:???
>>236
それもうあるから。そっちへ行け
こんな状況じゃ投下があってもスレ違いな雑談を続けてそうで怖い
245通常の名無しさんの3倍:2010/09/17(金) 06:23:46 ID:???
くわしく
どこ?
246通常の名無しさんの3倍:2010/09/17(金) 18:03:00 ID:???
そのぐらいは自分で探すんだな。

昔さ、Bクラブって本にアムロがいくえふめいになった後にカイがアムロを探してて
シャンブリラでガンキャノンと再会する漫画を見たことがあるんだが
カイ・シデンのレポートなんて出てきた今、黒歴史になっちまったのかな。
247通常の名無しさんの3倍:2010/09/17(金) 18:07:18 ID:???
>>246
それ、読んだことあるな
ビーチャやエル達が出てくる奴だろ?
248通常の名無しさんの3倍:2010/09/17(金) 18:34:05 ID:???
>>247
そうそう、ゲモンとヤザンとビーチャとエルが居たと思う。
249通常の名無しさんの3倍:2010/09/17(金) 18:44:29 ID:???
>>246
中身がジェガンのガンキャノンの話……?
SDクラブじゃなかったっけか?
250通常の名無しさんの3倍:2010/09/17(金) 19:30:39 ID:???
ふと思ったが仮に、カイがジャーナリストにならずにMSパイロットを続けてたら
どれくらいの腕前になれたんだろ?
ヤザンとかガトーの化け物オールドタイプレベルは無理だろうけどさ
251通常の名無しさんの3倍:2010/09/17(金) 19:45:48 ID:???
アポリーレベルとか
252通常の名無しさんの3倍:2010/09/17(金) 20:07:32 ID:???
まあ中堅レベルってところじゃない?

そういや小説版のカイはニュータイプなんだよな……
某Gジェネの小説版カイは洒落にならんほど強かったなあ
253通常の名無しさんの3倍:2010/09/17(金) 20:11:59 ID:???
なんだかんだでガンタンクでズゴックを落とし、ア・バオア・クー直前のアムロの嘘を見抜く男
それがカイ
254通常の名無しさんの3倍:2010/09/18(土) 00:11:40 ID:???
作中の描写を見る限り、中堅以上のベテラン位の腕じゃないかな?カイ
255通常の名無しさんの3倍:2010/09/18(土) 00:28:15 ID:???
さて、連休中にいい意味での動きはあるかな。
256通常の名無しさんの3倍:2010/09/18(土) 21:18:42 ID:???
このスレ雑談スレにかわったの?
257通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 00:22:10 ID:???
人気がないなあ、、みんなOOの映画にいってるのかな?
258通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 00:40:34 ID:???
ユーラシアにビッグトレーやへヴィ・フォークのような陸上戦艦を売り込んだら如何だろ?
ハンニバル級はまだ開発されてないし、キャタピラで水上移動できないし、
259通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 01:40:51 ID:???
>>258
既に戦局は有利に進んでるし連合との全面戦争にでもならない限り、用途がないだろうなあ
260通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 02:00:38 ID:???
むしろガルダ級とかの方が喜ばれるんじゃね?
261通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 03:09:45 ID:???
例え戦後になったとしても、レセップス級に対抗できる陸上戦艦が現状存在せず、対地支援砲撃能力がある陸上戦艦の方が存在感があるから、ガルダ級より軍や国民受けすると思う
それにガルダ級を売ったら、ロンドベルのミノフスキークラフト艦の存在価値が下がるだろ
262通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 10:46:44 ID:???
作るならギャロップだろ
263通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 11:06:21 ID:???
ガルダなんてコストが馬鹿高だし、動力の問題があるから、ガンペリーがよくねえ?
CE世界は手ごろな大きさでしかもVTOLの輸送機なんてないだろうし。
264通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 11:50:18 ID:???
それならミデアでいいじゃねーか
ガンペリーよりペイロードあるし
265通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 13:09:17 ID:???
>>263
「VTOL輸送機」てのがある。MSを直立したまま輸送可能
それより一回り小さい「中型輸送機」は、垂直離着陸能力は有さないが、MSを高速で輸送可能だそうな
266通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 15:16:35 ID:???
>>263

シン 「やったあ!ステラ、やったぞ!
   …おいステラ、どうしたんだ?上がってこいよ、ステラ」
ルナマリア 「シン、気をつけて。着艦よ」
シン 「おう、了解」
267通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 15:19:02 ID:???
どこのミハルだw
となるとオクレとニダが弟役?
268通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 16:28:25 ID:???
>>266
恐ろしいことにこのネタはありそうな予感がする。
269通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 17:52:37 ID:???
VTOLの輸送機なら連邦製じゃないけどファットアンクルなんかもあるね。
ガルダだと機体そのものも高いけど運用するための設備投資も電力不足な世界だととんでもないことになりそう。
270通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 18:52:07 ID:???
ていうか、UC世界の兵器なら何でも作れるってのは無理があるんじゃね
271通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 18:56:23 ID:???
>>269
そもそもビックトレーだろうがミデアだろうが
まったく別の規格なんだからどれを選んでも運用するには高くつくだろ
272通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 19:48:11 ID:???
>>271
ジムUさん、ディスってる?
MS運用することに比べたらたかが知れてると思うぞ
273通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 20:18:37 ID:???
なんでもかんでもUC製じゃないってわけでもないけど、UC製の真価が出てくるのはミノ粉の技術が全世界にいきわたってから
だろうねえ〜なにせ兵器体系から戦略、戦術にいたるまで根本から変わるわけだから。
そこで何十年ものノウハウの蓄積を持つロンデニオンが更に優位に立てるようになるかな?
274通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 21:07:03 ID:???
そもそもUC製だからとか、運用ノウハウがないとかじゃなくて、敵陸戦艇に対抗できる兵器がないから必要とだろという話なんだが、
敵が持ってる兵器を対抗上保持しようとするのは基本だし、実際種死でハンニバル級が開発されてる
VTOL輸送機は存在してる上に、SFSが今後ロンドベル発で広がる可能性がある以上、ガルダなら兎も角、ミデアやガンペリーは間に合ってる”と断わられるだろ
275通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 22:28:11 ID:???
陸上大型戦艦なんてアホなものに対抗しようとするなら航空飽和攻撃だわなあ
276通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 23:05:22 ID:???
>>275
虎のレセップスがあっさりやられた戦訓があるから、MSを大量に作った方がいいってことになってるんだろうなあ
277通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 23:14:36 ID:???
一年戦争以降陸上戦艦が作られなかったところを察しましょう
278通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 23:19:27 ID:???
連休に来るかなと期待していたけど、、、なさそうだな。
279通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 23:28:35 ID:???
でも正直、輸送機よりも大気圏内で宇宙艦が自由に活動出来る技術の方がコスト的に考えて欲しいと思うんだよね。
280通常の名無しさんの3倍:2010/09/19(日) 23:38:25 ID:???
>>277
そもそも活躍できる場所が亡かった記憶が一年戦争以降は
281通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 00:13:31 ID:???
>>280
一年戦争に比べれば、地方紛争ってレベルだもんな。あとの戦争は。
282通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 00:16:08 ID:???
一応クロボンが第二の一年戦争になるそうな規模だったんだけど
その前に瓦解したんだっけ
283通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 00:48:20 ID:???
>>277
つアドラステア
つ リシテア
284通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 00:50:44 ID:???
>>283
あれ陸上戦艦じゃなくてタイヤ付き宇宙戦艦だろうが
285通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 00:55:00 ID:???
>>284
メインは陸上戦艦として使って、地上を踏みならす為の艦だよ
でなきゃ、タイヤなんて付けないだろ
286通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 01:07:22 ID:???
>>285
分類的には両方使える万能戦艦ってカテゴリーだからどっちがメインってことはない。
287通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 01:16:11 ID:???
>>286
分類は宙陸両用だが、元々陸上での使用の為に開発された艦で、宇宙ではタイヤが無駄になる分、他の艦の方が分が良いんだが

何にせよ、陸上戦艦としても使えるように作られたんだから、陸上戦艦の血統は続いてるって事で良いんじゃないか?
陸上専用艦じゃないと認められないって事もないだろうし
288通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 01:22:46 ID:???
>>287
あの艦ってUC史上最強艦だったりするけど>モノラッド艦隊

連邦軍がコスト関係の維持を考えてサラミス・クラップ・ラー・カイラム級しかつくってなかったにしてもかなりすごい艦だと思うけど
289通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 01:46:16 ID:???
>>288
他の艦と言ったが、比較対象がスクイードとアマルテアしか無いんだよね
艦の大きさとか全然違うから、単純に比較してもしょうがない事に気付いた
タイヤとか以前の問題で、スクイードの方が強いわ

アドラステア、巡洋艦のアマルテアより小さいとか
290通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 05:02:27 ID:???
しっかしアドラスティアとかゲドラフとか明らかに悪ふざけの産物以外何物でもないデザインなのに
見てた当時はガチで恐かったし強敵ってイメージだったんだよな……
うろ覚えだからそうでも無いかもしれんけど、ゲドラフ以下タイヤ付きのMSってV2以外じゃ全く相手にならかった気が
てか頑丈にも程があったアインラッドを光の翼で次々に切り裂いていく初登場はメチャクチャ格好良かった
291通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 05:05:23 ID:???
>>290
異常なまでの対物理・ビーム強度だったし
タイヤにかんしては量産しまくれば多分ごくごく普通に連邦軍の戦力増強になった気がする
292通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 10:10:19 ID:???
Gジェネなんかでも大気圏突入可能で、空を飛び、大地を駆け抜け、潜水すら可能という万能っぷりだからね。
293通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 11:55:03 ID:???
>>279
ロンデニオン側がミノフスキークラフト技術を出すかな?
あれ長い間ペガサス級しか乗っけてなかったことをみるとコスト馬鹿高なんじゃないか?
地上での司令部機能があるMS母艦は必要だし、価値がある今の内に陸上戦艦売っちまうべき、

宇宙戦艦造れる技術+大型ホバー程度だし、技術的ステップも一年戦争レベルだからCEでも可能じゃね
294通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 12:02:10 ID:???
大気圏内で宇宙艦が自由に活動出来る技術って
アークエンジェルを作れるんだから、とっくの昔にCEに有るだろう
295通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 15:20:52 ID:???
ミネルバなんかはあの翼で揚力を得て浮遊ではなく飛行してるってどっかで見た記憶があるけど
そんな無茶苦茶な設定がまかり通るわけないから違うよね
296通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 15:33:43 ID:???
どこのヤマトだw
297通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 15:36:46 ID:???
自由とは言っても、例えばWBの描写だと浮かんだままトロトロ進むだけに飽き足らず後退するからなw
潜航する宇宙戦艦には負けるかもだが
298通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 17:40:48 ID:???
>>294
最初から大気圏内用に形状から作ってあるAAよりも既存の宇宙艦を若干の改修で万能に出来る技術が重要なんだろう
299通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 17:45:08 ID:???
>>293
確かガンダムUCで低コストかつ高出力の
ミノフスキークラフトが実用化してラーカイラムに搭載され
んでクスィーとかペーネロペーとかフラッグMS搭載されはじめるのが
閃光のハサウェイの頃だよな
300通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 18:13:33 ID:???
>>294
浮遊戦艦がAA級とミネルバぐらいというところから見て、ペガサス級と同様、高コストな装備と見るべきだな
301通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 18:21:00 ID:???
そもそも宇宙の事は宇宙の部隊に任せる
地上のことは地上の部隊に任せるというのが普通じゃないの?
302通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 18:26:28 ID:???
>>301
軌道上からの上下一直線の兵力投入というのは至急の対応を求められる対テロや
戦術的、戦略的奇襲、強襲手段としては捨てがたいどころか何としてでも持っておきたいカードだろ
303通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 18:30:15 ID:???
ここでF91の連中がMSやバイク戦艦ごとこの世界に新たに転移して来て
・・・第三(四?)勢力化ですよ
304303:2010/09/20(月) 18:31:42 ID:???
いろいろ間違えた、スマヌ
305通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 18:44:47 ID:???
>>302
MSにバリュート着けとけ
306通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 18:52:58 ID:???
>>302
それこそロンドベル艦隊そのものが地上への緊急展開部隊として存在してるじゃない
ブライトたちも自分達の価値は承知してるだろうし
307通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 20:17:41 ID:???
>>306
どこの世界に同盟国の軍を自国の緊急展開軍として使う国があるんだか?
国家に真の友人はいないあるのは国益だけだってセオリーを考えると緊急展開軍は自国で整備するのは自明の理だし
ブライトたちも精鋭だけど、一番乗りだけに損害が大きくなるそんな任務を納得するわけがない。
308通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 20:32:44 ID:???
>>305
降りたMSの回収の手間と追撃、が必要になったときの問題があるよ
309通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 20:42:42 ID:???
>>298
>最初から大気圏内用に形状から作ってあるAA
まて、あの形状の何処が大気圏内用だというのか
310通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 20:43:40 ID:???
>>308
取り敢えず中型マスドライバーうあ小型マスドライバーは大型の物とは別に存在しているみたいだから
降下したMSはカプセルにでも乗せてマスドライバーでまた打ち上げればいいんじゃないか?
上空に回収用艦艇を置いておけばいいし。
311通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 20:46:47 ID:???
>>310
いやさ、母艦と艦載機の関係とか考えようYO! 補給と整備ができる移動式拠点の利点とか継続移動戦闘とかさ
312通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 20:51:26 ID:???
クワトロ「敵の船を奪えばいいのさ」
313通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 20:54:48 ID:???
>>311
どうして水上艦の存在を無視する。降下後は空母に回収でええやん。
314通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 20:55:45 ID:???
>>313
ええわきゃないやん、わざわざ空の空母配置して上から戦力投入とかただの阿呆だぞ
315通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:04:19 ID:???
>>314
別に空である必要は無い。作戦の支援に配置して置いて、上と下からの挟撃とかで良いと思うけど?
316通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:09:32 ID:???
>>315
その場合降下した部隊の収納先はどうすんの?
317通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:10:02 ID:???
>>315
MS積んでたら、降りてきた部隊を何処に収納するんだ?
318通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:13:20 ID:???
>>315
空の空母をわざわざ用意するのが無駄なわけよ、それなら普通に空母に乗っけていくわけで
独立した機動部隊を軌道上に置いておくだけで相手の選択肢をかなり封じれるし
遊撃に使ったり楔に使ったり敵後方を単独で奇襲できるわけで
319通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:15:26 ID:???
なぜ満載設定なんだ。余裕を持たせて回収できるようにしておくのが普通だろ。降下部隊の回収任務があるんだから
それに最悪甲板上に置いとけばいいやん?あと一隻じゃなくて2〜3隻でもいいだろ。
320通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:18:39 ID:???
>>305
Z+「私達の存在って空気ですか。(涙)」
321通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:19:14 ID:???
>>319
せっかく海上から投入できる戦力を自分から減らすのは駄目だろ・・・
322通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:19:46 ID:???
その攻略した基地を占領しておくのにMSがいるだろう
323通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:21:23 ID:???
>>319
定数に満たない戦力しか積んでない空母を敵に晒す事になるから、普通はそんな事はしない

甲板に並べるって、MSが林立した甲板に、MSを着艦させるつもりか?
衝突が起こって、ドミノ倒し確定で、最悪、空母まで傾いて沈むぞ
324通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:23:30 ID:???
>>320
ムラサメ 「私達よりはマシっすよ…
325通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:25:23 ID:???
>>319
1隻でも2〜3隻でもいっしょ、その作戦の間本来の艦載機部隊遊ばせとく意味ないだろ
326通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:31:04 ID:???
回収できないんじゃ軌道上からの強襲ってのは無理だな。
Ζのジャブローはどうやって回収するつもりだったんだろうか?
327通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:32:35 ID:???
>>323
ドラグナー「俺たち空母に回収してもらったんだけどなあ、、、、」
328通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:32:48 ID:???
そもそもジャブローを占拠するのが目的
329通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:33:31 ID:???
>>326
カラバがばらばらに陸路で回収する予定だったらしい、ティターンズの引っ越しがなかったら
その後の追撃で全滅もあったかもね、エウーゴ
330通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:33:56 ID:???
>>325
艦隊には護衛はいらんのか?降下部隊の援護は?
331通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:35:06 ID:???
>>327
たったの3機の愚連隊と正規の大隊〜連隊規模兵力をいっしょにするな、三等空士
332通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:35:34 ID:???
このスレ雑談スレにかわったの?
333通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:36:09 ID:???
MS単体だから無理がある。ジオンの再興のようにあとから母艦が降りる形でいいだろ。
334通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:36:30 ID:???
>>327
あ、すんません。ここガンダムの板っすからwwww
マイナーなアニメは出て行ってもらえますかwwwww
335通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:37:24 ID:???
>>331
でも搭載機は満載だったしなあ。
336通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:39:42 ID:???
>>296
某パンツアニメで大和が飛んだ時はさすがに松本に怒られるんじゃね?って思ったw
337通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:39:53 ID:???
>>334
ガンダムだったらなんでもいいのか?
こいでたくのカイの話にMS搭載の空母出てたよ。
338通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:41:47 ID:???
>>337
いやだから空母には空母の搭載MSがあってそれは当然戦力として計算されてて当たり前なわけだろ
そいつを下してまでわざわざ降下部隊の受け入れするとか無駄じゃん、作戦として意味ないよ
339通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:43:02 ID:???
>>331
MSの連隊規模って何機あると思ってんだよ。そんな規模をMS単体で降下させるわけないだろう?
精々中隊規模だよ。
340通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:43:35 ID:???
>>337
そのMS搭載空母は、MSを満載した上で、さらに中隊規模以上のMSを甲板に並べていたかい?
拠点に降下したMS部隊を、多くても2〜3隻の空母に収容する話をしてるんだぜ?
341通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:44:49 ID:???
>>338
だからってHLVを待機させとく方が問題なくねえ?それとも離脱後は歩いて拠点までいくのか?
342通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:45:38 ID:???
>>339
MS中隊は9〜12機くらいだぞ?
本当にそんな戦力で降下強襲かけると思うのか?
343通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:48:06 ID:???
>>323
種運命でのオーブ軍の悪口はやめるんだ
344通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:49:17 ID:???
結局MSの強襲降下は無謀ってことでいいのか?
345通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:50:09 ID:???
>>342
エウーゴは2個中隊でジャブロー落とそうとしたけどな。
346通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:51:52 ID:???
>>345
ジオンがあちこちから戦力引き抜いて全力で攻めて落とせなかったジャブローを・・・・w
347通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:52:11 ID:???
>>344
重要拠点攻略ならありだがそれ以外は地上の部隊に任せるべき
348通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:54:44 ID:???
>>341
HLVじゃ機動部隊にならないじゃん、宙空両用艦艇とその所属MS部隊だから独立運用できる降下機動部隊になるわけで

>>345
エウーゴがほしかったのは連邦軍本拠地ジャブローに攻撃をかけた、ということによる宣伝効果
ここらへんは小説版に書いてあるよ
349通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:55:39 ID:???
EEFはただの巡洋艦だと思ってたサラミスが軌道降下して大気圏内を浮遊航行したら度肝ぬかれるな。
350通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 21:57:23 ID:???
>>348
じゃあいよいよMS単独のいみないよね。母艦ごとおろせばいいわけで?
351通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 22:00:57 ID:???
>>350
いやもとからバリュートで下すなんて一言も書いてないよw
352通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 22:10:59 ID:???
>>351
上のほうにバリュートで下ろせみたいなこと書いてあるけど?
っうか大体そこから始まったんじゃないの?
353通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 22:12:52 ID:???
>>352
俺はそれを言われたほうね
354通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 22:47:24 ID:???
結局、この連休も投下はおろか生存報告もなしか、ちょっとは期待してたんだけどな。
せめて待っても良いと思もえる材料が欲しい。
355通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 23:02:16 ID:???
別に待たなくてもいいのよ
356通常の名無しさんの3倍:2010/09/21(火) 00:05:52 ID:???
>>355
そんなこと言ってやんなや
357通常の名無しさんの3倍:2010/09/21(火) 00:11:27 ID:???
あれだな、最近のスレの流れに職人さんたちは失望したんだな。
だから何の音沙汰も無い
358通常の名無しさんの3倍:2010/09/21(火) 01:04:13 ID:???
勝手に代弁すんなよ
ばっちぃなぁ
359通常の名無しさんの3倍:2010/09/21(火) 03:01:34 ID:???
最近も何もずーーーーっとこんな流れだから
今更どうこう思ったりはしないんじゃねえのw
360通常の名無しさんの3倍:2010/09/21(火) 03:16:42 ID:???
また新しい人が現れるさ
361通常の名無しさんの3倍:2010/09/21(火) 10:11:40 ID:???
>>336
kwsk
362通常の名無しさんの3倍:2010/09/21(火) 11:37:56 ID:???
大気圏突入といえば無印のデュエルとバスター、
シールドの無い重武装の機体が降下用の装備も無しに砂漠に落ちて問題なしってのが信じられなかった。
特にデュエルの追加装甲はPS装甲ですらないはすなのに。
種死の損傷したザクがあのサイズのシールドひとつで突破したのも酷過いけど。
363通常の名無しさんの3倍:2010/09/21(火) 11:43:25 ID:???
そうだよなぁだってバスターもデュエルも万歩譲って突破下として
着地どうしたんだよと言いたいwしかも武装込みで戦列に参加しているし
364通常の名無しさんの3倍:2010/09/21(火) 12:46:02 ID:???
もうそこら辺は
「糞負債の御加護補正が掛かった…」としか…orz
365通常の名無しさんの3倍:2010/09/21(火) 14:17:07 ID:???
実は5機のGには、1stでの耐熱フィルムが搭載されてたんじゃね?
キラは色々テンパッててその事を忘れてたとかw
366通常の名無しさんの3倍:2010/09/21(火) 17:44:15 ID:???
>>実はゴキのG

ストライクで陽電子砲を受け止めれるぐらいだしなw
367通常の名無しさんの3倍:2010/09/21(火) 21:58:07 ID:???
368通常の名無しさんの3倍:2010/09/21(火) 23:05:29 ID:???
>>367
元を知らんのだがMADとは思えないほど違和感ないなwww
369通常の名無しさんの3倍:2010/09/21(火) 23:31:20 ID:???
>>368
ここがどんなスレかもわかってない馬鹿に反応するな。
370通常の名無しさんの3倍:2010/09/21(火) 23:48:11 ID:???
元はと言えばkwskした俺が悪かった。すまんかった。>>367を責めないでやってくれ
371通常の名無しさんの3倍:2010/09/21(火) 23:52:33 ID:???
>>370
これに懲りて聞く前に少しは自力で調べる努力をしたほうがいいよ。
372通常の名無しさんの3倍:2010/09/22(水) 01:07:34 ID:???
す、すげぇ…370も悪いが、何よりこいつ何様w
373通常の名無しさんの3倍:2010/09/22(水) 02:18:38 ID:???
決まってんだろ
自治厨様だwwwwwwwwwwwwwww
374通常の名無しさんの3倍:2010/09/22(水) 02:42:52 ID:???
てか、良く言われるのがストライクよりも遥かに酷い状況で大気圏突入したバスターとデュエル
それでキラは死に掛けて寝込んでたがジョルノとブチャラティはその頃既に何か虎にイチャモンつけてた
どういう事だ、吉良のスペックって高いんちゃうんか
375通常の名無しさんの3倍:2010/09/22(水) 03:13:35 ID:???
繊細なキラ様は粗野な遺作と炒飯に比べて熱に依るダメージが大きかったんだよ
……アレ?
376通常の名無しさんの3倍:2010/09/22(水) 19:59:41 ID:???
理系学者の種で出来てんだから肉体的なスペックはいいとこ並だろう

スパコって設計段階で予定してた性能出てるだけなんだから
377通常の名無しさんの3倍:2010/09/22(水) 20:53:07 ID:???
幼少時に軽装備で砂漠を横断した上にその疲弊した状態で警備員数名を鎮圧したカナードですら
「生まれながらに持つ先天的能力が理想レベルに達していなかった」から処分されかけたからな。
もはや赤子に戦争をさせたくて作ってるとしか…
378通常の名無しさんの3倍:2010/09/22(水) 21:06:27 ID:???
キガ ツク トワ タシ ハゼ
ンラ シン シデ タイ キシ シテ イタ ソレ デモ ワタ シハ ツヅ キヲ ヨミ タカ
ツタ ダケ ドス レノ ヒト ビト ハザ ツダ ンヲ スル
379通常の名無しさんの3倍:2010/09/22(水) 21:12:19 ID:???
マーヴルのヒーローみたいなのでも作ろうと思ってたんじゃね
380通常の名無しさんの3倍:2010/09/23(木) 00:04:01 ID:???
>>378
提督なにしてるんですかw
R-TYPEスレに帰りましょう
381通常の名無しさんの3倍:2010/09/23(木) 13:44:38 ID:???
>>374

いくら素地が良くても基礎訓練を短期間してる程度の人間と
一応士官訓練課程してるヤツを一緒にしたらだめだろ
382通常の名無しさんの3倍:2010/09/23(木) 22:46:55 ID:???
休みなのに書き込みは雑談かスレ違ばかりだな。
投下はいずこへ?
383通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 00:03:51 ID:???
ふと思ったんだけど?
近藤和久のジオンの再興とMS戦記外伝とかは公式なんだよね?
そうなるならGコマンダー等の大型MAとかのん兵衛氏の作品に出そうと思えば出せるよね?
384通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 00:38:18 ID:???
公式は映像のみと何度
385通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 01:13:19 ID:???
>>383
ノンベ氏の世界での公式というのは
閃光までのガンダム(ベルチカより)+松浦氏の書いたガンダム作品(UC限定)になるんでないかな?
出そうと思えば無人化をだせるという
386通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 01:43:35 ID:???
出そうと思えば出せるよね(笑)
何だ、頼まれでもしたのかい?
387通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 06:12:57 ID:???
ジオンの再興やMS戦記外伝は今から見ると微妙。

やっぱりサイバーコミックス系の『あの時期の作品』のひとつだと思う。
388通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 06:49:00 ID:???
>>387
ジオンの再興のμガンダムは結構おもしろい演出だったんだけどね。
389通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 08:21:05 ID:???
>>388
PHX00631だっけ
390通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 09:00:17 ID:???
松浦作品の無人機以外で面白そうなのだとReonに出てくる15年前の機体でありながらも最強と言われるνの改修機とか
NT専用機の優位をある程度打ち消せるアンチファンネルシステムなんかもあるね。
391通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 11:23:46 ID:???
>>389
RX-90じゃなかったっけ?
392通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 11:26:32 ID:???
>>391
あれ、オーバーヒートで擱座してグレで吹っ飛ばされた重力化稼働試験機だよね?
久しぶりに引っ張り出して読んでみるか
393通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 12:16:24 ID:???
ジオンの再興に出てくるのはPX-00531って名称で、これは生産工場での製造番号ってことらしい。
サイコミュ抜きな機体性能を見るためのプロトνガンダム的な存在?
394通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 12:46:19 ID:???
>>391
一応μがプロトタイプらしいので
そっちにあわせてみました
395通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 15:02:05 ID:???
ジオンの再興は小林源文のパk……オマージュが多すぎるのがな。
ゴブリンやジオU、わらわら湧いてくるMk-2とか大好きなんだが……
396通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 17:37:32 ID:???
投下のペースが一ヶ月おきで60話までなら5年もかかる計算になる
10、20話程度の作品じゃないと1年ぐらいじゃ到底終わらんな
職人のモチベーションなんて1、2年が限界だろーに
100話以上の長編で月1ペースなら完結まで約8年かよ

こう考えるとどれもこれも終わりが見えてこないな
397通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 19:39:02 ID:???
>>395
MK-2がわらわら出てくるのはなんだかなぁとは思いましたが
ZZとZも出し過ぎじゃあねぇ?
兵器として書いているせいかびしばしやられるし
398通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 19:56:19 ID:???
というかジ・オUとかゴブリンとかTVでしかガンダムシリーズ知らない人には混乱するよーな
なんでシロッコの機体がネオ・ジオンに?とか
399通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 19:59:04 ID:???
>>398
だねぇ>ジ・オ2
400通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 20:31:20 ID:???
>>397
だがしかしZ系列機の正しい運用の仕方をしたたった二つの事例のうちの一つなんだよね
401通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 21:28:07 ID:???
あの作品だとハイザックにマラサイ、ギャプランなんかもジオン側の機体として出てるけどモノアイの機体だからそんなに違和感なかったな。
それよりもリ・ガズィがいらない子になってた気がする。
402通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 22:54:23 ID:???
「モノアイ型はジオン」という『本来あるべき形』にした、というのでしょうけど。
403通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 23:11:57 ID:???
あの作者の漫画、連邦はボコボコ沈むのにジオンは…
404通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 23:38:16 ID:???
>>403
読者の視点をジオン側に置くべき作品なんだから、ジオンがぼこぼこ死んでる所を書いても盛り上がらないだろう
仲間がばたばた死んでいく鬱々とした作品を目指してるわけでもあるまいし
405通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 23:44:52 ID:???
連邦が主役の話だと、ジオンがバタバタ沈んでるしなぁ
406通常の名無しさんの3倍:2010/09/24(金) 23:45:06 ID:???
>>404
ジ・オとかそれ関係ですしねぇ

407通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 00:03:54 ID:???
というか、あの作者の最新刊だと、連邦はたしかにボコボコに
やられるけど、最後には物量で押し切りますからね。
ジムの大群怖い・・・。
ザフトも普通ああなるよなー。
408通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 00:17:04 ID:???
>>407
リニアガンタンクの物量で押されるんでないかなぁとはおもったり
409通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 00:23:42 ID:???
戦力比5対1ならメビウスだけでも物量で押し切れるだろってのは、死ぬほど言われてた事だよな
410通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 00:31:20 ID:???
30対1ぐらいでないとわりがあわないとおもう
411通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 00:42:22 ID:???
本編でメビウスメイン火器のレールガンがジンの装甲に通用しなかった時点で戦力比5:1はウソっぱちじゃん
特攻でもしないとジンを撃墜できない
ジンからすれば入れ食い状態
412通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 00:44:16 ID:???
特攻すれば撃墜できるなら1:1だぞ
5機特攻してジン1機撃破で説明できる
413通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 01:10:39 ID:???
>>387
残念サイバーコミックス系じゃないんだな。
414387:2010/09/25(土) 01:49:11 ID:???
>>413
「サイバーコミックスで掲載されていたものと同様の物」という意味だったのですが。
若干言葉足らずでした。
415通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 08:34:57 ID:???
昔どっかのスレでメビウスにジン相手にあまり有効でない大砲の代わりにゼロのガンバレルを流用したガンポッド付けたら
戦力比3:1くらいになりましたってネタがあった気が。
416通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 09:11:03 ID:???
全部リボンのエンブレムをつければ勝てるよ
417通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 11:59:07 ID:???
ジオンの再興を読み直すと、前半部分が「帝国の逆襲」まんまだなーと
418通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 12:51:37 ID:???
>>415
メビウスのリニアガンが通用しなくて、ガンバレルのバルカンが通用するんだから、どんだけ低威力なんだよって話
バズーカみたいに攻撃力は問題ないけど、命中率が悪いというなら分からんでもないが
419通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 13:06:11 ID:???
だよなぁ…
まああの世界のリニアガンはリニア博士が開発した新兵器なんだろうけどw
420通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 13:43:31 ID:???
陽電子博士が開発した陽電子砲と同じくな
421通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 15:43:53 ID:???
リニアガンタンクの砲撃耐えたときも思ったがMSの売りは
防御力じゃなくて機動力なんだから戦車砲食らっても平気SUGEEE!
な演出よりも戦車砲があたらねえSUGEEEE!のほうが理にかなってると思うんだ
422通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 16:26:40 ID:???
かわし続けるジンsugeee!
それでも当てるベテランtueee!
だよな
つかMSvsMSだとバルカンに穴だらけにされるあたりジンだけ極端に装甲厚かったんかねぇ・・・とか思わんでもないw
或いは単純に火砲より威力が低いくらい電力使ってない名ばかりリニアキャノン、レールガンとか
ニコニコにあるようなアルミ缶貫通をできますレベルのw(あっちは基本コイルガンだけど)
423通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 17:02:59 ID:???
元々対艦用のリニアガンをMSの機動力に対応する為、リニアガンの発射チャージ時間を短縮した結果、予想以上に低威力に...
という辻褄合わせ考えんとやっとられんw
424通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 17:27:05 ID:???
本来はゼロが強かったのは、ガンバレルのオールレンジ攻撃で、敵MSをリニアガンの射線上に追い込むことが出来たからだよな?
MAはMSに比べて旋回性能で劣るから、リニアガンを当てられなかっただけで、当たっても効きませんでした、じゃないよな?

種ガンはあまりに酷くて、録画残してないので、見直すことが出来ないのだが・・・
本編でリニアガン弾き返していたの?
425通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 17:28:07 ID:???
下手すると、連邦初期のトリアーエズとかより弱いんじゃなかろうか?
426通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 17:51:01 ID:???
少なくとも、セイバーフィッシュの方が強そうではあるな・・・
427通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 18:00:13 ID:???
脚本には「メビウスではジンに歯が立たない」との一文があるだけじゃねーの?
428通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 18:05:50 ID:???
ユークリッド「俺、明日からリゼル先生の所に入門してベースジャパーやタイヤを目指すんだ」
429通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 18:18:44 ID:???
数週間後、金ピカのジムを乗せたユークリッドさんの姿が
430通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 18:22:07 ID:???
>>427
整備員「メビウスにシャークマウスペイントしておいたっすよ」
431通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 18:27:13 ID:???
少なくともスターゲイザーではリニアガンタンクの主砲が当たってもジンに致命傷を与えられなかったね。
432通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 19:09:09 ID:???
スレでジオンの再興のネタが出たと思ったら、今月からダムAで続編が連載開始したけど、偶然か?
433通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 19:09:55 ID:???
なんかおかしいよなぁ
防御力だけならUCのドムクラスに匹敵するようにしか思えん
434通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 19:18:16 ID:???
ビーム兵器の優位さを演出する為に、ビーム以外には滅法強くしたようにしか思えん・・・
てゆうか、それはPS装甲の役割なんだが・・・
435通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 19:20:56 ID:???
ああそうか
ジンの装甲をブチ抜ける唯一の兵器としてビームライフルは開発されたんだな
劇中じゃビーム以外じゃ墜ちてないしな
436通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 19:21:17 ID:???
糞真面目にSFするならアクティブプロテクションシステムの異常進化で実弾無効化
システムを搭載してなおかつ同じものを積んだ敵に有効打を与えられるビーム、レーザー兵器を積むには
MSクラスの容積と大電力が必要とか考えられるんだがなぁ
437通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 19:23:43 ID:???
そしてジンの装甲に匹敵する強度の装甲材としてPS装甲が開発された・・・と
438通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 19:24:37 ID:???
最近ガチで分かんないんだけど、プラズマ砲と荷電粒子ビームの違いって何?
威力的にはどっちが上?
439通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 19:39:35 ID:???
>>438
プラズマ砲は超強力なアーク溶接機みたいなもんじゃね?
440通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 19:44:27 ID:???
プラズマ
 物質が超高温になって電離した状態。
  →基本的に熱量によるダメージ

荷電粒子
 電荷を持った粒子(陽子、電子など)
  →物体の原子核そのものを崩壊させうる
441通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 19:55:35 ID:???
>>437
電力消費してやっとジンと同程度ならショボすぎるな
442通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 21:00:27 ID:???
てゆうかジンの火器でボロボロ墜ちるメビウスの装甲ってどんだけ酷いんだ?
443通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 21:08:03 ID:???
圧の関係で潜水艦並みじゃあない?
444通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 21:20:00 ID:???
>>442
大体メビウスの装甲っていっても所詮宇宙戦闘機なんだからそんな強装甲なわけないじゃんジンの武装の重突撃機銃の
76mmで打たれてやられるのは当然でしょう。
むしろ40mmでズタズタになる可変MSのムラサメの方が問題だ。
445通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 21:31:39 ID:???
メビウスはMA
なぜカテゴリが宇宙戦闘機じゃないのかは謎だが・・・
446通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 21:32:05 ID:???
ジンの正面の装甲はリニアガンで打ち抜けないけど
ガンバレルで横とか後ろを撃てばなんとか撃破できるとか
447通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 21:41:33 ID:???
>>444
ムラサメとジンじゃ重量がかなり違うしムラサメがPS系装甲使ってるって記述もないから
単純に防御重量の差じゃね?
448通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 21:58:48 ID:???
>>446
そいういえばジンの後部のスラスターの付け根の所をガンバレルで打ち抜いてる描写があったな。
449通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 22:12:56 ID:???
>>444
インパルスの20mmで穴だらけにされたウィンダム……

つか、ジンの銃が76mmでフリーダムの頭についてるのも76mm、
ストライクの頭についてるのが75mmでアークエンジェルとかについてる対空砲も75mm。
ほんとに同じサイズの弾が出てるんだろうか?
450通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 22:16:51 ID:???
ウィンダムはTP装甲なんだっけ?
あれ、ラミネート装甲の方だったっけ
451通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 22:34:35 ID:???
>>450
ラミネートとヴァリアブルフェイズシフト装甲の二つの説が有るみたいだけど、わからんw
ラミネート装甲といえば、排熱さえできればビームには無敵とあるとのことなのに、宇宙空間じゃほぼ無敵なのに、大気があって排熱が容易な地上じゃボコボコに
有ってたアークエンジェルのことはどう説明が付くのかね?
452通常の名無しさんの3倍:2010/09/25(土) 23:00:53 ID:???
>>451
そもそもザフトガンダム以外だとビームをたいしてつかってないから実はPS装甲の方がましというせつが
453通常の名無しさんの3倍:2010/09/26(日) 00:11:11 ID:???
>>452
ザフトザクはビーム使ってるぞ
>ビーム突撃銃
454通常の名無しさんの3倍:2010/09/26(日) 00:38:43 ID:???
>>453
建造された時期にはほとんどいなかったじゃん>ザフトMS
455通常の名無しさんの3倍:2010/09/26(日) 00:48:58 ID:???
>>454
ゲイツは?
456通常の名無しさんの3倍:2010/09/26(日) 01:08:09 ID:???
>>455
ストライクよりも後じゃん
457通常の名無しさんの3倍:2010/09/26(日) 01:12:21 ID:???
ウィンダムは戦後開発じゃ・・・
458通常の名無しさんの3倍:2010/09/26(日) 01:16:25 ID:???
>>454
勘違いしてるぞ、ネタはウィンダムに付いてなのにPS装甲に付いての意見になってるぞ。
459通常の名無しさんの3倍:2010/09/26(日) 01:25:22 ID:???
>>458
ごめん。AAにたいしていってたわ
460通常の名無しさんの3倍:2010/09/26(日) 02:34:35 ID:???
とりあえず敵量産型MSがショッカー戦闘員でしかないのが問題
いや他のガンダムだって結果的にはゲルショッカー戦闘員なんだけど
見せ方や説得力、設定上へのツッコミとして
461通常の名無しさんの3倍:2010/09/26(日) 02:34:47 ID:???
艦船クラスになると普通にビーム搭載してるし当然の判断じゃね?
462通常の名無しさんの3倍:2010/09/26(日) 20:39:43 ID:???
結局まとめサイトの人がのん兵衛氏にイラストもらったっていうのは嘘だったんだな。
投下も無いし、、、ハア
463427 ◆ZSVROGNygE :2010/09/26(日) 23:54:01 ID:???
どもども、音沙汰無くて済みません427です。
今少しどころじゃないほどリアルの方がスランプのうえ、また負傷してしまいこちらを書く余裕がありませんでした。
先日も心に思うところがあり凹んでいて、こちらに取り組む事が出来ずにいました(むしろ進行形です)。
また、自身の研究報告がありますので、しばらくお待たせすることになると思いますが、ご容赦と共に気長にお待ち下さい。

ちなみにまとめの方には絵は渡していますよ。とりあえずまずテンションを戻したいと思います。ではまた。
464通常の名無しさんの3倍:2010/09/27(月) 00:10:01 ID:???
>>463
乙です。こういうときはお酒をお供えするんでしょうけど、下戸なので
MGリゼルHGUCシナンジュと来月のUC2二巻とUCエースをお供えします。
此方は幾らでも待ちますので、養生+テンションアップをしてください!
465通常の名無しさんの3倍:2010/09/27(月) 01:06:30 ID:???
>>463
お疲れ様です。先ずは体調とテンションを元に戻しつつ、今まで以上に高めることに専念してください。
復活を心待ちにしています。
466通常の名無しさんの3倍:2010/09/27(月) 01:23:53 ID:???
>>463
お大事に
467通常の名無しさんの3倍:2010/09/27(月) 01:28:18 ID:???
>>463
顔を出していただけるだけでもありがたいですよ
リアルを第一にして下さいね
468通常の名無しさんの3倍:2010/09/27(月) 13:18:05 ID:???
>>463
何よりも現実生活だ重要です。
無理をなさらずにお体を大事になさってください。
復活をお待ちしておりますので。
469通常の名無しさんの3倍:2010/09/27(月) 14:29:46 ID:???
>>463
大丈夫だ、問題ない
470通常の名無しさんの3倍:2010/09/28(火) 00:54:10 ID:???
>>463
休息をトルノデス。
471通常の名無しさんの3倍:2010/09/28(火) 01:38:35 ID:???
>>463
     ,r‐、       , -、
      !  ヽ      /  }
     ヽ、 ,! -─‐- 、{  ノ
      /。 。    r`'、´
    / ,.-─- 、   ヽ、.ヽ
     !/     ヽ、._, ニ|   <ノンベエ ノウハ レベル オチテル
.    {              ,'     ハヤク ゲンキニ ナレ
     ヽ          /,ソ
.     ヽ、.____r',/
472通常の名無しさんの3倍:2010/09/29(水) 01:23:38 ID:???
久々に逆シャアみて思ったが…

ラーカイラムの主砲って専用の動力炉もってるだけあって凄まじい連射性だな(笑)
1秒で2〜3射で鬼のように撃ちまくる(笑)
473通常の名無しさんの3倍:2010/09/29(水) 02:44:11 ID:???
逆シャア最後に見てから数年経つけど、ラーカイラムの主砲ってそんなに凄かったっけ?
474通常の名無しさんの3倍:2010/09/29(水) 06:20:22 ID:???
ノビーの架空戦記で例えるなら
『「大和がブルックリン級並みの弾速・連射速度」で撃ち捲ってる…』のイメージでおけw?。
475通常の名無しさんの3倍:2010/09/29(水) 09:09:05 ID:???
ふと思ったが砲身冷却とかどうなってんだろうね。
謎のヒレパワー?
476通常の名無しさんの3倍:2010/09/29(水) 09:32:40 ID:???
熱の伝わらない宇宙でどう放熱してるのか気になる
ミノ粉に熱持たせて撒いてんのかな
477通常の名無しさんの3倍:2010/09/29(水) 10:24:20 ID:???
物理はよく知らないんだけど、影になってれば勝手に冷えるんじゃないの?
太陽に近い水星でも夜の部分は摂氏マイナスになるみたいだし。
478通常の名無しさんの3倍:2010/09/29(水) 12:59:28 ID:???
F91みたいに装甲表面の塗装に熱を持たせ逃がしているとか?
479通常の名無しさんの3倍:2010/09/29(水) 13:04:17 ID:???
>>476
熱自体を集めてレーザーで廃熱していたりして
480通常の名無しさんの3倍:2010/09/29(水) 17:05:47 ID:5Hwo3SWj
サンダイバー計画か…
481通常の名無しさんの3倍:2010/09/30(木) 00:32:46 ID:???
ブライト「日輪の力を借りて!今必殺の!カイラムアターック!」
482通常の名無しさんの3倍:2010/09/30(木) 08:34:34 ID:NxOuzO9V
やるなブライト。
483通常の名無しさんの3倍:2010/09/30(木) 10:46:03 ID:???
>>476
1.赤外線放射で何とかしている
2.ヒートポンプなり、推進剤そのものを循環させるなりして、熱移動させて、噴射と一緒に排出している
484通常の名無しさんの3倍:2010/10/01(金) 00:36:30 ID:???
ヒートポンプと斜め式ドラムの複合技だと思う
485通常の名無しさんの3倍:2010/10/01(金) 02:12:22 ID:???
節子それはドラム型洗濯機や
486通常の名無しさんの3倍:2010/10/01(金) 02:18:31 ID:???
砲身に冷却材を巻いてるとか。
487通常の名無しさんの3倍:2010/10/01(金) 11:59:57 ID:???
しばらく覗いてなかったけど雑談だけで安心した
488通常の名無しさんの3倍:2010/10/01(金) 13:13:59 ID:???
額に冷えピタ貼ったから大丈夫!
489通常の名無しさんの3倍:2010/10/01(金) 16:33:08 ID:???
>>488
SDガンダムフルカラー劇場w
ブライトポジいないからガンダムが弾幕が濃いとか言ってうなされてたな
490通常の名無しさんの3倍:2010/10/01(金) 21:38:23 ID:???
一年戦争のコアブースターに対するコスモグラスパーのように、戦車兵用にガンタンク系の支援機は必要と思うんだ。
陸戦強襲型ガンタンクに乗って突撃するデュクロとか妄想すんだが
491通常の名無しさんの3倍:2010/10/01(金) 21:48:55 ID:???
>>490
バクゥとザウートを物理的にぱちってOSつみかえたほうがよくねぇ?
492通常の名無しさんの3倍:2010/10/01(金) 21:57:00 ID:???
>>490
ガンタンクをまともに運用しようとすると戦車つーより自走砲や自走ロケットの類の運用になるんじゃないかなぁ
493通常の名無しさんの3倍:2010/10/01(金) 22:05:39 ID:???
リニアタンクを使ってやれよ
494通常の名無しさんの3倍:2010/10/01(金) 22:09:06 ID:???
そもそもザウートのような支援機すらもザフト製だったというのがおかしな種だったしなぁ
495通常の名無しさんの3倍:2010/10/01(金) 22:14:05 ID:???
あのリニアガンの威力だといっそのこと砲塔の代わりにダガーの頭と弾薬庫載せて
イーゲルシュテルンばら撒いたほうが効果あったりしてw
仮にも対空自動バルカン砲塔システムってご大層な名称付いてるんだし。
496通常の名無しさんの3倍:2010/10/01(金) 22:28:18 ID:???
支援機とするのは別に、ユーラシアはエル・アラメインでザウートには勝ったけど、バクゥに惨敗したわけで対バクゥ機が喫緊の課題なわけだし
陸戦強襲型ガンタンクのような機動力と火力があって、砂漠でも安定性がある機体を陸軍は欲しがりそうだが
497通常の名無しさんの3倍:2010/10/01(金) 22:39:11 ID:???
支援機に機動力なんて飾りなのです。バランスの良い武装こそが(以下略)
というわけでビームバルカンと180mm滑空砲とポップミサイルと対空ミサイルを搭載したガンタンクで
498通常の名無しさんの3倍:2010/10/01(金) 23:01:34 ID:???
そもそもバクゥすらキャタピラのほうが小回り効いてたような…
見間違いかなぁ
499通常の名無しさんの3倍:2010/10/01(金) 23:05:00 ID:???
>>498
やぁ。同士私もそんな記憶がある
500通常の名無しさんの3倍:2010/10/02(土) 07:18:14 ID:???
>>498
間違い無いっすよ。
映像を見直したらキャタピラで縦横無尽に走り回ってる。
跳躍とかもしているけどそれって結局トリッキーな動きをして照準を合わせさせないためみたいだし。
501通常の名無しさんの3倍:2010/10/02(土) 11:18:38 ID:???
バクゥは種死時点でも地上戦では無類の強さがあった

これに対しユーラシアはゲルズゲーを量産した
502通常の名無しさんの3倍:2010/10/02(土) 11:38:05 ID:???
>>496
陸戦強襲型ガンタンクってデータ残ってるかな?
実際、当時連邦のMSの中でガンダム系を除けば、ドム以上の機動力を持った有数の機体だし残っててほしい
あだ花だけど
503通常の名無しさんの3倍:2010/10/02(土) 12:41:59 ID:???
>>502
開発中止になった機体だから残ってるわけがないだろ
504通常の名無しさんの3倍:2010/10/02(土) 14:39:25 ID:???
>>503
アレって開発中止になったんじゃなくて役目の終わった魔改造戦車をMOTTAINAIの精神で実戦投入したものじゃなかった?
505通常の名無しさんの3倍:2010/10/02(土) 14:57:17 ID:???
>>504
ジオンにデータが流出して次点で開発中止をもったいないから使い捨てただけってのが真実だとおもうけど。
強襲型ガンタンク自体はグリプス戦役でもある程度は戦えた機体ではないかなぁとはおもうけど
506通常の名無しさんの3倍:2010/10/02(土) 15:01:47 ID:???
実際に運用するとなるとすげー問題ありそうだしなぁ、あれ
507通常の名無しさんの3倍:2010/10/02(土) 15:04:19 ID:???
強い機体の宿命だけどねぇ>運用
あれってジムにたいするガンダムみたいな感じだろうしねぇ。
あとパイロットが設計者側の人間だったのも大きい気が
508通常の名無しさんの3倍:2010/10/02(土) 15:08:50 ID:???
交戦1回でピラ交換とか緩衝系プログラムまで含めて再調整とかありそうでこええw
509通常の名無しさんの3倍:2010/10/02(土) 16:40:49 ID:???
コレマッタ少佐がコレクターで叔父さんからデータを貰ったとか、辻褄あわせは可能ぽいけどな
そこでロンドベル内のマニアがユーラシアからの開発資金を調達して・・・とか
510通常の名無しさんの3倍:2010/10/02(土) 16:48:47 ID:???
R-44みたいに博物館に売られてそこから流れてきたとか
511通常の名無しさんの3倍:2010/10/02(土) 16:59:24 ID:???
栄光無き傑作機みたいなタイトルの図面集がラーカイラムの図書館にあったとか
512通常の名無しさんの3倍:2010/10/02(土) 17:30:37 ID:???
曰くつきとはいえ実戦投入までされてる訳だし、MS名鑑とかに記載されてるだろうし、オデッサで活躍してるからそこそこ人気ある機体だと思うけどね
513通常の名無しさんの3倍:2010/10/02(土) 18:24:05 ID:???
>>510
あれジャンク寄せ集めのレプリカじゃなかった?
514通常の名無しさんの3倍:2010/10/02(土) 18:58:29 ID:???
>>513
R-44って名称もロイ館長が44歳の時に復元したって意味だし・・・
装甲材質が不明だったり、砲塔が暴発したりするのも、単なるレプリカだからじゃないかと・・・
本来はロトだったのかも

後付でロトの存在があるけど、ひょっとしたら1/2に縮小されたスケールのつもりだったのかも・・・
515通常の名無しさんの3倍:2010/10/02(土) 19:06:36 ID:???
>>512
あんな戦犯を乗っけて特攻させた機体の活躍が知られるわけがないし、人気も出るはずがないよ
てか、作中でおもくそ厄介者扱いだったじゃないか
516通常の名無しさんの3倍:2010/10/02(土) 20:00:04 ID:???
>>515
たった3機であれだけの戦果を挙げて、かつ特攻で全滅してる。
つまり死人に口無しで懲罰部隊というのも機密にして、場合によってはプロパガンダになってるかもしれんだろ
それにオデッサ戦終了後、無罪放免なんじゃなかったけ?
517通常の名無しさんの3倍:2010/10/02(土) 20:25:25 ID:???
>>516
プロパガンダどころか、死んで良かったとばかりに無かった事にされてる可能性の方が高いからなぁ

戦果って言うが、連邦が密かに送っていた内通者を殺していて、戦略的にはマイナスでも有る事だし
518通常の名無しさんの3倍:2010/10/02(土) 20:54:27 ID:???
重すぎて機動力は61式以下な試作重戦車が元になったのにドムを翻弄できるだけの機動力を発揮。

良くジオン脅威のメカニズムって言われるけど、こうしてみると連邦も十分におかしな技術力持ってるよねw
519通常の名無しさんの3倍:2010/10/02(土) 21:28:17 ID:???
ザクマシンガンをはじく装甲の次点で(以下略)
520通常の名無しさんの3倍:2010/10/03(日) 00:29:27 ID:???
>>518
キャタピラの横につけてたミサイルランチャーは手持ちにして他のMSに持たせるべき、絶対
521通常の名無しさんの3倍:2010/10/03(日) 04:27:38 ID:???
msのデータバンクって何入ってんの?
武器データ?
522通常の名無しさんの3倍:2010/10/03(日) 04:35:08 ID:???
自機の簡易なデータと敵味方のMSのスペックとかじゃね
523通常の名無しさんの3倍:2010/10/03(日) 04:44:59 ID:???
MSと武装またデータと装備配置からのスペック推測

光学系認識装置及びデータベース追加機能あたり?
524通常の名無しさんの3倍:2010/10/03(日) 04:46:36 ID:???
アリスとかマリオンとかの萌えデータかなあ
525通常の名無しさんの3倍:2010/10/03(日) 10:21:13 ID:???
カタパルトから見えるブリッジのパンチラ画像
526通常の名無しさんの3倍:2010/10/03(日) 15:17:53 ID:???
>>525
モンシア中尉乙

そういや、アルビオンクルーってティターンズ編入後の設定ってあったっけ?
(除シナプス&トリントンメンバー)
527通常の名無しさんの3倍:2010/10/03(日) 15:22:47 ID:???
>>526
なし。トリントンメンバーというかオークリー送りメンバーもなし。
528通常の名無しさんの3倍:2010/10/03(日) 15:29:37 ID:???
アル・ギザ、だっけか。あの船どうなったんだろうなぁ、グリプス戦争最終局面で沈んだんだろうか。
529通常の名無しさんの3倍:2010/10/03(日) 16:09:57 ID:???
多分ティターンズに行った連中はAOZな事になったかと
つまり戦後に軍事裁判にかけられる身に
ある意味コウと同じ目に遭う
530通常の名無しさんの3倍:2010/10/03(日) 19:18:01 ID:???
>>521

CCAだと、戦闘記録からシミュレーションのデータとか作れるから
敵機の機体データ、モーション、マニューバデータとか連携パターンとか
いろんなデータ入ってそうだ…


>>524
F90はシャアとアムロのデータだな
ARがあまりにもアムロを再現しすきたためにいじけて脱走するF90
CCA時点の二人のデータだったら突然暴走して殴り合いをはじめるARとCAとか

>>525
中尉のことだから、メモリにうつしたらメカニック脅してMSのほうのデータは消去だろ
あとはプリントアウトして懐にいれてるとか(^ω^;)
531通常の名無しさんの3倍:2010/10/03(日) 21:31:40 ID:???
あいつらティターンズでどんな活躍したんだろうな
532通常の名無しさんの3倍:2010/10/04(月) 01:03:03 ID:???
途中で辞めそう
もしくは左遷されて冷や飯食いだろう
533通常の名無しさんの3倍:2010/10/04(月) 08:08:16 ID:???
シモン軍曹なら俺の隣で寝てるよ
534通常の名無しさんの3倍:2010/10/04(月) 11:31:50 ID:???
>>533
カードの絵が酷くてモッコスに次いで邪神扱いになった人か
535通常の名無しさんの3倍:2010/10/04(月) 12:27:46 ID:???
>>534
懐かしいなカードビルダーw
月2万使ってデンドロにハロを抱いたアムロ、ニナのフルバ、ブライトのアルビオンに何度降格された事か…
536通常の名無しさんの3倍:2010/10/04(月) 17:23:56 ID:???
>>514
ガンタンクR-44ことF50DなんだけどRX-107という型式番号が与えられていることから、U.C.0107採用ということなんだろか?
其れの10年前に開発された、ほぼ基本構造は変わらないD-50Cも有るそうだが
537通常の名無しさんの3倍:2010/10/04(月) 17:35:59 ID:???
当時はハロ使って無くアンコモンのアムロでも「アムロを使ったら厨」のハムロ認定で凄かったw
同じ能力のキャスバルはジオングが残念でガルマをマシンガン二丁の専用ザクに乗せて謀殺するコンボも全く騒がれなかったな
538通常の名無しさんの3倍:2010/10/04(月) 17:54:58 ID:???
板規制解除されたらしい。
539通常の名無しさんの3倍:2010/10/04(月) 18:11:15 ID:???
ほんとだ
540通常の名無しさんの3倍:2010/10/04(月) 23:06:04 ID:???
逆シャアでチラッとモンシアっぽいのいなかったっけ?
541通常の名無しさんの3倍:2010/10/05(火) 02:25:41 ID:???
CCAの頃ならモンシアも超ベテラン
たしか0083のときに28か29歳だから、0093だとバニング大尉くらいの年齢になってるな…

てか一年戦争時に20代半ばだったユウと年齢かわないんじゃないか(笑
モンシアがおっさんなのかユウが若いのか…(^ω^;)


CCAっていえばケーラ(ジェガン)とレズン(ギラドーガ)のバトルも凄いよね
MSのサイズからして100m以内くらいの至近距離で射線にはいらないように回避マニューバしながらビーム打ち合ってる(笑

あの隙間にビーム打ち込むアムロもぶっ飛んでるが…(笑
542通常の名無しさんの3倍:2010/10/05(火) 03:03:59 ID:???
>>511
図書館の「宇宙の駄っ作機」に収録
543通常の名無しさんの3倍:2010/10/05(火) 03:10:16 ID:???
そういえばムンクラ基準だと大規模データベースライブラリー図書館が艦内にあったんだよなぁ
あれは外宇宙用につくられたから特注仕様だった可能性も高いんだけど

地味に奥深くに残っていても不思議ではないかも
544通常の名無しさんの3倍:2010/10/05(火) 07:57:38 ID:???
>>541
そういやユウ・カジマも逆シャアに参加してたって設定だったっけ
545通常の名無しさんの3倍:2010/10/05(火) 11:05:57 ID:???
皆川事典程度の情報量しか無かったりして
546通常の名無しさんの3倍:2010/10/05(火) 13:30:59 ID:???
>>542
本来、支援機だったのを試作機体とはいえ強襲用に改造するという力技な機体だからな
あれ?、今ジムキャノンUにホバーユニットとミサイルポッド増設すれば、良くね?という啓示が、が、が、
547787 ◆7fKQwZckPA :2010/10/05(火) 13:49:49 ID:???
トリップ出てるかな?
みなさんお久しぶりです。この間やっと採用試験が一段落付きました、787です。
半年経ってやっと一話という遅筆ぶり。自虐的な気分になってしまいそうですが、
頑張って投下したいと思います。次から開始します (・ω・)〉
548787sangokuseed:2010/10/05(火) 13:50:51 ID:???
「…………ここは?」
ルナマリア・ホークは、目に差し込む緩やかな光に気づき、重い瞼を開け、
目の前に広がる光景に一瞬彼女は言葉を失った。

一面の、花畑である。

小さい頃よく父や母に読んでもらったおとぎ話に出てくるような、ほんわかした雰囲気が漂う空間。
ミネルバの自室で眠っていたはずの自分が、何故こんな場所にいるのかの見当が全くつかず、
彼女はただただ周囲を見回して、自分の見知った人間が居ないか祈った。
ふと、小高い丘のてっぺんに、何かが置かれているのが目に入り、
ルナマリアはぽつんと設置されたベッドから飛び降りた。
(人がいる!?)
白いテーブルと、同色のチェアが二つ。テーブルの上には古めかしいティーセットがひろげられ、
女が一人、手にしたカップで紅茶を楽しんでいた。
女の前にルナマリアは立っているのだが、長い髪に隠れて女の顔は見えない。
一つだけわかるのは、女の髪の毛が自分と同じ色だと言うこと。
「…あの」
「……ん? 何だ?」
おずおずと女に声をかけたルナマリアは、
男っぽい口調だったが女の対応が穏やかだったのに安堵し、
「ここ、座っても良いですか?」
「ああ、お前に座って欲しかったんだし、座りなよ」
女の物言いに少し不気味さを感じ取ったが、仕方なくそこへ座ったルナマリアは、
彼女に促されるまま、ビスケットを口にほおばった。
「美味しいか?」
「……え? あ、はい。美味しいです」
「良かった。口に合わなきゃあどうしようかと……」
ほっとした表情をみせる女の顔を見ながら、ルナマリアはますます不気味な感覚に襲われた。


〜家で母が教えてくれたビスケットと全く同じ味がするのだ


549787 ◆7fKQwZckPA :2010/10/05(火) 13:51:32 ID:???
「やっぱり、知ってるんだな、お前」
「!?」
いつのまにか、女が彼女の後ろに回り込んでいた。
ルナマリアはとっさに横へ動かんとしたが、それよりも女の方が早かった。
がっちりと体を押さえられたルナマリアは、ふりほどかんと藻掻くが、無駄だった。
人間離れした腕力で押しつけられ、肺に負荷が掛かり、うめき声を上げる。
「これは‘俺’が親父に作ったビスケットだ。確か、7,8才の時だったなぁ」
「え?」
女の声音が、変わった。それも、自分がよく知っている…………
そこまで考えた時、ルナマリアは顎を掴まれ、女の顔の近くまで引き寄せられ、
「何でお前だけ良い思いしているんだ? あんないい男まで見つけてよ……」
頭の中に、黒髪の少年の姿が浮かんだ。
「忘れたのか? 楽しく女の子やってる都合なんて‘俺達’にゃ無いんだよ」
ギリギリと首が締め上げられ、もうろうとしてくる頭の中を、泣き崩れる母がよぎる。
「あの‘死の天使’が地べたはいつくばるまで、‘私達’は良い思いしちゃならねぇ……わかるか?」
地の底からわき出たような、怒りの声。女は顔を隠す長い髪を払いのけ………

ルナマリアは、悲鳴を上げた。

「……ナ! ルナ! おい、大丈夫か!」
「……シ、シン?」
気が付けば、そこはあの白い空間ではなく、自分の部屋の、椅子の上だった。
出かけていって帰った後、眠くなってすぐに寝たことを彼女は思い出した。
「あ、ご、ごめん。悪い夢見ちゃっただけだから……」
「……そ、そうか。ならいいんだ。
でも、何かあるんだったら、俺やレイがいるから、いつでも言ってくれ」
「ありがと」
シンはほっとした顔で部屋を後にし、ルナマリアは寝汗でベトついた服を着替えようと、
部屋のクローゼットを開けた。その時、彼女の耳元で……


『夢だと思うなよ?』


550787 ◆7fKQwZckPA :2010/10/05(火) 13:52:35 ID:???


機動戦士ガンダムSEED DESTINY IF
〜Revival of Red Comet〜
第10話



「間もなくオーブ接続水域を離脱します」
メイリンが普段通りの明るさでブリッジ要員全てに告げ、それに答えるように、
バートがミネルバの索敵警戒レベルを上げた。
「カーペンタリアからの通信は開いているの?」
「はい、ずっと呼び出してるんですが……」
タリアの質問にメイリンが首を振って答えたとき、先程からレーダーを凝視していたバートは、
ゴックと周りに聞こえる位の音で息を呑んで、
「か、艦長! 本艦前方に熱紋多数! ち、地球軍艦隊です!」
「こんな所に!?」
タリアは一瞬耳を疑った。オーブ出航後に地球軍と戦闘になるとしても、
よりオセアニア大陸に近づいたところでと踏んでいたのだ。
しかし、連合側はミネルバを叩きつぶす気満々だったらしい。
「空母が四、戦艦六、駆逐艦が……八。他にも小型船舶多数が展開!」
ブリッジにいる全ての人間の顔色が青ざめ、タリアは身を引き締め、
アーサーは力が抜けているかのように椅子に座り込む。

〜なぜ敵は一隻の戦艦にここまで?

という疑問が立ち上るが、それに答える者はここにはいない。
「待ち伏せを食ったか……、……マリク! 旋回してオーブ領海ギリギリで南下して!」
「し、しかし……」
「無理です! 後方にオーブ艦隊も展開!」
タリアは直ちに南下しニュージーランドをぐるりと回るルートを考えたが、
バートの言葉に躊躇した。オーブが後方に展開? 何故?
まさか条約締結は連合にすり寄る内容で、戦艦一隻と引き替えに何か好条件を?
と、先程までいた国への疑念すら頭をよぎり、彼女は頭を振ってそれをかき消した。
いくら考えても切りはないし、今考えるべきは現状況の打開である。
「コンディション・レッド発令、艦橋遮蔽。対艦、対MS戦闘用意!
慣れない大気圏内での戦闘になるわ、地球の重力に注意して!」
今までにない剣幕で彼女は怒鳴った。
目の中に恐怖の色を宿したまま、ブリッジの皆は慌ただしく動き始める。
『ブリッジ、状況はどうなっている!?』
メイリンが艦内に戦闘用意の命令を伝えた直後、MSデッキとの通信がつながり、
金髪の男の顔がモニタに映し出された。ミネルバMS隊隊長、シャア・アズナブルその人である。
551787 ◆7fKQwZckPA :2010/10/05(火) 13:53:19 ID:???
「ほ、本艦前方に空母四隻を含む地球軍艦隊、後方には領海守備と思われるオーブ艦隊が展開しています」
『後方にはオーブ……か、問題は前だな。メイリン、ゲタを使う。
カタパルト前に用意していてくれ。それと、今回は歩いて出るぞ』
シャアはそこまで告げると一方的に通信を切った。メイリンは少し慌てつつも、兵器庫管理室に繋いで、
ゲタこと、グゥルの用意を申請する。そんなとき、ふとタリアは不思議に思った。
〜何故、あんなにも早くMSデッキに着くことが出来たのだろう?〜
そんな考えを、彼女はアーサーの兵器起動命令を聞くと同時に忘れ去った。

「シンとルナマリアは発進後、私と敵MS及び敵艦を駆逐する。
レイとショーンは甲板で接近するMS隊をたたけ!
ノエミはミネルバ上空にて二人の援護を頼む」
『『『了解!』』』
あの騒ぎの時に積み込んだ甲斐があったなと、シャアはグゥルの上に乗って思った。
しかし、壊されるともう後がない程度しか艦載されておらず、万全の装備とは言い難い。
「敵の攻勢が緩んだ一瞬を見逃すな!」
シャアはバズーカを背中にマウントさせて、グゥルの上にまたがり、
ブースターの起動と共に、ザクの巨躯が空へと浮かび上がる。
シンのインパルスが、フォースで飛び立ち、その後ろをルナマリアがスラッシュで追従する。
レイはガナーで、ショーンはノエミのお下がりのガナーザクで出撃し、甲板に陣取った。
ノエミは、カオスの二番機でミネルバ上空の守りに入った。
それと同時に、ミネルバの主砲と副砲が左舷敵艦隊に火を噴き、これが戦闘開始の合図となった。

「落ちろ!」
シャアはグゥルをひねり、真下から接近を試みたダガーの不意を突き、
ビームを一撃、そのボディにたたき込む。爆散するダガーの向こうにもう一発放つと、
放たれた奔流が、インパルスに斬りかかろうとした別のダガーを捕らえた。
「シン、動きが鈍いぞ、何かあったのか?」
「いえ、何も!」
シンが息を切らして返し、ふと、シャアはざわめきに近い感覚を覚えた。
(何を気にしている? 動きからするとルナマリアのようだが……)
シャアは、海面近くでグゥルを滑らせながら戦う、スラッシュ装備のザクに目をやった。
相手の振るうサーベルをアックスの柄でいなし、その回転を利用し刃をダガーの胴体へつきたて両断する。
全開の戦闘や訓練からまた一歩洗練されているようにもみえる。
一見して、不都合どころか良い傾向に見えるのだが、何が彼を心配させているのだろう?
と、思うのもつかの間、インパルスとザクとの間にビームが数条駆け抜ける。
「ちぃ、こうも数が多いとは! ミネルバは?」
ミネルバの方角へ目をやると、彼らを取り囲むよりも多数のダガー・ウィンダムが取り囲んでいるのが見える。
今回救いだったのが、敵兵の練度がまだ低いことの一言に尽きる。
MSが配備され初めて二年ほどしかたっていないから当然といえようが、
MS同士の戦闘が初めての連中もちらほら混じっているようだ。
こちらもその点に関しては人のことはあまり言えないのだが。
552787 ◆7fKQwZckPA :2010/10/05(火) 13:54:02 ID:???
慣れないMSで新鋭艦の弾幕の中を突破しろというのは、『死ね』と言うのも同義である。
レイ達の射撃以前に、CIWSに落とされる者も少なくなく、彼らの負担を幾分か軽減させていた。
そして何より、ノエミがシャアの想像以上に剛胆な女史だったことが功を奏した。
お互いに当たることを懸念する敵の心情を良いことに、カオスの格闘の力をもって切り込みを駆け、
がら空きになった敵の防備にレイとショーンが砲撃を加えて、面白いくらい敵が落ちている。
「あちらの心配は無用か、……む?」
ゾクリと、彼の背を悪寒が走り、シャアは敵艦隊最奥の空母の方角へ機体を向け、
(あれは……ビグロ? いや、違う。だがMAか!)
蟹のような、凶悪な四肢を持つ巨体が、此方へ近づいてくるのがわかった。
それと同時に、自分たちを囲んでいたMS群が蜘蛛の子を散らすように散開して行くのも。
「くっ!」
恐らくプレゼンのつもりだ。MA一機で突撃させて、性能テストと同時に邪魔な艦を潰す。
ビグロ似の外見から察するに、一定空間での高軌道と高火力を両立させた機体の一つだろう。
想像通り、ミネルバの火砲が全てあのMAに向けられ、
主砲と副砲、対空ミサイル全砲門が火を噴いた。
ただ、シャアのみならず、ZAFT勢には一つだけ誤算があった。
(……避けないだと!? まさか!?)


「これは……マズイね」
オーブ国防本部発令所。その巨大モニターに映る光景に、ユウナ・ロマ・セイランは唇をかんだ。
彼だけでなく、ここにいるオーブ軍人全員が、
今にも飛び出して加勢したいという欲求を抑えつけているようだった。
「カガリに仕事をたくさん残しておいて正解だったね」
「ええ、あの方なら恐らく飛び出していったでしょうから」
「それにしても、あの兵器はすごいね。特装砲はまだ使ってないにせよ、あの防御力は……」
デタラメだ。そう言ってユウナはオーブ艦隊には迂闊に動かぬよう再度通告した。
艦隊を任せているトダカ一佐は、いまは机で書類と格闘している彼女とよく似た気性の持ち主だ。
ユウナは、今ここで彼らに手を貸せない状況であることに強い憤りを感じるが、
オーブがこの時ZAFTに手を貸したとなれば、大西洋連邦、
とりわけ彼らの後ろにいる『連中』が黙ってみているはずがない。しかし……
「……! スドウ三尉! カーペンタリアと連絡はとれるか?」
「カーペン、タリアですか?
旧世紀の海底ケーブルがいくつか生きていますから、不可能ではありませんが……」
「秘匿回線が使えれば良いんだけど……。やってくれ!」
ユウナは通信管制官にカーペンタリアと密かに通じるよう言いつけると、
トダカ達防衛艦隊に、
「ミネルバが面舵に梶を切ったら、ミネルバと地球軍艦隊の間にミサイルと砲弾の雨を降らせろ!
ミネルバには絶対に当てるなよ! 水の壁と弾幕を作るだけで良い。
地球軍には『照準装置の故障』だとでも言い張っておけ!」
553787 ◆7fKQwZckPA :2010/10/05(火) 13:54:52 ID:???

シャアはグゥルのブースターをふかし、MAのクローの一閃を辛くもかわし、
機体をひねってバズーカをその巨体に向かって放つ。
だが、その巨躯に似合わぬ速度でMAはそれを回避すると、四肢に搭載された大口径ビーム砲をザクめがけて発射してくる。
「ええぃ!」
先程からこの繰り返しだ。シンのインパルスの機動で回り込もうとしても、全身に火砲が設置され不意を突けないし、レイとショーンのガナーが上手く奴を捕らえたと思いきや、
MAの機体の三点でまた微光が現れたと思ったときに、ビームがはじかれる。
「Iフィールド、いや、ビームシールドと言った方が良いか」
UCの頃、デラーズ紛争でIフィールドを搭載した二機のMAが活躍したとは小耳に挟んだ事があるし、
フィールドではないが、ビームの効かない相手がいたことも思い出す。
(まさかアレまで作っているとは思わんが、厄介なことになった)
もしこのまま奴に載せられるまま戦闘が長引けば、疲れるのは此方で、
回復した敵MS群の来襲が待っている。是が非でもここで此奴を落とさなければ……
気休めと言えば、ミネルバが放った砲弾が、紛れとはいえ敵艦隊の一部に当たっているということと、
オーブ艦隊の砲撃が連合側の足止めとなっていることだろう。後者は恐らくわざとだ。

PiPiPiPiPiPiPi…

「……!? くそっ」
『シャアさん!』
メイリンの悲痛な声が、通信機越しに聞こえた。向こうでも恐らくわかったのだろう。
バッテリー切れだ。
ガクンと力の抜けたザクの両肩を、MAのクローが掴む。
モニターの落ちたコクピットでシャアが感じたのは、掴まれた衝撃と、グッとからだが持ち上がる感覚。
急降下しているのだ。このまま行けば、ザクのボディは海面に叩きつけられ、自分はどうなるか。
シャアは臍を噬んだが、不思議と恐怖は感じなかった。二つの気迫の塊が、こっちに向かっていたからだ。
だが、妙だった。近づいてくるのがわかったが、そのうち一つが、急激に爆発したのだ。機体が爆発したとか、そういうものでは無い。

〜感情の爆発

その者の精神が、急激にふくらむような、妙な感覚であった。
「これは、シン!?」
彼は思わずコクピットハッチを開けて、外の光景を見、息を呑んだ。
インパルスが、信じられないほどなめらかな動きを見せていた。ビームが放たれるや、それをすれすれで回避し、
滑り込むようにMAの眼前に接近すると、ビームを発射した前脚を切り落としたのである。
『ルナマリア! 手伝え!』
『わかった!』
赤いザクウォーリアも、インパルスに負けじとグゥルを急上昇させて……
『こっちだカニ野郎!』
MAはシンに気を取られたか、前脚を切られたことに動揺したのか、
ルナマリアが後方をスッと抜けたことに気が付いていないようだった。
今更になって、MAの危機に連合のMS群が飛び出してくるが、後の祭りであった。
『でぇあ!』
ルナマリアはグゥルから飛び降り、ブーストして加速を加えながら、アックスをおおきく振りかぶった。
大斧の切っ先はMAの背に吸い込まれるように突き刺さり、悠々と引き抜くのと同時に、
MAの機体のあらゆる所から爆煙が上がり始める。これが、ミネルバ反撃開始の合図だった。
554787 ◆7fKQwZckPA :2010/10/05(火) 13:55:43 ID:???

「……ZAFTと連絡せずには済んだ、か。ま、大変なのはここからだけど」
ユウナは歓声を上げるオーブ軍人達をよそに、ボソリと呟いた。
今更ながら、痛いカードを連合側に渡してしまったことになるからだが、
そこをどうやって切り抜けようかと、わくわくしてしまう自分に少し嫌悪しながら、彼は発令所を後にしようとした。
そんなときであった。発令所の索敵班の一人が、彼の元へ歩み寄り、
「オーブ近海で一二ほどの機影が見つかりました。ムラサメを向かわせますか?」
「相手は? 潜水艦? MS?」
「いえ、MSとしか、ミネルバの戦闘区域からあまり離れていませんが……」
ここでやっておくべきだったのは、少なくともその地点へ巡視船を派遣しておくべきだった。
しかし、ユウナはミネルバが無事乗り切った事への安堵で少しゆるんでいた。
その事を、彼は後悔することになる。


ミネルバのMSデッキは、喜びの声で満ちていた。
コクピットから下りたシンは、ヨウラン始め技術スタッフや、
ショーン達も駆け寄ってきたので度肝を抜かれた。
「シン! やったじゃんか!」
ヴィーノが背中を叩いてくるが、今はその痛みも心地よかった。
周囲の者達から頭を撫でられ、背を叩かれ、激励の言葉を聞いていると、自然と叫びたい気持ちに駆られたが、
「シン」
この声を聞いた瞬間、身が締まる。
「……さっきのは見事な操縦だったな。何かあったのか?」
シャア隊長の後ろでは、興味深げにレイ達も自分の顔をのぞき込んでいる。
しかし、アレに関してはどうも上手く説明が付けられない。
「いえ、……自分でもよくわからないんですよ。連合との戦闘でカってなって、
隊長のザクのバッテリーが切れたって聞いて、
で、キレた瞬間こう、頭がバァーッてクリアになって」
ロッカールームに向かいながら、必死にあの感覚について語ろうとはするものの、上手く言葉が喉から出てこない。
「いずれにせよ、今回の大殊勲はシン、お前だ。よくやってくれた」
シャアの顔が綻んだのをみて、シンは妙にこそばゆい気分になった。
シャアはシンの様子を見て、今度はルナマリアに、
「君もこの間とは見違えたな……」
「あ、いえ、たまたまですよ」
「たまたまじゃない、ルナマリア。別人が乗り移ったみたいだったぞ」
レイがシャアに続いてほめ言葉を口にしたが、ルナマリアは急に沈んだ顔つきになった。
「……ルナ?」
隣にいたショーンとノエミが心配そうに肩に手をかけようとしたが、
「……!? あ、あたし疲れちゃったから! もう着替えるわ!
べ、別になんでもないから、心配しないで!」
そこまでを早口で言い残して、女子ロッカールームに駆け込んでしまった。
「…地雷を踏んだのか?」
「…………さぁ?」
その場にいる全員が、訳がわからないと首をかしげる中、ミネルバは先ほどの戦闘の名残を残す海を後にした。
555787 ◆7fKQwZckPA :2010/10/05(火) 13:56:29 ID:???
※※※※※※※

アスラン・ザラはピンク髪の少女が持っている赤い上着を受け取って、懐かしげにそれをひろげた。
それを羽織った後、襟を止め、ふぅと息をつく。
この服を着ることはあるまいと、この前まではそう思っていた。
だが、またもう一度、こうして袖に手を通してみると、
何とも言えぬ高揚感や、郷愁に近いものを感じる。
『だから、君は『アスラン』になってくれ』
あの時のユウナの言葉が、頭に響く。自分の大切な、プラントや、オーブ。
そして、彼女を守るための力、アスランは二年の時を挟んで、またそれに手を伸ばしたのである。
「すっごい! 似合ってるよ!」
少女の無垢な顔に、思わず頬をゆるませ、アスランは自分を見つめるもう一人の男と向き合った。
「議長……」
「友達との挨拶は終わったのかい?」
ギルバート・デュランダルの言葉で、アスランは昨日の出来事を思い出す。
ユウナの後押しがあっても、まだ気持ちがぐらついていた自分を叱咤してくれた、
イザーク・ジュールと、ディアッカ・エロスマン。そして、今は無きニコルとミゲル。
死人の声が聞こえるはずもないのだが、不思議と彼らの声も聞こえたのだ。
「はい」
「それはよかった。……でもよかったのかい?
普通に復隊したいとのことだったが、通常の命令系統から外す手もあったんだよ?」
先日、デュランダルに『ZGMF-X23S セイバー』を見せられたとき、
『特務隊』に入った上でと言われ、辞退したのだ。
一度ZAFTを裏切った自分に、この称号は重すぎるし、なにより、同じと組む隊の人間や、
その栄誉を欲している同胞達への侮辱と取られかねない。
デュランダルに対しても、「何故彼奴を…」という批評に曝される事に繋がるかもしれない。
そんな足を引っ張るような形での復隊など、出来るはずがなく、自分もそれを望んでいなかった。
「それは先日も申したはずですが……」
「ああ、すまない、忘れてくれ。
それはそうと、君もオーブの動きは気になるだろう?
だから発進後はミネルバに直接合流してくれ。恐らくオーブに留まっているか、カーペンタリアだ」
「わかりました」
アスランはデュランダルに敬礼すると、ミーアにも一礼し、
踵を返して議長執務室を後にしようとした。
「アスラン君!」
「……?」
「君の力はもはや君だけのものではない。
地球に行ってもこれだけは忘れないでくれたまえ。
重力に引かれて自分を見失うな」
「……は!」
アスランが執務室を出て行き、ミーアが暇そうだったので自室に戻るよう行った後、
デュランダルは、自分のデスクのPCの画面をスリープ状態から立ち上げ、あるウィンドウを映し出す。
この間の、プラント核攻撃隊を壊滅させた『緑の悪魔』、その最大望遠画像である。
それをメールに張りつけて、彼はミネルバのある部屋宛で送信していた。
軍事機密となっている画像をながすのは本来あってはならないことだが、
もしや彼ならばと言う考えが、どうしてもデュランダルの頭の中から消えなかったのだ。

556787 ◆7fKQwZckPA :2010/10/05(火) 13:57:23 ID:???

※※※※※※※

宇宙、某所。
かつてサトーらが潜伏していた拠点が、まばゆい光を放ち爆散した。
固い岩盤と鉄板で固められたそこは、高熱でねじ曲がり、衝撃に砕かれた。
その元となったのが、宇宙の闇に浮かぶ、三機のMSからであった。
不釣り合いなほどに大きな二門の砲塔を持つMSが二機。
先日プラント・連合を騒がせたあの緑の悪魔とは別の、緑の貴重とした、大型のミサイル発射装置を背負ったMS。
後者は2連装のビーム・ガンを右腕に、左腕には西洋騎士の盾のようなシールドを突けている。
いずれも、ダガーやジンと比べるとはるかに大きな機体であった。
火力に特化したそのMS達は、岩塊は破片も残さず燃え尽きるのを見届けると、
機体をひねって、背後に浮かぶ巨大な艦に向かった。
きっと、その姿を見た人間は悉くがある男の名前を思い浮かぶはずだ。

『ジョージ・グレン』〜C.E.の史上にコーディネイターという言葉を生み出した男
その男が乗った、ツィオルコフスキーにうり二つの、巨大な艦が浮かんでいたのである。

「お疲れ様でした。いかがでしたか? PMX-000と001の乗り心地は?」
三機のMSから降り立った、黒ずくめの三人組に、技術員の一人が近づいて行った。
ヘルメットを外した三人のパイロットは、女が一人、男が二人だ。
「最高だったよ。あの360°全部見渡せるコクピットには驚いたし、機動性も申し分ない。
何より火力には言葉がないよ。特に000の方はねぇ、そうだろ?」
「ええ、そりゃもう」
隻眼の女の問いに、ひげ面の男が笑って返し、メガネの男も同じ意見のようだった。
「でもさこのMS、本当にあの方がデザインしたのかい?
私にはどうしても想像できなくてさぁ」
女は首をかしげた。自分たちの知るあのお方は、こんな血生臭い、
もといオイルくさいものとは無縁のイメージが強い。
「しかし、上から下りてきた話では、あの方から直々に賜ったものだと」
「……まぁ、いいけどね」
女はそれ以上興味は内容で、デッキの真ん中で大きくのびをし、
その視線の先に茶髪の少年がいることに気が付いた。
「あいつ……」
あの方肝いりでこの間艦に転属してきたというガキだ。
そこまで考えて、彼女はまたさらりとながした。
彼女は難しいことはあまり深く考えないようにして、今まで生きてきた。
そのスタイルを今更変える気持ちなど持ち合わせては居ない。
「ふぁ〜あ、眠……」
もう一度のびをした後、彼女はロッカールームへ足を向けた。
557787 ◆7fKQwZckPA :2010/10/05(火) 14:00:23 ID:???

コツコツ…

廊下を歩く少年の足取りは速い。その目の中には、怒りと憎しみと、歓喜。
同居するのに相応しくない感情が入り交じり、少年の目を濁らせていた。
「姉さん!」
部屋の中に荒々しく入っていった少年は、PCと向き合っていた女性の近くまでズカズカと近づくと、
「オーブの部隊が全滅したって、本当?」
「ええ、本当よ。とうとうあのお方が重い腰を上げられたわ」
女性はキーボードをいじって、ある映像を呼び出す。
緑色の、ZAFT製MS達の四肢を切り落とし、戦闘不能にしてゆく、
青い羽根を華麗にひろげる天使の映像。
少年は唇を噛みしめて映像に見入り、握り拳はワナワナと震えている。
女性はその様子を楽しげに、まるで観察するように見やると、
「あなたもああいう風に動かせるのよ。もうすぐ届くから、それまでの辛抱……」
「NZ-000はだめ? 今すぐにでも…っ!」
「ダメよ! あれは大きすぎて、強すぎる。あれはもっとふさわしいときに、しかるべき場所で。
…………わかるでしょう?」
「うん」

「あなたならできるわ。あの方の隣も、きっとオリジナルのものでは無くなるから」



第10話〜完〜




これで終了です。久々に書いたので、ある人からさんざんヘタだヤメロと言われても仕方ないできの部分がいくつかあるとおもいます。
今回は自分自身での全体的な振り返り・リハビリ兼なので短めで終わらせました。
次回書くまでメンタルが持つよう頑張りたいですね。

それでは(・ω・)ノシ
558787 ◆7fKQwZckPA :2010/10/05(火) 14:01:25 ID:???
2回目でうっかり#つけ忘れたので、次からトリップ替えます。まとめ管理人さん、お手数おかけします。
559787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/05(火) 14:02:05 ID:???
新トリップテス
560通常の名無しさんの3倍:2010/10/05(火) 16:45:59 ID:???
乙乙
毎度楽しみにしておりますぞ!
561通常の名無しさんの3倍:2010/10/05(火) 16:49:49 ID:???
投下乙でした。
>ディアッカ・エロスマン
エロスマン乙w
562787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/05(火) 16:53:49 ID:???
>>561
あ、やべぇ!(; ゚д゚)
エロスマン→エルスマンでした。さーせん
563通常の名無しさんの3倍:2010/10/05(火) 16:54:57 ID:???
787さん乙

ナイス、エロスマン(笑)
564通常の名無しさんの3倍:2010/10/05(火) 18:20:51 ID:???
ワロタw
乙乙!
565通常の名無しさんの3倍:2010/10/05(火) 18:41:22 ID:???
アーチャー「なんだか呼ばれたような気がした」
566通常の名無しさんの3倍:2010/10/05(火) 19:11:10 ID:???
エロスマンで何も間違っていないぞ?w
567通常の名無しさんの3倍:2010/10/05(火) 19:31:57 ID:???
とーかおつおつ
エロスマン確信犯じゃねーのかいww
568通常の名無しさんの3倍:2010/10/05(火) 20:20:40 ID:???
グゥウウウレイトォオオオオオオ、787氏がネタ投稿してくれた是!
569通常の名無しさんの3倍:2010/10/05(火) 21:10:52 ID:???
うお!久しぶりの投稿だ〜。787さんお疲れさまでした。
570787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/05(火) 22:40:59 ID:???
また修正点がちらほら……orz
>>552の四行目の最後、「駆け」でなく「かけ」です。
管理人さんすいません。
>>567
スーパーとあるワールド【白井黒子がすっぽんぽん】
をニコニコで聞きながら書いてたら自然と‘エロ’になってました……
571通常の名無しさんの3倍:2010/10/06(水) 05:15:58 ID:???
伏線だらけで頭の悪い俺にはなんだかよくわからんぜww
572通常の名無しさんの3倍:2010/10/07(木) 11:28:19 ID:???
遅ればせながら、787氏乙。
ルナマリアがどんどん俺の嫁で無くなっていく(;д;)
573通常の名無しさんの3倍:2010/10/08(金) 01:45:15 ID:???
なんで787氏の書き込みが大量にあぼんされてるんだと思ってまとめ読み直してようやく理解
574通常の名無しさんの3倍:2010/10/08(金) 02:49:30 ID:???
787氏は今後別名エロスマンとして識別しようwww
575通常の名無しさんの3倍:2010/10/09(土) 00:11:02 ID:???
だね
576通常の名無しさんの3倍:2010/10/10(日) 00:31:18 ID:???
787氏に続いて欲しいな。
577通常の名無しさんの3倍:2010/10/10(日) 00:54:32 ID:???
のんべえ先生、980先生…
578通常の名無しさんの3倍:2010/10/10(日) 11:20:43 ID:???
なんかアムロとレーンのコンビって、フロンタルとアンジェロのコンビ連想するんだよな
579通常の名無しさんの3倍:2010/10/11(月) 09:16:07 ID:???
作者様が作業できるように

http://www.nicovideo.jp/watch/sm4298017
580通常の名無しさんの3倍:2010/10/11(月) 19:48:18 ID:???
>>577
400氏ェ…
581通常の名無しさんの3倍:2010/10/11(月) 20:15:47 ID:???
連休中にお三方の誰かが投下来ると思ってたんだけど…

582通常の名無しさんの3倍:2010/10/12(火) 00:32:04 ID:???
静かな連休だったな。
583通常の名無しさんの3倍:2010/10/12(火) 00:44:59 ID:???
そんなときは最初から読み返してwktkしてるんだ!
584通常の名無しさんの3倍:2010/10/12(火) 00:49:40 ID:???
>>583
何時もやってる場合は?
585通常の名無しさんの3倍:2010/10/12(火) 11:34:37 ID:???
つ 自作
586通常の名無しさんの3倍:2010/10/13(水) 01:03:11 ID:???
このスレの存在を知る遥か前に
UC0090の時代にメイリン・ホークが漂流してくる
カイ・シデンが主人公のSSをメモ帳に書き溜めていたことがある
HDDごと消えたけど

このスレの存在を知ってたらあんな酷いもん書かなかっただろうなw
587通常の名無しさんの3倍:2010/10/13(水) 19:31:40 ID:???
>>586
面白そうな状況なので是非またUPしていただきたいw

そういえば両方とも情報関係者だね
588通常の名無しさんの3倍:2010/10/13(水) 19:45:31 ID:???
種世界ではランチャーパックとかあるけど、ジムキャノンやジムスナイパーみたいな支援機種はストライカーパックで作製可能なんだろうか?
589通常の名無しさんの3倍:2010/10/13(水) 19:58:43 ID:???
>>588
ファントムペインのダガーがそんな装備じゃなかったか
590通常の名無しさんの3倍:2010/10/13(水) 20:01:48 ID:???
ドッペルホルンとライトニングだったかな?>キャノンタイプとスナイパータイプのストライカー
591通常の名無しさんの3倍:2010/10/13(水) 20:22:21 ID:???
>>588~>>590
お前等バスターダガーディスってんじゃねえよ!
592通常の名無しさんの3倍:2010/10/13(水) 20:31:41 ID:???
>>591
ストライカーパックでって話だから、
一体化して再設計せざるを得なかったバスターダガーが除外されるのは仕方ないんじゃ…
593591:2010/10/13(水) 21:10:25 ID:???
>>592
よく読んでみればそうだった、すまん
594通常の名無しさんの3倍:2010/10/13(水) 22:00:38 ID:???
ロンドベルならジム改のデータから、ジムスナイパーVとかのパック作れば
595通常の名無しさんの3倍:2010/10/13(水) 22:05:21 ID:???
>>594
ジム3@スナイパーパック販売ですね。わかります
596通常の名無しさんの3倍:2010/10/13(水) 22:23:41 ID:???
>>594
ジムスナイパーだとスコープバイザーは流石にバックパックでなく、スナイパーVみたく増設したバリエーションじゃないと無理かな
597通常の名無しさんの3倍:2010/10/13(水) 22:27:38 ID:???
メタスがベースのガンキャノンディテクターみたいなのを、
元が同じリゼルをベースにってのは駄目か?
598通常の名無しさんの3倍:2010/10/13(水) 22:43:17 ID:???
>>596
ストライカーパック仕様ならばセンチネルのゼクみたいに狙撃用の目を増設するって手も
599通常の名無しさんの3倍:2010/10/13(水) 22:44:10 ID:???
ジェガン重装型「……」
600通常の名無しさんの3倍:2010/10/13(水) 23:53:58 ID:???
ハンブラビとGディフェンサーを合わせて索敵能力、高機動力、狙撃ビームライフルを合わせたストライカーになる予感!

いざとなれば質量弾にもなり直ぐに新しいパックが飛んで来ます
601通常の名無しさんの3倍:2010/10/14(木) 00:15:25 ID:???
ヘイルバスター「バスターストライカー出来たよ!」
602通常の名無しさんの3倍:2010/10/14(木) 00:26:20 ID:???
マスクコマンダーかよw
603787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/14(木) 01:07:54 ID:???
みなさん今晩は、787です。
飲兵衛先生や980氏がまだ来られていない状態ですけども、11話を投下したいと思います。
※注意
・今回は戦闘シーンはありません、ご了承下さい。
次から投下します。
604787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/14(木) 01:09:11 ID:???
「もう一度言え! こんなことがどうしておこるんだ!」

ユウナ・ロマ・セイランは、緊急報告に来た事務官に怒鳴り散らし、
部屋の中を右往左往しながら、頭部をがりがりとかいた。
彼の手元には、昨晩起きた爆発事件、いや、MSによる民間施設の襲撃についての資料があり、
オーブ国防軍の調査隊が撮影した写真がいくつかのせられていた。

・跡形もなく破壊されたアスハ家別邸
・その残骸から見つかった使用人達の遺体→鋭利な刃物で切り裂かれた跡有り
・周囲のMSの残骸→データ無し。別勢力の新型と思われる
・MSの切断痕からみるに、高出力のサーベルで切断されている→オーブ量産MSの装備ではない

怒鳴りつつも、ユウナの頭の中には、先日のミネルバ戦時の言葉がもう一度浮かんできていた。
あの時、あの海域で感知された機影は、まさかこの連中だったか?
そう仮定してみると、浮かれていた自分を殴り飛ばしてやりたい気持ちに駆られたが、
今はそれどころでない情報も上がってきていた。
「MSの中に『フリーダム』がいたって話は、本当か?」
調査資料の内、アンノウンMSと戦闘を行ったのはかの『ヤキンのフリーダム』であるとの報も入っており、
ユウナはそれを虚報だと信じたかった。
モルゲンレーテで働いているマリア以外顔は見たことはないが、
アスハ家別邸に暮らす者達が、カガリの家族同然の人間達だと言うことは知っている。
もし彼らが核動力機であるフリーダムを隠し持っていたならば、
今度の連合との取引でもかなりマズイ状況にさらされることは免れまい。
「ええ、それに関してはほぼ間違いないかと思われます。
国防本部の警戒システムもフリーダムであると断定していますし」
「………………っ!」
「そ、そしてですね……。その……」
言いづらそうな顔をして、事務官が脂汗をかき始め、
「……今度は何」
「いえ、資料の次ページを見て頂けませんか」
「次のページって何が…………!?」
今度こそ、言葉を失ったと言ってよかった。
また国防本部の索敵システムのデータであったが、くっきりと示されたその名前に釘付けとなる。
『ARK=ANGEL』
最悪だ。無言のままユウナは机に突っ伏し、手をワナワナと震わせた。
本来ならば、戦後の条約によってオーブはアークエンジェルとフリーダムを、
それぞれ連合・プラントに変換しなければならなかったのだ。
だが、その行方がわからなくなったことで、結局曖昧になっていたのである。
今更、こんな形で、よりにもよってこんな時期に発覚とは……、それも国家元首の別荘の地下からである。
「カガリになんて言うべきなのかな、こんな時」
脳天気な口調でありつつも、その目は笑っておらず、事務官は冷や汗をかきそそくさと部屋を後にする。


彼が部屋の戸を閉じるのと前後して、机を思いっきり殴った音が部屋に響いた。

605787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/14(木) 01:12:47 ID:???
※※※※※※※

〜太平洋海中

「ラクス、入るよ?」
キラ・ヤマトは、アークエンジェルの一画にあるラクスの部屋の前にやってきていた。
先日の襲撃の後、彼女の提言でアークエンジェルは出港することになったのである。
何機ものMSが爆発したのだ、オーブ国防軍がかぎつけるのも時間の問題だからと。
オーブの軍なのだから、訳を話せばわかってくれるのではないかという声もあったが彼女は封殺した。
『今のオーブがセイラン家の傀儡だというのを忘れたのですか?』
彼女の静かながらも刺し殺さんばかりの気迫に殆どの人間が押し黙ったが、
キラは薄々、そんな理由ではないのだろうと思っていた。
(フリーダムとアークエンジェルが動けばイヤでも目立つ……! まさか今出港するのって!?)
そんな疑念が、あの晩、からずっと頭の中を反芻していたのである。
先の大戦の後、フリーダムとアークエンジェル、そしてここにはないエターナル。
これらの返還要求が、連合・プラント双方から再三オーブに通知されていることは、彼も知っていた。
知っていたと言うより、知ってしまったと言うのが正しかろう。
彼は普段することすら与えられず半ばNEET同然、
やることと言えば体力維持やクラッキ(ry……もといネットサーフィン、
街に出かけてブラブラするくらいだった。
本当に偶々だが、この屋敷の地下にそれが収納されていることを発見したときは、
心底驚くと同時に、彼女がどんどんわからなくなった。

隠しているものの大きさや、恐ろしさが、ある種の『動物的なカン』で感じるようになったのだ。

他の人に話そうと思っても、彼女がどこかで聞いているかも知れない。
もしかしたら彼女に話すかも知れない。
子供達は理解できないだろうし、カガリは今国のことで手一杯。
オーブの人たちは自分のことをどう思ってるかわからない。
だから誰にも言うことが出来なかった。正直言って、今この部屋に入るのは気が引けた。


二年前自分に向けてくれた笑顔は、本心からのものだったのだろうか?
もしかしたら……


「……キラ、ですか?」
「うん、バルトフェルドさんが、会心の出来のコーヒーができたからラクスにも持って行けって」
キラは彼女の了解を得る前に、戸の開閉ボタンを押した。
それがわざとなのかうっかりなのかはわからない。
空気の抜ける音と共に彼女の部屋が露わになり、奥の端末に彼女が向き合っているのが見え、

キラは見たくないものを……見た。

この時、彼は人並み以上の視力を持っていたことを後悔した。
ハッキリと、彼女が送信を押すところを見たからである。
606787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/14(木) 01:14:48 ID:???
(アークエンジェルの写真!? 何で……)
「あ、ごめん、勝手に開けちゃって」
キラは内心を押し殺して彼女に声をかけ、彼女は急いで端末をSleep状態にした。
部屋のテーブルに、二つのカップとポット、それと少しのビスケットを載せたトレイを置き、
「キラ、今度はちゃんと私が良いと言ってから入ってくださいな。
着替え中だったらどうするつもりだったのです?」
穏やかな声音を崩すことなく、動じた様子すら見せず彼女は彼の元へ歩み寄る。
コーヒーカップを手に取ると、まだ湯気が立ち上るコーヒーに口を付け、
「……本当、美味しいですわ」
そう言ってほほえむ彼女の顔には、彼が抱いていた疑念を吹き飛ばす妖艶さがあり、
彼は明後日の方角へ行きかけた思考を呼び戻す。
「キラは呑まないんですの?」
彼ははっとなってカップを持つと慌ててコーヒーをすすり、
案の定、噴いた。
「……グッ!? カハッ! ゲホッゲホッ……」
「あらあら、急ぎすぎるからですわ」
やれやれと彼女はスカートのポケットからハンカチを取り出すと、
コーヒーの散ったテーブルの上を拭き取った。
「ご、ごめん」
「かまいませんわ。……何かあったんですの?
今日のキラはキラらしくありませんわ」
君のせいだ。とは心の内で呟いておいて、
「……い、いや、オーブの事でちょっと考え事」
「オーブのこと?」
キラ自身心配していることに話を持って行くことにした。自分たちが離れた後のオーブの情勢についてである。
襲撃前カガリから直接、連合との同盟が軍事干渉せずに済む内容になりそうだと聞かされていたものの、
それがうまくいくのか心配だったのだ。
街に出かけたとき小耳に挟んだ限りでは、セイラン家の父親の評判は悪いが、息子のユウナは一転して高評価だった。
護国の姿勢が強い事が第一に挙げられ、『氏族の出のボンボン』というイメージに反して、
父親へ平然と反抗し代表に意見する姿勢のギャップ。
カガリを全面的に支持しているし、キラ自身彼には好感を持っていたが、
やはりアスハ派の人間間では『セイラン』であるだけでダメらしい。
今回に関して言えばアスハ派も反論はあるまいが、キラが心配しているのは『自分たちの存在』だった。
607通常の名無しさんの3倍:2010/10/14(木) 01:15:25 ID:???
しえん
608787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/14(木) 01:16:11 ID:???
「オーブが近々連合と条約を結ぶことになったでしょ?
僕たち、その邪魔になったんじゃないかな?」
「…………」
「この間カガリから聞いたんだ。
相互の住民救助を謳いつつも、実際は軍事同盟だったのを覆せそうだって。
……ラクス。僕たちが今オーブから出たのは早計だったんじゃ?」
無言でキラの言葉を聞いたラクスは、ポットから新しいコーヒーをカップに注ぐと、キラの前に差し出した。
「考えすぎですわ、キラ。私たちは内緒でオーブを出てきたんです。
あの時の部隊が生き残ってでもないかぎり、カガリさんの邪魔になるなんて、あり得ませんわ」
「そうかな?」
そうですわ。そう言ってラクスはビスケットを一口かじり、
アークエンジェル内部の与太話へと話をすり替えたため、キラはそれ以上何も言えなかった。
一時のコーヒータイムが過ぎて、トレイを片づけにキラが部屋を退出した後、
ラクスはゆっくりと端末に近づいてSleepを解いた。
添付の文字がウィンドウに浮かび上がっており、
匿名で相手に届き、逆探知されない細工が施されたメール画面だった。宛先は……

『Lord Jibriel』

「オリジナルが勘づきましたか。
私としたことが、二年の内に気を緩めすぎましたわね。
彼の能力を見誤るとは……」
彼女は後悔したが、もうアレの疑念がはれることは、今後の自分が取る予定から考えるに絶対無いであろう。
彼女は今度こそ端末をシャットダウンさせると、部屋の電話でなく、黒い携帯電話を取り出した。
「私です。ええ、オリジナルの替え時が近いので、予備の方も準備しておいてください。
それとZGMF-X10Aの機動準備も……」



機動戦士ガンダムSEED DESTINY IF
〜Revival of Red Comet〜
第11話



〜カーペンタリア基地
先の大戦後、ジブラルタル基地と双璧を為す、ZAFTの地球上での拠点の一つだ。
表向きは軍用の施設でなく、地球側の外交官常駐地兼プラント公館なのだが、実際はと言うと……推して知るべしだ。
シャア・アズナブルは、外装修理のためドックに入ったミネルバ近くの工廠で、
運び出されるコンテナと、替わって持ち込まれるコンテナを見やっていた。
基地に到着するとクルーには休止時間が与えられるが、
その前にこうしてやることをやっておかなければ後味が悪いと残る者もいた。
シャアもその一人だ。
数時間後、プラント行きのシャトルが飛び立つとの事だったので、
ブレイク・ザ・ワールドをおこしたテロリストの首魁、サトーを本国に送るため引き渡した。
タリア、アーサー、そして自分の三人と数名の兵士で立ち会ったが、ルナマリアは結局来なかった。
彼女の気持ちを汲んで詮索はしないことになった。
609787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/14(木) 01:17:53 ID:???
それはそうと、基地からミネルバに補給があった。
ゲイツのパーツは全て引き取ってもらい、替わってザクのパーツと、武装・シルエットの予備、
水上用のウィザードも廻してもらった。デュランダル議長の配慮もあるだろうが、これらの搬入は嬉しいところだ。
この先海上戦にも赴く可能性があるミネルバにとって心強いことこの上ない。ただ、
「ノクルーティカ……夜光虫? 海でプランクトンにでもなれとでも言うのか、不吉な」
水上から陸地への強襲を主眼に置いて開発されたウィザードで、本来長く水上戦を行う目的の装備ではないのだが、
先日のカーペンタリアでの戦闘で、ミネルバに廻す予定だった分の水陸両用MSが巻き込まれ破損したそうだ。
その替わりだとのことだが、もし万が一敵が水陸両用MSで海中から仕掛けてきたらどうするつもりなのだろうか?
そんなことを考えながら、シャアは今度はミネルバにまた補充されるという別の機体の資料を、
ページをめくって読み始め、手を止めた。
「ZGMF-X23S セイバーか。パイロットは…………何?」


「ちょっと買いすぎたかな……」
シン・アスカは、ケ○タッキーの食品がたくさん詰められた袋をエレカの荷台にぶち込んだ。
基地の広間の一画を占拠した若人連中で馬鹿騒ぎしたいそうだが、その買い出しに行かされたわけだ。
「それにしても、何で俺一人に行かせるんだよ。
レイはすごい勢いでどっか行っちゃうし、ルナは部屋から出てこないし……。
メイリンはノエミ達と化粧品コーナー行っちまうし……。
あとは、『基本セットC.E.73』。
え〜さらに、
『アラーラの断片』
『コンフラックス』
『アラーラ再誕』
『ラヴニカ:ギルドの都』
『ギルドパクト』
『ディセンジョン』のBOX一個ずつぅ!? 多色で2サイクルかよ!?
このセットこの時期手に入れろって無茶だぞ! くそ、ヨウランめ!」
「あ、シン。買い物終わったの?」
「買い物終わったの? じゃないよ! 何で買い出し組のお前等が一緒に来ないんだ!」
出てきて早々、メイリンとノエミ、それと何人かの女子チームと出くわし、
シンは不機嫌になって怒鳴った。
「え〜、だってシンってばサー○ィ○ンはダメって言うし、
真っ先にマ○クに入ろうとするし、男って何で脂っこい食べ物頼むのよ、カロリーは女の子の敵なのよ!」
そーよそーよと後ろの連中も同調し、シンはたじろいだ。
(メイリンさん。スイーツも十分カロリーあると思いますが……)
結局、そのままミ○ドに連行され、女子用の食品も買わされるはめになった。
ヨウランから手渡された予算は…………尽きた。
(……もう止めてくれ、何個買う気だよ)
どんどん寂しくなっていく懐の中を見ながらため息をつくシンであったが、
ふと、耳に何かが近づいてくる音が入ってきた。
610787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/14(木) 01:19:31 ID:???
音のする方向の空を見上げると、
真紅の航空機らしき機体が基地に近づいてくるのが目に入った。
警報が鳴らないところを見ると味方のようだが、初めて見る形状だ。
「なんだあれ……!? って、え!?」
「えって、どうしたのシン……!? え、あ、ちょっとぉ!」
着陸間際になって、その航空機は変形し、一機のMSへと姿を変えた。
シンは度肝を抜かれ、買い物を終えたメイリン達をエレカに押し込み急発進させた。
ミネルバ横の、コンテナ搬入スペースまでエレカを走らせると、
すでに人が集まっているのが見える。
「ねぇ、シンってば、どうしちゃったの?」
「MSが来たんだよ! 見たこと無いやつ。ミネルバのハンガーに向かってった!」
ハンガー付近でエレカを停めて、シンは中へと駆け込んだ。
当たりだ。フェイズシフトダウンした機体が佇み、パイロットがちょうど降りてくるところだった。
アズナブル隊長の姿もある。
「隊長! 今のMSは」
「ん? シンか……」
シャアはシンに、黙って顎をしゃくって見せ、
「あいつは……!」
シンはカッと目を見開き、下りてきたパイロットの顔を見た。
アスラン・ザラ〜オーブのバカ姫の腰巾着をやってた元英雄。
シンにとってそう言う位置づけだった男が、
今こうしてZAFTのノーマルスーツを来て降りてきたのである。
シンの前に立っていたシャアが、アスランの元へと歩み寄り、
「認識番号、二八五五〇二、アスラン・ザラです。乗艦許可を」
「ミネルバMS隊隊長、シャア・アズナブルだ。初めまして、と行った方が良いのかな?」
「よしてください。……艦長は、ブリッジですか?」
「いや、艦長室だと思うが……、ついてきてくれ」
シンとメイリン達が唖然となっているのをよそに、二人はハンガー脇のエレベータへ向かい、
はっとなって彼らは踵を返して基地の方へと引き返し、購入したチキンとビスケットは、案の定冷え切っていた。

それと、シンは男子連中で楽しむためのブツを購入しに商店街へ戻ったものの、
普通の商店にはなかったので、結局マニアックなホビーショップに行くこととなり、
そこでレイが『隠大将軍』のセットを購入しようとしていたところと出くわしたのは、また別のお話。
611787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/14(木) 01:21:49 ID:???
「君がここに来てくれるとは、正直思っていなかったよ」
エレベータの中で、アスランは話しかけられた。
MS隊隊長、シャア・アズナブル。
改めて対面してみると、声は同じでもデュランダル議長とは印象が全然違う男だとわかる。
「ええ、貴方と会ったときは、私もこうなるとは思ってませんでしたが……」
アスランはシャアの背中を見て、何故こうなったのか、思い返してみる。
強奪犯やテロリストと戦ったときの感覚に思うところがあったのもそうだし、ユウナに背中を押されたというのもある。
デュランダル議長と話をした事も、プラントがまた核の脅威に曝されかけた事も、
かつての戦友達の言葉に感じるものがあったこともそうだ。
「でも、今こうしてここにいるんです。それ以上理由が要りますか?」
「……ははは、確かにそうだな」
「それにしても、オーブはすでに出港されてたんですね。想定はしてましたけど」
「オーブに行ったのかい? 今あの国は曖昧な状況に立っているから……」
「ええ、案の定追い払われました。形の上では」
「形の上?」
「国防本部の方から秘匿回線で言われたんです。『カーペンタリアに向かえ』と」
彼か。
シャアの脳裏に、常にヘラヘラしていながら強かさを持った青年の顔が浮かぶ。
目的の階に突いたことを知らせる音がして、アスランは気を取り直して艦長室へと向かった。
「こちらが、デュランダル議長からの命令書になります」
タリア・グラディス艦長に預かった命令書を手渡したアスランは、妙な居心地の悪さを感じていた。
恐らく、あの時勝手な発言したことや、カオスを借りて出撃した事への不満があるのだろう。
議長が居る手前大きく出ることも出来なかったはずだ。
しかし、タリアはそれ以上彼にその事をつっこむ気にはならなかったようだ。
むしろ、命令書の内容に驚いているといった方が良かった。
「貴方、この命令書に目は通してあるの?」
「いえ、自分はまだ見ておりませんが」
「けっこう面白いことが書いてあったわ。
『ミネルバは出港可能になり次第、地中海へ向かいスエズ攻略部隊を支援せよ』」
笑えない話であった。

東欧から西欧に至るヨーロッパは、
ブレイク・ザ・ワールドからの復興で手いっぱいだったのにもかかわらず、
今回の開戦に踏み切った事をきっかけに政府への民衆の不満に火が付いた。
元々ブルーコスモスが多かった地域だが、被害から湧き出る怒りをコーディネイターに向ける前に、
『どうして地球連合の宇宙艦隊がこの事態を予知できなかったのか』
という議論が知識層から発せられ、怒りの矛先がすり替わり、各地域の統治機構に向けられる形となったのだ。
大西洋連邦主導というのがさらにユーラシアの住民の感情を逆撫でしたのも理由の一つである。
前大戦の時、ユーラシアの兵をアラスカで見殺しにした事が2年後の今になって民衆の間で再び持ち上がったのだである
勢いは軍部にも及び、ブルーコスモスが大半を占める大西洋寄りの主流派、
(元々ブルーコスモスでなかった者を中心として、)『敵の敵は味方』とZAFTに近づこうとする少数派に割れているそうだ。
612787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/14(木) 01:23:36 ID:???
そんな情勢下でのユーラシア駐留軍への増援なら、宇宙から直接降下させた方が早いではないか。
「まあ、確かにスエズにある連合軍基地は、
ジブラルタルからすればのど元に匕首を突きつけられたようなものだけど、
いまのユーラシアから考えて、私たちが行く要素は皆無だと思うけど……命令じゃ仕方ないわね」
タリアはなにか考え込む表情で言うと、シャアとアスラン両名は艦長室から退出しようとした。
だが、
「……アスラン・ザラ」
タリアに呼び止められた彼は振り返り、
「何でしょう?」
「貴方の部屋はもう用意してあるけど、着いたら端末でニュースを見た方が良いわ。
新しいニュースにオーブが出てきてたから」
「……!? わかりました」
少し戸惑いながら、アスランは艦長室を後にし、廊下に立つシャアと合流した。


アスランを部屋に送り届けた後、シャアは自室に帰っていた。
シン達から、一緒に小休止はどうかと誘われていたのだが、
若人の中に年輩が一人いればかえって息抜きにならないだろうと思って辞退したのだ。
向こうは残念に思っていたようで、部屋のテーブルの上にシンが買ってきたらしいおみやげが置いてある。
「こういう事をする歳ではないんだがな。
……せっかくだ、ありがたく受け取っておくか」
どんなものであれ、好意からのもらい物は嬉しいものだ。
なにやら邪悪な容貌のドラゴンが描かれたパックを見てそう思う。
面白そうではあったが、それは今度シンやヨウラン達に聞いてみるとして、
シャアは自室の端末を立ち上げる。
「む、秘匿回線でメッセージ……デュランダル議長から?」
何件か届いている新着のメッセージの中に、デュランダル議長から届いたものが混じっていることに気づく。
他のは読む必要はないので即座に削除し、メッセージを開く。
すると……
「これは……クィン・マンサか!? なぜこんな!」
あり得ない。シャアは頭の中で叫んだ。
NZ-000、クィン・マンサ。
NZ(Neo Zion)の文字が示すとおり、ハマーン・カーンが率いていた時代のネオ・ジオンが、
当時最先端の技術ノウハウをつぎ込み完成させた、最大最強のNT用MSである。
胸部のメガ粒子砲は戦艦の主砲クラスを凌ぎ、肩にはIフィールドジェネレーターを装備。
テールバインダーはファンネルコンテナを兼ねていて、約30ものファンネルを搭載している。
そして、各部のスラスターによって、約40mもの巨体に似合わず敏捷な動きが可能である。
『動く要塞』と形容するに相応しい化け物MS。
何故、コレが映像としてここにあるのだ?
コレは、ハマーンがコア3で戦死する直前、グレミー・トトと共にアクシズの中で爆発したはずだ。
「連絡求ム……ね」
シャアはメッセージの返信ボタンを押すと、デュランダル宛にメッセージを書き始めた。
613787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/14(木) 01:24:37 ID:???


※※※※※※※


アスラン・ザラがミネルバに着任したちょうどそのころ。
東南アジアから西へ数百q、スリランカとインドの間、マンナール湾のあたりを、一隻の戦艦が南に進んでいた。
『J.P.ジョーンズ』、地球軍のスペングラー級強襲揚陸艦の改修型である。
ファブリスは気分転換のため、風に当たりに甲板の上にやってきていた。
と言うのも、この間から部屋で『アッガイ』に次ぐ自立ユニット制作にいそしんでいたのだが、
盛大に失敗したのだ。
「ジェネレーターを強力にしすぎたか……くっ」
今度は二速でバランスを取りつつ、内部にジェネレーターを搭載し、
機体の真ん中に超小型ビーム砲を装備させた新たな傑作、『ビグザム』。
完成したまでは良いのだが、少し強力すぎたのだ。
ビグザムが放ったビームは、ささやかなもので、遠くのたばこに火を付ける程度になるはずだったのだ。
何処をどう間違えたのか、出力が大きすぎて壁を突き破り、その熱に耐えきれず機体は爆発。
その結果がこれである。ネオからは始末書を提出するよう言い渡された。
「もっと出力を絞って、本体のフレームと内部装置の耐熱機構を改良すれば……」
「まだ懲りてなかったのかよ、兄ぃ」
後ろから声をかけられ振り返ると、スティング・オークレーが立っていた。
彼が差し出す手の先を見ると、香ばしい香りのする平たい物体が目に映る。
「焼きたてじゃないか、ありがとう」
「いや、兄ぃにも持ってけってネオが」
どうやら、ネオ・ロアノークは、燃料補給のため立ち寄ったインドで食べたナンをたいそう気に入ったらしい。
現地住民に作り方を教わって今現在は部屋のオーブンで試行錯誤中だ。
最初に食べたナンは……そう。形容するなら「異次元の味」だった。
「……うん、うまい。大佐もやるな。どんどん上達してってる」
「あ、忘れてた。……ほい、カレー」
スティングはポケットからスプーンと瓶詰めのカレーを取り出した。
本人は認めようとしないが、スティングはネオと同じくらいナンとカレーにはまった人間なのである。
手作りカレーをナンの上に載せてほおばりながら、潮の香りを嗅ぐ。
ものすごい贅沢ではないかと、ファブリスは思った。ここが軍艦の上でなければどれだけ良かったか。
「そういえば、この後陸地に寄るんだったな」
「ああ、ネオが言ってたよ。確か、ス……スリ……あ〜、なんだっけ」
「スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテか?」
「それそれ。そこに停泊するんだと。何でか知んねーけど」
ナンを頬張りながらスティングは海の向こうを指さした。
薄々、ファブリスは海の向こうにピリピリしたものを感じており、たぶんそれが敵なのだと思う。
きっと、寄った港から出港するとすぐに鉢合わせになるだろう。
それまでは、つかの間の休息を楽しむつもりで居た。
「そういえば、スティング。スリランカの料理はココナッツをたっぷり使ってるらしい。
ステラ達と食いに行かないか?」


第11話〜完〜

614通常の名無しさんの3倍:2010/10/14(木) 01:29:46 ID:???
ここはロンデニオンコロニー防衛用にGMIIのシステムでしか管制できないようにしたI.W.S.Pより凶悪な小型のデンドロビウムパックで(笑)

615通常の名無しさんの3倍:2010/10/14(木) 01:40:48 ID:???
投下おつおつ
各人の趣味が一々アレなのが可笑しいwwww
616通常の名無しさんの3倍:2010/10/14(木) 01:41:37 ID:???
787さん乙です
ではお休みなさい ノシ
617787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/14(木) 02:00:18 ID:???
さるったorz

これで終了です。
そういえばここCCAスレなのにアムロあんま出てなくね?
と自分でも思ったので12話を前に我慢できずにおまけ程度ですが出しました。
でもなんの起伏もなく一話終了ってorz
次の話はインド洋戦なので気合い入れていきたいと思います。

>>613の後ろから3行目
「居た」でなく「いた」です。管理人さんすいません
618通常の名無しさんの3倍:2010/10/14(木) 02:17:40 ID:???
787さん乙です
キラが2人目に交換されちゃいそうだなw
キラ逃げてー、超逃げてー
619通常の名無しさんの3倍:2010/10/14(木) 02:19:23 ID:???
787氏乙
種死時期で綺麗なキラが出る作品は珍しいですな
その代わりラクスが真っ黒だがwww
620通常の名無しさんの3倍:2010/10/14(木) 02:40:47 ID:???
キラがすげ替えられそうなのも気になるが…

アムロがなにやら恐ろしく物騒なビクザム作ってるな(笑
621通常の名無しさんの3倍:2010/10/14(木) 03:50:11 ID:???
GJでした
小型ビグザムのビームをあびるザフト特殊部隊とか妄想したw
622通常の名無しさんの3倍:2010/10/14(木) 05:46:54 ID:???
ヨウランの野郎ラヴニカとアラーラでどんなデッキ組む気だよ・・・
2chdはよくやるけどこの組み合わせは使ったことねえやwww
623通常の名無しさんの3倍:2010/10/14(木) 07:47:11 ID:???
ファブリスはそのうち「オレンジム(通称レジェンド・ビッグ・ゴッド)」を制作するに
違いない。そして、盛大にしっぱ…。
624通常の名無しさんの3倍:2010/10/14(木) 09:30:21 ID:???
>>609
黒赤緑のステロイドしか思いつかないのは毎年最下層民賞の俺の限界かorz

それは兎も角、なぜだか知らないがシンのパックにティサが入っている予感がする
625通常の名無しさんの3倍:2010/10/14(木) 13:07:15 ID:???
>>617
乙です、クインマンサとかwktk
626通常の名無しさんの3倍:2010/10/14(木) 14:00:35 ID:???
787氏版ラクスのテーマはこのどっちかで!

http://www.nicovideo.jp/watch/sm3371455
http://www.nicovideo.jp/watch/sm223455
627通常の名無しさんの3倍:2010/10/14(木) 17:37:23 ID:???
>>621
シンあたりがステラにちょっかいだしてビグザムの餌食になってくれるんじゃないだろうか(笑)
628通常の名無しさんの3倍:2010/10/14(木) 18:34:09 ID:???
プレンズウォーカーに頼りっきりな奴に負けるはずが無い(キッ

数分後…

ガラクには勝てなかったよ……orz




好きなデッキはスリヴァー、対立、ドリームボックス、合同勝利、バベル、けちコン、エスパー、種父
629通常の名無しさんの3倍:2010/10/14(木) 20:43:21 ID:???
デストロイのコクピットから止め刺しにきた自由を迎撃とかもあり?w
630通常の名無しさんの3倍:2010/10/14(木) 22:13:20 ID:???
ステラ「ビグザムかわいくない」
631通常の名無しさんの3倍:2010/10/15(金) 01:52:53 ID:???
>>614
コロニー防衛用ならバストライナーと警戒衛星を量産したら
632通常の名無しさんの3倍:2010/10/16(土) 01:36:54 ID:???
保守をこめてここはコロニー防衛用にズサをつくるといってみる
633通常の名無しさんの3倍:2010/10/16(土) 10:51:37 ID:???
ここはやはりボールでしょう
634通常の名無しさんの3倍:2010/10/16(土) 11:35:22 ID:???
>>633
人的資源ないのにボールは無いわ
ここは無人衛星にブースターを搭載したミサイルキャリアーと、其れを管制制御するEWACジムUというマ○ロスFのゴースト戦術で
635通常の名無しさんの3倍:2010/10/16(土) 14:06:17 ID:???
もうコロニーの港湾部を戦艦に改造したほうが早くね?
ついでにコロニー自体も移動可能にしてCE版シティセb……ならぬシティヘリオ
636通常の名無しさんの3倍:2010/10/16(土) 15:37:52 ID:???
長砲身の粒子砲と粒子加速機を二基つけた要塞をCEサラミス4隻でコントロールしようぜ!
637通常の名無しさんの3倍:2010/10/16(土) 16:31:26 ID:???
ソーラーシステムならわりと簡単に作れるんじゃね?
638通常の名無しさんの3倍:2010/10/16(土) 16:31:56 ID:???
それなんてカイラスギリー?
639通常の名無しさんの3倍:2010/10/16(土) 16:34:28 ID:???
大天使って本来のスペルはArchangelなんだけど種は違うんかな
640通常の名無しさんの3倍:2010/10/16(土) 22:04:03 ID:???
正直プラントならそそのかせばバイク戦艦作ってくれそうな気がしてならない
641通常の名無しさんの3倍:2010/10/17(日) 09:54:26 ID:???
バグの存在教えたりしたら歓喜しそうだな>ザフト
642通常の名無しさんの3倍:2010/10/17(日) 23:26:37 ID:???
ロンドベルのOSがあれば、鹵獲したジンやザウートもナチュラルでも操縦できるんじゃね
ザウートにアグニ積んで狙撃型とか
643通常の名無しさんの3倍:2010/10/17(日) 23:38:56 ID:???
>>642
連合製のosですでにつかっとるやん
644通常の名無しさんの3倍:2010/10/17(日) 23:42:21 ID:???
そういえばロンデニオン制のOSを入れるのには基盤とか入れ替えしないで良いのだろうか?
CPUとか回路とか確実に違うよなぁと
移植するにしてもムーアの法則に引っかからなかったんだろうかとかぷちおもったり
645通常の名無しさんの3倍:2010/10/18(月) 16:17:10 ID:???
アナハイムは元々北米に拠点があったメーカーだから
案外連合製の規格と互換性があったりしてなw
646通常の名無しさんの3倍:2010/10/18(月) 17:17:57 ID:???
西暦からどこかの時点でUCとCEに分岐するわけだし
それ以前の規格ならまあ共通だろうなwwwww
647通常の名無しさんの3倍:2010/10/18(月) 17:44:57 ID:???
M1やユーラシアのダガーを対象に、ジムスナイパーの頭とBスナイパーライフル、専用OS等をセットにした「MSスナイパータイプ改修キット」とか発売したら売れるかな?
648通常の名無しさんの3倍:2010/10/18(月) 22:54:41 ID:???
>>647
今でもあるのか知らんけど、Bクラブの改造パーツみたいだなww

ダガーをストライク風にしたり、GM2をゲゼ風にしたりするカスタムパーツ屋が出てもおかしくないかもしれん。
649通常の名無しさんの3倍:2010/10/18(月) 23:47:51 ID:???
\話は聞かせてもらった!/
650通常の名無しさんの3倍:2010/10/19(火) 01:03:55 ID:???
     |┃        i^i  ,.-l[]l-、
     |┃        |_|  il┌'^'┐li  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     |┃     ,.--(の) _i_ニ[_]ニ,i_ < ジャンク屋ノーサンキュー
     |┃     (ぃヘ(__)^i\ ヾ=='ヘ,  \__________
 ガラッ. |┃     '〜'⊂ノ,__/三7ヽ,__l7
     |┃  ノ//     | l, i  | /7/       
     |┃三      (ヽ/^/ ̄|_/7/iー―irfニヘ  
     |┃        / ̄7 ̄'--' ̄|___|∪ニノ. 
     |┃        /___./   | __|  ̄  
     |┃       7 ̄^'ラ=:t┴‐'ヽ\  
     |┃三   ___/   ノ  \._ ____;'┐ 
     |┃三   レ'f―,/マ   (())'  /  
     |┃     / /  /./   / /  /  
     |┃三   'r'  トノ   i _,/ /    
     |┃三   /'i―i'l'   y'_/_     
     |┃    [;iレ==ト]   (())-i-ヘ.    
     |┃   ./ニニニニl.I. /ニニ二>ニゝ、  
     |┃   Ii_I___l.I └‐‐―――┘
651通常の名無しさんの3倍:2010/10/19(火) 07:25:58 ID:???
>>647

連合のMSはかなりフレーム化されてるから
ガワ+武装+OSアップグレードキット
で極地仕様化できるキットなんか提案したら売れるかもよ(笑)

スナイパーに限らず
雪上戦地仕様とか水中戦仕様とか

652通常の名無しさんの3倍:2010/10/19(火) 10:51:39 ID:???
腕にグレネードユニット、肩にミサイルユニット、バックパックに高出力スラスターを
つけたスタークストライカーやF90Pみたいなバックウェポンストライカーとか
653通常の名無しさんの3倍:2010/10/19(火) 11:48:22 ID:???
なんかアーマードコアっぽくなってきてるなw
654通常の名無しさんの3倍:2010/10/19(火) 14:31:32 ID:???
>>647
鹵獲したけど既に旧式化してきてるジンや、ロンドベル内で性能が落ちるM1などには、特にお薦めだと思うけど
ジンならモノアイからの変更で、敵味方の認識がしやすいだろうけど、ロンドベルだとガンダム顔じゃあ無くなるから不評かもしれんがw
655通常の名無しさんの3倍:2010/10/19(火) 18:57:27 ID:???
ACっていうよりタミヤの1/10電動RCカーみたいだなw
656通常の名無しさんの3倍:2010/10/19(火) 19:22:45 ID:???
ジンの旧式化で思い出したが、
ユニウス条約締結以前は核動力内蔵型ミーティアとも言えるヴェルヌと合体させることで強化するプランがあったそうな。
657通常の名無しさんの3倍:2010/10/19(火) 19:25:38 ID:???
電力送電対応型のミーティアつないでおけば相対的に安価で旧式機の性能上がるんじゃあね?
658通常の名無しさんの3倍:2010/10/19(火) 22:09:36 ID:???
>>657
送電式だとDインパの如く一度の戦闘におけるチャージ回数が多くなりすぎて没になるんじゃない?
659通常の名無しさんの3倍:2010/10/19(火) 22:22:56 ID:???
もうミーティアにコックピット付けようぜ
660通常の名無しさんの3倍:2010/10/19(火) 23:06:08 ID:???
ビームシールドも付けよう
661通常の名無しさんの3倍:2010/10/19(火) 23:46:11 ID:???
>>659
それじゃあモビルアーマーだよw
662通常の名無しさんの3倍:2010/10/19(火) 23:49:22 ID:???
ミサイルコンテナをマザーファンネル化して、ミサイルやファンネルミサイルをばら撒ける様にしたら良いんじゃないか?
663通常の名無しさんの3倍:2010/10/20(水) 00:14:46 ID:???
>>662
それなんてゲーマルク?
664通常の名無しさんの3倍:2010/10/20(水) 01:10:19 ID:???
>>663
でもデンドロやミーティアより安上がりでしょ
ミサイルコンテナを母艦から敵のいる方向に射出、発射のタイミングは前線のNT機が行うアーセナルシップ方式
665通常の名無しさんの3倍:2010/10/20(水) 01:11:10 ID:???
NTの方があの世界だとゲールマークよりも高価だと思う
666通常の名無しさんの3倍:2010/10/20(水) 03:04:36 ID:???
ムウとクルーゼとレイにハッスルして貰えば量産できるだろ<NT
667通常の名無しさんの3倍:2010/10/20(水) 04:39:30 ID:???
んな強力なもんロンドベル以外に配備させるべき物じゃないだろ

>量産
クローン量産ですね わかります
668通常の名無しさんの3倍:2010/10/20(水) 11:59:26 ID:???
ファンネルミサイルって使い捨てだよね?
充電式のファンネル使った方が安くあがるんじゃない?
669通常の名無しさんの3倍:2010/10/20(水) 12:03:56 ID:???
ミサイルは重力下用
670通常の名無しさんの3倍:2010/10/20(水) 12:10:42 ID:???
>>668
重力化での誘導砲台の運用コスト、大気圏内でのレーザー、メガ粒子兵器の威力の問題とか考えると
NT能力で誘導ミサイルを復活させるっていうのは技術的にありだと思う。
マス化できないから軍としては実験どまりだろうけど
671通常の名無しさんの3倍:2010/10/20(水) 13:13:00 ID:???
あれだ(笑)

キラを囮にしてアムロとシャアとレーンでクルーゼの天帝囲んでフルボッコにして天帝奪っちまおう(笑)

インコムの準サイコミュと量子通信組み合わせてOTでも誘導できるミサイルシステムにしちまうと(笑
672通常の名無しさんの3倍:2010/10/20(水) 22:06:51 ID:???
>>665
そのベルマークみたいな名前なにw
673通常の名無しさんの3倍:2010/10/21(木) 14:25:26 ID:???
>>670
サイコミュのフィードバックで、アレな連中がさらにアレになったりしないのだろうか?
674通常の名無しさんの3倍:2010/10/21(木) 14:54:42 ID:???
>>673
途中で誘導方式を光学系にきりかえればよくねぇ?
675通常の名無しさんの3倍:2010/10/21(木) 21:55:56 ID:???
>>673
まあファンネルやビット落とされただけで発狂した奴はまだいないから平気だろう、イラッとはするっぽいがw
676通常の名無しさんの3倍:2010/10/21(木) 22:00:07 ID:???
>>673
アレがアレになったNTはカミーユだけ
677通常の名無しさんの3倍:2010/10/22(金) 05:27:11 ID:???
>また国防本部の索敵システムのデータであったが、くっきりと示されたその名前に釘付けとなる。
>『ARK=ANGEL』

>『ARK=ANGEL』
>『ARK=ANGEL』
>『ARK=ANGEL』

さすがママちゃんwwwwwww
678通常の名無しさんの3倍:2010/10/22(金) 08:23:30 ID:???
>>677
まだいたのかよww
部屋で黙々マスかいてろや
679通常の名無しさんの3倍:2010/10/22(金) 08:34:04 ID:???
─‐────────────‐────────‐∧_∧ ───‐──―──‐
─────‐∧ ∧,〜 ────────────‐(; ´Д`) ────────
──−──‐( (⌒ ̄ `ヽ───_ ───────‐ /    /   /ヽ────―─‐
──―───‐\  \ `ー'"´, -'⌒ヽ──────‐| | >>677   | | ─────―
―‐――──‐ /∠_,ノ    _/_───‐―──―─‐| |  /  .../ | |―────―‐
─────‐ /( ノ ヽ、_/´  \―────‐──‐∪ ./   イ ∪ ────―─
────‐ 、( 'ノ(     く     `ヽ、 ―────―‐| /   /|| | ──−───―
───‐‐/` ―\____>\___ノ ──────‐|/   / || | ────‐─―‐
───/───―‐/__〉.───`、__>.―‐―───‐─―‐| || | ─────―─
──/──‐──────────────―−───‐(_)_)─────―─
─/────────−────────────‐──────────―‐
───────────────────‐─────────―─────‐

とりあえずお前もう来なくて良いよ 空気が汚れるだけだ
680通常の名無しさんの3倍:2010/10/22(金) 10:15:13 ID:???
ロゴス兵「いけ、ドラグーン核ミサイル!!」
681787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/22(金) 22:36:21 ID:???
>>639 >>677
ぬお! ご指摘の通りでした。
『ARK』→『ARCH』ですね。管理人さんお願いします。
一般教養のなさが露呈するのってけっこうキますね。

まぁ、ママちゃんなのは否定しませんよ。
20にもなってまだ親に大学の学費頼ってる身の上ですし。

訂正兼経過報告ですが、次の投下は来週になるかもです。
(・ω・)ノシ デハデハ〜
682通常の名無しさんの3倍:2010/10/23(土) 03:16:59 ID:???
>>677
すでに指摘されてる所を嬉々として指摘するなんて恥ずかしくない?
683通常の名無しさんの3倍:2010/10/23(土) 03:24:34 ID:???
>>681
ジョーンズ博士のやつはARKで合ってるんだっけ?
684通常の名無しさんの3倍:2010/10/23(土) 03:31:37 ID:???
>>604
変換→返還ですね
787氏、楽しみに待ってます
685通常の名無しさんの3倍:2010/10/23(土) 03:35:38 ID:???
本来のスペルはArchだけど、形式番号だからどうなんだろう?
手元に種の資料ないんで、詳しい人たのんます
686787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/23(土) 07:44:12 ID:???
>>684
ああ、もう、俺って奴はorz
確かに変換→返還です。ありがとうございます。
本当にすいません、管理人さん。
687通常の名無しさんの3倍:2010/10/23(土) 20:41:18 ID:???
アークエンジェルって言ったら、真っ白なスーツとアイパッチだよな。
688通常の名無しさんの3倍:2010/10/23(土) 20:57:51 ID:???
うむ。先端からレーザー射つ2号機がうんぬん
689通常の名無しさんの3倍:2010/10/23(土) 21:51:41 ID:???
え?不死身の青巨人に改造された羽付いた御曹子じゃないの?
690通常の名無しさんの3倍:2010/10/23(土) 22:20:19 ID:???
>>687
極東に左遷された人か...

ナイトライダーもAチームもリメイク&新作したんだから、アレも復活してほしいねぇ
691通常の名無しさんの3倍:2010/10/23(土) 23:08:12 ID:???
>>690
あの人極東に飛ばされてたんだ今の今まで南極に左遷されたものだと思ってました・・・orz
692通常の名無しさんの3倍:2010/10/23(土) 23:24:28 ID:???
防衛軍の極東支部はエリート揃いなんだぜ
昔からな
693通常の名無しさんの3倍:2010/10/24(日) 10:33:25 ID:???
>>691-692
昔の話だからね。
俺も記憶違いしてるかもしれん
694通常の名無しさんの3倍:2010/10/24(日) 22:40:30 ID:???
ここまで更新がないとこを見ると、のん兵衛氏の状況はよほど深刻のようですね。
心配だわ
695通常の名無しさんの3倍:2010/10/25(月) 12:08:10 ID:???
98氏も忙しいのだろうねー
まぁまったりゆっくりしてようか
696787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/27(水) 23:40:21 ID:???
過疎ってますが、みなさんこんばんわ、787です。
第12話をこれから投下したいと思います。
この話では、設定が自分の中でごっちゃになって書いた部分があります。ご注意をば

次から投下します。
697787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/27(水) 23:41:42 ID:???
「大丈夫かしら。ラクスさんとバルトフェルドさん……」
スカンジナビア王国へ向かおうとしていたアークエンジェル艦内。
ブリッジにおいて、マリュー・ラミアスがボソリと呟いた。
彼女がここを離れて行動するのが心配だからというのもある。だが、
「心配ありませんわ、マリューさん。
向こうにだって協力してくださる方はいらっしゃいますし、
バルトフェルドさんも付いてますもの」
彼女が向かった、『会わなければならない人』のいる場所というのは、
彼女たちには一切聞かされていなかった。
今や地球の何処彼処が、ブルーコスモスの巣窟と行って良く、
いたるところで「コーディネイター狩り」が行われていると聞く。
そんな情勢下で外に出て行こうなどとは、死にに行くも同義である。
「大丈夫さ、ラミアス艦長。何かあったときは俺が体を張るよ」
とバルトフェルドは念を押していたが、彼自身、彼女から何も聞かされてはいないようだ。
「ラクスさんの事だから、きっと心配はないだろうけど……」
止めておけば良かったと、彼女が後悔することになるのは、ずっと後の話になる。


※※※※※※※


「‘L’……。イニシャルだけとは、よほど顔を見せたくないらしいな」
ロード・ジブリールは、また送られてきたメールをモニタに映しながらそう呟いた。
‘L’ 〜度々、彼にとって有益な情報を提供してくれる協力者の一人であり、近年になってロゴスに接触して来た人間である。
その情報は信用性は高いがルートが不明確で、かつ当人の素性は一切伏せられている事が唯一の不安要素だ。
部下に調べさせてはいるもののいっこうに判明しておらず、わかっているのは、
向こうが持ち込んだ情報が正しければという前提で、今現在太平洋を北方へ向かっているということだけだ。
「しかし、この映像は使えそうだ。感謝しなければならんな」
送られてきたのは、いくつもの映像と画像であった。
十枚の翼を持った白いMSと、破壊されるMS達。
そして、かつて『大天使』の名を冠して活躍したはずの艦が映っていた。
その発信元は、オーブ。
破壊された建物も、オーブ首長の別荘として公表されているもので、
オーブが今の今までアークエンジェルとフリーダムを隠していたことは疑い様がなかった。
「これであのセイランの小僧も黙らざるを得まい。
予定より遅いが、早速条約改正を覆してもらわねば……」
ジブリールは自分の書斎から出で、屋敷の大広間の階段を下りて、客間へと足を運ぶ。
この屋敷で書斎の次に豪奢にあしらってあるそこでは、使用人達が慌ただしく準備を進めていた。
「間に合いそうか?」
「は、はい。今夜のお客様が到着する頃には全て……」
「よろしい」
満足そうに頷いたジブリールは、用意されている盛り合わせのサクランボを、一つ口に含んだ。


今夜その‘L’本人が、ここにやってくるのだ。

698787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/27(水) 23:43:47 ID:???
機動戦士ガンダムSEED DESTINY IF
〜Revival of Red Comet〜
第12話


『J・P・ジョーンズは09:00出港。第一種先頭配置発令。各班、持ち場に着け!』

「セリナ、水中のMS部隊はお前に任せる事になるが……」
「わかってます。アウルのことでしょ?」
ネオ・ロアノークは、フォビドゥンヴォーテクスに乗り込もうとしたセリナを呼び止めた。
スリランカ西岸を出港した後、赤道連合が旧インドネシア・ジャワ島に建設中の前線基地に停泊していた。
上層部から、あのミネルバがオーブ出航直後、カーペンタリア基地包囲網から割いた連合艦隊を一隻で潰し、
カーペンタリアに寄港したとの情報が入った。命令の内容をわかりやすく言えば、
『彼らは恐らく、情勢の悪化しているヨーロッパ方面に向かうだろうから、その迎撃をせよ』
との命令が下されていたのである。
加えて彼の気を重くしていたのは、奪ってきた三機のセカンドシリーズの如何について、
何も知らされないどころか、スティング達のスローターダガーが未だに戻ってきていないことにあった。
カオスに至っては予備パーツは無いのである。
後何回使えるか…それを考えると頭が痛くなるので、ネオは考えるのを止めた。
現在、水陸両用MS部隊とウィンダム部隊、そしてカオスで編成された第一波が出撃する所だ。
「まぁな。アイツ、いの一番に突っ込んでいきそうだし、あの艦は手強い。
ZAFTだってバカじゃないんだ。潜水艦付きだったり、新型が出てきたっておかしくないぞ」
「肝に銘じておきます」
セリナはそう言うとコクピットに滑り込んだ。
ネオは出撃していくフォビドゥン部隊とアビスを見送ると、引き返してJ・P・ジョーンズのMSドックに向かう。
そこには、ネオ用のカラーリングが施されたウィンダムが佇み、
ネオはそれに乗り込んで、機動シークエンスを進めていく。ネオは第一波のウィンダム部隊担当だ。
ファブリスが当初その役割を名乗り出たのだが、この間の戦闘記録を見てみると、
ネオが現在、ミネルバのMS部隊で最強と踏んでいる『赤いザク』は、
どうも彼に執心していると見て、第二波の部隊を任せることにしたのである。
最初からアイツにくっつかれては、彼もミネルバに集中できないはず。
むしろ、後で彼に出てもらうことで、赤い奴が気を取られることを期待していた。
そう言うことを考えていたとき、
「ネオぉ〜」
力のない声が通信機の向こうから聞こえるのがわかった。
ステラだ。ガイアのコクピットの中で、少し涙目になった顔がモニタに映る。
アウル当たりに何か言われたのだろう。後で叱ってやらねば……
「ステラだけおるすばん……」
「ステラ、仕方ないだろ? ガイアは飛べないし、ステラのダガーは戻ってないんだ」
「でも!」
「……ステラには、もっと大事な仕事がある」
ネオはガイアの肩にウィンダムの手を当てて、
「スティングやアウル、兄さん達が帰ってくる所を守ることだ」
「ステラが?」
「ああ、そうだ。スティングにもアウルにもこれは出来ない。
ステラだけが出来る仕事なんだ。帰ったら、目一杯ほめてやるから」
モニタの向こうの少女はパァッと向日葵のような笑顔になり、それを見たネオは少し憂鬱になった。
699787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/27(水) 23:45:17 ID:???
この扱いやすさが、上にとっては良いことなんだろうが、彼は不安でならなかった。
(もう色々考えて、遊んだり、恋したりしなきゃ……
女の子として生きていなきゃいけない年頃だってのに……)
ネオは今度は基地の方を振り返る。十数機にも及ぶウィンダム部隊が、待機して命令を待っていた。
「行くぞ!」
暗い気分を振り払うように、ネオは号令して飛び立った。


※※※※※※※


〜バリ島南部付近

アスランがミネルバと合流して約半日後、
カーペンタリア基地司令部にもプラント上層部からの正式な通達があり、
カーペンタリアから、ボズゴロフ級『ニーラゴンゴ』が水中の護衛として付けられることとなった。
前途多難な航海になりそうだ。遠くに見える陸地を見やりながら、タリアはそう感じていた。
オーブを出港したときも、了解ギリギリのラインで狙われたのだ。
ブレイク・ザ・ワールドの被害が顕著な赤道連合が間近にあることもあって、彼女の不安は募るばかりであった。
(馴染めるのかしら、彼は)
心配なのは、ミネルバのこの先のことはもちろんだが、今回ミネルバにやってきた『彼』の事もあった。
アスラン・ザラ。
アーモリーワン襲撃事件からブレイク・ザ・ワールドまでの間、この船に別人として乗っていた「元英雄」。
デブリ帯での戦闘に於いても、議長の手伝いがあったとはいえ、彼の働きで艦が助かった事もある。
それに関しては彼女も感謝している。しかしだ、何故今更になって戻ってきたのだ?
それは彼女だけが思っていることでなく、ミネルバのクルーは大半がそう思っているに違いあるまい。
アスラン自身、それをよくわかっているのか今現在は整備班の補助に廻っている。
「……まぁ、シャアは心配ないにしても、シン達と上手くやれれば良いんだけど」
「アスラン・ザラの事でありますか?」
タリアの独り言を聞き取ったアーサーが、彼女の方に振り返り、
彼女は今ブリッジであることを失念している気が付いた。
「ええ、彼出戻りでしょ? うちのパイロットとうまくやれるかなって……特にシンとか」
「ああ〜、確かに。彼は(ry「艦長っ!」……うぉ!?」
アーサーの言葉を遮るように、バートが張りつめた声を上げた。
彼が目の前に座っているメイン索敵モニターには、レーダー・ソナー双方の反応が浮かび上がっていた。
「ミネルバに接近する機動物体あり、サイズからMSと推定。数は二十五!」
「二十五機も!? このあたりに基地があるなんて情報はないわよ!」
「メイリン、カーペンタリアに照会して! バートはこの付近に空母クラスの艦船がないか捜索!」
哨戒中と言うには多すぎる。しかし、この付近でMSが駐留できる規模の基地があるなど聞いたことがない。
味方だとは到底思えなかったが、敵だと決めつけるのも早計と思えたのである。すると、
「艦長……、敵です。熱紋を照合しましたが、大半がデブリ戦時の新型。
水中にもMSの反応多数。新型連中の中に……カオスがいます」
ぞわっと、タリアの背を悪寒が駆け抜けた。あの時の部隊がまた襲ってきた?
「水中戦闘ができるのはニーラゴンゴの部隊だけ……か。
総員に告ぐ! コンディション・レッド発令。対MS戦戦闘用意!」
「……ミネルバ艦内の全クルーへ、コンディション・レッド発令。繰り返します……」
700787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/27(水) 23:46:17 ID:???
「ブリッジ、敵の編成は?」
『はい。空中から接近中の部隊は、例の新型MSが十六、カオスが一。
水中ではアビス、フォビドゥンヴォーテクスが各々一、その量産タイプが六。計二十五機が接近中です』
シャア・アズナブルは、ザクのコクピットに滑り込み、ブリッジと通信を開き、
今回の敵の数がまた大規模ではないにしろ、多勢に無勢である事実を知った。
アムロが駆っていたあのGMもどきに、アーモリーワンで奪われたガンダムタイプ、
そしてかつての不安が的中し、水陸両用の部隊がいるらしい。
水中戦の要であるニーラゴンゴのMS部隊がどれほどのものか、それが問題であった。
「シン、アスラン。今回の戦闘も此方が数の上では不利だ。機動力のある君らが要になる。
決して出過ぎるなよ。ルナマリアとノエミもだ。敵の出所がわからん内は迂闊に動けん」
「「了解」」
カタパルトにグゥルを、その上に脚部を固定させると、
シャアは背のラッチにバズーカをひっさげ、ライフルを掲げて身を屈めさせた。
「シャア・アズナブル、ザク、出るぞ!」
グッと、体がシートにGで押しつけられる。
射出された勢いを利用してシャアは上空へと高度を上げた。
シャアのザクに続いて、左右からインパルス、セイバー、
スラッシュザクウォーリアとカオスが発進し追従する。
レイのザクファントムが中央カタパルトを守るように甲板に布陣。
ショーンは、未装備のウォーリアで、別命があるまで待機となった。

そして、先陣を切ったシャアが敵の戦闘のウィンダムと接触するのに、そう時間はかからなかった。
ライフルの先端から放たれたビームを、シャアはグゥルをひねって交わし、
すれ違い様、後方にライフルを向けウィンダムの背から撃ち貫く。
「グゥルでああも動けるのか」
アスランは一連の動きに感嘆しながら、斬りかかってきたウィンダムのサーベルを、
急制動で後方へ下がり空振りさせて、出来た隙をつきビームをたたき込む。
すると、セイバーの前方すれすれをビームが数条掠め、彼は肝を冷やした。
左方を見ると、ウィンダムが四機編成で此方に向かってくるのが見える。
戦闘の奴は、指揮官と思しきカラー持ちだ。
赤紫という目立つ色を持ったウィンダムは、チューンしてある分スピードも一段上らしい。
みるみるうちにセイバーとの距離を詰めてきて、
「くっ」
アスランは咄嗟にセイバーをMA形態に変形させると、上方へと急上昇する。
宙を切る形になった赤紫のウィンダムはうろたえることなく、セイバーの攻撃圏外へ一度脱した。
奴と違い、一瞬攻勢の手を緩めた後ろの三機に、
上方から背部ビーム砲を浴びせかけ横薙ぎに焼き払い、三機のMSの胴体は融解し爆発する。
しかし、またその爆煙の向こうから、煙を突き破って、またあの赤紫の奴が肉迫してくる。
ウィンダムはシールドの隠しミサイルをセイバー向けて発射し、
アスランはシールドでそれを凌いだ…つもりだった。
「……ぐあっ!」
不意に、横から強い衝撃を加えられ、アスランの体は強烈に揺さぶられる。
蹴られたのだとわかったときは、モニターの向こうで奴がライフルを此方に向けていた。
彼は、銃口の先に淡い光が見えたのと同時に、おかえしとばかりに銃口を蹴り下げ、
発射されたビームはノエミのカオスに襲いかかろうとしていたカオスの頭上すれすれを掠めた。
701787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/27(水) 23:47:22 ID:???

※※※※※※※

「何やってんだ、ヘタクソ!」
スティングは、自分に当たるところだったビームを撃ったのがネオだと知ると、声を荒げて怒鳴りつけた。
「すまん。この赤い新顔が……」
「それによ、あの基地の連中、マズイんじゃねぇか!?
あの白いのと赤いのに良いようにやられてっぞ」
セイバーとやり合いながら不安に思っていたことは、スティングが指摘したとおりのことだ。
高軌道装備であるジェットストライカーが完全に無駄になっているのである。
インパルスの急制動に、機体でなくパイロットがついて行けず、胴体を切り裂かれる者。
赤いザクのトリッキーな動きに惑わされて、インパルスに不意を突かれる者。
インパルスのライフルを避けて、バカ正直にタイマンを張ろうとして別の赤いザクに唐竹割りに斬られる者。
赤道連合含め東アジア地域は地球連合の中でもMSが行き渡るのが遅かった地域である。
今だMSが廻されない地域もあると聞くが、ここまでできあがっていないとは予想外であった。
まあ、ミネルバが徐々に此方を押してきていると同時に、
その進路が計算通りであることは運が良いと言えたが。
「後はアウルとセリナが上手くやってるか…だが、今はそう言ってられんな!」
セイバーの放ったビームをやり過ごしながら、ネオはどの段階で後退すべきか、その糸口を探り始めた。
「じゃあ俺はこのパチモンをやらせてもらうわ」
スティングは目の前のカオスに向き直った。気に入らない。先程目にしたときからそう思っていた。
奪った身の上で言える台詞ではないが、そんなこと彼にはどうでも良かった。
全く同じ姿の存在が目の前にいる事実がただ気に食わぬだけだ。
ただ、色だけは違った。向こうは此方と見分けが付くようにしたかったのか、
全体的に黒を基調としたカラーになっている。
「『カオス』は俺一機で良いんだよ! 落ちな!」


「新型? ……ま、いいわ。どうせ全部藻屑にしてやるんだから」
セリナは、前方500m付近に見えるボズゴロフ級から、数機の『ゾノ』が射出されるのを察知し、
射出された八機の内一機が『unknown』である事に気が付いた。
『UMF/SSO-3 アッシュ』〜先日、オーブで姿を現した機体であるが、この場にいる面々が知るはずもなかった。
「いい? 一対一で勝とうなんて思わないで、組んで各個撃破に専念しなさい。
あの新型は私がやるわ……アウル、わかってるわね?」
「へーへー。聞こえてますって」
MA形態のアビスは、ディープフォビドゥン二機を連れて左方に転回した。
それに釣られたゾノ三機がその方向へと流れていき、同時に残ったアッシュとゾノ四機から、魚雷が一斉に発射される。
彼女のヴォーテクスと、左右に転回したフォビドゥンからも、魚雷を発射して、水中でかち合わせた。
互いの爆発で殆どの魚雷が消滅したが、残ったものがゾノ一機とフォビドゥンを二機巻き込み、
「このバカ! ……仕方ない、行くしかないか!」
彼女はヴォーテクスを沈降させると、
まだ爆発で泡立っている部分の下方をくぐり、加速させてゾノ達の下に廻った。
702787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/27(水) 23:48:33 ID:???
ほんの一瞬だった。
アッシュは自分に気づいたようだが、爆発に目を取られていたゾノ達は別だ。
『……!? 下だっ!』
「遅いよぉ!」
アッシュのパイロットはゾノのパイロット達に指示を飛ばそうとしたが、遅かった。
彼女は一機のゾノの側面へ急浮上すると、水中用のランスで二機まとめて貫き、
その爆発をも利用して、浮き足だった別のゾノの懐に飛び込みコクピットを突き刺す。
そして、体当たりを兼ねて方向転換し、そのゾノを盾にするように回り込み、ジリジリと味方の元へと後退した。
フォビドゥンの後方まで下がると、彼女はゾノの残骸を蹴りつけランスを引き抜く。
残ったのはアッシュとゾノ一機。ソナーを見る限り、分散した三機も片が付いたようだ。
そして彼女の後に続こうと、フォビドゥン三機がアッシュとゾノに躍りかかった。
「……あら」
しかし敵も見上げたものである。アッシュは、退くどころかフォビドゥンの一機に真っ正面から突っ込んだ。
振りかざしたフォビドゥンのランスをクローで切り落とし、フォノンメーザーでコクピットを焼き、
魚雷を発射しようとした別のフォビドゥンにもクローで斬りかかる。
「まったく、悪あがきもいい加減にしな!」
セリナは足掻くアッシュに接近しようとしたが、一機残っていたゾノの放ったメーザーに足止めされ、
「くそっ」
この新型の性能は想像以上だった。ゾノとは段違いの高軌道を水中で見せ、
フォビドゥンの胴体に深々とクロー突き刺し、蹴りつけて爆発から逃れた。
残ったゾノも、ヴォーテクスに対してつかみかかってくるが、彼女はクローをランスを振るって切り落とし、
後方へ機体を瞬時に下げると、バックパックのフォノンメーザーをゾノへ打ち込む。
ゾノが爆発するのと同時に、彼女はアッシュのいた方向へ身構えるが、もうすでにそこに姿はなかった。
「あれ? ……!? ああ、そう言う事ね」
彼女は、ソナーで点滅していたボズゴロフ級の反応が消えたことに気づいた。
どうやらアウルが上手くやったらしい、フォビドゥンも二機とも無事のようだ。
ただ、このままミネルバを攻めると言うわけにもいきそうになかった。
ミネルバの位置はすでにジャワ海に入っており、この辺りの水深はMSで攻めるにはすでに浅すぎ、
地上に出てはミネルバの火砲に曝される微妙な場所であった。
「後は大尉にお任せしましょう。……アウル! ジョーンズに戻るわよ!」

※※※※※※※

「シン、出過ぎだぞ! ……ええぃ、邪魔だ!」
目の前に立ちはだかったウィンダムがサーベルを振るってシャアに斬りかかってくる。
彼はその右腕をかいくぐるようにして、ウィンダムの胴体をサーベルで薙ぎ、インパルスとザクの後を追う。
リーダー機のウィンダムとカオスを、アスラン、ノエミ二人が抑えていてくれるおかげで、
シャアとシン、ルナマリアはウィンダム部隊に集中することが出来た。
だが、数は数だ。寄せては退き、集まっては分散したりで、シンとルナマリアのイライラが先に頂点に達したのである。
そして、ミネルバ含め自分たちがだんだん、西へ西へ、陸地へ陸地へと近づいていることが不安要素になっていた。
予定航路から北へと進路を逸らされ、インド洋に入るつもりがジャワ海に入っていたのだ。
その事がメイリンから通信で知らされてから、シャアの中でイヤな予感が渦を巻いていた。
もし、自分が敵の立場であるなら、小島が多数存在するこの海域に基地を作り拠点とするだろうし、
自然を隠れ蓑にして奇襲を考えるはずだ。
そこまで考えた段階で、シャアの背中を懐かしい感覚が襲う。
何故、先ほどの戦闘で姿を見せなかったのかを、考えなかった自分をシャアは恥じた。
「……アムロか!」
703787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/27(水) 23:50:49 ID:???
「よし、見えてきた……ウィンダム隊はほぼ壊滅。大佐は無事か」
ファブリスは、バリ島西部の密林にウィンダム部隊を伏せさせて、
ミネルバが島沿いを西へ通過していくのを、辛抱強く待っていた。
仲間が落とされ、今すぐにでも突っ込んでいきそうな現地部隊を抑えるのも大変だったが、
今ようやくそのタガを外すときが来た。
「総員、エンジンに火を入れろ!」


一方、シンとルナマリアはジャワ島東岸付近で、最後のウィンダムを撃ち落とした。
「シン、ミネルバが…」
「わかってる。離れすぎたみたいだ」
西へ進んでいくミネルバがモニターの端に映っており、
点になりかけていることに気が付くと、シンとルナはミネルバの救援に戻ろうと機体を向けた。
しかし、ロックオンアラートが二機のコクピット内に鳴り響き、
「な、何だ……!? うわぁ!」
空中に浮かんだインパルスの横腹めがけて、獣のようなルックスの物体がぶつかってきた。
「ガイア!? 何でこんな島に……」
ルナマリアは驚愕しつつも、インパルスと共に浅瀬へ飛び込んだガイアめがけ、グゥルの上から飛び降りた。
膝程度の深さしかなかったことが幸いし、シンは即座に体勢を立て直せたが、それはガイアも同じだった。
獣の姿のまま、ガイアは飛び上がりルナの振るったアックスをかわし、陸地へと着地する。
「くそ……待てよ!」
シンは激昂した。まるで虚仮にするかのように、一撃与えただけでガイアは後退し始めたのだ。
東岸沿いに北へと逃れるガイアを、シンはインパルスを飛ばして追いかけ、一足遅れたルナは、グゥルを再起動させて後を追った。
「シン、深追いしすぎよ! ミネルバはまだ……」
「うるさいっ!」
ガイアの後ろ姿にビームを打ち続けるシンの耳に、
何かがインパルスに当たっている音が聞こえたのは、それからすぐのことだった。
「何なんだよ、一体!?」
他にMSが潜んでいたとは考えなかった。
MSの機銃にしては口径が小さかったからだが、それもすぐにわかった。
「機銃? トーチカがあるの!?」
よくよく見てみれば、機銃が設置された施設が散見され、対空砲の姿もあった。
また、密生した木々の間から、人の手による建造物が見える。
「基地だ……」
滑走路に管制塔、ハンガーに数々の機銃座や対空砲、ミサイル。戦車に軍用ジープ、戦闘ヘリ。
カーペンタリアののど元に当たるであろうこの場所で、連合が着々と建設を進めていた事実が、二人の背を凍らせる。
しかし、ここに似つかわしくない存在が、しかしの端に映り、シンはそれに釘付けとなった。
民間人である。基地と島の住居区画を隔てる境界線に、人々が集まっていたのだ。
女や子供が、フェンスを掴んで何かを叫んでいる。
フェンスの向こう側で、基地を建設していたのも、軍人ではなかった。
「連合に徴用されたのね……、ちょっと、シン?」
シンの中で、何かが沸々と滾っていた。この感覚には覚えがある。
〜怒りだ。
此方の存在に気づいた連合の軍人達が、民間人から注意を逸らしたのを皮切りに、
ドッと民間人達がフェンスへと押し寄せ、金網を破り、乗り越え、撃たれる。

そして……シンの中で、最後の理性とも言える感情が焼き切れた。
704787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/27(水) 23:52:06 ID:???
「くっ……数が多すぎる、シンとルナマリアは!?」
レイ・ザ・バレルは、ガナーの大口径ビーム砲をウィンダムの群れに放ちながら、
ここに二機も味方がいないことの不満を漏らした。
「さっきミネルバに連絡があったわ。
ジャワ島東部に基地があって、シンはそこで派手に暴れてるみたい」
「基地をか! そんなの命令には…」
「後で絞られるでしょ……隊長に、ね!」
ショーンは腰のグレネードを天高く放り投げ、
「みんな、目ぇつぶって!」
閃光弾が、ウィンダム部隊の目の前で炸裂し、不意を突かれた数機が、
フラフラとおぼつかない動きとなる。その隙に、二人はビームをウィンダムに浴びせ、三機ほど葬る。
今現在、アスランとノエミはカオス、そしてリーダー機のウィンダムと未だに交戦中である。
「当たれっ」
レイが放ったビームが、ウィンダムのバックパックの片翼を焼き、
姿勢が崩れたところに、ミネルバのCIWSが打ち込まれる。
そんなときだった。レイとショーン機、そしてミネルバの索敵レーダーに、また一機反応が増える。
「ウィンダムがもう一機……真後ろだと!」
レイの体全体が、押しつぶされそうになる。それほどの強烈な圧迫感が彼を襲った。
(……息苦しい、何なんだ、このプレッシャーは!)
レイはたまった息を吐き出すと、小刻みにジャンプしてミネルバの後方へ飛び移り、
そして……ユニコーンの紋章を確認した。
紺と白のカラーで統一されたウィンダムが、バズーカを二本掲げ、腰にライフルをセットして突っ込んでくる。
レイはビーム砲を奴に向け、同時にミネルバの対空ミサイルが奴めがけて飛んで行く。
しかし、奴はそれら全てを縫うようにかいくぐると、ミネルバの後方めがけてバズーカを発射した。
「くっ」
レイは発射された弾頭をビームで撃ち落としたが、その時、すでに奴は上空へと急上昇していた。
「しまった!」
レイは歯噛みした。
今ミネルバの上空に味方は誰一人おらず、奴にとってこれほど好条件な状態は無い。

奴がバズーカをミネルバのブリッジに向け、レイの中にある種の絶望感がよぎったとき、
バズーカを、一条の光が貫き、奴は咄嗟にバズーカを手放し爆風から身を守った。

「ミネルバは無事か!」
シャアのザクが、奴のウィンダムめがけて飛びかかった。
奴が腰のライフルを手に取ると、シャアはシールドから出したトマホークを奴めがけ投げつける。
トマホークが奴のライフルを切り落とし、サーベルを抜いてシャアは奴に斬りつけた。
「久しぶりだな、アムロ!」
『またしても…貴様か…!』
バチバチと、ザクとウィンダムの間で火花を散らしながら、
シャアはグゥルのブースターと合わせてウィンダムを押し込んでいく。
シャアがサーベルを振るえば奴が受け止め、
奴がそれを受け流してお返しにサーベルを突き出せば、かわしてまた攻撃する。
昔のチャンバラ映画さながらのやりとりが、上空で開始され、
レイは自分たちに攻撃のチャンスが廻ってきたのを悟ると、
迫ってくるウィンダム部隊の砲に全砲門を向けるようミネルバに要請した。
705787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/27(水) 23:53:15 ID:???
ミネルバ周辺で猛烈な応酬が行われているのを余所に、また別の場所でも、凄惨な戦闘が行われていた。
インパルスのビームが、戦車を爆散させ、付近にいた兵士達を巻き込んだ。
頭部バルカンを辺り一面にまき散らし、滑走路を穴だらけにし、管制塔を切り崩し、
ハンガーを焼き尽くし、ヘリは全てたたき落とし、足下も気にせず彼は彼方此方を火の海にしていく。
兵士を踏みつぶしたことも、彼は気づかなかった。
目の前にある忌々しい物体を全てぶっ壊す。その事しか、今の彼の頭にはなかった。
とうとう、基地の武器庫にまで攻撃を加えた。爆発炎上した火器類は、辺りにまた炎をひろげ、
逃げ遅れた兵士達を焼き尽くしていく。
「放せ、ルナ!」
「もうやめて、シン! 敵の戦闘能力はもうゼロよ!」
ルナマリアのザクが、インパルスを羽交い締めにして、
何としてもシンの暴走を止めようとしたが、そのたびに彼は彼女を振り払おうと藻掻いた。
「此奴等、人を撃ちやがった! 民間人を……!」
彼の脳裏には、焼け野原となった丘と、醜く歪んだ両親、そして、体の引きちぎれた妹の姿が映っていた。
目の前の連中と、あの時の連中とが、彼の中で繋がっていたのである。
「ぬぅあああああ!」
シン・アスカの暴走が終わったのは、敵が撤退し、シャア達がそこに駆けつけるまで続いていた。
二人は、基地の近くから母艦がスッと離れていくのに、終ぞ気づくことは無かった。


「ちぃ、借りてた連中がやられたな……そろそろ限界か?」
ネオ・ロアノークは、レーダー上に映る味方の機影がほとんど無くなっていることに気が付いた。
このままでは、ミネルバ本体とMS部隊に囲まれる。
ミネルバにダメージを与えられなかったのは不本意ではあるが、こういう時のネオの判断は速かった。
「ジョーンズ、後退だ。着艦準備をしておけ!
スティング、ファブリス。後退だ、切り上げて艦に帰るぞ!」
「あ!? 今それどころじゃねぇよ!」
「こちらも同じです…」
セイバーの猛襲をくぐり抜けながら、ネオは二人がまだ一人相手に苦戦していることに気づき、
まだ自分はこの艦を侮っていたのだと自覚した。ネオはセイバーに視線を戻し、
「今の勝負はお預けだ、赤いMSくん!」
ネオはミネルバから離れ行くファブリスと、赤いザクの間にビームを発射し、二機の距離を無理矢理開けさせ、
ファブリスが転進するのを見るや、カオス二機の間に割って入り、黒いカオスを突き飛ばした。
ごねるスティングを誘導しながら、ネオはこの船を何時かこの手で落とすと心に誓いながら、
後ろから放たれる砲撃を避けつつ空域を後にしていった。
706787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/28(木) 00:00:12 ID:???

※※※※※※※

ガッ

鈍い音が、ミネルバのハンガー内に響き渡った。
シンの体が仰け反り、ハンガーの壁にぶつかった音である。シンの頬には、痣が出来ていた。
「殴られる理由はわかっているな? シン」
「……そんなのわかりませんよ! 俺は間違った事なんてしちゃいないんだ!」
また、シンの頬にシャアの拳が食い込み、シンの体が後方へ吹っ飛んだ。
シンは口の中を切ったらしく、口元を拭いながら、フラフラと立ち上がる。
「貴様の行動が軽率だと言ったのだ。出過ぎてミネルバから離れたのはまだ良い。
しかしだ、報告もせず命令も待たず、ましてやミネルバに帰還もせずに何故勝手に基地を破壊した!
インパルスは貴様のオモチャではない!」
「オモチャ!? 俺は! ただあそこの民間人を助けようって……」
「それをオモチャにしていると言うのだ! インパルスはMSだぞ!
むやみやたらに振り回す力でないことは、貴様が一番よく知っているはずだ」
シンは納得できない表情を見せたが、
シャアの顔が氷のように冷え切っており、押し黙る。
「貴様も軍人ならその程度の分別もあるものだと思っていたが、残念だよ……」
シャアはそう言って、シンに背を向けハンガーから去っていった。
シンは、拳を握りしめて、ワナワナと方を振るわせてはいたが、
隊長の言葉がずしっと心にのしかかっていた

「三日間の独房入り、ね。貴方にしては随分軽い措置じゃない?」
ブリッジのタリアに、シャアは今回の戦闘の報告書を提出し、
同時に、シンに与えられる罰則についての書類にも彼女は目を通していた。
「貴方のことだから、『シンをインパルスから下ろす』…って言うと思ってヒヤヒヤしてたけど」
「今回のシン・アスカの暴走は、ZAFTの交戦規定違反にあたります。
ですが、彼の行動が結果としてZAFTの軍事的利益になったことと、
赤道連合住民のプラントへの印象改善に役立ったこと、
また、彼がミネルバにおいて多大な功績を治めていること。
これらもまた事実であり、その点を考慮した上での三日です」
口に出しては言えなかったが、シャア自身、
敵にまんまと嵌められた事を寸前まで気づかず、終盤アムロの相手をするのに終始。
結果シンの行動を止められずミネルバ守護に廻れなかった自分を恥じていたから…というのも理由の一つだ。
「わかったわ、ご苦労だったわね、シャア。
マハムール基地に着くまで数日はかかるでしょ。ゆっくり休んでちょうだい」
シャアは敬礼すると、ブリッジを後にして、軽くため息をついた。
先程シンに対して言った言葉は、本心である。シャアから見るに、シンは純粋で直向きな良い子だ。
しかし、その性格が彼をああいう風にしていると考えると、複雑な思いがある。
「MSをオモチャにするな、か」
自分が言えた話ではないな。
そう一人ごちながら、シャアはエレベーターに乗り込み、彼はミネルバの営倉室へと入っていった。
707787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/28(木) 00:02:35 ID:???
入り口からは死角となる奥の懲罰房に、シンは入れられている。
三日間とはいえ、シンはまだ理解はしていても納得は完全に出来てはいないようだった。
「少し良いか?」
「何です? さっきの続きか何かですか?」
「まぁ、そんなところだ」
シャアは懲罰房の、ちょうどシンが腰かけている簡易ベッドの近くに背をもたれた。
そして、シンの足下辺りに、コーヒーの入ったカップを置いて、
「いいんですか? ここに俺を入れたのはあんたのはずだ」
「この程度なら文句は言われまい。まぁ、ばれなければの話だが」
シンはよくわからないまま、カップを手にとって口に含む。味は、甘かった。
「……さっきは殴ってすまなかった」
シャアはそこから始めた。必要なことだったといえど、戦闘直後の苛立ちも手伝ってああなった事を。
「君は、宇宙で確か言ったな、『俺の家族は殺された』…と」
そして、ユニウスセブン破砕の直前、カガリに対しシンが激昂したことを思い出した。
シンがあそこで暴走したことは、その時の言葉に起因しているに間違いはなさそうだ。
家族を失った者の怒り、恨み。シャアはそれを理解できる人間でもあった。
「ええ、オノゴロ島で殺されたんです。……何でそんなこと聞くんですか?」
一呼吸置いて、シャアは口を開いた。
「私にも……家族がいた。父と、母と、妹が一人」
同じだ。シンは、シャアの言葉に吸い寄せられるように、視線を彼の背中に向ける。
「活動家だった父は私が十の時に死んだ。
そして私は、父の友人に連れられて妹と地球へ逃れ、母とはその時に生き別れた。
地球でその友人に聞かされたよ…………父は後援者だった男に殺され、母は幽閉されたとな」
「味方に!?」
「ああ。母は幽閉されたまま衰弱死したとも後に……。私は、母の最後を看取ってやれなかった」
シャアは天井を見上げて、呟く。自分とシンは逆だ。
家族のむごい死に様を見せつけられたシン。母が一人弱っていくのを、知ることも、見守ることも出来なかったシャア。
シンに聞かせつつも、自分で自分を振り返りながら、彼は言葉を続ける。
「そして私は、こうして軍人になった。力を手に入れるためにな」
「力……」
「軍に入って、訓練に耐えて、様々なことを学んで……一人の男に近づいた」
「……誰、なんです?」
「言っただろう? 私の父は‘後援者’に殺されたと。
私は軍に入った後、士官学校で奴の息子に近づいたんだ。……復讐のために」
「…………」
「私は彼と友人関係を作り、信頼を勝ち得ることに成功したよ。
そして、戦闘中のどさくさに紛れ……嵌めた」
「え!?」
「敵の真ん前におびき寄せたんだ。敵の放火を浴びながら、彼は乗艦もろとも消えていったよ。
彼の姉も、私は手にかけた。残った一族も殆どが死んでいった。私は親の仇を討ったのさ」
シンは、何も言えなかった。目の前の男が口にしたことが、どれほどのものか判断するのに必死で、
復讐を遂げたということの重みを彼はひしひしと感じた。
「……復讐を果たした者に残るのは、なんだと思う?」
「何って、そんなこと……」
シンは初めて、シャアという男に『恐怖』という感情を持った。
表情一つ替えず、人一人を騙し、殺したことを語る男に。それと同時に、不思議とシンは彼に親近感も抱いていた。
彼の言葉の奥底にある、淡い感情も、何故か感じ取ることが出来たから……
708787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/28(木) 00:03:18 ID:???

「……‘虚しさ’……ですか?」

「正解だ。達成感も、高揚感も何もない。
残るのは、ただそこにポッカリと穴の開いた自分の心だけだ。
そしてその場になって、ようやくわかった……自分はとうとう、肉親に顔向けできない男になった、とな」
「肉親? ……妹さんに?」
「妹はよく出来た子で、私より賢かったよ。
復讐に走ることなく、自分の歩くべき道を見つけたのだからな。
軍に入った後、妹と再会したとき、あの子は私に銃を向けていた」
「そんな!」
信じられない。シンは思わず立ち上がっていた。
「……君は、妹に情けない兄だと言われたいか?」
「そんなわけ無いでしょう! 俺は、マユの…妹のように!
力のない人が泣く世界を変えたくてZAFTに入ったんだ!」
「そこだ、シン。
『世界を変えたい』などと無理に考えようとするから、何も見えなくなるんだ」
シャアはゆっくりと立ち上がり、
「パイロットじゃ、力があるだけじゃ、ダメなんですか!?」
「力の意味が違うのだ、シン。
その力、君のインパルスが出来るのは、隣にいる、手の届く場所にいる人間を守ることだけだ。
世界を変える、国を変える。そして、そこにいる人々を守る。
それができる力を持っているのは、我々軍人ではなく、政治家だ。
たとえば、デュランダル議長がな……」
「あ……」
「私は、肉親に情けないと思われたくないあまりに道を踏み外したが、シン。君には時間がある。
……君の守りたい世界が何なのか、君に出来るのは何なのか、そこでじっくりと考えてみることだ」
シャアはそこまで言うと、懲罰房から離れ、営倉室を出て行った。
シンは、シャアに言われた言葉を、頭の中で何度も何度も思い返して、
「父さん、母さん、マユ。
俺は、どうしたらいい? どんな人間になりゃぁ……」
天井を仰いで、そう呟く。


彼の頬には、涙が伝っていた。


709787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/28(木) 00:04:17 ID:???

※※※※※※※

アンドリュー・バルトフェルドは、目の前の光景に唖然となっていた。
彼はラクスの護衛として、彼女の協力者の操縦する長距離用の航空機に乗り込んだ。
その協力者には彼も一度会ってはいたが、名前は知らない。
それよりも、今彼が驚愕している原因は、彼女が降り立った場所の先にいる、ある男にあった。
「おやおや、まさか客人が貴方だとは、私も予想していなかったよ」
静かでありながら、沸々と煮える何かを押さえつけていることが、男の目を見てわかる。
「あら? すでに知れているものと思ってましたわ」
ラクスは、オーブにいた時や、アークエンジェルで見せていた表情を、すでに捨てていた。
妖艶な輝きを持つ瞳に、重量感の増した挙動。口紅にはラメ入りのマゼンタ。
黒いローブ・デコルテの上に、スミレ色のケープを羽織った姿からは、
二年前から見知っている少女の面影など感じられず、『魔女』と形容すべき風格があった。
彼女はゆっくりと、周りにプレッシャーを放ちながら、出迎えた男の所へと進んで行く。
バルトフェルドは、護衛として後ろに付かねばならなかったが、脂汗が出そうになるのを必死にこらえていた。
男の目の前に立って、彼女は深々とカーテシー(女性式のお辞儀の一種)をして、


「この度拝謁を賜りましたこと、我が身を祝福したい心地ですわ、ロード・ジブリール閣下」


第12話〜完〜


710787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/28(木) 00:06:28 ID:???
これで終了です。
シャアの前半生がうろ覚えなものですから、突っ込みどころが多いと思います。
書き込んでしまった以上、誤字脱字以外の修正ができませんが、
誤りがあったらご指摘お願いします。後学にしますので・・・・

それではお休みなさい(・ω・)ノシ
711通常の名無しさんの3倍:2010/10/28(木) 00:37:02 ID:???
シリアスシーンにギャグ混ぜんなよ!
712通常の名無しさんの3倍:2010/10/28(木) 01:50:17 ID:???
シリアス中にギャグやるのはよっぽど凄腕じゃないとダメになるからね
最近はシリアスな笑いってのが出てきたけど
713通常の名無しさんの3倍:2010/10/28(木) 02:07:19 ID:???
(‘L’)顔に見えた
714通常の名無しさんの3倍:2010/10/28(木) 02:19:00 ID:???
HA☆NA☆SE
715通常の名無しさんの3倍:2010/10/28(木) 03:36:35 ID:???
乙でした。
そう言えば、シンとシャアって家族構成が同じだったなぁ、とこの作品読んで初めて気付いた自分がいる。
716通常の名無しさんの3倍:2010/10/28(木) 03:57:43 ID:???
787氏乙でした
後半も楽しみにしています
誤字で気になった所は
697 巣窟と行って→言って
704 敵部隊の砲→方
706 方を震わせ→肩
あと、数ヶ所、高軌道→高機動とありました
確認お願いします
717787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/28(木) 07:31:21 ID:???
おはようございます。787です

>>715
自分も12話書いてる途中で気づきました。
『オリジン』だと確かシャア兄妹の母が妾で別に正妻がいたりします。
というより、今回の「母が幽閉された」というのはそこから拝借しました。
アニメでなく安彦さんの解釈なので正史とは言い難いですが、
シャアのお母さんについて詳しく書いてあった作品他に知らないので・・・
もしあるとすれば誰か教えてください。

>>716
ありがとうございます。今確認しました。
何でこう気づかないかな俺はorz
>>697巣窟と行って→言って
>>704ウィンダム部隊の砲→方
>>706方を振るわせ→肩
です。管理人さんすいません。
718通常の名無しさんの3倍:2010/10/28(木) 08:48:42 ID:???
>>717
別にシャアの母のアストライアは愛人じゃないぞ。
あの妖怪ババアローゼルシアは単なるビジネスパートナー(ダイクンの方はともかくババアの方は女として愛してたらしいが)。
正妻なのは子供を生んだアストライアの方。結果的に寝とった形になるんだけど。

ついでに言うとオリジンに関して言えば、シャアの復讐動機は非業の死を遂げた母の弔いの為。

別にジンバラルの妄言を鵜呑みにしたわけじゃない。
719787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/28(木) 09:03:22 ID:???
>>718
今オリジン屋根裏から出して読み直してきました。
いかん、うろ覚え過ぎる・・・不安になってきた・・・
720通常の名無しさんの3倍:2010/10/28(木) 09:07:16 ID:???
>>718
シャアがニュータイプに固執し出したのはニュータイプの片鱗を見せ始めたアムロのせいだしな。
それまでは親父の死のことは「どうでもいい」とかセイラの前で抜かしてた。

・・・オリジンのジオンダイクンは相当な妄言癖のダメ人間だし仕方ないんだけど。
721通常の名無しさんの3倍:2010/10/28(木) 09:56:17 ID:???
ちょっと遅めだが、787氏乙

とりあえず、家族関係についてはオリジンを踏襲したというのはわかった
まぁ、うろ覚えな設定はあまり書かない方が良いと思うよ、話がこじれるもとになるから
だが氏のラクスにはヒールで踏んづけてもらいたいな( ´Д`)ハァハァ
722通常の名無しさんの3倍:2010/10/28(木) 10:11:40 ID:???
なにこのハマーン様のようなラクスは
723通常の名無しさんの3倍:2010/10/28(木) 11:10:25 ID:???
>>719
作中で
高軌道→高機動の箇所が数ヶ所あります
724787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/28(木) 11:25:32 ID:???
      /::::::/..:: .::::: ..:: ..::::::::;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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  /./    !.::::::::::::::::::|:::::::::,'!:/ ,',::::::::::::::! .i::::::::::/  i:::::::::::/!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i`!
. //     !.::::::::::::::::::|::::::::,'.i/ /.!::::::::::::l  ',:::::::i,.-'´!::::::/ .!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!i       >>716 >>723
/'       .l:::,:::::::::::::::l::::::::i,=、_/  i:::::::::::l-‐'_',::::i,,-‐'!::::/,__.!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`       701と702に一カ所ずつありました
        !::!:::::::::::::::! :::::i、__, .',:::::::::l‐'´,__',:i,_,==i:/ニ- .!::::/!::::::::::::::::::::::::::::::::::::!',            高軌道→高機動です。
        l.:!::::::::::::/:l:::::::l` ̄´  ',::::::::!' ´'´` ̄` /'   .i:::/.i':::::::,:::::::::::::::::::::::::::::!,i
        !,!:::::::::::/!::i::::::!:::l.i| ,  ',::::::l    'il     ノ'´ i'::::::/:::::::::::::::::::::::::::::`:            一太郎の誤字修正機能アテにならねぇ・・・・
        !'::::::::::/,'::::',::::l::/i.i| /  .',:::::!     i      /:::::/:::::::::::::::::::::;::::::::;::::
       i':::::::::/ .i.::::::',:::!' !ヾ'   .',:::i     .l、    ./:::/.i::::::::::::::::::::/!::::::i.!:::
       .i':::::::/ .l.:::::::,:',:l i.:'、_   ',::l     `!    /::/ !:::::::::::::::::::/.!::::/,':/
      /.:::/  i ::::::〃.',!. l ::::``-、、 ',:!  ._,.、`i,  .// .i::::::::::::::::::/ /:://'´
      //   .i::::::〃___,>-!.::::::::::i \‐'=´=ニ二! i /'´  ,i:::::::::::::::/ /::/
    /´    !:::/' ´   .i::::::::::i'  !:`ヽー     |!   /:::::::::::/ /:/
          i:/!      !:::::::i'  .i/  `、     i| ,. '´i:::::::/  /'    , '
         /.l' l      l:::::,'      ヽ、  _,.-''´`'`/::/       /
        /  .i      .!:/        . ̄   ///'´`ー-、    ./
       /    ',.      i'             /      `i /
725通常の名無しさんの3倍:2010/10/28(木) 13:37:19 ID:???
>>724
ご苦労様です
これからも執筆頑張ってください
726通常の名無しさんの3倍:2010/10/28(木) 13:59:50 ID:???
>>724
妙な所にばっか反応するもんな、解るわ
727通常の名無しさんの3倍:2010/10/28(木) 14:49:32 ID:???
先頭>戦闘になっているところも多いね、まあ気を落とさず頑張ってください。
728787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/28(木) 19:00:08 ID:???
>>727
>>698の最初の部分ですね。
確かに「第一種先頭配置」→「第一種戦闘配置」です。
ちくしょう・・・・
729通常の名無しさんの3倍:2010/10/28(木) 21:08:29 ID:???
ATOKって、年々馬鹿になっていくよなぁ・・・
730通常の名無しさんの3倍:2010/10/28(木) 21:24:01 ID:???
>>728
止めを刺すようで心苦しいんだが、逆に
×戦闘→○先頭
な所が結構あったりする。
731通常の名無しさんの3倍:2010/10/28(木) 21:26:05 ID:???
ははは・・・ジャストシステム終わってるな
732通常の名無しさんの3倍:2010/10/28(木) 21:35:21 ID:???
つまりこういう事か?
『人間の目に勝る誤字修正機能は無い』
733787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/10/28(木) 22:14:42 ID:???
>>730
みつけました。ありがとうございます。
>>700の真ん中
「戦闘のウィンダム」→「先頭のウィンダム」
「戦闘の奴」→「先頭の奴」
です。管理人さんお手数かけます。

もう、ジャストシステムももっと高性能のプログラム作ってくれたって・・・
                                  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                                  | 787さ〜ん、こんばんわ〜
                            / ̄ ̄ ̄\__________/
                            | ・・・ん?
<シュクセイシヨウトイウノダ! アムロ!    / / ∠   誰か来たみたいですね、行ってきます
<エゴダヨソレハ!          ∧_∧ −   \______
               ___(  ´Д`)_____
           .__/___     _____, )__
         〃  .//    /    /     / /    〃⌒i
         |  ./ /     /    ./     / /    .i::::::::::i
   ____|  .しU /⌒\./    /     / | ____|;;;;;;;;;;;i
  [__]___|    / /-、 .\_.  /     Uし'[_]     .|
   | ||     |    / /i  i    /         | ||      |
   | ||____|____/ / .| .|\_ノ______..| ||      |
   |(_____ノ /_| |_________..| ||      |
   | LLLLLL./ __)L_| |LLLLLLLLLLLLLLLL. | ||_____」
   | ||    (_/   / i                .| ||    | ||
   |_||        / .ノ               |_||    |_||
            (_/
734通常の名無しさんの3倍:2010/10/28(木) 23:04:34 ID:???
>>731
信じられるかい?中国で作るMSIMEよりはまともだってことが
735通常の名無しさんの3倍:2010/10/29(金) 12:51:49 ID:???
>>733
行っちゃだめだァー!
736通常の名無しさんの3倍:2010/10/30(土) 20:02:27 ID:???
レスが進んでるなと思えば、787氏が帰ってましたか
かなり遅くて申し訳ないが、GJです。ラクス黒いよ・・

まとめ管理人氏も多忙なのかな?
737通常の名無しさんの3倍:2010/10/30(土) 20:46:39 ID:???
そういえば、今日からuc2話の先行上映だな。のん兵衛氏は見たのかな?
見てテンションを上げてほしいな。
738通常の名無しさんの3倍:2010/10/30(土) 20:48:49 ID:???
>>737
確かに
787氏の作品が面白くないという訳では断じてないんだが、
そろそろ別の作品投下という空気も欲しいのも事実
739通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 00:04:31 ID:???
>>738
よし、新規職人の地位は君に任せた!
740427 ◆ZSVROGNygE :2010/10/31(日) 01:15:13 ID:???
ども、ご無沙汰しています。427です。色々ご心配を掛けて申し訳ない。
スランプはなんとか脱しつつあります、けれども来週末に研究報告がありますので自身の研究で手一杯という状況です。
それが終わりましたら次回の執筆目処がつくかと思います。

ただ、報告後に所用で一週間ほどイギリスへ行く事になりましたので、早くて11月の中旬以降になりそうです。
暇な飛行機の中で書いていようかな、とか漠然と考えています。・・・ノーパソのバッテリーが殆ど無いからきつそうだけど
安い外部バッテリーでもないかなぁ・・・

ちなみにUCは忙しい中ですが、最後の息抜きとBD欲しさに明日の昼に行ってきますw
ではまた。
741通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 01:17:03 ID:???
>>740
いってらー
御飯はファーストフードがいいらしいですよ>イギリス
742通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 02:11:14 ID:???
>>740
いいなぁ、イギリス
ここ数年、パスポートのお世話になってないや...
円高だし、行って豪遊したいんだけどねぇ...

ソンナカネモジカンモナイヨ...
743通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 03:23:28 ID:???
イギリス料理はマジ「雑でした」らしい
美味しい食事をしたければ朝食を朝昼晩とればいいとも言うらしい
744通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 03:44:12 ID:???
英本土じゃなくてNZの話だけど、英連邦でもうまいもんはありますよ!

和食レストランとか中華料理屋とか。あとインド料理店も。
745通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 03:49:47 ID:???
・・・・・それ外食でなおかつ海外のばっかりじゃん
746通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 08:13:15 ID:???
何言ってんだインドと香港が英国領だった時代から両国の料理は英国料理だ
英国領インド料理、英国領中華料理と呼ぶが良い
747通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 13:34:31 ID:???
マクドでもっきもっきゅが一番無難だと思う
748通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 13:57:19 ID:???
向こうの人が日本人は同じ材料で上手い料理が食えてずるいとか逆ギレするらしいからなw

……ふと思ったが向こうで日本の料理教室とか開いたらウケないかな?
749通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 14:04:46 ID:???
白身魚とポテトのフライの作り方とかか?w
750通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 14:10:10 ID:???
あれって揚げ方が日本の調理方法の真逆という話を聞いたことがあるwww
751通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 14:59:41 ID:???
ロンドンかどこかで寿司屋だと思ったらキムチとトッポギの寿司が出てブチ切れたと言うニュースを聞いたが
752通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 15:09:38 ID:???
ウィキペディアでの記述から。

なぜこれほどにまで不味いと言われるのかというと、

野菜は本来の食感がわからなくなるほど茹でる、油で食材が黒くなるまで揚げる

などといったイギリスでよく行われる食材本来の味を残さないほど加熱する調理法が他国人には好まれないからである。

しかも食べる人の好みに応じて塩や酢などで味付けされることを前提としているため、
味付けはなされないことが多く、不慣れな旅行者は味のない料理に困惑することになる。

結果としてイギリス料理で美味しく食べられるものは、
せいぜいローストビーフやステーキ程度という評判が定着してしまった。
753通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 15:12:15 ID:???
追記

サマセット・モーム
「イギリスで美味しい食事を取るならば、3食朝食を食べるべき」との皮肉な名言が有名。

ウィンストン・チャーチル
「大英帝国は全世界にあらゆる食べ物を提供してきた。ただし、調理前(Before cooking)ですよ」と演説し、聴衆の笑いを誘った。

ジャック・ストロー
イギリスの政治家。外相時代に、フランスのジャック・シラク大統領がイギリス料理をけなした際に、その発言に賛意を示した。
754通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 15:25:54 ID:???
イギリスは食に無頓着でも紅茶のためなら戦争仕掛ける執着心を持つ
知り合いの留学生は普通に午後茶とか紅茶花伝を飲んでるからそうは思えないが
755通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 15:35:15 ID:???
>>740
乙です。
紅茶好きとしては本場の作法で入れた紅茶でクローデットクリームを塗ったスコーンを食べられるのは羨ましい限りですけど、
食い物はなあ、、小麦粉で嵩を増やしたソーセージとかベーコンの塊を焼いただけなのにステーキってのは一寸、、
こちらは気を長くして待ちますので気をつけて行ってらっしゃい
756通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 16:19:18 ID:???
>>748
スターウォーズEP3公開時、アメリカに行ってきたついでにリアルスーパーサイズミーモドキをトライしたが、マジ死にそうになったwww
やめた方が身の為。

ちなみに、途中で挫折して、吉野家で"つゆだく"たのんだら、"オジヤ"がでてきたwww
マジ、暗黒面に行きそうになったよwww
757通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 18:51:53 ID:???
そういえば、ブライトさんはイギリス出身といううわさを聞いたことがあるが、
そうなると退役後に開く予定のレストランの味の心配が‥‥
ああ、ミライさんがどうにかするのか。
758通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 20:21:32 ID:???
>>757
フィリップとタムラさんの地獄の修行が待っているんだろう
759通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 20:45:44 ID:???
>>757
ブ「ミライ、そこは....」
ミ「ブライト、注文を取ってきて!チューミン!厨房を手伝って!」
チ「はーい!、ほらパパ、早くこのお皿持っていって!!」

ブ「えとですね、ミライさん、チューミン....」

ミ&チ「「ほらっ!さっさと動く!!」」

ブ「....はい....」



ガンバレ!ジャパニーズオットチャン!!
760通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 20:48:59 ID:???
>>740
デュートリオンエンジン搭載のノートPCなら良かったのにね。
761通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 21:04:22 ID:???
あと英国は水の硬度が高いというのもある
水が悪けりゃいい料理は望めんよ
762通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 21:40:06 ID:???
たしか関東と関西の出汁の違いも水硬度がちがうかららしいね
なんかのTVで昔みたな
関東の水だと関西より硬水だから昆布から出汁が出にくいらしい
763通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 21:44:58 ID:???
>>759そして、牙突で食材を切り始めるオトッチャン。
764通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 22:36:07 ID:???
>>763
山羊の人から受け継いだ手刀で食材を切り始めるオトッチャン
765通常の名無しさんの3倍:2010/10/31(日) 23:51:15 ID:???
いまさらだけど
アムロって設定画だと思ったより癖毛じゃないんだな(笑)
映像だとアフロに近いモコモコっとした感じに描かれてるけど
設定画だとそうでもない

766通常の名無しさんの3倍:2010/11/01(月) 01:49:11 ID:???
日本ほど水と油に拘ってないからうまい料理が作れないんだ!とも聞くな
767通常の名無しさんの3倍:2010/11/01(月) 11:21:02 ID:???
黄河の「黄色い土入り水」で中華料理を作った中国人にその言い訳が通用するといいね
768通常の名無しさんの3倍:2010/11/01(月) 12:58:15 ID:???
>>758
タムラさんはともかくフィリップは激マズパン屋だから共々タムラ道場送りだ
769通常の名無しさんの3倍:2010/11/01(月) 14:08:19 ID:???
後に名パン店を興したシーブックとセシリー夫婦も
閃ハサ直後のUC105年頃だとギリギリ生まれているかどうかか…
770通常の名無しさんの3倍:2010/11/01(月) 14:56:52 ID:???
そいやスミス中尉の手紙の宛先がレズリー・アノーだったな
771通常の名無しさんの3倍:2010/11/01(月) 17:27:10 ID:???
シオのテスのパン屋ってどうだったんだろう…(´ω`)
やっぱしセシリーがシオ譲りのパンのノウハウがあったからパン屋なんだろうか
772通常の名無しさんの3倍:2010/11/01(月) 19:52:29 ID:???
>>762
今も東京の水道水は硬水だよ、だから外国人のうけが良いらしい
773通常の名無しさんの3倍:2010/11/01(月) 20:55:35 ID:???
∀の後日談のひとつとして、
本編完結後黒のに限らず様々な面の歴史研究が盛んになったと思われる流れで
アノーベーカリー(仮)のレシピを発見し再現に取り組むキースの図、というのも
あったりしたんだろうか。
774通常の名無しさんの3倍:2010/11/01(月) 20:58:11 ID:???
>>771
小説版F91によると、味は良かったらしい。
嫁にいい暮らしさせようとして、頑張ったって書いてた。
775通常の名無しさんの3倍:2010/11/01(月) 21:20:43 ID:???
さすがは唯一まともに社会生活おくれる主人公
776通常の名無しさんの3倍:2010/11/01(月) 21:28:03 ID:???
いやシオの話じゃないの
と書いて思ったがタムラ中尉の話題とリンクしているなw
シオは本編始まる前は劇中のイメージからは考えられない行動をしてるよな
777787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/03(水) 01:39:11 ID:???
みなさんこんばんわ、787です。
みなさんはじゃす○しす○むの「いちた○う」をつかっていますか?
わたしはつかっています
いちたろうは、ぐらふとかしゃしんとかをもっとかんたんにつかえる
「すばらしいそふと」なんです みなさんももっといちたろうをつか(ry

………………はっ! 私は何を? Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

み、みなさんこんばんわ、787です。
な…何を言ってるのか わからないと思いますが、
私も何をされたのかわかりませんでした…

と、とりあえず第13話が出来たので投下します。
次から開始します。
※注意
設定を改変しまくりなので、気に入らない方はあぼ〜んかスルーしてください
さるった場合時間を空けます
778787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/03(水) 01:41:18 ID:???

〜北アメリカ・テネシー州

C.E.という時代から逆行するような、バロック建築の洋館の中で、晩餐会が開かれていた。
シャンデリアのロウソクの淡い灯火、奏でられるピアノの音と、室内に施された装飾や、
館の主が買い集めた彫刻達が、荘厳な雰囲気を作り出している。
応接間のダイニングテーブルを挟んで、一組の男女が向かい合っていた。
女性の隣には、護衛と思われる屈強な男性が座り、二人の顔を見据えている。
桃色の髪を蓄える女性=ラクス・クラインはグラスを傾け、
シャトー・マルゴーを一口口に含み、舌で転がしてその味を楽しむ。
ゆっくりと、美味に酔い悦を感じているその横顔は、
護衛=アンドリュー・バルトフェルドすら、その横顔以外の存在を忘れさせてしまう魔力があった。
「お味はいかがですかな? ラクス嬢」
「‘頬がとろける’…というのは、まさしくこの感覚だと知りましたわ、閣下」
暖かみに溢れたこの部屋の中で、二人の間に流れる雰囲気だけが、
場違いなまでの冷たさを持っていることを、バルトフェルドは感じていた。
館の主=ロード・ジブリール。
現ブルーコスモスの盟主の館に、何故ラクスは足を運ぶ気になったのだろう。
全てのコーディネイターにとって、怨敵と言って良い存在であるこの男に、彼女は『閣下』と言った。
今までラクス・クラインという人物を近くで、
彼女を見てきたバルトフェルドにとって、これほど不可解なことはなかった。
ブルーコスモスこそ、今のこの混乱を生み出している張本人ではないか。
「大丈夫ですわ、バルトフェルドさん。
ブルーコスモスの盟主とはいえ、ロード・ジブリールは誇り高い方と聞きます。
コーディネイターだとしても、客人を無下にするような方ではありませんわ」
ラクスは飛行機の中でそう言っていたが、彼は内心戦々恐々していた。
そして、ポワソンを食べ終える頃に、ジブリールが口を開いた。
「そろそろお聞かせ願いたいな、コーディネイターの代表格たる貴女が、
何故、ブルーコスモス盟主である私に会いに来たのかをね」
彼はバルトフェルドの予想を外れて、思った以上に平然としていた。
「今、私の目に見えているのは……狡猾、残忍、暴虐、不仁、侮蔑。
ありとあらゆる悪意に苦しむ万民達です」
グラスの赤い液体に映る我が身を見つめて、ラクスは言った。
「ブレイク・ザ・ワールドの後、連合がプラント攻撃を行うまでの早さ、これには驚嘆いたしました。
閣下が実に優れた決断力と、冷徹無比な実行力のある方だと、その時私は知ったのです」
(ラクスは何を言っているんだ!?)
「しかし、残念なことに地球連合は未だに一つとなれていない。
これには嘆かわしい限りですわ。これからなさる閣下の偉業に泥を塗るかもしれませんのに」
「私の顔に、泥?」
ユーラシアによる中東地域への圧政、大西洋連邦内での反戦派の迫害、
東アジア共和国の西洋離れへの動きなどの情報は、すでにジブリールも聞き知っている。
「貴方は二年前、ムルタ・アズラエルがヤキン・ドゥーエで戦死した直後、仲が悪かったアズラエル財閥と提携。
『頭首の死亡、それも戦死という企業人らしからぬ死に方によるものでは、
アズラエル財閥の崩壊を招く恐れがあった』
と、貴方はおっしゃってましたわね。
クックッ…頭首一人の死亡で財閥が壊れるわけ無いのに、
メディアはこぞって貴方を賛美して、アズラエル系列企業のCEOも全員、
いつの間にか貴方子飼いの企業人になっていた。アレには驚きましたわ」
779787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/03(水) 01:43:07 ID:???
「耳が痛い話だな……」
ジブリールは苦笑しながら、ワインをスッと喉に流し込む。
「ああ、話を戻しましょう。
私が此方に参ったのは、閣下のお力になりたいと願ったからに他なりません」
「な……!?」
バルトフェルドはとうとう声に出して立ち上がってしまった。
ジブリールの後方に控えていた黒服の男達は懐に手を入れたが、
バルトフェルドが彼女の言動に驚愕したのを見ると、困惑して立ち止まる。
「何故君が驚いているのかな? バグウェル君」
「あ、いや……」
今彼は、一護衛であるアンディ・バグウェルとしてここにいることをすっかり忘れていた。
ジブリールにそう言われると、彼は言葉に詰まったが、
「アンディ、無礼な行動は慎みなさい」
「しかし……」
「……聞こえなくて?」
心臓を鷲づかみにされる、とはこういう事を言うのだろうか?
バルトフェルドは、体全体に強いGがかかったような、息苦しくなる感覚が自らを襲うのを感じていた。
部屋の使用人や黒服達も、彼女の放ったプレッシャーに気圧され、
動けなくなる者が続出した。
「そこまでだ! ラクス・クライン!」
ジブリールが一喝し、使用人、黒服、そしてバルトフェルドは我を取り戻す。
「私の護衛が失礼いたしました。申し訳ありません、閣下」
「まぁいい。彼には言ってなかったので? 貴女にしては、少し不用意でしたな」
周りの空気が元に戻ったと感じるまで、誰も、何も言葉にしなかった。
食事を再開し、ヴィアンドゥを食べ終え、広すぎる客間から出で、
一回り小さな応接間へと、ラクス達は通された。

「……これは?」
ジブリールはソファに腰を下ろすと、
目の前の小テーブルに置かれた書類に目をやって、ラクスに面と向かって言った。
「……閣下の御為に尽力する。その誓いの替わりですわ」
「ふむ、……戦艦にMS。それも見たことのない新型ばかり、か。
つまりは、これらをくれてやるから信用しろ、と」
ラクスの渡した書類には、連合ではなく『ファントムペイン』で使うようにと、
彼女側から譲渡する品々の名が記され、その詳細についても事細かに明記されていた。
そして、
「これは……!?」
ジブリールも、来客の前でも驚愕を露わにする以外になかった。
一枚の画像が添付された、資料。その画像には、まるで巨大なキノコのような姿が映っていた。
「要塞……! 宇宙でいつの間にこんなものを作った!?」
「作った……? クックッ」
ジブリールの手が震えていた。
護衛達がついに痺れを切らしたのか銃を取り出し彼女に構える。
すると、突然護衛の拳銃がはじき飛ばされた。

撃ち落とされたのだ。

780787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/03(水) 01:45:01 ID:???
「天井裏だ、馬鹿者」
ジブリールは護衛達に言い、彼らが上を見上げると、天井に穴が開いていることに気が付いた。
その向こうで、人間が動いていることも。
「速い女だな、ラクス・クライン。この私に大言を吐く前にすでに準備をしていたか」
「フフフ、閣下も、怜悧・冷徹もありながら、激情家でいらっしゃいますのね」
ラクスは、護衛連中の姿が滑稽だったのか、思わず肩を震わせ笑い声をもらす。
「……その要塞は『月の大都市』と同じですわ。
我々も『見つけた』だけにすぎません。尤も、すでに使える状態にはしてありますが」
ラクスはまた、鞄から一枚の紙を出し、同時に小さなナイフを取り出す。
ジブリーるの護衛は身構えたが、当人は平静さをすでに取り戻し、ラクスの行動をじっと見つめている。
彼女が取り出したのは、真っ新な一枚の紙だった。
彼女はその上にさらさらと、
〈私ラクス・クラインは、ロード・ジブリールに対し永遠の忠誠を誓います。違約ならば……〉
誓約書であった。彼女はジブリールやその護衛達の目の前で書き上げると、自らの名をしたため、
持っていたナイフで自分の親指に傷をつけて、サインの後にそれを押しつけた。
「血判状か、古風な趣味だな」
「お笑いになりますか?」
「いいや、むしろ気に入った」
ジブリールの表情が綻んだ。
(この女は何を考えているのか解らんが、……まぁいい、乗ってやる)
何か不穏な動きをすれば叩きつぶせばいい。彼はそう思っていた。
そんな中、バルトフェルドは、二人の人間の笑い声を呆然と聞いていた。


「君は正気なのか!」
バルトフェルドは、飛行機の中に戻った後、ラクスに噛み付かんばかりの勢いで迫った。
「私はいたって正気ですわ、バルトフェルドさん」
「どこがだ! 今の今まで黙っていたが、なんであの男なんだ!」
会いに行かねばならない。
そう言っていたから付いてきてみれば、よりにもよってこの戦争を引き起こした張本人の所に行くとは!
さらに、これから向かうのは『ケネディ宇宙センター』だと言う。
彼は、彼女が気が触れたものだと思いたかった。
ラクスは、添乗員に淹れさせたダージリンを一口含んで、
「バルトフェルドさんは、どうすればこの戦争が終わると考えているのですか…?」
「それは……」
「今のままでは、地上の反連合・ZAFT双方と、地球連合との押し問答。
二年前のように間に入るわけにはいきませんわ」
二年前、三隻同盟を組んで連合・ZAFT間に介入し両軍に損害を与えたあの時。
当時は、本当に幸運だった。両軍が異物を排除しようと動いていれば、自分は死んでいただろう。
それ故に、今回は前のやり方ではダメなのだ。どれかにすり寄り、すり合わせ、残った一つだけ相手できるように。
「プラントに今更戻るわけにもいかなくなりましたからね。
ギルバート・デュランダルがいる限り、あそこに私の居場所はありません」
「確かに、この前の襲撃は裏に彼がいる可能性もある。だからといって……」
「連合がバラバラであってはいずれ地球はデュランダルの手に落ちます。
ザラの腑抜けもZAFTに戻ったと聞きますし、オーブもあのセイランの小僧がいる限り何時寝返るか…」

「……今なんて言った?」
781787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/03(水) 01:46:10 ID:???
バルトフェルドはとうとう、顔を真っ赤にして立ち上がり、ラクスの胸ぐらを掴んだ。
今ハッキリと解った。と言うよりも、気づいていても見ぬふりをするのが限界だった、と言うのが正しい。
「痛いじゃありませんか」
「当たり前だ! 君がそんな女だったとは」
「そんな? ではなんだと思っていたのです」
「俺の知っている……、みんなが知っている……、かつての『救国の歌姫』は何処に行った!」
「フフフ…バルトフェルドさん、私は二年前から何も変わっていませんわ。……そしてこれからも」

カチャッ

バルトフェルドは、後頭部に何か硬いものが押しつけられていることに気が付いた。
ゆっくりと、後ろに視線をやったバルトフェルドは、その主の顔を見て凍り付く……。
「キ、キラ!? どうして!?」
キラ・ヤマトが、そこに立っていた。しかも、彼の後頭部に銃を突きつけて。
だがその目、その顔、表情は、彼の知るキラとは違い、冷酷で残忍な色をもっていた。
「貴方が知る必要はありませんわ。
…………まぁ、知ることもなくなるんですけどね」
「ラ、ラク……!」

パァンッ

乾いた音と、何かが倒れる鈍い音、そして、何かが飛び散った忌々しい音が室内で響いた。



機動戦士ガンダムSEED DESTINY IF
〜Revival of Red Comet〜
第13話



782787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/03(水) 01:47:13 ID:???
〜ペルシャ湾

旧世紀、湾岸戦争が起こった事で知られているこの湾の、
旧クゥエートに存在するZAFT軍拠点、マハムール基地のドックで、ミネルバは巨体を休めていた。
ハンガーでは、各MSのチェックで、メカニックマンがかけずり回っている。
中には、息抜きの間に雑誌をのぞき込んだりしている者もいるが、その大半に『ラクス』の写真が映っていた。
ハンガーに佇むセイバーの傍らで、それを見ていたアスラン・ザラは、
プラントで会ったあの「ラクス」の事を思い出す。

『私は、バックアップだもの』

バックアップ、彼女は自分のことをそう言った。
自分に意思決定権がないかのような、そんな言い方を、悲しい目で言っていた。
ボーっと、雑誌のラクスをのぞき込んでいると、横からルナマリアがヒョイと顔を出し、
「何をなさってるんですかぁ?」
「うわぁっ!」
アスランは後ろに飛び退き、にやにやと笑う彼女を見て、ため息をつく。
「驚かさないでくれ、ルナマリア」
「だって……、じぃっと婚約者のラクスさんの顔を見てるんですもん、つい…」
「あのなぁ……」

アスランとルナマリアがそういうやりとりをしている最中、
シャア・アズナブルは、タリア、アーサー両名と共に、
マハムール基地指令ヨアヒム・ラドルと相対し、この先の連合軍拠点攻略作戦に参加して欲しいと言われていた。
「このガルナハン火力プラントさえ落とせば、スエズ基地への補給ラインの大半を抑えられ、
中東地域の反連合勢力も勢いを回復するでしょう」
「ジブラルタル基地の目下の脅威であるスエズ。その防備の要がこのガルナハン基地であると…」
「然りだ、アズナブル隊長。しかし、再三この基地には煮え湯を飲まされていてね」
ラドル指令は、テーブルのコンソールをいじり、この地域全体の地図を3Dで表示し、
「ここがマハムール、そしてここがガルナハン。
ご覧の通り、我々とガルナハンの間にはこの渓谷がある。
ミネルバにもある程度の飛行能力はあるとはいえ、この高度では上を越えていくことは不可能。
だとすれば間を通っていくしかないんだが……」
大方予想は付く。渓谷にZAFT軍に大打撃を与え得る大型兵器を設置しているのだろう。
シャアの予想通り、火力プラントの膨大なエネルギーを利用した、
大口径のレーザー兵器が設置されており、周囲に防御兵器を搭載したMAを展開しているという。
「まったく、こんな難儀な道のりを考えた人の気が知れないわ」
タリアは、今頃プラントの一室で書類とにらめっこ中の男を想像し皮肉を言い、
「ま、仕事ですからね。やりましょうか」
「そ、そんな軽いかんじでいいんですか?」
「いいじゃない。一々気にしすぎるよりマシよ」
「では、作戦日時はまた後にしましょう。お互い準備もありますでしょうし。
今度こそ、ミネルバとあの壁を越えられるようにしたいですよ」
783787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/03(水) 01:48:42 ID:???
ガルナハンの北東、人、大きくても車両が一台通れる程度の細道を、一大のバギーが走っていた。
運転席には壮年の男性が、助手席には、少女が腰かけている。
少女が握りしめていたのは、一枚の古びたMOだった。
「そろそろ合流地点か」
男は手元の地図をみながら、周囲の地形を確かめて、目的地が近いことを確認し、
発炎筒を取り出し少女に渡した。
「コニール、解っているな? ZAFTのMSが見えたら…」
「うん、これに火を付ければ良いんでしょ」
「…良い子だ」
男は少女の頭を撫で、バギーを走らせる。しばらくすると、広々とした、周囲を岩壁に囲まれた場所に出た。
「頼んだぞ、コニール。ガルナハンの趨勢はお前にかかってるんだ」
「ええ、任せて、パパ」
コニールが地に降り立つと、バギーはガルナハンに向けて走り去る。
彼女は父親を見送ると、風よけのために岩の影に隠れ、MSがここの上空に来るのを待った。
少し経って、ゲタのようなものの上に立った、白い単眼のMSが、上空に現れる。
彼女は岩陰から飛び出すと、発炎筒を点けて頭上で振り、MSがそれに気づいてゆっくりと広場に下りてきた。
MSはゲタから下りると身を屈め、コクピットハッチを開き、中からパイロットが下りてくる。
ノーマルスーツは着ていなかった。駆け寄ってきた彼女にパイロットは、
「ムスタファ・ハジーム殿の使いは君か?」
「あ、ああ」
コニールより少し年上くらいの、綺麗な金の髪をたなびかせる少年だった。
ガルナハンにはいない非常に端正な顔立ちで、コニールは少年の顔に一瞬見入っていた。
「ZAFT艦ミネルバ所属、レイ・ザ・バレルだ。
……ここには長居しない方が良い。行くぞ」
コニールははっとなって、レイが出した手を取ると、レイは彼女の体をグッと抱き寄せた。
「ふえっ!?」
「暴れると落ちるぞ」
あくまでレイは彼女が落ちないように支えているだけなのだが、コニールは気が動転する。
この時点でレイは、コニールに「活発で気の強そうな男の子」という印象しか感じていなかった。
開いたハッチの上に下りると、コニールはMSの掌に飛び移ろうとしたが、その手をレイが止めていた。
レイは振り返った彼女に、コクピットに入るよう言った。
「風で飛ばされる。中に入った方が良い」
「な……」
相手が女性だったらどれだけ良かったか。
〜歳の近い男児と狭い空間で二人きり。
そんな事を考えているような状況ではないのだが、如何せん思春期女子にキツイ注文で……
コニールが戸惑っていたのを余所に、レイは沈黙を肯定と判断し、
コクピットに彼女を引き入れて、抱き留めるつもりが……

ムニッ

「……!?」
「……む?」
手の中に収まった、柔らかで暖かい感触。
普通の男なら、ここで手を離して平謝りするところだろう。
しかし、レイにはそういう一般的な常識が欠けていた。………彼は、もう一度『確認』した。
「……女か」
「な、何だと思ってたんだぁ!」
784787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/03(水) 01:50:50 ID:???

「アスランさん、『現地の協力者』が女の子だってのは解ったけど、
なんでレイの頬があんなに腫れてんの?」
「さぁ……」
ミネルバのハンガーに帰艦したザクファントムから、
女の子が下りて、続いてレイが下りてきたのを確認したシン達は、驚愕した。
レイの頬に、鮮やかなモミジが咲いていたからである。
レイ当人は、納得できていないのか憮然とした顔をしており、女の子は若干涙目だった。
呆然と二人を見ていたシンとアスランのにショーンが、
「まさか手ぇ出そうとしたとか……」
「レイが!?」
「まさか!」
レイは、アカデミーの時から女子に全然興味持たなかった奴だ。
それもどんな女子の告白もスルーし続けた「仮面の男」、
心ない連中の間、もしくは「ある偏った趣味」の女子連中は、彼をゲイだと思ったほどなのだ。
シンはショーンの仮説を直ちに否定し、レイが彼女をシャアに預けると、こっちに向かってきたので、
「レイ、あの子に何かしたのか?」
「わからん。俺には何も見当が……」
「いや、レイ。どこかでお前はあの子に殴られることをやったはずだ」
アスランの言葉にシンだけでなく、後ろにいたショーンやルナマリア、
ノエミにメイリンも、うんうんと頷いている。
「……あの子を迎えに行って、地に下りて、あの子の手を取った」
「うんうん、それで?」
「落ちたら行けないから背中に手を回してしっかりと支えて」
「そうか、『抱き寄せた』んだな」
「コクピットに入りたがらないから無理に乗せて」
「無理矢理『連れ込んで』」
「コクピットに乗せたとき体を打たないように受け止めて、
体に手を回しました。そうしたら……」
「「そうしたら?」」
「何か柔らかい感触があったので、確認したら女性だと………」


「「「「 それだぁ!!! 」」」」


※※※※※※※
785787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/03(水) 01:52:52 ID:???

「よし、全員着席したな。ではこれよりラドル隊との合同で行う、
『ガルナハン基地突破作戦』の詳細を説明する」
アーサー・トラインが、基地のブリーフィングルームに集合した、
ミネルバとマハムール基地のパイロット達にそう言って、モニターの前に屹立した。
シャア・アズナブルと、マハムールのMS隊隊長が並び、シャアの隣にあの女の子が立っている。
女の子は、レイを睨みつけており、シャア含め、シン達以外の人間は不思議に思っていた。
「ミネルバの諸君等に知っておいてもらいたいのは、敵基地に存在するレーザー兵器についてだ。
これは、ミネルバ、そして連合の『アークエンジェル』に搭載されているものと同タイプであり…」
モニターに、3D化された渓谷の図面が表示され、その兵器が設置されている箇所を指し、
「我々が通過するこの渓谷を、『一部』を除いてほぼ全体をカバーできるように設計されている。
つまり、この兵器を破壊しない限り、基地の攻略は不可能と考えて良いだろう」
そして、以前ラドル隊が突破を試みた際の戦闘記録を再生しながら、アーサーはある画面で一時停止させた。
「高々度、長距離からの狙撃もほぼ向こうとする装備が、あちらには用意されている」
「あれって……!」
「あの時のMA……じゃない」
「その通り、我々がオーブ沖で遭遇したあのカニ型とは別物だ」
アーサーは再生させ、MAがレセップスの長距離射撃を受けきる画像まで見せた。
今度のMAは、以前のカニ型ではなく、昆虫の下半身と、人型の上半身が合体したタイプ。
より上方、左右の攻撃に対して機敏に反応できるようになっている。
カニ型のような高火力では無いのが救いだった。。
「つまり、接近すればレーザーに狙われ、距離を取れば攻撃が通じない。
ガルナハン基地は、近遠双方に於いて無敵と言っても良い基地である。……かのように見える」
「「はぁ?」」
ミネルバ・マハムール双方のパイロットの声がハモった。
「実は、基地の地下に通じている坑道が存在するそうだ。
地元の人間、それも一部が知るのみで、今現在公の地図には載ってすらいない。
そこを通って、地下から急襲しレーザー兵器を破壊しよう、と言うわけだ」
アーサーはニヤリと笑みを浮かべると、シャアに目で合図を送り、
シャアは頷いて、隣にいたコニールに向かって、
「ミス・コニール」
丁寧に声をかけた。シャアくらいの男性が少女に‘ミス’と言うとなんとも奇妙である。
コニールはシャアに言われると、上着のポケットから一枚のディスクを取り出した。
それを見たシャアはミネルバのパイロット席戦闘に座っていたシンを指さし、
「彼がそのパイロットだ、渡してやってくれないか」
「「(俺)彼が?」」
「ああ」
シンは驚いて立ち上がり、コニールは言われるまま、
シンに近づいていって、キッと、力強い目でシンの顔を見つめた。
786787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/03(水) 01:54:39 ID:???
差し出しているMOを、少女とは思えない力で掴んでいる事を知ったシンは、
「な、何だよ」
「約束してくれ。必ず成功させるって」
何を言っているんだ、この小娘は。
マハムール基地の若手連中はそんな感情を込めてコニールを見ているが、
シャアやアスランは複雑そうな顔で彼女の横顔を見ていた。
「失敗したら街のみんなが……」
「……!?」
シンも理解した。
警戒が厚くなっているはずの街を抜け出して、
こうしてここまでやって来たのも、街のみんなが開放されるため。
街には、きっと少女の親兄弟だっていて、友達がいて…………
コニールは、MOをつかむ手を緩め、シャアの所へ戻っていった。
『間もなく作戦開始地点に到達します。各員はスタンバイしてください』
アナウンスが響くと同時に、パイロットは各自持ち場に戻っていき、
シンとレイも行こうとしたとき、コニールがレイの腕を掴んでいた。
「どうした?」
「前にこの基地の連中があそこを攻めたとき、街は連合に襲われた」
「……!?」
「みんな、酷い目に遭わされた。見せしめに殺された人もいたんだ。私の母さんも」
「そんな……」
「マワされながら……首を。私は物置に隠れてたから……。
だから! 約束して! 絶対彼奴等をやっつけるって!」
手や、肩が震えていた。そして最後は、地の女の子の部分が出ていて、
二人は彼女が背負ってきたガルナハンの人たちの声の重みをずしりと感じて、
「レイ?」
レイはコニールを抱きしめていた。
今度こそ、さっきみたいな無理矢理ではなく、彼女のふるえを止めるために。
レイ自身驚いていた。自分から、人をこうして優しく抱くことなどなかったから。
「約束するよ。シンが、俺たちが、全力であの砲台を潰す。だから待っていてくれ」
「ああ、約束する!」
「……ありがとう」

「ああは言ったものの、狭すぎだろ、これ」
ヨウランに頼んで、コアスプレンダーにデータを読み取らせている間、
シン・アスカは、画面に表示されている坑道の図面を見て零した。
コアスプレンダーの翼長と、坑道の幅がギリギリの所もある。万が一気を抜けばぶつかってあの世行き。
「……不安か? シン」
シャアが、ザクの最終チェックを終わらせてシンの所に顔を出し、シンの微妙な顔を見やると、そう言った。
この作戦は、シンのインパルスでなければ不可能な作戦だ。
「そりゃ不安にもなりますよ。俺の背中にミネルバと街の全てがかかってるなんて」
「……人間の信頼というのはそういうものだ、シン。人の心に重くないものなどない」
「それはわかってます。でも……イヤじゃありません」
コニールのあの顔を、声を聞いて、自分の責任がどうのなど思うのは愚の骨頂だと思った。
「それならいい。……お前は、坑道を突破して砲台を破壊することに集中しろ。
地上は私とアスラン達でなんとかする」
「……頼みます」
シャアの言葉にシンは力強く頷いて、コアスプレンダーに飛び込んだ。
787787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/03(水) 02:00:12 ID:???
「我々の任務は、基地目下の斜面に取り付き、
敵MS並びにMAを破壊することにある。最優先すべきは映像にあったMAだ。
なるべく早くミネルバとレセップスが前に出れるよう、道を切り開くぞ」
「「「了解!」」」
「功を焦るな。シンの舞う舞台を整えることを考えろ!」
今回、中東地域の気候を考えて、防砂処理は施してあるものの、長期の滞空は望ましくない。
そう考えたタリアらは、万が一MAが飛んだときはセイバー・カオスの二機に任せる形とした。
『シン・アスカ、コアスプレンダー、行きます!』
中央カタパルトから、シンが勇んで飛び出し、戦闘機の後ろを上下半身が追従する。
それを見やったシャアは、全員に出撃命令を下した。
まず先に飛行能力を持たないザク部隊が降下。
そして、カオス、セイバーが飛び出して、ミネルバの両脇に待機する。
レセップスからも、数多くのバクゥとジンオーカー(ジン砂漠戦使用)が出撃する。
「グラディス艦長。敵MSが出撃し終えた段階で頼みます」
「了解したわ」
ザクが地上に降り立ち、岩肌に取り付いて様子をうかがい、
マハムールのMS隊が彼らと合流し終えたタイミングで、連合基地からもダガー達が出撃しだした。
ウィンダムの配備はまだ未完全なようで、隊長機と思しき機体以外はすべて旧式であった。
そして、肝心のMAは最奥のレーザー兵器の傍らに佇んでいる。
そして、それを確認したタリアは、ミネルバ最大最強の艦首砲を使う事をクルーに宣言した。
「タンホイザー起動。照準、敵MS群。
プライマリ兵装バンク、コンタクト。出力安定。最終セーフティ解除、発射態勢、整いました!」
「タンホイザー、てぇー!」
タリアの命令と共に、ミネルバの艦首から凄まじい光の奔流が敵MS群めがけて放たれた。
その光が、敵MS達を塵にするかのように思えたとき、とうとう、敵が動いた。
(……速い!)
シャアは予想を外したMAの速度に驚嘆する。
カニ型MSの防御力は知っていたが、此奴はあのカニ型とは段違いのスピードを持っていた。
火力を犠牲にした分をすべてそこへ廻しているのだろう。
『YMAG-X7F ゲルズゲー』、基地の誇る最強の盾は、最強の鉾でもあったのだ。
ただ、これは想定の範囲内であった。早さに驚きつつも、シャアはほくそ笑み、
「今だ! MAんお防御時の隙をつきMS部隊を叩く!」
ゲルズゲーがレーザーを受け止めるや、閃光が敵味方双方に襲いかかり、
MAの防御に驚いているだろうと、一瞬の油断を見せた連合MS群に、
ザク、バクゥ、ジン、そしてレセップスの一斉射撃をお見舞いした。
「MAに頼りすぎたな!」

「うぉ、危ね!」
シンはというと、右翼が一瞬岩盤を掠め、冷や汗をかいていた。
機体正面のライトで少しは坑道内部が見えるものの、暗闇の中を、
肉眼で見える少しの範囲とデータの映像だけで飛ぶのは、想像以上に骨の折れるものだった。
「ごぁ……!」
上から、衝撃が襲いシンはうめき声を上げる。
滝だ。
「なんでこんなとこに滝があるんだよ、畜生!」
怒りに似た感情すら覚えるが、
ブリーフィングルームで肩を振るわせていた少女を思い起こすと、
「やってやるよぉ! 岩の壁が何だぁ!」
788787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/03(水) 02:01:20 ID:???
地上のMS部隊は大打撃を喰らい、
こちらの戦力で十分対抗できるレベルにまで落ち込んだ。
だが、くせ者がまだ生き残っていた。
あのMA、ゲルズゲーである。
「くっ、これ以上先に進めん!」
シャアは岩陰に隠れ愚痴をこぼす。
レーザー兵器下の斜面は死角が多く、兵器の攻撃はここにだけ届かない。
しかし、レーザー兵器近くに陣取ったあのMAが厄介だった。
空中はもちろんのこと、多脚を生かした、安定的な移動はMSすら翻弄するスピードで動き回り、
サソリやクモさながら、壁の至る所からその食指を伸ばし、ジンやバクゥを葬っていく。
ある者は頭上からビームで撃たれ、ある者は前脚で掴まれへし折られ、
ある者は勇敢に突進するも人型と昆虫型、安定性やトリッキーさで押し負け踏みつぶされる者が続出。
頼みの綱である空中は、セイバーとカオスの担当だったが、防砂処理を施した空中戦使用のダガー部隊が、
新たに基地から出撃しその相手をしている上、レーザー兵器の存在が近づくことをためらわせていた。
「あのクモを何とかしなければならんが……」
今思えば、あの少女、コニールをこの仕事に行かせた親の気持ちがわかる気がする。
もし失敗しても、ミネルバの足なら振り切って逃げ切れる。
街が襲われても、彼女はZAFTの保護下に置かれるだろう。
……あの子の親は、街を任せると同時に娘を守ったのだ。
こういうのも何だが、シャアはああいう少女の言葉には弱い。
何としてでもあの基地は落とす。そのためには、あのクモを何とかしなければならない。
「レイ! ルナマリア! ショーン!
私が囮としてあのクモ型を引きつける。君たちは……」
シャアは、一段狭くなっている岩の影三カ所に彼らを伏せて、
自らを囮としてそこまで誘導する策を立てた。
そのためには、あのMAの注意を空中から逸らす必要がある。
「アスラン、ノエミ。二人ともミネルバ側に退け!」
「「……了解!」」
少しずつ、攻撃し、反撃しながらゆっくりとミネルバの方へと下がって行く内に、
ゲルズゲーは再び前へ出てきた。そして、それを見計らったシャアが飛び出した。
赤いザクを見やったゲルズゲーは、両手のライフルを撃ちながらシャアへと急接近する。
飛び跳ね、ブースターを噴かして、加速してくるその姿は、
U.C.でのビグロやザクレロを彷彿とさせるが、あれらより数段不気味で恐ろしかった。
「くっ」
横へ飛びすんでの所で交わすと、シャアはバズーカを奴めがけ放った。
こういう時のため、弾を散弾タイプにしておいのだ。
飛ぶ途中で飛散した細かな破片が、ゲルズゲーの肩、そして腰部の部分部分に直撃し、
バチバチという音と共に、あのバリアが破壊されたのだと言うことがわかった。
「……よしっ!」
しかし、
『散弾ではなぁっ!』
「何っ!?」
敵はひるむどころか、此方に向かってなお攻撃を仕掛けてきた。
敵のMS達に使ったから、シャアのバズーカはさっきの一発で終了していた。
ライフルはというと、
(私もつくづく運の無い男だ……)
殺気の攻撃を避けた時、思わぬ動きで腰のラックから外れ、目の前のMAが踏み砕いていた。
789787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/03(水) 02:02:37 ID:???
「隊長! 今援護します!」
その時、MAの前を一条のビームが走り、MAは其方へと向き直った。
ショーンのブレイズザクウォーリアが、ライフルを撃ちながらMAに突進していた。
「よせ! 奴に近づくな、ショーン!」
シャアは叫んで、彼女の方に向かおうとしたが、
今度は後ろから、生き残りのダガー達が彼に襲いかかり、
「くそっ……」
レイとルナマリアも、急にショーンが飛び出したのに反応しきれず、
後から彼女を追いかけていたが、一歩遅かった。
ゲルズゲーは、シャア達の予想を超えた動きをした。
多脚と滞空用のブースターを急制動させると同時に、機体上部のブースターをも用いて、
大ジャンプと急降下、それを同時にやってのけたのである。
「きゃああああ!」
「ショーン!」
レイが絶叫した。彼女のザクは奴の前脚二本に襲われ、
頭部と右腕、そして両足が一気に潰され、達磨のような状態で地面に転がった。
得物を見つけたカマキリが、今にも襲いかかる瞬間にさえ見え、
「いやぁ!」
「……! よせ、やめろ!」
シャアはダガー部隊を切り伏せて向かおうとしたが、
ショーンは恐怖のあまりにコクピットから脱出し、外に逃れたのだ。

最悪の…………選択だった。

グシャッ

ショーンの体を、ゲルズゲーの前脚が踏みつぶした。

……わざとだった。

ショーンの出る様子を見た奴は、わざわざ前脚を上げ直し、振り下ろしたのである。
「あ………ああ………」
ルナマリアの震える声が通信機越しに聞こえる。
シャアとレイは、言葉を失っていた。
奴は、汚いものを踏んだかのように、岩肌でごしごしとその足を拭い、
そして、何かが急変する感覚が、シャアを襲う。
「「……ルナマリア!?」」
驚愕と悲しみ一色に染まっていたルナマリアの感情が、
一気に、闇に呑まれていくような、恐ろしく冷たい『何か』に変わっていく。
レイも感じたらしい。MAから守るように、動かなくなった赤いスラッシュザクへと近づいていき……
790787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/03(水) 02:03:33 ID:???

「……フフ、……ハハ……アハ」

「ル、ルナ?」
レイがそう言った瞬間。ルナマリアのザクが前方に飛び出した。
マズイ。そう考えたシャアとレイが続いて前へ出たが、すぐに驚愕することとなった。
「「……何!?」」
それは、きっとゲルズゲーのパイロットもそう思ったに違いない。
横へ飛び退いたゲルズゲーであったが、奴がそう動いたコンマ一秒の差で、
彼女のザクも横へ飛んでいたのだ。それも、MSでだす限界の速度で。
Gが彼女の体を襲うが、ルナマリアの顔は冷たく笑ったままだった。
アックスを振りかぶり、左から右へと振り下ろして、ゲルズゲーの右前脚が宙を飛び、
着地を制御できなくなった奴は、そのまま坂を滑り落ちていく。

「……あ? さっきの動きはどうしたんだぁ、MAさんよぉ!」

坂を駆け下りていく彼女の後を、シャアとレイは、
「何だ! 何があったというのだ、彼女に!」
「わ、わかりません……ルナマリアは……彼女は……あんな……」
乱暴な女じゃない。それは、シャアとてよく知っている。
ミネルバMS部隊のムードメーカーで、みなの笑顔の中心にいることもあった少女。
妹思いで、いつもメイリンを気にかけていた少女。
そんなルナマリア・ホークを、皆はよく知っていた。

では、あの女は誰だ?

「ほら、こんどは左ぃ!
……おいおい、もっと保ってくれよ。こちとら二年ぶりに外に出たばっかなんだぜ」

喜々としてMAを切り刻むあの女は誰だ?

「ま、慣れねぇとちと扱いづらいが、体が動きゃ後は何とかなるってなぁ!」

一本一本、嬲り殺すようにMAを追い込んでいったルナマリアは、
止めにMAのコクピットにアックスを深々と突き刺した。
それと同時に、砲台付近の地面が爆発し、飛び出してくる三つの影。
「シンか!」
次々と形ができあがっていくMSが、レーザー兵器をすぐに襲える場所にあることを悟った連合基地指令は、
兵器をすぐに降下させて、防御シャッターを閉めるよう下地するが、もう遅い。
地面に降下し、シャッターが閉じ始める頃、シンはシャッターの中にライフルを何発もたたき込み、
兵器はシャッターが閉まった段階で誘爆し、基地の中が次々と爆発していった。
791787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/03(水) 02:04:54 ID:???
ショーンの遺体の改修はマハムール基地のメンバーに任せ、
シンとシャア達はコニールを送り届けるためガルナハンへと向かった。
ルナマリアは、ショーンの死でショック状態だったのが嘘のように、
目もくれずにミネルバへと帰艦してしまっていた。
MSのままで、街に足を踏み入れようとしたシンは、
連合の旗が掲げられた建物の門前に、群衆が群がっているのが見える。
おそらく、今まで圧政に苦しみ抑圧した民衆のエネルギーが爆発し、
この騒ぎとなっているのだろう。皆の目が正気ではなくなっていた。
コニールは、そんな人々の中から駆け寄ってきた男性に抱き留められる。彼女の父親だった。
彼は、空を飛んでいるミネルバに、何度も何度もバンザイを繰り返し、民衆にもそれが伝わり、
いつの間にか、佇むインパルス、セイバー、ザクの周りには、いつしか人だかりが出来ていた。
降り立ったシン、レイ、アスランは、熱狂的な歓喜の渦に驚きつつも、満足感を覚えていた。
しかし、シンとアスランはレイが妙に沈んだ顔をしていることに気が付き、
「どうしたんだ? レイ、どこか痛めたのか?」
心配そうに声をかけたが、
「い、いえ、何でもありません」
レイは時折ミネルバを見つめるだけで、大丈夫だと言い張った。
「…作戦成功、だな。よくやったじゃないか、シン」
「ああ。でもレイもアスランさんも頑張ったんだから、そんなこと言うなよ」
「‘アスラン’でいいよ、シン」
「……アスラン」
アスランは、シンの肩を叩きながら言った。アスラン・ザラにそういうことを言われるとは…!
シンは一瞬浮かれかけたが、隊長の姿が無いことに気が付く。
辺りを見渡してみると、先程黒山の人だかりができていた、
連合の接収していた建物の前にザクを立たせて、人が誰一人入れないようにしていた。
「あの人は何やってるんだ!」
シンはシャアの意図を図りかねたが、
「いや、あれでいいんだ」
アスランがシンの前に立って言った。
「もし、あそこを放置していればどうなると思う?」
「そりゃ、みんなあそこに突入して……あっ!」
勝利によって判断力が落ちていたらしい。
よく考えれば、この街の人間が連合兵に酷い目に遭わされたのは周知の事実。
となれば、基地が陥落し浮き足立った連合兵を、復讐心に満ちた住民が見逃すはずがない。
「私刑が始まってしまえば、俺たちはここの人たちを、彼女を、
国際法違反で逮捕しなきゃならなくなる。……お前らもイヤだろ?」
アスランは、遠くで父親に担がれ、街の人たちからたたえられる少女の姿だった。
「ええ」
「嫌ですね、そんなの」
コニールは、彼らの姿を捉えると、父親に催促して下ろしてもらい、
察した住人達が彼らとの間を、モーゼのように開けていく。
少女が近づいてくるのが見えて、
「コニール!」
シンはてっきり、砲台を破壊した自分の所に着たのだと思っていたが、
彼女がとびついたのは、沈んだ顔をしていたレイだった。
792787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/03(水) 02:05:51 ID:???
「ありがとう! ありがとう!」
コニールはそう何度も叫び、戸惑っているレイに顔を近づけて……キスをした。
「「ああっ!」」
「……あの……これは……」
「感謝の印。私にはコレしか貴方にあげられないけど」
幸せそうに頬を染めたコニールを横目に見ながら、シンは地べたにのの字を書き始めた。
「俺だって……俺だって頑張ったんだぞ……」
アスランは、苦笑しながらシンとレイ、二人を見やりながら、
かつて感じたことのない幸せを感じ取っていた。

一方、シャア本人からショーンの死を聞かされたノエミは、
シャアザクの傍らにかがませたカオスの傍らで、そっと涙を流していた。
「すまない、私がいながら……」
「いえ、いつかはこうなるかもって覚悟はしてました。でも……」
ノエミの肩を叩きながら、シャアは門の向こうから自分たちに抗議する数十名の民衆と、
今ミネルバに戻っていった少女の事を考えていた。
ルナマリアの急変ぶりには、何か裏がある。
「デュランダル議長……貴方は一体何を隠しているのだ……」

「やだ……やだ……何、何なの…何なのよぉ」
ルナマリア・ホークは、ノーマルスーツのまま部屋に駆け込み、スーツを脱ぎ捨て、
布団を頭から被って、恐怖のあまりに震えていた。
「あれ…あたし? ……ううん、そんなはず無い……」
信じられなかった。
あんな、無惨で残虐なやり方を、自分がしていたのか?
あんな、汚い言葉を、自分の口から出していたのか?
「そんな、違う! 違う! 違う!」
毛布の中で頭を震わせるルナマリアの部屋に、一人、入ってきた。
「お姉ちゃん……?」
「メ、メイリン……!」
メイリン・ホークだった。彼女は、布団を被ったままのルナマリアのそばに寄っていって、
「お姉ちゃん、大丈夫?」
「ダメ! 来ちゃダメぇ!」
「お、お姉ちゃん!?」
ルナマリアはメイリンのさしのべられた手をはねのけ、彼女を突き飛ばした。
倒れはしなかったが、姉の様子のおかしさに戸惑いながら、
「どうしちゃったの、お姉ちゃん。私は……」
「出てって! 今私に構わないでぇ!」
今度は、近くにあったものを投げはじめ、メイリンは追い出されるように部屋を後にしていった。
メイリンは、部屋から少し離れた廊下まで走っていくと、姉の様子の変化に一つの予感を見だした。

「ハァ…ハァ…、『お姉ちゃん』だ。……『お姉ちゃん』…帰って…来たんだ」

その顔には、絶望の色があった。


第13話〜完〜
793787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/03(水) 02:09:02 ID:???

コレで終了です。
色々と変えすぎていて何も言い訳できねぇ……
それに、書いていて投下して確認して、痛感しました。俺にはギャグ書く才能かけらもないorz
次からは自重します。次回はもっと上手に書けるよう頑張りたいと思います。(・ω・)ノシ それでは
794通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 02:20:21 ID:???
GJ…なれどこれは一体?
いやア・バオア・クーを持ち出すとか以前に、ラクスが真っ黒かつ
裏でジブ公とつるみくさってやがったなんてのは実はTVの時点からそうだったと
言われても驚かずむしろさもありなんと思ってしまうが
ルナの豹変は想定外だった…しかもこっちが本性らしいと?
色々一段と目が離せなくなってきたな、次回も楽しみにしてます。
795通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 02:23:01 ID:???
GJでした

ま、慣れねぇとちと扱いづらいが、体が動きゃ後は何とかなるってなぁ!

↑どっかで見たwww
796通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 02:23:14 ID:???
投下 乙です
797通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 09:42:33 ID:???
787氏への抗議文を受信

「オレの作品を、レーザーに改変しやがって、許さんぞぉ〜!」

送信者:陽電子(よう・でんし)氏。中国系のルーツを持つナチュラル。エネルギー武装に関しては世界的な権威であり、謎の高出力ビーム兵器陽電子砲の開発者。G兵器のビーム兵器にも貢献。
ちなみに種49話で盟主王よりローエングリーン準備を命じられたクルーの端末に「ポジトロン(実際はアルファベット)」と表示されていたが、これは陽の洗礼名であり、仕事に関してはもっぱら
こちらの名前を用いていたという。これは、陽が敬虔なマルキオ導師が普及している宗教の信徒であった事や、大西洋連邦を活動の拠点としていた事が背景としてあるのである。
ちなみにポジトロンというのはマルキオ導師が布教している宗教の聖典に登場する陽気な聖人から来ているらしい。
798787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/03(水) 09:53:53 ID:???
>>797 陽電子博士へ……
博士の御怒りは尤もなことでございます。
しかし、これに関しましては、博士の早合点というものでございます。
わたくしの作品中では「レーザー兵器」と呼称してありますが、
陽電子博士の開発したレーザー、「陽電子式レーザー」を使用した兵器、
というニュアンスを込めた次第であります。

博士に誤解を抱かせる表現を致しましたことを深くお詫びいたしますが、
次回からは「レーザー兵器」の頭に『陽電子式』と入っているものとしてお読み頂きますようお願い申し上げます。
799通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 10:04:26 ID:???
>>798
悪ノリするなwww
遅ればせながらGJです。ルナに何が・・
次回も楽しみにしてます。
800通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 11:30:23 ID:???
別にアンチじゃないけど、もうこれクロスですらないよなぁ・・・

他でやったほうがいいんじゃないか?
801通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 11:42:50 ID:???
クロスってのは、異なる素材を組み合わせて「独自」の世界を作るもんだと思うから、別に限度があるもんじゃないと思うぞ。
確かにクロスする以上はクロス元の持ち味をいかに壊さないのかが書く上で重要かもしれんが、そもそも素材となる種死の持ち味は
いわゆるその…なわけであるし、問題ないんじゃないか。あと種死は描写不足だったし、こう作者の個性を入れやすい。と思う。
802通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 12:01:50 ID:???
>>800
クロスですら無いと言うが
他のクロスもので原作が全く改変されて無い良作ってあるのか?
少なくとも原作通りシンがガキっぽいままでレイが議長に心酔してシンを道具に利用して
アスランがヘタレのまま裏切ってユウナも原作通りへたれのままで
カガリがアホの子のままの状態で面白い作品があったら教えてくれ
803通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 12:34:52 ID:???
>>800
つスレタイ
804通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 12:43:07 ID:???
そもそも陽電子って跳ね返せるんだっけ?
バカツキのアレは冗談としても、素の陽電子って絶対防御出来ないんじゃ。
805通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 13:18:40 ID:???
>>804そうらしい。だから足つきの特装砲は、陽電子さんの作ったビーム砲という設定(?)が誕生した。
806通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 13:19:00 ID:???
陽電子は電子の「反粒子」
反粒子は粒子と同等の質量とスピンを持っているが確か電荷の正負が逆だったはず
ローエングリンやタンホイザーなどの陽電子砲は陽電子を発射するのなら対消滅を起こさせる兵器と言うことになる
あとはWikiからのコピペも入れて書く

対消滅は、粒子と反粒子が衝突し、
エネルギーないし他の粒子に変換される現象である。対生成の逆。
電子の場合を例に取れば、電子と陽電子が衝突すると、
電子、陽電子それぞれの
「静止エネルギーとそれらのもつ運動エネルギーの和」
に等しいだけのエネルギーをもつ光子が放出され、γ線として観測される

とあった。γ線って、確か核爆発とかで放出される放射線のこと
それに、対消滅させるって事は、そこにある電子を含む物体を全て消滅させるって事
防御しようにも、理論上不可能のはずなんだ。アカツキだろうとね。
氏はたぶんそこが気に入らなかったんだろう
807通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 13:32:22 ID:???
>>806
話したいのはわかるがWikiだけはやめろ
808通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 13:42:01 ID:???
何だか陽電子について過大評価が拡がっているような……

・電荷が正の電子ですので、電磁場で簡単に曲がります。フェライト磁石でも無問題
・電子と対消滅して光子になります。が、質量が極めて軽いので、エネルギー総量は必然的に小さくなります
・恐らく最大の効果は高いイオン化性向。進路上の大気とも反応して、真っ直ぐな落雷と呼べるような現象が見られる事でしょう
809通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 14:24:19 ID:???
細けぇこたぁいいんだよ
世の中には反物質身に纏って体当たりするロボ寄りアニメだってあんだぞ
810通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 14:28:34 ID:???
>>800
はいはいw
ラクスの悪役ぶりが完全に揺るがなくなったところで
>別にアンチじゃないですけど(キリッ
とかわかりやす過ぎ><

しかし…ここのキラはむしろ気の毒がられ逃げるよう勧められてたはずだが、
いつの間にかあっさり洗脳済み?それともクローンかな?
811通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 14:33:03 ID:???
>>810
何話か前に「キラツー」が出てきてたよ
サトーの事件の後、クイン・マンサで核攻撃隊を壊滅させてた
812通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 15:47:52 ID:???
キラスリーかも。

何人作ってるんだ、ラクス。
813通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 15:55:53 ID:???
トゥエルブまでだろうな。
814通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 17:07:10 ID:???
するってぇと、何か?
腐女子が大好きな、キラきゅん犯されまくり(ハァト
な過去があり、ラクスの事をマスターとか言うのかい?
815通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 17:08:58 ID:???
>>814
羨ましい展開ではあるな。あれだろ? 女共にだろ?
・・・男に掘られる? ははは、そんなまさか・・・
816通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 17:41:34 ID:???
>>815
キラブリッジ大佐も量産しよう
817通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 19:17:49 ID:???
>>809
テッカマン・ブレードの事?
818通常の名無しさんの3倍:2010/11/03(水) 21:24:59 ID:???
反物質の剣だってあるぜ!
819通常の名無しさんの3倍:2010/11/04(木) 00:42:59 ID:???
AAに大気圏用エンジン設定
NJCは無しでドレッドノートで核融合炉の小型化成功
オーブ脱出は打ち上げ用のブースター増設
そして、変態仮面からアズにゃんに渡る反物質ミサイルの製法
ここぐらいの改変ならOKか?
820通常の名無しさんの3倍:2010/11/04(木) 04:15:30 ID:???
GJでした
それでは毎度の誤字確認を
783発炎筒 発煙筒
下りる 降りる
787 肩を振るわせ 震わせ
788 殺気の攻撃 先刻の攻撃
790 下地 下知
確認お願いします
821787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/04(木) 07:54:49 ID:???
>>820
ありがとうございます、787です。確認しました。
>>787振るわせ→震わせ
>>788殺気の→さっき
>>790下地→下知
ですね。管理人さん、復帰の後大変ですがお願いします。
>>783は、17行目の
「ゲタから下りる」→「降りる」
「パイロットが下りて」→「降りて」です。

発炎筒についてなんですが、
恐らく820氏はスモークグレネードと勘違いなさっていると思います。
私の書いた発炎筒は、「ジュラシックパーク(映画)」にて、
サム・ニールやジェフ・ゴールドブラムが劇中で使っているものと同じ、
自動車に標準搭載されている、赤い炎をシューッと噴きだすアレです。
自動車用緊急保安炎筒というのが正式名称で、発炎筒というのは通称でした。
820氏、紛らわしい書き方で申し訳ない。
822通常の名無しさんの3倍:2010/11/04(木) 08:00:00 ID:???
>>819
一行目と三行目はわかるが二行目と四行目のはっちゃけぶりは何ぞや
大型でも核融合炉が有ればガンダムSEEDがなりたたんわ!
……世界観として「核融合炉は失敗してる世界観」ですからね
(アークエンジェルはレーザー核融合パルス推進、ぶっちゃけレーザー水爆反動推進で炉ではないので電力は取り出せません)
823787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/04(木) 09:19:37 ID:???
すいません、自分で見つけました。
>>787の12行目あたり
「MAんお」→「MAの」です
824通常の名無しさんの3倍:2010/11/04(木) 09:30:05 ID:???
あと、基地の名前んとこもおかしい
825通常の名無しさんの3倍:2010/11/04(木) 09:58:23 ID:???
マハムールとガルナハンか?
どっかに文字違いあったのか、俺の目が節穴だから見つからんorz
826787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/04(木) 12:29:51 ID:???
>>824
すいません、私も見つけられませんでした。
書いた本人が忘れてどうするよって気がしますが、
もしかして「ガルナハンの街」と「ガルナハン基地」とでかき分けてないという事でしょうか?
ご返事お願いします。

また、>>791の後半の、
アスランは、遠くで父親に担がれ、街の人たちからたたえられる少女の姿だった。
ですが、
アスランは、遠くで父親に担がれ、街の人たちからたたえられる少女を指さして言う。
です。毎度毎度申し訳ない
827通常の名無しさんの3倍:2010/11/04(木) 14:30:04 ID:???
>>787
×未完全>○不完全
ではないかと。
828787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/04(木) 15:14:29 ID:???
>>827
未完全→不完全
y=-( ゚д゚)・∵ モウダメダ
829通常の名無しさんの3倍:2010/11/04(木) 15:22:56 ID:???
今度から投稿前に落ち着いて見直せよwww
830通常の名無しさんの3倍:2010/11/04(木) 15:35:40 ID:???
↑草はやしてまで言うことか?
まあもっと推敲してから投下して欲しいのは同感だが
831829:2010/11/04(木) 17:03:32 ID:???
煽りで書いたわけでもないんだがね
中々ムツカシイネ
832830:2010/11/04(木) 17:20:22 ID:???
>>829
こっちこそ責めるつもりは無かったんだ
語調が強くてすまない
833通常の名無しさんの3倍:2010/11/04(木) 19:46:44 ID:???
>>831-832
お前等…そういうの、嫌いじゃないぜ。

>>787
そんな訳で、投稿前に落ち着いてゆっくり推敲には同意。
機械より最後に頼れるのは自分の目ですから。
834通常の名無しさんの3倍:2010/11/04(木) 21:05:50 ID:???
とりあえず787氏は一太郎を使うことをやめてもら(ry
うわなにをするやめqあwせdrftgyふじこ
835通常の名無しさんの3倍:2010/11/04(木) 21:32:26 ID:???
ていうか一太郎ってそんなにダメダメソhうわなにするやm
836通常の名無しさんの3倍:2010/11/04(木) 21:35:46 ID:???
くそっ!ジャストシステムめ!どれだけ人を犠牲にうわなにをするやmqあwせdrftgyh
837通常の名無しさんの3倍:2010/11/05(金) 03:13:31 ID:???
俺たちが一太郎だ
838ジ○ストシス○ム:2010/11/05(金) 09:05:31 ID:???
                   _,... ------- 、__
               _, イ//r‐‐<テ三三三`ヽ、
              ,∠,rこ二二二、 ̄\:ヽ二二:.:.:ミト、            ニ_|_
             /://(Tト、:.:.:.:.:. ̄≧、ヽヽ \ミト、ミト、           ニ   !
           /://:.:./ハヘ:.ヽTト、:.:.:..:ヽ¬Eヘこヘ:.ヽ:ミト、         □  |
           _////:.:.:.:l:.!:.:.ヾ:.:..:.:ヽ:.「:.ヽ:.:.ヽ:.ヽ:.:.「カレヘ、:.:.:.ト、          ―┬―
     ,....''´::::://,イ7!:.:.:.:.:!:l:.:.!:.:ト、:.:.:.:l:ト、:.:.ヽ:.:ヽ:.ヽヽ:.⌒!ヽ、:!厂!      | |二|二| |
      l:::::::::::::l l:':.:ハi:.:.:.:.:.N:.:.!:.:.い:.:.:.:!ト、:.、:.:.\:ヽ:.:',:',:.:.:.ト、 V /´\    | |_|_| |
      l:::::::::::::l l:.:.l:.:/!:.:.:.:.:.!:!:.:l:.:.:.:い:.:.l:!:.:.ヽヽ:.:.:.ヽヽ:V!:.:.:.!:.:ト{ l:::::::::::ヽ     ̄ ̄ ̄
      l:::::::::::::l |:.:.!:ハ!:i:.:.:.:!:ヽ:!:.:.:.:ヽヽ!ト、:.:.ヽヽ:.:.:.:',:!:い:.:.:!:.:!リ !:::::::::::::::! ヽ   マ
      l:::::::::::::l |:.:.!个ハト、:.:.!:.:.:ヽ:.:.:.:.:ヽリ:.:.ヽ:.:.ヽヽ:.:.l:!:!:.:l:.:.:!:.|:! l::::::::::::::::|  フ |二|二|
      l:::::::::::::l |:.:.!:.l:.!:.:い:.:l:ト、:.:ヽ:.:.:.:.:\:.:.:ヽ:.:.',:.',:.:九:.:!:.:.l:.:!:! !::::::::::::::::!  ) !‐‐!‐┤
      l:::::::::::::!ハ:ヽト!:.:.ト、:ヽ:.:.ト、::三ト、:.\:.:.ヽ:.!:.!:l:.ハ:!:.:.l:.:!:! !:::::::::::::::'  '^ー―――
     l:::::::::::::l:.:.:ヽ:.!:.!:.:.!ハト、:.ヽ:.tト、三__:.:.:>、:l!:.V:.:.:l:!:.:ハ:/l {:::::::::::::;'   | / ̄ヽ
       \::::::::ヽ:.:.:い:l:.:.「`tふト、:ヽヽ「ヽ,ィ,さ:ァー示::!:.:.:l:レ':.:l:.ノ ト、::::::/r、   レ'   |
        \:::::::ヽ:.:い:.:.ト--- '`~ヽヽ`く `ー '´ l |:l:.!:.l:!/:/!「こ_ノ::,ノ;;;.く       ノ
         ヽ:::::::ヽヽト{ト、     `ーヘ       l:lノ!:./:/:./_____/;;;;;;/     ̄
         / ̄`トい `               リ l//!レ'ヽ /;;;;;;;/
          /:::::::::::l:.トい                    /イ!:::::::ヽン;..<_
            !:::::::::::::ヽ:::::ヾ.  (_ ヽ ノ´      ,イ!T!:::::::/,イ  `ー‐‐、_____
    ,、__,ノ⌒l::::::::::::::::::::::::::::ト、  Tニー‐‐‐,‐''   //l|:://::::「 ̄`ー〜ーr‐‐ 、こヽ、
        l:::::::::::::::::::::::::::::l ヽ、 `二二´   /  !」」イ//:::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y ヽ
    r-‐‐‐‐┤:::::::::::::::::::::::::::' ,   ヽ __    ,∠ィオエ「二ソ´::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::{  ヽ
   :ヽ::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::',  /::::ヽイ_,==ン7T7::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::ヽ:::::::::::::L |
   ::::::ヽ:::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ !::::: ル '´  ,' / !:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::!:::::::::::::::!  !
   ::::::::::ヽ::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽー‐<    ノ⊥ノ:, ---、:::::::::::::::::::r:ゝ::::::::::::::::::::::::::::}  |
839通常の名無しさんの3倍:2010/11/05(金) 09:41:53 ID:???
一太郎、イオン砲発射じゃ!!
840通常の名無しさんの3倍:2010/11/05(金) 10:26:40 ID:???
電影クロスゲージ明度20!
841通常の名無しさんの3倍:2010/11/05(金) 13:13:27 ID:???
一○郎と言うかAT○Kが糞・・・
842通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 09:31:03 ID:???
むかし、ブログに挿し絵差分付きのSSをメールで送ったらアドレスを間違え会社の上司に送る不始末をして大惨事になってから書きためず2chではさ行が鬼門な俺が通ります
843787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/06(土) 14:52:21 ID:???
みなさんこんにちは、787です。
第14話が出来たので、これから投下したいと思います。

今度こそ、見直してみて誤字が無いと思っておりますが、あったら容赦なくつっこんで下さい。
そして、またオリ設定出しますので、気にくわない方はスループリーズ。

ではいきます
844787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/06(土) 14:53:24 ID:???
〜大西洋(たいせいよう)連邦、旧カナダ行政区、エルズミーア島北部

フィヨルドがいくつも点在するこの島のとある入江に、アークエンジェルが隠れていた。
ブリッジには、キラ、マリューらが集まり、皆沈んだ表情を見せていた。
〈先月、オーブ首長国連邦と大西洋連邦との間に結ばれた条約について、
国内、そして各国在住のオーブ国民等による抗議がオーブ政府に寄せられており……〉
「軍事同盟は避けられるはずじゃなかったの!?」
マリューは艦長席の肘掛けを叩き、呻いた。
ブリッジのマルチモニターには、各国で放送されているニュース映像が流されている。
〜オーブが、連合と手を組むこととなった。
そのニュースは、マリュー達の度肝を抜くには十分だった。
ノイマンやチャンドラも自分の席からモニターを見て眉をひそめている。
「カガリさんだって言ってたじゃない、条約の条項をいくつか変えられそうだって」
信じられることでは無かった。襲撃のあった日、カガリが嬉しそうに、
ユウナの尽力で条約締結に待ったをかけられると語ったのを聞いたのだ。それなのに。
こんな空気の中でも明るく振る舞っていたバルトフェルドがいないことは、
彼らの気を重くするのに拍車をかけていた。
しかし、このブリッジにいる人間達の中で唯一、顔色一つ変えない人間がいた。

キラ・ヤマトである。

「キラ君、貴方は…?」
キラは、マルチモニターの数多くのモニターの中で、ひときわ派手に光を放っている部分を見つめていた。
『勇敢なるZAFT軍兵士のみなさ〜ん!』
露出が多く、ピッチリと体に密着して体のラインを強調する衣装を纏った、ピンク髪の少女。
ラクスそっくりの少女が、コンサートを行っている最中だった。場所は、ディオキア。
地中海方面のZAFT兵の慰問コンサートのライブ映像である。
「マリューさん、かわいいと思いませんか? この子」
「……!? そんなこと言ってる場合じゃないでしょう!」
マリューは声を荒げた。
ラクスとバルトフェルドは一週間以上経った今も帰って来る気配が無く、
ただ、ラクスが合流地点だと言った、大西洋連邦の片隅で、ひっそりと隠れているしかない。
その現状に、彼女はイライラしていたのだ。
「それに、‘そのラクスさん’はニセモノでしょう!
私たちは、ホンモノの彼女を待ってなきゃいけないの!」
「…………」
キラは、無言で彼女をにらみ返し、
彼女はキラの様子がおかしいことに逆に戸惑って、
「キ、キラ君?」
「……戻ってきませんよ、彼女は」
キラは吐き捨てるように言った。
「……! 何を言ってるのよ!」
「仮に、ラクスが戻ってくるとして、もう十日ですよ!? いくら何でも遅すぎだ!」
「きっとすぐいつものように帰ってくるわ」
「嘘だ! だって、バルトフェルドさんからも何も連絡がないじゃないか!」
確かに、おかしかった。
二人が発った後、バルトフェルドは定期的にアークエンジェルにメールを送ってきて、
ラクスの安否について報告してきていたのだが、ある時点からプッツリととぎれていた。
845787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/06(土) 14:54:06 ID:???
それに、
「第一、都合がよすぎだよ。
僕らが出港してからなんですよ、オーブの立場が急転していったのは」
「いや、さすがにそれは偶然じゃぁ……」
「偶然じゃないんです!」
キラはブリッジのコンピュータから自室の端末に接続し、
端末でクラッキングして手に入れた画像を映し出す。
「これは……!」
「どうみても僕らでしょ?」
アークエンジェル、それも、上空から海中をすすむ姿を映したものだった。
「場所からみて、僕らが出港する時間ちょうどに、ハンガー入り口の真上から撮っています。
と言うことは、アークエンジェルがこの時出港するって知っていた人間しか、この写真は撮れないんですよ」
「それはさすがに言いすぎよ、キラ君」

「……何処の誰が、好きこのんでMSが攻めてきた所で写真を撮るんですか!」

「そ、それは」
「よく考えてみてください。あの戦争が終わって、ここに住んだとき、
まだあの別荘の周りには殆ど人なんて住んでいなかった。
でも、僕らが来た直後に、どんどん人が増えていきましたよね?」
近所に人が増えて、寂しいと思わなくなったのも、一年半前。
近所と言っても、別荘近くの丘の上であるが。
「あそこの人たちからすれば、足下の大きな家が襲撃されたんですよ。
それだというのに、誰一人見に来ることもなかった。
普通なら、野次馬みたく遠巻きに壊れた家を見たりするもんでしょ!?」
不気味だと思った。
まるで、破壊されることも、出立することも全部知っていたみたいに。
誰一人、キラに反論できなかった、いや、反論する術も無く、ただ聞くしかなかった。
「今回だって、ラクスは出かけると言ってここを待ち合わせにした。
変だと思わない? ここは、大西洋連邦なんだよ?
もしも、……もしもだよ。ラクスが大西洋連邦と繋がってるとすれば」
「バカな事言わないで!」
マリューは思わずキラの上腕を掴んでいた。
ブリッジの皆は、言葉を失い、二人を見つめている。
「ラクスさんが……私たちを嵌めて、戦争に巻き込むつもりだって言いたいの?」
「ええ、そうです」
「だって、ラクスさんは…キラ君の…」
「僕だってこんな話信じたくありませんよ!
でも、そう考えるしか無いじゃないか!」
キラの頬を、涙が伝っていた。マリューははっとなって彼の手を離し、
「マリューさん、ここはもう離れた方が良いと思います。
彼女が戻ってくるとしても、もう危険だと思いますよ」
キラは、フラフラとブリッジを出て行き、後に残ったのは沈黙だけだった。

数時間後、もぬけのからとなった入江にMS部隊が攻め込んでいた。
MSのパイロットの中には、キラ・ヤマトうり二つの少年がいたというが、定かではない。

846787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/06(土) 14:55:07 ID:???


機動戦士ガンダムSEED DESTINY IF
〜Revival of Red Comet〜
第14話


〜旧グルジア行政区、ディオキア

青く澄んだ空、銀色に光る海、真っ白な雲と砂浜、そしてグレーの鋼鉄の床。
ミネルバは、ガルナハンを歓声に送られながら出立すると、
ディオキアに構えたZAFT軍基地に入港した。
「綺麗なところですね…」
アスランはタラップを降りて基地の高台から、
ディオキアの街を見下ろし、隣に立っていたシャアに言う。
「そうだな」
シャアは素直にそう思った。
自然もそうだが、旧世紀の人間が作り出したこの風景の美しさは素晴らしいものがある。
プラント育ちのレイとノエミは、地球でここまで綺麗な風景を見たことがなかったのか、
言葉を失って広々と広がる黒海とディオキアの街をながめている。
「……ルナマリアはどうしている?」
シャアは、基地に着くまでずっと引っかかっていた事を口にする。
尋常じゃない凶暴性を見せたルナマリアは、ミネルバに帰還するや、
恐怖に顔を引きつらせて部屋に走っていったという。
シャア達は、ガルナハンの街からミネルバに戻った後、彼女の部屋を訪ねたのだが、
彼女は入ってこないでの一点張りで、なかなか部屋から出てこようとはしなかった。
「シンが付いてやっています。…ほら」
アスランはミネルバのタラップを指さし、シャアは視線の先で、
シンがルナマリアの手を引いて来るのが見えた。
彼女はシンの腕に体を密着させるようにして、俯いたままだった。
端から見れば恥ずかしがっている女の子に見えなくもないが、
恐怖をひたすら押さえ込んでいるのがわかる。
「元気になってくれれば良いんですが」
仲間が死んで悲しくない人間などいない。

「生きている間に生きている人間がしなければならないことがある。
それを行う事が……死んだ者への手向けだ」

ショーンの死で落ち込むシン達に、ミネルバでシャアはそう言った。
自分は、死者を結局振り切れぬまま失敗したが、彼らならきっと出来る。
シャアは、不思議とそう思えていた。
「シンならやれるさ………ん? あれは……?」
ふと振り返った先、基地の最も広い区画と、基地を囲むフェンスにも人が押し寄せている。

シャアは首をかしげた。
847787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/06(土) 14:56:04 ID:???

そしてアスランは、どんどん青ざめていった。
アーサーが、タリアと共に基地側との寄港の手続きを済ませて戻って来るや、
「ラッキーですよ! いま慰問コンサートが始まるんだそうです」
「コンサート? 誰のだ?」
「ラクスですよ! ラクス・クライン!」
アーモリーワンで聞いたことがある。
シャアは今の今まで忘れていた、プラントのアイドルの事を思い出す。
そして、歓声と音楽が莫大な音量で沸き上がりシャアは驚きのあまり飛び跳ねた。
広場に作られた特設ステージの上に、ZAFTの空戦用MSディンと、
シャアには懐かしいとも言えるMSが、
ザクを両脇から支えてゆっくりと下りてくる。
ザクも、ピンク色に染められ、
至る所にハートやラメといった女の子っぽい装飾が加えられている。
そして、ザクの掌の上で、少女が手を振っているのが見えた。
また、アスランが青ざめている原因があの子だと言うことにも気が付く。
彼の額には冷や汗が浮かび、関わりたくないと全身でアピールしていた。
「アスラン、どうかしたんですか?」
「へ? ああ、いや、な、何でもない」
レイがアスランに近づき聞いたが、
いかにも『何でもあります』としか聞こえない返答が帰ってくる。

『こんにちわ〜! ラクス・クラインで〜す!』
「「「「「「 うおぉぉぉおおおおおっ! 」」」」」」

ビリビリと地面が揺れ、ノリの良いイントロがスピーカーから流れ始め、
少女が歌い始めようとしたときだった。
少女は此方に目をやって、シャアの隣にいたアスランを見つけてしまったのだ。
『あ! アスランだ! お〜い!』
「知り合いなのか!?」
「あ、その、これはですね……」
様子は尋常じゃない。明らかに、ラクスという少女はアスランに『好意』を持っている。
シャアは驚いて彼に振り向き、周囲の目線が悉く自分に集中しているこの状況に、
アスランはしどろもどろとなりながら後ずさるが、すでに遅かった。
「隊長、婚約者なんです」
「婚約者?」
「だから……アスランとラクスさん」
「……ほぅ、婚約者……! 何!?」
シャアは、アスランとラクスの顔を、交互に見やりながら、
なるほどと納得したように頷いて見せた。
「そうか、連絡する余裕などなかったからな……」
そして、ラクスが手を振りながら跳ねている姿のかわいらしさと、
跳ねるたびに上下に弾む、たわわに実る熟れた果実に視線をやって……
「……いいな」
「何がいいんですか! 何が!」
848787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/06(土) 14:57:17 ID:???
「こんなところにおいでとは、お仕事に暇でも出来たので?」
「ははは、君はいつも変わらないな、タリア」
タリアの嫌みを込めた台詞に笑って返したのは、ギルバート・デュランダルだった。
ディオキアのZAFT軍基地が保有する、ZAFT兵の宿泊施設。
そのテラスに呼ばれた彼女を、彼が出迎えたのだ。
「で、あなたがわざわざここにおいでになったとなれば、何かあったんでしょう?」
「やはりそう思うか?」
タリアは意地悪そうに彼の顔をのぞき込みながら、彼の足下に近づいていく。
デュランダルが彼女の背に手を回そうとしたとき、
「失礼します、議長」
その言葉を聞くと共に、二人はサッと距離を置き、声のした方を向くと、
金髪の青年が、テラス入り口に立っていた。襟元には特務隊の紋章が付いている。
「お呼びになった、ミネルバのパイロット達です」
彼の後ろに、シャア、シン、レイ、ルナマリア、アスラン、ノエミらが屹立し敬礼していた。
シャアと彼らが並んでいると、まるで修学旅行中の高校生と教師のようで、タリアは吹き出すのを我慢した。
「やぁ、久しぶりだね、シャア」
「議長もご息災のようで…」
デュランダルは彼らの下へ向かうと、シャアに手を差し出し握手した。
タリアの思った通り、パイロット達はみな目を丸くしている。

彼らはどうやら、自分たちの声が似通っていて、
一人が二役で喋っているように聞こえるのがわからないようだ。
突っ込む気は起こらなかった。

「アスランも、元気そうでよかった」
「え、あ、ありがとうございます」
デュランダルはアスランとも握手すると、今度はシン達の方向を向いた。
「それから…」
「シ、シン・アスカです!」
「ノエミ・ジュベールであります」
「ルナマリア・ホークです」
最後、ルナマリアの名前を聞いたとき、デュランダルは表情を変えた。
昔を思い出し、懐かしさを感じている、そんな顔である。
「そうか君が……ルナマリア君か」
「あの……何か?」
「いや、君の父、ローランドとは古い馴染みだったからね。
ちょっと昔を思い出していたんだよ。君たちもご苦労だったね、さぁ、食事の用意はもうできているよ」
用意されている大テーブルを、議長を上座に皆で囲むように座る。
デュランダルは、真っ先にシンに対し口を開いて、
「君の活躍は評議会でも評判になっているよ、シン・アスカ君。
オーブ沖で艦隊を追い払い、ガルナハン基地を陥落させたこととかね」
シンは、顔を紅潮させた。表情を隠すのがヘタなのだ。すぐはっとなって、
「いえ、あれはシャア隊長や、アスラン、みんながいたからできたんです」
シンは周りを見渡して、アスランやレイ達に目をやる。
彼らも、微笑んでいた。シンがほめられたことが、自分のことであるかのように。
「ああ、わかっているよ」
デュランダルも嬉しそうに言うと、グラスを傾けて、乾杯の音頭をとった。
849787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/06(土) 14:58:18 ID:???

楽しい食事の時間であったが、少し時間が進んだとき、デュランダルは少し物憂げな表所を見せていた。
「議長?」
レイが心配そうに聞くと、彼は、
「ああ、すまない。ちょっと複雑な事情があってね」
「……宇宙の方で何か進展があったのですか?」
アスランの問いに、デュランダルはため息で答えた。
進展どころかその逆なのだろうか……
「進展…と言える状態にはなっていない。
膠着状態のまま、時折小競り合いがあるが、今はそれだけだね」
デュランダルの言葉に、本国に家族が住んでいるタリア、ルナ、ノエミはほっと息をつく。
「しかし、地上もハッキリとは言えない状況だよ。
連合がだんだんバラバラになり、こうして我々に協力を申し出てくる都市もあるくらいだ」
「でも、おかしくありませんか?
そもそも、宇宙のコーディネイターを許せないって叫んだ人がいて、
だからこの戦争が始まったんですよね?」
ノエミが不思議そうに言った。
「停戦に向けた動きなどは聞こえてないんですか?」
「残念ながら今は何も、連合が譲歩する様子はない。
……これ以上戦闘が続くのは厳しいが、そればかりはどうしようもないよ」
戦争とは政治だ。彼はそう言った。
それぞれの国の権益と利害の一致、
ぴったりとかみ合わなければ停戦を持ちかけようにもしづらい現状があった。
「戦わないことを選ぶ。それは、戦おうと決めるより遙かに難しいのだよ」
そこまでにいたり、シンが抑えきれないという顔で、思わず口を開いていた。
「あの……! あ、すみません」
慌てて頭を下げたシンに、デュランダルは微笑んだまま、
「かまわん、続けてくれ。実際、全戦で戦っている者の声は貴重なものなんだ。
私もそれが聞きたくて呼んだ、という所もあるからね」
「じゃあ……戦わない事を選ぶには、どうすれば良いんですか?
敵の脅威があるときは、戦わなければいけません。
でも私達は、近くの、手の届く所にいる人しか守れない」
「君は、どうすれば普通の人々を全て守れるのか、そう言いたいのかね?」
「軍人の領分を越えた考えだって、わかってます。
でも、そう考えないと、守れる人も守れませんから」
シンが自分の考えを言い終えたとき、今度はアスランが、思うところを口にしていた。
「しかし…、守るためとはいえ、
殺されたから殺して、殺したから殺されて、本当に最後に平和になるのか。
そう、言われたことがあります。私は、答えられませんでした。結局、そのまま今まで引きずっていますが…」
二人の意見を聞き終えて、
デュランダルは最後とばかりに、シャアにふってみる事にした。
「君らの言うことはよくわかったが、…君はどう思うね? シャア・アズナブル」
皆の視線が、シャアに集中する。
850787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/06(土) 14:59:19 ID:???

ゆっくりと熟考して、シャアは話し始めた。
「戦争…というより、全ての争いの根幹には、
お互いを理解できない、知ろうとしない、そういう感情があると言えるでしょう。
守るための力、それは、持つ分には何も問題はない。ただ人類は、地球というゆりかごの中で長く生きすぎた。
結果として、コーディネイターとナチュラルはお互いの悪いところばかりを攻撃し、
力の使い方を誤り……まったく理解し合おうとしていない。
コーディネイターは、最初は人類と宇宙を結びつける架け橋だった。
しかし、コーディネイターが先に宇宙に共同体を作り、繁栄し、そして増長した。
ナチュラルより進化した存在だと。そして、自ら橋を切り落とした。
ナチュラルは、それを見て宇宙はコーディネイターの住処と断定し、理解しようとしなくなった。
地球にしがみつき、重力から逃れられなくなって……。
争いを世の中から無くすには、世界の人間達が真の意味で『進化した人類』になる必要がある!」

シャアは天を見上げて叫んだ。シン、アスラン、そしてデュランダル。
ここにいる全ての人間が、シャア・アズナブルという男の心底を垣間見たような気がした。
「私は、肉体・精神共に、相手を誤解無く理解することが出来る。
そして、その力を生かして大切な者のために使う事が出来る人間、それを進化した人類だと思う。
『ニュータイプ』
……わたしはそう呼んでいるがね」

「ニュー…」
「…タイプ」
みなが、初めて聞くその単語を、小さく反芻して、
「コーディネイターも、ナチュラルも、自らの汚点と美点を理解し、
双方がお互いの美醜を受け入れられるようになれば、
必然的にコーディネイターとナチュラルの対立は消えていく。私はそう信じているよ」
シャアが話し終わったとき、全員が考え込むような、そう言う表情を見せていた。
シャアはそれを見て、かつてアースノイドを理解せず、
自らが抱えている負の面も受け入れられなかった自分を思い出す。
彼らのような世代の子供達には、そうなって欲しくはなかった。
デュランダルが、真っ先に思考の海から脱し、
「コーディネイター、ナチュラル問わず、一個上のステージへ進む可能性、か。
かつてその思想を唱えた人がいたな」
C.E.に入って数十年、今から二十年以上前、地球・プラントで流通する学会誌に、
『Superior Evolutionary Element Destined-factor』
つまり、『優れた種への進化の要素であることを運命付けられた因子』が人間の中には存在し、
それを発現できる人間がいるという理論が掲載された。
荒唐無稽だとして散々周囲から酷評を受けたとされているその『SEED』と、
シャアがいま唱えた、新たな人類『ニュータイプ』。

それは、今の時代では希望の光と言うには、まだ淡いものであった。

851787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/06(土) 15:00:14 ID:???

「哲学的になりすぎたね、少し話を戻そう。
確かに、コーディネイターとナチュラルの確執が無くなるのは大いなる理想だ。
だが、大問題なのはそのナチュラル……いや、旧世紀の時代から人類が抱えてきた『負の面』にある」
デュランダルは立ち上がり、テラスの手すりに歩いていって、
自分たちを守るように佇むオレンジの機体を見つめた。
「あの機体は、『ZGMF-X2000 グフイグナイテッド』
最近になって、プラント本国の軍需工廠でロールアウトされた新型機だ。
戦争という一つの区切りの中で、技術の革新があり、
こうして次々と新しい機体が作られ、そして壊れていく」
いきなり、新型の名前と技術革新の方向へ話が飛んだことに、
シンやアスラン達は戸惑いを覚え、シャアは屹立するグフを、デュランダル同様見つめている。
「戦場では当たり前のように、銃弾を使い、ミサイルを撃ち、
爆雷を投下し、MSやMAは破壊され、人が死ぬ。
司令部はそれを補充・補填するために、新しい機体を作り、新しいミサイルを作り、弾薬を作り、
新たなパイロットを養成し、戦場へ送る。人間はそう簡単にはいかんがね。
生産ラインがスムーズに回転すれば、次々とものは生産され、そこには『利潤』が生まれる」
デュランダルは振り返り、ノエミに向かって、
「ジュベール君。あのグフは、一機に一体いくら掛かると思う?」
「いくらって……言われても把握できません」
「そう、把握できない。それほどの値段が機体一機にはかかっている。
考えてみてくれたまえ、これをただ冷静にビジネスとしてとらえれば、
これほど恐ろしく儲かるシステムは無い、と」
シン、アスラン、ルナマリア、ノエミは、全く違う戦争のものの見方に愕然とし、
シャア、レイは、ただ冷静に、彼の話に聞き入っている。
ただ、タリアは、彼らに聞かせたくない話だと思ったのだろう。
「議長、それは……」
止めようとしたが、彼の話は終わらなかった。
「タリア、君の言うこともわかるよ。
戦争である以上、それは仕方のないことだ。しかし…」
「その逆を考える人間がいる。そう言いたいのでしょう」
シャアがデュランダルの話を続けるように発現し、彼は顔を綻ばせた。
「その通り。もし、戦争が続いたならば、そのサイクルが生み出す利が計り知れぬ額となるだろう。
もし、それが目的で、適度に、そして頻繁に、戦争が起こったなら、その者は儲け続ける」
シン達が、ようやく話の内容が飲み込めたのか、悉くが立ち上がっていた。
顔はこわばり、受け入れられない現実を前にしているようだった。
「『彼らは神に仇為す者だ、これは聖戦(ジハード)だ』
『彼らは我らに何をした。それを忘れるな、立ち上がろう』
時代が変わるに連れて言い方は違うが、全ての戦争の裏にはいるんだよ。
よく本の中に『死の商人』という言葉で出てくる、そう言う連中がね」
シャアは、彼の話も理解できた。
(アナハイムがそうだったからな)
アナハイム・エレクトロニクス。
かつてU.C.の月面で、全世界に巨大な影響力を持っていた軍事企業。
連邦とネオ・ジオン。双方と太いパイプを持っていた彼らは、まさしく『死の商人』だった。
852787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/06(土) 15:01:07 ID:???

「その複合体の名前は、『ロゴス』。
ギリシアのストア哲学で、神の定めた倫理、神と同一視されたものだ。
彼らはおそらくそこからとってこう名乗っているのだろうが、神気取りの輩ほど厄介な者はいないな……」
シンやアスランが感じたのは、怒りではなく、
あまりに大規模な『人間の闇』の深さ、それへの恐怖だった。
「今回の戦争にも、彼らロゴスが一枚かんでいる可能性があるだろう。
何せ、『ブルーコスモス』の母体ともなった組織なのだから」
「ブルーコスモスですか!?」
アスランが叫んでいた。彼の脳裏に浮かんでいたのは、ムルタ・アズラエル。
前大戦を引き起こし混乱させた張本人、そして、故郷のプラントを核攻撃した団体の頭領。
彼はそう認識していた。
その男が率いていた組織を作ったのは、そのロゴスだというのだ。
「……彼らを何とかしない限り、この戦争に終わりが見えないだろうね」


「なぜ、あのような所で話を止めたのです」
シャアは、シン達が施設の部屋に戻った後も、
テラスに残ってデュランダルと話し込んでいた。
タリアは、何故かあの後のデュランダルの誘いを蹴り、
さっさと部屋へと戻ってしまっていた。
彼が解せなかったのは、デュランダルはロゴスが真の敵、
まるでラスボスであるかのように説明していたことにあった。
「軍事企業とて、人ありきで成り立っている。あなたはわかっているはずだ」
戦争特需で急成長、繁栄する。そういう軍事企業があるのは事実だ。
しかし、今の戦争は国の財政を疲弊させるため、長期的、大規模になればなるほど利益にはなりづらい。
戦争で人が少なくなれば買い物がいなくなり、企業が成り立たなくなる。
軍需産業にとって最も望ましい、あってほしいと思われるのは、
『軍拡競争』
つまり、前大戦からアーモリーワン襲撃に至るまでの、技術開発合戦、そしてにらみ合いが続くことなのだ。
今の情勢を考えれば、逆に購入してくれる軍隊や民間の武装組織が減っていっている状態であり、
むしろ連中からすれば迷惑この上ないはずだ。
「ああ、知っているとも。
彼らが表向き、各国家の主要企業のCEOであり、
軍需だけでなく産業全般に関わっていることもね。
だから、私は何としてでも彼らを解散させたいんだ」
ロゴスを潰すのではなく、分解する。デュランダルはそう言った。
潰してしまえば、空前の大混乱が世界を襲う事になる。
それは何としても防がねば、戦争ではなく、より酷い紛争が彼方此方で起こるようになるだろう。
そのタイミングなら、新しい政治システムを構築するのに好都合だが、それを利用する意図を頑なに否定した。
「そうしてしまえば、『彼女』の思うとおりになる。
…………それだけはごめんこうむるよ」
デュランダルの物憂げな顔を見て、
シャアはあることを思い出した。先日、マハムールに入る前、彼から届いたメールのことを。

853787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/06(土) 15:01:48 ID:???

「議長、この間の画像の件なのですが」
「ああ、この間、画像の説明をしてくれたね」
「ええ」
クィン・マンサ。ネオ・ジオンの開発した最大最強の怪物。
「やはり、とんでもない兵器だというのかね?」
「一個艦隊を叩きつぶすには十分すぎる性能を持っています。
それに、Iフィールドを発動されれば、サザビーだとダメージを与えるのもままなりません」
「それほどのものなのか……!?」
サザビーの武装は、シールドミサイルを除き全てがビーム兵器だ。
実弾兵器をぶち込むのが一番手っ取り早いが、クイン・マンサの厄介なところは、
その巨体に見合わぬ圧倒的な機動性にあるのだ。
「……何か新しい情報が入ったのですか?」
「良いニュースと悪いニュース、どっちを先にするね」
「……では、悪い方で」
「では悪いニュースから。先程、宇宙では進展がないと言ったが、
実際は今後どうなるかわからなくなってしまったよ」
デュランダルは、テラスで座っていた椅子の脇に置いていた、
アタッシュケースを手に取り中から一枚の紙を取り出す。
「警備隊から入ってきた情報だ。
……民衆がパニックになるだろうからまだ伏せてはいるが」
「これは……!」
シャアは、全身の血が凍り付くような感覚を覚えた。
自分は、この形状を知っている。というより、知らないわけがない。
自分はここにいて、ここでMSに乗って、アイツと戦ったのだから。
『ア・バオア・クー』、またの名を『ゼダンの門』。
ジオン公国が造り上げた最後の要となる要塞にして、
ティターンズの宇宙最後の拠点となった場所であった。
「やっぱり知ってるのか、あんた」
「……!? ……ハイネか、すまんな、さっきはなにも声をかけないで」
シャアの背後に、一人の青年が近づいていた。
ハイネ・ヴェステンフルス。
議長の護衛として、ディオキアに随行しているのだという。
そして、プラント核攻撃隊を殲滅したクィン・マンサと遭遇したとも。
「……たく、死ぬかと思ったぞ、そのクイン何ちゃらを見たときは」
「君に襲いかかってこなくてラッキーだったな。
おそらく、いや、十中八九、消えたアクシズの中に残っていたんだろう」
壊れた機体が再生されるなどと、
そんなSFじみた展開は考えもしてなかったが、
サザビーやクイン・マンサのようなワンオフ機が、
完全に破壊されたはずなのに直っているのは、そうとしか考えられない。
「君の話では、君の世界では『ガンダム』に破壊されたのだな?」
「間違いありません。それで、アクシズの内部がボロボロになったのですから」
「でも現実として、甦ってる。…何か心当たりは無ぇの?」
「MSや要塞を元通りに出来る装置があるなら、私もとっくに使っていた!」
「ま、この不思議現象と関係があるんだろうけど、次は良いニュース。
…………アクシズを見つけた」
854787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/06(土) 15:02:33 ID:???

ハイネの言葉に、シャアは驚愕すると同時に、
見つかって良かったという安堵が心の中で広がっていくのを感じた。
ハイネの証言では、L5宙域とL2宙域の間。
デブリやNJで補足の難しい空域に堂々と浮かべていたらしい。
「あの要塞の核パルスエンジン、妙に高性能でよ、
まんまと逃げられちまったが、奴さん等が作業中で慌ててたのが不幸中の幸いだった」
ハイネが持ってきたのは、あのオレンジのグフの戦闘記録であった。
携帯端末に差し込んで、再生させると、シャアを驚かせるのに十分な映像が残っていた。
「固定させ損ねたんだろうな。
戦艦数隻、MS十数機が宇宙に放り出されてたよ」
かつて旗艦として搭乗していた赤い戦艦。
そして、左右を追従していた緑のMS達。その画像が残っていたのだ。
サザビーの修復も早いうちにおわりそうだという朗報でもあった。
しかし、彼らは気づいていなかった。

テラスの手すりの端っこに、夕日に照らされ光る、虹色の蝶が留まっている事に。

「そして、だ。是非とも君に意見を聞いておきたくて、これを持ってきたんだ」
デュランダルは、今度は嬉しそうに数枚の束になった書類を取り出して、シャアに手渡した。
「君のサザビーの新機構の中で、我々の技術でも実現可能なものを、色々と採用させて新設計した新型だよ。
全天周モニター、ムーバブル・フレームとマグネット・コーティングの組み合わせなどだが、
それだけでも相当な能力向上につながってね」
ざんねんながらあのオールレンジは採用できなかったという彼であったが、
青写真を見る限り、良い機体に仕上がるという結果が見えていた。
背部と脹ら脛に、大型スラスターを搭載し、また機体全体、至る所に小型のスラスターを搭載し、
高い機動性能を発揮するように設計されている。
「『究極のジン』『最強のザク』等と、開発陣は呼称して意気込んでいるよ。
機体制御は数値上これまで以上のじゃじゃ馬で、テストパイロットの候補者はいま選定中だ。
最終的には、ZAFTの象徴的な機体になると確信している、こっちの機体と共にね」
シャアが書類を一枚めくると、その下には二機のMSが描かれていた。
剣山を背負ったようなMSと、背中に巨大な羽を背負ったMS。
どちらもガンダムタイプだ。
「……名前はもう決めてある。
羽付きのMSは『デスティニー』、ドラグーンを搭載してあるのが『レジェンド』」
デュランダルは自慢げに言い切った。かなりの自信作らしい、そして……
「そしてその新型だが、一日中考えに考えて、決めたよ」


「『シナンジュ』だ。良い名前だと思わないか?
私はこれに、アスランをパイロットに指名したいと思っているのだが……」


855787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/06(土) 15:03:28 ID:???


※※※※※※※


〜ケネディ宇宙センター

そのVIPルームで、少女が受話器片手に怒鳴りつけていた。
「アークエンジェルを逃した?
バルト海・スカゲラク海峡・ノルウェー海・バレンツ海、隅々まで調べ尽くしなさい。
『キラツー』は、奴らを見つけ静めるまで『ご褒美』はなしだと伝えておけば働きます。
……それに、何ですか宇宙での失態は。
『見つからないだろう』などという安易な発想でいるから、
最新鋭機と戦艦をみすみす失う事になるのですわ」
よりによって、数日後に宇宙に上がろうというタイミングで、最悪の情報が二つも入ってきた故に、
彼女の目は氷のような冷たさを放っており、護衛達はみな恐怖で顔を引きつらせている。
アークエンジェルは、完成から二年経った今でも、
単艦の戦闘能力は最強クラスであり、戦力として大いに役に立つ。
中の人間だけどうにかしてしまえば、外側が多少傷を負っても何とかなる。
しかし、逃げ出していたとあれば、自分への脅威となって立ちふさがるかも知れない。
デュランダルや、オーブのもとへ逃れる前に、何としてでも捕らえるか沈めねばならなくなった。
さらに、宇宙での『彼ら』の愚行も彼女の怒りを買った。
よりにもよって、アクシズの中で発見した戦艦・MSでも、
最高の性能をもった品を、デュランダルの犬共にくれてやる結果になったのだ。
「それと、デュランダルが地球に降りたという確証はとれています?」
『え、ええ。それは間違いありません。
ディオキアのZAFT軍施設に、ハイネ・ヴェステンフルスを伴って滞在中であると』
「ヴェステンフルス、ですか。あの厄介な男が…」
『それと、デュランダルが近頃懇意にしているというミネルバのパイロット。
彼についても、今まで素性不明でしたが、名前だけは確認できました』
856787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/06(土) 15:05:33 ID:???

デュランダル肝いりのミネルバ。
オーブ沖や東南アジア、ガルナハンでの戦果はめざましく、
ラクスも無視できぬ存在となりつつあったこの船だが、
MS部隊の指揮を執っている男が何者なのか、それだけがわからなかったのだ。
『……名前は、シャア・アズナブル。
数ヶ月前にアーモリーワンで姿が確認されています。
それ以前の情報が存在してありませんが……? ラクス様?』
「……シャア・アズナブル」
ラクスを取り巻いているプレッシャーが増加した。
不愉快な感情が、アクシズという単語以上に響いてくる。
何故だかわからないが、頭の中にビジョンが浮かんでくるのだ。
〜『グリプス』『ジャミトフ』『コロニーレーザー』
〜『ザビ家』『赤い彗星』『百式』『ミネバ』
さらに、そんな不愉快な感情に加えて、
何とも言えぬ暖かい感情も、同時にわき上がってくる。
心の中に欠けている何かを埋めて、満たしていくような。
「ぐぅ……」
突如、頭痛が彼女を襲い、彼女は膝を地に着いた。
護衛達が何事かと近寄るが、彼女は彼らを制し、よろめきながら立ち上がる。
「リンドグレン……宇宙に上がるのは延期です。
『ジュピトリス』の皆さんにもそう伝えておいてください」
『ラ、ラクス様!? どうなさったのです!』
「地球でやることが出来ました」
そう言って、彼女は電話を切った。


「『シャア・アズナブル』……、会ってみる必要があるかも知れませんね」


第14話〜完〜


857787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/06(土) 15:11:03 ID:???

これで終了です。今度こそ、今度こそ誤字は無いはずだ!
これであったらどうしよう・・・orz

そして、UCファンの方いたらすいません、勝手にシナンジュ出しました。
私がこの機体の初見の感想が『ガーベラ・テトラっぽい』というのと、
『ジンの究極体ってこんな感じかなぁ』でして、何時かだそうと思ってました。
次回はミネルバ組とファントムペインの絡み部分なので、頑張っていきたいと思います。
(・ω・)ノシ
858通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 15:55:53 ID:???
>>849
全線→前線

ゴメンネ
859通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 15:59:45 ID:???
アクシズを見つけちゃったのかー

ドーガ系MSプラントアレンジバージョンくるー?
860通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 15:59:53 ID:???
忘れてた…乙です
少なくとも、私は誤字脱字は気にしないし、ウニコも好きだがシナンジュの名前に対して怒りもしない
むしろ『ニヤリ』とするタイプです 


作者氏の投稿、楽しんでるよ
861787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/06(土) 16:05:29 ID:???
        ___
       /  ノ  ヽ\
     /  (○)}liil{(○)
    /     (__人__) ヽ
    |       |!!il|l|   |  >>849の27行目
    \        lェェェl /   全線→前線ですね
    γ     _____
    | l.     |___|_|
    三三三三|___|_|
    し(     __ l  l
     と^二,,、,、,、,、,、,、ノ ノ
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
>>860氏、励みになる返事感謝いたします。
862通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 16:10:06 ID:???
787氏乙です
ギラ・ドーガ回収しましたか
ハイネとかイザークとかディアッカとかが
オレンジ、ホワイト、ブラックのドーガに乗ると妄想してみる
863通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 16:10:18 ID:???
乙です
よかった、キラは交換されてなかったんだ!!
ラクスから逃げ出したキラとAAの今後に期待します
864通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 17:22:41 ID:???
787氏乙です

>>855

見つけ静める →見つけ沈める

かな?
865通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 17:47:26 ID:???
GJ
このキラ……期待できる!?

虹色の蝶と聞いて、一瞬髭を思い出してしまった
866通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 18:41:36 ID:???
うわ、このラクスってハマーンの意思の断片かなにかに憑かれてるんじゃないか?
ZZのラストを見る限りは怨念が残っているとは思えないんだけどね。
867787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/06(土) 19:03:06 ID:???
>>864
おかしいなあ、ちゃんとみなおしたはずなのに
・・・あれ? 目からなにかたれてくるorz
>>855の4行目
見つけ静める→沈める
です。管理人さんの負担が増えていく。ごめんなさい。

>>866
そんなあなたに大ヒント
ネタバレになるけどこの際いいや、言っちゃう
『鋼-HAGANE-』でググッて頂戴
868通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 19:21:46 ID:???
>「……いいな」
>「何がいいんですか! 何が!」

??? 「馬鹿な!年下どころか未成年にまでちょっかいを出してたあのシャアが巨乳に魂を売ったというのか!?」
869通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 19:59:14 ID:???
>>867
>>866さんではありませんが、ググッてみました。

ハマーン様ではなく、○○○○○様でしょ、憑いてるのは。
血判状からして。
870通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 20:03:22 ID:???
>>868
逆に考えるんだ、『おっぱいは二の次で年齢さえストライクなら問題ない』
つーか胸は母性の象徴とも言うし、マザコンの気もあるシャアが巨乳に転ぶのもある意味不自然ではないw
871通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 20:08:27 ID:???
787氏乙です。
872通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 20:09:21 ID:???
>>869
神崎将臣のアレじゃね?
だとすれば憑いてるんじゃなくて『キャリアー』なんじゃ・・
873通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 20:25:25 ID:???
>究極のジン
違和感を感じないのは何でなんだぜ
874通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 21:12:36 ID:???
GJ
話が加速してきたー!
875通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 21:38:51 ID:???
>>869
>何とも言えぬ暖かい感情……
いや、そっちが趣味ならどーこー言わんけどw
876通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 22:46:57 ID:???
787さんに踏ん張ってもらって
乙です(^ω^)
877通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 23:05:45 ID:???
ハマーン、シロッコ、シャアは根本が同類で同族嫌悪らしい
878通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 23:06:08 ID:???
>>861
最大の敵はやはり一太(ry
879通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 23:32:11 ID:???
>>878!? 返事しろ! >>878ぃー!
880通常の名無しさんの3倍:2010/11/06(土) 23:33:14 ID:???
>>877
いやな三人だな・・・
変態やないか、戦闘力的な意味で
881通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 03:01:12 ID:???
>>877
ジュドー、シャクティ、サラを捧げたらSUN値がヤバいが無敵の軍団になる予感
882通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 03:11:29 ID:???
シャクティの乗るDGジュニアとラクスの乗るDGジュニアの性能は互角であり歌合戦をすると太陽系が滅ぶという
883通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 03:24:34 ID:???
>>882
だが、そこは川辺で水浴びという虹ロリ褐色肌好きにはたまらん映像
(ただしウッソの願望であり妄想)を披露したシャクティに勝たせてあげたい
884通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 03:33:47 ID:???
>>883
俺は種風船のような死に方は御免こうむるから先に帰らせてもr【【ライブスタート!】】
885通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 05:03:10 ID:???
動きが止まった!?やるなら・・・今だけど?
886通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 05:21:43 ID:???
>882
どこのアストラナガンとグランゾンだよ!
887通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 05:38:06 ID:???
こんなこともあろうとデビルガンダムjrのマイクをファミコンの2コンマイクに変えたから大丈夫だ
888通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 05:53:45 ID:???
ハドソン!ハドソン!
889通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 11:18:11 ID:???
>>887
魔境編なら即死だ
890通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 11:31:47 ID:???
話逸れすぎジャマイカ?
とりあえず、ZAFT陣がドーガ系を拾ったのは理解したし
ラクシズが本当の意味でラクシズになって、
ドーガが最高の品だったってことは、残ったのがZZの時のだろ?
連合不味くないか? ラクスがゼダンの門プレゼントしたけど
ティターンズ時代のMSでドーガに対抗するって・・
891通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 12:33:19 ID:???
まだサイコとキュベレイがあるじゃないか
892通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 13:20:23 ID:???
ゼダンの門にはサイコはあってもキュベレイは無いと思うが、
ラクシズのキュベはきっとキラシリーズを使うんだろう
ふと思ったんだが、プルでも個体で性格が違った(調整だろうけど)しキラシリーズでも個体でちがうのかな

「お館さむぅああああ!」とか叫びながらサーベル振り回したり

口先の魔術師だったりする個体もいるのではないだろうか
893通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 13:31:49 ID:???
キラシリーズと言えば、ラクスの言う『ご褒美』とは一体何なんだろうか
894通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 13:53:48 ID:???
>>893
薔薇の花か?
895通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 14:07:14 ID:???
角砂糖かと思った
896通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 14:08:24 ID:???
ギラ・ドーガとかを拾って解析して次の一般兵向けのMSにも生かされるんでしょうね。
ザクの改良型がハイザックとかにならんといいけどw
897通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 14:58:10 ID:???
>>895
それじゃJOJOクロスになっちゃうじゃないかw
898通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 15:40:51 ID:???
クェスドーガ残ってたりしてな
899通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 16:15:35 ID:???
>>894
断末魔の叫びが「ラクス様、バンザーイ!」か…
あんまり違和感無いな
900通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 16:31:32 ID:???
クインマンサとか残ってたりしてな
901通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 17:06:16 ID:???
>>900
787氏の話ではそのクィン・マンサが残ってたから
大問題になってるんだろうが、よく読め!
902通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 17:10:58 ID:???
>>892
個人的には黒マント&黒バンダナつけて人間サイズのビームサーベルを振り回す宇宙巡洋艦乗りが欲しいな
903通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 17:53:22 ID:???
787氏乙です
シナンジュinシャアは浪漫ですなwやっぱりシャアは早くないとw
904通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 18:08:28 ID:???
>>903
お前ちゃんと読んでないだろwww
シナンジュはアスラン用。サザビーは(多分ヒゲが絡んでるが)全快していま修理中だよwww
905通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 19:03:12 ID:???
このラクスは夢の掃き溜めのアクシナーサからやってきたハンマーモモに違いない
906通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 21:26:26 ID:???
>>894

36 名前: ゲーム好き名無しさん Mail: 投稿日: 2010/06/30(水) 07:05:18 ID: 7lwgJKyI0
こりゃあいい、俺は農場のステージを見てそう言った。
派手なギミックにスポットライトや花火までじゅんびしてあった。
「アスラン僕に任せて」キラはそういうとステージに立ち曲に合わせて服を脱ぎ始めた
俺はそんなキラを横目に銃をかまえ、やつらを一掃していった。
曲もクライマックスにさしかかった、同時にキラもクライマックスだった。
服をすべて脱ぎ、口にバラをくわえたキラにスポットライトがこれでもかとキラを照らしつけていた


37 名前: ゲーム好き名無しさん Mail: sage 投稿日: 2010/06/30(水) 12:15:22 ID: ezsuBVxX0
258 :名無しさん必死だな:2010/06/07(月) 15:09:00 ID:E40nGLW8O

キラは青と紫の電飾と、口にくわえたバラ以外、何も身につけていなかった。
ラクスの闇に負けない輝きがそこにあった。
彼こそSEEDを持つ者と呼ぶに相応しかった。
907通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 21:35:26 ID:???
125 名前: ゲーム好き名無しさん Mail: sage 投稿日: 2010/07/28(水) 00:35:31 ID: 2T9kIvUf0
748 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2010/07/28(水) 00:33:44 ID:cOoWs1lg
キラシリーズは私の前張りの上で小粋なダンスを踊ってみせた。もちろん全裸でだ。
キラの快楽の秘密の園は俺の発煙筒をいつでも噴射させる用意は整っていた。
なあラクス、こんなことしてるってカガリが知ったら、どう思うだろうな
キラの質問には答えなかったが、実際私の心は高揚感でいっぱいだった。
それがたまらなく性欲を掻き立てるスパイスにもなっていた。
その興奮をさらに高めるため、私はキラシリーズの乳房を揉みしだいた。

私はラクス=クライン。影の支配者だ。
908通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 22:55:16 ID:???
キラシリーズって胸あるのか
909通常の名無しさんの3倍:2010/11/07(日) 23:15:33 ID:???
いくら何でもカズノコピンクよりはあるだろ?
910通常の名無しさんの3倍:2010/11/08(月) 02:04:59 ID:???
>>909
ピンクの人「(#^ω^)ビキビキ」
911通常の名無しさんの3倍:2010/11/08(月) 02:06:24 ID:???
胸が小さい第一世代コーディネーターはなんで胸の大きくなる遺伝子をいじってくれなかったのですかとまじぎれしていそうだなぁあの世界は

で、作り手がちっぱい最高とかいった傷害事件がまじめに年一件はありそう
912通常の名無しさんの3倍:2010/11/08(月) 02:19:07 ID:???
遅くなりましたが787氏GJでした
誤字というか気になる表現が
854 浮かべて→浮かんで
だと思います
913通常の名無しさんの3倍:2010/11/08(月) 02:24:19 ID:???
>>912
クライン派がトチったっていう表現じゃね?
本文にあるじゃん、『だろう』などとってラクスがキレルシーン
見つからねえだろうって堂々と浮かべていたから見つかったわけで
914913:2010/11/08(月) 02:29:17 ID:???
すまん、追記で
かなり前、多分二話あたりだと思うが
アクシズパクったのはクライン派だって議長も見当つけてた
915通常の名無しさんの3倍:2010/11/08(月) 16:34:07 ID:???
しかしこのラクスの邪悪さはハマーン因子のせいとは違うやうな。
故意の素面の確信犯で特殊学級部隊はじめ自覚あるなしを問わず有像無像を操って
自演で世界征服を企むの図というのは、完全にラスボス扱いとしたSSでは珍しくないし…
916通常の名無しさんの3倍:2010/11/08(月) 18:27:22 ID:???
パプテマス様…
917通常の名無しさんの3倍:2010/11/09(火) 11:41:51 ID:???
遊ばないパプテマス様か…
918通常の名無しさんの3倍:2010/11/09(火) 11:45:14 ID:???
シロッコとハマーンの混合とか、内面がとんでもない化け物じゃないか。
919通常の名無しさんの3倍:2010/11/09(火) 12:36:36 ID:???
宇宙世紀のガンダムを大まかにみて思ったんだけど…アムロののるMSだけ盾弱くないか?(笑

Zとかビーム結構防ぐのに…ZZなんかビーム弾きまくりなのに(笑
ガンダムとνの盾は紙だな(笑)
920通常の名無しさんの3倍:2010/11/09(火) 12:44:12 ID:???
アムロは盾って防御より攻撃に使ってたなw
ファーストでも目くらましだとか、ぶんなげてコクピット直撃、ハッチ挟み込んで閉じないようにしてサーベル。
攻撃や囮用だからビームコートとかでコスト掛けたくなかったのかもね。
あと、ZとZZは盾なくなると変形できないから、壊されると困るってのもあるかも。
921通常の名無しさんの3倍:2010/11/09(火) 14:39:29 ID:???
逆シャア部分ならあの時代は盾なんてウェポンラック扱いだからな
922通常の名無しさんの3倍:2010/11/09(火) 17:35:27 ID:???
νガンダムの盾が脆いは
1.量産性を重視した結果
2.急増なので強度テストをしていなかった
3.当時の主流として装甲より運動性重視だったのでギリギリまで軽量化されていたから
とかなんじゃね?

どうでもいいがZZがシールドでビームを弾いたシーンがイマイチ思い出せない
923通常の名無しさんの3倍:2010/11/09(火) 18:20:06 ID:???
ジェガンの盾とか防御に使いたく無い
924通常の名無しさんの3倍:2010/11/09(火) 18:32:17 ID:???
Z見てて思ったんだが、
シロッコってグダグダな脚本の救世主だよな
とりあえずあいつが黒幕だった事にしとけば良いっていう

ラクスも結構そういう系列の人間なのかねぇ
925通常の名無しさんの3倍:2010/11/09(火) 18:46:54 ID:???
>>924
黒幕でもなんでもなくて機会主義者が事態をぐっちゃぐちゃにかき回したって感じだけどね
926通常の名無しさんの3倍:2010/11/09(火) 20:03:15 ID:???
>>924
御禿は究極の悪としてシロッコを描きたかったらしいが、自分の精神がそこまで入り込むのに耐え切れなかったせいで
結局半端な形で終わってしまったって昔のインタか何かにあったと思うんだが
927通常の名無しさんの3倍:2010/11/09(火) 20:11:56 ID:???
>>926
でもスーパー万能人間で嫌な上司を出し抜いたりする辺り
禿の願望が多分に含まれてる気がするw

シャアの地球潰しもカロッゾの存在も
自分の黒い面を投影させた結果らしいしな
928通常の名無しさんの3倍:2010/11/09(火) 22:17:10 ID:???
>>926
たしか覚醒シャアより強いんだっけ?
929通常の名無しさんの3倍:2010/11/09(火) 22:58:18 ID:???
あいつは完璧超人だからな
930通常の名無しさんの3倍:2010/11/09(火) 23:20:25 ID:???
なぬ、究極超人とな?!
931通常の名無しさんの3倍:2010/11/09(火) 23:59:43 ID:???
>>930
まぁ、影の支配者は影が薄くないとダメだからなぁ
932通常の名無しさんの3倍:2010/11/10(水) 00:36:49 ID:???
>>923
ギャンに比べればマシでは。
933通常の名無しさんの3倍:2010/11/10(水) 00:39:41 ID:???
>>923
ヤクトのビームアサルトライフルしっかり弾いておったではなか
934通常の名無しさんの3倍:2010/11/10(水) 00:58:22 ID:???
ジェガンのバルカンで沈むギラドーガの方がいやだなあ
935通常の名無しさんの3倍:2010/11/10(水) 01:24:45 ID:???
パプテマス様と言えば…周りが無能過ぎるとしゃしゃり出て過労死しそうになるのもあったな
936通常の名無しさんの3倍:2010/11/10(水) 10:21:55 ID:Zbaaspl3
ナイチンゲールじゃなくてシナンジュか〜予想外でしたわ。
気らは無事に脱出しましたが回収した機体にはヤクト・ドーガ系は入ってるのか気になりますがガンダム系は0っていうのが楽しいわw
更新頑張ってください。
937通常の名無しさんの3倍:2010/11/10(水) 10:59:01 ID:???
そのうちバインダーを追加したシナンジュ系に
小型化したドラグーン積み込んだMSを作ってクシャトリアとか名づけそうだなw
938通常の名無しさんの3倍:2010/11/10(水) 12:44:42 ID:???
予告どおりなら飲兵衛先生も近々投下されるでしょうし、
787氏も昨今のハイペースぶりだと投下が近いかもしれない。
だから立てた。あとは雑談なり何なりで埋めよう。

もしも、CCAアムロが種・種死の世界にいたら50
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/shar/1289360511/
939通常の名無しさんの3倍:2010/11/10(水) 15:35:25 ID:???
気の早いこって
940787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/10(水) 17:07:51 ID:???
おお、次スレが立ってますね、>>938さん乙です。

みなさんこんにちは、787です。第15話を今から投下したいと思います。
今回も誤字脱字はなるべく探しているんですが、多分あるかもしれません。
あったらどしどし言ってくださいな。

次から投下します。
941787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/10(水) 17:08:41 ID:???

「ん……、ふぁあ〜あ」
カーテンの隙間から差し込む太陽の光が、彼の目を刺激して、目を開けると、
見慣れぬ天井がアスランの目に入ってくる。
寝ぼけ眼でカーテンを見つめたアスランは、
議長のすすめで、ミネルバMS隊の皆がこの施設に宿泊したことを思い出した。
カーテンを開けようと、ベッドに手ををつき立ち上がろうとしたとき、
「……あんっ」
「……はい?」
なんかこう……グニッとした、暖かくて、大きい何か。
おそるおそる、感触のあった方向に目をやると、乱れた桃色の髪と、
むっちりとした、グラマラスな肉体を持つ少女が、その身を横たえ眠っていた。
そして、自分が手を置いているのは、彼女のたわわなメロンの上で……
「だめですぅ……あすらん……もう」
「ひゃぁあああああ!」
アスランは驚きのあまり後ろに仰け反り、勢い余ってガラスに思いっきり頭を打ち付けた。
大きな音が部屋に響いたが、彼女は起きる気配を見せなかった。
アスランは色々と突然すぎて、頭を抑えたまま呆然となっていた。
隣の部屋で、なにがおこったと騒ぎが起き始めるが、彼も彼女も気が付かず、ドアが開け放たれた。
「アスラン! ……?」
「何なんです、今の……音……は……」
シンとレイが、何事かと踏み込んできたのだが、
彼らが見たのは、‘汚いオトナの世界’だった。
・乱れているベッドのシーツ
・同じく乱れた服装のラクス
・インナー姿のアスラン
とどめとばかりに、まだ夢の世界にいた彼女の口から、一言……
「ああ、いやぁ、そんなの入らないよぉ」
「「「 ………………!? 」」」
急激に、部屋の空気の温度が冷えていくのを、アスランは感じていた。
シンとレイが、まるでムシケラを見るような目つきで自分を睨みつけていたことにも。
「ああ、すみませんでした。おじゃましちゃって…」
「婚約者ですもんね。
そりゃあ? ヤることもヤってるんでしたねぇ…」
「ま、待て二人とも! これには深い事情が!」
「「深い……何です?」」
「あ、いや……その……」
「あ、朝食の時間が近いので、
『お二人で』ゆっくりいらしてください、邪魔者は退散しま〜す」
「ま、待て! 頼む! 俺の話を聞いてくれ!」
アスランは焦って立ち上がり、部屋の入り口へ走って行き手を伸ばすが、
誤解した二人は妙に残酷だった。
アスランに目もくれず、彼の目の前で扉は力強く閉められた。
「もぅ〜、そんなにいっぱい食べられないよぉ〜」
ベッドの上で寝返りを打った少女を横目にみやると、
(終わった……)
アスランは、真っ白になってその場に崩れ落ちた。
942787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/10(水) 17:09:22 ID:???


機動戦士ガンダムSEED DESTINY IF
〜Revival of Red Comet〜
第15話


「え、議長はもうプラントに帰ったの?」
「そりゃあ、議長だもの。ああして、あたしが会えたのが不思議なのよ」
メイリンは、ノエミの口からデュランダル議長がすでに出立した後だと聞いて、
少々残念に思った。またとない機会だから、自分も会っておきたいと思ったのに。
ドクターペッパーを飲みながら、彼女らはダイニングに入っていき、
空き缶をダストシュートへ放り込むと、
「まぁ今日もオフだし、楽しみましょうか」
「うん。……あれ、でもシン達はどうするの?」
「来るでしょ。息抜きなんて殆どしていないんだし、街にもまだ出てないんだから。
……ルナマリアも外に出れば気分良くなるでしょ」
「ありだとう、ノエミ」
「いいっていいって。……ん? あれ、シンとレイじゃない。
なんであんな不機嫌なわけ?」
こんな豪華な施設に泊まれただけでもありがたいと思いなさいよ、そう言いながら、
彼女は彼らにズカズカと近づいていき、
「ちょっと、朝から何ふてくされてんのよ!」
「別に…」
シンはノエミに目を向けようともしなかった。
相当気が立っている事がそれからわかるが、イラっときたのは彼女の方だった。
「別にってねぇ…今日はルナマリアの元気づけにくり出そうって約束したじゃない!
肝心のあんたらがそんな調子でどうするのよ!」
彼女に背中をはたかれたシンは、渋々口に出した。
「……はぁ。婚約者同士がやることって想像つくじゃない。
何、シン…やっかんでるの?」
「そんなんじゃない!」
「……図星じゃん」
メイリンからとどめの一言が発せられ、シンは何も言えなくなった。
その時、彼らに窓際のテーブルに座った青年が声をかける。

「お前達」
目を向けた先には、先日テラスまで案内してくれた金髪の青年が座っていた。
朝食の最中だったのだろう。
ライ麦パン、コーヒーとソーセージ、そしてリンゴがテーブルの上に並んでいる。
「昨日の、シャアん所のヒヨッコだろ?」
「は、はい!」
「後二人……アスラン・ザラとルナマリア・ホークがいないが……、まぁ聞こえてたし、いいか」
彼は椅子から立つと、ゆったりとこちらにやってくるが、その物腰には、
気さくな言葉遣いとは裏腹に、禽獣の如き迫力があった。
943787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/10(水) 17:10:15 ID:???

「…初めてなのはメイリンちゃんだっけ? 後は俺のことは知ってるよな。
昨日はまともに挨拶も出来なくてすまなかった、ハイネ・ヴェステンフルスだ。よろしく」
シンは目の前に差し出された手を、おずおずと握り、
ハイネと名乗った青年はニヤリとした笑みを浮かべる。
「さて、お姫様にお付きの王子様が来られました、か……」
ハイネはシン達の向こうの廊下から、
ピンクの髪の少女にグイグイ引っ張られながらやってくる青年を捉え、言った。
彼は二人の前に歩いて行くと、彼女に軽く礼をして、
「おはようございます」
「あら、ハイネさん。おはようございます」
「昨日はお疲れ様でした。兵達もたいそう喜んでおりましたので、
きっと士気も上がること思います」
「貴方も楽しんでいただけまして?」
「ええ、そりゃもう」
ラクス・クラインへも、少し軽い雰囲気で接するこの男に、ノエミやメイリンは絶句する。
シンやレイは、さほど気にしていないようだったが。
ハイネはアスランに目をやると、
「昨日はゴタゴタで名乗ってなかった、
俺はハイネ・ヴェステンフルスだ」
「……アスラン・ザラです」
お互いが握手する姿は、貴重だった。
アスランが手を離してしまったので、ぶすっとへそを曲げていた少女は、
マネージャーが耳打ちして、名残惜しそうにして去っていった。おそらく、次の仕事だろう。
「何だ、けっこう仲いいのな」
「え!? あ、そんな事は……」
「さっき聞いたぞ、そこの若いのに聞いたんだがな……」
ハイネの一言に、アスランの顔が一気に真っ赤になった。
ハイネは笑っては悪いと思いつつ、口元をひくつかせ、
アスランは振り返って、少年二人を睨みつける。
「…………! シン! レイ!」
「いや、俺たちの話をハイネさんが聞き耳立ててただけで」
「つまりはノエミ達に言ったって事だろ! あれは誤解なんだよ!
何で人の話を聞かずに出て行くんだ!」
必死に説明しようとするが、シンを始め、彼らには伝わる気配がなかった。
やはり、ミーアのあの一言が思春期の少年にはインパクトが強すぎたらしい。
アスランは泣き出したい気持ちになっていった。
そんな空気に救いの手を差してくれたのは、隊長だった。
「おはよう……? 一体どうしたんだ?」
「…何でもありません」
アスランは覇気のない返事を返し、現れた隊長、
シャア・アズナブルは首をかしげるが、少年達は話す気がないらしい。
訳のわからぬまま、シャアは日当たりの良かったハイネの向かいに座り、エッグとベーコンを頼んだ。
944787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/10(水) 17:12:04 ID:???

そして、各々が食卓についた所で、ハイネは見回して一人一人数えていく。
「ええ、と。ザクが三、インパルス、セイバー、カオス。六人か……。
一隻の艦だと十分な数だよなぁ、実際」
「ハイネ、わざわざ数えてどういうつもりだ?」
「そんな冷たい言い方すんなよ。
……議長ってば、俺に『ミネルバに行け』ってんだぜ」
ちょっと離れたテーブルに座っていたシン達が「ええっ!」と叫んで立ち上がり、
「本当なのか?」
「休暇明けからミネルバ就きだと。
……俺の隊もようやく様になってきたって言うのに」
ハイネが若干元気がないのは、二年前から育ててきた子飼いの部隊である、
『オレンジショルダー隊』が今回の彼の転属で解散になったと言うことにあった。
メンバーの大半は、ジュール隊がそのまま吸収する形となるらしい。
「まぁ、そういう事だから、よろしく頼むわ」
普通ならもっと怒ってもいいだろうに、平然と言い切ったハイネを、
シン始め、アスラン達は開いた口がふさがらないようだった。


サイドバイサイドローターのヘリが、乗客待ちでアイドリングしているのを余所に、
ラクスことミーア・キャンベルは、アスランに別れのキスを迫った。
「ラクスはこんな事はしないよ」
アスランは彼女の耳元に小声でささやき、彼女の肩を掴むとグッと押し戻す。
「今だけでも良いから、『ラクス様』でいられる実感が欲しいの、……お願い」
涙目になって俯いた彼女を見ていると、アスランの胸中もモヤモヤしたものが渦巻いていく。
『バックアップだもの……』
そういって悲しい顔をみせた彼女を思い出し、かれはとうとう……
(ええい、儘よ!)
彼は彼女の両肩に手を乗せると、
柔らかな頬に、そっと自分のものを触れさせた。ほんの軽くだ。
「……ぇ?」
「さ、遅れますよ」
頬を紅潮させて、何も喋らなくなった彼女の手を引いて、
ヘリまで歩いて行くと、アスランはミーアをタラップの上まで押して、
「……出してくれ!」
「へ? ……ア、アスラン!」
目の前でハッチが閉まり、小窓の向こうで彼女が何か叫んでいたが、
アスランは見ようとしなかった。彼の顔も、真っ赤になっていた。
ヘリが上空へと飛んでいくのを見送る内、
アスランは自分がとっさにやったことを思い起こして、
サーッと体温が下がっていくのを感じていた。

(カガリ……ごめん。俺……)

施設に戻ると、シン達が私服に着替え、ロビーで何かを話しているのが見えた。
何処へ出かけようかを話し合っているようだ。
奥のソファで、皆の会話に混じろうとせず、ぽつんと座っているルナマリアを見て、合点がいく。
なるほど、ルナマリアの慰安も兼ねているからああも話しているのか。
945787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/10(水) 17:13:21 ID:???

アスランは、彼らの下へ歩いていくと、
「そんなに悩んで、どうしたんだ? 君達」
「アスラン。……いや、みんなで何処行こうかって」
「この街は港町でもあるんだ。
みんなでツーリングに行ってくるのも、いいんじゃないか?
海は今は綺麗な頃合いだぞ」
「……むぅ。なぁ、どうする?」
アスランは、心を落ち着かせるには潮風にあたるのもいいだろうと考えて、
海に行ってみることを勧めた。ノエミ、メイリン、そしてレイは無言で賛成した。
「ルナは……?」
シンは最後に、ルナマリアの手を取って優しく問いかけた。
ルナマリアは、俯いたまま、コクンと頭を一度動かしただけだった。
やはり、以前までの元気がかけらも残っていない。
海をみてくれば、少しは良くなるだろう。この時は、そう思っていた。
「せっかくの休暇なんだ。ゆっくり羽を伸ばしてこい。……そういえば、隊長は?」
周りを見渡して、アスランはシャアの姿がないことに気づく。
自室、という可能性も考えたが、一応聞いてみることにした。
「シャア隊長ならハイネさんと一緒に出かけていきましたよ」
「彼と!?」
「何か、知り合いだったみたいですよ、あの二人。
野郎二人で出かけて何が楽しいんだか」
「……あの二人がねぇ」
合点はいったが、少し意外だった。
先程の食事の時も、妙に親しげだと思っていたが、そう言うことか。
「あ、そうだ。アスランさんも一緒にどうです?」
「ん? そうだな……」

シン達は、アスランも連れて、海沿いの道をハンヴィーで走り抜けていた。
無論、キャビン上の物騒な代物は取り払って、あるのは通信機と強化ガラスぐらいだ。
エンジンの響きと、地面を滑走する音、そして窓から入ってくる風は、
外の風景と相まって非常に心地がよい。運転は、一台目がアスラン、後続車はノエミが担当している。
シンは、頬に当たる風が雑念を吹き飛ばしてくれるものと思っていたが、
頭の中では、余計なものがグルグルグルグル渦を巻いている。
『ロゴス』、もし存在するとすれば、それこそ連合以上の敵だ。
人の命を食い物にするなどと、到底許せる話ではない。
946787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/10(水) 17:14:29 ID:???

そして、『ニュータイプ』。

戦争をしなくてもすむかもしれない、人類の新たな可能性。
相手を理解し、受け入れる。口で言うのは簡単だが……
「難しいよな……」
「ん? 何か言ったか、シン」
「あ、いえ、何も」
シンは、運転しているアスランと隣でじっと海を見つめているルナマリアを見て思う。
もし今、ルナマリアの心中を理解することが出来るなら、それだけ力になれただろう。
もし今、アスランという人間を理解できたら、今以上に溝が無くなって、仲良くなれるんだろうか?
簡単そうに見えて、この世で最も難しい事なんじゃないか?
シンはそう思った。
『そういえば、グルジア地区って肉料理で有名らしいですよ』
通信機越しに、メイリンの快活な声が聞こえる。
この先数q進めばディオキア市街。そこで皆で食事にする運びになり、
シンもワクワクを隠せないまま道をながめていると、
ガードレールの先の岬で、少女が踊っているのを見つけた。
柔らかそうな金髪と、白と青を基調にしたドレスをたなびかせながら、
くるくると踊る少女の姿は、今その瞬間を楽しむ、生き生きとしたものだった。
しかし……
「ちょ、ちょっと止めて!」
「何!?」
『え!? どうしたの、シン!』
「女の子! 今あそこから落ちた!」
「……何!?」
947787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/10(水) 17:15:29 ID:???

※※※※※※※

ディオキア市街、ビーチを一望できるカフェテラスで、
バクラヴァをつまみ、コーヒーの香りを楽しみながら、
シャアはハイネに一つ一つ、『アクシズ』や『ゼダンの門』に関して説明していた。
周りの住民は、英語圏でない以上必要以上に警戒する必要は無かったが、
密偵を警戒して、周りには客のいない席を選択していた。
「じゃあ、『アクシズ』はネオ・ジオンの、
『ゼダンの門』はティターンズの宇宙での一大拠点だった訳だ」
「そういうことだ。もし、サザビーやギラ・ドーガ、クィン・マンサの様に、
他のMS・艦船・物資もなんらかの形で手に入っているとなれば、脅威になる」
特にゼダンの門は、月の地球軍基地との関係上、攻めるに難く守るは易しといえるものだ。
アクシズは、要塞故見つけるのに難は無いだろうが、
信頼できる人間に任せなければどう転ぶかわからない恐怖もあった。
「ま、当面評議会が気にすべきはゼダンの門と言うことになるか……。
早いとこ地上のゴタゴタを何とかしなきゃあ、不味いことになるな」
だんだん、この場の空気に相応しくない方向に逸れていったので、
ハイネは話をそらし、ミネルバがどんな艦なのか、
シンやアスランは普段どういった事をして過ごしているのか等、何気ない話題へと持っていった。
思った以上に、話がはずんだ。久しぶりだった。ただ何気ない話で笑い、愉快になるのも。
(貧しい人生だったか?)
シャアは自分の人生を振り返って、思う。
友人と呼べる人間は、いたにせよ片方の指で足りたし、少なくとも、孤独な人生だった。
それだけは、自覚している。このごろ年寄りのような発想しかしていない気がする。
数ヶ月前の自分であれば、大切な者の死に拘り続けることはあれども、
少なくとも自分の生き方について振り返ることは……していなかったかもしれない。
海から吹き上げてくる風が、彼の頬を撫で、彼はディオキアの街をながめる。
太陽の光が海を照らし、キラキラと星のように輝き街を明るくしている。

美しい…そう思った。同時に、この風景が壊されなくてよかったとも感じていた。
(全く、壊そうとした男が何を考えているのやら……)

シャアはそう自嘲した時、目下に見える人混みの中の、ある人物が目に入り、
現実から離れかけていた彼の心は現実へと引き戻された。
「アムロ……」
「おい、どうした?」
見間違えるはずがない。長い金髪の男と共に、サングラスをかけていたが、
その青年から感じたのはアムロ・レイのそれと一緒であった。
「すまん、払っておいてくれ!」
「はい!? あ、おい待てよ! 普通割り勘だろうが!」
怒鳴り声をあげるハイネを余所に、シャアはテラスから一気に路地に飛び降りると、
二人の男が去っていった方向へ走り出す。
ハイネは渋々お代をテーブルの伝票の上に置くと、
ウェイターを呼んだ後すぐさまシャアの後を追った。

948787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/10(水) 17:17:02 ID:???

※※※※※※※

「君は? この街の子?」
ノエミが海水で濡れた少女の体を拭きながら、顔をのぞき込んで聞いた。
砂浜の端の、岩場で囲まれた場所で、ノエミとメイリンが少女の体を拭いて暖める担当だった。
男共は、必死で少女を助け出したのに、服を乾かすための火おこしをさせられ、岩場から追い出された。
「「「……理不尽だ」」」
砂場で熾したたき火に両手をかざしながら、扱いの落差に愚痴をこぼすシン、レイ、アスランであったが、
様子を見に行くわけにもいかずに悶々としていた。
「名前は…?」
「なまえ…ステラ。街、知らない」
「じゃあ旅行かな……、誰と一緒だったの? お父さん? お母さんかな?」
「いっしょ? いっしょ……ネオ、スティング、アウル、にーにー、おねえちゃん。
おとーさん、おかーさん、知らない」
ノエミは少し厳しめの表情を見せると、寒さで震える男共の所へ歩いて行くと、
アスランの隣まで歩いていって、
「あの子、戦災孤児かも……」
「……本当か?」
「多分ね。親を知らないみたいだし、多分、施設の人と一緒だったんだよ」
「だとすれば、向こうも探してるだろうな。名前は聞いたのか?」
「『ステラ』ちゃんだって。……一端街に出ましょ、きっと今も探してる」
アスラン達は、まだ生乾きのままの服を着込んで、ハンヴィーに乗り込む。
ノエミの車に、少女は乗ることになった。ふと、メイリンが思いついたように、
「ああ、名前言ってなかったね、私はメイリン。『メイリン』よ……わかる?」
「めいりん……」
「でね、あのビショビショの人たちが、左から『アスラン』、『シン』、『レイ』
あの車の横に立ってるのが、あたしのお姉ちゃんの『ルナマリア』、そして、あの人が『ノエミ』よ。
いっぱいで覚えにくいかもしれないけど……」
「あすらん…しん…れい…るな…のえみ……」
ぼそぼそと繰り返し、繰り返し彼らの名前を繰り返していた少女、ステラは、嬉しそうに微笑んだ。
よく見てみると、柔らかくふんわりとした淡い金色の髪と、
透きとおった真珠のような肌と相まって、可愛らしい女の子だった。
ぼぉっとその顔を見つめていた男共の尻をノエミが蹴飛ばし、車に追い込み、
その様子を見ていたメイリンとステラは、笑った。
それから、しばらくの間、潮風を浴びながら街の中を走り抜ける。
窓から、街道に沿って所々に並んでいる屋台から匂いが漂い、ステラの鼻腔を刺激して、
「あれ……」
「ん? 食べたいの?」
ステラはこくんと頷いた。一端、街道の路上駐車場に車を止めると、彼らは街道に出た。
ホットドック、ドネルケバブ、ファラフェル等、がっつり食べるものから一口サイズのものと、
選ぶメニューに不自由はなさそうだった。
女性陣、と言っても、ルナマリアはシンにべったりだったが、クレープを選らんでいた。
嬉しそうに、どんなフルーツを乗せるかキャイキャイとおしゃべりしている姿はかわいらしい。
シンはポピュラーなカレー・ヴルスト。
レイはムールフリットをそれぞれ注文していた。
国の違う料理同士が並ぶという、少し違和感のある光景だが、国際化が進んだこの時代さして珍しいものではない。
949787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/10(水) 17:18:56 ID:???
アスランはと言うと、
「あいつは好きだったんだよなぁ、これ」
ドネルケバブを頼んでいた。今頃、本国の広間で閣僚と押し問答しているであろう少女を思い浮かべ、
アスランはいざソースをかけようと屋台のカウンターに目をやったが……
(あれ……? カガリって、チリソースとヨーグルトソース、どっちが好きだったっけ?)
赤と白、それぞれが『自分を使え!』と強く自己主張している。
そして何より問題なのは、アスラン自身がカガリの味の好みを知らないと言うことにあった。
「確か……辛いのが好きだったよな?」
自分で確認するように、赤いソースにおそるおそる手を伸ばすアスランを見つめる瞳が一つ。
レイ・ザ・バレルが、アスランの横まで歩み寄り、
「何て野暮な真似をするんです、アスラン」
「や、野暮!?」
「そうです。ケバブにチリソースなどと、それはこの料理への冒涜です」
レイは強く言い切ると、カウンターの白いチューブを手にとってアスランの眼前に差し出す。
「ケバブにはヨーグルトソース。これは常識ですよ」
「……そうなのか?」
「そうです。……さぁ 「ちょっと待ったぁ!」 ……何?」
レイの手を、がっしと掴む手が現れる。
アスランは、勘弁して欲しいとばかりに目をやると、ノエミが信じられないと横槍を入れたのだと理解した。
「ヨーグルト? バカ言わないで。ケバブにはチリソースでしょうが!」
「何を言う! ヨーグルトソースに決まって……」
白昼堂々、街のど真ん中で『ケバブのソースはチリかヨーグルトか』で口論を始めた二人を、
アスランを除く面々は遠巻きにながめていた。今だけは、彼らと一緒に見られたくない。そういう気がしていた。
「ねぇ、とめなくていいの?」
「ステラ、人にはね、入っては行けない領域というのがあるのよ」
メイリンが心配そうにアスラン達をながめるステラに言う。
ステラも、彼女の言うことは理解していた。
ネオも、ネオの部屋の『ちゅーぼー』には入るなって言うし、スティングも、並べられた『すぱいす』に触るなって言うし、
にーにーも、『こーぐ』に触らせてくれない。…きっとそれと同じなんだろう。ステラはそう思った。
アスラン本人はと言うと、二人をどうやって止めるか迷っていたのと同時に、
周囲の奇異な物を見る視線にいたたまれなくなっていた。
「だから、チリソースだって!」
「ヨーグルトソースだ!」
決着は、思った以上に簡単に付いた。………頭に血が上った二人が、チューブを思いっきり握ったのだ。
飛び出た赤と白のドロッとした液体が宙を舞い、アスランが持っているケバブの上に飛んでいき……
「「「 ああああ!! 」」」
赤と白に彩られたケバブが、アスランの眼前にあった。彼は手を震わせて、俯いている。
その段階になって取り返しのつかないことをしたと悟ったレイとノエミは、
青ざめてアスランを見つめている。
「ええぃ! もうどうにでもなれ!」
アスランが壊れた。少なくとも、シン達にはそう見えた。
涙目で、思いっきり口をひろげたアスランは、ケバブを頬張った。
野次馬達が、アスランの行動に思わずどよめき、肩を振るわせているアスランにレイがおそるおそる、
「ア、アスラン……」
「ごめん、今話かけないで。口の中が色々とエラいことになってるから……。
何だろ……、ほんのりとした甘みの中からぴりっとした舌を刺す感じ、それに肉汁が相まって……」
アスランの目がだんだん虚ろになっていく。レイはアスランの背を支えて、周りの視線から逃れるようにそこを後にした。
950通常の名無しさんの3倍:2010/11/10(水) 17:32:36 ID:???
支援!
951787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/10(水) 18:00:07 ID:???
海を一望できる広場に出て、アスランを除く面々が軽食を楽しんでいると、
「ステラー! おい、どこだこのバカぁ!」
そんな声が、群衆の向側から聞こえ、ステラは耳をピクッと動かすと立ち上がり、
「アウル!」
声の聞こえた方向に叫んだ。すると、行き交う人の中から、青髪の少年がスルスルと人の間を縫って現れる。
その後ろから、赤い長髪の女性と、緑の髪の少年が続いて、安堵の表情を浮かべた。
「ステラ! どうしたんだよ、お前」
ステラは嬉しそうに少年に駆け寄っていき、アウルと思われるその少年は、
彼女の向こうに見えるシン達を見て、言った。赤髪の女性がステラの服を軽くつまみ、
「あら、少し湿ってるわね?」
「あのね、うみにおちたの」
「うみにおちたぁ!?」
「でね、しん達がたすけてくれたの」
ステラが振り返って、手を広げてシン達を指し示し、シンが立ち上がる。
「たまたま近くを通ったもので。本当に良かったですよ。
何せ、色々とわからない事が多くて」
「ああ、そうでしたか。
ウチのステラがご迷惑おかけしたみたいで、申し訳ありません」
「いえ、当然の事をしたまでで…。ステラ、よかったね」
「うん!」
ステラは頷くと、緑髪の少年に引かれて、彼らのであろうエレカに乗り込んでいく。
少年達が乗り込むのを見届けた赤髪の女性が、最後にシン達に一礼すると、運転席に乗り込んだ。
「……また会える?」
ステラが、エレカから身を乗り出して叫んだ。
「会えるよ、きっと! いや、俺たちで会いに行く! 必ず!」
走り去るエレカに、シンは彼女に聞こえる大声で叫んでいた。
「じゃあね、ステラちゃん!」
メイリンとノエミも手を振りながらエレカを見送っている。
だが、アスランとレイは一安心しつつも、心の片隅に燻る不安をぬぐえずにいた。
何故か、また会えるという確信があった。それも、シンやノエミの抱いている淡い希望ではなく、違う形のが。
そんな気がして、難しい顔をしていた。すると……、
「ねぇ…………」
背後から、底冷えのする声が響き、シン始め全員が身をすくませた。

忘れていたのだ。この外出が本来誰のためであったのかを。
そして、今の今までメインゲスト扱いされるはずが、完全に空気と化していたことを。

「あの、ルナマリアさん? その手に持ってらっしゃる鉄柱はどこから持ってきたんですか?」
「これは、『誰の慰安』が目的でしたっけ?」
「……ああ、わかってる、わかってるさ。でも物事には例外というものが」
「説明になっていませんよ、アスラン」
幽鬼の様に、朧気な闘気すら感じられ、皆は彼女が一歩進む毎に二歩下がる。そして、彼女の堪忍袋の緒が切れた。
「あんた達ぃ〜!」
鉄柱を振り回しながら彼らに襲いかかってきたルナマリアから、脱兎の如くシン達は逃げ回る。
しかし、ルナマリアから先程までの陰鬱な空気は消えていた。
怒っているから当然なのだが、ステラ達と食べ歩きをしているうちに、自然と薄れてきているのは薄々感じていたのだ。
外出させて良かった。頭上をすれすれで通り抜ける鉄柱に恐怖しながらも、シンはそう思った。
952787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/10(水) 18:01:44 ID:???

※※※※※※※

自分を視認するや、駆けだしたアムロを追って、
シャアはガルナハンの路地を、通行人を交わしながら走り抜ける。
サングラスをかけた茶髪の男から感じるのは、期待感と嫌悪感。
今のアムロは恐らく記憶がない。しかし、心の奥底には残っているのだ。
あのウィンダムの塗装や、ユニコーンのマークを使い続ける所からの推測……、
いや、シャア個人の勝手な希望であった。
「おい、あの茶髪がそうなのか!?」
「間違いない。彼が『アムロ・レイ』だ」
ハイネがシャアの横にぴったりと付いて、茶髪、そして金髪の男を追う。
「あの金髪野郎は誰なんだろうな」
「推測に過ぎんが、アーモリーワンの強奪部隊の指揮官だろう。
マゼンダのウィンダムから感じたのと同じ感覚がする」
「『感じた』ね……。便利だねえ、その力はよ」
本来はこんな事に使うものではないのだがな。そうこぼしたシャアとハイネは、
路地の角を曲がって、少し広い場所に出る。
その隅、住宅にほど近い行き止まりに二人の男はいた。
「そろそろ観念したらどうだ?」
ハイネが二人に言う。だが、不敵にも彼らは余裕な態度を崩さなかった。
「この間といい、しつこいなあんたは」
「言っただろう。私は貴様の…」
「…〈ライバル〉か。
もしそれが本当だとして、俺の名が『アムロ』で正しいとしよう。
お前は、それを証明して何がしたいんだ?」
「ぐっ……」
シャアは言葉に詰まった。
自分が、目の前の男がアムロであると証明したとしても、意味がない。
それは、シャア自身もわかっていたからだ。
「復讐? それとも決着か?
そのどちらだとしても、悪いが俺には応えられん。……今の俺には本当の名などどうでもいい。
俺はファブリス。ファブリス・アナトール・ロワリエ。
地球連合軍第八一独立機動軍『ファントムペイン』所属の大尉だ」
シャアは、沸々と滾る怒りを必死に抑えていた。
女々しい気もするが、アムロの口から聞きたい言葉ではなかった。
だが、
「……それが今の貴様の名か?」
「そうだ」
「ならばこれ以上問うまい。私は、シャア・アズナブル。
ZAFT戦艦ミネルバ所属のMSパイロットだ」
953787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/10(水) 18:03:04 ID:???

敵に名乗りを上げるなど、いつの時代だとハイネが間に入ろうと思ったが、
入れる空気ではなくなっていた。それに、残った二人も乗るしかないような流れになっている。
「……ファブリスって言ったか、あんた。同じく、ミネルバ所属のハイネ・ヴェステンフルス」
「ファントムペイン所属、ネオ・ロアノーク。階級は大佐だ。
……なぁ、そろそろ終いにしようか。ここは市街地だ、ドンパチはやりたくない」
そもそもそのつもりだ。シャアは顎で「行け」と二人に指図すると、
「シャア・アズナブル……覚えておく」
「こちらもだ。ア……ファブリス」
「次は戦場でだ」
アムロ……、いや、ファブリスとネオはそう言い残すと路地を走り去っていく。
その後ろ姿を、シャアはじっと見つめていた。
「良かったのか? このままで」
ハイネは、こつんとシャアの懐を叩いて言った。
シャアの懐には、拳銃が忍ばせてあったのだ。
「かまわん。……あいつには、MSで勝つ」
「……わかんねえなぁ」
踵を返したシャアの後を、少し納得いかない様子のハイネが付いていく。
広場には、乾いた風が吹いていた。

※※※※※※※

広間を去っていく二組の男達を、一人の女が見下ろしていた。
桃色の長髪がたなびき、シルクのような白い肌と着込んだ純白のドレスが、絶妙な美しさを醸し出している。
ピクチャーハットを抑えながら、目下の金髪の男を、じっと見つめている。
その目には、何とも言えない感情がこもっていた。
愛情ともいえる暖かい気持ちもあれば、嫉妬や憎しみ、グラグラとした気持ちも沸き上がっている。
だが、女にとってこれだけは明言できる。

〜あの男が欲しい

キラ・ヤマトにも、こんな気持ちは抱かなかった。
二年間一緒に暮らしても、手を握ってやるくらいの感情しか抱かなかったのに、
なぜあの男にはこんな気持ちが湧いてくるのだろう?
(……私の中の『彼女』が関係しているんでしょうけど)
女は自らの手を見つめる。
この世の全ての人間、その頂点に立ち、絶対なる指導者として導く。
そのために生まれ、今まで生きてきた。
そんな自分がこんな気分になるのは初めてだ。不愉快なのに、そうではない。
むしろ、あの男をそばに侍らせれば、この不可解な感情から不愉快さが消えるのではないだろうか?

「シャア・アズナブル……必ず、私の目の前で跪かせてみせますわ」


第15話〜完〜


954787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/10(水) 18:06:02 ID:???

これで終了です。
自分なりにミネルバ組とステラ絡ませようと頑張った結果がこれだよ(´;ω;`)ウウッ
シャアとアムロの絡みはドンだけがんばってもこれしかできんかった。ゆるしてくれ

ようやくオーブ勢の出番を作れそう、気合い入れていかねば!
それではまた(・ω・)ノシ
955通常の名無しさんの3倍:2010/11/10(水) 18:07:40 ID:???
ピンク色の髪、若くして人を跪かせるカリスマ、マジであのお方が乗り移っているようだ。
いっそのこと、ララァ以外のシャアにひどい目にあわされた女性全員ラクスに憑かせてみますか?
お疲れです。
956通常の名無しさんの3倍:2010/11/10(水) 18:10:13 ID:???
>>955
えっと、キシリア・レコア・ナナイ・クェスか
シャアが大変なめにあいそうでオラwkwkしてきたぞ!
957通常の名無しさんの3倍:2010/11/10(水) 18:14:07 ID:???
>>956そう、まさに考えていたとおりの答え。
しかし787氏はいろいろ料理名とか出てくるから、ググるのが結構楽しい。雑学でも博学は善き事。
もし仕入れているのであっても、仕入れるのもまた善き事。いや、なんとなく思っただけだって。
958通常の名無しさんの3倍:2010/11/10(水) 19:05:53 ID:???
GJ
シャアは男として、責任をとるべき。
959通常の名無しさんの3倍:2010/11/10(水) 20:00:23 ID:???
認めたくないものだな・・若さ故の過ちというものを。

過ちを気に病むことはない。ただ認めて次の糧にすればいい。それが大人の特権だ。

さてどちらになるのやら。
960通常の名無しさんの3倍:2010/11/11(木) 01:37:23 ID:???
それにしてもアムロの偽名が消臭剤にしか見えん・・・
961通常の名無しさんの3倍:2010/11/11(木) 02:03:44 ID:???
フランス系の男性名か、787氏はシャアを意識してそうしたのかな?
名前の元ネタのシャルル・アズナヴールがフランス人俳優だし
そういえば、シャルルの親父ってグルジア出身なんだよな。奇妙な偶然だw
962通常の名無しさんの3倍:2010/11/11(木) 04:15:08 ID:???
bloomはもう書かれないんだろうか
963通常の名無しさんの3倍:2010/11/11(木) 07:19:32 ID:???
787氏乙です
アスランが可愛かったw

>>962
このタイミングで他の職人の話をするか貴様は
98氏に返ってきて欲しいのは俺も同じだが自重しろよ
964通常の名無しさんの3倍:2010/11/11(木) 09:20:11 ID:???
>>962
今度余計なことぬかしたらその口縫い合わすぞ!
965通常の名無しさんの3倍:2010/11/11(木) 10:33:51 ID:???
縫うのは塩の塊を詰めてからだ(そりゃハイチ産ゾンビ対策だw
966通常の名無しさんの3倍:2010/11/11(木) 10:43:36 ID:???
ん? 腹を割いて石を詰めて縫い直し、井戸に放り込むんでは?
967通常の名無しさんの3倍:2010/11/11(木) 10:50:40 ID:???
だって俺が待ってるのはbloomであって、他のなんかどーでもいいもの
968通常の名無しさんの3倍:2010/11/11(木) 10:56:19 ID:???
>>967
どーでもいいなら見るなよ
969通常の名無しさんの3倍:2010/11/11(木) 11:19:43 ID:???
787氏乙でした。アスラン、大丈夫だ。そのケハブの味は君の親友が味わったのと
同じものだよ。……まあまずくはないんですけどねw昔、両方かけて食べるもんだと
勘違いして食べたのは私だ。

 シャアという上官がいるからかアスランもそれなりにクルーに溶け込めている
様子。一方でシャアもア、もといファブリスとの決着に執念を燃やしておられる
ようで……この辺りはハイネにはわからんでしょうね
970通常の名無しさんの3倍:2010/11/11(木) 11:20:31 ID:???
>>787氏GJ!!

それはさておき、ファブリスと聞くと、何故か某所の島戦争を連想する罠w
971通常の名無しさんの3倍:2010/11/11(木) 11:21:25 ID:???
>>967
飲兵衛先生や787氏のみならず、歴代の職人ほぼ全員ディスるような奴に
98氏とて読んでもらおうとは思わんだろうて
972通常の名無しさんの3倍:2010/11/11(木) 12:43:27 ID:???
しかし憑依系か・・・ゼダンの門があるからグリプス戦役時の人もいるのかな?
となれば我々が心待ちにしなければならないことは1つ。

カツが誰に憑いているかだ。
973通常の名無しさんの3倍:2010/11/11(木) 12:53:40 ID:???
>>972
悪いが787氏本人が憑依系じゃないって明言してる
>>867の氏のカキコで『鋼-HAGANE-』が出てたから
たぶんラクスはシロッコとハマーンの遺伝子が組み込まれてるぞ
遺伝子のルートはまだハッキリしていないが
974973:2010/11/11(木) 12:54:58 ID:???
‘明言’はしてなかった、すまんorz
975通常の名無しさんの3倍:2010/11/11(木) 13:21:40 ID:???
ルナマリアにはヤザンが憑いてるとな
976通常の名無しさんの3倍:2010/11/11(木) 15:37:47 ID:???
>>975
台詞はひろしだったけどなw
977通常の名無しさんの3倍:2010/11/11(木) 16:04:24 ID:???
>>967
見たくないなら作者の鳥をNG登録でもして余計なことは言わず黙って待つのが紳士というもの
978通常の名無しさんの3倍:2010/11/11(木) 18:10:26 ID:???
>>963
ごめんここ初めてきて流れ見てなかった
979通常の名無しさんの3倍:2010/11/11(木) 20:53:59 ID:???
>>972 >>975
あの真・ルナの中の人の正体こそ逆ギレ魔太郎モードのカツだと提唱してみる
980787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/12(金) 00:22:56 ID:???
ええと、このスレを編集した方が見ているかわかりませんが、
この場を借りて、ガンクロWikiでの私の箇所を編集して頂いた方にお礼を申し上げます。
トリップが前のままなのが気になりますが、
スレに投下した分より見やすくなってもいて、私としては非常に嬉しいと感じました。ありがとうございます
981通常の名無しさんの3倍:2010/11/12(金) 01:04:51 ID:???
直接編集したのは俺じゃないが、氏が言うような読みやすさでは無かったぞ
俺個人の主観だからどうこう言えんけど、改行がやたら加えられてたし勝手に斜め文字にしてたし
悪いが編集し直した、確認してくれ
982787 ◆x0o.lpJmC2ij :2010/11/12(金) 01:15:52 ID:???
>>981
そうですか。
確かに文字が斜体だったのはどうかと思いましたが、直して頂いてありがとうございます。

ついでに経過方向をば。
オーブ勢の動向が思った以上に妄想が暴走しており、収集をつけるまで数日かかります。
一週間ほどかかると思います(・ω・)ノシ
983通常の名無しさんの3倍:2010/11/12(金) 01:22:16 ID:???
まあ勝手に編集すんのもどうかとは思うが、
作者氏が見やすくなってると言ってるのを真っ向否定するのもどうなんという気もしたりして。
こんな事言うと本人乙とか言われそうだが。
984通常の名無しさんの3倍:2010/11/12(金) 01:28:17 ID:???
別にいいんじゃね?
Wikiなんだから、嫌なら書き換えればいい話だ。編集しすぎるのはさすがに不味い気はするが、
それでもいいって本人が言ってるんだし。元はと言えば好意とはいえ改行・変換しまくったヤツが悪い。
985通常の名無しさんの3倍:2010/11/12(金) 08:50:59 ID:???
流れが変な方向なのが気になりますが787氏GJでした
アスランがだんだん言い方向に行っていますね、カガリと会ったときどうでるか疑問ですが(笑)
次回はオーブ戦ですか?イケメンユウナ楽しみにしてます
986通常の名無しさんの3倍:2010/11/12(金) 12:48:45 ID:???
787氏乙です
ついに誤字なしが達成されました
987通常の名無しさんの3倍:2010/11/12(金) 14:05:55 ID:???
>誤字なし
なん・・・だと・・・?
988通常の名無しさんの3倍:2010/11/12(金) 17:04:03 ID:???
人類革新の刻が遂に訪れたと聞いて
989通常の名無しさんの3倍:2010/11/12(金) 17:38:13 ID:???
最近ろくでもないもんしかないのな。
こんなのありがたがってるのはどこアホなんだか
990通常の名無しさんの3倍:2010/11/12(金) 17:48:22 ID:???
>>989
とりあえずお前がどうしようもないクズだってのはわかった
991通常の名無しさんの3倍:2010/11/12(金) 18:58:35 ID:???
埋め
992通常の名無しさんの3倍:2010/11/12(金) 18:59:19 ID:???
次スレでは良い空気になると期待して埋め
993通常の名無しさんの3倍:2010/11/12(金) 19:20:42 ID:???
ウメ
994通常の名無しさんの3倍:2010/11/12(金) 19:26:34 ID:???
>>988
そういうことは思う分には構わんが黙ってるのが紳士の嗜みってやつだぜ?
995通常の名無しさんの3倍:2010/11/12(金) 19:27:41 ID:???
訂正
>>988じゃなくて>>989
996通常の名無しさんの3倍:2010/11/12(金) 19:53:55 ID:???
>>984
それが嫌でSS全消去して撤退した職人もいる・・・
997通常の名無しさんの3倍:2010/11/12(金) 22:28:39 ID:???
>>990
スルー汁
998通常の名無しさんの3倍:2010/11/12(金) 22:58:28 ID:???

   (  ~~.旦
       .~旦 )
     (( 旦~  グラグラ
       .旦
       ..旦~
       (旦~~
      /⌒ヽ   みなさん ごくろうさまでした
     / ´_ゝ`)
     |    /    埋めるための土を持ってきましたよ
     | /| |
     // | |
    U  .U   

                    ダシャーン

                      \
           ⊂\    _,,,,,,,,__         /
             \\_/    .,’'.,’:.',,      .,’:.',, .,’: l  .,’:.',,|[]].,’:...,
         ガッ    _]         ).,’:.',,:.',,  []] .,’:.',,.,’:.',,.,日  .,’:.',,.,’:.',,          /
         凵シニニ_______________,,..ノ  /[]].,’:',,:',[]]/[]]\[]].,’:.',,|[]].,’:.',, _ .,’:.',,]]/ 日.,’:.',,.., . ..,,,;:[]]
999通常の名無しさんの3倍:2010/11/12(金) 23:11:45 ID:???
うめ
1000通常の名無しさんの3倍:2010/11/12(金) 23:12:17 ID:???
10011001
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