新シャアに巣食う癌細胞「種厨」にありがちな事118

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859通常の名無しさんの3倍
あまりの眠さで種アンチの体力は限界に達していた。
それもこれも夜3時に凸ってくるラテのせいだ―。
ご飯を食べ終わった種アンチは自室で仮眠をとることにした。
食卓を出ようとした瞬間、何者かとぶつかる。
見るとそれは履歴書を持った親であった。
このままではヤバい。
「トイレ…いく…」
嘘をついてその場を立ち去ろうとするやねアンチを親が呼び止める。
「種アンチ、寝るのはハローワクに行ってからにしろ。」
種アンチの考えは完全に見透かされていた。

出席番号順に生徒が答案を受け取る。
種アンチの前の生徒が答案を受け取った。
次はオレの番だ。
答案を受け取ったらダッシュで保健室に逃げよう。
そう思ってた矢先であった。
何やら様子がおかしい。
前の生徒がその場で屈み込む。
よくよく観察してみると小刻みに震えている。
まさかコイツも保健室に行くつもりか?
昨日の因縁もある種アンチにとってそれだけは避けたい事態だった。
直後、その生徒は突然口を開く。
何か呟いているようだが種アンチには聞き取れない。
「…なて…」
「な…ん」
その生徒は謎の言葉を呟きながらよろよろと歩いていった。
遂に種アンチの番だ。
種アンチは答案を受け取ると同時に事の顛末を理解した。
ヤツは7点と呟いていたのだ。
種アンチは激昂し、いつものクセで叫ぶ。
「未来のある三十路を叩いて楽しいのかよ!!!」
間違いに気付いたシンヤは荷物を纏め、家へと逃げ帰っていった。