>1乙
危うく俺も立てる所だったw
*、 *、 。*゚ *-+。・+。-*。+。*
/ ゚+、 ゚+、 *゚ ・゚ \ 。*゚
∩ *。 *。 +゚ ∩ *
(´・ω・`) +。 +。 ゚* (´・ω・`)
と ノ *゚ *゚ ・ 。ヽ、 つ
と、ノ ・゚ ・゚ +゚ * ヽ、 ⊃
~∪ *゚ *゚ * +゚ ∪~ ☆
+′ +′ +゚ ゚+。*。・+。-*。+。*゚
「潰しはしない。地球にはちょっと
>>1乙んでもらうのさ」
>>1乙
そいや飲んべえ氏の世界で、池田声の元遺伝子工学者は何やってるんだろ?
クライン派の議員だから、カナーバ達と一緒に行動してるんだろうか?
せめて前スレ埋まってからにしろよ・・・
>>7 まだ議員じゃなかったんじゃないか。うろ覚えだけど
「僕が一番
>>1乙を上手く言えるんだ。一番、一番上手く言えるんだ!」
「いちもつ」
>>1乙乙ガンダム
ユーラシアと共同作戦を行うということは、共同訓練も行われないといけないだろうから、月下の狂犬とカナードがロンドベルと訓練する機会もあるだろうな
ムウのようにしごかれてる光景になりそうだけどw
>>13 カナードがまだユーラシアにいたら確実にキラと揉めるだろうな。
>>13 ロンドベルはユーラシアの教導部隊じゃないんだから一々しごいたりしねーだろ
すでにロンデニオンに所属してるムゥと同一扱いなんてしてもらえないよ
夢見すぎだw
>>15 ジムUへの機種転換の際にはある程度しごくんじゃないかな?帰国したら教官役をやらにゃいかんのだから。
>>16 それは共同訓練とは言わんw
米軍と自衛隊だの韓国軍が合同訓練時に他軍の指導を行うか?
答えはNOだ
>>17 ロンドベルはMS戦のDACTでアグレッサー役を引き受けて
拡大ユーラシア側MS部隊を徹底的に凹るのが
正しい合同訓練ではないかと
>>17 同盟国の軍の所に訓練を受けに行くとか、普通にあるわけだがな
自衛隊も米軍の所でテロ対策とか上陸訓練とかやっていただろう?
自衛隊が米軍相手に模擬戦してボコったりボコられたりとか
普通にあるんだけどね
>>17 終了時に反省会なり講評をうけたりは当然すると思うけど?
しないと訓練の意味無いし。
結局のところ
>>13みたいのはこうなったらいいなぁっていう
俺の望む展開をよろしく!っていう婉曲な作者さんへのアピールだろ
黙って全裸待機してろや
>>17 取り敢えず「レッドフラッグ」でググる事を勧めるが
>>25 おいおい、いきなり共同演習やってどーすんだ、その前にまず機種転換教官役の
教育からだぞ、そこからP揃えてって戦術のアップデートやらなにやらすませて
さらに平時だったらそういった大規模演習やるってとこだな
ヘリオポリスにNTCみたいのを作るのもいいかもしれんが
フルボッコくらった知ったかが必死に話を逸らそうとしてると聞いて
次回で共同作戦はやるけど。多分メビウスとコスモグラスパーとEEFが持っていたストライクダガーとジャンク屋経由で手に入れたジンぐらいでないかと思われ
もしなにか変化が出るとしても次以降だろうなぁ
ジンはアグレッサー機として使えるな
本当はハイザックとかマラサイみたいなモノアイ頭でもあれば最適なんだが
>>30 旧ザクあたりを重機として搭載してくれていればねぇ。
積んでてもパーツがプレミアすぎて整備できないだろw
ムーバブルフレームでも無いし、パーツに互換が無いかw
>>31 ボンボン版ZZのムーンムーン編かい。
そういやTV版の方のキャトルでもCE製にはまだひけを取らないのかな。
ボンボン版とはまた古いwww
だが、コミック版のZZといえばZZくんここにありだと思う俺がいる
そしてキャトルと言えば、森の妖精(これで世代がばれるw)
でもプチモビは搭載されているんじゃないかな
CCAで艦長自らアクシズ上陸に使ってたし
作業用のプチモビくらいは当然あるだろね
>>35 いやいや、キャトルさんはネオジオンのMSを単独で撃破してますから
別にそこまで馬鹿にした訳じゃないと思うよ
ギャグ回の戦果がアテになるか
C.Eの方でもダガーをジン頭にしたアグレッサー仕様とか有りそうだけどな。
ロンドベルだとGMUにジンの頭と特徴的な背部大型スラスターつければ、其れっぽく見えるんでない?
>>39 まぁガザCがケツ掻くような話だったからねぇ・・・
そういえばあの話はエマリーさんがブライトにアタックを始めた回だったなw
ていうか、ガザCとアクシズのパイロットってCEを笑えん連中だったような…
アクシズの連中はハマーン様直々に使えない認定だし(スペースウルフ隊とか一部除く)
ガザCは三回変形したら壊れるだの、そもそもパイロットが微妙だから簡単な集団戦闘に特化してビーム打つ
って機体だったような
>>40 そもそも三馬鹿にたいしてソウキスを乗せたジンでなぶり殺しという訓練していた記憶が
>>42 もともとガザシリーズは作業用の改良型の簡易MSだからねぇ
連邦に対抗するために数の揃えやすさを重視したらそうなったという
>>42 使えない連中でどう戦うか考えているからまだマシじゃないの
>>42 >ガザCは三回変形したら壊れるだの、
そんな設定あったのか....
パイロットが微妙ってのはどっかで聞いた事あったが...
Zだったな、「アクシズからの使者」でハマーン自ら兵が素人とカミングアウトしている
初期のグレミーみたいのばっかと考えるとハマーンでなくとも頭抱えるよ
指揮するのもマシュマーのようなのしかいないし、彼は絶対裏切らない子だからましだけど
単純に戦闘経験の差に帰順するな
ジオンのベテランはほとんどソロモンと青葉区でくたばってるからな
ラカン配下と後付だが0083の回収されたデラーズ連中位かねベテラン
青葉で死んだベテランのさらに生き残りのベテランがメガバズで焼かれてどうしようもなくなったと聞いたこともあるけどなぁ
>>42 >ガザCは三回変形したら壊れるだの
聞いた事無いんだけど、その設定何に載ってるの?
ガザシリーズは安いというイメージがあるから、性能が上がったガ・ゾウム辺りだとコストパフォーマンスがいい優秀な機体に思えるんだが
>>53 小説版か何かのアストナージの台詞だっけ?
機体を調べたらその位脆弱そうだったので出た台詞
>>54 ガ・ゾウムは量産性と性能が両立された良い機体だったみたいね
>>54 ただ、アクシズ系なのがネックですよねぇ(汗
連邦のTMSはアッシマーとメタス・Z系が存在するんで
そこで用意するのがこのドダイ!
ぶっちゃけTMSって単一機種で大隊規模運用できないと意味ないからなぁ
NT部隊に頼りきりな割にドライセンとかいい機体作ってるのが勿体無い
どらいせーっちゅんだ
>>57 アッシマー系→アンクシャ
メタス系→リゼル
Z系→Ζプルトニウス
一応全機に後継機があるのが救いかな
ガザD以降のMSはどれもいい機体な気がする・・・
あっけなくやられるけど
>>55 「オ…オフィシャルではございませんぞ!」
>>62 Zプルトニウムは黒歴史だろ
だいたい、あの作品はオフィシャルじゃないし
Zの後継機に上げてもらえないリ・ガズィ涙目
あれは後継機じゃなくてZ簡素版だから
>>56-57 結局シャアはアナハイム系の流れを汲むギラ・ドーガを採用したわけだしね。
あれ、マラサイのムーバブル・フレームの発展型だし。
>>56 ガ・ゾウムはガザC・Dとは基礎から別物だからな
ガザC・Dは元々の基礎の部分が作業用……それなりに改良してもやっぱり限界はあるからの新設計だし
ガザCは限りなくアクシズ製ボールに近いのが実態だったのでは
使用法がほとんどボールだからな
MSの体裁はとってるから一応格闘もできるって程度で
あの時期のアナハイムはアクシズからガンダリウムγ、
ティターンズからMk.2のムーバブルフレームと、
先端情報入手してたからなあ。
しかも製品はエゥーゴ使って実戦テストできるし。
そりゃ技術上がるわけだよ。
そうして暴走した結果がSガンダム、と。
個人的には一番好きな部類だけど、Gクルーザーとかブースターユニット装着型とかやりすぎだよなぁ……
開発スタッフの頭が沸いていたとしか思えん。
頭が沸いてなきゃガンダムどころかロボットアニメすら作れんよ
まあ連邦もゼク・ツヴァイとか作ってたしそういう時期だったんだろうとしか。
>>74 Gファイターやコアブースターの時代からの伝統じゃね?
連邦もジオンに比べりゃマシだよ
SガンはZZより完成度が高いけど、運用コストがバカ高すぎて正式採用に至らなかったって設定だし
いかにもZZよりも高性能なようで、カトキ曰く強さはどっこいだとか
ALICEだけは開発続けるべきだったと思う。
あれが一番まともな対NT兵装だ。
そして唯一のヒロインw
搭乗者と一切口を利いたりしないのが難点
勝手に考えて勝手に動くだけで、パイロットが気味悪がるだけってのがなんとも
台詞のようなものは結構あるのに、実際に音声やテキストが出てる訳じゃないので、演出としては面白みに欠けるような・・・
ビーム兵器で武装した無人ボールが1000機ぐらい合体してデススターみたいになり、
コロニーレーザー級の火力を持った超高機動兵器・宇宙移動砲台として無双する……
そんなことを期待していた時期がありました。
戦車に対する随伴歩兵みたいに、初期のサイコガンのモビルフォートレス思想よろしく、
ある程度の機動力を有した高火力のMAと、それを護衛するMSって運用形態有ったっけ?
>>82 第二期ネオジオンはアルパの護衛にヤクト一機とギラ数機付けてなかったか?
>>82 変な略しかたするな
葉巻くわえた左腕が銃のおっさんしか思い浮かばないじゃないかw
あの人がCEに来てくれたらCE世界は悪が滅んでめでたしめでたしなんだがw
鬱クラッシャーはにじうら発祥のネタだぞ
本編ではコブラといい仲になった女はレディ以外全員死亡!だし
レディ以外じゃ電気のミスティと情報くれる占い師みたいな女しか生きてるやつ知らんな・・・
>>80 ユニコーンのNT−Dに受け継がれてるんじゃないの?
それにしてもロンドベルはMS以外の戦力も今後はある程度整備しないといかんのじゃないか?
コロニー外の敵に対しての0083の無人衛星とか、C.Eお得意のMS強奪部隊への対人用のプチモビやパワードスーツとか
>>88 ALICEは人格が宿ったAI
全然違うよ!
>>89 OOのオートマトンみたいなのは警備用に欲しいね
侵入者はこいつで足止めしてその間にパワードスーツ装備の警備部隊を急行させると
目からビームを出せる大型ハロを配備しよう
>>90 いやいやコンセプトが
ホントににてるのはEXAMだよね。
>>93 NT-Dは人を選ぶがALICEは人を選ばん。
むしろ手がかかるパイロットの方がALICEが成長していいというのが凄い。
テストパイロットが感情の起伏が強いのだけがとりえのR&Rだしな
……何故かダンクーガとメインパイロットの藤原忍が脳裏に浮かんできたw
>>92 ハロの設計をそのまま大型化して、スタンガンでも組み込んだ警備ロボですね。
移動方法はボール状態のままで転がって移動すると、
......あれ?某宇宙戦争に(ry
>>92>>97 おれは昔NHKでやってたSF人形劇を思い出したが…、なんか転がっててビームガンが…
確か「寺砲苦酢…」
俺は真ドラゴンを思い出したwww
>>82 ソロモンで「こんなこともあろうかと」開発していた連邦軍の通称ビグハロ登場
>>100 あちこち壊れるたびに「こんなこともあろうかと」で乗り切り、最期は
モノクロでぼやけた地球の写真を送信して燃え尽きるんですね分かります
>>101 でも予算はカットされて後継機が・・・となるんですね
噴飯です
>>98 もうラジャラジャブラジャ配備しちゃおうぜ!
ボールはもっと重装甲でいいと思うんだけどなあ……
サイズから考えて並みのMSより装甲は厚くて硬いような気がするんだが。
ボールって玉部分だけで10mあるんだよな。
前面を装甲で覆えば鋼鉄の球になる。
それで体当たり攻撃すれば・・・ナデシコの六連だな。
>前面を装甲で覆えば
1年戦争のときにガンダムの顔つけたボールがドム6機を撃破したとか。
すいません
アニメスレ、またなんかなってんですか?
保守いかがっすかー
>105
それなら、夢のない話だが無重力空間で砲撃を行うわけだから
ボールを横一列にならべてア・バオアクーめがけて一定の距離から一斉砲撃を行うと
初速を保った砲弾がかっとんで行くので、遮蔽物がなきゃ結構な威力になる。
弾道計算が可能なら長距離からうてばさらに加速して飛んでいくし、
ミサイルとちがって迎撃も難しい。
もっともビームが当たり前の世界なら弾道を予測できれば普通に迎撃できるか。
>>98 愛の火を闇に吹いて(略)ギャラクティカスリリング
関係ないがギャラクティカがこんなに化けるなんて
ボールのボディはタイファイター以上のサイズなんだな。窓が無駄にデカそう
いっそ直径60kmで表面を耐ビーム用鏡面処理を施した超硬度鋼と結晶繊維と
スーパーセラミックの四重複合装甲で覆っているボールをつくればいいんじゃね?
アルテミスの首飾りとか要塞アイギスのほうを思い出したんだが
でも一番近いのはデス・スターだろうなぁ
ボールに百式に使った金色のコーティングをしようぜ
金色といえばCEだとヤタノカガミ装甲だが核融合炉のリースが開始されればいずれはミノ粉絡みの技術の解析、
つまりはメガ粒子ビームの再現なども時間の問題になるのでこの装甲は馬鹿に金のかかる金メッキになり下がるんだよな。
まあその方がこれ以上税金を無駄遣いされないって意味でオーブ国民にとっては幸せなことなんだろうが。
ゴールデンボールか……
>>117 あれの発注はオーブ戦の前にされているから、当然の様に料金もすでに払われていて、もはや手遅れな件
さすがのおーぶのしし、一括払いだったのか
現金払いでな
SEEDのMS動力源バッテリー設定は好きなんだけどなあ。
兵器に格闘戦やらせようと思ったら、原子炉積んでるなんて本来はヤバいんだし。
主人公機のみが核動力なら主人公の神がかり的強さの説明がSEEDやNTといった設定に頼らず済むし。
パイロットの技量で強さが大きく左右されず、機体が高性能でそれを上手く動かせるだけで強い……
っていう方がある意味リアルな気がするんだが。実際の戦争ではどうなんだろ。
アメリカのことじゃね?それ
いくらリアルでも
>>主人公機のみが核動力
とか
>>パイロットの技量で強さが大きく左右されず、機体が高性能でそれを上手く動かせるだけで強い
だと物語としては糞だろ。種も糞だけど
リアルに戦争やろうと思ったら、准将さんがメシくってたり風呂入ってたり寝てる間に襲撃かけます。
ホントにリアルなロボットものは、ボトムズジャマイカ と。
PSとか異能体とかは除いて
独立戦争物としてはリアルなのはダグラムかな?
……あれこそリメイクしてほしいけど今時の若者びは受けないだろうなぁ
あの地味さと裏での黒い駆引きが面白いのに
×今時の若者びは
○今時の若者には
orz
フラッグだろ一番リアルなのは
>>117 ミノ粉はあくまで核融合炉の熱の封じ込めに使うのであって、炉の大型化でMSに搭載しにくくなるってデメリットはあるけど、
ミノ粉なくても核融合炉自体は出来るぞ。
そもそも今回リース予定なのはミノ粉不使用の旧世代の核融合炉だろうし、無論それだけではミノ粉の解析は出来ない。
ガサラキは好きだったぞ
FLAGはついてけんかったが
巨大人型が存在する世界の構築を含めてボトムズは成功だったんだろう
現代社会か近未来でマジメにやると苦しくなる
ダンバイン、ザブングル、エルガイムを立て続けに出した御大は偉大だが異常だ
>超硬度鋼と結晶繊維
何故か結晶輝羅鋼に見えた
異常じゃない御大なんて御大じゃないやいw
>>133 でも御大はディアナに労ってもらえなかったって理由で捻くれる可愛いところもあるぞ。
節子、それ御大違う、御大将や!
ハイ先生! お禿、ロリ、犬はみんなキ○ガイだと思います!
大御所アニメ監督は皆、理性と狂気が混在していると感じる。
>>136 お前そんなことあるわけがな……あるか。
そういえばそもそも核融合炉が出来てその稼働時に生成されたのを見つけたのがミノ粉発見の経緯だったか。
しかしミノ粉抜きで核融合炉が出来るとしても違いはサイズだけなのか?
安定性とかに問題あったらまずいと思うんだが。
ミノフスキー物理学を応用して作られたのがMS用の小型反応炉だっけ?
艦船に搭載してるような大型のやつはかなり昔からあるんじゃない?
それが木星開発の理由だろうし
おーぶのしし「品名はキャミソールで」
>>139 ミノ粉有りだと、Iフィールドを介してエネルギーを直接抽出できるんだが
ミノ粉のない核融合炉だと出来ないんで、エネルギーの効率が悪いらしいな
・・・今、ふと思ったんだが、仮に「アカツキが大西洋連合に発見、鹵獲」となっても
ロンデニオン的には大した脅威になる…かな?
今の段階だと、アカツキの金ピカ装甲が出来ていないし、それどころか武装も出来ていない
装甲が無い、ストライクと大差ない程度のMSって所だから、何の脅威にもならないんじゃね
まあ、装甲が完成しててもメガ粒子砲は反射出来ないから、UCのMS相手だと、ただの金ピカMSでしかないんだけどな
のんべ氏のだとフォビドゥンがUCのビーム防いでなかったっけ?
アカツキもいけるかも・・・
フォビドゥンのゲシュ(ry がビームを曲げてる以上、少なくともMSレベルなら反射できそう...な気がする。
でもあれ種の段階でストライカーパックが完成してない状態だったはずなんで、コスト馬鹿高の装甲とか実験機レベルだし
精々BCシールドにフィードバックぐらいじゃね?
フォビドゥンはビームをねじ曲げるもんだけど、アカツキは一回吸収してから撃ち返すんだぜ?
で、CEのビームは陽電子だけど、UCのビームは重金属粒子で別物だから吸収出来るはずが無いわけで
>>145 一応、フォビドゥンのゲシュマイディッヒパンツァーと、アカツキのヤタノカガミは原理が違う。
そういやゲシュなんたらをシールドにしているのはフォビドゥンだけだな
>>122 現実のエースパイロットに高性能機に乗って無双した人なんているの?
>>150 弾薬も燃料もギリギリまで削って機体を軽くしたエースはいたはずだが。
それでも機体は普通のやつ。
むしろエースは腕が良いから調子の悪い機体をあてがわれる事が多かったらしい。
>>150 ルーデルが乗ってた機体は高性能という訳では無かったようだし・・・
チートなのは本人だけのようだ
そもそも弾薬の限られた戦闘機で無双するのは不可能だ
無双できる程の物量の敵機との遭遇というシチュもありえないし
>>150 紫電改の部隊で腕利きを集めて作ったのが無かったかな
無双というと第三帝国の魔王様が真っ先に思いついてしまうがw
個人での無双って呼べる程の戦果上げられたのは、中世ぐらいまでの合戦くらいしか無いんじゃなかろうか
そもそも無双の定義って何だろう?
榴弾で敵兵まとめて吹っとばすのは無双と云うのか?
>>152 37ミリモーターカノン搭載機は速度も運動性も落ちて
魔王様以外使いこなせなかったという話
戦後、ルー様に話を聞いたアメリカ人は皆
「あのルーデルが乗っていたJu-87にはどんなスペシャルチューンが施されていたんだ?!」
と興味津々だったのですが、実のところ37mm搭載のJu-87Gはむしろ動きの鈍ったシロモノだったという
なんでそんなドン亀でソ連の戦闘機エースを叩き落とせるんだルー様
>>152 スツーカ自体が型落ちの上に、37mm砲は機体バランスを悪化させる代物
普通に考えれば操縦すらロクに出来ん
他にすぐに思いつく限りで強いエースパイロットと言うと坂井三郎がいるが、乗ってたのは零戦(当然型落ち)だったはず
まああの人の場合、本当に凄いのは僚機の被撃墜0ってところだが
なんか現実+エースパイロット+無双という振りした奴は狙っていたのか?
予想通りルーデルトークになったな。仕方ないとは思うが
>>154 無双か、まずは多数撃破が用件だろうね
個人レヴェルの場合、身体能力及び技量なのか、軍全体指揮も含めるのかは分かれるかと
前者だとやっぱ一次大戦くらいまでだろうね。ルーデルや坂井三郎が挙がるのも、個人的な技量で戦果を挙げられるのが
二次大戦だと航空戦くらいしかないだろ。特殊例として狙撃兵みたいな事例もあるけど
>>157 坂井三郎の零戦は二二型だっけ
運動性は五二型より優れている面があったので、格闘戦大好きの海軍熟練パイロットには
むしろ二一型や二二型が好まれたようだが
>>158 冬戦争のヘイヘか…>特殊例
近年だと戦闘機同士のドッグファイトすら起こらないという・・・
ステルス機で先に航空施設を破壊してしまえば、出番は無いよなぁ
性能的にはF-22なんかは無双できそうなもんだけど、現実には戦果を挙げる機会もなく、エースも生まれ得ない
>>159 食らったら即終了だがな>二一、二二型
エースパイロットは最新鋭機よりも慣れた機体を選ぶと言うが、ガンダムでもそういうのってあったのかな
隊長のザクさんとか整備の旧ザクさんとかかな<最新鋭でない慣れた機体
>>161 アポリーが乗りなれたリックディアスから降りなかったな
扱いなれた機体が一番と言う事だろ
キシリアがア・バオア・クーでゲルググドムイネーと嘆いていたけど
土壇場で新型渡されてもなれる前に戦争がわってしまうものな
WW2のエースは主にドイツでばかり発生した件
敵が数的に圧倒的な場合に反復出撃を繰り返すので
記録は伸びるがパイロットが疲弊して死んでいく悪循環
軍全体指揮官で無双なのは最近だとやはりマンネルヘイム元帥だろうな
もう少し前になるとナポレオンとかかね
まあガンダム世界の試作機乗りのエースは命がけのテストをさせられてるだけって事にしとこうぜ
『戦闘中に不具合がでて戦死した奴』も平行世界じゃいるけどそっちはお禿様が電波を受信しなかったって事で
個人の戦果ならルーデル、ハルトマン、ヘイヘを超すことはもう無理だろうな
>>158 いや
>>122が高性能機に乗って無双するほうがリアルとか言ったからさ
まさか現実にそんな事例があったのかと思ったもんで
対地攻撃機で地上車両相手に無双、なら在り得るかもしれんがねぇ
>>高性能機に乗って無双するほうがリアル
湾岸戦争で米軍の戦車がそんな感じじゃなかったっけ?
相手の攻撃は効かなくてこっちの攻撃はコンピューター補正で高命中率&貫通
ただ、高性能試作機を戦場に出すなんて切羽詰った勢力は間違いなく負けるだろうな、現実じゃ。
>>171 そういやエイブラムズって湾岸で破壊されたのがたった20機とかそんなんだっけ
しかもその殆どが事故だとか地雷踏んだとかって奴で、対戦車戦で破壊されたとかではないような
湾岸戦争のM1対T-72は半年準備してエアカバーはがして、まあ弱いものいじめに近いけど
戦略以前に政治・外交の力押しジャイアニズムあふれる戦争だった
以降は正規軍同士の戦いというと2008ロシア−グルジア戦争ぐらいか
これもかなりのワンサイドゲームだったが兵器の性能差はよく知らない
今はデータリンクでスパイが敵要人の場所見つけたら、別任務中の攻撃機が30分で爆弾をデリバリーとか
戦争のシステム化が進んできて単体の兵器の性能では語れなくなってきたな
つーか民族紛争が絡まないかぎり
このご時世で戦力的に拮抗する正規軍が衝突することなんか無いだろ
新兵器を用意出来る主要国で戦争したがる国なんて米ロくらいだし
>>174 水利権争いで中印あたりであるかもしれないけどねぇ。
現時点でありそうなところというとあそこぐらいだとおもう
まぁ、しばらくはやらないとは思うけどね。
>>130 それだったらCE世界にもあるんじゃないの?確か作中にもそういう会話があったような?
EEFがほしがってるのは、小型の融合炉じゃないのかな?
>>168 指揮官の戦時昇進でガーラントを超えるのもたぶん無理だなw
>>176 AAの動力が レーザー核融合等核融合炉熱核ロケット6発推進 だからやはり小型のをほしがってるのか?
>>176 エネルギーを取り出す核融合炉と推進装置としてのレーザー核融合推進は違うからな
同じ核分裂でも原子力発電所と原爆は違うだろ?
>>179 そうなるとロンデニオン側もリースできるのはMS用の小型融合炉しかないんじゃないのか?
>>180 なんで?
ミノ粉由来の小型化をしてない大型融合炉こそがロンデニオン側EEF側両方が合意できるんじゃない?
国防的な意味でロンデニオン側がミノ粉技術を制限しようとするのが自然だと思うんだが。
>>180 大型で十分だろう。
あの世界は核融合炉の精製に失敗した世界なんだし
それだけで十分な電力供給できるし
>>181 ミノ粉なしの融合炉なんて、ロンデニオン側にノウハウ皆無なもんどーやって用意すんの
石川島播磨に大和の蒸気タービンと重油専焼缶を今から作れって言ってるのと同じだぞ、お前のその妄言は
まあ、ASTRAYが原作通りに動いてガルシア少将に『オリジナルNJC』が渡ったら重要じゃなくなるんだけどね核融合炉
『アレ』宙域クラスの効果範囲があるから、一基で欧州全域の原子力発電所が復活できる
>>184 原作の推移からするとアズに渡りそうではあるが?NJC
もしアズにわたったら、融合炉なんていらねってことにならんだろうか?
俺182じゃ無いけど『上の方』ってどこの事
>>130からの流れ?
>>178-180の事なら179の言ってる事は
『AA級の推進装置はレーザー核融合爆弾反動推進で核融合炉じゃないよ』って事なんだが
>>187 普通に考えれば130からの流れだろうなあ。
189 :
187:2010/06/20(日) 00:41:10 ID:???
>>189 近場では183が否定してるし、上の方だと139〜142が大型が不味いって書いてるからじゃないかな?
まあ186じゃないからわからんけど。
191 :
187:2010/06/20(日) 00:54:24 ID:???
うーん、俺の目には
>>139-142はエネルギーの効率が悪い旧式って言ってるだけのように見えるし
>>183はミノ粉で効率化したかも知れんが戦闘艦用の大型核融合炉を運用しているだろう勢力的に失われた技術なのか?とも思う
……しつこく聞いてすまんかった寝ます、答えてくれてアリガト
>>190
>>191 UC世界の熱核融合炉って、ミノ粉っつーかIフィールドによる封じ込めと制御が核心なのよ
つまりそこを使わない核融合炉なんて、建造も運用も最初からノウハウ皆無ってわけで
>>192 ミノ粉の発見は核融合炉の開発完了後だぞ
Iフィールドによる封じ込めと制御は小型化の条件でMSに搭載できる理由付け
>>192 核融合炉(非ミノフスキー粒子)→ミノフスキー博士粒子発見→それでも異端扱い→ジオン行き→メガ粒子砲やMSの開発っていう経緯のはずだが
>>194 ちょと違う
核融合炉(非ミノフスキー粒子)→ミノフスキー博士ミノフスキー理論発表→異端扱い→ジオン行き
→ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉を開発→ミノフスキー粒子発見
ミノ粉自体がミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉の副産物
木星でかなり昔からヘリウム3の採掘をしているみたいなので、ずいぶん昔から核融合が主なエネルギーなんだろう
少なくともクラックス・ドゥガチが若い頃からだ
>>196 あの時代が133年でドゥガチが70年あまりとかいてあるので単純計算しても宇宙世紀60年ぐらいからは木星から調達が必要なほどのヘリウム3輸送船団があったってことになるね。
色々と考えてみたけど宇宙世紀初期にはもう核融合炉があったんでないかとは思う。
月にもヘリウム3はあるだろうから(コスト的に安くって調達がしやすくないと主力エネルギーにはならないし)
初期はそっちをつかってたんだろうね。
198 :
通常の名無しさんの3倍:2010/06/20(日) 07:27:09 ID:cHBVR0wo
核融合炉(非ミノフスキー粒子)→ミノフスキー博士ミノフスキー理論発表→異端扱い→ジオン行き
→ミノフスキー粒子発見
→ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉を開発
イヨネスコ型熱核反応炉にミノ粉使ってるならこうじゃね?
あげちまったすまん
>>198 ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉からミノ粉を発見した、とオフィシャルで設定されている
理論段階で、Iフィールドの形成まで予測していて、それを前提に反応炉を開発したのでしょう
ミノフスキー粒子発見というより、ミノフスキー粒子確認だったってことかな
結局他人を叩きまくった
>>183の無知と無恥を露呈しただけだったな
202 :
187:2010/06/20(日) 10:37:48 ID:???
結局、「ミノ粉不使用じゃ核融合炉なんて出来るわけねーだろ」っていう思い違いだった訳ね
いや、使われなくなった技術は直ぐにロストテクノロジーになるから、ロンデニオンで旧式核融合炉が作れるとは限らないって事でしょ
効率とかで圧倒的に負けてるっぽい旧式核融合炉なんて誰も作らないわけで
そうなると技術は死蔵されて、死んだ技術になる
文献に理論や構造が載っていても、誰も作った事がない物だから、普及品を作るより手間がかかるし場合によっては無理と
>>183の言いかたが悪いから、ちっとも伝わってこないけど
でも、この場合は、技術流出を抑えるのが目的なんだから、手間暇かけても旧式を用意する価値はあると思うがなぁ
>>203 旧式がどれだけ廃れてるかは、のん兵衛氏のさじ加減じゃね?
ブライトさんの言動読む限りあんまり問題にはしてなさそうだけど。
まあ今の原子力空母にだって原子炉専門の技術士官が大勢乗りこんでるだろうし、
カイラム級やネェルにも融合炉の専門家がゴマンと乗りこんでると思うしね。
>>204 でもリースするんだから、ロンデニオンから欧州まで運べるサイズじゃないと不味いんじゃないのかか?
ばらして運ぶんだろけど、ミノ粉なしじゃ炉心から放射能漏れの心配があるしな。
……核融合炉で放射能漏れなんかあんのか?
>>206 放射能は出ないが、放射線はばんばん出てる
放射線の封じ込めが最大級の課題のひとつだからなー
バナジウム系の材料で覆えばなんとかなるみたいな研究はあるけど
209 :
205:2010/06/20(日) 12:49:46 ID:???
ファーストでWBの機関整備が終わったあとアムロとマチルダさんが防護服のままシャワー浴びてる描写があったから
つい書き込んでしまった。
>>200 核融合炉(非ミノフスキー粒子)→ミノフスキー博士ミノフスキー理論発表(理論上の粒子発見)→異端扱い→ジオン行き
→ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉を開発→ミノフスキー粒子の発生を確認
こうか?
>>207 宇宙空間では絶えず宇宙放射線が飛び交っていますが?
>>211 君は宇宙空間に宇宙服なしでいられるのか?
民生用の核融合炉が1年戦争以前から普及していたんなら、地球上やコロニー内の電力も、余程効率に差があるのでなければ既存の融合炉をまだ現役使用しているだろうし、例え新規生産してなくとも補修する為に技術は残ってるんじゃないか?
>>212 お前は放射線が出ている物体をむき出しで移送するとでも思っているのか?
そもそも移送中も核融合炉を稼働させっぱなしにするか?
生身で宇宙空間に飛び出したクェスは放射線障害で長くなかったかもしれない・・・
ギニアスみたいな感じになる筈
もし核融合炉のリースがザフトとか大西洋連邦にバレたら、躍起になって奪取しようとするのかね。
特にザフトにとっては即座にではないけど、NJC効果が打ち消されるわけだし。
>>215 常識で考えてEEF経由で購入すると思う。
EEFを完璧に敵に回してまで奪い取るメリットってなに?
あと奪い取られるのはEEFだし。
設置したら異常な電力が発生して一発でばれるし
「一族」が真っ先に動くかもな・・・
>>216 政府側はまともな大西洋はそれでいいけどさ、追いつめられてるザフト強行派閥がな・・・
>>217 外道勢はあまり出てこないって言ってたような
>>218 大西洋も魔界天使が政府と軍部を牛耳るようになったら分からんがな
>>219 EEFのランズダウンが、今の大西洋大統領は軍部よりも冷静って言ってたし、
いくらジブでも強行派のブルコス軍部とつるむのがせいぜいだと思ってたけど。
それにヤツにアズラエルほどの計画性があるとも思えん。
>>220 ああ、それもそうかと思ったが、最後の1行ひでぇw
まああまり間違ってないだろうが
>>214 輸送途中の事故ってのは充分考えられると思うけどなあ?停止させていたとはいえ。
一族って一体なんなのさ
>>222 停止してたら放射線は出ないぞ?
放射能を帯びてしまってる原子炉じゃないんだからさ・・・
事故ってのは事故にみせかけた強奪作戦か何かか?
>>224 ザフトは兎も角大西洋連邦は融合炉の情報をもってるわけだからさ、同盟結んだ時点でEEFに融合炉がもたらされるってわかるでしょ、
でも色々制約があるから、事故に見せかけて強奪してその後情報操作で原子炉だったってことにして、放射能が広い範囲に撒き散らされたことにして
EEFの評判を落とすってどうかな?
NJが止まらないと原子炉に価値が無いからなんで移送してんだ?って疑問のほうがでかくないソレ
NJCとセットじゃ無いと無理っぽいぜその情報操作
>>226 あれだそこでクルーゼが流すNJCの情報が使えるわけだ、EEFとプラント穏健派(ラクス派)が組んでるという情報はどうかな?
クルーゼならこの状況下ではアズよりジブに流した方が自分の目的に添うだろうし
>>EEFとプラント穏健派(ラクス派)が組んでるという情報
はアリかもしれんが放射能汚染とかは無理になるよな?
NJCの移送なら納得しても原子炉はEEFに停止したのが有るんだし
核融合炉強奪の情報操作にNJCを利用できても放射能とか事故とかは無理っぽい、なんか拘ってた人がいたけど
>>225 そんなもん、EEFとロンデニオンが幾らでも証拠を出せる以上、大西洋連邦が信用を失って孤立するだけだろう
>>225 NJがあるから、原子炉だったら動きやしないんで放射能を撒き散らす事もないだろっていう突っ込みはさておき
その放射能が撒き散らされた事にする場所に、誰かがガイガーカウンターを持ち込んだだけで嘘がばれるな
立ち入り禁止にするにしても、これから先、何百年それを続けるんだ?
抱え込む爆弾がでかすぎないか?
昔稼動してた原子炉なら放射能を撒き散らすけどねNJは核分裂を停止させるだけで放射能はスルーだから
確かに事故に見せかけた強奪は滑稽すぎるけど、EEFが大西洋に融合炉渡すって話しもないだろうな。
あくまで、仮定の話しだけど、もし大西洋がクルーゼルートからNJCを手に入れたとしたら、各勢力が原子力を復活させることに
なるな。
皆が言いたいことはよーく分かった
つまりだな、
「新作読みてェ」
これだろ?
まあな、L4宙域の海賊退治でプラント穏健派(ラクシズ)がどうなるかにワクテカしてるからな
>>235 その辺のはなしが読めるのはのん兵衛氏の近況と今までの投下タイミングを考えると早くて8月以降なんだよなあ。
つか前から思ってたけど、コロニー群に向かうとは言ってたけど
それが本編準拠のL4とは正確に明記されてなかったと思うんだがな。
いや、その可能性が高いとは思うけど。
亀でスマンがミノフスキー博士の話ってサイバーのあれしか知らないんだが
あれの経緯だとこうなる。
核融合炉(非ミノフスキー粒子)→ミノフスキー博士ミノフスキー理論発表
→ミノフスキー粒子発見 →ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉を開発
→異端扱い(ミノフスキーに集まる名声に嫉妬したイヨネスコが理論を否定、ミノフスキーをペテン師扱いに)
→ジオン行き
憂〜〜〜、のん兵衛氏か980のしんさく〜〜〜
しんさく〜〜〜
し〜ん〜さ〜く〜
___へ__
/  ̄/: : : : : : : : : ` .ヽ、
/ :/ : / : : i : : : : : : : : 、: : : :`ヽ
/: : /: : : /: : : i : : : : : : : : : `、 : : : : ヽ
./: : / : : : /: : : : l : : :ハ : : : : i : ., : : : : : :`、
: : ノ: : : : /: : : : : : : : l::l : : : : l : :i .l : : ; : : `.
: :冬、 : ハ:ハ : : : : : : l::;:i : : : : i : :i : : : i : : :`,
:/: ``ミゾ.i i:l : : : : : : l:ハ;`; : : : : : :i : : : i : : : i
;、: ./:./ l: ; i : : : : : :ll `;`, : : : : :i ; : : :i.ハ: : i
``ミ ; / l::ム; : : : : : :lヘ、 ヾ; : : : :i::i : : .l':::i: : l
:|: :.il`i /i! 丶: : : : :i ヽ: : :i::! : : :i:::i : : i
:i、:il i _ \: : :i ─ ソ,.i::i : : ;.!:::::! : !
:iヽ;il:i ≡≡≡ `ヾ ≡≡≡ i `ソ: : :/!:::::i: :iヽ、
:.i::`ヾ, i: :i' : :/:::::;;:i :ヘ,: : `rヾ,
:i::::::::`! , , , , , , /: :i . /::::::/'レ' !ヽ、ノヾ
:i::::::::::!, △ /. : : : !::::::i ,.. -' '
: ヽ;::::::ヾ ___________ く: : : : : !''''"_~__________
>>238 確かオリジンでもその流れだったな。
でもあれだと博士が逃亡途中でガンキャノンに潰されて死ぬけど。
>>237 ほかに潜伏可能なコロニー群ってあったっけ?
>>241 スカンジナヴィア行くとか、海賊よりは選択肢は多かろう。
もしブライトたちが帰還できたとして
NJの技術を持って帰ったらUC世界で核ミサイルは有効じゃなくなるんだよね
UC世界では使い道あるのかな
とりあえずドゥガチさんが涙目になる事は確か
>>244 例えばアクシズ落としみたいのやろうとする輩が出ても砕く手段がさらに狭まるとか…
後の事件を考えるとディビニダドが地球を死滅させるうえで有効でなくなるので、
ドゥガチが最初からシンヴァツを使ってくるとか…
アナハイムは飯ウマ状態だな
>>243 その場合は艦船を捨てるかジャンク屋に委託して隠す必要があるけど、スカンジナヴィアだと匿ってもらえても表立った活動は
できないな。スカンジナヴィアが中立じゃなくなるから。
投下来てるのかと思ったら・・・何かマクロススレと似てきたな
今日あたり投下くるかもかな。
信じてれば来るさ、、、、、きっと、、、、、
投下があるたびに10年は耐えられるとかいって、前回の投下から2週間もたってないよ?
紳士は黙って待機しようよ。
本編投下も待ち遠しいがその前にザラ父子&クルーゼ視点の外伝が読みたいでござる
と言ってみるテスト
>>239 お姉ちゃん、のんべえ先生も忙しいから我侭言っちゃ駄目だよ? めっ!!
-、ニラ': : : : : : : :>、ミ::、ー、_ ,-、
/: : : : : : : : : : : :\\ヘ ̄ ` .!⌒U ヒ 、
. /: : : : : ト、: : : \: : : : ヽヾ、ゝ ./> ∇ r、 \ヽ
/ : : : l: : | ヽ`_、:ム- : : :Vハ` /r ァ / } ! `.
. j: : : : :|:l: レ \ヽ,≧、: : :}: :l ( ´_人_ ) (__ノ }
l: l : : :レW 'iハY:!:|'ヾ. `7゛ ⊂ニヽ}
|: {: : :':{.l,Y示 ゝ-' l小/ //ヽ ⊂'ノ
. ヘ:ト、: :ヘl代_冫 l´ ´ `ー--一゛
` ~t-'ヘ `, 、 /
`ーヽ ゝ' ∠!
. , -`≧.ェ一 ´ {、___ __
. / ヽヽ ヽ`マ ヽ
{ ハムー- 、 'ム ヽ、:.. L_
) ,-、 ', ハ ハ` ー-ヘ ム_.ヽ }
. ヽ. ヘ_ .V { .}―-----一´ V \
. i 冫 ´ヽi / ハ. \
| ( / `y' l ヽ
. { }、 ´) : : : : : . /. : :リ、 !
ハ }`-、 ク : : : : : : : :/: : : / ` ,′
. ヽ ヽ:::::`´:} : : : : ::/: : : / /
ゝ ___,イ ./: : : / ./
_|:: /::: : / /
x ´: : :{:: / .,{> ´
/ !: Λ
/ |:: リ
,′ {: : /
! :. {: : : . ,イ
. { .::. V: : : : : : : / {
>>243 スカンジナヴィアなんかに行ったら良く変われるチャンスが永遠に失われるな。
>>254 外伝…は、ニコルのロンドベル残留時にあったゴタゴタを
読んでみたい気もする。死ね死ね団的に。
>>255 そりゃブライトたちのペーネロペーとかバンシィの技術員の大半はアナハイムの連中がほとんどだからだろ。
>>259 もとの世界に戻れるかも判んないのに「アナハイム」がメシウマとか関係無いんじゃない?
現場の技術者も連絡取れない本社とか気にするか?
>>259 逆に最新鋭で機密の塊のバンシィやペーネロペーが行方不明でどえらいパニックになってると思うぞ。
>>242 サイバー版のミノフスキー博士はただ死ぬよりもっと不憫だったんだぜ。
あの話のミノフスキー博士は、核みたいな大量殺戮兵器に対するトラウマ持ちなんだが、
最後のオチが
ジオンに加担する
→武力を手に入れたジオンが戦争を始める
→コロニー落しを目の当たりに
→俺は何をしていたんだー!
だからなー。
263 :
242:2010/06/21(月) 13:09:05 ID:???
確かエピローグでは博士がチェルノブイリ跡地に立ってて、遠くで原発の暴走を見た子供の頃を思い出し
「私はお前に勝った…しかし、私の作り出したものはお前以上の破壊を生み出すだろう…
……私はお前に負けたのかもしれんな。」
と呟いてたのが印象的だった。
(何故か最後のページがガンダムのラストシューティングの場面だったがw)
たしか
原子炉の放射能漏れでトラウマ持ち
→ミノフスキー物理学で反応を抑え込んだクリーンな融合炉を開発
→お前(放射能)に勝ったぞ〜〜〜
→融合炉やミノ粉の兵器利用で従来よりも大規模な戦争に
→(より大きな破壊を生んでしまった)私はお前に負けたのかもしれんな
の流れだよね。
ただあの話の博士って苦悩しつつ天寿を全うしたっぽい。
亡命中に命を落としてその先を知らないオリジンの博士とどっちがマシだったのやら。
この流れはいま流行りなの?
ここまで投下なし
のん兵衛氏は近日中には無理だとわかっているが、他の作者さん達は違うはずだ。
ああ、他の作者さん達は近日中に限らず無理だとわかっている
スレが埋まるのが先か投下があるのが先か
980氏雑音にめげずに投下してほしいな。
273 :
通常の名無しさんの3倍:2010/06/22(火) 01:34:36 ID:jdqahIys
拾いすぎw
誤爆スマン
許さん
絶対に許してはいけないもしも、CCAアムロが種・種死の世界にいたらスレ24時
>>260 帰った後の事言ってんじゃないのか>アナハイム飯ウマ
アナハイムのメンバーが多い以上、CE技術もそっちに流れていくとは思うし。
>>268 でも時々、平日や深夜に投下があったりするから侮れないんだぜ?
>>278 実際のとこ、UCでも使えるCE由来の技術って何?
ああ、月の引力圏で艦内を無重力にするとかだな。
>>280 PS装甲なんかMA、宇宙艦、要塞用に使えそう
あとミラコロ、なんとかリュミエールくらいか?
バッテリー技術だろJK
>>281 ビーム兵器がメインのUCにPSって居るか? MAなんてほとんど無いし。
ALとVLは優秀な技術だな
ALはABC仕様の武器じゃないと抜けない上に内側からは攻撃し放題で形状自由(出力あればかなりデカくもなるとか)、遠近両用の武器としても使えるというチートっぷり
VLは少なくとも鬼加速やら変態機動やらを与えることができる。ビームを取り込むビームリングは強力だけどビーム技術が違うから使えるかは微妙
あと作中セリフが真実なら次元レベルで影響与えることすら・・・
ゲシュマイディッヒ・パンツァーとミラコロはUCでも有用だろう
前者はデータを取れるかどうかが怪しいが
>>285 ゲシュ(ryはメガ粒子ビームに通用するか不明なのがなんとも…前回やりあってたのは自由だったし。
そもそもIフィールドを用いたビームの偏向技術がU.C.には存在したような…
0083の時点で存在しますな
小型化できるようになるにはあと5年くらいいるけど
>>279 投下の時間の統計とって見ると、午前3〜4時と午後0〜2時が多いことに気付く
>>287 83より一年戦争のビグザムの方が最初でしょ。
MSの動力源としてはUCには核融合炉があるから魅力はないが、あれだけMSをがんがん
動かせるバッテリーの技術は他にいくらでも転用できるから垂涎ものだと思うけど。
ドラグーンは凄い有用じゃない?
あと量子インターフェース及び量子通信技術とか
量子通信がミノ粉下で使えるかがネックだけど第二世代型のドラはいいな
OTでも多数の疑似ファンネルをそこそこの性能で使えることになる
最悪有線でもインコムの性能向上にはつながるだろうし
あと何度も出てるけどバッテリーだな
主動力じゃなくて予備電源なりコンデンサなり使い出がありそうだ
ネェル・アーガマにミラコロつけたら、ジェネシスに並ぶ立派な戦略兵器、てことでロンデニオンのカードになるな
ドラグーンってなんとなく攻撃パターン凄い少なそう
そりゃ本編のせいじゃ・・w
296 :
sage:2010/06/23(水) 03:08:01 ID:dq60VN2S
>>293 姿を消したままCEの超省エネ技術でハイメガを連射するんですね?
>>280 まあ攻撃パターンが少なくても
動き回るビーム砲が周囲を取り囲んで狙ってくるってだけで結構怖い兵器だよね
よし、じゃあドラグーンを流用するとするか
C.Eでなら融合炉積んだドラグーンにヤタカガミ積んでミラコロつけたらよくね?
所詮通信技術なドラグーンならミサイルだろ
MSの操作と攻撃端末を同時にやるから空間認識がどうとかって話なんだし
ミサイルが復活すると機動兵器としてのMSの価値が激減するから
アナハイムが黙ってないような……。
つ「ファンネルミサイル」
>>301-302 その辺は種の考察でもさんざん言われてるなw
量子通信で超距離攻撃が可能に
陽電子リフレクターでほぼ鉄壁
戦艦とMAの時代が再来
正義のリフターにスパドラ技術載っければ半自立の無人兵器とか出来そうだよなw
流石に複雑な動作は無理だろうから使い捨て上等の突撃とかしかできないだろうけど
使い捨て上等なら、わざわざ炉やバッテリー積んでビーム砲にせず、
爆薬積み込んでミサイルにすればよくね?
……結局
>>304か
UCに量子通信技術がもたらされたとしてソレがミノ粉に阻害されなかった場合
未来が心配になりますな、F91のバグが全領域で使用可能にこれは怖い
バグとかよりもデータリンク解禁で長距離艦砲射撃と長射程ミサイルで全て終わるw
早い話が現代と変わらなくなってMSが無用の長物になる
つーかCEでも
NJC開発された時点でMSは無用の長物だろうに
つまりガンダムじゃないイージスの時代再到来か
ロボットアニメ全否定www
つまんねーぞ、それ
故になんでそんなもん出したのか理解不能状態。
世界観、というか軍事バランスぶっこわれるだろうになぁ
だからNJCとかドラグーンとかは土台を壊す行為だって言われてたよな
>>314 UCで言うところの反ミノフスキー粒子みたいなもんだからな
しかも範囲は地球圏全域
すまん全域は嘘だな
でもNJみたくばらまけば一緒じゃね?
根本的なことなんだけど、地球全域にNJを撒ける能力があるなら、戦争なんてとっくの昔にケリが付いてるとおもうんだけど?
ところで以前から疑問だったんだが、
NJCはNJの中核となる作用、つまり核分裂抑制を無効化する、までは分かるんだが、
NJの副次効果である電波障害にも何らかの効果があるのか?
>>318 つごうのいいことに、そっちも無効化されるんだろうなぁじゃないとドラグーンが機能しないだろう。
>>319 いやそれはドラグーン関係無いだろ、むしろ
NJの電波障害下で使用できる通信技術がドラグーンなんだし
>>318 ふと思ったんだけど、種劇中で電波障害が問題になったシーンってあったっけ?
UCのミノフスキーテリトリーに較べると、何か関係ないんじゃないのって思うんだけど?
>>320 それだったらミノ粉下でもドラグーン使えるな。ミノ粉撒いてても数キロ圏内なら無線使えるし。
>>321 それは問題になるようなものは既に使われなくなって劇中に出てこないからじゃ?
強いて言うなら地上に降りたAAがアラスカと連絡が取れないくらいには影響があると言える。
>>323 正直いうと固定電話で電話しやがれアホでfaだったし
誰か一人抜け出して連合勢力圏へ駆け込めタコだったり
ツッコミどころが満載だったしね。
>>318 劾が参加したドレッドノートの試験時にレーダーが十全に機能したので電波障害
も無効になる。
自由以降のNJCは効果範囲が狭められて自機にしか影響がないらしい。
まぁ効果範囲が狭めてまでMSにこだわる必要はない罠jk
コーディて頭いいんだか悪いんだか
ドレッドノートクオリティのキャンセラーを戦艦に積んで艦隊統率させれば
黄海海戦でも日本海海戦でも演出できそうなもんだよな
敵艦隊をアウトレンジしつつボコればいいんだし。
>>322 忘れられがちだが、ミノ粉の方にはCPUの機能障害って効果もある
だから、レーダー以外を使った精密誘導兵器が使えないわけで
え?赤外線誘導の間違いじゃね?
高価で容積を取る対M粉防御を施さないと電子機器の信頼性がガタ落ち、だったかな
>>330 それにしたって条件が現代戦と同じになるだけだろう
後は誘導兵器の性能と数によって勝敗が決まる
ミサイル復活論への最大の貢献者はドラグーンじゃなくて自由が同時発射の打ちっぱなしで複数撃墜可能な精度の機械式多重ロックオンが可能な事だ
>>333 1st見た後に種見た俺の友達が
フリーダムのマルチロックオン見て「いや戦艦につけろよ」と一言言ったのを忘れない
>>334 エターナルについているかもしないけど。
つかわれた形跡ないなぁ
ってかエターナルはミーティア運用艦だからマルチロックってふつうにあるはずだよねぇ
冷静に考えてみたら
あのマルチロックって予め機体の制御を乗っ取って動けなくしてから攻撃するんじゃなかったっけ?
そうじゃないとあの命中率はちょっと、、、、、
それか、ラクスの存在に動揺して動けなくなったとこに攻撃してるかだな。
>>334 ミーティアとか特にそうだよな
あれロックオンできるならMS付属にするメリット無いだろ
そもそも空気や水の抵抗がない宇宙なら、エンジンパワーのでかい艦船のほうがMSより早いはずだよな
ミーティアみたいな運用思想の機械なら、ホントに戦艦にしといたほうがいいという
ガンダムと名の付く作品でMSが活躍はおろか出もしないで、戦艦同士の艦隊戦しかしないのなんて見たいか?
>>338 >そもそも空気や水の抵抗がない宇宙なら、エンジンパワーのでかい艦船のほうがMSより早いはずだよな
え?いやそれはねーよ
宇宙でも質量はあるから加速度に差がでるし、高軌道戦闘はどう考えてもドラグーン>>MS>>>>>>艦隊
早いって巡航速度と戦闘中の速度は別物だろ?
ドラグーンとマルチロックオン使えるMAでおkのはずだよなあ
手足なんて飾りです、偉いry
>>340 ドラグーンを船にのっければよくね?
あと、宇宙じゃ基本的には摩擦無いんだから加速度も出力に比例するはずだが。
加速から減速するんなら慣性の法則が働くけど、動き出すには支障はない。
なんかファンネルみたいな動きをするマゼランが思い浮かんだ
中の人ミンチになるんじゃ・・・
>>340 宇宙だと、質量と推力の比は、機体が大きい方が良くなっていくんだよこれが
でかい推力のエンジンと、大容量の燃料タンクを持ってる方が圧倒的に有利なんだ
だから、小さいドラグーンより、大きな戦艦の方が速い
>巡航速度と戦闘中の速度は別物
別だと思う理由がわかんねぇ
機体が2倍のサイズになると重量は8倍になります
>>342 >>344 >ドラグーンを船にのっければよくね?
うん、俺もそう思う
>だから、小さいドラグーンより、大きな戦艦の方が速い
最高速度はそうだろうけど、戦闘以外の機能も積んでる戦艦と最小限のものしか積まれてないドラグーンだと明らかにドラグーンのほうが全体の質量に対する加速装置の割合が大きいよね
だから加速度的にはドラグーンのほうが上だと思う
CEとUCの技術だと人が耐えられないレベルの加速度も簡単に出せるだろうから中に人が居ないほうが加速装置の能力を限界まで出せるんじゃねーかと
>>巡航速度と戦闘中の速度は別物
>別だと思う理由がわかんねぇ
全然別だろ
戦闘中に速度がどれだけ早かろうが同じベクトルに進んでたら簡単に攻撃あたるだろ
常にいろんな方向に加速(別の視点から見ると減速)して攻撃よけるもんだろ
>>339 >>戦艦同士の艦隊戦しかしないのなんて見たい
んじゃなくて、ちょっと頭ひねればそうならざるを得ない設定だということ
>>347 そのうちアルテミスvsアルテミス的な要塞戦になりそう
それなんて銀英伝?
>>346 軌道とか質量とか加速度とか、あまりリアルを追求しすぎると『航空宇宙軍史』になるからMSの存在意義が無くなるよ。
あくまでガンダム的に考えようよ。
>>349 だけじゃない。
ハマーン様もやったから。
>>346 推進剤容積とか熱飽和の問題とかいろいろあって容積がでかければでかいほど
効率良いのよ、宇宙じゃ
ちょっと頭ひねればガンダムなんてありえない馬鹿設定の固まりだということ
ちょっと頭ひねるだけならいいけどひねた見かたしても楽しくないぞ
リアルとリアリティの違いだよね
宇宙で動くメカを考えたときに、
リアルなら、でっかいブースター1つにジャイロつけたメカが正しいけど
リアリティなら、ブースターを複数つけた、フルバーニアンの方が絵になると…
戦艦、云々は福田が、マルチロック、ドラグーン搭載型のMAを出せば誰も突っ込まなかったと思うけどね!
>>346 >ドラグーンのほうが全体の質量に対する加速装置の割合が大きい
重要なのはエンジンの大きさであって、全体の割合は関係ないぞ
小さい物を、小さいエンジンで動かすより
大きい物を、大きいエンジンで動かした方が速いし、加速度も大きいんだ
つーか、加速度がと言うのなら、戦場に着く前に加速をしておけば良いだけの話しだしなぁ
ドラグーンをぶっちぎるくらいの速度で戦場に突入出来るぞ
>>354 核動力主役キャラ用特別試作機(笑)なんて出して無理に俺ツエーやろうとするからこうなる
357 :
通常の名無しさんの3倍:2010/06/25(金) 09:48:19 ID:ZwoelQ+N
>>355 そして戦場をぶっちぎって消えていく と
加速と機動は別物だろ。 まっすぐ飛んでいくだけでいいなら、戦艦すら要らんし。
358 :
357:2010/06/25(金) 09:54:46 ID:???
sage忘れた…
ちょっと氏んでくる…
>>357 いや待て、加速度の問題への反論に、機動がどうとか言い出すってどうよ
>>359 ドラグーンと戦艦とじゃあ運用法が違うのに、比べるほうがおかしいと思うんだが?
ドラグーンやファンネルビットって、MSでは不可能な機動と死角からの攻撃が持ち味だろと。
>>360 もっとレスを読み返した方が良いと思うよ?
そしたら、そう言う話題じゃない事くらいはわかると思うんだ
ようは、停止状態から一定の速度に達するまでの時間が早いのは戦艦かMSかファンネル系か、って話であってるよな?
結論
ゴーストX9が最強
>>362 それってバイクと自動車と電車が時速50km/hに達するのは… てのと同じだよね?
何か意味有るのか? 上にもあるけど使用目的が違うんだから、あんま意味無いと思うんだけど
365 :
通常の名無しさんの3倍:2010/06/25(金) 13:57:57 ID:aEiiiSoT
>>355 その理屈はおかしいくない?
エンジンの大きさが出力に比例するとして、積んでる荷物の割合が増えたのに加速上回るとか
馬鹿に判るように説明してくれ
荷物:エンジン(重さ):出力
10:10:10 →全体重量20に対して出力10
100:50:50→全体重量150に対して出力50
前者のほうが加速速くないの?
その理屈だとミサイル攻撃はほぼ戦艦に追いつけないことになるけど
>>359>>364 宇宙での戦闘は時速30kmで走ってる船と船同士でやるようなもんって考えてるんだけど
船の最高速度がいくら速くても相対速度で見たら互いの速さは0なんだよ
んで攻撃は機動計算してされるからいくら速くても加速しなければ直撃
そこから発進したMSがいろんな方向に加速して戦闘機動するわけじゃん
子供の頃はフィン・ファンネルってスノコ板を背負ってるみたいで
カッコ悪く見え
ニューガンダムのプラモ買う時はいつもなしの\800の方を買っていたな
子供のお小遣いでは\200の差額は大きかったし
>>365 その前提が間違ってる。エンジンの出力は、大きさに比例したりしないんだ
単純な話、エンジンが大きくなればなるほど、大出力を出しやすくなる
で、当然、機体が大きい方がエンジンが大きくなる
何というか、ロケット推進のMSと、核パルスエンジン付きの戦艦と、どっちが速いと思う?
核パルスは元々、光速の何%かまで加速する事を考えて発案された物だけど
>相対速度で見たら互いの速さは0
それ、相対速度を合わせるって言う、難しい事をわざわざしてるだけなんだよなぁ
戦艦でも、高速でドッグファイトしてる方が楽だっていう
突き詰めると、戦艦クラスの大きさのドラグーンこそがCEの次世代兵器
>>367 >当然、機体が大きい方がエンジンが大きくなる
加速力の大きさって推力比で決まるんじゃないの?
機体が大きくなれば自重も大きくなって、加速力もそれほど上げられないんじゃ?
つか、人が乗ってる以上、最大加速は人が耐えられる上限まででしょ。
>>367 ごめん、ちょっと
>>367に聞きたいんだが…
>エンジンの出力は、大きさに比例したりしないんだ
これと
>エンジンが大きくなればなるほど、大出力を出しやすくなる
これ、おもいっきり矛盾してるんだが?
エンジンの大きさは、出力に比例するの? しないの?
どっち?
こういう話題は考察スレじゃないか?
>>370 しないよ
【比例】
二量 x と y が関係しながら変化し、x が二倍、三倍…となるにつれて、y も二倍、三倍…となるような関係。
こういう関係にないから、比例はしていない
いくら出力があってもMSと戦艦じゃエンジン以外の質量が違いすぎると思うんだが
もし同じエンジン積んだMSと戦艦があれば当然MSのが加速力高いだろうに
戦艦>MSの人の理屈だとMSをFA化しても追加スラスターとかなくても加速力変わらないことになる
つか慣性が働くから減速は質量が関係するとか言いながら加速には関係ないとか・・・
>>370 正比例しないって言いたいんじゃね?
サイズ10のエンジンの出力が10でもサイズ20になると出力30みたいな
サイズでかいほうが効率が良くなるんだと思う
>>373 MSと戦艦で同じ同じエンジン積んだらとか、意味がないだろう
戦艦の方が大きいから、出力が大きいエンジンが積めるっていうのが論拠なんだから
エンジン出力が同じなら、そりゃあ質量が小さい方が良い
MSに戦艦並みのエンジンを付けたら、MSの速度が戦艦に勝つってのも認めるよ
そもそも戦艦とMSの運用目的が違うんだから、比較に意味は無い。
戦艦は長距離を移動するためので、MSのは急加減速などの文字通りのドッグファイトの為の物なんだから。
出力が大きくても加速には質量も関係するから加速では勝てないだろ
じゃあ戦艦にミサイル追いつけないの?ってことになる
そもそも大きくなるほど加速時に掛かる負荷も大きくなるから強度の関係で戦艦が不利だよね
もし大きさが2倍になって質量が8倍になったら同じ加速でも8倍の負荷が各部に掛かることになる
強度問題クリアしても結局は
中に居住空間等の戦闘用以外のスペースも必要な戦艦<中に人がいるMS<無人のドラグーン系
核分裂エンジンのエネルギーとかを推力に変換できるから燃料タンクとかも不要だし
>>375 戦艦のほうが出力高いから急加減速もできるって言ってるやつがいるからこうなってる
>>376 >燃料タンクとかも不要だし
そのへんがCEの変態技術たる所以だよなあ…
UCの熱核ロケット、プロペラントが無いと噴射できんし
電気だけで推力が確保できるって、大昔のスーパーロボットじゃあるまいし。
しょせんガンダムにおける戦艦なんて住居件移動用の足兼的以外の何者でもないだろ
MSのお株を奪うような性能なんて必要ない
>>377 そんな奴は居ないぞ
戦艦の方が速度が速いって話と、加速度の話はしてるがな
結局なんで亜光速のビームが戦艦に当たらないの?ってことに(ry
戦艦の速度がどんなに速くても、MSはそこから射出されるわけだから、
慣性の法則的に考えてMSの速度は「戦艦の速度+MSの速度」にならないのかねぇ
教えて頭の良い人
>>367 秒速数十〜数百kmの戦艦で相対速度合わせずにドッグファイトって
相対速度完璧に合わせなくても、例えば追撃戦だとほぼ合わせてるじゃん
>>383 なる
だから戦闘してるもの同士から見ると戦艦の速度はないようなもの
戦艦同士によっぽど速度差がない限りな
結局は適材適所。戦艦には無理な戦闘をMSがこなし、MSには無理な長距離移動と指揮管制を戦艦が担当する。
どっちが上とか下とか、実際に戦ってるクルーやパイロットは気にもしてないだろ。
戦艦でドッグファイトって… グラップラーシップじゃあるまいに…
雑談スレでやれよ。
>>378 いやいやwいくらCEでも推進には燃料いるよw
推進剤不要って言われてるなのはストライクに採用されてる超電磁推進とか言うやつ
ストライクや初期GATだけが使ってるのか連合系だけなのかCEMSの基本装備なのかは知らないけど
これは大気圏内だと取り込んだ空気を暖めて吐き出し推進力にするって機構。同じ要領で水中でも推進力を得られる
当然空気のない宇宙では使えないしMSが推進剤を搭載してることも明言されてる
推進剤が切れたりしないのはバッテリーの限界<(越えられない壁)<推進剤の搭載量、だかららしい
あとはVL(直接加速、太陽帆共に)も推進剤不要だと思うけどこっちは超特殊な装備だし
結局NCJが開発された段階で誘導兵器等全て解禁になっても
なおMSにこだわるメリットってあるの?
個人的にはメリット無いと思うから
普通に考えてMS廃れて大艦巨砲主義に回帰すると思うんだが
Wや00みたいに監督や脚本の手に余る設定は投げとけばよかったのに欲張って設定つけようとするからこんな事に
パラレル未来なXや∀みたいにミノ粉使いまわすのはありだけど人材が同じなら同じミスしてたか…
>>390 最終的には人に近い動きの可能な作業重機という形でレイスタ系列程度が残るのみになるのか…
どうせストーリーの粗筋をファーストから模倣するなら、ミノ粉設定も流用すりゃ良かったのに。
そうすりゃニュータイプもどきの描写とも相まって、UCファンをもっと惹き付けられたかもしれん。
あまりにもそのまますぎたら、さすがにあーだこーだ言われるだろうが。
不整地走破性がある一人乗り戦車という史上最大の傑作兵器バクゥを忘れちゃいけないぜ
コマンドウルフがどうしたって?
>>394 現実の戦闘機もだけど、戦車や戦闘ヘリは運転者と砲主が別々なのにMSはよく一人で動かせるな。
>>396 すぐにマルチロックオンが開発されたことを考えると電波レーダーが不可なだけで光学観測の分析でロックオンが可能だったと思われる
スペックはわからんがCEのMSは全機に量子コンピュータ積んでるんだしな
光学観測ロックオン可能なら何故ハルバートん艦隊はあんな無様な戦いをしたのだろう……
>>378 UCもミノフスキー粒子だけで推進できるから十分変態
402 :
通常の名無しさんの3倍:2010/06/25(金) 21:35:06 ID:W2Qs7BMD
>>399 ちょっと読んだだけだがなーんか柳田理科雄臭のするサイトだな
創作物内の設定ガン無視して「現実ではこうだから!現実ではこうだから!!」って言ってるだけじゃないか
こういう考察は嫌いじゃないけどその作品の考察として持ってくるのはどうよ?
まあ、ガンダムはハードSFじゃないし俺もハードSFには興味なんざない訳だが
>>401 木馬が飛んでるもんな
そのうち光の翼が出てくるし
ミノフスキークラフトシステム→ミノフスキードライブの流れ
って意味だったんだ
気合で推進できるGガンとかどうすりゃいいんですか
そういえばGガンもPS装甲とか無くても気合でカラーリングが変るな
リアルロボット=現実に則した緻密な設定ではない。
緻密な設定が条件ならエヴァだってそうなっちまう。
リアルロボットをリアルロボットたらしめているのはロボットをヒーローじゃなくて単なる道具、兵器として描写しているかだ。
ガンダムも、ガンダムを偶像かシンボルとして扱い始めたら終わりだ。
ファーストのように作品の最後でもいいから乗り捨てちまえばいいんだ。
>>408 ほとんどが組織の象徴とかフラッグシップ機として扱われているんだが・・・
それはどうかな
こういう話しって最終的にはサイコフレームなんてありえないから、その共振で次元を越えるなんてありえない。
よってのん兵衛氏の話しはリアリティが無いとか喚きだす輩が出てくるぞ。
SF全否定したがる連中って何なのさ?
夢を忘れた古い地球人よ
>>409 まぁね
そういう意味でも1stは別枠ってのもわからんでもない
なんでイチイチ細かいことに拘るんだろう。
現実は現実でアニメはアニメで楽しめばいいじゃん。
つーか娯楽を娯楽として楽しめよとw
ガノタの背負ってる業は重いなあ…
こういう時に感じるよねw
シャーロキアンや鉄オタと同じにおいを感じるwww
ガンダムという作品の重力に魂を縛られたガノタはNTになれません
富野監督は呪縛から逃れようとしてるみたいな・・・
未だに○○はガンダムじゃないとか言ってる輩がいるんだぜ?
オールドタイプには無理だよ
俺だって種もUCもGセイバーもいけるけどSDは受け付けないもの
>>420 俺はGセイバー以外ならSD含めて大抵大丈夫だ。種死も流れていて、暇なら見る気にはなる
つーかGセイバー耐えられる奴久しぶりに見たwいや、悪意がある訳じゃ人だ。普通に驚いたんだ気を悪くしたらスマン
>>389 CE宇宙には空気があるに決まってんだろ
ヘルメット取れた人が普通に生き延びたり、鳥が羽ばたいて飛んだりする宇宙だぞ
>>421 映画?だけだとあれかもだがゲームの方を先にやった自分は普通に受け入れられたな。>Gセイバー
SD嫌いな奴は珍しいな
いやまぁ目があったり一部機体のバランスおかしかったり(特にキュべレイ)嫌われ要素はあるんだけども
>>423 そういえばゲームがあったね。おれ映画から入ったから、まじめに種死以上に絶望したよ
火山の噴火速報のおまけつき
Gセイバーか、最初TV版を見たときに声優の演技が駄目駄目だった為に字幕スーパー版だったらと思って見てみたけど、、
若かったなあ。
普通にSDはきもい
スパロボもSDじゃなきゃいいのに・・・
Gセイバーといえばコクピット描写で絶望したなw
とうとうママちゃんはいなくなったか
俺も小さい頃はSD嫌いだったな
「何でかっこいいロボットをわざわざデフォルメすんの?」
って思ってた。
GジェネとかのSDは一応原形留めようって意思があるからいいけど
某4コマとか三国志とかは言われてもキュベレイとかわからないな
でもガキの頃はSDの方が取っつきやすかったよ。
俺は逆襲時低学年で、その時のSDで入った口だ。
そういった側面もあるし、一概に良くないとは言えんよ。
なつかしさの余り、Wiiのバーチャルコンソールでガチャポン戦士という昔のゲームをダウンロードしたわけだが
なんか敵の思考時間がむちゃくちゃ長かったのも思い出して、まだ遊んでない
考察スレに98氏降臨、
作品投下は7月末の予定との事
>>436 俺もSDから入ったな
小さい頃レンタルでよく見たわ
SDと言う存在がなければ、スパロボでのガンダム同士のクロスオーバーも無かったことを明記しておきたい。
MSは一体毎に版権料取られるからな
SDならOK
この流れは、ガンレックスとガンジェネシスが好きな俺に対する挑戦状と受けとった!
SDは様々な挑戦をしていたよな、ガンドランダーとか好きだったぜ
それにSD以外にガンダムを知る環境が当時は少ないからね
子どもの頃、カミーユはラストの後に目に☆が入るものかと信じていたよw
444 :
980:2010/06/26(土) 19:12:30 ID:???
ども、980です。
だいたい出来あがったんで、半ごろを目安に投下してもよござんしょか。
総員起こし!
第1級全裸待機!
了解!直ちに待機する!
支援砲撃部隊も準備完了した!
いつでもぶっ放せるぜ!
448 :
980:2010/06/26(土) 19:29:34 ID:???
ではでは。毎度おなじみのん兵衛氏のお話とは一切関係ないアンソロ話ですので、誤解なきよう。
……オリキャラは出さないといっときながら、適当な人いなかったんで、3人ほど出しました。
あぎじゃびよ
その日、ザフト軍戦術航空士官である自分ジェイムズ・アビスの率いる第4航空小隊は、この近辺の海域を横断していた<足つき>と呼称される、地球連合軍の新型戦艦の捜索を行っていた。
Nジャマーの効果により遠距離レーダーでの索敵がオシャカにされ、目視による索敵や近距離でのレーダー監視が以前よりも重要視されている為、
カーペンタリア支部では南太平洋上の哨戒任務は、日常的な常務となっている。また先日における<足つき>とモラシム隊の戦闘海域から、
目的地のアラスカまでのルートを予測することで、今後の<足つき>の進路予測は多少なりとも出来ていた為、さほど難しい任務ではなかった。
俺自身、せいぜい敵のレーダー波や通信を傍受して早期に発見できればいいと考えていて、派手ではないが軍内での点数稼ぎと割り切っていた任務だった。
それが自分と『彼ら』の長い付き合いの幕開けになるとも知らずに……
「ザフト軍航空士官の手記:1.鈴の音を聞いて」
南太平洋の真っ青な海上、その僅か十数メートル上を3機の航空モビルスーツが滑走する。≪電子戦用ディン≫1機と≪ディン≫2機で編成された第4小隊だ。
コクピットごしではあるが、四方全部の空間が水に埋められているこの『海』という奴にはいつもながら圧巻される。
プラントにも人工湖の一つや二つはあるが、本物の海と比べてしまうとまさに天地の差で、所詮プラントは人がこの星を真似て作った大地に過ぎないということを思い知らされた。
とはいえ、最初に宇宙(そら)から降りてきた時は妻のエディスの為に何度もカメラに撮ったりしたものだが、数十回の哨戒任務を行った今となっては見飽きた風景の一部に過ぎなくなってしまったが。
「いつ見ても本物の海って綺麗ですね。波の波形なんか、まるで生き物みたい」
隣の女性ザフト兵はそこまで感性が磨り減ってないらしく、ヘルメットのバイザーと視覚を補う機械仕掛けのゴーグルごしに綺麗な瞳を輝かせ、
女性らしい感性でこの大きな水溜りの感想を述べた。彼女は≪電子戦用ディン≫のレーダーやソナーを担当しているサラ・シェダー。
コーディネーターの中でも珍しくメガネをかけている。彼女は先天的に視覚の異常を持った珍しいコーディネーターで、
生まれながらに盲目の為、ヘルメットの中に付与されているゴーグルにはそれを補う為の特別な視覚装置を組み込んでいる。
こうした身体的なハンデは、ナチュラルの軍隊においてパイロットとしては致命的だが、基本的に能力偏重主義のザフトではあまり問題にはならない。
ちなみに、年の近い姉も同様の理由で盲目だが、彼女と同じようにザフトの一員で、しかも赤服のパイロットらしい。
どこかの開発部署でテストパイロットをやっているとか聞いたが……
と、その時メイン・ディスプレイの左右に移っていた僚機2機が画面から消える。常に3機が横一列に並んでいたのが、この≪電子戦用ディン≫の高い巡航速度により追い抜いてしまったのだ。
自分が注意するよりも先に、その負い抜かれた僚機2機から釘を刺す声が届いた。
(おい、また突出してるぞ。相対速度をキチンと合わせろ)
(何回やれば気が済むんだ。士官学校に送り返すぞ、スクールボーイ)
「僕のせいじゃありませんよ。コイツの速度が速すぎるんです」
この≪電子戦用ディン≫の機体操作を行っている、スクールボーイこと士官学校をつい最近出てきたばかりの新任のメイン・パイロット、ティム・サリーがややぶっきらぼうに返す。
「だいたい護衛機なんて、VIPが乗ってるわけでもないのに必要ないんだよ」
(聞こえてるぞ、スクールボーイ。そう言うんだったら、いざって時支援はしてやらんからな)
ふて腐れたようにティムが愚痴ったのを、耳ざとく聞きつけた護衛機である≪ディン≫を駆るマックスはピシャリと言い放つ。
支援攻撃開始!
オープンファイア!
450 :
980:2010/06/26(土) 19:33:24 ID:???
確かにティムの言うとおり、本来ならば巡航速度に差のある通常仕様の≪ディン≫は、こういった哨戒任務に不適当ではある。
しかし早期警戒機能と電子戦機能を付与させた為に武装のない≪電子戦用ディン≫が、以前連合の≪スピアヘッド≫の主翼によってコクピットを引き裂かれて撃墜されるという、
まるでタチの悪い冗談のような事件が起こり、ザフトの大気圏内モビルスーツの中でも比較的高価な部類の≪電子戦用ディン≫を損耗させない為にと、出撃の度護衛機の随伴行動を義務付けられるようになった。
いやはや、ナチュラルの底力というのも馬鹿には出来ない。
労いの言葉とともに、機体の備品箱に入っていた飲料水の入った水のボトルをティムの方に差し出す。
「哨戒終了まで後1時間ちょいだ、辛抱しろよ」
「分かってますよ」
ボトルを受け取りつつも、ぶすっとした顔を崩さずに、ティムが言葉少なに答える。最近どうにも彼は哨戒任務の度、機嫌が悪い。
やれやれと肩をすくめるサラに苦笑いしつつ、へそ曲がりの部下のフォローをする。
「帰る時は俺がコントロール変わってやるからさ。サラお勧めの海でも眺めて、心穏やかにしろよ、な?」
「代わってもらえるのは嬉しいですけど、こんな大きな水溜りなんか見たって、面白くもありませんよ」
俺の労わりの心に満ち溢れた提案を聞いても、ティムはさほど嬉しそうではない。
彼は元々遊撃隊を希望していたのだが、訓練期間を経てようやく回されたのが、派手な任務とは程遠い哨戒任務が主な偵察部隊だった。
任務に対しては真面目に取り組むのだが、内心憤懣やるかたない所はあるのだろう。
「だいたい追撃役のザラ隊も、独自で動いてるんでしょ?なんで僕らまで駆りだされなくちゃいけないんですか」
「これ以上時間をロスると、増援部隊の接触を許す可能性があるから、それを防ぎたいからだそうだ。
まあ探す部隊が多ければ、その分遭遇する確率も高くなるのも確かだしな」
「増援といっても、<足つき>を支援する所なんてあるんですかね?」
人差し指をヘルメットの口元にあてて、サラが可愛らしく首を傾げる。<足つき>は極秘裏に連合のモビルスーツを建造していた<ヘリオポリス>から、
奪取を免れた最後の1機≪ストライク≫を搭載した宇宙戦艦だ。1艦だけの逃避行だったので、すぐに撃墜できると思われたのだが、
奪取した部隊の追撃を振り切って自力で地球圏まで降下し、しかも降下したアフリカ大陸での看板役のバルトフェルト隊とモラシム隊を連続で撃破しているのだ。
支援
452 :
980:2010/06/26(土) 19:35:42 ID:???
アステロイド・ベルト付近で出てきた、例の<ストライクもどき>を考慮に入れても、その戦果は地球連合軍でもピカ1だろう。
ところが<足つき>に対する連合のこれまでのレスポンスは、冷遇という一言に尽きる。確認される限り、明らかに増援だったと思われるのは第8艦隊のみで、
馬鹿高い費用がかかったはずの最新鋭の宇宙戦艦や試作モビルスーツ、低軌道会戦の被害を考えればそれなりの補給や本部からの増援があっていいはずなのだが、
降下した地区での<足つき>の孤軍奮闘ぶりを見る限り、アラスカの連合軍本部、いや開発元の大西洋連邦はこの哀れな部隊を積極的に支援する気はないようだ。
そうした裏方の動きを鑑みれば、<足つき>が連合本部に対してはあまり歓迎されてないことが敵陣営であるザフトの陣営からでも透けて見える。
「……見捨てられたのかもな、<足つき>は」
「何故です?旧世紀の遺物しかない連合軍にとっては、唯一モビルスーツを扱ってる部隊じゃないですか」
ティムが怪訝そうに聞き返す。各種データを絶え間なく映し出す自分のモニタから目を離さず、彼に答える。
「確かにモビルスーツ部隊は貴重だろうさ。だが<ヘリオポリス>だけで開発してるってことはあるまい。
本部のアラスカなんかでも並行して行われてるはずだろうしな。それに低軌道会戦の時第8艦隊と接触したろ?
その時にモビルスーツのデータだけ持ってかれたのかもしれない。いくら高価なハードウェアでも、
戦艦1隻とモビルスーツ1機じゃ戦局全体から見れば微々たるものだろう。データを回収しているのなら、
わざわざ敵地に貴重な戦力や支援を送るよりは放置して、後は野となれ山となれ、さ」
「敵とはいえ嫌ですね。そういう戦略的判断っていうの」
レーダーの波形モニタから顔をこちらに上げて、サラが顔をしかめる。軍隊としての理屈はともかく、心情的には同感だ。
「じゃあ、なんだって僕たちはそんな連中をわざわざ追いかけてるんですか?意味ないじゃないですか」
ティムが頬を膨らませてが言う。軍人としてはそぐわない、彼の率直さに思わず苦笑しそうになる。
「そこはお前、俺たちは軍人だからだろ?お偉いさんはあの船を落としたい、だからあの船の追撃命令が出た。単純なもんだろうが。
たとえ誰かの面子の為だったとしても、そこに俺たちの意思は介在しないし、出来ないさ。分かりきってる事だろ」
「それはそうですけど、無意味な任務を命令するなんてコーディネーターらしくありませんよ」
しええん
454 :
980:2010/06/26(土) 19:38:12 ID:???
ティムが頬を膨らませてが言う。軍人としてはそぐわない、彼の率直さに思わず苦笑しそうになる。
「そこはお前、俺たちは軍人だからだろ?お偉いさんはあの船を落としたい、だからあの船の追撃命令が出た。単純なもんだろうが。
たとえ誰かの面子の為だったとしても、そこに俺たちの意思は介在しないし、出来ないさ。分かりきってる事だろ」
「それはそうですけど、無意味な任務を命令するなんてコーディネーターらしくありませんよ」
ティムは不満そうな面持ちを隠しもせずに言う。ここ最近の任務は<足つき>の捜索ばかりで、加えて長時間に及ぶ連続しての哨戒任務に嫌気がさしているのだろう。
「……オーブの<ヘリオポリス>から例の地球軍新型モビルスーツを鹵獲したのは、確かザラ国防議員のコネクションの強い、あのクルーゼ隊でしょ?
きっと、自分たちの功績に汚点を残したくないんじゃないかしら」
サラが特に感情を感じさせず、淡々と推察を述べる。クルーゼ隊は<世界樹攻防戦>においては何隻もの戦艦を沈め、数十機のモビルアーマーを撃墜したザフトのエース・パイロット、
ラウ・ル・クルーゼが率いるエリート部隊だ。ある意味、ザフト軍にとっての看板役と言ってもいい。軍での名声を欲しいままにした彼は、
国防委員会直属の特務隊にも推薦されたことさえもあるらしいが、これは現特務隊の指揮官であるレイ・ユウキとの折り合いが悪かった為にお預けになっている。
だが後ろ盾のザラ国防議員が次期議長に選ばれれば、ザラ議長とは関係の薄い現隊長の代わりにその特務隊の隊長職が任されるのではと噂されている。
しかし試作モビルスーツを奪取したとはいえ、中立国家であるオーブの工業コロニー<ヘリオポリス>への議会承認無しで独断攻撃は、カナーバ議員を筆頭にする中立派の激怒を招いたが、
それを庇って、逆に地球軍が新型兵器を中立コロニーで建造していた事の批判へすり替えたのもザラ国防議員らしい。
そういったクルーゼ隊とザラ国防議員の関係を知れば、<足つき>に対するこの過剰なまでの追走劇も理解できる。ザフト軍と言えど、プロパガンダと無関係ではいられないからだ。
「あり得るな。クライン議長の政治生命も、今や風前の灯だ。
次期議長として有力なザラ議員としては、次期議長になるための綺麗な看板の一つや二つ、用意しておきたいんだろうな」
支援
456 :
980:2010/06/26(土) 19:41:57 ID:???
その俺の言葉に対し、ティムが反感を隠しもせず自分の意見を言う。
「そういうのはナチュラルの間でやってるべきですよ。なんでコーディネーターでそんな非効率的な事をやるかなぁ」
それに対しサラが年下の弟を諭すかのように言う。
「いくら体が違っても、心まではナチュラルと変わっていない証拠よ。政治とか対立とか、そうした人の思想対立はどこでも起きうるものよ」
ナチュラルは基本的に劣っているモノとする、現在のコーディネーターの若者らしからぬ発言に興味がいく。
元々彼女はそういった差別主義ではないことは、これまでの付き合いから知っていたが、ここまでリベラルだったとは。
「だけどさ、現場にまでそんなナチュラル的な考えを持ちだすなんて……」
「そうした政治闘争はナチュラルとかコーディネーターとは関係ない、人間として当然なことなのよ。
そういった事を否定することは、人間性の否定でもある。それでも嫌なら軍を抜けなさいな」
サラの厳しい言葉に、ティムはグゥの音も出ない。くっくっと低く笑いながら、ポンポンと彼の肩を叩く。
「そういうわけだ。我慢するこったな」
「……別にそれだけじゃないですよ。だいたい僕らが<足つき>を見つけたって、叩くのはザラ隊なんでしょ」
「そうだよ」
「それって、もし僕らが<足つき>を発見しても、手柄はザラ隊に持ってかれるってことですよね」
それが偵察任務に対して積極的ではない理由か。やたらティムが不機嫌な理由がわかり、内心呆れかえる。
もしかしたら自分の小隊が<足つき>を撃墜するという淡い期待もあったのかもしれない。やれやれ、慰めてやるんじゃなかった。
支援だよ
支援
459 :
980:2010/06/26(土) 19:48:07 ID:???
「あのなあ、俺たちは……」
「偵察部隊だって言うんでしょ。分かってますよ」
ため息をついて、視線をメイン・ディスプレイに移る空の遠くの方に向けると、自分の現在の境遇に対する不満を漏らす。
「いいよなぁ、赤服のいる部隊は……こんなつまらない哨戒任務なんかじゃなくって派手な任務ばっかりで」
そんな彼の言葉に、俺とサラは顔を見合わせて苦笑する。
「腐るな腐るな、おかげでドンパチしなくていいじゃないか」
「そうよ。それに後方支援だって重要な任務じゃないの」
気楽な上司と生真面目な仲間の言葉も、彼にとってはあまり慰めにはならないらしい。口を尖らせて、恨みがましげにこちらに視線を送る。
「奥さんのいるジェイムズさんや、情報処理が好きなサラはいいだろうけど、僕にとっちゃ……うん、なんだコレ?」
その時ティムが眉根を寄せる。正面を移しているメイン・モニタに幾重にもノイズが走っている。サラの波形モニタや、こちらの解析モニタも同様だ。
「え、何?」
「なんだ、<足つき>からの電子妨害か?」
ここらをうろついてるとなれば、可能性としては<足つき>以外にはいないはずだ。
「そんな、これまでレーダーには何も映ってなかったんですよ。ミラージュ・コロイドでもなければそんな事……」
サラが連合から鹵獲した機体の技術の可能性を提示しつつ、それを自ら否定する。
「……いえ、ありえないわ。アレは艦艇の航跡までは消せないし、それに推進部の熱源だって隠せないはず……」
「なら<足つき>以外って事だ。……どうやら、収まったようだな」
ほどなく機器類からノイズが消え、周りのモニタ群がいつも通りに作動し始める。
ミノ粉かな、支援
461 :
980:2010/06/26(土) 19:53:08 ID:???
(なんだったんです?今のは)
「マックス、ジェイク、お前たちもか?」
(はい。既に回復しましたが、こっちも電波関係等が少しイカれてました)
(潜水艦からのEMP兵器ですかね?)
ジェイクの言った可能性を考慮してみる。
「……いや、それにしちゃ威力が弱すぎたし、こんな短時間しか利かないなんてのは……」
俺が電子機器の損傷具合をさらに詳しく調べようと、コンソールに指を付けた時、サラの甲高い声が狭いコクピットに轟いた。
「レーダーに反応あり!」
その言葉によって、自分の小隊3機に緊張が走る。
「数は4。大きさからいって、これは……戦艦クラスの物です!」
「今まで全然なかったのに?!」
(こちらでも確認しました。南東の1キロちょっとのところです)
(目はそっちの特殊機の方がいいでしょう。確認を頼みます)
その僚機の言葉に答えつつ、解析モニタに指を走らせながら、レーダー席のサラに目配せもする。
「分かった。サラ、画像出せるか?」
「今、画像解析してます……出ました!」
ほどなく自分の解析モニタにその艦艇のコンピュータ処理されたグラフィック・データが映し出される。……これは。
おおっ支援
これはもしかして…支援
464 :
980:2010/06/26(土) 19:58:42 ID:???
(なんだ、こりゃあ?)
(おいおい、どこのフネだ?)
サラが他の2機にもデータを送ったのか、彼らからも訝しげな声が上がる。かなりの遠方からの画像を、コンピュータによるCG補正したものだが、
その空力を考えてない独特の外形から、どうやら宇宙戦艦の類らしい。しかしなんだっていきなりこんなところに現れたんだ?
近辺の海底にある地球軍秘密の艦艇ドックからでも出てきたのだろうか。地球軍も妙な隠し玉を出してきたもんだ。
「た、隊長、どうします?」
操縦スティックを握りつぶさんばかりに固く握り締めて、ティムは顔に脂汗を浮かべてこちらを見る。そういえばティムは大口を叩く割に、
本格的な実戦はまだ経験してなかったな。
「どうするって、決まっているだろう。近くの友軍に連絡を……おい、お前ら!」
護衛機であるはずの≪ディン≫2機が、護衛対象である≪電子戦用ディン≫を置きざりにして、その艦隊らしき艦影の方へと向かっていく。
(このままアレを放置ってわけにはいかんでしょう)
(大丈夫、ノロい艦砲射撃くらいならどうってことないですよ)
どうやら哨戒任務を不満に思っていたのは、ティムだけではなかったようだ。だが自身たっぷりに答える護衛機の2人の台詞を聞いても、
俺は軽々しく同意する気にはなれなかった。2機の護衛はあくまで偶発的な敵機との遭遇のためのものであって、こちらから積極的に交戦を仕掛けるためのものではない。
そもそも≪電子戦用ディン≫には武装がないので、連携を取ることはおろか援護する事も出来ないのだ。本来なら、強行偵察なんぞ出来るはずないのだ。
とはいえ、マックスの言うとおり連合のものらしい艦隊を、確認もせずに連絡するわけにもいかない、か。
裏第一話か
行っちゃ駄目〜支援
467 :
980:2010/06/26(土) 20:05:06 ID:???
「……仕方ない。あまり刺激したくないが、どこの船なのか確認だけはしておこう」
「隊長!」
(そうこなくっちゃ!)
(ご心配なく、そっちを危険な目には合わせませんよ)
気楽そうな≪ディン≫のパイロットの言葉に苦笑し、心配そうなサラに目配せしつつパイロット達に指示を下す。
「心配するな、サラ。どこの艦か確認するだけだ。ティム、ディッシュ・アンテナは投棄だ。行動の邪魔になる」
「ええッ!?コイツ捨てたら、始末書ものですよ。たかがナチュラルの宇宙戦艦じゃないですか、そんなの相手に捨てなくても……」
その俺の指示に、ティムは露骨に嫌な顔をする。≪電子戦用ディン≫においてこの大きなレドームユニットはかなり高価な装備だからな。
たとえ戦闘下での投棄でもなるたけ回避せよというお達しもあるくらいだ、無理もない。なんといって納得させようかと思案している間に、サラが援護射撃してくれた。
「『コレ』持ってたせいで撃墜されて死ぬよりは、山の始末書を書く方がマシでしょ。さっさと捨てる!」
「まったく、知りませんよ!」
それでも不満そうな顔で、ティムはアンテナの投棄ボタンを押す。ほどなく≪電子専用ディン≫はその両の手で保持していた大きなレーダー・ドームを海中に投下した。
身軽になった≪電子戦用ディン≫は一気に加速して、僚機2機と合流する。
≪電子戦用ディン≫を中心に後方に配置した第4小隊は、≪電子戦用ディン≫を中心とする逆三角形のフォーメーションを組み、その未確認艦隊へと接近していった。
いい判断だけど・・・・・支援
sien
470 :
980:2010/06/26(土) 20:12:40 ID:???
(おいおい、どこの馬鹿がこんなの作ったんだ?)
(ナチュラルめ、デカけりゃ良いってもんでもないだろうに)
その部下の軽口を俺も止めることは出来なかった。俺自身、初めて見るその独特的なデザインに目を奪われていたからだ。
「これは……なんとも……」
数十メートルまで接近することでその艦隊の全容も把握することが出来たが、その艦隊は中央に旗艦らしき艦を中心として、その周りに3隻の同型の僚艦を配置し、
海上数十メートルのところを浮遊していた。しかしなんて大きさだ。中央の旗艦の大きさは、軽く見積もっても全長は400メートルを軽く超えており、解析画面上では500メートルに達するほどだ。
幅は150メートルほどもあるだろう。こんな巨大な戦艦、今まで見たこともない。大艦巨砲主義の権化である連合の艦艇だって、旗艦役のアガメムノン級で300メートルがせいぜいのはずで、
例の<足つき>だって350メートルくらいのはずだ。オマケに周りに3隻浮遊している、同じ型の巡洋艦も軽く300メートル近い。いったいどこのどいつがこんな大艦隊を建設したんだろうか。
サラがモニタから目を離さず、おずおずと発言する。
「これって、やっぱり<足つき>の増援艦隊……ですよね?」
「なんとも言えんな。宇宙艦隊なら今までに出す機会があったはずだし、降下してきた今となってはわざわざ出してくる必要はないよ」
「建造途中だったものが完成して、それで出してきた、とか?」
ティムが答えるが、さてどうだろう。捨て駒扱いの<足つき>の為にわざわざそんな手間をかけるだろうか。
「それにしては、装甲とかいやに年季入ってますけど。それにこの艦隊、なんで艦の下に『ヒレ』なんて付けてるのかしら。放熱板?……あら、何このマーク?」
「どうした?」
怪訝そうなサラの声に興味が行く。
そのマークは! 支援
472 :
980:2010/06/26(土) 20:15:09 ID:???
「あ、すみません。艦艇に標示されてる国旗らしいマークなんですけど……知ってます?」
「……知らんな」
俺の解析用モニタにもそのマークが映し出される。それは黄色い十字と錨を組み合わせたようなもので、俺の頭の中にもそれと一致する国家や軍隊はなかった。
サラの方に首を向け、尋ねる。
「連合加盟国のマークじゃないよな?」
「違います。加盟国はもちろん、中立国のものでもありません」
画面に流れる各国の国旗と艦隊のそれを確認して彼女が答える。まさか連合の特務隊だろうか?
そういった部隊がブラフの為に、存在しない国や部隊のマークをでっち上げるのはよくある。
その時、中央の白い旗艦の先端に設置されている、2連装の大型砲1基がこちらにその砲塔を向け始めた。それと同時にサラの鋭い声が上がる。
「中央の艦から、高熱源反応!」
「各機、散開!」
俺の号令と共に、小隊3機はマイクとジェイクはそれぞれ右方と左方に、俺の≪電子戦用ディン≫は下方に退く。
回避行動のおかげで、その艦砲射撃を回避出来たようだ。いや、大きくズレたその射線から、元から当てる気はなかったのかもしれない。
(な、なんだ今のは!?ビームか?)
(くそ、やる気か!)
護衛機の2人はそう考えなかったようで、怒気を込めた罵声をあげている。一方ティムは動かすのが精一杯といった青い顔で、操縦桿にしがみ付いてる。
支援
474 :
980:2010/06/26(土) 20:18:32 ID:???
「落ち着け!艦砲射撃でモビルスーツが落ちるわけないだろう!……ティム、大丈夫か。駄目そうなら言え。俺が変わる」
「だ、大丈夫です!やれます!」
不平不満は多いが、割とガッツはある奴なんだよな。一瞬頬を緩めて新米パイロットの性根を見直してやりつつ、先ほどの砲撃を思い返してサラの方に向く。
「今のはビームか?見た事ない色だったが……サラ?」
「今の射角ではこちらに当てる気はありません。おそらく、威嚇射撃ではないかと」
サラが冷静に分析する。その報告を聞いて胸の内に違和感が生じる。地球軍とザフト軍の関係は、当然ながら現在最悪だ。
これまでの経験上、威嚇射撃なんぞ悠長な事をする部隊にはお目にかかったことはない。連合軍ではないのか、という考えが一瞬頭をよぎる。
が、すぐにその考えを取り消す。いくらなんでもあれだけの大艦隊を建造出来るのは連合軍以外にはオーブぐらいしか思いつかない。
そのオーブも専守防衛をモットーにしている以上、先にこちらを攻撃するはずがない。
(隊長、攻撃許可を!)
(とっとと機関部当たりに当てちまおうぜ!)
俺はその艦隊の行動よりも、2機の僚機の行動が次第にエスカレートしていったことに危機感を強めた。これ以上ここにいたら、興奮した2機が先走るとも限らない。
とっとと帰ったほうが身のためだろう。そう考えて帰還命令を出そうと口を開きかけた時、その白い旗艦の中央部その両側に設置された、
剥き出しのカタパルト・ハッチらしきシャッターの奥まった所から、ズングリとした物体が姿を現しはじめた。
出るのか支援
476 :
980:2010/06/26(土) 20:20:24 ID:???
「戦闘機か?」
俺のその言葉の通り、濃いグリーン色をした戦闘機が主翼を広げて、左右のカタパルトから2機同時に発進してきた。
発進した左右のハッチの後ろから、同じ形の戦闘機の姿が見える。どうやら先ほどの砲撃で逃げなかった事から敵と判断されたらしい。
(やっぱり連合の部隊か!)
ジェイクの言葉の通り、その戦闘機は確かに連合機らしい直線的なフォルムで形成されている。
……が、それにしてはどこか妙だ。連合で大量に使用している≪スピアヘッド≫と比べると、いやにガタイがゴツい。
攻撃能力や爆撃能力を強化したにしても、あれでは戦闘機の最大の持ち味である加速性能まで殺してしまうだろうに。新型機にしては矛盾した設計だな。
「……ずいぶんと不恰好な戦闘機ですね、どこのメーカーかしら」
同じことを考えていたのか、サラがモニタ上の戦闘機に対し、訝しげに言う。ティムは出てきたのが旧世紀の異物である戦闘機である事に安堵していた。
「≪ストライク≫みたいなモビルスーツじゃないみたいですね。あんなドンガメっぽいのなら、撃墜されることはなさそうですよ」
「だといいがな。……戦闘機は気にするな!あの図体じゃ≪ディン≫に速度で勝っても、ドッグファイトじゃ勝てん。艦のデータは採取出来たんだ、もうここにいる事は……」
そう言いかけた俺は残りの言葉を、予想だにしない出来事によって口に出す事が出来なかった。
その戦闘機らしき4機は左右にそれぞれ2機ずつに分かれると、予想以上の加速で俺の小隊を瞬時にすり抜け、後方で大きくUターンしたと思った瞬間、
速度を落とした4機の内2機が瞬く間に、その飛行機然とした形態から両の手と足を備えた人型に姿を変えたのだ。
変形した!?支援
478 :
980:2010/06/26(土) 20:22:30 ID:???
(何ッ!?)
(変形しただと!?)
マックスとジェイクが同時に驚嘆の声を上げる。後部警戒用のサブ・ディスプレイからその様を見ていた俺も、予想だにしなかったその光景に驚愕した。
モビルスーツだと!?馬鹿な!!
「へ、変形モビルスーツ?!」
サラも絶句している。俺もその予想外の出来事に思考がストップする。確か鹵獲した連合のモビルスーツの1機に、そういった機能がある事は配布された資料で確認していたが、
その機体もあくまで大口径ビーム砲の宇宙での使用の為の物で大気圏内で戦闘機に変形するなんてのは聞いていない。
そもそも連合でモビルスーツを使っているのは、例の<足つき>だけのはずなのだから。
モビルスーツに変形したその2機は、俺の小隊から距離を取ったまま空中でホバリングしつつ、その手に構えた細長いライフルからビームらしい熱線をこちらに向けて連射し始めた。
戦闘形態の残りの2機もこちらに向かって加速したまま、同様にモビルスーツへと変形してきた。
「こっちも?!」
ティムが涙混じりの声を漏らす。突っ込んできたその2機は腕の甲から細長いグリップを引き抜くと、そのグリップから光の刃――ビームサーベルだ!――を放出させ、
モビルスーツ形態でも凄まじい加速をさらに強めて、こちらに向かって突進してきた。
「う、うわぁぁぁああ!」
すぐに回避すべき状況だったがティムが絶叫して、あろうことか手を操縦桿から離しその手で顔を覆ってしまう。
リゼルって大気圏内で浮遊できたっけ?支援
480 :
980:2010/06/26(土) 20:24:46 ID:???
「ティム、回避して!」
「この馬鹿ッ!」
サラの絶叫と、俺がメイン・コクピットを乗り出すのはほぼ同時だった。とっさに≪電子戦用ディン≫の操縦桿を引く事で、機体を上げて大きく高度を取る。
これで大きく距離を取った≪電子戦用ディン≫と、真横にロールすることでマックスの≪ディン≫はその斬撃をなんとか避ける事が出来たが、
最初に変形したモビルスーツからの支援砲撃を回避することに専念していた為に、ジェイクの≪ディン≫はビームサーベルによる斬撃から逃げ遅れ、
その突っ込んできたモビルスーツの斬撃によって、機体をすれ違いざまに切り裂かれる。
(ぐあぁッ!)
ジェイクの≪ディン≫はアサルトライフルを構えていた右腕を、背中の整流翼ごと切り飛ばされる。
その斬撃の衝撃でバランスを崩したところを射撃役の変形モビルスーツによって、コクピットが位置する胴体中央部を容赦なく撃ちぬかれる。
(ジェイクッ!)
マックスが悲痛な声を上げる。正確にコクピットを撃ち抜かれたせいか、彼の断末魔は聞こえなかった。
機体の胴体部に丸い焼け焦げた跡を残して、ジェイクの≪ディン≫は海上へと落下していく。
「え、な、何?!やられたの?!」
(畜生、やりやがった!)
珍しくサラが狼狽した声を上げ、マックスはさらに憤怒の声を上げる。なんて事だ。ギリ、と奥歯を噛みしめる。
こんな事になるのなら指揮官権限でとっとと帰還するべきだった。部下に押されたとはいえ、自分の判断の甘さを呪う。
「偵察は中止だ!撤退する!」
「りょ、了解!」
なんとかティムに操縦桿を握らせると次の指示を与える。
涙声でティムは即答するが、相方を撃墜されたマックスはその俺の指示に従おうとはしなかった。
紫煙
パワードジム以降のMSは基本的にホバリングはできるはず
483 :
980:2010/06/26(土) 20:27:15 ID:???
>>479 ウイングバインダーのスラスターによる、短時間でのショートジャンプのつもりです。
マークツーがやってたやつです。
(撤退だと?!ふざけるな、あいつらジェイクをやりやがったんだぞ!)
「止せ、突っ込むんじゃない!撃墜されるぞ!」
「マックス、戻って!」
俺とサラの制止を振り切って、怒声とともにマックスの≪ディン≫は、ジェイクの≪ディン≫を仕留めた支援役の変形モビルスーツに向かって、
両手に持ったショットガンとアサルトライフルを一斉に撃ちまくりながら突撃した。
狙われた2機の変形モビルスーツは瞬時に戦闘機形態に変形すると、散弾と機銃弾の嵐をその加速力ですり抜ける。
と、支援役のモビルスーツがいた空域にマックスの≪ディン≫が突っ込んだ瞬間、今度はサーベルで攻撃していた2機がライフルで砲撃を始めた。
変形した残りの2機がマックス機に向かってUターンしてくる。前の支援役が攻撃役に、攻撃役が支援役にそのエレメントを変換したのだ。
(くそ、ちょこまか動きやがって!)
マックスはそれでもジェイクを撃墜した変形モビルスーツに追撃しようとするが、支援役のモビルスーツのビームに阻まれる。
なんとか支援してやりたいが、こちらの≪ディン≫に武器はないのだ。歯噛みをして見ることしかできない。
不意を突かれた形の先ほどとは異なり、今度は持ち前の≪ディン≫の機動性でマックスはビーム砲撃をなんとか避けてはいるものの、
先ほどと同じように、突っ込んできた戦闘機形態の2機が瞬時にモビルスーツ形態に変形し、その手にしたサーベルでジェイクの≪ディン≫同様にすれ違い様に切り刻まれる。
今度は2機同時に攻撃された為に、マックス機に二条のサーベルの跡が刻まれていた。
(ぐおっ!)
おお成る程
ケチつけてすまん支援
485 :
980:2010/06/26(土) 20:29:16 ID:???
サーベルを持った2機はさらに短く急ターンすると、同じように幾度となくマックスの≪ディン≫をその光の剣で切り裂いていく。
残りの砲撃役の2機もライフルをしまい込むと、自分たちも光の剣を抜き放ちサーベルの斬撃ラッシュに加わる。これじゃ嬲り殺しだ。
(ナ、ナチュラルのモビルスーツなんぞにやらるものかッ!)
その言葉とは裏腹に、マックスの≪ディン≫は既に全身がズタズタで、空中に留まっている事が出来ているのが不思議なくらいだ。
「あ、遊んでるの?!」
既に戦闘能力を失った≪ディン≫を相手に、なおも斬撃を止めないその4機を見て、サラが口に手を当てて漏らした。
たかだか接近して様子見してただけなのに、その仕返しでここまでするとはなんて趣味の悪い連中だ。
もしやあの艦隊にいるのはブルーコスモスの連中なのだろうか。奴等には結構なパトロンが大勢いると聞く。
あの艦隊は、そんな連中が好き勝手するために作った艦隊なのだろうか。その嫌な想像に、パイロットスーツ下の直の肌に冷や汗が流れる。
と、ここまで好きにマックスの≪ディン≫をいたぶっていた4機が急速に離れていく。これまで向こう側の優勢に戦況を運んでいたのに……。
「艦隊中央部から、高熱源体反応!」
悲鳴に近いサラの声が、狭いヘルメットの中に木霊する。いつのまにか随分と距離が離れていた艦隊から、中央の旗艦の砲塔から再び光が漏れ始める。
これは……まずい!
「マックス、避けろッ!」
(え?なん……)
マックスの呆けた声が途中で途切れた。最初の砲撃を行ってからは静観を決め込んでいたと思っていた艦隊の内、真ん中に陣取っていた旗艦から再度砲撃が行われたのだ。
どうやら変形モビルスーツが、マックス機に対してレーザー誘導でも行ったのか、先ほどの砲撃よりも数段精密度を増した砲撃により、なんとか空中で留まっていたマックス機が撃ち抜かれる。
機体全身を暴力的な熱戦で焼かれて、装甲をグズグズに融解させていく。今度は背部の推進剤に誘爆したのか、大きな爆音とともにマックスの≪ディン≫は大きな火球となって四散した。
ザフト側から見ればいたぶってるようにみえるな。支援
487 :
980:2010/06/26(土) 20:32:18 ID:???
「た、隊長……」
オペレータ席のサラが、若干目を潤ませてこっちを見る。武装のない≪電子戦用ディン≫では、残る行動の選択肢は一つしかない。
「……撤退するぞ。ティム、すぐに巡航形態を取れ。サラ、近くの友軍にこいつらのデータを送信しろ。
そいつらを経由して基地にデータを送らせるんだ。レーザー通信を使え。今すぐ!」
「は、はい!」
「今から逃げたって、後ろから狙い撃ちされますよ!」
サラはすぐに了承するが、ティムが頭を抱えてわめき散らす。
「じゃあこのままここで撃墜されて死にたいのか?それが嫌ならとっととここから退避しろ!」
「で、でも!」
なおも反論しようとするティムに、俺もとうとう我慢出来ず、彼のパイロットスーツを引っつかむとヘルメットごしに叫ぶ。
「お前、サラまで奴らに殺させるつもりか!?」
「く、……ち、畜生!」
支援
489 :
980:2010/06/26(土) 20:34:46 ID:???
脅しも混じった俺の叱責混じりの命令を聞いて、ティムはヤケクソ気味にコンソールを叩くように操ると、≪電子戦用ディン≫のスーパークルージング用の機関を始動させた。
艦隊に背を向けると≪電子戦用ディン≫は頭部に整流用の装甲を被り、背中全体に装備された通常の≪ディン≫よりも大型のスラスター・ベーンから、勢いよく噴射炎が噴き出る。
それによる加速と同時に、体全体へと圧し掛かってきた強いGに思わず目を瞑る。だが向こうがビーム兵器を持ってるなら、コイツの加速もどこまで当てに出来るか……
「お願い……!」
ヘルメットのイヤフォンから、初めて聞く切羽詰ったサラの声の嘆願に正直ゾッとなりつつも、後方からの砲撃にビクビクしながら1機となってしまった俺の小隊は、ベースであるザフト軍のカーペンタリア支部へと逃げ帰った。
幸いな事に、向こうもそれ以上追撃する気はなかったようで、無事安全圏へ離脱した後自分たちと同様に<足つき>の捜索をしていた部隊に、
レーザー通信でこの未確認艦隊のデータをカーペンタリア基地に送信してもらいつつ、基地へ帰還することが出来た。
これが後に<南太平洋遭遇戦>と呼ばれる長い一日の、いや独立国家ロンド・ベルを名乗る集団との長い付き合いの幕開けだった。
私怨
491 :
980:2010/06/26(土) 20:36:57 ID:???
こんな感じです。設定的な間違いがないかビクビクな埋めです。ちなみにリゼルの皆さんがディンをいたぶったのは、艦隊が近くにいるのに反応炉を持っている
(と考えていた)モビルスーツを誘爆させる危険を恐れたためです。……UC1巻見て影響されたのは否定しない。
メガネっこのサラさんに関してはメガネを掛けた設定だけ最初にあったのですが、なんとメガネをかけたコーディは基本いないそうで慌ててリーカさんの妹と
させていただきました、もちろんオリ設定ですので、誤解なきように。
お疲れ様でした。のん兵衛氏一話とディンの撃墜方法が違うのもアンソロならではということで、楽しく読ませて頂きました。
色々いう人も居るとは思いますが、個人的にはのん兵衛氏に勝るとも劣らぬ出来だと思うので、自信を持って良いと思います。
では次回の投下を楽しみにしています。
GJ!
重箱の隅をつつくような感じで悪いんだけど、アステロイド・ベルトってのはデブリ帯の間違いだよね?
>>479 MA形態→MSに変形して戦闘→高度が下がるとMAに変形し再び高度を上げる
こんな感じじゃないかと。
>>494 本家のZガンダムがやってたみたいな戦法ですな。
さすが、敵から見ると凶悪なまでの戦闘力
未知の勢力というか、まさに異星人艦隊と言われても違和感ない感じがGJです。
眼鏡っ娘好きな父を持つと娘は近眼に調整されるんだろうかと思った
娘ーカー…存在していたのか…
>>498 ラクスが貧ny)なのはパパンがそっちのシュミだからと思っていたが、
違うのか?
色ミス個体を棄てるほど趣味に拘る連中が乳や眼鏡に妥協するわけがない
コーディネーターは眼鏡かけているのは外的な因子の人だけな筈だが?
胸は・・・ステータスなんだろ、きっと(汗
眼鏡は基本的にリーカみたいな遺伝子調整の失敗だけだったはず
外的因子の場合は逆に再建できそう
乳はともかくコーディネーターって明らかな能力的に劣等な眼鏡、ドジ(転ぶ程のバランス感覚)、非力なんかは排除しそう
つまりドジッ娘とかは天然モノ以外は存在しないのですね
なんてつまらない世界だ
最大の問題はプラントでは病弱が絶無なことだ
>>503 リーカの後に後に生まれて調整失敗とは考えられないから、双子の妹と考えれば
>>504 ということは、ラクスの天然ぶりも実は計算という図式が成り立つわけだね。
>>508 というか初期の天然振りは計算ずくだと嫁だかの発言があったんじゃなかったっけ?
…なぜ普通に天然系ヒロインにしなかったし。
どっかで劣化リリーナとか言われてたな
まあ比較するのもおこがましいが
いっそその辺はWからパクれば良かったのに
(実はジョージの娘で茂が自分の娘として育ててたとか)
>>510 その設定だったとしても育て方間違えたとしか言えないくらい酷いけどね。
ラクス「こんな女に誰がした…」
アスラン「こんな凸に誰がした…」
キラ「こんな主人公に誰がした…」
みんな酷い目にあってるなw
カガリ「こんな首長に誰がした・・・」
首長(しゅちょう)と首長(くびなが)って同じ漢字だよな
おいィ?
そいやどこぞのネトゲには知恵が低くて力が強い首長の種族が居たな……
アスランの中の人は演じたキャラの中で31番目に好きだそうだ。
ちなみに30番目は犬だw
>>510 なんだかんだでたやらと平和を謳う姫が後続のガンダムに出まくるあたり
リリーナって成功したキャラなんだなとは思う
>>519 一応リリーナは成長はしてるんだけどねぇ
少なくとも平和といって全部の武器の廃棄はほほ不可能とはおもってるみたいだし
521 :
980:2010/06/28(月) 10:34:45 ID:???
どうもぼくなつ2Pの空きビン蓋探しに昨日丸一日を費やした980です。
割と好評なようでホッとしております。
アステロイドベルトの間違いは仰るとおり、デブリ帯の間違いです。あぎじゃびよ。
二重してる部分含めて、まとめスレの方訂正お願いします。
あと以外に人気だったwメガネっ子サラさんは、一応リーカさんと双子ではなく、
同じ年に生まれた年子で、ザフトでも同期という設定です。
外見に関しては顔はよく似てる感じだけど、サラさんはショートカットで巨乳。
ところでリーカさんは調整失敗ではなく、元々遺伝子異常の持ち主でそのせいで盲目だと思っていたのですが違うのでしょうか?
サラさんも同じ理由で盲目にしたのですが。
もともとかできちゃったのかは不明
ただ遺伝病スクリーニングと免疫強化は標準のはずだから失敗か最低でも見落としがあった訳だ
>あぎじゃびよ
980氏乙だけど、↑何のこと?
沖縄の方言だな、「なんてこった」みたいな意味だったはず。
それって「はっさ、あきさみよ〜っ」だったのでは?…
(某「風雲児たち」より…)
UC、CEを問わずガンダムで戦争やってるのって、
【1】指導者の思惑や野心もあれど、一応は国益を守るためと国民の感情から戦争した。
→ジオン、ザフト、地球連邦、地球連合
【2】やっぱり裏に権力との癒着等あるが、何らかの思想や教義を理由(建前)に戦争した。
→コスモ・バビロニア、ザンスカール帝国、ブルーコスモス
【3】戦争経済で利益を得るため戦争した(戦争に協力した)。
→AE社、ロゴス
の3つだよな。
(ある意味、アースノイド至上主義のティターンズ、コーディ至上主義のザフトも【2】にあてはまるかな?)
某吸血鬼漫画の方々のように、個人ではなく組織として「戦争楽しみたいから戦争する」連中はいたっけ。
【3】戦争経済で利益を得るため戦争した(戦争に協力した)。
→ロゴス
これって議長とラクシズが証拠もなしに一方的に決めつけただけじゃなかったっけ?
一応公式で戦争煽ったことにはなってるだろ>ロゴス
デュランダルの主張通りに、「黒い幽霊」よろしく何がなんでも戦争起こしてボロ儲けを狙ってたかは怪しいけど。
実際のところ軍需だけじゃなく多岐にわたって経済に関与し、利益を獲ようとする拝金主義集団なんじゃねえの?
クライン派に関しちゃ作中での暗躍っぷりを見るに、ロゴスが裏で協力あるいは支援していたと思えるんだが。
御輿のラクス自身が知っていたかどうかは知らんけど。
『デュランダルを始末した後、大量殺戮・破壊の責任を連合上層部と代表のジブリールに全部おっかぶせて処分。
プラントにはロゴスの傀儡としてクライン政権をおっ立てて、プラント製品による莫大な利益を自らの手に……』
ってのがロゴスのシナリオだったとか。
戦闘マニアだから戦争やるってのは、ヤザンやサーシェス……は個人か。
ていうかコスモバビロニアはコロニー同士の小競り合いだから戦争扱いされてないよ
連邦高官がバカンス先で適当にインタビュー受けたレベル
未だにロゴスは訳がわからないんだよなあ
戦争煽れるぐらい経済牛耳ってるなら平時の方が儲かるだろう、とか
反ロゴスの暴動に加わった一般市民にロゴス系列の社員はいなかったんだろうか、とか
ロゴス潰す目的って戦争をなくすとかいう以前に地球経済を吹っ飛ばすためなんじゃねえの?とか
>>529 戦争扱いは一年戦争だけ
あとは全部紛争
>>連合の≪スピアヘッド≫の主翼によってコクピットを引き裂かれて撃墜されるという
どんな荒業だよwww
ロゴスの大幹部で闇の首領がバンダイってことで
ガンダム世界じゃ田宮模型がガンプラ造ってます
ロゴスの黒幕がバンダイだったSSあるなぁ
>>532 確か戦闘機乗り時代のエドがやらかした奴だなw
切り裂きエドの異名で呼ばれる一因にもなったとかいう…
要はそれだけディンが脆い機体だったって話なんだが。
>>535 フジミは、レッドホークガンダムですね。
>>536 ドッグファイトして機体が歪んだり捩れたりするの通り越して空中分解しそうだな…
>>532 史実にもそれで多数の戦略爆撃機落とした「体当たりのエース」なんてのが居たりするから……
>>537 じゃあアオシマはどうなるんだ
>>538 エド、それで墜落して、ジャングルさ迷う羽目になってる。
ぶつかった原因は、二日酔いのまま戦闘機乗ったからっていう・・・^^;
>>528>>530 ロゴスはカガリですら存在知ってるくらい有名な(一般人は知らないだろうけど)組織
商品ならチューインガムから戦車まで、ロゴスに関係しない国、企業は存在しないとかなんとか
当然平時に商売するか冷戦状態が一番儲かる
種死で戦争に踏み切ったのはジブの暴走に加えていつまた人類滅亡クラスの攻撃されるのか、っていう恐怖心から
そもそも種死の戦いも核でさっさと終わらせて後は復興って感じだったわけで
結果的には核攻撃失敗+大西洋とユーラシアの対立でごちゃごちゃしてはいたけどね
案外作中でのロゴス狩りにあってたのはロゴスの一部にすぎなかったのかも
世界大戦+原因の勢力たるザフト健在
この状況により軍需関係の企業がロゴスを牛耳ってしまい
デュランダルは非主流派になっている他のロゴスのメンバーと手を組みロゴス狩り(軍需関係のみ)をやったとか
こう考えるとヤキン戦後にプラントが圧倒的不利から独立できたのも
敵がいたほうが儲かる軍需関係のロゴスから圧力があったからだと納得できる
実際はロゴストップ辺りは私兵も持っているだろうし、被害にあったのはロゴスの中堅から下っ端辺りだと予想する
ちなみにアストレイには、「一族」って設定があってなw
歴史の中で人類に戦争をさせてきたのは実は「一族」であるとし、「一族」がロゴスを手玉に取っていたのだとしている。
つまり「地球連合」を牛耳る「大西洋連邦」を裏で牛耳る「ブルーコスモス」の支持母体である「ロゴス」を手玉にとっていたのが「一族」があるという設定w
それはアレだな
多分一族というのは後のソレルやメンテナーに続く家系で
宇宙世紀からの歴史と知識を秘匿して
世界には嘘の歴史を教えて操っているんだな
その「一族」の組織を乗っ取ったのが「クライン派」と「連合情報部」が手を組んで出来た「ターミナル」だっけか
ターミナルって連合情報部の混じってたのか、知らんかった
多分、国家の枠を超えて結成された特撮の極秘正義チームとか
アメコミのS.H.I.E.L.Dみたいなのイメージして設定したんだろうけど
完全にショッカーのさらに胡散臭いバージョンだよな
なんかそのうち設定がループしそうだな
「地球連合」を牛耳る「大西洋連邦」を裏で牛耳る「ブルーコスモス」の支持母体である「ロゴス」を手玉にとっていたのが「一族」の組織を乗っ取ったのが「クライン派」と「連合情報部」が手を組んで出来た「ターミナル」にて暗躍する地球連合(以下ループ
陰謀論を元にした設定はもう懲り懲りですねん
無駄に胡散臭い設定ばかり作りやがってw 一番無駄に頑張った設定屋は誰だ?w
>>542 実はその設定外道で否定されているんだよ。
フジヤマ社はロゴスに加わっていないにも拘らず連合に強い影響力を持っている。
しかもロゴスは手出しができない。
俺TUEEEEを積み重ねた結果にしか見えん……どうしてこうなった
結局……どういうことなんだ?
こうして見ると、グリプス戦役の勢力図がスッキリしてるように思えてくるな
>548
とある作戦に従事した特殊部隊の司令官と兵士とサポート要員が作った
組織だって本来は世界を一つにするという理想があったはずなのに
気がついたら世界中で制御された戦争を起こしてそれによって世界の経済を
まわし続けるというどこそのロゴスだとかプロジェクト4のような状況になったから。
>>547 結局ラクシズの陰謀ってことでよくね?ここまでくると
_,..-――-:..、 ⌒⌒
/.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::.\ ^^
/ .::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::..ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::
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:::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::: ∧_∧ そうやってなんでもかんでも
:::::::::::::::::::::::::::: ( ラクス) 私のせいにしてればいいですよ…
:::::::::::: /⌒`'''''''''''^ヽ
/⌒ヾ/ / .,;;;;;;:/.:;|
-―'――ー'''‐'ー'''―‐'―''''\,./ / .::;;;;;;:/‐'| :;|'''ー'-''――'`'
,, '''' `、 `´'、、, '''_ソ / `:;;::::ノ,,, | :;| ''' 、、,
,,, '' ,, ''''' ξ_ノ丶ー'ー< ,ゝ__> ''''' ,,,,
,, ,,,, ''' , ::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::: ,,
,,,,,,, :::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;::::::::: ''
,, ''''''' ,,,, ,, :::::::::::::;;;;;;;;::::::
>>556 スネーク、どうしたんだ!
返事をしてくれスネーーーーク!
>>558 少なくとも種でお前らが出しゃばらなければ、
種死の話は起こらなかったはずだからな
>>558 プラントが開戦したときの議長はおまえの父親だしなw
>>558 無能姫担いでオーブでクーデター起こしたのも、お前らの仕業なのは明白だ。
反ロゴスの暴動を見て思いついたんだが・・・
現実世界ではどんな大規模暴動でも暴徒の武器は火炎瓶や拳銃がせいぜい
国民皆兵で一家に一丁銃がある国でもアサルトライフルが限界
けど種や種死はジャンク屋からMSさえも簡単に個人で所有できる世界です
暴動どころか内乱並みに凄惨なものになったんじゃなかろうか・・・
>>563 傭兵じゃあるまいし大半の一般大衆は銃止まりだろ
それならロゴス側の警備兵連中の方が手に入りやすいだろうし、日頃訓練も行ってるだろうから、劇中みたく一方的には成ってないはず
ああでもパワードスーツていう物があるから、力仕事関係に普及してる可能性はあるな
>>564 発展途上国が中心だったんでないかと邪推できる>暴動
暴動の時はザフト製の武器や兵器が使われてたってよく聞くが・・・
敵対国で暴動煽ったり
反乱勢力やパルチザンに武器を支給したりするのは
近代以降はどこの国もやってるからな
日本がロシアの革命勢力支援したり、
ヒトラーがIRA支援したり
敵の敵は味方だもんな。
>>敵の敵は味方だもんな。
プラントのザフトに支援した非理事国もそう思ってたんだろうな
>>569 まさか自分たちにもNJ落とされるとは思ってもみなかっただろうな
>>570 >>571 国家元首があんなにブレまくる訳ないじゃないかと笑っていられたあのころが懐かしい
ユン・セフォンは原作どうりにジャンク屋に拾われてレイスタ開発してるんだろうか?
重機扱いといってもどう考えても兵器運用されるだろ”みたいな
戦後のパワーバランスを守るためにもプチモビを大々的に売り出すべき?
>>573 ロンデニオンのオーブ組の可能性もあるけどね。
史実よりは脱出に余裕があったし
プチモビはありだよねぇ。
ただザフト軍のジンとか腐るほど売られている環境でどこまで有効?
って懸念もあるけど。
小回りが効き、MSが入れないサイズの場所でも作業できるのなら・・・・
ミストラルがあるか
>>575 UCでボールが廃れてプチモビ系が隆盛したのは、地面(宙陸両用)が歩けて、アンバック出来るからじゃないの
>>576 民間用の作業ポッドが廃れたって話はないはずだぞ?
作業用にプチモビって選択肢が増えたのは確かだが
>>577 廃れたというか全く使わなくなったという意味でなくて、生産比重が移ったんじゃないかという比喩みたいな感じで書いたんだ。すまん
でもボールとかはMAや戦闘機系の技術なんで、MS最大手となったアナハイムとすれば、技術を活かせるプチモビやミドルMSを売り込んで云った方が、利益を独占できると考えてもおかしくない訳で
>>578 F91小説版での表現を見る限りだと非人型のポッドタイプのほうが主流くさくないか?
クロスボーンには133式ボールが出てるけどね
おおおオフィシャルではございませぬぞ!
プチモビはバッテリー式だっけ?
MSサイズの重機よりはミストラルに手足付けたプチモビの方が効率や業者の受けはいいかもな。
ユンはなんか間違ってクサナギじゃなくてカイラムの方に乗り込むとかやらかしてそうだ。
ユンの話で思ったけど、エリカさんはまだロンド組なんだっけ。
なんか技術者の欲求的に考えると、数世代先の技術を持つロンド・ベルに移民する人は大勢いそうだ
>>578 作業用ポッドとプチモビじゃ求められる性能が違うんだから、代用品にならないだろ
プチモビ以外にミドル・モビルスーツとJrモビルスーツという種類があるんだな
ネット上だとJrとプチモビの区別がごっちゃになってて分からんけど、ZZでウォンさんが月面で使ってたのがJrの方?
585 :
980:2010/07/01(木) 19:10:26 ID:???
ども、ぼくなつ2Pが終わって、今度はぼくなつ4にかかっている980です。
漫画姉ちゃんとの混浴が楽しみです。あぎじゃびよ。
だいたい半分ほどの出来ですが、半ごろに投下してもよかですか。
586 :
980:2010/07/01(木) 19:16:53 ID:???
誰もいなさそうですね。では、出来てるところまで投下したいと思います。
俺の報告を受けたザフト軍カーペンタリア司令部は、この未確認艦隊をここの海域を横断していた<足つき>の増援艦隊と断定、
即座に同支部のモビルスーツ部隊の派遣を決定したらしい。<足つき>と合流する前に仕留める寸法だろう。
本来ならばザラ隊が<足つき>を仕留める際の援護用として編成されていた、≪ディン≫7小隊計21機を差し向けた事を、
通信を代行してくれた他の航空小隊から聞かされた。
「あの<足つき>用の支援部隊をぶつけるのか?」
(ああ。指揮官のハドソンは、晴れ舞台だって大喜びさ。それにしても災難だったな、ジェイムズ)
「護衛機がいなかったら、やられてたかもな」
その時無意識に自分で言った言葉に、今更ながらに自分が部下を失った事に気がついた。
今回限りで編成された2人ではあったが、それでも部下であったことに変わりはない。
あの2人の行動は軽率だったかもしれないが、自分がもっと警戒感を持っていれば一緒に離脱出来ていたのではないか。
そう考えたところで今更どうにもならないのは分かっているが、それでも頭は勝手にそんな後悔ばかり考えてしまう。
また俺は≪ディン≫の追撃部隊の事を聞いて、悪い予感も覚えていた。21機といえば一個中隊並みではあるが、
果たして数で攻めてあの可変機に勝てるかどうか……。あの大きさの艦隊で、まさか艦載機があの4機だけという事はあるまい。
今回の偵察結果を考慮すれば、逆に返り討ちに遭うのではないかという予感があったからだ。
だが現実は、その俺の想像よりもずっと奇妙なものだった。
ザフト軍航空士官の手記:2.南太平洋遭遇戦
587 :
980:2010/07/01(木) 19:24:12 ID:???
「……出撃したんじゃなかったのか?」
残りの推進剤を使い切る勢いで、ようやく帰り着いたカーペンタリア基地にて俺の視線の先のメイン・ディスプレイには、
露天甲板上で四方八方にとっ散らかっている≪ディン≫十数機の姿があった。
上空から数機降りてくる≪ディン≫の姿から、どうやら出撃はしたようではあるが、もうあの艦隊を撃沈してきたのだろうか。
いや、それにしては早すぎるし、なによりあの可変モビルスーツを相手にしたにしては、こう言ってはなんだが被害が少なすぎる。
メイン・パイロットのティム・サリーが指定の甲板デッキ上に、よろよろと≪電子戦用ディン≫を着陸させると、
すぐさま周りから整備員が群がってくるのがモニタごしに見えた。ガシャンという大きな着陸音を聞いた瞬間、
俺を含む第4小隊生き残りの3人全員がほぼ同時に大きく息を吐いた。
ティムは特に虚脱状態で、ぐったりと操縦桿に持たれかかるように体を丸めている。彼は蚊がなくような声でボソリと呟く。
「帰って、これた……」
「なんとかな。よくやったぞ、2人とも」
俺のその言葉を聞いて、ティムは視線を逸らす。土壇場での失態を気にしているのだろう。
「ティム、あまり気にするな。土壇場での実戦だったんだ、ああなっちまっても仕方ないさ。サラも大丈夫か?」
サラがヘルメットを脱ぐと、末広がりのショートカットの髪をかき上げながら、大きく息を吐くと答える。
「心臓はまだバクバクいってますけど。こんなのはこれっきりにしたいですね、隊長」
「ああ。ま、行ってきた人数と帰ってきた人数が違うのが、ちと辛いところではあるがな」
その俺の発言に部下2名は気まずそうに口を閉ざす。うっかり口にした失言に、俺は自分の口を縫い付けたくなる衝動に駆られる。
部下をさらに苦しめてどうする。アホか、俺は。
その時おずおずと顔を上げたサラが体を俺のほうに向けると、俺に面と向かって言う。
「……隊長、別に慰める為ではありませんが、いずれにせよあの艦隊の確認は遅かれ早かれ行わざるを得ませんでしたよ。
友軍を呼んでから行っていたとしても、戦闘はきっと起きていたと自分は思います。それに、護衛の彼らの行動は、その……」
588 :
980:2010/07/01(木) 19:29:51 ID:???
どうやら俺は良い部下を持ったようだ。サラの心遣いに、感謝と申し訳なさの両方を感じる。
最後の続きを言おうとする彼女に対し、俺はそれを手で制する。
「それ以上は言わんでいい。……すまんな、サラ」
「いえ。……ティム、大丈夫?」
軽く微笑むとサラは、なおもメインシートで俯いたまま、黙り込んでいるティムに呼びかける。
俺はその彼女の気遣いの姿勢に、女性としての母性の強さ、それにそのバイタリティの高さに驚かされた。
以前に実戦を経験しているとはいえ、自分だって少なからずショックだったはずだ。
なのに、看護兵でもないのによく他人へ配慮が出来るものだ。
一方ティムは先ほど初めて経験した実戦での失態、それと帰還出来なかった護衛の2機にショックを受けているようだった。
彼は訓練ではそれなりの成果を残していると聞いていたが、それだけに今回の結果はショックだったのだろう。
「……少し一人になりたいんだ、先に行ってていいよ」
「だが司令部に報告に行かなきゃならんのだぞ」
「……すいません。5分だけでいいんで、少し一人にしてもらっていいですか」
彼の言うとおり、ここは一人にしておいてやったほうが良さそうだ。ティムの思いつめた顔に、
サラもそれ以上声をかける事はしなかった。俺は黙り込んだティムをそのままコクピットに残し、
サラを連れ立って≪ディン≫のコクピットから、着地用のワイヤーを伝って地面に降り立った。
既に自分の≪電子戦用ディン≫に数名の整備員とともに機体を弄っている、機付長でもある顔なじみの整備班長に、
俺は先ほどの疑問を尋ねてみた。
「おい、出撃はなかったのか?」
「いやそれが変なんだよ、ジェイムズ。お前さんが送ったデータの海域には行ったらしいんだがな、
大規模な電波妨害が起こったとかで、全機出戻りだよ」
589 :
980:2010/07/01(木) 19:32:06 ID:???
整備班長は≪電子戦用ディン≫のメンテナンスハッチを開きながら、顔をこちらに向けずに答える。
それを聞いて、俺とサラをは顔を見合わせる。
「電波妨害って、EMPか?」
俺がヘルメットを脱ぎつつ尋ねる。確かに相変わらず長距離通信は出来ないが、
それでも近距離通信が出来ないほどのジャミングじゃなかったはずだが。その時サラがハッとして、俺に耳に口を寄せた。
「隊長、もしかして遭遇する前のアレ……」
俺もその言葉によって、自分が遭遇した現象の事を思い出した。艦隊に遭遇する直前に出くわした、あの奇妙な電子機器の異常、
あれと同じ事が追撃隊にも起こったのだろうか。やはりあれはあの未確認艦隊の仕業だったのだろうか。
破損した箇所に悪戦苦闘している班長に尋ねる。
「なあ、その電波妨害ってノイズみたいなヤツか?」
「うんにゃ、それよりもかなり強力なヤツだったらしいぞ。
EMP兵器、それも例のウチの新兵器の≪グングニール≫でも出してきたんじゃないかってくらい強力なのがな。
でも変な事によ、その海域を抜けたらすぐ回復したらしいんだよ。
そんでよ、もう一度その海域に突っ込んだらまた電波妨害が起こったっていうんだよ。気味が悪いよな」
整備班長の雑な報告を聞き、怪訝そうにサラと顔を見合わせる。ザフト軍で拠点攻撃用として開発された新型EMP兵器、
≪グングニール≫は現在では開発資材の関係から、一発きりの虎の子である秘密兵器だ。
もちろんその強力な電磁パルスを喰らえば、大概の電子機器はお釈迦になる。
一定時間が過ぎれば復活するなどという便利な話があるはずもない。
だが威力は異なるが、一定時間を過ぎて機器が機能を回復するというのは自分たちの経験したそれとよく似ている。
局所的かつ一時的なEMP兵器だとでもいうのだろうか。そんな便利な兵器には今までお目にかかったことも、聞いたこともないが。
590 :
980:2010/07/01(木) 19:35:04 ID:???
サラが腕を組み、思案顔で呟く。
「……散布型のニュートロンジャマーみたいな、空域散布式のEMP兵器……でしょうか」
「そんなの凄いの、今まで聞いたこともないぞ」
もし本当にそんな画期的な兵器の開発に成功していたのなら、とっくに今までの戦いで出してきているはずだ。
戦況だってもっとこっちが不利になっているだろう。もし≪グングニール≫の用に使用制限のあるものなら、
そんな貴重な兵器を冷遇状態の<足つき>の為に使うだろうか。いったい何がどうなっているのやら。
はあと短くため息をつくと組んでいた腕を腰に当て、サラは不安げに俺の顔を見る。
「なんだか気味が悪いですね。予想外の出来事ばかり起こるなんて」
「まったくだな。いっそ<足つき>ともども放置したいよ」
サラは周りの≪ディン≫を見つつ、渋い表情で答える。
「そうなればいいですけど、きっと追撃部隊は出しますよね」
「多分な」
本隊には被害がないからな。追撃を出さない理由はない。
カーペンタリア支部の司令部はさらに部隊を増強して、その面子にかけても例の艦隊を追いかけるだろう。
「お前らの整備が悪かったせいじゃないのか!」
「整備は万全です。言いがかりはやめて下さい!」
血の気の多い≪ディン≫のパイロットが、おそらく無実であろう整備員に言いがかりをつけているのを横目で見ながら、
俺は自分が遭遇したあの艦隊は、実は幽霊か海の怪物が化けた艦隊で、あの奇妙なノイズは実は死の国への開門の音だったのではと、
科学の申し子たるコーディネーターらしからぬ予想を、冗談半分本気半分で考えていた。
591 :
980:2010/07/01(木) 19:37:52 ID:???
とにもかくにも、あの未確認艦隊の出現はいろんな意味で、カーペンタリア基地に混乱を呼び込んだ。
そもそも<足つき>の支援などあるはずがないというのが、俺を筆頭とする戦術士官の共通認識だったのだ。
あってせいぜい、ザラ隊への<足つき>攻撃時の航空支援がある程度だと考えていたのだから。
それがいきなり宇宙戦艦による増援部隊のご登場ときたもんだ。カーペンタリア基地は追撃部隊の再編で、上へ下への大忙しだ。
逆に失笑を誘う事もあったらしい。コーディネーターの祖である今は亡きジョージ・グレンを狂信的に信奉している、
<ジョージ・グレン友の会>の地球支部の連中が、この奇妙な現象を異星人の来訪と勘違いして
なんと前世紀の異星人遭遇用の文書をあの艦隊に送りつけたらしい。
直に艦隊を目にした自分には、どこの国かは分からないが少なくとも異星人の類でないのは分かるが、それでも異星人とはな。
「で、向こうさんはなんだって?」
「シカトしてるみたいですけどね、例の地球支部の連中はファースト・コンタクトだの約束の時だのって、ひどくお祭り騒ぎみたいですよ」
その事を基地の通信オペレータから聞いて、サラと二人して噴き出したものだった。……もちろんこのまま笑い話で済む事はなかった。
出戻りの≪ディン≫7小隊に≪グングニール≫の使用に対して行われる電子機器対策を行い、
それに加え海中からの支援としてボズゴロスフ級潜水母艦≪ニーラゴンゴ≫(ここカーペンタリアの看板役だった、
モラシム隊の≪クストー≫が先日の<足つき>との戦闘で沈められ、新たに回されてきた艦だ)からの≪グーン≫部隊も
同様の処置を行った上で、航空部隊とともに<ヒレつき>の――彼らの艦隊に設置されている用途不明の装備品から名づけられた――
艦隊を追撃する事になり、部隊の規模を考えればかなり大掛かりな討伐部隊が組織された。
592 :
980:2010/07/01(木) 19:40:02 ID:???
俺の部隊もこの討伐部隊に先んじて、≪電子戦用ディン≫でジャミング兵器の届かないほどの高度を取り、
<ヒレつき>の艦隊の情報収集と分析、それと航空部隊のオペレートを行う。遠距離通信が作用しない今、
ほんの数百メートルとはいえ航空管制があるとないとでは大きな違いが出るのだ。
せっかく生きて帰ってこれたのに、またあの艦隊と相対するのは正直嫌だが、命令である以上仕方ない。
とはいえ、俺の部隊が戦闘に参加するわけではないし、戦闘教練通りに航空小隊へのオペレートと艦隊への電子妨害を行うわけだが、
芯の強いサラはともかく、先ほど初めて実戦を経験したティムはかなりナーバスになっている。
一応作戦に参加すると表明はしているものの、こういった新兵の扱いには正直頭が痛い。いや、仕方のない事であるのは分かるのだが。
さて、いざこの作戦を実行に移す段階になって、さらに予想だにしない横槍が入ってきた。国防議員直属である遊撃隊の参加である。
そう、あのザラ隊である。
593 :
980:2010/07/01(木) 19:41:38 ID:???
俺たち第4小隊が帰還して約2時間後、カーペンタリア支部の露天デッキ上で、ズラリと並ぶ≪ディン≫と
そのパイロットである緑服達を前に、少年と言って差し支えのない年齢の赤服のパイロットたちが敬礼をする。
その背後の潜水艦用の湾口で、≪ボズゴロスフ≫がその巨体の中から、彼らのモビルスーツである連合軍製のモビルスーツを、
例の電子機器対策の為に基地の整備ブロックへ搬入している様が見えた。
「ザラ隊指揮官のアスラン・ザラです」
「同部隊隊員のニコル・アマルフィです」
「同じく、ディアッカ・エルスマン」
「……イザーク・ジュールだ」
作戦の直前になっていきなり参加を表明してきた特務隊に、この作戦に参加するパイロット達も戸惑い気味だ。
ザラ隊、この部隊は連合から鹵獲した地球軍の新型モビルスーツ、通称<G兵器>で編成されており、
パイロットも全員が士官学校の上位10名である赤服という筋金入りのエリート部隊だ。……その赤服パイロット全員が評議員の親族で、
一種のプロパガンダ部隊であるとも揶揄されていたが。現在はボズゴロスフ級潜水母艦ネームシップ艦である≪ボズゴロスフ≫にて、
独自に<足つき>を追跡していたはずのザラ隊が、作戦直前になってこちらへの参加を表明してきた理由はいまだ明かしていない。
ただこのザラ隊が元々所属していたクルーゼ隊、その指揮官ラウ・ル・クルーゼから、ザラ国防議員の後ろ盾を盾に、
ザラ隊の作戦参加と指揮権の委譲を命令された為、司令部は仕方なくその参加を認めたのだ。
まあ元々彼らの支援用だったのだから、受け入れるのも当然といえば当然かもしれないが。
「ザフトには基本階級などというナチュラルの悪しき風習は存在しない、効率を重視する実力主義があるだけだ」
……とは士官学校時代の教官の弁ではあるが、この能力偏重主義のおかげで今回のような飛び入り参加を許してしまう。
困ったもんだ。その頭ごなしに提示された作戦概要は以下である。
作戦の主目的は未確認艦隊の<足つき>合流の妨害から、<足つき>の撃沈を最優先に変更。
本来ならば主力とするはずの≪ディン≫7小隊のみならず、海中支援用の≪グーン≫部隊も含め、このザラ隊の援護に回る。
流れとしては、≪ディン≫の各小隊によって艦隊の足を止め、さらに潜水母艦からの≪グーン≫部隊と共に艦隊を疲弊させた後、
止め役としてザラ隊が<足つき>を仕留める。……早い話、ザラ隊の露払い役をしろというわけだ。
594 :
980:2010/07/01(木) 19:43:29 ID:???
ここまでです。残りは大体出来てるので、早い内に投下できると思います。
ではでは。
GJ!
GJ
その時舞台の裏側ではみたいで
面白かった
GJ!!
初期のザふと側視点が見たかったんですよ。
早く続きが見たイッス
980氏乙です
続きが楽しみだ
超乙っ!
乙です!!
続きが早く読みたい。
乙です。本編じゃ未だにやられ役しかないイザークが会話するのか?楽しみです。
>>584 昔出たバンダイの資料でよければ
Jrモビルスーツ:月面作業用小型ワーカー。低重力下用の設計
プチモビルスーツ:小型汎用ワーカー。コクピットは気密性有り。ボディはプラスチック製
ミドルモビルスーツ:汎用中型ワーカー。クレーンやウインチを装備。歩行能力は低いが、ロケットモーターでジャンプ可能。コロニー内作業用。
こんなんでどお?
ウォンさんが使ってたのはJrMSだけど、ZZじゃなくてZな。
>>602 安価な地上作業用だとザクタンクが思い浮かぶが、CEじゃマゼラアタックでなくリニアガンタンクだろうから
リニアガンタンクの車体、ミドルモビルスーツの上半身のミドルモビルタンクとか作ったら売れるんじゃないか?
>>604 下半身が破壊されたミドルMSと砲塔が分離してなくなったリニアガンタンクが有ればね
ザクタンクはマゼラアタックの特性から生まれたようなもんだ
>>604 リニアガンタンクは砲塔がでかいせいで車体のほうの高さは相当低いらしい。
それこそ操縦者が半ば仰向けになるほどにな。
そんなのにMSの胴体をつけようとしたらとんでもなく背が低い機体が出来上がるwww
>>604 素直にミドルモビルスーツ作ればいいじゃない。
>>607 MSの足は消耗品だぜ。だったら接地圧低くて普及してる中古の車体等を購入した地上用バリエーションとした方が安上がりに成るんじゃない?
大戦車戦を行うほどの陸軍国のユーラシアなら普及の余地はありそうに思うが
427氏の本編も含めて、アスランディアッカニコルにはそれぞれ出番があるのに
今のところデュエルの中破ぐらいしかなくセリフや心境描写のないイザークは
どう考えてどう行動するんだろ。
優越思想を更にこじらせてザラパパそこのけの最強硬派になるか、
それともエース不足のクライン派にたぶらかされ籠落されるのか…
本人の性格も祟っているんだろうが、イザークって二次創作では録な目にあってないな……
出番が少ないために血の気が多くて避難民シャトルを撃墜する程度のキャラでとどまっていたのが
種死最後の「エターナルは味方だー!」で迂闊で残念以上にされちまったからな……
主人公じゃない熱血キャラって時点で微妙なのに
脱出艇攻撃(故意)で民間人殺しの挙句お咎めなしだから……
逆シンとか種死アフターものだとさすがに人格的にも成長というかこなれてきて
わりと信用のおける先輩格として活躍する例もそこそこあるんだが、
TV版に則した、ことに無印ベースだとただでさえ精神的に未熟な上に
クロスオーバー側の技術や思考にプライドや価値観ボコボコにされがちだからなあ。
相方の痔はネタキャラとしてあんなに愛されてるのに遺作カワイソス
遺作は立ち位置が中途半端すぎる
あくまでヒールに徹してラクシズと敵対する道を歩んでいたら
もっと人気出ただろうに
まあ高慢チキの鼻っ柱へし折るのはクロスのツカミの定番だからな。
しかし問題は、敵軍が連合側ならその役目は名無しの雑魚ブルコス兵あたりになるところ
ザフト相手だとイザークはじめ準レギュラー級がよく抜擢されてしまうって事で…
617 :
980:2010/07/02(金) 19:13:47 ID:???
すいません、また出来てるところまでなんですが、投下よろしいでしょうか。
カモーン
619 :
980:2010/07/02(金) 19:18:06 ID:???
ではでは。前回書き忘れましたが、のん兵衛氏とは関係ありませんからねー
それと適当に書いていたら、今日中にこの話が終わる予定だったのに、なんか先が長くなりました、何故だ!あぎじゃびよ。
※※※
「つまり我々は囮役だと?」
その作戦内容を聞き、本来ならばこの討伐戦の主役であったはずの≪ディン≫部隊の指揮官、ハドソンの眉がつり上がる。さもあろう。
その問いかけに、アスラン・ザラはやや視線を伏せがちに、それでもキッパリと答えた。
「……今作戦の参加命令は、私の上司であるクルーゼ隊長、並びに国防議員のザラ閣下からのものです。
申し訳ありませんが、あなた方に拒否権はありません。それに伴い、指揮権も私に移譲されます」
ザフトの総大将の名を出されては、ハドソンの方も返す言葉もない。
言いかけた言葉をグッと飲み込んで、彼は腕を組み黙り込んだ。アスラン・ザラは話を続ける。
ブリーフィングの為のモニターに、例の<ヒレつき>の画像が出る。
「未確認艦隊に関しては、情報部によればアラスカの護衛艦隊司令に就任したハルバートンが用意した、
<足つき>の増援艦隊であると思われます。戦闘能力も陽電子砲
護衛艦である<足つき>さえ撃沈すれば、後は撤退するものと考えられます」
次にあの可変機の映像が出てきた。
「偵察部隊の方が遭遇した可変式のモビルスーツは、我々の鹵獲したG兵器のプロトタイプ、もしくはテストタイプの予備部品等で構築した
部隊だと考えています。またモビルスーツの挙動から、≪ストライク≫のデータを流用したOSを……」
620 :
980:2010/07/02(金) 19:20:31 ID:???
若いからなのか良く言えば淡々と指示のみを、悪く言えばやや配慮に欠けるアスラン・ザラの態度に、
≪ディン≫のパイロット達の視線は冷たい。元々地球のザフト部隊の間には、宇宙から来た部隊に対しては縄張り意識が強い傾向がある。
おまけにこの飛び入り参加のおかげで、<足つき>と未確認艦隊の接触は仕方ないにしても、数時間の猶予までも許してもいるのだ。
面白くのないのは当然だろう。
その時、自分たちの指揮官の言い様はさすがにマズいと思ったのか、緑色の髪をしたニコル・アマルフィが場を取り成すように発言する。
「あ、あの別に皆さんを盾役にしようとか、そういう訳じゃありません。
同じ連合軍のモビルスーツ部隊が相手なら、我々のモビルスーツの方が対処もしやすいだろうというクルーゼ隊長の配慮なんですよ」
「そうそう、皆さんだっていつまでも<足つき>の捜索なんかしていたくないでしょう?」
浅黒い肌と金髪のコントラストが眩しいディアッカ・エルスマンがおどけたように言う。その捜索を四六時中やらされていた、
≪ディン≫のパイロット数名から非難がましい視線が向けられ、その内の一人が発言する。
「お前さんらがその<足つき>をちゃんと撃沈していてくれれば、その<足つき>の捜索なんぞせずにすんだがな」
ナニハナクトモ支援
622 :
980:2010/07/02(金) 19:23:04 ID:???
ディアッカはその棘交じりの返答を聞いて、やれやれといった風で肩をすくめる。残るイザーク・ジュールだけは、
他の隊員達とは異なりこちらと協調する気はサラサラないのか、むっつりと押し黙っている。それと自分の機体が気になるのか、
基地のモビルスーツ整備区画の方をジッと睨んでいる。
豪華な装備や権限とは裏はらに、あまりチームワークは良くなさそうな部隊。それが俺のザラ隊に対する第一印象だった。
「……以上が作戦概要の説明です。質問があれば挙手をお願いします。……どうぞ」
「例の艦隊を発見したジェイムズ・アビスです」
一応赤服ということで敬語を使うが、自分の子供ほどの少年に対して使うのは正直変な気分だ。
「例の可変機の事です。自分もそちらのG兵器のデータを拝読しましたが、どうも関連性がある機体とは思えないのですが」
「……別の部署、もしくは別の国家の物だったかもしれません。
映像は見ましたが、いずれにせよ≪ストライク≫ほどの性能だとは思えません」
「自分はその≪ストライク≫を見ていないのでなんともいえませんが、可変機の方は飛行形態への変形と空中での自由飛行を可能にし、
さらに言えばビーム兵器を標準装備している機体です」
「……何が仰りたいのでしょうか?」
アスラン・ザラが若干視線を険しくする。
「宇宙戦艦5隻に、正確な性能も分からないモビルスーツを多数相手にするのです。
おそらくザフト史上初めての集団モビルスーツ戦になるでしょう。……どの道、<足つき>と接触を許しているのです。
もう少し様子を見て、こちらも十分戦力を整えてから叩いてからでも遅くは……」
その俺の意見に、アスラン・ザラは語気を強めて反論した。
「この作戦はザラ国防議員からの正式な命令書に基づいて行われるのです。作戦の遅延はあり得ません!それにこれ以上……」
そこまで言うとアスラン・ザラは急に押し黙った。もしかしたら話し過ぎたと思っているのかもしれない。
「……いずれにせよ、作戦は1時間後に開始されます。異論は各々あるかもしれませんが、命令には従っていただきます」
皆さんの健闘に期待します」
そう言うとアスラン・ザラはきっとした眼差しをこちらに向け、敬礼をした。やむなくこちらも敬礼を返し、その場はお開きとなった
早速リゼルの性能を見誤ったか……支援
624 :
980:2010/07/02(金) 19:25:22 ID:???
異論はあろうがザフト軍人である以上、命令に逆らうわけにはいかず、パイロット全員のしぶしぶの了承を得て
1時間後に作戦は開始される事になった。
「ったく、なんなんだよ。あのガキども、横からシャシャり出てきてよ。そんなにまでして<足つき>を仕留めたいのかね」
「議員様になる時に箔をつけたいんだろ、ザフトで輝かしい経歴を残してきたってな」
≪ディン≫の若いパイロットが、そのまま露天甲板上でブリーフィングを続けているザラ隊に聞えよがしに言う。
そのあからさまな言葉を耳聡く聞きつけて、イザーク・ジュールが生々しい傷をつけて尚端整な顔立ちを陰口を叩いた若い兵士に向け、
ギラリとした眼光を投げつける。その剣幕に押されたのか、2名の緑服のパイロットは押し黙って自機の方に向かっていった。
俺はその光景を複雑な気持ちで眺めていた。
基本的にウチは人手不足もあってか、能力と資質さえ備えていれば年齢を問題にしない風潮ではあるが、
それでもあのような、ウチのサラやティム以上に年若い少年達に、戦場で指揮権を委ねる事に今更ながら強い抵抗を覚える。
酒の場で時代遅れの考えといわれもしたが、こればっかりは受け入れられそうにない。
そもそも自分はあのような子供たちが戦場に出ない為にと、ザフトに入隊したのだから。
それにあの未確認艦隊、サラの提案した呼称である<ヒレつき>だが、あの艦隊を過小評価し過ぎではないだろうか。
アスラン・ザラの言い様は、俺が見た艦隊は<足つき>ほどの脅威ではないと暗に語っていた。
確かに彼が実際見たわけではないから、その脅威を真に感じるのは難しいかもしれないが、
それでもあの変形モビルスーツ、これまたサラが提案した呼称の<羽根つき>の映像や艦隊の映像を見ても考えられるものだろうか。
実際に小隊機を2機失った自分としては、その過小評価に不安を感じる。
とはいえ、俺自身<足つき>をこの目で見たわけではないのだから、おあいこなのかもしれないが。
625 :
980:2010/07/02(金) 19:27:17 ID:???
まあここで一士官が考え込んだところで答えが出る問題でもない。
俺は軽く頭を振ると、自分の≪電子戦用ディン≫のある専用ハンガーへと足を向けた。
その時、後ろから「すみません」と穏やかな声で呼び止められた。
後ろには先ほど討論した、エメラルドグリーンの瞳を持つ少年が立っている。
アスラン・ザラだ。
「あなたは直で例の艦隊を確認されたと仰っていましたね」
「ええ」
若干怪訝な顔をしていたかもしれないが、そのアスラン・ザラの問いに率直に答える。
「少しお聞きしたいことがあります。よろしいですか?」
「いいですよ」
了承しつつ、心の中で不審に思う。報告書には可能な限りの記載をしたはずだが。
「例のモビルスーツの部隊ですが、その……どんな感じでした?」
「どんなって、自分の小隊の報告書は読まれたでしょう?
これまで確認されてない未確認の機種の艦隊に、可変する新型モビルスーツ……
あまり時間がなかったので、明瞭ではなかったかもしれませんが、記載した事以外はありませんよ」
その俺の返答に、アスラン・ザラはやや焦れたように返してきた。
「報告書は拝読させていただきました。ですが肝心な事が記載されていません。
モビルスーツのパイロットがコーディネーターであったかどうか、という点です」
なんだと?アスラン・ザラのその予想外の問いかけに面食らう。
626 :
980:2010/07/02(金) 19:28:35 ID:???
「……そりゃ、連合にも少なからずコーディネーターはいるでしょう。モビルスーツを動かしていた以上その可能性が高いはずです。」
数は少ないが、連合にもコーディネーターは少なからず存在する。
無論、その扱いは筆舌に尽くしがたいもので、文字通りの壁役にされるなど、コルシカ条約なぞ知ったことかと言わんばかりのものらしい。
それに、傭兵等のはぐれコーディネーターを除けば、モビルスーツを運用出来る人的資源は限られているのだ。
連合での開発が進み、いずれは彼らの方でも一般的にモビルスーツの運用がされるかもしれないが、少なくとも現在はザフトを除けば
局所的な運用に限られている。あの忌わしい戦闘用コーディネーターの開発も、元々は連合が主導で行っていたのだ。
その事を考慮すれば、別段記載する必要はないと思ってたのだが。
「それではやはりその可変機にはコーディネーターが乗っていたのですね?」
「断言は出来ませんが、おそらくは」
俺がそう言うと、彼は自問をし始めた。
「どうされたんです。連合のコーディネーターに心当たりでも?」
その「連合のコーディネーター」という自分の言葉に、アスラン・ザラの目に一瞬陰りが生じたと感じたのは気のせいか?
俺の問いかけにハッとなった彼は返答にしどろもどろになる。
「あ……いえ、その、自分の中に疑問を残しておきたくなかったから、ただそれだけです」
そう言うと敬礼し、アスラン・ザラは自分の部隊にそそくさと戻って行った。
「今の人、アスラン・ザラですよね?士官学校を首席で卒業した、ザラ議長のご子息の」
いつのまにか俺の傍に来ていたティムが尋ねる。沈んだ気持ちを隠すように、ふざけた物言いをする。
627 :
980:2010/07/02(金) 19:31:18 ID:???
「なんだ、せちがらい偵察部隊をやめて、今をときめくザラ隊に入りたくなったか?」
「違いますよ!そうじゃなくって、渋い顔してなんか重要そうな話してたじゃないですか。
隊長ってザラ議員とコネクションがあったんですか?」
「……若いのには、いろいろ悩みがあるってことさ」
きょとんとしたティムに詳しく話す気は起きず、そのままはぐらかすように答えると、俺は自分の機体の最終チェックを行う為、
今度こそ専用ハンガーへと足を向けた。
※※※
その約1時間後、各≪ディン≫と≪グーン≫の小隊、それにザラ隊の面々を積載した4隻のボズゴロスフ級潜水艦が出向していった。
自分の第4航空小隊(とは言うものの、今回は自機の1機のみだが)は、その潜水艦隊に先んじて合流艦隊へと先行している。真新しい
ディッシュ・アンテナを装備した≪電子戦用ディン≫はその巡航性能を如何なく発揮し、<足つき>と<ヒレつき>の艦隊が合流している
海域へと飛行していた。ふとメインの操縦席に座る、ティムのガチガチな様子が気になり、声をかける。
「ティム、まだ戦闘空域には突入していないから、代わるのなら今の内だぞ」
新米のティムにはまだ無理だが、自分ならば自機の操縦と各小隊へのオペレートを同時に行える。
声こそまだ硬かったが、それでもティムはきっぱりと答える。
「い、いえ大丈夫です!前回みたいな失態は二度としません」
「良い返事だ。ただ、どんなにビビッても操縦スティックだけは離さんでくれよ。心臓に悪いからな」
「大丈夫ですって!」
そのティムの必死な剣幕に、ついつい俺とサラはプッと噴出す。その噴出した音を聞き、ティムは憮然となる。
「サラまで!酷いなぁ、俺必死なんだぜ?」
「分かってるわよ、新米操縦士くん。私たちに流れ弾が当たらないようにね」
なんとか空気が軽くなったようだ。硬い雰囲気で戦闘に突入しても良いことは一つもない。
支援
エリカさんがロンドベル移籍してバンシィ弄る
↓
謎の暴走して謎の転移現象発生
↓
何故かバイク艦隊が召喚されてCE世界終了
という電波を受信した
629 :
980:2010/07/02(金) 19:36:04 ID:???
「しかし部隊を増強したとはいえ、あの<ヒレつき>の艦隊を撃退勝出来ますかね」
「どうだかな。実際のところ、俺たちは<足つき>も詳しく知らないんだ。<ヒレつき>とどちらが手ごわいのか、見当もつかん」
とは言うものの、その部下への物言いとは逆に、自分の直感は<ヒレつき>の方が手強い相手だと自分に対して警鐘を鳴らしていたが。
「あのザラ隊の面々も加わったんですよ。不意打ちを喰らった前回とは違いますよ」
またも重くなってきた空気を解消しようとしたのか、若干気楽そうな物言いでティムが反論する。
果たしてそうだろうかと自問する。不意打ちだったから、あの時自分たちの護衛機は撃墜されたのだろうか。
いや、断じて否だ。あれは歴然たる戦力差によって撃墜されたのだ。
今まで連合の戦闘機を相手に、未熟なパイロットが遅れを取ることはあれど、性能で苦戦した事などなかったのだ。
それがまるで赤子の手を捻るような感じだったのだ。何か妙な物を感じる。
と、その時サラの鋭い声が上がる。
「艦隊を発見しました!」
望遠カメラの解析モニタ上に、<足つき>と例の<ヒレつき>の旗艦を中心にして、その前方に1隻と左右に2隻、
巡洋艦を配置した艦隊の姿が見て取れた。
630 :
980:2010/07/02(金) 19:38:21 ID:???
「いよいよか、全員抜かるなよ」
「せ、戦闘ですか?!あの機体、出てるんですか?!」
ティムが狼狽した声を上げる。画像とレーダー上では、その気配はなさそうだ。
「いや、まだ艦載機を出してはいないみたいだ。早期警戒機の類は積んでないようだな」
「そのようですね……でも、こうして並べて見ると、あの艦隊って<足つき>とは全然似てないですね」
サラがモニタ上で、<ヒレつき>の艦隊に守られている<足つき>の姿を見比べて神妙な顔をしている。
<ヒレつき>の旗艦の左に<足つき>が位置しているおかげで、その姿形をよく見比べる事ができたが、確かに後部の羽を模した推進器等
どこか優美な雰囲気のある<足つき>と比べ、<ヒレつき>の艦隊は質実剛健といった実利的な真逆のイメージだ。
少なくとも同じメーカーの物ではないだろう。
「ああ。ハルバートンの増援にしても、他所の国の物を引っ張り出してきたのかもな」
「……もしかして連合の部隊ではないんでしょうか?」
薄々と自分でも思っていた考えを、サラが口に出す。
「正直俺にも分からんよ、だが今はこちらと敵対しているのは間違いない」
「それはそうですけど」
と、その時潜水母艦から≪ディン≫部隊指揮官であるハドソンの通信が入る。
(各小隊に通達、可変するタイプの<羽根つき>は推定4機以上いるらしい。心してかかれよ。
それと、宇宙からやってきた特務隊のおぼっちゃんたちのお手をわずわらす事もない。
俺たちだけで<足つき>も仕留めるくらいの気概でいこう)
(了解です、隊長!)
(盛大な花火を上げてやりますよ!)
(宇宙戦艦なんぞで海上戦がやれると思うなよ!)
紫煙
むせる
支援
ヴァイサルナイトガンダム
しえn
_________________________
| / _ / |
| \. レ‐┬'´,..| エリート兵
| {フヽ.__八 '、.| 「支援が足りん!」
| ._}二、/´〃│
| /∧¨ //ソ│
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
猿さん食らっちゃったらしいね
ということは解除まで投稿出来ないってことか。
雑談スレに報告あった。
また時間をおいて投稿するそうな。
今度はリゼルだけでなく下駄ばきジェガンとぺーネロペーにも
タコ殴りにされるディン部隊カワイソス
ザラ隊は、まあどうでもいいか
>>609 のん兵衛氏の場合現時点でアスランとディアッカも寝返ってないからね。そこは原作どうりなんじゃないのかね?
俺、今なんだかワクテカしてる
投下予告があるとそうなるよね。
制限っていつ頃解除?
そろそろ待機したほうがいいかな?
解除されないなら避難板で投下すればいいのに
644 :
980:2010/07/03(土) 04:37:58 ID:???
おまたせしました、続きです。
威勢よく≪ディン≫各機から了承の声が上がる。ハドソンの本音としては、ザラ隊のお手柄を奪いたいところだろうな。
基地の食堂で、作戦間際に彼と討論したことを思い出す。彼は対艦用にと≪ジン≫の装備するM66キャニス短距離誘導弾発射筒を、
≪ディン≫に装備させようとしたのだ。士官用の食堂で小休止を取っていた彼に、俺はその事に対して抗議した。
「あの兵装は≪ジン≫用だぞ。だいたい≪ディン≫の積載重量ギリギリになっちまうから、装備した≪ディン≫の動きはドン亀になる。
艦艇を落とす前にこっちが撃墜されるんじゃないか」
「偵察部隊のお前さんに戦術指南をされるとはな。心配はいらんよ。
機動性が若干悪くなったくらいで撃墜される間抜けは俺の部隊にはいない。あのザラ隊の隊長さんにも許可はもらってあるしな。
そもそも戦闘に参加しないお前らに、実戦の事で口出ししてもらいたくないな」
どこかこちらを侮蔑する物言いに、横にいたサラがキッとした視線をハドソンに向ける。
「別に口出すつもりはないよ。でもあまりに敵戦力の事を楽観視し過ぎじゃないか」
「向こうの<ヒレつき>艦隊がお前さんの報告通りのデカブツなら、対艦攻撃用の兵装で攻めるのが常套句だろうが」
「<羽つき>のことだよ。護衛機の≪ディン≫がまるで相手にならなかったんだぞ。そいつらがいるってのに重たい重火器を持ってくのか」
「だから言ったろ、腕だよウデ。やられちまったマックスとジェイクにゃ悪いが、アイツらはここのところ実戦をしてなかったからな。
まず腕っこきの乗った先発の3小隊が出てきた<羽つき>の相手する。ビーム兵器も持っているようだが、
まあ1機に対して3機くらいで相手をしてやりゃあ十分勝てるさ。
その隙に≪グーン≫の支援で疲弊させた<ヒレつき>の艦隊を、<足つき>もろとも対艦ミサイルの餌食にするのさ。
後は残ったモビルスーツを、軽くなった対艦部隊と一緒に≪グーン≫の部隊で挟撃して、オシマイさ」
ハドソンは手を≪ディン≫になぞらえると、テーブルの食器を艦隊にあてがえて、上機嫌に艦隊へ攻撃する仕草を見せた。
その戦術は教本通りではあるが、それは俺の指摘通り護衛の機体の事を度外視していた戦術だった。
645 :
980:2010/07/03(土) 04:40:36 ID:???
「だいたいお前さんは<羽根つき>の事をえらく買っているようだが、そいつらの良い攻略法があるってのか?」
「それは……」
それを言われると返す言葉がない。説得するのはもう無理だなと思いつつも、俺はそれでも最後に警告を言う。
「……相手は<羽根つき>だけじゃない、例の≪ストライク≫や<ストライクもどき>もいるんだぞ。
そんなうまい具合にいくと思うのか?」
「それだけ上の連中やモラシム隊が間抜けだったのさ。それに大気圏内の宇宙戦艦なんぞ、空を飛べない飛行機だよ。
戦闘に参加しない偵察隊のお前さんには分かるまいがね」
せせら笑うようにハドソンは告げる。あまり俺の警告は身にはならなかったようだ。
とはいえ<羽根つき>に対する明確な攻略法もない事は事実で、結局そのハドソンの戦術通りの作戦が行われる事になってしまった。
潜水母艦から先発隊である9機の≪ディン≫に遅れて、その対艦ミサイルを両腕に装備した多数の≪ディン≫部隊が射出される姿が見ながら、
俺はその事を思い返していた。
「……隊長も仰ってましたけど、≪ディン≫にあんな重たい装備を付けたら、さぞや良い的になるでしょうね」
サラが憎憎しげに展開する部隊を見る。自嘲気味の苦笑を浮かべながら、彼女に答える。
「そう言ってやるなよ。こうなっちまったら、作戦が成功するのを願うしかないさ」
(ようし、先発隊と<羽根つき>がぶつかったら、後発の砲撃隊はすかさず艦隊に突っ込めよ。一撃離脱の戦法だ。
護衛機がどれくらいいるかは分からんが、母艦さえ沈め地さえばこちらの勝ちだからだな。
不沈艦の戦歴も今日で終わりにしてやれ!だが<ストライクもどき>もいるって事を忘れるな。≪ストライク≫もな)
<ストライクもどき>、<足つき>がデブリ帯から脱出した際、突如出現した<足つき>のモビルスーツである。
<ヘリオポリス>内で確認されておらず、またG兵器のデータベースにもその詳細が無かった為、
<足つき>が<ヘリオポリス>入港前に受領した、おそらく別部署で製作された試作機だろうと推測されていた。
さしずめユーラシアのアクタイオンか、東アジアのフジヤマ社の物だろうと推察されていたが、
その戦果はある意味≪ストライク≫以上のものといってもいいだろう
646 :
980:2010/07/03(土) 04:42:39 ID:???
低軌道戦時では、クルーゼ隊を退けなおかつハルバートンの旗艦≪メネラオス≫を、
クルーゼ隊のローラシア級≪ガモフ≫の特攻から救い、さらに地上においてもバルトフェルト隊とモラシム隊を相手に、結構な活躍をしたとも聞いている。
その無茶苦茶な活躍っぷりにザフトのパイロットの間では、脱走したというザフトの<英雄>と呼ばれたエースパイロット、
グェド・ヴェイアを連合が捕らえて、彼をクローニング技術を使って量産でもしているのではないかという噂まで出ている始末だった。
攻撃開始の海域まであと十数メートルといったところで、サラから鋭い声が上がった。
「艦隊より高熱減体反応、多数確認!」
647 :
980:2010/07/03(土) 04:43:44 ID:???
すいません、ここまでです。
残りもボチボチに、へい。
なんという引きw
続きも期待させていただきます。
お、おいぃぃぃぃっ!
なんと言う所でw
子供の時の「いいところで終わるコロコロ・ボンボン」を読んでる時と同じドキドキ感でした
続き見てーっ! あ、超乙っ!!
乙。
もしかしてこの隊長さんはヴェイアが何者だったのか知ってるのか?
それとも戦闘用コーディネイターが開発されていたという事実は広く知られている話なのか…
にしてはザフトにそういったものを警戒する姿勢が見えないが。
結局兵士の間で流れる噂話以上にはならないからだろうね
確証もないわけだし。
Gタイプではなく連合マークを着けたジンが出てきていたら
敵にコーディネーターが居るとして対応するんだろうけど
652 :
980:2010/07/03(土) 11:36:25 ID:???
すいません、読み返したら色々間違いが多くてあぎじゃびよな980です・・・
グェド・ヴェイアじゃなくて、グゥド・ヴェイアでしたね。
ちなみにジェイムズさんは彼の事を脱走した兵士としか知りません。
それとは別に戦闘用コーディネーターの事も、連合がそういう事をしていたとしか知っていません。
グゥドさんとの関連性までは知ってません。
ソキウス関連は蛇のしっぽのリードさんも知らないなど、実際脱走者が出るまではザフトでも知られていないと思っていたのですが。
>>652 多分それで間違い無いかと。>ヴェイアの正体の認知度
ところで
>>619の、
>「未確認艦隊に関しては、情報部によればアラスカの護衛艦隊司令に就任したハルバートンが用意した、
> <足つき>の増援艦隊であると思われます。戦闘能力も陽電子砲
> 護衛艦である<足つき>さえ撃沈すれば、後は撤退するものと考えられます」
ここの二行目ってもしかして文が途中で切れてますか?
>>652 それで作品投下はいつごろに?
あそこで寸止めは辛いw
655 :
980:2010/07/03(土) 14:45:59 ID:???
>>653 ああ確かに見きれてますね。
「未確認艦隊に関しては、情報部によればアラスカの護衛艦隊司令に就任したハルバートンが用意した、
<足つき>の増援艦隊であると思われます。戦闘能力も陽電子砲
護衛艦である<足つき>さえ撃沈すれば、後は撤退するものと考えられます」
↓
「未確認艦隊に関しては、情報部によればアラスカの護衛艦隊司令に就任したハルバートンの用意した、<足つき>の増援艦隊であると思われます。
戦闘能力に関しても、ビーム砲等は陽電子砲の技術を流用した新型兵器を搭載しているものと考えられます。
任務の特性上、護衛艦である<足つき>さえ撃沈すれば、後は撤退するものと思います」
残りは、なんとか早めに上げますので勘弁を
あぎじゃびよ←池上永一の某沖縄米基地の小説で気にいって多用してます。
>>655 乙です。確かにあそこで切られると早く読みたくなるよね〜w
もう!このじらし上手w
657 :
980:2010/07/03(土) 17:26:29 ID:???
すいません、残りです。
(何、もうか?)
(ビームの射程がここまで届くのか?!)
想定していたよりも早い敵艦隊の反応に、若干≪ディン≫小隊から混乱気味の反応が上がり、≪ディン≫にも戸惑う挙動が若干見られたが、
それでも各機が回避行動に入る。次の瞬間、眼前下の艦隊から<足つき>の物も含めて、いくつもの熱線が正面のディン部隊に目掛けて投射される。
<足つき>の緑色の閃光と、<ヒレつき>のピンク色の閃光が≪ディン≫の先発隊に襲いかかる。
(各機、回避ッ!)
ハドソンが叫ぶ。海上からは分からないだろうが、上空の≪電子専用ディン≫からは<足つき>と<ヒレつき>のビームの違いがよく見て取れた。
≪ディン≫にかすっただけで、そのボディをグズグズに融解する<ヒレつき>のビームの威力も。
「嘘、接触してないのに!?」
サラがそれを見て愕然とした顔で言う。
今の砲撃で先発の3小隊の内、2機が<ヒレつき>のビームによって撃墜され、さらに3機が中破した。
俺たちの時は十分な距離を取っていたからだろうが、ほんの少しかすった程度でも機体が融解している。
今更ながらにあんな物に狙われていたのかと思い、ゾッとなる。
(く、くそ!僚機がやられた!)
(な、なんだ今の砲撃は!?かすっただけで、機体がやられたぞ!)
658 :
980:2010/07/03(土) 17:29:18 ID:???
砲撃に晒された先発隊は混乱状態に陥る。
(落ち着け!やられた機体は母艦に戻るんだッ!……ジェイムズ、これはどういう事だ!)
「だから言ったろ、ビームの種類が違うって」
(こんな威力があるなんて聞いてないぞ!ええい、中破した機は下がれッ!)
ハドソンが怒り心頭と言った顔で、こちらを睨みつけながら部下に指示を下す。と、その時サラが「敵機です!」と報告の声を上げる。
「あの可変機が出てきました!その中に≪ストライク≫の大型砲を装備した≪スカイグラスパー≫を1機確認」
「協力体制は整ってるか……」
まあ接触を許して4時間ほど経過してるからな。当然だろう。
「さらに<ヒレつき>の艦隊から、グゥルに似た飛翔体に載った汎用機らしき機体も展開しています!」
「汎用機もいたのか?」
ギョッとなって、サラに尋ねる。
「はい、その中に≪ストライク≫と<ストライクもどき>も混じってます」
モニタ上ではこちらのグゥルと比べて平べったい円盤状の飛翔体にの上に2機ずつ載った、薄緑色の人型モビルスーツの姿があった。
その群れの中に白い機体が2、3機混じっているのも確認できた。考えてみれば、汎用機の方も積んでいると考えるのが普通か。
それにしてもいったい何機搭載してやがるんだ。
「なんだよ、何機いるんだよ!?」
ティムが俺と同じ考えを口にする。
「合計で……推定20機以上が展開している模様!」
「可変機の方は全部で何機だ?」
「8機です!」
「8機もいるのか?!」
支援
660 :
980:2010/07/03(土) 17:32:03 ID:???
ティムが愕然と呟く。くそ、想定よりも多いな。さらに向こうの<羽根つき>には、≪スカイグラスパー≫と同様に大きなビーム砲らしき砲塔を装備した、
機種がいるのにも気がついた。重砲撃戦仕様機までいるのか。出来る事なら今からカーペンタリア基地にとんぼ帰りしたい気分になってきた。
「隊長、展開した敵機の数はこちらよりも上回っています。これじゃ……」
「分かってるよ。アルファ1、想定していたよりも敵機の数が多い。アスラン・ザラに撤退を上申するか?」
あの少年ならば、ゴリ押しすれば帰還案を受け入れるかもしれない。だがその俺の提案を、ハドソンはぴしゃりとはね付ける。
(戦闘に出ない腰抜けは引っ込んでろッ!残りの小隊から1機ずつ先発の穴埋めに入れッ!先発隊は接敵して、砲撃隊の為のルートを作るんだッ!)
俺の意見を即座に却下したハドソンは声を荒げて、部下に指示を下す。
後方にいた砲撃部隊の内、4機が腕に取り付けていた短距離誘導弾発射筒をロックオンせず大型小型問わずに、
全弾艦隊に向けて発射するとその腕部に取り付けていた発射装置を海中に投棄する。身軽になった3機の≪ディン≫が、
腰に取り付けていたアサルトライフルをその手に構えて先発隊へと向かう。
その3機が発射したミサイル群が、たちまち艦隊の対空砲火に晒され、爆発四散する。
「デルタ2、イータ3、イプシロン2、ゼータ3先発隊に加わりました」
新たに数機を補充し、可変機と同数まで持ち直した先発の≪ディン≫部隊が、フォーメーションを組みなおす。
(連合の戦闘機は気にするなッ!可変機の方に攻撃を集中しろ……よぉし、全機かかれッ!)
そのハドソンの声とともに、≪ディン≫部隊と<羽つき>の戦闘が開始された。
戦闘機形態の<羽根つき>が俺の時と同様に、その加速力で持って先行の部隊をすり抜ける。
(なんだ、あの速度は!?)
(は、速い!)
事前に映像で見ているだろうに、≪ディン≫のパイロットから驚きの声が上がる。
時間がなかったとはいえ、俺のレポートをまともに見てなかったのか?パイロットたちの甘さに、密かに憤りを覚える。
おおっ支援
662 :
980:2010/07/03(土) 17:35:07 ID:???
その加速力で先発隊を突破した8機の<羽つき>は、先発隊と後方の砲撃部隊の間で上空に上昇すると、4機ずつに分かれてそれぞれ先発隊と砲撃隊に相対する。
さらに4機は2機ずつのペアを組むと、俺の小隊の時と同様に支援役と止め役に分かれる。
一方≪ディン≫はその速度に対応できず、
(く、くそ!追いつけない!)
(だ、駄目だ!速すぎる!)
後方の砲撃隊に向かった<羽つき>の部隊も、突貫した2機の<羽つき>と≪スカイグラスパー≫が敵機をかき乱している隙に、
大きなキャノンを背負った2機の砲撃仕様の<羽つき>はモビルスーツに変形し、背中のスラスターで高度を維持したまま、
その背に背負ったビーム砲を構えると、それによる重砲撃を開始した。
当初は先発隊9機で可変機を抑えられると考えていたのが、半数の4機でその先発隊が引っかき回されてしまい、
その隙に機動力を損なった砲撃隊が向こうのビーム砲や≪スカイグラスパー≫によって、次々と撃墜されていく。
「デルタ1と3、イータ1、ゼータ3撃墜!」
≪ディン≫とその可変戦闘機の性能差は、長年≪ディン≫を愛機にしてきた自分としても悔しいが、歴然たるものだった。
なにしろ向こうは戦闘機形体とモビルスーツ形体を自由に変更できるのだ。距離の間合いを自由に詰められる差は、空中戦闘においては圧倒的だ。
戦闘機形態では距離を離され、モビルスーツ形態では逆に手玉に取られる。
それに加え、向こうはビーム兵装を標準装備している。実弾主体の≪ディン≫ではあまりに相手が悪すぎた。
両腕に重たい対艦兵装を装備した≪ディン≫がその胴体中央部をビームで撃ち抜かれて四散し、そのパイロットの断末魔の声が届く。
(ナチュラルがぁッ!)
こんな考えは負け犬の遠吠えそのものだが、同じ機体であったならばとつい考えてしまう。
せめてビーム兵器を標準装備とする、次期主力機がロールアウトしていれば、この戦況も変わっていたのだろうか。
今も1機の≪ディン≫が、<羽つき>の長いライフルからまるでレーザーのように放射された熱閃によって、バターを溶かすようにその巨体を切断された。
(な、なんだ今のは!モビルスーツが、≪ディン≫が切れたぞ!)
狂乱したパイロットの声が届く。
「れ、レーザー砲……?」
サラが呆然と呟いた。モビルスーツ用の指向性光学兵器は≪ゾノ≫のフォノン・メーザー等多数あるが、
モビルスーツを両断出来るほど高出力のものはお目にかかった事はなかった。指揮官のハドソンはこの惨劇に対し声に焦りを見せつつも、
懸命に残存の≪ディン≫に指示を与えている。
(威力はあっても、たかが線状のビームだ!かいくぐれ!)
支援
664 :
980:2010/07/03(土) 17:38:06 ID:???
艦隊の上空では、至る所に<ヒレつき>の可変機による、赤い線状のビームが舞っていた。
特に可変機の数機が装備しているゴツい大型ビーム砲の威力は特に凄まじく、直撃すれば≪ディン≫の機体に丸々とした穴を開けるのはもちろん、
貫通したビームがその後方に位置していた≪ディン≫まで撃墜している。
「なんなの、あのビーム……どんなバッテリーを積んでいるの?!」
そのビームによる≪ディン≫の撃墜を見たサラが、顔を青ざめて呟く。当初8機存在した先発隊の≪ディン≫の内既に残りは4機に、
後方に展開していた12機の砲撃隊も7機までその数を減らしている。大型ビーム砲を装備した≪スカイグラスパー≫を含めて、
敵機9機をこのまま相手にするには分が悪い。その光景を見ていたティムが呆然となって呟く。
「駄目だ……やっぱり≪ディン≫じゃ、あの機体に勝てませんよ!」
一方、<足つき>に集中砲火を加えている海中部隊の方はかなり善戦しているようだ。
<足つき>近辺に接近し、海中から出たり入ったりを繰り返しながら、果敢に艦底部に攻撃を加えている。
飛翔体に載った汎用機がビームライフルで、≪グーン≫を仕留めようとするが、それを≪グーン≫部隊は海中専用機の性能をうまく活かす事で回避している。
(全機、敵が空に集中している隙に、<足つき>を仕留めろッ!)
≪グーン≫部隊の指揮官から声が上がる。敵艦隊はさすがに宇宙戦艦だけあって、本格的な対潜兵器の類は搭載していないようで、
大型ミサイルを点火せずに時限式での着火で、即席の爆雷代わりとして投下している。その光景を見て、俺は呟く。
「この様子じゃ、≪ディン≫よりも≪グーン≫や≪ゾノ≫の部隊を多く持ってくるべきだったな」
「ええ。海中からなら水が姿を隠してくれますし、ビームもその威力は半減してくれます」
だがその俺の予想を覆すように、≪グーン≫部隊から悲鳴が上がった。
(白いヤツだ!あの白い<ストライクもどき>だ、奴が海の中に入ってきたッ!)
「<ストライクもどき>が<ヒレつき>の旗艦から、海中に投下した模様です!」
ギョッとなった俺の耳に、さらにサラの報告が入ってくる。その<ストライクもどき>は数機の汎用機を伴って海中戦に参戦したらしく、
海中の方でも乱戦になっているようだ。<ストライクもどき>はまず自分を撒餌としてその手に持ったバズーカを数度放つ事で、
寄ってきた≪グーン≫を海上近くまで引き寄せると、海上数メートル上まで接近した自身の飛翔体に載ると、
付近まで展開していた汎用機が出てきた≪グーン≫を狙い撃ちにする。
(今海中に入ってきた連中はバズーカを持ってきやがったぞ!気を付けろ!)
(くそ、<ストライクもどき>の野郎、後ろに目でもついてやがるのかッ!どうして攻撃が当たらねえんだ!)
(G2が、中隊長のレイクが≪ストライク≫にやられた!)
(≪ニーラゴンゴ≫、魚雷でもなんでもいい!援護してくれ!)
支援
まさに阿鼻叫喚の地獄絵図
支援
668 :
980:2010/07/03(土) 17:42:06 ID:???
当初6つ表示されていた、海中の≪グーン≫を現すGの字が次々と消失していく。それを見て、ティムが顔を青ざめている。
「海中戦専用機の≪グーン≫まで……」
この時戦闘を開始してから40分程経過していたが、こちらのモビルスーツ部隊は既に半数を失い、各小隊の連携もズタズタにされていた。
いかんせん、向こうの数が想定よりも多すぎたのと、こちらのその想定が甘すぎたために敵部隊の進行を抑えきれなくなっていたのだ。
その時なんとか<羽つき>の防衛網を突破した2機の≪ディン≫が、その手に誘導発射筒を携えて<足つき>に向けて発射態勢に入る。
「デルタ3と1が対艦ミサイル発射態勢に入ります!」
その時飛翔体に載った1機の汎用機がバズーカらしき砲筒を、誘導発射筒を構えた≪ディン≫に向けて発射する。その砲撃に狙われた≪ディン≫2機が、
その発射された砲弾を紙一重で避けようとするが、その砲弾から大量の散弾が空中で勢いよくぶちまけられ、2機もろともその散弾によって穴だらけにされた。
サラが叫ぶ。
「デルタ3と1、撃墜!」
「バズーカの中身は散弾か!」
くそ、考えたな。確かに≪ディン≫の装甲はオーブの発砲金属並みのハリボテ装甲だ。四方八方に飛び散る散弾でも、
十二分に傷つけることが出来る。オマケにその散弾の詰まった砲弾をバズーカで弾速を上げているのだから、破壊力も倍増しているだろう。
厄介なものを持っていやがる。今の散弾でミサイルが誘爆した1機が爆散し、もう1機が右半身を穴だらけにされて海中に落下していく。
「なんだよ、アレ!あの連中、汚ェぞ!」
ティムが四散する≪ディン≫を見て、口汚く罵った。その時、サラがこちらに振り向く。
「隊長、ザラ隊が出動するようです」
「いよいよ真打の登場か」
彼らの母艦≪ボズゴロフス≫が、艦隊の後方に浮上する様がモニタ上で確認出来た。厄介者扱いの彼らではあるが、
この状況では彼らに望みを託すよりない。浮上した潜水艦≪ボズゴロフス≫からグゥルが先んじて放出され、
さらに垂直式のリニア・カタパルトから4機のG兵器が射出される。指揮官のアスラン・ザラが指示を下す。
(各機、狙いは<足つき>だけだ!他の艦隊やモビルスーツには目もくれるな!)
(了解!)
ニコル・アマルフィが返答し、残り2人も声を張り上げる。
(足つき、今日こそは!)
(増援が来たからって!)
若いな、、、支援
今度はザラ隊が驚愕する番かな?
私怨
672 :
980:2010/07/03(土) 17:45:17 ID:???
ズングリとした増加装甲を装備した≪デュエル≫と肩に大型火器二門を背負った≪バスター≫が突出して先行し、
その後ろを同様にグゥルに載った≪ブリッツ≫と≪イージス≫が行く。
さすがに<ヒレつき>の艦隊もこの奇襲攻撃は想定外だったらしく、各モビルスーツの部隊も若干反応が遅い。
それに周りの艦隊に脇目も振らず、真っ直ぐ<足つき>に突っ込んだのが幸いしたのか、4機は<足つき>に取り付く事に成功した。
周りに護衛として展開していた汎用機の動きも若干鈍くなっている。自分たちの兵器に攻撃することに躊躇いでもあるのだろうか。
「頼むぞ、特務隊!」
ティムがモニタ上で艦隊へと向かうザラ隊に向かって、祈るように言う。艦隊護衛の汎用機がザラ隊の攻撃にいかないよう、
生き残った≪グーン≫と≪ディン≫が必死になって押しとどめている。
だが防衛役となった≪ディン≫は次々と<ヒレつき>のモビルスーツ部隊のビームの餌食になっている。
ザラ隊が<足つき>を落とすのが先か、こちらが全滅するのが先か……。顔に玉のような汗が流れるのを感じる。
その頼みの綱のザラ隊はと言えば、連携も満足に取れていないようだった。
せいぜい連携が取れているのは≪ブリッツ≫と≪イージス≫程度で、≪デュエル≫や≪バスター≫はてんで勝手に攻撃を繰り返すばかりで、
<足つき>の撃沈までは至っていない。あのガキども、今までフォーメーションも取らずに戦ってきたのか?心の中で思わず毒づく。
と、<足つき>の護衛の為か、大きなバックパックを背負った≪ストライク≫が<足つき>に取り着いた4機に向かってくる。
≪ブリッツ≫が盾となって、残りの3機を先行させようとするが、バックパックからの強大な推力を全開にした≪ストライク≫が、
≪ブリッツ≫目がけて蹴りを入れる。
(うわぁッ!)
(ニコルッ!)
≪イージス≫のアスラン・ザラが≪ブリッツ≫のパイロットの名前を叫びながら、≪ストライク≫に向けてビームライフルを放つ。
≪ブリッツ≫を蹴り飛ばした≪ストライク≫はその≪ブリッツ≫のグゥルを奪うと、≪イージス≫に向けて牽制のビームを数度発射しつつ、
大きく高度を取る。一方残りのザラ隊先鋒の2機は≪ストライク≫やを気にせず、<足つき>を落とそうと躍起になっている。近接防御火器の火線を避けつつ、
≪バスター≫は左手のリニアキャノンを、≪デュエル≫はビームライフルで<足つき>の足の上に当たる2連装ビーム砲を狙撃する。
(グゥレイトォ!)
(<足つき>ィッ、喰らえぇッ!)
パイロットが若いせいなのか、それとも<足つき>に恨みがあるのかその≪デュエル≫と≪バスター≫のまるで防備を気にしない無茶な攻撃に、
こっちはヒヤヒヤさせられる。
「頼むよ、早く落としちまってくれッ!」
紫煙
シエン
675 :
980:2010/07/03(土) 17:48:02 ID:???
ティムがモニタ上のザラ隊に向かって、叫ぶように懇願する。その願いも空しく、ザラ隊の快進撃も長くは続かなかった。
まず≪バスター≫が<足つき>の両舷に設置されている大型のリニアキャノンを、2門の砲身を連結させた大型ビーム砲で狙撃したところまでは良かったが、
いつのまにか接近された例の飛翔体に載った汎用機3機に、後ろから集中攻撃をもろに喰らい、その大型ビーム砲とグゥルを破壊され、
煙を上げながら海中に落下していく。パイロットのディアッカ・エルスマンが罵声を上げる。
(くそォッ!)
僚機を失った≪デュエル≫が、そのモビルスーツ部隊に目掛けてビームライフルと右肩のリニア・キャノン、
それと左肩のミサイルランチャーを一斉に放出する。
(ええい、ナチュラルのモビルスーツ風情がッ!)
だが敵の汎用機は飛翔体をかろやかに舞わせてその砲撃を回避する。その隙に≪デュエル≫は<足つき>の艦橋部目掛け、
ビームライフルの下部に装備しているグレネードを発射しようとする。だが<足つき>の右側に位置していた<ヒレつき>の旗艦から、
あの妙な色のビームによる艦砲射撃をグゥルもろとも下半身部にもろに喰らい、≪バスター≫同様海中に落下していく。
その艦砲ビームはコクピットすれすれの所を直撃したので、最初パイロットのイザーク・ジュールも戦死したたものと思ったが、
(何ィッ!?)という罵声がイヤフォンから流れてきた。どうやらあの銀髪の坊やは無事のようだ。
これで虎の子の特務隊は≪イージス≫のみとなってしまった。だが当のアスラン・ザラは<足つき>の艦橋下に陣取った≪ストライク≫と相対したまま、
なんら行動を取ろうともしない。≪ストライク≫も同様だ。もしや<ヒレつき>の艦隊が例のEMP兵器でも使ったのではと思ったが、
回りの戦闘状況を見る限り、どうやら≪ストライク≫ともどもお互いに攻撃を躊躇っているようだ。
何を考えてるんだ、あの少年は。
「≪イージス≫は何やってる!戦闘する気がないのか!?」
「分かりません。≪ストライク≫と通信を行っているようですが、単一方向のレーザー通信で行われていて、内容は分かりません!」
サラも憤りを露にして、≪イージス≫の醜態を報告している。とその時海中機を全て撃退し終えたのか、飛翔体に載った<ストライクもどき>が
多数の砲撃支援機らしき両肩にビーム砲を装備した機体を伴って<足つき>へと向かってきた。
「≪イージス≫に退避するよう連絡しろ!」
「≪イージス≫、聞こえますか?敵小隊がそちらに接近しています、すぐに退避してください!聞こえますか?!」
サラが必死になってアスラン・ザラに通信をを入れるが、画像では≪ストライク≫と相対したまま動こうとしない。
思わずこの作戦の最高指揮権保有者の少年に対し、毒づく。
アスランもか!支援
まったく戦闘中だというのに・・支援
678 :
980:2010/07/03(土) 17:51:28 ID:???
「アスラン・ザラは何してるんだ!……海中に沈んだ機体はどうなってる」
「≪デュエル≫は≪ディン≫の部隊に回収されました。≪バスター≫と≪ブリッツ≫も≪グーン≫が回収済みです」
その報告通り、下半身を失った≪デュエル≫が両脇を≪ディン≫に支えられて撤退する姿が見えた。
一方<足つき>の艦橋近くまで接近した、<ストライクもどき>の部隊がその手に持ったバズーカやビームライフルを、
≪イージス≫目がけて発射する。その時ようやく敵部隊が接近していた事に気がついたのか、≪イージス≫が慌ててそのビームの回避行動に入る。
「こっちはどのくらい生き残ってる?!」
「ザラ隊のルート確保の為に回っていた味方機は、その残存数を10機に切っています。これ以上の戦闘の続行は無理です!」
サラが切羽詰った顔で戦況を報告する。もはや戦況は残党の始末の段階と言っていいだろう。どっちが残党なのかは言わずもがなだ。
海中から母艦に戻れる≪グーン≫はともかく、飛行している≪ディン≫はさらに高空に位置した可変機と、海上に飛翔体の上に載っている汎用機によって、
その上下からビームを浴びせられている。全滅するのは時間の問題だろう。
あまりの惨事にティムは絶句し、サラはなんとか生き残りを離脱させようと、脱出の為の経路を割り出している。
「なんなんだ、コレ……アイツら、本当にナチュラルなのか?!」
「隊長、北西2km先にオーブ海軍の艦影を捕捉!」
サラが悲鳴交じりの報告に思わず舌打ちをする。くそ、もうそんな所まで来ちまったのか。悔し紛れの返答を返す。
「そろそろ来る頃合だと思ってたよ。……アルファ1、聞こえるか。これ以上の戦闘は無理だ。撤退を進言する」
(馬鹿な!たかがナチュラルのモビルスーツに撤退など、ぐわァッ!)
俺の進言に反論しようとした≪ディン≫小隊の指揮官であるハドソンの機体が、<ヒレつき>の旗艦を防衛していた
<ストライクもどき>によく似たモビルスーツから放たれた熱線により、火球に包まれその反論しかけた言葉を飲み込んだ。
「アルファ1、ロストしました……」
サラが苦渋の表情で告げる。これで空中部隊の指揮官機は、次席指揮官の物も含めて全て撃墜された。
生き残りの≪ディン≫の機体はせいぜい7、8機だったが、彼らまで死なせるわけにはいかない。
はあとため息をつくと、俺は意を決して残存の機体に指示を下した。
終わったな支援
アスランはいつも通りか支援
681 :
980:2010/07/03(土) 17:54:19 ID:???
「こちらオウル1、アルファ1の撃墜により≪ディン≫部隊の指揮権を受け継ぐ。
これより各小隊の生き残りは戦線を離脱し、随時カーペンタリア基地に帰還せよ」
(りょ、了解!)
(なんなんだ、アイツら!)
(やられちまった、皆やられちまった!)
恐怖の交じった声が次々に上がる。偵察部隊に指揮を取る事に不満が上がるかと思ったが、どうやら撤退の方はスムーズに行きそうだ。
戦闘に参加しない偵察部隊の身としては、内心ホッとする。だがその俺の臨時指示に異を唱える者がいた。
通信モニタにその者の顔が映る。
(待ってください!)
アスラン・ザラだ。今まで通信を断っていたのに、今更何を言うつもりだ。
(あともう少し、1分でいいんです!持ちこたえて下さい!)
その要求に、通信を受けたサラともどもギョッとなる。何を言ってるんだ、あの坊やは。この状況が分かっていないのか。
アスラン・ザラの狭量さに、怒りよりも先に呆れを覚える。
その要求を聞いて、サラの目がスッと細くなる。マズい、この顔は本気でキレてる時の顔だ。
俺がうっかり彼女の楽しみにしてたケーキを食べて、一週間この顔と感情のない声でオペレートされた時の怖気を思い出す。
「オウル1のジェイムズだ。既にこちらよりも向こうの戦力の方が多いんだぞ。これ以上戦闘を継続すれば、被害はさらに拡大する。
悪くすればこっちが全滅しかねん。何をしたいのかは知らんが、これ以上の戦闘は行えない!」
(で、ですが!)
「ベータ3、ロスト!」
サラがさらに今撃墜された機体のコードを叫ぶ。この押し問答の間にも、1機の≪ディン≫が<羽つき>にビームライフルで撃墜されたのだ。
「後で責任問題でもなんでもかけてくれていい!だが今は全機撤退させる。サラ!」
「了解です。全機撤退!」
アスランが痛く見えてきた、、、支援
原作よりもクズに拍車とかあんまりだ……
支援
この凸……駄目だ
685 :
980:2010/07/03(土) 17:57:09 ID:???
サラがアスラン・ザラの了承を待たずに、全機体に撤退命令を下す。
(く……了解しました)
下唇を噛んだアスラン・ザラが了承し、ようやく残存した全機が帰還態勢に入る。
前回の時と同じく、向こうは敵が撤退すればそれ以上追撃する気はないようだった。
こちらの部隊が艦隊から十分な距離を取ると、ようやく艦隊からの火線が止む。
向こうの艦隊はこっちが<足つき>に集中砲火を加えていたとはいえ、≪バスター≫や≪デュエル≫の砲撃に晒された<足つき>を除けば、
<ヒレつき>の艦隊は無傷と言っていいだろう。俺の直感が告げたように、やはり手ごわかったのは<ヒレつき>の艦隊ようだ。
特務隊を含めた、航空管制機を入れて22機の≪ディン≫と6機の≪グーン≫……討伐部隊の規模を考えれば、その気になれば水上艦隊の一つや二つ、
軽く沈められた戦力だったのに。その事を思い返し、今更ながら自分たちはとんでもない相手を敵にした事実に怖気を感じる。
そういえば指揮官に盾着いた事になるのかな。緊急的な措置とはいえ指揮権を持った指揮官に、それもザラ国防議員の子息を差し置いて横から指図したんだ。
これで出世はパーかな。カーペンタリア基地への帰り際、ぼんやりとそんな事を思った。まあいいさ。それならそれで、プラントにいる妻の顔を早く見れる。
気があって腕の良い部下と引き離されるのは辛いが。半ば開き直った思考を取りつつ、≪電子戦用ディン≫がカーペンタリア基地へ帰還ルートを取ったのを確認して
俺は深ぶかと過去最高クラスに疲労が蓄積した肉体をシートにもたれかけると、ほんの束の間目をつぶった。
結局、カーペンタリア基地に生きて帰れたのは、航空部隊の≪ディン≫が6機、海中部隊の≪グーン≫は2機、それと特務隊の4機、それが生き残りの全てだった。
20機近くの機体を損失したのだ。大規模な要塞戦ならいざ知らず、単独の艦隊相手に大敗したのはこれが最初だろう。
意気揚々と出撃した追撃隊がその半数以上を損失して帰還した事で、カーペンタリア支部は騒然となっていた。≪電子戦用ディン≫のメインモニタ上からも、
呆然とした整備員や基地要員の顔が見て取れた。
両脇を≪ディン≫に支えられて、下半身をまるまる消失した≪デュエル≫が着陸というよりも不時着といった感じで、露天甲板に横たわる。
露天甲板上にパイロットのイザーク・ジュールが、下半身を損失した機体のコクピットからなんとか露天甲板上に這いずり出てくると、
自分の真っ赤に染め上げられたヘルメットを脱ぐなり、罵声と一緒に自機に向かってヘルメットを叩きつけた。
「くそぉっ!」
さらに蹴りを一発入れると哀れな状態の自機をそのままにして、宛がわれている宿舎へと肩を怒らせながら帰っていった。
そのあまりの剣幕に、修理の為に寄ってきた整備員数名が目を丸くして棒立ちしている。
駄目だこの凸……早く何とかしないと……
相手の力を知らなかったとはいえ無謀すぎたな
支援
八つ当たりすんなよ、若造
支援
>〜<ストライクもどき>によく似たモビルスーツから放たれた熱線により〜
量産νだね、ジャックの機体かソートンさんの機体か…
考察スレより
12 名前:980[sage] 投稿日:2010/07/03(土) 18:00:15 ID:???
すいません、またサルました
少し用事があるので、本日の投下はここまでとさせていただきますです
ちなみにアスラン君をあのような描写としたのは、のん兵衛氏の本編でも
キラが同様に迷っていた為、このような描写としました。
あとこのときのアスランの心理としては、増援によってキラと引き離されるのを
焦った為にこのような性急な行動を取ったと考えています。
特にアスランを叩こうと思っての描写ではありませんので、ご勘弁のほどを・・・
との事です
支援
Shen
凸イメージ的にはあんま本編と変わらんのでおk
支援!
つか目の前で起きてる現実を認められなくて、何が進化した人類だかw>アルファ1
傲慢と偏見に満ちた、実にニンゲンらしいニンゲンだわなw(悪い意味的に
凸は凸という事か…
一度、悩みつつも「軍人として」正しい行動を取る凸というものを見てみたいものだ
>>691 並行して見てるから転載しなくても分かると思うんだが
みんなそうじゃなかったりするのか
あと避難所に980氏への質問が投下されてる
俺は帰ってきたぞ……ただいま!
980氏乙です。楽しませて頂きました。
最近師の前で恥をさらしてやけ酒気味の427です。本日久々のオフでぐったりしていました。
その後、友人たる紳士諸君をお待たせして申し訳ないと思い、つらつら書いて現在完成率7割です。
もしよろしければ途中まで投下しますが、如何でしょうか。
では55分頃を目安に投下しようと思います。ではでは。
>>702 ええ?!
ちょ! まっ 待って! ズ ズボンが脱げっ ああっ?!
総員第一種戦闘配備、
全裸紳士隊全機スクランブル!
よし、全裸待機完了・・・・おっと、仮面を外し忘れていたか
では行きます。
失いし世界を持つものたち外伝・10
「閣下は私がこの件を父に話すことを想定されないのですか?」
「君を成人男性として見ている。件の一件での行動は単なる人形ではないように感じたのだけれど、私の買いかぶりかな。このままで言い訳があるまい」
俺は、プラントを守りたいと思ってこの戦争に参加した。それなのに何故こんな事になったのだろう。父は、もう戻れない道を突き進んではいないだろうか。
拡大ユーラシア連邦からの交渉提案を事実上黙殺し、ロンド・ベル、いやロンデニオン共和国との交渉があのような結末を迎えながら、具体的な対策が取れずにいる。
かといってラクスを支持する気にはなれない。彼女の思いはよくわかる。けれども、周りの大人に利用されてはいないだろうか。いや、俺も大して変わらない。今まさに担がれようとしているのだから。
『アスランと父と呪われし歌姫』
この数日、父親に対して言い様のない気持ちに駆られていたので、しばらく戻れなかった母の墓前に向かった。父は国内的に先の件に関する情報統制を試みた。
けれどもアンドリュー・バルトフェルド隊長の人脈だろうか。そのもくろみは失敗し、マスコミを敵に回したために批判の矢面に立っている。
見事とも言うべきはラクス・クラインの国外逃亡の件等、法律上怪しい部分を有耶無耶にしたことだろう。疑うものがいないわけではないが、真相は不明なので追求しようがないと言うところだ。
所詮ネットで多少騒がれたところで、黙殺すればたいした問題ではないだろう。真偽不明の問題など、ネットに流したところで感情的な人間が過剰に反応するだけに過ぎない。
俺は母の墓前で、父のことや、キラのこと、そしてロンド・ベルとのわずかな交流に思いを馳せる。父親がますます視野狭窄になっていく様を目の当たりにして、俺自身はどうすべきか。
諫めたところで変わる父ではない。母が亡くなってからは、特に親子として向き合うことなどない。だが、俺の父はまだ生きている。生きている相手であればけんかは出来る。
奇妙な一夜を共有した、あのおてんば娘、カガリ・ユラの言葉が胸に響く。彼女とロンデニオンで別れるときに言われたのだ。
「なぁ、おまえの親父さん、説得出来ないのか?」
「・・・今の父が、俺の意見を受け入れてくれるとは思えないな。父は、何かにとりつかれているように行動している」
「でも、まだ生きているんだろ?」
いつもの彼女とは違う儚げさがそこにはあった。俺は少し驚いた。
「カガリ・・・」
「生きているなら話せるさ」
おおーアスラン視点か!支援開始!
支援
支援!
いきなり猿か?支援
俺は、父親を失ったばかりなのに、机上に振る舞う彼女を見て胸の鼓動が高まるのを感じた。
不謹慎だけど、ラクスと初めてキスしたときに感じたような、そんな気持ちが湧き起こった。
例え意見が違っても、ぶつけることで対話が出来るだけ良いと。目の前で父親を失った人間の言葉は重い。
いずれ父と話してみようと思う。いや、話すべきなのだ。
母さん、父上が母さんを失ってからはじめて、父なりに母さんを大切に思っていたという事を知ったよ。
だけど、今の父は危うさを感じるんだ、だから話してみるよ。穏やかな風は母の後押しだろうか。
そしてキラのことを思う。そしてあいつに大きな影響を与えた足つきとロンド・ベルに対しても、思いを巡らす。
あの内気なキラが、自分の意志で戦争と関わっていこうとしている。キラとは、多くの時間を共有することが出来た。
俺が所在ないという事もあったけれども、決して無駄な時間ではなかったと思う。
「アスラン、僕は人を殺してしまったんだ。たくさんね。しかも顔も合わせたような人でさえ・・・。だから、責任があると思うんだ」
「キラ・・・」
「僕はここまでこの戦争に関わってしまった。ラクスの言うようにじゃないけど、戦争を終わらせるために些細なことでも、何かしたいと思う。
でも僕ひとりが自分勝手に行動しても意味がないんだ。
だから、具体的に何をすべきかを、アムロさんやムウさん、マリューさん、そしてブライト司令達と歩いていきたいと思うんだ。
僕は、あの人たちからもっと学びたい」
しっかりと俺を見据えて言う。全くこういうところは変わっていない。
「決めたんだな・・・」
「うん」
「おまえは強情だからな。わかったよ、そ右言うところも含めて変わっていないと言うことがわかって嬉しかったよ。
忘れないで欲しい、俺とおまえは立場こそ違うけど、戦う理由はない。だから、おまえとまた戦うことがないことを願っている」
「僕もだよ、アスラン」
ほっ支援
本当にあいつとはもう戦いたくない。だけど、このままでは再びロンド・ベルト戦うことになるだろう。どうすればいいのだろうか。
ブライト司令やアムロ中佐たちは、積極的にプラントと事を構える気がなかった。これは半月ほどの付き合いでしかないが、そう信頼をさせる何かが彼らにはあった。
ブライト司令やアムロ中佐とたまたまコーヒーを飲んだときにかわした会話が印象深い。
「我々はこの世界に積極的に関わるつもりはなかった。だが現実はこんなものさ」
「そうだな、何もかもうまくいくとは限らないさ。君もそうだろう?アスラン・ザラ」
「それは、そうですね」
思わず苦笑いする。それこそ足つきこと、アークエンジェルとの戦いで最もうまくいかなかった原因とこうしてコーヒーを飲むことになるとは思わなかった。
「それにしても、君とはこう話す機会もなかったな」
「そうですね、ですがおふたりはお忙しいでしょう」
ブライト司令は自嘲気味に肩をすくめる。不本意さと哀愁がにじみ出ている。どうしたらこんな雰囲気を出せるのだろう。
キラに言わせると俺もひたすら重たい雰囲気を醸し出していると言うが、この人には勝てないと思う。アムロ中佐がコーヒーカップを揺らしながら答える。
「そうだな、だがキラとはじっくり離せたんだろう?」
「ええ、時間はありましたから。それにあいつの今の友達とも」
「そうか、こういう機会は逃すと一生後悔するからな」
ブライト司令が、コーヒーに口を付けながらアムロ中佐の話を聞いている。
支援足りないぞ!支援
支援しまっせ!
「それにキラの話を聞く限りだが、プラントは一応、むやみに戦火を拡大する気もないんだろ?」
「それはそうです。地球側が独立さえ認めてくれれば、そして血のヴァレンタインのようなことをしてこないというのであれば、戦う理由はありません」
「君はそうだろう。だがプラントの人々はどうかな?戦場を知らずに結果だけしか見ていない大衆は、時に見誤る。
ニコルにも聞いたが、プラント国内は血のヴァレンタイン以後ほとんど被害がないのだろう?大衆は時として、血気盛んな戦争狂の軍人よりもたちが悪いさ」
それには共感を覚えた。ラクスを救出した後、戦場から戻って実感したのは、本国と前線の温度差である。オーブでも感じたけれども、穏やかすぎる日常に違和感を覚えたのだ。
出口の見えない戦争、そして親友と殺しあうことになった現実が、プラントの日常をあまりにも偽物のように感じさせた。
ただ、カガリとの会話を経ると、そうした行為が迫り来る危機の中で、日常であろうとする姿勢であるという事を知り、そういうことが決して悪いことではないと思うようにはなったが。
けれども、アムロ中佐の言うような連中がいたことも事実だ。日常の中で一部は抗戦論や主戦論を大声で叫んでいる。
ニコルのような世代を前線に送っておいて、何を偉そうに叫んでいるのだと、反発さえ覚えた。
父でさえ、コーディネイター優位を唱えながらも戦争自体は早期終結を模索していたというのに。もっとも、俺に何が出来るというわけでもない。
そして、その会話をした当時はクライン前議長がそうした風潮に異論を唱えていたから、バランスが取れていると思っていた。そう、あの方が暗殺されるまでは。
でも俺には何が出来るのだろうか。その時には明確に答えることが出来なかった。
「アムロさんの言うことはわかりますが、自分にはどうにか出来る話ではないです。実際にクライン議長がそうした風潮に対して行動されています。プラントは独裁国家じゃないですから」
「戦時中の国家なんて、独裁じゃないといっても苛烈になるものさ」
しええええん
弾幕薄いぞ、何やってンの!
このスレははいいものだ。支援!
しえん
支援は数だよ兄貴ィ!
・・・さるさん?
祭りじゃ!祭りじゃ!
支援する
アムロ中佐が皮肉な笑みを浮かべて肩をすくめる。それをブライト司令がたしなめる。
「アムロ、あんまりいじめるな。だいたい、おまえは終戦工作でもしたいのか?そいつは立派な介入だぞ」
「茶化すなよ。俺はこれでもアスランとは何度か戦った相手だ。だから興味があったのさ、色々考えている事とかを、な」
俺はアムロさんの言いようは、彼に対して信頼感を持った。この人は正しい見方でものを理解しようとしている。
そう思わせる雰囲気があったのだ。もっと話してみたいと思い、キラとの会話を要点をまとめて話した。そこには自分の思いもあったからだ。
「そうか、キラがな・・・」
アムロ中佐は、少し感慨深げだ。俺の意見そのものにも頷いていたが、キラの考えを間接的に聞いたことに思うところがあったようだ。
「彼もいつまでも少年ではないという事かもしれないな、だが・・・」
ブライト司令も同様だったが苦笑して付け加えた。
「勘違いしてもらいたくないが、基本的に我々は生存権の確保のためにしか動かないつもりだ。
今後はさらにそういう活動が苦しくなることも理解している。そのなかでキラが何かしたいといと思うのは自由だ。
この世界の人間だからな。だが、我々は事情が異なる。そこは信頼して欲しいな」
「ブライト、いくら何でも心配性に過ぎる。そういうところがジャパニーズ・オトッチャンなんだよ」
「フン」
あの人達は、自分たちの世界へと帰る算段を立てたいだけなのだ。にもかかわらず、クルーゼ隊長はあのようなことをしてしまった。
俺はあの一件以来、あの人が信用出来なくなっている。もちろん、そんな素振りは見せていない、はずだ。
こんどの問題は、今後の外交にも大きな影響を及ぼすだろう。実際にロンデニオン共和国は拡大ユーラシアと同盟を締結した。
これはとりもなおさず、ロンデニオンのオーバーテクノロジーが地球に流れることを意味している。
もし、あのときクルーゼ隊長があんな事をしなければ、同盟締結にまでは至らなかったのではないだろうか。
アスランにもジャパニーズ・オトッチャンは理解できただろうかw
支援
ともかく、まずは父と話してみよう。食事はこれまでもしてきたじゃないか。開戦してからは、あまり気持ちのよい会話をしてきていないけれど。
それでも、俺にも出来ることはあるはずだ。まずは今の父の考えが知りたい。国内向けのプロパガンダではなく、その意図を知らなければならない。
もし、父が戻れない道へと進もうとしているのであれば、息子として止めなければいけないと思う。
この戦争はあくまでコーディネイターが迫害されない世界の確保、つまりプラント独立のために行わなければならないはずだ。
2度とユニウス・セブンのような、母のような悲劇を起こしてはならない。父もそう考えてきたはずなのだ。だから、この戦いを見誤ろうとしているのであれば、止めなければならない。
俺はその決意をここで、母さんの前でしたかった。俺たち親子は、母さんの死が大きく変えたと思うから。少なくとも、俺は間違いなくそうだった。
俺はそう決意して、母の墓前を後にした。
※※※
出口には、予想もしない人物が立っていた。外交委員長のアイリーン・カナーバ女史が待ち構えていたのだ。
「やぁ、アスラン・ザラくん」
「外務委員長閣下!それに、ハーネンフース前大使?」
車の運転席から、前大使は無言で頷く。彼はオーブ大使解職後、外務委員会の無任所参事官だったはず。いったいどうしたというのだ。外相が口を開く。
「私とドライブをしないか、夕食もごちそうしよう。年上とのデートは不満かな?」
「いや、あの・・・」
同世代の女性にはできない魅力的なウインクと笑顔に、俺は思わずしどろもどろになる。
アスランは知ってるのか?支援
フラグが立つのか?支援
なにやら生臭い香りが・・ 支援!
男子の面子!そのようなものよりさるさんが防げればよろしい!一層の支援をさせよ!
死ね死ね団「・・・」
しえーん
>>729 オーブ脱出時に会っててもおかしくないでしょ
「ともかく乗るといい」
「わかりました」
ちなみに自分のエレカは、自動操縦で中央劇場の駐車場に向かうように指示させた。
置き去りにするわけにも行かないし、無人で寮に帰宅させても訝しまれる。
会食後は、中央劇場へ送ってもらえるようにお願いした。
中央劇場では、絶えずなにがしかの公演が行われている。送迎用の車か何かとごまかせるだろう。こうして俺は、半ば促されるままに車に乗ることになった。
取り立てて目立ちもしない乗用車に乗り、墓地を後にする。夕日がプラント内を紅く照らす。
父などはコーディネイターを新しい人類というが、こうした風景を見ると僕らは大地にいた頃の意識から抜け出せていないと思う。
「あの・・・」
「議長は焦っている」
カナーバ外相は前を見つめながら話す。
「ロンデニオン共和国が拡大ユーラシアと組むことは想定していなかったようだ。私は指摘していたのだがな。もちろんそれだけではない。
EEFと連合が同士討ちをしてくれると期待していたのさ。ところが、冷戦状態で組織的に衝突したという話はない。当てが外れたという事だ」
彼女は苦笑する。
「しかもクルーゼの愚か者が、事態を最悪にしてしまった。事の真相が明るみに出れば、どの政府との交渉も不可能になるかもしれない。
いや、そうなるだろう。地球側は異世界人とコーディネイターでは、異世界人を信用するようになる。笑えない話さ」
苦笑を越えてシニカルな表情へと変える。
「EEFの成立は、本当なら停戦のチャンスだった。ロンデニオン共和国が、今のところ何も言っていないことも好条件だしね。
だが、議長はまずラクス一党の処理に躍起のようでね。まずは国内問題の処理なのだろう、支持率が急降下しているしね。
くわえて現状最も早く成果を挙げられそうな問題ではある。そんな悠長なことをしている状況ではないと思うが」
全く同感だ。だが、どうして俺にそういうことを話すのか。率直に聞くことにした。
「閣下は私がこの件を父に話すことを想定されないのですか?」
「君を成人男性として見ている。件の一件での行動は単なる人形ではないように感じたのだけれど、私の買いかぶりかな。このままで言い訳があるまい」
外相は初めて俺の目を見据えて話した。このままでいいと思うのは俺だけじゃない。
ラクスのように性急なことをしなくても、こうして行動しようとする人がいるという事に、心が励まされた。
促されるままではあったが、自分の意志で彼女ともっと話したいと思うようになっていた。
とりあえずここまでです。後半は出来るだけ早くしようと思います。ではまた。
737 :
735:2010/07/03(土) 21:24:44 ID:???
甘いな、、、カナーバ支援
凸、第一次オーブ防衛戦で会ってるよ>大使シホパパ
乙でした〜。
741 :
729:2010/07/03(土) 21:26:39 ID:X+/Jw6BC
>>737 すいませんオーバーテクノロジーのことです。
前半乙でした!
乙でした。近い投下を楽しみにしてます。
>>741 どっちも外れかいw
とりあえずMS、戦艦に用いられてる技術がヤバいってのは把握してるだろ
自分も前線で戦ってるわけだし
乙でした。今の所アスランはラクスと合流することはないが、違うフラグが立ったのか?
そうなるといよいよラクス派は人材不足だな。
乙でした。
あの状況でEEFとロンデニオンの同盟を予見できないとか、
ザラパパ視野狭窄がいよいよひどくなってるな。
追い詰められた人間てのは得てしてそういうものかもしれんが。
>>746 欧州情勢は複雑怪奇
そりゃ読んでる我々は予見できるけど、プラント側からすれば中々予見できることじゃないんだろう。
乙でした。
冒頭の「閣下は…」という台詞から軍の重鎮クラス、ウィラード辺りによるクーデターかと思ったが、なんだ只のミラクルカナーバか
のん兵衛先生乙であります!!
>>747 最悪の場合を想定して備えておくのも国家元首である以上必須だよ。
それにオーブで大西洋と戦闘していたわけだしあり得ないことじゃない。
何れにしろザラパパの視野狭窄がひどくなっていることは理解できた。
国際情勢が一歩間違えば最悪になるというのに国内情勢に総力を傾けている時点で言わずもがなだが。
のん兵衛しGJでした。
それにしても外交畑の人間が可能性を指摘してきたにも拘らずそれを無視して自分の都合がいいように考えていた結果、
尽くはずれすべてが悪い方向へ転がったわけだ。ザラ議長はもう政治家として終ってるな。
カナーバ達も原作とは違い楽すたちがマスコミをコントロールしているおかげで自由の身のようだし何らかの動きがあるとみていいのかな。
あれだね。どうせジェネシスさえ完成したら。連邦だろうがロンドベルだろうが纏めて倒せるからその前に国内を纏めて置こうって腹
じゃないかな?それかそれをクルーゼが吹き込んだか。
大体クルーゼがあんなことをしても地位を維持できてる以上議長はクルーゼと何らかの意思疎通が出来てると見て良いかも。
乙です!
第二次大戦のナ○スのように自らを優越人種だと思い込むとどんどん自分に優位なように解釈しちゃうんでしょうね
>>752 敗色濃い国の指導者っていうのは基本的に自分に都合のいい事しか信じないから。
これで下手に動いた揚句、L4宙域制圧のために来ていたロンデ二オン・EEF合同艦隊に踏みつぶされる対象がわかりました。
ラクスたちを討ちに来たクルーゼ隊の面々ですね。
高々三隻かそこらでロンドベルの精鋭とユーラシアの月下の狂犬率いる集団戦術が得意なMS部隊を相手にするわけだから最後は目に見えているし。
>>755 メビウスかもしれんがそれでも十分怖いというか
狂犬のおっさん冷静に考えてみたら化け物だな
戦車→MS(ガンパレル)→MA
>>755 原作のエターナル一艦と違って数隻で逃げてるから、三隻で追うってことはないんじゃない?
まあ合同艦隊到着前にラクス派が撃破されてるかもしれんが?何せ制圧作戦が開始されるまで1〜2ヶ月あるから。
のん兵衛様乙でございます
後半も楽しみにお待ちしてます
>>708,736
>「君を成人男性として見ている。件の一件での行動は単なる人形ではないように感じたのだけれど、私の買いかぶりかな。このままで言い訳があるまい」
いい訳(良い訳)ですよね?
>>713 >「おまえは強情だからな。わかったよ、そ右言うところも含めて変わっていないと言うことがわかって嬉しかったよ。
そう言うところも含めて
>>715 >「そうだな、だがキラとはじっくり離せたんだろう?」
話せたんだろう?」
>>726 >俺はアムロさんの言いようは、彼に対して信頼感を持った。この人は正しい見方でものを理解しようとしている。
俺はアムロさんの言いようから彼に対して信頼感を持った。とかでしょうか?
のん兵衛氏、お忙しい中にも係わらず外伝の投稿乙です
以前プラントサイドの話が読みたいと書き込んだ者ですが、まさか本当に外伝でやってくれるとは思わんかったとです、はい
760 :
980:2010/07/04(日) 11:11:06 ID:???
ども980です。
まずは427氏、コメントありがとうございます。
外伝では私の小話で結果的にとぼしめてしまったアスラン君主体のお話でやべえと思ったのは秘密です。
あと基本的に好きなカナーバ氏が出てきてふひひと思いました。
あと質問ですが、例の3人を搭乗させるため、一応適当なディンを選んだのですが
おわかりのように、私は飛行機やモビルスーツは好きですが、軍事的な知識は皆無に等しい人間です。
何か変だと思われたらおそらくそちらが正しいものと思われますので、一応直すつもりです。
あと私の知識は漫画や小説、それとwikiから適当に見つくろったものですので、あまり厳しく突っ込まないでいただけると助かります。
ちなみに最近参考書として、白い女性が武器を売りまくる漫画を購読しています。
フフーフ
761 :
980:2010/07/04(日) 11:13:44 ID:???
あとあんまりないですが、ラストです
≪ボズゴロコフ≫から≪バスター≫と≪イージス≫、≪ブリッツ≫が修理の為に搬送されるのが見えた。
その≪ボズゴロコフ≫のハッチから、タラップを伝って降りてくる、むっつりと押し黙ったアスラン・ザラとディアッカ・エルスマン、
それとアスラン・ザラに何か話しかけているニコル・アマルフィの姿があった。
彼らが湾口に降り立った時、アスラン・ザラと視線が合った。指揮に割り込んだ事を詫びようと口を開きかけたが、先に視線を逸らしたのアスラン・ザラの方だった。
顔を伏せてアスラン・ザラが宿舎の方へと足早に去っていく。ディアッカ・エルスマンは不機嫌さを隠しもせず、それに続く。
ニコル・アマルフィが、湾口内で一人途方に暮れている。少し気の毒に思ったが、俺も部下2名を連れて自分の宿舎の方へと向かった。
その15分後、<足つき>と<ヒレつき>の艦隊がオーブのに入港したという情報がカーペンタリア基地に届いた。
その報を自分のオフィスで聞いた俺は、上層部はまた追撃戦をやるのだろうかと思い、自分たちの行く末に暗雲を感じ大きくため息をついた。
762 :
980:2010/07/04(日) 11:15:23 ID:???
>>760 若干言い訳臭くなりますが、モビルスーツの早期警戒ってのも
実際どのくらいのものか分からないってのもあったし、設定上護衛機の存在もあったので
あのような表現としました。申し訳ない。
ザラパパ、本編よりまともかと思いきや結構アレなままだったっか。
427氏乙
クルーゼは何故か現状のままだな。政治家の行うべき外交を軍人が踏み潰したんだから、少なくとも隊長解任、最悪スパイ容疑で逮捕立件される可能性さえあったわけだし
でもクライン派がマスメディアを操れるのなら、クルーゼをブルーコスモスの工作員で戦争を泥沼化させようとしている、と宣伝工作やら口コミを行えば効果が高いんじゃね?
そこは癒着関係にあるザラパパがやむなく庇って、現状維持したんじゃないの?>クルーゼ
アスランやカナーバみたいに、さすがに不審に感じる人間は多く出てきそうだけど。
>>762 乙でした。今回も楽しく読ませて頂きました。次回の投下を心待ちにしております。
>>765 ラクス派がクルーゼを叩いて揺さぶりを掛けるって言ってたんだから。そんなに叩かれてる人間が現状維持ってのは確かに
やばいよなあ。国内支持率が急降下も頷けるな。
電子戦ディンは3人乗りだっけ?
偵察型ジンは2人乗りだったけど
フフーフ、気にしたら負けかw
このアスランにはまだかなり希望がもてそうだが、タイトルから察する所
どうもラクスの方は…(後半はラクス派視点なのかな)
あと、真意はどうあれ行動のまずさから状況悪化の主たる責任者としての悪印象を
国内外に晒してしまったクルーゼに、TV版どおりに好き勝手に陰謀めぐらし立ち回る
余裕が残されてるだろうか?
むしろ電子戦機をたった三人で運用できるなら、成程コーディネイターはそういう能力は高いんだなと納得する
実はサラさんが隊長の上に乗って(ry
サラさんなんでパンツはいてないんですかw
白い武器商人マンガなネタですすいません
>>768 2人がコクピットに
1人がゾイドよろしく背中とか頭に乗ってるんだよ
>>765 確かに本来ならクルーゼか、その指揮に従った誰かに責任をとらせる必要があるにも拘らず
誰にも責任を取らせていないから当然求心力は大幅に低下するわな。
しかもマスコミはそれを盛大に書きたてて市民へ徹底した悪感情を植えつけるだろうし。
ただ、ここまで市民やおかしいと思っている者たちに目をつけられたらクルーゼも原作のような動きは殆どできないな。
>>769 クルーゼが動く余地は殆どなくなっているだろうな〜。
マスコミだってクルーゼの行動を報道しまくるだろうし奴も墓穴を掘ったとしか言いようが無い。
ラクス達はアスランが予想したようにやばい状況も知れん。
冷静且つ俯瞰的に自分達の行動を判断して方針を決められる人間が居るようには見えないからね。
コーディネイターの設定からすれば、プラント市民は”大衆”であってはならないはずなんだけどなぁ
しかし劇中では見事にただの大衆だったし、やっぱそうなるかねぇ。
>あの人達は、自分たちの世界へと帰る算段を立てたいだけなのだ。
この世界の人たちは、みんなロンドベルの事を過大評価して、自分たちに有利に巻き込もうとしているけど、
アスランはこの点はもっとも理解してるっぽいですね。
修整ここもですかね。
>父親を失ったばかりなのに、机上に振る舞う彼女を
⇒気丈に振る舞う彼女を
>>770 意外と二人乗りのEFやEAは多いですよ
役割が違うからなんだけど母艦の支援下で動くなら二人乗りでも十分かも
>>777 というよりアスランはロンドベルに利害を考えてないからとも取れる。
SEED−MSVだと3人乗りみたいね、電子戦用ディン
ディッシュアンテナ手持ち…緊急時にはすぐ投棄できるって事なんだろうけど、絵面はマヌケだわなあw
>>779 あー、プラウラーとかのこと完全に忘れてました……
エアリーズとかソッチの方ばかり考えてたもので、お恥ずかしい。
>>781 戦闘に参加させないんだったら運用の大変なMSじゃなくてグゥルの改装とかでよさそうな……
>>782 グゥルを改装する手間の方が大変な気が?
やっぱリアルに考えると
「正パイ・コパイ・電子・偵察器機担当」…かな?
電子戦機にこそ指揮官が乗って作戦全体の指揮を執るべきなのに
最前線に出たがるのはよくないな、頭に血が上ったら指揮どころじゃなくなるし
やられたら指揮する者がいなくなる
指揮官は最後まで生き残って指揮しなければならないので
安全で情報が集まる所にいなければならない
しかしこのジェイムズさん達の心労は、あと何回あるのやら…(憐
遭うタンビに寿命減る思い(文字どうり)だろうに・・・
>>785 ザふと連中に言わせれば
それこそ「ナチュラル的思想、我ら優れたコーディは指揮官陣頭&その他…」なドクトリンでね?
奴ら戦略とか戦術って言葉知ってんのかね?
・・・いや、知識としては知ってんだろうな。
実用できないだけで
アラスカと…あれ?
オーブ戦は対連合だし…
>>790 その前のガダルカナル戦があるよ。
そういえば彼らはペーネロペーのことなんて呼ぶんだろうな?トゲつきか?w
ジェイムズ「ま、またやるんですか?!、前の損耗が、まだ回復・・・」
偉方「こんどは更に二倍の数(潜水艦×4&搭載機)とガダルカナルに予備隊を置いたっ!!大丈夫だっ」
…「4方向から囲んでボコれば勝てる…」出撃前にそう楽観的に考えてました…
(と或るディンのパイロットの独白w)
電子戦機やAWACSは戦闘しないんだから、航空機でいいんだけど…
プラントじゃあ航空機開発はかなり無理があるしねえ。
強いて言うなら空中に留まる為に動きまわらなくていい分、
敵の注意を惹きにくくて被撃墜率が低下するから?>MSを使う理由
>>794 既存のMS生産ラインの流用が容易というのもありそう。
>795
偵察用の装備として手持ちのレーダー配備
↓
アビニオクスが貧弱なので増設
↓
今度は手が足りなくなったのでパイロットシートを増設
↓
いろいろと無理が出てきたのでディンの設計を流用した新規機体開発
↓
電子戦用ディン誕生
こういうケースは意外と存在するから困る
学研のガンダム本でコロニーでの航空機開発に無理があるので、コンピュータシムメインで
視界範囲とガウに搭載する容積考えてドップができたとか、面白い理由つけてたな
単なる空飛ぶレーダの早期警戒機と、指揮管制するAWACSじゃ話は違ってくるが
基本長時間滞空して監視なら航空機の方がお得な気がする
高価値目標だからこの世界ではより撃墜されにくいMSにしたとか、いくらでも理由はつけられるが
他のSSでザフトは民兵組織が肥大化したもので命令系統がいい加減とかあったが、現場の責任者達は
頭が痛そうだ
大体政治結社の自警団が独立して6〜7年しか経ってないのにまともに機能する軍組織なんて出来るわけが無いんだよ。
しかもなまじ人間の初期スペックが高いから既存の軍組織なんて研究もしてない無いんだろうなあ。
個人個人の才能は確かに高いんだろうが、その分全体としてのまとまりがないんだなあ。
一個人が如何に優れていても、やっぱり「戦争は数だよ兄貴」なんですな。
いくら遺伝子を弄ったって結局は人間ってカテゴリからは脱せてないのにねぇ
>>799 しかも士官学校での成績で露骨に差を付けるから増長具合が普通より酷いしね。
設定上はコーディネーターは理知的なので、こういうバカな事をする筈がないんだ
犯罪も殆ど起こらないって話だ(公式設定)
完全に無かった事にされてるけど
どもども、ビールを飲んで飲んだくれてみると、ここのところ疲れからか、あれ?何か脳に変な痛みがあるぞ
このくらいでおかしいぞと訝しむ427です。単に睡眠不足でしょうが。
どうにか一時前後には中盤部分を投下出来そうです。よろしいでしょうか?
ばっちこーい!
待ってました
投下願いまーす
全裸待機しつつ支援砲撃準備だ。てめえら急いで弾を込めろ
では行きます。修正はいつものように最後にまとめてやりたいと思います。
(中編)※※※
さすがに良いセンスをしている方だ。軍隊の食事が原因で何を食べてもうまいと感じるが、それでも群を抜いている料理だったと思う。
ひとつひとつが料理として完成されていた。もっとも、個室であることがいよいよ謀議の様相を呈してきたけれど。
「ここのサラダはお気に入りでね」
車での会話が嘘のように、料理の話に耽る。こういう時、自分がどうしようもなく子どもであると感じさせられる。
父との料理でも感じている、恥ずかしさが心に芽生える。会話のペースがつかめないのだ。俺はサラダを口に運ぶ。
うまい、ドレッシングがよく絡まっている。どこか深刻に眉毛をしかめていた自分が、穏やかな気持ちにさせられる気がした。
「繰り返すが、君もこのままでいいとは思ってはいないだろう」
「はい」
「ならば我々は状況を共有出来る」
彼女はにこやかに話す。車での彼女とは別人だ。オードブルでは、現状の認識について語り合う。どうにも回りくどさは感じたけれども。
詳細は教えてくれなかったが、父はまだ戦争の落としどころを考えているという。最も外相に言わせると、現実的ではないそうだ。
さらに具体名は言わないが、穏健派だけでなく中立派の閣僚からも公然と批判されているらしい。
支援開始します!
よし間に合った!支援開始!
それでも解任動議が提出されないのは、彼に対する強力な対抗馬がいないことだ。
つまり、パトリック・ザラは、シーゲル・クラインと共に建国の元勲である。
そのような人物を引きずり下ろすためには、未だに材料が不足しているのだ。
市民レヴェルではいくつかの疑問が出されてはいる、けれども軍部の支持が根強い。なんといっても、ザフトを育てたのは父なのである。
前線の兵士には不満が蔓延しようとも、コーディネイター優位思想とあいまって、指揮官クラスにはまだ彼のシンパは少なくない。
ここで内紛まがいの解任等起こせば、一部が跳ね上がりのような行動することが想定されよう。特に強硬派にはクルーゼ隊のような精鋭部隊が多いことも厄介であるという。
仮に国内的では一時の混乱で済むとしても、前線はそういうことにはならないだろう。
ただでさえ劣勢気味の戦線は、混乱を引き金に崩壊する。内紛などしている場合ではないのだ。父がラクス一党を早急に鎮圧したいのはそのためでもある。
けれども、戦力低下と先のロンド・ベルとの交戦でそれどころではない。結局のところ現状では、司法を動かし国内に残る支援活動者を摘発させている事に集中している。
俺も、今のザフトでは即時停戦を受け入れにくいことや、前線の疲弊を実体験も交えて話した。
カナーバ外相は、軍事的な問題についても造詣が深い。状況が楽観出来ないことを理解したようだ。
180mm支援砲撃いけー
だろうな支援
「もともと戦力的には絶対的に不足している。第2次世界大戦の日本とアメリカよりもたちが悪い戦力差だ。向こうが混乱しているから全面攻勢に出てこないだけさ。
それを考慮して持ってあと10ヶ月強だな。それまでに何とかしてEEFとだけでも停戦交渉に入らなければならない。連合とも交渉は続けるがね。
けれどもおそらくタイムリミットは、10ヶ月だ。EEF建国の混乱はこちらにはせいぜい戦力再編の時間しか与えられないだろう。だが、向こうの戦力再編とこちらの戦力再編は意味が違う。
回復力も絶対的に不足しているしね。おそらく大規模な戦闘が3回もあれば、ザフトの戦力では組織だった防衛戦闘は不可能になる。そうなる前に交渉のテーブルに着かせなければならない。
こちらが戦える状況でなければ、和平工作など本来不可能なのだ。私自ら降下したいところだが、国内状況が不安定すぎる。交渉中に解任されかねない」
俺や軍部の穏健派と同様の見解を抱いていることにますます彼女への信頼を深める。他にも教えてくれた事がいくつかある。
彼女は、シーゲル・クラインが生きていれば対抗馬にしようと模索していたらしい。もちろん連合との交渉で揉める可能性が残る。
独立のためには、そこで辞職に加えた責任を課すこと、地球側への保証をすることと引き替えに和平を取り付ける事は出来たかもしれないと、口惜しく語っていた。
では今は何を模索しているのか、料理がメインへと変わる。
支援する!
他の者も続け!
具体的だけど、ロンドベル製が出回るには丁度良いかも支援
アムロ大尉だけに良いところは(ちゅどーん)
「この鱸のムニエルは白身だというのに、こうも味の濃いソースと完全に調和している。素晴らしいね」
政治家は直球が嫌いだから、話し方に困る。料理が出る度にいちいち会話をリセットとされ調子が狂う。
「そうですね、本当においしいです」
「前線では食べられないだろう?」
「カーペンタリアやジブラルタルではそうでもないですよ。天然素材を駆使した料理店が周辺都市にありました。自分はジブラルタルの市内しか行く機会はありませんでしたが」
「そうか、情熱の国の料理は興味が湧く。偏見とわかっていても太陽の下で育った料理は違うと思わせるからね」
「自分には、細かいところまではわかりません」
会食が始まり30分ほどが過ぎ、彼女ペースで話が進んでいたために、焦りとも苛つきにも受け取られそうな感情が言葉に乗る。彼女は特に不快は見せずに、穏やかに諭してきた。
「こうした食事の会話は君も学んだ方がいい、議長の後継と目されているのだろう?」
「それは父の意向です。もちろん、自分もこのプラントのために尽くしたいと思っています。けれども、今は軍人であろうと思っています」
「軍人でも政治力は必要さ。旧世紀のフランス革命期にタレイランという人物がいた」
「はぁ・・・」
「彼は自身の趣味である美食を政治に取り込み、外交交渉の技術にまで昇華させた。ヒラメの逸話は知っているかな?」
「いえ・・・」
彼女は、簡潔にその逸話を話してくれた。タレイランは随分と芝居がかった人なのだな。
「つまり、こういう場の料理にはそれぞれ意図があるという事だ」
ハッとして目の前の料理とこれまでのメニューを想起する。
そうか、最初のサラダで未だ訝しんでいた俺の気持ちを極上のサラダで和らげ、オードブルは多少個性を押さえたものを出す。そうすることで対話に集中させた訳か。
するとメインは主張ということか。ここにあるメッセージは何だ。白身の魚と赤黒いソース、相反する要素の融合がされた料理に込められた意味、つまり国内調和を訴えさせたいというのか。
気のせいか料理ネタが増えたような?支援
「ふふ、論理的な男と話すのは嫌いじゃない」
はぐらかされた。意味は自分で考えろという事か。俺の役割はなにか。
いや、彼女は俺が軍人でありたいことなどとっくに見通しだろう。ならば、何をさせたいのかはわかる。
「つまり、自分に軍部内で議長と対抗出来る勢力を作れという事ですか」
「物分かりがよくて助かる。君には今、実力以上の虚像が備わっている」
不本意な言われようだ。
「不満そうな顔だね。だが、市民には分かり易い英雄だよ。
最高評議会議長の息子で、アカデミーをトップで卒業し、エリート部隊に配属される。
そこで、戦果を重ね最年少でネビュラ勲章を獲得し、そのまま特務隊フェイスに転任だ。
議長の息子でありながら最前線を体験していることも高評価だ。そうした人物が、父親を諫めるために動く。
前線の不満を吸収しながらね。分かり易い物語だろう?」
しかし、肝心の前線で俺は支持を得られるのだろうか。
「もちろん、補佐を付けるさ。いくら何でも若者に丸投げなどさせない」
その目には強い意志が宿る。胸に抱いた不安を取り除くには十分な言葉だ。
「穏健派や中道派をまとめて君を中心とした勢力を軍部に形成させる。特に実戦部隊は中道派が圧倒的だ。
味方に付ければ大きな力となろう。それをもって議長に対する圧力のひとつとする」
うまくいくかどうかは別にして、やってみる価値はある、か。父だって目的はあくまでプラントが独立することが目的のはずだ。俺は頷く。
「もうひとつは、あの歌姫だ」
「ラクス・クラインですか」
思わず心が揺さぶられる。
「私としては、彼女にあのような行動を行って欲しくはなかった。
全く、誰が考えたのかはわからないが、彼女を御輿にしたいと思うくせに、どうにもうまいやり方ではない。
あれでは彼女は父親の偶像から呪いを掛けられているようなものさ」
「呪い、ですか」
意外な言い方に思わず聞き返す。
こんな時間帯に飯の話とかいやらしい
もう我慢できん!牛丼買ってくる!
アスランはこっち側か支援
822 :
通常の名無しさんの3倍:2010/07/05(月) 01:13:43 ID:HoH7vsqW
支援
アスランは大使閣下の料理人を読んだほうがいいね。支援
「ラクス・クラインの意見をシーゲル・クラインとイコールに見立てようとしている連中がいると言う事さ。
君も身近にいたからわかるだろう。ラクスはシーゲルと意見が一致していたわけではない」
確かに、ラクスは事を性急に構えていたように感じた。俺との対話でも前議長にたしなめられている。
それはある意味で理想主義的ではあるが、一方で何かを求めているようにも感じた。そのことを言っているのか。俺は無言で頷き続きを促す。
「危険な兆候だよ。彼女自身が、具体的な思想や政策、そういった構想を抱いているのかが、現時点で全く不透明だ。
シーゲル自身が彼女を後継者として育てようと考えていたかどうか怪しいものさ。教育をしていた節もなければ、公職経験も禄にさせていない。
彼女の政治活動はせいぜい反戦発言程度で、具体性を伴うものではなかった。一連の発言は公職にないものが発する人間の意見としてはいいだろう。
ひとりのミュージシャンが反戦を主張するようなものさ。だが、彼女は具体的な行動を起こしてしまった。今後は言いっ放しでは許されない。
ところが、彼女にはこれからシーゲル的な意見を期待される」
俺が彼女に対して抱いていた違和感もこの辺にあったのかもしれない。外相の言葉は、驚くほど自分の胸にパズルのピースにはまってくる。
「そうさせているのが周りの連中だと?」
紫煙
支援
メガ粒子砲うてー
レーゲン・ハムサット少佐「料理が出てくる話なのに私が出ないとは」
猿か?
「そう思う。だがそれはシーゲルの意志と別個のものだと思う。つまり周囲の偶像をラクスに投射して行動していこうというのだ。
鏡と仮定してくれたらわかりやすいだろう。だが、問題は鏡そのものの精度がこの場合あまり高くない。
磨かれていないという方がいいかもしれない。シーゲル的な思想の光を正しく反射出来ないだろう。にもかかわらず、周囲はラクスに反射することを求める。
これは悲劇だよ。だが覆水盆に返らず、ね。いまさら連中の暴発を嘆いても仕方がない。問題はこれからの話だ」
「彼女をどう使うつもりですか?」
「鏡を磨く。磨いた上で、シーゲル的な思想の反射とは別の光を当て、彼女を市民層からの圧力の旗手とする」
俺は、ワイングラスに残る紅い液体を喉に注ぎ、一息入れたから思うところを述べる。彼女が今更穏健路線で行くのだろうか。
「・・・今更彼女が、こちらの意図で変わってくれるのでしょうか。ガンディーのような行動に切り替えてくれますか?」
「無理、だろうね。だから、彼女には徹底的に扇動家になってもらう」
「扇動家、ですか?」
「放送局で流れている話を知らないわけでもないでしょう。彼女が反戦を訴え、そしてその取り巻きが現政権への批判を述べている。
ある意味で市民に社会不安を醸造させているようなもの。愚かしいことだと思う」
彼女はどこか皮肉気だ。ラクス・クラインと言うより、その取り巻きにあきれているのだろう。
「だが、この際それを利用する。彼女には今後も市民感情を厭戦へと傾かせる。まだ、和平工作が可能なうちに、そうした気運を作り上げさせる。
そこで問題となるのは、取り巻き連中に好き勝手にやられたら困ると言うことだ」
「つまり、こちらの手のひらで踊らせると?」
「そう、暴発されても困る。こちらの管理の下で政権に揺さぶりを掛けさせる。そのためには、ラクス・クラインを押さえる必要がある。彼女の取り巻きを影響力から排除したい」
「出来るのですか?そんなことが」
「そこで、こちらから協力者という風を装い。工作員を潜入させる。目的はラクス・クラインの説得だ」
「説得、ですか?」
しえん
そりゃ無理だ支援
にわかに理解出来ずに聞き返す。
「そう。彼女は多感な時期に世界の行く末という重い問題に直面して立ち向かおうとしている。
その情熱は買うけれど、彼女の知識や経験では周囲の意見に流されよう。鏡と言ったが、今の彼女は言うなれば白い綿のようなものでもある。
シーゲルのことを理解しようとするだろうが、既に当人がいない以上はバイアスのかかった情報しか周囲にない。
おかしな光を照射させるわけにはいかない。もちろん、私たちがやろうとしていることは彼女の取り巻き以上にたちの悪い同じ事だけどね。
だけど、やらなければならない。このままではプラントそのものが存続の危機に陥る。協力してくれるわね?」
俺はもう迷いはない。彼女の目を見据えて頷く。すると外相は、満足げな笑みを見せたのち、呼び出し用の鈴を鳴らす。
しばらくするとデザートが出てきた。驚いたのは、それを運んできたのが、かつての教官で今の上司、レイ・ユウキ隊長だったことだ。
「ユウキ隊長!!!」
「アスラン・ザラ、よく決心してくれた!」
ユウキ隊長は俺の肩を力強く叩いた。昔よく良いことがあったときには学生にしていた仕草だ。
なるほど、ユウキ隊長も協力者か。さしずめ彼が俺の補佐及び監視だな。ユウキ隊長を交えて、やるべき事を確認する。
「クルーゼ隊が、再編成され数ヶ月のうちにラクス一党の討伐を行うそうだ。司法局の情報では、ラクス一党の艦隊は何故かロンデニオンには滞在せずに、コロニー群へと向かったらしい」
おそらくブライト司令とクライン派の間で意見が一致しなかったのだろう。ちなみに外相は意図的にクライン派という言葉を避けているようだが。
ともあれブライト司令達の姿勢を知っていれば、予想は付く。どうせ協力して平和のために戦おうとか言ったのだろう。
穏健派力あるなあ〜支援
「そこで、討伐作戦が発動する前に、君には使者と共にラクス一党と接触して用件を伝えて欲しい。
特に君ならラクスと個人的な会話も可能だろう。我々の本意はラクス・クラインにのみ伝えて欲しい。
加えてハーネンフース大使をロンデニオン共和国に派遣してもらいたい」
これは無理難題だな。外相は俺とラクスの間をどこまで正確に知っているのだろうか。この俺に彼女を説得することが出来るだろうか。
それにロンデニオン共和国に使者を出すのはいいが、下手したら問答無用で打ち落とされはしないか。もっとも、そのために俺とハーネンフース氏を用いるのだろうが。俺は抱いている不安を素直に伝える。
「はっきりいえば、君のキャパシティを越える事であってもやってもらうしかない。我々はこのまま事態が推移すれば、一年も持たないだろう。なりふり構っていられない。
後者の件だが、ロンデニオン共和国に使者を出すのは、EEFと交渉のチャンネルを開く可能性のひとつに過ぎない。他にもいくつか使者を出す予定だ。あまり気負わなくていい」
「・・・わかりました。最善は尽くします」
当てにされてないと言われたようで釈然としないものも感じる。けど、連合とこれまで外交交渉という場で戦い抜いた女傑には俺などまだ小僧なのだろう。
外相は、俺の応答に頷くとユウキ隊長に今後のプランを提示する。
>どうせ協力して平和のために戦おうとか言ったのだろう。
地味にひでえw
間違っちゃいないが
穏健派と中立派の違いがちと分からなくなってきた
支援
まあ似て非なるものだね支援
>>837 鳩、変態仮面等:極右
ラクス取り巻き:極左
中立:中道(どちらかと言うと左寄り?)
こういう感じじゃね?
「君には一週間以内に出撃してもらう。公式的にはラクス一党の根拠地の特定のために出撃という形だ。
クルーゼは不信を覚えるかもしれないが、既に君の指揮下にはないからどうにも出来ない。加えて先日の件もあるからあまり無茶なことも出来ない。
あれで軍部の中道派をかなり敵に回したからな。エザリア・ジュール国防相代行も、クルーゼを特別扱いしないだろう。その隙を突く」
父にはそれなりの証拠を提示したらしいが、父ですら1週間ほどの謹慎を指示したくらいである。軍部の中道派はクルーゼ隊長に相当な不信感を与えた。
元々反感を抱かれている土壌があったからかもしれない。最も、それ以上に外務省の怒りは収まるところを知らないが。外相は俺がコーヒーを飲み干すのを見て立ち上がる。密談は終了という事か。
「ともかくラクス・クラインを用いた市民からの圧力、そしてアスラン・ザラ、君を軍部からの圧力として議長に圧力をかける。これで議長を説得出来れば最高だが、不可能な場合は引きずり下ろす」
全く、いよいよ俺は御輿にされているな。決意したとは言え、徒労にも似た感覚がおそってくる。キラ辺りが知ったら、苦笑いするだろう。苦労を背負い込みすぎとか言うだろうな。
キラが出来ることを探すと言ったけれども、俺にはこうして明確にやれることが出来た。突き進むだけだ。
とりあえずここまで。後もう少しです。予想以上に長くなってしまって申し訳ない。
ではまた。
ラクスが変に勘違いしなければいいけど?支援
実際カナーバさんくらいしかコーディらしいと思えるコーディっていないと思う
支援
843 :
通常の名無しさんの3倍:2010/07/05(月) 01:31:58 ID:HoH7vsqW
支援
あまりアスランに無理させないほうが・・
ああ、また凸が広がって・・・
よくよく考えてみると、外交畑の人間が一番自分たちの置かれた状況ってのが良く分かるってんだろうな
乙でした!深夜の投下ご苦労様でした!続きを楽しみにしています!
それにしてもアレだけの事をやって一週間の謹慎で済むとは、、、どんだけの証拠を提示したのやら。
無限に広がる凸宇宙
>>845 そして相手(特にロンデニオン)との戦力差は現場の人間が一番良く判ってるだろうね
>>846 Y f^>f'"~Yゝ,f-、ッ 〕
,.! /_`-、! ∧ /-'"//
゙、 \`_ヽ V r'_,フ/ !
! ノ i | i { |
〈 {ヽ!``__!__'"レ,イl
/`ー、ヽ ir\ ,イ !.l ,r'~`ヽ、
,.ィ" ri l i ト、j:i:i:::ヽ`ー':/::::! ', ) 、 、 y; ヽ、_
,. -‐''" 、 くゝソノリ~i | - 、 , -‐'7ハ ヾニト- ~` ー- 、_
, ィ ´ ,ゝ、_ `r' l | 、レ // `テ三..ノく _ ` ヽ、
/ , -' ,、 `、_) l,i, i // (/ ...,,;;;;:` 、 ヽ
;' '" ノ ;;;;:::: i ! : // .....:::::;;イ、_、_\ _ _ノ
l ..,, __,ィ"-‐´ ̄`i::::: ゙゙゙= ...,,,,,. l | ,// - = ""::;; :/ ` '''' '"
ヾ :;;;,, ,i l,// ,,..," / _,,.....,_
,. -- .,_ \ :;,. ;' V ;! `; /;: ノ ,.ィ'"XXXXヽ
/XXX;iXXミ;:-,、 ヾ '" ''' /./! ヾ / ,. - '"XXXXXXXX;i!
,!XXXXi!XXXXX;`iー;,、 i 、. / ;:::゙i ;: , | ,. r'"XXXXXXi!XXXXXX:l!
|XXXXX;|XXXXX;|::::::::|`ヽ、 ,! ,': : :| ,.レ"::::|XXXXXXX|XXXXXXX;l!
!XXXXX;|XXXXX:|:::::::::i ` ;! : : i! / !:::::::::|XXXXXXX|!XXXXXXX|
XXXXXx|XXXXX;!:::::::::::! `. /:: | '" l:::::::::::|XXXXXXX|XXXXXXX |
XXXXXx!XXXXxリ:::::::::::! |:: | i:::::::::::ゞXXXXXツ1XXXXXXX|
XXXXX/ \XXソ::::::::::/ i!:: ノ i!::::::::::::ゞXX:/ lXXXXXXX
それこそ上で言ってるけど、ザフトトップで議長のザラパパの権限が半端ないんでしょ。
疑問だけど、結局あの暗殺未遂騒動、黒幕はクルーゼなのかザラパパなのか。
最初は完全なクルーゼの独断かと思ったけど、ザラパパの視野狭窄ぶりを見ると
もしやあそこでロンドベルのテクノロジーを丸ごと接収する気があったのかと疑ってしまう。
キラはまだ探してる段階だけど、アスランは明確にできたってのは大きいよね
>ラクス一党の艦隊は何故かロンデニオンには滞在せずに、コロニー群へと向かったらしい
ここでもコロニー群だな。やっぱL4宙域とは別かな。
>>848 EEFにジム2が供給されてさらに遠距離からバッテリー回復できるようになったら鬼すぐるし
凸には男子三日会わざれば〜で
クライン派を手玉に取って欲しいところだw
>>外相は意図的にクライン派という言葉を避けているようだが。
カナーバも政治的にはクライン派(穏健派)だもんなNJ投下した連中が穏健なんて認めたくないけど
ラクスにはこの言葉を送らなければならない気がした。
「革命はいつもインテリが始めるが、夢みたいな目標を持ってやるから、いつも過激になる」
どもども、427です。あの後つらつら書いていたら残りできてしまいした。
少し急ぎ過ぎかなとは思いますが、3時5分頃にに投下してよろしいでしょうか。
支援用意
では、少し早いですが投下しますね。
(後編)※※※
寮に帰宅すると、ディアッカとイザークがドアの前に立っていた。
「ディアッカ、イザーク・・・」
「よう、少し良いか?」
「ああ、かまわないが、どうしたんだ?」
俺はふたりを部屋に促す。ふたりに椅子を勧めて、冷蔵庫から冷たい飲み物を出す。
イザークにはサイダーを、ディアッカにはネーポンを出す。
「うう、やはりネーポンはグゥレイトだぜ!」
まずは一息入れるディアッカと違い、イザークは一口飲むと早速話し出す。
「おいアスラン、ディアッカに転属命令が出たぞ。新編成されるおまえの隊の副官だとさ。
この時期にわざわざ名指しで人事が動くのは何かあると思うが、貴様何か知っているのか?」
相変わらずせっかちな奴だ。
それにしてもディアッカを回してくるとは、ユウキ隊長も外相も俺の部隊を対ロンデニオンシフトにするつもりだな。
それに、エルスマン議員も味方という事か。
「直接的に聞くけど、聞いてどうするんだ?」
「へぇ」
「なにぃ?」
こういう言い方をすればイザークが怒ることはわかっている。けれども、イザークは今クルーゼ隊に所属している。
こいつの性格ならクルーゼ隊長に密告などするとは思えないが、警戒はすべきだ。
「だいたい、その軍令はいつ来たんだよ。俺は今日墓参りに言っていてまだ聞いていない」
「何だと!!全く貴様という奴は、いついかなる時も軍令を最優先に確認しろ!!」
「はいはい、イザーク、どうどう。まぁレモネードでも飲めや」
ディアッカのフォローと言うよりも火に油を注ぐ言いように、うるさいと怒るイザークを見ると、やはり何も知らないのだろう。
俺はまず、基本的な状況認識から尋ねることにした。
「イザーク、こないだのロンデニオン使節団の一件をどう思う?」
「ああ?」
眉毛を思い切りつり上げたが、俺の真面目な視線に質問に意図があることには気付いたようだ。
思い切り鼻息を出し、椅子の上であぐらを組み、次いで腕を組んで考え込む。ディアッカが茶化して言う。
「ちょっと無理があったよな。俺もあれはないと思うぜ。ニコルなんて巻き添えじゃないか」
そう、俺がクルーゼ隊長に対して決定的に不信を抱いたのは、ニコルに対する処置の冷酷さだ。
隊長は何故ロンド・ベルを性急に処断しようとしたのか。これまで見てきた隊長の行動からはまったく理解が出来ない。
ディアッカの言葉で半ば思索に耽っていると、イザークが顔を上げ素直な感想を口にした。
「あの事件は、報道と現場に居合わせた奴の話しか知らない。つまり、自分の目で見た訳じゃないから何とも言えない。判断する材料が不足している」
学者気質がこういうところで出る奴だな。口に出すと怒り出すから絶対に言わないけど。
ミサイル発射いけー
862 :
980:2010/07/05(月) 03:06:55 ID:???
支援でーす
右舷弾幕うすいぞ。
なにやってるの
「だが、隊長の行動がどうにもきな臭いことは確かだ。
アラスカでも連合軍の女性兵を拾ってきて、どうやら部屋でメイドまがいのことさせている。今はそんな事をしている場合じゃないのだがな」
イザークの言葉に俺はたたみ掛ける。
「そんなことをしている場合じゃないとはどういうことだ?」
「わからないとは言わせないぞ!帰国して驚いたのは、ここまで前線の被害を過小に見積もっているとは信じられん!!
これじゃナチュラルとやっていることが変わらないじゃないか!!」
「イザーク、イザーク」
ディアッカは、それをしているのが俺の父親と言う事を気にしているのだろう。それにしてもディアッカも捕虜を経て人間がまるくなったような気がする。
「正しい現状認識と分析がなければ、プラントを守ることなど出来ない!!おまえは俺より早く本国に帰って何も感じなかったのか!?」
「そんなわけないだろう!!」
思わず語気が強まる。ついさっきまで大人のやりとりの中で、うまくできなかったフラストレーションが溜まっていたのだろう。
いつもなら受け流す怒りを真正面にはじき返してしまう。理性では止めろと警鐘を鳴らすが、感情を抑えられなかった。
「俺だってプラントの独立を達成したいさ!!けど、父上とクルーゼ隊長がその可能性を摘み取ったかもしれないんだぞ!!!」
フレイか?
支援
「なに?」
「ロンデニオン共和国のブライト司令は、ブルーコスモスとは全くかけ離れた考え方の持った人だった!!!
いや、異世界から来たあのロンデニオンの人々は、俺たちを何の隔たりもなく人間として扱ってくれた!!
ハーネンフース大使らオーブの大使館員を救ってくれた!!そういう考え方を持っている人たちが、ひとつの国になり俺たちと対等な協定を結んでくれるかもしれなかったんだ!!!
彼らは地球のまともな連中と友好的な状況になっている!!それを通じて和平交渉は出来たかもしれないんだぞ!!それをクルーゼ隊長はメチャクチャにしてしまった!!!
それだけじゃない!EEFのランズダウン侯は、条件付とはいえ和平のテーブルについても良いと言っている!!その意見を父は黙殺している!!我慢出来ると思うのか!!!
父はこの戦局で視野狭窄になっているかもしれないんだ!!!このままではずるずる消耗戦だ!どうにかなると思えるわけないじゃないか!!」
俺は感情的に言葉を走らす。イザークは、俺が言い返したことに驚いたのか、それとも感情的になった俺を見て驚いているのか、目を丸くしている。
「このままで良いわけがないさ!!そんなの当たり前だ!!じゃあイザークは具体的にどうする気なんだ!!!」
しばらく、部屋の中は静寂に包まれた。俺は自分の迂闊さにうんざりして、右手で頭をかきむしる。まともだった頃の父やクルーゼ隊長は俺にとっては失いたくない存在だったのだ。
かつて尊敬した人々を自分の手で引きずり下ろそうとしている。悔しかった。イザークは、しばらくすると立ち上がって口を開く。
もしも、ミズホ・ミネガンが種・種死の世界にいたら
支援
「・・・アスラン、良い機会だから言っておく。俺だって最近の母上の様子を見れば、国内が妙な方向へ向かっていることくらいわかる。
だが、俺はプラントを守ることしか考えないようにする。俺はザフトの軍人だ。今はプラントを守る事に全力を挙げたい。
それに母上が言うには次の作戦に従事すれば、俺も独立した部隊を任せると言ってくれている。
今は無理して政治に介入しようと思わん。けど今後もくだらない事は起きるだろう。だから、国内のことはおまえがやれ」
「イザーク・・・」
「どうせディアッカの事はそれが絡んでいるんだろ?」
俺は無言でイザークの目を見つめる。
「勘違いするなよ!!別におまえに、味方しようなんて思っているわけじゃないぞ!俺は国内のことなど、たいしたことないと思うからおまえに任せるんだ!
今は対外的な脅威からプラントを守ることの方が重要だ!そっちは俺がやる!それに俺も早く自分の部隊を持ちたいからな!!」
「・・・わかった」
「フン!本当にわかっているのか!せいぜいうまくやれ!その間に俺はおまえ以上の功績を挙げてやるからな!」
イザークは怒りながら部屋から出て行った。
「素直じゃねーな、あいつ。男のツンデレは鬱陶しいだけだっての」
「でも、イザークらしいよ。おまえは良いのか?ディアッカ」
「俺はロンド・ベルの連中との生活が楽しかったからな。あいつらとまた馬鹿やるためには、戦争を終わらせた方がいいなら、そうするさ。
それに、あいつらと過ごしていると、ナチュラルとかコーディネイターとか考えること馬鹿らしくなるぜ?」
ディアッカはかなりの期間を彼らと行動したのだ。思うところはあるだろう。だがディアッカの言い様が俗物的に感じてしまい、俺は苦笑いで応じた。
「そうかもしれないな」
そして俺は、ディアッカに今後の計画の一端を話す。今度はディアッカが苦笑いで応じた。
「面倒くさい話になりそうだな。まぁ、俺はロンド・ベルの奴らにまた会えるのは歓迎かな。ニコルにも会えるしな」
「そうだな、よろしく頼む。ディアッカ」
「任されて」
ディアッカも部屋を去る。俺は片付けもそこそこに、窓の外に目をやる。ラクス・・・。彼女はどうしようとしているのだろうか。
ともかく俺は再び会う必要がある。あの時に問われた答えを伝えるためにも。
『アスランと父と呪われし歌姫』end.
酒の勢いで書いた。本編並みの長さになってしまったことを反省している。
さて、予定している最後の幕間はロンデニオン側の話です。
本当は連合もやろうとしていましたが、長い事外伝が続いていますし、こちらは本編をやってからでも問題ないので後回しにします
次回もいつ投下出来るか不透明ですが、今月は飲み会が多いので案外早く書けるかもしれません。
ともかく、早いとこ睡眠不足から来る疲労を改善せねば・・・。ではまた、とりあえずは修正の時まで。
>>870 飲兵衛氏乙!そしてお大事に。
この分だとキラにも大きな役が回ってきそうだな。
しかしあのクルーゼならアスランに監視付けたり部屋に盗聴器仕掛けたり普通にやりそうと思うのは俺だけ?
乙です〜いいなあ飲み会行きたい
乙
そういえば本編じゃなくて外伝だったことを最後に思い出した
乙です
ハイル肝臓!
875 :
980:2010/07/05(月) 04:05:37 ID:???
ども980です。
427氏深夜での投稿お疲れ様です。
カナーバファンとしてはふひひなお話でした。
冗談はともかく、こういうお話は裏側を推測できるので楽しいですよね
自分も見習いたいものです。あぎじゃびよ
自分のしょーもない小話でも皆さんにいろいろ話のタネにでもなれば幸いです
ちなみに電子戦用のディンのコクピットですが、
個人的なイメージとしては中央にメインの操縦席、右にジェイムズさんの座る機長席
左にサラさんの座るオペ席が並んでる感じです。
役割的には
ティム:操縦
ジェイムズ:情報整理と分析 指揮管制
サラ:索敵 情報共有
みたいなイメージです
876 :
980:2010/07/05(月) 04:06:21 ID:???
あと一応メインキャラってことで片手間に作ってみたキャラプロフィールです。
ジェイムズ・アビス(29)
セプテンベル市出身 第1世代
世界樹攻防戦→カーペンタリア制圧戦で戦績を積んだ後
そのまま地球のカーペンタリア支部の航空部隊に着任。
昔ノンポリ気質、今はどちらかと言えば穏健寄り。
ザフトに志願したのも、第一世代でナチュラルの親を養いたいがため。
カーペンタリア制圧戦の前に結婚した妻一人(実は子供を身ごもっていたが奥さん言わず)
と両親をセプテンベル市に残している。
ナチュラルの事は好きも嫌いもなく、ただ家族が普通に暮らしていければいいという考え。
ティム・サリー(18)
マティウス市出身 第2世代
母子家庭の出で、若干甘やかされて育った。
ザフトではトップ14位くらいだったが、適性試験で偵察部隊に回される。
若干ナチュラル蔑視持ち
サラ・シェダー(19)
アプリウス市出身 第2世代
姉のリーカ・シェダー同様遺伝子欠陥により、眼鏡を使用している。
この事からコーディネーター優性論に関してはかなり懐疑的な思考の持ち主。
この為に同じようなジェイムズの元へと回される。
元技術畑(IT関係)の人間、ユニウスセブンの悲劇を見てザフトに志願。
ジェイムズとは彼がカーペンタリアに着任した時からの付き合いで信頼関係深。
ちなみに彼女は中立志向
ちなみにオタク的に考えるなら声優もということで
自分的な声は
ジェイムズ:田中秀幸
ティム:福山潤
サラ:沢城みゆき
です。ハイポール飲みながらの適当な考えですw
乙でした
迷いの無い綺麗なアスランはいいですね
乙です。
血筋といい、迷いがなければ最強クラスということを考えると、
アスランはシャアポジションだなあ。
乙です
今気付いたが、外伝のタイトルってパロネタになってるのかな?
サラ:沢城・・・
すいません、俺的にはあずにゃんの声のイメージで読んでました…w
あまり関係ないけどけいおんメンバーでNT・オールドタイプ・強化人間な仕分けすると
誰が何になるかな?w…
>>881 求められるモノのベクトルが違うってことでいいのか?
思ったんだがALICEって公式上ではGセイバーのMW(モビルウェポン)の祖、ということになるのだろうか。
飲兵衛氏乙です
あんましアスにゃんに無理させんでくだされ
彼の頭髪の砂漠化が進行してしまいますぜ
>>879 ドラクエ8の「空と海と大地と呪われし姫君」パロだよねー
外伝は
信長の野望とか提督の決断とか
一貫してパロディタイトルだなw
ザフト側はロンド・ベルのオバテクの事、どう思ってんのかな。
手に入れられるのなら手に入れたいのかな。
まぁそんな状況でもないんだろうけど。
「ナチュラル風情が生意気な!」
ザラパパは多分この程度の認識かと
まあ、末期戦状態の国家がオーバーテクノロジー手にしても、
奇妙な試作機が複数開発されて数の揃わないうちに終わりという気もする。
何故かジオングに乗ってるクルーゼが脳裏に浮かんできたw
……流石にフリーダムじゃ相手が悪すぎるな
>>888 じゃあグレート・ジオングでw
…こうなるとザフトガンダム総がかりでも厳しいか?
いや自分の言い方が悪かった
真面目な話、一撃で戦艦落とす火力のジオングにクルーゼが乗ったんじゃ
ミーティア+フリーダムのキラではクルーゼに勝てないだろうなと言いたかった
乙です。キラと和解したアスランが本来の気質を発揮してきましたね。
シャアじゃないけど、彼らは導いてくれる大人がいなかったら、本編だとああいうマフティーのようにテロリスト化してしまったんでしょう。
事態をあまりに楽観視してるザラ議長はソーラレイもといジェネシスがあれば勝てると思ってるんでしょうか?
クルーゼがそう考えるように裏で仕向けてるんだろうな
個人的には、クルーゼが本編よりも裏で手を回してて
ジェネシスよりも確実に地球人類皆殺しにする方法とか企んでたら面白いだろうなと期待しているw
クルーゼの真意を知って自分の、ことに第二次ネオジオン抗争時の
更に歪なカリカチュアを見る思いがして頭抱えるシャアの図というのもあるかな。
のん兵衛先生乙です!!
アスランがいい感じでその本来のスペックを発揮し始めましたね。
ディアッカも着いて来てくれるようですし、イザークも同意してくれるようですから心強い。
ラクス達とは違いカナーバ外相やエルスマン議員といった国内穏健派・中立派の支持を受ける形になればかなり良い動きができそうです。
>>881 育てる時には人を選ぶかもしれんが、
別にNTや強化人間でなければ使えないと言うことはない。
というか俺の記憶だと、R&Rは感情の起伏が激しいからパイロットに選ばれたんじゃなかった?
あとパイロットに選ばれた事と関係はないだろうけど奴の母親がALICE開発スタッフの一員だったとか
>>894 しかしいよいよラクス一党の駒不足が目立ってくるわけでもあって。
後のドムトル三人組やらを前倒しで出してきたとしても焼け石に水だし、
よくあるラクスの歌声こそコーディネートで植えつけられた超能力で
洗脳デムパで寝返り続出…とかいうのも本作にはそぐわない気もするし…
センチネルは読んだことないけどALICEに好みがあるとかデータ取りに向いたパイロットが必要とかだっけ?
>>896 ふと思い出したんだが、
シーブックとバイオセンサーの相性で作った人が母親ってのがなんで関係あるのかよく分からなかった。
シーブックの母がまだ自宅で研究してる時に、サンプリングに息子を使ってたんじゃないか?
例になるか少し怪しいが、子供の知能系の研究をしてた俺の母がそんなことやってた。
確かALICEには人間の感情を学ばせる必要があったから
腕前へっぽこでも感情の激しい人間を選んだんだったか
連邦軍に藤原忍辺りが居たら選ばれてたんだろう
>>901 何故かEX-Sの周囲にZ-PlusやFAZZが何体も集まってきて、「やぁってやるぜ!」の掛け声で合体する様子が
脳裏に浮かんできたwww
読み返していると、外伝7でもメインディッシュは鱸のムニエルだった。
のん兵衛氏の好物…というか全体的に魚党なのかしらん?
宇宙空間だと魚の方が育てやすいとか、本編でもあったような。
ぶっちゃけ、無機栄養素と光があれば植物プランクトンが、
それを餌に魚の養殖が可能なので。
ALICEよりゼファーがお気に入りな俺は異端だろうか。
非公式なのがちょっと悲しい。
カナーバ議員の言う取り巻きって、要はバルトフェルトの事かな
>>890 量産型キュベレイで十分じゃあない?
グラン・ジオングとかあれアンチファンネルシステム摘んでいるし
>>907 どっちかというとダコスタ?
>>906 少なくとも貴官の同志はここに一人いるぞ
>今月は飲み会が多いので案外早く書けるかもしれません。
飲み会が多い方が早いってどういうことw まあ早いのは大歓迎ですが。
>>910 正しく現代の酒仙作家だね。
あ〜あ知り合いだったら毎日浴びるほどのませるのにw
>>868 >「俺はロンド・ベルの連中との生活が楽しかったからな。あいつらとまた馬鹿やるためには、戦争を終わらせた方がいいなら、そうするさ。
そら、あんだけ元気な大人達がいりゃ、楽しいだろうな...
CE世界には元気な大人がいなくて困る...
現実世界にも言える事だが...
>>908 ダコスタは小物過ぎて歯牙にもかけられてないだろう。
915 :
通常の名無しさんの3倍:2010/07/05(月) 23:56:41 ID:LKBFPOb8
『アラスカでも連合軍の女性兵を拾ってきて、どうやら部屋でメイドまがいのことさせている。』
クルーゼ「ギル、レイ、今戻ったぞ」
ギル「お帰り、ラウ」
レイ「お帰りなさい、ラウ」
フ○イ「お帰りなさいませ、ご主人様」
クルーゼ「うむ!」
>>915 貴方は書き込む前にメール欄にsageを入れたほうがいい。
917 :
通常の名無しさんの3倍:2010/07/06(火) 00:12:43 ID:r6XrZTur
ごめんさい
初めてのインターネットでよく分っかていない内から
書き込んでしまいました。
もうちょっと勉強してから書き込む事にします。
>>908 グラン・ジオングはF90の火星軍だっけ?
グレートジオングはGジェネ魂で出たオリジナル機で、ターンXみたいに全身サイコミュ兵器。
頭、胴、腰、腕、足に分かれてそれぞれがビーム攻撃できる。
>>918 ムンクラのヌーベル・エゥーゴ軍の運用機
____ ________ ________
|書き込む| 名前: | | E-mail(省略可): |sage |
 ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ 。 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ゚Д゚) / < ここに「sage」(半角)と
⊂ つ | 入れるとスレがあがらない。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \_____________
| |
| |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
中道派かはわからんが、司令官クラスというと種死に出てたウィラード、ラドル辺りか
ウィラードはザラパパや茂ると同世代ぽいし、ザフト創設メンバーというのをどこかで見たが、其れって二次だっけ?
つぅか何故スレを上げてはならんのか、もわからないんじゃないか?
目の前の賢い箱を使って調べてもらえれば幸いだが。
>>875 なんで427氏の投下後すぐに自分のssの設定を語ったりするんだ?
気にしすぎ
>>923 またお前か
おためごかしもいい加減ウゼーわ
>>925 無論、スレにウンコが擦り付けられること自体が迷惑行為そのものだけど、
そのウンコをさわった手でカキコするとまたスレがウンコ臭くなるんだよ?
ちょっと突っ込んだだけで過剰反応する信者のキモさにくらべたら数段マシ
>>921 おそらくウィラード辺りだろうね。原作でも出てきている数少ないまともな指揮官の一人だし。
良識派のユウキ隊長も参加している事からみるとかなりクルーゼとそれを庇う議長に対する反発は強くなっているのは間違いなさそうだよ。
980氏はもう少し突っ込まれる隙を無くすべきだなw
フルサイコフレーム+ALICE+量子コンピューターなら、
それこそ人間無しで最終巻のユニコーンみたいな存在になれそうな気がする。
できればバイオコンピューターも組み合わせたいが。
それに月光蝶積んだら髭になるわけだな
>>929 いい加減にしろ。
そんなに言うなら自分でも書いてみろボケ。
なんか変なこと言い出す輩が多くなったな。
だいたいジオングなんて今影も形もないものがどうしてのん兵衛氏の話に出てくると思ってるんだろ。
それとここ最近「。」と「、」をごっちゃになって使ってる人がいるみたいだけど気づいてないのか?
まあ、プラント側の見通しでもあと10ヶ月程度で戦争終わりだから、
改良型はともかく、新型の生産は難しいだろうなあ。
時間さえあればシナンジュに乗ったシャアが見られるかも知れないがw
プラント側の状況も悪いし、融合炉もあるんでユニウス条約が結ばれるとしても、
原作とは別物になるだろうな。
>>930 ALICEとシンは相性が良さそうな気がする。
アラスカ脱出道中⇒建国宣言の慌ただしさですっかり忘れられていたが
フレイもしっかりクルーゼにお持ち帰りされていたのか。
TVどおりならいずれNJC持たせて返却となるんだろうが、しかしいまや
それだけの価値があるかどうか。
色々見抜いているのかそれともとんだ道化に終わるのか、こちらのクルーゼは
何とも判断つきかねる…
>>934 言い出した張本人だけど、要するに
このままだとザフト(つーかクルーゼ)があっさり負けそうなんでw
クルーゼの本来の最終搭乗機『天帝』は接近戦用の新型試作機に別ラインで研究してたドラグーン端末を乗せた二個一MSだからなぁ
足がないだけで済んでるジオングより条件は悪いんだもんな
ギャンにエルメスのビット付けてみましたってのとほとんど変わんない。
>>935 ゲイツRはありうるし、ザク量産試作型(9ザク)も量産されるんじゃ
>時間さえあればシナンジュに乗ったシャアが見られるかも
シャアはCEに残りそうだし其処までオバテク機を残す訳ないだろうし、何よりサイコフレームがない。
リックディアス辺りじゃないか
>>937 原作で出てきた兵器を改良するしか手がないんじゃないか
ミーティアの対艦ミサイルポットを、ドラグーンにした天帝仕様ミーティアを開発して火力で補うとか
>>937 むしろ負けてからがザフトやプラントの正念場なんだが。
のんべえ氏は外交や軍政をきっちり書いてるから、
単純に敵を倒しましためでたしめでたしじゃ終わらんだろ。
ロンデニオンや拡大ユーラシアからすれば勝ち方と勝った後が問題だしな。
>>936 前誰も言ってたけど既存の分裂炉が使えるようになるのは多いきいんじゃないか?
種世界は異常なほど分裂炉が発達してるし
(AFC前の発電はほぼ原子力のみ、MSのハードポイントにポン付け可能なほど小型で安定した核ジェネレータetc)
>>936 待て待て、まだメイドがフレイだと明言されてはいないぞ、
難を逃れる為に一時的に女装してた所で捕まったカズィかもしれんではないか
>>941 結果的にほぼ戦勝国ポジとなった所で元の世界にドロンでは、
ある意味本来の三隻同盟以上の空白と混乱を招きかねないからな。
好むと好まざるに、またメサイヤ戦役に当たる戦争が再発するかに関わらず
居着かざるを得ないのでは。
種死でなく無印とのクロスで最後まで描かれたSSって案外少ないから
(基本ギャグタッチの阿部さんくらいしか覚えがない)落し処が想定しにくいんだな。
カズィは民間人としてロンデニオンに居ただろw
悪魔将軍戦で分裂したジェロニモじゃあるまいし
サイ・トール・カズィ
「ゲーッ カズィがクルーゼのところでメイドをやっている!」
デュランダルはこの時点でどうしてるんだっけ?
政治的にはザラ派やラクス一党につくとは思えずカナーバ派にいそうなものだが、
信念たる遺伝子主義もロンド・ベル到来以来随分揺るがされてると思うが…
デュランダルはまだ表立って動かず中立派のような気がする。
ディスティニープランはタリアと別れた後のショックからの代物だから、
この時点じゃ形になってたかどうか。
しかし、捕虜を個人的に確保していいんかいな、ザフト。
指揮系統もわやだしまともなMPも軍法もないから野放しなんだろうが。
反クルーゼ派はそれだけでクルーゼを追い落とせるんじゃね?
大西洋連邦の高官の娘を私的に確保してるってだけで。
フレイの素性なんて本人の口からでもない限りそう簡単に割れるものか?
種死のデュランダルはカナーバの後釜という立ち位置でもあったしそろそろ出てきそうな気もするが。
>>947 なってるだろう。メンデルにあったんだから
あと子供がいたとかレイ並みだとかいう話もあるから分かれたのは10年以上前だし
>>948 普通は捕虜の身元は真っ先に確認するぞ。
スパイとかだったら困るから。
>>949 子供が出来なかったから別れたんだと思ったが。
タリアの子供は別の人との子供でしょ?
タリアの子供の種はギルじゃないな婚姻統制の相手
遺伝子関係が専門だから下手するとギルの仕事は婚姻統制に関係してたりして、まさかね。
デデッデストローイナインボー
>>943 別にブライト達が帰れたとしても、ハルバートン達がいるから問題ないとおもうけど?
>>951 遺伝子適正から人事担当という可能性もある。しかもクライン派だし、その場合そこから情報漏れも...
>>951 しかし、タリアの子供って、将来絶対グレるよな・・・母親が不倫相手と心中した上、相手は議長だからな
>>944 …いや、レイや二コルならともかく、カズィはただの「変態女装少年」にしかならないと思うんだが
>>956 むしろそんなカズィに萌えるハァハァ・・・
>>957 | ', i l / l イ,、-‐ーー‐--、::::,、-‐ー-、l !::i;::::::::::';::::::::::::::::::l l:::::::::` ‐、
| ', l イ// l/ r'/ /-''"´ ̄ ̄ヽ `,-''"´``‐、 ヽl';::::::::::';ヽ/:::::ノ ノ::::::::::::';::::\
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ヽ! /、:/:::::;イ::_,、-'´ノ:l し u l:!';:l ';::::/:l', ';::::::l';::::::';:::::::::::::';::::::
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ノ l Jヽ レ/::/ /:イ:\/l:l l::l u !. l / ';:::l ', ';:::::l. ';::::l::::::l::::::::i::::
ノヌ レ /:l l:::::lヽ|l l:l し !/ ';:l,、-‐、::::l ';::::l:::::l:::::::::l:::
/ ヽ、_ /::l l:::::l l\l ヽ-' / ';!-ー 、';::ト、';::::l:::::l:::::::::l::
ム ヒ /::::l/l::::lニ‐-、`` / /;;;;;;;;;;;;;ヽ! i::::l::::l:::::::::::l:
月 ヒ /i::/ l::l;;;;;ヽ \ i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l l::l::::l:::::::::::::
ノ l ヽヽノ /:::l/:l /;;l:!;;;;;;;;;', ';;;;;;;;;;;;;;;;;ノ l:l:::l:::::::::::::
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__|_ ヽヽ /イ//l::l ヽ、;;;;;;;ノ.... し :::::::::::::::::::::ヽ /!リ l::::::::::::::
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| | | | \/ l:::/ ノ ';::/ ';::::l l::l リ l::l l::/ヽ / し
.・. ・ ・. ・ ヽ \ リ レ ヽ! り レノ `y
奥の手として男として育てられた女のカズィ・・・
いや、なんでもない
>>956 新たなジャンルに目覚めた紳士がまた一人…
なんでそういう方向に行くんだよorz
存じ上げかねる
CEに関してはホモが多くても不思議ではない
ふと思ったんだが
「とりあえず、コロニー内にドッグ・工廠等でUCMSが完全な整備」が出来るんだよね?
>>964 それ相応の空間とそれ相応の設備とそれ相応の人員と必要な消耗品、交換部材がありゃいいのよ
>>968 ゲイヴンは地下世界に帰えるかジャックとヤッてろ
シホパパがまたロンドベルに来る(駐在ロンデニオン大使?)が
シホも来るのかな?
ディアッカが新アスラン隊に来るとなると、イザークのブレーキとしての
役回りが一層求められるので本国残留じゃないか?
駐ロンデニオン大使館と緊密に連絡取り合う必要もあろうし。
つまりクルーゼ隊最後の任務の後、
新規編成されたジュール隊にミラクルカナーバの差し金で入ってくるわけか。
ヤキン戦時のジュール隊で外伝一本作れそうだw
俺的には
オーブ防衛戦の連合側視点の外伝が見てみたいな
正史と違ってロンドベルに受けた損害は桁違いだったろうし…
>>973 ある連合兵の手記
・ヤラファト突入直前なら大丈夫だろうと虎の子のストライクダカーを出したらいつもと変わらない
ロンドベルに撃破された
・ロンドベルの機影を発見後一分でダカーが火の付いた燃料を流して撃破されていた
・足元がぐにゃりとしないので砂浜をさらってみたらダカーの残骸が敷き詰められていた
・沖合いに停泊中の空母、イージス艦が襲撃され、気が付いたら大破着底させられていた
・味方のリニアガン・タンク、装甲車の車列に合流すれば安全だろうと思ったら、車列の全車両が「白いストライクもどき」に
よって撃破済みだった
・全連合将兵の3/100がロンドベル被撃破経験者、しかも「奴らのビーム攻撃」ならどんな兵器も
破壊出来るという事象から「強力で頑丈な兵器ほど危ない」
・「そんな奴いるわけがない」といって出撃して行ったMSパイロット、戦車兵が2年経っても骨の
一つも戻ってこない
・「ブルコス将兵でなければ襲われるわけがない」とヤラファトに出て行ったスカイグラスパーが穴だらけの
原型を止めない状態で発見された
・オーブ首都より半径500kmはロンドベルの襲撃にあう確率が150%。
一度撃破されて撤退中にまた襲撃される確率が50%の意味
・ロンドベルMS部隊全体における連合軍功撃による戦車・MS撃破数は一日平均数百輌、
うち約五分の一が「ストライクもどき」一機のスコア
パトリックってなんでクローンとはいえナチュラルのクルーゼを重宝しているんだ?
それにクルーゼの目的が人類抹殺なら、何故デュランダルは協力してんだ?
>>975 デュランダルとは気が合うから
ぱとはしらねぇ
>>975 クルーゼの能力が高かったのでコーディネーターと信じて疑わなかったのが真相っぽい
空間認識能力を駆使して戦果を挙げていた模様
遺伝子検査くらいはしたんじゃね?
まあでも仮に変態仮面がナチュラルだと知ってたとしても
ザフトのトップエースがナチュラルでは都合が悪いから
黙殺したんだろうけど
そろそろ次スレ立てたほうがいいんじゃないか?
>>975 デュランダルは別に協力してたわけではないと思うが。
私見だがクルーゼの絶望の深さを知るだけに、
間違っていると分かっていながら止められなかったと言ったところではないだろうか。
さて、次スレ行ってくるか。
フラガの男と同じステータスになるコーディネートを受けた亜種といえば桶
自分PSPで無理だから
>>985さん頼みます
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| もう埋め体制にはいっていいのでは?
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i } 'i | | ヾミミ;三三;;ミミミ
ミi ,;=-、,,_i _,, -''; |r'i i _,ィ''"'' ヽ;i イi,ニンミミ
l~l 'ェァン ,<ェュ': },ィ| | ィ=‐' ヽi | i|jミミ
lf | |i〈 | ,ノ /彡
{ i ,i .、 .;'、 〈}ノ | ::. i,ミ:;ミミ
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| 982氏が乙であったことだし、そう思えるが・・・・・・。
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梅笹さささささささささささささささささささささささささささ笹笹
産め
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|| (・∀・(()|| || (=|i=@) || ()),,゚Д゚),|| < おい、このロンド・ベルは埋めを必要と
|| /=|=@)|| || | | [[l, | || /=i|=@) || | いるんじゃないのか?
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄[二二二二二二二二] ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
.'∵` | | ̄ ̄=| ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ‖;;;‖  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |◎ / /\ ̄`、/\ ̄`、  ̄ ̄
|  ̄ ̄ ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ | ̄二i ̄
‥∴ | || ___ || ̄ ̄ ̄ | ̄二i ̄
| || |××|_||,, || \,|| ̄~~ヾ:、 | ̄二i ̄
>>992 このAAは色々応用が利きそうで好きだなw
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イ , {' | i |' , |:: :::| ,' , , /| ,' ,' !|!
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イ /| `i ! 'i,,エ=:-;=-:;-ッ //イ/r=7ク / /
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ハ ', ト、 i ヽ ヾ丶 |:::. ,.",ィ' !}
,/ ヽヾヽ ト、 ヽ ヽ、 ';: ,.ィ' ; ハ リ、_
ヽ. '、!、ヽヾ.、ヽ\ ____,.' /ノ , ' / >'! `ヽ-、. __
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スレは埋まるのになぜ俺の凸は埋まらないんだ…
ぼうやなのに……
ええい!まだ、埋まらんのか!!
梅さん
1001 :
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