もしも、CCAアムロが種・種死の世界にいたら35

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278427 ◆ZSVROGNygE
「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「いやぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ソートンを撃った兵士は、ジュリオのジェガンのバルカンで吹っ飛ばされる。そこにダガー部隊が襲いかかってきた。

「ちっくしょぉぉぉ!!マユ来い!」

そう言うと、シン君はマユちゃんの手を無理矢理引っ張り、量産型νガンダムに乗り込む。そして動かし始める。馬鹿な。

「後ろにいるんだ!」
「お兄ちゃん。ひっくもういやだよぉ!」

マユちゃんは泣くことをやめない。そしてシン君は再び叫ぶ。

「くっそうぉぉぉぉ!!!!あんたらがぁぁぁぁ!!」

ビームが放たれ、陸上部隊が吹っ飛ばされる。

「ここからっ!!ここからっ!!消えてしまえぇぇぇぇ!!!!」

叫ぶと同時に、攻撃をしてきたダガーに反撃を加える。ダガーは1発目こそ避けたが、半ば錯乱して乱射してくる量産型νの攻撃に対処しきれず、彼の激情が込められた攻撃を受け撃破された。

「うおぉぉぉぉ!!!!」

ようやく南部戦線を通過してきた遊撃部隊に、シン・アスカの精神的爆発が伝わる。

「この感覚は!!いかん!」
「これは・・・!憎しみの感情が、意識を変える!!駄目だ!」

シャアが気付いたように言葉を漏らす。そしてアムロが叫ぶ。2人は同時にシン・アスカの思惟を捉えたのか。レーンもアムロの指示を待たずに急速に速度を上げ、音速の早さで機体を動かして突進する、そして叫んだ。

「シン!!!!!守るんだろおぉぉぉぉ!!!!!」

レーンの絶叫がこだまする。そしてそれは突如として起きた。