保守
(1/2)
アンドレイ「24時間体制とはいえ、深夜の見回りというのはやはり、不気味なものだな……」
シャカ シャカ シャカ シャカ シャカ シャカ ガシャ ガン ガン……
アンドレイ「食堂から? 仕込みにしては遅いし、こんな時間に一体、誰が――まさか、侵入者かっ!?」
シャカ シャカ シャカ……
アンドレイ「手を挙げろ!……え!? あなたこんな所で何してるんですか、コーラサワー少尉」
コーラ「何って、見りゃ分るだろ。料理だ」
アンドレイ「しかも、こんな時間に……お腹が空いたなら携帯食料くらいあるでしょう。第一許可は」
コーラ「食堂のマダムたちには断ってあるから問題ねえよ。てかお前こそナニやってんだ?
……おっと、腹減っててもコレはやらねーからな!」
アンドレイ「要りませんよ少尉、ただの見回りです……お夜食ですか?――うっ!」
コーラ「人様の作ってるモンにそのリアクションはねえだろ? シツケのなってねぇ子熊だぜ」
アンドレイ「だってまたサルミアッキじゃないですか!? ――ということはこれは当然、マネキン大佐への」
コーラ「明日はホワイトデーだからな! スペシャル様特製、サルミアッキ入りマカロンだ!」
アンドレイ「いつもの准将経由のお取り寄せお菓子でいいじゃないですか。何でまたこんな、けったいな」
コーラ「けったいってテメエ、ケンカ売ってんのか? 第一なァ、それじゃ変わり映えしねえだろうが!
分ってねーなぁ、こういうときはな、ひと手間かけとくもんなんだよ!」
シャカ シャカ シャカ シャカ……
アンドレイ「――しかしバレンタインといい、毎度毎度あなたからあげっ放しのような気がするのですが」
コーラ「愛は惜しみなく与えんのが俺様のポリシーなの! こーゆーイベントは一つたりとも逃さねぇぜ!」
アンドレイ「そういうものですか」
コーラ「ホントはデートに誘う予定だったんだけどな、ヤボ用で外出も外泊も許可下りないんだぜココ!?
ありえねぇだろ……ったくアロウズさんは融通がきかねーったらよォ!」
ガシャッ ガシャッ ゴン
アンドレイ「……」
(『あり得ないのはあなたです』とまで言っては流石に失礼だろうか――しかしこの人、一体何しに
アロウズに来ているんだ……?)
コーラ「ついでにお前もこの際、ルイスちゃんにプレゼントの一つもすりゃどうだ?」
アンドレイ「ええっ?! わ、私は――!」
コーラ「そう照れるなって! 顔に『ルイスちゃんとつきあいてぇ!』って書いてあるぜ」
アンドレイ「ギクッ」
(なぜ少尉はこういう時だけ異様に鋭いんだ……そういえば先月、准尉はフォンデュに――)
コーラ「ヨシ決まりだな! 特別に材料分けてやっから、子熊お前、かわりに手伝え!」
アンドレイ「え、あ……ハイ」
* *
コーラ「コレ混ぜとけ。 手ェ抜くなよ」
アンドレイ(結局少尉の言われるまま、手伝うことになってしまった……)
シャカ シャカ シャカ
コーラ「じゃソレ洗っとけ」
アンドレイ(准尉は、喜んでくれるのだろうか)
ジャブ ジャブ ジャブ
コーラ「さて――と、お前の分も入れろよ! オーブンの準備もできたし、今から焼くぞ」
アンドレイ「は、はいっ……」(准尉に差し上げようと思って、毎日渡し損ねているフリスクを――と)
アンドレイ「準備完了です! 少尉」
(2/2)ブーン ブツ ブツ グツ グツ……
アンドレイ「サルミアッキの臭気は毎度のこととして、何か変な音もしませんか少尉」
コーラ「チョイと開けて様子見っか!……おわわぁっ、何じゃこりゃあ?!」
アンドレイ「どうしたんです? ……うわああああああ!!」
* 翌日昼 *
アンドレイ「やれやれ……昨夜は、大変でしたね少尉(ボソッ)」
コーラ「オーブンがカオスだったな! いやーはははははは!!」
アンドレイ「溶岩状のサルミアッキとフリスクを後片付けしたの、殆ど私でしたけどね……」
コーラ「そーだっけか」
アンドレイ「私も不注意でしたがご存知なかったんですか? どちらも加熱すると溶けるってこと……(ブツブツ)
最初からマカロン本体でなくクリームの方に入れておけば、こんな失態はorz」
コーラ「お前が後片付けしてる間に大佐の分と一緒に作り直してやったのは、ほとんどこの俺だぜ。
ま、ともかくホワイトデーに間に合ったんだから、こまけぇことは気にすんなって!!」
アンドレイ「しかしキッチンで悪臭騒ぎを起こした罰として、三日間、出動・訓練時を除き食堂で無償労働とは
……軍人として情けないorz」
コーラ「オイオイそこはむしろチャンスだろJK! ここで張ってりゃ、ルイスちゃんに会えるんだからな!」
アンドレイ「なるほど――いやしかし、この無様なエプロン姿を見られるというのは」
コーラ「たまにゃ目先変わっていいんじゃね? ついでによ、家庭的な姿でもアピールしとけ」
アンドレイ「なんか凄く適当に言ってませんか」
コーラ「おっと、ムダ口叩いてるヒマはねえぜ! 客だ客!」
アンドレイ「ええと、……何にされますか?……ハッ」
ヒリング「ハーイ♪ いつから食堂に転属になったのかしらぁ? コッチの方がお似合いなんじゃない?」
リヴァイヴ「これは……コーラサワー少尉にスミルノフ少尉。料理がご趣味とは」
コーラ「で何にすんだヒヤシンス大尉? ガキはしっかりメシ食っとけよ!」
リヴァイヴ「リバイバルですよ少尉。まあ――貴方に覚えろと言うつもりもありませんがね」
アンドレイ(もう嫌だこの人たち……orz)
コーラ「んじゃ俺、ちょっくら大佐の部屋にコーヒーと食後のスイーツ、出前行ってくっからよ!
あとは任せたぜ! イヤッフゥ〜〜!(退場)」
* *
アンドレイ「えっ……ちょっと少尉?! 私を一人にするんですか?! ……ふぅ」
(ほんとに勝手というか、自由な人だな……マネキン大佐はあの人と居て、疲れを感じないの
だろうか)
ルイス「スミルノフ少尉。このような場所で、何を」
アンドレイ(おおお乙女ではないか! まさか少尉、気を利かせてくれたのか?)
「ハレヴィ准尉! ええとですねこれには少々ワケが……じゃなかった、ほほ本日はデザートを
貴女にとっ特別にサービスです!」
ルイス「……マカロン、ですか?」
アンドレイ「フリスク入りです。食後にどうぞ」
ルイス「このようなもの、どうして」
アンドレイ「コーラサワー少尉とゆうべ作ったんです」
ルイス「コーラサワー少尉と、ですか……」
アンドレイ「あの人は食堂の手伝いをほったらかして、マネキン大佐の所へ出前に行ってしまいましたが。
しかし料理というのは難しいものですね、微妙なさじ加減とか……」
ルイス「……サ……、ジ……。沙慈――!?」
アンドレイ「その、今度一緒に、何か――准尉?」
ルイス「うわあああああああああああああん!!(退場)」
アンドレイ「また
>>419,466,469この鉄板ENDか?! 一体いつになったら私は、彼女と――!
ところで地雷多すぎやしませんか准尉ぃいいorz」
保守
ブシドー「敢えて言わせてもらおう、バーベキューの季節ageであると!」
ビリー「食パンがカビりやすい季節sageだよ」
コーラ「大佐の誕生日あっからめでてえ月でageなんだよ!」
ageんけどな
ブシドー「さて、バーベキューを始めるとするか」
ビリー「陣羽織着たままやるのかい?臭いついちゃうよ?」
ブシドー「それもそうだな…脱ぐとしよう」
ホーマー「仮面をつけたままやるのか?油で汚れるぞ」
ブシドー「それもそうだな…外すとしよう」
ソーマ「あんな金髪のイケメン、アロウズにいたか?」
アンドレイ「さあ…スポンサーの意向か何かじゃないですか?」
ルイス「……(スポンサーの意向でこいつを左遷できるかなあ)」
ルイス「ちょぉっと、規制でおくれちゃったけど、私の驕りよっ♪」
無敵艦隊初優勝おめでと〜
ソーマ「今年のワールドカップは白熱したな」
アンドレイ「そうですね。いい試合が多かったと思います」
ルイス「やっぱ無敵艦隊こそ最強にして至高wwwフヒヒwwww」
ブシドー「我らがアメリカも惜しかったんだがなあ!4年後が楽しみだ!」
ビリー「確かに今後のアメリカは強豪に肩を並べることになるかもね」
カティ「パトリック…そんな隅っこで体育座りなんかして、何をしているんだ?」
ホーマー「今年はサンマが不漁らしいな…サンマ定食は中止せざるを得んか」
>>480 ホーマー「仕方ない、今年はサンマの缶詰定食にしておくか・・・」
カタギリ「どこまでも日本にこだわるわけですね叔父さん」
ブシドー「初志貫徹!それでこそもののふなり!」
コーラ「どうでもいいからうまいもん食わせて下さいよ〜秋はトリュフだって言ってるっしょ司令!」
ホーマー「ああ、トリュフか…ほれ」つトリュフチョコ
コーラ「いや、こっちじゃなくてですね…」
ブシドー「いらないのか?では私がいただくとしよう」モグモグ
コーラ「あっこらてめー俺のチョコ食うな!」モグモグ
ビリー「叔父さん!彼らパイロットなんだから、甘いものあんまり与えないでってば!」
ホーマー「カツオも不漁だと…!?」
ホーマー「仕方ない、カツオのタタキ定食はおかかふりかけご飯に変更だ」
コーラ「なんか最近、どんどんメシがショボくなってきてね? ねーねー司令、そろそろヤバいんすかアロウズー?」
ホーマー(ギクッ…)
カティ「口いくら何でもが過ぎるぞパトリック、厳罰ものだ」
ビリー「やれやれ君は毎度のことながら、穏やかじゃないねえ」
コーラ「だって大佐ぁー、外に食いに行くなってんだから、せめて中でうまいもん食わせて欲しいっすよ!
大佐とお食事デートに行ってもおkってんなら、毎食ふりかけだろーが鰹節丸かじりだろーが我慢しますけど」
カティ「貴様は言うに事欠いて、まったく――司令。この馬鹿者には後ほどきつく言い聞かせておきますので、この場は・・・」
ホーマー「実際、食事内容に関しては隊の士気にも関わることだ、善処しよう――しかしどうしたものか、この異常気象は」
ブシドー「いやいや司令、いかなる困難に直面しようとも、それに耐えてこそ武士! しからば私は、MY鰹節削り器を所望する!!」
ビリー「また君もありきたりじゃ済まない人なんだから、もう・・・」
ビリー「イワシは豊漁らしいですよ、おじさん」
ホーマー「では、なめろう定食をメニューに採用しよう」
コーラ「イワシっつったらオイル漬けか酢漬けでしょ普通」
ルイス「グリルしてもフライにしても、いいつまみになるっすよwww」
ブシドー「では早速バドワイザーの手配を」
ホーマー「仕事中の飲酒禁止!」
486 :
通常の名無しさんの3倍:2010/09/20(月) 00:26:52 ID:n3BnuWjM
あげ
グッドマン「ええぃ!今日の夜食はこれだけかあっ!」
グッドマン「オクトーバーフェスト楽しみですな!」
ホーマー「それ以上、そのビール腹を育ててどうする気だ…」
大使「すいません。今度から、お世話になります」
ホーマー「またエンゲル係数高そうな奴が…」
デカルト「食べますよ。イノベイターの真の食欲、知りたいんでしょう?」
>>492 ホーマー「シャーマン大尉はほっとくとメタボりそうだから、できるだけ不味い飯を与えておけ」
技術士官「アイサー」
コーラ「Trick or treat ! オイなんかよこさねーとデータ飛ばすぞォ!!」
ビリー「おやおや、いきなり何だい?」
コーラ「来週は作戦あっから、繰上げで今日食堂でハロウィンパーティだってよ司令が。俺とブシ仮面に余興やれっ
つーんで、コスプレついでに美味いモンたかりに来てやったぜ。 んで、壊していいんだよなぁ、コレ?」
ビリー「それはちょっと、穏やかじゃないねえ――仕方ない。ここは本場からお取り寄せのドーナツで、手を打っちゃあ
くれないかな?」
コーラ「よっしゃああ! おいドーナツゲットしたぞお面!!」
ブシドー「ええい、この面では見にくくてかなわん!――あえて言おう、Trick or treatであると!! この私に茶菓など
不要、新型を所望する!!」
コーラ「あっテメェぬけがけかよ! 俺も新型―!!」
ビリー「君までかいグラ――いや、ミスター・ブシドー、我慢弱いのは分かるけど、新型はもう少し待っておくれよ。
しかし本物のカボチャでジャックオーランタンとは、随分と気合が入っているね。いつもの君ならこういう行事は
断固辞退のはずが、いや珍しい」
ブシドー「我等二人、さすがに司令に頼みごとが過ぎたようだ……」
コーラ「今までお取り寄せした分、給料から天引きするか仮装するか選べってよぉ。で、こーなったワケだ。つーか
払いきれねえ」
ビリー「君ら一体、どれだけ」
ブシドー「つまり君の叔父上はなかなかの策士だということだカタギリ! 今宵は恥を忍んで彼奴と道化を相務めるが、
視界が悪いゆえパーティーの時間までこちらに詰めさせてもらうぞ」
ビリー「好きにしてくれて構わないけど、巨大なカボチャの詰めるラボってのは、少々手狭でなんとも言えない
趣きがあるねぇ」
コーラ「お前いつものお面は、恥ずかしくないのかよ――ま、勝手にしろ。 俺はオトコ臭ェラボなんざ真っ平ゴメンだぜ、
これから大佐のトコ行ってくっから!! あばよ!」
>>494 ◇ ◇ ◇
カティ「パトリックか? 入れ」
コーラ「Trick or treat! 甘〜いキッスかイタズラさせて下さい、大佐!!」
カティ「はァ!? ……貴様何だその、格好は」
コーラ「オオカミ男っす、キマってるでしょう? ホラ肉球の感触まで完全再現! 今日の俺様は人呼んで、
ワンワンアーミー!!」
カティ「……」
コーラ「あれ? どうしちゃいました大佐?」
カティ(完全に、犬ではないか……誰の差し金かはさて置き、この御し難い肉球とモフモフの衝動を、私は
どうすればいいのだ!?)
コーラ「ねぇ、早くしないと、イタズラしちゃいますよ〜」
カティ「……」
コーラ「大佐……?」(やべ、怒らせちまったか?)
カティ「――お手!」
コーラ「は、ハイっ!!」
カティ「ナデナデ)よしパトリックいい子だ、退室を命ずる。私は忙しい」
コーラ「え〜〜!? キッスは?」
カティ「貴官の手にあるものは何だ」
コーラ「あぁ? ……サ、サルミアッキ……」
カティ「フッ、確かに菓子はやったぞ」
コーラ「そんなぁ!! 俺このタメに綿密にプランを練って来たってのに……」
カティ「この私を謀ろうとはいい度胸だが、残念だったな。さあ行け」
コーラ「作戦失敗、負け犬っす……orz′(強制退場)」
◇ ◇ ◇
カティ「ふぅ……何とかもち堪えたが、危うく全力でモフモフしてしまうところだった///」
◇ ◇ ◇
ビリー「で結局、ドーナツも食べるんだ」
ブシドー「腹が減っては戦ができぬ! もう一つ貰うぞカタギリ」
ビリー「僕の分を残しておいてさえくれれば――ところで君がこの仮装を選んだのには、何か理由が?」
ブシドー「元の面を取らずに済むものを司令に希望した。ドラキュラ辺りを腹積もりしていたのだが、まさか
更に面を被るような仕儀に相成るとは、意外であった……モグモグ」
ビリー(シュールな光景だなぁ……というか、外さないんだ)「オオカミの彼もかい?」
ブシドー「如何にも司令の指示だ。フッ、中々に皮肉が利いている」
ビリー「叔父さんも辛辣というか、当て擦りというか――しかしマネキン大佐はともかく、あの彼じゃあ
無理だろうねえ」
ブシドー「人呼んで『カティ・マネキンの犬』――だが、ガンダムを倒す為イノベイターの走狗と成り果てた私に
彼を哂う資格など、実のところあるまいがな」
ビリー「……君としては心中いささか複雑、といったところかい」
ブシドー「サンマと目黒はアロウズに限るなあ!」モグモグ
ビリー「それサンマじゃなくてオイルサーディンだよ…」
ブシドー「えっ!?オイリーな魚=サンマじゃないのか!?」
ビリー「…あと、目黒って地名だから。アロウズに限るって表現おかしいでしょ」
ブシドー「えっ!?目黒はこの小粒なライムのことじゃないのか!?」
ビリー「それ、すだち…って君、そのおかしな知識は一体どこから仕入れたのかい?」
ブシドー「カタギリ司令に教わったんだから、間違いはないはずだぞ」
ビリー「…………」
ブシドー「サンクスギビングデーだ!ターキーを所望する!」
ビリー「ああ、七面鳥なら叔父さんが恩赦を与えて解放されたらしいよ」
ブシドー「堪忍袋の緒が切れたァァァァァァァ!!!!!」
ソーマ「やはり冬はボルシチに限るな…」
アンドレイ「火鍋もいいですよ」
コーラ「いやブイヤベースだろ常識的に考えて」
ホーマー「ちゃんこ鍋は譲れんな」
ルイス「あー、コシードが恋しい…」
ブシドー「…君たち、チリコンカンに何の不満がある!?」
全員「「「「「不満しかないな…」」」」」
ビリー「今日のドーナツ盛合わせは、とろなまドーナツ…ってこれ要はババロアじゃないか!」
ブシドー「ドーナツ形にする意味がサッパリ分からんな…」
ブシドー「今年もこの味気なく貧相なリゾットを食わねばならんのか…」
ビリー「まあまあ、どうせ暴飲暴食の年末年始だったんだろうし、文句言わずに…」
ブシドー「せめてパンチというかインパクトというか…胡椒でも足したいな」
ルイス「ミスター、よろしければどうぞ」つフリスク
ブシドー「合う…のか…?」
ビリー「やめなよグラハム…いくらなんでもそれは無茶だよ…」
カティ「確かにこの七草粥とかいうのは味気ないな…」
コーラ「大佐には俺謹製スペシャル七草粥をご用意しましたよ! 」
カティ「嫌な予感しかしないが、まあ聞いてやる」
コーラ「えー、七草の内訳は
*ローズマリー
*ルッコラ
*バジル
*チコリ
*イタリアンパセリ
*アーティチョーク
*エンダイブ
これらにワイルドライスをサフランでブイヤベース仕立てにしました大佐ぁ!」
カティ「ソレスタルビーイングもお手上げなくらい衝突しそうな面子だな…」
ビリー「さて、クリスピークリームにドーナツを買いに行くか…」
ブシドー「だっ、駄目だカタギリ!」
ビリー「えっ?なんでだい?」
ブシドー「だって今はバレンタイン限定商品が並んでいるんだぞ!?君には刺激が強すぎる!」
ビリー「えっと…君は僕のことを何だと思っているのかな」
ブシドー「好きな女と同棲していたにも関わらず手を出せず、挙句に他の男に
目の前で奪われて、腹いせにアロウズに来たんだろう?」
ビリー「……だいたい合ってるね……」
age
ブシドー「あげと言えば…おばちゃん、きつねうどんを所望する!」
食堂のおばちゃん「あいよ」つ細切りの油揚げが乗ったうどん
ブシドー「関西風…だと…」
ブシドー「食堂のユッケは大丈夫なんだろうか…」
ビリー「…食堂でユッケが出てくる時点でアウトだろうね」
ほしゅ
ビリー「やっぱりおやつはピーナツバターとジェリーたっぷりのサンドウィッチだねえ」モグモグ
ブシドー「いやいや、やっぱりおやつはピザだなあ」ムグムグ
ビリー「やっぱりおやつにはルートビアだよねえ」ゴクゴク
ブシドー「ああ、やっぱりおやつにはルートビアだよなあ」グビグビ
カティ「誰だ、おやつ休憩を許可したのは!?」
コーラ「就業規則に書いてありますよ大佐ぁ〜」つ社員手帳
カティ「なん…だと…」
ビリー「おばちゃん、ドーナツ盛り合わせ一つ」
おばちゃん「あいよ」つ豆乳焼きドーナツ
ビリー「な…ナニコレ…」
おばちゃん「健康診断前だからこれに差し替えるようにって、司令の指示でね」
ビリー「えーっと…つまりグッドマン准将を痩せさせればいいのかな」
”冷やし中華はじめました〜♪”
ビリー「叔父さん…じゃなかった司令の日本びいきも、相変わらずだねえ(ズルズル」
ブシドー「夏の風物詩と聞く――なかなかに涼味がある(ズルズル」
コーラ「でも大佐、ナンかおかしくないすか、モニターのCM……(ズルズル」
ビリー「何でも21世紀の冷やし中華のCMソングらしいんだ。珍しい資料映像を見つけたからって叔父、いや司令が」
カティ「――気にせず食べろ(ズルズル」
コーラ「え〜!? だって大佐……」
カティ(いいから黙れ!)
リント「おや? カタギリ司令の意向に異を唱えるというのですか。事と次第によってはタダではすみませんよ、
コーラサワー少尉」
カティ(余計な事を言うからややこしいのが来たではないか、この馬鹿者め!)
コーラ「ホラCMソングの歌詞っすよ! 冷やし中華作ってる間にヨメがホストにハマったとか隠し子キターとか
何のネタだよってか冷やし中華のCMになってんのかってか(ズルズル」
リント「フン……本当にあなたという人は、特別メニューのイメージソングですら、色事ばかりが気になるようで。
全く、どなたかのシツケの程がうかがわれるというもの(ズルズル」
カティ「(ムッ)それは失礼をした。 指導が行き届いていないゆえ転属は時期尚早と再三辞退したはずが、
全く、どなたかたってのご推挙で、思わぬ恥をかくことになりましたよ(ズルズル」
コーラ「??(ズルズル」
ブシドー「この流れであえて言おう! 冷やし中華のハムの量を減じあまつさえ食中毒さえ起こす店主こそ
言語道断であると!(ズルズル」
ビリー「僕は知らないところで保険金をかけられたりホストと逃げられるあたりがどうにも笑えないよ……(ズルズル」
アンドレイ「准尉、私も自分なりにこの歌詞を考察してみたのだが(ズルズル」
ルイス「なんでしょう少尉(さっきから周りがうるさくて味がわからない……それともフリスクの食べ過ぎだろうか)(ズル」
アンドレイ「この歌の終盤に唐突に挿入された
絶え間なく起こる 民族紛争
なぜ人は傷つき 傷つけあうのだろう……
の部分に司令の真意がこめられているのではと思うのです。
我々が肩を並べ冷やし中華を食している間も常に世界に目を向け、恒久平和の実現に思いを致すべきで
あると――! (ズルズル」
ルイス「…なるほど。さすがスミルノフ少尉(ズル」
カティ「それでいい。貴官もそう思っておけ、パトリック(ズルズル」
コーラ「ただのネタだと思うんですけどねえ……まー結局のトコ、メシがうまけりゃ俺はどーでもいいんすけど(ズルズル」
カティ(たとえカタギリ司令の思い違いと判ったところで、ここで指摘することに意味があるとは思えん。
それより今はさっさと食事を済ませて、あの厄介な男からこのバカを遠ざけねば……)(ズルズルズル
>>509 リント「これはこれは……グッドマン准将まで食堂にお越しとは珍しい」
グッドマン「新メニューと聞いてはじっとしておられんからな。しかし何やらユニークな歌じゃないかね諸君。
これもカタギリ司令のユーモア、余興の一環だろう――
そんな事より貴官ら、マヨネーズを大量にトッピングすると一段と美味だぞ!(ズルズル」
リント「なるほど、さすがは准将(ズルズル」
ルイス(うっ……カロリー高そう……)(ズル
コーラ「お、ホントっすね准将! 大佐もいかがですか? スープの酸味がマイルドに――あれもう
食べちゃったんすか。え? これから士官室でコーヒータイム? あっ俺もお供します今スグ!!(ズルズルズル退場」
ブシドー「和食にマヨネーズなど邪道! 真のサムライなら一味唐辛子をこそかけるべきだ!!(ズルズル」
ビリー「邪道とは穏やかじゃないねえ。食堂のお品書きにも、お好みでどうぞって――経済特区日本の一部地域では、
今もそうしているようだし(ズルズル」
ブシドー「免許があると言った!! 武士道は赤く燃えているかーーーー!!!!ドウリャアアアアア(ドバー」
ビリー「ちょっと待っておくれよグラ――もとい、ミスター・ブシドー!? 僕の分まで君色に染め上げないで――
うわあああああああああああorz」
アンドレイ「ミスター・ブシドーと席が離れていて助かった」
ルイス「……(免許はないけど、私もスポンサー権限でフリスクメニューを提案しようかな……ゴクリ)」
アンドレイ「ハレヴィ准尉、あまり食事が進まないようだが」
ルイス「ハッ申し訳ありません。すぐに済ませますので(ズルズル」
アンドレイ「いや、食べるのが惜しいという君の気持ちはわかる。日本食というものは実に、彩りが美しいな」
ルイス「……(あなた達がうるさいだけですとも言えないし)(ズルズル」
アンドレイ「具の配列など日本のキモノを思わせるものが――准尉?」
ルイス「…き、もの…」
アンドレイ「キモノに興味があるのか?」
ルイス「あ、ああ……いやああああああああああーーーーー!!!(退場」
アンドレイ「このオチ
>>419,466,469,472は私が登場する限り続くのか?! そろそろ言ってくれなきゃ
避けられないじゃないかーーーーー!!」
ブシドー「夏はやはりバーベキューに限るなあ!」
カタギリ「火災報知機鳴ってるよ、グラハム」
ブシドー「聞く耳持たん!」
ブシドー「もう秋か…そろそろ奴に連絡しなくては…」
ジョシュア「ほう…天然もののサーモンとは、アロウズ様は景気がいいねえ」
ブシドー「宛先は食堂、請求先はアロ…」
ジョシュア「いつも通りでいいってことだろ?んじゃ手配かけとくわ」
ブシドー「頼んだぞ、フラッグファイター!」ジュルリ
コーラ「ジビエの季節ですよ大佐ぁ!」
マネキン「ああ、まあそうだな…って何だそのマタギみたいな格好は」
コーラ「じゃ、一狩り行ってきます!」
マネキン「狩るな!」
グッドマン「戦果を期待するですぅ」
マネキン「するな!」
ルイス「火災報知器が鳴っている…そうか、サンマの季節か」
ほしゅ
保守
浮上
食堂で販売する桜餅はどっちタイプですか?
ホーマー「梅雨入り前にバーベキューをしなければ…」
ブシドー「AEUの作戦指揮官に、人革連の超兵まで招集か。さすがはカタギリ司令、対応が早い」
ビリー「お世話になります、叔父さん」