ガンダムSEED　逆襲のシン・アスカ　EPISODE X�[

ガンダムSEED DESTINYで主人公の座を追われたシン＝アスカが
今度こそまっとうな主人公として返り咲く！

シン主役の種死アフターについて語り合い、ＳＳを投稿し、職人をＧＪ！するスレです。

荒らし煽りは徹底スルー、職人さんへの敬意を忘れずに。

前スレ
ガンダムSEED　逆襲のシン・アスカ　EPISODE X�Z
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/shar/1210252329/

まとめページ：
ガンダムクロスオーバーSS倉庫
ttp://arte.wikiwiki.jp/

>>1乙！

スレ立てお疲れ様です

asanohosyu

新スレにやたら粘着する阿呆がいる所から来たのでここは癒されるなぁ

>>1乙！！

>>5
まあ匿名掲示板なので避けられない事ではある。ネタは無いけど水だけ差す奴とか

>>1乙

>>5
延々と面白くも無いネタ繰り返す奴とかも自重しろって思うよな

>>9
そう思う奴が多数を占めれば自然と無くなるから、気にしなくて良い

>>9
くれぐれもダガーナイフは持つなよ

>>11
面白くないぞ

最近は該当スレに誘導されてもスレ違いの話題を続けるのが多いからなぁ
その点ここは超優良スレだよ

ウケ狙いに見えたのか？それとも俺達は、>>9=>>12を楽しませる為にこのスレに居るのか？

さてそこでちこっと皆様にお聞きしたい。
正直私は怖い
駄菓子歌詞！全身全霊の勇気を振り絞って皆様に聞いてみる
なぜならば！俺の勇気は無限だからだ！

まあそれはともかく、お嬢さまはつるりーんですよね？
ミナさまはなかなかにご立派ですよね？
ではあとのヒロイン候補二人、エコー７とコニールはいかがなもんでございまへけぼっ！

達？
なんだ、面白くも無いネタ繰り返す奴ってのが気に触れちまったか？

>>16
日本語を正しく使え、出来の悪さがバレるぞ

>>16
お前さあ、一人も同調者が出てこない理由ちったあ考えれば？

エコー７は普通なんじゃないかな。鍛えられた軍人の女性の体型って解らないけど。
コニールは貧弱だろうね。生活環境が過酷だから。乳房ってのは脂肪組織だからねえ

コーディネーターの女性だとやはり顔と同じくらい体系の方にもこだわるんだろうか？

綺麗な顔のピザ女は好きですか？

まあ、肥満になりやすい遺伝子は抑制されてるんじゃね？

注文つけられる見た目じゃないって自覚はしてるぜ。

ところで、エコー７はコーディネイターなのか？

遺伝子操作をしてよがしてまいが、地球も宇宙も上流も下層も含めて
肥満できるほど食糧事情が良いとは考えにくいってところじゃないかな。
ＧＳＣ氏の前作では、「クライン派のファクトリーじゃ天然素材の飯が出た」
なんてヒルダの台詞もあったわけだが。
まあ我が世の春だった頃のラクシズも過度な贅沢美食にかまけてたとは思わないけど
地球圏の大部分の食糧不足・飢餓を　現　実　と　し　て　把握していたかどうか…
だから、だ、お嬢もコニールもエコー7も悲観する事はないと思うのだ。
むしろ貧ぬーこそ力でありステータｓゅ、な、か、かラdaが膨れポひゃ、が（パﾁｭン

「…威力は良好のようですね、専用装備として生産ラインに乗せてください」
「お、お嬢様…いくらＧカイザーといえど携行式サイクロプスなんて…」

完全に虐殺用の装備じゃねーかｗｗ　あーでも、ゲリラだったので手段選べませんでした的な
言い訳が揃えば、多分お嬢様は使うんだろうな……

ふと気付いたんだが。世界各地に物資を援助できる力を持ってて、モビルスーツとかその他兵器、
兵器外の生産部門まで持っており、護衛の為の戦闘チームも組織している。一方、生体ＣＰＵの
開発も手掛けており、人間の記憶や人格を書き換える技術を備えている。

ダイアモンドテクノロジー社って、かなりヤバくね？

もうサイバーダイン社なみのヤバさですよね

いいえアンブレラです

>>28
それだといつの間にか潰れてそうだがw

じゃあドクーガくらい

任天堂で

じゃあ似たようなのの集まりのネオロゴスはどんだけやばいとこなんだ？

PS２版宇宙戦艦ヤマトの難易度くらいやばい

>>32
そのネオロゴスの魔女達いわく、「ちょっかいは出せるけど、最後は便乗して小遣い稼ぎしかできない」
「ボケる前に世界を裏から操ってみたい（笑）」

>>9＝>>12＝>>16＝前スレ末期の粘着＝自称クルーゼの埋め荒らしじゃね？
独り善がりな態度に総スカンという事例が起きた後によく出没するから…

あいつもよくやるねー

前身のロゴスもジブリが暴走を押さえられないほど微妙だったしねぇ

大丈夫。今回はロゴス自体が暴走気味

そのうちどこかの誰かがプランＡに興味を持ってプランＡ部隊が作られたりな

金時のシン

そんな事しそうな奴は、今ライゴウガンダムの前に突っ立ってるから大丈夫だ

>>1乙
コノすれノ継続ヲ祝福ス

ライゴウガンダムを見てアストレイはもう全部無かった事にして打ち切れと本気で思いました。

プランＡ部隊……パイロットは量産されたシンですね、わかります。

でもライン作る前にＧカイザーに潰されるとオモ。
お嬢様の欠点はあれを理解してくださらないところと発育不良で今後も見込みがないｔ

ちょ、待ってください！ 生身にＧカイザーナックルは、やめｔ(グチャ

そうだ！ハロに対抗して小型のプランＡを開発すれば………

どうですか？お嬢様、新商品の小型のプランＡ……
お、お嬢様！話しを最後まで聞かないから発育が(ry
グシャ

新スレ立て、お疲れ様です。

まったく、何故皆お嬢様の良さを理解しないんだ？
あの発育不良っぷりが良いんじゃないか！

あれ？ お嬢様、私は貶してなんていませｎ

みんなレスが無ければ俺の嫁なんて消極的な事をしてるからダメなんだよ
本当に欲しいならここは花束を持って自分から直接出向くべきなんだよ


それじゃ行こうか、プランAの元へ

今までいくつの名もなき研究員の大して尊くない命が奪われたんだろう

お嬢様、胸なんてただの飾りです
お嬢様は偉いからそれがわから
生身にカイザートルネードはエネルギーの無ｄ

こうして日夜名も無き研究員を生贄にして研究開発が進められているのです。

来たれ更新、GSCカイザー！

19氏も来たれー

お待たせしています。投下は明日の予定です。

明日が楽しみなんだぜ

GSC氏も19氏も何でこんなにも速筆なんだ！

うっほほーい！きゃっほーい！お嬢様バンザーーーイ！！

研究員ってさ、絶対に美人の嫁さんと可愛い娘がいるよな。

新スレ乙です。

近日中に、投下します＞＜

>>57
何その死亡フラグ、ＧＳＣ氏が早速本編に採用しなすったらどうすんだｗ

…なるほど、デスノートか
お前は次に「俺、この戦いで生き残ったらあいつに告白するんだ…」と言う！

>>57
たしかに……某マンガの子熊のミーシャみたいに家族に意外性がありそうだな

>>57
それを言われて思い浮かべたのは、あずまんが大王の木村先生だった。どうしてくれる。

>>57
しかしプランA最高！などとのたまう研究員に引かれる女性はいるのだろうか
奴はなんとなく「女なんてこの回路の美しさに比べれたら・・・」みたいな感じかと思ってたw

いや、趣味の分野を除けば理性的で良い人なんだよ、彼は……。
大体、研究員Aの発言が非人道的だったり、道理に合わなかったりした事があるか？
カイザーだって、プランAだって、ディスティニー２だって、
見た目は兎も角内容的にはとても正統派じゃないか。

のべつまく研究やらの話しをまくし立てる研究員を静かに見つめながら微笑んでるような女性なんだよ。きっと。
で、そんな感じなのに何かうまく行ってて助手あたりは首をひねっていたりするわけさ。

羨ましくなってきたからフテ寝する

助手「（違うーーー！　僕の知る限り∀が何度月光蝶をフル発動させようが
　　　　　プランＡの正式採用はねえーーー！！）」

ルクレツィアだって北条に惚れてたじゃないか。

ロックだって何故かセリスを落としたじゃないか

つまり、まんまあずまんが大王の木村先生か

>>58
オッケエ待ってたカモンカモン

実は奥さんも娘もオタ、ゲフンゲフン……漢の夢を理解できる人なんだよ！

……同じ穴のムジナ、かもしれんが。

機能美と造形美は別なんだろ。
るろ剣の外印が言ってたような気もするが。

でも木村先生は性癖を除けば実に良い先生だぞｗ
しかも人格者だしｗｗ

神絵師さん、ここで研究員のビジュアル化に挑戦するなよ？絶対するなよ？ｗｗｗ

べ、別に家族揃っての写真の図なんか見たくないんだからねっ！

>>66
奥さん「まぁ確かにプランＡ、今のはやりじゃないわねぇ　でも
　　　　 ほらＵＣのザクがＣＥでまた出てくるみたいに、なんかこう一周したりするのよ
　　　　 私は時代とずれてるかもー」

とりあえず犯罪の可能性がある故、研究員を警察に通報しておこうか

　青い菱型が3つ横に並ぶ、ダイアモンドテクノロジー社のマークを描き込んだタイトル
画面が消え、機体各部のカメラが周囲の映像を映し出す。脱ぎ捨てた作業着を脇へ蹴飛ば
した少女が纏う、青とライトグレーのプロテクター兼トレーススーツに光が走り、両肩、
両膝、両足首、腕、肘に幾何学模様が輝く。
『認識中……診断プログラムの終了まで残り10秒、9、8……』
　右目を覆うゴーグルが薄暗い機内で淡い光を放ち、壁面からせり出した機械が両肩と両
脚にクッションを触れさせ、3センチほど後退した所で停止した。髪をアップにした少女
が目を開くと同時に、コクピット内部を照明が照らし出す。
『Ｇカイザー起動。現在、システムに深刻なエラーが発生中。メイン出力47.5％』
「避難して下さい」
　外部マイクを介してそう呼びかけ、アズラエルは目の前に持ち上がったグローブに両腕
を差し入れた。重苦しい駆動音と共に視界が上がっていく。

「カイザーが出るぞ！ 道を開けろ！」
　企業のマークが描かれたトレーラーが、従業員と街の住民を乗せて劣悪な舗装が為され
た道路からはみ出して土煙を上げる。開いたコンテナから立ち上がっていく全長35ｍの巨
人が、ビームガンとカメラを備えた両眼でそれらを見下ろす。
「直ぐに攻め込んできた機体を割り出せ！ 俺も指揮車に行く！」
　ＭＳとは根本的に異なる、重厚な横幅を持ったＧカイザーを見上げた研究員が、拡声器
を使って叫ぶ。逆三角形の大型ロケットブースター、全身に計６基装備された光波防御帯
発生器、後頭部などに接続されたケーブルが安全に外れるのを確認し、ヘッドフォンの通
話スイッチを入れた。
「お嬢様、先程の攻撃はロケット砲によるものです。高機動化著しい最近のＭＳ戦では、
余り使われない武器かと」
『どこに攻撃を受けたのです？』
　拡声器を脇に抱え、息を切らして装甲が為された車両まで駆け込む研究員。落ち着き
払った少女の声を聞きつつ、自分のＩＤカードをドアコンソールに通した。
「住宅街の目の前です。しかし……我々の施設を真っ先に壊すと思ったのに。敵は！？」
　最後の言葉は、既に車内に入ってレーダーをチェックする後輩と、社の警備部隊に属す
傭兵に対し向けられた。２度目の爆音が車両を揺らし、天井のグリップを掴む。
「市街地の一角を破壊しました！ 死傷者は不明！ 敵機の詳細が出ましたが……先輩、こ
れはまずい相手ですよ！」
「ディン、か……！」
　周辺地形図に、南側に３つの赤い光点が表示されている。脇に小さなグリッドが生まれ、
『AMF-101』の文字が書き込まれて機体の正面図が添えられた。
「旧型機も良いところだが、これは……車を出せ！ お嬢様、聞こえますか！」

　地響きが起こる。指揮車の左窓からＧカイザーの右足を見上げた研究員が、車内の通信
機器で呼びかける。
『聞こえています。敵機のデータは？ 住民の方々の避難状況はどうなっているのです？』
「東地区へは職員が近づけません。敵はディンが３機で、ＭＳはそれだけです」
　スピーカーから少女の小さな笑い声が響く。
『その旧型ならば、私でもお相手できるでしょうね』
「それは……わかりません。とにかく会敵して、何か攻撃を仕掛けてみなければ。或いは」
　歯切れ悪く返答し、研究員は顎に手をやる。未舗装の路面を走る車の中で、後輩が置い
たボールペンがデスクから落ちた。
「飛び立つ前のディンを襲えれば、何とか」
『自信が無いのですか？ 貴方の開発した機体でしょう……周辺クリア。跳びます』
　先程とは違う爆音が、再度指揮車を揺さぶる。ドライバーがハンドルを握り締め、アク
セルを踏み込んだ。青白い噴射炎と共に、土煙をもうもうと立たせたＧカイザーが、夜空
へと飛び去った。飛行はできないが、いわゆる大ジャンプである。
「先輩……光波防御帯もありますし、装甲も従来機とは段違いなんですよ。何を心配して
るんですか？ ディンなんて、どの攻撃だろうと当たれば大破させられますし」
「当たればな。元々、相手の上空を飛び回る為の機体なんだよ、ディンは」
　表情を曇らせた研究員が言葉を続ける。
「忘れたか？ お嬢様はド素人なんだ。ケンカの駆け引きが上手いだけで」

「クソ！ 遊んでやがる！」
　手近な荷物を持ち、子供の手を引いて逃げる人々。外付けしたロケットランチャーで、
彼らの逃げ道を塞ぐ3機のディン。モノアイが頭部のレール内を動き、光る単眼が暗闇に
焼きつく。ダイアモンドテクノロジー社のマークが入った作業着に身を包む数人の男達は、
助けを必要とする彼らに近づけないでいた。
「やるしかない……お嬢様にＧカイザーでブン殴られるか、ロケット弾で吹っ飛ぶかだ」
「どっちにしろ死ぬのかよ！？」
「この状況で『命令』を無視して、生きて帰れると思うか！ お前、何年社員やって……」
　パニックを起こしかけた彼らの頭上を、青白い巨大な光が通り過ぎる。左足の踵を崩れ
かかった建物の屋根に引っ掛け、Ｇカイザーが着地した。ロケットで破壊された建物が倒
壊し、土埃の中で両眼と６ヶ所の防御帯発生器がライトグリーンに輝く。
　何の警告も予備動作も無く、Ｇカイザーの眼から放たれた２条の細いビーム光が、舞い
上がる粉塵を切り裂いた。最も近くで破壊活動に勤しんでいたディンを狙ったそれは、惜
しくも外れる。鮮やかなバックステップで攻撃を避けたディンが、そのまま空中でフェイ
スガードを下ろして羽を広げ、耳をつんざくジェットエンジンの音と共に宙へ浮く。他の
2機も素早く倣い、三角形に陣を組み直した。

『解りました。お嬢様……敵機は最新式のＯＳと、サポートＡＩを使っています』
「なるほど、まずいですね。光波防御帯はどれほどアテに出来ます？」
　ゴーグルで覆われた右目。その瞳の動きを追って青い光点が踊り、メインモニターに映
るスラスターの軌跡がマークされ、モニター下のレーダーに表示される。相手の強さを見て
取ったアズラエルが、言葉とは裏腹に微笑んだ。
『ディンの兵装は機銃、ミサイル、ショットガン。ミサイルはともかく、弾を大量に広範囲に
バラ撒く2つの装備が、防御帯を一番消耗させるのです』
「破られますか」
『ええ、一気にパリンと壊れるわけではありませんが。チッ……せめて出力が100％なら。
ああ駄目だ！ あれを使ったら街が消し飛ぶ！』
　通信モニターの向こうで髪を掻き乱し、頭を抱えて思考を落ち着かせようとする研究員。
そのアイデアと開発能力で社に貢献する彼だが、こういう時の瞬発力に欠ける。
「落ち着きなさい。一番の危険に直面しているのは私であって、貴方では無いのですから」
　スラスター光とマーカーが動き回る様を見遣り、少女は目を細める。まだ攻撃をかけて
来ない。Ｇカイザーは今までに無い類の兵器であり、向こうも作戦を練っているのだと推
測できる。ただし、このまま睨み合い続けるわけは無いが。
『れ、連合軍基地へは既に連絡を入れ、部隊が向かっています。それまで何とか持ち堪え、
かつ市街地への被害を最小限に出来れば……』
「わかりました」
　アズラエルが頷き、身を屈めて拳を握り込む。Ｇカイザーがボクサーのように身を引き、
両腕を折って胸の前で構えた。３機のディンが一斉に散開し、スリット越しに光る単眼が
尾を引いて猛禽のようにＧカイザーの頭上を包囲した。
『エネルギーの半分以上を防御帯に回せば、回復力と総火力が拮抗する筈です！ その状態
で街から少しずつ離れればっておおお嬢様アァ！？』
　踏みしめた両脚をバネのように伸ばし、Ｇカイザーが脚部機構のみで跳躍する。背部の
ロケットブースターが各所展開し、有り余る推進力が機体を突進させた。戸惑ったように
一瞬固まる敵機だったが、すぐさま追い縋って機銃を撃ちかける。Ｇカイザーが目指すの
は、正面にいた１機のみ。
　他には目もくれず、弾丸を浴びた後方の光波多層防御帯が震えて細波のような輝きを発し、
防御帯に着弾したミサイルの破片が噴射炎に巻き込まれた。
『ちょ……何を！』
「頑丈で大きいだけの鈍い機体を前に、敵が何を考えると思いますか。彼らは街を襲いに
来たのです」
　慌てふためく研究員を尻目に、左上の後方モニターを見るアズラエルは、時折身体を左
右に振る。全速前進する巨大なＧカイザーが断続的にサイドステップし、後方のディンも
機体を揺らした。機銃弾や散弾は、無論避け切る事が出来ない。ただしその多くが防御帯
の外周に散らばってしまえば、力場の損耗を最小限に抑える事が出来る。

　加えてＧカイザーは『鈍く』、ディンは『速い』。Ｇカイザーのステップに追随する為、
高出力、高機動過ぎるディンは無駄な旋回を重ね、銃口がブレる。
　アズラエルは、Ｇカイザーの性能に頼り切って戦っている。しかし頼り切るという言葉
通り、機体性能と受容可能なリスクを知り尽くしているのだ。
「そう……そうです。此方へおいでなさい」
　防御帯越しの被弾に、機内とプラチナブロンドが揺れる。赤い警告ランプに少女の笑み
が変容した。親指を不定期に押し込み、両眼のビームガンでディンを狙い続ける。

　ＭＳを４機搭載出来る分銅型の突入ポッドが大気圏の摩擦熱で赤く染まった後、星が瞬
く夜空に投げ出された。底部と周囲に配置されたスラスターが小刻みに吹かされ落下角度
を微調整し、分厚い雲へと落ちていく。
「突入直前の磁気嵐によって、降下ポイントが僅かにずれました。ガルナハンの連合軍基
地から……6kmほど東に離れた場所へ向かっています」
　バスターノワールを介して突入ポッドを制御するエコー７の声が、ポッド内の3機に伝
わる。ツェドに搭乗するベル、グフイグナイテッド・ランドタイプに搭乗するディー、そ
してザクウォーリアに搭乗するシン＝アスカが、状況を認識して短く返答した。
「市街地への落下を防ぐ為、限界までスラスターを使います。ハッチ開放から着地までの
時間が短いので、注意して下さい」
『大丈夫ですかね、この陸戦グフ。着地と同時に崩壊したりして……』
『地球へ降りるのは初めてです。ずっと、プラントの領内にいたから』
『市街地の傍か。連合軍の部隊や、民間人の施設、車列は無いんですか！？』
　各員が思い思いの感想を漏らす中、モニターに映ったシンが焦りと共に問いを発する。
彼に頷いたエコー７が、別の画面を呼び出して視線を走らせる。
「降下現場付近に施設は見当たらず、いえ訂正します。戦闘と思しき光を確認しました」
『市街戦をやってるのか！』
「地図を出します。……戦場自体は、市街地から急速に遠ざかり、峡谷へ向かっています。
くっ、降下ポイントが割り出せない！」
　眉を寄せ、コクピット脇のケースから引き出したキーボードを素早く叩く。しばらくし
た後、エコー７は俯いてかぶりを振った。
「スラスターを最大出力で噴射させ、軌道修正しつつ離脱します。巻き込まれるか、足を
取られれば大破の危険があります。ハッチ開封まで10カウント！」
　3人の、大なり小なり緊張を伴った返答を聞いた後で、エコー７は開放キーを打ち込む。
落下と横滑りを続けるポッドの外周に光が走り、炸薬で爆破されたドアが四方へ飛散した。

　後方から撃ってくる2機には目もくれず、目の前の敵のみを執拗に狙い続けるアズラエ
ルのＧカイザー。その前進が不意に鈍った。

　追随する２機のディンも急制動をかけ、追い越してしまうのを防ぐ。被弾をまるで考慮
していない機体なので、後ろを取られる事だけは避けねばならない。結果、不必要に減速
し、またチャンスを逃さず防御帯を突き崩そうと、不必要に接近する事になる。
　両腕で前面をガードするＧカイザーの胸部に、破滅の輝きが生まれたのはまさにその時
だった。ロケットブースターの左右端がそれぞれ逆方向に噴射をかけ、足部に地面が擦過
して火花を散らしつつ、その巨体がスピンした。胸部が開ききり、回り切る前から放たれ
た拡散ビームの巨光が、峡谷の崖に当たって岩肌を溶かす。回転の勢いに任せて扇状に
薙ぎ払うビームに、２機のディンが巻き込まれた。
　翼が焼き切られ、機銃と散弾銃の弾装が爆発して頭部のフェイスガードが吹き飛ぶ。手
足の関節部を超高熱で焼かれ、光の嵐の中で全身を痙攣させる。多目的ランチャーの誘爆
によって機体が跳ね飛んで、２機の残骸が崖に凭れるようにして墜落、停止した。
　瞬時に味方を失い単機になってしまったディンを、360度旋回したＧカイザーが睨みつけ
る。右腕付近に螺旋状の光が生まれたかと思うと、爆光と共に肘から先が飛んだ。高度を
上げ峡谷から逃れようとするも、まさしく虚を突かれたパイロットの反応が僅かに、しか
し致命的に遅れた。ぎりぎりでかわそうとした瞬間、手甲部のスラスターが噴射され、飛
拳が軌道を変える。何重もの防備で守られた必殺の拳が、ディンの股間に減り込む。
崖下に下半身を置き去りにし、上体だけが崖上の台地に転がった。

『……お嬢様って、素人ですよね。本当に』
「勿論です。プロフェッショナルならば、もっと効率的に戦うでしょう」
　よどみ無く答え、少女は息を吐き出した。機体のダメージレポートに目を移す。前と後
からの攻撃を受け止め続けていた為、出力の上がり切らない防御帯は消耗し、周囲に細か
な粒子を散らし、表面に波のような光を絶えず走らせている。
　防御帯を抜けた攻撃により、機体表面は細かな焦げ跡や擦り傷が刻まれていた。
「ん？ レーダーに反応……ＭＳが、4機！ 新手？」
　短く言葉を切り、少女は上を向く。カメラが切り替わり、夜空から降りてくる4つの光
を映し出した。
『１機がバスターノワールである事を考えると……おそらくミハシラですね』
「そう、なら良かっ……」
　言いかけた少女が固まる。通信を求めている事を示す光が左端に灯った。グローブから
手を抜いて、スイッチを入れる。黒髪、白い肌、真紅の瞳を持った男が表示された。
『他に敵は』
　見るなり回線を遮断し、アズラエルは視線を泳がせた。
『出ないんですか？ お嬢様』
「この姿を見られる訳にはいかないでしょう。だって、シンにとって私はか弱い保護対象。
そのイメージを崩す事になれば、将来の計画が……」

『……はあ』
　はっきりしない返事と共に、研究員は頬を掻く。その姿に苛立ったかの如く、アズラエ
ルはアップにしたプラチナブロンドを解き、髪を空調になびかせる。
「街に戻ります。通信機の故障とか、理由はつくでしょう」
『了解。お疲れさまでした、お嬢様。連合軍が来る前に終わりましたね』
「帰ってその旨も報告しましょう。不可抗力であり、正当防衛であったと」

「……駄目だ、行った」
　崖下に降りたツェドが脚部のギアを入れ替え、昆虫のような歩き方で２機の残骸へと近
づく。油断なくビーム突撃銃を向けるシンのザクが、モノアイを左右に動かした。
「何だったんです？ 今の」
『公式データベースによれば、ダイアモンドテクノロジー社製の重機です』
　ディーの陸戦グフと共に崖上を陣取っている、バスターノワールのエコー７がそう答え、
シンは肩を竦めた。巨大で幅広な逆三角形のロケットブースターを吹かして離脱していく
Ｇカイザーを見送る。
「あれの何処が作業機械ですか？ どう見たって兵器ですよ、恐ろしく高性能の」
『ついでに言うと乗り手も中々です。まだ粗削りですが、磨けば光る逸材でしょう。今の
内から友人にしておきたいですね』
　ディーの軽口に笑い、シンはツェドに通信を送る。
「パイロットの安否を確かめよう。連合軍に引き渡すのが決まりだから」
『はい、アスカさん』

『市街地を襲撃したのは、ザフトの機体だったな？』
　前後に２基ずつ推進ジェットを備え、鳥から骨格だけ抜き出したようなＭＳ用輸送機が、
峡谷に沿って飛ぶ。その腹部に４機のダガーＬが抱え込まれ、バイザーを青く輝かせた。
『間違いありません、少尉。しかし、あの内の１機はＧＡＴの派生機ですが』
『知っている。バスターノワールだろう……ミハシラ軍所属だ。海賊のな』
　声の主は、皆一様に若い。コバルトブルー一色に塗装されたダガーＬの左肩には、ライ
トレッドのマークが刻印されている。銛のような片矢印が胸側に伸び、右側に綱を思わせ
る逆Ｓ字が描かれただけの、シンプルなデザイン。
『奴らがプラントと取引した所で、何も不思議な事はない。攻撃を実行する』
　分厚い雲が、強風で吹き払われていく。輸送機から切り離された４機のダガーＬが、崖
上に降り立った。ふり注ぐ月光に、左肩のマークが血のような輝きを放つ。
『プラントとザフト。地球圏にとって悪血であり膿でしかないこれらを滅ぼさない限り、
平和は訪れない。それらの殲滅は、連合軍に所属する俺達コーディネイターの使命だ』
　風が唸り、砂塵が夜空の下を舞う。訪れた静寂は、ＭＳの歩行音によって再び破られた。

今回は此処までです。

ザフトプラントとも50人とも別系統のコーディktkrって事でおｋ？

>>84
ＧＪ！！
それにしてもか弱い保護対象って…ｗｗｗ

>>86
お嬢様にとってシンはか弱い保護対象ってことだろ？
何も間違ってないじゃないん？何で急に空が曇っくぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ

GJ！
しかしコーディネーターは何処に居ようと感情でうごくな

あれまあ何というか、現地住民にとっては命の恩人の救世主、
社会やマスコミからすれば金的のシンに続く新ヒーローの登場に他ならないわけで、
ＤＴ社の特殊重機を駆るパイロットの正体をめぐる取材の過熱化は避けられないだろうな。
オレも早速現地に飛んで聞き込ｍあれ地震ｋ（ﾂ―――――――――――――――――――――

ｱｽﾞ子惚れたわ、GJ！
街が消し飛ぶ武装ってなんざんしょ？


５メートル位の人型に可変できるコアユニット欲しいな＜Gｶｲｻﾞｰ

GJ
アズ子が可愛すぎる。さすが正ヒロインの1人ｗ

か弱い・・・？保護対象・・・？HAHAHAご冗談をお嬢様は既に胸以外はご立派なし(ｸﾞｼｬ

くそ、最近のこの場所は死体ばかりじゃないか……

GJです!!
お嬢様TUEEEEEEEEEEEEE!!
惚れ直しましたｗｗ
…でも、か弱いのはお嬢様ではなくて、お嬢様の胸で(ｼﾞｰｶｲｻﾞｰ

何だかまた暗雲が立ちこめてきた感じですね…。
エコー７のバスターノワールといい、ベルのツェドといい、ディーの陸グフといい、これからどういう戦闘をするのか楽しみです。
更新頑張ってください!!

まったく、地雷ばっかでGJ言うにも一苦労だぜ
GJ

しかし、将来の計画とはなんぞや？
アズ嬢がか弱いイメージなんてシンは持ってなi（ｒｙ

まだ殺りたりないと言うのか！？
ＧＪ！
しかし旋回したから「揺れる」とかあるかと思ったら足りないから揺れn(ﾍﾞｷｬ

か弱い保護対象？
お嬢様、御冗談はその胸だ…
ん？あれはカイザーブーメラ（

多少マジレスめいた事を言ってみると、前作で何度か直接対面して以来、
ロゴスの流れを汲む軍需産業のトップだという事を除けば
まあ上品で清楚なお嬢さん、くらいの印象は持ってもらえてると思う。
しかし本作の狂人シンに異性へのまともな興味がそもそもどれだけ残ってるか知れんし、
むしろ人々を守る為に戦ったＧカイザーには素直に敬意を表してパイロットに会いたいと
言い出す可能性も十分にあるわけだが、そうなった場合アズ子はその辺を
隠し通す手段を考えているのだろうか？胸のサイズとは訳が違うのｄ（ﾋﾞﾁｭ

……こ…ここまで…か…これだけ…頃されれ…ば……そろそろ誰か…
ユーレイ…となって…物理攻撃…回避してレ…ス…つけ出して……も……（ｶｸﾝ

>>90
いや、むしろＧカイザーがコアユニットに変形しても良いなぁ。

お嬢様「くぅ、このままでは・・・。」
私「大丈夫です。こんなこともあろうかと、行けっ、Ｇバァァアアドッ！」
お嬢様「いったい何を？」
私「お嬢様！スーツの胸部パーツのボタンを押して下さい！」



あ〜、駄目だわ。これは潰されるわ

おまえら、あんまペタンコペタンコいってやるなよ
アズ子の年齢的に考えてまだペタンコでもおかしくないんだからさ

何歳だったっけ、アズ子？

お嬢様は１６歳ですね。
年齢的に言えば貧乳確定でs(ｺﾞｷｬ

うん。なんだかエロいことになってるのはすっごくよくわかるんだ。
けどさ

『チッ……せめて出力が100％なら。 ああ駄目だ！ あれを使ったら街が消し飛ぶ！』

あのバカまだ何か仕込んでやがんのかw

キャラデザが提示されたら早速補佐官の演説を組み込んだらしき（？）
ＧＳＣ氏の事だからまさかほんとにサイクロプス級の武器を…？

バリアで守るべきモノを挽きつぶすのはよくある話ではないかと

光波防御帯を広域展開して周囲をなぎ払う。つまりはコジマ的なものですね

>>105
ナデシコですね

いや、マクロス的なピンポイントバリヤー大爆発かも……。

>>108
柿崎ぃぃぃぃ!! じゃなくて Dィィィィィ!!になるんですね。 分かります。

どいつもこいつも潰された端から復活しやがって……

素晴らしい雑草魂だな!!　葬儀屋いらずだ!!

>>100

うむ、お嬢様の洗濯板で潰されるならほんも・・・え、ちょ、Ｇカイザーは・・・

正直言うと、ワクテカして待ってた敵がただのディン３機だったのがなあ。

デルタフリーダム対Gカイザーとかが見たい。

>>112
戦いにもならないだろ

>>112
この作品では量産機が結構強い扱いされてるからディンもそう馬鹿に出来んぞ。というより量産機は量産機の持ち味を最大限に生かす戦いをしてるんだろうな。



第一この段階でフリーダムなんて持ち出したらパワーインフレ起きそうだし。

頭の中でＯＰを想像してみた
最後はＧカイザーを中心に運命�Uが手のひらに乗ってＧガンポーズ周りはミハシラ軍
目の前には５０人の精鋭部隊
誰か映像化してくださいｗ

>>115
昔、ＯＰの楽曲は何が良いかなんて話してたこともあったね。
俺は魂響が頭から離れなくて、脳内で映像化してたわけだがｗ

>>115
シン、ヒロインのポジションじゃねーかwww

ソウルテイカーなんかもでたっけか？
運命�Uには色々と良くあってる曲だと思ったな

>>115
Ｇカイザー30ｍオーバー程度だから手のひらは無理だろ
それよりも運命�Uをお姫様抱っこする男らしいＧカイザーの方が絵になｒ（ﾋﾞﾁｭ

>>102
ってことは盟主王、二十歳でアズ子を生ませたのか
アズ子はあのある意味偉大な親父のことをどう思ってるんだろうな・・・

>>120

アズ子「私もあと４年ですわ……ウフフフフ」

では？（笑

って、コテ消し忘れた・・・(汗

逃亡・・・・・・（びちゃ！

とっ…とうとう職人さんからも犠牲者が……ッッ

さすがお嬢様！
栄養が胸から戦闘技術に回っただけのことは……

あれ？ Ｇカイザー？ え、な…んで霊体な、のにＧカイザータイフーンが……
幽霊が 潰さ、れｒ(ギャリギャリギャリ

>>121
「あの紙ヒコーキ くもり空わって」
CD持ってます、大好きでした！！

なあ……いつからここの芳香剤って血の匂いに固定されたんだっけ？
あとこの死体の山どうにかしないと……お嬢様にも困ったものだよな、どんなに殺しても事実は事実。
貧乳ってこともかわらないのに。まあベル子もだけｄ(ぐじゃめきぐわしゃ

あ、ツェドが飛んでったー

ツェドが地上を歩ける事にびっくり

>>127
ツェドならわざわざ行かなくても狙い撃てるだろ。

ベルって貧乳だったのか。昔の記憶だと普通だったような気がしたんだが…
というか過去に投下された、ベルのイラストが見たいです…
クロスwikiには掲載されてないだよなぁ

今のところ私欲・私用目的からシンの股間と生殖機能の独占と酷使を目論んでるのがアズ子とミナ様、
三歩くらい遅れて少し意識してるくらいのがベル子とエコ子って感じかな？

問題はその前者の二人が強すぎると言うこと。
二人ともニコニコしながら権謀術数をしてくれそうで困る。

ところで、あの戦いから十年後シンが政界に入るなんて話を考えてるんですが、
このスレ的にはいかがでしょうかね？

挑戦するというならば、俺に止める権利は無い！超がつくほど高難度だとは思うが

ＴＶから十年後にまだ「政治」ができるほどの文明が残ってるか
甚だ疑問ではあるがwktk

君がそれを頑張ると言うなら、応援するしかないじゃないか！

その後に敵に寝返るんですね？

５、平和の国からの脱出者


「でも、先生もいいかげんね……」
　ポツリとビールを片手に司令は呟く。見た目はシンと同じ年くらいだが、どうやら大西洋連邦の法でアルコールの摂取が認められる年齢には達しているらしい。
「そうですか？　俺は助かりましたけど」
　そんなくだらない事を思い出しながら、シンは餃子を食べる手を休めて応える。少なくとも味気の無い病院食よりはこちらの方がよっぽどいい。
　アスランが帰った後、シンが空腹を訴えた。丸一日寝ていて何も食べていないのだから無理も無い。
　それに対する医者の応えはというと、『外で食って来い』であった。
　病院の鍵を司令に預けて当人はさっさと家に帰ってしまったらしい。医者の対応としてはどうかと思うのだが、あの場で誰も医者には逆らえなかった。
　シンの症状が『脳震盪と極度の疲労が重なっただけ』であり、起きた後に再度の検診でも異常は無し。若いんだから食って寝れば直ると、実にいい加減極まりない診断結果を頂いたのだ。
　司令とサイがくっついているのは、騒いだ罰としてホテルまで送っていけと医者から厳命されたからしい。
　サイは完全にとばっちりだ。
　実に奇妙な二人連れだとシンはつくづく思う。そして、２年前にオーブでキラ・ヤマトの手を握った時と同じに、殺しあっていた連合士官と共に食事をしている事を奇妙に思うのだった。


　一方そんなシンを見ながら、司令は病院で医者から聞いていたある話を思い出していた。


「麻薬中毒？」
　医者の言葉に、司令は眉をひそめる。
　古来より軍と麻薬は切っても切れない関係があり、それはＣ．Ｅとなった現在でもまったく変わりは無い。麻酔薬や強化薬、あるいは恐怖を打ち消す為に薬物は今でも軍隊では使われている。
　もっとも、だからと言って軍人がそれを全肯定している訳ではない。少なくとも司令に関して言えば、薬物の使用に眉をひそめる程度の良識は持っていた。
「あのシンって子が？」
　だとすれば、惨い事だと司令は考えた。
　だが、そんな司令に医者は首を横に振る。医者が気が付いていた事実は、司令の考えの斜め上を飛んでいたのだ。
「少し違うな、２点ほど」
「違う？」
「あの小僧から薬物反応は検出されなかったよ。ただ……、あの小僧の神経細胞そのものがまるで薬物中毒患者のように衰弱していた。現在はだいぶ回復しているがな」
「どういう意味？」
「さてな。わしの知らない未知の薬物か、単純な病気か……、ただ」
「ただ？」
　口篭もる医者に、司令は鋭い目を向ける。
　そんな司令に医者は此処だけの話しだがと前置きをした上で、自らの知っている話を聞かせる。
「此処しばらくだが、コーディネーターに同じ様な症例が多発しているらしい。医者の間の噂で、一般には知られていないがな……」
　どういう意味だろう。
　医者の言葉に司令は考え込む。司令の頭の中で幾つかの仮説が浮び上がり消えていく。脳裏に桃色の髪のお姫様の姿が思い浮かび、次に戦死した妹の残した手紙を思い出す。
　あまりにも馬鹿馬鹿しいがありえるだろう仮説が思い浮かび、司令はそれを振り払うかのように首を横に振った。
「ま、覚えておくわ。ありがとう、先生」

　司令はぼんやりとラーメンを啜るシンを眺める。
　こう見ているとどこにでもいるごくごく普通の少年だ。とてもではないが、一騎当千のエースパイロットなどには見えない。
　まして、麻薬中毒患者などとはありえないだろう。
　司令のそんな視線に気が付いたのか、シンは司令を不思議そうに見つめ尋ねてくる。
「どうかしましたか、俺の顔に何か？」
「ほっぺにご飯粒が」
「あちゃ……」
　慌てて右のほっぺたに付いていた炒飯のご飯粒をとる。その仕草も本当にごく普通の少年だ。
「そう言えば……」
　ほっぺたについたご飯粒を取ると、シンは何かを思い出したかのように二人の軍人に尋ねる。
「さっき、オーブ出身者とかなんとか言っていたが、あんたらもオーブの出なのか？」
　その質問に、司令は違うと答える。
「私は生まれも育ちも大西洋連邦よ。でも、サイ君がね」
「え？　あ、ああ。俺はオーブ出身だよ。４年前に飛び出したっきり一度も帰っていないけど」
「４年前……？」
　サイの言葉に、ふとシンはまず最初に内心で安堵の溜息をつく。４年前なら、少なくとも２年前のザフトの攻撃で逃げてきたわけではない。
　実に身勝手な考えだとは思う。戦う以上は巻き込まれる人がおり、どう言い訳し様とも自分はそれに荷担していた。
　それを受け止めなければならない立場なのに、そうでないと判ると安堵するのだ。
　そんな自分の内心に僅かながら嫌悪感を感じながらも、それと同時にふと気が付く。４年前なら自分と同じ境遇なのではないだろうかと……。
「なあ、サイさん。あんたもしかしてオノゴロ島に……」
「いや、違う。俺はヘリオポリスコロニーに住んでいたんだけど……」
「ヘリオポリスって、あの？」
　その名前ならシンも良く覚えている。当時はニュースなどロクに見ないガキであったが、アレだけ大々的に騒いでいれば嫌でも覚えている。
　たしか、ザフトの攻撃で潰れされたコロニーだったはず。結局サイも市民を守るはずの国に、アスハに守られず国を追われたのだろうとシンは思った。
　一方のサイもある事に気がつく。シンの情報はある程度知っていたがそれはザフト時代のものだ。
「シンもオーブ出なのか？」
「いや、俺は移住したばっかりでしたけど……、戦争に巻き込まれて……」
　サイにある種のシンパシーを感じはじめていたからだろうか、シンは普段なら答えないかお茶を濁すような事を口にする。
「オーブで戦争……」
　その言葉にサイはある一件──自分にとって忘れられない過去が思い出す。
　オーブの関わった戦争は４年前の大西洋連邦のオーブ解放戦と、２年前のザフトのジブリール討伐の２回しかない。後者ではありえない以上は前者であり……。
「あの時、市民の避難は完了していたって聞いたけど」
　アークエンジェルのＣＩＣ席で、サイは確かにそう聞いたのだが……。
「そんなの嘘っぱちだっ！　あの時はっ！」

　思い出す、まともに避難誘導もされず港まで逃げようとする家族。無残な姿になった両親、片腕だけがこの世に残った全てだったマユの姿。そしって、自分と同じ様に家族を失い悲嘆に暮れる避難民。
　どの程度の規模で避難誘導がされていたのかはシンには判らない。だが、全員避難などとんでもない。覚えている限り、かなりの数の民間人が砲火に巻き込まれていた。
　その光景は今でも思い出せる。そして、思い出すのは怒りと哀しみ、そして悔しさ。
「本島は知りませんけど、オノゴロ島は逃げ遅れた人が大勢いましたよ。俺の家族もそこで……」
　その言葉に、サイは４年前の事を思い出していた。あの時、自分達が英雄気分でいた時、足元ではそんな事が……。
　仕方ない、とは思う。自分はあの時も今も一兵卒だ。
　自分のできる事など限られているのは、この４年間で痛いほどよく知っていた。仮に時を遡ったとしても、何かできるはずも無い。
「そうか……、ごめんな、シン」
　それは判っている。だが、それでもサイはシンに謝っていた。犠牲は仕方ない。だが、そう割り切りながらも割り切ってはいけないものがあるからだ。
　一方、謝罪を受けたシンは思わず慌てた。
　確かに彼等は大西洋連邦の軍人だが、自分と同じか自分より少し上程度にしか見えない二人が当時の戦闘に直接関わっていたとは考えていなかったからだ。
　仮に関わっていたとしても上の命令が絶対の軍人であり、オーブ侵攻を彼等自身が決めたわけではない事だけは確実だ。
　連合に思うところが無いわけではないが、個人的に謝罪されるような事だとも思っていない。
「サイさんが謝るような事じゃないですよ。もう過去の話ですし」
　シンはそう言うと、自らの中で生まれた感情を抑える。
　少なくとも、シンはこの二人の連合軍人に好感を抱きつつある。彼等が関わっていない事件まで彼らに八つ当たりをする気は無いし、できればこの二人は好きで居たかったからだ。


　この時、シンは気がついていなかった。
　青年の過去と、今まで感じることのできなかった何かが、シンの中で再び目覚め始めている事に。

「サイ君、ショックを受けてるのかしら？」
　シンをホテルに送り基地に帰る自動車の中で、司令は運転中のサイに軽い調子で尋ねる。
　普段からそれほど話すタイプではないが、今のサイは明らかに普段よりも口数が少なかったからだ。
　そんな司令に、サイは憮然と答えた。
「ええ、なぜか夕飯代を全て奢らされましたから」
　たしかに、何故か支払の全てをサイがする事になり、顔見知りの金髪で浅黒い肌の店員には『おい、デートか？』などとからかわれたりもした。かなり欝だ。
　だが、そんなおどけたサイに、司令は今までと違い少々冷たい目を向ける。
「汚れる覚悟が無いなら、軍人なんて辞めなさい。役に立たない兵士なんていらないし、私の部下になった以上は二階級特進なんて認めないわよ」
　その言葉に、サイは一瞬憤慨しかけ、次に苦笑いをする。
「違いますよ。ショックを受けてないわけじゃないですが……」
　隠すほどの事ではない。どうせ、彼女は自分の経歴を知っているんだと、サイはあっさりと答えた。
「やっぱり、俺にとってあの頃は特別なんですよ。アレがどれだけ馬鹿な真似だったかって今は分かっていて……。いや、分かっているからこそ自分が許せないんですよ」
　自分たちなら何とかできる。自分たちが何とかしなきゃいけない。そんな信じられないほどの思い上がりの中に、自分たちはいた。
　この無茶苦茶になった世界、その一端は確実に自分にあるのだ。
「結局は誰かの思惑に乗った、只の戦争だった。考えていたようで、状況に流されていただけなんですよ」
　ぎこちない苦笑いを浮かべる。それでも特別な戦いであって欲しかったという願望が無かった訳ではない。だが、先ほどのシンの過去を聞いてそれすらも砕け散ったのだ。
「足元が見えていなかったんですよ。それがわかる場所に居たはずなのに」
　その結果がこれだ。同じ船に乗っていた人たちの墓に参ったのは、結局自分とあと一人。忙しいからではない、これない立場と言うわけでもない。結局はあの時は状況に流されただけで、墓に参った一人を除いて覚悟も考えも無かったというだけなのだろう。
　そんなサイに、司令は少しだけ表情を緩める。
「ま、それがわかっているならもう馬鹿なことはしない事ね。私は辞めるって言う人間を止める気は無いから」
　あっけからんと言う司令にサイは苦くない笑みを浮かべると、素直に感謝の言葉を口にする。
「すいません、司令。愚痴を聞かせてしまって」
「ま、貸しにしといてあげるわ。考え無しの子供だったって自覚できただけマシでしょう」
「きついなぁ……」
　さすがに顔を顰めるサイに、司令は冷たい表情を隠すとおどけた言葉をかける。
「あら、それじゃあ『この胸で泣きなさい、サイ君』とでも言って欲しい。それとも『それを決めるのも、貴方です』とでも考えを誘導してあげましょうか？」
「どっちも高くつきそうだから遠慮します」

　シンは久方ぶりの人とのふれあいに疲労したのか、部屋に入った途端ベッドに横になる。
　幸い、数日分前払いで部屋を取っていたので、ホテルの部屋が無いと言う事はなかった。
　どうやら荷物も無事のようだ。もっとも、大した荷物もないので物取りにも無視されただけなのかもしれない。
　このまま眠れば久方ぶりに気分よく眠れる気がするのだが、さすがにそうは言っていられない。
　シンはノロノロと起きだすと、部屋に備え付けの電話を手にとり、懐から手帳を取り出す。まず最初に出てきたのは司令の名刺……って、何時受け取った、このキャバクラの名刺のようなシロモノは？
　とりあえずシンはその名刺を見なかった事にして、手帳に書いてある電話番号をコールする。
　大分夜もふけていたはずなのに、電話は時を待たずして繋がる。
「はい、、こちらジェス・リブルですがどなたですか？」
「俺です、シン・アスカです」
「俺って知り合いは……、って、シンか。お前どこ行ってたんだ！！　約束の時間に来なくて心配してたんだぞ！」
　電話の向うで、“野次馬”と悪名高いフォト・ジャーナリストが叫び声を上げる。その大きすぎる声に顔をしかめながらも、シンは謝罪の言葉を口にする。
「悪い。ちょっと事故に遭って今日まで入院していた。約束をすっぽかしてすまなかった」
　厳密には、バナナの皮にすべって転んで脳震盪なのだが、それはさすがに口にしない。言った途端、何を言われるか判ったものじゃない。
「入院って……大丈夫なのか！？」
「ああ、大丈夫。それより頼まれていた取材の件だが……」
　シンが何かを言いかけたその時、電話の向うからドタバタとなにやら騒音が聞こえてくる。数人の叫び声やら怒声のあと、電話に出てきたのはシンの知らない声であった。
「もしもし、シン・アスカさんですね！？」
「え、ええ。そうですが……あん……」
　まだ年若い女性の声であった。聞き覚えの無いその声にシンが疑問符を浮かべる中、その女性は名前を名乗るより先にその言葉を口にした。
「シンさん、あの、“デュランダル議長の遺産”についてお聞きしたいんです！」
「遺産？　って、議長の！？」

　聞きなれないが、無視できない言葉。
　これが、シンの新たな運命の幕開けであった。

終わりです。
お目汚し失礼しました。

前回エロゲ王を押し付けられましたので、十分以内にレスが無ければエロゲ王のエロゲを売り払ってきます。

GJ！！

ああ、間に合わなかったか、アーサーのエロゲ。

そしてＧＪ！　
シンの麻薬中毒に似た・・・ってひょっとして種割れって麻薬中毒に似ているってことなのか？！
続き、楽しみにしています。

GJ
ジェス来たー
そして、シン。そこまでマヌケなことでお前は気絶してたのかよ…

しかし結果的にだが『遺産』に関わることになっちゃったか
また凸達が空気読まずに説得する姿が脳裏に浮かんでくるw

ジブリールの遺産は大体分かるが、デュランダルの遺産は見当もつかんね

ＧJ！
遺産ってやっぱりＭＳかね？

でもってシンの麻薬中毒のような症状……ラクスの電波とかだったりして…
戦後ならプラントの住人全員感染してそうだがｗｗｗ

まぁラクスの歌声にコーディ限定の鎮静作用があるってのはれっきとした公式設定だからなw

「遺産」とな？
１９さんの世界にＧカイザーとかプランAとかは無いのだろうし･･････

どうなるどうするシン・アスカ！
こんな歴史の激動に巻き込まれるなんてまるで主人公みたいだぞ

今>>150の方へ色んな機体が飛んでいったんだが、大丈夫か？

>>150
だめだ、ミンチよりひでぇ・・・
何はともあれGJ！！
デュランダルの遺産・・・
遺伝子における未発表の論文集とか？

5.5、ＧＳＣ様ごめんなさい。

　シンがジェス・リブルの事を覚えていたのは単なる偶然に過ぎない。
　まぁ、ＭＳの取材にＭＳで来て事故にあったあげく派手な脱出劇を演じてみせれば、忘れようと思っても忘れれない。
　その後ザフトを辞め各地を彷徨っていた時に再会して何度か騒ぎに巻き込まれたのだが、それはまた別の話しだ。

　翌日、シンの姿はある喫茶店の片隅にあった。元々ジェスとの縁で取材を受ける気ではあったが、昨夜の電話で聞き捨てならない台詞があったからだ。
「議長の遺産か……」
　少なくとも、シンはそんな物があったという話は聞いたことは無い。
「まさか、ＭＳとか……」
　冗談で口走りながら、もしＭＳだったらとシンは考えてみる。


「きゃああ！」
　黒と白、それに赤で塗り分けられた巨大ＭＳの中で、風変わりな専用パイロットスーツに身をくるんだ金色の髪の発育の遅い胸の薄い少女は悲鳴を上げた。いかに防御の固い巨大ＭＳでも数機の量産型フリーダムの前にバリアも限界を迎えようとしていた。
　元々彼女はＭＳパイロットとして訓練を受けていたわけではない。持ち前の度胸と機体性能でなんとかここまでやってきたが、こうなってしまうと手も足も出ない。
　訓練された兵士ではない、そのメッキが此処ではげてきたのだ。
　金色の髪の貧乳少女は、半分涙目で機体の腕を振るう。並みのＭＳならば一撃で粉砕できる豪腕も、当たらなければ扇風機にしかならない。量産型フリーダムはひらりとかわすと、腕に向かってビームライフルを叩き込む。
　ビームは腕に備え付けられていたブースターを直撃し、爆散させる。これでまた一つ、巨大ＭＳは武装を失った。

　どれくらい、こんな戦いが続いただろう。彼らに嬲るような意思は無いのだが、巨大ＭＳの強すぎる防御力が嬲るようにじわじわと削る攻め方しか許さないのだ。
　武装が、装甲が、出力が削られるたびに金髪の洗濯板少女の精神もまた削られる。
　奥底で眠っていた恐怖心が、徐々に姿を現していく。
　そして、一機の量産型フリーダムが巨大ＭＳの目前でフルバースト形態をとったとき、彼女の精神は限界を向かえた。

「シンッッッッ！！！」

　恥も外聞も無く、涙を流しながら心の奥底に秘めていたヒトの名前を叫ぶ。
　だが、現実は惨酷だ。量産型フリーダムは彼女の悲鳴に構う事無くフルバーストを行う。
　その圧倒的な熱量と衝撃が巨大ＭＳを襲う──前に、左右に分かれ消滅する。
「えっ？」
　その突然の出来事に、金髪の胸より肩甲骨の方が出っ張っていそうな少女は呆然と呟く。
　そこに、そのＭＳは突然出現していた。
　否、信じられないほどの高速でこの戦場に現れ、彼女の盾となって見せたのだ。

　オニギリ型の頭部が陽光を跳ね返しキラリと輝く。たった今ビームの奔流を切り裂いた股間のアロンダイトが雄々しく唸りを上げる。最高速で来たのであろう、尻からは光の粒子が今だに噴出していた。
　誰もがその勇姿に言葉を失う中、そのＭＳから巨大ＭＳへと通信がはいる。

「大丈夫かっ！？」
「シン！」

　金髪のぺちゃぱい少女は頬を赤く染めながら、そのＭＳのパイロットの名前を呼んでいた。


「まさか……」
　ふと、シンは自分の脳裏に突然浮びあがった想像……ってか、妄想を首を横に振って追い出す。
　あまりにも馬鹿馬鹿しい。
　そう思うと、シンは目の前のコーヒーに口をつける。何故だかそのコーヒーは、えらく泥のように不味かった。

　すいません、すいません、すいません、>>150のレスにインスピレーションを刺激されて、思わず書いてしまいました。
　もう二度としませんので、ＧＳＣ様、許してください( ≧∀≦）ﾉ

|∀・）

さよなら、19氏
君はいい職人さんだったが、禁忌を侵してしまったことがいけないのだよ
そう、お嬢様に洗濯板などと言ってしまったことが…

見よ、東方が赤く燃えている
これから、この西方も焼き払われることだろう
このレスを見た方は注意してくれ
禁忌の言葉は洗濯板、まな板、絶壁、ツルペタ、ナイチチ、発育ふりょ（ここから先は赤くて読めない

>>154
オニギリ型の頭部と尻から放たれる光の粒子に吹いたwww
これはGSC�U氏にも19氏の作品のパロディを書いてもらうしかないなw

あと、そこはディステニー�Uの方がかっこいいだろうに何故プランAwと思う俺はこのスレの異端児

ってか、GSC氏のレスはええなｗ

>>157
おいおい、プランＡだってれっきとしたデスティニー�Uだぜ？
本編で活躍してたのはあくまでプランＢだぜ？

>>159
外見に共通点が無いからすっかり忘れてたw
あと何故かデスティニーをディステニーと間違えてしまう orz

ディズニーに脳をやられちまったようだな

>>153
あれ、このアズ子可愛いくないか？
これじゃあまるでか弱い保護対象じゃないか…

お嬢様、偽装表示はやや時代遅れでs

この日、オーバービームにより一人の研究員が肉体ごと姿を消したのであった

>>149
なるほど公式設定（笑）ならしかたないなｗｗｗ

どう考えても敵キャラの能力なんだがなあｗ＜歌声で鎮静作用

やっぱり負債って、キララクが嫌いなんじゃ・・・

敵キャラのスキルだってわからないから素人って言われるんだろうな＞あの肥えたつがい

まああのピンク頭とアイキャッチのグロ画像見る限り、乳の偽装も敵スキルですから
お嬢様は堂々としていれば（どうやら通信が途絶えたようだ

職人さんたちがかわえぇｗｗｗ

プランＡやカイザーはスレを超えて他スレの職人まで巻き込んでるしなｗ

このスレにGJ！

そして、貧乳にＧ(ﾊﾞｷﾎﾞｷﾊﾞｷ

『議長の遺産』が預金とか、車とか、自宅とか、普通の遺産だったら笑うｗ
シンといっしょで周りが勝手に騒いでるだけで、実際は受取人不在のただの財産

>>170
紳助「はいそれじゃあラクス様は、デュランダル前議長の遺産を受け取る事が出来るでしょうか
　　　当法律事務所の見解はぁ」

相続人を故意に殺害した場合、遺産を相続できません
ってかピンクは相続人じゃありません
よって無理

「遺産」呼ばわり自体そもそも憶測と誤解の産物。
真相は渡しそびれたままになっていたレイへの誕生日プレゼント（テディベア）。

>>173
マジで泣けてくる

いやむしろライダーベルトｗ

若い頃のタリアとのツーショットとかだったらもう欝死

ＨＡＨＡＨＡ何言ってんの、テディベアならＣＭ明けから…ｺﾎﾝ、
番組の初めから>>172の席にずっと座ってるじゃないかね。

>>173
種無しのコーディ達の為の遺伝子改造プログラムとかは？
これで結婚統制がひかれてるプラントもそんな事しなくても大丈夫っていう。

5.6、>>175様ごめんなさい。

　シンがジェス・リブルの事を覚えていたのは単なる偶然に過ぎない。
　まぁ、ＭＳの取材にＭＳで来て事故にあったあげく派手な脱出劇を演じてみせれば、忘れようと思っても忘れれない。
　その後ザフトを辞め各地を彷徨っていた時に再会して何度か騒ぎに巻き込まれたのだが、それはまた別の話しだ。

　翌日、シンの姿はある喫茶店の片隅にあった。元々ジェスとの縁で取材を受ける気ではあったが、昨夜の電話で聞き捨てならない台詞があったからだ。
「議長の遺産か……」
　少なくとも、シンはそんな物があったという話は聞いたことは無い。もし受け取る人がいるとすれば息子同然だったレイなのだろうが、すでにレイはこの世にはいない。
「まさか、ベルトとか……」
　冗談で口走りながら、もしベルトだったらとシンは考えてみる。


「レイ！　生きていたのかっ！」
　かつて月で戦死したと聞かされていた親友の姿に、シンは歓喜の叫び声を上げる。
「シンか、久しぶりだな」
　死んだはずの親友は、かつてと変わらぬ口調、変わらぬ姿で立っていた。いや、かつてと違うのは一箇所……、かつては付けていなかったベルトが腰で異様を放っていた。
　本来なら気にするべきでないだろう、単なるファッションのはず。しかし、なぜだかシンはそのベルトに心惹かれるものが合った。
「レイ、そのベルトは・・・」
「シン、お前も気がついたか」
　シンの言葉にレイはニヤリと笑うと、腰のベルトのボタンに指をやる。
「変身」
　その言葉とともに、突如どこからとも無く聞こえてくる電子音。レイの顔になにやら仮面が装着され、赤いブリーフ状のパンツを肩からかけ、股間に輝くお稲荷さん。
　もう、なんと表現したらいいのか分からない変態チックな姿に変わり果てる。
「俺、参上」
「ちょっちょっとまてぇぇぇぇ！！　どうしちまったんだ、レイ！！！」
　あまりの惨状に、シンは心のそこから叫び声を上げる。つーか、酸素欠乏症にでもなったのか？
「俺はこういうのがやりたくて来たんだよ！」
「何がやりたいんだよっ！　レイ！！」
「気にするな、俺は気にしてない。それよりもシン、お前もやるんだ」
「え、俺もって……？」
　レイの言葉に、シンはふと気がつく。自分もレイと同じベルトをしていることに。なぜだろう、そのベルトの紫の部分に心惹かれるのは……。
──だめだ、やめるんだ！
　理性がコレを押してはだめだと言っている。しかし、感情が、いや、本能が指を突き動かす。
　そして……

「倒してもいい？　答えは聞かないけど」
「俺はやられに来たんわけじゃねえ、背負いに来たんだ……。
　だったら、お前にこの拳を当てるだけでいい。

　──抹殺のラァァァァァストォォォォォォォブリットォォォォォォォォ！！！！！」


「まさか……」
　ふと、シンは自分の脳裏に突然浮びあがった想像……ってか、妄想を首を横に振って追い出す。
　ってか、最後関係なくない？　しかもなぜか負けてるし。
　シンは目の前のコーヒーに口をつける。何故だかそのコーヒーは、えらくぬるくなっていて不味かった。

仕事はえーよ

ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。
（´∀｀）調子に乗ってまたやってしまいました。
もうやりませんので許してください。

三( ≧∀≦）ﾉ 逃亡

何考えてんだwww

仕事速すぎだwww

１９氏の瞬発力に俺の何かが噴出したぜ

　　あなた　早いのね

お前らｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

１９氏バカスｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

＞１９氏
とあるスレで>>175だと名乗る職人が犯行声明出してますたｗ
本人は拾ってくれて喜んでるみたいだったけど

ケンコウMADのパクリやんｗｗｗ

>>181
敵前逃亡は許しません

また毒電波を受信したらよろしくね

１９氏最高www
貴方に惚れましたwww

ハジケすぎｗ

あんた、ノリノリだなｗ

1ｗｗｗｗ9ｗｗｗｗ氏ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

飲物口含み法違反者が通りますよ

そして保守

赤野菜ジュース吹いたｗｗ

そして弟に吐血したと思われたｗｗｗ

それにしてもこの19氏、ノリノリである

朝から吹かしてもらいました。GJ！

あーもうｗなかなか学校に行けねぇｗｗ

今日は休め

ええい、逆シンスレの職人は化け物か！

１９氏の執筆スピードはすごすぎる

通常の３倍のスピードで執筆します。

このスレと住人にGJ！

１９氏の世界ではシンはプランAを選択したらしい

禁忌の言葉にはもう何種類か付け加えねばなるまい
例えば微乳とかプチパイとか幼児タイｋｊンｚｄｓｈｃヴェｖｈ

す、スレンダーボディも悪くはｊｓｄんｂｆｇｙｚｗｈｚ

だ、誰かたすけｈなｈｈｊヱｓじゃｈｊｈｚｈじゅｋｊｄｋｊｆｊｗ

排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除
排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除
排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除排除

なんだ、この巨大なハンバーグは！？

アズ子「次の不埒者はキャメルクラッチからラーメンの刑とします。」

お嬢様が残虐超人になっちまったｗ

つまり次にシンと生身で対面する時にはあらかじめ肉襦袢着込んで
無益なボリュームアップを謀るというわけ…グ…グゴゲーーーッ（顔ﾍﾟﾘﾍﾟﾘ

ダガーLの部隊はあの面子相手じゃ瞬殺されちゃうかい

つまり、身体からでるオーラがとかなんとかでお嬢様に近づけないんですね？

アズラエルバスター

つまり、ラクストーンの力を超える、勇気と妄想から生まれるアズラエルオーラが
ジェネシックＧカイザーに溢れてるんだな！？

そして勇気と妄想の代償として、貧乳なんd(ｼﾞｭｯ

アズラエルバスター→なんか殺虫剤みたいな名前だ→そういやビームライフルの音する殺虫剤ってのがあったよなぁ

こんな連想をしたのは俺くらいなもんだろう

>>214
本編とFINALの命姉ちゃんを見比べると、アズ子にオススメなのは半エヴォルダー化

エヴォリューダー化と間違えてうっかりエボリュウ細胞を…

お嬢様、エヴォルダー化するためにはそのまにアスカさんと
互いに素っ裸で抱き合ってクーラティオーテネリタースコクトゥーラしないといけませんよ！

ブーーーーーーーーーーーーーーッッッ(鼻血）ドシャアアッ

いざ実際に想像してみると存外ウブなアズ子であった…

お嬢様……なんと純情な……。
でもかなわないからただのもうｓ
ガ、ガハッ！　か、身体が、泡だって、ぐばぁ！

しかし現状でこれだけの屍山血河の死屍累々だというのに、
これでいずれエミュ子入り運命�Uが完全に覚醒したら、いったいどれだけの
ストリートピザでポテトマッシャーなハンバーガーヒルが拡大するのだろう……

>>219
そういえば柴田亜美なアズ子ネタを何度か投下してくれた職人さんは今頃どうしてるかな

ここの住人は何度潰されようが焼かれようが蘇るから心配無いよ赤い水溜まりが拡大するだけで・・・

俺達研究員は（お嬢様をおちょくる）勇気ある限り不滅だ！

そういえばエミュ子のサイズはどんだけなのだろうと無意味な想像をしてみる
ある意味ナンボでも変化可能なのだよな、あの娘
極端な話「カジワラタケシ」サイズもおｋ

あ・・・・・・わ・・・・ら・・・びゅ・・・・・・・・・ひでぶ！

まあなんだ、そろそろ落ち着いたほうがいいんじゃないか

>>226
落ち着くくらいならそもそも最初からこんな所にど来ないさ

この物語は、命をかけてお嬢様をおちょくる勇者達とシン・アスカの戦いの記録である。

228はひのきのぼうを装備した
228はかわのよろいを装備した

アズラエルがあらわれた！

228はGカイザーに棒を振りかざし、殴りかかった
１２回当たり、０のダメージ！

しかし盟主王がもし生きていたらシンに対してどんな接し方するのだろうかな。
やっぱり娘はやらん！タイプなのかな。

>>231
で、娘に一喝されてとぼとぼと引き下がっていく、そんな姿が見えるようだ

そこでアズライガー対Ｇカイザーの
シンや周りにははた迷惑でしかない壮絶な親子喧嘩ですよ

そのどさくさに紛れてミナ様がシンをかっさらうんですね
わかります

>>233
盟主王　『昔はあんなにパパ、パパと慕ってくれたのに！！』
アズ子　「とにかく、これは私とシンの問題です。　お父様には関係ありません！」
盟主王　「いい加減にしなさい！　もう我侭は言わないとお父さんと指きりげんまんしなさい。」
アズ子　「…………」

ドッコォーン！！

シン　「何だァ！？　この揺れは！！ 」
炒飯　「盟主王達がまた親子喧嘩してやがる！！」
遺作　「他所でやれ！　オッサンとペタンコ！！」

ああ……とうとう名有りキャラまで犠牲に……！！
ぺチャパイの暴走は何処まで続くのｋ(原子分解

ふと思ったんだけど、アズ子の母の登場もあり得るのか？生死不明だし。
シンとの付き合いを巡って
盟主女帝ジェネシックアズライガーVS盟主姫ファイティングアズライガー
とかあるんだろうか？

モッケルってアズ子の婆ちゃんなの？

>>238
閨閥を目的とした政略結婚の結果、という意味で親戚ではあるかもしれませんが
直接の祖母では無いのではないでしょうか

>>235
・・・そうか！？
なんだか最近お嬢に違和感があるかと思ったら、
まるで恋する乙女みたいにかわいいところもあるように見えたかr

>>237
つまり最後はヘルアンドヘヴン対決かｗｗｗ

もしアズ子が「シンと言葉スレ」とかの存在を知ったら

nice bousou

アズライガーってｗ
スパロボスレとクロスし杉だろｗｗこのスレ大好きｗｗｗｗｗ

アズライガーの初出はどの辺だろうな
勇者スレとか昔のブルコススレとかで見た記憶はあるが

昔は盟主特急ってのも有ったのにな……

なんか、ここの住人暴走してるな

いつも暴走中だぜ

荒らし煽りが溢れてるよりも
馬鹿やってることを自覚して暴走してる方がはるかにいい

全くでござい

ひぃんにゅー！ひぃんにゅー！

お嬢様！そろそろ肉体が無事な研究員が足りなくなってきました！

ここで新たな研究員が颯爽と！

クロスオーバーまとめサイトから、逆シンをつい昨日見初めました。
デス種のラストで受けたシンの悔しさを、前向きに昇華してくれそうな本作に
期待しております。お笑いコンビとドム部隊の扱いが際立ってますなぁ・・・


お嬢様のイメージは、20話程度見た感じではマリーメイアな容姿のドロシー・蟹マユゲ。
CCA-SEEDの盟主王ならどういう反応を示すだろうか・・・

>>249
スレとして終わってる最低辺の状態と比べられても

>>253
研究員になった以上、君には二つの選択肢がある。
お嬢様に磨り潰されるか、お嬢様に薙ぎ払われるかだ。

久々にもう一人の絵師さんのとまとめてzip。
http://www3.uploader.jp/dl/seed/seed_uljp00010.zip.html

ところで研究員っていくつくらいだっけ、前に５０代くらいって見た記憶があるんだけど。

>>256
おおおう過去の話題を呼んだ絵ほとんど網羅か？超ＧＪ！　


………しかしドサクサ紛れの？赤ハロはなんだｗｗｗ

しかし、Ｇカイザーがメインになるとミナ様も天ミナだけだときついな。
やはりここは某スレからミナシオーネを・・・な！ど、ドアに拳型の凹みが！！

運命�Uが異常に格好いい

ビグハロじゃねえか！

19氏のＳＳが投下されたというのに、ＧＳＣ氏のキャラ萌えでスレが進行しまくるのは
如何なものかと、ちょっと思ったんだが。まあ19氏のはこれから盛り上がっていく感じなので、
まだ余り話題が無いから仕方ないか。

パイスー姿見てて思ったんだが･･････

お嬢様、そんなに貧乳じゃなくね？

プロテクターか、あるいはお嬢様が特別に強く主張してデザインが変わったかだろう。
どんなに盛り土をしたところで、丘は山にはならｎ（胸部拡散ビーム砲）

他の方々と比べれば小さい小s(ｸﾞｼｬ

大阪には天保山という山があるそうだ、この山は隣の丘よりも低・・・

まて！俺はたんに山の話をしt

気にする事は無いのです！
昔のエラい(色んな意味でエラい)人は言いました　「貧乳はステータスだ」と

だからお嬢様もまったぐぎゃろげ！

このスレのヒロインをサイズ順に並べるとどうなるだろう？
司令官≧ベル＞エコー７＞姐さん＞＞コニール≧ミナ様＞＞(断崖絶壁)＞＞アズ子

俺はこんなイメージなんだが･･･よう、遅かったじゃないｋ(ﾀﾜﾊﾞｯ

だけどシンは巨乳好きだろ？

ミナ様はサラシをキツく巻いているようなイメージがある
わ、私はお嬢様のことなど一言もふぉんどぼぅ！

主任「大丈夫、お嬢様はとても魅力的ですよ。どっかのマスクつけた大佐やグラサン付けた大尉とか、金髪のイケメン総帥が放っては置かないくらいに。」

>>270

デュランダル議長「呼んだかね？」

>>261
むしろ１９氏がプランＡを書いてくれたからこそ妄想と雑談が盛り上がってるんじゃないかな

そういえばエドワゥ＝マス氏が幼女スキー呼ばわりされるようになったのは
何時からなのだろう。

少なくとも本編ではミネバ(幼女形態)をあやしてるワンカット止め絵が出ただけのハズなのだが

ハニャーン様とかララァとか

ギュネイの工作活動の成果

やはりインドの『そのスジの』お店でララァを見初めた時なのかね。
でなければそもそも『旬』そのものであった時期のアルティシアを置いてまで
ジオン軍に潜入などしなかったろう。
なにしろパツキン白人ょぅι゛ょの旬というのは驚くほど短いのだ。
年端が行ってでもしまおうものなら以後の劣化のスピードたるや凄まじく
たとえ貧ヌーのままであっても到底誤魔化しの利かｎ

駄目だ、もはや萌え語りした時点でビームや鉄拳が降ってくる。この反応速度はＧカイザーの
性能なのか、それともパイロットとして適合したお嬢様の真価なのか・・・

これを止めるにはSSを！誰かSSを！！

呼んだかい？

>>256
絵、ありがとうございます。
手持ちの絵を見たところこの中に入っていない物を２点見つけましたので、追加して上げてみました。
ttp://www3.uploader.jp/dl/seed/seed_uljp00011.lzh.html

死体が……山になってる……。

まあ大きい胸はやっぱり浪漫だからな。
シンだって男だし、貧どころか無、むしろマイナスなおじょうｓ(小型陽電子砲

エコー7は85のDだった。オッパイ星人の俺が言うんだから間違いない

お前らホントおっぱい好きだな

もしや・・・

みな気付かないだけで・・・

スレ住人の大半が戦死→魂のみになってるんじゃ・・・

１９氏とかも書き上げた瞬間に（カイザーの）ビーム粒子直撃で、消滅してる

気がしてならない・・・


まぁツンデレ金髪お嬢様が「エグレ胸」なのは、最近の流行りでぇうｇ（蒸発

なんだそのシックスセンス的なオチはｗ

ここの住人は皆スーパースターマンの同類なので何があっても蘇ります

なんだって？〇ックスセンス？
そりゃおまえなんたってお嬢様ことだからそっちのセンスは抜群だろ
まあシンの好みによっちゃ色々変わるかも・・・

>>261、284

（´∀｀）＜というより、率先してつぶされていますぞ。
（ ・∀・）＜というわけで、ぺちゃぱ……
＿＿＿ぺしゃ！

なんだよ、みんなぺちゃぱいと貧乳って。
まだアズ子のは育つんだ、育てれるんだ。
むしろミナ様のはも

愛は乳よりでかいものだ

そうか！
俺達研究員はアズ子に騙されてた！
アズ子のペチャパイは、揉んで大きくしろというシンへの誘い受けのために張られた巧妙な罠だったんだ！
早速報告し（ゴルディオンハンマーで光になっちゃったｗ）

揉む？一体何を揉むと言うのかね？
いかな『英雄』といえども平面を揉むことなど不可能･･･を可能にする男ですねシンアスカはだからそのＧカイザーを止めっ

こいつら全員異能生命体か不死者か?
潰される端から再生していきやがる……。

みんな！！待て早まるな！！
お嬢様は周りより胸囲が小さいだけと考えれば！！
あぁやｍくぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌ；ｐ

>>293
研究員達はマシンセル撃ち込まれてるか、アインストです
たまにズフィルードクリスタル製だったりゲッター線浴びてたり、
テッカマン化した研究員もいます

>>295
ダイアモンドテクノロジー社の研究所は恐ろしい事になってるな。つかダイアモンド
テクノロジーって名前は、やっぱ○菱から取ったんだろうかｗあそこ軍需会社だし

この調子だといずれ「自動亡霊掃除機」あたりも開発し始めかねないぞ

開発するのは研究員だよな。自分で自分の首を絞めるのか

>>297　アズ子「この世に幽霊を住まわせておく土地などありません！」
と、火鳥兄ちゃんの両方を同時に思い出した。

このスレの住民には三種類いる
一つ、ＳＳを書いてくれる偉大な住民
一つ、アズ子に禁忌の言葉をぶちまけて、ぶちまけられる住民
一つ、ミナ様に禁忌の言葉をぶちまけて、ぶちまけられる住民

じゃあ、俺はにｇ

誰も彼も喜々として

お嬢様に向かって突撃していく

いったい誰があの中で、虐殺の野で

あの中で生き残るというのだ

きっと誰も彼も喜々として死んでしまうに違いない

Ｇカイザーの下で

>>300
そのうち下二つを実行した俺はやっぱりもう死んでるんだろうか…
それでも俺はあえて言おう！ アズ子とミナ様の胸はもう見込みがｎ

そろそろ落ち着こうか

落ち着いた後で何をするかという提案が書かれていませんが

普通に雑談でいいじゃん
もういい加減この流れうっとうしい

決まってる。ベル子やエコー７と言ったおとなしめの子について話すんだよ。そんな私はジークえみゅれいたー

金的連呼されたシンに対して女性陣は逞しいのう

ベル
かわいいよ
ベル

ということで貰って行きますね

19氏のＳＳにも逞しい女性はいるが、ＧＳＣ氏のは基本的なスタンスとして女性上位だからな

ベルは清涼剤

つーかむしろ男どもが情けないというか(一部除く)
相対評価がすごいんだな。

負傷したアークエンジェルの艦長なんか、結構格好良いと思ったけどね

くそっ
事有る毎にブチ撒けブチ撒けと連呼するからアズ子の脳内cvが柚子な姐さんになっちまった


……フォーク型多目的戦闘ツールなんて出ないよな？

親がドライバーやらハンマーやらペンチやらで戦う盟主王だからなw
そこは我らが研究員が、こんなこともあろうかと、って準備するさwww

誰も勝てなくなるｗｗｗ

ｱｽﾞ子がデモンスピア装備して戦うんですね。わかりません

超ロボットクロゴケグモにトランスフォームと申したっシャー？

>>312
＞アズ子の脳内cvが柚子な姐さんに
シンとラジオ番組に出演して、ゲストは要らないとかそんな名前で呼び合う間柄なのか
と暴走するところが思い浮かんだのは多分俺だけw

どうでもいいがアズ子のファーストネームって何だろうな？

ネオロゴス全員コードネームだと思ってたがな。
そもそもムル太の実の娘というのも確かな話なんだっけ？

アズ子・アズ・アズラエル

>>319
全員が旧ロゴスメンバーの縁者であると自称し、彼らのファミリーネームのみを名乗っている

彼女達の本名を口にしようとすると、何故か舌がもつれて『らりるれろ』と発音してしまうんですね

>>312
つまり屋上の給水塔の上に登ってキスしたいってのか、アズ子は！？
確かにとっきゅんも貧に

腸をブチ撒けられた323が……


そう言えばパルマも"槍"なんだよな

ガクラン着たシンとセーラー服着たお嬢様がお手手繋いで歩く姿が幻視できたぜ！

まあ自分の安全を　全　く　省みない、傍から見れば少々狂気じみた
人助け精神という点ではカズキとＧＳＣ氏のシンは通じるものがあるわな。
しかしお嬢はスカートを翻しはためかさんばかりの戦闘やる覚悟があるか？
たしかに視線や注目は御御脚に集中するだろうがだからといってム（龍翔閃・惨！！！

>>256>>280
超ＧＪ！！！
かっこいい絵がこんなにあったのか！

>>326
sage忘れ注意
あとおみ脚を漢字のみでの表記は無茶だ

バルキリーフォークは伸縮自在で好きな相手を刺すのにも使われるLoveウェポンとどっかで聞いた覚えが有るぞ
実際に携帯して持ち歩いているとかいないとか

>312

そうなると力也な成分がほしくなるW
誰が妥当?
研究員はないよね。でもプランAについて熱く語るのも・・・

補佐官よりは50人のパイロットか、アークエンジェルの艦長かな

御御御付け　なめんな

（血まみれな研究員達の）真っ赤な誓い

なるほど、桜花がミナ様が秋水がギナだとして・・・
パピがキラか・・・氏のキラならパピでも合いそうだな。

盟主王の嫁（アズ子ママ）はCV.17歳だと未だに思い込んでる俺はたぶん異端だな

どんな機体に乗るんだろうな、アズ子ママ。頭部から金髪が伸びた、青と白のＧカイザーとか？

っていうか、アズ子ママとかＧＳＣ氏のＳＳには欠片も出てこないんだがｗスゲー妄想力だな

>>333
添い遂げたかｗ

>>333
結婚に反対する病弱な兄にラブラブアタック叩き込んだわけですね。わかります

>>333
魔界支配者３人組のうちの一人だったらどうするｗ

話しについていけないから武装錬金買ってくる

アニメ版はＯＰと第二期ＥＤが蝶サイコーだぞ

アズ子ママが17歳でも折笠でも
どちらにしろ命がけな盟主王ｗ

口説き落とせたのは勇気の力なのだろうか？

次回更新は水曜日の予定です。19氏のパロが全然思い付けない……

>>341
お待ちしておりますです、はい

いや、だって、１９氏のはまだパロ出来るほど進んでないし……
お待ちしてます

了解です。お待ちしております。

おまえら、あんまGSC氏を困らすなよ・・・

>>341
余計な事を言ってしまったようで申し訳ない orz
いやホント職人さんが書きたいものを書けばいいだけなんですから気にしないで欲しい

作者さんに余計なプレッシャー与えてたみたいだから過剰なネタは控ないとな

>>347
リクエストはしないでおくってだけだろ。コソコソと割り込んでくるなｗ

そういえば第二部でズラは何してるんだっけ

>>349
重度の後遺症で一生ベッドの上じゃなかったっけ

>>350
エミュ子戦に参加してるぞ（よく考えたら本編の凸もキラ程じゃないがシブトイw）
稼いだお金でメイリンと一緒になんか電気関係の店でも営んでるんじゃないか
どうも種初期の凸はハロやトリィ作ってるところが1stアムロとイメージが被ってるんでそう思った
そのほうが幸せなような気もするし

それよりも諸悪の根源であるどっかの導師が全く出番がないのが気になる

>>349
メイリンとのおもいっきりただれた日々
「メイリン、聞こえるか、メイリン・ホーク！」とか叫びながら農作業中のメイリンに駆け寄っていったんだろう。

それ、むしろシン。武器の名前的に考えて。

「私はあなたの諦観に付き合って酔うお人よしではありません。
　……私が与えるのは、あなたがいずれまた人命に狂えるような、英雄の力を取り戻せる機体です。
　覚えておきなさい。狂った英雄にも、必ず救いがあるということを。だから機体は『運命』とでも名付けましょう。
　いきなりドアを叩いて現れるものであり、あなたの手を取り離さぬものであり、そしていつもあなたの傍らで貴方を信じるもののことです」

そうするとシンは十代の女の子を二度裸にひんむいて以下略な訳だな！
つまりアズ子は(ｱ、ｱﾚﾋｶﾘｶﾞ

>>348
空気嫁

>>355
蒸し返すな

「この重要な局面でも、我々はその戦場で立っているのです。
　・・・我々の最後の戦闘記録の録画を願います、願います…っ！」

そうしておにぎり型の頭部を持ったＭＳは股間の大型ビームサーベルを振り敵陣へ突っ込んでいったのだった。

アズ子「今まで隠してましたが実はあのパイロットスーツを着る時はサラシで無理矢理押さえ付けていたのですわ」

サイズの合うブラがないんですね、わかりま…グシャ

>>357
デスティニーII（プランA）試作機 技術試験報告書

最終決戦ニ際シ"デスティニーII"試作機ハ敵艦隊ヘ単騎ニヨル突撃ヲ敢行セリ。
"ヴォワチュール・リュミエール"ハ期待通リノ機動力ヲ発揮セシメ、
MMI-714"アロンダイト"ニヨル敵艦ヘノ攻撃ハ絶大ナ戦果ヲ挙ゲリ。
シカレドモ衆寡敵セズ撃墜ノ憂キ目ヲ見ルハ"ネオ・ロゴス"ニ取ッテ遺憾ナリ。
仮ニ僚機ヲ随伴セシメレバ結果ハ自ズト異ナッタ可能性ハ残サレル。

コズミック・イラ75　1月17日
オリヴァー・マイ技術中尉

…プランAは以後どの戦場においても、その存在を確認されていない。

こうですかわかりません＞＜

乙ｗｗ
マイがCEにいたらジャンク屋連中(特にロウ)と仲良くなってしまいそうだ。

テスト繋がりでのセカンドシリーズのテストパイロットとも仲良くなれそうな気も
ただしマーレは除く

そういや久しぶりに絵の詰め合わせを見てて思ったが、
かつてロードの方のジブ公を世話係に任命していたあのぬこたんは
今ではやはりネオロゴスのジブ姐さんの所におわすのだろうか？

>>352-353
というか俺の中で凸は
「黙りなさいこのロリコン！」
とかいわれていそうな気が・・・スレ違いだが。

>>362
どう考えてもモッケル婆ちゃんのとこだろ？黒幕的に・・・

>>363
えーっとよくわからんがメイリンをひんむいて「責任取れ」といわれたり、メイリンのパンツ被って実の母親の前に顔出したりするアスランさんでしょうか？

>>365
一応弁護するが故意だったのは一度目だけで
それ以降は事故だ。

上がれぇ〜

よかったなシン、パッケージにのってるガンダムお前だけだよ

何のパッケージ？

ひょっとしてスパロボZ？
ファミ通で値段と発売日が公表されたらしいが

>>369
>>370
YES
とりあえず画像
ttp://j.pic.to/u9q0y?r=1

おー！右上にちょこんと。しかし構えてる武器はどちらも不遇……ッ

『新たなＭＳです。数は４、あの特殊重機が離脱していった北西から来ます』
　バスターノワールのレーダー及びＦＣＳは、長距離での索敵に優れている。エコー７か
らの通信に、中腰になっていた陸戦グフが身体を起こした。残骸へ接近していたツェドも、
前進を止めて左肩のレールガンを展開する。
『まだ来るのか！？』
『いやいや、市街地の方からですよ』
　シンの乗ったザクが、両手でビーム突撃銃を構えつつ左肩のシールドで機体を庇わせる。
軽薄な口調でディーが答えつつ、陸戦グフのシールドから鉈の様な近接武器を取り出した。
騎士剣を思わせるテンペスト・ビームソードとは違い、短く片刃である。左腕が露になり、
弾薬箱を取り付けた内蔵型マシンガンが5つの銃口を覗かせた。
『ダガーＬのようです』
　敵の映像を入手したバスターノワールが、各機にそれを送る。
「地球連合軍、ですよね？ こちらの味方ですよね？ わ、私は……ザフトだけど」
　ツェドの機内で照準を微調整するベルが、不安そうな声を上げる。物心ついた時にはプ
ラントの領内で暮らし、かつプラントから外へ出た事のない彼女は、天然の重力と大気中
に飛散する多量の砂塵と、頻繁に変わる風向きが気になって仕方がない。メインモニター
内の照星位置を変えてはリセットし、カメラの解像度を変えて砂埃を映すまいとする。
「おっと、これは厳しいかも。『ギムレット』ですからね」
　半笑いのディーが言って、こけた頬に影が落ちる。コバルトブルーの機体と、左肩の赤
い銛と綱に視線を移した。通信モニターにシンが表示される。
『ギムレット？』
『地球連合第4軍、第7中隊です。組織されてから1年足らずで目覚ましい戦果を挙げた
対ザフト残党、対テロリストの任務に特化した部隊として恐れられています』
　エコー７がその後の説明を引き継ぎ、シンが頷いた。
『じゃ、味方ですね』
「どうでしょ？」
『何だよ、さっきから』
　眉間に皺を寄せて睨んでくるシンに、ディーは軽く両手を上げた。
「彼らはコーディネイターのみで構成された部隊です。連合軍の意地悪な佐官が、仲間同
士で殺し合え、という意図で作ったのですが……」
『そんな事の為に？ じゃあ、彼らは自分達が生きるために仕方なく……』
　ベルが表情を曇らせる。彼女はザフトによる教育のみを受けている為、思考の根底に自
分達は被害者、犠牲者であるという考えを持っている。
　実力、成果主義によって市民の生活が厳格に区分けされているプラントにおいて、特別
なコネも才能にも恵まれなかった彼女は淀んだ空気、薬品の匂いに染まった水、古びたカ
ロリー食品とサプリメントと共に生きてきた。嗜好品などはもってのほかである。

　そして、それらはナチュラルによる搾取と迫害の為と教え込まれてきたのだ。プラント
運営に直接携わる人間は、当然地球のナチュラル以上に豪奢な生活を楽しんでいたわけだ
が、それは彼らが独自のルートで物資を入手していたからに過ぎない。この前時代的な生
活格差は、補佐官が議長代理の地位に就き、生存に不要な高級食材等の嗜好品を押収して
売り払い、その全てをプラントの運営資金に回すまで続いた。
　一般民衆が補佐官を熱狂と共に歓迎したのは、こうした背景があったのである。ラクス
＝クラインはそもそも、生活格差の存在を認識していなかった。
「どうでしょう。彼らはナチュラルよりもずっと士気が高いし、ＭＳに対する習熟も早い
そうです。ただ、やり過ぎてトラブルを起こすそうですがね。ま、ザフトが地球にやった
事を考えれば、やる気も俄然高まるってものでしょうが」
『それは……あの、なぜ？』
「なぜって当り前じゃないですか」
　笑いながら答えようとしたディーも、ふと表情を消して言葉を切る。ザフト兵という以
外に記憶が無い筈なのに、自分は不自然なほど様々な情報を有している。聞かれれば、話
題が出れば幾らでも喋る事が出来る。
　しかも、ただのザフト兵では得られないような他陣営のデータを。彼の背筋を寒気が駆け
上がった。喋り過ぎるのは危険だと、何故か感じたのだ。
「あ、いや何ででしょうね？ 互いをよく知っていると嫌な所も見えるとか？」
『……』
　モニター越しのエコー７が、目を細めてディーを凝視する。その口がゆっくりと開いた。
『あなたは』
『来たぞ……！』
　シンの押し殺した警戒の声に、他の3人は視線をメインモニターに戻す。
『エコー７、彼らと話して貰えませんか？』
『解りました。谷へ降ります』
　ディーから目を離した彼女が頷き、バスターノワールがスナイパーキャノンを構えたま
まスラスターを弱めに吹かして谷底へと降下していく。隊列を崩さず、曲がりくねった峡
谷をダガーＬが跳躍しつつ進行してきた。降り注ぐ月光によって左肩が赤く輝き、青白い
バイザーの光がコバルトブルーの頭部を淡く照らし出す。
『市街地へ向けて侵攻してきたのは、ザフト機だという報告が来ている』
　作り物めいた端正な顔立ちが、4人の通信モニターに表示された。連合軍の制式パイロッ
トスーツを着たその男は若い。徴収された新兵にも見える。
『ディンが3機です。先程無力化されました。我々はミハシラから派遣されてきたサハク
の部隊で、10分前、大気圏へ突入しています』
『ミハシラ軍の事は知っている。プラントの企業も支援する、海賊集団の事だろう』
　シンのザクが、モノアイを光らせた。頭部パーツを左右に旋回させ、状況を確認する。

　キーを叩き、秘匿回線を開くシン。受信した3人を見れば声を落とす。
「嫌な雰囲気です、エコー７。残りの3機は俺達を包囲してますよ。ディー、そっちは？」
『基本的に、ザフトとかプラントは即刻滅び去れば良いと思ってる人達ですからね。何時
でも打って出られます。万一の場合、谷へ降りますよ』
　細長いバイザー光のダガーＬにビームカービンを向けられ、陸戦グフは敵意の不在を証
明するように、黒光りする鉈をシールドへ収めた。もう1機が右側へ回り込んでくる。
「ベル、後退してくれ」
『は、はい。けど話し合えると思います。だって、同じコーディネイターなんだから……』
「その辺は後で話すから、今は警戒を緩めないで。俺のザクのところまでゆっくり来い」
　機体に武器を構えさせないまま、シンは照準をセミオートに切り替えた。モニター中央
の十字線を、バスターノワールと対峙するダガーＬに向けた、地面に向けられた、ビーム
カービンに合わせる。
『不審な点があれば、機内を捜索して貰って構いません』
『いや。不審、不明な点は特に無い』
　エコー７が首を傾げた。ベルが安堵の息を吐き出し、シンとディーの表情が引き締まる。
『我々は、ザフトの侵攻を許しはしない……誰が議長になろうと、お前達は同じだ！』
　ダガーＬ4機のバイザーが一斉に光った。
『侵攻などではありません。私達の目的は……』
『問答無用！』
　ダガーＬのビームカービンが放たれた。殆ど同時にバスターノワールが動き、左脇腹を
焦がしつつ避ける。スナイパーキャノンの砲身とストックを掴み、コバルトブルーの機体
に叩きつける。コクピットを強打されたダガーＬがよろめき、直ぐ後ろにいたもう1機が
武器を向けようとするが、シンのザクがビーム突撃銃を撃って下がらせる。
『各機、応戦して下さい！ 可能ならば、撃墜は避けて！』
　スナイパーキャノンを構えたバスターノワールの両肩が開き、打撃を加えたダガーＬ目
掛けて連装ミサイルを浴びせかける。間一髪飛び上がって避けたそれは、空中でジグザグ
に機体を揺さぶりつつカービンを連射する。フェイスガードを下ろしたバスターノワール
が、蛇行しつつ峡谷の岩壁に身を隠した。
『ベル、撃ち返して下さい！』
『そんな、どうして……同じコーディネイターなのに、戦うの！？』
　エコー７の声に、困惑が解けない少女は機体を遮蔽物で庇わせる事しか出来ない。自分
達コーディネイターは地球のナチュラルに迫害され、差別され搾取されていた被害者の筈
だ。プラントにいた一部の間違った人間が贅沢な暮しを送っていたとはいえ、全体として
貧しいのは、地球連合の所為であった筈だ。
　そう教育されてきたベルは、それ以外を知らない。
『どうして……』

　激しく撃ち合う谷底とは違い、崖の上では睨み合いが続いていた。正面と右側を塞がれ、
モノアイを右に向けたままの陸戦グフが一歩後ろに下がる。右手に再度、鉈を掴んだ。
「やっぱり、飛べなくなったのは痛いですよねえ」
　大型のフライトユニットが無くなった為にその挙動は軽快であるも、操縦するディーは
渋い表情だ。3次元機動が大きく制限されてしまう。換言すれば、パイロットの技能がより
問われるようになったという事だ。
　正面にいるダガーＬが、右腕を動かす。ディーの口元が笑みに歪んだ。
「そこです……」
　ロックオンマーカーがヘルメットに映り込む。左腕が跳ね上がり、手を模した多連装マ
シンガンが吼えた。アクション映画の爆破シーンをサウンドループさせたようなけたたま
しい砲声と共に、大口径の弾丸がダガーＬの機体を引き裂く……寸前、バイザー光を引き
ずって回避した。スライドしつつ撃ったビームを、陸戦グフが回り込むようにかわす。
「ほう、速い！」
　口笛を吹いてにやけたディーの瞳が、右側へと吸い寄せられる。左腕のシールドを前面
に突き出したダガーＬが、脚にカービンを接続しつつ腰部のサーベルを抜き放った。振り
上げる事無く、背部のスラスターを吹かし、青白い後光と共に突き出した。
　陸戦グフが上体を捻りつつ、右手に持った鉈の刃がオレンジ色に輝く。真っ直ぐにコク
ピットを狙ったビームサーベルの切っ先と触れ合ってスパークが上がり、トタン板をチェ
インソウで引き裂くような音と共に2つの光刃が噛み合った。鍔迫り合いのように密着し、
バイザーとモノアイが睨み合う。
『サーベルを、サーベルで受け止めただと！？ 第2世代型か！』
「其方から来て頂けるとはね」
　鉈を持った右腕。その膨らんだ肘部からアンカーが飛び出し、ダガーＬの左脚に撃ち込
まれた。直後、鞭で打ち据えるような音と共に電光が走り、脚から火花が上がり、左脚の
機能を麻痺させたダガーＬがたたらを踏んで膝を突く。
　高周波を発生させた金属の蛇腹で殴りつけるスレイヤーウィップとは違い、フェイズシ
フトさせて硬度を増した矢じりをワイヤーに接続して発射し、装甲の一点を破って高圧電
流を流し込む兵器である。アマツの近接武器であるマガノシラホコに近い。
　片膝を突いたダガーＬの眼前に立ちモノアイを光らせ、ビーム刃を発生させた鉈を振り
かざす陸戦グフ。しかし、直ぐに跳び下がった。直前まで立っていた場所に3発のビーム
が突き刺さり、地面を赤熱させる。
「やっぱり速いな。機体もパイロットも。すみませんが、合流しますよ」
『了解！ こっちも、楽じゃないけどな！』
　マシンガンをかわしたばかりの敵に上空を取られ、ディーがぼやく。跳び下がった勢い
を使って、陸戦グフが谷底へと身を投じた。
　撃ち込まれるビームを避け、腕部マシンガンで牽制しつつ高速で降下していく。

　四脚を屈みこませて半ば砲台と化したツェドが、バーストファイアに切り替えたマシン
ガンを2機のダガーＬに撃ち掛ける。バスターノワールが再び連装ミサイルハッチを開き、
曲線軌道を描くミサイルが白煙を引いて敵機へと迫る。地面や壁面を蹴って巧みに方向転
換し、それを軽々と避けるコバルトブルー。粉塵の中、左肩の赤いマークが浮かび上がる。
「フラッシュ！」
　シンが短く叫び、ザクが腰部の閃光手榴弾を外して投げ付けた。大音響と共に眩い光が
爆ぜて、メインモニターがコントラストを調整する。2機のダガーＬが後退しながら乱射
し、緑の光条が岩壁と地面に焦げ跡を作る。
「何て奴らだ……本当にあのダガーＬなのかよ！」
『ＯＳとＡＩを改良されています。2年前と同じとは思わない方が良いでしょう』
　スナイパーキャノンのボルトを引き、砲身の基部から別のグリップを引っ張り出す
バスターノワール。射撃モードが実弾からビームに切り替わった。
『そして、あの機体には新型のストライカーパックが装備されています』
「あの、バツ印みたいな？」
『そうです。ベイオウルフに搭載される筈の、出力強化用パック……』
「この攻撃に、アズラエルさんが関わってるって事ですか！？」
　シンの言葉に、エコー７は少し迷った後で首を横に振った。
『彼女は軍を相手にしている商人です。試作中の新兵装を少数提供するというのは、然程
不思議な話ではありません。けれど……』
　陸戦グフが崖を滑り降りてくる。自分達を挟み込もうとする上空の２機へ向けてマシン
ガンを斉射し、進路を塞いだ。大きな空薬莢が大地に打ち付けられ、ぶつかり合う。
『彼らがコーディネイターで、ＯＳとＡＩを強化され、新型のストライカーパックを装備
していようとも……この戦闘能力は納得し難い。積み重ねだとしても、後何かが……』
「一般兵士向けの、強化処置」
　シンの呟きに、視線を落とすモニター越しのエコー７が顔を上げた。
「アズラエルさんが言っていました。近々、そういう事を始めるって」
『じ、じゃあ、彼らはその実験台に……！？』
　ベルの表情が青ざめる。連合軍の生体ＣＰＵの強さだけでなく、強化する際行われる、
おぞましい実験や訓練の事も聞き及んでいた。今は亡きギルバート＝デュランダルが、
プロパガンダの為に流したからである。
「いや、過度の強化はケアが難しいから、大勢には使えないって言ってた。一過性で、軽
度で……とにかく害は無いと」
『まったく無害な方法で生み出される強化兵、ですか？』
　ディーが顎を上げて鼻で笑う。ひたすら数で押し、多少の損耗は許容される筈のダガー
Ｌ。４対４でこれほど苦戦するとは、４人の内誰も想像していない事だった。
「俺も良くは知らない。だけど……」

　舞い上がった粉塵が収まっていく。４つのバイザー光にシンが歯噛みした。
「細かい事が沢山積み重なって、こんな強くなったっていうなら……あり得る話だろ？」
　不意打ちを受け、バスターノワールの砲撃能力は殆ど殺されている。そして機体特性が
バラバラなシン達と違い、相手は４機とも同一の機体だ。チームワークにしても、１日で
編成されたシン達が相手を上回れる可能性は低い。
　その上エコー７以外の３人は元ザフト兵、あるいは現ザフト兵である。連合軍は数が多
いけれども、各個撃破を狙えば戦える相手だという先入観を持っているのだ。
『今からでも降伏します？ エコー７』
『彼らは降車を命じる前に撃ってきました。恐らくは正面から、私達を敵として撃破したい
のでしょう。降伏した者を撃てば、軍規に触れますから』
「くうっ……！」
　コンソールを殴りつけるシン。自分の理解を超えた出来事が先程から起こり続け、意気
消沈して俯いたままのベルを見遣った。
「こんな時に……こんな時に、デスティニー�Uがあれば！」
　近接戦に特化した超高機動ＭＳであるデスティニー�Uならば、敵のフォーメーションを
貫く為の切り込み役となれる。平均的な性能のザクで、平均的な性能の部隊で構成された
陣形に単機突入すれば、結果は自明だ。
　その時、ジェットエンジンの轟音が夜空に響き渡る。全く同じタイミングで、武器を上
空に向ける両者。先に銃口の向きを戻したのは、ダガーＬの方だった。その一瞬を逃さず、
シンのザクがスラスターを吹かして地面を蹴る。2機のダガーＬが左右に散って、岩壁を
蹴り跳躍。もう2機が素早く後退しつつカービンを連射した。
「うおおぉっ！」
　シートに身体を押し付けたシンが叫ぶ。ペダルを踏み込み、低姿勢で直進してビームを
避けた。背後に回った2機のダガーＬが振り返る寸前、バスターノワールのキャノンが大
出力のビームを撃ち上げる。崖の縁を融解させた光の柱が空を貫き、2機は辛うじて射線か
ら逃れた。シールド表面をスパークさせる2機の足元で、ツェドのレールガンが光った。
　砲撃によって崖の一角ごと砕け、着地点を失う。そこへ陸戦グフが跳び上がり、手にし
た鉈を真横に薙ぎ払う。シールドで受け、赤熱するそれを持ったダガーＬがカービンを向
ける。バランスを崩しつつ、陸戦グフが体当たりをかけた。崖崩れの中、推力を振り絞り
両機が相手を地面に叩き付けようと揉み合う。
『双方！ 即時戦闘を中止せよ！』
　その言葉が広域回線によって響き、崖の両側目掛けてロケット弾が連射される。大規模
な崩落が起こり、シン達とダガーＬの部隊は強制的に引き離された。通常カラーのウィン
ダム、ダガーＬで構成された5機のＭＳがジェットストライカーパック装備で現場空域を
旋回し、手にしたライフル、カービンで地上を狙う。
『こちらはガルナハン基地所属、第1分隊である。武装を解除し、降車せよ！』

今回は此処までです。

支援

支援

支援

しえん

GJ!
なんか苦しい戦闘にもかかわらず、ディーがしこたま楽しそうだｗ

>>384
スパロボの○ュウ・○ラカワを思い出した俺w（博学で皮肉っぽくて腕利きパイロットなところが）
あとシンが味方確定でバンザーイ！！

忌まわしいスクコマ２の悪夢を振り払ってシンが主役としてスパロボに出ることが
このスレの住人の悲願だったからな
これでステラとハイネが生きてくれればなお喜ばしいんだが

ＤＳとかだったらステラは無論の事ハイネにも期待できたが
コンシューマじゃあな……

とまあ脱線はこんなもんで。ディーさん性格悪いよディーさん。
ガンダム分というかエミュ子分が圧倒的にタリネーよう
誰かボスケテー

バイザーが光を引きずった、って下り格好よすぎ。こんな輝いてるダガーは初めてだ
てかギムレットメンバーの反応が神懸かりすぎるwエースってレベルじゃねーぞ
ただ強化＋戦闘経験加えた最精鋭の部隊なんだろうが、全員コーディってのがちょっと淋しいな
やっぱり能力ではナチュラルはコーディに勝てないのか

シン、ベル子、ディーが苦戦してたので、コーディとナチュの差とは考えにくいけどねえ

ＧＪ！
デスティニー�Uがあれば…というシンのもどかしさになんともいえない良さが！

>>389
強化されたコーディの精鋭でもシンたちをやっと苦戦させられる程度のレベルでは
ナチュラルがシンたちと戦ったらまるで歯が立たないっことじゃね？

そういや、ＭＳに乗るオリキャラはコーディネイターばっかりだな。折角の地球だし、
どうでしょうナチュラルでも…まあ要求しちゃいけないが

要求しちゃいけないが
と言いながらしっかり要求してみせる
そこに痺れぬあこがれぬ

エコー７はナチュだと思ってる俺ｶﾞｲﾙ

そういえば、物語の一番最初にシンからグフを奪われたパイロットはディーだと考えていたのだがもしかして勘違いか？

ダガーが格好いいな
GJ
サディスティックな笑みを浮かべるお嬢様が思い浮かんだよ

まともなソフトウェア、強力な装備、ついでに無害な強化処置

コーディかどうかなんて関係なく敵にとっては悪夢だよな

ベル子は早速、現実に揉まれてんなぁ〜
地上コーディとプラントコーディの差が出て良かったよ

>>395
それで合ってる

カンカンカンカン
「ほら、これが例のブツだ」
「すまん、報酬は・・・・・」
「いらん　どうしてもというなら真実を明らかにしろ
　それが真の報酬だ
　追っ手がくるぞ、急げ」
両者が全くの別方向に走り出す
背後で爆音と絶叫が響く
「すまん・・・・・・お前の犠牲は忘れん」
更なる追っ手の気配が近づく
猶予は無い
なんとしてもコレを・・・・・・アズラエルお嬢の身体検査記録を次の諜報員に渡さねば
カンカンカン
「待たせたな、これが例のブツだ」

お嬢様……いくら廃棄された都市だからって、証拠隠滅の為に焼き尽くすのはどうかと思います……そりゃあお嬢様は
正しく幼児体ｋ、

それはそれで需要がですね・・・エロゲ王アラベスク君に聞くと良いですよお嬢様

「お嬢様とか、好きだからっ！！」

デスティニー２も量産型ベースだったし、量産型も逆襲してるなｗ

量産型が活躍…なんと心地良き響きだ！

で、量産型には全てエミュ子がインストールされてるんですね
戦場はシンちゃんのハーレムだ！

決戦！ミナ様＆お嬢様モストデンジャラスコンビ

　　　　　　　　　　ｖｓ

　　　完璧超人(超電子人)エミュ子軍団

地球最キョウ(強？凶？狂？叫)の決戦

あんま嬉しくないハーレムだなあ。今のエミュ子、姿はおろか声出すかどうかも解らないしｗ

>>406
どうでも良いが超電子人が「電光超人」に見えて何事かと思ったw

何故か無双乱舞をするＧカイザーが浮かんだｗｗ

ＭＳじゃ勝てるだろうけど、正直お嬢様とミナ様じゃ胸的には勝ち目がｎ

　アメノミハシラ。ステーション内部の貨物室で、ダイアモンドテクノロジー社のマーク
が入った段ボール箱が持ち上がった。フルフェイスタイプのスニーキングスーツを着た人
物が這い出し、しゃがみ歩きで部屋の隅のエアフィルターに忍び寄る。
　手首の辺りから抜き出したケーブルを傍の床に差し込み、数秒するとフィルターが枠ご
と外れ、ぽっかりと開いた口の中に匍匐前進で潜り込んだ。
「こちらデルタ４、換気ダクト内への潜入に成功した」
『空調システムはハッキング済みだ。経路は確保してある。道なりに進んでくれ』
　モノアイが緑色に光って壁面を照らす。匍匐姿勢のまま、暗い内部を進んでいった。
『良いかいデルタ４。サハク司令官がシャワーを浴び終えるまで、後およそ5分だ。タオ
ルを手に取る前に、完璧な映像を入手しなければ意味が無い』
「解っている。しかし万一発覚すれば、これはミハシラに対する重大な裏切りだな」
　イヤホン越しに、唾を飲み込む音が聞こえた。
『……それでも知らなくちゃいけない。アズラエルを名乗る少女と司令官、どちらが……』
「それより、エコー７が全く姿を見せないのはどういう事だ？ ……むっ」
　ダクト内を曲がった先で、動きを止める。スリットの入った蓋から、光と水蒸気が漏れ
ていた。シャワーの水音も聞こえる。安定した重力ブロックならではの贅沢だ。
「シャワールームの真上まで来たようだ」
『良いぞ！ スネークカムと指向性マイクを使うんだ！』
　身体を転がして背中を壁面に押し当て、ウェストポーチから機材を取り出す。マイクを
カメラ部分に取り付け、ワイヤーを掴み少しずつダクトへと近づけていく。そして、
ポーチに設置されたコントローラーに触れると、手を離したワイヤーが蛇のように鎌首を
もたげた。細心の注意を払い、スリットの間にカメラを滑り込ませる。
『どうなんだ！ サハク司令官の……！』
「慌てるな、今音声も入って来……なにっ！？」
　手元の小型モニターに映った人物は2人。背中を向けたミナと、左腕で丁度胸が隠れて
いるエコー７。ロンド＝ミナ＝サハクの懐刀が、俯き加減で頬を染め呟いた。
『サハク司令官……いえ、ミナ様。やはり私は外で……』
『フフ、何を遠慮している？ 此方へ来るがよい』
「馬鹿な、これは……これでは！」
『どうした！ スネークカムの映像は此方で確認できない！ 報告を！』
　その時、振り返ったミナがカメラの中心を覗き込む。殆ど同時にその長身が伸びあがり、
右腕でダクト蓋を掴んで力任せに取り外す。瞬時に表情を消したエコー７が浴室のドアを
開け、銀色をした円筒形の物体を掴んだ。
「しまっ……」
　乾いた音を立て、綺麗な放物線を描いたスタングレネードがダクトに飛び込んでくる。
爆発と閃光が、侵入者の意識を奪い去った。
『デルタ４！ 応答しろ、デルタ４！……デルタ４ッ！！』

思いついたので書いてみました。そして投下直後にＰＣ落ちました……

あんたって人はあああああああああああ
乙でした。とりあえずデルタ４に黙祷w

かつてとあるナデシコ系ＨＰではとあるマシンチャイルド少女の
気にいらないモノを書くとマシンがダウンし「桃色の破壊神」と恐れられたというが・・・・・・

これはミナさまがスネークをおびき寄せるため痴態を演じられていたのでしょかね
それはともかくＧＳＣ�Uさま、ぐっじょぶでした

誰も彼も自重を知らんなｗｗｗｗｗｗ

もっとやれ。否、やってくれｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

ＧＳＣ�U殿グッジョブです！
これ……シンならどういう対応だったんでしょう？

>>413
それなんてラピス？
まあ体型はお嬢様にもエコー７にもそっくｒ

>>415
そりゃね、ミナ直々に引きずり込まれて絵にも描けない桃源郷

桃色っていうよか肉色だけどな

デルタ４も引きずりこまれて色鮮やかな(鮮血的な意味で)桃源郷に………

ミンチよりひでえぜ・・・

PC落ちたってミナ様の呪いｋ（ﾀｰﾝ

>>413
なんか昔そんなの多かったな……マシンチャイルドなんて造語が作られてなんかそれが正式名称みたいな扱いになってたし
まあ、正式名称でないことを知らない人も大量にいそうなんだけどね。

デルタ4からメールが
なになにロンド＝ミナ＝サハクとエコー７のスリーｓ
ん？誰だそこにいりえｒｓｔｈｃｇ；：・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

>>421
ただのI.F.S.強化体質だし…


何か脳を弄られて少女にサポートされながらも戦う復讐鬼なシンの姿を幻視してしまった
ウェポンユニット付きの高機動モジュール､モジュール排除後に現れるのは改造されたインパルスとか

>>423
それなんてプリンス・オブ・ダークネス？
サポートする少女はベル子か人型デバイスを手に入れたエミュ子かね？

時にはＡＩの方が萌える事もある。
いまいち知名度低いけどＺ．Ｏ．Ｅのファースティーの可愛さは異常。

>>425
ファースティってテスタのだっけ？


種死が絡むと中の人的にAIDAかドロレスが来そうな気がするんだが

>>244
人型デバイス……メダロットとか？

初めての安価ミス>>424

シンはロクショウ派だな

>>426
そういや一作目のヒロインはクラインって名字だったな･･･

AIに負けたヒロインのことですか？

ANUBISにもゾラディウスクリア時の一枚絵にしか出てこないあの娘のことですか？

レオ的にどう見ても、ＡＤＡ＞＞＞＞＞＞＞＞真のヒロインの壁＞＞＞＞＞＞＞＞セの字、だな

AIのために幼なじみを捨てて軍に入隊し
ラストシーンでは瀕死の二代目主人公を尻目にAIとラブシーン

どう見ても変態です本当にありがとうございました

そろそろスレチなので元にもどさないか？

>>435
ではスレに沿った話題をどうぞ

じゃあシン繋がりでスパロボＺの話題でも……ムービーで運命が活躍し過ぎて怖い件。
主役機ですかって勢いだし（あ、ゲーム通してのって事ね）。寺田の種嫌いにシンが
含まれて無いって事を期待したいが、考え辛いし。あと『悪夢』のシーンが入ってたから、
ステラもハイネも死ぬんだろうかね

スパロボ的にはステラ生存ルートがあってもいいような気はするがな
ミゲルが死なないスパロボもあったことだし

右側(自軍)のインパルスが左側(敵軍)のフリーダム倒す映像があったのでめっさ嬉しい
このまま最後まで敵(百億万歩譲って中立)でいて欲しいなぁ

左側のフリーダムは反転してるだけだから自軍として使える、と盛んに主張してる奴がいるけど、
あれどういう意味なんだろう？反転して不自然になってる箇所なんてあった？それともキラが敵なのが
嫌で言ってるだけなのか

>>440
「多分種運命の主役であるキララクが敵に回るなどありえん」と言いたいのでしょう
しかしもし味方になった場合ロンドベルはラクス真理教の教団本部になってしまうのか？



やだなぁ

第三次αではキラとラクスが味方だったが、ほぼ総スルーだったから大丈夫だよ

まああれだ。
寺田だから、『福田の発言力落ちてるし丁度良い。俺がかっこいい種ってモノを見せてやるよ』でシン主人公ルートを行ってくれるかもしれん。
Ｗもアストレイメインでブレアが味方、カナードは説得可の敵キャラだったし、キラは説得で仲間になる隠し味方ユニットで行ってくれるさ。
仲間にしないで撃墜する奴が大多数になる気もするが……。

>>440
元々右側（自軍側）前提で作った絵を反転させると
盾の位置とか剣を持つ手とかが逆になったりするな

生憎俺はそこまで細かく見ていませんので何とも言えないけどさ

見てきた。ライフルを左手に、シールドを右手に構えてるな。これが反転って奴か。
まあ俺はシンを使いたいのであって、キラを使いたくないわけじゃない。多分途中まで
敵で、中盤以降自軍入りするんだろう。ストフリ、インジャと戦えないかもしれない
ってのは残念だが

第三軍でも攻撃仕掛ける側なら右側だよな

悪夢ステージではさすがに完全敵扱いだろう

「殺したいなぁ　キラ＝ヤマトを」

>>443
＞俺がかっこいい種ってモノを見せてやるよ
うほっ！いい監督……

寺田のやりたい放題は原作信者ほど気に障ると言う
ソースはＧＧＧ信者の俺

思い入れが強いと厳しいよな。こうでなくちゃいけないみたいな基準が自分の中に
出来ちゃってると。ちょっとアクエリオンが不安な俺

バルディオスなんか明日を救えないのがオフィシャルなんだよね
それに、ぶっちゃけユニットとしてもどうかと思ってる
基本的にスパロボの機体はユニットとしては「使い勝手のいい武器」と「最強の武器」しか使わない。
しかしバルディオスの最強武器ってナンだ？
例えばゴーショーグンのゴーフラッシャーみたく「そいつの存在意義」と
言い切れる程の武器って無いような気がする

あるんじゃないの？初参戦だから知らんけど・・・仮に無かったとしても、ステータス的に
ある事にするとか。そこは特に問題も無いようなｗ使えないなと思ったら使わないだけだし

運命とシンが二軍落ちしないなら、俺はそれで金を出した価値があると思えるだろう
贅沢を言うなら、伝説とレイも使いたい
さらに言うなら、エウレカに使う価値があるなら使ってみたい
ＰＶで格好よかったからね
ついでにシナリオ的にも満足できる作品なら言うことがない

ムービーでの活躍っぷりは不安になるほどだからなあ。まるで主役のようだ

ラクシズが敵として描かれる（シンが敵にならない）にはやっぱネオジェネあたりを
敵に奪われるか、もしくは敵対勢力（外宇宙とか）に向けて発射になんのかな？
前者だと中立で、後者だと「力だけで〜」とかいって完全に敵で。
つーか後者で敵で出てきたらたらすげぇうぜぇｗｗｗ

ときおりここで言われる「シンちゃん」という表現を見るたび
グラサンかけた菱形口のシンが「シンちゃんかんげきー」
そんな幻影を見る


若いモンには分からんネタだな　　　シンは二十五歳じゃないのに

それはトシちゃんじゃねーかw
自分は南国少年パプワくんのシンタローを思い出す（父親のマジックがそう呼んでいる）
ちなみに某所で、議長とシンが親子のパプワネタを書いたことがあるw

「はあーぁ」
　先陣切って突撃したシンが、前のめりになったまま瓦礫に埋まったザクの機内で溜息を
つく。デスティニー�Uを降りてからというものの、さっぱり良い所がない。
『大丈夫ですか？ 見事に埋葬されていますが』
「葬られちゃいない」
　底意地の悪いディーの笑みに仏頂面で言い返して、シンは操縦桿とペダルを動かす。
僅かにモーター音が上がってコクピットが震え、止まった。再び溜息をつく。
「あのＡＩが、俺の邪魔をしなけりゃ……」
『デスティニー�Uの話ですか？』
「ああ」
　何かを投げ出すように両腕を開き、シンは身体を転がしメインモニターに横たわる。戦
闘中に叩きつけられても割れない程度の耐久力はあるのだ。左に顔を向けてディーに視線を
やった。頬にモニターの光が当たる。
「やっぱりラクスのコピーだからだろ？ 戦ってる俺が気に入らないんだ」
『キラ＝ヤマトも見事に復活したようですしね』
「フン、キラは乗れたりしてな。デスティニー�Uはキラにこそ相応しいですわーとか」
　口を尖らせ、高い声でラクスを真似てシンが舌打ちする。鼻を鳴らして笑い、ディーは
コンソールに肘を突いて身体を反らした。
『シン、今の貴方にデスティニー�Uを乗りこなせると思いますか？』
「はっ？」
『戦闘記録を簡単にチェックしましたが、デスティニー�Uの動きは化物じみていました。
特にエミュレイター事件が終わった後のデータは……貴方に、あれが出来ますか？』
　ディーの問いに、シンの喉が鳴った。視線を彷徨わせる。
「それは……それが出来ないなら、俺に合わせるのがＡＩの仕事だろ。何で俺がＡＩの機
嫌を取らないといけないんだよ」
『凡百のパイロットが乗れる程度に調整したデスティニー�Uを使うくらいなら、ザクの方
がまだ戦力になるでしょう。フルスペックを引き出さないカスタムＭＳなど、単なる欠陥
機でしかありません』
　眉間に皺を寄せたシンが、目を閉じてこめかみの辺りを指で揉む。
「俺はデスティニー�Uに乗る資格が無いって言いたいのか、アンタは！」
　一夜にして英雄と謳われるに相応しい力を、あの燃えるような輝きを伴う感覚を失った
自分が直ぐデスティニー�Uに乗れば、『事故死』も有り得るだろう。そう解っているからこ
そ、他人に言われると腹立たしい。
「ＡＩにそんな気を遣って貰ったって、嬉しくも何ともないねってああぁ！？ 」
　岩の塊が動く音が響いた直後、ザクが倒れ込む。機内でシンの身体が毬のように跳ねて、
メインモニターに後頭部を打ち付けた。

「如何でしたか？ 標的に不足は無かった筈ですが」
　崩落を起こした峡谷の映像が消えると、プロジェクターのスイッチが切られて室内の照
明が復活する。円卓に着くのは連合軍高官達と、ダイアモンドテクノロジー社の生体ＣＰ
Ｕ開発主任。紙コップに入ったコーヒーは冷めきっていた。
「普及型強化、か。しかし第４軍７中隊のＭＳパイロットはコーディネイターのみで構成
されている。ナチュラルより優れた動体視力、反射神経という要素もあるだろう」
「お言葉ですが、ギムレット隊の機体は完全にナチュラル仕様です。そしてＯＳ、ＡＩが
発達した現在、両者の身体能力差は最早無視できるレベルにまで縮まっています」
　自信に満ちた表情で答えた主任が胸を張る。２ヶ月後に全部隊で試用が始まり、半年後
には本当の意味で実用化される一大ビジネスだ。
「この強化処置を全軍に行き渡らせれば、地球連合軍に死角は無くなるでしょう。物量は
元より、ソフトウェアで部隊間ネットワークを確立し、更に兵士個人の戦闘能力まで高め
る。先程ご覧頂いた戦いぶりが、今後の連合軍におけるスタンダードとなるのです」
　数人が居住まいを正して咳払いする。程度の差はあれ、誰もが戦闘映像に見入っていた。
奇襲をかけたとはいえ、数頼みの自軍が、同数の敵を明らかに押していたのだ。
　１人の将官が手を上げ、胸の勲章が揺れる。
「強化処置の内容だが……グリフェプタンを使っているな。ロドニアのラボで粗製濫造さ
れた兵士達のようにならん保障はあるかね？」
「基本的な化学構造は同じですが、副作用を抑えた改良型です。それにお言葉ですが、あ
そこは拾ってきた子供を、短期間で無理やり戦力にする場所です。前提が異なります」
「ふむ、そうかね。加えて、ゆりかごによる心的矯正措置……これは？」
　待っていたとばかりに、主任は一歩進み出た。照明が部分的に落ちて、プロジェクター
に再び映像が投影される。人型のＣＧモデルが表示された。
「まず兵士の恐怖、他者を攻撃する事への躊躇を抑え込みます。完全に除去するわけでは
ありません。また自我を弱め、集団への帰属意識を高めます。主として新兵、若年兵に高
い効果を発揮する事が予想されますが、ある程度までのベテランにも有効です」
「ある程度まで、というのは？」
「本システムは、いわば痒い所に手を届かせる事を目的としているのです」
　軍人達の笑い声が収まるのを待ち、主任はまじめくさって話を続ける。
「敵と向かい合うのがやっとの新兵を、その場で戦力にします。自分の限界を知り始めた
ベテランのタガを外し、エースパイロットとなり得る力を与えます。しかし、既に戦闘が
身体の一部となっている真のベテランおよび、特殊なセンスを持った天才には逆に害とな
ります。本システムの強化とは、ある水準を満たす兵士の安定供給を意味するのです」
「その水準というのが、先程のアレか」
「先程のアレです」
　主任の首肯に将官達が唸る。確かに画期的だった。しかし、画期的過ぎる。

「しかし、我々連合軍は攻めるばかりではない。むしろ守る側である事が多い。つまり、
戦闘開始のタイミングを選べんという事だ……この問題にはどう対処する？」
　最も年老いた白髪の将官が、指を組んで上目づかいで主任を見上げる。
「20分間の強化でおよそ6時間持続します。ローテーションを組めば、未強化のまま出撃
という事態には陥らないかと思われますが」
「ローテーションを組むと言っても限界がある。軍において、指揮官が20分間不在になる
というのは深刻でのう……試用期間中に解決策を見つけるしかない、か」
　深い皺が刻まれた表情のまま、老人は俯いた。嫌な空気を感じ取った主任が顔を上げる。
「い、医療スタッフの充実によっても解決できる問題かと。当社の協力企業とも契約を結
んで頂ければ、設備などのリース面で色々努力させていただきま……」
「どのくらい？」
　やおら身を乗り出す老人。引く主任。
「ええと……5％引きくらい？」
「どーんと20％でどうじゃろ。どうせ我々が採用せんと、カネにはならんだろ？」
「会社が潰れますよ！ ほ、ほらさっきの戦闘を見たでしょ！？ あのクオリティが……」
　八百屋と主婦のような会話になりかけた時、ドアが開いて若年の将校が入ってくる。
「失礼します。『ミスターＡ』が『秘密基地』に到着した模様です」
　余りに間抜けな報告に主任が吹き出すが、並みいる高官達は重々しく頷いた。
「よろしい。乗艦の完了をもって彼を特務少佐とする。伝えたまえ」
「ハッ！」
「あ、あの、ミスターＡって？」
　完全に蚊帳の外だった主任の言葉に、白髪の将官が振り返った。
「……ちょっとな」

「お嬢様！ モッケルバーグ理事から秘匿回線が！」
　ガルナハン郊外に設置されたダイアモンドテクノロジーのキャンプに戻り、慌ただしく
着替え終わったアズラエルの所へ、研究員が飛び込んでくる。
「ロード＝ジブリールの遺産についてお訊ねです。でもあれって確か」
「ギムレット隊がシン達を襲撃したというのは、本当ですか？」
「あ、はい」
　少女に話の腰を一刀両断され、勢いで頷いてしまう研究員。タクティカルゴーグルを
外す手を一度止めて、少女は壁に片手をついた。
「どうして……悪い事というのは連続するのでしょう。私はシンに何と言えば……」
「確かに、下手をするとイメージダウンは必至ですよね。それより、遺産ですが」
　無造作に研究員を手払いする少女。此処まで余裕を失った彼女は、そう見られない。
「アドゥカーフ・メカノインダストリーの元社長にお話をうかがって下さい」

「フクダさんですか？ あの人、連絡つくかなあ」
「今はアニメ監督やってますよ。深夜アニメだけど、売れてます」
　後ろから顔を出して会話に加わった後輩が、アズラエルのデスクに紅茶を入れたコップ
を置いた。物憂げな表情を変えないまま、少女は重い、重い溜息をつく。
「ＳＦモノなんですが、3回に1回入浴シーンか着替えシーンが入るＲ指定アニメで、色気
描写の為にストーリー進めてる感じですね。作画は良いけど、僕は認めてないですアレ」
「出たよ『僕は認めない』発言。アニメオタクってのは変わらんな」
「そんな事、どうだって良いでしょう」
　アズラエルの平板な口調が2人の漫才に冷水を浴びせかける。ゴーグルをデスクに置き、
少女は両手で顔を覆った。
「連合軍の基地に行った以上、ギムレット隊と我が社の繋がりを知られたと見て間違いな
いありません。我が社の新装備を使っているのですから。この上カイザーに乗った事が発覚
すれば、シンに対する私のイメージは、決定的なまでにッ……」
「でも事故なのですからっていうか、Ｇカイザーの方がダメージ大きいんですか……？」
「そうですよ。大体お嬢様のイメージって元々」
　後輩の鳩尾に肘をめり込ませる研究員。消え入りそうな咳を繰り返して蹲る後輩。
「シン＝アスカの管理は、ムルタ＝アズラエルの娘である私の責務、私の使命。コーディ
ネイターの増長を食い止める為……青き清浄なる世界の為に、私は他の誰よりもシンの近
くに居なければなりません。私はあくまで、か弱い保護対象であらねばならないのです」
「はあ」
　双眸に冷たい炎を燃やすアズラエルに、研究員は疲れた声で相槌を打った。

　劣悪な舗装の為された崖上の道路を、連合軍の大型ジープが走っている。2列の後部座席
にシン達4人が座っているのだが、最後尾のベルは肩を落としていた。
「やっぱりあの部隊は、アズラエルさんと関係があったわけか……」
「まあ関係があったっていうか、第7中隊の隊長が強化計画に特別前向きだったのさ」
　ジープを運転する連合兵士が、バックミラーを一瞥してシンに答えた。ディーが片方の
眉を持ち上げる。
「どういう方なんです？ その隊長さんって」
「それがスカンジナビア王国の王子で、第一王位継承権者なんだよ。だからよく王子
＜prince＞って呼ばれてる。階級は中佐だったかな？」
「へえ？ コーディネイターなんですか」
「身体能力は俺達ナチュラルと変わらないんだが、遺伝病治療の時にやった調整が当時、
違法でも合法でも無かったらしくてな、コーディネイターって事になったんだと」
　車のライトで照らされた向こうに、ガルナハンの街が見えた。転がっていた石ころに
乗り上げたか、車体が大きく揺れる。街灯のない夜道は、とにかく暗い。

「王子が連合軍に入隊したのは、ま……古典的な人質ってとこだそうだ」
「それほどまでに、スカンジナビア王国は侮れない存在だと？」
「逆さ。今時その程度で済むほど、王国が軽く見られてるって事」
　兵士が小さく笑い、また車が揺れた。エコー７が後部座席を振り返る。
「大丈夫ですか？ ベル」
「はい、大丈夫です……」
　この場で唯一ザフト兵の制服を着た少女は、蚊の鳴くような声と共に頷いた。
『同じコーディネイターなのだから、話し合える』
先程、連合軍の基地でついうっかりこう発言してしまった彼女は、ギムレット隊の隊員
達に思うさま罵られ、怒りをぶつけられ、その上エイプリルフール・クライシスやブレイ
ク・ザ・ワールドが地球上にもたらした実際の被害を知り、地上のコーディネイターがど
ういう目に遭ったかを1時間以上に渡って訴えられ続けたのだ。
　通り掛かったシンと基地司令が割って入らなければ、どうなっていたか解らない。去り
際に言い捨てられた『貴様達と一緒にするな』という言葉が、胸に突き刺さっていた。
「ま、根性は見せたな」
「えっ？」
　連合兵の言葉に、ベルは顔を上げる。
「他のザフト兵は全員居直るか、嘘だと言い続けた。真正面から受けとめたのはお前さん
が初めてだよ。適当な言い逃れもせずに。大したもんだ」
「まったくですね」
　その場にいなかったディーがしたり顔で頷いて、シンが髪に手をやってかぶりを振る。
やがてジープが止まり、ドアロックが解除された。
「あんた方の機体は、こっちで整備しておく。ザフト機に詳しい奴も多いんでな」
「お願いします」
　車から降りたエコー７が軽く頭を下げる。ツェドや陸戦グフのスペックを暴かれる可能
性があったが、それはロンド＝ミナ＝サハクそして補佐官と、地球連合軍部との間で合意
が形成されていた。
「うっ！？」
　シンが一歩後ずさる。懐中電灯の光が2つ近づいてきていた。コニール＝アルメタが笑
顔と共に手を振る。研究員にライトを持たせたアズラエルが微笑んだ。
「シン＝アスカ！ 久しぶり！」
「こ、コニール……」
　何故か正面から向き合えず、シンの身体が僅かに傾く。それに構わず、駆け寄ってきた
コニールがアズラエルを指差した。
「この人凄いんだ！ 社長さんなのに、ＭＳの倍以上あるロボットに乗っちゃって！」
　アズラエルの微笑が歪む。顔色を失くした研究員のライトを奪い、スイッチを切った。

今回は此処までです。

乙

ああ、そういうバックボーンがあるのね、あの部隊。
最後に虎の尾を踏む発言が……

お嬢様、ちゃんと口止めしないから……ｗ
大丈夫、ギャップ萌えというものが世の中にはございます！
そして、シン・アスカはそのギャ…・・ｇｆさえｒｇｆｒすぉいはｂじこ
　
ＧＪっしたー

綺麗にオチを付けやがった！

これだけ語り所がある話なのに読者の注目を一点に向けさせるセンスは脱帽だよ

乙です
コニール逃げて―！
まぁお嬢様シンはたとえどんな人間でも守るべき対象ですから多分関係ないですよ
無い胸張って頑張っtグチャ

今、コニールと研究員に死亡フラグがたったね。ほぼ回避不可能なやつが。
あとシンに調教フラグが……ん？ 誰だろうこんな時間ｎ(ｸﾞﾁﾞｬｯ!

フクダ社長とやらが敵になる展開だけは勘弁。

Ｒ指定アニメの制作に勤しんでるから大丈夫だよ

やばい。今までも何度かコニール危ねえと思った訳だが……今回は特急のヤバサだな

誰かミスターＡのこと思い出してやれよw

ともあれＧＪです！

乙＆ＧＪでした
まさかのフクダｗ
とうとうＡとしか呼ばれなくなったエロゲ王に幸アレ
そしてコニール、ついに崖っぷちｗ

ＧＪっすー
相変わらずギャグ部分の印象が強すぎて感想が一色に染まるｗ

ギムレットの件は主任の独断ぽいな。アズ子のカミナリ間違いなしだなこりゃ
爺さんたちに主導権ぶんどられて交渉もあまりよろしくない結果に終ったし、主任涙目w
てか、白髪の将官がリースと聞いた途端食い付いてきたのに吹いたw20％とかふっかけすぎだろww

さよなら、コニール
君はいい子だったがＫＹだったのがいけないのだよ…
ＧＪです

デスティニーＩＩの絵ってどこかで見れますか？

>>479
ttp://www3.uploader.jp/dl/seed/seed_uljp00011.lzh.html

>>480
速攻レスにびびったｗ
ありがとう
かっこいいな

GJです!!
＞＞アズラエルの平板な口調が2人の漫才に冷水を浴びせかける。


平板な………何？

後輩は鳩尾へのダメージと引き換えに死なずにすんだがな。

>>480
次スレからはそれテンプレに入れたほうがいいんだろうか

ＧＪツッコミどころが多すぎる。ああ、そしてコニールとシンの運命やいかに！

ＧＪツッコミどころが多すぎる。ああ、そしてコニールとシンの運命やいかに！

ＧＪ！
ミスターＡが誰かわかんなかったｗｗｗ
それにしてもコニールにばらされたお嬢様はどうするんだろうか………

このシンはまさに台風の目だな。騒動の中心にいるはずなのに、自分の意志とは関係無しに周りの被害が拡大。そして全ての被害が自分に帰ってくる

あ、今回はギャグ読みきりでなくて本編か
あいかわらずギャグとマジがきっちり描かれててナイスです
最近両者のバランスが崩れかけてきてるようですが

まあそれはともかく、これからも頑張ってくれさい

「忘れろぉ！」めご　　　「ああっコニール！」

ぎろり

「な・・・・何を・・・・・・・」「記憶を失えぃ！」　　　ずごん

>>489
シリアス9、ギャグ1ですね？わかりますよwww

話読み返すとシリアスっていうか、シンが結構悲惨で重い感じなんだけどなｗ

ミスターＡか……どうも名前が出てこないな。あのエロゲ王の。

http://jp.youtube.com/watch?v=a95_9-_GkuA

>>493
すでに「アーサーの本名を知ると死ぬ」という都市伝説が
非公開設定に取り入れられてしまった悪寒。

アーサー・ボーグマン特務少佐の活躍に期待します

へ？ アーサー・トラウトマン少佐じゃなかったっけ？

>>492
シンの置かれている状況のギリギリ感や追い詰められ度は１の頃とそんなに変わらんよな
ただ周囲との温度差がちょっと広がっただけでw

ミスターＡか。Ｄもいるし、ひょっとするとＢやＣもいるのかもしれんなあｗ
いや、ひょっとして研究員と助手がＢとＣだったりするのか？

「ワタクシの名は謎の女ミス�]。
　影ながらシン・アスカを守る正体も目的も不明な謎の女
　ちなみに内緒ですがバストはＥカップ」
(詰め物？)
(詰め物だな)
(詰め物みたいだねぇ)
(あ、ずれてる)

>>500
ずれてるのに築いたら最後････
アレ？誰か着たなガス代の集金か?いって来る

>>500
「我が名は秘密に溢れた謎の女レディＸ
　シン・アスカを見守り、支え、磨き上げる謎の女」　ぷるるん
(あっちは本物？)
(本物だな)
(本物みたいだねぇ)
(あ、ゆれてる)

ところでおまいら、リアルワールドでも貧乳好き？

無論

愚問

ごめん大きいの大好き

どっちかっていうと貧乳よりかな

大きさより形に決まってんだろ

お尻が一番大事だと思わないか

ぶっちゃけ感度だろ…
とはいえベッドの上で生乳をガン見してるときは貧乳の方が恥ずかしがることが多くて逆に興奮する
大きいおっぱいもいいんだけど、貧乳には貧乳なりの楽しみ方はあるんだな、これが

胸なんて小さいほうが良いよ・・・。
肩凝るし、あせも出来るしいいことないわ

普通とか小さめの方が描きやす…あれ、誰だろこんな時間（通信が切断されました

>>496
亀だが、なんだその青いブレード付きバクゥに乗って、ラスボス相手に囮になって、シンに後を託して死にそうな名前は。
まぁ何だ、取り合えず一緒にゾイド板に帰ろう……

小さい方が良いねぇ・・・育て甲斐があ(ｼﾞｭ

大きくても
小さくても
俺はおっぱいが大好きだ

どんだけおっぱい好きなんだお前らｗ

そこにふくらみがあるのなら
迷わずお嬢様のちいさｚｘｃｖｂんｍ、。・￥

凄いメカうまい人がいるんでびっくりした
また描いて欲しい

確か最後にする、といって1枚投下されたような？

>>519
そうなのか・・・残念だ・・・
それはまとめに入ってた奴？

この流れは・・・つまりミナ様パッドぎわうわなにるやめｄｒｆｔぎゅひｊ

何を言ってる？ミナ様がパットな訳無いだろう？

あれは立派に鍛え上げた胸き(ｸﾞｼｬ

実はあれ、ほかほかの肉まんを胸に仕込んでいるにきま(ｸﾞｼﾞｬ

人肌でヌルくなった肉まんか。まずそうだなｗ

ロンド・ミナ・サハクの本来の目的とは、パイ拓を集めることだったんだよ！

ミナ様、肉まん胸に仕込むより牛乳とか飲んだ方が育つと思いますよ
ってミナ様はもう手遅ｒ（ｸﾞｼｬ

ミナ様と身長的に釣り合う奴といったらジョースター家の方々位だよな

・・・ミナ様って190ぐらいだっけ？
それであの体型だったら胸なんてなくても十分スレンダー系な美人だと思うがな。

女の子のファンがいつも周りにいる感じだと思ってた

コーディネーター（ミナ様）に忠誠を誓ったソキウスならいるよね

＞＞527
ロンド＝ミナ＝ジョースターになるってこと？
それとも婿を貰うのかな？

どっちにしろただでさえ頑強なミナ様が更に…

つまり
カガリ「お姉様！！」
ミナ「ええい、懐くなひっつくな！！」
他オーブの氏族の娘達「お姉様！！」

あっちでのお嬢様学校ではこんな感じだったりとか

>>531
エルメェス兄貴みたいになりそうだがw

ミナは乳輪がでかい

一番乳首の色が綺麗なのは誰だお？

エミュ子
機械だから光沢があって綺麗だろう？

大穴でシン

>>537
シンってアルビノっぽいしそうかもな

いや、黒髪に黄色人種っぽい肌だし、赤眼にも視覚障害があるわけではないからアルビノとは違うような。

肌がやたら白く見えるんだよね、シンって

どっかのスレで考察されてたが
真の初期設定（放映中に改変されたらしいが）が第一世代コーディネーターだそうだから
当時のコーディネイト違法化された地球だと通常は無理
しかしシンの目が赤い事からアルビノの治療の為にコーディネイト技術を使った治療がされていたのでは
とかいうのがあったな

まぁアルビノつっても症状は色々だからな
全員がエルリックみたいな外見じゃない

貧乳
↓
お嬢様、ミナ様
↓
ミナ様考察
↓
乳首の色、選手権
↓
シンってアルビノ？

つまり、シンが貧乳・・・と

別に第二世代型でも治療の為ならコーディネイト追加でもいい気がするんだが
マユと目の色が違う理由が本編じゃ無かったからなぁ
どうせ演出の問題だけだろうけど

真っ黒な髪に真っ白な肌に、真っ赤な目っていうのがな。両親とも妹とも違うし・・・遺伝子治療か何か
やって失敗したのか、それとも最初から別の何かとして造られたのをシンの両親が引き取ったか。

俺は、なんかそれが一番シックリくるな
後付設定万歳＼(-_-；)／

遺伝子治療失敗はありそうだが
後者はねーよ
まるっきりキラじゃねーか

コーディネーター化に失敗して解体工場かサーカス行きだったのを引き取ったのかもよ

たかだか二年のトレーニングで、生まれついてのチート野郎であるキラを墜としたんだ。
キラと似た何かであっても、別に不自然ではないだろう

>>547
常識的に考えて、コーディネイターで最高の調整をされているキラに勝てる人間が居るわけが無い
シンがキラのデータを使った調整をされて生まれてきたキラ・キラーとでも呼ぶような存在ならその辺の矛盾は無くなる
議長がシンに目をつけた理由になるしね
なんか精神的にガキな理由もキラーとして生み出された影響なんじゃ？

シンの性格が幼いのは、脚本がそういうキャラしか作れないから、という理由でしか無い気がするんだがｗ
だって全キャラ、精神年齢が低いか支離滅裂な奴しかいないじゃん、原作って……

髪と肌の色的に、シンは議長と血のつながりあってもおかしくなさげ

>>551
常識的に考えたら勝負は時の運
必ず勝つ世界の方が非常識

>>554
つまらん訂正だが
×勝負
○勝敗

ルーデル閣下も高射砲に撃墜されたことがあるしな。

勝負は時の運、って言わない？まあ置いといて……なんかな、シンが努力の人かっていうと、
そうでも無いような気がするんだよなー。対フリーダムの時にシミュレータやってたが、それも
ほんの少しでああやって勝っちゃえるんだから

いや、閣下の攻撃機が高射砲で落ちるのと、キラがシンに落とされるのじゃ全く違うからｗ

逆に言えば、キラはコーディネーターがほんの少し努力すれば撃墜できるんじゃね？
みんな対キラ戦術なんて考えてないだけで

>>558
閣下が撃墜されることは奇跡に等しいが、キラは別に・・・

>>552
シンがガキっぽいのは
反抗期(親からの独立心の芽生え)前に両親を亡くしたせいでいつまでも大人になれないからじゃないか
という説を見たことがある
これが心理学的に正しいかとかは知らないけどｗ

確かに見てて子供っぽいが、それは周囲のキャラと比べてなのかそれとも絶対値として、
現実に存在する16歳の少年と比べてなのかで、考えは変わるなあ

>>561
ステラを助ける時に一人称が俺から僕にかわるあたりシンの精神年齢が戦災時で止まった
ままなんじゃないかと考えた時期が俺にもありました。
いや、成長はしてるんだけどそういう部分があるから不安定で幼くなってんじゃないかなと。

流れブッタ切るけどジブの遺産てなんなんだろ？TVの手抜き加減からMS、Aやバイオ関係ではないだろうし

少々亀かもしれんが、シンは元々白化症持ちとして生まれてくるところを、
必要最低限の遺伝子コーディネイトで治療した事実上のナチュラル、と言う方が燃えないか？
黄色人種なのに色白で目が赤いのは、治療が不完全だったからで、元々は病弱だったということにしてもいい。
弱っちい雑種が生まれながらのエリートに努力の末に勝利する、古来からの燃え展開の王道だ。

マユが普通なのは、シンと違って遺伝子異常がなかったのか、治療が完全だったのかどっちでも。

シンの目の色からアルビノ連想する人がいるけど、そしたら紫とか黄色とかどうなるんだ

>>566
ただの演出と明言されてる

紫だったら指パッチンで人を操れる
だが答えは聞いてくれないシスコンになってしまう

>>565
最初から当然勝つように作れている、より
絶対そっちの方が好みだ

最初から当然勝つように作られているっていうのは大体敵の側で、凡人の主人公が
それをブチ破る為の設定だからな。

>>564
多分だが、頭悪い感じの巨大兵器じゃないか？ジブリールは搦め手なんて使わんだろう

＞頭悪い感じの巨大兵器
ふっさふさのネコ型モビルアーマーを想像した

ぬこ様にじゃれつかれて次々破壊されるＭＳ

>>頭悪い感じの巨大兵器
「ブラックシルバァァァァ〜！」

>>570
とある方面の方々は努力して強くなる燃え展開よりも
超絶無敵主人公の俺tueeee!!!展開のほうが好みらしいですよ？
パワーアップも｢ドクンッ！｣とかいう擬音と共に隠された力が覚醒

車をブロブロ言わす素人ババアとかですね

ヲタや腐女子は苦労せず美味しい所だけもってくキャラ好きだからな

最近の萌えマンガやゲームとかそんなんばっかだし

最近英語のゲームしかやってないから全然わからねえ…

シンは種持ちって以外はどこにでもいる普通の少年だからな
種割れも火事場の馬鹿力的なものでただの演出だと 無印のとき福田は言ってたし


まあ思い付きで設定変える福田の事だから今はどうなってるのか知らんが

最近淫語のゲームしかやってないから全然わからねえ…

>>573
じゃあ両方のいいとこ取りで努力を重ねて再選挑むもボロクソにやられて、
やばくなったところでそれまでやってきたことが体と噛み合って形勢逆転とか…て考えてみればどっかで見たような。

あとはせめて覚醒パターンにしても力に振り回されるとかリスクが欲しいところ。

ダイの大冒険はそこらへんいい感じだよなー、とか言ってみたり。
最近年をとったせいか、クロコダインのおっさんが俺の心の師匠になった。

寿命削ったり記憶失ったり五感が損耗したりとかがベタだな＞リスク

一応キラもアスランもラクスも、戦うごとに人格が歪んでいくというリスクはあるが。
特にキラは、ヘリオポリスにいた頃とオーブの准将になった頃を比べると、良く解るぞ

本人に自覚ない以上リスクもなにも。

>>575
腐ったメスブタはともかくヲタもそうか？
黄金期ジャンプ世代とかは友情（≠ホモ）努力勝利が内蔵されてそうだが…

>>582
人格が歪んでも周囲の反応はまったく変わらないという…

人格が歪んでも気付かれなかった、あるいは周囲の反応が変わらなかったキャラってどんなのいたっけ？
武装錬金のパピヨンとか？あれは気付こうとしなかっただけだけどさ

>>571
「これが・・・ジブリールの遺産だっていうのかよ！！」

四角頭のＭＳの腰部から放たれた光が幾多の艦を巻き込み爆散した。
シンはその圧倒的な破壊力に思わず舌を巻いた。

「さぁ、アスカ君。決着だよ」

最後の５０人が不敵な笑みを浮かべ四角い頭のＭＳの脚をばたばたさせる。
エネルギーをチャージするためだ、そしてチャージが済むと今度はカショコンカショコン
と音を鳴らしながら屈伸運動をはじめ腰部に装着されている巨大キャノンへとエネルギー
を送った。

「やらせるかよ！！」

第二射を防ごうとシンはおにぎり頭のディスティニー�Uのブースターをフル加速させる。
腰から雄雄しくそそり立つアロンダイトが勇ましく見えた。

ちょｗ
てめぇ先行者かよｗｗｗ

四角頭と三角頭
股間砲と股間剣
なんだこの微妙な類似性

先行者は八角だがなｗ

ライバル機と言うなら、極限まで装甲削って高機動なジブリールの遺産(仮)と
それなりに重装甲な印象を受けるプランAとかそんな感じになるのか？

むしろ極限までに装甲を削った上で低機動・・・

真っ先に

「まあ旦那はあんなに立派じゃなかったけど」

と、仰るジブ夫人を幻視した俺は末期だな

「お父様の方が御立派でしたわ」とのたまうアズ子とか

>>544
亀だが、シンは貧乳以外認めない

そういや昔、シンＴＳスレとかあったな
しかも結構続いてたし
しかし女シンは実に萌えキャラだったｗ

体毛も薄そうだし、たぶんお守りをくれと頼まれても『材料』が生えてな（ﾀｰﾝ

言っておくが>>596は女体化シンに関するコメントではないぞ（キッパリ！

女体化シンのＡＡあって吹いたｗｗｗ

「く、しつこい相手だよ。君は！！」
「これで終わりだ！！」

シンと最後の５０人との激闘はさらに続いていた。
お互いの愛機は相打ちの形で沈み、そのまま白兵戦へ。
しかし、その闘いも廃棄コロニーの限界により中途半端に終わり二人はこの廃棄に
あったＭＡに乗り込み最後の闘いを繰り広げていた。

最後の５０人の駆るボール型のキャノン砲の砲火を回避しつつ、シンは自身の駆る
ドラム缶型のＭＡのアームについてあるハンマーをぐるぐる回して５０人を追い詰めていた。

>>599
続きｷﾀ―――！　今度はボールとオッゴですかｗ

なんというか燃料不足？

ＳＳ投下が無いから、仕方ないといえば仕方ない

話題投下っぽく。
ぶっちゃけ誰とくっつけばシンは幸せになれると思う？

ちなみに私はお嬢様以外なら(ごしゃ

エミュ子だろ、ｊｋ

原作キャラ同士のミナ様以外ありえんだろ、ｊｋ

お嬢様の下でニートを

あえていっちゃう。
今作のコニールとかアズ子の引き立て役なんだもん。
原作をオリの引き立て役にするんではなく、オリを原作の引き立て役にするべき。
お嬢様の踏み台はエコーとかベル子にやらせりゃあいい。

きついこといってスマンね。

>>607
いや、どう考えても光り輝いてるだろコニール

欠片ほどでもオリキャラが原作キャラより活躍するのが嫌なら
大人しく原作だけ見てる方が絶対に良いよ？

あと引き立て役って、どういう意味で？確かに戦闘要員としてみるとアズ子が圧倒的に
リードしてるが、ギャルゲ的な要素だとコニールの方がかなり進んでるぞ。むしろアズ子は
欄外。というか登場する女性キャラ全員、男とイチャついてる暇がないというか…

むしろこのガルナハンでは、アズ子がコニールの引き立て役になってるだろｗ
今回アズ子ボロボロじゃねーかｗ

か弱い保護対象であるためにＧカイザー搭乗者であることを隠してたのにコニールにばらされるｗｗｗ
大ダメージですｗｗ

ハーレム、というか「全員でシン共有」ＥＮＤ希望
シンはあんま幸せじゃないけど女性陣が幸せならそれでよし

そういや今ルナはどうしてるんだろか
幸せ、とまでいかなくとも不幸でなければいいんだが

>>577
「ちょっと思いついたんだけどさぁ」　　(スタッフ全員真っ青)

>>613
・・・論文書いてて先生説得してるときに言われたらいやな一言
TOP５のうちの一つはやめてくれ・・・
真っ青というかマジで殺したくなるから．

恐らく一番の安全牌はベル子かねぇ
多分、子どもの時将来の夢は？ってアンケでお嫁さんって書いてるね

>>612
シン「誰でした？」

ttp://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/comics_and_animation/?1215678638

さあバーディやイージスはどうなる

ｺﾞﾊﾞｰｸ

ｽﾏｿ

>>612
少なくともシンより幸せだろうから安心するんだ

盟主王が主人公のロボアニメが見たくなってきたｗｗ

盟主王ジェネシック！ アズ！ ライ！ ガーッ！ですねわかります

あのOPのＧカイザーver.が浮かんできました。

>>619
それは安心できるのか
そういえばどっかでほかの男との子供生んだ話しあったっけ。
たしかラクスのパレードだかなんだかのせいで病院に連れて行けず死んでしまう

いっぱいあり過ぎて探しきれん

>>623
ルナマリアが「七都市物語」のギュンター・ノルト化するわけでつね。

まあヒーローってのはハッキリ言って人間的な幸せからは縁遠くなるものだから
ルナと別れるのは自然だと思う。

>>623
倉庫の逆シンまとめにある『自由の呼び声』だな。
アフター物でも屈指の絶望と暗黒の未来を描いた話だ。

>>623
バッチリ安心して大丈夫だろ。ステラとマユの幻覚と共にＳＥＥＤの強化版みたいな物に覚醒して、
デスティニー�Uとか乗っちゃって、最強っぽいＭＡ倒してエミュレイターがＡＩに憑き、シン始まったな
と思った直後に大幅弱体化。愛機に搭乗拒否され、ザクでストフリ改と闘えちゃうわ、キラ復活して
地位が危なくなったり、地球に降りて武装勢力とかち合ったり連合に攻撃されちゃったりと、至れり
尽くせりなシンよりも幸せなんだから

>>625
シン＝光太郎
BGM
ttp://jp.youtube.com/watch?v=X5hl9-vOSUM

シンは仮面ライダーになるべきだったっていうスレがあったような…ｗ

シンにはこっちがいい
ttp://jp.youtube.com/watch?v=lQb_bUPPKks

影技ﾅﾂｶｼｽ

あの作者、ニライカナイの途中から画風が変わりすぎて付いて行けなかった

影技と朧の時はよかったのぅ

>>630
主人公的には、同作者が描いてるエピＧのアイオリアのが似てる気がする

「運命を……神が決定すなんて事…オレは認めないからだ…………
　それを認めたら、マユやステラは…生まれた時から戦争に巻き込まれて死ぬ運命だった事になっちまう
　運命は…神という存在から人が………闘って奪い取るものなんだ！！」

エピGもはやいとこあのアイオリアが本編のように「教皇は神のようなお方だ」って言って忠実になってもらいたいぜ

>>584
ちょっと確認したいんだけど、腐ったメスブタ＝腐女子て意味で使ってるよね。
それは男同士のカップルが好きだからって事？でも男のヲタって801嫌いだけど、レズは
好きか、アリだと思ってる人が多いよね。同性愛好きって意味なら一緒じゃない？
それとも他の基準があるの？

ググってウィキれ
だいたいの事はそれで分かる

801は元素記号や炉辺の石、難解な数式でさえホモップル化して楽しんじまうからなぁ

レズは見ていて楽しい
俺が男だから

ホモは見ていて楽しくない
俺が男だから

>>637
じゃあアズ子とミナ様にレズって貰うか？

エコー７は既に喰われかかってたのでは

>>634
まあ単に男か女かの問題で、このスレは男が多いって事だな

エコーはふたなり

余はシャワー室で世にも不思議な代物を見てしまったのだ

>>621
ぼくらの盟主王ー！アッー！アッー！アッー！アッー！アーズライガー！！

こうですね、わかります。

>>641
ハッタリ仕事しろ

>>643
なぜかインモラルにやられるアズライガー(in盟主王)が見えた
疲れてるのだろうか

一瞬、エミュレイターにやられるアズ子に見えた
俺末期

申し訳ない。最近ちょっと身の周りが慌ただしく、加えて脳内燃料が枯渇気味なので
投下が滞っています。来週日曜辺りには続きを書ければと思いますので……。

>>647
まあ無理なさらず

ゆっくりあせらす

保守だけしとくね

あせらず

でした
本当に申し訳ない　　orz

待つのは慣れてる気にするな！

大丈夫です！ゆっくり行きましょう！

ゆっくり書いてってね！

　　 _,,....,,_　 ＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
-''":::::::::::::｀''＞　　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　　　＜
ヽ:::::::::::::::::::::￣^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^Ｙ^￣
　|::::::;ノ´￣＼:::::::::::＼_,. -‐ｧ　　　　　＿_　　 _____　　 ＿_____
　|::::ﾉ　　　ヽ､ヽr-r'"´　　（.__　　　　,´　_,, '-´￣￣｀-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_　　_,.ﾍｰｧ'二ﾊ二ヽ､へ,_7　　　'r ´　　　　　　　　　　ヽ、ﾝ、
::::::rｰ''7ｺ-‐'"´　 　 ;　 ',　｀ヽ/｀7　,'＝=─-　　　 　 -─=＝',　i
r-'ｧ'"´/　 /!　ﾊ 　ハ　 !　　iヾ_ﾉ　i　ｲ　iゝ、ｲ人レ／_ルヽｲ i　|
!イ´ ,' |　/__,.!/　V　､!__ﾊ　 ,'　,ゝ　ﾚﾘｲi (ﾋ_] 　　 　ﾋ_ﾝ ).| .|、i .||
`! 　!/ﾚi'　(ﾋ_] 　　 　ﾋ_ﾝ ﾚ'i　ﾉ　　　!Y!""　 ,＿__, 　 "" 「 !ﾉ i　|
,'　 ﾉ 　 !'"　 　 ,＿__,　 "' i .ﾚ'　　　　L.',.　 　ヽ _ﾝ　　　　L」 ﾉ| .|
　（　　,ﾊ　　　　ヽ _ﾝ　 　人! 　　　　 | ||ヽ、　　　　　　 ,ｲ| ||ｲ| /
,.ﾍ,）､　　）＞,､ _____,　,.イ　 ハ　　　　レ ル｀ ー--─ ´ルﾚ　ﾚ´

>>648-654

お前らの優しさに全俺が涙した

ｗｋｗｋした分楽しめるから無問題

>GSC�U様へ
か･な･り!GJです!wktkしながら続き待ってますw
ところで…街が1つ吹っ飛ぶ攻撃とか､第1王位継承者とか､ﾗｸｽのﾌﾙﾈｰﾑ繋ぎの部分が=なｺﾄとか見ると…｡ひょっとして某ﾄﾞﾗまたの物語を見てませんでした?やたら胸がどうのって話題もありますし…
あ､ｽﾚﾁでしたね｡すみません吊ってきます｡

>>647
毎回「順調に」遅れるスパロボとか、いまだにムーンストーン待ってる身です
一週間やそこら程度待ってるうちに入りませんよ
ごゆっくり

＞いまだにムーンストーン待ってる身です
ちょっと待てw

いまだにトリニティ・ブラッド（ry

いまだにタイタニア（ry
いまだにガルディーン（ry
いまだに逆宇宙シリーズ（ry

ＥＧＦ……

>>661

　ん、逆宇宙シリーズは、一応完結しているはずだが……？

ＳＤＧＦ…

>664
あれも無理矢理感はあるが一応完結してる｡
…一応はな｡

デュランダルの遺産マダー？

６、探す者達


　シンがジェス・リブルの事を覚えていたのは単なる偶然に過ぎない。
　彼が２年前、新型機であったインパルスの取材に来た時は気にも止めていなかった。
　もっともその記者が何故だかＭＳを乗り回していたり、デブリに閉じ込められるなどといった事故を起こしたあげく、高出力砲をぶっぱなすなどという派手な脱出劇を演じてみせれば忘れようと思っても忘れれない。
　あの時は自分も無断で救出の手伝いをして、３ヶ月の減給処分になったのも忘れなかった原因の一つだろう。
　その後ザフトを辞め各地を彷徨っていた時に再会して何度か騒ぎに巻き込まれたのだが、それはまた別の話しだ。

　翌日、シンの姿はある喫茶店の片隅にあった。
　元々ジェスとの縁で取材を受ける気ではあったが、昨夜の電話で聞き捨てならない言葉があった為に早めに約束の場所にやってきたのだ。
「議長の遺産か……」
　シンの誰にも聞こえないほどの小さな呟きが静寂に溶けて消える。
　少なくとも、シンはそのような物が有るなどと言う話は昨日まで聞いた事が無い。無論、あの若さでプラント議長まで上り詰めた人だ、それなりの資産はあったはずだが……。
「相続人はレイかな？」
　月で行方不明となった戦友の顔を思い出す。仮に資産が残っていたとすれば相続するのは家族同然──息子なのか弟なのかは微妙な年齢差だが──だったレイになる。しかし、そんな彼も月で逝ってしまった以上はどうなるのか……。
　もっとも、そんな一般的なものをわざわざ“議長の遺産”などと仰々しくは呼ばないだろう。
「あの人の研究成果か……、それとも兵器か……」
　シンの口から物騒な想像が漏れる。
「まさかな……」
　しかし、次の瞬間には苦笑混じりの呟きに否定される。
　研究成果はそれこそラクス・クラインの否定したデスティニープランだし、秘密兵器に至ってはシンが個人的に知っているデュランダル前議長とは程遠い。ラクス・クラインじゃあるまいし、独自に極秘でＭＳを開発する意味が無い。
　まぁ、今考えても仕方ないだろう。もうしばらくすればもう少し詳しい事がわかるのだ。
　シンはそう考えると、先ほどから手付かずだった合成物のコーヒーを口に含んだ。そのコーヒーは泥のような味でとても不味かった。

　奥の席に居座ったシンを店の主人がいい加減追い出そうかと考えはじめた頃（もっとも、シンが早く来すぎただけなのだが）になって、ガラガラだった喫茶店の扉が開く。
　入ってきたのは３人。そのうち二人はシンの顔見知りだった。
　黒髪にメッシュの青年はジェス・リブル、スーツを着ているのがカイト・マディガン。野次馬バカとその相棒、一部では非常に有名なフォト・ジャーナリストとその護衛のコンビだ。
　そしてもう一人、こちらは初見の女性だった。
　年の頃はシンと同じぐらいか、金色の髪をポニーテイルにまとめ、大きな眼鏡をかけている。ジェスとよく似た、動きやすそうな服装をしている。
　恐らくは彼女が昨晩ジェスから電話をもぎ取った女性だろう。シンは僅かに緊張をした。


「シン、久しぶりだな。来なかったから心配していたんだぜ」
　笑顔で声をかけてくるジェスに、シンは苦笑い半分で答える。
「悪い、昨日まで動けなかったんだ」
「おいおい、穏やかじゃないな。何があったんだ？」
　軽口を叩きながらも心配そうな様子なのはカイトだ。とはいえ理由を聞けば絶対に腹を抱えて大笑いするだろう。軽薄な見かけによらず義理人情に厚い男だが、同時に容赦の無い男でもあるのだ。
「いや、もう大丈夫だ。それよりも……」
「お、おい」
「それよりも、俺に聞きたい事があるんだろう」
　シンは語尾を強め強引に話題を変える。とは言え、昨日まで動けなかったなどと聞いて、そうですかと引き下がるほどカイトも冷たくは無い。
「ほんとうに大丈夫なんだ……あべしっ！」
　とはいえ、心配の声は途中でかき消される……というよりも、押し倒される。
　それまで黙って聞いていた金髪の少女が、カイトを押しのけたのだ。哀れカイトはテーブルの角と熱烈なキスをする事になる。
　一方、金髪の少女はシンの目の前に立つと、キラキラと輝く目でシンを見つめた。
「あの、貴方がシン・アスカさんですね」
「え、えっと君は？」
　そのなんともいえない熱烈な視線に、シンはやや引き気味なる。
　一方の金髪の少女はシンのそんな様子に気がつくことも無く、自己紹介をしようとする。
「あ、ごめんなさい。名乗り遅れました。私は……たわばっ！」
「なにしやがる、シッポ！！」
　もっとも、その名乗りは途中で遮られる。テーブルと熱烈なキスをしていたカイトが少女の特徴的なポニーテイルを後ろから引っ張ったのだ。
　その不意打ちに少女の首がおかしな方向に曲がり、妙な奇声を上げて白目をむく。
「……お、おい。大丈夫か」
　シンは思わず呆然と呟く。カイトと少女のどちらに言ったのかは定かではないが。
「って、何しやがりますか、このバカイト！」
「誰がバカイトだ！　この半人前以下！」
　もっとも、そんなシンの心配も杞憂だったようで、少女はすぐさま蘇生をするとシンの事をスッパリ忘れカイトに食って掛かる。
「半人前で悪いですかっ！　誰だって始めは半人前です。だから師匠に弟子入りをしたんです！」
「許可なんて出した覚えは無いぞ！」
「バカイトなんかに弟子入りはしないですよ！　私の師匠はジェス師匠です、このお邪魔虫！」
「誰がお邪魔虫だっ！」
「バカイトがですっ！　私と師匠の二人で……」
「何馬鹿な妄想に浸ってるんだ、てめえ！」

　なにやら罵りあう二人に口を挟めずに呆然とするシンであったが、そんなシンに苦笑交じりにジェスが話し掛ける。
「悪いな、シン」
「いや、悪いとか以前にこいつらこれで良いのか？」
「こうなったらしばらくは終わらないんだよ、それよりも本当に大丈夫なのか？」
　騒ぐ馬鹿二人を横目で見ながら、ジェスは首を軽く振る。もっとも、本当に首を振りたいのはこの店の店主だろう。危ない一団と判断したのか寄ってこないけど。
「医者のお墨付きももらったし、元々大した怪我でもなかったから大丈夫だ。それよりも電話の件だけど……」
「なら良いんだが。　あの話しだが、そっちのシッポが拾って……」
「誰がシッポですか、師匠！」
　どうやら騒ぎながらもこちらの話を聞いていたらしい。金髪のシッポ髪の少女が文句を言ってくる。
　もっとも、ジェスもその辺は慣れているのか、シッポの抗議を無視して話を進める。
「元々俺たちはどうもザフトの兵器の横流しを追っていたんだが……」
「横流しねぇ」
　その言葉に、シンが眉をひそめながらも良くある話しだと考える。実際、シンがザフトに残って行った戦後処理でも、本国から離れた場所にいる連中の兵器の横流しの調査が多々あった。
「そこで、そっちのシッポが妙な噂話を拾ってきたんだ」
「シッポさんが？」
「だからシッポ言うな……って、もういいです」
　初対面のシンにまでシッポと言われて毒気を抜かれたのか、少女は少しだけ力無く項垂れるとシンの向かいの椅子に腰をかける。
「このシッポは俺の友人の娘でジャーナリストの卵なんだが、こいつが妙なネタを掴んできたんだ」
「それが“議長の遺産”か」
「師匠、勝手にネタをばらさないで下さいよー」
「昨夜ばらしたのはお前だろう」
　少女の抗議の声に、カイトがツッコミを入れる。
　それに対して言い返そうとした少女であったが、それよりも先にシンが少女に尋ねる。
「議長の遺産ですか……、そんな話はどこから？」
「えっとそれは……」
　言ってしまって良いのかどうなのか一瞬だけ躊躇するシッポであったが、彼がジェスの知り合いであり、あまりにも真剣な眼差しに情報ソースを口にした。
「内緒にしてくださいよ、記者の命なんですから」
「それはわかってるよ」
「私の友達がオーブの役人をやってるんですが、今此処に来ているらしいんです」
「来ている？　アスランがか？」
　少女の言葉に、シンの脳裏に前日に会ったかつての上官を思い出す。
「いえ、そうじゃなくてオーブ代表首長のカガリ・ユラ・アズハがです……って、なんで騎士団の副指令の名前まで？」
「いや、昨日会ったから……って、なんだってあいつ等はこんなにフットワークが軽いんだ？」
　答えながらも、シンは心底あきれ返る。
　普通えらい人ってのは奥でふんぞり返っているもので、そうそう前に出て来て良いものではない。
　それは別に彼等が臆病とか仕事をしていないとかではなく、それだけ彼等の判断や存在に価値があり傷ついて良い立場ではないからだ。
「で、連中が探しているのが、“議長の遺産”って訳だ」
　黙って浸りの会話をを聞いていたジェスが控えめに注釈を入れる。どうやら、このネタは少女のもので、自分はあくまで仲介しただけと言う立場を取るつもりのようだ。

「なるほど……」
「なるほどって……、騎士団の副指令まで来ているんですよ！！　益々信憑性が出てきたじゃないですか！　特ダネですよ！！！」
　シンの言葉に、少女が興奮の色を見せる。
　そんな少女に、やや呆れた表情でジェスが諭す。
「おいおい、シッポ。お前タブロイド紙の記者にでもなるつもりか？　そりゃ連中が来ているだけでも特ダネだろうが、証拠や根拠も無しに書くとトンデモ記事で終わっちまうぞ」
「うっ……」
　そんなジャーナリストたちを尻目に、シンは静かに考える。
　たしかに、あの連中が動くなら“ナニカ”があるのだろう。まったく何の証拠も無しに軽々しく動くとは思えない……、たぶん。
「でも、きっととんでもない兵器とか、ザフトの名前を冠したＭＳとかがあるんですよ！」
「少なくとも、俺の知る限りそんな物は無かったですよ」
「そんなっ！」
「いや、そんなっ！　って言われても……」
　コロコロと表情の変わる少女に内心苦笑いを浮かべながら、表情だけは真面目に取り繕う。
「シッポさんは俺の事はどれだけ聞いていますか？」
「シッポじゃないです……。えっと、ザフトの赤服で、特務隊に属してたと……」
　その言葉に頷きながら、シンはかつての愛機を思い出す。
「俺は戦前の開発段階の頃からインパルス……議長の肝いりで作られたセカンドシリーズの機体に乗っていましたけど、そんなものがあるなんて話は聞いた事が無いですよ」
　無論、シンが知らないだけの可能性もある。だが……
「だいたい、そんな兵器があるなら月で使ってますよ」
「うっ……、でも間に合わなかったとかは？」
「俺がインパルスの次に乗ったのがデスティニーですけど、これが最新鋭だって議長直々に言ってました」
　あの日、格納庫で二機並んでいたデスティニーとレジェンドを思い出す。もし更なる新兵器があるのならロゴス討伐前の最重要な時期であり、多少の無茶があっても使わない道理が無い。
「それと、俺は戦後しばらくは戦後処理に従事して、幾つかのデュランダル議長時代の新型機開発計画はいくつか知りましたけど……」
「そこでナニカあったんですかっ！？」
「無かったですよ」
　身を乗り出してくる少女に、シンは苦笑いと共に答える。
「フリーダムとジャスティスの量産計画は縁起が悪いって途中破棄、デスティニーは実験機を実戦仕様に変更した機体だったと知ったぐらいですよ」
　その後クライン体制でフリーダムとジャスティスは騎士団用にセカンドシリーズのデータを取り入れ量産される事になるのだが、これを議長の遺産とは言わないだろう。
　シンの言葉に、少女は露骨に肩を落とす。恐らくは何か重大な事が判るんじゃないかと期待していたのだろう。
　そんな少女を尻目に、シンは横で話を聞いてたジェスに声をかける。
「なあ、ジェス。あんた等はこれからどうするんだ？」
「ああ、俺たちはザフトの兵器横流しを追うつもりだが……」
「そうか……」
　その言葉に、シンは昨晩から考えていたことを口にする。

「なあジェス、悪いとは思うんだが、その取材に俺を連れて行ってくれないか？」
　
　その兵器が議長の遺産などではないと思う。
　だが、あの人が何を考え、何を残そうとしたのかだけは知りたかったのだ。

　大西洋連邦高官との会談より３日後、歌姫の騎士団副司令であるアスラン・ザラおよびその筆頭秘書官であるメイリン・ホークは、特殊平和維持軍が保有する特殊平和維持軍第三低軌道ステーション、通所“歌姫の円卓”に戻っていた。
　“歌姫の円卓”は戦後ラクス・クラインの提唱で設立された特殊平和維持軍の活動拠点として建造され、３つある低軌道ステーションの中では最大規模の施設である。
　地球との往来に日数のかかるプラントにある本部に代わり地球上での作戦指揮を行う前線本部としての役割を持っていた。
　また、その役割に相応しく各種の通信設備は充実しており、プラント本国を始め各国へ常時接続のホットラインを有していた。
　アスランは基地に戻ると真っ先にホットラインの一つ、プラント本国にある歌姫の騎士団の本部との回線を使っていた。


「アスランどうしたんだい、急に呼び出して？」
　通信モニターの向うで、歌姫の騎士団を率いる若き司令官、キラ・ヤマトは柔和な笑みを浮かべながら突然呼び出しを行った親友に疑問の声を投げかけた。
　もっとも、それはアスランを詰問する為ではない。
「たしか一週間は大西洋連邦に滞在して、その後はオーブに寄るはずだったんじゃ？」
「ああ、最初はそのつもりだったんだが……。キラ、会談のデータはそちらに行っているか？」
「うん、僕も目を通したけど……ひどいね」
　キラは手元のコンソールを軽く操作すると、モニターの隅に一昨日行われた騎士団、オーブ、大西洋連邦の三者会談の報告書を画面の隅に呼び出した。
　そこには、平和とそのための活動を切実に訴えるカガリの言葉と、それをまったく聞き入れない大西洋連邦高官の姿があった。
「なんでわかってくれないんだろう。平和への願いはきっと同じなのに……」
　キラは悲しげに眉をひそめながら呟く。
「信じあえないのも人の性なのかもしれないな。デュランダル議長のように……」
「かなしいね。ラクスは……、僕たちはこんなにも平和を願っていると言うのに」
　ブルーコスモスを操っていたロゴスは滅び、デスティニープランで未来を奪おうとしたデュランダル議長は倒れた。自由と平和の前に立ちふさがる存在は無くなったはずなのに今だに戦火は収まらない。
　特に大西洋連邦周りは酷いものだ。強大な武力を持って自由を求める各地を弾圧する。幾度も平和維持のための中立地帯で軍隊を動かす。
　つい先日も、大西洋上で少数の部隊が騎士団と遭遇、逃亡すると言う事件があったばかりだ。
「だが、それが俺たちの戦いだ。厳しいのはわかっていたはずだろう、キラ」
「うん、そうだね。アスラン」
　そう、それこそが自分たちの戦いなのだ。自分たちが戦う相手なのだ。
「それにな、キラ。今回の件では大西洋連邦も捜査官の派遣は許可をしたんだ。ならばやり様がいくらでもある」
「でも、受け入れ人数はごく少数だって聞いたけど」
　細かい詰めの調整作業はカガリやオーブの外交官が現在やってくれている。
　もっとも、大西洋連邦にもメンツがあるのだろう、受け入れられる人数はごく少数だと言う。正直、心もとない。
　だが、そんな心配そうなキラを他所にアスランは自信を込めてこう言った。
「その捜査官だが。俺が行く」

「えっ！？」
「少数しか受け容れないと言うなら、直接俺が乗り込めば言いだけの話しだ。連中だって態々俺を名指しで来るなとは言わないだろう。
　それに……」
　思わず絶句するキラを他所に、アスランはやや表情をしかめながら言葉を続ける。
「予定を切り上げてこっちに戻ったのもこれが理由なんだが……。先日だが大西洋連邦で尻尾を掴んだ。下手をすればブルーコスモスも絡んでいる可能性もある以上は急がないと……」
　アスランは決意を秘めた表情で言い放つ。
　底に何か感じたのだろう、キラは再びアスランに尋ねた。
「地球で何かあったの、アスラン？」
「ああ、大西洋連邦であいつに……、シンに会った。連合の軍人と一緒に居たよ」
　アスランは、恐らくは議長の名前に再び踊らされ、利用されているだろう元部下の男の顔を思い出していた。
　あの時は、撃墜するしかなかった。あいつが生きていたのは運が良かったに過ぎない。
　だが、今度は上手く行くとは限らない。なんとしても、あいつが恐ろしい事に手を貸す前に助け出し、目を覚まさせてやらなければならない。
　一方、アスランの言葉にキラは再び絶句をする。あの時の彼が、また敵に回ると言うのか？
「そんな、まさか……」
「あいつは、きっとまた利用されているんだ。いつまでも議長の言葉に呪縛されていて……。俺は、あいつを救いたい」
　アスランの言葉に、キラはアスランの決意を見た。
　アスランはそう言う男だ。きっと止めても無駄だろう。ならば、親友として、騎士団の司令として、プラント中将としてできることは只一つだ。
「アスラン。後で正式に事例を出すけど、大西洋連邦領内に流れた“議長の遺産”の探索を君に一任するよ」
「了解した、キラ。すまない……」
　キラの命令に頷きながら、アスランは謝罪の言葉を口にする。
　これは騎士団の仕事であると同時に、私事でも有るのだ。
　だが、そんなアスランにキラは再び優しく微笑む。
「うんうん。気にすることは無いよ、アスラン。僕たちはそうやって進んできたんだから。
　彼を……、シンを助けられるといいね」
「ああ、必ず助けるさ」

呼ばれて飛び出て、俺惨状。
今回は此処までです。

遅れてすいません、少々身内ごとでドタバタしていて書くのが遅れました。

というわけで、１時間レスが無ければお嬢様のパイロットスーツへの着替え映像をよこなが・・・（ぐしゃ

ＧＪ！　一番乗り〜〜〜〜！！

相変わらずなアスランとキラですね。勘違い具合が素晴らしい。
そしてカイト達、ジャーナリスト集団も騒がしくて素晴らしい。
シン、少しはアクティブになるか？！

GJ 吐き気がするくらいの独りよがりっぷりだな 凸とキラ
しかし相変わらず再現度の高さは秀逸 続き期待してます。

毎度乙

ザフトの名前を冠したって、ザフトンですか？

キラにしろ凸にしろ、シンとしては彼らが軽々しく動くとは思いたくないよな……
両方の視点が見れる我々はある意味シンよりもはるかに不幸かもしれない。

>>672
×事例
○辞令

えっと…催促してご免なさい

キラと凸の本編通りの独善っぷりにＧＪ！

いつの間にかシンがテロしてることになってるー！？
しかし、シンサイドを見ないでアスランサイドだけ見ていると
そう思えなくもないかも知れないなぁと思えるところがまさに種死
フットワークが軽いな、アスランｗ

まあ、シンが知らない議長の遺産があったっておかしくはないんだけどね
しかし、このシンは実に巻き込まれ体質だなぁ

THE・布団具ですか？あるんですかね？それはそうと待ってました軍辞めても熱血なシンにGJ

なんかもう本人達は真面目な話してるつもりだろうにギャグにしか見えないのがもうね。
これが素晴らしいトレースという物か……！

どうしたらあの突き抜けたウザさを再現できるんだ…
すっげえ気になるぜ

そういやアスランとシンが同サイドにいると反発しあうけど、キラとシンが同サイドの場合（アスラン抜き）二人はどういう反応をとるんだろう。
GSC�U氏の真・キラ様じゃなくて本編準拠のね。

「キラ・ヤマトに唯一勝った男」と持ち上げて象徴にすることなんか簡単さ

キラのあまりと言えばあまりの悟りっぷりに
シンが「……もういいや。うん、明日を頑張って生きよう」になる
キラはそんなシンを見て別に分かり合えた訳ではないのに分かり合えたと思う
そして、平常時にはそれなりに大人な関係になる。よく言えば、馴れ合い。悪く言えば、無関心

そんな割り切った付き合い方なんてシンには無理だろ。シンだってまだ精神的に成熟してないんだし
それにそんな風にやれるならアスランとも摩擦起こらなくね？

アスランは割り切る前に反応が返ってくる
かろうじて反抗するという応酬が可能
キラは反抗してもボールが返って来ない。暖簾に腕押し？
なので、そのうち諦める
そんな印象

摩擦の原因の八割はアスランにあるのが問題だわな

言ってる事とやってる事が違い過ぎる

「戦争はヒーローごっこじゃない！」
といっておきながら理想に逃走った奴だからな．
そりゃああきれますよ．

裏切りがまずいよなあ
あれがなければ反発する新米主人公と
それをなだめつつ導く先輩という王道展開ができた気もするが

……嫁にそんなことを望むのは無駄かｗ

むしろそれってタリ坊とシンの関係だと思われ

「映画の欠点を脚本で補うことはできても脚本の欠点を救う事だけはできない」
ｂｙ黒澤明

真理ですなぁ

>691
流石は世界の黒沢とまで呼ばれた人だ､威厳がある｡まさしく真理だな｡

種を見てると禿の
「小生は決してスタッフと馴れ合わない！」
ってのが素晴らしい名言に見えてくるから困る

>>687
アスランを弁護するわけじゃないが摩擦の原因八割は言いすぎじゃね？
シンも独断で住民助けたり、ステラを勝手に帰すとか軍人としてありえん行為してるし
ヨウランが失言した時もわざわざ口を挾んで騒ぎを大きくしたりと問題起こしまくり
人間的で好ましいと言えばそうなんだが、組織人として見たら厄介者もいいとこ。しかもパイロットとして実力もあるから始末に悪い
アスランはあまり好きじゃないが、あのきついポジションには少し同情する

久しぶりに投下、ツェドです
ttp://paint.s13.dxbeat.com/up/src/paint_8977.jpg

背景に描く前に力尽きたので背景真っ白ですorz

>>694
とはいえ、アスランはアスランで一応上司にあたるのに、シンに対して諭すとか説得するとか、相手にわからせる行動が取れないのが問題だろ。
ただどなりつけるだけ。相手は年下で部下なんだから、もう少し余裕を持って相手に接すれば良いのに、それすらできないんじゃあな。
まあ、相手の目線にあわせることができないのはアスランに限った話じゃないけど。

これはいいものだ
特に股間の大型スラスターはプランＡにぶち抜かれるために存在してるとしか思えんのぜ

>>696
＞相手の目線にあわせること
種キャラにそれが出来る人物って殆どいないよな

この如何にも急造品って感じなのがいいな

>>690
タリ坊てタリア艦長？ｗ

ttp://www3.uploader.jp/dl/seed/seed_uljp00015.zip.html

ちょっくらＧカイザーを描いてみたのを預かってきた。
ラフ、設定画、カラー。
目の保養にして欲しいそうですｗ

ＳＳも書いてないのにレスして良いのかと迷いつつも……

>>695
ＧＪです。この『旧パーツの組み合わせ』『量産機らしいシンプルさ』が私のイメージ通りで、ちょっと感動しました。
素晴らしいイラストだと思います。絵に見合うよう、戦闘シーン全体の構成を考え直そうかと思います。有難うございました。
>>701
有難うございます。これは参考になります。partsとlinesが特に助かりました。当初はもっと全体的に横に大きい機体を考えて
いたのですが、これはこれでより一層異形の雰囲気が出ていますね。しかし巨大な肩だな……何かの武器になりそうですね。ＧＪです。

>>696
確かにそうなんだがアスランだってまだ20ちょいだろ？
俺がそんぐらいの時に生意気て鼻っ柱の強い奴を諭すとか説得するとかできたかな、って思うとね
たぶん、イライラして怒鳴りたくなったり嫌味の一個でも言いたくなると思うな

>>703は>>698

>>703
ならそんなヤツを人の上に立たせるなよって話になるわけで
まあ、アレだ。いつもの事ながら、脚本が全て悪いってことで

無印時代に散々私情で命令違反しまくった癖に殴られも処罰もされなかった アスランじゃ無理な話だ

本来シンは筋を通すなら話を聞ける奴だからな 感情的ではあるが
アスランは諭すんじゃなく感情をぶつけてるだけだから 上手くいくわけがない。

>>703
凸はそこらの20じゃなく 隊を率いた事もあるプロの軍人だろ？ 軍人としてそれなりに経験積んでる奴が エリートとはいえ新兵と同レベルのメンタリティでどうする？

>>706
最初はそう思って無かったんだが脱走したアスランを追撃する時、ちゃんとシンが話聞いてて笑った。
あと「過去に囚われたまま戦うのは止めろ！」で動揺したり。良く言われてるＤＱＮなガキ、いや
そこらにいる駄目な16歳なら、「ハアァ！？テメーが言うな、この出戻りハゲが！」みたく一蹴して
アスラン殺してるだろｗ

>>708
この時点ではシンも成長してるというのに凸ときたら……

シンは理論立てて説明すれば多少無理な作戦でも納得し、ぶつくさ不満を言いながらも作戦に従事するような気がするが
アスランは感情論で突っ走ってるんだよな

なんか車が故障したと女から電話が掛かってきた、のコピペ思い出した

常に自分の上司がマトモとは限らないって事を、良い子に教える為のアニメなわけだな種死は

>>707
捕虜を敵に渡したことだけでも厳罰に値するのに、シン脱獄までしてんのにお咎めなし
いくら最高指導者の命令あってもまともな軍隊ならこんなこと絶対に許されない。秩序が崩壊するわ
そんな狂った組織で教育されてきたんだからプロといっても高が知れる

アスランとキラも似たような事やってたが確かにお咎め無かったな。ＣＥって無法地帯がデフォか、やっぱ

とりあえずシンがキラ、アスランよりマシというのは幻想に過ぎないと思うよ。だって全員、嫁脚本の
中で動いてるんだし……嫁がシンだけ真っ当に描写すると思うか？

けど実験動物扱いで解剖まを匂わせる発言があるからなぁ……
地球育ちでプラントコーディとは違う地球人寄りの感性なら普通にドン引きだろ

あのシーンは内臓抜き取り病院の存在を知ってから見ると嫌な汗が出てきて溜まったもんじゃない

描写が少ないので

内臓抜き取りネタを入れたＳＳ無いかねえ。バッドエンドを希望しているんじゃないけど、プラントが
抱える解りやす過ぎる歪みの一つだし、面白いと思う

嫁が入れ込んでるキャラ程狂うってのはあるかもしれないぞｗ

凸は昇進して出戻り
痔は降格して出戻り
シンはお咎めなし
フラガは洗脳されて昇進し出戻り
キラは飛び級で准将と白服

スゲーなCE

どさくさ紛れにアンチまでわいてるな

>>712
あれ？シンって脱獄とかしたっけ？

つーかガンダム作品全般 現実の軍隊を当てはめたらどれもこれも滅茶苦茶だろC.Eに限った話じゃない。

>>721
あれじゃん、実は「脱獄させた」でステラの事なんじゃね？

インパルスで無断でステラを返還してる
警備兵だかのしてね

立派な脱走

嫁が嫌いなキャラ程 比較的マトモなのが 嫁の力量を表してるな。

脱走はしたけど脱獄はしてないねシンは

>>714
それがシンの悲運で幸運

主役を奪われたが為に主役としての真っ当な出番を与えられず
それ故、結果的に比較的にまともに見えるという

トダカ一佐も『活躍』させられるまではまともに見えたな

ﾄﾀﾞｶがマトモだったのはシンを助けたときくらい

>>695>>701
乙

まああれだ、いくら酷い脚本とはいえ主役落とされたシンに同情するスレだろここは

勝手なスレ定義乙

>>731
同情はするが全肯定するスレじゃないと思うぞ？

とりあえず全肯定なんて言ってないのでは

>>734
欠点は欠点として見るべきってことじゃねーの

とりあえず種を悪く言われるのが嫌なのが頑張ってさりげなく流れ変えたいのはよくわかる

別に種を悪くなんて言ってないような気が。第一ここは二次創作スレだろ。こうであって欲しい、
こうあるべきだったっていう話が湧いて出るのは当たり前では？

>>720や>>731はそう思ってない。

全肯定なんぞする必要はない　ラクシズ厨や負債と同レベルになるから

つまりキラとラクスを大活躍させるＳＳが欲しいわけか。わざわざ創作しなくても本編があると思うけどな。
文だけのＳＳと違って動画と音声がついてるぞ。しかも売れたっていう実績もついて、他作品のファンにケンカ
売り放題だ。なぜこんなスレに来るんだろう？

ＧＳＣ氏も19氏も、シン全肯定どころか割とズタボロな気がする・・・

こういう流れになると、「ここの住人は煽り耐性がない。スルーを覚えろ」と火をつけた本人が
書き込んでくる。いわゆる「どっちもどっち」で住人に不快感を与えようとするわけだな。

>>741
ファンとしては逆境は望むところ　それを苦しみながらも前進して行ってこそ輝くんだよ。

常識や良識を無視してキャラ贔屓すると　原作のようなクソ作品になる

設定に手を入れて、「シンは発狂しました。だがそれが良い」なのがＧＳＣ氏のシン

天真爛漫なラクシズに悩まされまくってアスランより先に禿げそうなのが19氏のシン

>>742
IDも出てないのによく火をつけた本人だなんてわかるな？
しかもそんなもんまだ書き込まれてないのに。凄いなお前、NTか？

何怒ってんの？

たかたが自己満足の
ただの予想にこうやって噛み付くってのはさあｗ

>>745も鳴かずば撃たれまい…

>>744
まさにその通りだｗ

5.7、>>744様ごめんなさい。

　シンがジェス・リブルの事を覚えていたのは単なる偶然に過ぎない。
　まぁ、ＭＳの取材にＭＳで来て事故にあったあげく派手な脱出劇を演じてみせれば、忘れようと思っても忘れれない。
　その後ザフトを辞め各地を彷徨っていた時に再会して何度か騒ぎに巻き込まれたのだが、それはまた別の話しだ。

　翌日、シンの姿はある喫茶店の片隅にあった。元々ジェスとの縁で取材を受ける気ではあったが、昨夜の電話で聞き捨てならない台詞があったからだ。
「議長の遺産か……」
　少なくとも、シンはそんな物があったという話は聞いたことは無い。
「まさか、増毛剤とか……」
　冗談で口走りながら、もし増毛剤だったらとシンは考えてみる。


「シィィィィィィン！！　それを寄越すんだぁ！！！！」
　その小瓶を手に取ったシンの目の前で突如爆発が起こる。建物の壁を突き破って、巨大な顔が室内を覗きこんでいた。
「まさか、インフィニットジャスティス！？　アスランかっ！？」　
　世界の守護者たる英雄の突如の出現に、シンは驚きの声を上げる。一方のジャスティス・・・アスランはそんなシンの驚きなどにかまわず外部スピーカから一方的な要求を突きつける。
「シン、それはお前には過ぎた力だ！　今すぐ俺に渡すんだっ！！」
　切羽詰っているアスランの声に、シンは呆然と聞き返す。
「な、何だってあんたがここに？」
「お前には関係ないっ！　それは人の夢、人の欲望。
　知れば誰もが望むだろう、フサフサになりたいと！　フサフサで在りたいと！」
「いや、俺は・・・」
「それが、誰に解る？何が解る？？解らぬさ！・・・誰にも!! 」
「それはあんたの台詞じゃないだろうがっ！」
　いい加減錯乱しているとしか思えないアスランにツッコミながらも、シンはもう何も言う気力を失っていた。そういえば今は亡き父も気にしていたなーと思い出したのも一因かもしれないが。
「そんなに欲しいなら、あんたに・・・」
　やるよ、そういおうとしてふと気が付く。手に持っていた小瓶が無い。
「あれ？」
　そして、足元に粉々に砕け散った小瓶があるのを･･････。
「き、きさまっ・・・」
「い、いや、あんたがＭＳで乗り込んでくるからびっくりして・・・悪い、アスラン」
　というか、シンの反応はごく一般的であろう。普通、突然ＭＳが現れるなんて思わない。
　だが、その希望を打ち砕くシンの行為にアスランは激昂した。

「シィィィィィィン！！　お前はまた、人の未来を殺す気かっ！！！！」
「なに行っているんだ！　あんたは一体何なんだっぁぁぁぁ！」

　もう錯乱しているとしか思えないアスランに、今度こそシンは力の限り叫んでいた。
　

「まさか……」
　ふと、シンは自分の脳裏に突然浮びあがった想像……ってか、妄想を首を横に振って追い出す。
　あまりにも馬鹿馬鹿しい。
　そう思うと、シンは目の前のコーヒーに口をつける。そしてふと気が付く、コーヒーカップの横にあった数本の自分の脱げ毛に。
「まさかな・・・でも」
　もう一度同じ言葉を口にする。そういえばアスランは・・・。
　もし本当に遺産がそれならば、アスランは是が非でも欲しがるだろうとシンには思えた。

（ ´Д｀）俺様また惨状。
（ ￣▽￣）反省はしている。でも私は謝らない。

三( ≧∀≦）ﾉ 逃亡

そしてしまった、ダグ間違えた＞＜ｗ

………つまり議長の遺産とはあのふさふさで長くて下手な女より
美しい黒髪を維持するための薬の作り方　っと。

それならアスランとかは是が非でも欲しがるだろうな

いきなり流れぶった切った19氏GJｗ

なんでここの職人さんはこんなに仕事が速いんだｗ

でもある意味勘違いものな話の流れを見ていると、議長の遺産が
世間に出すのは恥ずかしいけど、処分するにはもったいない、そんな微妙なブツな気がしてくるぜｗ

>>701
SUGEEE！
どう見ても勇者なデザインでありながら、頭部とかしっかりガンダムに見えるのが凄い
ホント、このスレは絵師に恵まれてる

タリア再ゲッチュの為の重婚法＋婚姻統制廃止法案
オッパイ増強の為の研究

マジで考えるとこんなところ

ザフトは正式な軍ではなく義勇兵、いわば国(プラント)が養って訓練してる武装ボランティア
だから正式な命令、とか処罰とかは建前上出来んコトなっとりま

>>756
運動会で一生懸命走るレイのＶＴＲとか学芸会で木の役を死力を尽くして演じるレイのＶＴＲとか
ベッドの下においてある本とかお宝映像満載のハードディスクとか？

まあ、順当に考えれば遺伝子関連のブツだろうね。
議長としての権力を動員して集めたジーンデータを基にどうしたアレとか、
そう言ったものなら、現状の安定を揺るがすには充分だし……。

じゃなかったら、ターミナルやらマルキオやらについて議長が集めていたデータとか、
痞えるものが持てばラクシズの根幹にダメージを与えられるもの、とか。

>>760
で、そのデータを元に「最後の者」たるゼクロスを建造するんですね、わかります

でも、実際問題クルーゼやレイに怪しげな薬を作って飲ませてたお人だし
薬剤関連の特許だの未発表論文だのは普通に遺産としてありそうだよな。

毛抜け薬だったらｱｽﾗﾝが大変なことに………

>762
ｱﾚは2人がｸﾛｰﾝでﾃﾛﾒｱが短いからってんで､生命維持の為に作った奴じゃなかったっけ?違ったらｽﾏｿ｡

クルーゼ達みたいな症状(テロメア異常で急速に老化)は、
稀にだけれど現実に病気として存在するから、
別に議長がその為に薬を開発する必要は無いんだぜ。

>765
なるほど､�dｸｽ｡俺の勉強不足だったよ｡
じゃ､名無しに戻る｡

レイやクルーゼはﾃﾛﾒｱが短いのもあるだろうが、フラガパパのクローンだから急速に老化するはず。
クルーゼは微妙だが、レイはピチピチ。

つまり、議長は成長を抑制するクスリ。いわば「不老の妙薬」を開発していたんだよっ！

>>763
凸限定だが最強の兵器だなｗｗｗ

>>759
いや「木の役を死力を尽くして演じる」って････････
想像したら可愛い
　そういやいつからアスランは「髪の毛を気にしてる」というキャラ付けが出来たんだろ
本編にンなシーンありました？

多分本編にはないな。デコがやたら広くて髪型が往生際悪いからだと思う

>769
自分759の人じゃないがお答えしよう｡
ｱｽﾗﾝと言えばあの特徴的な前髪だが､ｿﾚがこの2ちゃんの新ｼｬｱ版界隈では凸と言われるようになったﾜｹだ｡で､ｿﾚが段々と広まるにつれ"ｱﾚは苦労性だから抜けたんだ"とかいう方向になって､そういう設定が出来上がったってﾜｹだ｡
ただｺﾚは俺がこういう類いのを見て思ったｺﾄだから､正しい見方とは言い切れん｡なので鵜呑みにはしないでくれ｡

ヅラじゃない！ザラだ！！

>>771
なるほど、いわば噂がキャラ立てしたんですね
丁寧な説明ありがとうございました

>773
いやいや｡っていうか同じような事言ってる人がいたし…
吊ってくる｡ついでに名無しに戻る｡

タズラットじゃない、タツロットだ

>>701
ＧＪ！足はガガガと断空我を足して２で割った感じ
肩とかは大親分に近いなぁ、と思ったがしっかりガンダム面していて俺は結構好きだｗｗｗｗ

すまないが誰かＧカイザーをjpgでうｐしてくれないか？

>>769,771
俺が聞いた話で若干補足。
無印放映当時、凸の特徴的なその額がシーンによって広くなったり、狭くなったりした為
「あれは地毛じゃない、ズラがずれているんだ！」
と解釈され、各所で様々なネタを生み『アスラン＝禿』が確立。
そして今に至る、ということらしい。

>778
成る程､補足�dｸｽ｡
っていうか俺の番号､語呂合わせしたらﾅﾅｲになる…
下らない冗談はこの辺にして､名無しに戻る｡

>>777
要望に応えてGカイザーをjpgで上げる。
ちなみに自分、前上げたものです。

http://paint.s13.dxbeat.com/up/src/paint_9056.jpg

http://paint.s13.dxbeat.com/up/src/paint_9057.jpg

http://paint.s13.dxbeat.com/up/src/paint_9058.jpg


書いた本人からは、誰かこれを元に神絵師が書いてくれることを希望してました。
ノシ

>>780
ﾃﾗｻﾝｸｽ

ふむ、自分のイメージが武者mk-�Uだったのでビックリしたが、こういうのも良いね。
あと、顔がすごくCEガンダムっぽくてすごいや！

>19氏
笑わせていただきましたｗ　　ﾃﾞﾓﾄﾘｯﾌﾟﾊｶｴﾖｳﾅ

>>768
毛根だけを殺す機械かよ！

ちなみに凸の禿設定は「たねきゃら劇場」で半公式になった

>>781
よう俺

>>783
そうでしょ
ラクスならやるわ！

ﾗｸｽ「ふふふふふ、こわいでしょう！」

毛根が付いた抜け毛だとでもいうか！

議長の遺産で、遺伝子関係のものか……
議長特性の究極の美女の遺伝子設計図をもとに、ついうっかり作ってしまったょぅ(ry
でもレイやタリアにバレるのがいやで、こっそり囲っていた、とか？

議長の胃散
良い薬です

ラクス「ふむふむ、これは統率の方法のひとつとして興味深いですわね」
凸「ラクス…何を読んでるんだ？」
ラクス「古きを訪ねて新しきを知る、ですわ」
凸「へえ…旧世紀の兵法書か何かかい…ってこれは！？」
つ【永井豪原作版マジンガーＺ：鉄仮面軍団兜家襲撃のくだり】
ラクス「使えますわね…余計なことを考える必要がなくなるのですから…
　　　　　自我も…頭髪も…ね、アスラン？（ｷﾗｰﾝ」
凸「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッッッ！！！？？？」

保守

いきなり人が減ったぞ！

今は待機してるんじゃねーかな。日曜辺りに投下すると言ってたし

海の日だからさ

「この人凄いんだ！ 社長さんなのに、ＭＳの倍以上あるロボットに乗っちゃって！」
アズラエルの微笑が歪む。顔色を失くした研究員のライトを奪い、スイッチを切った。
直後、何かが地面を転がる音が続く。
「ちょ、お嬢様、私は何もォフッ」
「貴方の存在その物が罪です」
「そ、そんな！ さっきはお嬢様がご自分で乗られっ潰れる！ そこをそんなにしたら潰れ
ます！ あ、ぁっ捩れるっ！ 折れるっ！」
　数度、踏むような蹴るようなくぐもった音が聞こえた後、ライトが再び点灯した。軽く
髪をかき上げて微笑むアズラエルが、コニールの方を向いた。
「コニールさん、先程のようなはしたない言葉を人前で口にされるのは、女性としていかがなものかと」
「え？ あたし何か言った？」
「はい、はしたない事を」
「あれ……？」
　凄い勢いで会話から引き離されたシンが、ライトをアズラエルの方に向ける。先程彼女
の傍にいた、作業着姿の研究員が見当たらない。
「アズラエルさん、さっきまで誰かと一緒にいませんでした？」
「いませんでした」
「Ms.アルメタですね？」
　話題を無視したエコー７がコニールへと歩み寄り、軽く会釈した。
「アメノミハシラから派遣された者です。反地球連合の武装組織に所属されていた貴女に、
色々と伺いたい事があります。特に、『東側』について」
　戦闘要員としての訓練を受け、均整の取れた体格と冗談が通じそうにない目つきに、コ
ニールが一度深呼吸して頷いた。シンと一緒に消えた研究員を探していたベルが、2人の
方を振り向く。アズラエルが笑みを浮かべたまま、目を細めた。
「それは構わないけど……アメノミハシラって、今は地球連合に協力してるんだよな？」
「サハク代表は元来、連合との協力関係を維持していました」
　独立国家としてのプラントが消滅して地球連合が地球圏唯一の政治主体となった後、ア
メノミハシラの名前は広く一般に知れ渡るところとなった。特にラクス＝クライン政権時
代に集中して起こったザフト上層部の不穏な動き、そしてエミュレイターの反乱について
は、ロンド＝ミナ＝サハクがそれらに加担したという噂が現在でも公然と流れている。
　加えて、ギルバート＝デュランダルの熱烈なシンパと世間的に認知されていたシン＝ア
スカが記録上死亡した後、ザフトから離反してアメノミハシラに所属している。そして一
介の兵士に過ぎないシンが、地球圏全体で20％のマーケットシェアを持つコングロマリッ
ト、ダイアモンドテクノロジー社の代表取締役と個人的に親密な間柄にあるという、偶然
の一言で片づけられない事態が続発したのだ。

　アズラエルとシンが個人的に親しいというのは無論、アズラエル本人が流布した噂であ
るが、ドラマ性を好む世論は特に疑問を挟まなかった。そうでなくとも、オーブが連合軍
によって占領された時や、クライン派のリソース源であるファクトリーが白日の下に晒
された時には必ず現場にいたし、また結果としてシンが良く思っていなかった勢力は悉く
失脚あるいは消滅しているのだ。
　プラントもザフトも歌姫の騎士団もオーブも、地球圏に住む人々にとっては邪魔者でし
かなかった。圧倒的に優遇された場所から自由と平和を説き、綺麗事を前面に押し出して
介入を繰り返す姿は鬱陶しかったし、時に実害も伴った。
　その彼らが倒れた事は概ね歓迎されたが、だからといって世直しが為されたわけでは断
じてない。自らの利害を求めてひた走る、ネオロゴスのような企業集団を止める者はいな
くなった。彼らは弱者を救済する。その富と力を人々に分け与え、共に強くなるよう呼び
かけて、アメーバのように増殖していく。
　しかし、『人々』の定義を決めるのは、他ならぬネオロゴスの魔女達なのだ。
「……解ったよ。ここで話すのもなんだから、家に来てくれ」
「助かります。では、行きましょう」
「おかしいな、10秒くらい前にはいたのに」
「いませんでした」
「でもライトを持って立っていたような」
「いませんでした」
　笑顔で言葉を繰り返すアズラエルに首を捻りつつ、シン達はエコー７の後を追って街へ
と足を踏み入れる。笑顔で見送ったアズラエルも、両手を軽くはたいて社のキャンプへと
戻って行った。街灯などろくに設置されていない通りは、ライトを持つ人々がいなくなる
と深い闇が落ちる。風が砂埃を巻き上げた。

「アルファ１よ」
　アメノミハシラの執務室にて、地球圏のほぼ全土に散らばっている部隊が表示された戦
略マップを前に、タッチペンとサブモニターで指示を送っていたロンド＝ミナ＝サハクは、
横で補佐をする副官を見遣った。
　戦時に投下されたニュートロンジャマーの影響により、リアルタイム通信は大きく制限
されている。きちんとした通信施設を各地に建設すれば話は別だが、その為に必要な資本
も人員も環境も、何もかもが足りていない。
「余の新型モビルスーツは、一体どうなっているのか？」
「6時間前に、コペルニクスのカグヤ様からデータが送られてきました」
　まるで台本を読んでいたかのようなスムーズさで、鍛えられた中年女性が答えた。メモ
リスティックを机上に置く。鼻を鳴らし、ミナが爪の先でそれを引っかけた。
「何故その時点で報告しない……まあよい」

　スロットに差し入れデータを呼び出す。3Dプロジェクターが点灯し、部屋の中央に人型
が浮かび上がる。開発用のデータなのか画像が大きく、頭頂部と足部がそれぞれ天井と床
に擦れてしまうほどだ。ミナが近づき、仰ぎ見る。
「これか……」
　頭部パーツ正面、いわゆる『顔』はＭ１アストレイとほぼ同一。カメラアイの色は前の
機体であるアマツと同様にライトブルーであるが、Ｖ字アンテナの代わりに肉厚で大振り
なブレードが一本、額から斜め上前方にそそり立っている。
　カラーリングもアマツに合わせ、黒と金で構成されていた。胸甲部は幅の広い複数のプ
レートを一定方向に沿って覆い被せてあり、襞のような両肩のスリットはスラスターであ
ると解った。また、脚部は袴の如く左右に割れたスカートが取り付けられている。追加装
甲のように見えるが、各方向にスラスター孔が開いていた。
　左側の胸と腰の中間部分には、黒塗りの鞘に収まった刀が見える。といっても名刀かつ
怪刀といって良いガーベラストレートとは違い、平面パーツで構成されるＭＳのマニピュ
レーターに合わせたメカニカルな柄が覗いていた。また背面のウェポンラックには、散弾
銃のような装備が水平にセットされており、しばらく見ていると機体の右腕がギアを入れ
替え、器用に後ろへと手を伸ばし、グリップを握り込んだ。
　足部もまたアマツを模したヒールである。しかし、左右の爪先と踵に可動式と思われる
金色の大型ピックが装備されており、全てを見終えたミナは頷いて短く言葉を発した。
「また、癖の強そうな機体だな」
「はい。我が組織の旗印ですので、純粋な戦闘能力よりもインパクトを重視しており……」
「それはよい。実用性で言えば、アマツも戦列を構築できる機体では無かった。各部に装
備された小型のスラスターは……ふむ、推力でなく細部の姿勢制御の為か」
　任務を放り出し、映像の周囲を回るミナ。
「名は、何というのだ？」
「零式と。つまり、未だ正式名称はありません。東アジア共和国のフジヤマ社からスピン
オフした技術者達が、コペルニクスで開発したもののようで」
「フジヤマ社？」
　聞き覚えのある単語に、ミナが眉を上げた。
「はい、ライゴウとこの機体とで『東アジアガンダム』の座を争っていたようです。あ、
正確にはこれでなく、この前身というか改良前というか。しかし人型という以外、両者の
共通項が見当たりませんね」
「東アジアガンダム……ふざけた名前だ。大体何なのだ、ガンダムとは」
　苛立ちを含んだ声で独りごちたミナは、咳払いして映像を消した。
「機体名は、どうすべきか」
「ミハシラの構成員から候補を募ってみては？ 先程も申し上げましたが、旗印なので」
「それはそうなのだが」
　公募や多数決といった民主的な、つまり反専制的な単語を嫌うミナが顔をしかめる。

　彼女が顔をしかめて渋り、即断しないのは要するに考え付いていないからなのだが。
「しかし……む」
　アラームが鳴る。執務机の前に腰掛け、キーボードを幾つか叩く。戦略マップ上の点が
明滅した。ガルナハンの街と、レジスタンス時代のコニール＝アルメタの映像が表示され、
『Activities』『Contacts』『Situation』など、コンパクトにまとめられた経過報告が続く。
最後にエコー７の映像とコードネームが付属し、通信が終わった。
「時間は掛かったが、計画の足掛かりは出来たわけだな」
　満足げに微笑むミナ。戦略マップ上の近東から旧ロシア南部、旧中国の西部までは光
点が１つも無く、エリア全体が薄らと陰っていた。
「ようやく本題に入れたというだけでしょう。最後の50人が、現地の組織とどういう関係
を構築しているかも解りません。連合でさえ、介入の時期を迷っている場所なのですから」
「だからこそ、余らが探るのだ。ロード＝ジブリールの遺産は、否少なくとも遺産の一部
は、間違いなく此処にある。ネオロゴスよりも早く確保出来れば、彼女達への交渉力とな
り、ひいては地球連合との交渉力になる……支配圏が縮小したとはいえ、未だ軍備は地球
圏最大……しかも他の追随を許さぬ、地球連合へのな」
　不敵な笑みを浮かべ、ミナは椅子に背中を預けて指を組む。
「勿論、最後の50人は最強にして最悪のテロリスト集団だが、補給の問題は避けられぬ。
戦艦、ＭＳそして人員……ラクス＝クラインの下で潜伏していた時とは話が違う。あのエ
リアに入り込んだ以上、奴らを使わざるを得ん。そう、『アンダーマーケット』を」

「アンダー……マーケット」
　コニールの口から出た単語を、シンは呟くように反芻する。ディーが小さく息を吐き出
し、ベルが不安げに視線を落とした。
「って、なんだよそれ？」
「連合軍の手の届かない……」
「平たく言うと、軍需物資の総合商社です。非合法ですが」
　エコー７の説明にディーが割り込んだ。
「ジャンク屋ギルドというのはご存知ですね？ シン。戦場で破壊、投棄された兵器や機械
を回収して、修理した物を販売する業者です」
「ああ、何だっけ……地球連合がギガフロートとかいう人工島を買ったか買い戻したか。
その時に怪しい宗教の人が仲介したとか……」
　ミハシラ軍内のネットワークで出回るニュースを断片的にだが読んでいたシンが、こめ
かみに手をやって記憶を呼び起こそうとする。
「そうそう。で、アンダーマーケットは基本的にジャンク屋ギルドの一組織です。掻き集
めてきたジャンクから使える物を抜き取って改造または修理して、太陽の下を歩けないよ
うな人に売り捌くわけですよ」

「……何でアンタ、そういう怪しい事ばっかり詳しいんだ？」
「どうしてでしょうねえ。記憶を失った事と関係があるのかなあ」
　ジャンク業者の助手をやっていた頃に取引したとは言えないディーが、目を泳がせる。
半眼で睨んだシンが、髪を掻き乱しつつ口を開いた。
「ま良いや。で、そのアンダーマーケットっていう連中を叩けば良いって事ですか？」
「違います。そして、それは出来ません」
　エコー７はゆっくりと被りを振って、コニールに背を向けシンと向き合う。
「ジャンク屋ギルド、そしてアンダーマーケット……これらは経済システムに殆ど完全な
形で組み込まれています。名前からはイメージできないかと思いますが、彼らは余りにも
巨大で活動領域は広大、強靭にして柔軟なのです」
「草の根的に広がって、しかも成功してしまった組織の恐ろしい所ですね。ちなみに、プ
ラントや月にもネットワークがあるんですよ。ザフトの兵器はワルい人達に人気でね」
　ディーに意地の悪い笑みを向けられ、ベルが再び肩を落とした。ザフトに入隊して以来、
プラント領内の警備のみ務めてきた彼女だが、確かに連合軍の機体よりも同じザフトの機
体に乗ったテロリストとばかり戦っていた。明確な命令系統が存在せず、実力主義や成果
主義を標榜する彼らは彼らならではの問題を抱えていた。
　結果さえ出せば認められてしまうので、戦場では各々の判断で勝手に突出する。結果と
して機を見計らっていた地球連合の戦車やヘリ、戦闘機など大量の旧式兵器部隊で、伸び
きってかつ脆い補給線をズタズタにされ、しかも自分達が投下したニュートロンジャマー
が放射する妨害電波でその状況が掴めず、勇ましく突撃したまま立ち往生という事態が各
地で発生。多くのザフト兵はバッテリーが尽きたジンなどをそのまま放棄した。
　そして、その放棄されたＭＳを連合軍に持っていったのが、ジャンク屋ギルドと地球連
合の繋がりを生み出したと、多くのアナリストが主張している。
「ギルドやマーケットを叩く事は出来ません。しかし、深く入り込んで観察する事は出来
ます。私達の敵である最後の50人の動向を知る為にも、『東側』へ行かねば」
　シンの表情が引き締まった。キラに挑発され、半分何となくで任務に参加して地球に降
りてしまったが、ここへ来てようやく事態が面倒で、かつ深刻である事が解ったのだ。
「じゃ、ＭＳ無しで行きますか？」
「いえ、まずはマーケットの顧客にならなければいけません。Ms.アルメタに協力して頂け
る事になりました。知人がいるのでしたね？」
　エコー７に水を向けられ、コニールは表情に苦悩を滲ませつつ首肯する。
「ああ……本当は、外部の人間に関わらず済ませたかった。けれど……今日みたいな事が
あった以上、悠長な事は言ってられない。案内役として一緒に行くよ。……シン」
　コニールに見つめられたシンがたじろいだ。右手を握り締め、目を閉じた。
「わかった。頼む、コニール」
　ディーも笑みを消し、壁にもたれて腕を組む。ベルが左手でそっと胸を押さえた。

今回は此処までです。だいぶ間が空いてしまい、申し訳ありませんでした。

GJ。スレ貸し切り状態でのロードショーかなひょっとして。

こういうルートでテロリストや趣味人に比較的最新の兵器が出回ってたのか
なんていうか、お粗末な管理体制とモラルだねえ

GJです。
ザフト杜撰過ぎだろ・・・ただでさえＭＳなんて一機にとんでもない予算かかりそうなのに放棄とか。
あと零式に期待。東アジアガンダムとかＧガンに出てきそうなｗ
ゆっくりと考えて書いて下さいな。続きが読めるだけでも嬉しいです。

GJ！

ついにミナ様の新機体ｷﾀー！
これは機体できる

ＧＪです。
やっぱりと言うかなんというか、ザフトとかプラントってホント穴だらけだったんですね。

そして研究員さん、貴方のことは忘れない。成仏してください。
お嬢様はやはり恐ろしい……流石つるぺｔ(ﾋｶﾘﾆﾅﾚｰｯ!

零式って何だかGガンに出てきそうな感じだなw

あれっ東アジアガンダムってどこかで聞いたような
どこでしたっけ？

まずはGJ。
なんかアメノミハシラが怪しいな。アルファ１が報告を遅らせたり、どうも不穏な感じだ

……研究員に冥福を祈るよ

GJ!
アンダーマーケットとか、そのうちロウとかと一戦交えそうだね

つーか例の導師が出てくるんじゃね？

マスカキアジア後方不敗ですか？
（ABESEEDと競合しそうだな）

>>809
アルファ１は単に最高指導者のミナ様にむやみにＭＳで戦場に
出てもらいたくないだけでは…
>>810
まあ俺らだって何度ミンチやのしイカやピューレや粉末やガスになったか知れねえのだ。
次回以降またピンピンして出てくるさ。直近ではいかにもマンガチックな
包帯ギブスぐるぐるに松葉杖スタイルくらいにはなってるかもしれんがｗ

しかしジャンク屋こえぇ、関係者かき集めたらザフトくらい有りそうだな

まぁギルドは負債の頭の悪さが一番露骨に出た組織だしなぁ。
兵器を拾った瞬間から所有権が法的にギルドに行くとかもうね。

財布拾ったら届け出無しで自分の懐に入れていい
持ち主に渡すときは売りつけていい
ありえんダロ普通

しかも一部の馬鹿なんか軍がおっことしたレアメタルとか重要機密部品盗んだ挙句、
回収しに来た部隊相手に所有権主張して一戦交えてたりするしな。
あの組織に常識ってモノはないのか？

>>813
そう考えるとやっぱり俺達って何かの実験台にされてる気がするんだが……。
原子レベルから再生してるんだぞ？

ま、お嬢様の会社だから何でもアリなんだろうけどさ。
そのうち豊胸剤とかにも手を出したりして……ん？ あれって斬艦と

ジャンク屋ギルドの生みの親って千葉？

>>815
ギルドは千葉だ…こればかりは負債じゃない…
千葉は風呂敷を広げるだけ広げるが後は包まないで丸投げだからな…

戸田版アストレイを希望する

ジャンク屋
「俺らをぶっ潰そうとしても無理ですからwwwサーセンwww
っていうか仲良くしたかったら手みやげの一つでも持ってこいよwww
銭と俺らの気分次第で余所の基地とかを荒らしてやってもいいぞwww」

アンダーマーケットが巣食ってる東側って、そういう奴らばっかりなんだろうなｗ

戸田版アストレイなら理屈抜きに許せる気がする。
そう、心で理解できる気がするッ！

あっ、考えたの千葉だったのか。
ゴメンよ負債^^

戸田奈津子版アストレイとな

>>824
戸田のはもはやスクライドと並べて違和感ゼロだからなあ
ラクスを無理に似せようとしてるなあってのが最初の方だけ読んだ感想

読んだことないけど読もうかな？

戸田ってどうしてアストレイ描かなくなったんだ？

なんぼなんぼでもガンダムにアルター使いを出し過ぎたからだろｗ

俺は個人的にはジャンク屋ってのはプラネテスのデブリ屋みたいなもんだと思ってる。
宇宙空間に生息領域を広げる以上はデブリ対策は必須だからな。
でもどこまでをジャンク(デブリ)にするか、しないかはかな〜り難しいからな。
お役所仕事的には所有権がはっきりとしていない宇宙空間の物体は全てジャンク(デブリ)としてもしょうがないと思うぜ？
でないと手続きとか管理とか考えるだけで頭が痛くなってくる。

いや、せめて兵器とそれ以外という区別はつけるべきだったような…

何をもって「兵器とそれ以外」を分けるんだ？
「兵器」として作られたMSだって立派に作業用に使えるし作業用に作られたMSだって勿論「兵器」としても使える。
戦艦だって輸送艦として使うことも出来る。
ノーベルはダイナマイトを工業用に作ったが兵器として転用された。
大量殺戮兵器の親玉みたいなジェネシスだって推進装置に転用できた。
誰が、何を持って、その物体を「兵器」として認めるか？
大多数を納得させられる法律なんて作れると思うか？

>>832
つ「元の持ち主の判断」

元の持ち主が「兵器です」つったら終わりじゃん

>>831
きっと、兵器の定義で揉めるんじゃね？
ただの石ころでもMSが投げれば武器になるとか、非武装のMSは兵器に
入るかどうかとか、工事用の爆薬も使い方次第で立派な兵器に…

リロードしてなかった orz

>>834も言ってるけどどんなもんでもその気になれば兵器に出来る以上、
元の持ち主の判断ってのは正直微妙だと思う。
ってかその為の手続きとそれにかかる費用を誰が出すんだ？って問題もあるし。

>>836
いや、実際の法律でも「兵器転用可能だから輸出不可」みたいな感じで、兵器と定義されて規制されてる物はあるわけだ
どんなものでも兵器になるから判断不能ってのは、現実にその判断が実行されてるって意味で否定される

それに、兵器になるとかならないとかを判断するのは持ち主であって、拾い主が決める事じゃないだろ
拾い主に何の権利があるんだ？　無い筈の権利を認めたのが、ギルド創設の問題なんじゃね？

>>830
元がデプリ回収業者なら、まだ理解できなくも無いんだけどね。
問題は、そう言った特例的な措置を、一体どんな手段を使えば範囲拡大できるのか、だけれど……。


戸田アストレイもの線で、こう、

『酒場で荒くれ者のジャンク屋が夢のような儲け話の一例として語る、伝説のジャンク屋の破天荒な生き様。
　けれど、それが本当なのかどうかを知る者はもう誰も居ない』

みたいな流れだったら、納得できなくも無いのだけれど。

兵器かどうかなんて分ける必要ないんじゃね？
軍用のものとそれ以外で分ければ

もしくはジャンク屋は全て各国の所属組織にして回収したものは全て所属国に提出
緊急時以外のジャンクの違法所持は免許剥奪の上厳罰とか
ジャンク屋は気ままな自営業ではなく公務員制

実質ＳＳスレなんだからＳＳで語れば良い。ＧＳＣ氏に出てくるジャンク屋は、かなり最初の方から
地球連合と商売してた。連合はプラントとの戦いとか、ニュートロンジャマーによる被害への対策で
ジャンク屋を取り締まっている余裕が無かった。そうこうしてる内にギルドが出来て、独自の軍事力も
持ったもんだから余計厄介な存在になった。

で、ジャンク屋はテロリストにとっての兵器・武器供給源になってる。アストレイＲの1巻で、自分達に
襲いかかってきた海賊を反撃で倒した後、その彼らとまで商売やるつもりみたいだったし。金を持ってる
奴がいれば、誰にでも売るんだろう

＞金を持ってる奴がいれば、誰にでも売るんだろう
そこは個々の倫理観に任せるんじゃないか?
さすがにみんながみんなそうだ、というわけでもないだろ。多分。

ロウはどうなんだろうな？

アストレイＲの1巻で、レッドフレームに乗ったロウが自分達を攻撃した海賊船を無力化させた後で、
「必要なパーツがあったら特価で売る用意あり」と通信を送ってた。つまり敵味方、善悪という枠で
思考しないんだろう。

高い金を払う奴に売るのか、自分が売りたいと思った相手に売るのか。ロウはどっちかっていえば
後者だと思う。エコー７やシンの対応次第で、協力者になるかならないかが決まるだろうね

お奨めSS教えて下さい、なるスレが立って此処の事が書かれてるんだが……お前ら書き込んだ？
今は健全な雰囲気だが、あそこ多分変な奴が湧き出すだろう。目立たず過ごせれば良いんだが。

>>844
まあ、ここのSS、質は悪くないからいいんじゃないか？
変な奴なら、昔から腐るほど出てきたし

ジャンク屋は一番金をくれる奴の命令に従うだけだよ

Gの影忍思い出したｗ

>>845
スレ一個潰されたりとかあったね

ロウはあの奇天烈な開発力があれば真っ当な仕事出来そうなもんだけどな。
何てったって種世界のドラえもんだし。

どっちかっていうとキテレツじゃないか？

>>849
近年、個人MS発明家を廃業してフジヤマ社に就職して連合のMS開発に従事しています＜ロウ

>>851
849じゃないが､成る程と思ってしまったw

「く、シンは何をやっているか」

ミナが毒づく、そう呟いているうちに敵が接近戦を仕掛けてくるも右手のドリルで
それを粉砕する。敵機が爆発した煙の中からミナの機体が現れる。
鋏状のアンテナ、まるでペンキでこしらえたかのような単調なトリコロールカラー。
そして「欲しかったのはこれじゃなーい！！」プレゼントを開けた子供から発せられる悲痛の叫び
が聞こえてくるかのような全身像、間違いなくミナの新機体。アメノミハシラを象徴するかのような
ＭＳだった。

>830

海洋法や水難救護法の解釈?で運用かなW
公海上とはいえ、旗国にもどこにも届けないから結局だめだけど

>>853
ちょｗｗｗコレジャナイロボｗｗ

ジャンク屋って、割とまともな状態の地球圏でバルチャーみたいな事をしている連中だと解釈している

そんな感じでいいんじゃね？
さすがにまともなジャンク屋もいると信じたいが
たぶんジャンク屋組合に所属してない非合法なジャンク屋のほうがまともｗｗｗ

バルチャーは戦後所有者が回収せずに放っておいた物を回収してるけど
ジャンク屋は所有者が使用している施設(ジェネシスα)をザフト軍を排除して自分の物にしてる
銀行強盗で銀行の行員を排除して銀行もそこに有るお金も俺の物だと言うのと違いはあるのか？
しかも自分たちが危なくなったら解体して逃げてるし、銀行強盗が警察に囲まれて逃げる時銀行を爆破解体してるとしか見えん

>>858
その例えの銀行を竹島、強盗を韓国に代えれば現実でおきてることになる
そう考えれば別段おかしくないんじゃないか？

でも北方領土も竹島も問題にはなってる
でもジェネシスαは問題なく合法的にジャンク屋の物
戦力的に無理だけど『地球や月は持ち主がいないからジャンクだ』ってジャンク屋が宣言すれば
防衛ができなければジャンク屋の物になる

実際ジェネシスαは明らかにザフトの施設でジャンクでもなんでもない
守備隊（リジェネレイト他）を排除して自分の物にした。
これをを言い換えるとMSのパイロットを排除してMSゲットや船の乗組員を排除して船ゲットのしてる
海賊と大して変わらないのに合法なんだよ。
普通指名手配になって警察的な組織に追いかけられるよ！

ジャンク屋がジャンクと認定し回収したものはジャンク屋の物
というルールがなあ･･･
しかも個人で明らかに過剰な戦力を持ってるし

ギガフロートも強奪したんじゃなかったっけ？

ギガフロートはマルキオが仲介して連合の資金でジャンク屋が作ってた。
でも「軍事作戦に使われるのは嫌っ」てごねて引き渡し拒否、自分の物にした。
おそらく完成直後にジャンク認定したと思われる。
ジャンク認定だから当然建設費用の返還はしてないと思われる。
なんでこんな組織が合法なんだ、業務上横領事件がかわいく見えるよ。

だから種死で合法的にジャンク屋組合は双方の組織から攻撃うけて事実上解体されたんでしょ
多分あの時点でジャンク屋の特権も軒並み消失してるよ

>>864
注：ゴネたのはマルキオな、ジャンク屋は連合に引き渡した後に民間にも使わせてもらえるように交渉するつもりだった
　　思えばマルキオがギガフロートを奪取したこの頃から、ジャンク屋の暴走が始まった
　　ちなみにこの頃、時を同じくするようにしてキラがプラントに拉致された事は有名である

>>862
ちなみに、そのルールを各種機関と交渉・通じて作成したのもマルキオな
それ以前までは、後にジャンク屋と呼ばれる人たちは普通の民間有志リサイクラー達だった

ジャンク認定ルールさえなければなんの問題も無いのに
なんでこんな設定にしたんだ。
キラのプラントに拉致だって「キラ・ヤマトをジャンク認定したから両親の元に返さずにラクスに売った」って邪推できるし

1.ギガフロートをパクったのはマルキオ
2.時を同じくしてキラをプラントへ拉致ったのもマルキオ
3.有志リサイクラーにジャンク屋特権を与え、上記2つの直後に三隻同盟に正規ルートから補給の依頼をしたのもマルキオ

ひょっとしてこの現状、全てはマルキオの思惑通りなんじゃね？

>>869

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,... -------　､__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,　イ/／r‐‐＜テ三三三｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　 ,∠,rこ二二二、￣＼:ヽ二二:.:.:ミト､　　　　　　　　 　　 ニ＿|＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　 ／:／／(Tト､:.:.:.:.:.￣≧､ヽヽ ＼ミト､ミト､　　 　　　　　　 　ﾆ 　 !
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:／／:.:./ハﾍ:.ヽTト､:.:.:..:ヽ¬Eﾍこﾍ:.ヽ:ミト､　　　　　　　　 □ 　|
　　　　　　　　　　　 　 　 　　 　 ＿//／/:.:.:.:l:.!:.:.ヾ:.:..:.:ヽ:.｢:.ヽ:.:.ヽ:.ヽ:.:.｢ｶﾚﾍ、:.:.:.ﾄ､ 　 　 　　 　 ―┬―
　　　　　　　　　　　　　　　,....''´::::://,イ7!:.:.:.:.:!:l:.:.!:.:ト､:.:.:.:l:ト､:.:.ヽ:.:ヽ:.ヽヽ:.⌒!ヽ、:!厂!　　　　　 | |二|二| |
　　　　　　　　　　　 　　 　l:::::::::::::l l:':.:ハi:.:.:.:.:.N:.:.!:.:.い:.:.:.:!ト､:.､:.:.＼:ヽ:.:',:',:.:.:.ト､ V　/´＼　　　 | |＿|＿| |
　　　　　　　　　　　 　　 　l:::::::::::::l l:.:.l:.:/!:.:.:.:.:.!:!:.:l:.:.:.:い:.:.l:!:.:.ヽヽ:.:.:.ヽヽ:V!:.:.:.!:.:ト{　l:::::::::::ヽ 　　 ￣￣￣
　　　　　　　　　　　 　　 　l:::::::::::::l |:.:.!:ハ!:i:.:.:.:!:ヽ:!:.:.:.:ヽヽ!ト､:.:.ヽヽ:.:.:.:',:!:い:.:.:!:.:!ﾘ　!:::::::::::::::!　ヽ　　 マ
　　　　　　　　　　　 　　 　l:::::::::::::l |:.:.!个ﾊﾄ､:.:.!:.:.:ヽ:.:.:.:.:ヽﾘ:.:.ヽ:.:.ヽヽ:.:.ｌ:!:!:.:l:.:.:!:.|:!　l::::::::::::::::|　 ﾌ　|二|二|
　　　　　　　　　　　 　　 　l:::::::::::::l |:.:.!:.l:.!:.:い:.:l:ト､:.:ヽ:.:.:.:.:＼:.:.:ヽ:.:.',:.',:.:九:.:!:.:.l:.:!:! 　!::::::::::::::::! 　）　!‐‐!‐┤
　　　　　　　　　　　 　　 　l:::::::::::::!ハ:ヽト!:.:.ト､:ヽ:.:.ト､::三ト､:.＼:.:.ヽ:.!:.!:l:.ハ:!:.:.l:.:!:!　!:::::::::::::::' 　'＾ー―――
　　　　　　　　　　　　　　　l:::::::::::::l:.:.:ヽ:.!:.!:.:.!ハト､:.ヽ:.ｔト､三__:.:.:＞､:l!:.Ｖ:.:.:l:!:.:ﾊ:/l　{:::::::::::::;'　　　|　/￣ヽ
　　　　　　　　　　　 　 　 　＼::::::::ヽ:.:.:い:l:.:.｢`ｔふト､:ヽヽ｢ヽ,ィ,さ:ｧｰ示::!:.:.:l:ﾚ':.:l:.ﾉ　ト､::::::/r､　　 ﾚ'　　　|
　　　　　　　　　 　　 　　　　　＼:::::::ヽ:.:い:.:.ト--- '`~ヽヽ`く　`ー '´ ｌ |:ｌ:.!:.l:!/:/!｢こ_ノ::,ノ;;;.く　　　　 　 ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽ:::::::ヽヽト{ト､　　　　 ｀ーヘ 　 　 　 l:lﾉ!:./:/:./_____／;;;;;;／　　　 ￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/￣｀トい　｀　　　　　　　 　 　　　　 ﾘ l//!ﾚ'ヽ ／;;;;;;;／
　　　　　　　　　　 　 　 　 　　 　/:::::::::::l:.トい　　　 　 　 　　 　 　 　　 　 /イ!:::::::ヽﾝ;..<_
　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 !:::::::::::::ヽ:::::ヾ.　　(_　ヽ　ノ´　　　　　　,ｲ!Ｔ!:::::::／,イ　　｀ー‐‐､_____
　　　　　　　　　　　　　 ,､__,ノ⌒l::::::::::::::::::::::::::::ト､　　Tﾆｰ‐‐‐,‐''　　 ／/l｜::／／::::｢￣`ｰ〜ーｒ‐‐ ､こヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　l:::::::::::::::::::::::::::::l　ヽ、 ｀二二´　 　／　 !｣｣イ//:::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y ヽ
　　　　　　　 　 　 　 　 ｒ-‐‐‐‐┤:::::::::::::::::::::::::::' , 　 ヽ　__ 　　,∠ィｵｴ｢二ｿ´::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::{　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　:ヽ::::::::::::::!:::::::::::::::::::::::::::::::::',　 /：：：：ヽｲ_,==ン７Ｔ7::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::ヽ::::::::::::: L　｜
　　　　　　　　　　　　　::::::ヽ:::::::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ !：：：：： ル '´　 ,' / !:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::!:::::::::::::::!　 !
　　　　　　　　　　　　　::::::::::ヽ::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽー‐ ＜　　　　ﾉ⊥ﾉ:, ---､:::::::::::::::::::r:ゝ::::::::::::::::::::::::::::}　 |

マルキオも怪しすぎるんだよ、何でオーブの両親の所じゃなく、宇宙のプラントのクライン家なんだよ
距離に無理がありすぎだよ、運んでる最中にキラが死んだらどう言い訳したんだろ

>>871
＞死んだら(ｒｙ
え？　そんなもん予め培養しておいたクローンの二号に
ゆりかごで一号キラの脳から吸い出しておいた一号キラの記憶を移植してラクスに引き渡すに決まってるでしょう？
仮に引き渡すまでの間に一号が生きていたとしても、ゆりかごで1.ラクス様は正しい　2.それに反する時は1.を参照
って思考操作は施してる筈だから死ぬまで立派にラクシズの生体CPUとして働く筈

「SEEDを持つ人間は救世主」的な考えをマルキオが持ってる事を考えると
種死後の世界はマルキオの理想が実現した理想郷なんだろうな。
シンを仲間に誘った『あの』最後も、SEEDを持つ人間を内に取り込むマルキオの指示なのかも

>>872
運んでる最中にキラが死んで警察につかまったらと言いたかったんだ
まあ捕まったりしないから無意味な前提だけど

　　　　　　　　　　＿ ,,,,,......,,........,,＿
　　　　　　　 , イ'-=_二ﾆ=-＿:.:.:.:.:.:｀"''ｰ ､ 諦めない心
　　　　　　 //,.-ﾆ二.,:.:.ー--__｀-､:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ,
　　　　　　,'´　　　　　｀ヾ:.:.:.ヾ ｰ､':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ 揺るぎない精神力の
　　　　　 ,'　　 　 　 　 　 ';.:.:.:.｀`｀､:.:...:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.', 持ち主である事は重々承知した
　　　　　 !　_,,.　　 　 　 　 ';:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
　　　　　i-'‐''‐ヽ　　　　　　';.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:! ならば先に言うておこう…
　　　　,. '. ､ー‐'　　　　　　　!r,=＝,､:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!
.　　／.: ::　 ｀　　　　　　　　　 ' ヽ　i.!:..:.:.::.:.:.:.:.:.:.:l'.ii
　　 ヽ,　　　　　　　　　　　　 ゝ　 ,. /:.:.:.:.:i、i!:.!:.i,'!:.lヽ ワシの培養したキラヤマトは
　　　 !､　　　　　　　　　　 ､ ｰ,.ﾆ::'´:.:.:.:.:N i' l::ll !::::::. !
　　　　(｀`'　　　　　　　　　!｀´: l:::::...:::...:::..!/ﾘ::..'::::::::/ 百　　八　　人　　目　　ま　　で　　い　　る　　ぞ
　　　　 !｀　　　　　　　　 ノ: :､-':::::::::::::::::::::::::::::::::／
.　　　　'､　　　　_,.. _-,ﾆ´--r-＝ｰ----i----r'
　　　　　｀",.ﾆr´i'"::::::::::::::::::l : : : : : : : : :!::::::::::|
　　　　　　 i　i.l　!::.:.::::::::::::::::!: : : : : : : : :.!::::::::::!
　　　　　 　 ! .l ! .l:.:.:::::::::::::::::! : : : : : : : : l::::::::::l
　　　　　　　i :.! ! .!:.:.::::::::::::::::i: : : : : : : : : !:::::::::',
　　　　 　 　 !/.ﾉ./:.:.:::::::::::::::::',　　　　　　:ヽ::::::::',
　　　　　 ／//./:.:. ..:.::::::::::::::::::'､　　　　　 : :ヽ:::::i､
　　 　 ,.ｲ.:/,.',.'; '／-７::..:::::::／　',　　　　　 : : i'､:::!',
　　　//,.',.',.'://／／,.／／　　　 !　　　　 . : : :!:ヽ',.!
　 　 !ﾚ.//://' ／ '／／　　 　 　 !　　　 . : : : :.!: ヽ;!
　　 ,!.//:/〃' '.／／　　　　　　　 !　　 . : : : : : |: : ';l
.　 〃/:/　,..:'":,. '　　　　　　　　　 !　. : : : : : : : l : : i!
　〃/::'::":;: -'´　　 . ;　　　　 　 　 ! : : : : : : : : :.|: : :.!
..〃 !‐''"　　　　. . : i　　　 　 　 　 !　: : : : : : : : ! : : !

>>874
馬鹿め、警察にもターミナルの細胞が既に浸透済みだわ

>>875
実際いそうだよね。
SEEDを持つ人間のクローンに未来永劫支配された世界が、マルキオの理想郷か

昨夜のルパン三世ＴＶＳＰみたいになってきたな。
同人アヌメだとシンはあれから家族が死んだあたりの記憶消されて
使い捨て道具人形としてのシヤワセな余生を送ったんだろう。

…しかし…放映中はラクシズとの対比からアストレイ勢はまともなオアシス
かのように認識されがちだったが改めて検証してみると………

全てはマルキオの思惑通りなのであった・・・

しかしマルキオが黒幕やってる作品って意外に見ないよーな
このスレにしても、キラの女性クローンが出てた作品のラストにちょこっと出てたくらいだし

>>872
ｽﾊﾟﾛﾎﾞスレの覇王伝じゃないんだからｗ

実際<ゆりかご>が存在して種死後世界でどう使われるか悪い方に考えると気分が暗くなる
プレアなどのクローン技術やソキウス関係の技術そして<ゆりかご>この３つの技術があれば
洗脳されたキラやシンのクローン軍団も不可能じゃない。
スター・ウォーズの銀河帝国みたいな

クラインの暗黒卿が太陽系を支配するんだな。

final plusだと紛れもなく黒幕だったな。キラもどき36人inストフリとかやりたい放題。最期はあっけなかったが。

そろそろスレ違いになってきてるぞｗ

ttp://mamono.2ch.net/test/read.cgi/shar/1215294934/
か
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/shar/1213510590/
でやるべきだろ、考察スレ的に考えて

まあ、仮に劇場版が真っ当な脚本家に制作されるとするなら、
明らかに怪しさ抜群のその設定をボスフラグにするか、ガン無視するんじゃない？

ラクシズはまあ、善意の道化役？

何だｱﾚか?ﾏﾙｷｵは魔王の一種なんか(苦笑)

マルキオ先生は朝廷みたいなもんだからﾇｯｺﾛｽ事なんてできません
っていうか、嫌がらせされても大丈夫なように自力をつけましょう
そうじゃなかったらせいぜい貢ぎ物でも送って機嫌取りをしましょう

なんかこの朝廷がどうとかって書き込み、どっかのスレか過去スレで見た事があるな

マルキオ＝朝廷
ジャンク屋＝異民族

ぶっちゃけこう断言してしまってもいいようなwww
マルキオ先生はﾇｯｺﾛしてしまうと大暴動が起こるほど影響力のある人らしい

マルキオがジャンク屋を征伐しようとして誰かを寄越したのか？

逆だろ
ジャンク屋＝マルキオ先生の私的な手下

うーん、レスし辛いな

アンダーマーケットとかジャンク屋を出したって事は、ロウとかマルキオも出すのかね

>>882
お嬢様の会社がそれに近い事やってるぞ

>>895
どこら辺が？

いや、クローンは不安定だからここはキララクの孤児院で育てられた子供達の精鋭部隊投入だろＪＫ

最近19氏のSSを読んだけど、司令に萌えてます。
サイとの漫才やシンを弄ぶ様子に萌えました。

あと、シンとサイの関係に燃えが来るといいなあ。

アストレイズ読んだら、ライゴウの性能が無茶すぎる
空気抵抗ゼロで飛べるとか、史上最強の対艦刀だとか
ストライクＥをどう発展させればこんな化物が誕生するんだ

もうアストレイズは黒歴史にしてやれ
ぶっちゃけ誰も付いていけてないだろ、あれ

何、バカと腐は絵だけで釣れる。

空気抵抗ゼロは無いだろ。限りなくゼロに近づけるっていうなら解るが。まあ、あのデカイ
パックを背負った人型じゃあゼロに近づける事もできないんだが。

>>899
チョッと待てどういうことだ、ｋｗｓｋ

>>901
ライゴウは絵も駄目だろ常考

ときたガンダムは世界背景無視した廚機出すこと多いから正式なものと考えない方が吉

アストレイシリーズは別にときたが好き勝手やってるわけじゃないよ

ときただけだったらそこまで問題ない。WとかXとか
問題なのは現在一緒にやってる奴(名前忘れた)
あれ、整合性とかそういうの考えてるのかな？いくら種が駄目な部分多いからってあれは無茶苦茶だろ…

ところで何でアストレイズのキットだけはパッケージに擬音が入ってたり
数ヶ国語でこまごま説明文が書いてあるんだろ。

昔戸田がRを書いてたからだろ
ならさっさとパワードレッド出せよとも思うが

俺はライゴウ好きだがね
ただ顔が今イチなので、そこだけデスティニーのものにすげ替えてシンを乗せよう

新約・外伝秘話

千葉「お願いがあるのです。」

福田「何だ、言ってみろ。」

千葉「外伝が始まったら、好きにやらせてほしいのです。」

福田「ここはサンライズだぞ？」

千葉「許可をいただけないなら、オルフェに帰ります。」

福田「ふ、いいだろう千葉。好きにやるがいい。」

千葉「ありがとうございます！」

>>910
何か納得した｡
そろそろ次ｽﾚの準備しないとな｡

ライゴウのキャリバーンストライカーは良いと思ったけどな
刀身をビームで包むことで実体剣とビームサーベル双方の特徴を合わせ持った対艦刀の最終形
さらにカラドボルグという名前の大型ビームサーベル

シンが乗るに相応しい機体じゃないか

いや、アストレイはアストレイで盛り上がって頂くのはまことに結構だが、頼むからシンとかを
関わらせてくれるなｗ

隠者に武装追加したみたいだな

某ゲームのせいでキャリバーンとかカラドボルグとか出ると厨臭さが数倍に・・・
どうせこの後アヴァロンとかゲイボルグとかも出るんだろ？

じゃあ、カレドヴルッフならいいんだな？

>>915
ゲイ・ボルグは出しちゃ駄目だな

阿部さんＳＥＥＤのゲイ・ボルグですね、わかります

え？　ナインライブズじゃないの？＜こっから先は射撃武器だろ常考的な意味で
ところで、なんで日本神話ブリバリ意識してる鏡勾玉剣のライゴウなのに
なんで武装はキャリバーンやらカラドボルグなんだよって突っ込んでいいですか？

いいえいけません
考えるのでは無く感じるのです

>>919
混ぜたほうがかっこいいと思っちゃったんだよ。

三種の神器のパックなら、きちんとした名称を使えよとか思うね。
右翼か左翼の横やりでもあった設定なのか？

いや、天ミナの装備でトツカノツルギ、オキツノカガミが出てたからそれは考えにくい

　街外れに建てられた急造の工作施設に、戦闘を終えたＧカイザーが搬入されてくる。メ
カニックマンと共にやってきた研究員の後輩は、機体を見上げて嘆息した。
「1対３とはいえ、ディンに此処までやられるとはな……」
　殆ど全身、特に背面に集中した被弾痕。表面の第1装甲が捲れあがり、ハニカム構造が
あちこちから露出している。バリアで弾速が減衰されたとはいえ、ショットガンとマシン
ガンの銃撃を受け続けた巨体は小破と判定して良いダメージを負っていた。
「兄ちゃん。カメラにディンが映ってたんで見てみたが、奴らはやっぱり最新式のＯＳと
ＡＩを使ってたみたいだな。途中からＦＣＳをリンクさせて、火力を集中させてきたんだ」
「対艦用のマニューバーソフトじゃないですか！ まだ社外に出してないのに！」
　油で汚れた作業服を着る年配の整備員に言われ、後輩は目を剥いた。
「ＯＳとＡＩを手に入れたジャンク屋が、自分達で作ったんだろう。奴らは名前こそジャ
ンク屋だが、横の繋がりとヘッドハンティングで、技術や生産力を強化してる。半年前、
俺んとこにも声が掛かったからな。チームごと来ないかとさ」
「もう、そんなの……ジャンク屋じゃないですよね」
「そういや、街を襲ってきた奴らって結局何だったんだ？」
　そう聞かれた後輩は一瞬迷ったが、周囲の人間が忙しく動き回っている事を確かめた後、
口に手を当てて声を落とした。
「この近くに4つほど集落があるんですが、そこの連中だそうです。ほら2、3キロしか
離れてないのに、ウチが人道支援してるのは此処だけでしょ？ 元々反地球連合のゲリラ
やってた所だから、この街の連中が何か汚い手を使ったんじゃないかって」
　整備員がニヤついて、禁煙タブレットを口に放り込んだ
「で？」
「何とかしてくれって言われて、援助物資の8割を他の所に分配するという提案をこちら
の方で出したんですが、村長さん達の大反対を食らったそうで。結局、PMCを雇う事に
なりました。最初のコストは此方持ちで、維持費を村で負担して貰うって寸法みたいです」
「へっへ。ウチが工場とか農場を造って現地民を雇って、現地民は自治体にウチから貰っ
た給料の一部を収め、ウチが面倒見てるPMCを養うわけか。スゲーなぁお嬢様は」
　失笑し、青年と中年が頷き合う。16歳のアズラエルが立案する戦略とは思えない。
「ま、こういう事を世界中でやってれば、確かに……あ、先輩！」
「酷い目に遭った……うわ、こっちも酷いな」
　やつれた表情でやってきた研究員が、Ｇカイザーを見上げて溜息をつく。
「もう良いんですか？」
「大丈夫だ。慣れてるから……光波防御帯は、正常に作動していた筈だが」
「そりゃ半分未満の出力じゃあこうもなりますぜ、チーフ。ほぼノーコスト、ノーリスク
で展開できるバリアなんですからね」
　口調を改めた整備員が、ポケットに手を突っ込んで研究員を振り返った。

「原因がまるでわからん……自分で造った機体だってのに、屈辱の極みだよ」
　ぼやきつつ、コーヒーが入った紙コップに口をつける。時刻は午前3時を回っていたが、
基本的にこの人種は睡眠時間に頓着しない。
「カイザーも大事ですけど、ベイオウルフの方は？」
「あっちは最終段階だからな。コストダウンの関係で機能を削るとか削らんとか、そんな
レベルの話し合いだよ。……どうして片手間でやる仕事ばっかり評価されて、全身全霊を
込めた方は10秒で却下されるんだろうな」
　防護柵にもたれ、研究員が虚ろな目で破損したＧカイザーを見上げる。
「やっぱり先輩って、ベクトルが間違ってるんじゃないんですか？」
「ベクトルって、具体的に何だよ」
「プラン……」
　不意に鳴ったブザー音に、後輩の言葉が中断された。放送が響く。
『チーフ、ただちに通信棟へ来て下さい』
「お、もう連絡ついたか！ 珍しいな、フクダさんなのに。ちょっと行ってくる」
　ジッパーを開けた作業着の裾を翻して走っていく研究員。
「フクダさん、って誰だっけ？」
「アドゥカーフの元社長さんです。あ、そういえばＧカイザーにも関わってたっけな……」

　窓を完全に密閉された輸送艇で、連合軍の『秘密基地』へと連れて来られたアーサー＝
トラインと彼のクルーは、ドック内で最終調整を受けているアークエンジェル級3番艦
オファニムの前に立っていた。2番艦であるドミニオンから赤色を排除したカラーリングは
さておいて、彼らが注目したのはそのサイズだった。
「190メートルか……アークエンジェルの半分も無いんだね」
　機体前部の翼も取り去られ、アークエンジェル級の特徴でもある『前脚』がばっさりと
短くなっていた。ブリッジも外側からは確認できず、アンテナさえ見えない。後部のエン
ジンも見違えるほど小型化され、尾翼もない。アーサーが呆けた声を出す。
「どっちかといえばボギーワン……もといガーティ・ルーを縮めて横に伸ばしたって感じ
ですね。あれより平たくて足が出てますが。しかし凄いな。これが飛ぶのかあ」
　操鑑担当のマリクが、無意識に声を弾ませて見上げた。足先の部分と、後部エンジンの
脇に刻まれた溝を何度も見て、しきりに唸っている。
「艦体下方の火力が充実してるのが良いですね。その分、強力な火器が無くなったけど」
　火器担当のチェンが、両脚の左右に備え付けられた可動式のレールガンや、両舷と後部
に備え付けられた多数の防御機銃、ミサイルランチャーを見遣る。機動戦艦の名の通り、
遠距離からどっしり構えて撃つのでなく、手数で攻めるタイプであると彼は推測した。
「突起物が殆どありません。レーダー能力を強化したとは言っているが、どうやって……」
　索敵担当のバートが首を捻る。

「でも確かに、強化されてないと困るよ。ＭＳ用のリニアカタパルトが無いんだから」
　ＭＳ整備を殆ど一手に引き受けるヴィーノが言って、腕を組んだ。
「発進口が足の間のハッチしかない。要するに、ＭＳと一緒に戦線へ突っ込めって事だ。
カーゴスペースをさっき見たけど、搭載出来るのは4機……エース揃いだと良いな」
「内装がまるで、前世代の航宙船みたいですね。ブリッジなんて戦闘機のコクピットみ
たい。居住区もブリッジを真ん中に置いて、環状に配置されていますし。艦長？」
　通信管制を担当するアビーが、突っ立っているアーサーを呼んだ。呼ばれた本人が、誰
かを探すように頭を巡らせた後に振り返った。
「あ、ああはいはい！どうしたの、アビー君！」
「……いい加減『艦長』に慣れて下さい。そろそろ搭乗の時間ですよ」

『現時刻をもって、君を少佐とする。我が連合軍の指揮下に加わって貰うわけだ』
「はあ、どうも。……僕のクルーも少佐になるんでしょうか？」
　ザフトしか組織を知らず、少佐という階級が持つ意味がいまいち解らないアーサーが、
片手で自分のクルーを指し示す。フル・リクライニング出来るカプセルのような艦長席の
傍に立ち、休めの姿勢を取っていた。ブリッジの曲面壁に直接投影されたモニターの中に、
何時もの連合軍高官達が映し出されている。
『いや、要するに君の艦に指令を下せればそれで良いのだよアンドレ君。乗り込ませてあ
る連合軍の兵員も、全て君の直接命令によってのみ動く。忘れんようにな』
「やっぱり、名前覚えられてない……」
「もう良いじゃないですか、艦長」
　落ち込むアーサーの肩を叩くアビー。艦の中枢を担う3人が苦笑いを浮かべた。
『ときにアルタ君、オファニムはどうかね？ まだ動かしていないだろうが』
「あ、はい。随分独創的というか、見た事もない物が多く……」
『だろうな。マーシャンとの共同開発によって生み出された艦だ』
　意外な名前にアーサーが顔を上げる。
「僕らを地球圏から出したくないマーシャンが、何でまた？」
『解らん。火星への入植は再構築戦争以前から始まっておった。もはや文化も風土もまる
で異なる。1年ごとにやってくるゲノム・スプライサー達によれば、彼らは我々テラナーの
変革を促そうとしているらしい。クライン派への援助などの活動は、捕獲した昆虫に放射
線を当てるようなものだそうだ。あくまで、ナチュラルの利益を考えての行動らしいが』
　白髪の老人も、どこか歯切れが悪い。全容を把握しているわけでは無いのだろう。尤も、
マーシャンの全容を把握しているテラナーなど存在するのかという疑問はあるが。
「信用して、構わないのでしょうか？」
『少なくとも、オファニムは信じてくれて構わん。ほぼ100％連合軍の手で製造しておる』
　アーサーの言葉に頷いた老人は、顎を上げて胸を張った。

『少佐』
　声の質が変わった。階級で呼ばれ、アーサーの背中がなぜか伸びる。
『クルー全員をオファニムに搭乗させ、ドックより発進せよ。最短距離でライプ
ツィヒへ飛び、受け渡される貨物を回収した後に次の指示を待て』
「ライプツィヒ？ ヨーロッパですか……って、そもそも此処はどこなのでしょう？」
『この通信で明かす事は出来ない。が、オファニムの性能をもってすれば2時間弱で到達
できるだろう。初任務だ。幸運を祈る、アズマ君……何か質問はあるかね？』
　その問いにしばし黙っていたアーサーが、ふと気づいて手を挙げた。
「はい、護衛のＭＳ隊とは何処で合流すればよろしいのでしょうか？」
『幸運を、祈る』
「えっ」
　消えたモニターの前でアーサーが固まった。2秒、3秒、嫌な沈黙が続く。
「え、嘘でしょ、えっ？」
「まあ信じましょうよ艦長。ネルソン級14隻分の金がかかった艦を任されたんだから」
　自身のシートに『乗り込んだ』マリクが、縁に手をかけたままアーサーを振り返る。
「それも怖いよね、僕らの事を信じすぎだろって話だよ……こんな超高性能な試作艦をさ」
　嘆息混じりに、アーサーも自分のシートに入ってメインモニターを点灯させた。
「しょうがない。オファニム、発進！」
　ドック内の照明が落ち、ドアが閉鎖される。オファニムの足先と後部エンジンに刻まれ
た溝が青緑色に輝き、室内を照らし出す。何かが吹き出すように、繋がっていたケーブル
が外れて壁にぶつかった。ジェットエンジンとは違う、虫の羽音を低くしたような奇妙な
音が上がり始める。
　天井が開き、何枚ものシャッターが開いていった。最後の1枚が四方に開け放たれた時、
青空が顔を出す。直後、一気に強まった光が4つの輝くリングとなって広がり、艦体を水平に
囲んだ。回転する光輪が艦底へと移動すると、オファニムが浮き上がる。
「凄い！ 真上に進んでいるのに、何の揺れもないなんて……」
「あー嫌な予感が！ あー嫌な予感が！！」
「黙って下さい艦長」
　アーサー＝トライン。ザフト兵である筈の彼が連合軍の少佐という階級を貰い、技術の
粋を集めた新造艦を任された理由は2つある。1つは単純に優秀である事。もう1つは、信
念の欠片も無いという事だった。そして彼の趣味も、既に連合軍情報部が調査済みである。
　ヴォワチュール・リュミエールの輝きに包まれ、光輪を纏ったオファニムが青空の下に
現れた。角度を変えた光輪が後部エンジンに集まり、矢のように加速し眼前の海を割った。

　ライプツィヒのダイアモンドテクノロジー社工場。格納庫に運び込まれたまま半ば放置
されたデスティニー�Uの足元に、メモリスティックを弄ぶヒルダが歩いてきた。

　昇降機に乗り込んでスイッチを押し、アームが動いてコクピットハッチの所まで上って
いく。ヒルダが接近するのをセンサーで捉えたか、デスティニー�Uの胸部が開いた。
「たく、あんたも強情だね。整備は受けるようになったみたいだけど」
　シートに滑り込み、どこにも繋がらない通信回線を開いたヒルダが笑み混じりに声をか
けた。ギムレット隊と戦ったシンのデータが入ったスティックを差し入れ、ファイルを
開く。ガンカメラの映像が再生された。崖や地面を蹴って高速で移動するコバルトブルー
のダガーＬを、突撃銃の銃口が懸命に追いかけている。
「ただ、これで材料は揃った筈だ……そうだろ？ 宇宙戦と地上戦のデータを組み合わせら
れる。重心移動、スラスター噴射、パイロット自身の反応性……『今の』シンの、ね」
　返答しない相手に語りかけるヒルダ。サブモニターの映像が所々で一時停止され、巻き
戻されつつ、解析するかのように少しずつ進む。
「ザクも良い機体だけどね、シンの専用機はコイツしかない。ついでに言うと、最良の相
方もあんたなんだ。そこんところをちゃんと……」
　ヒルダがシートから出て昇降機に戻ろうとした時、低い震動音が生まれた。見上げたヒ
ルダの下で、デスティニー�Uのカメラアイが紅の光を放つ。鋭く尖った爪を持つ両手を握
り、手首を一回転させて開く。右脚が持ち上がって膝を立てた。両肩のスラスターフィン
が開閉し、メンテナンスベッドに機体を固定しているハーネスを軋ませた。
「やれやれ、世話が焼ける」
　昇降機から降りたヒルダが、薄い笑みを浮かべたままインターフォンの受話器を取った。
「Ａ格納庫だ。お目覚めだよ……そう、そのまさか」

「ＭＳが一番良い移動手段ってのも、ふざけてるよな」
　ザクのコクピットで、顔をしかめたシンがペダルとレバーを操作し、ユニウスの破片落
下によって崩壊したハイウェイを歩く。戦闘中であればスラスターを使って一気に飛び越
える荒れ地だが、激しい動きでバッテリーの消耗を早めるわけにはいかない。
『この辺りは常に強風が吹いていますからね。ヘリや小型飛行機も危険でしょう』
　左隣を同じように進む陸戦グフ。そのすぐ後ろをツェドが進み、殿をバスターノワール
が務めていた。エコー7の背後、サブシートに座るコニールがマップを注視している。
『待って……其処が合流地点だ』
「相手もＭＳで来るって言ってなかったか？特に何も……ッ！」
　直ぐ前方に現れたレーダー上の光点に、シンが蛇のように鋭い音を立てて息を吸い込む。
機体を戦闘モードに切り替え、俄然運動性を増したザクが跳び下がって突撃銃を構えた。
『待て待て、そうすごむな。誰も撃ちたくないし、誰にも撃たれたくない。臆病だからな』
　目の前にあった瓦礫の山が掻き消えて、灰色のシートを被った105ダガーが現れる。
『538と呼んでくれ、お客様方。マーケットは何時だって、両手を広げて待っている』
　大型コンテナを背負ったＭＳ。風が吹き、左肩のリサイクルマークに影が落ちた。

今回は此処までです。

>>929
乙です。 身の回り優先で、じっくり書いていってください。
色々と「溜め」を作る回でしたねぇ。
デスティニー�U復活フラグに、新型艦のお披露目…。

> もう1つは、信念の欠片も無いという事だった。
アーサー涙目すぎるｗ

>>929
GJ！
538……ご・さん・いち、ゴミ屋、かw

相変わらず脇役に碌に名前もないのがいい

乙です


＞そして彼の趣味も、既に連合軍情報部が調査済みである。

やっぱりアレか　ｅｒｇなのか

ついにデスティニー�U復活フラグ？

でも、このＡＩだと私に乗る前に実力チェックとかやりそうだからなぁ
シンは古巣に戻れるのか、それともこれは敵対フラグなのか……

ＧＪです

GJ＆乙です。
ヴォワチュール・リュミエール搭載型機動戦艦オファニムかっちょえー！
ようやくエミュ子が機嫌直した！
そして、エロゲバレフラグ満載のアの字ｗ
新要素満載で盛り上がること甚だしい。