キチガイ思想アニメと種なら普通に種の完全勝利だろ
そもそも、種とWじゃ世界構造が違うだろ。
種はプラントと地球の利権争いが何故か人種問題になって
NJと言う兵器でもう後に引けなくなった。
種死はBTWで同じく引けなくなった中、Dプランが提案されて
最終決戦にテロリストが乗り出してきた。
Wはロームフェラ財団やOZなんかが戦争が金持ちの娯楽感覚で
行われていて、正に中世の戦争スタイルがそのまま。
御貴族様や領主様同士が兵隊率いて
「てめえの土地寄越せや。民衆はせっせと働いて税納めろ」
と言う基本構造の元、過去の反省から
「戦争は出来るだけエレガントにしなければいけない」
と言うトレーズ教によって戦士たちの倫理観を向上させて
民間の戦死者を減らしたが、そもそも民衆からしたら
「てめぇら、オラ達の畑荒らして、家を壊して何がエレガントだ!」
という反発の代行したのが主人公達。
その中で完全平和主義ってのは民衆が戦争貴族達へ
「私達は戦争をしたくありません。もう、兵器を作りたくもありません。
だから、もう武装解除して戦争は止めて下さい!」
って言うフランス革命レベルの民主主義の返還を求める為の思想なのよ。
貴族の軍人さん達対して民衆はそりゃ武装解除を求める世論とストライキ位にしか出来ない。
それで最初はサンクスキングダムみたいな貴族子女達のフェミニンなノリだったけど
エンドレスワルツの民衆の反戦デモに繋がるってオチになった。
だからリリーナがCEに居ても事情が違うから完全平和主義は電波になるし
ラクスがACに居ても、結局貴族の戦争ゲームの一人に加わるだけ。
リリーナは基本電波なんだけど、戦争貴族から「戦争と兵器と言う玩具」を
取り上げさせる為の方法としては結局この思想しかないんだわ。
戦争ゲームに加わったら同じ穴の狢だし、貴族達の力は強いから
その足元の意識を変えて民衆から平和を願う流れの為に
「完全平和主義」という劇薬を使っているだけに過ぎない。
追記
また、ラクスが劣化リリーナか?と言う点に大しては半分正解、半分不正解。
リリーナもラクスも結局は、監督の思想補正を受けた「電波塔」に過ぎない。
そもそも、リリーナの政治手腕やカリスマっぷりもラクスのMS強奪やカリスマっぷりも
監督やシナリオ補正レベルを抜くとで本来はありえないし
リリーナは貴族のおじいちゃん受けが良かっただけってオチもある。
その中で差(劣性)が出たと見えるなら
「リリーナは民衆の反戦意識を根付かせる為のアイドル。
口だけのお姫様でも結局どんな兵器より平和の願いが強い。
立ち上がれ民衆! 平和を自ら選択して掴み取るのだ!」
と言うお題目の元、電波発言させているのに対し
「ラクスは民衆も反戦してるのにすぐ乗せられる。デモをやっても政治は動かない。
だから、人気歌手な歌姫様で『戦争を止めて俺の歌を聞け!』
と言うマクロスレベルの理論の元(あれはあれでちゃんと裏付けがあってだが)
超兵器を率いて、戦争に介入させて、最後は民衆も政治家もみーんなラクス様の味方♪」
と言うシナリオを描いている。
とどのつまり、監督の描く平和への思想の差と
双方の「電波塔」にいかに説得力と道筋を歩ませる演出の差って事じゃないかね。