マユラ「じゃ、ミッション開始よ!」
シンが何か言う間も無く、崖の上から大きな岩が幾つも転がり落ちてくる。
轟音と共に雪崩落ちてくるそれは、シンの身長よりもふた周りは大きい。
シン「ちっ、やれっていうなら、やってやるさ!」
一言鋭く叫ぶと、シンは剣の柄を両手で握り直した。
シン「俺の大地斬の威力を見せてやる!」
そのまま裂帛の気合と共に、眼前へと迫った岩塊に刃を振り下ろしていった。
で、結局。
マユラ「真っ二つに出来たのは2個、かぁ。惜しかったんだけどなぁ。気合が足りないわよ、気合が」
シン「くっ…お、俺は実戦で強いタイプなんだよ!今回はちょっと調子が悪かっただけで」
マユラ「男の子でしょ、言い訳しないの!まあ、アサギとジュリのテストで取り返せば大丈夫よ。さ、戻りましょ」
アサギ「お帰り〜、シン君どうだった?」
マユラ「ん〜、結構頑張ってたみたいよ?」
シン「何で疑問系なんだよ!!」
ジュリ「あら、まだまだ元気ね。じゃあ早速次のテストに行くわよ」
アサギ「私とジュリ、どっちの試験を受ける?私が運担当、ジュリが知力担当だからね」
>>106 どちらを選びますか?