このスレはXキャラと種キャラが出会ったらどうなるかを考えるスレです
新シャアでガンダムXについて語るならここでよろしく
現在、SS連載中+職人随時募集中
関連サイト等は
>>2以降
荒れ防止のため「sage」進行推奨
SS作者には敬意を忘れずに、煽り荒らしはスルー
本編および外伝、他作品の叩きは厳禁
出来るだけ種キャラのみの話にならないように
ここがクロスオーバースレであることを考慮して下さい
スレ違いの話はほどほどに
本編と外伝、A.W.とC.E.両方のファンが楽しめるスレ作りに取り組みましょう
(⌒'
>>1さん、新スレ乙なの。
. '´` ⌒ヽ おにぎりあげるの、好きなの選んでいいよ。
! リ(ヾ))リ,i
(ノ´(l.゚ ヮ゚ノ ゝ
'爻( つ△o ,.-、 ,.- 、 ,.-、 ,.-、 ,.-、 ,.-、 ,.-、
´'と _)__) 旦 (,,■) (,,■) (,,■) (,,■) (,,■) (,,■) (,,■)
梅干 高菜 おかか こんぶ ごはんですよ わさび漬け 焼たらこ
,.-、 ,.-、 ,.-、 ,.-、 ,.-、 ,.-、 ,.-、
(,,■) (,,■) (,,■) (,,■) (,,■) (,,■) (,,■)
鶏飯 明太子 ちりめんじゃこ ゆかり 柴漬 塩辛 牛肉しぐれ
,.-、 ,.-、 ,.-、 ,.-、 ,.-、 ,.- 、 ,.-、 ,.-、
(,,■) (,,■) (,,■) (,,■) (,,■) (,,■) (,,■) (,,■)
鮭 鶏ごぼう 野沢菜 天むす ツナマヨ エビマヨ 鮭マヨ 具なし
乙
乙 乙
乙 乙
乙
>>1 乙 乙
乙 乙
乙 乙
乙
5 :
通常の名無しさんの3倍:2007/12/02(日) 01:39:12 ID:IvkKqGM1
いちおつ〜(涙目)
またお目にかかれて光栄です
何はさておき保守
ほ
電王で出てたな・・・
保守
希望のスレは消さない!
11 :
通常の名無しさんの3倍:2007/12/02(日) 22:12:14 ID:VtuuPVOq
ようやく出来上がりました…長かったなぁ…。
オリジナルの話はいろいろと大変ではありましたが、
その反面楽しめたところも有りました。
あとがきは明日書きます。
第七十三話『今は"ありがとう"も"さよなら"言わない』(前編)
「キャプテン! 接近する機影1、ディスティニーです!」
サラの言葉に、ブリッジは歓声に包まれた。
エスタルド、ガスタール、ノーザンベル連合軍と新連邦軍との戦闘が終了してすでに半日、ジャミルたちは作戦が終了しても
戻らないシンの捜索を行っていた。先ほどから降り出した雨は徐々に強くなり、捜索の難航を思わせたが、シンが
見つかったことによってみなが笑顔を浮かべていた。
「まったく、心配かけさせやがって…。」
「でも、なんでこんな所にいるのかしら?」
安堵の声を上げるシンゴの横でトニヤは疑問符を浮かべる。ディスティニーが囮になったことは十分考えられたが、
作戦は爆撃基地を破壊した時点で完了している。あちこち敵を引っ張りまわしていたとしても、今回の遅い帰還には
少し疑問の残るものであった。
「詳しい事情は、本人から聞くとしよう。」
ジャミルはそう言うと、メインディスプレイに映し出させたディスティニーに目を向けた。
ディスティニーはボロボロの状態でだった。遠目に見ていてはわからなかったがほとんどの装甲に被弾の痕が見られ、
さらに左手は完全に形を失っている。トレードマークの真っ赤な翼は左翼が根元の部分が大きく折れ曲がっており、
とても格好のつく姿ではない。
「…ひどいわね。」
「ああ、かなりズタボロだ。」
「それだけ、あの2機のガンダムの攻撃が激しかったってことね。」
みなが皆、徐々に近づいてくるディスティニーの姿に同じような感想を漏らす。しかし、ジャミルは3人とは違う所に目を向け、
あることに気がついた。
「サラ、ディスティニーの右手の部分を拡大してみてくれ。」
「え?」
「何かを抱えている。」
「りょ、了解しました。」
言われるがまま、サラはディスティニーの右手を拡大する。胸元に持ってこられた手のひらは、大事そうに何かを抱えていた。
「キャ、キャプテンあれ!」
「ドクターに連絡! 医療班を格納庫に待機させろ!!」
ディスティニーの親指と手のひらの隙間から見えたものは、傷ついた二人の人間の姿だった。
「それで、彼らを巻き込んだのか…。」
サクラとダイキはすぐに手術室へと運び込まれた。ジャミルは手術室の前で立ち尽くしていた彼を呼び、
自室につれてきてこうして話を聞いている。
外の雨にぬれたのか、シンの髪も服もぬれており、彼の愛機以上にボロボロの状態を思わせた。
「…はい。俺から見たら死んでるとしか思えなかったけど、ドクターなら何とかなるかなっと思って…。」
シンの口調は重く、ひどく疲れが感じられた。彼が語った二人を連れてきた経緯を聞いたジャミルは静かに息を吐いた。
「そう落ち込むな。今回はお前のせいじゃない。」
「無理です。」ジャミルの言葉をシンは瞬時に否定する。ジャミルは思わずシンの顔を見ると、彼は苦渋に満ちた表情を浮かべていた。
第七十三話『今は"ありがとう"も"さよなら"言わない』(中編)
「サクラ達が死んだら、それは俺の責任です。」
「……それは、守る事ができなかったから、か?」
「それもあります。けどそれ以上に、俺は彼女と会うべきじゃ無かった。」
「出会いそのものが"罪"だと言うのか?」
「2人は戦いとは無縁の世界で生きていました。俺が現れなければこんなことにはならなかった!」
シンは両の拳を強く握り締め断言する。彼女達の世界を壊したのは自分であり、自分さえ現れなければこんなことにはならなかった。
シンは心の底からそう思った。
「ダイキさんもサクラも、前の戦争で悲惨な目にあってる。だから喧騒を避けてこんな山の中に住んでた。だけど俺が着たから!」
「落ち着け。」
「これが落ち着いていられますか!? 俺は壊すために戦ってきたんじゃない!!」
「わかっている。」
「それなのに俺は!」
「今更どうこう言った所で、それまでの事が変わるわけではない!」
ジャミルの一喝に、それまで激しく思いを吐き出していたシンは口をつぐんだ。
音の無い部屋で2人は無言のまま時が過ぎてゆく。真剣な表情で見つめるジャミルに、一喝を受けたシンは
どう言葉をつないでいいかわからないでいた。
ジャミルは席を立ち、ザァザァと雨の降る窓の外に目を向ける。ガラス越しに見える暗闇の向こうに何かを見ながら
彼はは静かに口を開く。
「…シン、お前の"守る"の定義は一体何だ?」
ジャミルの質問に、シンは言葉を詰まらせた。戦闘の最中、レイに対して堂々と宣言した"心の底から笑顔でいられる世界"。
それを創るためにしなければならないことは一つしかなかった。
「守るべき人の"命"を、"家族"を、そして"住んでいる世界"すべてを破壊させないことです。」
先の作戦が完了して一週間が経過した。昨晩隣国ノーザンベルの首都ベルートが新連邦軍の攻撃を受け、
ガロードとウイッツ、そしてアスランが援軍として向かったものの敗戦。
ノーザンベルは新連邦軍の支配下におかれることとなった。
「シンは、昨日の戦闘には出てないんですか?」
「機体の修理は終わっていたんだが、な。」
腹部のガーゼと包帯を交換しながらテクスは険しい表情で口を開いた。今回の作戦により、
エスタルド、ガスタール、ノーザンベルの連立は崩れ去った。さらに、この3国が抱えている民族問題も
再燃しかねない状況となっており、ウイリス以下首脳陣は頭を抱えている。
「よし、これで傷の手当ては一通り終わった。それにしてもすごい回復力だな。」
「これぐらい普通ですよ。…今回はお世話になりました。」
「何も言わずに行く気か?」
真新しい包帯を白のブラウスの下に隠しながらサクラは小さく頭を下げた。
彼女のケガは比較的軽度のものだったが、娘の体をかばうように全身に傷を負ったダイキは4日前に
息を引き取っている。葬儀と言うには甚だ陳腐なものが行われた後、今はエスタルドの共同墓地に静かに眠っている。
「何も言わずに…というよりも、何を言えばいいのかわからないと言うのが本音です。」
「…そうか。」
テクスはそれ以上何も語らず、カルテに治療内容を書き込んでいく。ペンの走る音だけが、医務室内を支配した。
「私を助けてくれたけど、父は守りきれなかった。…なんだかこういうのって複雑ですね…。本当にどう言葉をかけていいか…。」
「君にとっては悲惨な出来事だった。しかし、シンにとっても今回はつらいことだったのは間違いない。ここから先は君の自由だ。
守りきれなかったシンを責めても良いし、許しても良い。」
もっとも許すことは簡単にできないだろうと付け足しながらテクスはカルテにペンを走らせ続ける。
サクラはうつむいてじっと太ももの上においた握りこぶしを見つめた。
第七十三話『今は"ありがとう"も"さよなら"言わない』(後編)
コンコン
ノックの音に気づきドアのほうを見たものの、シンはその場から動こうとしなかった。フリーデンに戻って以降、
シンは食事の時以外に自室にこもっていた。何かをするわけでもなく、ただベッドに横になり天井を見上げて過ごす。
何もする気が起きない。サクラたちの大怪我、その後のダイキの死がシンの心を深く暗い闇の中に迷わせているのだ。
「シン? いるんでしょ?」
ドアの向こうから相手の声が聞こえた。その声は聞き間違えるはずの無いあの少女のものであった。
「ドアは開けなくていいわ、むしろあけないで。私も…まだ心の中の整理がついてないの。」
あの日と変わらない穏やかな声だが、その声からどこか戸惑いのようなものが感じられる。彼女を救った人物であり、
彼女の父親を守りきれなかった青年にどう言葉をかけていいかわからないのだろう。
「私、もうここを出るの。傷はある程度くれたから、普通に生活する分には支障は無いわ。これはあなたのおかげね。」
違う
シンは心の中で反論した。
彼女を守ることはできなかった。むしろ、自分と同じように戦闘によって家族を失わせてしまった。
あの日の涙を彼女にも流させてしまったのだ。
「一様挨拶に着たんだけど、あなたの顔を見たら私自身なんて言うかわからないから、今は"ありがとう"も
"さよなら"言わない。でも、これだけは言わせてちょうだい。」
サクラは一度言葉を切ると、大きく深呼吸をして次の言葉をつむいだ。
「これ以上、私みたいな人を増やさせないで。戦争で家族を失う人たちを増やさないで。」
シンはこの言葉にハッとした。"家族を失うこと" はシンも体験したことのあるとても悲しい出来事だ。
今回それを体験したサクラもこの苦しみを他人に感じてほしくないのだろう。震える声で彼女の話は続いた。
「家やお金は後からどうにでもなる。けど、失った家族は二度と戻ってこないわ。昨日の夜の戦闘でまたそういう人が増えた。
お願い、この苦しみを知っているあなただから、あなたにできる範囲で守ってあげて。すべての人を守れなんていわない。
けど、守れる人は守ってあげて。これは私にはできないことだけど、あなたにはできるわ。」
声は、それ以降聞こえることは無かった。
シンはベッドに横たえていた体を起こし、ゴキゴキと固まった体を大きく動かす。椅子に引っ掛けてあった上着に袖を通し、
改めて大きく息をする。
「…そうだ、落ち込んでる間にも戦いは続いてる。これ以上サクラみたいなやつを出さないためにも、俺は!」
ジャミルも言ったように"守れなかった"と言う事実は変わらない。しかし、その後の行動によって大きく変わる物がある。
そう信じ、新たな決意を胸にシンはドアノブに手をかけた。
アルムタート親子編エピローグ『枯れない花』
"ありがとう" も言えなかった
約束さえできなかった
だけど あの日と同じ風が吹いたらまた
必ず 会えるよね…
町に出たサクラはずいぶん前からラジオで流れていた『枯れない花』と言う曲を口ずさみながら町を歩いていた。
1週間前まで空襲にさらされていた町はまだまだ復興がすすんでおらず、市民が協力して復興への道のりを
一歩一歩進んでいる。戦争によって破壊されたものは数知れないが、それによって新たに作られるものもある。
君会えてうれしかった
つないだ手が誇りだった
今は 別々の空
見上げていても ほら
歩ける 1人でも…
サクラにとっての初めての出会いがその後あのようなものになるとは彼女自身予想などできなかった。
だからと言って彼との関係をここで終わらせたくは無い。今は顔をあわせることもできないが、いつか彼女の
気持ちの整理ができた時にはきちんとお礼を言おう心に誓った。
新しい日々の生活のことを考えると不安は募る一方ではあるが、別の場所でがんばってくれるだろう彼に、
失礼の無いように新たな自分になろうと心に誓いながら、しっかり大地を踏みしめて彼女は歩いた。
GX氏更新乙
指標がないオリジナルは後に繋げることを考えると収拾大変ですからな
GJです!
GJ!
続きを待ってます。
エーと、とりあえずオリジナル編は終わりました。次は『おさらばでございます』に
つなげて行きますのでどうぞよろしく。
んで、ここからは疑問に思ってそうな事に適当に答えましょう。
1・そもそも何でクロスオーバーなのにオリジナルの話やッたの?
A・ずっと本編追いかけて書いてもよかったんですが、書き手としてなんだか味気なく感じたところがありました。
史実を変えるわけにはいかない。んじゃ同じ時間の別の場所での物語を作るかと言うのが事の発端でした。
2・それで思い通りにいったの?
A・いってません(笑) 途中で路線変更しまくりました。
3・んじゃ元々どういう風にするつもりだった?
A・ディスティニー(本編でこう表記しているのであえて)の強化をするつもりでした。親父はサテライトシステムの設計者、
だったらそれを生かして武器を作っててもおかしくない! という風にしてたのですが、話が進むにつれて本編のように…
だからと言って出来上がったものに不満を感じるわけでは有りませんが。
4・エピローグで歌ってる曲ってフルメタのエンディング曲だが?
A・どれぐらいの人が気づいてくれたかわかりませんが、シンの心には”決意”、サクラの心には”成長or変化”と言う新たな一面を
見せてくれました。彼らの心には互いが互いに咲かせた”枯れない花”があるんです。(力量不足で伝わったかどうか心配ですが)
5・点数つけるなら何点?
A・いろいろな事を加味して47点(減点対象は路線変更の多さ、文の稚拙さ、筆の遅さ等々)
6・今後オリジナルの話はやるの?
A・現時点ではわかりません。少なくともエスタルド編でやらんでしょう。
以上、GX1/144のあとがきのような書き込みでした…
投下乙。
サクラたくましいな。逝ってしまった親父さんに黙祷しつつGJ
保守
気が付けば保守の人初投下から一周年だな保守
GJしつつ保守
保守氏帰ってきてくれないかな・・・
保守
保守
保守
26 :
通常の名無しさんの3倍:2007/12/09(日) 06:05:07 ID:DLugBph0
保守
保守&投下乙
次は「おさらばでございます」か・・・。
エスタルド編の最後はオーブ(ウズミ)とは正反対の対応だからなぁ、
今のカガリがエスタルドの対応をどう感じるか楽しみだ。
保守しつつGJ!
前スレ落ちた後すっかり忘れてて、久しぶりにスレ覗いたらモニタがにじんで見えるんだぜ?
投下GJ〜。
サクラ、ヒロイン戦から離脱の巻き(笑) 最終回まではでないかね?
はたしてシンはAW世界で真の恋人ゲットなるか? それとも余りのルナとくっ付くのか、
乞うご期待w
ティファの中の人が離婚してて驚いた・・・
旧シャアのスレとか見てたから今更感が否めないけどね、俺は
そうそう、ラン家スレが旧シャアで復活したよ〜
誰かまとめ更新してくれー
保守
保守
hosyu
保守さん帰ってきてくれ〜
保守
>>37 良い機会じゃないか。
ここらで種・種死厨やキラ厨どもに引導渡してやれ。
ほしゅ
hosyu
しかしあれだな、サクラはフレイとかシンとかとえらく違うな
フレイ⇒あんた本気で戦って無いでしょ!!
シン⇒あんたが殺した!
サクラ⇒今はありがとうもさよならも言わない
目の前で親父さん死んでるのに…
愚妻が作った話なんざそんなもんよ
いっちゃあれだが所詮フレイもシンも温室育ちのぼんぼんだったからな。
フレイの場合は親父がバカやって、
シンの場合はウズミがバカやってと死んだ原因は違うが。
サクラはそれなりにキツイ環境下で生活してたから当時の二人に比べて
精神が遥かに大人だな。
父子家庭だから娘を可哀想と思って甘やかされていたフレイと違って普通の暮らしをしていたシンを温室育ちのぼんぼんと言う意見は斬新だ。
戦後の壮絶な世界で暮らしたサクラと
何でもある豊な世界で暮らしていたシンとを比べたらってことだろ
おっちゃんが狩に失敗したらそれこそ飯抜きだし
ほしゅ
>>46 ×:普通の暮らし
○“中立国家にして死の商人をして法外な儲けと平和を勝ち取ってきた平和ボケの国オーブ”における普通の暮らし
ちなみに、地上の他の地域における普通の暮らしは
エイプリールフールのお陰で10人に一人が餓死か凍死でくたばるこの世の地獄です
日本人の普通の暮らしと南アの普通の暮らし程度の認識でよろしいか。
そんな感じじゃねぇっすか?
なんかスレが落ちそうな予感がするぜ保守
保守
なら俺も保守
保守
ほしゅ
保守・・・
話を蒸し返すようだけど、シンってオーブで焼け出された後どうしてたんだろうな?
難民キャンプとかにいた時期がないとも思えんけど、それにしちゃ
>>45の言う様に
言動に甘えや妙な余裕が見られることが多い気がする。
今回の話で最後シンが精神的ストレスを理由に引きこもってたけど、平時のオーブならともかく
シンの境遇でなにか辛いめに会うたび現実逃避してる様じゃ普通に種死開始時に死んでてもおかしくないと思う。
連合占領下のオーブではトダカさんに養われてて、プラント移民後はすぐにプラント政府に世話してもらえた、
っていうなら解るけどそこまで世話になった様な描写もないし。
正直、あんまり戦災孤児から軍人になったようなキャラクターに見えないところがある。
余裕が無いってのは納得
結局自分のことだけで手一杯って感じだよな
周りの事を気にかけてあれこれ手を回すシンってのもあんまり
シンって感じしないけど
そんなこと言い出したら、シンはそもそも士官学校出の軍人っぽくすらないぞw
上官に食って掛かりすぎるわ、命令に文句つけるわ、状況判断甘いわ(ry
いや、けどそう言うこと言うとプラントにマトモな軍人なんて……って話にならんか?
つーか、見てるとプラント軍人の中ではシンはまだマトモな部類なんじゃぁないかって気もしてくるんだが。
同意。嫁に、まともな軍人など描けないからそうなる。
アストレイだとアベルやX三人組(各方面軍からの叩き上げエース)みたいな
強い軍人もいるんだがなあ。
ほんと、なんでそういうキャラを作らなかったのか。
命令違反なら正規の軍人であるリー将軍もしてるけどね…
まぁあれは死にに行ったわけだが
>まともな軍人
そもそもまともな人間も稀少
最近思ったんだがさ、負債ってただ単にリアルロボットに向かないだけなんじゃないか?
電童とか普通に面白かったし、あの監督スーパーロボット向きなんじゃね?
と関係ないこと言ってみる。保守。
そうかもしれないが、負債そろってあらゆるアニメスタジオから出入り禁止
をくらっている今となっては全て手遅れ。何より性格がひどすぎる。
ほしゅ
ほしゅ
保守
保守
バンダイはDestinyを売りたかったのに活躍させずかませにして売り上げ不振、そのあげく
ストフリとインジャも売れなかったんじゃあバンダイもお怒りだよな。
あの負債はスポンサー、ファン、現場とすべてを敵に回したからな。すべて自業自得だ
あけましておめでとう浮上
保守
ことよろだ、保守
あけおめ〜
あけおめ〜、そしてことよろ〜
つうか、他の職人さんは何処へ…?
第七十四話『無用な存在になるのですから。』(前編)
「むっ、無条件降伏だと!?」
議会の決定を聞いたカガリは思わず大きな声を出した。
新連邦軍によって占領されたノーザンベルの解体、さらに同盟を結んでいたガスタールの新連邦への参加。
孤立無援の小国の出した答えはカガリの想像していたものとは正反対のものであった。
夕食を終え、食後の穏やかなひと時を過ごす彼らに届けられたその決定にその場にいたサラとトニヤも
驚きの表情を浮かべる。ただ1人、テクスだけがいつもと変わらぬ様子でコーヒーカップを口にはこんでいる。
「なぜだ!? なぜ戦おうとしない!!?」
「そういきり立つな。」
憤慨する彼女を刺激しないようにサラとトニヤは口を閉じていたが、テクスは落ち着いた様子で口を開いた。
「苛立たずにいられるか!! あいつらはこの国を亡くすつもりか!? そんなに簡単になくなっても良いものなのか!? この国は!!?」
自身の国をなくした経験を持つ彼女にとって、今回の決定は納得できるものでは無かった。
彼女は自分の国が好きだった。国が好きで、そんな国で平和に暮らすみなが好きで、そしてその中で自信の理念を持った父が好きだった。
しかし、国は一度戦火に焼かれ、彼女の目の前で大好きだった父親は死んだ。国を焼かせるような行為は、
国を侵略するような行為を許すわけには行かない。『他国を侵略せず”、” 他国の侵略を許さず”、”他国の戦争に介入しない』
その理念を守ってこそ、平和が保たれる。”無条件降伏”と言う答えはすなわち”他国の侵入を許す”ことであり、
彼女からすればもってのほかの回答であった。
「そうは言うが、この国の上層部が決めたことに、我々部外者が口を出すわけには行くまい。」
「しかし!! 」
「我々にはこの国のことに意見する権限は無い、諦めろ。」
「…クソォォォ!!」
不満を抑えきれず思わず叫び声を上げると、そのまま地団太を踏むように音を出しながらカガリはその場を後にした。
「あの子、なんであんなに怒るのかしら?」
「さぁ…?」
「あまり詮索をしない方が良い。あいつにもいろいろあるんだろう。」
テクスは彼女の去っていった方向に目を向けたまま、諦めた様子で再びコーヒーを口に運んだ。
「…いろいろねぇ。シンの思考回路はだいぶわかるようになってきたけど、あの子は時々わからんないのよねぇ…。」
「時々?」
「そう。」
トニヤがこめかみに手をあてながらサラの質問に答える。
フリーデンで雑務をこなしている時の彼女はとてもまじめで、みなのお手本になるような仕事振りをしている。
しかし、彼女は時々”過剰な”反応を見せる事があった。
「気分屋って言うかなんていうか…。」
「気分屋って言うのは少し違うと思うけど…?」
「いろいろと、思うところがあるのさ。人間誰しも、以前に多様な状況を体験すればその時の気持ちがよみがえるものだ。」
第七十四話『無用な存在になるのですから。』(中編)
「ウイリス!! 」
自室の机に顔を伏せていたウイリスは突然の乱入者に体を緊張させた。
彼の部下である将軍や大臣達はみなきちんと入室する前に扉を2,3度叩くが、今回の客人は問答無用で大きな音を立てながら扉を開けた。
「や、やぁカガリさん…。」
「最初の会談のとき以来だな! 見損なったぞ!! 」
「な、何のことだい?」
ものすごい剣幕で迫ってくる彼女にウイリスは引きつった笑みを浮かべる。
その顔を見た途端、カガリはさらに表情を険しくした。
「お前の決断が、この国を地図上から亡くすことになる。」
「は?」
「お前の決断が、この国の未来を左右する! 」
「ちょ、ちょっと…!」
カガリはほかのものには目もくれずウイリスに詰め寄ると、両手で襟首を締め上げた。
女性の腕力では彼を窒息させることとはできないが、ウイリスは彼女の怒りを間近で感じて目をきつく閉じた。
「お前がこの国を亡き物にしたんだ!! 」
「ウイリス様自身が、今回の判断をされたわけではありませんよ。」
「…何?」
パタン、とドアの閉まる音と彼の声が部屋の中にこだまする。ウイリスの部屋を訪れる人間は限られている。
彼の身の回りの世話をする者か、彼の仕事を補佐する者の二つに一つ。
ドアの前にはウイリスの一番間近で仕事をし、彼を補佐してきた長身の側近が立っていた。
「ル、ルクス…。」
「カガリさん、ウイリス様への無礼はたとえ客人であっても許すわけには参りませんので、そろそろその手を離していただけないでしょうか?」
カガリは顔に怒りを浮かべたままウイリスの襟首から手を離すと、
ゆっくりとルクスの方へと歩いていく。その歩調はとても静かなものであったが、今にも飛び掛らんとする空気を彼女は発していた。
「お前が、今回の判断をしたのか?」
「ええ、ウイリス様が判断に困られていたので。」
「判断に困ったからと言って、あいつの権限を勝手に奪って言いと思っているのか!?」
「いいえ。私は先代の国王より、ウイリス様にもしもの事があれば変わって職務を全うするようにおおせつかっておりますので、今回の判断をいたしました。」
カガリはルクスの真正面に立ち、仇を見るような目で彼を睨みつけるが、ルクスはそれを何事も無いように平然と受け流す。
その姿が、カガリの怒りに油を注いだ。
「”もしもの時”と言うのは、あいつに判断できないような事が出た時じゃなくて、ウイリス自身が
判断できる状態ではなくなったときだろう!? あいつはぜんぜん健康体じゃないか! なんでお前が判断するんだよ!! 」
「議会は降伏で意見は一致しておりました。リー将軍のみが徹底抗戦の構えを見せていましたが、戦争をしたところで四面楚歌のわがエスタルドの敗北は必至。」
「そんなもの戦ってみなければ」
「そうやって、あなたのお父上は一度国を滅ぼしかけたのでしょう?」
ルクスの言葉にカガリは言葉を詰まらせた。ウイリスは驚きの表情を浮かべ、そのことを口にしたルクスは目を伏せた。
「…失礼、以後のお話は私の部屋でゆっくりと。ウイリス様、お騒がせして申し訳ありませんでした。」
「ま、待ってルクス!」
彼女と共に部屋を後にしようとするルクスの背にウイリスは声をかける。ルクスは振り返りウイリスの言葉を待った。
「国を滅ぼしかけたって…、じゃあカガリさんはどこかの政府上層部の関係者なのかい?」
「…議会は既に降伏と決定いたしました。今更他国の協力など無意味です。」
ルクスはウイリスに次の言葉がつなげないようそう言いきり、カガリと共に部屋を後にした。
第七十四話『無用な存在になるのですから。』(後編)
ウイリスの部屋を後にしたカガリとルクスは無言でルクスの部屋へと向かった。お互いに顔をあわせることも無く、
また話しかけることもない。静かで緊迫した空気の中、2人は一つの部屋の中に入った。
「お前にとって、あいつは一体なんなんだ!?」
ドアが閉められたことを確認するや否や、カガリはルクスに怒りのこもった言葉をぶつけた。
ルクスもその質問を予想していたようで、一拍の間をおいて言葉を返す。
「ウイリス様は、私にとって、絶対にお守りしなければならない存在です。」
「ならば、なぜお前はそうやってウイリスのことを蔑ろにする!? あれが、主席に対する側近の態度か!!?」
ウイリスが判断すべき国の一大問題を側近である彼が判断し、先ほどのウイリスへの返答も無礼極まりないものであった。
カガリの父であるウズミの側近の仕事振りを間近で見たことのある彼女にとって、あまりにもハチャメチャな対応であるとしか言い様が無いのである。
「側近とは、将軍や王の言葉に対して何でもYESとしか答えないようでは勤まりません。」
「そうじゃない! お前が何でもかんでも判断してしまったら、結局あいつはお飾りじゃないか! この国はお前の傀儡国家か!?」
ルクスを指差し、彼女は激しく声を荒げた。先代の国王が無くなってから若すぎるウイリスが政治的なバッシングを
浴びたことは間違いないだろう。それを隠れ蓑に、彼が良い思いをしていたというのであれば、側近としては最低の部類に入るであろう。
「…カガリさん、私はあなたが思っているような腹の黒い人間ではありません。」
「あれを見て、それを信じろと!?」
「信じる信じないはあなたの勝手です。ですが!」
それまで静かな口調で彼女に言葉を解していた彼が初めて語調を強める。彼にとっても、
これだけは譲れないものであった。
「ウイリス様はこれから先、このエスタルドとわが民族に必要な人であることは間違いありません。
ウイリス様にもしもの事があるというならば、私は自らの命をとして守る所存であります!!」
ルクスの言葉に、カガリは後に下がった。彼の声に圧されたわけではない。
彼の言葉と、そのうちに秘めた並々ならぬ決意に圧されたのである。
「確かに、今は無き先代の国家主席の遺言もあります。しかし、国民のために
涙を流すことのできるあの方だからこそ、私はここまで尽くしているのです。」
「あ、あれで尽くしてきたとでも言うのか!?」
「真意を理解していただくつもりはございません。なぜなら。」
彼は一度そこで言葉を切り、その先の言葉に力を込めた。
「ウイリス様が1人立ちされるとき、私はもう、無用な存在になるのですから。」
あけおめ&乙〜
カガリは相変わらずアホの子で安心したw
GX氏新年一発目の更新乙
乙〜。
いや、成長フラグは大事です。
これでカガリがアホの子なりに進化してくれることに期待……
ラクシズが襲撃してきそうな気がするのは気の所為デスヨネ?
乙〜。よくよく考えれば、
オーブ・・・アスハ家の独裁王制国家
エスタルド・・・議会制の民主主義国家、ウィリスは現時点では象徴役のいわば天皇。
ってな感じで政治形態自体が違うんじゃないかと。
負債は何を考えてカガリと言うキャラを作ったんだ?
王族にしては、あまりにも無能すぎるだろ(苦笑)
王族だからって必ずしも有能とは限るまい。
父親が視野の狭い理想で国を焼いた愚か者だと指摘する人間ではなく
その行動を称賛するテロリストしか周囲にいなかったことが問題なわけで。
ウズミに関してもよくわからんキャラなんだよね
ヘリオポリス襲撃に関しては知っていてしかも軍を周辺宙域に配置してたおきながら
阻止も救助活動もさせずにアストレイの目撃者消そうとしたんじゃなかったかな
覚え間違いだったらすまんけど
87 :
通常の名無しさんの3倍:2008/01/05(土) 16:03:46 ID:cKz2zI7z
今日は刹那がガンダムになる日なのであげておきます
GX氏GJ、しかし保守氏や他の方々の投下がないのは寂しいですね
>>86 戦争には中立の立場を貫くつもりでいるけど、
ちょっとくらいは被害受けとかないと戦後に連合がうるさそうだなぁ。
うち、NJの被害も他に比べて少なかったし…
え、ヘリオポリス襲われんの?
……これ、使えるんじゃね?
こんな感じだったのかね?
そんな人なら国土焼かれてまで強硬に中立主張するまいて。
つうか、カガリって元々キラより年一つ下だったのを負債らが勝手に
設定変えたんじゃなかったけか?
ぶっちゃけ、種のときはラクスよか序盤はヒロインぽかった気が…
まぁそんときゃ黒フレイ嬢がそばにいたわけだが
ヒロインぽかったのは正直1話だけ。
砂漠以降はオレ様ゲリラ→聞き分けのないゲスト
>>89 オーブ『本土』が焼かれなければ別にかまわんとか思ってたんじゃね?
旧日本軍が沖縄を見捨てたみたいに。
>92
ブサヨ乙
カゴリの育ての親だぞ、天然じゃね
崇高な理念とやらが汚されることに比べたら国や人なんかどうでもいいんじゃね
というかウズミの自爆の巻き添え喰らった奴らってどうしたんだろ。
あれだけの爆発で、さらにはまだ周辺にはアスカ家みたいに逃げ遅れた
オーブ市民の一人や二人はいそうなんだが。
死んでるんじゃないか、逃げ遅れた連中は。
シンのラッキーはスケベにだけ費やされてたわけじゃないってことか。
しかしどーにか負債から種関係の権利引き剥がして完全再構築とかできんのかと思う
別に負債が持ってるわけじゃない、プラモが種死で売れなかったからバンダイの
やる気がなくなっただけだ
>>100 負債が権利を放棄して20〜30年くらいすればあるんじゃね?
>>100 新約Zの二の舞になるのがオチだろ。
つか負債が出しゃばらないはずがない。
保守
保守
hosyu
107 :
通常の名無しさんの3倍:2008/01/12(土) 12:22:57 ID:B4h3a5kG
天国なんてあるのかな
108 :
通常の名無しさんの3倍:2008/01/12(土) 14:49:48 ID:cFegXxAG
私の愛馬は凶暴です
投下ないなー保守
>>109 投下は待つのではない! 自分で作るもんだ!!
とか言いながら自分も待ち…
『おさらばでございます』だからカガリが出撃前に将軍をつかまえてどうこうとか
話かなぁ…
wktkwktk
スレはいつもここにある
保守はでているか
種をリメイクする必要なくね?
むしろXこそリメイクすべき。
116 :
通常の名無しさんの3倍:2008/01/19(土) 20:48:20 ID:VcKa0Wn7
駆け足になった後半を作り直すのか?
だとしたら、大いに興味がある
117 :
通常の名無しさんの3倍:2008/01/20(日) 00:11:21 ID:LzViU1Ot
119 :
通常の名無しさんの3倍:2008/01/20(日) 01:49:07 ID:LzViU1Ot
>>118 いやIDとP入力しても見れないしどうやって見るのかなってこと
もしかしたら新しいWikiに移してないだけで28話以降もあるのかなって思ったんだ
完結はしてない。
ログ見れるなら前スレまでで33話あるよ。
それ以降のタイトルもあるのは……
前もいたねぇ、wikiにタイトルだけ登録しとく人。
どういう意図かは知らないが、あまり見栄えのいいもんじゃないな。
121 :
通常の名無しさんの3倍:2008/01/21(月) 01:12:45 ID:FYlTXxXF
ガロード達の時代では、ニュータイプ論が終わり、人を思う気持ちが未来を
作るという結末で終了したんだっけ
そういえばDOMEってアムロの事なのか?
ちがうよ
アムロの中の人が演じる案もあったというだけ
α外伝ではアムロだったんだっけ?
暇なときとか言いながら、今が暇だったようだ……
それと、手抜きじゃないっぽい
126 :
通常の名無しさんの3倍:2008/01/22(火) 00:48:31 ID:lwQPZwj9
>124
ありがとう
でもwikiで28話以降うpされたみたいだ
127 :
通常の名無しさんの3倍:2008/01/22(火) 01:19:26 ID:4YjzUKB4
種のテロ主人公達もニュータイプよりも強くなれるガロードにやられちゃうわけだな。
>>126 いや、124=125=登録者=このスレにはたまに来る人だから。
2ch上だからって、普通は煽り以外で他人の事を暇人とかは言わないぞ。
礼など要らぬ、それよりも去年11月12日からずっと「変なの」に気付かなかったことの方が重要だな。
念のために確認するけど、34〜38(33が前スレに投下される前は33〜37だったようだ)はスレ投下されてないよな?
されてないよ。
>前もいたねぇ、wikiにタイトルだけ登録しとく人。
自己顕示欲表れなのかかなんなのか、書いてもいないのにこういうことをして途中で放置。
これ以上言うことないな。
スレに投下しなくても、wikiの方で作品を更新してくれれば
それはそれで評価できる姿勢だと思えるんだけどねぇ…
まとめであって避難所じゃないからな。
直接投下するのもどうかと思うが。
>>131 規制時の最終手段としては良いんじゃね?
ただ、避難所投下や代理を使うことがまずその前の段階にあると思うけど。
なんか統合スレのほうでおかしなテストしてる人間がいるわけだが。
Exceed氏か。
もう続きは書かないのかな。
Exceed氏ではないが少し近況
次回投下分が8割ぐらいできた頃、あることに気づいた。
”あれ? これ将軍とその同僚以外誰もでてなくね?
これじゃ完全オリジナルと変わらんぞ…!?”
大幅な修正中です…もう少し待って…
別に完全オリジナルな回があっても構わ(ry
ハッハッハ、オリジナル展開でゴーしといて何をいまさらw
最後にシンとガロードが笑っているラストがあれば構わんさw
エスタルド編って確か最後…
ゴメン、失言だった
いや、この場合はD.O.M.E後ってことだと思う
つまり、シンは砂糖吐き要員になるってことですね?わかります!
誰とくっつくんだろ?
ルナ? サクラ? それとも第三の存在か?
想像するのは楽しいけど、先の展開を語るのは野暮だよな。
流れを変えて、アストレイキャラがAWに来たらどうなるだろう。
ジェス一行や火星の方々だったら面白いと思うのだが……
いやいや、シンが砂糖吐かせる立場ではなく…
旧板のスレの話になるけど、ガロティファスレと言う砂糖吐きスレがあって(ry
むしろあのスレ的に言うなら砂糖吐きでなく砂糖漬け
保守
146 :
通常の名無しさんの3倍:2008/01/28(月) 07:50:53 ID:nKuH8rol
>>142 マーシャン達は1年以内に火星に戻らなければ機体と母艦が自爆してしまいますが?
ジェスは割と重宝されるかもしれん。環境が環境だから通信網ずったずたになってるだろうから、情報を伝播させるジャーナリストは貴重だろう。
ロウや劾は職業柄、あっさり馴染むだろな。
>情報を伝播させるジャーナリスト
すでに情報屋がいるぞ。それに機材(アウトフレーム)付きだとバルチャーに狙われ
なしだと裸一貫でやらないといかんからかなり辛そう。
ジェスはカイトとセットでならアウトフレーム付きでも多分大丈夫じゃないかな。
ジェス、カイト、8、セトナ
アウトフレームD(バックホーム装備)、テスタメント
だったら何とかなると思う。
無論、良識的なバルチャー(フリーデン等)の庇護下に入るに越した事はない。
ほしゅ
保守
保守
保守☆あげ
保守
156 :
通常の名無しさんの3倍:2008/02/08(金) 22:23:17 ID:rTd4IkUu
また聞きにきました
ダブルエックス in C.E.73が読めるとこ知りませんか?どこ探してもないんですよね・・・
ググレカス
久しぶりにこのスレに辿り着いた。
コーヒーで探してたらそりゃ見つからないわ・・・
オリジナル・エスタルド編共にいいですね、
レイとシンの会話なんかは普通に見ごたえがありました。
>>82 ラクシズは宇宙できっと待っている・・・!
そして『現実』に調教されたキラとの痴話喧嘩と、
二人の仲裁&キラとの相手を強制されるランスロー・・・とか
ランスローさん御疲れさまです。
避難age
大幅修正終わりました… つか、ほとんど全部書き直してますが
第七十五話『守りたいものもあるのだ!』(前編)
夜空の天頂に上限の月が昇る頃、シンは1人ディスティニーのコックピットの中に座っていた。
整備のためにシステムを起動するわけでもなく、汚れた計器やモニターを拭くわけでもない。
ただ静かに目を閉じ、腕を組んだ状態でそこに座っている。
「………。」
まぶたの裏にはほんのわずかな間一緒に過ごした少女の姿があった。
先日彼が助けた少女、サクラ・アルムタートはエスタルドの町に消えた。
今は”ありがとう”も”さよなら”も言わない
彼女の心境はとても複雑だったのだろうと改めて思う。”私を守ってくれてありがとう”と
”なんで父を守ってくれなかった”と言う相反する気持ちがあの時の言葉を言わせたに違いない。
「俺は守る…、守れるだけのものを…!」
まぶたをゆっくりと開けながらシンは呟く。彼女の言葉には”今は”とあった。それは、
いつか”ありがとう”、もしくは”さよなら”のどちらかをキチンの告げるつもりだという宣言であろう。
シンは彼女の父を救えなかった分、その日のために多くの人の命を救う決意しつつコックピットを出た。
「こんな時間まで、MSの整備か?」
「! 将軍…。」
コックピットからワイヤーを使って降りた所にリー将軍が立っていた。いつもの紅い軍服に型崩れの無い帽子。
しかし、その時の将軍はどこか疲れた表情を浮かべていた。
「この前の戦闘に出なかったというのに、今度は単身敵地に乗り込む気か?」
「まさか。今の情勢でそんなことをすれば、敵に攻撃の口実を与えることになるだけです。」
「…そうじゃ、しかしだ。」
そういって将軍は正面に立つディスティニーの顔を見上げた。
ディスティニーの顔面のデザインはダブルエックスやレオパルド、先日改修の終わったエアマスター・バーストとは
明らかに違う形をしている。カメラアイの下の部分に赤いクマのような塗装が施されているという点では
ダブルエックスと同じだが、ディスティニーはその部分が一部涙を流すようにたれている。
「このガンダムの顔はお前がデザインしたのか?」
「? い、いえ。こいつは俺が乗ったときからこんな顔をしていました。」
「泣いている様じゃ…。」
「え?」
「こいつは、悔しくて血の涙を流しながら泣いている様じゃ……。」
そういうと、将軍は肩を落とし、大きくため息を漏らした。
ウイリスの最終決定により、エスタルド政府は新連邦に対して
降伏する事が決定している。しかし、ルクスによって決められたといっても
過言ではないこの決定に将軍は納得していなかった。この国の防人としての役目を
持つ軍の長として、この決定を認める事ができないのである。
「わかっておる。戦いになればより多くの兵士が死ぬ。国のあちこちに被害が及び、
なおかつ負けるじゃろう。戦うだけ無駄なのことというは重々承知しているつもりじゃ。」
わかってはいるのだが。言葉を濁しながら将軍は首を横に何度もふる。
「将軍は何も守りたいんですか?」
「? 何を守りたいだと?」
第七十五話『守りたいものもあるのだ!』(中編)
「俺は先日、ある親子と出会いました。彼らは争いとは無縁の場所で静かに生活を
していましたけど、俺と出会ったおかげで争いに巻き込まれて親父さんは
死んでしまいした。」
シンはそう言いながらディスティニーを見上げた。
戦いの世界に身を投じたきっかけは力がないのが悔しかったからだった。そのために
ザフトに入り、MSと言う力を手にした。しかし、自分が本当に守りたいと思うものは
一体いくつ守る事ができただろうか。
「戦うことを否定するつもりは有りません。戦ったから守れたものも確かにあります。
けど、戦ったから失ったものだってあるんです。戦ったから失わなくていいものまで失ってるんですよ!」
「………。」
将軍は自らの思いをぶつける少年をじっと見下ろした。
戦ったから失ったもの、戦わなかったから失ったもの。所詮は子供の戯言でしかない。
しかし、シンの”戦ったから失わなくていいものまで失った”と言う言葉は今まで出会った人の口からは
一度も聴かれなかった言葉だった。
「…君は先ほど、わしが何を守りたいかを聞いたな?」
「はい。」
「わしが守りたいものは、この国そのものじゃ。」
「今から将軍がどれだけがんばった所で、この国がなくなることに変わりはありませんよ!」
「わかっておる。軍人の仕事は、国民の命を守り、財産を守り、国土を守ることだ。先ほどもいったが、
それを守るためならば、この状況下では全面降伏をしたほうが明らかに利口じゃろう。」
「だったら!」
「しかしだ。わしがわしである以上、それと同等、もしくはそれ以上に守りたいものもあるのだ!」
「そ、それ以上に守りたいもの?」
「この国を築くために散っていった命、この国を守るために散っていった命が、今のわし命をつないでいる。」
戦後の荒廃期には人々の心はすさみ、他者を傷つけ、物を奪い、”悪”を”悪”と思わない
世界が存在していた。そんな世界の中で、多くの同胞達が傷つき命を落としていったのだ。
「地球の気候が安定期に入っても、そんなすさんだ世界がなくなったわけではない。先代の国王と共に、
私は必死になってこのエスタルドの再建に励んだ。」
その中で、上層部の人間として戦う事が将軍にとって、とても苦痛なことだった。
将軍にも前線で名もない戦士として戦った時期があった。前線がどれほど苦しい状況であるかも骨の髄まで滲みている。
「散っていった同胞達に対して、わし一人が生き残ってのうのうと生活を送ることなど許されんのだ。」
「…死にに行くつもりですか?」
「さっきも言ったはずだ。そんな事をしても何の得にもならんとな。」
ウソだ
シンは将軍の表情からそれをすぐに感じた。『○○と顔に書いてある』とは、
まさに今の将軍のような表情をした者のことを言うのだろう。
「さ、子供は寝る時間だ。すぐに部屋にもどれ。」
将軍は足早に格納庫を後にする。ただ1人残されたシンはその後姿を静かに見守った。
第七十五話『守りたいものもあるのだ!』(後編)
「将軍が動いたのか!?」
ウイリスの耳にそのニュースが入ったのは翌日の朝のことであった。将軍は九人の部下を
引き連れてMSで無断出撃、目標は国境に配置されている新連邦軍である。
さらに、将軍は新連邦軍に対して今回の出撃は将軍自らが決断し、軍の独断で行われたことで
政府は一切関与していないことを示す文章を送っていたのである。
「将軍…!!」
それを知ったウイリスは苦渋の表情を浮かべたのだった。
「将軍が出撃! ?」
「ああ。しかも将軍は、博物館に飾っておくような年代物のMSを持ち出したらしい!」
格納庫へ向かう廊下でアスランはガロードからこのニュースを聞いた。朝から政府関係者があわただしく動き回っていたので
何かあったなとは思っていたが、事態の大きさに少し唖然とした。
「この国がなくなるからって、10人も死ぬなんて間違ってる! 人手が足りてないんだ、手をかしてくれ!!」
「わかった、何が何でも将軍を連れ戻す!!」
廊下から格納庫へ出た瞬間、轟音と共に突風が吹きぬける。その先には発進し、飛翔したディスティニーの姿があった。
「シ、シンのやつ、いつの間に!?」
「んなこといってる場合か! 急げ!!」
後からウイッツが2人をよけてエアマスター・バーストの元へと走っていく。アスランもガロードも大急ぎで自機の発進準備に取り掛かった。
「…俺は9時間待った。悪いけど、これ以上あんたの勝手を許すわけにはいかない。」
朝焼けに染まる空を飛ぶディスティニーの中でシンはポツリと呟いた。
昨晩の将軍と話をした後、シンはディスティニーのコックピットの中で待機していた。将軍が自分の意地のために出撃することは既にわかっていたし、
朝になって将軍達の出撃する姿をモニター越しに見ていると、将軍は”止めるなよ”といわんばかりにディスティニーに手をふった。
だから出撃することは止めようとはしなかった。
だが、勝ち目の無い戦いをしに行って、自らの命を軽く捨てようとするその姿に、今のシンは耐える事ができるはずが無かった。
「あんたが納得できたからって、全ての問題が解決するわけじゃないんだぞ!!」
軍部の独断となれば、それを管理する政府に対しても追求のメスが入ることになるだろう。
それを処理するのはグラントであり、ルクスであり、ウイリスのなのだ。
そして、一番許せなかったのは、将軍が自らの命を一番軽く見ていることであった。
「あんたの独断でこの国の人たちは迷惑するし、あんたが死ぬことで泣く人もいる。…俺は、何が何でもあんたを連れて帰る!!」
将軍の行動は”漢の意地”といえば聞こえがいいが、シンにとってはただの”自殺”でしかない。だがシンは、
その行為を心の中で完全否定できないでいたのだった。
GJがもっと読みたかった
GX氏更新乙
悔しくて泣いているってのはイイなあ
最近のロボットアニメは熱血が足りない
GJ!!待っていました!!
GJだぜ!
GJ!将軍はシンになにを語るのか。
保守
次の投下を期待しつつ、保守。
保守
なんか保守ばっかで寂しいな…
作品中で気になる点に1つ
アスランとカガリってまたくっつくのやら…
両方が開眼するか、または両方ともしなければくっつくかもしれん。
片方だけ開眼すると今後のラクシズの在り方を巡って一騒動起きて決別しそうだ。
保守
hosyu
浮上
保守
ほしゅ
ほしゅ
(*・ω・*)
保守
ほしゅ
あまりにも盛り上り方が足りないので、仕方なく予定変更
こいつはダリア作戦完了後に復活する予定だったのになぁ…
第七十六話『今の僕に、不殺はない!』(前編)
朝食を終えたユリナはソファーに腰掛けてTVで流れるワイドショーを見ていた。その日のトップニュースは
軍の最高責任者であるリー将軍が新連邦軍に対して攻撃を行うために出撃をしたというものだ。
キャスターやゲストは口々に自分達の意見をぶつけている。
『将軍の行動は無責任だ。こんなことをしたら新連邦が総攻撃を仕掛けてくるかもしれない』
『将軍が出撃したことで、エスタルド政府の人間が”軟弱者”でないことが示された』
『MS1機一体いくらすると思っているんだろうね。今回の出撃は国民の血税の無駄遣いだ』
カメラを通して彼らの様子を眺めていたユリナはハァッとため息をついた。
腰まで届く長い黒髪に同じ黒い瞳、雪のように白く、しかし桃のように穏やかな色のその顔は、
うんざりして吐き出したため息であっても色気を感じさせる。
「どうしたの? せっかくのきれいな顔がだ・い・な・し!」
「…ロアビィ、あなたこのニュース見てどう思う?」
「ん? ああ、あれね…。」
洗物を片付けたロアビィは身につけていたエプロンをはずしながらテレビに目を向けた。
ロアビィは今、エスタルド政府に世話になっているフリーデンを抜け出し、
酒場で知り合ったユリアの家に居候させてもらっている。政府官邸の方が待遇は良いのだが、
彼はあそこにある独特の空気が好きになれなかった。
「まぁ、死にたきゃ勝手にやってくれって感じかな? ただ、他人を巻き込まないでほしいってとこ。」
「…そう。」
「だってそうでしょ? 今の世の中生きてる人間の方が少ないんだぜ? まだ生きていたいやつらの自由が、
たかだか数人の死にたがりに邪魔されちゃかなわないでしょ。」
おどけた調子で話すロアビィに笑みを返しながらユリナだったが、彼女は内心彼に罪悪感を抱いていた。
「エスタルドのMSが10機、国境に向かって進んでいるよ、兄さん。」
「軍の動きを制御できないとは、国としては致命的だな。」
シャギアとオルバは、上空を飛行するMS輸送機から双眼鏡を使って彼方を歩くリー将軍たちの乗る
MS”エスタルドス”と”パイロン”を眺めていた。エスタルドスはパイロンの前身に当たる機体で、
形はパイロンとあまり変わらない。しかし、パイロンよりも旧式とあって、機体はパイロンに比べて
大型でありながらパワー・スピード共にパイロンよりも幾分劣る。その白い機体を操縦しているのは
今回の事件を引き起こしたリー将軍であった。
「で、どうするんだい?」
「我々の目的はあくまでダブルエックスだ。あんな小物は国境まで歩いて行かせてかまわん。」
「じゃあ、あれはどうする?」
夕焼けの紅に染まる西の空に目を向けると、宵の明星と呼ばれる金星よりも明るく光る点が見えた。
徐々に大きくなるその姿にシャギアは獲物を見つけた蜘蛛のような笑みを浮かべる。
「あれは赤翼か?」
「どうやら、あいつらを止めに着たみたいだね。」
「はたまた、戦線に加わる気か…?」
光源は深紅の翼を広げたディスティニーであった。それを確認すると、シャギアは
備え付けられていた通信機の電源を入れ、向こう側の相手に呼びかけた。
第七十六話『今の僕に、不殺はない!』(中編)
「…曹長、聞こえるか?」
『はい、聞こえます。』
「任務を与える。接近してくるMSが1機あるが、気づいているな?」
『はい。十時の方向、距離にして約3キロの地点です。』
「撃ち落せ。」
『了解、もし失敗した場合は?』
「新型のドートレスの試作機だ。今後の開発に役立つようなデータを採取して負けたふりをしろ。」
『了解。』
抑揚の無い声で応答した男は装置の電源を落とした。音のしなくなった通信機の電源を切る兄を見ながら、
オルバは兄の出した指示に黒い笑みを浮かべた。
「彼にできるかな?」
「撃ち落すことに躊躇は無いと聞いている。それに、やつはドートレスに中々面白い装備を
考案したらしいからな。相手があれならば、ちょうど良いだろう。」
「チェンジング・アーマー・システム。通称”C・A・S”だっけ?」
「今日は砲戦仕様の試作型ランチャー数種と空戦仕様のバックパック、それと実剣型のナイフを二本持ってきてあるという話だ。」
「それであいつとどうやりあうか、楽しみだね。」
「我々にも任務があるからな。見られないのが残念だ。」
「フライヤーパック異常なし、ドートレスのものを流用可。ランチャー、試作タイプAからタイプDはそれぞれ指定の位置に配置完了。
データ採取後、順次交換…。」
試作型ドートレス、通称”ドートレス・ネオ”のコックピットの中で男は静かにシャギアから与えられた任務を
遂行するための準備を進めた。
空戦仕様のバリエントとはまた違うタイプの新型である”ドートレス・ネオ”、この機体は新たな新連邦の主力となるべくして
開発された機体である。
機体の持つ動力システムは空中での高速戦闘に長けたバリエントに採用された高出力の物をそのまま流用し、
さらに両腕には接近戦にも射撃戦にも役立つ特別仕様のビームカッターの装備が決定している。緑色の四肢はドートレスと
ほとんど同じだが、黒く塗装された頭部にはどこかヴァサーゴを思わせるデザインであった。
今回、この曹長に与えられた任務の一つは、ビームカッター以外のオプション装備の実験であった。用途別に準備された
タイプAからタイプDまで存在するビームランチャーは、それぞれ射程距離に違いがある。敵の接近に合わせて交換して実験を行うのである。
「全システム正常に稼動中。目標、ロックオン…!」
今装備しているビームランチャー・タイプAは長距離射撃用の装備であり、A~Dの中でもっとも射程距離が長い。
しかしその分銃身も長く、本体と合わせるとその大きさは実に機体の肩ほどの大きさになる。片膝をつき狙いを定めるその姿はまさに
狙撃兵そのものであった。
曹長は一度目を閉じ、大きく息を吐く。今一度手順を頭の中で確認し、全てに漏れが無いことを確認すると、目をあけて目標を見据えた。
「相対速度あわせ問題なし。…敵は倒せる時に必ず倒す。今の僕に、不殺はない!」
意を決し、曹長、キラ・ヤマトはトリガーを引いた。
第七十六話『今の僕に、不殺はない!』(後編)
「…見えた!」
基地を飛び立って11時間、既に日は傾き、夜の闇が空を覆い始めた頃、シンはようやくリー将軍たちを見つけた。
”国境”と一口にいっても、広大なこの国では”最も近い国境”と”最も遠い国境”で移動時間も距離も変わってくる。
シンは最初にもっとも近い国境へと向かった。しかしその道のりの中に将軍達の姿はなく、ただただうっそうとした森が続くだけであった。
それからすぐに進路を変更したものの、中々見つける事ができず、今に至っている。
「手間をかけさせてくれるぜ…。でも、あんたは俺が止めるんだ!」
意気込んで機体の速度を上げようとした瞬間、警報音が響いた。
「攻撃!?」
条件反射で操縦桿を操り回避行動を行う。警報音を聞いてから回避行動を完了するまでの時間は約0.5秒、
今まで実戦で身につけた驚くべき反応と言って良い。
「森にスナイパーが潜んでいるのか!?」
そう言って森に目を向けると、次は連続して長距離射撃がディスティニーを見舞ったのだった。
「タイプA、チャージサイクルを最長から最短に変更。」
それまで約10秒かかっていたビーム一発分のエネルギーチャージの時間はわずか1秒程度になり、すさまじい勢いで
ランチャーはビームを吐き出す。だが、その一方で威力は低下するため、直撃したとしても当たり所が
よくなければダメージは望めない。
彼は静かにトリガーを引き続ける。ディスティニーが初弾を避ける事は容易に予測できた。むしろ全方向に回避可能な
空中で回避されない方がおかしい話である。
「目標との距離、2500、2400、2300…!」
攻撃を全て回避してこちらに接近するディスティニーに眉一つ動かさず、距離表示だけに目を向け続ける。
システムを改修し、ロックオンした相手を自動追尾、さらにそれに合わせて照準の微調整、最悪機体の方向を
自動で変えることもできるようにしてあるため、相手の大幅な進路変更に対してもある程度は対応できる。
フリーダムのように複数の機体を同時にロックオンすることはできないが、元々狙撃用のプログラムが無い
ドートレスからすれば、それだけでも大きな変化であった。
「目標、予定通りにこちらに接近中。第2段階移行予定距離まで後400、300…!」
ディスティニーは上に下に、右に左にと見事に攻撃を避けていく。パイロットの腕は確かのものであることは間違いない。
しかし、あんなパイロットに負担のかかる避け方は長くは続くはずが無い。キラはそう確信している中で、攻撃を続けた。
一方のシンはコックピットの中で目まぐるしく変化するGの中で、しっかりと前方を見つめながら
操縦桿を操り続けていた。
ビームが発射されている箇所をしっかり認識し、敵の攻撃が飛来する中でもそこに向かうことはやめていない。
機体を回転させたり横や上に移動したりすることはあっても、機体を後退させることは無かった。
「見えた!」
シンはしっかりと攻撃を続けていた敵MSを視認する。相手はドートレス系列の機体なのだろうが、細部が異なる。
「新型か! だからってぇっ!!」
ライフルを構え、ロックオンカーソルに敵を捉える。すると、目の前のドートレスは持っていたライフルを捨て、
後退を開始した。森の中に逃げ込まれ、シンはドートレスを見失う。
「くそっ!」
そう毒づいた瞬間、今度は別の方向からレオパルドのビームガトリング並みの激しいビームの雨がディスティニーを襲う。
「タイプB、高出力ビームガトリング。データ採取開始。」
両手でガトリング本体をしっかりと抱え、どっしりと腰を落として射撃体勢を作ったドートレス・ネオは
再びディスティニーへの攻撃を開始した。
GX氏更新乙
ドートレスネオ出るの早えww
CAS、惑星Ziの技術名をパクるとはキラめwwww
GJ!
キラが殺る気満々だーw
GJ!
壊れてギギギなキラを予想してたからちと噴いたw
ライガーゼロなドートレスだと!!!!
さすがパクリはヤマト家(含むカガリ)のお家芸だな!
GJです。
以前ガンダムX好きな奴はゾイドも好きだという話を聞いたことがあるが、改めてその通りだと思った今日この頃。
種死本編の積み重ねがあるせいで、普通のパイロットになったキラは戦力上ではなく、
物語上の障害になりずらいような気がしてきた。これはこれで面白いし、注目なんだけどもさ。
次回に期待。
「数人の死にたがりのせいで・・・」
コノ台詞、どこぞの親子に聞かせてやりたいな。(親は死んでるが)
スレチだが、いつかムラサメライガーのような力を持つガンダムが描かれないかな。
なんで逆シンも風景画もキラを一作目で殺さないの?
やたら長生きさせるんだよな。
そりゃマジンガーZでドクターヘルをいきなり殺すようなもんだ
倒すことと殺すことはイコールじゃないしな。
つか、種のときからあったぞCASは
あ、あれはストライカーパックか
ついでにフォースシルエットやブラストルシルエットだって
ガンダムでCASといったらGセイバーじゃないか?
スラゼロとほぼ同時期(若干早いか?)だったはず。
っ【F90】【G―UNIT】